藤田ニコル、川口春奈……批判続出のフット後藤、“共演NG”連発へ?

 新たな「共演NG」が誕生することとなるのか。藤田ニコルが1月2日放送の『新春しゃべくり007』(日本テレビ系)で、“しっくりこないMC”について尋ねられ、「後藤さん」とフットボールアワー・後藤輝基の名前を挙げた。

「後藤と共に『今夜くらべてみました』(同/以下、今夜~)でMCを務めている徳井義実が『後藤の番組に結構出ているじゃないか?』と質問すると、『“こんくら”の時も、いつもしっくりこないまま終わる』『むしろ、好きですよ。でもしっくりこない』と、彼の仕切りに不満があることを明かしました。今や数多くのゴールデン番組でMCを務め、お笑い界でも随一の評価を得ている後藤だが、“自分がうまいことを言おう”という意識が強く、ゲストの個性を引き出そうというところまで考えが及んでいない場面も見受けられる。『今夜~』にニコルが出演した回でも、ニコルがもっと言いたそうにしているところに割って入って、かみ合っていない感がありありでしたね」(テレビ誌ライター)

 そんな後藤を「苦手」と公言している女性タレントはほかにもいる。お笑い好きで知られる女優の川口春奈も、その一人。

「以前出演した『行列のできる法律相談所』(同)では、『後藤さんの声がダメで、私』と本人を前に一刀両断。不服そうな後藤に対し、『カンに障る』『うるさい』と追い打ちをかけていました。また、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)では、女装した狩野英孝、有吉弘行に見た目の評価で負けたアジアン・隅田美保に向かって『神様に生殖器、返品してこい!!』とツッコミを入れた後藤が、隅田を本気でブチ切れさせています」(芸能ライター)

 藤田や川口が後藤をいじっても大丈夫なくらいの仲であるならいいが、実際に後藤から嫌われて「共演NG」にされた人もいるという。バラエティ番組スタッフが耳打ちする。

「数年前に、あるバラエティ番組に元日本テレビアナの脊山麻理子をキャスティングしたところ、共演の後藤さんが難色を示したことで、彼女の出演がポシャりました。『今夜~』に脊山さんがゲスト出演した時の態度が気に入らなかったのが原因だったようです」

 このまま藤田や川口も、共演NG指定されてしまうのか? 禍根を残さなければいいが……。

カテゴリー: 未分類 | タグ:

藤田ニコル、川口春奈……批判続出のフット後藤、“共演NG”連発へ?

 新たな「共演NG」が誕生することとなるのか。藤田ニコルが1月2日放送の『新春しゃべくり007』(日本テレビ系)で、“しっくりこないMC”について尋ねられ、「後藤さん」とフットボールアワー・後藤輝基の名前を挙げた。

「後藤と共に『今夜くらべてみました』(同/以下、今夜~)でMCを務めている徳井義実が『後藤の番組に結構出ているじゃないか?』と質問すると、『“こんくら”の時も、いつもしっくりこないまま終わる』『むしろ、好きですよ。でもしっくりこない』と、彼の仕切りに不満があることを明かしました。今や数多くのゴールデン番組でMCを務め、お笑い界でも随一の評価を得ている後藤だが、“自分がうまいことを言おう”という意識が強く、ゲストの個性を引き出そうというところまで考えが及んでいない場面も見受けられる。『今夜~』にニコルが出演した回でも、ニコルがもっと言いたそうにしているところに割って入って、かみ合っていない感がありありでしたね」(テレビ誌ライター)

 そんな後藤を「苦手」と公言している女性タレントはほかにもいる。お笑い好きで知られる女優の川口春奈も、その一人。

「以前出演した『行列のできる法律相談所』(同)では、『後藤さんの声がダメで、私』と本人を前に一刀両断。不服そうな後藤に対し、『カンに障る』『うるさい』と追い打ちをかけていました。また、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)では、女装した狩野英孝、有吉弘行に見た目の評価で負けたアジアン・隅田美保に向かって『神様に生殖器、返品してこい!!』とツッコミを入れた後藤が、隅田を本気でブチ切れさせています」(芸能ライター)

 藤田や川口が後藤をいじっても大丈夫なくらいの仲であるならいいが、実際に後藤から嫌われて「共演NG」にされた人もいるという。バラエティ番組スタッフが耳打ちする。

「数年前に、あるバラエティ番組に元日本テレビアナの脊山麻理子をキャスティングしたところ、共演の後藤さんが難色を示したことで、彼女の出演がポシャりました。『今夜~』に脊山さんがゲスト出演した時の態度が気に入らなかったのが原因だったようです」

 このまま藤田や川口も、共演NG指定されてしまうのか? 禍根を残さなければいいが……。

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主演ドラマが爆死続きの沢村一樹 やっぱり『DOCTORS~最強の名医~』に頼るしかない!?

 沢村一樹が主演を務めるドラマ『DOCTORS~最強の名医~』(テレビ朝日系)の新春スペシャルが4日午後9時より放送され、12.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高視聴率をマーク。改めて、その根強い人気を示した。

 同ドラマは2011年10月期に第1シリーズが放送され、平均14.8%と高い視聴率を記録。その後の第2シリーズ(13年7月期)は18.3%、第3シリーズ(15年1月期)は14.4%と高い数字をキープしてきた。スペシャル版も、13年6月1日放送分が14.7%、15年1月4日放送分が12.5%を記録。これまで、連ドラ、スペシャルを通じて、1ケタ台に転落したことが一度もなく、同局にとっては「確実に数字が取れるドラマ」なのである。

 ただ、今回のスペシャル版放送にあたって課題もあった。それは、ドラマの舞台となっている堂上総合病院院長・堂上たまき役の野際陽子さんが昨年6月に亡くなり、大きな“穴”があいてしまった点だった。

 今スペシャルでは、堂上院長がブータンに診療所を開業し日本を離れたとの設定で、新院長には、たまきの甥・森山卓(高嶋政伸)が就任。腕は確かだが、性格に問題がある森山院長は、同病院のスゴ腕外科医・相良浩介(沢村)と、ことごとく対立しながらも、少女の生体肝移植手術を協力して成功させる……という展開だった。

 3年ぶりの放送、メインキャストの野際さんがいなくなったことで、不安視もされたが、比嘉愛未、正名僕蔵、浅利陽介、伊藤蘭、小野武彦といったおなじみのメンバーは健在。終わってみれば、変わらぬ人気を示し、ファンからは第4シリーズの放送を熱望する声も多数上がっているようだ。

『DOCTORS』では本領を発揮した沢村だが、ここ数年、主演ドラマが相次いでコケており、厳しい状況が続いている。昨年10月期の『ユニバーサル広告社~あなたの人生、売り込みます!』(テレビ東京系)は平均3.99%と、歴史的な大爆死。16年10月期『レンタル救世主』(日本テレビ系)も7.2%と大コケ。14年4月期『ブラック・プレジデント』(フジテレビ系)も7.5%に沈んでおり、『DOCTORS』を除けば、主演ドラマが3作連続でズタボロなのだ。

 当然業界内では、「沢村が主演では数字が取れない」との風潮になりつつあるのは避けられないところ。それを払拭するためには、やはり『DOCTORS』続編をやるのがいちばんといえそうだ。

「これだけ安定して高視聴率を挙げられるのですから、テレ朝としては続編をやりたいでしょう。3年のブランクがあったため、新春スペシャルで視聴者の反応を見たようですが、その人気は健在でした。こうなると、テレ朝も、がぜんヤル気になるのではないでしょうか。問題は、沢村がNHK大河ドラマ『西郷どん』に出演しており、スケジュール調整が難しい点。ただ、沢村の役どころは、島津家第28代当主・島津斉彬(渡辺謙)の家臣・赤山靱負役で、さほど重要なキャストではありません。従って、出演シーンも、そこまで多くはないと思われますので、調整は可能では?」(テレビ誌関係者)

 ただ、テレ朝の場合、シリーズモノの続編が多く、連ドラの枠に限りがあるのは確か。果たして、同局は『DOCTORS』第4シリーズ実現に向け、舵を切るのだろうか?
(文=田中七男)

主演ドラマが爆死続きの沢村一樹 やっぱり『DOCTORS~最強の名医~』に頼るしかない!?

 沢村一樹が主演を務めるドラマ『DOCTORS~最強の名医~』(テレビ朝日系)の新春スペシャルが4日午後9時より放送され、12.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高視聴率をマーク。改めて、その根強い人気を示した。

 同ドラマは2011年10月期に第1シリーズが放送され、平均14.8%と高い視聴率を記録。その後の第2シリーズ(13年7月期)は18.3%、第3シリーズ(15年1月期)は14.4%と高い数字をキープしてきた。スペシャル版も、13年6月1日放送分が14.7%、15年1月4日放送分が12.5%を記録。これまで、連ドラ、スペシャルを通じて、1ケタ台に転落したことが一度もなく、同局にとっては「確実に数字が取れるドラマ」なのである。

 ただ、今回のスペシャル版放送にあたって課題もあった。それは、ドラマの舞台となっている堂上総合病院院長・堂上たまき役の野際陽子さんが昨年6月に亡くなり、大きな“穴”があいてしまった点だった。

 今スペシャルでは、堂上院長がブータンに診療所を開業し日本を離れたとの設定で、新院長には、たまきの甥・森山卓(高嶋政伸)が就任。腕は確かだが、性格に問題がある森山院長は、同病院のスゴ腕外科医・相良浩介(沢村)と、ことごとく対立しながらも、少女の生体肝移植手術を協力して成功させる……という展開だった。

 3年ぶりの放送、メインキャストの野際さんがいなくなったことで、不安視もされたが、比嘉愛未、正名僕蔵、浅利陽介、伊藤蘭、小野武彦といったおなじみのメンバーは健在。終わってみれば、変わらぬ人気を示し、ファンからは第4シリーズの放送を熱望する声も多数上がっているようだ。

『DOCTORS』では本領を発揮した沢村だが、ここ数年、主演ドラマが相次いでコケており、厳しい状況が続いている。昨年10月期の『ユニバーサル広告社~あなたの人生、売り込みます!』(テレビ東京系)は平均3.99%と、歴史的な大爆死。16年10月期『レンタル救世主』(日本テレビ系)も7.2%と大コケ。14年4月期『ブラック・プレジデント』(フジテレビ系)も7.5%に沈んでおり、『DOCTORS』を除けば、主演ドラマが3作連続でズタボロなのだ。

 当然業界内では、「沢村が主演では数字が取れない」との風潮になりつつあるのは避けられないところ。それを払拭するためには、やはり『DOCTORS』続編をやるのがいちばんといえそうだ。

「これだけ安定して高視聴率を挙げられるのですから、テレ朝としては続編をやりたいでしょう。3年のブランクがあったため、新春スペシャルで視聴者の反応を見たようですが、その人気は健在でした。こうなると、テレ朝も、がぜんヤル気になるのではないでしょうか。問題は、沢村がNHK大河ドラマ『西郷どん』に出演しており、スケジュール調整が難しい点。ただ、沢村の役どころは、島津家第28代当主・島津斉彬(渡辺謙)の家臣・赤山靱負役で、さほど重要なキャストではありません。従って、出演シーンも、そこまで多くはないと思われますので、調整は可能では?」(テレビ誌関係者)

 ただ、テレ朝の場合、シリーズモノの続編が多く、連ドラの枠に限りがあるのは確か。果たして、同局は『DOCTORS』第4シリーズ実現に向け、舵を切るのだろうか?
(文=田中七男)

フジとジャニーズが“テレビの印象操作問題”に切り込むも……亀梨和也『FINAL CUT』7.2%のズッコケ発進

 KAT-TUN・亀梨和也主演連続ドラマ『FINAL CUT(ファイナルカット)』(関西テレビ制作、フジテレビ系)が9日にスタート。前クールの同枠で大コケした井上真央主演『明日の約束』の影響もあってか、初回平均視聴率は7.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と不安なスタートとなりました。

 亀梨が演じるのは、母親が女児殺害事件で犯人扱いされ、自殺に追い込まれた過去を持つ男。12年の時を経て、主人公は真犯人を探し出し、母を追い詰めた者たちへの復讐に燃えるとか……。

 はい、そうです。元SMAP・草なぎ剛主演で1年前にヒットした『嘘の戦争』とそっくりなんです。しかも、同じカンテレ制作の火曜ドラマ枠で、監督も同じ。おまけに主人公と敵対する役どころを藤木直人が演じる点も同じです。

 というわけで、同作は『銭の戦争』『嘘の戦争』に続く「草なぎ剛・復讐3部作」の3作目だったという説が浮上。草なぎが“新しい地図”を描いたがために、主演をジャニタレに取られたのではないかとウワサされています。

 そんな疑惑の同作ですが、日刊サイゾーでは最終回まで各話レビューをお届け。早速、初回のあらすじを振り返ります。

■裕木奈江が約23年ぶりの民放連ドラ

 中村慶介(亀梨)の母・恭子(裕木奈江)は、女手ひとつで慶介を育てながら、園長として保育園を切り盛り。しかし、女児が殺害される事件が起こり、ニュース番組『ザ・プレミアワイド』が、あたかも恭子が犯人であるかのように報道。精神的に追い詰められた恭子は、お風呂場で手首を切って自殺してしまいます。

 そんな12年前の出来事を思い出しムギギとなりながら、公園でパルクール(物を使わずに、周囲の地形や建物などを使って飛んだり登ったりするトレーニングカルチャー)をする慶介。ちなみに、亀梨が撮影中に左手人差し指を骨折したのは、どうやらこのシーンだったようです。

 慶介は、女児殺害事件の鍵を握る若葉(橋本環奈)に「たかはしまもる」の偽名で接近。若葉はデートのたびに勝負下着をつけていますが、慶介が手を出してこないことに不満げです。

 加えて、若葉の姉・雪子(栗山千明)にも「よしざわゆう」という偽名で近づく慶介。雪子も、たちまち慶介に胸キュンのようです。どうやら、慶介は女性を虜にできるモテキャラのようですね。

 着々と復讐計画を進める慶介ですが、ウェブサイト「MP.info.net」の管理人でもあります。初回では「MP.info.net」がどんなサイトなのかイマイチわかりませんでしたが、ここには『ザ・プレミアワイド』の取材でなんらかの被害を受けた人の情報が集まってくるみたいです。

 そんな「MP.info.net」に、喜美子(矢田亜希子)から『ザ・プレミアワイド』から取材を受けたとの書き込みが。慶介は早速、喜美子に事情を聞くため接触。喜美子は、心臓移植しか助かる見込みのない4歳の娘・みずきちゃんの移植費用のため、『ザ・プレミアワイド』の取材を受けるも、番組は恣意的な編集で病院の印象を操作。あたかも、主治医が医療ミスをしたかのような内容で放送したといいます。

 この話を受け、「僕たちにお任せください」と伝える慶介。ん? 「MP.info.net」って、もしかして復讐屋さんの依頼サイトなんでしょうか? 依然として「MP.info.net」が謎ですが、ここに書き込めば助けてくれるみたいです。

■「ファイナルカット」って何?

 慶介は、仲間の大地(Hey! Say! JUMP・高木雄也)と共に、『ザ・プレミアワイド』のプロデューサー・井出(杉本哲太)を徹底的に監視。井出は、12年前の事件の際も同番組のプロデューサーを務めており、慶介はかなりの恨みを持っているようです。

 そんな中、『ザ・プレミアワイド』の恣意的な編集のせいで、みずきちゃんの主治医が病院を辞める事態に。喜美子は井出に「(番組から)病院に謝罪してください」と頼みますが、逆に井出から“募金詐欺目的の胡散臭い両親”のように報じることも可能だと脅されてしまいます。

 この後、井出を呼び出した慶介は、井出の素顔を隠し撮りした数々の映像を「ネットにバラ撒く」と脅迫。「お前の人生を編集するのは、俺だ」と、うまいことを言った後、キメ顔で「つまり、これがあなたの、ファイナルカットです」と敬語で言い放ちます。どうやら、これがキメゼリフみたいです。

 ちなみに、フジのドラマ資料によると、同作における「ファイナルカット」とは、「公開されるとその人の人生が終わる致命的な映像」のことだとか。しかし、劇中ではこの言葉が唐突に出てくるので、正直「へ?」ってなります。

 映画やテレビ番組の公開用の最終編集版を指す映像を、業界では「ファイナルカット」と呼ぶようですが、同ドラマの使用方法としては、プロレス技の“首折り落とし”を指す「ファイナルカット」のほうが意味合いは近いのかもしれません。それにしてもこのキメゼリフ、モヤモヤする……。

 そんなこんなで、慶介に脅された井出は、『ザ・プレミアワイド』の編集会議で、みずきちゃんの病院へ謝罪することを提案。しかし、司会者の百々瀬(藤木直人)は、その場で井出が放送賞を受賞した際のトロフィーを机にガンガン打ちつけ、狂ったように激怒。「さあ、てーへんだ、てーへんだ!」と昔の瓦版屋の口上を再現し、井出に説教をし始めます。

 なるほど、このドラマの見どころは、亀梨の復讐っぷりでも、華麗なパルクールでもなく、藤木の怪演で間違いなさそうです。そういえば、『嘘の戦争』の藤木も最高だったなあ……。

 ラストは、慶介が実は警察官であることが発覚し、初回は終了です。

■見どころは、亀梨よりも藤木!

 どうしても「もし、草なぎが主演だったら……」と想像しながら見てしまった初回ですが、とりあえず亀梨の化粧っ気が薄れてて安心しました。昨年、4月期の主演ドラマ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)は、目張りとファンデーション感が強烈で、最後までサラリーマンに見えなかったんですよ……。

 また、アクのない演技が良くも悪くも特徴的な亀梨なだけに、草なぎのような“ムギギ感”は期待できなさそうですが、その分、藤木演じるクセの強いキャラクターが視聴者を楽しませてくれそうです。

 ストーリー的には、テレビ局の捏造編集による印象操作を糾弾する内容を、フジやジャニーズ事務所がよくやったなという印象。近年、ニュース番組の司会にジャニタレを送り込み、都合の悪い芸能ニュースをファイナルカットしているジャニーズ事務所は、どんな顔してこのドラマの制作に携わってるんだろう……と想像することも含め、ワクワクするドラマと言えそうです。

 そんな、いろいろと楽しみ方が多そうな『FINAL CUT』ですが、まだ始まったばかり。視聴率が心配ではありますが、最終回まで見守っていきます!
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

ヒム子も乃木坂46も生かせない……『紅白』グダグダ演出で“両損”状態「ファン以外興味なし、ファンには不評」

 鉄板ネタの“ヒム子”も、紅白ではダダすべり!? 昨年大みそかに放送された『第68回紅白歌合戦』(NHK総合)で、バナナマンの日村勇紀扮する“オネエキャラ”のヒム子と乃木坂46が、彼女たちの楽曲「インフルエンサー」で共演したのだが、これが意外にも不評だったというのだ。

「一般の視聴者からすると、なぜ両者が共演するのかがわかりにくかったのだと思います。ヒム子は、バラエティ番組『ゴッドタン』(テレビ東京系)から生まれたキャラ。また、バナナマンは彼女たちの冠番組『乃木坂工事中』(同)でMCを務めており、その縁から実現したコラボですが、一般の視聴者にはわからないですよね。両方ともマイナーなテレ東の深夜番組だし、『ゴッドタン』は深夜も深夜、1時45分からの放送で、『乃木坂工事中』はファン以外は視聴しない番組。一方、紅白の主な視聴者層は地方の年配者たち。彼らはヒム子も、バナナマンと乃木坂の関係性も知りません。両者の共演を見せられても、ポカンとするだけですよ」(テレビ情報誌編集者)

 さらに、“わかりにくさ”に拍車をかけたのが演出手法。“共演”といっても、両者が同じステージでパフォーマンスを行うでもなく、日村は客席後方で踊り、その映像が乃木坂46のいるステージの巨大スクリーンに映し出されるというもの。

「視聴者からすると、なぜ一緒に踊らないんだ? となりますよね。ヒム子と乃木坂はこれまで、昨年6月放送の『テレ東音楽祭』(同)や7月に開催された乃木坂の東京・明治神宮野球場ライブでも共演したこともありますが、さすがに紅白での乃木坂のパフォーマンスは邪魔したくないというバナナマン側の配慮があったのだと思うのです。でも、それはファン以外は知ったこっちゃないですからね。面白さを訴求するのなら、素直に同じステージに立ったほうがよかった」(同)

 乃木坂ファン以外にはどうでもよかったともいえる今回のコラボなのだが、ではファンからは好評だったのかというと、決してそんなことはない。

「通常、乃木坂が持ち歌をテレビ番組で披露する際、冠番組以外は選抜メンバーのみが出演するのですが、紅白はアンダーメンバーもフィーチャーされる貴重な機会なんです。しかし、今回は選抜メンバーと巨大スクリーンのヒム子が大写しにされるばかりで、バックで踊るアンダーメンバーたちは、ほとんどテレビに映らず、アンダー推しのファンは不満を募らせていました。また、ヒム子を撮影するカメラワークのセンスの悪さも目につきました。ポッチャリ体型の日村が共演者と息の合った巧みなダンスを見せるところが妙味なのに、紅白では日村の顔のアップが映し出されるばかり。特に『インフルエンサー』は高速ダンスが売りなのに、それが全く生かされていませんでした。NHKは、顔面が面白いという日村の表面的な特徴しかとらえておらず、何もわかっていない演出でしたね」(同)

 バナナマンは15年から副音声「紅白ウラトークチャンネル」の司会を務めており、本番では日村が出場者のステージに飛び入りして、華麗なダンスを披露するのが恒例。これまで郷ひろみ、miwaと共演し、いずれも好評を博したが、“妹分”とも言える肝心の乃木坂46との共演で、思わぬ不評を招いたのは、日村にとって痛恨だったに違いない。

ヒム子も乃木坂46も生かせない……『紅白』グダグダ演出で“両損”状態「ファン以外興味なし、ファンには不評」

 鉄板ネタの“ヒム子”も、紅白ではダダすべり!? 昨年大みそかに放送された『第68回紅白歌合戦』(NHK総合)で、バナナマンの日村勇紀扮する“オネエキャラ”のヒム子と乃木坂46が、彼女たちの楽曲「インフルエンサー」で共演したのだが、これが意外にも不評だったというのだ。

「一般の視聴者からすると、なぜ両者が共演するのかがわかりにくかったのだと思います。ヒム子は、バラエティ番組『ゴッドタン』(テレビ東京系)から生まれたキャラ。また、バナナマンは彼女たちの冠番組『乃木坂工事中』(同)でMCを務めており、その縁から実現したコラボですが、一般の視聴者にはわからないですよね。両方ともマイナーなテレ東の深夜番組だし、『ゴッドタン』は深夜も深夜、1時45分からの放送で、『乃木坂工事中』はファン以外は視聴しない番組。一方、紅白の主な視聴者層は地方の年配者たち。彼らはヒム子も、バナナマンと乃木坂の関係性も知りません。両者の共演を見せられても、ポカンとするだけですよ」(テレビ情報誌編集者)

 さらに、“わかりにくさ”に拍車をかけたのが演出手法。“共演”といっても、両者が同じステージでパフォーマンスを行うでもなく、日村は客席後方で踊り、その映像が乃木坂46のいるステージの巨大スクリーンに映し出されるというもの。

「視聴者からすると、なぜ一緒に踊らないんだ? となりますよね。ヒム子と乃木坂はこれまで、昨年6月放送の『テレ東音楽祭』(同)や7月に開催された乃木坂の東京・明治神宮野球場ライブでも共演したこともありますが、さすがに紅白での乃木坂のパフォーマンスは邪魔したくないというバナナマン側の配慮があったのだと思うのです。でも、それはファン以外は知ったこっちゃないですからね。面白さを訴求するのなら、素直に同じステージに立ったほうがよかった」(同)

 乃木坂ファン以外にはどうでもよかったともいえる今回のコラボなのだが、ではファンからは好評だったのかというと、決してそんなことはない。

「通常、乃木坂が持ち歌をテレビ番組で披露する際、冠番組以外は選抜メンバーのみが出演するのですが、紅白はアンダーメンバーもフィーチャーされる貴重な機会なんです。しかし、今回は選抜メンバーと巨大スクリーンのヒム子が大写しにされるばかりで、バックで踊るアンダーメンバーたちは、ほとんどテレビに映らず、アンダー推しのファンは不満を募らせていました。また、ヒム子を撮影するカメラワークのセンスの悪さも目につきました。ポッチャリ体型の日村が共演者と息の合った巧みなダンスを見せるところが妙味なのに、紅白では日村の顔のアップが映し出されるばかり。特に『インフルエンサー』は高速ダンスが売りなのに、それが全く生かされていませんでした。NHKは、顔面が面白いという日村の表面的な特徴しかとらえておらず、何もわかっていない演出でしたね」(同)

 バナナマンは15年から副音声「紅白ウラトークチャンネル」の司会を務めており、本番では日村が出場者のステージに飛び入りして、華麗なダンスを披露するのが恒例。これまで郷ひろみ、miwaと共演し、いずれも好評を博したが、“妹分”とも言える肝心の乃木坂46との共演で、思わぬ不評を招いたのは、日村にとって痛恨だったに違いない。

桂文枝の“不倫釈明”がツッコミどころ満載! 局部自撮り写真に「送ったかも」

 落語家でタレントの桂文枝(74)が、自身との愛人関係を告発した日舞講師のA子(56)さんについて「彼女は愛人のカテゴリーには入ってない」と言い放った。

 前号の「週刊新潮」(新潮社)に登場したA子さんは、文枝と2009年から8年にわたり愛人関係にあったと告白。A子さんいわく、文枝の妻に隠れてA子さんの自宅で肉体関係を結んでいたといい、そのほかにも文枝からイチモツの自撮り写真をメールで送りつけたり、パンツを何枚も穿き替える“パンツショー”を見せるようせがまれたりしたという。

 この記事に対し、文枝が所属する吉本興業は、むしろA子さんから“つきまとい行為”を受けていたと反論。発売中の「新潮」で、文枝本人が釈明しているのだが……。

「文枝の釈明は、お粗末としか言いようがない内容。A子さんの具体性のある告発と違い、文枝はふわふわとした苦しい言い訳に終始。わざわざなんのために『新潮』に乗り込んだのかと理解に苦しみます」(芸能記者)

 確かに記事を見る限り、文枝の主張はしどろもどろ。「彼女の家に1人で行ったことはありません」としながらも、「途中まで弟子を連れて行って、待たせておいて会うことはありました」と言ってみたり、肉体関係は「ない」としながらも、当時処女だったA子さんとの密会後に「痛くなくなってきた?」「また気持ちいいようにしてあげるからね」という電話をかけたことは「そういう風な話をしたかも」と半ば認めたり、自撮りしたイチモツ写真をA子さんに送りつけたことについて「彼女に言われて送ったかも」と言ってみたり、という具合だ。

「言い訳が支離滅裂なだけでなく、A子さんを悪者にしようと必死な様子が伝わってくる。文枝といえば、16年にも34歳年下の演歌歌手・紫艶から20年間にわたる不倫関係を暴露されましたが、こういった騒動が続くのも納得。芸人界には、別れた後も元愛人たちから感謝されるような付き合い方ができる“愛人マスター”が多くいますが、文枝は決定的に男らしさが欠けている。はっきり言って、“愛人活動”には向いていません」(同)

 もはや自爆にも見える文枝。一体、何をどう釈明したかったのだろうか?

山崎賢人、連ドラ初主演『トドメの接吻』でイメージダウン&爆死スタート! せっかく『陸王』で好感度アップしたのに……

 若手俳優・山崎賢人の連ドラ初主演作『トドメの接吻』(日本テレビ系/日曜午後10時30分~)の初回が7日、30分拡大で放送され、視聴率は7.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と爆死スタートとなった。

 日テレの同ドラマ枠は、2015年4月期より放送開始し、2ケタで好発進する作品も少なくなかったが、ここ最近は低迷。前クールの『今からあなたを脅迫します』(ディーン・フジオカ、武井咲主演)は初回8.0%で、同枠史上最低のスタートだったが、『トドメの接吻』は、それをさらに下回り、ワースト記録を更新した。

 同ドラマは、カネや権力にしか興味がない新宿・歌舞伎町のクズホスト「エイト」こと堂島旺太郎(山崎)が、誰も愛さず、成り上がることだけを追う物語。初回では、序盤から山崎と常連客役の釈由美子、井上晴美とのラブシーンが立て続けに流れるという衝撃のスタート。旺太郎が働くホストクラブ「ナルキッソス」に、資産100億円のホテル王・並樹グループの令嬢・美尊(新木優子)が来店する。旺太郎はかっこうの金づるである美尊に狙いを定めるが、男子トイレに突然現れたナゾのキス女(門脇麦)にキスされて、命を落としてしまう。旺太郎が目を覚ますと、1週間前にタイムリープしていた。旺太郎は美尊を再び落とそうとするが、キス女に再度殺されてしまい、このシーンが何度も繰り返される……という展開だった。

 キャストは山崎、門脇、新木のほか、菅田将暉、志尊淳、新田真剣佑、佐野勇斗といった若手イケメン俳優が脇を固めているが、残念ながら、あまり視聴率には結びつかなかったようだ。

 ネット上では、「同じシーンが繰り返されて退屈」「見るのがつらいから途中で消した」「門脇、菅田は演技うまいけど、山崎はヘタだから感情移入できない」「『またかよ!』っていうくらい戻りすぎ。途中で飽きた」「山崎のしゃべりがヘタでビックリ。15分で脱落した」「山崎は好きじゃないけど、暇つぶしで見たけど、暇つぶしにもならなかった」といった声が聞かれ、かなり厳しい評価だ。

 前番組の『世界の果てまでイッテQ!豪華5本立て!新春3時間SP イモト憧れの初ハワイへ!』が19.0%の高視聴率をマークし、他局を圧倒していただけに、そのままチャンネルを替えずに同ドラマを見た人は少なくなかったはず。だが、前述のような理由で、放送途中で脱落した視聴者も多かったのだろう。

 これまで山崎はクールな役柄が多く、演技面での評価は決してかんばしいものではなかった。しかし、前クール、2番手で出演した日曜劇場『陸王』(TBS系)では、父(役所広司)が経営する「こはぜ屋」を守るべく奮闘する息子役を熱演。『陸王』は平均16.0%と高い視聴率を獲得したこともあり、山崎の好感度はかなり上がっていた。ところが、直後の今ドラマでは、キスをしまくるクズホスト役。しかも、作品自体の評価が悪いとあっては、そのイメージも一気に急降下してしまいそうな雰囲気だ。

 まだ始まったばかりだが、前期同枠の『今からあなたを脅迫します』のように、5%を割り込むようなことだけは避けてほしいものだが……。
(文=田中七男)

吉田羊が絶叫! 鈴木福も慄然! “生きる放送事故”平野レミ先生のNHK『早わざレシピ』が今回もスゴかった!

 8日の朝、祝日の朝を破壊するかのような、けたたましい料理番組『ぽかぽか家族に福きたる!~平野レミの早わざレシピ~』(NHK総合)が放送された。ご存知「生きる放送事故」こと平野レミ先生の活躍を堪能できる、みなさんお待ちかねのプログラムだ。

 2015年の年末に、シリーズの第1弾となる『おせち家族に福きたる!~平野レミの早わざレシピ~』が放送されて以来、ほぼ年2ペースで放送されてきた「早わざ」シリーズも今回で早5回を迎え、季節の到来を告げる人気シリーズとなっている。

 奇想天外なレシピを堪能できるだけでなく、限られた時間内に何品作れるかというタイムトライアル的な縛りや、無駄に多数配置された登場人物が、それぞれガヤったり驚いたりすることで生じる喧騒が、そもそもハイなレミ先生をさらに焚きつけ、謎のトランス状態を味わえる放送。翌日からの本格的な仕事始めを控え、お正月の時が止まったような生ぬるい番組を見続けてきた我々の脳に、ダイレクトに作用する気つけ薬のような五感覚醒番組である。

 一応、中山秀征を父親とする、料理に困っている「グータラ家族」のお茶の間に、出張料理人的にレミ先生が訪れてきてアイデア料理を多数披露してくれるというコント仕立ての設定があるにはあるのだが、中山や吉田羊(母親)、鈴木福(息子)らの家族コント部分は申し訳程度で、開始1分ですぐさまキッチンセットに移動。そこでは、もはや中山を家父長とする一家という設定はすっ飛ばされ、ただ暴れまわるレミ先生にかき回され、周囲は必死にフォローしまくるただの芸能人と化す。ちなみに、番組冒頭から巻き(急ぐ指令)がかかっているらしい。

 今回も69分で13品を作るという、ケツに火をつけられた状態のレミ先生。さてどんな料理が飛び出したのか見ていきたい。

 

■やりたい放題のクッキング・ハイ状態

 ぶ厚いボールの底でニンニクを叩き潰すという、レミ先生おなじみの荒技から料理スタート。「ガン! ガン!」という音に「えーーーちょっちょっちょっちょ」と怯える初登場の吉田羊。他のメンバーは動じない。いつもそうだから。

 まな板の上のニンニクが一瞬で粉砕される。1かけとかではない。コブシ大のを丸ごと1個だ。そして、まったく沸騰していない鍋にニンニクと豚肉が投入される。吉田羊の目が、たまに泳ぐ。慣れていないから。どうやら「七臭(ななくさ)がゆ」というレシピらしい。

 同時に「紅白トリ南ばん」に取り掛かる。麺の代わりに大根と人参の細切りを使うヘルシー料理。フライパンに鶏肉を投入するのだが、肉の乗った平皿をものすごいスピードで真っ逆さまに叩きつけるため、皿のヘリがフライパンの底に激しくぶつかり「ガン!」という金属音が炸裂。思わず「おええええーーー?????」とおののく吉田羊。2人の背後から「決して怒ってるわけじゃないいです」と笑顔の中山。おそらく仕事始めだろうに、なぜこの仕事を選んだのか、吉田羊。

 この最中も、ピーラーで根菜を剥く福くんが助手役の佐藤俊吉アナウンサーに指示を仰いでいたり、常に会話が2カ所以上で行われているため、ずっと、ずーっと、ガチャガチャしている。先生は、ずーっとしゃべり続けている。

「沈まないタラコ鍋」に取り掛かる。鍋にはっただし汁に、それぞれ調味料を足していくのだが、小皿にうっすら張り付いて残っている調味料が気になるのか、塩や醤油を入れたあとの小皿をだし汁の中で当たり前のように2、3度ゆすぐレミ先生。

 ネット上は、例によって盛り上がる。レミ先生は「料理学校にも行ってないし、修行もしていないから我流だ」と以前から発言しているが、こういう人前では見せなくていいような自宅用の、個人用の技を平気で見せてしまう脇の甘さが魅力だ。拒否反応を示す人もいるが、この「実はやってるけど人前ではやらなくてもいいこと」に共感してる人も多いはずだ。

 後半パートでは、材料を投入しつつ、その小皿で炒めるというバリエーションも見せてくれる。

 ちなみに「沈まない」とはカタクリでとろみをつけるので汁の中に入れたタラコ粒が沈殿しないというアイデア料理だ。

「ふっくら胸にネギダレ」という鶏胸肉料理にレミ先生が夢中になっている際、ほったらかしにされた「タラコ鍋」が吹きこぼれそうになるが、あわてる吉田羊に佐藤アナがすかさず「これはねセルフでやるシステムになってますから」とフォロー、火を調整する。学食のような料理番組。この騒ぎの最中、隣にいるレミ先生は一瞥もくれず「ネギダレかけますよー」と、胸肉の盛り付けについて独り言を言っている。

 もう、今何を作っているのか? どの手順なのか? が途中からどうでもよくなってくるシステム。我々はただ画面の喧騒を見つめて、思考を停止させればいい。

「七臭がゆ」の完成間際、おそらくフロアディレクターがカンペ指示を間違ったらしく「それじゃないでしょ!」と鬼の首を取ったように喜ぶレミ先生。自分はカンペ無視して段取り間違うのが当たり前なのに、嬉々として、菜箸でディレクターを差してあげつらう。無邪気だ。

 後半パートでは、指をぐるぐる回す「巻きで(急いで)」のディレクターの指示に「何してんの? これ(ぐるぐる)何?」と聞き返してしまうくだりまで披露してくれた。

 最後の仕上げに大皿に盛られた7つの香草を一つずつ説明し、順番に加えて行く段取りだのが、

「ニラ、パセリ、パクチー……ニ……ニンンク……ないじゃない?」

「ニンニクもう入ってます」

「……まあいいや、みんな入れちゃう」

 と、刻んだ葉っぱの識別がつかなくなり、めんどくさくなったのか、残りの説明を放棄して全部適当にぶっこむ先生。

「セロリの葉っぱ、クレソン、春菊も入りましたー」と、こうなることを見透かしてたかのごとく、平然とフォローを入れる佐藤アナ。中谷文彦アナから引き継いでの前回からの登板だが、お見事。

 まず第一ブロックの4品が完成して、ダイニングセットに移動して全員で試食。時間が押してるからなのか、全員が早食いでかき込む。まるで工事現場だ。

 慌ただしいのは出演者だけでなく、セットの裏から「ドンガラガッシャーーン」(イメージ)という音まで飛び出してくる。どうやら片付けをするスタッフが皿をひっくり返したらしい。もう大騒ぎだ。自分は散々大きな音で吉田を驚かしてきたのに、異様にキョロキョロして動揺を隠せないレミ先生。クッキングハイでない時は、知覚が落ち着いているらしい。

■「おったて鯛」とは?

 中盤をなんとかこなしいよいよ後半にさしかかるころ、佐藤アナが「ここからは、これぞ平野レミ! というアイデアレシピ、そして、美味しく楽しいレシピを中心にご紹介していきたい」と紹介。期待が高まる。

 なんと言っても今回の目玉となったのが、「おったて鯛(たい)」。

 その名を聞き、調理前に、すでにざわざわしだす出演者たち。

 実は20年前の『今日の料理』で、すでに「おったてて」いるレシピらしいのだが、「そのころの立ち方よりも、さらにバージョンアップしたバージョンで今回は立たせる」という佐藤アナからの不安な予告が。

「ギンギンに?」(中山)というギリギリアウトなコメントも飛び出すハイなスタジオ。正月のNHKの料理番組なのに。

 鯛をオーブンに入れる前に塩を振るのを忘れてることを福くんに指摘され、「坊や、ありがとーーーう」「すごい坊や、最高!」と大喜びするレミ先生。「みんなで頑張る」と照れる福くん。

 そんなことはおかまいなしに「さて!」と、鯛に串を刺すためにしていた軍手を思いっきり調理台に叩きつけ、次の作業に移るレミ先生。景気づけなのかわかならいが、まるで1800年代の決闘だ。

 さらに「にんじんまるごと蒸し」という豪快な料理では、鍋に塩とオリーブオイル、さらに丸のままの巨大な人参2本を入れ「3~40分このまま」と得意げに放置しようとするも、火を点けるのを忘れており、またしても福くんがこっそり着火して事なきを得る。

 それを佐藤アナに指摘されると、平野は「ああ~、いーこいーこいーこいーこ!」と、危うくただの油まみれの生の人参になる窮地を救った恩人に対し、ただ頭を撫でてあげるという子ども騙しな感謝で乗り切る。

「今日のキーワードは『みんなでがんばる』です」と冴える佐藤アナ。

「寒気断(さむけダン)」という参鶏湯を手軽にした料理に取りかかるも、ここでも鶏肉を鍋に入れる際、「ガゴン!!」と皿を鍋肌に激突させる。「わーお」と、いまだ慣れない吉田に、「音も料理の一つ」と、合ってるかわからないフォローをする佐藤アナ。

 ゴボウやネギ、なつめ、酒、ごま油など全ての材料を投入。しかし、またしても福くんが「火が入ってない」と着火する。「寒気を断する」料理だと言っていたのに、彼がいなかったらと思うとゾッとする。ちなみに福くんの趣味は料理。照れ隠しなのか、「全部発見ね、全部発見ね」という謎の褒め言葉で乗り切るレミ先生。

 そんな恩人に、ダイナミックな鍋さばきで熱した油をかけてしまうも気づかないという「恩を仇で返す」っぷりも披露していたレミ先生だが、佐藤アナは「自分の身は自分で守る」と好フォロー。この日、輝いていた。

 

■いよいよ「おっ立つ」

 いよいよ鯛がオーブンで焼き上がり、飾り付けで「おっ立てる」ことに。鯛をぶっとい串に尾っぽから突き刺し、大根の土台に天を仰ぐように上を向かせ突き立てる。1997年の「元祖おったて鯛」では腹を下にして泳ぐように背を立たせるだけだったが、20年の時を経て今回は直立に。

 その磔にされたキリストのような鯛に、頭からトロトロの餡をブチかける。吉田が笑っている。仕方ない、これは笑う。澤部佑の「お墓まいりじゃないんだから」というコメントが、まさにだから。

 トドメに、鯛の口に松の葉や梅の花などをぶっ刺すレミ先生。よかれとやった生け花が、より屍体感を際立たせる。まさに死鯛。

 レミ先生は「結婚式で使ってほしい」と切望していたが、料理というより見せしめのような死鯛を採用する式場はおそらく少ないだろう。

 この料理のコツは、身が冷めてから立たせること。熱いままでは身が崩れてしまうらしく、レミ先生は「あったかいと立ちませんね、フニャフニャだからね」と、どこか危なっかしいコメントだった気がするのだが、考えすぎだろうか。

 食べる前にも、この鯛に向かって願いごとをしようと提唱していたが、

「結婚したいとか、合格したいとか、健康でいたいとか、見たいとか、やりたいとか、触りたいとか……」

 ここまで言って、周りから止められていた。欲求不満なのか心配だ。

 食べるときは立たせたまま、身をむしり落とすドネルケバブスタイル。アンコウの吊るし切りにも見えるが、とにかく奇抜だ。

 さらに、最後に「華麗の滝 in かぼちゃ」という料理が出てきたのだが、これもすごい。くり抜いたかぼちゃの中にキーマカレールーがなみなみと入っており、一人ずつ側面に刺さった野菜(ブロッコリーやアスパラやカリフラワー)を抜いていき、唯一貫通している穴から下に敷かれたライスに誰がルーを注ぐかを楽しむという、まさかの「黒ひげ危機一髪」スタイル。各地のダムで人気の「ダムカレー」をヒントに作ったのだろうか、面目躍如な創作料理でラストを締めくくった。

 途中、先生は「これも塩麹が入ってるから体にいいしさー」と焼き鮭の乗った皿を菜箸で「チンチン」と叩き、周りにたしなめられるやいなや「みんな真似しちゃダメよーーー!」と笑顔で絶叫。前代未聞の「真似をしてはいけない料理番組」ということが発覚したが、もはや真似しようにも真似できない領域ではないだろうか。

 今回も非常に評判となった『早わざレシピ』。おそらく夏ぐらいにあるであろう、第6弾にも期待したい。
(文=柿田太郎)