『ドキュメンタル』シーズン7、高評価でもマンネリ化の危機? ザブングル加藤は賛否両論

 ダウンタウンの松本人志が発案し、自らがホスト役を務める『HITOSHI MATSUMOTO presents ドキュメンタル』のシーズン7が、4月26日にAmazonプライム・ビデオで配信開始となった。

 10人の芸人が100万円ずつ持ち寄って、密室での笑わせ合いバトルに参加。最後まで笑わずに生き残り、なおかつ他人を笑わせることで得られるポイントが最も多かった芸人が優勝し、賞金1100万円を獲得できるというこの番組。シーズン6では、4人の女性芸人が参加したことが話題になったが、今回は10人全員が男性芸人となった。

「前回は男性芸人が女性芸人に対し、下ネタを仕掛けることがったり、またその逆もあったり、“セクハラではないのか”といったところで物議を醸しました。その点が考慮されたのかどうかはわかりませんが、今回の出場芸人は男性のみ。相変わらず下ネタ要素もありましたが、モラル的な面で問題になるような雰囲気はあまりなく、どちらかといえば平和な回だったといえるかもしれません」(お笑い業界関係者)

 今回のドキュメンタルはお笑い番組としては、高評価となっているようだ。とある構成作家はこう話す。

「タイプの異なる芸人が、それぞれの笑いで勝負していて、かなり見ごたえがある内容になっていますね。初登場芸人もいるし、2度目の芸人もいるし、バランスも取れていて、過去最高に面白かったのではないかとの声も聞こえてきますよ」

 しかし、その一方で厳しい意見もある。

「『芸人が密室で笑わせ合いをする』、『どんな方法で笑わせてもOK』という前代未聞のルールが新鮮だった『ドキュメンタル』ですが、シーズン7にもなると、さすがにマンネリ化している印象は否めない。それこそ『人志松本のすべらない話』が、回を重ねるごとに面白くなくなっていったのと同じで、今後尻すぼみになっていきそうな雰囲気をちょっと感じました」(テレビ局関係者)

 また、今回のドキュメンタルで何かと話題になっているのが、初登場のザブングル加藤だ。Amazonプライムのレビュー欄では賛否両論となっている。

「ザブングル加藤に対する、松本人志の評価は高かったものの、視聴者の評価は割れています。制作サイドと視聴者の間にギャップがあるということでしょう。ただ、サブングル加藤に対する業界内評価は意外と高いんですよね。単純な“スベリ芸”ではないのだけど、そこが伝わりづらい部分があるのは事実。現状の加藤のままで十分に面白いはずなんですが、もうちょっと視聴者に向けて、その面白さをわかりやすく届ける努力が今後は必要になってくるのかもしれない。『ドキュメンタル』においても、加藤のような伝わりづらい芸人をいかに番組内で活かしていくかが課題となりそうですね」(前出・テレビ局関係者)

 高評価だったとはいえ、改善点も見えてきた『ドキュメンタル』。すでに、シーズン8の制作も決まっているが、果たしてマンネリ化を回避して、より面白いものを届けることができるのだろか。

米倉涼子が「脅威に感じた」のは黒木華! では「イラついた」女優は?

 米倉涼子が4月22日放送の『1番だけが知っているSP』(TBS系)に出演。「脅威に感じる女優」を語る場面があった。

「彼女は『何かやっぱり大人気なくて、対抗心が湧いちゃうんですよね私』と意外な思いを吐露。そして、今年2月に松本清張ドラマスペシャル『疑惑』(テレビ朝日系)で路上キスシーンを演じている黒木華について、『まったく違う物として、違う動物として見てました。人間なんですけど、種類が違う人間』と、存在感に惹かれたことを明かしました」(テレビ誌ライター)

 また、「勝てないと思った俳優」についての質問には「西田敏行」と回答。初めて出た大河ドラマのセリフ合わせで、「泣いた記憶がある」と回顧し、「上手くて感動した」と振り返っている。

 米倉がさまざまな出会いの中で成長し、「1番」になったことは想像に難くない。ならば、「イラついた女優」、あるいは「癇に障った女優」を聞いたならばどんな答えが返ってきただろうか。

 ベテランの芸能記者が語る。

「おそらく共演NGとなっている佐藤江梨子の名前が挙がるのでは。市川海老蔵が米倉涼子と05年に破局した後に交際したとされているのが佐藤。しかし、実は2人の因縁はその2年前に起きていました。米倉と佐藤に矢田亜希子を加えて撮影された『ジョージア』CMの収録現場のことです。3人がスーツ姿になって登場、ダンスとラップを披露するというもので、当時はかなり話題となりました。このダンスのステップを練習していたときに、なかなか覚えられない佐藤に対して、米倉が『こんな簡単なこともできないの!?』とダメ出しを食らわせ、佐藤は号泣。CMの第2弾に佐藤の姿はなく、米倉と矢田の2人だけでコミカルなダンスを披露していました」

 佐藤のバストを見て“胸囲”に感じていたのだろうか。

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『バイキング』出演者激減……坂上忍とフィットする人材なく、レギュラー補充が難しい?

 今年3月をもって5人のレギュラー出演者が降板したフジテレビ系情報番組『バイキング』だが、4月に入ってからは特に新レギュラーが加入することもなく、そのまま続いている状態だ。

「4月に入ってからのコメンテーターはゲストとレギュラー合わせて1日あたり4人くらいにとなっています。一時期は7人くらいだったことを考えると、かなりスタジオが寂しく感じますね」(テレビ局関係者)

 レギュラーを補充することなく放送が続いている背景には、どんな事情があるのだろうか。

「単純に予算削減ということもあると思いますが、それと同時に番組にフィットするコメンテーターがなかなか見つからないという事情もあると思います。特にMCの坂上忍との相性の問題がネックになっているのではないでしょうか」(同)

 コメンテーターが勉強不足であったり、煮え切らないコメントをしたりすると不機嫌になることも少なくない坂上忍。“強いコメント”を求められて、コメンテーターがたじろぐシーンも見受けられる。

「3月で降板したYOUなどは、コメントに困ることもよくありました。同じく3月で降板したIKKOは坂上から冷たい態度を取られることもあった。結局、坂上忍にハマらないと『バイキング』のレギュラーは務まらないんです。坂上本人が気にいいていても、コメンテーターの方が音を上げてしまうこともあるでしょう」(同)

 これまで『バイキング』ではゲストコメンテーターとして数多くのタレントを出演させてきたが、番組に合う人材を見つけ出すことができていないという。

「本当であれば、梅沢富美男みたいに売れっ子になるようなコメンテーターを発掘したいと考えているはずで、だからこそ“おじさん芸能人”を頻繁にブッキングしています。そして、そのなかで今のところ坂上にハマって、定期的に出演しているのは、甲斐よしひろ、伊吹吾郎、中条きよしといったところ。

 しかし、彼らが他の番組に呼ばれるくらいにタレントとして“引き”があるかと言われれば、残念ながらそうでもない。コメントの面白さよりも、坂上忍との相性を優先して出演者を選定しなくてはならない『バイキング』の難しさが露呈しているわけです」(同)

 出演者が減って、坂上はより仕事がしやすくなったのかもしれないが、裏を返せば坂上の暴走を止める人もいなくなってきているということ。今後『バイキング』がどういった方向に進んでいくのか、気になるところだ。

張本勲、タイガーウッズ復活に無関心な態度で一喝!「お前よりも格上だぞ」と大炎上!

 野球を中心に、スポーツ界のご意見番として知られる元プロ野球選手・張本勲。そんな張本の発言が今、大きな批判を集めているという。

 張本が出演し、21日に放送された情報番組『サンデーモーニング』(TBS系)では、ゴルフの世界大会で、タイガー・ウッズが14年ぶりに優勝したマスターズ・トーナメントの最終日におけるウッズの様子について紹介した。しかし、この事について張本は、「皆よかったと思ってるよ。不倫があったりね、逮捕されたり、昔人気選手だし、強い選手だから。だけど、どこの国でどこの人間がやってるの? 日本国中で大騒ぎすることなの?」と疑問を口に。司会の関口宏が「あ、そう? なんか嬉しいですよ?」と返すと、「嬉しいけど、日本国中でこんな新聞を出して。同じ日に韓国から来た、日本の36試合全部、女子プロに出てきてる、韓国の申ジエという選手が優勝したんだよ。それ、こんな一行しか出してくれてない。これはやっぱり、報道関係ね、考えてもらいたいわね」と、14日にスタジオアリス女子オープンで優勝した申ジエをもっと取り上げるべきだと言う持論を展開した。

 これについて、ネット上では「マスターズはゴルフで一番大きな大会だぞ」「ウッズは世界のタイガーなんだよ。張本さんとは比べ物にならないくらい大物ですよ」「張本だまっとけ!」と、張本の発言が明らかに常軌を逸しているというコメントが多数。中には、「サンデーモーニングを観なくなって3年経ちました。理由は、偏った志向のスポーツ何でもイチャモンおじさんがいるからです」と、張本を原因として番組を観なくなったという声まで上がっている。

「張本さんはこうした迷言製造機ですからね。今年の3月にも、同じ『サンデーモーニング』で、Jリーグのヴィッセル神戸に所属するポドルスキ、ビジャ、イニエスタといった大物外人選手たちの活躍について扱ったところ『外国人が頑張っても、私あんまり興味ないから』と発言し、炎上していました。まあ、専門外だから当然と言えば当然なんですよ。だから、偉大なスポーツ選手だった人が、直感だけで何かを言ってるのが面白い、そういうボヤキおじさんなんだなっていう認識で見るのが正しいんじゃないかと思いますね。なんでもかんでも無難なコメントをしてたら印象に残らないわけですし、トンチンカンなことを言っていても、ちゃんと自分の言葉で喋ってるという点では、評価をしてもいいんじゃないかと思います」(スポーツライター)

 確かに、自分の言葉でしゃべっているからこそ起こる炎上ではあるのかもしれないが、今回のように、多くの人が不快感を覚える発言を連発してしまうのも考え物だとは思うが……。張本には今後、皆が頷けるような痛快な発言を期待したいものである。

神田うの、“若返りはエチケット”はどこへ……鼻へこみ画像投稿で、ネット騒然!「失敗したの?」

 4月23日、神田うの(44)が自身のインスタグラムを更新。7歳になる愛娘と有名なイタリアンレストランで食事をしたことを報告している。神田は写真にて娘とのおそろいコーデを披露するなど幸せそうだが、同じ日にインスタグラムにアップしたある写真がネットで話題を呼んでいるのだ。

 話題を呼んでいるのは、神田が横を向きながら大輪の花の匂いを楽しんでいる写真。神田は「大輪のカサブランカの香りに誘われて あ〜〜大好きだなー この香り」と綴っているが、話題になっているのは神田の横から見る鼻の形。すこしへこんでいるような、かなり低い印象を受ける形になっているのだ。

 この写真を受け、ネットでは「顔がこわいね」「鼻、潰れてますやん」「なにこれ、お直し失敗したの?」「globeのKEIKOの横顔に似てない?」といった鼻の形に関する感想が続出。

「たしかに、若いころの写真を見ていると、もともと丸い鼻ではありますが、もっと鼻筋がスラっとして、今よりも鼻が高い印象を受けます。近影はちょっと心配になる鼻の低さですね……」(テレビ局勤務)

 神田といえば、2018年9月26日にパーソナルトレーナー・AYAが自身のインスタグラムにて神田との2ショットを披露したところ、コメント欄に神田の顔が変わった、別人みたい、これはやったねなどといった指摘が殺到。神田もこのコメントたちが気に障ったようで、自分でメッセージを書き込むという行動に。「AYA先生のフォロワーの皆さんからのコメントにビックリしています。私の目が変だの魔女みたいだのと整形疑惑ではなく、整形している事になっている事に」「私がやってるのは整形ではなくいわゆる若返り。エチケットとして当たり前にやっている」と反論し、他人のインスタグラムに書き込むという行為は大人げないとネットで批判を浴びたのは記憶に新しいところ。

「普通はスルーするところを、このように書き込んでしまうということは、意外と真面目なんだなと思いました」と語るのは美容雑誌編集者。

「自分のインスタグラムにはファンがいつも賞賛のコメントをくれるので、世間の認識の違いに驚いてショックを受けたのでしょうね。ご本人は整形でなくエチケットと言われていますが、別に整形だとしても全く問題ないと思います。しかし写真を見ると、本当に一時期のglobeのKEIKOさんのような形になってますね。前からの写真は大丈夫ですが、横からみたらかなり違和感があるのは確か。エチケットのやりすぎには注意ですね」(同)

 本人の美意識が高いだけに、鼻についてはかなり気にしてそうで心配……。

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米倉涼子が「脅威に感じた」のは黒木華! では「イラついた」女優は?

 米倉涼子が4月22日放送の『1番だけが知っているSP』(TBS系)に出演。「脅威に感じる女優」を語る場面があった。

「彼女は『何かやっぱり大人気なくて、対抗心が湧いちゃうんですよね私』と意外な思いを吐露。そして、今年2月に松本清張ドラマスペシャル『疑惑』(テレビ朝日系)で路上キスシーンを演じている黒木華について、『まったく違う物として、違う動物として見てました。人間なんですけど、種類が違う人間』と、存在感に惹かれたことを明かしました」(テレビ誌ライター)

 また、「勝てないと思った俳優」についての質問には「西田敏行」と回答。初めて出た大河ドラマのセリフ合わせで、「泣いた記憶がある」と回顧し、「上手くて感動した」と振り返っている。

 米倉がさまざまな出会いの中で成長し、「1番」になったことは想像に難くない。ならば、「イラついた女優」、あるいは「癇に障った女優」を聞いたならばどんな答えが返ってきただろうか。

 ベテランの芸能記者が語る。

「おそらく共演NGとなっている佐藤江梨子の名前が挙がるのでは。市川海老蔵が米倉涼子と05年に破局した後に交際したとされているのが佐藤。しかし、実は2人の因縁はその2年前に起きていました。米倉と佐藤に矢田亜希子を加えて撮影された『ジョージア』CMの収録現場のことです。3人がスーツ姿になって登場、ダンスとラップを披露するというもので、当時はかなり話題となりました。このダンスのステップを練習していたときに、なかなか覚えられない佐藤に対して、米倉が『こんな簡単なこともできないの!?』とダメ出しを食らわせ、佐藤は号泣。CMの第2弾に佐藤の姿はなく、米倉と矢田の2人だけでコミカルなダンスを披露していました」

 佐藤のバストを見て“胸囲”に感じていたのだろうか。

globe・KEIKO、Mr.Childrenのライブを鑑賞で世間は確信? 小室哲哉「会見の大ウソ」

 4月22日、globeのKEIKO(46)がTwitterを更新し、話題となっている。

 KEIKOは3月8日から約1か月半ぶりに「Mr.Childrenさんの、ライブに、行って来ました とても、心をうたれ、感動しました」とツイート。Mr.Childrenは4月20、21日に福岡ヤフオク!ドームでコンサートをしており、現在大分県在住といわれるKEIKOは福岡公演を楽しんだものと見られている。

 このKEIKOのツイートを受け、ネットでは「体に気をつけて下さい。無理せず1歩1歩進んで頑張ってほしい」「音楽に興味を示さないって言ってたけど、誰の音楽かにもよるんだね。元気になって何よりです」といった応援の声が続出。KEIKOは2011年10月にくも膜下出血で倒れ、現在はリハビリ中。3月のツイートではカラオケで歌を歌ったことを報告しており、回復に向かっているものと見られる。

 KEIKOの病状については、18年1月に夫・小室哲哉が不倫による引退会見の際、詳細を説明。KEIKOについて「今は小学4年生くらいの漢字のドリルをすごく楽しんでやる」「女性から女の子みたいな優しい笑顔、性格になった」と説明。「大人の女性としてのコミュニケーションが日に日にできなくなってきて」などと語っていただけに、ファンからは心配の声が上がっていた。また小室の会見でのKEIKOの病状についての発言に対しては、KEIKOの知人や親戚が「嘘ばかり」だと「週刊文春」(文藝春秋)に告発するなど、波紋を呼んでいる。

「文春の記事によると、KEIKOさんは1人で買い物に行ったりカラオケをするなどの日常の行動がいろいろできるそうですよね。とはいえ、KEIKOさんの抱える高次脳機能障害というのは、病気や事故により脳が損傷し、機能に障害が起きた状態を指します。小室さんが言っていた“小4”や“女の子”という言葉がありますが、小4ともなれば買い物やカラオケに行くことはできますもんね。ケガのように目に見えて回復するものでもないですし、周囲は大変だと思いますよ」(週刊誌記者)

 KEIKOは17年から小室と別居しているといわれており、現在も大分県の実家で家族と暮らしているという話だが……。

「小室さんはいまだに不倫が騒がれた看護師と交際しているというウワサもあり、芸能界ではKEIKOさんとの離婚も間近なのでは、と囁かれていますよ。あんな騒動があって、なかなか修復は厳しいのかも。小室さんとどうなってもKEIKOさんにはまたあの素晴らしい歌声を聴かせてほしいですよね」(芸能事務所勤務)

 KEIKOの美声をまたステージで聴くことはできるのか?

地下鉄サリン、東電OL殺人、秋葉原殺傷事件ほか平成30年を振り返る実話系犯罪映画ベスト10

 華やかなバブル景気と共に始まった平成時代。やがてバブル経済は崩壊、阪神・淡路大震災が続き、それまでの価値観や倫理観は大きく揺らぐことになった。混迷する社会を反映するように、凶悪化する少年犯罪、ネットを介した劇場型犯罪、そして真犯人の行方がわからない未解決事件など、さまざまな難事件・怪事件が起きている。そんな実話をベースにした10本の日本映画をセレクトしてみた。犯罪映画を通して、平成30年を振り返ってみよう。

福田和子が逃げ続けた理由とは?

 福田和子が同業のホステスを絞殺した「松山ホステス殺人事件」は1982年(昭和57年)に起きているが、福田は顔を整形して逃亡生活を続け、時効間近に迫った1997年(平成9年)に福井市で逮捕されたことで大きな話題となった。

 阪本順治監督がこの事件をヒントに撮った『顔』は、鬱屈した人生を送っていた正子(藤山直美)が罪を犯したことで、逃亡しながらも生きる歓びを手に入れるという逆説的な物語となっている。警察に追われる正子が夜の海へ飛び込み、不格好ながらも自由を求めて懸命に泳ぎ続けるラストシーンが印象的だ。

 映画では正子は酔っぱらったトラック運転手(中村勘三郎)にレイプされるが、福田の獄中手記『涙の谷…私の逃亡、十四年と十一カ月十日』(扶桑社)では18歳のときに拘置所に収容され、看守の手引きで女子房に入ってきたヤクザに強姦されたことが明かされている。二度とムショには戻りたくないがゆえの懸命の逃亡劇だった。

 福田の逃亡劇は、大竹しのぶ主演作『実録 福田和子』(フジテレビ系)、寺島しのぶ主演作『福田和子 整形逃亡15年』(テレビ朝日系)と度々ドラマ化されている。名前、外見、経歴、職業、男を変えながらサバイバルした福田の人生は、女優魂を突き動かすものがあるようだ。

毒ガス検知器代わりとなったカナリア

 死者13名、負傷者6300名を出し、全世界に衝撃を与えたオウム真理教による「地下鉄サリン事件」は1995年3月20日に起きた。教団内で育てられた少年にスポットライトをあてたのが、塩田明彦監督の『カナリア』だ。教団を出たものの、社会に適応できずに苦しむ元信者たちの姿が描かれている。

 カルト教団で育った少年・光一(石田法嗣)は児童相談施設に預けられていたが、洗脳が解けずに周囲になじむことができずにいた。教団で一緒に暮らしていた幼い妹を連れ戻すため、光一は施設を飛び出して妹を引き取った東京の祖父宅を目指す。途中、父親から虐待されている少女・由希(谷村美月)と出会い、行動を共にすることになる。

 家族に見捨てられ、信じていた宗教も否定された子どもは、何を信じて生きていけばいいのか。光一たちは自分らの居場所を求めて放浪を続ける。谷村美月が歌う昭和の懐メロ「銀色の道」が耳に残る。オウムの施設に突入した捜査隊が毒ガス検知器として手にしていた籠の中のカナリアと、歌を口ずさむ子どもたちを重ねるように描かれている。

 同時期に製作された是枝裕和監督の『誰も知らない』(04)では、1988年に発覚した「巣鴨子ども置き去り事件」が題材となっていた。時代の変化を敏感に察知するのは、やはり子どもたちであるようだ。

殺しの金メダリストが見せる殺人ショー

 満島ひかりをヒロインに抜擢した『愛のむきだし』(09)でカルト教団による洗脳の恐ろしさを描いた園子温監督が、次回作に選んだのが1993年に発覚した「埼玉愛犬家連続殺人事件」だった。設定はペットショップ経営者から熱帯魚経営者に変えてあるが、殺人鬼役を演じるでんでんの振り切った演技が話題を呼び、スマッシュヒットを記録。以後、実録犯罪映画が続々と企画されることになった。

「ボディを透明にする」というでんでんの台詞は、逮捕された関根元が実際に口にしていた言葉。関根は「殺しのオリンピックがあれば、金メダルだ」という名言も残している。ブリーダーとして有名だった関根は、犬を安楽死させるという口実で知り合いの獣医から劇薬を入手し、都合の悪い相手を次々と毒殺。死体は解体した上で、骨は焼却、肉はサイコロ状に裁断して川に流した。関根によってボディを透明にされた被害者の数は、30人以上ともいわれている。

 映画ではカリスマ性のある村田(でんでん)によって、社本(吹越満)たち崩壊一家は簡単に丸め込まれ、社本は死体遺棄を手伝うはめになる。犯罪には縁のないはずだった人間が、恐怖によって洗脳支配されてしまう過程がじっくりと描かれている。

 時間の経過がテロップで表示され、終盤からは秒単位で時間が流れていく。園監督によると「過ぎた時間は二度と戻らない」ことを示しているそうだ。死刑判決が下った関根は、処刑されるのを待つことなく2016年に拘置所内で病死している。

リビドー渦巻く、妖しき迷宮世界

 

 昼は大企業に勤める幹部社員、夜は円山町を徘徊する娼婦……。1997年3月9日に起きた「東電OL殺人事件」ほど、被害者のプロフィールに注目が集まった事件はない。2つの顔を持っていた被害者像は、多くの作家たちのイマジネーションを刺激した。作家・桐野夏生は2003年に『グロテスク』(文藝春秋)を上梓、石井隆監督が撮った官能映画『人が人を愛することのどうしようもなさ』(07)のヒロイン像にも強い影響を与えている。

 園子温監督もこの未解決事件をそのまま映画化するのではなく、独自の解釈による『恋の罪』として描いてみせた。事件の起きた渋谷のラブホテル街をリビドー渦巻く現代の迷宮に見立て、迷宮に足を踏み入れた主婦の目線から事件を物語っている。貞淑な妻であるいずみ(神楽坂めぐみ)をリビドーの迷宮へと誘うのが、有名大学の准教授と売春婦という2つの顔を持つ美津子(冨樫真)。やがて2人は殺人事件に関わり、事件を追う刑事の和子(水野美紀)もまた迷宮の世界へと迷い込む。

 迷宮をさまよった挙げ句、社会の底辺へと堕ちていくいずみ。だが、主婦として何不自由なく暮らしていた頃に比べ、生の実感を手に入れたいずみは別人のような輝きを放つ。亡くなったエリートOLが夜の街で求めていたものは、死と隣り合わせである生の実感だったのだろうか。この事件から14年と2日後、東電は全世界を震撼させる大事件を起こすことになる。

 2008年6月に起きた「秋葉原無差別殺傷事件」をモチーフに、大森立嗣監督は異色作『ぼっちゃん』を撮り上げた。犯人の加藤智大はネットの掲示板に犯行予告の文章を書き込んでおり、大森監督は加藤の文章に触発され、本作の脚本に着手したと語っている。

 社会からの疎外感を抱く主人公が犯行に及ぶシーンは、大森監督の独自の解釈によるものとなっているが、派遣社員が派遣先の職場で抑圧される様子はディテールたっぷりに描かれている。『SRサイタマノラッパー』(09)の水澤紳吾、『オカルト』(08)で怪優ぶりを発揮した宇野祥平が共演。インディーズ映画界の名優2人のやりとりが絶妙すぎ、ブラックコメディ要素の強い作品となった。実録犯罪ものを期待して観ると違和感を覚えるだろうが、格差社会の底辺でも行き場を失った人間は、野獣化せざるをえないというシビアな現実が浮かび上がる。

 大森監督は、真木よう子主演の官能作『さよなら渓谷』(13)では「秋田児童連続殺害事件」をモデルにしたエピソードを物語の導入パートとして描いている。現代人の心の闇、社会の歪みを見つめることで作家性を発揮する監督だといえるだろう。

迫真すぎたピエール瀧の演技

 2005年に死刑囚の告白を「新潮45」の記者がスクープ記事にしたことで、首謀者が逮捕されることになった「茨城上申書殺人事件」の映画化。薬物依存症の元暴力団組長役をピエール瀧が演じ、迫真の演技を見せている。

 藤井記者(山田孝之)のもとに、獄中にいる死刑囚・須藤(ピエール瀧)からの手紙が届く。須藤と面会した藤井は、まだ警察が気づいていない余罪と一連の事件には首謀者がいることを知る。半信半疑で取材を始めた藤井は、土地ブローカーの木村(リリー・フランキー)の足取りを追うことに。須藤が「先生」と呼んで慕っていた木村は、生命保険に入った老人を死に追い詰めるなどして億単位の大金を手に入れていた事実をつかむ。

 本作を撮った白石和彌監督は、『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』(08)で知られる若松孝二監督の愛弟子。スキャンダラスな映画を撮り続けた若松監督を師匠として仰いだだけに、白石監督も実話を題材にした本作で思い切った演出を見せ、売れっ子監督への道を切り開いた。

 白石監督の作品は『孤狼の血』『止められか、俺たちを』(18)のどちらも、アクの強い“師匠”から主人公たちは大きな影響を受けることになる。本作にもそれがいえる。誤った師匠を選んでしまった男の哀しみが、ピエール瀧の演技には漂っている。

毒親、ネグレクト、無縁社会……断ち切れない負の連鎖

 毒親による虐待を受けている児童の数は、1990年代以降年々増え続けている。中でも世間の大きな関心を集めたのが、2010年に起きた「大阪二児餓死事件」だった。織方貴臣監督はこの事件を含め、いくつかの児童虐待事件を取り入れた形で『子宮に沈める』として自主映画化している。

 夫と別れ、若くしてシングルマザーとなった由希子(伊澤恵美子)は2人の子どもを連れて、アパートでの新生活を始める。よい母親になろうと張り切る由希子だが、学歴も職歴もなく、なかなか割りのいい仕事は見つからない。育児と仕事の両立に疲れた由希子は、次第に男と遊ぶようになり、アパートには戻らなくなってしまう。母親の心の荒廃を反映したかのように、アパートの部屋は大量のゴミで埋もれていく。数週間が経っても母親が帰ってこない中、残された姉弟の姉はまだ幼い弟の世話を懸命に看ようとするが……。

 実際に起きた悲劇をネタにして商業映画にしていると、織方監督はネット上でバッシングを浴びることになった。事件を起こした母親を糾弾するための映画ではなく、シングルマザーの苛酷さを伝えたかったという織方監督のメッセージは、バッシングする人々の耳には届かなかった。事件を招いた加害者をいくら叩いても、ネグレクト問題は何も解決しない。『子宮に沈める』はそのことに気づかせてくれる。

 

 2007年3月に起きた「リンゼイ・アン・ホーカーさん殺害事件」の映画化。2年7か月に及ぶ逃亡生活を送った犯人・市橋達也の獄中手記『逮捕されるまで』(幻冬舎)を原作に、ディーン・フジオカ初主演&初監督作として劇場公開された。

 当初は『刑務所の中』(02)や『血と骨』(04)などのヒット作を放った崔洋一監督が撮る予定だったが、亡くなったリンゼイさんの遺族側への配慮から、事件の全体像を描こうとしていた崔監督は降板することに。台湾やインドネシアで俳優&ミュージシャンとして活動していたディーン・フジオカが主演だけでなく、監督も兼任することになった。

 映画では殺害および死体遺棄シーンはなく、市橋が警察の捜査網をかいくぐって逃げ続ける様子を、市橋の主観ドラマとして描いている。市橋は顔を整形し、名前を変え、離島で暮らしながら、自分は何者であるかを自問自答し続ける。結局、自分の正体が分からないまま逮捕の日を迎えた。現実から逃げ続ける市橋は、何者でもない、ただ中身が空っぽなだけの存在だった。彼がようやく手に入れたものは、殺人逃亡犯という重い肩書きだけだった。

“平成の毒婦”が仕掛ける禁断のゲーム

 3度目の獄中結婚をしていたことで話題を呼んでいる“平成の毒婦”こと木嶋佳苗。婚活サイトを通じて木嶋と知り合った男性たちが一酸化中毒などの不審死を次々と遂げたことから、「首都圏連続不審死事件」として世間を騒がせた。

 寺島しのぶが主演した『ソドムの林檎 ロトを殺した娘たち』はWOWOWで放映された5話完結のドラマだが、脚本は荒井晴彦、演出は廣木隆一監督と映画界の手だれたちが手掛けており、地上波ドラマとはひと味違う趣きに仕上げてある。結婚詐欺、および4人の男性を殺害した疑いで逮捕される恵(寺島しのぶ)。美人ではないものの、どんなメールの文面が男たちを惹き付けるかを熟知しており、誘いに乗った男たちは手料理の数々やセックステクによって、すっかり籠絡されてしまう。恵にとって、男たちは自由にお金を引き出せるATMみたいなものだった。

 大竹しのぶの魔性ぶりが目に焼き付く『後妻業の女』(16)も実在の婚活殺人を扱っており、彼女のターゲットとなった高齢者たちは夢見心地のままあの世へと旅立つことになる。禁断の果実を食べたアダムとイブの末裔である人類は、この禁断のゲームからは永遠に逃れることはできそうにない。

元犯罪者の社会生活は許されないのか?

 2013年に出版された薬丸岳のミステリー小説『友罪』を、『64 ロクヨン』(16)の瀬々敬久監督が映画化。あくまでもフィクションではあるが、この作品のモチーフとなっているのは1997年に神戸で起きた「酒鬼薔薇聖斗事件」だ。元少年Aと同世代である瑛太と生田斗真が熱演を見せた力作となっている。

 瀬々監督は「光市母子殺害事件」からインスパイアされた上映時間4時間38分の大作『ヘヴンズ ストーリー』(10)をはじめ、数々の実話系犯罪映画を撮ってきたスペシャリスト。更生施設で心理療法と職業訓練を受けた元少年Aが名前を変え、職場を転々とする姿を追っている。

 元少年Aのような大事件を起こしていなくても、誰しも人間は心の咎を感じながら生きている。一度でも過ちを犯した人間は、社会生活を営むことは許されないのか。もし、隣人の隠された過去を知っても、平然としていられるのか。建前と本音が異なるだろう難問を本作は突き付けてくる。

 瀬々監督が撮る犯罪映画は、風景のこだわりでも知られている。本作では終盤に登場する巨大なパラボラアンテナのある風景が印象に残る。心に闇を抱える主人公が、亡くなった人たちへ“祈り”という名の交信を試みているかのように思えてくる。
(文=長野辰次)

神田うの、“若返りはエチケット”はどこへ……鼻へこみ画像投稿で、ネット騒然!「失敗したの?」

 4月23日、神田うの(44)が自身のインスタグラムを更新。7歳になる愛娘と有名なイタリアンレストランで食事をしたことを報告している。神田は写真にて娘とのおそろいコーデを披露するなど幸せそうだが、同じ日にインスタグラムにアップしたある写真がネットで話題を呼んでいるのだ。

 話題を呼んでいるのは、神田が横を向きながら大輪の花の匂いを楽しんでいる写真。神田は「大輪のカサブランカの香りに誘われて あ〜〜大好きだなー この香り」と綴っているが、話題になっているのは神田の横から見る鼻の形。すこしへこんでいるような、かなり低い印象を受ける形になっているのだ。

 この写真を受け、ネットでは「顔がこわいね」「鼻、潰れてますやん」「なにこれ、お直し失敗したの?」「globeのKEIKOの横顔に似てない?」といった鼻の形に関する感想が続出。

「たしかに、若いころの写真を見ていると、もともと丸い鼻ではありますが、もっと鼻筋がスラっとして、今よりも鼻が高い印象を受けます。近影はちょっと心配になる鼻の低さですね……」(テレビ局勤務)

 神田といえば、2018年9月26日にパーソナルトレーナー・AYAが自身のインスタグラムにて神田との2ショットを披露したところ、コメント欄に神田の顔が変わった、別人みたい、これはやったねなどといった指摘が殺到。神田もこのコメントたちが気に障ったようで、自分でメッセージを書き込むという行動に。「AYA先生のフォロワーの皆さんからのコメントにビックリしています。私の目が変だの魔女みたいだのと整形疑惑ではなく、整形している事になっている事に」「私がやってるのは整形ではなくいわゆる若返り。エチケットとして当たり前にやっている」と反論し、他人のインスタグラムに書き込むという行為は大人げないとネットで批判を浴びたのは記憶に新しいところ。

「普通はスルーするところを、このように書き込んでしまうということは、意外と真面目なんだなと思いました」と語るのは美容雑誌編集者。

「自分のインスタグラムにはファンがいつも賞賛のコメントをくれるので、世間の認識の違いに驚いてショックを受けたのでしょうね。ご本人は整形でなくエチケットと言われていますが、別に整形だとしても全く問題ないと思います。しかし写真を見ると、本当に一時期のglobeのKEIKOさんのような形になってますね。前からの写真は大丈夫ですが、横からみたらかなり違和感があるのは確か。エチケットのやりすぎには注意ですね」(同)

 本人の美意識が高いだけに、鼻についてはかなり気にしてそうで心配……。

田中圭、『あなたの番です』の“ぶりっ子おじさん”演技が賛否両論! 今後のキャリアに影響も!?

 2クール放送が話題の原田知世と田中圭がダブル主演を務める日本テレビ系ドラマ『あなたの番です』が、苦境に追いやられている。4月14日放送の第1話の平均視聴率は8.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったが、4月21日放送の第2話では平均視聴率6.5%と大幅に下落したのだ。

「マンションで巻き起こる『交換殺人ゲーム』を題材としたサスペンスですが、全体的に醸し出す雰囲気が地上波ドラマにしてはちょっと怖すぎるというか、気持ち悪すぎるといった印象。第1話を見て、そのあたりを嫌悪して脱落してしまった視聴者も多かったと思います」(テレビ誌記者)

 同作品で注目を集めているのが、田中圭の演技だ。田中が演じるのは、明るくて天真爛漫なスポーツジムインストラクター・手塚翔太という人物。原田知世演じる手塚菜奈の15歳年下の夫という役どころだ。

「年下夫という設定ということもあって、妻に甘える感じの演技が多いんですよ。『カッコいい』というイメージではなく、『かわいい』というイメージです」(同)

 そんな田中の演技については、賛否両論となっている。

「普段は見せることのないデレデレしたかわいい田中を存分に楽しめるということで、喜んでいる女性ファンは多いようです。しかし、ちょっと過剰な甘えた演技に対しては、『ぶりっ子おじさん』と厳しい声が聞こえてくるのも事実。10代のジャニーズ系アイドルが甘えた演技をするのであればいいのでしょうが、田中圭のような30代半ばの俳優の演技としては、たしかにちょっと……という部分もあるのでしょう」(同)

『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)をきっかけにブレークを果たした田中圭だが、今回の『あなたの番です』が大きなターニングポイントになりそうだという意見もある。

「プライベートの田中圭は、決して『ぶりっ子』ではなく、むしろやんちゃなタイプ。そういう意味では、今回の『ぶりっ子おじさん』は新境地でもあり、俳優としての可能性を広げるものでしょう。ただ、半年間も『ぶりっ子おじさん』が放送され続けることで、このイメージが定着してしまう可能性もある。そうなったら田中圭としては、逆にいろいろな役をしづらくなってしまう。年齢的に考えると『ぶりっ子おじさん』を演じることよりも、ほかの役を演じることのほうが多いわけで、あんまり『ぶりっ子おじさん』で注目され過ぎないほうがいいと思っているかもしれません」(テレビ局関係者)

 今後のキャリアを考えると、『あなたの番です』が、むしろヒットしない方がいいのかも?

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