米倉涼子『ドクターX』、「侍ジャパン強化試合」も一蹴! 20%割れを阻止した立役者は?

 

 米倉涼子主演の連続ドラマ『ドクターX~外科医・大門美知子~』(テレビ朝日系/木曜午後9時~)第5話が10日に放送され、視聴率は20.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をマークした。裏のTBS系では『侍ジャパン強化試合 日本対メキシコ』が中継放送されたが、同番組の視聴率は9.7%で、『ドクターX』は、ダブルスコアで軽く一蹴した。

 シリーズ第4弾となる同ドラマは、初回20.4%で好発進。第2話は19.7%と微減したが、第3話は前番組の『日本シリーズ 広島対日本ハム 第5戦』が17.4%の高視聴率を獲得した効果もあり、24.3%まで上昇。第4話は21.3%で、第5話も20%を突破し、3週連続で大台をキープ。これで、第5話までの平均視聴率は21.1%となり、好調を維持している。

 第5話には、視聴者の待望論が高かった海老名敬医師(遠藤憲一)がエンディングで登場。東帝大学病院の金沢分院に飛ばされている海老名医師が、東京出張のため、かつての親分・蛭間重勝院長(西田敏行)のもとに、あいさつに訪れた。論文盗用問題で失墜の危機に瀕し、孤立していた蛭間院長は、腹心の海老名医師に泣きつく。すると、海老名医師は「お館様」と叫び、蛭間院長と抱き合ったところで放送がこの回が終了。遠藤は自身が出演するNHK大河ドラマ『真田丸』で、「お館様」と呼ばれている上杉景勝を演じており、これは同作をパロディ化したシーンだった。

 待ち望まれていた遠藤の復活に、ネット上での視聴者の反応も、「ラストの西田と遠藤の絡みはおもしろかった。遠藤は『Chef~三つ星の給食~』(フジテレビ系)との掛け持ちでスケジュール的に難しいだろうが、できれば最終回まで出てほしい」「蛭間病院長と海老名先生は最高の迷コンビ。来週も登場するみたいでうれしい」「待ってました! やっぱり遠藤さんの『御意』が好き。『お館様』には笑った」「海老名が出ただけで、なぜか笑顔になる」といった調子で賛辞の嵐。

 あいにく、遠藤の出演は今回と次回の2話のみの予定。『ドクターX』には欠かせない名脇役の登場で、次回第6話も高視聴率をマークするのは間違いなさそうだ。
(田中七男)

織田裕二『IQ246』、小ネタで『相棒』『逃げ恥』『ATARU』満載も……視聴率2ケタギリギリ10.1%

 11月6日、織田裕二主演ドラマ『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系)の第5話が放送され、視聴率は10.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。前回から視聴率を下げたものの、ギリギリ2ケタをキープしている。

 同ドラマは、IQ246の天才である貴族の末裔・法門寺沙羅駆(織田)が難事件に立ち向かっていく本格ミステリー。第5話では、沙羅駆がアートギャラリーのパーティーに参加し、アーティスト・千代能光一(成宮寛貴)と出会う。そんな中、パーティーに参加していた千代能の相棒・番田(矢本悠馬)が、不可解な事故死を遂げてしまう……という内容だった。

「成宮は、『相棒』で杉下右京(水谷豊)の相棒役を務めていたことで有名ですが、今回はそれを踏まえた小ネタが随所に仕込まれていました。沙羅駆に、『杉下さん』と呼び間違えられた刑事が、その場で杉下右京を思わせる紅茶を入れるふりを披露したり、『相棒』で成宮の恋人役を務めた真飛聖も出演したりと、『相棒』を見たことのある視聴者であれば、思わずにやけてしまうような仕掛けが満載でした」(芸能誌関係者)

 『相棒』ネタ以外にも、「沙羅駆が使用した油性ペンの名前が『マッキー』ならぬ『ガッキー』になっており、TBSで放送中のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主演・新垣結衣を意識したものだと話題になっていました。また、劇中に登場したお菓子の名前が『チョコザイ』という名だったのですが、これは、同じくTBSのヒットドラマであるSMAP・中居正広主演『ATARU』の主人公のあだ名。パッケージには、ねずみらしきイラストが施され、これもチョコザイが持ち歩いていた『デグー』のマスコットをイメージしているといわれています」(同)という。

 こうした小ネタの応酬は、視聴者にも大好評で、「細かいところの『相棒』ネタが面白すぎ!」といった反響も上がっていた。

「実は、『IQ246』で演出を務める木村ひさし氏は、嵐・松本潤主演『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系)を担当していた人物。同作でも、国仲涼子やKAT-TUN・中丸雄一といった各話ゲストにちなんだ小ネタを仕込み、話題を呼んでいました」(同)

 とはいえ、『99.9』には、視聴者から「ストーリーと関係ないネタが多すぎる」「小ネタがうるさくて事件の内容に集中できない」といった声も寄せられていた。その二の舞を演じないように、小ネタの数はほどほどにして、視聴率上昇を狙ってほしいものだ。

織田裕二『IQ246』、小ネタで『相棒』『逃げ恥』『ATARU』満載も……視聴率2ケタギリギリ10.1%

 11月6日、織田裕二主演ドラマ『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系)の第5話が放送され、視聴率は10.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。前回から視聴率を下げたものの、ギリギリ2ケタをキープしている。

 同ドラマは、IQ246の天才である貴族の末裔・法門寺沙羅駆(織田)が難事件に立ち向かっていく本格ミステリー。第5話では、沙羅駆がアートギャラリーのパーティーに参加し、アーティスト・千代能光一(成宮寛貴)と出会う。そんな中、パーティーに参加していた千代能の相棒・番田(矢本悠馬)が、不可解な事故死を遂げてしまう……という内容だった。

「成宮は、『相棒』で杉下右京(水谷豊)の相棒役を務めていたことで有名ですが、今回はそれを踏まえた小ネタが随所に仕込まれていました。沙羅駆に、『杉下さん』と呼び間違えられた刑事が、その場で杉下右京を思わせる紅茶を入れるふりを披露したり、『相棒』で成宮の恋人役を務めた真飛聖も出演したりと、『相棒』を見たことのある視聴者であれば、思わずにやけてしまうような仕掛けが満載でした」(芸能誌関係者)

 『相棒』ネタ以外にも、「沙羅駆が使用した油性ペンの名前が『マッキー』ならぬ『ガッキー』になっており、TBSで放送中のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主演・新垣結衣を意識したものだと話題になっていました。また、劇中に登場したお菓子の名前が『チョコザイ』という名だったのですが、これは、同じくTBSのヒットドラマであるSMAP・中居正広主演『ATARU』の主人公のあだ名。パッケージには、ねずみらしきイラストが施され、これもチョコザイが持ち歩いていた『デグー』のマスコットをイメージしているといわれています」(同)という。

 こうした小ネタの応酬は、視聴者にも大好評で、「細かいところの『相棒』ネタが面白すぎ!」といった反響も上がっていた。

「実は、『IQ246』で演出を務める木村ひさし氏は、嵐・松本潤主演『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系)を担当していた人物。同作でも、国仲涼子やKAT-TUN・中丸雄一といった各話ゲストにちなんだ小ネタを仕込み、話題を呼んでいました」(同)

 とはいえ、『99.9』には、視聴者から「ストーリーと関係ないネタが多すぎる」「小ネタがうるさくて事件の内容に集中できない」といった声も寄せられていた。その二の舞を演じないように、小ネタの数はほどほどにして、視聴率上昇を狙ってほしいものだ。

三代目JSB、出演イベントに異変!? レコ大買収問題で「仕切りグダグダ」「恒例質問も総スルー」

 10月27日発売の「週刊文春」(文藝春秋)でスクープされた、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの「レコード大賞」買収疑惑。昨年末、同大賞に輝いた三代目JSBだが、所属事務所のLDHが、レコ大を事実上取り仕切るバーニングプロダクションに、「年末のプロモーション業務委託費として」という名目で1億円を支払っていたと報じられた。

「レコ大の審査員を務めるスポーツ紙の音楽担当記者の間では、バーニングが仕切る出来レースに協力すると“大きな見返り”があるというのは、よく知られた話。これまで買収に乗っかってきた各スポーツ紙は、もちろん後追い報道は一切せず。続報を出し続ける『週刊文春』に戦々恐々としています」(芸能ライター)

 この報道に、三代目JSBファンは、Twitter上で「文春さいてー!」「文春、一回くたばれよ」「嘘言ってお金もらうなんて、クズすぎだね」と大激怒するなど、波紋を呼んでいる。ところが、三代目JSBメンバー当人たちは、騒動などお構いなしに“通常運行”を続けているようだ。

「11月5日に、岩田剛典、登坂広臣、小林直己が江崎グリコの『ポッキー&プリッツの日』イベントに登壇。招待された450人の熱心なファンにとっては、買収報道などなかったことになっているようで、大いに盛り上がっていましたよ。肝心の3人のトークは、特に使いどころのない通りいっぺんのコメントばかりで、記者は『何を書いたらいいんだ?』と苦笑いしていましたね。異変といえばそれくらいでしょうか」(スポーツ紙記者)

 続いて8日には岩田が、サマンサタバサ表参道GATES店のオープニングイベントに登場した。

「このイベントの主催は、買収に一役買っているといわれるレコード会社のエイベックスでした。少なからずダメージを受けているのか、スタッフがたくさんいる割に仕切りはグダグダ。狭い店内はカメラマンがごった返し、苛立った声が飛び交っていましたし、店頭でのフォトセッションではファンも詰めかけて大混乱。警察も出動する騒ぎとなっていました。例年、この時期のイベントでは『NHK紅白歌合戦』やレコ大など、年末に向けた意気込みが語られるものですが、もちろん触れられることは一切なく、岩田はただ笑顔を振りまくだけでした」(同)

 このままメンバーからは何も語られないまま、疑惑は闇に葬られるのだろうか。

ピコ太郎、テレビ業界から需要ナシ? 「結局ユーチューバー」「しゃべりがつまらない」

 ピコ太郎の勢いが止まらない。YouTube公式の「PPAP」動画は累計8000万の再生回数を突破。関連動画を含む総再生回数は驚異の4億超え(10月25日付)。12月7日にはその「PPAP」を始め、「べったら漬けが大好き」「スイーツまとめて星になれ」など合計20曲入りのファーストアルバムもリリースされる。10月28日には、日本外国特派員協会に招かれて記者会見を行い、「PPAP」が全米ビルボード・ソング・チャートにトップ100に入った「世界最短曲」としてギネス世界記録に認定されたことを明らかにした。

「新曲の『NEO SUNGLASSES(ネオ・サングラス)』も11月11日時点で1300万回の動画再生数を記録し、まだまだ伸ばしています。PPAPという言葉は流行語大賞のノミネート候補には入ってくるでしょう」(芸能ライター)

 まさにネットを席巻中のピコ太郎。テレビ業界での評判もうなぎのぼりでは、と思いきや……。

「思ったほど話題に上がりません。ユーチューバーは結局ユーチューバーですから、テレビというフレームの中でネタをやると途端に寒くなるのです。だから特に『何がなんでも今スケジュール押さえておけ!』と動く気になりません」(テレビ関係者)

 確かにYouTubeで活躍しているHIKAKIN(ヒカキン)、はじめしゃちょーといった面々は、たまにテレビで見かけることはあるものの、テレビ業界に乗り込んでいる印象は薄い。同じ動画といえど、ネットとテレビの間には大きな隔たりがあるようだ。

 さて、そんなピコ太郎を“プロデュース”しているのは、古坂大魔王。40代前後には
なじみ深い名前だ。90年代、言葉をもじって別の文章にする言葉遊びのバラエティ『ボキャブラ天国』(フジテレビ系)などで、お笑いトリオ「底抜けAIR LINE」の1人として活躍していた。ちなみに『ボキャ天』で彼らに付けられたキヤッチコピーは、「きりもみ空中3回転」。

「欲を言えば、ピコ太郎は素性を明かすのが早すぎた気がします。まあ、あまり引っ張ってもそのうちバレると踏んだのかもしれませんが。古坂は芸人の間では『本当は芸人の中で一番面白い』『さんまさんクラス』ともてはやされていますが、日本外国特派員協会で開いた記者会見を見る限りは、いきなりスポットライトを浴びて浮足立つ中年男性にしか見えず、芸人仲間の高い評価に違和感を覚えました。普段からテレビ慣れしていないと、素のしゃべりがこれほどまでにつまらないんですね」(同)

 また、バラエティ番組を手がける放送作家によれば、ネタをしていないときのしゃべりに、アルバイトで生計を立てている芸人が身にまとう「苦労してる感」「過剰な礼儀正しさ」がどうしても見え隠れしてしまうという。

「『ボキャ天』からは爆笑問題やネプチューン、海砂利水魚(くりぃむしちゅー)など、現在も活躍しているテレビタレントが多く輩出されましたが、結局、古坂を含む『底抜けAIR LINE』はテレビの水になじめなかったわけですよね。ですから、これからもネットで人気が出たからといってテレビでひと花咲かせようと欲張らずに、地道にYouTubeの画面で活躍した方が、長持ちして彼のためにもなると思います」(前出・テレビ関係者)

 確かに、もはやテレビが家にない「非テレビ層」が生まれているだけに、既存のメディアに固執することもないのかもしれない。いずれにしても、ピコ太郎はこの先どんな飛躍を遂げていくのであろうか?

本郷奏多「主食はグミ」、南明奈「水が飲めない」……世間をドン引きさせる“偏食タレント”

 変わり者が多いといわれる芸能界には、一風変わった食生活がささやかれる“偏食タレント”が存在するという。近頃は、テレビで公言するタレントを見かけるが、マスコミ関係者の間でも、たびたび話題に上がるそうだ。

「現在、偏食芸能人の代表格といえば、本郷奏多でしょう。2015年9月放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に出演した際、映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』で共演した水原希子からの手紙で『本郷奏多は全然ゴハンを食べません』と明かされると、本郷自身も『食事がすごく苦手』だと語り、『異物を体内に取り入れる行為』と表現して共演者らを驚かせました。そんな本郷は、最低限の食事として主にグミを食べているそうで、このキャラクターがウケて、その後もさまざまな番組で“偏食ぶり”を披露しています」(テレビ局関係者)

 今年9月放送の『櫻井・有吉 THE夜会』(TBS系)では、食通・中尾彬からも説教されていたものの、本郷が「何も食べないで生きていられるなら、それがベスト」と話したことで、さすがの中尾も「ダメだ、こりゃ」と呆れていた。

 また南明奈はかつて、「水が飲めない」と公言し、偏食タレントの1人として知られている。

「南は、水分はもっぱらコーラから摂っていると公言しています。ある撮影に同行したスタッフによると、『1週間の撮影の間、アッキーナが口にしたのはコーラとケーキのみだった』とのこと。そんな食生活でよく太らないものだと、驚きました」(スポーツ紙記者)

 さらに志田未来は、バラエティ番組で「偏食カミングアウト」を行ったことがある。

「志田は2009年、V6の冠番組『VivaVivaV6』(フジテレビ系)に出演した際、ラーメン店ロケなのに、チャーシュー、メンマ、きくらげ、白ネギ、そしてアサリが食べられないと告白。さらに、牛乳が嫌いだからグラタンも無理、揚げ物が苦手でコロッケも食べられない、もちろん学校の給食も『残しますね』と発言していた。また、同年の『さんまのまんま』(関西テレビ)でも、明石家さんまに好物のツナ缶を勧めておきながら、さんまがしょうゆやマヨネーズをかけて食べることを促すと、拒否反応を示していました。優等生キャラの志田だけに、事務所内部では、志田の偏食ぶりをテレビで取り上げることに反発の声もあったそうです」(制作会社スタッフ)

 食事の好みは千差万別ながら、あまりの偏食ぶりは世間をドン引きさせてしまうこともある。テレビでのアピールする際は、気をつけてほしいものだが……。

月9『カインとアベル』、サブタイトルが“暴走”!? 「放送見てもわからない」展開に

  漫画家・柴門ふみが、人気コミック『東京ラブストーリー』(小学館)の続編を26年ぶりに再開した。同作はフジテレビの「月9」枠でドラマ化され、最終回は32.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)という高視聴率を叩き出し、社会現象を巻き起こした伝説の作品。しかし4半世紀たった現在、そんな超人気のブランド枠だった「月9」は、何をやっても当たらない、まさに低迷期に突入している。

「現在放送中の『カインとアベル』は、視聴率が上がる気配すらありません。これは、旧約聖書の『創世記』の第4章に登場する兄弟・カインとアベルが原案となっていますが、そう言われてもあまりピンと来ない方もいると思います。要は、兄と弟の立場が逆転する物語で、優秀な兄・高田隆一(桐谷健太)が副社長を務める大手不動産会社に、まったく期待されていない弟・優(山田涼介)が入社してきて、あることを境にその関係が変わっていくという展開です」(芸能ライター)

 そんな同作で、ドラマ本編とは別に話題なのが、各回のサブタイトルだという。

「1話目は『僕とアニキの2つの三角関係』という比較的軽い印象のフレーズでした。しかし、この初回が8.8%というまさかの1ケタスタート。すると2話目のサブタイトルは『ハートを掴め!!恋も仕事も驚きの大逆転』と少しあおり気味で来たのです。しかし、結果は前回より0.2ポイント減の 8.6%で終わりました」(同)

 サブタイトルは毎回プロデューサーが頭を悩ませるポイント。脚本家やスタッフと一緒に決める場合もあるが、いかに多くの人を惹きつけられるかがカギとなる。そして続く3話目のサブタイトルは、さらに大仰なものだったという。

「10月31日にオンエアされた3話目はなんと、『超緊急事態!最大のピンチを乗り越えろ』というものでした。もはや何のドラマかさえわからず、暴走状態です。そして、これが6.9%という最低視聴率を更新してしまいます」(同)

 もはやサブタイにあった「超緊急事態」や「最大のピンチ」はドラマの登場人物のことを指しているのではなく、低迷にあえぐ自分たちスタッフが自虐の意味も込めてつけたのではと勘ぐってしまう。ドラマに限らずバラエティでも、数字が下がると「新展開」「急展開」「衝撃」「驚愕」というフレーズを使いたがるが、3話目にして早くも非常時の対応だ。

 そして、気になる4話目のサブタイトルは……。

「『奇跡の大逆転!運命を変えたひらめき』というものでした。しかし、この『ひらめき』が何だったのか、放送を見た視聴者にもわからなかったのではないでしょうか」(同)

 この回で、隆一はバンコクの都市開発の資金繰りに失敗し、失踪するが、その前夜、優に自分が大切にしていた万年筆をプレゼントする。その万年筆は、兄弟2人が少年時代、家族で葉山の別荘に滞在していたときのことを思い出させる品。優はそこで、「もしかしたから兄貴は別荘に身を寄せているかもしれない」と葉山に向かうが、これがサブタイトルの「ひらめき」だったとしたら、お粗末としか言えないだろう。

 とは言え、ドラマ本編とは異なる味わいを届けてくれる『カインとアベル』。サブタイトルを楽しみするのも一興かもしれない。
(後藤港)

月9『カインとアベル』、サブタイトルが“暴走”!? 「放送見てもわからない」展開に

  漫画家・柴門ふみが、人気コミック『東京ラブストーリー』(小学館)の続編を26年ぶりに再開した。同作はフジテレビの「月9」枠でドラマ化され、最終回は32.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)という高視聴率を叩き出し、社会現象を巻き起こした伝説の作品。しかし4半世紀たった現在、そんな超人気のブランド枠だった「月9」は、何をやっても当たらない、まさに低迷期に突入している。

「現在放送中の『カインとアベル』は、視聴率が上がる気配すらありません。これは、旧約聖書の『創世記』の第4章に登場する兄弟・カインとアベルが原案となっていますが、そう言われてもあまりピンと来ない方もいると思います。要は、兄と弟の立場が逆転する物語で、優秀な兄・高田隆一(桐谷健太)が副社長を務める大手不動産会社に、まったく期待されていない弟・優(山田涼介)が入社してきて、あることを境にその関係が変わっていくという展開です」(芸能ライター)

 そんな同作で、ドラマ本編とは別に話題なのが、各回のサブタイトルだという。

「1話目は『僕とアニキの2つの三角関係』という比較的軽い印象のフレーズでした。しかし、この初回が8.8%というまさかの1ケタスタート。すると2話目のサブタイトルは『ハートを掴め!!恋も仕事も驚きの大逆転』と少しあおり気味で来たのです。しかし、結果は前回より0.2ポイント減の 8.6%で終わりました」(同)

 サブタイトルは毎回プロデューサーが頭を悩ませるポイント。脚本家やスタッフと一緒に決める場合もあるが、いかに多くの人を惹きつけられるかがカギとなる。そして続く3話目のサブタイトルは、さらに大仰なものだったという。

「10月31日にオンエアされた3話目はなんと、『超緊急事態!最大のピンチを乗り越えろ』というものでした。もはや何のドラマかさえわからず、暴走状態です。そして、これが6.9%という最低視聴率を更新してしまいます」(同)

 もはやサブタイにあった「超緊急事態」や「最大のピンチ」はドラマの登場人物のことを指しているのではなく、低迷にあえぐ自分たちスタッフが自虐の意味も込めてつけたのではと勘ぐってしまう。ドラマに限らずバラエティでも、数字が下がると「新展開」「急展開」「衝撃」「驚愕」というフレーズを使いたがるが、3話目にして早くも非常時の対応だ。

 そして、気になる4話目のサブタイトルは……。

「『奇跡の大逆転!運命を変えたひらめき』というものでした。しかし、この『ひらめき』が何だったのか、放送を見た視聴者にもわからなかったのではないでしょうか」(同)

 この回で、隆一はバンコクの都市開発の資金繰りに失敗し、失踪するが、その前夜、優に自分が大切にしていた万年筆をプレゼントする。その万年筆は、兄弟2人が少年時代、家族で葉山の別荘に滞在していたときのことを思い出させる品。優はそこで、「もしかしたから兄貴は別荘に身を寄せているかもしれない」と葉山に向かうが、これがサブタイトルの「ひらめき」だったとしたら、お粗末としか言えないだろう。

 とは言え、ドラマ本編とは異なる味わいを届けてくれる『カインとアベル』。サブタイトルを楽しみするのも一興かもしれない。
(後藤港)

“薬物疑惑”を実名報道されたタレントの現在――マスコミに握られた「決定的な物証」

 大麻取締法違反で逮捕された高樹沙耶だが、一部マスコミ関係者の間では以前から「麻薬取締部にマークされている」「逮捕は時間の問題」といわれていたという。しかし、実際に高樹の取材に動いたメディアもあったものの、清原和博やASKAのように、実名で報道されることはなかった。

「高樹が内偵されているという情報は、参院選出馬を表明した春先以降、マスコミ関係者の間でささやかれるようになりました。しかし、『捜査当局が動いている』というだけの情報で、報道することはほぼ不可能。証拠を出せなければ、訴えられた際に勝てないし、また記事が出ることによって、捜査に悪影響を及ぼす危険性もあります。警察としても、確実な証拠がなければ逮捕はできないというだけに、有名人の犯罪行為疑惑を実名で報道するのは、何よりも慎重にならざるを得ません」(週刊誌記者)

 しかし近年芸能界では、薬物使用を実名報道された芸能人もわずかながらに存在する。1人は、高樹と同じく、2012年に大麻使用を「週刊文春」(文藝春秋)に報じられた沢尻エリカだ。

「沢尻の大麻使用疑惑は、“薬物検査に陽性反応が出た”と記された前所属事務所からの『契約解除通知書』、さらに『大麻インストラクター』なる肩書のスペイン在住男性の証言とともに、断定的に報道されました。そして直後に公開された主演映画『ヘルタースケルター』のプロモーションもほぼ行われず、沢尻は公の場から姿を消してしまった。翌13年末のスペシャルドラマ『時計屋の娘』(TBS系)主演、さらに翌年の連続ドラマ『ファースト・クラス』(フジテレビ系)主演で、ようやく芸能活動を再開。現在では、これらの報道はまるでなかったかのように女優活動を行い、昨年は月9『ようこそ、わが家へ』(同)に出演、さらには製薬会社のCMにも出演するほどになりました」(スポーツ紙記者)

 さらに今年2月には「週刊新潮」(新潮社)が、清原の“シャブ仲間”として、長渕剛の覚せい剤使用疑惑を報じた。

「清原自身の証言として、長渕と2人で東京・帝国ホテルのスイートルームにこもって覚せい剤を使用していたことを明かす内容の記事が掲載されました。さらにその証拠写真が、捜査員の目に触れている可能性も示唆。こちらに関しても、証拠写真の存在を匂わせていることから、『新潮』は裁判になっても負けないような、決定的な“物証”を手にしている可能性が高い。事実、犯罪行為を実名報道された長渕側は、新潮社側を提訴さえしてないわけですからね。そんな長渕の報道後の活動状況ですが、今年8~9月にファンクラブ向けのライブツアーを開催。報道前からほとんどテレビには出演していなかったため、“露出が激減した”という印象は皆無ですが、長渕サイドは『薬物報道のイメージを一刻も早く消し去りたい』と思っていることでしょう」(同)

 清原の逮捕により、今年は業界内で、タレントの“薬物疑惑”のウワサが頻繁に流れるという。果たして次に、沢尻や長渕のような実名報道をされるのは、一体誰になるのだろうか。

次期大河『おんな城主 直虎』に暗雲? 柴咲コウ主演『氷の轍』の不振にNHK大慌て!?

 昨年のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』(井上真央主演)は全話平均12.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、大河史上ワーストタイとなる惨状だったが、今年の『真田丸』(堺雅人主演)は好調が続いている。第44話までの平均視聴率は16.9%で、地上波より2時間早く放送されているBSプレミアムでの視聴率も上々。この調子でいけば、2012年以降の大河ドラマの中で最高視聴率となるのは濃厚な情勢だ。

 そんな中、来年放送予定の大河ドラマ『おんな城主 直虎』に暗雲が立ち込めているという。主役を務める柴咲コウが主演したスペシャルドラマ『氷の轍』(テレビ朝日系/11月5日放送)が9.8%と、2ケタにも乗らない不振に終わったのだ。

 同ドラマは、大阪・ABCの創立65周年記念として制作されたもので、直木賞作家の桜木紫乃氏が、このドラマのために執筆した同名小説が原作となる。主人公の大門真由(柴咲)は北海道警釧路中央本部の新人刑事で、生面目で仲間と打ち解けられない性格から、「剣道の防具をつけた女」といわれている。母親はおらず、唯一の肉親である元刑事の父親・史郎(塩見三省)も余命がわずか。そして真由の教育係である警部補・片桐周平(沢村一樹)は、かつてその史郎から薫陶を受けた1人であり、真由の生い立ちも知っている。そんな真由と片桐が、釧路で起きた2つの殺人事件の捜査にあたる……という展開だった。

 キャストは、柴咲、沢村、塩見のほか、岸部一徳、余貴美子、宮本信子、嶋田久作らで、実力派俳優陣が勢揃いした布陣といえるだろう。

 同時間帯の他局では、土曜プレミアム『中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞2016』(フジテレビ系)が12.1%でトップ。そのほか『THE LAST COP/ラストコップ』(日本テレビ系)が7.6%、『嵐にしやがれ』(同)が8.6%。『世界ふしぎ発見!』(TBS系)が9.1%、『新・情報7daysニュースキャスター』(同)が10.9%。テレビ東京『出没!アド街ック天国』が8.2%、NHK総合『NHKスペシャル』が8.0%となった。『氷の轍』は午後9時台では2位、10時台では3位を記録し、順位としては悪くはないが、強力な裏番組はなかっただけに、1ケタ台は物足りない数字である。

「NHKとしては、『花燃ゆ』と同じ轍は踏みたくない。来年の『直虎』にも『真田丸』同様、15%超の視聴率を期待しているでしょう。昨年1月期に柴咲が主演した『○○妻』(日本テレビ系)は全話平均14.3%と高視聴率だっただけに、テレ朝も今回は期待していたはず。『氷の轍』が1ケタに終わったことで、柴咲の潜在視聴率に疑問符が付き、NHKも慌てているのではないでしょうか」(芸能ライター)

 柴咲に同情すべきは、テレ朝が『氷の轍』の番宣を熱心にしなかったため、このドラマの放送自体を知らない視聴者が多かった点だろう。果たして、柴咲は周囲の不安を払拭し、『直虎』を高視聴率に導けるのだろうか?

(田中七男)