小室哲哉を見限り、沢尻エリカを守ったエイベックス! メンツを潰された“歌姫”倖田來未

 本当は言いたいのに、言えないネタを持ってる芸能記者さん、集まれ! 芸能ニュースの摩訶不思議なお話からウソか真かわからないお話まで、記者さんたちを酔わせていろいろ暴露させちゃった☆

A……スポーツ紙記者 アイドルから演歌歌手まで、芸能一筋20年超の芸能記者

B……週刊誌デスク 日中はラジオでタレントの発言をチェック、夜は繁華街に繰り出し情報収集を行う事情通

C……WEBサイト記者 通常ニュースから怪しいBBSまで日参、膨大な資料を作り続ける若手記者

吉本興業“不祥事”祭り

A 2019年を振り返ってみて、芸能界はどんな年だったと思いますか?

B 週刊誌は“吉本祭り”だったな。複数の吉本芸人が振り込め詐欺グループの忘年会に参加して、いわゆる“闇営業”を行っていたことを6月7日の「フライデー」(講談社)が報じたのですが、当初は正直、ここまで盛り上がるとは思わなかった。けれど、雨上がり決死隊・宮迫博之が反社会的組織からギャラをもらっていないと言っていたのに、実際にはもらっていたことが露呈したあたりから、うちの媒体でも、毎週必ず吉本ネタを探すようになって。極楽とんぼ・加藤浩次が、『スッキリ』(日本テレビ系)生放送中に「経営陣が変わらなければ吉本を辞める」と発言したのも注目を浴びましたよね。

C ウェブニュースサイトも、一時期“吉本祭り”でした。テレビや新聞、ウェブまで、吉本関連のニュースは軒並み“数字”を稼いでいたようです。

B なんだかんだ言って、それだけ吉本や所属タレントは、世間から興味を持たれているってことなんだろうね。

A “闇営業問題”発覚後、エージェント制度契約の導入や契約書面の発行など、吉本がさらなるガバナンス強化に務めているのはわかりますが、「状況が改善した」とは言い切れない状況のように感じます。

C 宮迫と吉本の関係は修復してないし、ロンドンブーツ1号2号・田村亮の復帰も年内は持ち越されました。

B あとは、チュートリアル・徳井義実の所得隠し騒動もありましたね。

A 正確には「申告漏れ」です(笑)。当初は16〜18年に無申告だったという話だったのですが、その後、15年までにも国税庁から無申告を指摘されていたことが発覚。徳井も、いまだに復帰のメドは立っていないようです。

B 徳井は闇営業と違って、吉本からペナルティを食らって「謹慎」しているわけでなく、あくまでも自主的な「活動自粛」だから。本人は本気でへこんでいて、周囲に「芸能界以外の仕事も考えた方がいいのかな」と言っていたとか。

A  徳井は、ネットの意見をよく見ているそうですよ。匿名掲示板などを見ていると「引退するほどの話ではない」という声も、「二度と見たくない」という声も、どちらも見受けられる状況ですが、果たして徳井はどのような道を選ぶんでしょうね。

C 19年は“薬物の年”とも言われています。11月の沢尻エリカの逮捕は世間に大きな衝撃を走らせましたが、それ以外にも、電気グルーヴ・ピエール瀧に元KAT-TUN・田口淳之介、田代まさしなど、いわゆる「超有名人」の薬物逮捕が相次ぎました。

B そのせいか、マスコミの間でも「次に逮捕されるのは誰?」といった話がめちゃくちゃ出回ってた気がする。沢尻なんて、逮捕される2カ月くらい前から、マスコミ界隈で薬物の話が大拡散されていたし。

A 「沢尻は関東信越厚生局麻薬取締部(通称・マトリ)にマークされている」という話でしたよね。同時期、ほか2人の女優の名前も挙がっていて、うち1人は片瀬那奈だったんですが、沢尻の逮捕後、一部週刊誌が「片瀬は尿検査と毛髪鑑定を受けて、いずれも陰性だった」と所属事務所のコメントを伝えていました。

C 片瀬に関しては、もはや「マスコミ内のウワサ」では済まないくらい、ネット上でも名前が拡散されていましたから。事務所としても、苦肉の策で否定コメントを出したのでは。

B 本人や事務所の名誉のためにもね。しかし、沢尻が所属するエイベックスは“エリカ様”を徹底的に守る体制だね。病院を手配して、大物弁護士を付けて、家族のケアまでしてるらしいじゃない。

A 裁判前に、事務所から契約解除された瀧とは大違いですね。瀧が所属していたソニー・ミュージックアーティスツはコンプライアンスに厳しいから。

B エイベックスだって、押尾学が逮捕された時は速攻で契約解除していた。沢尻の場合、事務所トップからの覚えがめでたいって話でしょ。

A ちなみに沢尻が保釈されたのは12月6日でしたが、ちょうど同日、“エイベックスの歌姫”倖田來未の20周年記念イベントが行われていたんですよ。当然、ほとんどのメディアは、沢尻の現場である湾岸署に行ってしまい、倖田の現場は閑古鳥が鳴いていたとか。

C 周囲に迷惑をかけたという意味では、倖田も相当被害に遭っていますね(笑)。

エイベックス、小室哲哉からKEIKOへシフト

B エイベックスは大手だけど、なんだかんだ人情味のある采配をするよね。小室哲哉が突然バッシングされ始めたのを見て、再認識した。

C 小室は18年1月、「週刊文春」(文藝春秋)で元看護師女性との不倫疑惑を報じられ、即座に引退会見を開きました。妻・KEIKOの介護に疲れた、才能の枯渇を感じるなど、悲壮感漂う会見となり、世間から同情票が集まり、「文春」バッシングにまで発展。しかし19年10月に、「文春」と「女性セブン」(小学館)が不倫疑惑の続報を伝えると、今度は180度変わって「小室悪し」の世論となりました。

B 去年のエイベックスは、小室の不倫疑惑報道にものすごく神経質になってたけど、現在は「どんどん叩いてOK」というスタンスになってるよね。

A そうですね(笑)。エイベックスも、あまりに自分勝手な小室にさじを投げたのだと思いますよ。バッシングされずに引退できるよう、関係各所に調整を行ってバックアップしてあげたのに、相変わらず不倫を続けているし、金遣いの荒さも直らない。KEIKOとも、人知れず離婚調停中であることが明らかとなりました。もはやエイベックスとしては「KEIKOを守る」モードになっていますね。

B ついに松浦勝人会長も、小室を見限ったってことか。

A 国内音楽業界の発展に最も貢献したであろう、松浦&小室の盟友関係も、結局は女性トラブルで解消か。「芸能界らしい」といえば、そうなのかもしれませんね。

後編に続く

小室哲哉を見限り、沢尻エリカを守ったエイベックス! メンツを潰された“歌姫”倖田來未

 本当は言いたいのに、言えないネタを持ってる芸能記者さん、集まれ! 芸能ニュースの摩訶不思議なお話からウソか真かわからないお話まで、記者さんたちを酔わせていろいろ暴露させちゃった☆

A……スポーツ紙記者 アイドルから演歌歌手まで、芸能一筋20年超の芸能記者

B……週刊誌デスク 日中はラジオでタレントの発言をチェック、夜は繁華街に繰り出し情報収集を行う事情通

C……WEBサイト記者 通常ニュースから怪しいBBSまで日参、膨大な資料を作り続ける若手記者

吉本興業“不祥事”祭り

A 2019年を振り返ってみて、芸能界はどんな年だったと思いますか?

B 週刊誌は“吉本祭り”だったな。複数の吉本芸人が振り込め詐欺グループの忘年会に参加して、いわゆる“闇営業”を行っていたことを6月7日の「フライデー」(講談社)が報じたのですが、当初は正直、ここまで盛り上がるとは思わなかった。けれど、雨上がり決死隊・宮迫博之が反社会的組織からギャラをもらっていないと言っていたのに、実際にはもらっていたことが露呈したあたりから、うちの媒体でも、毎週必ず吉本ネタを探すようになって。極楽とんぼ・加藤浩次が、『スッキリ』(日本テレビ系)生放送中に「経営陣が変わらなければ吉本を辞める」と発言したのも注目を浴びましたよね。

C ウェブニュースサイトも、一時期“吉本祭り”でした。テレビや新聞、ウェブまで、吉本関連のニュースは軒並み“数字”を稼いでいたようです。

B なんだかんだ言って、それだけ吉本や所属タレントは、世間から興味を持たれているってことなんだろうね。

A “闇営業問題”発覚後、エージェント制度契約の導入や契約書面の発行など、吉本がさらなるガバナンス強化に務めているのはわかりますが、「状況が改善した」とは言い切れない状況のように感じます。

C 宮迫と吉本の関係は修復してないし、ロンドンブーツ1号2号・田村亮の復帰も年内は持ち越されました。

B あとは、チュートリアル・徳井義実の所得隠し騒動もありましたね。

A 正確には「申告漏れ」です(笑)。当初は16〜18年に無申告だったという話だったのですが、その後、15年までにも国税庁から無申告を指摘されていたことが発覚。徳井も、いまだに復帰のメドは立っていないようです。

B 徳井は闇営業と違って、吉本からペナルティを食らって「謹慎」しているわけでなく、あくまでも自主的な「活動自粛」だから。本人は本気でへこんでいて、周囲に「芸能界以外の仕事も考えた方がいいのかな」と言っていたとか。

A  徳井は、ネットの意見をよく見ているそうですよ。匿名掲示板などを見ていると「引退するほどの話ではない」という声も、「二度と見たくない」という声も、どちらも見受けられる状況ですが、果たして徳井はどのような道を選ぶんでしょうね。

C 19年は“薬物の年”とも言われています。11月の沢尻エリカの逮捕は世間に大きな衝撃を走らせましたが、それ以外にも、電気グルーヴ・ピエール瀧に元KAT-TUN・田口淳之介、田代まさしなど、いわゆる「超有名人」の薬物逮捕が相次ぎました。

B そのせいか、マスコミの間でも「次に逮捕されるのは誰?」といった話がめちゃくちゃ出回ってた気がする。沢尻なんて、逮捕される2カ月くらい前から、マスコミ界隈で薬物の話が大拡散されていたし。

A 「沢尻は関東信越厚生局麻薬取締部(通称・マトリ)にマークされている」という話でしたよね。同時期、ほか2人の女優の名前も挙がっていて、うち1人は片瀬那奈だったんですが、沢尻の逮捕後、一部週刊誌が「片瀬は尿検査と毛髪鑑定を受けて、いずれも陰性だった」と所属事務所のコメントを伝えていました。

C 片瀬に関しては、もはや「マスコミ内のウワサ」では済まないくらい、ネット上でも名前が拡散されていましたから。事務所としても、苦肉の策で否定コメントを出したのでは。

B 本人や事務所の名誉のためにもね。しかし、沢尻が所属するエイベックスは“エリカ様”を徹底的に守る体制だね。病院を手配して、大物弁護士を付けて、家族のケアまでしてるらしいじゃない。

A 裁判前に、事務所から契約解除された瀧とは大違いですね。瀧が所属していたソニー・ミュージックアーティスツはコンプライアンスに厳しいから。

B エイベックスだって、押尾学が逮捕された時は速攻で契約解除していた。沢尻の場合、事務所トップからの覚えがめでたいって話でしょ。

A ちなみに沢尻が保釈されたのは12月6日でしたが、ちょうど同日、“エイベックスの歌姫”倖田來未の20周年記念イベントが行われていたんですよ。当然、ほとんどのメディアは、沢尻の現場である湾岸署に行ってしまい、倖田の現場は閑古鳥が鳴いていたとか。

C 周囲に迷惑をかけたという意味では、倖田も相当被害に遭っていますね(笑)。

エイベックス、小室哲哉からKEIKOへシフト

B エイベックスは大手だけど、なんだかんだ人情味のある采配をするよね。小室哲哉が突然バッシングされ始めたのを見て、再認識した。

C 小室は18年1月、「週刊文春」(文藝春秋)で元看護師女性との不倫疑惑を報じられ、即座に引退会見を開きました。妻・KEIKOの介護に疲れた、才能の枯渇を感じるなど、悲壮感漂う会見となり、世間から同情票が集まり、「文春」バッシングにまで発展。しかし19年10月に、「文春」と「女性セブン」(小学館)が不倫疑惑の続報を伝えると、今度は180度変わって「小室悪し」の世論となりました。

B 去年のエイベックスは、小室の不倫疑惑報道にものすごく神経質になってたけど、現在は「どんどん叩いてOK」というスタンスになってるよね。

A そうですね(笑)。エイベックスも、あまりに自分勝手な小室にさじを投げたのだと思いますよ。バッシングされずに引退できるよう、関係各所に調整を行ってバックアップしてあげたのに、相変わらず不倫を続けているし、金遣いの荒さも直らない。KEIKOとも、人知れず離婚調停中であることが明らかとなりました。もはやエイベックスとしては「KEIKOを守る」モードになっていますね。

B ついに松浦勝人会長も、小室を見限ったってことか。

A 国内音楽業界の発展に最も貢献したであろう、松浦&小室の盟友関係も、結局は女性トラブルで解消か。「芸能界らしい」といえば、そうなのかもしれませんね。

後編に続く

ブルゾンちえみ、ウーマン・村本、クロちゃん、関係者が明かす“炎上タレント”の意外な業界評

 テレビやネット上での失言や不適切な言動によって、批判が噴出する“炎上”騒動。何度も騒動を起こし、常に激しいバッシングにさらされている “炎上タレント”だが、現場では高評価を得ている者も少なからずいるようだ。

 近頃、テレビに出演するたびに、SNS上で「置物」「まったくしゃべらない」などと批判されているブルゾンちえみ。2017年に「キャリアウーマンネタ」でブレークしたが、その後、コメンテーターやひな壇ではまったく力を発揮せず、かつてほどの露出はなくなっている。

「確かにブルゾンは、バラエティー出演時には、ポンコツ扱いされるケースが目立ち、仕事ぶりに関しては局関係者からも評判は良くない。ただ、本人もバラエティーでは『役に立たない』ことを自覚しているようで、昨今の露出激減は、自ら希望しているところが強いそうです。また、一気にブレークした女性タレントにありがちな“天狗”になることもなく、プロデューサーだろうとADだろうと、極端に態度を変えることはない。それだけに、使い勝手は悪いものの“消える”まではいかず、なかば温情で出演させてくれる番組も多いそうです」(スポーツ紙記者)

 また、Twitterの投稿内容が頻繁に芸能ニュースとなり、瞬く間に批判コメントが殺到するウーマンラッシュアワー・村本大輔の実際はどうだろう。

「コンビでのブレーク直後から、村本は“ゲスキャラ”としてテレビで活躍していますが、昨今のバッシングのほとんどは、彼が政治や社会問題についてコメントをした際に発生。しかし、村本は一歩も引かず、『テレビ露出が激減している』というネットの批判に対しても、『自らの主戦場は漫才のステージ』であると主張し、いくら炎上してもノーダメージだとアピールしていることも、批判に拍車をかけているのでしょう」(芸能ライター)

 しかし、村本の無礼千万な言動とは裏腹に、ウーマンのステージには一定の固定客がついており、大御所芸人からも評価が高いという。

「村本のあの言動は、ほとんどがテレビ用にデフォルメされたもので、実物は極めて真っ当な常識人。芸人や業界関係者との交流は、あまり進んではしていないものの、お世話になっている関係者や番組スタッフには、差し入れをすることもあります。政治が絡むネタに関しては、確かにテレビでは好まれませんが『批判してくる視聴者を相手にしない』というスタンスが、かえってテレビ業界人から支持されるようになっています」(テレビ局関係者)

 現在テレビ番組で、コンビとしてネタを披露するのは、年末の『THE MANZAI』(フジテレビ系)くらいになっているが、村本が完全に表舞台から姿を消さない限り、炎上が鎮火することはなさそうだ。

 そして近年“ゲス芸人”の代表格的存在となっている、安田大サーカスのクロちゃん。自己中心的かつ女好きというキャラクターが、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)などのバラエティー番組であらわわになり、ネット上では非難の声が鳴り止まない。

「あくまであのキャラは演出によるもの。ただ『女好き』は本当で、過去に女性絡みのトラブルを起こしたこともありますが、クロちゃんは制作側が求めていることを的確に判断し、即座に具体化できる能力を持ち主で、そこは業界関係者も認めています。私生活については、芸能記者とつるんでいることもあり、芸人のスキャンダルは『クロちゃんがネタ元だ』と言われることが多いものの、そこは一線を引いているようで、他人に同業者の悪口を言うこともない。テレビでの言動で、どれだけネット上が燃え盛っても、仕事関係者に迷惑をかけないというバランス感覚を保ち続けている限り、芸能界からクロちゃんが消えることはないでしょう」(週刊誌デスク)

 20年も誕生するであろう“炎上タレント”。今後も、芸能界に多くの話題を提供するのだろう。

ブルゾンちえみ、ウーマン・村本、クロちゃん、関係者が明かす“炎上タレント”の意外な業界評

 テレビやネット上での失言や不適切な言動によって、批判が噴出する“炎上”騒動。何度も騒動を起こし、常に激しいバッシングにさらされている “炎上タレント”だが、現場では高評価を得ている者も少なからずいるようだ。

 近頃、テレビに出演するたびに、SNS上で「置物」「まったくしゃべらない」などと批判されているブルゾンちえみ。2017年に「キャリアウーマンネタ」でブレークしたが、その後、コメンテーターやひな壇ではまったく力を発揮せず、かつてほどの露出はなくなっている。

「確かにブルゾンは、バラエティー出演時には、ポンコツ扱いされるケースが目立ち、仕事ぶりに関しては局関係者からも評判は良くない。ただ、本人もバラエティーでは『役に立たない』ことを自覚しているようで、昨今の露出激減は、自ら希望しているところが強いそうです。また、一気にブレークした女性タレントにありがちな“天狗”になることもなく、プロデューサーだろうとADだろうと、極端に態度を変えることはない。それだけに、使い勝手は悪いものの“消える”まではいかず、なかば温情で出演させてくれる番組も多いそうです」(スポーツ紙記者)

 また、Twitterの投稿内容が頻繁に芸能ニュースとなり、瞬く間に批判コメントが殺到するウーマンラッシュアワー・村本大輔の実際はどうだろう。

「コンビでのブレーク直後から、村本は“ゲスキャラ”としてテレビで活躍していますが、昨今のバッシングのほとんどは、彼が政治や社会問題についてコメントをした際に発生。しかし、村本は一歩も引かず、『テレビ露出が激減している』というネットの批判に対しても、『自らの主戦場は漫才のステージ』であると主張し、いくら炎上してもノーダメージだとアピールしていることも、批判に拍車をかけているのでしょう」(芸能ライター)

 しかし、村本の無礼千万な言動とは裏腹に、ウーマンのステージには一定の固定客がついており、大御所芸人からも評価が高いという。

「村本のあの言動は、ほとんどがテレビ用にデフォルメされたもので、実物は極めて真っ当な常識人。芸人や業界関係者との交流は、あまり進んではしていないものの、お世話になっている関係者や番組スタッフには、差し入れをすることもあります。政治が絡むネタに関しては、確かにテレビでは好まれませんが『批判してくる視聴者を相手にしない』というスタンスが、かえってテレビ業界人から支持されるようになっています」(テレビ局関係者)

 現在テレビ番組で、コンビとしてネタを披露するのは、年末の『THE MANZAI』(フジテレビ系)くらいになっているが、村本が完全に表舞台から姿を消さない限り、炎上が鎮火することはなさそうだ。

 そして近年“ゲス芸人”の代表格的存在となっている、安田大サーカスのクロちゃん。自己中心的かつ女好きというキャラクターが、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)などのバラエティー番組であらわわになり、ネット上では非難の声が鳴り止まない。

「あくまであのキャラは演出によるもの。ただ『女好き』は本当で、過去に女性絡みのトラブルを起こしたこともありますが、クロちゃんは制作側が求めていることを的確に判断し、即座に具体化できる能力を持ち主で、そこは業界関係者も認めています。私生活については、芸能記者とつるんでいることもあり、芸人のスキャンダルは『クロちゃんがネタ元だ』と言われることが多いものの、そこは一線を引いているようで、他人に同業者の悪口を言うこともない。テレビでの言動で、どれだけネット上が燃え盛っても、仕事関係者に迷惑をかけないというバランス感覚を保ち続けている限り、芸能界からクロちゃんが消えることはないでしょう」(週刊誌デスク)

 20年も誕生するであろう“炎上タレント”。今後も、芸能界に多くの話題を提供するのだろう。

映画関係者が暴露! 「大コケしそう」とウワサされる、2020年公開の邦画作品

 『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』がダントツのヒットを飛ばしている2020年の正月映画。11月に公開された『アナと雪の女王2』も健闘を続ける中、日本の実写映画は「パッとしない」(映画ライター)状況のようだ。

「この傾向は、何も正月映画に限ったことではありません。19年の日本国内興行収入ランキング第1位は、新海誠監督のアニメ映画『天気の子』で約140億円。第2位の『アラジン』と20億円ほどの差をつけ、『日本映画の好調ぶりを示した』と業界内外で話題を呼びましたが、ベストテンに入った邦画のほとんどがアニメ作品であり、実写作品は『キングダム』だけという有様だったんです」(同)

 しかし20年の日本映画は、「実写、しかも人気原作モノではないオリジナル作品に注目が集まるのではないか」と、前出の映画ライターは指摘。その一例が、1月17日公開の松たか子主演作『ラストレター』だといい、「すでにヒットが見込まれている」(同)そうだ。

「監督は岩井俊二氏で、自身の劇場用長編映画デビュー作『Love Letter』へのオマージュと言うべき内容とのこと。同名の原作小説は岩井氏によるもので、映画関係者の間では『人気漫画原作頼りという映画界の風潮が変わるかも』などと言われています」(同)

 そんな今年要注目の監督オリジナルの実写映画だが、その中には、逆に大コケが予想されている作品もあるという。

「1月31日公開の大沢たかお主演作『AI崩壊』です。大作映画としては珍しい監督オリジナルのSFサスペンスで、業界内では早くも『大爆死』の可能性が指摘されています。16年から約2年間、俳優業を休んでいた大沢の復帰作なのですが、正直、彼の集客力はすでに落ちているだけに、内容でどれだけ観客にアピールできるかがポイント。ところが、日本ではオリジナルのSF作品は鬼門中の鬼門で、1984年公開の三浦友和主演『さよならジュピター』をはじめ、大コケ作品が多数。このジンクスを破るのは至難の業でしょう」(興行関係者)

 一方で映画は公開されるまで、どう転ぶかわからないのも事実。どの映画がヒットするかは神のみぞ知るとも言え、「大爆死が決定的と言われた『翔んで埼玉』が、興収37億円の大ヒットになったのも記憶に新しい」(同)という。『AI崩壊』は大爆死か大ヒットか、成り行きに注視していきたい。
(飛田芹香)

『半沢直樹』続編に週刊誌が頭を抱えるワケ! 池井戸潤氏、出演者のスキャンダルに“待った”!?

 堺雅人主演で2013年に大ヒットした連続ドラマ『半沢直樹』(TBS系)の続編が、今年4月期に放送される。人気作家・池井戸潤氏の小説「半沢直樹シリーズ」が原作で、待望の続編放送に先駆け、1月3日にスペシャルドラマ『半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ~狙われた半沢直樹のパスワード~』(同)の放送となるが、出版社界隈からは「池井戸氏の“タブー”」を恐れる声が聞こえてくるという。

「池井戸氏の作品は映像化されているものが多く、しかもそれが軒並み大ヒット。特にTBS系『日曜劇場』枠で放送された『半沢直樹』は、最終回で平均視聴率42.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を叩き出しており、続編製作に期待が寄せられていました。それが今年ついに実現するとあって、局や出演者たちも気合が入っていることでしょう」(スポーツ紙記者)

 その一方で、複雑な思いを抱いているのが週刊誌サイドだという。

「週刊誌が“池井戸作品”の出演芸能人に関する記事を掲載しようとすると、池井戸氏側から『待った』がかかるというんです。もともと、大物作家のスキャンダルを取り上げることは、各週刊誌のご法度。版権の引き上げや連載の中止になることを恐れて、スキャンダルを追えない状況があるんです。しかし、映像化した作品の出演者にまで“タブー”を発動させる作家は、極めて珍しいと言えます」(テレビ局プロデューサー)

 池井戸氏の作品は「日曜劇場」枠だけでも『半沢直樹』のほか、唐沢寿明主演の『ルーズヴェルト・ゲーム』や、阿部寛主演の『下町ロケット』、役所広司主演の『陸王』、大泉洋主演の『ノーサイド・ゲーム』と多数映像化されている。

「しかも、池井戸氏は堺など主演俳優だけでなく、“二番手”や“三番手”のポジションで登場した役者の記事にも口出ししてくるんだとか。そうなると、芸能人側からすれば“池井戸作品”に出演した時点で、ネガティブな記事は『まず書かれない』状態に。この正月に放送される『エピソードゼロ』には吉沢亮や今田美桜、吉沢悠、北村匠海らが新たに出演しますし、今年は10年前に小池徹平主演で連ドラ化していた『鉄の骨』(NHK)も、神木隆之介主演でWOWOWプライムの連ドラとしてリメークされることが発表されています。このように毎年のように人気役者が続々と“ファミリー入り”していくだけに、今後も“池井戸タブー”は拡大していくでしょう」(同)

 視聴率だけでなく、別の意味でも注目を集める池井戸作品。出演を待望する芸能人や所属事務所は、今後さらに続出するだろう。

『半沢直樹』続編に週刊誌が頭を抱えるワケ! 池井戸潤氏、出演者のスキャンダルに“待った”!?

 堺雅人主演で2013年に大ヒットした連続ドラマ『半沢直樹』(TBS系)の続編が、今年4月期に放送される。人気作家・池井戸潤氏の小説「半沢直樹シリーズ」が原作で、待望の続編放送に先駆け、1月3日にスペシャルドラマ『半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ~狙われた半沢直樹のパスワード~』(同)の放送となるが、出版社界隈からは「池井戸氏の“タブー”」を恐れる声が聞こえてくるという。

「池井戸氏の作品は映像化されているものが多く、しかもそれが軒並み大ヒット。特にTBS系『日曜劇場』枠で放送された『半沢直樹』は、最終回で平均視聴率42.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を叩き出しており、続編製作に期待が寄せられていました。それが今年ついに実現するとあって、局や出演者たちも気合が入っていることでしょう」(スポーツ紙記者)

 その一方で、複雑な思いを抱いているのが週刊誌サイドだという。

「週刊誌が“池井戸作品”の出演芸能人に関する記事を掲載しようとすると、池井戸氏側から『待った』がかかるというんです。もともと、大物作家のスキャンダルを取り上げることは、各週刊誌のご法度。版権の引き上げや連載の中止になることを恐れて、スキャンダルを追えない状況があるんです。しかし、映像化した作品の出演者にまで“タブー”を発動させる作家は、極めて珍しいと言えます」(テレビ局プロデューサー)

 池井戸氏の作品は「日曜劇場」枠だけでも『半沢直樹』のほか、唐沢寿明主演の『ルーズヴェルト・ゲーム』や、阿部寛主演の『下町ロケット』、役所広司主演の『陸王』、大泉洋主演の『ノーサイド・ゲーム』と多数映像化されている。

「しかも、池井戸氏は堺など主演俳優だけでなく、“二番手”や“三番手”のポジションで登場した役者の記事にも口出ししてくるんだとか。そうなると、芸能人側からすれば“池井戸作品”に出演した時点で、ネガティブな記事は『まず書かれない』状態に。この正月に放送される『エピソードゼロ』には吉沢亮や今田美桜、吉沢悠、北村匠海らが新たに出演しますし、今年は10年前に小池徹平主演で連ドラ化していた『鉄の骨』(NHK)も、神木隆之介主演でWOWOWプライムの連ドラとしてリメークされることが発表されています。このように毎年のように人気役者が続々と“ファミリー入り”していくだけに、今後も“池井戸タブー”は拡大していくでしょう」(同)

 視聴率だけでなく、別の意味でも注目を集める池井戸作品。出演を待望する芸能人や所属事務所は、今後さらに続出するだろう。

加藤清史郎くんに続き……嵐・櫻井翔似の「消えた子役」が本格復帰のウワサ

 ここ数年、目立った露出のなかった元人気子役の加藤清史郎が、昨年12月下旬、ミュージカル『KID VICTORY』に出演。それに合わせて12月21日、ニュースサイト「デイリースポーツ」が加藤のインタビューを配信すると、一時、加藤の名前がTwitterのトレンドに入るほど反響を呼んだ。インタビュー内で加藤は、実はイギリスの高校に通っていたことを告白。2020年4月から、日本の大学に進学予定で、学業を優先しながら俳優活動を本格的に再開させるという。

「芸能界には、『人気子役は大成しない』というジンクスがあります。例えばNHK連続テレビ小説『おしん』で、少女時代の谷村しん役を演じた小林綾子は、あれだけ話題になったにもかかわらず、この役の呪縛から抜け出せず、その後のキャリアはパッとしない。そういった例が数多いだけに、ジブリ映画『崖の上のポニョ』でブレークした大橋のぞみのような人気子役も、中学や高校入学を機にスッパリと芸能界から身を引くことがあります」(芸能ライターA氏)

 ところが近年、加藤同様に「学業を優先」としつつも、芸能界での仕事を続ける元子役が増加したと、前出のA氏は語る。

「2017年、難関私立中学に合格をした芦田愛菜も芸能活動を続けており、2020年公開予定の映画『星の子』で主演を務めます。仕事を続けたいという子どもの希望は尊重したいが、一方で、将来何があるかわからない不安定な世界なので、大卒程度の社会常識は付けさせておきたい……そんな親の意向も影響しているのでしょう」(同)

 数多くの子役を抱える事務所関係者も、親の心境に変化が出てきたと実感しているという。

「昔は『学業なんてどうでもいいから、とにかく今、芸能界でうちの子の顔を売りたい』という親御さんが多かったんですが、最近では学業優先のケースが増えてきていますね。むしろ、『芸能活動は大学受験対策のため』なんて言う親御さんまでいますよ。いわゆる『一芸入試』の箔づけのために入所させるケースも少なくないんです。あくまで”子役”は副業であり人生の保険、『人気が出れば、それはそれでラッキー』ぐらいの感覚のようです」(芸能事務所関係者)

 そんな中、一時期「消えた」と言われていた人気子役が、大学入学を期に芸能活動を再開させるとウワサが流れているそうだ。

「映画『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』 で主人公の幼少期役を、また観月ありさ主演ドラマ『斉藤さん』(日本テレビ系)で主人公の息子役を演じ、人気を博した谷端奏人くんです。当時から、演技面だけでなく、『嵐・櫻井翔に似ている』とルックス面も話題になっていましたが、中学入学を境に仕事をセーブし始めたようで、世間的にはすっかり『消えた子役』扱いなのでは。しかし実は高校生になってから、所属事務所サイトの公式写真がひっそりと更新されていたといい、私立高校のパンフレットにモデルとしても登場。2020年には高校を卒業するので、加藤清史郎くん同様、俳優活動を本格的に再始動させるのではと、業界内で期待が高まっています」(前出・A氏)

 実力は折り紙付きの天才子役たちが、子役時代のイメージを一度消して復帰する……そんなケースが今後増えるかもしれない。
(飛田芹香)

加藤浩次『ガキ使』出演も、松本人志から「許されてない」!? 一方「出演白紙」の宮迫は

 大みそかの恒例番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!大晦日SP 絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!』(日本テレビ系)で、吉本興業を揺るがした「闇営業騒動」にまつわるパロディコントが放送された。このコントでは、加藤浩次が今夏に『スッキリ』(同)で「(経営陣が刷新されなければ)僕は吉本を辞める」と宣言した、いわゆる“加藤の乱”が本人によって再現され、ダウンタウンらの爆笑をさらった。

 『笑ってはいけない』には、加藤のほか、『スッキリ』メンバーのハリセンボン・近藤春菜らが登場。加藤は「トップが責任を取れない学校って、機能してるのかな。今の体制を変えないと!」など、「吉本」を「学校」に置き換え、当時、自身の繰り出した痛烈な吉本批判コメントをネタに。また、宮迫と田村亮の謝罪会見も、モーリー・ロバートソンとロバート・キャンベル両氏によって再現され、さらに、岡本昭彦社長が2人を脅した言葉として注目された「テープ回してないやろな」を、松本人志が口にし、周囲の笑いを誘うシーンもあった。

「騒動が収まりつつあった秋頃から、吉本幹部は『「笑ってはいけない」に岡本社長が出演したら、笑えるだろうか?』と、業界関係者に探りを入れていました。吉本芸人のトップである松本の番組、かつ1年の締めくくりとなる『笑ってはいけない』だけに、騒動の幕引きには打ってつけだと早い段階から岡本社長の登場を調整していたとみられます」(テレビ局関係者)

 結局、岡本社長が『笑ってはいけない』に姿を現すことはなかったが、一方で宮迫に関しても、同時期に「出演説」が出回っていたという。

「収録は例年、11月上旬に2泊3日で行われるのですが、そのタイミングで宮迫が、製作サイドにスケジュールを確認されていたというのです。しかし、結局放送に登場することはなく、『宮迫』という名前自体もオンエアには乗りませんでした。パロディコントを披露した加藤に比べ、宮迫はまだ吉本から許されていないことがうかがい知れます」(同)

 加藤にしても、騒動当時に吉本や松本を痛烈に批判していただけに、「いまだ許されたわけではない」という指摘もあるが……。

「それでも加藤の出演が実現したのは、吉本サイドが闇営業騒動に、“表面上だけ”でも決着をつけたかったという部分が大きい。であれば、宮迫も出演させた方がよかったのではないかと思えますが、吉本サイドはたとえ“表面上だけ”でも、和解したように見せたくなかったのでしょう。というのも、彼は吉本に反省する素振りすら見せないままですし、明石家さんまを頼って復帰の道筋をつくろうとするも、結局、世間の反感を買って失敗に終わるという有様。多くの芸人が関与したこの騒動において、宮迫は唯一、吉本から『みそぎさえ許されない』ポジションなんです」(吉本関係者)

 2020年、宮迫は何らかの形で表舞台に戻ってくることができるのだろうか。

ジャニーズ不在! ドラマ評論家が選出、「2020年ブレークしそうな若手俳優」ベスト3

――『キャラクタードラマの誕生』(河出書房新社)『TVドラマは、ジャニーズものだけ見ろ』(宝島新書)などの著書で知られるドラマ評論家・成馬零一氏が、2020年に活躍が期待される若手イケメン俳優を選出。EBiDANやEXILEなどから要注目の3名が選ばれた。

1位 須藤蓮(スターダストプロモーション)

 とにかく作品に恵まれていて、おいしい役が続いている須藤蓮。特にNHKに愛されているのだが、注目されるきっかけとなったのは、2018年にNHK京都放送局で作られた単発ドラマ『ワンダーウォール~京都発地域ドラマ~』(渡辺あや脚本)。ある大学の学生寮をめぐって大学と学生の間で起きた反対運動の内幕を描いた作品だが、須藤は争いが苦手な記録係の大学生・キューピーを演じた。何だか頼りない男の子だなぁ、と気になっていたら、今年は映画5本、ドラマ5本に出演。

 中でも注目すべきは朝ドラの『なつぞら』と大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』というNHKを代表する大作に出演していることだ。どれだけNHKに愛されてるんだ? 線の細いインテリ風の男を演じることが多く、この2作も出番こそ少なかったが、確実に存在感を示していた。

 一方、FODで先行配信されたドラマ『JOKER×FACE』(フジテレビ系)では、口は立派だが全く面白くない動画配信者のレンを演じた。見た目はイケメンなのにイマイチぱっとしない男で、須藤はこういう“小綺麗だけど中身がない男”を演じさせるとピカイチの若手と言えるだろう。突出した個性があるわけではないが、これだけ話題作にオファーされるということは、俳優として何かを持っているのだと思う。小さい役が続いているものの、2020年は一気にブレークするかもしれない。

2位 森崎ウィン(スターダストプロモーション)

 2位の森崎ウィンは、須藤と同じスターダストプロモーション所属。同事務所の男性アーティスト集団「EBiDAN」のダンス&ボーカルユニット「PRIZMAX」のメンバーとして活躍する傍ら、俳優としてはスティーブン・スピルバーグ監督の映画『レディ・プレイヤー1』でハリウッドデビューを果たしている。

 今年は、『淵に立つ』や『よこがお』といった映画で知られる深田晃司監督が手掛けたドラマ『本気のしるし』(メ~テレ)で主演の辻一路を演じ、この辻から漂う虚無感が実に素晴らしかった。おもちゃと花火を取り扱う会社に勤めている辻は、同僚の女性社員二人と付き合っている二股状態。仕事もできて、同僚からは「仕事抜きで今度飲みましょう」みたいなことを言われて愛想よくしているが、一人になると「めんどくさい」とつぶやく。物語冒頭にそんなシーンが描かれ、その姿を見た瞬間、辻の抱えている虚無を感じてゾワッとした。

 そんな辻が、葉山浮世(土村芳)という謎の女性と出会ったことで、おかしな方向へと転がっていく。主体性のない無自覚な態度ゆえに男を惑わし、次から次へとトラブルを呼び込む浮世のおかしさに序盤は目が行くが、ずっと見ていると、一見まともに見える辻の抱える虚無感や、浮世にイラっと来た瞬間に露呈する暴力性の方が、実は何倍もヤバいのではないかと、目が離せなくなる。

 監督の深田は、「辻も浮世も自分が何をやっているかをすべて理解して行動しているわけではない。そもそも人間は自分が何をやっているかわからないものだ」という演出方針で演技指導をしたとインタビューでこたえていた。わからない人間を演じるという難しいオーダーに見事に応えた結果、原作の同名漫画(小学館刊)とは異なる不気味で生々しい辻が出来上がったのだろう。『本気のしるし』以降、どんな役を演じるのか楽しみである。

 3位の小林直己はLDH所属の三代目J Soul Brothersのリーダー兼パフォーマーとして知られているが、俳優としては『HiGH&LOW』シリーズに登場するプロの殺し屋・九鬼源治役で注目された。卓越した身体能力で、日本刀を振り回すアクションはもちろんのこと、何度倒しても表情を変えずに襲いかかってくる姿はターミネーターのようで、シリーズの中でも屈指の人気キャラとなった。

 今年の11月にNetflixで配信されたリドリー・スコット製作総指揮の単発ドラマ『アースクエイクバード』ではミステリアスなカメラマン・禎司に大抜てきされた。80年代の東京を舞台にイギリス人女性の主人公が友人の死の真相を追う物語だが禎司は二人のイギリス人女性を惑わすという“魔性の男”で、外国人から見た“東京”をそのまま具現化したかのような存在感を見せている。

 近年のLDH勢は岩田剛典、町田啓太、鈴木伸之といった演技力に定評のある俳優も現れ、片寄涼太たちから下の世代には線の細いイケメン俳優も増えているのだが、そうなるとAKIRAやMATSU(松本利夫)が担っていた男臭さが恋しくなる。小林は今のLDHでは減りつつある男臭さを漂わせたパフォーマーで、立っているだけで絵になる男らしい俳優だ。

 来年1月にNetflixで配信される平岳大、窪塚洋介、本木雅弘が出演するBBC制作のドラマ『Giri/Haji』など、『アースクエイクバード』のほかにも海外制作のドラマに日本人が抜てきされる機会は増えている。パフォーマー出身でアクションもできて、“東洋人”を演じられる小林のような俳優が活躍する契機は、今後も増えていくのではないかと思う。
(成馬零一)