EXIT兼近大樹の売春あっせん報道に、吉本興業がピリピリと神経を尖らせる本当の理由

 チャラい言動や派手な外見とは裏腹にマジメキャラでブレーク中のお笑いコンビ、EXITの兼近大樹に”文春砲”が炸裂した。

 5日発売の「週刊文春」(文藝春秋)は、兼近がデビュー前の2011年、札幌で高校3年の女子生徒に売春を斡旋した売春防止法違反の疑いで逮捕され、10万円の罰金刑を受けたことや、別の窃盗事件を起こしていたことなどを報じた。


 兼近は事実関係を認め、謝罪。一方、吉本興業は過去の犯罪歴は「高度なプライバシー情報」であると主張し、文春に法的措置を含めて厳重抗議したことを公表した。


 ワイドショー関係者は「兼近本人はひた隠しにしていた犯罪歴がバレたことで、逆に『スッキリした』と話しており、仮に訴訟になっても文春にダメージはないでしょう。吉本がここまで強硬な態度に出たのには別の狙いがあるように感じます」と話す。


 雨上がり決死隊の宮迫博之らが処分された一連の闇営業問題。騒動はある程度、収束したかにみえるが、実は現在も吉本興業は気の抜けない日々を送っているという。事情を知る関係者が証言する。

「今も所属芸人の”闇スキャンダル”がマスコミのみならず同社にも持ち込まれ、『買い取れ』と交渉を持ちかけられるようです。吉本はコンプライアンスを遵守する姿勢を示しているので、そうした揺さぶりに応じることはないですが、中には”世に出たら芸人生命終了”なネタもあるそうで、かなり気を揉んでいるとも」


 今後そうしたネタがメディアでいつ飛び出すかもわからない。そうなった時に生きてくるのが、兼近の時に発揮した強硬姿勢だ。

 スポーツ紙記者は「兼近自身が週刊文春に感謝しているのに、吉本が法的措置と言うのには正直違和感があった。ただ、業界では一連の闇営業問題を経て『吉本は(報道に)厳しくなった』と言われているのも事実」と話す。いずれ別芸人の逮捕案件でも飛び出すとでもいうのだろうか。

若手芸人の劇場ヨシモト∞ホールで「ノルマシステム」廃止も、空席だらけの悪循環に

 東京・渋谷にある吉本興業の劇場「ヨシモト∞ホール」。テレビなどでブレイクする前の若手芸人が主に出演するこの劇場で、ちょっとした異変が起きている。

「これまでヨシモト∞ホールの一部の若手ライブには、出演芸人がチケットを一定数買い取ってそれを手売りするという“チケットノルマ”のシステムがあったんです。でも、芸人にしたら、手売りできなければ自腹を切ることになるわけで、負担が大きいとブーイングが起きていた。そこで、つい最近ヨシモト∞ホールの管理体制が変更されたタイミングで、そのノルマ制度が廃止されたというんです」(お笑い業界関係者)

 チケットノルマは、数百人以下の規模のライブハウスや劇場で開催される音楽ライブ・お笑いライブでは一般的なもの。いうなれば、出演者たちが自分でお客を集めることで興業を成り立たせるためのシステムである。

「ヨシモト∞ホールは吉本が持っているハコなので、いわゆるレンタル代などはかからない。そのため、実はノルマを課さなくてもイベント自体は開催できるんですよね。吉本の若手たちもそういった仕組みはわかっているので、“自分たちでチケットを売る必要があるのか?”という意見が多かったようです」(同)

 しかし、実際にヨシモト∞ホールでノルマシステムを廃止してみたところ、残念な結果が待っていたのだ。

「ノルマシステムがあったころは、芸人が頑張ってチケットをさばいていたこともあって、それなりに客席が埋まっていたんですが、ノルマをやめた途端、全然客席が埋まらなくなってしまったようです。これには、吉本も芸人も頭を抱えているようですね」(同)

 若手芸人のギャラが少ないと言われる吉本だが、その代わりに吉本が持っている劇場でのライブに出演する機会が多いというメリットがある。ステージでネタを披露するチャンスが増えれば、それだけ芸人として成長できるというわけだ。

「客席がガラガラの劇場でネタをやっても、大した経験にもならないし、芸人たちのモチベーションも下がってしまう。そういう意味では、ノルマシステムで客席を埋めるというのは、大きな意味があった。芸人の意志を反映する形でノルマをやめたのに、結局芸人が損をするような形になってしまうのは、ちょっとナンセンスですね」(構成作家)

 さまざまな変化を試す吉本だが、必ずしもそのすべてが芸人のためになっているかというと、そういうわけでもなさそう。こういった試行錯誤の中で、芸人たちが割りを食う形にならなければいいのだが……。

若手芸人の劇場ヨシモト∞ホールで「ノルマシステム」廃止も、空席だらけの悪循環に

 東京・渋谷にある吉本興業の劇場「ヨシモト∞ホール」。テレビなどでブレイクする前の若手芸人が主に出演するこの劇場で、ちょっとした異変が起きている。

「これまでヨシモト∞ホールの一部の若手ライブには、出演芸人がチケットを一定数買い取ってそれを手売りするという“チケットノルマ”のシステムがあったんです。でも、芸人にしたら、手売りできなければ自腹を切ることになるわけで、負担が大きいとブーイングが起きていた。そこで、つい最近ヨシモト∞ホールの管理体制が変更されたタイミングで、そのノルマ制度が廃止されたというんです」(お笑い業界関係者)

 チケットノルマは、数百人以下の規模のライブハウスや劇場で開催される音楽ライブ・お笑いライブでは一般的なもの。いうなれば、出演者たちが自分でお客を集めることで興業を成り立たせるためのシステムである。

「ヨシモト∞ホールは吉本が持っているハコなので、いわゆるレンタル代などはかからない。そのため、実はノルマを課さなくてもイベント自体は開催できるんですよね。吉本の若手たちもそういった仕組みはわかっているので、“自分たちでチケットを売る必要があるのか?”という意見が多かったようです」(同)

 しかし、実際にヨシモト∞ホールでノルマシステムを廃止してみたところ、残念な結果が待っていたのだ。

「ノルマシステムがあったころは、芸人が頑張ってチケットをさばいていたこともあって、それなりに客席が埋まっていたんですが、ノルマをやめた途端、全然客席が埋まらなくなってしまったようです。これには、吉本も芸人も頭を抱えているようですね」(同)

 若手芸人のギャラが少ないと言われる吉本だが、その代わりに吉本が持っている劇場でのライブに出演する機会が多いというメリットがある。ステージでネタを披露するチャンスが増えれば、それだけ芸人として成長できるというわけだ。

「客席がガラガラの劇場でネタをやっても、大した経験にもならないし、芸人たちのモチベーションも下がってしまう。そういう意味では、ノルマシステムで客席を埋めるというのは、大きな意味があった。芸人の意志を反映する形でノルマをやめたのに、結局芸人が損をするような形になってしまうのは、ちょっとナンセンスですね」(構成作家)

 さまざまな変化を試す吉本だが、必ずしもそのすべてが芸人のためになっているかというと、そういうわけでもなさそう。こういった試行錯誤の中で、芸人たちが割りを食う形にならなければいいのだが……。

闇営業芸人ザブングルが活動再開発表も、その裏で「非・吉本」ゆえの余罪疑惑が!

 反社会的勢力が主催するパーティーでの闇営業が発覚したことで、謹慎処分を受けたお笑いコンビ・ザブングルが9月1日から活動再開すると、所属事務所のワタナベエンターテインメントが発表した。9月2日放送のニッポン放送『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』が復帰後初仕事になるという。

 カラテカ・入江慎也が仲介した闇営業に参加していたザブングル。そのパーティーには吉本興業所属芸人が多数参加していたが、”非・吉本”の芸人はザブングルのみだった。

「今回の騒動において吉本の対応はグダグダでしたが、ナベプロの方はほぼ完璧だったといえるでしょう。まあ、世間の目が吉本に向いていた分、落ち着いて対応ができたということもあるでしょうが。ただ、ちょっと気になるのは、ザブングルには“余罪”の噂がいくつかあるということなんですよね……」

 そう話すのは、”非・吉本”のお笑い事務所関係者。余罪とは一体どういうことなのだろうか?

「今回の報道で、お笑い芸人と反社会的勢力が密接な関係にあるように思っている人も多いとは思うんですが、非・吉本サイドから言わせてもらうと、そういった付き合いがあるのは吉本芸人だけのような気がするんですよね。

 非・吉本の場合、そもそも事務所を通さない直の営業なんていうのもほとんどない。怪しげな人間関係を築いて、それを仕事にフィードバックさせる若手芸人なんていうのもほとんど聞いたことがないんです。そういう意味では、あの現場にいたザブングルは相当珍しいケース。むしろ、そういった現場にどっぷり浸かっていないと、なかなかあそこに居合わせないとも思える。もしかしたら、頻繁に闇営業に参加していたのではないかとささやく関係者も多いです」(同)

 どうやら、“闇営業に参加した唯一の非・吉本”というイレギュラーな存在であるがゆえに、疑いが晴れないサブングル。実際にはどうなのだろうか。

「ザブングルの加藤については、マイホームのローン返済もあって、お金が必要なのは事実。仕事が少ない時期もあったので、オイシイ仕事に飛びついていた可能性もあるとは思います。松尾についても、今田耕司に可愛がられるなど、吉本芸人との交流も深い。“状況証拠”がいくつかあるのは事実ですが、いずれも臆測の域を出ることはありません。それに、今回の騒動でナベプロはかなり厳しく対応したようで、過去のことはともかく、今後同様の不祥事が起きる可能性はかなり低いと思います」(別のお笑い関係者)

 一度不祥事を起こすと。その後は色眼鏡で見られてしまうのが芸能人というもの。ザブングルの2人は、疑惑を払拭するためにも、まっとうな芸人活動をただひたすら邁進する必要がありそうだ。

友近が松本人志&吉本主流派の軍門に下った!? たむけん公開の飲み会写真で波紋広がる

 吉本興業所属のお笑い芸人・たむらけんじが自身のインスタグラムで、ダウンタウンの松本人志、友近ら吉本芸人と東京で飲んだことを明かして注目を集めている。

 たむらは25日の投稿で、「久々の東京はこのメンバーで飲みー!!御察しの通り僕の独壇場でしたよー!!吉本最高!!」と松本や友近、フットボールアワーの岩尾望、ゆりやんレトリィバァらと写した写真を公開した。

 友近といえば、7月23日に松本がTwitterで「プロ根性で乗り越えましょう」とツイートしたことに対し、自身が出演する『ゴゴスマ GO GO! Smile!』(CBC・TBS系)の番組内で、「私はまだその気持ちにまで追いつけてない、その次元に行けてないというか……」とコメント。

 さらに、「松本さんは、皆、俺についてきてくれじゃないですけど、そういうことで頑張っていこうと呼び掛けていると思うと、私は『ちょっと待って。松本さん、待って……』と思ってしまう」などと否定的な発言をしていた。

 こうした背景もあり、友近は“加藤の乱”を起こした極楽とんぼの加藤浩次とともに大崎洋会長、岡本昭彦社長、松本といった吉本興業の“主流派”に反旗を翻す存在と世間からは認知されていた。

 そうした中で、今回の松本との仲睦まじいプライベートショットには驚きの声も上がっているわけだが、その裏事情を吉本の関係者は声を潜めてこう語る。

「端的に言えば、最近トーンダウンしている加藤さんと同様、友近さんもウチの“主流派”の軍門に降ったということ。やはり、一部で報じられたパワハラ疑惑が大きかったんでしょうね」

 友近といえば、今月発売の週刊誌でパワハラ疑惑を報じられたばかり。

 報道によると、友近は自身のマネジャーに対して暴言や深夜まで及ぶ説教、夜中に電話を繰り返すなどし、こうしたパワハラによりマネージャーが過去10年間で20人も替わっているとか。さらに、今年に入ってから友近のマネージャーが2名、会社にパワハラを訴える嘆願書を提出しているという。

「確かに友近さんはプロ意識が高く、マネジャーや周囲のスタッフに厳しく当たることもありますが、それは彼女に限ったことではない。それこそ、ダウンタウンの2人なんてもっと厳しいですよ。そもそもなぜこのタイミングで友近さんのパワハラが急に報じられたかというのがポイントです。それに、パワハラ疑惑を報じた週刊誌は他のライバル誌に先駆けて、騒動の渦中にある大崎会長の単独インタビュー記事を掲載するなど、良好な関係がアリアリと伺えますからね」(前出の関係者)

 そのうえで、こう続ける。

「『週刊文春』(文藝春秋)なんかも記事にしていましたが、大崎会長以下、ウチの主流派は騒動を大きくした宮迫博之さんを筆頭に、自分たちに反旗を翻した加藤さん、友近さんらに対して相当怒っている。自社のスタッフや懇意のメディアの記者を使って、そうした反主流派タレントのスキャンダルを探っていたくらいですからね。そうした中、今回、友近さんのパワハラ報道が出て、その後に主流派ともパイプが太いたむらけんさんのインスタグラムで、松本さんとのプライベートショットが公開された。これはもう見せしめ以外の何物でもないでしょう」(同関係者)

 懇意のメディア媒体も活用し、加藤に続き、友近も軍門に軍門に降らせた吉本興業の主流派の反乱鎮圧はまだまだ続く?

ジャニーズ事務所のメディア懐柔を関係者が暴露!「私たちはこうして飼い慣らされた……」

 吉本興業を中心とした芸人の「闇営業」問題や、ジャニーズ事務所に対する公正取引委員会の「注意」など、芸能界にはびこる問題が次々に浮き彫りになった令和元年。これまで暗黙の了解になっていた「慣習」が明るみに出たことにより、芸能界の旧態依然とした体質がいよいよ変わらざるを得ない時期にきている。

 そもそも吉本興業も、ジャニーズ事務所も、業界において独占的な力を持ちすぎたことが原因のひとつだろう。

 では、彼らはいつからどのようにして、圧倒的な力を持つようになったのか?

 その一例として、ジャニーズがマスコミを支配下に置いていった「手法」について、大手出版社Aの社員(50代後半)は、こんなエピソードを語る。

「私が入社したばかりの頃は、まだジャニーズ事務所は今のような力を持っていなかったんです。それで、女子中高生を中心としたティーンズ向けのファッション誌など、若い女の子をメイン読者とする編集部のデスク(副編集長)クラス以上の人はみんな、毎日・毎晩のように、ジャニーズから“接待漬け”にされていました」

「接待」の内容は、毎晩のように飲みに連れていく、休日はゴルフ三昧などだったという。当然ながら、見返りの要求もある。

「散々接待した代わりに、トシちゃん(田原俊彦)などのタレントが映画に出る、新曲を出すといったときには、ページを確保してもらう。そのうちに連載のコーナーを約束させる。そうして、タレントの露出が高まり、女子中高生などに十分に人気が出てくると、『〇〇もいいですけど、ウチの△△を出しませんか』と、まだ売れていないタレントをプッシュしてくるんです」(前出・出版社社員)

 これは今、さまざまな事務所で当たり前になっている「バーター出演」の手法だ。さらに、売れっ子が増えていき、事務所全体がどんどん力をつけていったところで、立場が逆転する。

「すると、以前はずっと低姿勢で『うちのタレントを出してくれ』とお願いしてきていたのに、今度は態度を急変させて、上から命令・支配するように変わりました。自分たちが発信したいことを書かせ、都合の悪い話は握りつぶす。さらに、他事務所のタレントについても口出ししてくるようになって、『〇〇(他事務所の人気アイドル・俳優など)を出すなら、うちのタレントは全部引き揚げる』『おたくの雑誌だけでなく、おたくの会社全体に、うちのタレントは一切出さない』などと言いだすんです。これはいまだに続いている、ジャニーズの有名なやり口ですよね。ちなみに、これがジャニーズ事務所の“番頭”と呼ばれるSさんのやり方なんです」(同)

 このようにしてマスコミを支配下に置くようになり、圧倒的な力を持つようになったジャニーズ事務所。しかし、スキャンダルを報じる媒体もあり、それを機に、その媒体もしくは会社がジャニーズ事務所から「出禁」になるというのも、これまで散々繰り返されてきたことだ。

 とはいえ、そうしたジャニーズの手法をよく思っていなかった人物も、内部にはいたという。別の大手出版社Bの社員(50代後半)は言う。

「ウチはジャニーズ事務所とは訴訟になったこともあるので、基本的にずっと折り合いが悪いんですが、かつてSMAPのマネジメントをしていた飯島三智さんだけは、木村拓哉と香取慎吾をウチの雑誌のインタビューに応じさせました。不思議に思い、取材時にそれとなく聞いてみると、『それはそれ(B社がジャニーズ事務所との訴訟経験もあり、不仲であること)、これはこれですから。私は、なんとも思っていないんですよ』と。どうやら飯島さんは”番頭”のSさんと仲が悪く、彼のやり方が気に入らなかったようなのです」

 そんな飯島氏が、週刊誌報道をきっかけとした騒動により、ジャニーズ事務所を離れたことは、周知の事実。そして、ジャニーズによるマスコミ支配を牽引してきた当事者のS氏も、近年は「加齢により円くなった」といわれている。さらに、ジャニー喜多川社長逝去の際には、週刊誌の担当者たちに「どんどん取り上げて下さい」と低姿勢で頼んだり、「そんな(追悼)特集 を組んでくださるんですか」と喜んだりしていたという。

 一時代を築いてきたジャニーズ事務所も吉本興業も、生まれ変わるべき時が来ている。かつての強引なやり方がもう通用しない時代であることに、ようやく当事者たちも気づき始めたのかもしれない。

「加藤の乱」で得したのは加藤浩次だけ? 新導入エージェント制度は加藤以外が”全員拒否”へ

 誰も活用しない制度に意味があるのだろうか?

 8月24日に放送された『特盛!よしもと 今田・八光のおしゃべりジャングル』(読売テレビ)にて、吉本興業が専属エージェント契約導入を発表したことが紹介された。

 8月8日に開かれた経営アドバイザリー委員会では、吉本がタレントとの新たな契約手段として導入することを決めた専属エージェント契約を承認。所属芸人はそれと従来通りの専属マネジメント契約のどちらかを選択することができることになっている。

 しかし、出演していた吉本芸人たちは、「見本とか雛形みたいなのがないんで、何とも動けない」(友近)、「会社もやっぱり自分のところの番組は専属タレントを使いたいですもんね。エージェント契約の人よりは」(星田英利)、「こういう番組はエージェント契約にすると呼ばれへん。せやからそんなもんはイヤですよ」(ほんこん)とそれぞれコメントするなど、一様に口が重い。

「このエージェント契約は、一連の闇営業騒動で上層部に反旗を翻していた加藤浩次が吉本に対して提案した制度。しかし、アメリカの代理人制度とは違い、スケジュール管理や仕事相手との交渉は芸人サイドが行い、仕事をあっせんするだけとなる吉本の負担が大幅に減るだけ。外部からの仕事を受けてもいいという理屈ですが、自分の名前で仕事が取れる一部の大物芸人以外にはメリットはほとんどなさそうです。もっとも、加藤はこの制度導入を自身の『吉本残留』の言い訳にしたいでしょうから、彼だけはエージェント契約を結ばざるを得ないでしょうね」(テレビ関係者)

 21日に行われたイベントでも、契約形態を聞かれたおかずクラブの2人は「今まで通りです」と回答。ゆいPが「エージェント契約は相当お金がないと厳しいと聞きました」と語るなど、腰が引けている様子。また別のイベントを行っていたトレンディエンジェル・斎藤司も「まだ誰もしてないんでね」と情勢を語るのみだった。つまり追随する芸人ゼロで、加藤以外は全員拒否というニュアンスに限りなく近い。

 結局、『スッキリ』(日本テレビ系)を使った”加藤の乱”で得したのは加藤だけ。このままいけば、吉本のエージェント契約は「加藤の加藤による加藤のための契約」となりそうだ。

吉本興業の芸人11人謹慎解除でも「今後もテレビ復帰は絶望的」な3人とは?

 闇営業問題で謹慎処分を受けた吉本興業所属の芸人11人が今月19日をもって処分を解かれた。新宿の「ルミネtheよしもと」で続々と復帰舞台を飾ったが、前途は多難だ。テレビ関係者の話。

「彼らは最年長の『雨上がり決死隊』宮迫博之がウソをついたため、真実を言いだせなかった部分はあるだろうが、特殊詐欺グループの忘年会に出席し、金銭を授受した事実は消えない。吉本興業主催の舞台には出演できても、テレビ復帰は当分先だろう」

 なかでも、厳しいのは「スリムクラブ」の2人と「2700」のツネだ。前者はバリバリの暴力団幹部の誕生日会に出席。「フライデー」(講談社)では、千円札の輪を首から下げる内間政成の姿が掲載された。

 全国紙社会部記者によると「捜査当局は宮迫らが出席した忘年会には見向きもしなかったが、スリムクラブが参加した誕生日会には興味津々だった。記事に出てくる暴力団幹部が大物で、当局もマークしていたからだ。その幹部から事情を聴くことも検討していた」という。相手が半グレではなく、ヤクザのど真ん中とあっては、テレビから敬遠されるのも無理はない。

 もう1人、意外なのはツネだ。闇営業問題のほかに、「FLASH」(光文社)で入れ墨の入ったコワモテ男性との写真が掲載されたが、肝心なのは記事の中身。飲み会で知り合った女性をホテルに連れ込み、上半身裸になって入れ墨男と媚薬を使用し、恍惚の表情を浮かべていたという摩訶不思議な内容だった。

「記事では体に塗るタイプの媚薬と説明されていたが、まともな代物ではない。ツネは交友関係に危ないところがあり、吉本も以前から身辺を調査していた。『FLASH』の記事を読む限り、ツネにはさらなる闇がありそうだ」(スポーツ紙記者)

 謹慎処分が解けても、開店休業状態にならなければいいが。

浜田雅功と吉本興業大崎会長の知られざる関係とは? あの番組の打ち切りで関係悪化も

 所属芸人の特殊詐欺グループへの闇営業問題に端を発した吉本興業のお家騒動。その騒動もようやく収まりつつあるかにみえるが、関係者によれば、まだ予断を許さない状況だという。

 一連の騒動を受けて、吉本は経営アドバイザリー委員会を設置。8月8日に初会合が行われ、所属芸人と「共同確認書」という書面の契約を結ぶこと、「専属エージェント契約」を導入することが発表された。

 これにより、経営陣の責任追及の急先鋒に立っていた極楽とんぼ・加藤浩次も態度を軟化。「残留ではない」としながらもこの制度を受け入れ、事実上、吉本に残留することを宣言した。

 この専属エージェント契約とは、事務所がタレントのスケジュール管理などといったマネージャー業務は行わず、営業活動のみを担当するというもの。報酬はクライアント先から芸人側に直接支払われ、そのギャラから決められたパーセンテージ分が事務所に支払われるシステムだ。

 また、吉本を通さなくても自由に仕事ができるとあって、吉本が交渉に関与していない仕事に関しては全部、自分の報酬とすることができる。芸人にとっては労働環境が大きく前進することになるが、内実はそう簡単ではないという。

「“芸人のギャラの取り分が増える可能性も”などと喧伝されていますが、“専属”とある以上、そう単純にはいかないでしょう。ましてや加藤は吉本に反乱を起こしているだけに、“専属”を逆手に取られたら、干されることもあり得ます。実際、お家騒動をめぐる『スッキリ』(日テレ系)での加藤の言動には“番組の私物化”との批判も根強く、加藤への風当たりは内外ともに強くなっています」(吉本興業に詳しいメディア関係者)。

 しかも、加藤が大崎会長と岡本社長に対して辞任を迫ったことで、大崎会長が激怒。大晦日恒例となった特番『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』を抱える日テレ上層部は頭を痛めているという。

「吉本に忖度して、日テレが『加藤はいらない』と言ったら、いくら吉本が建前上営業交渉しても、新たな契約は成立しません。加藤がレギュラーを務める他局も、そうした忖度次第では、加藤との契約を再考することになりかねないでしょう」(前同)

 要するに、一度反旗を翻した加藤と吉本の専属エージェント契約は、吉本が加藤をテレビ界から追放できる要素を孕んでいるという。

 それだけに注目は、吉本芸人のトップで、騒動の発端となった雨上がり決死隊・宮迫博之の受け入れを表明している明石家さんまと、当初、加藤自身も「新しい会社を松本さん中心につくっていただきたい」と呼びかけたダウンタウン・松本人志の動向だろう。

 とりわけ今回の騒動では、吉本の経営陣が松本に近しい人間たちで固められ、松本自身も絶大な権力を手にしていることが明らかになったが、気になるのは、相方の浜田雅功が一連の騒動の中でひとことも言葉を発していないことだ。

「実は、浜田がレギュラーを務めている『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)が一度打ち切りになってから、大崎会長と浜田の関係が悪化したんです」(元吉本興業社員)。

 00年4月から放送開始された『ジャンクSPORTS』は、当初、火曜夜11時台に放送されていたが、その後、日曜夜8時台というゴールデンタイムに昇格。人気番組に成長したが、10年3月に一度打ち切りとなっている。

「『ジャンク』のプロデューサーであるK氏は、格闘技『PRIDE』を仕掛けたフジの敏腕プロデューサーですが、『PRIDE』を主催していた元『ドリームステージエンターテインメント』の代表・榊原信行氏と暴力団の“黒い交際”が発覚。それを知りながら番組を続けたとして責任を取らされ、ニューヨークに飛ばされました。『ジャンク』打ち切りの原因も、K氏自身のダーティな交際が原因と言われていますが、一方で、浜田が制作費のキックバックを要求したという噂が立って、当時、社長だった大崎会長が激怒したことが打ち切りの原因とも言われてます。以来、浜田との関係が悪化しましたから」(前同)

 今回の一件でより関係が強化された大崎会長と松本との蜜月ぶりが、新たな騒動の火種にならないことを祈るばかりだが、他方、明石家さんまはといえば、こちらも吉本の分裂回避に向け、大崎会長と会談。自身の個人事務所「オフィス事務所」に宮迫を所属させる意向を示している。

「宮迫も『吉本に戻る気はない』と、さんまの事務所に受け入れてもらう方向だそうですが、『オフィス事務所』はさんまのマネジメントで手いっぱいでしょうし、テレビ局は吉本に忖度するでしょうから、宮迫が出演できそうな番組といえば、さんまの特番くらい。飼い殺し状態になることも予想されます」(前同)

 吉本のお家騒動は、結果的に現経営陣に不満を抱いていた加藤と宮迫の厄介物2人を黙らせることになりそうだが、これで本当に収束を迎えることができるのか? まだ、ひと波乱もふた波乱もありそうだ。

友近がパワハラで吉本興業社員から総スカン⁉「岡本社長批判」も特大ブーメランに!

 吉本興業にまつわる一連の騒動の中で、岡本昭彦社長の「パワハラ」が話題になったが、今度はそれを批判したあの芸人にブーメランが……。

 8月22日発売の「週刊新潮」(新潮社)が、女芸人・友近のパワハラ疑惑を報じた。記事によると、彼女のマネージャーが20人近く替わっているという。

「今年に入ってから吉本興業幹部宛てに、友近のマネージャーから2通の嘆願書が提出されたそう。そこには友近から『こんなできへんやつ初めて見たわ』『向いてないから辞めろ』といった罵詈雑言を浴びせられたり、説教が深夜まで及んだりしたことが記されていたといいます。同誌の直撃を受けた友近は自身のパワハラ告発について、『嘆願書を出したのは、キツい言葉に免疫がない、今まで怒られたことがないような人やないですか』『現場で挨拶ができないとか名刺を持ってこないとか、そんなところから教えるんです』と反論。仕事をうまく回すために行っていることで、パワハラという意識はないと語っています」(週刊誌記者)

 ネット上では友近を擁護する声も聞かれるが、20人全員が挨拶もできないというのも考えにくい。

「友近は真面目でストイックであるゆえ、要望も多く、少しでも段取りが違うと激怒して収録やロケをやめてしまうこともあるといいます。そんな性格からか、彼女は以前からマネージャーに対する不満を持っていて、仕事の出来なさ加減をネタにすることもしばしば。それで吉本の社員もやる気をなくし、『あいつの協力だけは絶対にしない』と公言していた人もいたようです。騒動の折、友近は過去にマネージャーの教育体制に疑問を持って岡本社長に一対一で進言する機会を得たものの、その際、岡本社長から『圧』を受けたと批判していました。しかし、岡本社長は社員から友近の評判を聞いていたため、あえて突き放していたのかもしれません」(芸能記者)

 吉本興業はエージェント制度を導入し、吉本以外から仕事を取ってきてもいいとするルールを設けたが、「友近をマネジメントしたくない」が吉本社員の本音かもしれない。