吉本興業・大崎会長「いまのやり方変えない」発言に人気芸人も反発……トップダウン体制の限界か

 反社会的勢力の会合での闇営業問題がくすぶり続けている吉本興業。7月13日には、吉本興業ホールディングスの大崎洋会長が『Business Insider Japan』の取材に応じ、諸問題に対する自身の考えを明らかにした。 

 芸人たちが闇営業に手を染める背景に、吉本が支払うギャラの安さや契約形態の問題があると指摘されることも多い。インタビューの中で大崎会長は、芸人が「最初のギャラが250円だった」と発言していたことを引き合いに出し、

〈プロとして舞台に立ったんだから、1円でも払ってあげようという意味での250円。250円もらえてよかったなと、ぼくは思う〉

〈月に30万円払ってやるからがんばれよ、というやり方は、本当の芸人を育てるやり方とは思えない。吉本のいまのやり方を、変えるつもりはありません〉

 などと発言している。修行時代は舞台に立つことこそが重要な経験であり、ギャラはもらえるだけでも有り難い――と主張する大崎社長。エンタメ業界に詳しいジャーナリストはこう話す。

「安い給料で修行を積むというのはどの世界でもある話ではありますが、業界にかかわらずそういった慣習が問題視されている現実がある。若者から搾取するシステム自体に問題があるので、250円でもギャラを払っているだけいいじゃないか、という主張はちょっとずれているように思います。もちろん、駆け出しの芸人に大物芸人と同じギャラを払えとは言いませんが、誰もが納得するくらいの適正な額のギャラを支払うべきだと思います」

 また、テレビ番組に出演した際、テレビ局から吉本に支払われるギャラの取り分が、吉本が9割で芸人が1割だという報道について大崎会長は、

〈同じ番組で、吉本のタレントとほぼ同じランクの他社のタレントが出演したとき、他社のタレントのギャラは10万円、吉本は5万円だったとします。でも、他社は50万円もらってタレントに10万円を、吉本は10万円もらって芸人に5万円払ったのかもしれない〉

 と、コメントしており、配分の問題ではないとの見解のようだ。

「配分の問題ではないというのはごもっともですが、やはり芸人に対して適正な報酬が与えられないということが問題。大崎社長が例示しているように、芸人に支払われるギャラが他社の水準と比べて低いということも問題です。ここにも芸人から搾取することが当たり前となっている状況を見て取れます」(同)

 芸人との「契約」について、大崎社長はこう話している。

〈芸人、アーティスト、タレントとの契約は専属実演家契約。それを吉本の場合は口頭でやっている。民法上も、口頭で成立します〉

 しかし、7月15日放送の日本テレビ系『スッキリ!』の中で、吉本所属のハリセンボン・近藤春菜は「口頭でも(契約に関して)聞いた覚えがない」と発言している。とあるテレビ局関係者はこう話す。

「近藤さんのように、吉本と契約について全く話したことがないという芸人は多いですね。むしろ、そういった話をしたことがあるという芸人のほうが少ないと思います。それどころか、会社に気に入られないと仕事が回ってこないということで、できるだけギャラの話をしないようにしている芸人もいます。そういう現実がある中で、“口頭で契約している”と会長が発言してしまうことには、いささかの違和感を禁じ得ません」

 トップの立場から、事細かに様々な問題について説明した大崎会長だが、残念ながら“ツッコミどころ”が多いものとなった。

「会長自らいろいろな話をできるということは、それだけオープンな環境であるということでもあるでしょう。しかしながら、結果的に“大崎会長の言うことのみが吉本内での正解”になりかねない。何千人ものタレントを抱える大きな組織の場合、1人の考えだけで物事を進めてしまうのは無謀だとも言えます。“吉本流のやり方”を貫くのではなく、客観的な視点を入れて“正しい方法”を見つけていくかが重要でしょう」(前出・ジャーナリスト)

 根本的な問題解決のためには、吉本内部の構造改革も必要なのかもしれない。

吉本興業・大崎会長「いまのやり方変えない」発言に人気芸人も反発……トップダウン体制の限界か

 反社会的勢力の会合での闇営業問題がくすぶり続けている吉本興業。7月13日には、吉本興業ホールディングスの大崎洋会長が『Business Insider Japan』の取材に応じ、諸問題に対する自身の考えを明らかにした。 

 芸人たちが闇営業に手を染める背景に、吉本が支払うギャラの安さや契約形態の問題があると指摘されることも多い。インタビューの中で大崎会長は、芸人が「最初のギャラが250円だった」と発言していたことを引き合いに出し、

〈プロとして舞台に立ったんだから、1円でも払ってあげようという意味での250円。250円もらえてよかったなと、ぼくは思う〉

〈月に30万円払ってやるからがんばれよ、というやり方は、本当の芸人を育てるやり方とは思えない。吉本のいまのやり方を、変えるつもりはありません〉

 などと発言している。修行時代は舞台に立つことこそが重要な経験であり、ギャラはもらえるだけでも有り難い――と主張する大崎社長。エンタメ業界に詳しいジャーナリストはこう話す。

「安い給料で修行を積むというのはどの世界でもある話ではありますが、業界にかかわらずそういった慣習が問題視されている現実がある。若者から搾取するシステム自体に問題があるので、250円でもギャラを払っているだけいいじゃないか、という主張はちょっとずれているように思います。もちろん、駆け出しの芸人に大物芸人と同じギャラを払えとは言いませんが、誰もが納得するくらいの適正な額のギャラを支払うべきだと思います」

 また、テレビ番組に出演した際、テレビ局から吉本に支払われるギャラの取り分が、吉本が9割で芸人が1割だという報道について大崎会長は、

〈同じ番組で、吉本のタレントとほぼ同じランクの他社のタレントが出演したとき、他社のタレントのギャラは10万円、吉本は5万円だったとします。でも、他社は50万円もらってタレントに10万円を、吉本は10万円もらって芸人に5万円払ったのかもしれない〉

 と、コメントしており、配分の問題ではないとの見解のようだ。

「配分の問題ではないというのはごもっともですが、やはり芸人に対して適正な報酬が与えられないということが問題。大崎社長が例示しているように、芸人に支払われるギャラが他社の水準と比べて低いということも問題です。ここにも芸人から搾取することが当たり前となっている状況を見て取れます」(同)

 芸人との「契約」について、大崎社長はこう話している。

〈芸人、アーティスト、タレントとの契約は専属実演家契約。それを吉本の場合は口頭でやっている。民法上も、口頭で成立します〉

 しかし、7月15日放送の日本テレビ系『スッキリ!』の中で、吉本所属のハリセンボン・近藤春菜は「口頭でも(契約に関して)聞いた覚えがない」と発言している。とあるテレビ局関係者はこう話す。

「近藤さんのように、吉本と契約について全く話したことがないという芸人は多いですね。むしろ、そういった話をしたことがあるという芸人のほうが少ないと思います。それどころか、会社に気に入られないと仕事が回ってこないということで、できるだけギャラの話をしないようにしている芸人もいます。そういう現実がある中で、“口頭で契約している”と会長が発言してしまうことには、いささかの違和感を禁じ得ません」

 トップの立場から、事細かに様々な問題について説明した大崎会長だが、残念ながら“ツッコミどころ”が多いものとなった。

「会長自らいろいろな話をできるということは、それだけオープンな環境であるということでもあるでしょう。しかしながら、結果的に“大崎会長の言うことのみが吉本内での正解”になりかねない。何千人ものタレントを抱える大きな組織の場合、1人の考えだけで物事を進めてしまうのは無謀だとも言えます。“吉本流のやり方”を貫くのではなく、客観的な視点を入れて“正しい方法”を見つけていくかが重要でしょう」(前出・ジャーナリスト)

 根本的な問題解決のためには、吉本内部の構造改革も必要なのかもしれない。

宮迫博之は契約解除に納得せず 吉本興業に引退会見の場も与えられずの追放ドキュメント

 吉本興業は19日、反社会勢力の会合に事務所を通さない「闇営業」で出席し、100万円を受け取っていたとして謹慎処分になっていた「雨上がり決死隊」の宮迫博之とのマネジメント契約を同日付で解消すること発表した。

 各社にあてた書面で吉本は「弊社所属の宮迫博之(雨上がり決死隊)について、本日7月19日(金)付で、マネジメント契約を解消しましたので報告いたします」と発表。

 その理由について、「宮迫博之は、既に報道されている反社会的勢力の主催する会合に出席していた件により謹慎中でしたが、弊社といたしましては、諸般の事情を考慮し、今後の宮迫博之とのマネジメントの継続に重大な支障が生じたと判断し、上記決定に至りました」と説明した。

「19日発売の『FRIDAY』(講談社)でも、別の反社会勢力とのつながりが報じられていたのが今回の処分の決め手となった。同誌は18日に早刷りがマスコミ各社に出回っており、当然ながら吉本側も現実を入手して、宮迫と今後についての話し合いの場が持たれました」

 18日の夕方にも吉本が処分を発表すると見られていた。しかしそれが、19日にずれ込み、予定されていた会見も吹っ飛んでいる。

 結局、吉本は書面のみで19日の午後1時、宮迫の契約解除を発表した。そこに至るまでには宮迫との意見衝突があったというのだ。

「当初、宮迫はもはや芸能活動がアウトな状態に追い込まれたことを自覚し、自ら引退発表することを申し出た。しかし、吉本はそれを突っぱね、契約解除することに決定。闇営業を仲介していたことが報道されたカラテカ・入江慎也と同じ扱いで分かるように、完全なる切り捨ての追放です。宮迫は納得していないという話も伝わっています」(週刊誌記者)

 芸人・宮迫の引退見届けを拒否した吉本興業。企業としてのコンプライアンスを優先させた結果とはいえ、今後に禍根を残しそうだ。

「霜降り明星とか第7世代が」闇営業NGでも公式営業に呼ばれない……中堅芸人の寄る辺なさ

 連日、メディアを賑わせている吉本芸人たちによる振り込め詐欺グループへの「闇営業問題」。

 雨上がり決死隊・宮迫博之、ロンドンブーツ1号2号・田村亮など吉本芸人だけにとどまらず、ワタナベエンターテインメント所属のお笑いコンビ、ザブングル(松尾陽介、加藤歩)の2人も、カラテカ・入江慎也氏の仲介による闇営業に参加していたとして、8月末まで期限付きの謹慎処分となった。謹慎期間中については「ボランティア先を見つけて活動する等の社会貢献」をするとし、すでに熊本県の介護施設で行うと発表されている。

 また、6月27日には吉本所属のお笑いコンビ、スリムクラブ(真栄田賢・内間政成)と、2700(ツネ・八十島)が暴力団幹部が出席するパーティに参加し、報酬を受け取ったことが明らかになり、無期限の謹慎処分となった。

 こうした事態を受け、吉本興業は同日、社内コンプライアンスの遵守をあらためて徹底していく方針の「決意表明」を文書にて発表。吉本興業ホールディングスの大崎洋会長以下、グループの全役員、全社員、全所属タレントの連名によるもので、「あらゆる反社会的勢力との関係は一切有しておらず、今後も一切の関わりをもたないことを固く誓約・宣言いたします」などと綴っている。

「一連の騒動で議論を呼んだのが、反社会的勢力との会合だと事前に気づいていたのかという点、そして報酬の有無だった。当初『報酬は受け取っていない』としていた宮迫は、後にこれを撤回。また、宮迫以外の芸人11人も金銭を受け取っていたことが判明しました。吉本側は、忘年会が5年前のことで『記憶があいまいだった』と言い訳しています」(芸能ライター)

 彼らが受け取った金額に関しては、その内訳が明らかになっているが、闇営業のギャラ自体については、数十万円から数百万円まで、さまざな臆測が飛び交っている。具体的に、闇営業のギャラ感覚はどのようなものなのだろうか。

 コンビで活躍するとある中堅芸人Y氏は「そもそも大きな事務所に所属している芸人ほど闇営業をしている」と語る。

「吉本くらいの大所帯となると、全ての芸人の行動を把握することは不可能。そんな中、芸人が知り合いづてに結婚式や企業の宴会に参加して、“お車代”として数万円もらったら、それだけで、みなさんが考えている闇営業に該当してしまう。芸人個人のプライベート関係を掌握しない限り、そうした闇営業は撲滅できないし、闇営業そのものは何も珍しいことではないです。いわゆる“取っ払い”は税務処理の問題をはらんでいますが、今回の入江さんたちの件でいえば、仲介したのが詐欺グループだったという点が、とにかく大きかったと思います」

 Y氏によれば、「個人のつてで行う闇営業は事実上、黙認」というのが大手事務所の基本だという。その上で、「闇営業は必要悪」だと断言する。

「吉本に限らず、大手事務所に所属している芸人が、事務所紹介のオフィシャル営業に行こうと思っても、若手の勢いのある芸人や、知名度があるベテランが重宝される。ちょっと名前が売れている程度の中堅芸人は仕事を回してもらえないのが現状。もちろん僕も同じです。いまは霜降り明星を筆頭にデビュー5年くらいの若手芸人が“第7世代”として引っ張りだこですから、当然、こちらの仕事はほとんどありません」

 たまにテレビに出演することもあるY氏だが「芸人としての収入は、月数千円」と語り、闇営業をしないと食っていけないそうだ。

「しかも会社の営業に行っても、振り込まれるのが半年先、仕事のできないマネジャーだと、ヒドいときは入金を忘れていることもあるんですよ。僕は結婚して子どももいて、家族を食わせていかなければならない身。正直、取っ払いで3~5万円もらえる闇営業は、ありがたい存在です」

 闇営業は、多くの売れない芸人にとって、自らの生活を成り立たせる大事な収入源であることに違いない。

「今回の報道でもクローズアップされてましたが、吉本はギャラに対して特にシビアです。芸人個人によって異なりますが、基本は事務所9:芸人1という配分が多い。そうなると、仲介者に一部支払うとはいえ、心理的にはまるごと自分で受け取れる闇営業はありがたい存在です」

 弱肉強食の芸能界。反社会的勢力との関係の洗い出しは当然のこととして、事務所には闇営業に飛びつく芸人の懐事情にも目配りしてもらいたいものだ。

吉本興業の銭ゲバ体質を象徴するスクールビジネス”NSC”の危うさ「卒業生の多くは生活困窮者」

 吉本芸人を中心とした闇営業騒動は一向に沈静化の気配を見せない。

 吉本興業はここに来て、雨上がり決死隊の宮迫博之が100万円、ロンドンブーツ1号2号の田村亮が50万円など、反社会的勢力のパーティーで闇営業を行い、現在謹慎中の所属芸人らが受け取った報酬額を公表するとともに、若手7人について8月中の復帰を検討していることを明らかにした。

 吉本興業ホールディングスの大崎洋会長が複数の大手メディアのインタビュー取材に応じるなど“火消し”に躍起になっているが、いまだ世間の風当たりは強いのが実情だ。民放テレビ局の情報番組スタッフはこう明かす。

「ウチの局もバラエティーを中心に数多くの番組に吉本さんの芸人を起用していますが、最近はタレント個人というよりも『吉本芸人を番組に使うな!』といった趣旨の視聴者からのクレームの電話も局に入るようになり頭を悩ませています。芸人による反社勢力との“闇営業”そのものもそうですが、それ以上に今回の騒動に対する吉本さんの対応への根深い不信感を感じます」

 実際、ネット上の掲示板などでは所属芸人を闇営業へと走らせる同社の薄給ぶりに対する批判の声も数多く挙がっているわけだが、別の芸能事務所のマネジャーはその根底にあるスクールビジネスの危うさを指摘する。 

「現在、テレビ番組などで活躍している吉本芸人の多くは、1期生の『ダウンタウン』を筆頭に、吉本興業直轄の芸能スクール『NSC(=吉本総合芸能学院)』の出身です。そもそも、吉本興業は約6,000人の芸人を抱えていると言われるけど、そうした尋常ならざるタレント数を擁している背景には『NSC』の存在がある」

 そのうえで、こう続ける。

「スクールビジネス自体は他の芸能事務所も手掛けていますが、『NSC』に関しては、ほかの芸能プロ同様、高額な授業料をとる一方、“芸能人になりやすい”というのがウリで、実際に卒業生の大半は『よしもとクリエイティブ・エージェンシー』と事実上の専属となる。とはいえ、テレビや劇場などプロの芸人たちの活躍の場となる“パイ”は限られているわけで、いわゆる芸能人として食べていけるのはほんの一握り。卒業生の多くは生活困窮者で、本業だけでは到底生活できない状況に追い込まれるわけです。一部の売れっ子を除く、大半の吉本芸人が薄給に苦しんでいる裏には、スクールビジネスありきで、預かりタレントの数を無軌道に増やし続けてきた会社の銭ゲバ体質があるといっても過言ではないでしょう」

 最近では教育事業への本格参入も取り沙汰されている同社だが、曲がりなりにも「教育」を語るのであれば、新規事業参入の前にまずは自社のスクールビジネスの元“生徒”たちが大半を占める6,000人の専属タレントたちに対し、自活の道を示す方が先決なのかもしれない。

宮迫博之、金塊強奪犯と”ギャラ飲み”の決定的証拠が! 吉本興業は解雇処分で事実上の引退か

 収まりかけていた「闇営業問題」が、よもやの方向で再び着火した。

 詐欺グループのパーティに参加し、100万円のギャラをもらっていたことで芸能活動を休止中の雨上がり決死隊・宮迫博之に新たな疑惑が浮上したのだ。

「7月19日発売の『FRIDAY』(講談社)が、2016年に福岡県で発生した7億6,000万円の金塊強奪事件の主犯格とされる野口和樹被告との交遊写真を掲載。16年に大阪・北新地のキャバクラで撮影されたようですが、上半身に入れ墨の入れている野口被告のほか、同席者たちも上半身にビッシリ入れ墨があったといい、彼らが“普通”ではないことを宮迫も認識していたはず。宮迫は同席者から謝礼を受け取る、”ギャラ飲み”をしていたことから密接なつながりがあったことが伺えます。これが決定打となり、宮迫は吉本興業を解雇され、事実上の引退に追い込まれる可能性が出てきています」(芸能記者)

 この「金塊強奪」のフレーズといえば、思い出されるのがジャニーズのNEWS・手越祐也だ。

「この事件では10人ほどが逮捕されていますが、同じ金塊強奪グループの小松崎太郎容疑者がフェイスブックに手越の写真をアップしたことで“黒い交流”が囁かれました。また、逮捕された10人ともがそれぞれ芸能人と繋がりを持っているとされ、オネエキャラのタレントGENKINGやお笑いタレントの長州小力、一発屋歌手”の鼠先輩も容疑者たちとの“記念撮影”が明るみになっています。また、容疑者の一人は有名グラドルと付き合っているという噂もあるといい、今後は“第2の宮迫”が続出し、芋づる式にやり玉に上げられる可能性もあります」(前出・芸能記者)

「闇営業問題」の次は「金塊強奪グループと芸能人」が、世間を賑わせることになるのか。

宮迫博之、「下準備を進めていたのに……」”紳助復帰”を頓挫させた罰で復帰は10年後へ

 吉本興業は7月13日、公式サイトを更新し、所属タレント13人が会社を通さない「闇営業」で反社会的勢力の宴会に参加した際のギャラを公表。

 雨上がり決死隊・宮迫博之は100万円、ロンドンブーツ1号2号・田村亮は50万円を受け取っていたとし、全員が税務申告を修正したことも報告した。

 また、償いの一環として、消費者団体支援など2つのNPO法人に150万円ずつ計300万円を寄付したという。

「レイザーラモンHGやガリットチュウ福島善成、くまだまさしら7人は、宮迫の働きかけで8月には復帰する見通しのようです。しかし、『ギャラはもらっていない』と虚偽の報告をした際に中心的な立場だった宮迫と田村、暴力団幹部との会合に参加したスリムクラブと2700の復帰については未定のようで、吉本興業の大﨑洋会長は一部メディアの取材に対し、宮迫さんら謹慎しているタレントたちの復帰時期については『1年後がいいか、10年後がいいか』と明言を避けています」(芸能記者)

 他のタレントとは別に、「宮迫の復帰には時間がかかりそう」と語るのはテレビ関係者だ。さらにこう続ける。

「すでに報じられていますが、実は8月25日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)において島田紳助が復帰することになっていました。『24時間テレビ』放送後のスペシャルで、サプライズ生出演させ、それを持って禊とさせようとしていたわけです。紳助が引退会見を開いたのは2011年8月23日で、ちょうど丸8年というこのタイミングが最大のチャンスだった。しかし、宮迫らの反社とのつながりが紳助と関連付けて放送されたため、計画は頓挫。入念に下準備を進めていた吉本幹部は宮迫に対して大激怒し、引退させるような剣幕だったと聞きます。吉本の一部には紳助復帰を悲願としている人たちが大勢いますからね」

 宮迫の復帰を働きかけてくれる人はいるのだろか。

チャラ男漫才のEXIT、闇営業問題で“犯人扱い”された? 見た目で間違われた中堅コンビCのTも

 反社会的勢力が主催する会合での闇営業問題で、社内調査を継続して行っているという吉本興業。コンプライアンス遵守に躍起になるのは当然だろうが、その一方で軋轢も生んでいるようだ。

「かなり多くの芸人たちが、反社との付き合いがないかどうか、社員に“事情聴取”されているそうです。もちろん、念のために確認する程度のことも多いみたいですが、中には“犯人扱い”されてしまうこともあるとか」(芸能事務所関係者)

 まさかの犯人扱いされてしまったのが、チャラ男漫才でブレーク中のコンビ・EXITだという。

「一連の闇営業報道の中で、7月5日発売の写真週刊誌『FRIDAY』(講談社)が、ピン芸人『C』と『N』、人気コンビ『E』の4名が半グレ集団のプライベートパーティーでネタを披露したという情報を掲載しました。これはあくまで“そういった情報提供があった”という内容の記事だったんですが、吉本側がどうやらこの“人気コンビ『E』”がEXITなのではないかと疑ったようです」(同)

 そこで吉本はEXITを呼び出し、事情徴収を行ったという。

「EXITはチャラ男キャラで売っているけど、普段は真面目で交友関係も健全。それなのに疑われてしまったことで、2人はかなり腹を立てていた。特に兼近の方がブチギレ寸前で、吉本に対して不信感を持ってしまったのだとか」(同)

 今回の一連の騒動の中で、EXITのようにあらぬ嫌疑をかけられるケースも多い。

「最初に闇営業が報じられたとき、写真に写っていたレイザーラモンHGと髪型が似ているというだけで、COWCOWの多田が疑われたとのこと。本人としてもまったくもって寝耳に水だったはずで、相当驚いたでしょうね」(劇場関係者)

 そのほかにも多くの若手芸人が、吉本社内の“事情聴取”にウンザリしているようだ。

「会社側は『正直に話せば処分はしない』と言うのですが、もしも反社との付き合いがあると正直に話せば絶対に処分されるはずだから、結局何も話せない、という空気になっているようですね。そんな状態だから、事情聴取をしても事実は明かされないし、ただただ吉本と芸人の間の溝は深まるばかりでしょう」(同)

 吉本にとっては相当な大打撃となった闇営業問題。根本的解決への道のりはまだまだ遠い。

吉本興業がコンプライアンス徹底を誓うも、上方漫才協会初代会長・中田カウスの処遇に問題は?

 相次ぐ所属タレントの“反社勢力への闇営業問題”に揺れ、コンプライアンスの徹底を誓った「決意表明」を発表した吉本興業。今月3日には専門チームを立ち上げ、反社勢力を完全排除するため、7月中に2000人規模での面談を実施するというが、在阪のお笑い関係者からは、「元凶である中田カウスを排除しなければ、問題の解決にはならないだろう」という声が上がっている。

 吉本興業ホールディングスの大崎洋会長は、騒動を受けての会見で「(会社を)非上場とし、反社会勢力の人たちには出て行ってもらった。関わった役員や先輩も追い出し、この10年やってきたつもりがこのざまだ」と謝罪した。

 “出て行ってもらった”人とは、以前から暴力団と“黒い交際”の噂があった漫才師「コメディNo.1」の前田五郎のことだと思うが、前田以上に暴力団と密接な関係があったカウスをなぜ処分しなかったのか、筆者も不思議でならない。

 カウスが五代目山口組の故・渡辺芳則組長と昵懇の仲だったことは、ビートたけしから聞いていた筆者だが、そのことが公になったのは、2007年1月に勃発した吉本創業家と現経営陣の“お家騒動”だった。

 創業家当主だった故・林マサさんの夫で吉本の社長だった婿養子の故・林裕章さんは、生前、女性関係や金銭トラブルといったスキャンダルが絶えなかったが、五代目の名前をチラつかせてトラブル処理に奔走したのがカウスだった。

 カウスはその功績を買われて吉本の特別顧問に就任したが、05年、裕章さんが会長就任からわずか5カ月で急死。その後、経営権を握った吉野伊佐男前会長や当時副社長だった大崎氏らが創業家と対立し、双方が週刊誌にそれぞれの“黒い関係”を暴露するという“お家騒動”に発展した。

 口火を切った「週刊現代」(講談社)の「吉本興業副社長”暴脅迫事件”一部始終」では、大崎氏が山口組系の男にホテルに呼び出され、元会長の子息の役員就任を要求されたと告発。これを受けて、マサさんが「週刊新潮」(新潮社)誌上で反論。手記「”吉本興業”は怪芸人『中田カウス』に潰される!」で、カウスが山口組との交流をチラつかせて経営にまで口を出し、「吉本最大のタブー」になっていると暴露したのだ。

 “黒い交際”を暴露されたことで、特別顧問の肩書を外されたカウスだったが、しかし、なぜか現経営陣はそれ以上の処分は見送った。その後、吉本の元会長・中邨秀雄氏に持ち上がった横領疑惑では、それをネタに、カウスが中邨氏を恐喝した疑惑が浮上。大阪府警から事情聴取まで受けたが、にもかかわらず、吉本はそれも不問に付したのだ。

 なんとも不可解な対応だが、そんなカウスにとって、“目の上のたんこぶ”だったのが司会者として頭角を現していた島田紳助だった。最初、カウスは紳助を味方につけようと五代目を紹介したが、紳助が五代目からもらった時計を返したことで「俺の顔を潰す気か!」と激怒。04年に紳助が女性マネジャーへの暴行事件で謹慎した際には、“紳助潰し”を画策した。もっとも、このときはその翌年に五代目が引退したことで後ろ盾を失い、失敗。その後は掌返しで紳助にすり寄るも、虎視眈々と紳助潰しを狙っていたという。

 その紳助は、お家騒動から4年が経過した11年夏、暴力団との“黒い交際”で電撃引退したが、早くから吉本の上層部に紳助の引退を進言していたカウスに、紳助は「(カウスに)嵌められた」と漏らしていたという。

 そうして紳助より暴力団とズブズブの関係だったにもかかわらず、吉本内で生き残り、権勢を振るっているカウスだが、14年には、吉本が中心になって設立した「上方漫才協会」の初代会長に就任。吉本の芸人たちはカウスの存在に怯えているという。

 そんなカウスを優遇する上層部が、芸人たちと面談して反社との完全排除を呼びかけても説得力があるわけがない。本当にコンプライアンスを徹底するのであれば、まず“怪芸人”の処遇を検討することが先決だと思うのだが。

吉本興業がコンプライアンス徹底を誓うも、上方漫才協会初代会長・中田カウスの処遇に問題は?

 相次ぐ所属タレントの“反社勢力への闇営業問題”に揺れ、コンプライアンスの徹底を誓った「決意表明」を発表した吉本興業。今月3日には専門チームを立ち上げ、反社勢力を完全排除するため、7月中に2000人規模での面談を実施するというが、在阪のお笑い関係者からは、「元凶である中田カウスを排除しなければ、問題の解決にはならないだろう」という声が上がっている。

 吉本興業ホールディングスの大崎洋会長は、騒動を受けての会見で「(会社を)非上場とし、反社会勢力の人たちには出て行ってもらった。関わった役員や先輩も追い出し、この10年やってきたつもりがこのざまだ」と謝罪した。

 “出て行ってもらった”人とは、以前から暴力団と“黒い交際”の噂があった漫才師「コメディNo.1」の前田五郎のことだと思うが、前田以上に暴力団と密接な関係があったカウスをなぜ処分しなかったのか、筆者も不思議でならない。

 カウスが五代目山口組の故・渡辺芳則組長と昵懇の仲だったことは、ビートたけしから聞いていた筆者だが、そのことが公になったのは、2007年1月に勃発した吉本創業家と現経営陣の“お家騒動”だった。

 創業家当主だった故・林マサさんの夫で吉本の社長だった婿養子の故・林裕章さんは、生前、女性関係や金銭トラブルといったスキャンダルが絶えなかったが、五代目の名前をチラつかせてトラブル処理に奔走したのがカウスだった。

 カウスはその功績を買われて吉本の特別顧問に就任したが、05年、裕章さんが会長就任からわずか5カ月で急死。その後、経営権を握った吉野伊佐男前会長や当時副社長だった大崎氏らが創業家と対立し、双方が週刊誌にそれぞれの“黒い関係”を暴露するという“お家騒動”に発展した。

 口火を切った「週刊現代」(講談社)の「吉本興業副社長”暴脅迫事件”一部始終」では、大崎氏が山口組系の男にホテルに呼び出され、元会長の子息の役員就任を要求されたと告発。これを受けて、マサさんが「週刊新潮」(新潮社)誌上で反論。手記「”吉本興業”は怪芸人『中田カウス』に潰される!」で、カウスが山口組との交流をチラつかせて経営にまで口を出し、「吉本最大のタブー」になっていると暴露したのだ。

 “黒い交際”を暴露されたことで、特別顧問の肩書を外されたカウスだったが、しかし、なぜか現経営陣はそれ以上の処分は見送った。その後、吉本の元会長・中邨秀雄氏に持ち上がった横領疑惑では、それをネタに、カウスが中邨氏を恐喝した疑惑が浮上。大阪府警から事情聴取まで受けたが、にもかかわらず、吉本はそれも不問に付したのだ。

 なんとも不可解な対応だが、そんなカウスにとって、“目の上のたんこぶ”だったのが司会者として頭角を現していた島田紳助だった。最初、カウスは紳助を味方につけようと五代目を紹介したが、紳助が五代目からもらった時計を返したことで「俺の顔を潰す気か!」と激怒。04年に紳助が女性マネジャーへの暴行事件で謹慎した際には、“紳助潰し”を画策した。もっとも、このときはその翌年に五代目が引退したことで後ろ盾を失い、失敗。その後は掌返しで紳助にすり寄るも、虎視眈々と紳助潰しを狙っていたという。

 その紳助は、お家騒動から4年が経過した11年夏、暴力団との“黒い交際”で電撃引退したが、早くから吉本の上層部に紳助の引退を進言していたカウスに、紳助は「(カウスに)嵌められた」と漏らしていたという。

 そうして紳助より暴力団とズブズブの関係だったにもかかわらず、吉本内で生き残り、権勢を振るっているカウスだが、14年には、吉本が中心になって設立した「上方漫才協会」の初代会長に就任。吉本の芸人たちはカウスの存在に怯えているという。

 そんなカウスを優遇する上層部が、芸人たちと面談して反社との完全排除を呼びかけても説得力があるわけがない。本当にコンプライアンスを徹底するのであれば、まず“怪芸人”の処遇を検討することが先決だと思うのだが。