“カトパン”加藤綾子の女優デビューに「伊藤綾子と一字違いだから見たくない!」嵐・二宮和也との共演で……

“カトパン”ことフリーアナウンサーの加藤綾子が、4月スタートの日曜劇場『ブラックペアン』(TBS系)で本格的に女優デビューすることが発表された。

 同ドラマは嵐・二宮和也主演の医療モノで、加藤は物語を引っ張る重要人物である治験コーディネーターを演じるという。

「2016年にフジを退社しフリーになった加藤ですが、ユースケ・サンタマリアや芳根京子ら役者が多く所属する事務所に入ったことで、当初から女優業を視野に入れていると目されていました。同じ日曜劇場の『下町ロケット』で、フジテレビの先輩アナだった高島彩が医療ジャーナリスト役で好演していますが、加藤も同じようなポジションでの起用でしょう」(テレビ誌ライター)

 今もっとも高視聴率が期待される日曜劇場で、満を持しての女優業お披露目となる加藤だが、出演が決まるや、ネット上は不穏な空気になったという。

「加藤が“人気アナ”だったのはフジ時代の話で、『週刊文春』(文藝春秋)の『2017年嫌いな女子アナ』ランキングでは1位になるなど、フリー転身後の人気はガタ落ちです。今作でも原作にはない役を無理やり彼女のために作ったことで、原作ファンからブーイングが起こったほか、出演に際しての『新人のつもりで吸収できるものは、すべて吸収して取り組みたい』というコメントに『つもりっていうか、女優としては完全に新人だろうが!』と辛らつな声が飛び交っています。また、フリー後もフジにベッタリなイメージで、TBSへの出演に違和感を覚える人も多いようですね」(芸能ライター)

 想定外の逆風だが、メイン視聴者ともいえる嵐ファンにまで、そっぽを向かれてしまっているというから深刻だ。女性誌編集者が語る。

「二宮は16年に、フリーアナウンサーの伊藤綾子との交際を報じられています。2人は破局したと思われていましたが、今年に入り、伊藤が自身のSNSでまたぞろ二宮との交際を匂わし始めたことで、嵐ファンは神経質になっています。その彼女と“加藤綾子”は一文字違いで、同じフリーアナ。そのため『伊藤綾子を思い出させるから見たくない』と視聴拒否を宣言したり、中には伊藤本人と勘違いしている人までいるようです。完全なトバッチリですが、もし視聴率が低迷すれば、戦犯扱いされてしまうかもしれません」

 ドラマには、NHK朝ドラ『わろてんか』のヒロインで名を上げた葵わかなも出演予定。ヘタな演技をしようものなら公開処刑されて、“女優デビュー即廃業”となるかもしれない。

『海月姫』が、ついにフジ月9ワースト記録を更新! 救いは芳根京子、内田理央の熱演か!?

 芳根京子が、NHK連続ドラマ小説『べっぴんさん』以来の連ドラ主演を務めた、フジテレビ月9ドラマ『海月姫』の最終回(第10話)が19日に放送され、視聴率は5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)止まりだった。全話平均は6.1%となり、昨年1月期『突然ですが、明日結婚します』(西内まりや主演)の平均6.65%を大きく下回り、屈辱の同枠史上ワースト視聴率を更新してしまった。

 当初、フジでは今期に、TOKIO・長瀬智也主演『フラジャイル』続編の放送を予定していたが、ヒロイン役の武井咲が“デキちゃった婚”してしまったため、企画自体がお蔵入り。代案として浮上したのが『海月姫』だった。同作は、東村アキコ氏による人気漫画だが、2014年12月に能年玲奈(現・のん)主演により、映画化されながらも大爆死しているだけに、今ドラマの前評判は極めて低かった。

 初回は8.6%と1ケタ発進。その後、6.9%→5.9%と急降下。第4話で7.5%と戻したものの、平昌五輪中継とのバッティングもあり、第5話5.3%、第6話5.0%と低迷。同五輪は閉幕したが、第7話はアップするどころか4.9%に沈んだ。以後、第8話5.0%、第9話6.0%と低空飛行が続き、最終回でも数字を上げることはできなかった。

 前期の『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(篠原涼子主演)が最終回で記録した、単話での月9ワースト視聴率(4.6%)の更新こそ免れたのは、不幸中の幸いといえそうだ。

 序盤はバタバタ感がひどく、仕事をしない天水館のオタク女子集団“尼~ず”への、視聴者の反感も強かった。だが、立ち上げたブランド・ジェリーフィッシュのファッションショーを行った第5話から、ストーリー的にも一気に盛り上がりを見せるようになった。しかし、すでに脱落していった視聴者を引き戻すことはできず、低視聴率に沈んだまま終えてしまった。

「視聴率に恵まれなかった『海月姫』ですが、作品としては、駄作だった『明日結婚します』より、視聴者の満足度は高かったと思います。そんな中、救いといえるのは、芳根や内田理央の奮闘ぶり。これまでの清楚系のイメージをかなぐり捨て、オタク女子を演じきった芳根は、演技の幅が広がり、今後オファーが増えそうな気配です。常に赤ジャージ姿で、前髪で目を覆っている『まやや』役の内田にとっては、つらい役柄となりましたが、これまた吹っ切れた演技で評価を高めました。彼女もまた、女優としての仕事が増えるのではないでしょうか」(テレビ誌関係者)

 モデル、女優として活動する内田は、これまで、『掟上今日子の備忘録』(日本テレビ系/15年)、『ダメな私に恋してください』(TBS系/16年)、『逃げるは恥だが役に立つ』(同)、『大貧乏』(フジテレビ系/17年)などのドラマに出演してきたが、いまひとつインパクトを残せていなかった。来る4月期には、テレビ朝日系の土曜ナイトドラマ『おっさんずラブ』へのレギュラー出演が決まっている。この流れに乗って、存在感を高めたいところだろう。
(文=田中七男)

『海月姫』が、ついにフジ月9ワースト記録を更新! 救いは芳根京子、内田理央の熱演か!?

 芳根京子が、NHK連続ドラマ小説『べっぴんさん』以来の連ドラ主演を務めた、フジテレビ月9ドラマ『海月姫』の最終回(第10話)が19日に放送され、視聴率は5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)止まりだった。全話平均は6.1%となり、昨年1月期『突然ですが、明日結婚します』(西内まりや主演)の平均6.65%を大きく下回り、屈辱の同枠史上ワースト視聴率を更新してしまった。

 当初、フジでは今期に、TOKIO・長瀬智也主演『フラジャイル』続編の放送を予定していたが、ヒロイン役の武井咲が“デキちゃった婚”してしまったため、企画自体がお蔵入り。代案として浮上したのが『海月姫』だった。同作は、東村アキコ氏による人気漫画だが、2014年12月に能年玲奈(現・のん)主演により、映画化されながらも大爆死しているだけに、今ドラマの前評判は極めて低かった。

 初回は8.6%と1ケタ発進。その後、6.9%→5.9%と急降下。第4話で7.5%と戻したものの、平昌五輪中継とのバッティングもあり、第5話5.3%、第6話5.0%と低迷。同五輪は閉幕したが、第7話はアップするどころか4.9%に沈んだ。以後、第8話5.0%、第9話6.0%と低空飛行が続き、最終回でも数字を上げることはできなかった。

 前期の『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(篠原涼子主演)が最終回で記録した、単話での月9ワースト視聴率(4.6%)の更新こそ免れたのは、不幸中の幸いといえそうだ。

 序盤はバタバタ感がひどく、仕事をしない天水館のオタク女子集団“尼~ず”への、視聴者の反感も強かった。だが、立ち上げたブランド・ジェリーフィッシュのファッションショーを行った第5話から、ストーリー的にも一気に盛り上がりを見せるようになった。しかし、すでに脱落していった視聴者を引き戻すことはできず、低視聴率に沈んだまま終えてしまった。

「視聴率に恵まれなかった『海月姫』ですが、作品としては、駄作だった『明日結婚します』より、視聴者の満足度は高かったと思います。そんな中、救いといえるのは、芳根や内田理央の奮闘ぶり。これまでの清楚系のイメージをかなぐり捨て、オタク女子を演じきった芳根は、演技の幅が広がり、今後オファーが増えそうな気配です。常に赤ジャージ姿で、前髪で目を覆っている『まやや』役の内田にとっては、つらい役柄となりましたが、これまた吹っ切れた演技で評価を高めました。彼女もまた、女優としての仕事が増えるのではないでしょうか」(テレビ誌関係者)

 モデル、女優として活動する内田は、これまで、『掟上今日子の備忘録』(日本テレビ系/15年)、『ダメな私に恋してください』(TBS系/16年)、『逃げるは恥だが役に立つ』(同)、『大貧乏』(フジテレビ系/17年)などのドラマに出演してきたが、いまひとつインパクトを残せていなかった。来る4月期には、テレビ朝日系の土曜ナイトドラマ『おっさんずラブ』へのレギュラー出演が決まっている。この流れに乗って、存在感を高めたいところだろう。
(文=田中七男)

日テレ『正義のセ』が“バーター祭り”に……故・大杉漣さんの代役に寺脇康文、主題歌に福山雅治

 4月からスタートする、吉高由里子主演の日本テレビ系『正義のセ』(水曜午後10時~)に出演予定だった大杉漣さんが、2月21日に急性心不全のため亡くなり、代役が誰になるのか注目を集めていたが、吉高と同じ事務所(アミューズ)の寺脇康文に決まった。早い話、業界でよくありがちな“バーター”出演だ。また、主題歌を福山雅治が担当し、同事務所の若手俳優・平埜生成もメインキャストで出演するため、アミューズ所属タレント尽くしとなってしまった。

 同ドラマは、タレント、キャスターとしても活動する阿川佐和子の同名小説シリーズ(角川文庫)が原作。横浜地検で働く2年目の駆け出し検事の主人公・竹村凜々子(吉高)が、不器用ながら、なにごとにも一生懸命取り組み、検事として女性として成長していく姿を描いた作品だ。

 寺脇は、吉高演じる凜々子の頼れる上司で、横浜地検港南支部の支部長・梅宮譲役という重要な役どころを務める。それだけに、ネット上では「大杉さんの代役が、オワコンの寺脇で大丈夫?」との声も出ているようだ。吉高と寺脇は、吉高の連ドラ初主演作となった『美丘―君がいた日々―』(2010年/日テレ系)で親子役を演じたことがある。

 寺脇といえば、テレビ朝日系の鉄板ドラマ『相棒』が、『土曜ワイド劇場』でのスペシャルとしてスタートした際、主人公・杉下右京(水谷豊)の“初代相棒”亀山薫役に起用された。同ドラマは、その後、連ドラとしてシリーズ化され大ヒット。寺脇はシーズン7前半(08年10月~12月)まで出演し、まさに“代表作”となった。

『相棒』卒業後は、同局系の連ドラ『853~刑事・加茂伸之介』で主演に抜擢されるなどしたが、だんだん仕事は減っていってしまい、『相棒』での貯金を使い果たしてしまった格好。昨年は事務所の力で、『お母さん、娘をやめていいですか?』(NHK総合)、『定年女子』(NHK BSプレミアム)、『恋がヘタでも生きてます』(日本テレビ系)と、3つの連ドラでレギュラー出演したが、深夜やBSなど、注目度の低い作品で、まるでインパクトを残せなかった。

「大杉さんは脇役ながら、バラエティに進出したりで、好感度が高く、存在感もあったのです。その代役となると、そう簡単にはいきません。大杉さんとの関係性から、テレビ東京系『バイプレイヤーズ』シリーズで共演した遠藤憲一、松重豊、光石研あたりがブッキングできれば、視聴者もすんなり受け入れられたと思いますが、急なオファーでは難しいでしょう。結局、吉高とのバーターで、スケジュールが空いている寺脇になったようです。今の若い世代には、“相棒”と言えば、及川光博、成宮寛貴、反町隆史のイメージで、『寺脇って誰?』との印象が強いと思われますので、視聴率にも少なからず響きそうです」(スポーツ紙記者)

 不測の事態とはいえ、放送開始前から、不安要素いっぱいになってしまった『正義のセ』。ここはひとつ、吉高の父親役で出演する“名脇役”生瀬勝久、放送中のNHK朝ドラ『わろてんか』でブレークし、妹役を演じる広瀬アリス、先輩検事役の三浦翔平に期待するしかないか?
(文=田中七男)

日テレ『正義のセ』が“バーター祭り”に……故・大杉漣さんの代役に寺脇康文、主題歌に福山雅治

 4月からスタートする、吉高由里子主演の日本テレビ系『正義のセ』(水曜午後10時~)に出演予定だった大杉漣さんが、2月21日に急性心不全のため亡くなり、代役が誰になるのか注目を集めていたが、吉高と同じ事務所(アミューズ)の寺脇康文に決まった。早い話、業界でよくありがちな“バーター”出演だ。また、主題歌を福山雅治が担当し、同事務所の若手俳優・平埜生成もメインキャストで出演するため、アミューズ所属タレント尽くしとなってしまった。

 同ドラマは、タレント、キャスターとしても活動する阿川佐和子の同名小説シリーズ(角川文庫)が原作。横浜地検で働く2年目の駆け出し検事の主人公・竹村凜々子(吉高)が、不器用ながら、なにごとにも一生懸命取り組み、検事として女性として成長していく姿を描いた作品だ。

 寺脇は、吉高演じる凜々子の頼れる上司で、横浜地検港南支部の支部長・梅宮譲役という重要な役どころを務める。それだけに、ネット上では「大杉さんの代役が、オワコンの寺脇で大丈夫?」との声も出ているようだ。吉高と寺脇は、吉高の連ドラ初主演作となった『美丘―君がいた日々―』(2010年/日テレ系)で親子役を演じたことがある。

 寺脇といえば、テレビ朝日系の鉄板ドラマ『相棒』が、『土曜ワイド劇場』でのスペシャルとしてスタートした際、主人公・杉下右京(水谷豊)の“初代相棒”亀山薫役に起用された。同ドラマは、その後、連ドラとしてシリーズ化され大ヒット。寺脇はシーズン7前半(08年10月~12月)まで出演し、まさに“代表作”となった。

『相棒』卒業後は、同局系の連ドラ『853~刑事・加茂伸之介』で主演に抜擢されるなどしたが、だんだん仕事は減っていってしまい、『相棒』での貯金を使い果たしてしまった格好。昨年は事務所の力で、『お母さん、娘をやめていいですか?』(NHK総合)、『定年女子』(NHK BSプレミアム)、『恋がヘタでも生きてます』(日本テレビ系)と、3つの連ドラでレギュラー出演したが、深夜やBSなど、注目度の低い作品で、まるでインパクトを残せなかった。

「大杉さんは脇役ながら、バラエティに進出したりで、好感度が高く、存在感もあったのです。その代役となると、そう簡単にはいきません。大杉さんとの関係性から、テレビ東京系『バイプレイヤーズ』シリーズで共演した遠藤憲一、松重豊、光石研あたりがブッキングできれば、視聴者もすんなり受け入れられたと思いますが、急なオファーでは難しいでしょう。結局、吉高とのバーターで、スケジュールが空いている寺脇になったようです。今の若い世代には、“相棒”と言えば、及川光博、成宮寛貴、反町隆史のイメージで、『寺脇って誰?』との印象が強いと思われますので、視聴率にも少なからず響きそうです」(スポーツ紙記者)

 不測の事態とはいえ、放送開始前から、不安要素いっぱいになってしまった『正義のセ』。ここはひとつ、吉高の父親役で出演する“名脇役”生瀬勝久、放送中のNHK朝ドラ『わろてんか』でブレークし、妹役を演じる広瀬アリス、先輩検事役の三浦翔平に期待するしかないか?
(文=田中七男)

愛された記憶のない人は一生幸せにはなれない? キョドコと星名が地獄へ墜ちる『きみ棲み』第9話

 3カ月にわたって慎重に築いてきた積み木の塔が、完成直前に大崩壊してしまった。そんな衝撃です。恋に仕事にトライ&エラーを繰り返しながら、少しずつ社会人として成長しつつあった吉岡里帆演じるキョドコでしたが、恋人である吉崎の口からは別れの言葉が飛び出したのでした。最終回を直前に控え、風雲急を告げる『きみが心に棲みついた』(TBS系)の第9話を振り返りましょう。

 小川今日子(吉岡里帆)は下着メーカーに勤めるOLです。子どもの頃から母親(中島ひろ子)にも、学校でも無視され続けてきました。自分に自信が持てず、いつも言動が挙動不審なため「キョドコ」と呼ばれてきました。そんなキョドコにも、漫画誌編集者の吉崎(桐谷健太)という誠実な恋人がようやくできたのです。キョドコは大学時代からずっと精神的に依存してきた会社の上司である星名(向井理)と手を切るために星名のマンションへ向かったのですが、その様子を職場の同僚である飯田(石橋杏奈)に盗撮されてしまいます。

 吉崎は匿名で郵送されてきた映像データを再生し、キョドコが星名に連れられてマンションへ入っていく姿を見てしまいました。第3話で起きたキョドコの下着姿でのランウェイウォーキング騒ぎ、吉崎が解決したばかりの大学時代の校内ストリップ映像をめぐるトラブルに続く、衝撃映像です。キョドコのあまりの脇の甘さには唖然とさせられます。我慢強い吉崎も忍耐の限界に達していました。漫画家のスズキ先生(ムロツヨシ)とのネームの打ち合わせに集中することもできません。

 夜遅くにキョドコのアパートを訪ねた吉崎は、星名のマンションに行ったことを黙っていたキョドコに本音をぶつけます。「仕事って嘘ついて、他の男と会って。俺は今日子の何を信じればいいの? おかしいだろ? 言ってることと、やってることが無茶苦茶なんだよ」。あまりにも正論です。全視聴者がキョドコに対して感じていたことを、吉崎は正しくキョドコ本人に伝えるのでした。

「俺たち付き合ってるんだよね? いや、怒ってるわけじゃないんだ。でも実際は、嫉妬で頭の中がどうかなりそうなんだよ」

 いつも自信満々で自分が正しいと思ったことしかやらない吉崎ですが、その夜はキョドコを前にして頭を掻きむしり、悶え苦しむ姿がありました。キョドコと交際するようになってから、吉崎は弱々しい男に変わってしまったようです。

 吉崎の誤解を解こうと、キョドコは小さい頃から母親の愛情を感じることがなかったこと、大学時代の星名がそんな自分を初めて受け入れてくれた存在だったことを打ち明けるのでした。吉崎から「お母さんとの関係を克服しないと、また星名さんのところに戻るんじゃない?」と指摘されたキョドコは早速有休をとり、5年ぶりに日吉にある実家を訪ねるのでした。里帰りなのに、キョドコはひどく緊張してしまいます。

 長女であるキョドコがひとり暮らしを始めて以来、久々に実家に戻ってきたのに、母親はとても冷ややかです。お茶も出さずに、「(キョドコの妹の)菜穂子が友達を連れて来るから、その前に帰ってちょうだい」と、あまりにもつれない言葉です。そんな母親に、子どもの頃から感じてきた不満をぶつけるキョドコでした。親から愛された記憶のないキョドコは、家庭でも学校でも自分の居場所を見つけることができなかったのです。「何を今さら」と聞く耳を持たない母親に、キョドコは星名に続いて決別の言葉を吐くのでした。

「私のことを嫌いでもいいけど、せめて親なら隠してほしかった。小さい頃から、ずっと傷ついてきたんだよ。でも、私は前に進むから。昔の自分とは違うから。それを言いに来ただけ」

 言うべきことを言い、実家を後にするキョドコでした。星名の10年ごしの洗脳からも、親は子どもを無条件で愛するものだという常識という名の呪縛からも解き放たれたキョドコでした。新ブランドの成功と恋人・吉崎を手に入れたことで、キョドコは自分に自信が持てるようになったのです。これで、すべてのケジメはついた。あとはもう、吉崎の胸に飛び込んでいくだけ。そう確信していたキョドコでしたが……。

 

■この世で最もつらく、哀しい誕生日

 

 一方、会社では星名のこれまでの悪行の数々が社内メールとなって暴露され、大問題となっていました。人事部の部長(阿南健治)がキョドコたち女子社員を会議室に呼び出し、星名のパワハラ&セクハラ被害の実態について聞き取り調査を行います。この席で爆弾発言をしたのは、それまでずっと星名のことを慕ってきた飯田でした。会社でエリートコースを驀進中の星名は、実は少年時代は父親から虐待されていたこと、同級生たちからもイジメられていたこと、母親は殺人罪で服役していたこと、星名は中学のときに顔を整形手術して別人になったこと。星名の過去をすべて知った飯田が、星名の企業内での生殺与奪権を握っていたのです。

 飯田が星名のセクハラ被害の証拠として開示したのは、「愛のないセックスほど興奮する」という星名の名台詞が記録されたICレコーダーでした。つい数日前までは星名への執着を見せていた飯田ですが、星名が自分には心を開かないと悟るや、星名が地獄へ墜ちていく様子を見届ける立場へとポジションチェンジしたのでした。飯田の心の中では、星名への愛情が憎しみへと反転してしまったのです。

 キョドコが下着姿でランウェイウォーキングした件も、星名に強要されたのではないかと聞き取り調査で取り上げられますが、キョドコはなぜかこれを否定します。最終的に判断したのは自分だった、断ることのできなかった自分に非があると自己批判するキョドコでしたが、この言動が取り返しのつかない悲劇を呼び寄せてしまいます。

 折しも、この日はキョドコの28歳の誕生日でした。母親、そして星名とのドロドロの過去を断ち切ったキョドコは、吉崎にプレゼントされたネックレスをつけて吉崎のマンションを訪ねます。多分、バッグの中にはお泊まりセットも忍ばせていたことでしょう。ところが2人だけの甘い甘い誕生日の夜とはなりません。吉崎からの贈り物は、キョドコの誕生日を祝うものではなく、「もう別れよう」という冷たい言葉でした。聞き取り調査で星名のことを断罪しなかったキョドコのことを、星名を庇ったと吉崎は解釈したのです。キョドコがいくら「私が好きなのは吉崎さんだけ」と主張しても、もう吉崎の心の中にはキョドコの居場所はどこにもないのでした。

「もし、この先も付き合っても、それは恋愛じゃなくて、依存する相手が俺に変わるだけじゃないかと思う」と吉崎は冷静に語るのでした。ここにきて吉崎は、キョドコへの想いは実は珍獣のようなキョドコに対する好奇心と暗い過去に悩む弱者に対する同情心だったことに気づいたのでした。吉崎の真面目さが裏目に出てしまいます。恋愛にはいろんな形があるはず。言ってみれば、恋愛のゴールのひとつでもある結婚にも、精神的もしくは経済的な依存が含まれるケースは多いのではないのでしょうか。お互いに完全に自立している男女ならば、一緒に暮らす必要はありません。でも、曲がったことが嫌いな吉崎は、そのことが受け入れられなかったのです。

 吉崎に励まされ、ここまで積み木の塔を懸命に登ってきたキョドコにとっては、いきなりハシゴを外されたような驚きしかありません。いちばん信頼していた吉崎によって、キョドコが登っていた積み木の塔はジェンガのように根底から突き崩されてしまったのです。すっかり星名のことを見限った飯田が「小川さん、すごいね。地獄まで星名さんと一緒に墜ちていくつもり?」と笑っていたとおりの展開となってしまいます。

 結局、子どもの頃に親から愛された記憶のない人間は、どれだけ努力を重ねても、本当の愛を手に入れることができないのでしょうか? 人間はその生い立ちに、一生苦しみ続けなくてはいけないのでしょうか? 漫画家のスズキ先生が言うところの「あちら側の人間」は「こちら側の人間」とは心から交わることはできないのでしょうか?

 せっかく、第8話で視聴率7.9%(ビデオリサーチ、関東地区調べ/以下同)まで盛り返したものの、キョドコの28歳の誕生日があまりにも悲惨すぎたためか、第9話は7.0%と再びダウンしてしまいました。支離滅裂な言動で吉崎だけでなく視聴者も惑わせてきたキョドコですが、最終回はどんなサプライズを見せてくれるのでしょう。星名と一緒に地獄の底まで転げ落ちるのか、吉崎を翻心させることができるのか、それとも……。キョドコ最後の決断に注目が集まります。
(文=長野辰次)

南野陽子の「男運が悪すぎる」……夫・K氏のスキャンダル噴出で、大河『西郷どん』降板は不可避?

 先日、都内・赤坂にある医療法人から業務上横領で刑事告訴されていたことが発覚した、女優・南野陽子の夫・K氏。さらに3月6日発売の写真週刊誌「FLASH」(光文社)にて、自身が実質的経営を担っている東京・銀座のクリニック内での暴力行為が、従業員からの告発により明らかになった。

 同誌には、K氏の竹刀による殴打で内出血した臀部の写真が掲載され、日常的に行われていた暴行の様子が生々しく語られている。被害を受けた従業員男性はすでに警察に被害届を出しているとのことで、刑事事件に発展する可能性が高い。また、同誌によるとK氏には別の新たな横領疑惑までも浮上しているという。

 南野はNHK大河ドラマ『西郷どん』に“W不倫”問題で降板した斉藤由貴に代わって出演することになっているが、夫が今後被告人になるようなことがあれば、その出演さえ危ぶまれる。南野の所属事務所・ケイダッシュは事件についてコメントしていないが、同クリニックで南野は役員を務めているだけに、暴行事件に対する道義的責任は免れないだろう。

 南野はデビュー以来、交際した男に振られ続け、“芸能界一、男運がない女優”と呼ばれていた。そんな中、7年前の3月3日に4歳年下のIT関連会社の社長という触れ込みのK氏と電撃入籍。1,000万円以上するハリー・ウィンストンの結婚指輪を披露し、当初は“セレブ婚”として話題となった。

 しかし、実のところ、指輪は南野本人が買ったものだったという。K氏には初めから、金銭的に余裕がなかったのだ。案の定、入籍直後からK氏の金銭にまつわるトラブルは相次ぎ、知人女性のクレジットカードを奪い取り、南野との新婚旅行先で使用したことが、女性からの告発によって発覚。自身が関わる医療法人では、クリニックのリフォーム代の未払いで民事訴訟を起こされ敗訴するなど、知人との間で億単位の借金トラブルを抱えていると報じられたこともあった。

 それでも、南野は「私が信じなくて誰がかばうんですか」と、K氏をかばい続けた。K氏はそんな南野の惚れた弱みにつけ込んでいたのだろう。酒をほとんど飲まないにもかかわらず、K氏は当時30代後半の雇われママ・S子さん目当てに、銀座の高級クラブ「C」に頻繁に通っていた。K氏はS子さんを「俺の子どもを産んでくれ」と口説いて妊娠させ、「認知する。一緒に育てよう」と約束までしたという。しかし、出産後、K氏は養育費も慰謝料も払わず、S子さんと子どもを捨てて、南野のところに戻ったそうだ。その後、S子さんが慰謝料を求めて訴訟を起こしている。

 K氏はS子さんと別れた後は、銀座8丁目のクラブ「F」に通い詰めている。K氏はS子さんの店での飲み代の未払いがウワサになっており、クラブ関係者からは「一体、どこにそんな金があるのかね?」と不思議がる声が上がっていた。

 筆者もそう思っていた矢先、今年に入って、赤坂の医療法人から業務上横領で刑事告訴されていたことが判明。K氏は知人の紹介を経て同法人の経営者と知り合い、その後事務局長に就任。K氏は甘言を弄して通帳と印鑑を預かり、勝手に口座から2億円近い金額を引き出していたことが判明。そのうち一部は口座に戻されているものの、9,000万円以上が使途不明金となっており、業務上横領で訴えられることとなった。

 警視庁が受理の方向で内偵を進めている最中に、今度は従業員から暴行被害の診断書を添えて被害届が出された。今後、刑事事件として立件されれば、前述の通りクリニックの役員を務めている南野の道義的責任が問われ、大河ドラマの降板も検討されるだろう。

 南野がK氏をかばい続けるように南野も事務所に守られており、ケイダッシュの力を恐れて、スポーツ紙各紙もK氏との度重なるトラブルに沈黙を続けていた。

 しかし、K氏がこれほどまでに周囲に迷惑をかけている以上、南野は自らがマスコミの前に出て説明責任を果たすべきだ。さもなくば、離婚を決断するしかないだろう。

嵐・松本潤『99.9』最終話、シリーズ最高視聴率獲得も「ショボい事件&プロレス愛」の押しつけにウンザリ!

 嵐・松本潤が主演を務めるドラマ『99.9 -刑事専門弁護士- SEASONII』(TBS系)も今回で最終回。平均視聴率21.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、シリーズ通して最高の数字を叩き出しました。

 今回の依頼主は、久世亮平(Hey! Say! JUMP・中島裕翔)。その依頼内容は、8年前に母・直美(竹内都子)を殺した後、当時経営していた蕎麦屋に放火した罪で死刑判決を受けた父・貴弘(小林隆)の再審請求をしてほしいというもの。亮平いわく、「両親は仲が良く、父が母を殺すわけがない」とのことなのです。

 その8年前の事件のあらましは以下の通り。久世夫婦は、蕎麦屋の厨房内で口論を起こし、カッとなった貴弘が外出。そして、21時30分頃にガソリンスタンドで灯油を購入後、店へ戻ったら火災が発生していたというわけなのです。

 直美の後頭部には鈍器で殴られたような痕があり、ガソリンスタンドのレジ・データには灯油15リットル分の購入記録が残っていた。しかし、車から発見されたポリタンクには5リットル分の灯油しか入っていなかったため、貴弘は不利な状況へと追い込まれてしまったのでした。

 けれど、深山大翔(松本潤)が再調査した結果、防犯カメラの映像が示す時刻に8分のズレがあることが発覚。そして、正確な時刻とレジ・データを照らし合せたところ、貴弘は確かに5リットル分の灯油しか購入していなかったことが判明するのです。

 しかし、この証拠を突きつけても、裁判所は再審請求を却下。それもそのはずです。再審を認めるということは、死刑判決の非を認めるということ。最高裁で結審した判決を覆すことはほぼ不可能に近いのです。

 深山は諦めることなく、再び事件を洗い直します。すると、裁判では古紙類置き場への放火が火災原因とされたものの、ちょうど同じ時間、厨房内に置いてあった天カスも自然発火していたことが判明。このことから深山は、直美はなにかの拍子に転倒して頭を打ち、気を失っている間に天カスが燃えて一酸化炭素中毒で死んだのではないか、と推測します。

 では、誰が古紙類に放火を? ということで、事件当時、蕎麦屋と一体になっていたアパートの住人に事情聴取をすることに。その結果、厨房の隣室に住んでいた教師の海老沢晋(成河)が最初に厨房のボヤに気づき、騒動のせいで自分の罪(生徒たちの体操服を窃盗)が警察に発覚してしまうことを恐れたため、古紙類に放火したことが判明。再審請求は通り、貴弘の無罪が確定したところで終了となりました。

 さて、2時間スペシャルで放送された最終回。今シーズンはどの回も扱う事件がショボく、深山の調査に関してはご都合主義だらけの展開という、高視聴率に反比例して内容的には低レベルなものだらけでした。せめて最後ぐらいはビシッと、と期待していたのですが、やはり肩透かしをくらってしまいました。

 今回、最も気になったのは、海老沢を追い詰めていった流れ。ボヤに気づき自室を飛び出した海老沢が、古紙類置き場にあった雑誌の表紙を覚えていたことに対して、深山は違和感を抱き、当時の状況を再現したんですね。

 で、実際に火をつけた結果、雑誌はすぐに燃えてしまったため、事件当時も表紙を確認できたハズが“絶対に”ないと、海老沢を脅すような口調で迫ったのですが、必ずしも絶対とは言い切れないんじゃないですかね。

 たとえば、その雑誌だけたまたま灯油がかかっていなかったとしたら? あるいは、海老沢が見た時はすでに燃えてしまっていたとしても、その直前に通りかかった時に見た記憶とごっちゃになってしまった可能性だってありますよね。

 また、海老沢が放火した動機もイマイチ納得がいかない。ボヤ騒動で警察が立ち入り捜査に来たら、盗んだ体操服が発見されてしまうから、とのことですが、どこかに隠すなり捨てるなりすれば良かったのでは? 放火の方がよっぽど罪が重いのに、そんなことしますかね。

 なんだかんだで深山は無罪を勝ち取ったわけですが、結局、直美の後頭部のケガの原因は明かされず。転倒して頭を打ち、その間に天カスが燃えて一酸化炭素中毒になったというのは、あくまでも深山の推測にすぎない。転倒したことを証明する証拠はなにも提示されなかったのです。

 不完全燃焼で終わったのは、例のごとく無駄な小ネタやオヤジギャグがこれでもかと盛り込まれたからでしょう。実質、1時間でもこと足りる物語を間延びさせたにすぎません。

 特に今シーズンを通じてウンザリさせられたのは、執拗に挿入されたプロレスネタ。これは、前シーズンのヒロイン・立花彩乃(榮倉奈々)がプロレス好きという設定がウケたため、今回も引き継がれたのでしょう。しかし、前回はただ単に、肉食系のイメージが薄い榮倉が“プ女子”を演じる、というギャップがウケただけだと思うんですよね。

 それが、何を勘違いしたのか、プロレスネタ自体がウケたと受け止めた制作陣は、毎回のようにストーリーに関係のないプロレスラーをゲストに呼び、見せ場をつくる始末。プロレス愛を押しつけるヒマがあるのなら、深山が司法の闇に立ち向かう姿をもっと描いてほしかった。冤罪問題について、もっとガッツリ取り組んでほしかった。というのが、全体を通しての感想です。

 とはいえ、視聴率は良かったですから、恐らく続編が制作されるのでしょうね。次シーズンでは悪ふざけが増長しないことを願うばかりです。
(文=大羽鴨乃)

『海月姫』今夜最終回、“秘書ファヨン”役の元ICONIQ・伊藤ゆみの「韓国での評判」は?

 フジテレビの月9『海月姫』が最終回を迎える。このドラマでミステリアスな秘書ファヨン役を務めて注目されているのが伊藤ゆみだ。

 伊藤といえば在日コリアン3世で、もともとデビューしたのも韓国だったが、実は日本での活躍とは対照的に、韓国では存在感が薄れていることをご存じだろうか。

 そもそも伊藤は、1999年に韓国でスカウトされ、2002年にK-POPアイドルグループ「Sugar」のメンバーとしてデビュー。当時の芸名は“アユミ”で、カタコトの韓国語がむしろ評判を呼び、グループ内でも抜群の人気を誇った。

 Sugar解散後も、ソロ歌手として韓国で活動。06年に発表した倖田來未の「キューティーハニー」韓国リメイクバージョンも大ヒットした。

 その後は日本に拠点を移し、“伊藤ゆみ”の名で活動したがさっぱり売れず、ロサンゼルス留学を経て、今度は“ICONIQ”に改名して日本で再始動。資生堂「マキアージュ」の広告で披露した丸刈り姿や、EXILEのATSUSHIとコラボした楽曲が話題を呼んだ。

 16年からは再び“伊藤ゆみ”に芸名を変え、女優として活動中。現在、日本での活動は、昨年の『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』(同)に続いて2年連続で月9に出演したことからも順調に見える。

 だが、その一方で、韓国での存在感は微妙だ。

 というのも、伊藤は06年以降、韓国でほとんど活動していなかった。Sugarの元メンバーたちの結婚式のために訪韓したり、バラエティ番組にゲスト出演したりはしていたものの、売れっ子アイドルだったころのような活躍は見られず、「韓国を見捨てた」と騒がれたこともあった。

 それでも昨年には、“非婚”(自ら結婚しないこと)を選んだ女性のシングルライフを追う観察型バラエティ番組『飛行少女』にレギュラー出演。東京での生活を公開して、スマートロボット「ロボホン」と戯れる姿などが話題を呼び、大手ポータルサイトで“アユミ”がリアルタイム検索ワードランキングに入ったこともあったが、それも一時的なものだった。

 11年ぶりの韓国復帰となっただけに、当時は複数の韓国メディアが本人にインタビューも行っていたが、最近は伊藤に注目するメディアはめっきり少なくなっている。韓国で取り上げられることといえば、伊藤が自身のInstagramを更新したということぐらいだ。

 伊藤に関するネットニュースのコメント欄を見ても、否定的な意見が目立つ。

「ずっと活動していなかったのに急に復帰するなんて都合が良すぎる」「別にわざわざ韓国まで来なくてもいいですよ」「消えてほしい」「整形と老化とはいえ、顔が変わりすぎだろ」「顔をいじりすぎて見ていられない」といった具合で、11年のブランクが伊藤のイメージにも影響を与えていることがうかがえる。

 中には、「誰ですか?」「まったく興味ないです」など、否定的どころか無関心といった態度のコメントまであるほどだ。

 伊藤は前出の『飛行少女』のレギュラー出演を終えた際、自身のInstagramに韓国語で「また違う姿でお会いできるように努力します」と韓国での芸能活動に前向きな姿勢を見せていたが、かつてのような人気を取り戻すことは難しいかもしれない。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・日本に“逆輸入”される可能性あり!? 韓国芸能界で活躍中の日本人たち

http://s-korea.jp/archives/10333?zo=1
・韓国で活躍する外国人タレントたち。彼らはなぜ、何しに韓国へ?
http://s-korea.jp/archives/24584?zo=1

『海月姫』今夜最終回、“秘書ファヨン”役の元ICONIQ・伊藤ゆみの「韓国での評判」は?

 フジテレビの月9『海月姫』が最終回を迎える。このドラマでミステリアスな秘書ファヨン役を務めて注目されているのが伊藤ゆみだ。

 伊藤といえば在日コリアン3世で、もともとデビューしたのも韓国だったが、実は日本での活躍とは対照的に、韓国では存在感が薄れていることをご存じだろうか。

 そもそも伊藤は、1999年に韓国でスカウトされ、2002年にK-POPアイドルグループ「Sugar」のメンバーとしてデビュー。当時の芸名は“アユミ”で、カタコトの韓国語がむしろ評判を呼び、グループ内でも抜群の人気を誇った。

 Sugar解散後も、ソロ歌手として韓国で活動。06年に発表した倖田來未の「キューティーハニー」韓国リメイクバージョンも大ヒットした。

 その後は日本に拠点を移し、“伊藤ゆみ”の名で活動したがさっぱり売れず、ロサンゼルス留学を経て、今度は“ICONIQ”に改名して日本で再始動。資生堂「マキアージュ」の広告で披露した丸刈り姿や、EXILEのATSUSHIとコラボした楽曲が話題を呼んだ。

 16年からは再び“伊藤ゆみ”に芸名を変え、女優として活動中。現在、日本での活動は、昨年の『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』(同)に続いて2年連続で月9に出演したことからも順調に見える。

 だが、その一方で、韓国での存在感は微妙だ。

 というのも、伊藤は06年以降、韓国でほとんど活動していなかった。Sugarの元メンバーたちの結婚式のために訪韓したり、バラエティ番組にゲスト出演したりはしていたものの、売れっ子アイドルだったころのような活躍は見られず、「韓国を見捨てた」と騒がれたこともあった。

 それでも昨年には、“非婚”(自ら結婚しないこと)を選んだ女性のシングルライフを追う観察型バラエティ番組『飛行少女』にレギュラー出演。東京での生活を公開して、スマートロボット「ロボホン」と戯れる姿などが話題を呼び、大手ポータルサイトで“アユミ”がリアルタイム検索ワードランキングに入ったこともあったが、それも一時的なものだった。

 11年ぶりの韓国復帰となっただけに、当時は複数の韓国メディアが本人にインタビューも行っていたが、最近は伊藤に注目するメディアはめっきり少なくなっている。韓国で取り上げられることといえば、伊藤が自身のInstagramを更新したということぐらいだ。

 伊藤に関するネットニュースのコメント欄を見ても、否定的な意見が目立つ。

「ずっと活動していなかったのに急に復帰するなんて都合が良すぎる」「別にわざわざ韓国まで来なくてもいいですよ」「消えてほしい」「整形と老化とはいえ、顔が変わりすぎだろ」「顔をいじりすぎて見ていられない」といった具合で、11年のブランクが伊藤のイメージにも影響を与えていることがうかがえる。

 中には、「誰ですか?」「まったく興味ないです」など、否定的どころか無関心といった態度のコメントまであるほどだ。

 伊藤は前出の『飛行少女』のレギュラー出演を終えた際、自身のInstagramに韓国語で「また違う姿でお会いできるように努力します」と韓国での芸能活動に前向きな姿勢を見せていたが、かつてのような人気を取り戻すことは難しいかもしれない。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・日本に“逆輸入”される可能性あり!? 韓国芸能界で活躍中の日本人たち

http://s-korea.jp/archives/10333?zo=1
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http://s-korea.jp/archives/24584?zo=1