由緒正しい家柄から風俗嬢へ 高校時代に8,000人と経験した女性がヤリマンになった理由

<p> “誰とでもセックスするヤリマン”と聞くと、我々は、受け身の人間性を想像してしまいがちである。確かに、一昔前に“サセ子”“公衆便所”と呼ばれていたようなヤリマン女性たちのイメージは、男の欲望に無条件に従う(どこか頭の弱い)女というものである。つまり、完全に他者の価値観、他者の欲望の中で生きているような女性像だ。<br />  しかし、昨年から“ヤリマン”を冠したトークライブを主催している筆者が会うような近年のヤリマン女性たちの多くは、驚くほど自己中心的で、自らの欲望を最優先する《捕食者》のメンタリティーなのだ。果たして、“誰のセックスも断らない”女性は、一般女性読者の目にはどう映るのだろうか? <br /> </p>

痴漢はどうしたら撲滅できるのか? ひとりの加害者が、何千人という被害者を生む現実

<p> 日常に潜んでいながら姿が見えない、得体の知れない痴漢加害者は、女性にとって恐怖でしかない。けれど、今日という日も犯罪者は当然の顔をして電車やバスに乗り、犯行を繰り返している。<br />  被害者として多くの痴漢に接してきた体験を通して、その実態を考える漫画家・ライターの田房永子氏と、性犯罪再犯防止プログラムを通しての現場で、日々多くの元痴漢加害者と向き合っている精神保健福祉士・社会福祉士である斉藤章佳氏。両氏による対談後編は、「痴漢は撲滅できるのか?」がテーマとなった。こんなにも危険な存在が野放しにされているのはなぜなのか? 鉄道各社も事あるごとに撲滅をうたうが、一向にその成果が報告されないのはなぜなのか? この疑問を解くヒントは、痴漢たちがおのおの作り上げる“膜の中のストーリー”にある。</p>

痴漢はペニスだけの問題ではない 誤解している加害者の実態

<p>「痴漢をする人にとって、その行為は“生きがい”です」<br />  対談は、精神保健福祉士・社会福祉士である斉藤章佳氏の一言から始まった。氏は、東京・榎本クリニックで10年前から、日本で初めて「地域トリートメント(社会内処遇)」という枠組みで、性犯罪加害者が二度と女性に加害行為をしないための再犯防止プログラムに注力しているが、その中で最も多いのが痴漢加害者である。</p>

「『わからない』という男は女が怖いのかも」瀬戸内寂聴『花芯』、園子という女性像

<p> 映画『花芯』は、瀬戸内寂聴氏の同名小説(講談社文庫)を映像化した作品。寂聴氏が瀬戸内晴美時代に発表した小説で、文中に「子宮」という言葉が多く出てくるため、批評家から「子宮作家」「エロ作家」と呼ばれ、しばらく文芸雑誌から干されるきっかけとなった小説です。</p>

リオは危険なだけじゃない! 旅行通が語る、世界中の人を惹きつける魅力とは?

<p> 8月5日、ブラジルでついに開幕する「リオデジャネイロオリンピック2016」。204 の国と地域から参加するトップアスリート1万500人がメダルを競う同大会、4年に1度のスポーツの祭典を心待ちにしていた人も多いのではないでしょうか。その一方で、ジカウイルスの問題や、ひったくりや盗難など多発する犯罪、さらには警察官のストライキなどが報道され、開催国の現状に不安を覚えた人も多いかもしれません。<br />  すっかりマイナスイメージが浸透してしまったリオですが、実は世界有数の観光地でもあります。そんなリオに惹かれてやまないという2人、これまで世界81カ国を巡り、ブラジル渡航歴を多数持つ旅行作家の嵐よういちさんと、地上で読む機内誌をコンセプトにした雑誌「PAPERSKY」編集長ルーカス B.B.さんに、知られざるリオの魅力や、ほかの都市にない面白さを教えてもらいました。</p>

年間30人以上の子どもが親に殺されている 親子心中事件は、なぜ起こるのか?

<p> 今年に入り、子どもを道連れにした心中事件が数多く報道されています。7月に千葉県・鴨川海岸、東京都・西東京市と、親子の無理心中とみられる事件が相次いで起きました。報道によると、周囲からは幸せな家庭とみられていたり、直前までいつも通りに元気な様子であったり、死に至る原因が推測できない事件ばかりです。親子心中事件は、なぜ頻発しているのでしょうか? その防止策はあるのでしょうか? 子どもの虐待を調査している、子どもの虹情報研修センター(日本虐待・思春期問題情報研修センター)の川﨑二三彦センター長に話を伺いました。</p>

同僚・ママ友・姉妹、怖いけど面白い“女の友情”――嫉妬も独占欲も女同士で生まれる

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『悪母』(実業之日本社)

 身近にいそうな嫌な女や、女たちが集団になった時に起こり得る現象や彼女たちの心理について、サスペンスやホラー要素を交えて表現している、小説家の春口裕子氏。これまでに、見栄を張り合う女たちのサガを浮き彫りにした『女優』(幻冬舎文庫)や、女性社会のチクチク感を掬った『イジ女(め)』(双葉文庫)などを発表している。

 そんな春口氏がこのたび、出産や育児を経て6年振りに執筆した作品『悪母(あくぼ)』(実業之日本社)を刊行。一人娘の真央を持つ奈江を主人公に、真央が通う幼稚園や小学校で出会う母親たちと、彼女たちによって奈江の身に降りかかる出来事などをリアルに描き出している。

 奈江が良き相談相手として信頼している年上の佐和子や、奈江との間に強い友情関係があることを妄信する広美、自分の主張を通すために子どもを利用する貴里子、身なりや体面には無頓着だが正義感が強いきららなど、それぞれに人格や思惑が異なる母親たち。子どもや夫も登場するが、ここに描かれるのは奈江と彼女を取り巻く女たちのめまぐるしい関係だ。今回は春口氏に、女について書き続ける理由や、女の恐ろしさと面白さについて聞いた。

■姉妹という女の最小単位が嫉妬を生んだ

――春口さんの作品には、これまでも女のジメジメとした怖さを描いたものが多いのですが、今回の『悪母』のアイディアや構想はどういったところからきているのでしょうか。

春口裕子氏(以下、春口) 主人公の奈江の性格については、自分自身に対するイライラを重ねた部分があります。要領が悪いところとか、影響されやすいところとか。そういう、自分の中の嫌な部分やダメな部分を核にして、それを大きく膨らませていった感じです。

 連載当初(「月刊ジェイ・ノベル」の連載を元に単行本化)は子どもがまだ小さくて、執筆や取材にあまり時間が割けなかったこともあって、身近なママ友の世界を土台に選びましたが、実体験や知人がモデルになっているということはありません。作中で起こるトラブルの中にはSNS絡みのものもありますが、私自身はガラケーでSNSもやっていないので、身内や友達に教えてもらいながら書きました。お受験のシーンに関しては、お受験入門本を手に取るところから始めて、近隣の塾事情を調べたり、ネットの掲示板を覗いたり。材料だけ揃えて、あとはひたすら妄想するわけですが、平凡で臆病、かつ時代に遅れた一主婦の私は、「こんなことになったらどうしよう」と怯えながら書いていました。

――『悪母』は、普段見てるようで見えていない人間関係の、表と裏の怖さがあります。そうしたことを妄想してしまうというのは、昔からですか?

春口 そうですね。私自身は10代の頃から友達付き合いが苦手で悩むことが多く、今でも「もうちょっとうまくできないかな」と思う時が多々あります。昔から、言葉の根っこを探るようなところがあって、例えば笑顔で「ありがとう」と言われても、その言葉がどこから来ているのか、裏に何かあるのではないかと、つい考えてしまうんです。

 自分の言動についてもクヨクヨしがちで、自分のちょっとした一言が、誰かを傷つけているのではないか、怒らせているのではないかと考えてしまう。布団に入って「さあ寝よう」という時に思い出して、怖い方向に妄想が膨らんで、寝られなくなったりしています。実際どうなのか――誰かを傷つけたり怒らせたりしているのかどうか、実情がわからないままに延々と、1人で最悪の展開を怖がって苦しむ、超ネガティブ思考なんです。 

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著者の春口氏

――経歴を拝見すると、慶應義塾大学、テニスサークル、大手損害保険会社勤務と、コミュニケーション能力が高い、ポジティブ思考の女性に囲まれていたイメージです。そうした女性とはどう付き合ってきましたか?

春口 居心地の良い場所は人それぞれだと思いますが、私自身はいつでもどこでも地味な集まりの中にいました。親しくなるのは今も昔も、そういえばネガティブな友人が多いですし、ポジティブな人に対しては、「いいなあ」と、ただただ眩しい思いです。

 一番身近な存在でいうと、私とは正反対の性格をしている妹のことを、ずっと羨ましく思っていました。誰にでもオープンな態度で、社交的でとにかく明るい。「ありがとう」の根っこなんて掘らないし、黒い根っこがちょろっと見えていたとしても、花の方を見ようとする。私なんて根の黒さに釘づけです。「なぜ、姉妹でこんなにも違うのだろう」という疑問や葛藤は、幼い頃から感じていました。姉妹という、生まれながらにして所属していた女同士の最小単位が、コンプレックスやネガティブ思考を生んだのかもしれないです。

 会社員時代、広報部で社内広報誌の編集長をやったことがあります。ひっそり文章を書く仕事だと思って臨みましたが、甘かった。事前の根回しやたくさんの人とのコミュニケーションなどが必要なのに、それらがとにかくヘタすぎる。頑張ったけれど、とことん向いておらず、切ないやら申し訳ないやらの一時期でしたが、同時にたくさんのことを学んで、いろいろ考えるきっかけにもなりました。「物書きになったら?」と先輩社員に勧められたのもこの時期でした。

――その後、30歳で作家になり環境が変わることでご自身に変化はありましたか?

春口 20代までは理想と現実のギャップというか、「こうありたい」と「こうである」が違ったり、「やりたいこと」と「できること」があまりに違ったりしてしんどかったんですが、30代に入って、「人間の器の大きさって生まれつきなのかも」と思えるようになってからは、少し楽になりましたね。今では、良い意味で自分の性格にあきらめがつくようになった気もします。このネガティブ思考は人としてどうかと長年悩みの種でしたけど、どうせなら作品に生かしてやろうという、ある種のポジティブ思考も生じてきています。図太くなっているんでしょうか。でも年を取ることって悪くないと本当に思います。

■友達への独占欲を、大人は理性で抑えている

――本書の最終章には、「トモダチ契約」というエピソードがあります。幼い時は女の子同士のグループを作ったり、「親友だよ」と確認し合ったりしますが、大学生や社会人になるとそれらもなくなっていき、それが母親になると、またグループへの所属欲が増していくように思えました。

春口 友達の独占欲みたいなものは、もともと根本に持っているものなんじゃないでしょうか。
大人になってそういう思いや欲望は理性で抑えられるようになっても、母親になり子どもと一緒にいることで、子どもにつられてむき出しになる側面が、ひょっとしたらあるのかも。実際に子どもを見ていると、自分の小さな時を思い出したり「私もこうだったよな」とおさらいするような感覚になったりします。

 ママ友グループの中で自分はどんな存在か。たとえ浮いても気にしなければ楽だろうことは誰しもわかっているけれど、なかなかそうもいかなくて、その時々で必死に振る舞い、バランスを取ろうとします。自分のため、可愛い子どものために、仲良くやろううまくやろうと協調しつつ、でも自分はこうだ、こんなに頑張っていると主張し評価されたい気持ちもある。さまざまな気持ちが両極からグラデーションになっていて、その間のどのあたりで自分は折り合いをつけていくのか、多くの母親は手探りで迷っているのではないかと思います。

――これまで女をテーマに書き続けていますが、女のどういうところに刺激されているのでしょうか?

春口 正直わからないんです。ただはっきりしているのは、男性に対しては一向に妄想が膨らまないということ。例えば女性の集団の中に、ぽんと1人男性が入ったとします。その時に起こる女性たちの現象や、女性一人ひとりの喜怒哀楽、嫉妬や憎悪といった感情の機微みたいなものには興味があっても、ぽんと入ったその男性を描きたいという気持ちは湧かない。私にとって、主役はいつでも女性なんです。

 これからも、私が妄想を膨らませて、嫌だなあ怖いなあとワクワクしてしまう対象は、女性であり続けるんだと思います。
(石狩ジュンコ)

レズビアン風俗に行ったのは母から自立するため 人間関係に悩んだ漫画家の生きづらさの乗り越え方

<p>「誰と付き合った経験も 性的な経験も ついでに社会人経験も ないまま28歳になった私は 2015年6月、真っ昼間、レズビアン風俗でおねえさんと対峙していた」<br />  大学を半年で退学した後、うつや摂食障害などの生きづらさを抱え、親や周囲との関係に悩んでいた永田カビさんが自分の心を深く洞察し、内面をさらけ出した漫画『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』(イースト・プレス)が話題です。pixiv掲載、そして2016年6月に書籍化、発売から1カ月で5刷と多くの人からの注目を集めているのは、レズビアン風俗の体験記という点よりも、自らの困難を克服していく過程が共感を呼んでいるようです。著者の永田カビさんに、出版後の反響や、生きづらさの乗り越え方、漫画を描くことの効果をもたらすかをお聞きしました。</p>

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「年を取って後悔しても遅い」アラサー女性が“とりあえず結婚”を考えてみるべき理由

<p> 晩婚化が進み、結婚に前向きではない男女が増える一方、街コンや相席居酒屋などの婚活ビジネスは盛況中です。矛盾を感じてしまいますが、結婚したい人とそうでない人が、極端に分かれているとも言えそうです。6月5日に『とりあえず結婚するという生き方』(ヨシモトブックス)を上梓した、夫婦・家族問題評論家の池内ひろ美さんに、アラサー世代へ向け、なぜ今、あえて結婚を勧めるのかを聞きました。</p>