高級ブランドのスマホケースが半年で壊れた!? 「永年保証」に隠された思わぬ盲点

 ねえ、聞いてよ聞いて! 私のスマホケース、使い始めてから半年くらいしかたってないのに、もうぶっ壊れたのよお!! しかも、しかもよ? 私が購入するスマホケースですもの、そこらにある安物じゃないの。イタリアの「ボナベンチュラ」という高級レザーブランドのスマホケースで、1万6,500円もするのよ! 

 それなのに、スマホケースのカメラの部分の生地が日に日に反ってきて、今となっちゃあ反りすぎてめちゃくちゃかっこ悪いのです……!! 「新しいスマホケースを買わねばならぬか」と思っていた矢先、私の脳内にある出来事が思い浮かびました。

 あれは、まだスマホケースを買っていなかった時のこと。「高いなあ」と思いつつボナベンチュラの公式サイトを見ていたら、こんなことが書いてあったのです。

「BONAVENTURAでは、スマートフォンを入れるハードケース部分の修理は、永年保証です。革が使用可能な限り、ハードケース部分は何度でも無償交換いたします。修理期間は、約2週間ほどです。商品に関して不具合やお困りごとがございましたら、 修理受付フォーム よりご連絡ください。お買い上げから1年以内且つ当社事由による不具合は無償修理いたします。ただし、以下のような場合は保証期間内であっても有償修理となりますのでご了承ください』

 そうだ、これだよ……! この文言があったから、あたしゃ安心して購入を決めたんだッ!! 私はすぐにボナベンチュラの公式サイトを開き、カスタマーサポートの「修理」の項目をクリックしました。すると、複数の項目が羅列され、

・カメラホールが反ってしまう

 という一文が。そうそう、これこれ! 迷わずクリックすると、こんなメッセージが現れました。

「カメラホール部分はあらかじめ接着をしていない箇所となりますため、カメラホール部分に負荷がかかりますと、反ってしまう場合がございます」

 ファッ!? あらかじめ接着していない!?!?!?!?!? っちゅーことは、この反りは想定内ってこと!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?

 「解消方法の詳細はこちらをご参照ください」というのでリンクをクリックすると、ご丁寧にカメラホールの反りについて説明書きがされていました。どうやら、「カメラホール部分の接着面積が狭いため、カメラホール周りを避けたL字型粘着シートでハードケースをお付けしています」とのこと。「通常使用で反りを見受けられることはございません」とも書いてあります。いやいや、あたしのスマホケースはごっりごりに反ってるんだってばあ!

 さらに、「ご自身で簡単に修理できます」という言葉とともに、反りの治し方のYouTube動画も公開されていました。ハードケースを接着している粘着シートは、何度でもケースを取り外してはり直しが可能なため、一度はがして反り返っている部分を逆方向に押し返してから、ケースを取り付けるといいそうです。

 ううむ……。こんな簡単に反りが治るもんなのかねえ。見よう見まねでスマホケースの粘着部分をはがすと、「べりべりべり~」と嫌な音を立てながら粘着部分がはがれ始め、私は恐怖を感じました。

 反ってるところをすばやく持ち、逆方向にぐいぐい押して戻ると、接着シートを元に戻して、なんとかなったわ……って、皮の部分が波打ってる~~~~~! オーマイガッ!! 動画でもすっかり元通りになるのではなく、多少波打っていましたが、私のケースも波打った状態になりました……。ああん、もう何が「永年保証」だよおお! 革の不良でも回収して、すっかりきれいに直して戻しておくれよお(涙)。

 思わぬ盲点があったことにショックを受けた私は、ボナベンチュラには愛想をつかし、Amazonで1万円のレザーカバーを買ったわよ! フンッ!!!!

■今回の出費
Amazon「レザースマホカバー」 1万円

東京ディズニーランドで、ママ友の行動にあぜん! 「自分の娘の写真しか撮影しない」のは非常識?

「子ども同士の付き合い」が前提のママ友という関係には、さまざまな暗黙のルールがあるらしい――。ママたちの実体験を元に、ママ友ウォッチャーのライター・池守りぜねが、暗黙ルールを考察する。

 いまや持っていない人がほとんどいないほど普及しているカメラ付きのスマートフォン。かつては子どもの成長を撮影するために、高価な一眼レフのカメラを持つママたちも多かったが、スマホに搭載されたカメラが高画質になった今では、「子どもの写真はスマホで撮る」というママが主流だろう。

 夏は外出の機会が多くなるので、子どもを撮影する機会も増えるが、誰でも手軽にできるスマホでの撮影はトラブルがつきもののようだ。今回は、子どもの撮影をめぐるママ友の“暗黙のルール”について、ある女児のお母さんの話を取り上げる。

東京ディズニーランドにママ友グループ3組で来園

 泉美さん(仮名・39歳)は、都内にある幼稚園に6歳になる女の子を通わせている。

「うちの幼稚園は、1学年2クラスしかないアットホームな園。送り迎えで顔を合わすので、ほとんどのママさんと交流があります。この2年はコロナ禍の影響で、園行事が減ったので寂しかったですが、春休みに仲の良いママ同士で、東京ディズニーランドに行ってきたんです」

 泉美さんは、みんなでディズニーランドへ行くことに、最初は乗り気ではなかったという。

「本当は、体験型アトラクションのキッザニアのほうが、子どもも楽しめると思ったんです。でも大のディズニー好きで、娘の誕生日には毎年家族でディズニーランドに出かけているというママ友の美沙子さん(仮名・39歳)に勧められまして……。『今は人気のアトラクションもレビューも抽選制だし、人数制限をしている。そこまで混んでないし、過ごしやすいよ』と言われ、うちはこの2年間ディズニーランドに行っていなかったのもあり、一緒に行こうと思いました」
 
 同い年で、ともに「一人っ子の娘を持つ」泉美さんと美沙子さんは、娘同士の仲が良いこともあって、一緒に遊ぶ機会が多いという。

「うちの子は、どちらかというと引っ込み思案で、友達と遊ぶ時も、相手のペースに合わせるタイプ。一方の美沙子さんの娘は、率先して『これやろう』と、友達を誘うタイプなので、仲間の中でリーダーになりやすいんです。ただ、『もう帰るよ』と言うと、『いやだ。ママたちのいじわる』とすねてしまったり、約束をしていない日にうちに遊びに来たがったりと、ちょっとわがままなところが気になるんですね……家で相当甘やかされているのかもしれません」

 そんな美沙子さんの娘の対応に不安を抱き、「もう1人ママ友がいたほうがいい」と考えた泉美さんは、桂子さん(仮名・40歳)もディズニーランドに誘ったという。

「例えば、ご飯を食べる時なども、『場所を取る係』『注文や片付けをする係』『子どもを見る係』と役割分担できるので、3組で行ったほうがいいかなと思ったんです。桂子さんは娘と同じ6歳の女の子のほかに、3歳になる男の子もいるので、普段はなかなか遊園地にも行きづらいと言っていて……だから『私たちと一緒に行こうよ』と誘いました」

 こうして3組の親子でディズニーランドに行くことになった泉美さん。しかし、その当日、美沙子さんの態度で気になることがあったという。

「舞浜駅に着いたら、まず子どもたちだけで集合写真を撮ったんですが、美沙子さんは、桂子さんの息子が疲れてぐずっているのもお構いなしに、かなり時間をかけて撮影していました。入園後も美沙子さんは、常にスマホを持って、写真撮影をしていたのですが、その被写体は自分の娘ばかり。一方の桂子さんは、下の子を抱っこしている時間が多く、なかなか自由に写真を撮ることができていなかったので、正直、『自分の娘だけじゃなくて、桂子さんの娘も撮ってあげればいいのに』って思っていました」

 泉美さんは、なるべく子どもたちが3人でいるところや、桂子さんの娘を撮影するように気をつけていたという。

「シンデレラ城には、ガラスの靴が展示してあるスポットがあり、ゲストが履くマネをして、写真撮影することもできるんですが、美沙子さんはここでも娘の撮影に没頭。しかも娘が『もっと撮って』と駄々をこねていたんですよね……。列ができているのもあって、うちの子や桂子さんの娘はぱっと撮影して済ませたんですが、美沙子さんの行動にはあぜんとしました」

 そして後日、LINEグループのアルバムで写真を共有した際に、泉美さんは驚いたという。

「美沙子さんの撮った画像が、想像以上に自分の娘ばかりだったんです。当日の楽しそうな雰囲気は伝わってきたのですが、ママ友グループで遊びに行った時って、普通、自分の子ども以外の写真も撮影しませんか? 今はLINEで写真を共有するのが基本なのに、自分の子どもの写真しかないって、非常識というか、周りから浮いちゃうと思います。『ママ友グループで遊びに行った時は、自分の子ども以外の写真も撮ってシェアする』。これって暗黙のルールといっていいのでは」

 今回の「ママ友グループで遊びに行った時は、自分の子ども以外の写真も撮ってシェアする」という暗黙のルールは、最近では主流になってきているのかもしれない。LINEグループでシェアした際に、自分の子どもの写真ばかりだと、「気遣いのない人」と思われてしまう可能性は高い。

 しかし、撮られるのが好きな子もいれば、苦手な子もいる。自分の子ども以上に、ほかの子どもの写真を撮るのは難しい一面もある。夏休みになると、ママ友同士で出かける機会も増えるだけに、事前に「子どもの写真を撮ったらシェアするね」という形で、相手とその子どもが「写真を撮ってもらうと喜ぶか」を確認しておいたほうがいいのかもしれない。

 今回のケース以外でも、ママ友同士の写真のルールは、意外と複雑なように思う。例えば、ママ友に自分の子どもの写真を撮ってもらうこと自体はありがたいというママでも、許可なくSNSなどに画像をアップされるのは嫌だというケースも多い。

 例えば、あるママが「フォロワー限定公開だから大丈夫」という認識で、勝手にママ友の子どもが映った写真をSNSに投稿。しかし、そのママ友は、「絶対に子どもの顔をネットに載せたくない」という考えだったため、トラブルに発展したという話は後を絶たない。

 子どもの写真の取り扱いについては、子ども自身の意思よりも、ママがどうしたいかが重要視されるもの。相手が自分と同じ考えの持ち主だとは限らないので、さりげなく確認することが必要だろう。画像はのちのちまで残るものだからこそ、その取り扱いについては慎重になりたいものだ。

 スマホがこれだけ普及した現代のママ友付き合いでは、お互いの子どもを撮影する機会は避けられないように思う。自分の子どもだけでなくママ友の子も撮影する心遣いだけでなく、「撮っていい?」の声がけや、SNS投稿の際の許可取りなど、そういったルールをママ友同士で守り合うことは、やはり大切なのではないだろうか。

素手で病巣の臓物をグチャ……「心霊手術」で数億円稼いだ、“神さま”と呼ばれた女【豚の血・心霊手術詐欺事件】

世間を戦慄させた事件の犯人は女だった――。平凡に暮らす姿からは想像できない、ひとりの女による犯行。自己愛、欲望、嫉妬、劣等感――罪に飲み込まれた闇をあぶり出す。

【三重 豚の血・心霊手術詐欺事件】

 三重県某市から車を北に30分ほど走らせたところにある、ひなびた街。山裾にしがみつくように建ったホテル別館の大会議室が、彼女の“オペ室”のひとつだった。しかし、オペと言っても、我々が思い浮かべるそれではない。室内には消毒液でなく、お香の匂いが立ち込めている。

 寝台の周りを半円状に取り囲んでいるのはナースではなく、下着一枚の姿になった男女。一同が食い入るように見つめていたのは、髪を引っ詰めた女の手元だった。彼女は寝台に横たわる“患者”の体から、麻酔もメスも使わずに、素手で血だらけの病巣を取り出してしまうのだ。

 1人の“手術”を終えるのに1分とかからない。寝台を取り囲んでいた男女たちも、順番に寝台に寝そべり“手術”を受けてゆく。

 グチャ、グチャ……

 女は時折、小さく念仏を唱えながら、寝台に寝そべる患者の“病巣”から臓物を引っ張り出し、バケツに投げ込む。お香の匂いのなかに、かすかな獣の臭いが混じる。

 この“手術”で本当に病巣が取り除かれるわけではない。女が施していたのは「心霊手術」だ。

血まみれの臓物を素手で取り出す「心霊手術」

 三重県のホテル別館・大会議室に患者ではなく警察がなだれ込んできたのは、1996(平成8)年10月。「手術室」では、まさに心霊手術の真っ最中だった。

 昭和のころ、テレビで「心霊手術」をご覧になった方もいるのではなかろうか。病を患う患者を寝台に寝かせ、その患部に術者が手を突っ込む。何やら手元を動かすと、患者の体から病巣と思しき血まみれの臓物が取り出される。メスも麻酔も使わないのに患者は痛みも感じず、手術が終わるのだ。

 かつて、まるで奇跡のようにテレビで放送されていた、この摩訶不思議な手術で、もちろん病気が治るわけでもない。しかし平成の時代に、日本でこの「心霊手術」を行っていたとして詐欺容疑で逮捕されたのが、冒頭の女・日笠志摩子(仮名・当時57)である。

 志摩子が患者の患部から取り出されたかのように見せている臓物は、豚の血を脱脂綿に浸したものに鶏の皮をかぶせたものだった。それをあらかじめ隠しておいて、パッと取り出す。「心霊手術」とは名ばかりの、単なる手品だった。

 しかし、ワラにもすがる思いの重病人たちは、口コミでの評判を聞きつけ、志摩子のもとに全国から殺到した。自宅周辺には高級車が並び、1人では階段も登れないような高齢者や、担架に乗せられた重病人がやってきていたそうだ。

 志摩子は三重県某市の自宅に「日本心霊学会」という看板を掲げ、口コミで治療を受けに来る患者たちに「このままではガンになる」「半年もしないうちに植物人間になる」などと言って不安にさせ、心霊手術を施していたという。

「1回の料金は3万円で、だいたい1人あたり30回から50回くらいは“手術”していたそうです。ガンや不治の病で、ワラをもつかみたいという患者の弱みにつけこんだ卑劣な犯罪」(警察)

 逮捕のきっかけとなったのは、名古屋市内の当時61歳会社役員。約150万円を騙しとられているというから、50回ほど、心霊手術を施してもらったのだろう。この役員は病院では「直腸ガンは完治した」と診断されていたが、志摩子から「このままでは再びガンになる」と脅され、彼女のもとに通っていた。

 そんな夫を見るに見かねて、同年3月、妻が警察に相談に訪れたのだった。

「ただ、被害者に被害を受けたという認識がないので、苦労しましたね。日笠にまんまと騙されていたんです」(同)

 被害者は全国で約300人にのぼり、被害総額は数千万とも億単位ともいわれる。さらに札幌の“患者”からは600万円のベンツまでプレゼントされていた。

 千鶴子は、昭和の時代にフィリピンで学んだ“心霊手術”とは名ばかりの手品の腕前と、巧みな話術で患者たちを欺き「心霊手術でどんな病気も治せる」と豪語していた。

 実際に、肩こりに悩んでいる時に志摩子から血を抜いてもらったという近所の老人は言う。

「わしらは日笠さんのことを神さんと呼んでおりました」

 40年近く、心霊手術という名の詐欺治療を続けてきた志摩子は、神ではなく人間で、第二次世界大戦が始まる前の39年、三重県某市の海岸沿いにある漁業の町に生まれた。戦争が終わったのは彼女が小学校1年生のとき。

 食べ物のない時代だったが、漁業の街の住人が飢えることはなかった。ここでの暮らしは、志摩子の詐欺師としての出発点といえる。当時、とある商売が町で大流行したのだ。

「うちの父ちゃんと息子は“たんもんや”になって留守にしとるんだわ」

 この町では、男たちは漁師の仕事や学校を放ってまで“たんもんや”に出ていった。“反物屋”が訛ったと思しきその言葉は、洋服や和服の生地のニセ反物を売り歩く“詐欺商法”を意味していた。反物の両端だけに本物の生地を織り込んだそのニセ反物を使い、客の前で反物の端だけを炙ってみせる。

「純毛かどうかは繊維を燃やしてみればわかるんです……独特の匂い、この焦げかた、正真正銘の純毛です」

 と、このようにして、端の純毛だけ燃やして全てが純毛の反物であると客を騙し、仕入れ額の数十倍の高値で売りつけるというやり方だった。彼らは町に戻ると、金の指輪の大きさや、ロレックスの高級腕時計を自慢しあったりした。

――続きは7月25日公開です

■参考資料
「週刊大衆」(双葉社)1996年11月18日号
「週刊女性」(主婦と生活社)1997年1月21日号

過酷な中学受験はさせたくない! 教育ママに育てられた母が、娘と挑んだ「新タイプ入試」の結末

 “親子の受験”といわれる中学受験。思春期に差し掛かった子どもと親が二人三脚で挑む受験は、さまざまなすったもんだもあり、一筋縄ではいかないらしい。中学受験から見えてくる親子関係を、『偏差値30からの中学受験シリーズ』(学研)などの著書で知られ、長年中学受験を取材し続けてきた鳥居りんこ氏がつづる。

 駅の周辺で、中学受験生と思しき小学生を見かけたことがある人は多いのではないだろうか。特にここ最近の首都圏では、中学受験が過熱しており、2022年の私立・国立中学校の受験者総数は5万1100人、受験率は17.30%と、いずれも過去最多・最高を記録(首都圏模試センター調べ)。このように中学受験は、とりわけ珍しくもない受験となっている。

 ただ、中学受験と聞くと「ねじり鉢巻き姿で盆も正月もなく、ひたすら勉強させられている小学生」の姿が思い浮かび、どこか敬遠してしまう人もいるだろう。しかし時代は変わり、今はひたすら勉強をすることが求められる知識重視の受験とは一線を画す「ニューウェイブ受験」が広がりつつあるのだ。

 これは「新タイプ入試」と呼ばれるもので、「自分なりの提案や意見をその場でいかに考え、表現できるか」を問う、思考力・判断力・表現力重視の入試を指す。

 新タイプ入試には、実にさまざまな形態があり、例えば、論述型、自己アピール型、思考力型、アクティブラーニング型、問題解決型、あるいはレゴブロックを使うなどのものづくり型、ワークショップ型、プログラミング型、ビブリオバトル型、プレゼンテーション型など、枚挙にいとまがない。

 なぜこのような入試が広がったかといえば、大学入試が欧米型の総合型選抜入試に変わってきていることが理由の一つ。これは、自分の力を社会でどう生かすのか、そのために何を学ぶのかを意識し、それを自分の言葉で語る力を重んじるという選抜方法で、中学入試でもその力を問うようになっているのだ。

 もう一つは、少子化が進む中、中学受験生の裾野を広げたいという各校の思惑があるからといわれている。新タイプ入試が広まったことで、結果的に、「小学生のうちから勉強漬けにさせるのは嫌だ」という層が、新たに中学受験へ参入するようになっているのである。

 年子の姉妹を育てる主婦・留美さん(仮名)は、今年、長女の絵美里さん(仮名)を、新タイプ入試である私立中高一貫校に入学させた。

「私自身も中学受験経験者なんです。でも、実は中学受験にはいい思い出がまったくなくて、今でも思い出すたびに、つらい気持ちになります」

 留美さんの母親はいわゆる“教育ママ”で、中学受験も母親の一方的な命令で始まったという。

「私はあまり勉強が得意なタイプではないんです。でも、母は長時間勉強すれば、誰でもが御三家クラスの学校に行けると信じ込んでいたようなふしがありまして、塾から帰って来てからも、その日出された宿題が終わらなければ寝かせてもらえないという日々でした。基礎問題を間違えようものなら、定規で叩かれるということも頻繁にありましたね」

 そんな過去がありながらも、なぜ留美さんは、娘の絵美里さんを中学受験させたのだろうか。

「結局、私は御三家ではないものの、母が満足できるラインの学校に運良く受かりました。そこでの6年間はとても楽しく、この学校に入れてよかったと、心から思っています。ただ、中高一貫校の教育には素晴らしいものがあるとは思う一方で、中学受験のための拘束生活には、どうにも反対なんです。娘には私のような思いはしてほしくない、でも、一貫校の教育は受けさせたいという相反する気持ちがありました。そんな時です、新タイプ入試という制度があるというのを知ったのは!」

 留美さんが見つけたのは「自己アピール型入試」と呼ばれている選抜方法である。これは習い事やスポーツ、趣味など、自分が打ち込んできたことを、受験生自身がプレゼンテーションする試験で、たいていは、これにプラスして、教科の基礎的な試験や作文などを組み合わせて合否が出る仕組みだ。その学科試験も「小学校の授業を真面目に受けていれば問題ない」というレベルが多いので、留美さんが経験したような過剰な勉強は必要ないといわれている。

「これなら、絵美里が好きで続けている習い事も辞めずに済みますし、なにより、私自身が母のような教育ママという名を借りた虐待ママにならずに済む! と思ったんです。もし普通に中学受験塾に絵美里を通わせていたら、私も母と同じことをしてしまうのでは? という恐怖がありましたから……」

 絵美里さんは幼い頃から生き物が好きで、自宅でもさまざまな小動物を飼い、そのお世話を積極的にしているそう。入試では「動物との愛ある日常」をプレゼンし、見事、合格を勝ち得たという。

「絵美里の動物好きは、学校でも周知されていて、先生とペット談義に花を咲かせることもあるそうです。もちろん部活は、生物部に入ったのですが、本当に毎日、楽しくて仕方ないみたい。親としては、そこが一番うれしいですね」

 絵美里さんの年子の妹さんも、充実した学校生活を送るお姉さんの姿を見て、「自分も同じ学校に入る!」と、小学校の授業も真面目に取り組むようになったそうだ。

 このように、今はいろいろなタイプの入試がある。もちろん、学校には校風があるので、そこが我が子のタイプに合うことが絶対条件ではあるが、もし、あまりに過酷な受験勉強に疑問を持っているのであれば、こういう入試方法を実施しているかどうかを、受験校選びの参考にしてもよいということをお伝えしておきたい。

田中聖、再逮捕で実刑は確実! 元女囚が「ムショは甘いものじゃない」と警告

 覚醒剤の使用や密売などで逮捕起訴され、通算12年を塀の中で過ごした後、その経験を基にさまざまな活動を続ける中野瑠美さんが、女子刑務所の実態を語る「知られざる女子刑務所ライフ」シリーズ。

「田中聖再逮捕」にはウラがある?

 田中聖さん、まさかのサイタイ(再逮捕)ですね。ニュースによると、先月末に「挙動不審」で職質を受けたら覚醒剤を所持していたので逮捕・起訴されたんですが、さらに「使用」の疑いでのサイタイなんですね。まさかでもなんでもなかったです。

 こうゆう時、世間様は冷たいですよね。瑠美も何度も逮捕されてるので、白い目で見られる感じはよくわかります。

 編集者さんは、「ウソかホントかわかりませんが、重要な事件を隠したい時にスターの事件を報道するとかいわれてますね。2019年のピエール瀧さんの逮捕も、豊洲の猛毒騒ぎを隠すためという説がありましたよ」と言われていますが、どうですかねえ。

 ちゅうか、今さら「隠したいニュース」ってあるんでしょうか? 安倍晋三元総理の事件は毎日やってますしね。

 田中さんがセフレさんにクスリ(違法薬物)を買うよう頼んだり、「まだ(クスリを)やりたいけど、今度やったらもう元には戻れないかな」と言ったりしているというニュースも、もう意外性はないですから、「注意をそらす」的なことをいわれても、どうかなあと思います。

 前にも書いてますが、瑠美も自分で覚醒剤をやめようと思うまで時間がかかったので、ここはあたたかく見守りたいです。もちろん時間はかかっても、スパッとやめられましたよ。

 俳優の高知東生さんは、インタビューで「僕が接した限り、彼(田中聖さん)は本気で回復を目指していた。僕が仲間から受けたように、自分も彼を支えていきたいと思っています」と話していて、やさしいなあと思いました。瑠美もそう思いますよ。支えてくれる人がいたほうが更生はしやすいですが、今回は、実刑は確実でしょうね。裁判も早く終わるでしょうから、収監もすぐですね。

 そんなことを考えてたら、なかなか深い「なぞなぞ」がネットニュースに出ていました。

「刑務所になくて、社会にあるものってなーんだ?」

 「自由」やと普通すぎますしね……。何かなと思たら「孤立」やそうです。

 記事によりますと、「刑務所では、良くも悪くも受刑者は見張られている。だが人同士のつながりが薄い社会では、誰からも心配してもらえない」から。なるほど。

 ここに、ムショに行きたくて事件を起こす人の気持ちがあるんですね。たしかに年寄りには刑務官もやさしいですが、ムショはそんなに甘いものとちがいますよ。懲役(受刑者)同士のイジメもありますし、刑務官からいじめられることもあります。

 田中さん再逮捕と同じ7月20日には、去年6月、さいたま市内のネットカフェで女性従業員を人質にした立てこもり犯の判決公判がありました。

 なんと「懲役20年」やそうで、人質さんがちょっとケガをさせられたにしてはけっこう長いですが、被告人は公判で「懲役20年でも30年でも無期懲役でもいい。刑務所から社会に出て生活できない人がいる。そういう状況が続く限り犯罪者はいなくならない」と言ったそうです。

 たしかに被告人は今41歳やそうで、20年後はまだアラカンですから、健康で生きてる可能性も高いですよね。でも20年もムショに入っていた人を雇う会社なんていてるでしょうか。

 被告人の言葉通り、また事件を起こすのと違いますかね。イヤな世の中ですね。

波瑠『魔法のリノベ』初回視聴率7.4%! ネット好評も山下智久『正直不動産』がネックに!?

 波瑠が主演を務める連続ドラマ『魔法のリノベ』(フジテレビ系)の第2話が、7月25日に放送される。同18日からスタートし、初回世帯平均視聴率は7.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。前クールに同枠で放送された、広瀬アリス主演『恋なんて、本気でやってどうするの?』の初回視聴率7.0%をわずかに上回った。

 『魔法のリノベ』は、星崎真紀氏の同名漫画(双葉社)が原作。大手リフォーム会社で営業部門のエースであった主人公・真行寺小梅(波瑠)が、とある理由で零細工務店の「まるふく工務店」に転職。同社社長・福山蔵之介(遠藤憲一)の長男で、いまだに契約を取ったことのない“バツ2”のシングルファーザー・福山玄之介(間宮祥太朗)と真行寺がバディを組み、住宅のリノベーションを通して、依頼者の悩みや問題を解決していくストーリーだ。

※本記事は『魔法のリノベ』第1話のネタバレを含みます。

「第1話では、築60年の家を持つ夫婦からリノベーションの依頼を受け、真行寺と福山が訪問。するとそこに、真行寺が以前所属していた大手リフォーム会社の社員・久保寺彰(金子大地)が現れ、リノベーションの権利を取り合うことに。夫婦は最初、全面リフォームを提案する大手リフォーム会社のほうに乗り気でしたが、床柱や鴨居を残すという真行寺&福山のプランに賛同し、最終的には『まるふく工務店』が契約を成立させました」(芸能ライター)

 ネット上では「かなり面白いドラマ。絶対次回も見る!」「クセの強い登場人物が多いから楽しい」「ちょうどリノベーションに興味があったので見たけど、ドラマとしても面白い。これはリアタイするわ」などと、内容を評価する声が多い。

 一方、「『正直不動産』を見た後だから、すべてに既視感がある……」「『正直不動産』を見てなかったら『魔法のリノベ』を楽しめたかも。どうしても比べちゃう」「『魔法のリノベ』は『正直不動産』の劣化版でしかない」といった厳しい声も。今年4月期にNHKで放送されていた山下智久主演の連続ドラマ『正直不動産』と比較し、「物足りない」と感じる視聴者も少なくないようだ。

「『正直不動産』は、夏原武氏が原案、水野光博氏が脚本、大谷アキラ氏が作画を担当し、現在も『ビッグコミック』(小学館)で連載中の同名漫画を原作とした今年4月期放送のNHKドラマ。“嘘がつけない”不動産会社の営業マン・永瀬財地(山下)が、正直な営業で契約を取るべく奮闘するという内容です。ネット上では放送されるたび、『今期のドラマの中で一番面白い!』『山Pにピッタリの役。不動産業界のこともわかって勉強になる』などと好評でした」(同)

 放送時期を考えれば、『魔法のリノベ』が『正直不動産』の2匹目のドジョウを狙ったものではなく、たまたま似た題材のドラマが2期連続で放送されてしまった様子。予想外の逆風を受けている『魔法のリノベ』だが、ここから評価をひっくり返せるだろうか?

【アラフォー婚活ルポ】婚活女子会をプロジェクトのネタに!?

――合コン歴20年以上、累計回数2,500回以上、30代なかばに乳がんで闘病するも、現在は絶賛婚活中のライター・漫画家の白戸ミフルが「アラフォー婚活」の実体験をほぼリアルタイムでお届けします! アラフォー中の結婚は成就するのか……!? 

【前回まで】  

 婚活仲間でバツイチの順子さんに誘われた合コン。小一時間をかけて到着した店は、カウンター席しかない!? しかも出席者は既婚者、彼女アリ、バツイチ子持ち……。収穫がない合コンにがっかりして解散した。

150話『婚活女子会をプロジェクトのネタに!?』

――続きは7月27日公開!

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『オールドルーキー』新町、今度は見事な“アシスト”! 社会人として急成長も…

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嵐・相葉雅紀『相葉マナブ』、櫻井翔番組のパクリ疑惑! 「見たことある」とファン疑問

 嵐・相葉雅紀の冠バラエティ番組『相葉マナブ』(テレビ朝日系)。7月17日の放送では、ある新企画が行われたものの、その内容に視聴者から疑問の声が寄せられた。

 番組終盤、「行列のできる名店のアレを作りたい!」という新コーナーを放送。タイトルの通り、行列のできる人気店のレシピを、番組MCである相葉が再現するという内容だ。今回は、信玄餅などで知られる山梨の名店・金精軒が夏季限定で販売する「水信玄餅」作りにチャレンジした。

「水信玄餅のレシピは、今回が初公開とのことでしたが、材料は水と粉寒天、砂糖だけというシンプルなもの。しかし、水が固まるギリギリの量の粉寒天を投入するため、こまめに重さを測り、沸騰して飛んだ水分量まで把握する必要があるなど、実はかなり繊細なレシピだったんです。相葉はこれを知り、『シンプルだからこそ、丁寧にやらないとね』と気合を入れていました」(芸能ライター)

 器に寒天液を注ぐ際、相葉は「これが一番難しいわ」と小言を漏らしつつ、なんとか水信玄餅を完成させた。若干透明感がないように見えたものの、見事、再現に成功した。

「この新コーナーについて、ネット上では『相葉くんが苦戦する様子を見て、水信玄餅は買って食べようと思った(笑)』『相葉ちゃんの再現度すごい! 水信玄餅、食べてみたいなあ』といった好意的な感想が寄せられています。一方、『「SHOWチャンネル」のパクリみたいなコーナーだね』『どこかで見たことあると思ったら、完全に「SHOWチャンネル」だ!』などと、嵐・櫻井翔がMCを務めるバラエティ番組『1億3000万人のSHOWチャンネル』(日本テレビ系)にも類似コーナーがあると指摘するファンも見られました」(同)

 『SHOWチャンネル』では、以前から恒例企画として「あの味を完全再現 名店レシピ」というコーナーが存在している。こちらは、人気飲食店から料理のレシピを教えてもらい、櫻井が完全再現を目指すという内容。6月25日放送回でも、東京・港区にある中華料理店の麻婆豆腐の再現にチャレンジしていた。

 『相葉マナブ』と『SHOWチャンネル』に出演しているのが同じグループのメンバーだからか、ファンからは「いつか嵐全員でやってほしい!」といった歓喜の声が多く、否定的な意見はあまり見られなかった。しかし過去には、『相葉マナブ』とあの人気番組の類似がネット上で指摘され、批判を浴びたケースもある。

「昨年8月1日放送の『相葉マナブ』では、木型工場やアルミ鋳物工場を訪れて、番組オリジナルの羽釜を完成させるという内容の『マナブ!イチからものづくり』というコーナーが放送されました。この内容について、ネット上ではTOKIOがMCを務める人気バラエティ番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)に似ているとの声が上がったんです。その上、相葉の作業がたどたどしく、ハプニングも相次いだことから、視聴者は『「DASH!!」と違って見ててハラハラする』などと苦言を呈していました」(同)

 同じバラエティ番組である以上、既視感のある企画が見られるのは仕方ないのかもしれない。しかし、どうしても比較されてしまうため、相葉にとってはあまりプラスにならないようだ。