アニメ『ONE PIECE』、女性キャラの壮絶キャットファイトに「子どもに悪影響」の声

 日曜の朝からこの内容でよかったのか……。

 劇場版が大ヒット中のアニメ『ONE PIECE』(フジテレビ系)。12月11日には第1044話「クラッチ!悪魔の化身 ロビン!」が放送されたが、原作を大幅に超える過激なキャットファイトシーンの連続に困惑した視聴者も少なくなかったようだ。

 第1044話では、主人公ルフィの仲間で「悪魔の子」の異名を持つロビンが、百獣海賊…

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松本潤のムチャクチャ不自然な「キムタク超え」報道、木村拓哉もキンプリの二の舞に?

 松本潤主演のNHK大河ドラマ『どうする家康』の初回放送日である2023年1月8日に、愛知県岡崎市で松本らが出席するパブリックビューイング&トークショーが開催される。

 定員900人のところ、196倍になる17万6593人の参加申込みがあったと報じられた。この件について、一部スポーツ紙などは“キムタク超え”などと報じている。

 木村拓哉は2022年11月、主演映画…

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竜兵会ボケまくり! 棺におでんぎっしり、島崎和歌子の写真集… 上島竜兵さん仰天葬儀

 こんにちは。ラジオ書き起こし職人のみやーんZZです。いつも聞きまくっているラジオの中から興味深かったエピソードを紹介する連載の第91回目。今回は2022年12月5日放送のニッポン放送『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』の中で、高田文夫さんがさまざまな人から聞いた上島竜兵さんの葬儀のエピソードをまとめて紹介していた部分です。

 多くの芸人さんが集まったという上島竜兵さんの葬儀。お坊…

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竹野内豊主演の人気「月9」ドラマがスクリーンに! 映画『イチケイのカラス』鑑賞券プレゼント

 映画『イチケイのカラス』が来年1月13日に公開されるということで、今回は鑑賞券を3名の方にプレゼントいたします!

 この映画は、浅見理都氏の同名漫画(講談社)を原作に、フジテレビ系の「月9」枠で放送された人気ドラマの劇場版。東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)を舞台にしたリーガルエンターテインメントで、連ドラに引き続き、竹野内豊、黒木華らが出演します。ドラマ版の2年後が描かれるという今作では、いったいどんな物語が展開していくのか、詳しいあらすじを紹介していきましょう。

 岡山県瀬戸内へと異動した裁判官の入間みちお(竹野内)は、史上最年少防衛大臣にまつわる傷害事件を担当することに。みちおは、事件と関連するイージス艦と貨物船の衝突事故を調べようとするが、航海内容は国家機密扱いで、裁判所主導の独自捜査が行えず難航。

 一方、みちおの相棒だった坂間千鶴(黒木)は、裁判官の「他職経験制度」で弁護士に。偶然にもみちおの隣町で働き、地元企業をめぐる事件を担当していた。一見異なる2つの事件には、衝撃の真実が隠されていて――。

 今作のメガホンを取ったのは、ドラマ版に引き続き、田中亮監督。出演者にも、竹野内や黒木のほか、小日向文世、山崎育三郎、桜井ユキらおなじみの面々が顔をそろえました。また、新キャストとして、斎藤工、向井理、柄本時生、西野七瀬、吉田羊、宮藤官九郎、尾上菊之助、平山祐介、津田健次郎、田中みな実ら、豪華俳優陣が名を連ねています。

 映画出演にあたり、斎藤は「いち視聴者として愉しく拝見していたので、そんな魅惑の世界線の仲間に入れて頂く事は、光栄かつ身の引き締まる想いでした」とコメントを寄せていました。彼が演じる弁護士・月本信吾をはじめとする新たな登場人物たちが、物語をどう盛り上げるのか、ぜひスクリーンでお楽しみください。みなさまからのご応募をお待ちしております♪

 なお、映画の公開に合わせ、1月9日から5夜連続で山崎主演のスピンオフドラマ『イチケイのカラス~井出伊織、愛の記録~』(フジテレビ系)、同14日にはオール新作のスペシャルドラマ『イチケイのカラス スペシャル』(同)も放送予定だそう。こちらも要チェックですよ〜!

※12月31日正午〆西島秀俊&内野聖陽主演の人気ドラマが映画に! 同性カップルの日常を描いた劇場版『きのう何食べた?』鑑賞券プレゼント の画像2

ホラー映画『MEN 同じ顔の男たち』が賛否両論上等の、トラウマ級のミソジニーを描く理由

 イギリスのホラー映画『MEN 同じ顔の男たち』が公開中だ。日本では全国136館という中規模の公開ながら、週末興行成績で初登場10位とヒットしている。

「永遠のトラウマになること必至」が伊達ではない

 だが、映画本編はお世辞にも万人にはおすす…

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タサン志麻【サツマイモのガレット】はまるで高級お菓子! サツマイモの甘みとバターの香り、カリカリ食感にハマる

料理がまったくできない主婦の私。もう何年も夫が料理を担当していますが、子どもの成長とともに「いやでも作らなあかん時」に見舞われるように……。そこで「かんたん」「ラクチン」とTwitterで話題のレシピにチャレンジしていきます!

今日のレシピ:【サツマイモのガレット】タサン志麻さん

 日本テレビ系『沸騰ワード10』で2021年9月24日に放送された、家政婦のタサン志麻(シマ)さんの【サツマイモのガレット】のレシピは、秋の食材を使った簡単レシピです。

 材料は少ないのですが、正直、「作る工程は楽ちん!」ではなかった分、完成したガレットを子どもたちに食べさせると歓喜の声が上がりまくり。リピ決定の志麻さんのお菓子、さっそくレポしていきます。

材料 分量
サツマイモ 1/2本
バター 20g程度
砂糖 大さじ4

(レシピは『沸騰ワード10』公式アカウントより)

 材料はこれだけ!

(1)サツマイモをきれいに洗って、千切りスライサーで皮付きのまま千切りにする
(2)(1)をアク抜きのため水にさらし、ざるにあげる
(3)耐熱容器に入れてふんわりラップをし、600wで3分間レンチンする

(4)フライパンにバター10gを熱し、砂糖の半量を全体に散らす

(5)フライパンにサツマイモを入れて平らにし、フライ返しで押さえるように丸い形に整えながら、弱火~弱めの中火で焼く

 ここからが戦い。なかなか底面がキャラメル状に固まりませんが、いじらず、じっくり焼きます。固まるまでに15分ほどかかりました。固まると焼き芋のようないい香りが……!

(6)底面にしっかり焼き色がついたら、上にも残りのバターと砂糖を散らし、裏返して両面を焼く

 裏返す工程は難易度が高いのですが、しっかりキャラメル状に固まっていたらサッとできます!

 裏返してグシャっとなってしまっても、焦らず形を整えます。両面がカリッとなったら完成です!

 見た目はカリカリでテカテカ。食べると香ばしくて、かなりおいしい焼き菓子。キャラメル状になった表面のカリカリ食感にハマってしまう! サツマイモの甘みとバターの香りが高級お菓子のようで、子どもたちも大喜び。「もう1枚焼こうかな」と悪魔のささやきが心の中に響きますが、バターと砂糖でカロリーは高そう……。今度、また作ろうと思います!

【総評】
もう一度作りたい度:★★★★★(リピート確定)
ズボラ主婦でも再現可能度:★★★★☆(裏返す作業だけ慎重に)
子どもウケまたは夫ウケ:★★★★☆(子どももハマるおいしさ)

M-1グランプリ敗者復活戦は“ずるい”? データで見る決勝戦経験者の優位性

「M-1グランプリ2022」の決勝戦が12月18日に開催され、同日14時55分~準決勝の敗者復活戦も行われます。誰が決勝に勝ち上がるか、沢山の方が予想をされています。

 敗者復活戦の出場者は、シンクロニシティ、ママタルト、ヤーレンズ、令和ロマン、ななまがり、ハイツ友の会、THIS IS パン、カゲヤマ、ダンビラムーチョ、ケビンス、ストレッチーズ、オズワルド、ミキ、からし蓮根、か…

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朝日新聞のスッパ抜きに宮内庁は激怒! 天皇ご本人にも伏せられた“事実”に皇族の反応は……

「皇族はスーパースター」と語る歴史エッセイストの堀江宏樹さんに、歴史に眠る破天荒な「皇族」エピソードを教えてもらいます!

――前回から昭和天皇崩御の前後におけるマスコミによる病状の報道を、雑誌記事中心に振り返っています。1987年に開腹手術を受け、「腸の通過障害」の除去に成功したと報道されていた昭和天皇ですが、89年9月、大量の吐血を何度もなさったことで「重病」であるという事実が世界中に知れ渡り、騒然となりました。

堀江宏樹氏(以下、堀江) それまで「回復中」だと宮内庁が発表していたにもかかわらず、実際は真逆だったということが問題視されたのだと思います。

 朝日新聞・共同通信社が、昭和天皇の病について実は「膵臓がん」だと報道した時、報道協定を破られた宮内庁は激怒しました。その事実がその時までは陛下ご本人には告知されていなかった可能性もあったようです。

 また、昭和天皇の「本当の病名」や「容態」は、陛下とは叔父と甥の関係である三笠宮寛仁親王にも、微妙に伝わりにくい状態だったらしいことが、親王のインタビュー記事からわかるのでした。

――寛仁親王によると、皇族の区分である「内廷皇族」と「内廷外皇族」で、与えられる情報に差があったとか。ほかにも、たとえば「内廷外皇族」の場合、陛下のお見舞いに出かけても、面会できないこともあったようですね。

堀江 「週刊読売」(読売新聞社、88年10月9日号)によると、「皇后さまのいとこ」の旧皇族の方々が皇居にお見舞いにこられたものの、陛下が9月に危篤になった直後の段階では、面会が許されたという情報は見つかりませんでした。

 一方、昭和天皇の(元)皇女(四女)の池田厚子さんは、当時の身分は「一般人」でしたが、それでも昭和天皇の病室に駆けつけ、病床の陛下と面会なさいました。また三女の鷹司和子さん、五女の島津貴子さんも池田さんに少し遅れて到着、陛下にご対面なさるということがありました。(元)皇女の方がたは陛下の手を握り、お励ましになったそうです。

――皇族であるかよりも、近親であることが重視されたみたいですね。

堀江 島津貴子さんは「週刊読売」のインタビューに答え、陛下には「ほんの短時間」面会できただけだったが、「直接お目にかかったところ、意識もしっかりしておられ、ホッとしました」という談話を残しました。一方、病名などに関して「宮内庁からは、まだ何の連絡もありません」とのこと。

 池田厚子さんは「(昭和天皇が)早くお治りになるよう願っています」とも言っているので、もしかしたら、一部の報道機関で報じられた「天皇が末期がん」という事実は、肉親(あるいは肉親の一部)にも長い間、伏せられ続けていたのかもしれませんね。もちろん、すべてわかっていても、娘として、父親の奇跡の回復を願う本心がそう言わせたのかもしれませんが……。

――現代と、昭和末期の病状の公表についての感覚の違いには驚きますね。

――そして朝日新聞・共同通信社が「末期の膵臓がん」をすっぱ抜いてから約3カ月後の翌89年1月7日早朝、昭和天皇は崩御なさいました。

堀江 島津さんや、池田さんたちお子様がたは、陛下の手を握ったり、おみ足をさすったりしてお看取りになったとのことです。実はこうした情報は、まさに陛下が崩御なさった当日、雑誌「SPA」(扶桑社)が島津さんと池田さんのお二人にインタビューを敢行しており、その記事がソースなのです。

――「父・陛下の最期は穏やかでした」という記事(「SPA」89年1月19日号)ですね。昔の「SPA」って、“中流サラリーマンの悲喜こもごも”みたいな記事が目立つ現在の誌面とはかなり違い、硬派な気が……。

堀江 私もびっくりしました。この記事もだいぶ驚くところがあって、インタビュアーもなぜかフジテレビのベテラン・アナウンサー(当時)の露木茂さんなんですね。

 昭和天皇崩御の当日早朝、宮内庁は「諸般の事由から慢性膵炎と公表してきましたが、最終診断は十二指腸乳頭部周囲腫瘍、腺がんとします」とついに発表しています。

 本来なら、(元)皇女である池田厚子さんと島津貴子さんには「本当はどの程度、昭和天皇の病状をご存じだったのですか?」と聞きたかったかもしれませんが、そういう話は一切ナシ。おそらく、そういう話で打診したら断られると感じたので、「陛下の最期のご様子と、父・昭和天皇との思い出を振り返っていただきたい」というオファーを送って、お二人のインタビューが成立したという経緯が感じられる記事でした。

――それでも昭和天皇の闘病生活を、お二人がどう見守ったかという質問がちらほら、断片的に出てきていますね。

堀江 そうですね。池田さんは9月に昭和天皇の重態が発表されてから、「20回以上」、岡山から東京まで通ってお見舞いされたそうです。

 一方、島津さんは「9月の半ばごろは私もだいぶパニックを起こしていたのですけれども、とても長いこと(昭和天皇が)頑張ってくださって、その間に、なにか心の準備をさせてくださったような気もします」とおっしゃっています。

 こういうコメントからは、さすがに宮内庁もお二人をはじめ、近しい親族の方には本当の情報を(少なくともある時期からは)伝えていたのだろう、と思うのですが、いかがでしょうか。

――そうですね。ただ、国民には崩御当日朝まで「がんではない」と言っていたにもかかわらず、やっぱり「がんでした」と認めるようなことになってしまったので、お二人も「本当は知っていた」とは言えない雰囲気も出ている記事ですね。

堀江 島津さんは混乱なさって、もしくは悲しすぎて思い出したくないからだと思いますが、ご結婚に際して、昭和天皇から贈られた言葉を「あんまりはっきり覚えてない」と発言しておられます。

 愛するお父さまが亡くなった日に、昭和天皇が国民にとっては「父」のような存在だったとはいえ、実の父親との思い出を語らねばならない立場……いくら(元)皇女というお立場とはいえ、つらかっただろうなぁと心が痛みました。

 縁起でもないお話ですが、今後、こういうことは、結婚によって皇室を離れた眞子さま、そして離れる可能性がある佳子さま、愛子さまなどにもあることですからね……。まぁ、「インタビューは受けない」という選択肢もあるにはあるでしょうが……。

――次回につづきます。

エコバッグ窃盗犯の女VSベテラン万引きGメン! 防犯機器の「電源を抜く」狡猾な手口

 こんにちは、保安員の澄江です。今回は前回に引き続き、大量の万引き被害に悩まされる中部地方の大型ショッピングモールEに出張した際のことを記していきたいと思います。

 出張2日目。昨日の報告を兼ねて出勤のあいさつに出向くと、昨夜遅くまで一緒にいた女性刑事が、総合事務所で私のことを待ち受けていました。昨日、捕まえた女の件で作成した調書に誤字が見つかり、訂正印をもらいにきたそうです。

 どうやら一睡もしていないようで、昨夜に比べると疲労の色が濃く見え、髪の毛の脂気も増しています。留置されている女の状況を尋ねると、取り調べは違う刑事が担当しているから詳細はわからないと話しつつ、少なくとも協力的な態度ではないと愚痴をこぼされました。

 執行猶予中の身であることから、そう簡単に罪を認めるわけにはいかず、最後の悪あがきをしているのでしょう。過去に盗んだ商品を、ネット上で転売していた証拠まで上がっていることを思えば、無駄な抵抗をしても心証を悪くするだけで有利になることはなさそうです。

「昨夜の件、被疑者からの話が十分に聞けていないので、検察庁から呼ばれることになるかもしれません」
「そうですよね。記録も残してあるし、呼ばれたらきちんと対応しますよ」

 年に数回は検察庁に呼ばれていますが、いくらかの日当と交通費は支給されるので、私からすればアルバイトのようなものです。庁内に入れば、腰縄を巻かれた手錠姿の犯罪者たちが警察官に連れられ闊歩しており、その非日常的な情景を楽しむ自分も否定できません。

 過去には、テレビで話題となった保険金殺人犯と庁内の廊下ですれ違い、窃盗で逮捕された元野球選手の隣で調べを受けたこともありました。衝立1枚を隔てて座るため、その内容が自然と耳に入り、ついつい聞き耳を立てたことを覚えています。

 女性刑事を見送り、出勤のあいさつとあわせて昨日の報告書を店長に手渡すと、満面の笑顔で対応してくれました。昨日同様、顔認証システムの受信端末を持って現場に入ると、早速に発報して驚かされます。

 慌てて画面を確認すれば、検知場所の情報と合わせて、ペラペラの状態に見えるLサイズのエコバッグを手首に提げた中年女性が映っていました。どことなく、タレントの柴田理恵さんに似ている50歳くらいの女性です。

 検知場所付近に駆けつけて、それとなく周囲を見渡すも、その姿は見つかりません。この店の顔認証データは、珍しいほど確度が高いため、早く発見しないとやられてしまう気持ちに駆られて焦ります。不自然なほどの早足で広い店内を探し回ると、ようやくに食品売場の方から健康食品売場に入っていく女性の姿を見つけました。ペラペラだったはずのエコバッグは、すでに膨らんでおり、このまま出られてしまえば、もやもやすること必至の状況です。

「イラッシャイマセ」

 数多くの商品が居並ぶサプリメントコーナーの商品棚には、人感センサー付きの防犯モニターが装着されています。機械による声かけと、売場に立つ客自身の姿をモニターに表示することで、万引き犯に「見られている」と意識させる防犯機器です。売場に足を止めたところで反応され、その存在が気になったらしい女性は、じろじろとモニターを見つめました。するとまもなく、裏側にある電源コードを抜いて、レンズ面を天井に向けて無力化してしまいます。

「絶対にやる」

 防犯機器の電源を抜く理由は、商品を盗むためのほかは考えられません。天井には多くの防犯カメラが付いており、このモニターを無効化してもたいして状況は変わらないのですが、思いのほか気になっているようです。犯行を確信して棚取りを注視したところ、さまざまな種類のサプリメントを複数ずつ手にした女性は、手首にかかるエコバッグの中に隠しこんでいきました。

(DHA、マルチビタミン、プラセンタ、グルコサミン、ナットウキナーゼ……)

 すべての商品を複数ずつ取っていますが、手の動きが早く正確な数までは見きれないので、商品名だけを記憶していきます。時間にすれば、20秒ほどでしょうか。手早く商品を隠して、出口方面に向かう女性の後を追うと、通路上に設置されたワゴンにあるセール品のタオルを手に取りました。あたかも自分のモノのように首元を拭くと、エコバッグの中にある商品を覆い隠すようにしています。

 結局、何一つ買わないまま店の外に出たので、そそくさと早足で歩く女が、駐輪場に停めた電動自転車に手をかけたところで声をかけました。

「保安の者です。お客さん、ご精算、お忘れじゃないでしょうか?」
「あ、はい。いや、買うつもりじゃなくて。すみません」

 万引きした人に声をかけ、買うつもりじゃなくてと返されたのは、長年のキャリアの中でも初めてのこと。わずかに動揺して固まってしまいましたが、盗むつもりで来たと解釈するに至って、平静を装って事務所までの同行を求めます。

「ええ、わかっていますよ。事務所まで、一緒に来ていただけますか?」
「はい、あの、いや、ごめんなさい。お金、持っていないけど、大丈夫かしら」
「大丈夫ではないですね。お話は、事務所で聞きますから」

 事務所に連れて行き、エコバッグに隠した商品を出させると、計26点、合計で6万円ほどの商品が出てきました。エコバッグの底には、ジュールス・デストルーパーのクッキー(548円相当)が4箱も隠されており、こちらも未精算であると本人が認めています。所持金を尋ねれば、3,000円ほどしか持っておらず、すべてを買い取ることはできません。

 身分のわかるものを求めたところ、財布の中から折りたたまれた国民保険証を出してくれたので確認すると、女は54歳。ここから自転車で20分くらいの場所でひとり暮らしをしているそうで、迎えに来てくれるような人はいないと話しています。

「機械の電源を抜いたのは、なぜですか?」
「うるさかったから……」
「こんなにたくさん、どうするつもりで?」
「旦那がコロナで死んじゃって、お金がなかったんです」

 店長を呼んで判断を仰ぐと、過去の被害も特定されている人だからと、すぐに警察を呼びました。するとまもなく、先ほど帰ったばかりの女性刑事が、少しうんざりした様子で事務所に現れます。

「いま無線で聞いたんですけど、またですか?」
「そうなんですよ。入った途端に現れて、お金もない人なんです。忙しくさせてごめんなさいね」

 人定を確認した後、少しイラついている様子の女性刑事が、並べられた商品の前に平然と座る女に問いかけました。

「こんなにたくさん、どうするつもりだったのよ? 転売?」
「いや、自分でも使うけど」
「自分でもって、それ以外は、なに?」
「知り合いにあげたり……」

 結局、逮捕されることなく基本送致された女は、その日のうちに帰されました。変わった受け答えを続けるので、不審に思った刑事が病院に連れて行った結果、なんらかの病気であると診断されたため在宅捜査としたそうです。

 翌朝、出勤すると店の正面出入口の真正面にパトカーが停まっていました。また訂正印かと思いきや、防犯警戒のためにいるそうで。これでは万引き犯はお店になかなか入ることはありません。

「これ以上、仕事を増やしてくれるな」

と言われているようで、意気消沈した次第です。

(文=澄江、監修=伊東ゆう)

【万引きGメン・澄江さんへの質問大募集】
万引きの現場や万引きGメンについて聞いてみたいことを大募集いたします。下記のフォームよりご応募ください。

『M-1グランプリ』錦鯉が売れっ子化のウラで……「週5休み」「地上波レギュラーなし」失速した王者は?

 12月18日に放送される漫才コンクール『M-1グランプリ2022』(テレビ朝日系)。昨年優勝したお笑いコンビ・錦鯉は、今やテレビで引っ張りだことなり、「M-1王者」という称号獲得の功績がもたらす影響の大きさが感じられる。

 今年で通算18回目の開催となる『M-1』だが、2001年の初代王者・中川家のほか、フットボールアワー(03年)やサンドウィッチマン(07年)など、すでにバラエティ界の大物となっているコンビも少なくない。ここ最近では、マヂカルラブリー(20年)、そして錦鯉がやはり売れっ子となっている。

「しかし、中には失速してしまったチャンピオンも。例えば、09年に優勝したパンクブーブーの佐藤哲夫と黒瀬純は、現在、BSよしもとの各地域発の情報番組『チーキーズ a GoGo!』の水曜MCを担当しているくらいで、地上波テレビ番組のレギュラーはなし。今年3月までは地方番組『アサデス。7』(九州朝日放送)のコーナーを担当していたものの、それも終了してしまいました。そもそも『M-1』優勝直後から『売れない』と言われていたほどで、ブレークしきれなかった印象です」(スポーツ紙記者)

 とはいえ、11年には当時コンクール番組だった『THE MANZAI』(フジテレビ系)でも優勝し、『M-1』と併せて2冠を達成したパンクブーブー。笑いの実力は認められているはずだが……。

「18年にAbemaTV(現・ABEMA)で配信された『エゴサーチTV』では、MCのキングコング・西野亮廣にパンクブーブーの2人が“なぜ自分たちは売れないのか”について意見を求める形でゲスト出演。自ら“売れていないこと”をネタにしている状況だけに、このやぶれかぶれなスタイルが、いつか世間にウケてほしいものです」(同)

 また、15年の優勝コンビ・トレンディエンジェルは、ボケ担当の斎藤司はともかく、ツッコミのたかしはテレビ露出量が極端に少ない。

「現在、2人でのレギュラーは『チーキーズ a GoGo!』に木曜MCとして出演しているだけですが、斎藤は単体でバラエティにゲスト出演することが多く、得意のダンスを生かした企画に呼ばれることも。そんな斎藤に比べると、たかしは活躍できているとは言い難い状況です」(テレビ局関係者)

 しかし、本人はそこまで困っていないのかもしれない。というのも、今年7月にテレ朝の公式YouTubeチャンネル『動画、はじめてみました』内の「やさぐれ酒場」コーナーにゲスト出演したたかしは、自分よりも仕事量が多い斎藤と“給料がほぼ変わらない”と話をしていたのだ。

「『やさぐれ酒場』のMCを務める納言・幸から、休みの日数を聞かれた際は『週に4~5』と答えていたので、たかしが暇なのは明らか。金銭面で困窮していない分、危機感はなさそうですが、一度は『M-1』の頂点に立った芸人なのに……と思うと残念です」(同)

 一方、『M-1』王者の座に就いた後、一時的に仕事を失うも、そこから復活した芸人もいる。

「とろサーモンの久保田かずのぶは、相方・村田秀亮とともに17年の『M-1』で優勝したものの、18年の『M-1』終了後、SNS上で、泥酔した久保田が、審査員の1人・上沼恵美子に暴言を吐く動画が拡散される騒動が勃発。久保田は飲みの席でSNS配信を行ったとみられ、スーパーマラドーナ・武智も一緒になって上沼を批判。この事件の影響で、久保田と武智のテレビ露出は激減したのです」(芸能ライター)

 そんな久保田だが、その後、自力で巻き返しに成功した。

「久保田は、ダウンタウン・松本人志が企画・プロデュースする“笑わせ合い”番組『HITOSHI MATSUMOTO presents ドキュメンタル』(Amazonプライム・ビデオ)の常連で、Amazon本部の審査に落ち、お蔵入りとなった幻のシーズン8(20年)と9(21年)では見事優勝して存在感を示しました。ちなみに相方の村田は俳優として頭角を現しており、映画や舞台に多数出演しています」(同)

 今年の『M-1』王者は、末永く活躍できるといいが、果たして……。