海外逃亡した中国汚職官僚をめぐって、習近平と欧米諸国の「総資産20兆円」奪い合いが勃発

osyoku01.jpg
3月にラオスから強制送還された天津市国税局の元職員
 習近平政権による「反腐敗運動」以降、中国の官僚や政治家、はたまた地方公務員にまで蔓延する汚職のニュースは、連日中国のメディアにも取り沙汰されている。習近平政権の「虎もハエも退治する」というスローガンの下、大物政治家や地方公務員に対して大規模な汚職撲滅運動が行われているが、最近では、大企業の幹部なども贈賄などで逮捕される事例が相次いでいるようだ。  2014年だけで、5万人以上の公務員が摘発されたことが分かっているが、その一方で、汚職容疑で逮捕状が出されているにもかかわらず、海外に逃亡して悠々自適な生活を送っている者も多数いる。「南方週末」(4月30日付)では、海外に逃亡した中国人たちの生活ぶりについて報じている。
osyoku002.jpg
中国政府が“指名手配”している海外に逃亡した汚職官僚
 同紙は、中国共産党中央規律検査委員会がHP上で、汚職などの容疑で指名手配となっている100名の名簿を掲載したと報じた。インターポールや中国当局の調べでは、逃亡先人気ナンバー1はアメリカで、40人が逃亡。次いでカナダの26人。ほかにはニュージーランド、オーストラリア、タイ、シンガポールなどが人気だそうだ。海外に脱出した汚職官僚の総資産を合わせると約20兆円、中国の国家予算の5分の1にもなる計算だ。  そんな中国当局のブラックリスト100名の中で、最も成功した男性がカナダにいた。その名は程慕陽(マイケル・チン)氏だ。  マイケル氏は、政府高官だった父のもと1969年に江蘇省に生まれ、香港の投資会社で社長を務めていた。しかし、贈賄と盗品売買などの罪状により指名手配に。2000年にカナダへ逃亡すると、土地や住宅、さらには島の売買により巨万の富を築いた。現在では不動産・ホテル・美容・建築・ITと多岐にわたる会社を経営し、カナダの財政界に大きな影響を及ぼす人物として現地メディアからも注目されるようになったという。
osyoku003.jpg
マイケル・チン氏のカナダにある豪華な邸宅の写真
 逃亡先でさらなる成功を収める者もいれば、中国へ強制送還される者も少なくない。最近では、元江西省財政局に勤めていた李華波が強制送還された。彼は、公金9,400万元(約18億円)を横領した容疑で指名手配され、シンガポールに逃亡していた。これまで人権問題などの理由で、中国政府からの指名手配犯の引き渡し要求に消極的な態度を見せていた欧米諸国も、最近は態度を軟化させ、引き渡しに応じる案件が増えてきた。「騰訊財経」によると、昨年1年間で中国に強制送還された汚職容疑者の人数は500人を超え、30億元(約600億円)の資産を没収することに成功したと報じている。 「中国政府は現在、米政府に対し、アメリカに渡った汚職官僚数百人に対して引き渡すよう求め、ハイレベル協議が進んでいます。彼らのアメリカにある資産を合わせると約8~10兆円にもなるそうで、中には起業や企業買収で数千人の雇用を生んでいる元汚職官僚もいる。また、華人系議員や市長に多額の献金をして“守り代“を払っている者もいます。そのため、やすやすとアメリカが引き渡すとは思えない。引き渡すとしても、小物のみに絞って資産を没収した上で、第三国経由に放逐する形になるでしょう。どちらにせよ、汚職官僚たちは戦々恐々としているはずです」(米中関係に詳しい国内シンクタンク研究員)  現在、アメリカのロサンゼルスやカナダのバンクーバーには、汚職容疑で逃亡している中国人によって作られたコミュニティーが存在するといわれている。中には愛人を囲い、横領した公金で優雅な生活をしている者もいるようだ。しかし、今後アメリカ政府も、この逃亡中国人たちを中国政府との交渉に、外交カードとして積極的に利用する可能性が高いと思われる。次の逃亡先を考えるか自首するか、彼らに残された選択肢は少なくなってきている。 (取材・文=青山大樹)

道路陥没&地盤沈下が止まらないソウルで、相次ぐ手抜き復旧工事「ロッテワールドタワーは大丈夫か!?」

kanbotsu01.jpg
龍山区で通行人2人が地面に吸い込まれる瞬間。各国のメディアが報じた映像(YouTube「YTN」チャンネルより)
 ソウル市で道路陥没や地盤沈下が多発し、市民を震え上がらせている。2014年6~8月、ソウル市松坡区石村洞だけで計12カ所の道路が陥没。中には深さ11m、あるいは幅80mに達する巨大な陥没もあった。松坡区では同年11月、地盤沈下で中層マンション5棟が傾く騒ぎも。また今年2月には龍山区の歩道が突然陥没し、20代男女2人が地下3mに転落。病院へ運ばれた。3月には江南区の地盤沈下でバイクが転倒、また西大門区の陥没でタンクローリーが横転。4月2日にはまた江南区で6カ所の陥没が同時発生し、乗用車がはまり込む事故も起きた。
kanbotsu02.jpg
西大門区でタンクローリーが横転する瞬間。ドライブレコーダーの映像
 大都市での道路陥没や地盤沈下は、珍しい現象ではない。日本でも今年に入って東京、名古屋などで相次いでいる。しかし最近のソウル市は、その集中ぶりが明らかに異常だ。市内の道路陥没件数は過去5年で3,328件、年別では2010年の436件から13年には850件と倍増。そして市内に25ある区のうち、松坡区に25%が集中する。  道路陥没の主な原因は、上下水管の老朽化。上下水管から漏れた水が地中の土砂を押し流し、空洞を作るわけだ。これは各国の都市で起きており、東京でも90年代から老朽管の調査・交換を行っている。ソウル市は昨年秋から日本企業や東京都などの協力も得て、調査を実施。今年4月には、過去5年間の陥没は81.4%が老朽管によるものと発表した。18年までに築50年超の下水管932kmを交換する計画だったが、一連の騒動を受けて、調査・交換対象を2,720kmに拡大している。  だが市民の多くは、それで問題が解決するとは思っていないようだ。韓国の専門家は現地紙で「直接の原因は老朽管だが、根本的な問題は別」と指摘する。老朽管は全国にあるのに、陥没が一部地域に集中しているからだ。  最も頻発する松坡区では、地下鉄9号線の延伸とロッテワールドタワーの建設が進行中。周知の通りロッテワールドタワーは工事中の事故が続発、昨年秋のプレ開業後もトラブルまみれだ。敷地と接する人造池・石村湖では着工以来、原因不明の水位低下が続いている(記事参照)。  ソウル市は昨年8月、松坡区石村洞の陥没とロッテワールドタワーの工事は無関係と発表。原因は地下鉄延伸工事の施工不良と結論付けた。だが、これに懐疑的な市民は多い。地元政財界に対する、ロッテ財閥の影響力が極めて強いからだ。漏水や異常振動で閉鎖されたロッテワールドタワーの水族館と映画館は、5月12日から営業を再開。しかし地元市民団体は「応急処置だけで根本的な問題は未解決」と憤る。
kanbotsu03.jpg
石村湖の水位低下を伝える現地報道。ロッテ側は「工事とは無関係」と主張するが……(YouTube「MBC News」よりチャンネル
 さらに今月6日には、陥没の復旧工事でソウル市の手抜きが発覚。99カ所の陥没現場で、復旧後に陥没が再発したことが明らかになった。掘り出した水浸しの土砂を工事に再利用し、再び地盤を流出させた結果だ。加えてソウル市は13年から昨年にかけて問題の松坡区に老朽管の調査予算を計上せず、区も放置していたことが判明。お粗末かつ不可解な対応に、市民の不安は募るばかりだ。 (文=コリアラボ)

「俺を捕まえに来てくれ!」中国・美人すぎる“エキゾチック”特殊警察に、ネット民熱狂中

swat-1.jpg
北京五輪前に公開された「特警」の対テロ訓練の模様
 5月5日、中国の公安部刑事偵査局の「微博」(中国版Twitter)アカウントに掲載された一連の写真が、中国のネット民たち(特に男)の心を大きく揺さぶっている。  掲載されたのは、公安部の特殊警察、略して特警に所属する女性隊員たちの写真。暴動鎮圧やテロ対策が任務の彼女たちだが、さぞかし屈強な容姿の女性ばかりかと思いきや、これがまた美女ぞろいであったのだ。 「【特警警花】特警部隊といっても、みんなが無骨というわけではありません」 というタイトルで掲載された美女たちの写真は、制服姿と私服らしき姿が1枚になったもの。中国で美人女子大生のことを「校花(キャンパスの花)」と呼ぶように、美人警察官のことは「警花(警察の花)」と呼ぶようだ。
swat-2.jpg
一番人気の、広西チワン族自治区桂林市の部隊に所属する彼女。こんな美女に、ライフルの照準を定められてみたい……
swat-3.jpg
新疆の部隊に所属するエキゾチック美女。写真が左右反転になっているのは、顔の角度を合わせるため?
swat-4.jpg
こちらもエキゾチック系美女。以前から、中国の有名モデル・アンジェラベイビー似と評判に
swat-5.jpg
<遼寧省の部隊に所属する彼女は、台湾の有名女優に似ているとか
 制服の時の髪はまとめられているが、私服では長い髪をそのままにして写っているコも。中国は多民族国家だけあって、中央アジア系のエキゾチックな顔立ちの美女もいる。それぞれの写真の下には所属部隊も書かれており、広西チワン族自治区や新疆ウイグル自治区、湖北省武漢、遼寧省、貴州省などの文字が見える。  これを見たネット民たちは大騒ぎ。 「まだ嫁に行ってないのはいるのか?」という未婚者や、「こんな子がいたなんて知らなかった。辞めるんじゃなかった」という特警OBと思われる者による書き込み、さらには「犯罪を犯したくなった。彼女たちをよこして俺を捕まえてくれ!」という不穏な書き込みも見られた。   ただ、こうした美人隊員の写真をネットで公開した裏には、当局による狙いがあるようだ。  中国在住フリーライターの吉井透氏は話す。 「ウイグル過激派とISISの連携も指摘される中、当局は、特警の増強を進めている。しかし、問題は人員不足。中国では最近、一人っ子で甘やかされて育った若者が多くなり、農村も以前ほど貧困ではないので、軍隊や警察などのキツい仕事に就く若者が少なくなっている。そこで、新規入隊希望者を釣るためのエサとして、美人隊員の存在をアピールしているのでは。そもそも、彼女たちが実際に在籍している現役隊員なのかどうかも疑問です」  果たして下心を抱いて入隊した隊員たちに、国家の安全は担えるのだろうか……。 (文=佐久間賢三)

「Apple Watchが買えない!?」Appleが韓国をスルーするワケ

applekorea.jpg
Apple公式サイトより
 4月24日、Apple社製のスマートウォッチ「Apple Watch」が発売された。今後、ウェアラブル端末市場の主力商品になるだろうと予想されるスマートウォッチに、満を持してApple社が参戦したことになる。日本では販売予約開始直後から注文が殺到。現在、メディアやガジェット好きを中心にレビューが登場し、盛り上がりを見せているが、その光景をうらやましげに眺める人々がいる。それは、韓国のAppleユーザーたちだ。 「韓国にはApple直営店がありません。日本のAppleストアのように実際に触ってみられる場所も、当然ないんです。米国などでは売り切れが続出していますが、日本ではまだまだ在庫がある。そのため、中には日本まで買いに行くファンもいるのですが、中国の業者と間違われたり、言葉の問題で予約の仕方が分からなかったりと前途多難なようです」(韓国ITサイト記者)  去る3月9日、Apple社はサンフランシスコで開催されたイベントで、Apple Watchの第一次販売国を発表した。そこで挙がった国名はオーストラリア、カナダ、中国、フランス、イギリス、ドイツ、香港、日本、アメリカ。韓国はその対象とはならなかった。6月下旬には二次販売国での販売開始がウワサされているが、イタリア、スペインなどの名が取り沙汰されているだけ。またしても、韓国の名は「か」の字も出ていきていない。  ちなみに、韓国の一部メディアでは、Apple社が最近、ソウルおよびその近郊でApple Watchを担当するApple solution consultantという求人情報を出したことから、「販売開始は意外と近いのではないか」という前向きな予想が出てきているが、根拠に乏しくスケジュールは依然まったくもって不明のままである。  韓国では2012年に「iPhone 5」が発売された時も、二次販売国の対象から外された。当時、ウォールストリートジャーナルは「サムスンなど自国の製造業者に対する忠誠心が高いから」と分析していた。韓国では、サムスンをはじめとするIT企業が、国内市場の趨勢を掌握している。Apple社など外資系大手からすれば、扱いづらいし、真っ向から参入したとしてもそれほどメリットが大きくないと踏んでいるのかもしれない。実際、これまで参入したGoogleやYahoo!も勢力を拡大することができなかったし、流通大手Amazonも参入を常々ウワサされながら、いまだに確たる方針を発表できずにいる。  韓国経済全体から見れば、外資系企業にシェアを奪われておらず、国内企業が奮闘していると考えることもできる。ただ、ユーザーの立場からすれば、欲しいものを手に入れにくい “IT鎖国”状態に陥っているともいえよう。今年1月、ウォールストリートジャーナルは「韓国におけるiPhoneのスマホ市場占有率が15%から33%まで上昇した」とし、一方で「サムスンの占有率は60%から46%に下落」したと報じた。国内シェアの獲得合戦は、今後一層熾烈を極めていくことが予想される。もし韓国でApple社の製品が買いやすくなるとすれば、それは同時に国内企業の凋落を意味するだろう。Apple Watchが手に入りくい現在の状況を、喜ぶべきか悲しむべきか――。韓国のAppleユーザーにとっては、とても頭の痛い問題なのかもしれない。  (取材・文=河鐘基)

散髪よりイッパツ!? 気持ちイイ床屋と忍者屋敷の秘密「美人床屋」

前号・オフィステルから続く) 「どうでした、楽しめましたか?」  ピョ氏とチョ氏と3人で江南(カンナム)の海鮮居酒屋へ。濃厚なのにキレがいいCASSビールで乾杯し、刺身と海鮮鍋の夕食をとりながら、オフィステルでの一戦を話す記者に、ふたりともニヤケ顔で聞き入る。男同士のエロ談義の楽しさは、日本も韓国もまったく同じなのだ。その後、タクシーで向かったのが、長安洞(チョアンド)という町だった。  長安洞は、かつて“美人床屋の街”と呼ばれ、大通りにはそこいら中に床屋の目印であるネジりん棒がクルクル回り、髪も伸びてないのに床屋に吸い込まれていく男たちが大勢いた。そして、数十分後には髪ではなく、違うところをスッキリさせて出てくるのだった。
seoul0501.jpg
美人床屋華やかなりし頃の店内の光景。ちょんの間より女のコの年はいってるが、サービスは濃厚。
 ちなみに“美人床屋”とは、床屋とは名ばかりで、お姉さんが口や手で、あるいはもっとスゴイことをして気持ちよくしてくれる風俗店のひとつ。その目印が2本のサインポール(ネジりん棒)だった。  もちろん、韓国でも美人床屋は違法風俗店なので、昔から摘発の対象とされていた。そのため、店の造りはまるで忍者屋敷のよう。店の入り口には鉄扉があり、棚はカラクリ扉になっていて、その向こう側にヤリ部屋があったりと、日本ではまずお目にかかれないものだった。  記者もそんな変わった造りを含めて怪しい美人床屋が好きで、今回も予算と体力が残っていれば行くつもりだった。ところが……。
seoul0502.jpg
現在も他の街に美人床屋は少数残ってはいるが、本番はなく、イスに座った状態で口や手のサービスのみだという。
「チョアンドの床屋はもうありません。松本さんが前に行ったあの店もないです」  チョ氏が寂しそうにそう言った。  2年ほど前、美人床屋の聖地だったチョアンドに摘発が入り、その結果、大通りに面して乱立していた美人床屋は壊滅させられてしまっていたのだ。そして、今回の摘発は、店内の鉄扉もカラクリ扉も隠し部屋も、店の備品を含めて全て破壊する強硬な作戦だったという。  がっくりと肩を落とす記者。 「……でも待てよ、それじゃ、なんでココに来たの?」  記者の言葉に顔を見合わせ、ニヤケるチョ氏とピョ氏だった。  つづく……。
seoul0503.jpg
2本のネジりん棒が美人床屋の目印だったが、最近はその不文律もなくなった。ピョ氏によると、見分け方は「深夜なのに営業していたり、風俗街にあると……」らしい。写真は一発屋旅館街・会賢駅付近。
(写真、文=松本雷太)

中国“女性とプレイ”できるネットサービス登場で、非モテのゲームオタクがカモに!?「性的オプションも……」

chnet.jpg
とある「陪玩」サイトの女性紹介ページ。なかなかの美女ぞろいだ。
 新手の商売が次々に生まれては消えていく中国で、過去にないネットビジネスが誕生した。  4月22日付の「東亜経貿新聞」によると、女性がオンラインゲームの相手をしてくれる、「陪玩」(ペイワン、一緒に遊ぶの意)と呼ばれるサービスが流行。すでに複数の業者が参入しており、利用料は1時間約500~2,000円が相場だ。また、インターネットのカメラ機能を利用した性的なオプションサービスを持ち掛けてくる女性もいるという。    長春市の大学に通う劉君(仮名)は、授業以外の時間は、学内の寮でネットゲームをして過ごしているというゲームオタク。劉君の母親によると、彼は小さいころからおとなしい性格で、友達もあまり多くはなかったという。授業のない週末は実家に帰ってくるが、ずっと部屋に閉じこもってしまうのだ。  そんな劉君が、2万円程度だった小遣いを、さらに増額してほしいと要求したのは先日のことだった。母親は劉君に彼女ができたのかもしれないと思い、喜んで息子の要求に応えたという。  ある週末、実家に帰ってきた劉君の部屋から、インターネットの音声付カメラ機能を使い、若い女の子と楽しそうにおしゃべりをする劉君の声が聞こえてきた。そこで、母親は劉君に彼女ができたことを確信した。しかし、その確信がもろくも崩れ去るのに時間はかからなかった。  ある日、インターネットを介し女性と話す劉君の声が聞こえたため、こっそり部屋をのぞいてみたところ、彼はオンラインゲームで遊んでいた。そこで、誰とおしゃべりしていたのかと尋ねたところ、劉君は、相手は「陪玩」サービスの女性であること、さらに同サービスに小遣いのすべてをつぎ込んでいたことを打ち明けたという。  また、4月9日付の「参考消息網」によると、オンラインではなく、実際に自宅で女性と一緒にゲームを楽しめるサービスを提供する業者も出現している。この業者で働く女性は、「相手を気に入れば、性的関係を結んでしまうこともある」と告白している。    ネット上では「結局、売春かよ!」というツッコミも巻き起こっているが、日本ソープランド同様、自由恋愛ならOKかも?

“涙の女王”から“笑いの女王”へ――ドラマ不振続きのチェ・ジウが、バラエティ転向か

51fgcChp0kL.jpg
『冬のソナタ』最終章 奇跡が生まれた100日間の全記録 DVD-BOX<シンプルBOXシリーズ>(エスピーオー)
 韓流ブームの火つけ役となったドラマ『冬のソナタ』でブレークし、日本では“ジウ姫”の愛称で知られる女優チェ・ジウ。2006年にはTBSドラマ『輪舞曲』にも主演するほどだったが、韓国では04年に主演したドラマ『天国の階段』以来10年近く目立ったヒット作がなく、一部では「女優として限界を迎えたのではないか」という声も上がっていた。実際、13年には日本で大ヒットしたドラマ『家政婦のミタ』の韓国リメイク版『怪しい家政婦』で主人公ミタ役に扮するも、平均視聴率はたったの10.3%。14年にBIGBANG、2NE1ら人気アーティストたちが所属するYGエンターテインメントに移籍し、心機一転で挑んだドラマ『誘惑』も大コケ。『天国の階段』以来10年ぶりとなる俳優クォン・サンウとの共演という話題性があったにもかかわらず、平均視聴率は10.8%の惨敗を記録した。“涙の女王”が“視聴率に泣かされる女王”になりつつあった。  ジウ姫の視聴率大苦戦の原因として挙げられるのは、皮肉にも人気絶頂時のイメージが足を引っ張っている部分もある。日本やアジアでの成功によって、チェ・ジウには“涙の女王”“韓流ヒロイン”の代名詞が与えられたが、それがかえって“お姫様イメージ”を増幅させ、韓国の一般大衆からすると親しみにくく、距離感を感じてしまう人も多いのだ。それが昨今のドラマ視聴率にも表れている格好だが、そんなチェ・ジウにも最近、ようやく復活の兆しが見え始めた。それも得意の涙ではなく、笑いの世界で。バラエティ番組への出演によって、株が急上昇しているのだ。  チェ・ジウをバラエティの世界に引っ張り出したのは、韓国バラエティ界を代表する敏腕プロデューサーのナ・ヨンソク。『1泊2日』や『三食ごはん』、『花より』シリーズなどの人気バラエティ番組を多数手掛けてきた人物だ。彼に抜擢されて人気を博したイ・スンギ、イ・ソジン、ソン・ホジュン、チャ・スンウォンらは“ナPD軍団”と呼ばれ、韓国芸能界で圧倒的な存在感を発揮しているが、彼らに限らず、ナ・ヨンソク氏は一度一緒に仕事をしたタレントとは良い関係を築くことで有名なプロデューサーでもある。チェ・ジウとは、11年に彼が演出を担当していた『1泊2日・女優特集編』に出演して以来良好な関係だったそうだが、彼女が本業のドラマで苦戦していることもあって、ナPDの大ヒット番組『三食ごはん』へのゲスト出演をオファー。その申し入れを快く引き受けた彼女は、熟練したキムチ作りの腕を披露するなど、従来のお姫様イメージを打ち崩し、イメージアップに成功。その人間味あふれる言動や働きぶりが、視聴者はもちろん、ナPDからも合格点を得ることになった。  こうした勢いに乗って、最近は大人気バラエティ『花よりお爺さん』のギリシャ編のレギュラーに抜擢され、ついにチェ・ジウも“ナPD軍団”のメンバーになった。同番組でチェ・ジウは、平均年齢78歳の高齢俳優4人と9泊10日のギリシャ旅行へ。同じく俳優のイ・ソジンとともに、高齢俳優たちの荷物係やガイドの役割を果たすことはもちろん、まるで高齢俳優たちの愛娘のような愛嬌あふれる笑顔を振りまきながら、愉快なギリシャ珍道中を展開していく。そんな彼女の姿は連日話題になり、同作は6週連続でケーブルテレビの同時間帯視聴率1位を獲得。歴代『花より』シリーズの中でも最高視聴率記録という結果を生み出した。  メディアは「人間チェ・ジウの再発見」「ナ・ヨンソクPDの神の一手」などと彼女の存在感を絶賛。最近は再びCMのオファーも殺到しているという。それどころか、韓国テレビ業界で強力なパワーを持つナPD軍団の紅一点となった今、彼とタッグを組んでさらなる境地を切り開く可能性も十分出てきた。韓国のメディアは、早くもジウ姫の動向に関心を寄せているが、果たして――。 (文=李ハナ)

政権批判したら即告訴! 言論の自由度が低下する韓国は「民主主義水準40点」?

korea0508.jpg
 アジア人権委員会(AHRC)の委員長が4月末、「韓国の民主主義と人権水準は、100点満点中40点」と発言するなど、民主主義国家としての体裁を問われている韓国。それを証明するかのように、韓国の「言論の自由度」が低下している。最近、韓国国会立法調査処が発表した「韓国の言論の自由度、現況と示唆点」によると、韓国マスコミの自由度は、経済協力開発機構(OECD)諸国(34カ国)のうち、30位。韓国よりも評価が低い国は、ハンガリー、ギリシャ、メキシコ、トルコだけだったそうだ。  韓国の言論の自由については「国境なき記者団」などの海外団体からも指摘が多いが、韓国メディア関係者自身が自国の言論活動の自由度を自己採点した数字にも注目したい。韓国言論振興財団が集計したデータを見ると、言論活動の自由度は、5点満点中2.88点(2013年)で、「普通」を表す3.00点以下となっている。記者らマスコミ自身が自国の自由度を低く評価しているわけだ。  何よりも見逃せないのは、各指数の推移だろう。「国境なき記者団」が発表した自由度の推移を見ると、韓国は06年に180カ国中31位だったものの、そこから徐々に順位を下げて09年には過去最低の69位に。その後、再び42位まで上昇するも、13年から再び下降して15年は60位となっている。前出の韓国メディアによる自己採点も、07年に3.36点、09年に3.06点、そして2013年に2.88点と、どんどん数字が悪化していることがわかるだろう。  わずか10年で急激に順位が下がっているわけだが、李明博政権、そして朴槿恵政権に入ってから数字が悪くなっている。特に、朴槿恵大統領に対する“ヨイショ報道”は、目に余るものがあるとの指摘が絶えない。いくつか具体例を挙げよう。13年11月、イギリスを訪問した朴槿恵大統領に関する記事だ。 「朴槿恵大統領のイギリス国賓訪問の公式歓迎式が開かれた5日(現地時間)。 朝から雨を降らせていたロンドンの空は、歓迎式が始まるころから晴れ始めた。午後12時10分にイベントが始まると、どんより重く空の後ろに隠れた太陽が徐々に姿を現した。朴大統領を乗せた王室馬車がバッキンガム宮殿に入ると、太陽の光がさんさんと照らした」  まるで、朴大統領が登場すると空が晴れたかのように描写したヨイショ記事に対して、Twitter上では、「新聞なのか、エッセイなのか」「北朝鮮の偶像化と何が違うのかわからない」などの批判の声が上がった。  チマ・チョゴリを着用して外国の首脳陣と対面する朴大統領の“韓服外交”に対しても、露骨な肯定報道が。テレビのニュース番組などでは「朴大統領の韓服外交が韓国の存在感を示すものと期待される」などと報じていた。  韓国メディアが朴政権を持ち上げているのは、朴大統領、大統領府秘書官などの権力層がマスコミを相手に頻繁に訴訟を起こすからだ。産経新聞加藤達也前ソウル支局長の裁判は言うまでもなく、最近も「世界日報」「ハンギョレ」などのメディアが大統領府などから訴訟を起こされている。さらに、韓国政府が公営放送社の理事や社長の選任に介入して、内部を混乱させている現実もある。  大げさに言えば、朴大統領が率先して言論の自由を侵害しているようにも映る韓国。言論の自由は民主主義の根幹に関わるだけに、問題はかなり深刻だ。アジア人権委員会委員長の「40点」という採点は、至極まっとうなのかもしれない。

預金封鎖に出国停止処分も! 国内外でマナーが悪すぎる中国人観光客に、政府が強硬手段

chinamanner0508-1.jpg
中国国内でのマナー違反事例。(左上から時計回りに)立入禁止の芝生に侵入/マナー啓蒙看板の下で排尿する少女/庭園内の池で勝手に魚釣り/歴史的建造物の像の上にまたがる少年
 近年、世界各国に押し寄せている中国人観光客。日本だけでも春節期間中の“爆買い”の経済効果は1,000億円以上ともいわれ、日本経済にも大きな影響力を持つようになった。  一方で、中国人観光客のマナーに関して世界中の観光地が頭を抱えているのは周知の通り。日本ではホテルの備品の持ち帰りや、百貨店内での飲食、路上での唾吐きなどが話題になっているが、欧州でも教会など歴史的建造物への落書きが問題視されている。  こうした中国人観光客の横暴に悩まされているのは、諸外国だけではない。「網易新聞」(5月3日付)によると、湖南省の鳳凰古城にある400年前の明の時代に使用されていた大砲などの重要文化財が、自国の観光客によって破壊されているというのだ。  中国人観光客にとって、歴史的文化財もただのベンチ代わりの椅子に見えるようで、足を文化財に掛けて座る女性の姿も見受けられるという。また、世界遺産として名高い万里の長城は、多くの自国の観光客によって壁や石碑に名前が刻まれたり、壁の一部のレンガを記念に持ち去る姿なども目撃されているのだ。
chinamanner0508-2.jpg
万里の長城でボルダリング!? 壁面に強引に登ろうとする子どもたち
chinamanner0508-3.jpg
欧州の観光地。広場の噴水に足をつけて涼む中国人観光客
 上海市在住の日系旅行会社の現地スタッフは、“対抗策”をこう語る。 「基本的に『●●するな』と書いてなければ、『やっていい』という判断をしてしまうのが中国人。ですから今後、日本でもとにかく『してはいけないこと』を中国語表記でたくさん掲げておくべきです。また『違反者は罰金●●円』と明記しておくことも必要。罰金や違反金などの文言には、すごく敏感ですからね。彼らはお金を取られることが一番、嫌なんです。そうすれば、少しはマシになるのでは。こうした強硬手段を取らないと、誰も言うことを聞きませんよ」  日本でも4月、花見に来ていた中国人観光客が、桜の木の枝を折り持ち帰ろうとする姿がテレビで取り上げられた。最近では、中国人観光客の傍若無人な態度に怒りを表している国がもうひとつある。  「環球時報」(5月5日付)は、この半年間でタイでは中国人観光客に対する非難の声が殺到していると報じた。2014年12月、タイ航空の飛行機の中で中国人観光客が騒ぎ、機内を騒然とさせた事件に始まり、今年2月には中国人観光客のトイレの使い方があまりにひどいため、中国語の貼紙で注意を促す事態となったことを紹介。  また、タイの静寂な寺院で釣鐘を叩いたり蹴ったりする中国人観光客の姿が動画に流出し、タイでの中国人に対する評価は非常に悪い。タイ王国の観光客に関する資料を見ると、14年にタイを訪れた外国人観光客の数は約2,470万人に及ぶが、うち中国人観光客数は460万人、約2割を占めているという。14年2月、タイ国立チエンマイ大学では、タイ国民に向けて中国人観光客に対する意識調査のアンケートを行ったが、回答者の約80%が中国人観光客に不満を抱いていたことが判明している。  中国政府も、自国民が世界各国で引き起こす旅行トラブルを軽減するためか、国家旅遊局が「遊客不文明行為記録管理暫行法」を定めた。ざっくり言うと、観光客の国内外でのマナー違反事例を記録して厳しく対処するという法律だ。これにより、中国人観光客が旅行中に法律違反や公序良俗に関わる行為があると判断された場合、個人信用機関や銀行に通報して預金封鎖するほか、税関や入管にも通報されて移動の自由にも制限がかかる可能性があるとされている。しかしながらこの法律、具体的にどのように取り締まるのか示されておらず、本当に効果があるのか正直今のところ期待はできない。  いっそのこと、海外に出国するたびにテストと講習を受けさせて、その都度“許可制”にしたほうが早いのかもしれない。 (取材・文=青山大樹)

被害総額4,400万円! 自称「少女時代の専属スタイリスト」が業界慣例を悪用してボロ儲け

syoujojidai0508.jpg
『THE BEST (通常盤)』(EMI Records)
 昨年9月のジェシカ脱退以降、8人で活動を続けるK-POP界のスーパーガールズグループ少女時代。ユナが俳優イ・スンギと、スヨンが俳優チョン・ギョンホと、ティファニーが2PMのニックンと、テヨンがEXOのベクヒョンとの熱愛が発覚したことから、最近は韓国メディアから“熱愛時代”とも皮肉られている。さらに5月にはユリが阪神タイガースの抑えの切り札、オ・スンファンとの熱愛を認め、ますます“熱愛モード”まっしぐらだが、その人気は衰えることを知らない。日本では4月22日にはニューシングル「Catch Me If You Can」の日本語バージョンがリリースされ、26日にはさいたまスーパーアリーナで日本初のファンクラブイベントが開かれるなど、相変わらずの人気ぶりだ。  ところが最近、そんな少女時代の人気を利用して悪事を働いていた人物がいたことが明らかになった。ソウルの水西(スソ)警察署によると、かつて少女時代の専属スタイリストのアシスタントを務めていたA氏(26歳・女性)が、自分は少女時代の専属スタイリストであると名乗り、知人たちから高額の金を騙し取っていたというのだ。  その手口は手が込んでいる。A氏はまず、友人や知人たちに、自分が少女時代のスタイリストであることをアピール。名刺には大手芸能プロダクションのロゴが入り、自身のSNSには少女時代のメンバーたちと撮った記念写真などを多数アップし、「少女時代のメンバーたちが番組出演やライブで着た衣装、バッグ類、アクセサリー類などを定価よりも安い価格で購入してあげる」と持ち掛けたという。A氏が着目したのは、「協賛を受けた衣装を紛失した場合、定価の一部を賠償すればいい」という韓国のスタリスト業界の慣例。つまり、その業界慣例を悪用して、衣装を返却せずに紛失扱いにして、それを友人や知人たちに転売していたわけだ。しかも、昨年7月には、芸能人に衣装などを仲介する会社も設立。ここを拠点に協賛メーカーから衣装やアクセサリーを仕入れ、友人や知人に販売していたというのだ。しかも、衣類やアクセサリー類だけではなく、自分を介すれば自動車やアパートまで定価よりも安く購入できるとうそぶいていたらしく、その手法で2013年から最近までで12人の友人・知人たちを騙し、総額4億ウォン(約4,400万円)を騙し取ったというのだ。  騙された被害者たちの訴えでA氏は5月3日に立件されたが、警察によるとA氏と被害者側の主張が異なっているため調査が必要とのこと。一介のアシスタントにすぎない女性からその名を悪用されてしまうのだから、少女時代のメンバーたちからすれば寝耳に水だろう。  だが、少女時代の名が詐欺に悪用されるのは、実は今回が初めてではない。昨年6月にも、少女時代の名を使って詐欺行為を働いた50代男性が警察当局に拘束されている。この50代男性は13年5月に、知人3人に「少女時代がマレーシアでコンサートをする予定なので、投資をすれば収益の半分を渡す」と持ち掛け、計6億ウォン(約6,600万円)を騙し取った。当時は少女時代がマレーシアでコンサートする予定はなく、ウソだったことが判明。被害者が告訴し、この男性は詐欺容疑で立件されている。  その名を利用されるのは人気がある証拠ともいえるが、犯罪にまで悪用されてしまうのだから、少女時代にとっては迷惑極まりない話だろう。少女時代、受難の時代はまだまだ続く!?