フェミニズムかフェティシズムか……マニア垂涎!? 中国で「女性脇毛写真コンテスト」開催

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こちらが、シェアと「賛」で202票を得た第1位の写真。確かに美しい……?
 中国の微博(中国版Twitter)上で、5月26日から6月10日にかけて、奇妙な写真コンテストが行われた。その名も「女子脇毛写真コンテスト」。なんと、女性たちに自分の脇毛写真を投稿してもらおうというものである。そこでもっとも多くシェアされたり「賛(いいね!)」を得た写真の人には、賞品として1位にはコンドーム100個、2位には電動マッサージ機、3位には女性用立ち小便器が贈られることになっていた。  このコンテストを主催したのは、フェミニズム活動家として知られる蕭美麗さん。「女性の脇毛は気持ち悪いもの? みっともないもの? どうして女性は脇毛があることを恐れる必要があるの? 女性はもともと脇毛はあるもの。私たちは選択の自由を持つべき。この自然に生えてくるものを受け入れるかどうかは女性自分で決めよう」ということで、このコンテストを始めたのだという。
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 これには、ネット上でも賛否両論。 「私は自分の脇毛が大好き。自然の毛と自信と平等を支持するわ」 「私は自分のカラダの全部が好き。もちろん脇毛も含めて」 というコメントがある一方で、嫌悪感を表す女性も。 「なんて悪趣味なコンテスト。誰も『脇毛を剃れ』なんて言わないわ。脇毛はみっともないから剃るだけよ」 「脇毛を剃らないなんてマナー知らず。それは男も女も同じよ」  フェミニズム活動家が主催しているだけあって、エロさを競うのではなく、女性の権利意識の向上が主趣旨となっているようで、今年3月、バスや電車などの公共交通機関でのセクハラ撲滅運動を行ったために中国公安当局に1カ月以上にもわたって拘束された5人の女性人権活動家のうちの3人も、自分の脇毛写真を投稿して参加している。
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 そもそも中国では、以前は脇毛を剃る習慣はなかったという。 「中国でも10年くらい前までは、若い女の子が平気な顔してノースリーブから脇毛をはみ出していたりしました。しかも、男性の私より“フサフサ”だったので衝撃を受けたのを覚えています。最近の若い子には剃毛の習慣が浸透していますが、ジョリジョリだったり、剃り残しがあったりと、まだまだ雑です」(香港と中国で駐在経験がある商社マン) 結局、このコンテストには46名の女性が写真を投稿。外国のメディアでも「彼女たちが反抗しているのは、女性は脇毛を剃らなければならないのに、男性はその必要がないというダブルスタンダードに対してである」(CNN)、「女性の人権に対する戦い:脇の下という名のもとに」(ニューヨーク・タイムズ紙)などと取り上げられた。  ちなみに、このコンテストを開催する際に腋毛写真の例として挙げられた有名人の写真の中に、レディー・ガガやAV女優として一世を風靡した黒木香とともに、なんと山口百恵の脇毛写真も!? 実はこれ、なぜか中国のネット上で広く出回っている合成写真であった。結局、中国では何をやってもニセモノとは縁が切れないようである。 (取材・文=佐久間賢三)

「こんなモノいらない!?」“予算2,500億円”新国立競技場キテレツデザインの迷走っぷり

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「週刊新潮」6/18号 中吊広告より
今週の注目記事 第1位 「奇矯『女性建築家』の奇天烈『新国立競技場』にGOサインを出した『安藤忠雄』の罪」(「週刊新潮」6/18号) 第2位 「2カ月で37万円『ライザップ』の客とスタッフが危ない!」(「週刊新潮」6/18号) 第3位 「『漏れた年金125万件』責任者は腹を切れ!」(「週刊文春」6/18号) 第4位 「自転車事故で賠償金9500万円」(「週刊現代」6/27号) 第5位 「世界最大のヘッジファンド・マネジャーが顧客だけに配った『経済レポート』の中身」(「週刊現代」6/27号) 第6位 「アベノ円安で日本人はなんと! 700兆円も損していた」(「週刊ポスト」6/26号) 第7位 「残業代ゼロ法で300万人が過労死する」(「週刊朝日」6/26号) 第8位 「棺桶に片足を入れた『安保法制』は蘇生できるか?」(「週刊新潮」6/18号) 第9位 「『タマネギ健康法』にダマされるな!」(「週刊文春」6/18号) 第10位 「あの酒鬼薔薇聖斗はここで生きている」(「週刊現代」6/27号) 第11位 「柏木由紀“浴衣抱擁写真”ショック」(「週刊文春」6/18号) 番外 現代とポストのセックス記事の勝者はどっちだ!  今週はポストが不作だ。見るべき記事がほとんどない。後はそこそこだが、蒸し暑さを吹っ飛ばすほどのスクープは残念ながら見当たらない。  まずは、現代とポストのセックス記事から見てみよう。現代は「『性の大技』に挑戦! あわやの大惨事に」、ポストは女性のQOS(クオリティ・オブ・セックス)探究心がもたらしたSEXイノベーション最前線」  現代によれば、ラブホテルのブランコを使って彼女にフェラをしてもらっていた男が、揺らしすぎたのだろう、彼女の鼻にアソコが大激突して、大けがをしたそうだ。  ヤカンの取っ手を紐で結び、男性器に取り付けて持ち上げる「鍛錬」をやっていた男が、男性器がポキッと折れるイタ~い事故にあったという。  30代のあるカップルは、室内でのSMプレイに飽きたため、戸外に出て小さな滝のある場所で全裸にした彼女を紐で縛り上げ、滝壺が覗けるように吊り下げようと考えたが、吊していた枝が折れて、彼女は両手両足を拘束されたまま滝壺の中にドボン。  男のアソコを骨折する事故が意外に多いという。ばかばかしいが、つい読んでしまった。  ポストは「女性用バイアグラ」といわれている「フリバンセリン」という新薬が米食品医療薬品局で承認されて、米国で販売されることになったと報じている。  もともとこれは「抗うつ薬」として開発されたのだが、そちらへの有効性は示せなかった。しかし副作用で「性欲求の上昇」が確認されたため、そちらへ切り替えたそうだ。  副作用などがあるので、日本での販売は時間がかかるそうだ。  もうひとつは、女性のクリトリスに吸い付く、ドイツ生まれの女性用バイブレーターのお話。価格は1万9,800円だそうだ。こうしたアダルトグッズが次々に出てくると、ますますコミュニケーションが面倒な男や女が増えてきて、少子化に歯止めがかからなくなるのではないか。  グラビアは両誌ともに特筆するものはない。今週は現代、ポストに「企画疲れ」が見えるため、引き分けとする。  ところでAKB48の総選挙が終わり、指原莉乃(22)が2年ぶりに女王に返り咲いたそうだが、指原と首位を争ったのが柏木由紀(23)だった。  文春は以前、彼女がJリーガーやAV女優と合コンをしていたと報じたが、今週はジャニーズグループ「NEWS」の手越祐也(27)との親密写真を2枚グラビアページに掲載している。  1枚は苗場のスキー場で撮られたものだそうで、2人がスノーボードブランドに身を包んでポーズをとっている。文春は「背後には乱れたベッドが」と書いているが、私にはよくわからない。もう1枚は箱根の高級旅館だという。全室に露天風呂がついている部屋で、浴衣姿の2人。手越が柏木に腕を回している。どちらも「恋人同士」といわれれば、そう見えないこともない表情である。  もはやAKB48のスキャンダルは食傷気味だ。ところで以前文春が報じた、AKB48の事務所にいた人間が、彼女たちを隠し撮りしていた「事件」は、その後どうなったのだろう? 着替え姿やトイレの盗撮写真もあったという、超ド級のスキャンダルだった。ぜひ、あの事件のその後を報じてほしいと思うのだが。  さて、97年の2月から5月にかけて世を震撼させた酒鬼薔薇聖斗事件を覚えておいでだろうか。当時14歳だった少年Aが、山下彩花さん(当時10歳)と土師(はせ)淳君(当時11歳)をむごく殺害した神戸連続児童殺傷事件だ。  あの事件から18年という月日がたち、長い沈黙を破っていたAが太田出版から『絶歌』を6月11日に発表して大きな波紋を広げている。出版元である太田出版で編集を担当した落合美砂氏によれば、出版の話は元少年のほうから持ち込まれたという。こんなことが書かれている。 「僕は知らず知らずのうちに、死を間近に感じないと性的に興奮できない身体になっていた」 「次から次に近所の野良猫を捕まえては様々な方法で殺害していったが、中学に上がる頃には猫殺しに飽き、次第に、『自分と同じ“人間”を壊してみたい。その時にどんな感触がするのかこの手で確かめたい』という思いに囚われ、寝ても覚めても、もうそのことしか考えられなくなった」  巻末には「被害者の家族の皆様へ」と題された、謝罪と反省の言葉が収められている。 「自分の過去と対峙し、切り結び、それを書くことが、僕に残された唯一の自己救済であり、たったひとつの『生きる道』でした。 僕にはこの本を書く以外に、もう自分の生を掴み取る手段がありませんでした。本を書けば、皆様をさらに傷つけ苦しめることになってしまう。それをわかっていながら、どうしても、どうしても書かずにはいられませんでした。あまりにも身勝手すぎると思います。本当に申し訳ありません」  A自らが書き、タイトルも付けたという。読んでいないので内容はわからないが、現代に載ったところを読んだだけでも、身勝手で今に至っても被害者のことを真剣に考えていないのではないかと思わざるを得ない。  被害者の親たちが憤り本の回収を求める気持ちはよくわかる。  また、この手の本を出して話題づくりをしようという出版社の「心根」も、私は好きではない。だが、こうした人間の身勝手な言い分があることを、世に知らせることを否定はしない。  したがって、啓文堂書店を運営する京王書籍販売(東京・多摩市)などが、遺族の心情を考慮してこの本を取り扱わないとしたのは理解できない。書店は、裁判所が発売禁止にしたり、出版社が回収するといった書籍以外は置くべきであること、言うまでもない。読みたい読者がいる限り、書店が勝手に判断して読者の手に渡らないようにすることは、絶対やってはいけないのだ。  そういうことを私に言ったのは、酒鬼薔薇聖斗の顔写真を載せた「FOCUS」(新潮社)が批判され、多くの書店が「FOCUS」を置かなかったとき、書店は読者のニーズに応えるためにあると「FOCUS」を置き続けたジュンク堂書店の社長だった。  今回はその丸善ジュンク堂書店でも、この本は取り扱っていないそうだ。丸善と一緒になり、大日本印刷の傘下に入ったことで、ポリシーが変わってしまったのだろうか? 多様な言論が民主主義を担保する。多様な言論を踏みにじるこうしたやり方に対して、新聞やテレビは物言わなくてはいけないのに、どこからもそうした意見が出てこないのは、どうしたことなのか。  世は健康ブームを越えて積極的健康主義とでもいえるようなヒステリック状態にあるように、私には見える。  少し前に「デブは出世できない」という風潮があった。自分の体重さえも管理できないヤツに仕事ができるわけはない、というような理由からだったと思うが、今は多少太っているほうが長生きするといわれるそうである。  古くはサルノコシカケ、紅茶キノコなどがはやったが、あっという間に消えた。今週も文春が、健康雑誌で特集を組んでいる「酢タマネギ健康法」ブームへクレームをつけている。  これを提唱しているのは、埼玉県にある南越谷健身会クリニックの周東寛院長という人物。酢タマネギがいいのは、それに含まれている硫化アリルとケルセチン、それに酢に含まれる酢酸が、血圧から血糖値改善、ダイエットから白内障、認知症にまで効果があるというのである。  それに対して専門の医者たちは、ケルセチンには糖や脂質を減らす効果はあるが、タマネギに含まれているのはごくごく微量で、ケルセチンが身体にいいからといって、タマネギを摂るといいに違いないと言うのはエビデンス(科学的根拠)がないと批判している。それに対して周氏が反論しているが、文春の求めに応じて出してきたデータはたった1例だけだった。  私もタマネギは好きだし、スライスしてオカカをかけたり、ぶつ切りにしてカラシ代わりに納豆に入れて毎日のように食べている。身体にいい野菜だとは思うが、タマネギ健康法の雑誌や本まで買って読もうとは思わないし、「酢タマネギで病気が治る」とタイトルを打つ出版社の良心を疑う。  国会でつまらぬヤジを飛ばして謝罪するなど、居丈高な態度が目につく安倍首相だが、彼がなんとしてでも成立させるとしている安保法制の核になる「集団的自衛権の行使」が、ここへ来て保守派の憲法学者からも「違憲」だとされ、新潮によれば「棺桶に片足を入れた」状態になってしまったようだ。  憲法審査会に呼ばれた3人のうち、自民党推薦の長谷部恭男早稲田大学大学院教授までが「集団的自衛権の行使は違憲」と発言したのに、よせばいいのに菅官房長官が会見で、「違憲じゃないという著名な憲法学者もいっぱいいる」と発言してしまった。  翌日、朝日新聞の記者が「憲法学者とは具体的に誰のことか」と質問されて、菅は「有識者(安保法制懇)にも憲法学者がいた」と答えたが、記者から「安保法制懇に憲法学者は1人。いっぱいではないのでは?」とたたみかけられ、しどろもどろになってしまったと新潮が報じている。  『報道ステーション』(テレビ朝日系)では憲法判例百選の執筆者198人にアンケート調査を行い、151人から返信をしてもらった。  6月15日にその結果を発表したが、集団的自衛権行使は違憲だと答えたのが132人、違憲の疑いがあるは12人、違憲ではないと答えた憲法学者はわずかに4人だった。本来ならこうしたものはNHKがやるべきものだが、安倍首相の傀儡会長の下ではできないのだろう。  小林節慶應義塾大学名誉教授は日本記者クラブで会見し、こう発言している。 「(集団的自衛権が)違憲というのはもちろんですが、恐ろしいのは、憲法違反がまかり通ると、要するに憲法に従って政治を行うというルールが無くなって、北朝鮮みたいな国になってしまう。金家と安倍家がいっしょになっちゃうんです。これは絶対に阻止しなければならない」  週刊朝日の連載で田原総一朗氏は、安倍首相の安保政策は2012年に日本に影響力を持つアーミテージとジョセフ・ナイが発表した「第3次レポート」の丸写しだったと書いている。  違憲だと自分でもわかっているのに、関係のない「砂川判決」まで持ち出して強行採決しようとしている安倍首相は、アメリカの何かに怯えているのだ。  なんとしてでも8月頭までには成立させたい安倍首相だが、専門家からはダメを出され、支持率もだんだん下落しているなかで強行採決などしたら、それこそ日米安保条約で辞任した岸信介の二の舞いになる。  否、岸は憲法を改正したかったのだろうが、まずは日米の同盟関係を見直す安保条約をやってからという「常識」は持っていた。その孫である安倍は、違憲状態を作り上げてから憲法改正に持っていくという、本末転倒どころか「憲法違反」を白昼堂々と行おうとしているのだ。  国民がやるべきは、まず安倍の支持率を徹底的に低下させ、怯えた安倍に集団的自衛権行使を諦めさせることだ。そしてその次には、選挙で自民党を与党の座から引きずり下ろす。まずは、安倍首相の支持率を下げる国民運動を身近なところから始めようではないか。  週刊朝日が、政府は来年4月施行を目指して、残業代をゼロにする法律「改正労働基準法」を今国会で通そうとしていると報じている。  この法律の狙いは主に2つ。1つは専門職に就き、高収入を得ている人を労働基準法の時間規制から外す「特定高度専門業務・成果型労働制(高度プロフェッショナル制度)、いわゆる「ホワイトカラー・エグゼンプション(WE)制度」。もう一つは「裁量労働制の対象拡大」である。WEは、為替ディーラーや研究開発職など、高度な専門知識で業務に従事する年収1,075万円以上の人が対象。本人が同意し、労使で構成する委員会で合意した上で導入される。  だが今後、年収要件が引き下げられることになるだろうと見られている。それに「むしろ“定額働かせ放題”になる危険性がある」というのは東京管理職ユニオンの鈴木剛執行委員長だ。 「日本は先進国のなかでも労働時間が断トツに長い。管理職になると仕事量が増えて残業がなくならないのが現状です。責任感の強い人ほど、成果が上がるまで必死に働こうとするので、歯止めがかからなくなる」(鈴木氏)  朝日によれば、国際労働機関(ILO)などのデータによると、週49時間以上働いてる人は、アメリカ16.4%、フランス10.8%、これに対して日本は21.7%と、世界から見ても働きすぎだという。  こうした不当な労働が強いられても、労働者が意識を持たなければ泣き寝入りするしかない。社内の労働組合のほとんどが御用組合なのだから。  正規雇用でも例外ではないと、NPO法人労働相談センターの須田光照副理事長が話している。同センターには昨年、8,268件もの相談が寄せられたが、相談者の64.2%は正社員だったという。残業代ゼロが施行されても不当な扱いに対して戦うことができる。そのためにも、日ごろから勤務時間を記録するなど対策を立てることが大事だという。  そういうときのための相談先を書いておこう。全国の総合労働相談センター(厚労省HP)、連合、NPO法人労働相談センター、東京管理職ユニオン。安倍は企業の経営者のために、労働者の命まで安売りしようとしていると言わざるを得ない。  ポストはアベノミクスによる円安で、日本は700兆円も損をしているとレポートしている。  安倍首相は6月8日の記者会見で「円安は輸出企業や海外展開をしている事業者にはプラスだ」と語った。  アベノミクスで日経平均株価は2倍以上になり、株や現預金等の国民の個人金融資産は見かけ上、安倍政権発足時(12年末)の約1552兆円から約1694兆円(14年末)へと2年間で142兆円も増加した。大メディアは「過去最高を更新」(日経新聞15年3月18日)とヨイショしている。だが、それはあくまでも「円」で見た数字だとポストは批判する。 「自民党政権復活を見越してドル円レートがはっきり上がり始めたのは12年11月16日の衆院解散時からだ。その日のレートで、データがある一番近い12年末の個人金融資産をドル換算すると約19兆1000億ドルあったが、現在は13兆5500億ドルと約5500億ドル(約700兆円)も目減りしているのである。そのカネがあれば何が買えたかを考えると、失ったものの大きさがわかる。時価総額世界首位の米国アップル社(7505億ドル。5月末株価)をはじめ、マイクロソフト(3790億ドル)、グーグル(3720億ドル)や石油メジャーのエクソン・モービル(3560億ドル)など世界トップ10の企業の全株式を買い占めても3兆7380億ドルでまだお釣りが来る」(ポスト)  だがポストの言うように、これらの大企業がすんなり株買収に応じるのか? そう簡単なことではないと思う。  それはともかく、ポストはこう結んでいる。 「円高時代、日本人は気軽に海外旅行へと出かけたが、いまや旅行費用が高すぎて渡航客が減り、企業の海外出張も、学生の海外留学も減った。代わりに中国人が『日本は安いよ』と訪れ、日本人は宝石も貴金属も売り払って外国人観光客の落とす外貨に群がっている。アベノ円安でいつの間にか日本は中国人から見下される『経済三流国』になっていたのである。これが安倍氏の目指す『美しい国』の姿なのか」  アベノミクスが失敗に向かっていることは間違いない。その上、アメリカのヘッジファンドも、日本だけでなく世界的な株暴落に警告を発していると、現代が報じている。  世界最大のヘッジファンド「ブリッジウォーター」は75年の創業以来、右肩上がりで成長を続け、現在の運用規模はヘッジファンドとして世界一の1650億ドル(約20兆円)だという。  その金融界最高の知性のトップ、レイ・ダリオ氏が新しく迫りつつある危機を警告している文書「日々の洞察」を発表して話題になっているというのである。 「その内容とは、近いうちに予定されているアメリカの利上げが実施されると、『1937年の悪夢』が再来するというものだ。一部を引用しよう。『私たちは歴史は何度もくり返すと考えている。時代や国境に関係なく、論理的な因果関係に基づいてくり返すのだ。 また、世界経済は長期的な債務のサイクルをくり返すものであり、そのことはまだ十分に理解されていない。そしてもう一つーー中央銀行の金融刺激策は限界を迎えているようだ。(中略)私たちはエクスポージャー(リスクの高い資産をもつこと)に対して慎重になっている。なぜかというと、現在の状況が37年の状況によく似ているからだ』」  それは、1929年と2007年はバブルの絶頂で、債務残高がピークに達した。31年と08年には、不況により金利がゼロまで下げられた。33~36年と09~14年は株式市場もリスク資産も上昇を続けた。37年には中央銀行が引き締めに踏み切り、悪循環に陥った。そしておそらく15年も同じことがくり返される。  08年から始まったアメリカの量的金融緩和は、3度にわたる大規模なものだった。日本も黒田氏が日銀の総裁に就任して以来、大規模な緩和を行っている。こんな中でジャネット・イエレンFRB議長は、この6月か9月には、いよいよ利上げに踏み切るのではないかというコンセンサスが生まれつつある。  RPテック代表の倉都康行氏は「FRBが利上げを強行すれば、アメリカ株は2割近い急落が起きても不思議ではない」と懸念している。  安倍首相は経済政策でも行き詰まり、憲法改正を急いだために、聞かれなければ黙っていたかもしれない憲法学者から「違憲」だと言われてしまったのだ。キジも鳴かずば撃たれまいに。  今週、一番身につまされたのは、現代の「自転車事故で賠償金9500万円」の記事だ。  現代によれば、08年、自転車に乗った男子高校生が歩道から車道を斜めに横切って、24歳の会社員男性と衝突。男性に言語障害が残るケガを負わせたとして9,300万円の賠償命令が下された。  10年には、スポーツタイプの自転車に乗った会社員の男性(42歳)が、信号無視をして横断歩道に侵入し、横断中の女性(75歳)と激突。女性は意識不明のまま事故の5日後に死亡する事件が起こり、賠償金4,700万円の判決が出ている。  その事件で被害者側の代理人を務めた正田光孝弁護士がこう語る。 「自転車は身近な乗り物であるため、深く考えずに乗っている人が多いですが、法律上、自転車はれっきとした『車両』です。免許のいらないクルマなんです。よって事故起こしたときの損害賠償は自動車事故の場合とまったく変わりません」  こんなケースもある。小学5年生(11歳)の男の子が乗る自転車が、ブレーキもかけずに突っ込み、追突された69歳の女性は約2から3メートルもはね飛ばされ、頭を強打。一命は取りとめたものの脳に重い障害が残った。  事故の悲惨さをもっと知ってほしいという意味を込めて、その夫が加害者である男児の母親を相手取り、損害賠償請求を起こした。そして13年、大阪高裁は「子どもの監督義務を怠った」として、母親に対して9,500万円の賠償命令を下した。  結局、母親は自己破産して1円も賠償金をもらうことができなかったというが、被害者の夫はこう語る。 「その危険性を国民全員が認識して、自転車保険には、あらゆる人が入るべきだと思います。事故を起こしてからでは遅いのですから」  日本自転車普及協会理事の渋谷良二氏が話す。 「今回の法改正により、危険運転に定められている14項目を、3年以内に2回違反をした者は『安全講習』を受けなくてはならなくなりました。  違反した者は受講手数料5700円を払い、受講命令を無視する5万円以下の罰金を払わされます。  いままでは違反運転をしても、よほどの場合でない限り注意で済みましたが、これからはキップを切って講習を受けさせるということです。(中略)  一方通行を逆走するのも違反です。一時停止を怠ったり、停止線を超えて止まるのも禁止。イヤホンをつけての運転や、携帯電話を見ながらの運転も摘発対象になりうる。  もちろん飲酒運転は自転車の場合も論外。もし飲酒運転で事故起こせば、懲役や罰金などの刑事罰を受けます」  自転車に乗るのが怖くなってきた。  文春によれば6月4日の自民党の厚生労働部会で、ベテラン議員のこんな怒声が響き渡ったという。 「政権が吹っ飛びかねない問題だぞ」  公的年金の給付などを行う特殊法人・日本年金機構がウイルスメールによる不正アクセスを受け、基礎年金番号や氏名など125万件の個人情報が流出した事件のことである。  安倍首相の頭には、第一次安倍政権で納付者を特定できない国民年金や厚生年金が5,000万件以上あることが発覚して、社会保険庁が解体され、世論の猛反発を受けて退陣に追い込まれたあの「悪夢」が甦ったに違いない。  当時の官房長官は「お友達」の塩崎恭久氏で、彼は政権を崩壊させた「A級戦犯」といわれたが、今回の流出事件の担当もやはり塩崎厚労相だった。歴史は繰り返すのである。  文春によれば、5月8日に福岡・博多にある日本年金機構九州ブロック本部の職員が「厚生年金基金制度の見直しについて(試案)に関する意見」と題されたメールを受信し、開封したことから始まったというが、この組織のセキュリティの甘さと対応の遅さには腹が立つより呆れてしまう。  後で触れるが、年金だけでなくすべての情報を一括管理しようと国が企む「マイナンバー」だったらと思うと、ゾッとする。  この機構の責任者・水島藤一郎理事長の引責辞任は当然だが、この情報が悪用されて被害が発生しても「補償しない」と塩崎が言い放ったのには驚いた。すぐに審議官が補償する意向を表明したが、こんな輩は即刻クビにすべきである。  年金機構には問い合わせが殺到しているそうだが、その対応には知識もないアルバイトが集められ、なんの根拠もないのに「悪用される心配はございません」と、たどたどしく答えているそうだ。  漏洩した件数は、125万件以上あるのではないかともいわれている。  今回漏れた「基礎年金番号」「住所」「氏名」「生年月日」だけでも、犯罪に利用するプリペイド式のレンタル携帯を借りることができるなど「十分悪用ができる」と詐欺事件の前科を持つ某氏が話している。  また、みんなが自分の情報が漏れているのではないかと心配しているだけに、ジャーナリストの多田文明氏の言うように「詐欺に遭う可能性が高まる」ことは間違いないだろう。  国民のあらゆる情報を一元管理するマイナンバー制度は13年に成立しており、来年1月から税、社会保障、災害対策の3分野で実施されることになっているが、国のセキュリティの甘さが露呈したいま、即刻中止すべきだ。  このような制度を実施しているアメリカなどでは、なりすましによる税の不正還付や社会保障番号の売買などの実害が出ているのだから。  白鵬大学の石村耕治法学研究科長の言うように「制度の構想を始めた20年前ならまだしも、今ではマイナンバー制度は時代錯誤」だから、白紙に戻して考えるべきである。  ダイエットブームである。次から次へと怪しげなのが出てくる。少し前にはやったのに「ビリーズブートキャンプ」というのがあった。だが、あれほどハードなダンスや運動をすれば誰だって痩せたりムキムキマンになるのは当たり前だと思うのだが、熱に浮かされている人たちはそれに気がつかなかったようだ。  新潮は、テレビCMを1カ月に558本も打っている「ライザップ」というトレーニングジムを取り上げ、このままでは「客とスタッフが危ない!」と特集を組んでいる。  私も目にしたことはある。「2カ月で、このカラダ」。そうならなければ「全額返金保証」などとうたい、赤井英和や香取慎吾が広告塔になっている。「ライザップ」のCMがいかに多いかは、「アメリカンファミリー生命保険(アフラック)」が同期間で半分の279本だったことでわかる。  ここを立ち上げたのは、健康食品の通販を手がける「健康コーポレーション」という会社で、社長は37歳の瀬戸健という人物。14年3月期の売上高は約239億円。それに対して広告宣伝費は約49億円、約20%にもなる。  新潮によれば「ライザップ」の特徴は、ジムでのトレーニングと炭水化物の摂取を徹底的に排する低糖質食事法にあるという。入会金は5万円で、トレーニングを週2回、2カ月で計16回行う最もポピュラーなコースでさえ、29万8,000円だそうだ。  だが、マンツーマンで指導されるというから、トレーナーたちがプロフェッショナルなら、このくらいは仕方ないのかもしれない。  現役店舗責任者は「現在、全体でトレーナーは800人ほどいますが、その内8割から9割はパートタイマーです。時給は基本的に900円となっていて、ゲスト(客)のトレーニング中は1400円にアップします」と語り、元トレーナーは「ライザップは短い研修で大勢の未経験者をトレーナーにしてしまっており、危険です。(中略)研修を担当している人が、“こんな短期間じゃ使える人材は育たない”とボヤいていましたよ」と話している。  それに労働時間が長く「中には(残業時間が=筆者注)100時間を超えている人さえいますよ」(現役店舗責任者)というから「まさにブラック企業」(同)のようだ。  食事制限については、調味料の糖質まで抜けという厳しいものだそうで、しかも短期間で激しい筋トレを行うから、「これはもはやボクシングの減量の世界で、『あしたのジョー』の力石徹を生み出しているようなもの」(秋津壽男秋津医院院長)。それに、トレーニングが終わってからも同じ食生活を維持できなければリバウンドしてしまうそうである。  そのためかどうか、血圧が高くて降圧剤を飲んでいた客がトレーニング中に失神したり、ヘルニアになってしまった客がいたり、「去年の夏、品川店では、客がトレーニング中に脳卒中になるという“重大な事故”が起こりました」(元トレーナー)  客がトレーナーの対応に怒って入会金を返せと言うと、「会則で(返金は)会社が承認した場合」と書かれていることを持ち出して渋るそうだ。  瀬戸社長は新潮のインタビューに答えてはいるが、私が一番聞きたいトレーナーたちの研修時間の短さや技量アップ問題をどう考えるのかについては質問していないため、私には不満足なものであった。ここがインチキジムだとは言わない。これだけの食事制限とハードトレーニングをすれば、それなりの結果が出て当然であろう。それならボクシングジムへでも通ったほうが費用も安くて、達成感もあるのではないか。しょせん、カネで買った肉体は相当強固な意志がなければ維持できないはずだ。  そんな無理をせず、おいしいものを食べて、新宿御苑や神宮外苑でも散歩していたほうが人生は楽しい。少しくらい太っているほうが男も女も見場がいいと思うのだがね。  さて、東京五輪の目玉である新国立競技場建設に赤信号が点り始め、IOCも危惧を表明する事態になっている。すでに建築家の槇文彦氏が会見を開いて計画の見直しを唱え、波紋は大きく広がってきている。  新潮は「昆虫のように伸びたスロープがJR線の上をまたいでおり、また高さも制限をオーバーするなど、公募条件から大きく逸脱していた」(新国立コンペの審査員の一人)、ザハ女史のデザインを、委員長権限で採用した安藤忠雄氏にも「罪」があると批判している。これが今週の第1位。  何しろ、この奇天烈なものをデザイン通りに建設すると予算は2,500億円を越え、工期も間に合わないと言われているのだ。  五輪の1年前にラグビーW杯が行われるが、その会場として使うためには、デザインを縮小して屋根つきでないものにしないと間に合わないそうである。  このザハ女史はSF映画のような現実離れしたデザインが多く、「『建てた建物より実現しなかったプロジェクトの方が有名』『アンビルト(建築されない)の女王』などと言われていました」(建築ジャーナリスト)  その上、今回のコンペでも神宮外苑を下見するでもなく、よって環境との調和などを考慮した形跡は微塵もないそうだ。  五輪のメイン会場の建設費はアテネが約300億円、北京でも約650億円、ロンドンは約700億円というから、新国立の建設費がいかにバカ高いかがわかる。  当然、なぜこのようなデザインを選んだのか、東京都民だけではなく国民に対しての説明責任が安藤氏にはあるはずだ。だが、新潮の取材にこう答えている。 「問題点を並べ立てると、『いいから、来んといてくれや。はい、さいなら……。ええ加減にせえや! もう帰れよ!』」  これを読む限り、世界的な建築家であり、日本を代表する知性をお持ちの方とはとても思えない。昔、日本テレビで大橋巨泉氏が『こんなモノいらない!?』という番組をやっていたが、そう言いたくなる、新国立競技場をめぐる迷走ぶりである。 (文=元木昌彦) 週刊誌スクープ大賞

被害児童の母親にも批判集中 中国で多発する「子ども用エアートランポリン」事故

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広西チワン自治区で発生した死亡事故の様子。風に煽られたエラートランポリンが宙に浮いているのがわかる。トランポリン上の女児に、母親と思われる女性が手を伸ばすが、この直後、トランポリンは地上十数メートルの高さまで舞い上がってしまう
 日本でも小さい子どもに人気のエアートランポリンだが、中国ではこの遊具による重大事故が多発している。  ポータルサイト「捜狐」によると、6月4日夜、広西チワン自治区の西部に位置する田陽県の大型スーパーに設置されたエアートランポリンが強風に煽られて飛ばされた。地上から十数メートル浮くかたちとなったトランポリンから、遊んでいた3歳の女児が地面に落下。全身を強く打って死亡した。  この一件に関し、ネット上ではこのトランポリンの運営者をはじめ、監督責任のある地元当局にも批判が高まっている。さらに不思議なことに、目の前で娘を失い、悲しみにくれる母親にもバッシングが相次いでいる。  というのも中国では、ここ数年類似の事故が多発しており、「エアートランポリンは危険」という認識が広がっているのだ。  昨年10月には、浙江省温州市でもエアートランポリンが強風で跳ね上がり、遊んでいた2人の子どものうち、6歳の少女が落下時の衝撃で20針を縫うケガを負っている。  また同年6月、河北省東南部に位置する泊頭市の広場でも同様の事故が発生。数人の子どもが落下し、2人が重傷、1人は一時瀕死の状態に陥った。  さらに2013年6月には、西安の新興住宅街に設置された高さ3メートル、横幅4メートルにもなる巨大なエアートランポリンが強風で10メートルほど舞い上がり、20メートル離れた道路に落下した。遊んでいた4人の児童が負傷し、うち1人はその後死亡している。  中国事情に詳しい、フリーライターの高田信人氏は、エアートランポリン事故続発の要因についてこう話す。 「ビニールに空気を入れるだけで集客できるエアートランポリンは、利ざやが大きく、テキヤのような流しの業者が多いんです。しかし、安全面への配慮は皆無。高層ビルの谷間風が吹く商業施設の前庭のようなところで営業していることが多く、トランポリン自体が老朽化していたり、そもそも粗悪品だったりして、ロープを固定する部分が突風ではずれてしまうことが、多くの事故に共通する原因です」  ずさんな安全管理が当たり前の中国では、すべては消費者側の自己責任ということなのか……。 (文=牧野源)

ハメ撮り動画流出!? 中国福建省で、美人茶芸師が地方官僚に「スパイ映画顔負け」ハニートラップ!

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ハニートラップに引っかかり、懲役13年に処された上、ハメ撮り動画流出で恥部を晒した慶市北碚区党委書記。
 茶芸(中国式茶道)の故郷であり、高級茶葉の産地としても知られる福建省で、当地ならではの事件が発生した。  香港紙「東方日報」によると、地元党幹部、合わせて20人あまりが、茶芸師の女にハニートラップを仕掛けられ、まんまとハメられたのだ。ちなみに茶芸師とはお茶のソムリエであり、茶道でいえば亭主の役割を担う存在だ。  福建省にある茶芸館に在籍していた女茶芸師は、雇い主である商人の命のもと、茶芸の接待で知り合った地方官僚らを誘惑。ホテルで性交渉に及ぶ傍ら、その一部始終を自ら盗撮していたという。その映像を元に官僚らを恐喝。一人当たり20~500元(約400~1,000万円)を要求していたという。  中国版Twitter「微博」ではこの事件に対し、「まるでスパイ映画」「盗撮動画の流出はまだか!?」などといった反響が出ている。  恐喝された金額については、一回の情交の代償としては高すぎるように思えるが、習近平による反腐敗キャンペーンが不貞行為もターゲットとする中、規律検査委員会に処分されることを恐れた党員官僚は泣き寝入りするしかなかったという。ただ一人、独身の官僚だけが恐喝に応じず、警察へ通報したため、事件が公になった。その後の調査が進むうち、官僚の中には所長以上の幹部や、各省全人代直属である副庁クラスの幹部も含まれていることが発覚した。  同省福州市の規律検査委員会は、その中で最も高い地位にあった、同省連江県中国人民政治協商会議主席、同市市場監督管理局規律検査組組長、同省長楽市副市長の3人を、「重大な規律違反」で除籍処分とした。  反腐敗キャンペーンが開始されて以降、同様の手口で官僚が脅迫されるケースが頻発している。例えば2013年には、重慶市北碚区党委書記が、ある投資顧問会社が派遣した18歳の女性によるハニートラップにまんまとひっかかり、女性によって盗撮された、挿入から13秒で果てる自らの姿を世界にさらすこととなった。この顧問会社は、ほかにも計6人を罠にはめ、映像を撮影していたという。  まさに、股間も縮こまる時代といえよう。 (文=牧野源)

アントニオ猪木、デヴィ夫人も御用達 火災報道の平壌・高麗ホテルはこんなに危なかった!

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高麗ホテルの宿泊案内
 ロイター通信は6月12日、北朝鮮・平壌の高麗ホテルで11日夜に火災があったと報道した。宿泊客のほとんどが外国人で、アントニオ猪木参院議員(72)やデヴィ夫人(75)も定宿にしている最高級ホテルの火災は「当日夜の大雨で鎮火した」という消息筋の話もあるが、けが人や死者を含めてどれだけの被害が出たかはいまだに不明だ。筆者は、そんな謎のベールに包まれたホテルの案内書と利用者の証言を入手した。どこでも喫煙OKで建物が非常に複雑な構造であるなど、かなり危なっかしい実態が明らかになった。
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国賓も泊まるスイートルーム
 入手したのは、宿泊者向けの案内書。それによると、1985年に建設されて高さは140メートル、45階建てのツインタワー。延べ床面積は8万4,000平方メートルで客室は500室、収容人員は1,000人を超えるという。部屋は国賓級の招待客が泊まるスーパースイート、スイート、デラックス、スタンダードの4種類。朝鮮料理のほか、各国の民族料理や洋食、また故・金正日総書記の専属料理人だった藤本健二氏が勤務していた日本料理のレストランも地下にある。今回の火災は火元が一部報道で「上層階」としているが、ツインタワーのてっぺん部分は回転展望レストランになっており、ここの厨房が出火元になった可能性もある。
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ホテル内でパチンコにビリヤード、バランスボールや重量挙げもできちゃう
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金正日の料理人がいた日本料理店
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火元に近い、最上階の回転レストラン
 案内書にはさらにプール、映画館、土産物店、写真店、書店、ジム、マッサージ(エロなし)、理髪店、美容室、パチンコ店……と、地下1階から3階までズラリと豪華な設備を写真入りで紹介している。  このホテルによく宿泊するという在日朝鮮人のビジネスマンは「商店街のように多種多様な店がホテル内にあるのは、外国人を外でチョロチョロさせないためのもの。ガイドに断りなく市街地を出歩くことは禁止されており、当然ながら市中の商店に出入りはできない。インフレや物不足がバレると、みっともないからだ。『すべてホテルで済ませろ』という意味」と説明する。
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案内書の禁止事項に寝タバコはない
 彼によると、日本人観光客が北朝鮮ツアーを申し込むと、平壌を流れる大同江の中州にある「羊角島(ヤンガクド)ホテル」が自動的に予約される。市街地にある高麗ホテルは街中へ無断外出しやすいため、「高麗ホテルは猪木さん一行といったVIP扱いの訪朝団、北朝鮮旅行リピーターのマニア、そして私たち在日朝鮮人が多い」(同)といい、一般の観光客はそうそう泊まれないようだ。 「各階の客室は入り組んだ迷路みたいな構造になっていて、暗くてアリの巣みたい。焼失した永田町のホテルニュージャパンの構造に似ている。全室喫煙が可能で、当然スプリンクラーや避難はしごはないと思う」(同)  防火管理のずさんな昭和のホテルっぽい雰囲気なんだとか。廊下やロビーといったパブリックスペースでも喫煙は可能で、至るところに灰皿が置いてあるという。  案内書には注意書きに「エレベーター内は禁煙」とあるが、ほかは喫煙がOKとある。大惨事になっていなければいいのだが……。 (文・写真=金正太郎)

“天才少女”は真っ赤なウソ!「世界一優秀な民族」韓国で学歴詐称が後を絶たないワケ

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くだんの“天才少女”(右)
 ハーバード大学とスタンフォード大学から強烈なラブコールを受けた、韓国人の“天才少女”がいる――。韓国で大きな話題を集めたが、6月11日に彼女の父親が「事実ではない内容で大きな騒動を起こし、本当に申し訳ありません」と謝罪文を発表。真っ赤なウソだったことが判明した。 “天才少女”として取り上げられたのは、キム・ジョンユンという18歳の高校生。米トーマス・ジェファーソン科学技術高校に通う3年生で、数学的才能に富む彼女を入学させたいと考えたハーバード大学とスタンフォード大学は、両大学に2年間ずつ通わせるという“特例”まで出したとされていた。もちろん、学費は全額免除の上でだ。「世界一優秀な民族」を自称する韓国だけに、この天才誕生のニュースは一気に拡散した。 さらに、Facebookの創業者であるマーク・ザッカーバーグも彼女の才能に惚れ込み、「ぜひ会いたい」と連絡までしてきたというのだから驚く。話題を独占したキムは5日、ラジオ番組に登場。自ら、ザッカーバーグとの“秘話”を公開している。彼女いわく、ある日、ザッカーバーグからEメールが届き、数日後に今度は電話がかかってきたという。 「電話を受けたのですが、自分のことをマークというので、最初は誰かわからず、信じなかった。ザッカーバーグは、自分のFacebookに“question&answer time”というエンタリーを今から上げると言い、それを見たら私ということがわかるだろうと話していました」  ザッカーバーグは彼女に対して、熱心にFacebook本社に来るように誘ったそうだ。 「あまりに遠かったので、お母さんから何か言われそうだと冗談を言いました。すると、2人の中間地点で会えるなら会おうと言われました」  細かいディテールまで話すのだから、信じた人も多かった。しかし数日後、ハーバード大学とスタンフォード大学は、彼女が合格したという事実を全面否定。一躍時の人となったキムは、ウソつき少女へと転落している。  韓国では現在、ソースの確認すらせずニュースを報じたメディアに対して、批判の声が上がっている。それはもっともなのだが、そもそも韓国では学歴や学問に関するウソが多いということを見逃してはならないだろう。  超学歴社会と揶揄される韓国では、特に学歴詐称が多い。振り返ると2007年、イン・ジョンアという30代女性が学歴を詐称して、大学教授を務めていたことが発覚。そこから“学歴詐称者狩り”が始まり、有名英語教師イ・ジヨン、建築家イ・チャンハ、大学教授チョン・ドクヒなど、数多くの著名人や芸能人が詐称疑惑にさらされた。  また、「韓国の誇り」と称され、ノーベル賞間違いなしとまでいわれたファン・ウソクの捏造事件も有名だ。クローン研究者として胚性幹細胞(ES細胞)の研究に成功したとされたが、後に論文の捏造、研究費の横領が発覚し、学者としての表舞台から追放された。    学問関係でウソや詐称の多い韓国。その原因が、超学歴社会が生んだ弊害なのか、ノーベル賞受賞者がいないコンプレックスによるものかは、もう少し精査してみる必要がありそうだ。

中国コンビニ飲料に毒物混入で5人が死傷! 格差拡大で続発する貧困者の“報復テロ”

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東莞市内のコンビニを捜査する警察。紙パック飲料はすべて撤去されたという
 5月28日、広東省東莞市のスーパーで購入した殺鼠剤入り飲料を飲んだ5人が中毒症状を訴え、うち1人が死亡、4人がICUに入る重傷となった。被害者5人が購入したのは紙パックの漢方茶「王老吉」だった。警察は翌29日、容疑者として遼寧省出身の44歳の男を逮捕。男は罪を認めており、社会に不満があり“報復”するために市内の複数のコンビニ、スーパーなどで王老吉に殺鼠剤を混入したとしている。
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今回、殺鼠剤が混入された漢方茶飲料。華南地方ではポピュラーな飲み物だ
 このニュースに東莞市内はパニックになり、警察や地元の食品薬品監督管理総局などは事態が収束するまでコンビニやスーパーなどに、王老吉のほか、牛乳、紅茶など紙パック飲料の販売を停止するよう要請した。  昨今、中国では社会への報復を目的とした犯罪が増え続けている。  2013年6月には、厦門市で60歳の男性がBRT(バス高速運輸システム)バス車内の後部座席にガソリンを撒いて点火。車内は瞬く間に炎に包まれ、乗客80人はパニックとなり、逃げ遅れた47人が死亡。37人が重軽傷を負った。犯人の男も死亡したが、男の自宅から見つかった遺書には、貧しい家に生まれ育った環境を呪い、社会への報復を示唆する一文が書かれていたという。
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広州市でのバス放火事件の模様。2人が死亡した
 さらに14年7月には、上記事件の模倣犯が出現。街そのものが世界最大級の日用品雑貨卸売市場といわれる義烏から杭州に向かうバスの車内で可燃物に点火し、29人が重軽傷、本人も重傷を負う事件を起こした。男は人付き合いが苦手で、会社の部署をたらい回しにされており、事件を起こして名を挙げたかったと供述している。同月には広州市内のバスでも同様の事件が起きており、2人が死亡、37人が重軽傷を負う惨事が続いた。この事件の犯人は、田舎の山奥から出稼ぎにきた内装業の青年で、ヘルニアを患った後、仕事ができなくなり生活が破綻。生きる希望を見いだせなくなった後、犯罪行為に及んだという。  犯人に共通しているのは社会的弱者であり、社会から、努力しても報われない環境へ追い込まれたと感じていることだ。貧乏や、定職に就けない者を蔑視する社会で虐げられても、物事の善悪だけでも正しく考えるための教育すら受けていない者たちが短絡的な社会的復讐を繰り返している傾向にある。報復対象は普段の生活で関わりのある者とは限らず、電車やバスで偶然、一緒になった人々も対象となる。失意の底に沈む彼等もまた、中国の経済成長と共に広がる格差社会の被害者だ。 「繁華街なんかに行くと、たまに気が触れたかのような出稼ぎっぽいおじさんがいて、理由もなく子どもを殴ったり、おばさんに蹴りを入れたりしている。たぶん仕事にあぶれた人なんでしょうけど、自暴自棄になって憂さ晴らししている光景をここ数年、たびたび見かけるようになりました。車内での放火ももちろん怖いですが、日常的にそういう不審者がウロウロするようになると、いよいよこの国の経済はヤバイなと実感しますね。株高? そんなのは、中間層以下には関係ない話でしょう……」(深セン市内に住む日本人駐在員の妻)  中国国家衛生・計画生育委員会が5月に発表した「2015年中国家庭発展報告書」によると、世帯所得上位20%と下位20%の差は19倍に達したという。貧富の格差が急激に進む中、“交通機関での自爆テロ”や“食品テロ”が今後も増えることが予想される。習近平政権は腐敗役人の一掃にはある程度の成功を収めたが、こうした社会不満の蓄積に対してはまだまだ手つかずの状態だ。 (取材・文=棟方笙子)

豪華賞品なんてウソっぱち!? 北朝鮮“イカサマ”サッカーくじに、人民トホホ……

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1989年「世界青年学生祭典」のために、北朝鮮が無理して作った綾羅島メーデー・スタジアム
 北朝鮮の金正恩氏が提唱する「体育強国」「体育の大衆化」。それに従い、首都・平壌でも地方でも連日、サッカーの試合が開催されている。  観客を集めるため、試合後に豪華商品が当たる抽選イベントが行われているのだが、このイベント自体「イカサマ」そのものだという。  平安南道(ピョンアンナムド)のデイリーNK内部情報筋によると、各スタジアムでは、試合の数日前から抽選イベントのチケットが販売されており、女性職員たちがスタジアムの周辺や外の通りに出て、宣伝に当たっているという。チケットは1枚3,000~1万ウォン(約45~150円)ほどで、抽選に当たるとチケット価格の10倍の商品がもらえる、との触れ込みだ。イベントは試合後のスタジアムで行われ、ぐるぐる回る数字から4つを選んで当選番号を決めるというもの。  商品は、テレビ、録音機、扇風機などの電化製品から、自転車、服地、アンダーウエア、ボールペン、ノートなどの日用雑貨に至るまで、種類も豊富だ。市民は、あわよくばテレビや自転車を当てたいと思ってチケットを何度も買うが、なかなか当たらないという。  それもそのはず。情報筋によると、抽選所の所長は中国製の安物を仕入れてきて、あたかも豪華賞品であるかのごとく宣伝。当選者に何食わぬ顔でそれを渡し、差額を所長と職員で山分けしているという。  サッカーシーズンの2~10月まで、抽選所所長や道の労働党、人民委員会の体育担当幹部はこのような手法でカネを着服しており、笑いが止まらないようだ。  市民がこのようなインチキに気付かないはずがない。「表向きは抽選イベントだけど、結局は幹部たちの小遣い稼ぎ。労働も投資もせずにじっとしているだけで、濡れ手に粟だ」と非難の声が上がっている。 (デイリーNK<http://dailynk.jp/>より)

韓流マッサージは天国×2!? 気持ちいいマッサージと、もっと気持ちいいマッサージ「按摩」

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果たして、本当に写真で指名した女のコと遊べるのか? 韓国風俗もパネマジの巣窟なのか?(写真はイメージです)
前号・「ノレバン」2から続く)  昨夜、ノレバンで“素人っぽい”女のコたちと飲んで歌った後に発覚した、写真全消去事件のおかげで、本日は昨夜歩いた路地をトレースして、写真を撮り直すハメに。これで取材の合間のプライベートタイムも“完全消失”ですわ(泣)。  が、そのおかげで少しイイこともあった。ヨクサムにあるルネッサンスホテル近くに並ぶ「マッサージ」は、記者が過去に入ったしょぼい韓式旅館の「按摩施術所(アンマシスルソ)」とは大違いで、バンコクのマッサージパーラーを彷彿とさせる立派な建物だ。吹っかけられるだろうとは思いつつも、近くにいた客引き兄ちゃんに英語で聞いてみた。すると、 「フルマッサージとセッ○ス込みで22万ウォン(2万4,000円程度)だよ。今ならヤングでキュートなガールがいるよ」  なんと、昨日ピョ氏が言ってたのと同じ料金じゃないの。ボッタクリなし! こりゃ入るしかないでしょ!
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小さな歓楽街近くの路地にマッサージ屋が並ぶ。常連になると個室の待合室で、女のコが並んで顔見せしてくれる。さらに、深夜は宿泊も可能だ。
 受付で料金を支払うと、まずはひとりでシャワーを。その後、待合室で待っていると、ボーイが女のコのアルバムを持ってきた。しかも、時間がまだ早いせいか、人気の女のコもOKだという。5人のヤングでキュートなガールの中から記者が選んだのは、仲間由紀恵を丸顔にした感じの美人アガシだった。  が、しかし……。  案内されたマッサージルームで腰に手を当て、「早く揉ませろ!」とでも言いたそうな表情で待っていたのは、四十路もいいところの超熟女だったのだ!! 「パネマジじゃね~かよ。しかも、詐欺レベルのまったくの他人だし! トホホ……」  今さら怒っても仕方ない。これが韓国式なんだとあきらめて、熟女に身体を揉んでもらう。が、これはこれでめっちゃ気持ちイイ。  それじゃ、次はいよいよエッチな……と思ったら、また別の部屋に案内された。そこに現れた女のコこそ、写真で指名した美人アガシだったのだ! 按摩とマッサージの女のコは別という、韓国の流儀を忘れてました……。
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混み合う前の時間帯だったので、かわいい女のコも選び放題だった。ちょんの間に3回行くか、マッサージ1回か……。(写真はイメージです)
「顔マサジ、アンド、キュウリパック」  彼女はカタコトの日本語と英語で記者をベッドに寝かせると、顔面マッサージのあと、キュウリパックをしてくれる。火照った顔に冷たいキュウリが気持いい。それが終わるとマットに移動して、本格的リップマッサージが始まった。  まるで日本のソープのようにローションをからめ、カラダのいたるところを舐め回してくる。背中や脇腹に尖った舌先が這い回ると、ヒクヒクと筋肉が痙攣し、ゾクゾクッと鳥肌が立つ。さらに、アナルまでつついてくるのだ! 「こ、これはヤバいぞ。ちょんの間じゃ、こんなことしてくれないし……」  ソープはあまり好きじゃない記者も、ところ変われば性癖も変わるのか不思議と興奮気味。ベッドに移動すると、ディープキスに生フェラからの騎乗位で、いつもより早めに終了させられてしまうのだった。  マッサージとソープのサービスがお手頃価格で味わえるなんて、韓流マッサージも“おもてなし”を研究してますなぁ……。  続く……。
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駅三~江南の間の都心部にはニュー風俗が多く、ホテルはいったいどこにすればいいのか?
(写真、文=松本雷太)

韓流マッサージは天国×2!? 気持ちいいマッサージと、もっと気持ちいいマッサージ「按摩」

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果たして、本当に写真で指名した女のコと遊べるのか? 韓国風俗もパネマジの巣窟なのか?(写真はイメージです)
前号・「ノレバン」2から続く)  昨夜、ノレバンで“素人っぽい”女のコたちと飲んで歌った後に発覚した、写真全消去事件のおかげで、本日は昨夜歩いた路地をトレースして、写真を撮り直すハメに。これで取材の合間のプライベートタイムも“完全消失”ですわ(泣)。  が、そのおかげで少しイイこともあった。ヨクサムにあるルネッサンスホテル近くに並ぶ「マッサージ」は、記者が過去に入ったしょぼい韓式旅館の「按摩施術所(アンマシスルソ)」とは大違いで、バンコクのマッサージパーラーを彷彿とさせる立派な建物だ。吹っかけられるだろうとは思いつつも、近くにいた客引き兄ちゃんに英語で聞いてみた。すると、 「フルマッサージとセッ○ス込みで22万ウォン(2万4,000円程度)だよ。今ならヤングでキュートなガールがいるよ」  なんと、昨日ピョ氏が言ってたのと同じ料金じゃないの。ボッタクリなし! こりゃ入るしかないでしょ!
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小さな歓楽街近くの路地にマッサージ屋が並ぶ。常連になると個室の待合室で、女のコが並んで顔見せしてくれる。さらに、深夜は宿泊も可能だ。
 受付で料金を支払うと、まずはひとりでシャワーを。その後、待合室で待っていると、ボーイが女のコのアルバムを持ってきた。しかも、時間がまだ早いせいか、人気の女のコもOKだという。5人のヤングでキュートなガールの中から記者が選んだのは、仲間由紀恵を丸顔にした感じの美人アガシだった。  が、しかし……。  案内されたマッサージルームで腰に手を当て、「早く揉ませろ!」とでも言いたそうな表情で待っていたのは、四十路もいいところの超熟女だったのだ!! 「パネマジじゃね~かよ。しかも、詐欺レベルのまったくの他人だし! トホホ……」  今さら怒っても仕方ない。これが韓国式なんだとあきらめて、熟女に身体を揉んでもらう。が、これはこれでめっちゃ気持ちイイ。  それじゃ、次はいよいよエッチな……と思ったら、また別の部屋に案内された。そこに現れた女のコこそ、写真で指名した美人アガシだったのだ! 按摩とマッサージの女のコは別という、韓国の流儀を忘れてました……。
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混み合う前の時間帯だったので、かわいい女のコも選び放題だった。ちょんの間に3回行くか、マッサージ1回か……。(写真はイメージです)
「顔マサジ、アンド、キュウリパック」  彼女はカタコトの日本語と英語で記者をベッドに寝かせると、顔面マッサージのあと、キュウリパックをしてくれる。火照った顔に冷たいキュウリが気持いい。それが終わるとマットに移動して、本格的リップマッサージが始まった。  まるで日本のソープのようにローションをからめ、カラダのいたるところを舐め回してくる。背中や脇腹に尖った舌先が這い回ると、ヒクヒクと筋肉が痙攣し、ゾクゾクッと鳥肌が立つ。さらに、アナルまでつついてくるのだ! 「こ、これはヤバいぞ。ちょんの間じゃ、こんなことしてくれないし……」  ソープはあまり好きじゃない記者も、ところ変われば性癖も変わるのか不思議と興奮気味。ベッドに移動すると、ディープキスに生フェラからの騎乗位で、いつもより早めに終了させられてしまうのだった。  マッサージとソープのサービスがお手頃価格で味わえるなんて、韓流マッサージも“おもてなし”を研究してますなぁ……。  続く……。
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駅三~江南の間の都心部にはニュー風俗が多く、ホテルはいったいどこにすればいいのか?
(写真、文=松本雷太)