長瀬智也『ごめん、愛してる』最終回で「チョメチョメはあった!?」 穴だらけの展開が許されたワケ

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 TOKIO・長瀬智也が韓流風恋愛ドラマに挑戦した『ごめん、愛してる』(TBS系)。17日に放送された最終回の平均視聴率は、自己最高で2度目の2ケタとなるとなる12.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。全話平均は9.7%と、わずかに2ケタには届きませんでした。  前回、“ぼけちん”こと凜華(吉岡里帆)が体を火照らせていたものの、自分の余命を気にして抱こうとしなかった漢の中の漢・律(長瀬)ですが、2人は結ばれるのでしょうか? あらすじを振り返ります。 ※前回のレビューはこちら

ベッドシーンはなし

「ごめんな」とのメモを残し、どこかへ行ってしまった律を探す凜華は、律が居候する若菜(池脇千鶴)の家へ。出払っていたものの、勝手に部屋へ上がりこんじゃいます。  凜華が律の服の臭いをくんかくんか嗅いでいると、そこへ凜華の父・恒夫(中村梅雀)が登場。「律がいないと苦しくて、息が詰まって死にそうになるの。あの人のこと愛してるの」と訴える娘を前に、恒夫は観念したのか涙を流します。  その頃、凜華から逃げるように、塔子(大西礼芳)の別荘に身を寄せていた律。死期が近いのか、苦しそうに部屋でのた打ち回っています。  次の日、律の居場所を知った凜華は、塔子の別荘へ。律に「一緒にいさせて」と訴えた次の瞬間、パジャマ姿で抱き合って眠る2人の画へ。これは、初チョメチョメ後でしょうか? それともパジャマに着替えて寝てるだけ? 気になるところですが、そこはあえてボヤかしているのかもしれません。  そうこうしていると、サトル(坂口健太郎)が律の元へ。これまで種違いの兄弟かと思われていた2人ですが、サトルは「僕はお母さんの本当の子どもじゃないんだ。養子なんだよ」と、カミングアウト。サトルが律に、「僕が手遅れになる前に、事情を打ち明けないと」と母・麗子(大竹しのぶ)に真実を話すよう説得していると、また心臓発作を起こし、律と共に病院へ。  すると、律の前に現れた恒夫が、生後間もない律を施設の前に捨てたのは自分だと告白。麗子には、医者と口裏を合わせて「死んだ」と伝えたのだそうです。この病院、やばいですね。  なぜ、そんな惨いことをしたのかという理由については、「私はあの男の、子を産むことが許せなかった」と説明。どうやら、麗子と不倫関係にあった指揮者の黒川龍臣のことを、憎んでいたようです。てっきり、恒夫は麗子のことを女性として愛していて、サトルの父親は恒夫なのかと思っていましたが、そんなことはありませんでした。

死亡シーンすっ飛ばし

 入院中のサトルは、律と麗子を2人きりにするため、2人で自宅に行き、ヘッドフォンを取ってきてほしいと指示。自宅で「あなたに何かお礼がしたい」と言う麗子に、律は「飯、作ってください」と返答。麗子が冷や飯で卵雑炊を作ると、律は少し食べ、いきなり「すいません」と言い残し、家を出て行ってしまいました。  この直後、律はケータイに撮り溜めていた88個もの自撮り動画を一気に消去(ああ、ジャニヲタに売れば……)。そして、「母ちゃん、産んでくれてありがとう。生まれ変わっても、また親子になろうな」と1人でぶつぶつ言いながら、別荘へ戻ります。  別荘へ着くと、寝ている凜華の手からケータイを取り上げ、自分が写っている思い出の画像を勝手に消去。そのまま寝ている凜華にキスをし、海へ。そこから凜華に電話し、「ぼけちん、ごめん、愛してる」と伝えます。  キター! タイトル言ったー! とアガっていると、あっという間に1年後の世界へジャンプ。サトルは律から心臓をもらったおかげで、ピアニストとして復活。復帰コンサートでは、律にショパンの「別れの曲」を捧げます。  客席では、律を思って涙を流す麗子の姿が。塔子に「泣いてなんかいないわ。私の息子は、サトル1人だけよ。もう1人息子がいたけど、遠い昔に捨てたの。その子のために涙を流す資格は、あたしにはないわ」と話していることから、どこかのタイミングで律が息子であることを知ったようです。  また、若菜は「いつ帰ってくるのかなあ、りっくん」といまだに律の帰りを待っている様子。  一方、凜華は、初回で律と一夜を明かした、ソウルの隠れ家にあるきったないマットレスへゴロン。律の「しっかりしろ、ぼけちん」という幻聴が聞こえ、ラストは微笑みながら前へ進む凜華の顔のアップで終了です。

後半の路線変更に戸惑い

 中盤までは、面白展開連発のトンデモドラマという印象でしたが、塔子の出番が激減したここ数回は、突飛なシーンもさほどなく、感動路線に終始。最終回も、韓国版同様に1年間をすっ飛ばしたことで、生々しい描写は皆無。至極、キレイにまとめていた印象でした。  なので、主人公がどんな最期であったかは、想像するしかありません。韓国の組の鉄砲玉になったのか、死を急いで自殺したのか……? ちなみに、韓国版では、空白の1年を描いたアニメ作品が存在しますので、気になる方は是非。設定など、日本版とは異なりますが。  筆者的には、塔子が律にいきなりキスをかましたり、麗子が若菜の窃盗を疑って「服を脱ぎなさい」と掴みかかったりと、激しい展開が目立っていた頃が懐かしい……。  それに、このドラマは、かな~り穴だらけです。あんなに異性関係が注目されていた麗子なのに、サトルの父親を世間が誰と認識していたのか最後まで謎でしたし(隠し子釈明会見でも触れられず)、初回から笑っちゃうような偶然のオンパレード。しかし、その全てが「このドラマは、ベタドラマだから」という理由で許されてきたわけです。なので、できれば最後まで「えー!」と驚くような展開を少しでも混ぜてほしかった……。とにかく後半が淡白すぎて、「おいおい、最初、そんなんじゃなかっただろ!」とツッコミたくなってしまいました。  とはいえ、律が抱いていた、玲子、凜華、サトルそれぞれへの「ごめん、愛してる」な感情が最終回で描かれていた点は、素敵。ただ、全く泣けなかったけど……。  さて、次クールの「日曜劇場」は、池井戸潤原作、役所広司主演の『陸王』です。あらすじを読む限り、『下町ロケット』的な臭いがプンプン。ヒットの予感しかしませんから、初回から見逃さないように気をつけましょう。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

風呂上がりの吉岡里帆を抱かない漢・長瀬智也!!  『ごめん、愛してる』最終回くらいは泣きたい!

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 TOKIO・長瀬智也演じる主人公が、脳に銃弾を入れながら人を乗せて車を運転したりするメロドラマ『ごめん、愛してる』(TBS系)。10日放送の第9話の平均視聴率は、自己2番目に高い初回とタイの9.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。  前回は、偶然、ばったり、偶然、ばったり……と、ドラマ的な展開が続きすぎて、ご都合主義が限界突破していた同作ですが、今回はどんな塩梅でしょう? あらすじを振り返ります。 ※前回のレビューはこちら

最終回直前の暴露合戦

 律(長瀬)は、心臓発作で入院中のサトル(坂口健太郎)に心臓を提供しようとしていることを凜華(吉岡里帆)に明かしますが、律の余命のことなど知らない凜華は、ちんぷんかんぷん。「冗談言わないで!」と怒って、律のもとを去ってしまいました。  早速、律は「死後、心臓を日向サトルに譲ります」と紙に書き、誓約書を作成。麗子(大竹しのぶ)に余命が「1カ月か、そこまでもたないかもしれない」ということを告白し、誓約書を手渡します。しかし、律が自分の息子であることを知らない麗子は、「どうしてそこまでしてくれるの? わからない」と凜華同様にちんぷんかんぷんです。  病院では、意識が回復したサトルが、麗子に「僕、凜華と結婚しようと思うんだ」と勝手に宣言。凜華も重病人の手前、「はい……」と、イヤイヤ受け入れるしかありません。  また、“これでサトルの命が助かるわ~”とばかりにルンルンの麗子は、サトルに心臓移植ができることになったと報告。不信に思ったサトルは、麗子が席を外した隙に、バッグに入っていた律の誓約書を取り出し、勝手に見てしまいます。前回のスマホの盗み見といい、最近のサトルは人の所有物をやたらあさりますね。  そんな中、凜華はサトルとの結婚話を断ることを決意。それを父・恒夫(中村梅雀)に伝えるも、律の余命を知っている恒夫は、いきなり「あいつだけはダメだ! あいつは死ぬんだよ!」と暴露します。  えー! 凜華が律の余命のことを知るきっかけが、このタヌキ親父だなんて! せっかく第9話まで引っ張ってきたのに、意外とあっさり凜華にバレてしまいました。  一方、その頃、律がサトルの病室へ。サトルが「僕に心臓をくれようとしてるよね。どうして?」と質問すると、律はサトルの心臓発作も恐れず「俺の弟だからだよ」と暴露。率はその帰り道、頭が痛み、嘔吐。意識を失い、ゴミ置き場に倒れこんでしまいます。  目を覚ますと、目の前には頭をサワサワと撫で、微笑む凜華の姿が。そのまま、2人はホテルへGO! 脳死寸前ってわかっていても、病院ではなく、ホテルへ直行しちゃうあたりが『ごめん、愛してる』の世界観です。  ベッドで休む律に、凜華はチャンスとばかりに「あなたのそばにいて、一緒に泣きたい」と果敢にアタック。凜華からキスをした後、お風呂に入ってベッドにスルリ。しかし、律は一向に抱いてくれません。「バカ……」と言い放ち、不貞寝する凜華。律は「ごめんな」とのメモを残し、欲求不満な凜華を残してホテルから去ってしまいました。  その後、律が歩いていると、「私は淫乱ですし」でお馴染み(関連記事)のアバズレサックス奏者・塔子(大西礼芳)の姿が。偶然か、はたまた2人は落ち合ったのか? 疑問を残しつつ、第9話は終了です。

最終回くらいは泣きたい!

 最終回直前らしく、暴露合戦に終始。さらに、麗子を執拗に追いかけているジャーナリストの加賀美(六角精児)が、自分は律の父親である黒川(山路和弘)の死んだ妻の弟だということも発覚しました。ってことは、律と加賀美は遠い親戚? これでサトルの父親が恒夫なんかだったら、さらに親戚だらけになってしまいますね。ちなみに、六角はいち早くクランクアップしたようなので、最終回は出なさそうな予感。加賀美の出番、思ったより少なかったなあ……。  そして、今回は“ついに塔子の登場シーンがなくなってしまった……”と諦めかけていたところ、最後の最後で大物の貫禄をまとって登場しました。しかも、赤いスポーツカーの横に立っているという最高の画。ああ、こんなにも塔子の登場を期待するようになったのは、一体いつからでしょう。何をしでかすかわからない女って、一周回ると魅力的に見るから不思議です。  さて、相変わらず韓流展開てんこ盛りの同作ですが、来週はいよいよ最終回。何やら、サトルが秘密を告白するようです。今まで不自然なほど触れられてこなかった父親のことでしょうか? なんにせよ、初回からまだ一度も泣けていないので、最終回くらいは泣きたい! 涙腺にアタックしてくるような展開を、よろしくお願いします。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

TBS・長瀬智也『ごめん、愛してる』のご都合主義が限界突破! 男の“ケータイ盗み見”に嫌悪感

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 TOKIO・長瀬智也が余命宣告された主人公を演じるメロドラマ『ごめん、愛してる』(TBS系)。3日放送の第8話の平均視聴率は、前回より1.2ポイントアップの9.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でした。  前回は、アバズレサックス奏者・塔子(大西礼芳)が、あっけらかんと「私は淫乱ですし」と語る衝撃シーンがありましたが、今回はどんなオモシロ展開に出会えるでしょうか? あらすじを振り返ります。

ばったり&ばったり

 凜華(吉岡里帆)に告白&チューされるも、自分の死期が近いからか「勘違いすんなよ。お前のことなんて女とおもっちゃいねえよ」とあっさりフッてしまった律(長瀬)。2人はそのまま別れますが、お互いのことを想ってボンヤリ……。  一方、心臓に問題を抱えるサトル(坂口健太郎)について、医師から「次に発作が起きたら危ない」「精神的な安定も重要」と釘を刺される凜華。これは発作フラグですね。なんにせよ、サトルのピアニスト復帰は難しいみたいです。  ピアノがなくなったら、ただのマザコン野郎と化しそうで心配なサトルですが、ようやく退院。サトルの母・麗子(大竹しのぶ)の頼みで、凜華は自宅に泊まりこんでサトルのそばに付きっきりに。サトルは1泊目から凜華の布団に潜り込み、「凜華、柑橘系のシャンプー使ってるでしょ」などと甘えてきます。ウゼー。  そんなとき、韓国の組の人間が律の元へ。その男は、若頭のランが敵対する組に撃たれた上に、律を治せる医者が見つかったから、韓国の組に戻ってきてほしいと伝えます。  しかし、律がランに電話すると、全て律を韓国に戻すためのウソだったことが発覚。ショックを受けた律は、外で幸せそうな親子を見て「あああああーー!」と絶叫! と、次の瞬間、頭を押さえてその場にバタリ。すかさず塔子が通りかかり、そのまま2人で仲良くバーへ行きます。すごい展開!  律は塔子に「韓国に帰って、死ぬのさ」「派手な死に場所を用意してくれるらしい」「俺が生まれてきた意味はなんなんだ」とペラペラ打ち明けます。この後、ホテルにでも行くのかと思いきや、塔子とはあっさり別れたようで、その夜、律は屋台で酔いつぶれる凛華を偶然、発見! サトルの家までおぶって送り、韓国行きを決めた律は最後の別れを告げます。  あくる日、サトルは、麗子と凜華と凜華の父・恒夫(中村梅雀)と4人で「ブルガリア旅行に行こう」と提案。数日後、ブルガリアに旅立つため空港へ行くと、韓国へ行こうとしている律とばったり。凜華は「行かないで。どうしても行くっていうなら、私も行く」と訴えますが、律は「俺はお前のことを守ってやれない」と却下。そんな凜華を追いかけてきたサトルは、心臓を押さえながら空港で倒れてしまいます。発作、意外と早かったですね。  ブルガリアどころか、病院に逆戻りしたサトルの緊急事態に、「私のせいだよ。どうしよう、ううう……」と自分を責める凜華。しかし、律が「俺が心臓やって、あいつを助けてやる」と自信満々に語り、第8話は終了です。

塔子のブログもネタ切れに

 いや~、偶然ってこんなに重なるものなんですね~(棒)。こういう良くも悪くもコントちっくなところが、視聴者がいまいち泣けない要因なんでしょうね。  そんなベタ展開の中でも、知的障害を持った若菜役の池脇千鶴の演技は光ってますね。こんなに脇役だなんてもったいないくらいです。そんな同作唯一の正義である若菜を「チンパンジー」と例えたゴールデンボンバーの歌広場淳は、なんもわかってないですね(関連記事)。  脇役といえば、強烈キャラの塔子の出番も少ない! 同作について綴るためのアメブロを更新中の大西も、最近はピンク・フロイドの『原子心母』を聞いてぶっ飛んだ話や、観劇に行った話など、ドラマに関係ない内容が目立ちます。これだけ登場シーンが減ったら、書くことないわな……。  また、これまで心優しきイケメン天才ピアニストだと思っていたサトルですが、凜華のケータイに保存されている写真を盗み見たシーンや、布団もぐりこみシーンや、「柑橘系のシャンプー使ってるでしょ」発言のせいで、ウザさがヒートアップしていますね。まさか、サトルにこんなに嫌悪感を抱く日が来るとは……。視聴者に、律と凜華の恋を応援させるための作戦としては、大成功していると思います。  というわけで、いよいよ佳境に差し掛かった『ごめん、愛してる』。結末の展開はなんとなく想像できますが、登場人物たちの末路を最後まで見守っていきます。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

日曜9時に「私は淫乱ですし」をブッコんだTOKIO・長瀬智也『ごめん、愛してる』が自己最低8.0%

日曜9時に「私は淫乱ですし」をブッコんだTOKIO・長瀬智也『ごめん、愛してる』が自己最低8.0%の画像1
TBS公式サイトより
 メインビジュアルが登場人物たちの泣き顔のため、「どうせ泣かせてくるんだろうな~」と思いきや、実際はまだ一度も泣けないTOKIO・長瀬智也主演の日曜劇場『ごめん、愛してる』(TBS系)。27日放送の第7話の平均視聴率は、自己最低の8.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でした。  23.6%を叩き出した『行列のできる法律相談所 24時間テレビ直後!緊急生放送』の真裏という不運はあるものの、同日午後10時30分からの秋元康企画原案・福士蒼汰主演『愛してたって、秘密はある。』(全て日本テレビ系)に初めて負けちゃったのは、ちょっと痛いですね。日曜劇場ブランドが崩壊しないことを祈るばかりです。

長瀬のジュワッとゼリフ

 婚約者のアバズレサックス奏者・塔子(大西礼芳)にフラれ、自暴自棄になった結果、車で事故を起こし瀕死状態のピアニスト・サトル(坂口健太郎)。心拍は持ち直したものの、意識の回復はなし。母・麗子(大竹しのぶ)は、サトルの運転手の律(長瀬)に“お前のせいだ”と八つ当たりし、律と海でイチャついていた凛華(吉岡里帆)にも、もう病院に来るなと言い放ちます。  その帰り、律はセカンドオピニオンを受けるため脳外科へ。しかし、韓国の医者の診断通り、余命はあと少し。脳に埋まった弾丸の周囲が炎症を起こし、かなり悪化しているそうです。そのため、若菜(池脇千鶴)の息子・魚(大智)と「Nintendo Switch」で対戦するも、コントローラーを持つ手がプルプル震えてしまいます。  一方、事故後のサトルからの着信に気付かなかった自分を責める凛華に、麗子から電話が。意識の戻らないサトルが凛華の名前をつぶやいたから、すぐに病院に戻れと言いつけます。  その後、律は食欲のない凛華を連れ、飲食店へ。頼んだカツ丼を食べようとしない凛華に、律は「1、俺とキスをする。2、俺と寝る。3、俺と一緒に死ぬ。4、俺と一緒に飯を食う」の4拓を提示し、むりやりカツ丼を食べさせます。これは、長瀬ファンをジュワッとさせるためのオラオラゼリフですね。  律のおかげで元気を取り戻した凛華が病院に戻ると、サトルの意識が回復。サトルは途端に「どこにも行かないでほしい」「本当は凛華が一番大事」とか言い出します。どいつもこいつも……。  さらに麗子から「あの子(サトル)があなたを求めたら、応えてあげて」「サトルの命がかかってるの。わかるわよね?」と念を押された凛華は、ベッドでサトルからキスをされるも、無言で受け入れるしかありません。  しかし、もう律のことが好きな凛華は、律を追いかけ「私、律が好きだよ(中略)あなたが好き。好きだよ」と恋心がスパーク! 凛華からキスをかましますが、律はなぜか「俺はお前が好きじゃない。好きじゃないんだ」とわかりやすい言葉でフり、第7話は終了です。

日曜9時に「淫乱」登場

 今回の山場は、なんといってもアバズレ塔子が記者に「私は淫乱ですし」と淡々と説明するシーン。子どもも見ているであろう日曜の9時台のドラマで「淫乱」というセリフを放つあたり、塔子のカスぶりが滲み出ていて良いシーンでした。それにしても、塔子の登場シーンが少なくて寂しい……。  で、あとはわりと普通のメロドラマ的展開に終始していた印象。序盤では、このご時勢に韓国臭をムンムンさせていた第1話や、塔子が「ネーー!」と叫んで池にドボーンと飛び込んだ第2話など、現実離れしたオモシロシーンの連続に度肝を抜かれたものですが、最近は長瀬ファンへのサービスシーンや、普通にいい感じの展開が続いており、大衆向けにシフトした印象を受けます。  筆者的には、どうしても「どうせ泣けないなら、オモシロに振り切れてほしい」という思いが……。このままだと、なんだか中途半端なドラマという印象で終わってしまいそうで心配。次回は、テレビの前で唖然としてしまうようなビックリ展開をお待ちしています。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

TBS『ごめん、愛してる』は上原多香子こそ見るべき!! 麗子(大竹しのぶ)が37年前の不倫を認めた!

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 登場人物が、けが人、病人、障がい者のオンパレードも、展開がぶっとんでるせいか「全く泣けない」と話題のTOKIO・長瀬智也主演の日曜劇場『ごめん、愛してる』(TBS系)。20日放送の第6話の平均視聴率は、前回より0.1ポイントアップの9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。  では早速、あらすじを振り返りましょう。

塔子の淫乱っぷりが最高!

 有名ピアニスト・麗子(大竹しのぶ)と、病死した天才指揮者・黒川龍臣との37年前の不倫と、2人の間に生まれた隠し子の存在がフリージャーナリスト・加賀美(六角精児)の手によって公となり、麗子の元へマスコミが殺到。麗子は記者会見を開き、不倫は認めたものの、妊娠した子は「死産でした」と説明。さらに、この出来事を「若い頃の失敗」「消してしまいたい過去」と畳み掛けます。  これをテレビで見ていた麗子の息子・律(長瀬)は、しょんぼり。気を紛らわすためか、凛華を誘い、海へ。波打ち際で水をかけ合ったり、追いかけっこをしたり、バス停で手を握ったり、肩を組んだり、そのまま寝ちゃったり、高校生カップルのようにイチャイチャイチャイチャ……。  一方、アイドルピアニストのサトル(坂口健太郎)と婚前旅行のために箱根を訪れていたあばずれサックス奏者・塔子(大西礼芳)は、サトルを連れて植物状態で入院中の父親の元へ。サトルが父親の手を握り「塔子さんを幸せにします」と言った次の瞬間、「ウウウ……」と容態が悪化。そのままご臨終となりました。もはやコント!  この直後、塔子が行方不明に。探し回るサトルをよそに、塔子はバーに偶然居合わせた男を家に連れ込み、おセックス。そこへ表れ呆然とするサトルに、塔子は「あなたと結婚しようと思ったのも、パパに見せ付けるためだった。パパのせいで人生めちゃくちゃにされたけど、私はちゃんと幸せになれるって言ってやりたかったの」「私、あなたのこと好きになったこと、一度もないの」と言い放ちます。  振られたショックで自暴自棄になったサトルは、峠を車で暴走。その最中に心臓発作が起き、工事現場に突っ込んで血だらけです。  そんなサトルからの着信にも気付かず、律とガチャガチャをしたり、天ぷら蕎麦の天ぷらを交換したりとイチャついていた凛華は、次の日、やっと帰宅。律といたことを知り「あいつだけはダメだ!」に激オコの父親・恒夫(中村梅雀)に向かって、「あたし、あの人のことが好き」と言い放ち、第6話は終了です。

SPEED・上原多香子は見ているか?

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 とっても今さらなのですが、凛華の父親役の梅雀の演技がしっくりこないのは私だけでしょうか……? どうしても凛華の父親ではなくタヌキに見えるし、ビックリ顔がコミカルすぎてなんか浮いてるんですよね……。ほかのドラマでは違和感ないので、今回の共演者との相性が悪いんだと思います。  そんな梅雀演じる恒夫ですが、ネット上では「サトルの父親なのでは?」との臆測がささやかれていますね。そうなると、坂口健太郎の父親ってことか。ウソだろ……。  で、おそらく今後は、これまで不自然なほど触れられなかったサトルの父親が誰かっていうのが、視聴者へのサプライズになると予想できますが、劇中の世間的には誰ってことになってるんですかねえ? 麗子が記者会見を開いたとき、マスコミは誰も麗子の結婚歴や、「サトルの父親も黒川龍臣なのでは?」的なことについては触れていなかったようですが……。その辺、ぜひ最終回までにはっきりさせてほしいです。  また、今回、37年も前の不倫疑惑を説明するために記者会見を開いた麗子ですが、どうしても3年前の不倫が報じられたSPEED・上原多香子と比較せずにはいられません。小倉智昭は16日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)で「3年も前のことで、芸能活動を休まなきゃいけないのかと思っちゃいますよね」と首を傾げてまいましたが、麗子なんて37年前ですよ。上原さん、見てますか! 不倫に時効はないってことですよ!  というわけで、上原が麗子のように堂々と記者会見を開くことを期待しつつ、第6話のレビューを終わりたいと思います。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

TBS・長瀬智也『ごめん、愛してる』けが人・病人・障がい者のオンパレードも「まったく泣けないワケ」

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 TOKIO・長瀬智也主演のメロドラマ『ごめん、愛してる』(TBS系)の第5話。『世界陸上』のため2週ぶりの放送となった今回は、前回より0.2ポイントアップの平均視聴率9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。  長瀬といえば、ジャニーズがCDのジャケ写のネット掲載を今月から解禁したそうですね。今月発売されるTOKIOのニューシングル「クモ」(ジェイ・ストーム)のジャケットで佇む長瀬も、ネット上で拝むことができます。  とはいえ、このドラマの公式インスタグラムや、公式サイトの「フォトギャラリー」、「現場レポート」には主役の長瀬の姿はなし。同作は、塔子役の大西礼芳が撮影秘話を綴るためのアメブロを始めたりと、ネットを使ったPRに力を入れているだけに、主役の姿がバッサリ切られた場面写真の不自然さばかりが目立ちます。協調性のない会社って、ほんと迷惑ですね。さて、第5話のあらすじを振り返ります。

池脇千鶴の服を剥ぎ取ろうとする大竹しのぶ

 今日も道端でホットドッグを売る若菜(池脇千鶴)。しかし、以前、若菜に売春を強要するも、律(長瀬)や凛華(吉岡里帆)に追い返されたチンピラ(やべきょうすけ)が、今度は仲間を連れて登場。若菜の屋台をめちゃくちゃにし、売り上げ金を奪っていきます。  学園祭の模擬店のような外観の若菜のホットドッグ店ですが、若菜いわく「(今日は)もう20個も売れたんだよ」とのこと。このお店、それなりに売れてたんですね。びっくり!  で、チンピラの嫌がらせにより、店を閉めざるを得なくなった若菜ですが、凛華の口利きにより麗子(大竹しのぶ)の家で家政婦として働けることに。とはいえ、交通事故によって7歳程度の知能で止まっている若菜に対し、麗子は「大丈夫なの? こんな子」と冷ややかです。  さらに、サトル(坂口健太郎)にもらったルビーの指輪を失くした麗子は、若菜を犯人と決め付け「服を脱ぎなさい」と羽交い絞めに。若菜が「いやー! やーめーてー!」と泣き叫んでいると、そこへ律(長瀬)が登場。「人を見た目で決めつけるやつは、脳みそが足んねえんだ」と吐き捨て、若菜と共に麗子のもとを去っていきます。  この直後、サトルが床に転がっている麗子の指輪をあっさり発見。サトルは、律に「母を許してほしい」と頭を下げ、律に戻ってきてもらいます。  一方、サトルのプロポーズを「いいわよ。結婚してあげる」と突如受け入れた塔子。どうやら、女遊びが原因で母親を追い出した父親へのあてつけのようです。ちなみに塔子の父親は入院中で、今にもポックリいきそうな感じです。  早速、関係者を招き、婚約パーティーを開くサトル。麗子は、封印していた片手でのピアノ演奏を披露し、サトルを祝おうとしますが、心の支えだったサトルを失うことにショックを隠しきれません。  また、ショックで倒れこんだ麗子は、律に間一髪で助けられるも、「触らないで!」と叱咤。ションボリした律は、凛華のもとへ行き「元気くれよ。抱きしめてくれ」とリクエスト。凛華は「わかったよ」「いいこ、いいこ」と受け入れ、2人は抱き合い、第5話は終了です。

けが人、病人、障がい者だらけ!

 いつの間にか塔子を嫁として受け入れている麗子ですが、第3話で見せた麗子と塔子のバトルが懐かしいですね。できればもう1バトル見たかったところですが、今回から“塔子と父親の確執”という要素が投入されたため、2人がこれ以上いがみ合っていると、ストーリーが面倒なことになるんでしょうね、多分。  それより、今時、男女がやたら横並びに座るドラマも珍しいですね。今回も、居酒屋に入った律と凛華が、4人用の机席で、カメラに向かって横並びに座っていました。ほかのドラマだったら違和感ありすぎですが、もはやこのメロドラマに常識は不要でしょう。Don't Think. Feel!  また、あらためて見渡すと、同作のキャラはけが人や病人だらけですね。余命数カ月の主人公を筆頭に、心臓に病を抱えるサトル、右手が不自由な麗子、高次脳機能障がいの若菜、病死した黒川(山路和弘)、そして次回あたりで死にそうな塔子の父親……。さすが、韓流ドラマのリメイク!  ただ、これだけ揃っていれば、視聴者の涙も誘い放題のようにも思えますが、展開が現実離れしているせいか、ちっとも悲しくありません。今のところ泣ける予感は微塵もしませんが、最終回までに泣きどころはあるでしょうか? 期待しながら、レビューを書き続けたいと思います! (文=どらまっ子TAMOちゃん)

TOKIO・長瀬智也が大島優子を「バカな女」呼ばわり!? “留学女”に痛烈『ごめん、愛してる』

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 思わず「えー!」と叫びたくなってしまうぶっ飛びシーン連発の日曜劇場『ごめん、愛してる』(TBS系)。30日放送の第4話は、平均視聴率9.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と自己最低ながら、ほぼ横ばいが続いています。  現在、TBSのグッズショップでは、麗子(大竹しのぶ)が律(TOKIO・長瀬智也)に送った指輪のレプリカが3,500円で販売されており、長瀬ファンが群がっているようです。ってこれ、サイズは12号だけなんですね。一応、ペンダントにできるように黒紐が付いているそうですが、薬指に通らない長瀬ファンがひっそりと涙を流してそうで、気が気でありません。  さて、前回のラストでは、律が凛華(吉岡里帆)に膝枕を迫った挙げ句、いきなりブチューッ! イケメンだからこそなせる技を見せつけましたが、その後、2人はどうなったのでしょうか? あらすじを振り返ります。

ナレーション消滅、やったあ!

 前回、冒頭部分のネットリとしたナレーションが「癪に障る」「浮いてる」と書きましたが(前回のレビュー)、なんと、今週はナレーションがきれいさっぱりなくなっていました! やったあ! それにしても、あのヘンなナレーションがないだけで、こんなにいい感じになるんですね! 誰が声をやっていたのかは謎ですが、賢明な判断だと思います。  さて、ブチューッとした後の2人ですが、凛華は「ちょっと! 何してんの!? 膝枕してあげたくらいで」と律を突き飛ばし、「気持ち悪い」と不機嫌に。これに律は、「お前だって受け入れてたじゃねえかよ!」と至極真っ当な意見で反論します。ところで、24年間サトルに片思いしている凛華ですが、これがファーストキスってことでしょうか? そう思うと、付き合ってもない男に奪われて、かわいそうですね。  後日、音楽番組に出演するサトル(坂口健太郎)を送り届けた律が、仕事が終わるのを駐車場で待っていると、そこへ偶然、塔子(大西礼芳)が。すると、律に近づくや否や、「あたしストライクゾーンも広いのよねえ」と突然、ブチュー。ちなみに、塔子のキスシーンは、大物俳優・島田彗、サトルに続き、これで3人目。あばずれ設定のため、ほぼ毎回、誰かとキスしています。  一方、サトルと塔子がラブラブなことに絶えられなくなった凛華は、サトルの付き人を辞めて渡米することを決意。しかし、律に「語学留学して、英語の勉強しようかなって」と告げると、「なんだそれ、バカな女に限ってやることねえと、勉強するとか言い出すんだよな。カラッポな頭に何入れても頭よくならないぞ、ボケチン」とバカにされてしまいます。  1年間、語学留学すると発表した元AKB48・大島優子が見てたら、再びアノ帽子を目深に被りそうなシーンですね。そういえば、夏菜も16日放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)で、朝ドラ『純と愛』(NHK)で散々叩かれた挙げ句、仕事から逃げるため「海外に語学留学風なことをした」と話していました。

偶然のオンパレード!

 サトルや麗子に別れを告げた凛華は、律の運転で空港へ。律は「アメリカに何があるんだよ!」「お前がいなくなると、俺はさみしい」と引きとめようとしますが、凛華は「1回キスしたくらいで、いい気にならないで!」と言い放ち、ずんずん空港へ向かいます。しかし、空港に着いた直後、急に苦しみ始める律。凛華は律が暮らす家まで送り、介抱します。    そのまま律の住まいに一泊し、あくる日、スーツケースを持って空港へ向かう凛華。しかし、男から売春を迫られ、ケガを負わされている若菜(池脇千鶴)に偶然、遭遇。若菜の手当てをし、この日もアメリカに行きそびれます。  そうこうしているうちに、若菜たちの「役に立ちたい」と言い出す凛華。律が「ここにいろ、ずっと。俺が死ぬまで」「この日本でもう一度出会ったのは、運命だと思うんだ」とロマンチックなセリフを吐いた後、タラタラタラ~と鼻血が。ついに、律が弱り始めました。  今回は、塔子がいきなり池に飛び込むような爆笑シーンは無かったものの、偶然、偶然、偶然……の連続で、実に同作らしいベタな展開の連続でした。  そして、予告映像によると、次回から「第2章」が始まるんだそうです。今にも凛華に襲いかかりそうな勢いで好き好きアピールをしている律ですが、2人は無事、結ばれるのでしょうか? ちなみに、8月6日の放送は『世界陸上ロンドン』でお休み。しばし、ぐいぐいの長瀬には会えませんが、同じくらい圧のある織田裕二で我慢しましょう。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

長瀬智也が吉岡里帆にブッチュー! TBS『ごめん、愛してる』のキスシーンが強烈

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 TOKIO・長瀬智也演じる主人公が死ぬ前に母親探しをする日曜劇場『ごめん、愛してる』(TBS系)の第3話。平均視聴率は前回から0.5ポイントダウンの9.5%でした。TBSが誇るブランド枠にしては、微妙な数字ですね。  前回は、サックス奏者の塔子(大西礼芳)が「ねーー!」と叫んで池にドボーンと落ちたり、助けようと池に飛び込んだサトル(坂口健太郎)が心臓発作を起こしたりと、ぶっ飛びシーンの連続でしたが、今回はどんな展開を見せてくれるのでしょうか? あらすじを振り返ります。

主人公の目的は“どっきり”だった!

 死が近いことから、「生きた証」として自撮り動画の撮影に勤しむ律(長瀬)。真昼間の公園で「あの女が、俺が息子だってことに気がついて、びっくりして腰抜かした顔が見てえ。死ぬほど後悔させてやる」と、ひとりブツブツ……。どうやら、律が母・麗子(大竹しのぶ)に罵倒されても近くを離れないのは、どっきり的な目的があるからのようです。  一方、第2話で塔子と結ばれてルンルンのサトルは、凛華に「塔子はねえ、素敵だよぉ」「何もかもこう、最高なんだ。詳しくは言えないけど」とニヤニヤ。第2話で、突然やってきた島田彗なる大物俳優にもキスされていた塔子ですが、やけにモテるのは床上手なせいかもしれません。  そんな床上手・塔子に、早くもプロポーズすると言いだすサトル。木にくくりつけた風船から婚約指輪が登場する計画を、イラストに起こして凛華(吉岡里帆)に説明。そんな狂気めいた純粋さを持つサトルを、坂口はとても自然に演じています。

膝枕OKの女は、イケる!?

 後日、サトルのサプライズプロポーズをお膳立てする凛華と律。大量の風船を木にくくりつけ、計画を進めるも、サトルがドン臭いせいで大失敗に。そうこうしているうちに、麗子がどこからともなくやってきて、木陰に隠れていた律や凛華も誘ってみんなで食事に行こうと言いだします。  レストランに着いた途端、塔子の過去のスキャンダルをディスり始める麗子。一触即発ムードの中、尾行してきたであろうフリージャーナリストの加賀美(六角精児)が登場。みんなの前で、麗子と有名指揮者・黒川龍臣(山路和弘)の過去の不倫関係を大声で暴露し始めます。  その光景に我慢できなくなった律は、加賀美の顔面をボコボコにして、警察の御用に。塔子は麗子に「あたし、サトルくんを自分のものにしたいと思うほど、好きじゃないです」と言い放ち、帰ってしまいました。  保釈された律と、それを迎えに行った凛華は、2人で飲み屋へ。すると、律はいきなり「膝枕してくれ」「子守唄うたってくれ」と無茶振り。「ちょっとぉ~」と言いながらも、全く嫌がらない凛華が歌い始めると、律は膝の上で涙をツー。そして、すかさず凛華にブッチューッ! で、第3話は終了しました。律ってば、留置所にいたせいで、性欲が爆発しちゃったんでしょうか……。

ナレーションの声が癇に障る

 毎回、昼メロドラマのような回想シーンから始まる同作ですが、この時の男性ナレーションって誰の声なんでしょうか? 副音声で韓国人・ペクランの吹き替えを担当している声優の神谷浩史? TBSの局アナ? 妙にねっとりとした喋り方のせいで、いつも微妙な気分になります。  とはいえ、そもそも展開はハチャメチャだし、長瀬がこういう昼メロちっくなドラマで主演してるのも違和感ありありだし、ナレーションが浮いてるだけで残念な気分になっているのもバカバカしくなってきました。もはや、同作は違和感を楽しむものなのかもしれません。  あと、やっぱり大物俳優・島田彗の登場シーンはなかったですね……。あの、妙に髪の毛がフサフサな、謎のおじさんをもう1度見たい。あのインパクトが忘れられない。今後も、島田彗の登場を期待してしまいそうです。  そんなことより、急におっぱじまった律と凛華ですが、実際、合コンなどで「膝まくらまでいけたら、チューもOK!」なる法則を用いてる男って、わりといる気がします。膝まくらで一端、試す的な。どうか律が、そこまで計算高い男でありませんように。  そして、次号予告映像には、なんと律と塔子のキスシーンが! すでに坂口や島田彗役の合田雅吏ともキスしている塔子ですが、そのうち六角や中村にも行きそうな勢いです。頑張れ! 床上手・塔子! (文=どらまっ子TAMOちゃん)

TOKIO・長瀬智也『ごめん、愛してる』ぶっ飛び展開連発で2ケタ! 番組公式SNSに不在の人物とは?

TOKIO・長瀬智也『ごめん、愛してる』ぶっ飛び展開連発で2ケタ! 番組公式SNSに不在の人物とは?の画像1
 TOKIO・長瀬智也主演の日曜劇場『ごめん、愛してる』(TBS系)の第2話。平均視聴率は前回から0.2ポイントアップの10.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。2ケタになんとか食らいつくことができました。  嫌韓の風潮が漂う日本において、初回から韓国ドラマのリメイクであることを全面に押し出し、それどころか最初の舞台をわざわざ韓国に設定し、主人公に韓国語を話させるなど、“韓国臭”を撒き散らしながらスタートした同作。案の定、ネット上では賛否両論が巻き起こっているようです。  それはそうと、同作の公式インスタグラムには、随時、ヒロインの吉岡里帆や坂口健太郎、大竹しのぶなどキャストのオフショットが。しかし、全く姿の見えない人物がいます。はい、そうです、主演の長瀬です。ジャニーズがネットの写真掲載に謎の規制をかけているのは知ってますが、主役不在の番組公式アカウントって、いくらなんでも不自然すぎるでしょう。ジャニーズって、いつになったら時代に追いつくの?  さて、第2話のあらすじを振り返りましょう。

主人公の行動が怪しすぎ

 前回、生き別れになっていた母親の麗子(大竹)の家にズカズカと入り込み、「得体の知らない人間、家に入れないでちょうだい!」とパシッと叩かれたショックが消えない律(長瀬)。勝手に家に上がり、自己紹介もせずにヌボーっと立っていたら、そりゃあ追い出されるわって感じですが、律は「し、信じられない……」という表情でぼんやり。次の日も、その次の日も、麗子の家にとりあえず行き、門の前でぼんやりと家を見つめます。おセンチになってるのはわかりますが、これは怪しすぎる……。  そんな律の謎の行動に疑問も抱かず、「住むとことかあるの?」「仕事ないんだったら、紹介しようか?」と世話を焼きたがる凛華(吉岡)。凛華が付き人をしているピアニスト・サトル(坂口)の運転手になるため、律は履歴書を書いて持って行きますが、麗子から「何? この汚い字。学校もろくに出てないの?」「あなたみたいなチンピラに、大事なサトルの命を預けられるわけないでしょ?」とまたもや追い出されてしまいます。 「クソババア」と言い残し、麗子のもとを後にする律ですが、凛華に引き止められ、サトルをCMの撮影現場まで送り届けることに。現場では、思いを寄せる天才サックス奏者・塔子(大西礼芳)との共演にご機嫌なサトルですが、休憩中、撮影でたまたま来ていたという島田彗(合田雅吏)なる有名俳優が湖畔に登場。偶然にも、アバズレの塔子とただならぬ関係のようで、サトルに見せ付けるように塔子にキスをします。  この後、サトルと島田は塔子を取り合い、小競り合いに。すると、塔子が突然「ねーー!」と言い、次の瞬間、池にダイブ(!)。そんな塔子を助けるため、今度はサトルがドボーン! しかし、持病のあるサトルは、心臓発作を起こしブクブクブク~。これを見た律が池に飛び込み、溺れるサトルを救出。このカオスな状況を前に、泣き出す凛華……って、えええええええええ! いや、もうね、これで確信しましたよ。ツッコみながら見るドラマなんだって。これは、すごい! ダイナミック!  この一件で、サトルとの距離を縮めた律。麗子にも恩を売ることができ、島田彗様様です。っていうか、島田彗って俳優、おそらくもう出てこないんだろうなあ。でも、大きく展開させるための大事な噛ませ犬ですから、なるべく忘れないようにします。島田彗。  その後、静養中のサトルの自宅に、「私は泳げるから。泳げないのに飛び込むとか、まじありえないでしょー」とニヤニヤしながら塔子が登場。お見舞いに来た塔子は、サトルと部屋のドアを全開にしたままベッドイン。案の定、サトルに思いを寄せる凛華が目撃してしまいます。  一方、「話があるの」と律を呼び出す麗子。麗子は律を「野良犬みたい」とディスリながらも、サトルのボディガードになってほしいと金を渡します。  その夜、凛華のヤケ酒に付き合う律。泥酔した凛華をおんぶしたまま、「おれは野良犬だからよ。犬はこうやって、テリトリーを印すんだ」と麗子の自宅の門に向かってジョボーっと立ちション。そこへやってきた凛華の父(中村梅雀)が、律が持っている麗子の指輪を見て、なぜか激情。凛華をいきなりビンタし、律に「消え失せろ!」と言い放ちました。

脳みそがとろけそう

 なんかもう、細かいことは気にしません。この台風に乗っかるか乗っからないかの2拓だと思います。うまく乗っかれる人はかなり楽しめますし、そもそも韓国ドラマや昼ドラのノリが肌に合わない人は、乗っからなければいいと思います。  だって、主人公の頭には、銃弾が埋まってて、取り出せなくて、時限爆弾化してて、韓国で会った凛華が自分の母親の家で偶然働いてて、塔子は「ねーー!」と言って池に飛び込むんですよ? わざわざ「展開がありえない」「現実離れしてる」って真面目に文句言ってる人は、いち早く裏番組の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)にチャンネルを変えるべきだと思います。人気だし。  しかし、長瀬がこんなトンデモ恋愛ドラマで主演する時が来るとは! 長瀬といえば、『タイガー&ドラゴン』(同)や『泣くな、はらちゃん』(日本テレビ系)といった“センスいい系”のヒューマンコメディーか、『クロコーチ』(TBS系)的な渋めの本格ドラマのイメージが強かったもので。第2話の時点ではまだ、ドラマを見ながら「これは長瀬でよかったのか?」「じゃあ、長瀬じゃなかったら、誰がしっくりきたんだ?」とグルグル考えてしまいました。  というわけで、第2話にしてぶっ飛びまくっていた『ごめん、愛してる』。最終回までに、何回ぶっ飛んじゃうのでしょうか? (文=どらまっ子TAMOちゃん)

ハマるのは3番手? TBS『ごめん、愛してる』ヒロイン・吉岡里帆に、一抹の不安

ハマるのは3番手? TBS『ごめん、愛してる』ヒロイン・吉岡里帆に感じる、一抹の不安の画像1
吉岡里帆オフィシャルブログ
 TBS日曜劇場『ごめん、愛してる』は、報われない片思いが連鎖していくメロドラマだ。  韓流ドラマのリメイクということもあってか、とにかく内容がコッテリとしている。     韓国で裏社会の仕事をしていた岡崎律(長瀬智也)は、頭部を銃で撃たれたことで、いつ命を落としてもおかしくない状態となる。残り少ない人生で、生き別れとなった母親と再会したいと思った律は、日本に帰国。そこで、韓国で偶然、助けた三田凜華(吉岡里帆)と再会する。     律の母親の日向麗子(大竹しのぶ)は、律のことを実の息子と気づかずに嫌悪しており、天才ピアニストの息子・サトル(坂口健太郎)を溺愛する。  幼なじみのサトルのスタイリストとして働く凜華は、彼に片思いしているが、サトルは天才サックス奏者で自由奔放な古沢塔子(大西礼芳)に魅かれている。    母親に正体を明かせぬまま、サトルのボディーガードとなった律は、自分と似た、届かぬ思いを抱える凜華と打ち解けていく。    吉岡が演じる凜華は、献身的に尽くす女性で、これまでにない純粋でまっすぐな正統派ヒロインだ。  彼女にとっては初めての大役で、ドラマの主役を演じられるような女優へとステップアップできるかどうかは、この役をどう演じるかで決まるといっても過言ではないだろう。  そのため、放送前から注目していたのだが、第2話まで見た印象でいうと、今までとは違う立ち位置に若干戸惑っているように見える。  初めて吉岡を意識したのは、2015年のNHKドラマ『美女と男子』だ。  彼女は若手清純派女優・朝倉かれん役を演じたのだが、一見清純派に見えながら、実は肉食系で、共演した若手俳優を翻弄していく姿はとても印象的だった。同時期に「週刊プレイボーイ」(集英社)で披露した水着グラビアの色っぽさも衝撃的だった。  その後、吉岡はNHK連続テレビ小説『あさが来た』に出演。のぶちゃんこと田村宜役を演じた。着物にメガネというチャーミングなルックスが受けて、マスコットキャラ的な人気を獲得した。  宮藤官九郎脚本の『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系)では、小学校に赴任する教育実習生・佐倉悦子を好演。童貞の小学校教師・山路一豊(松坂桃李)を惑わす、魔性の女を演じた。  どの役も決して大きくない3番手、4番手の役なのだが、数分しか映らない場合でも、吉岡は着実に爪痕を残してきた。  彼女の演技は、なぜかとても目を引く。たとえば『ゆとりですがなにか』で、山路先生を見つめる場面は、瞬きをしていないこともあってか、異様な迫力があった。  彼女の演技には、意地でも目立ってやろうとする、成り上がり根性がにじみ出ている。そういう必死なところが、逆にかわいいなぁと思っていた。  そして、今年の冬クールに放送された『カルテット』(TBS系)で演じた来生有朱(きすぎ・ありす)は、吉岡にとって、最もハマった当たり役だといえるだろう。  ライブレストランでウエイトレスとして働く元地下アイドルの有朱は、とにかくめちゃくちゃな女だった。小学生時代のあだ名は淀君で、彼女が原因で必ず学級崩壊が起きたという。目が笑っていない有朱は生粋のトラブルメイカーで、劇中では主人公の楽器を盗んでメルカリに売ろうとする。底の浅い行動を繰り返しては、周囲の人間関係をかき乱していくのだ。  有朱は清純派の皮をかぶった魔性の女という、これまで吉岡が演じてきたキャラの総決算のような存在だった。計算高いが思慮の浅い、かわいいだけの中身が薄っぺらい女を演じさせたら、今の吉岡は完璧である。  しかし『カルテット』での成功は、主演女優にシフトしようとする際には、マイナスに働いているように見える。『ごめん、愛してる』で、どれだけけなげでかわいいヒロインを演じても、「ウソつけ!」と思ってしまうのだ。  気になったのは、吉岡の演技が『カルテット』の時と変わらないことだ。特に酔っ払って長瀬に絡むシーンのしゃべり方は有朱と同じなので、コイツ本当は腹黒い女なんじゃないかと、疑ってしまう。  脇役の時は、とにかく爪痕を残そうとする過剰な演技はプラスに働いていたが、画面に出ずっぱりの主演となると、主張が強すぎてうるさく見える。  凛果を演じるためには、今までとは違う主演の演技をしなければならない。今のところ1話よりは2話のほうが一歩引いた落ち着いたトーンになってきており、少しずつハマりつつあるが、それでもやっぱり隠しきれない過剰さがにじみ出てしまっているのだ。  果たして吉岡は、主演級の女優にステップアップできるのだろうか?  個人的には『カルテット』ぐらいのポジションで、脇でおいしいところを持っていく女優として定着するほうが彼女には合っていると思う。しかし、野心家の吉岡としては、そこにとどまるなんて我慢できないだろう。ドラマ自体の出来栄えもさることながら、吉岡の成り上がりストーリーの今後を占う上でも、見逃すことができない作品である。 (文=成馬零一) ●なりま・れいいち 1976年生まれ。ライター、ドラマ評論家。ドラマ評を中心に雑誌、ウェブ等で幅広く執筆。単著に『TVドラマは、ジャニーズものだけ見ろ!』(宝島社新書)、『キャラクタードラマの誕生:テレビドラマを更新する6人の脚本家』(河出書房新社)がある。