黒澤明より、北野武より……韓国人の“オールタイムベスト邦画”最有力は、ミポリン主演のアノ作品だった!?

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『Love Letter』
 「おでん」「うどん」「刺身」など韓国で通じる日本語は意外に多いが、「お元気ですか?」も実はその一つ。食べ物などが日本語のまま通じるのはわかるが、挨拶言葉である「お元気ですか?」を韓国人の多くが知っているのには、ちょっと変わった理由がある。  3月8日に放送された人気バラエティ番組『スーパーマンが帰ってきた』に、在日韓国人であり、いまや韓国で家族そろって人気の格闘家・秋山成勲が出演した際のこと。北海道のスキー場で秋山と娘のサランちゃんに、妻でモデルのSHIHOが「お元気ですか?」と叫び、視聴者の笑いを誘ったという。日本人からすると不思議な光景だが、これはとある映画を“パロッた”もの。その映画とは、ちょうど20年前、全盛期の中山美穂が主演した岩井俊二監督作『Love Letter』。日本でも有名な映画ではあるが、いま日本でこの光景をパロディと気付く人は、ほぼいないだろう。ずいぶん前の作品にもかかわらず、しかも隣国でこれほど“特別な映画”であることは意外に知られていないかもしれない。韓国のネットには「韓国人が最も好きな日本人監督は岩井俊二」とまで書かれていたりする。  『Love Letter』が韓国で公開されたのは、1999年11月。その前に、韓国で一般公開となった初の邦画は、ヴェネツィアで金獅子賞を受賞した北野武監督作品『HANA-BI』。同年に黒澤明監督の『影武者』も公開されている。それに続いた『Love Letter』はファンタジックな内容ながら、より日本の日常のムードを感じられる作品だったのではないだろうか。いま以上に“近くて遠い国”という関係性、“知りたくても知ることのできない国”という状況下で、韓国にとってのファーストインパクト的作品こそが『Love Letter』だったのかもしれない。黒澤映画も北野映画も邦画には違いないが、より“普通の日本”を想像させたであろう『Love Letter』は、動員140万人と当時としてはかなり異例の、そして日本を超える大ヒットを記録。岩井監督も予想だにしなかったであろうが、今でも韓国でパロディCMが作られるほど影響力があり、韓国人の記憶に残る名作と位置付けられている。 “韓流”の象徴的ドラマ『冬のソナタ』などから逆算して考えると、あの手の作品の作り手たちは『Love Letter』を邦画オールタイムベストに選びそうな気はする。全体的に霧がかかったような白く淡い映像のように、どこか奥ゆかしくあいまいな情緒は日本的であり、“洗練された作風”として映り、後の韓国映画やドラマにも影響を与えたのではと思わせる。 スタッフやキャストなどの詳細は明かされていないが、『Love Letter』は今年の下半期には韓国ドラマとしてリメイクされることが決定しているという。また、先月末から3月初旬にかけて韓国で開催された第4回マリ・クレール映画祭には、岩井俊二監督が招待されて『リリイ・シュシュのすべて』など数作が上映された。  果たして、リメイクドラマ版は一体どのように仕上がるのか? これだけ愛される映画なだけに、時を超えた“ラブレター”なレスポンス作品になることを願う。 (文=梅田ナリフミ)

韓国世界遺産級の史料が焼失!?  「訓民正音解例本」とカネをめぐる“ドロ沼法廷闘争”に終止符か

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イメージ画像 Photo By Republic of Korea from Flickr.
 韓国の慶尚北道尚州市のとある民家で、3月26日午前、火事があった。人的被害はなかったものの、ペ氏の自宅は全焼。現在、出火原因の調査が続いている。と、ことさら取り上げるまでもない事件だが、実はこのペ氏、骨董品や古書籍を数多く所有していた人物で、その中には訓民正音に関する世界遺産級の史料があった可能性があるということで、大騒ぎとなった。  訓民正音とは現在のハングルのことで、1446年に時の王・世宗によって創製された。その当時、訓民正音について解説した本が「訓民正音解例本」だ。1940年に発見された「解例本」は、訓民正音の創製動機や使用方法が紹介されており、価格をつけられない文化遺産と評価されている。実際、ベートーベンの「交響曲第9番」の自筆楽譜や日本の国宝『御堂関白記』と同じく、ユネスコ記憶遺産にも登録された。もちろん韓国の国宝(第70号)だ。「解例本」の出版日とされる10月9日は、現在韓国で“ハングルの日”に指定されており、休日となっている。そんな木版本の「解例本」は、長らく世界に1冊しか残されていないとされ、現在も澗松美術館に保管されている。 しかし、2008年7月、古書籍商のペ氏が自宅を整理していると、「訓民正音解例本」を発見。韓国文化財庁の調査員が確認してみると、国宝として保存されている「解例本」とまったく同一の版本で、保存状態はこちらのほうが良好だったという。 “だったという”と言葉を曖昧にしたのは、新たに見つかった「解例本」(便宜上「尚州本」と呼ぶ)が、広く世の中に公開されていないからだ。見つかった「尚州本」が偽物だったわけではない。その背景には、所有権をめぐる醜い裁判があった。 「尚州本」の発見からわずか1カ月後、ペ氏と同じ尚州市に住むチョ氏が本の所有権を主張。チョ氏は「あの『解例本』は私が保管していたのに、ペ氏が盗んだ」として、刑事告訴と民事訴訟を起こした。刑事告訴は嫌疑なしで処理されたが、民事訴訟ではチョ氏の主張が認められた。「尚州本」の所有権はチョ氏に渡ったことになる。しかし、ペ氏は本をどこかに隠してしまい、再三の捜査が行われたが結局、発見できずじまい。ペ氏は検察に拘束起訴され、最高裁まで争い、14年6月に「盗んだ証拠がない」として無罪を勝ち取った。 しかし、その後もペ氏は「尚州本」を公開しなかった。民事訴訟で敗れており、この間に亡くなったチョ氏が本を国家に寄付する意向を伝えていたからだ。韓国メディアの質問に、ペ氏が答えている。 「裁判を何年も行い、心と体があまりに傷ついた。367日間も獄中で過ごし、家宅捜索も受けて被害が大きい。すべての真実が明らかになるまで、絶対に公開しない。今の段階で公開したら、所有権は誰のものになるというのだ。これは絶対の原則だ!」  ちなみにペ氏は、最初の刑事告訴を乗り越えたところで、「尚州本」を100億ウォン(約10億円)で売却しようとして失敗している。最後の価格調整の段階で、破約となったようだ。  そんな状況下で起きた、ペ氏自宅の火事。相変わらず「尚州本」の“隠し場所”については口を閉ざしているが、最悪、焼失した可能性もある。所有権、つまりはカネをめぐる醜い欲望によって世界遺産級の史料が失われたとなれば、呆れてものも言えない。ましてや韓国が世界に誇るハングルだけに、ダメージは大きそうだ。

まさに「日本女神」!? 中国広東省で見つけた“美人すぎる日本人留学生”の正体とは──

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長尾さんの人気ぶりを報じたニュース(『南方網』より)
 中国広東省で、ひとりの留学生が爆発的な話題を呼んでいる。同省恵州市の恵州学院で3月1日~15日まで交換留学生として学んでいた日本人、長尾寧音さん(19)が「かわいすぎる」として、中国のSNS上で大注目されているのだ。  同学院は17人の日本人交換留学生を受け入れているが、長尾さんが別格に美しく、同学院の生徒たちから「日本女神」「一番美しい交換留学生」「顔面偏差値最強の女神」などとあがめられているのだ。中国版Twitter「微博」では、キャンパス内の彼女の様子を写した写真などが大量に転載されている。
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同学院の学生が「微博」に投稿した長尾さんの写真
 カリキュラムの最終日に行われた卒業パーティーでは、長尾さんが参加したマジックのパフォーマンスを見ようと、多くの学生が殺到。彼女とのツーショット写真を撮りたい学生たちが列をなし、一時は騒然となったという。彼女自身、ここまで大きな騒動になるとは思っていなかったようだ。  しかし、それも当然の話かもしれない。長尾さんは芸能事務所・スターダストプロモーションに所属する芸能人だからだ。2007年に同事務所のオーディションで約1万人の応募者の中からグランプリに選ばれ、09年頃からCM・ドラマ・映画などに出演している。現在、彼女は札幌大学に在学中で、中国語の授業を受けた際、中国に興味を持ったという。
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所属事務所のプロフィールより
 「中国にいるときに違和感を覚えたことは?」という学生たちの質問に対し、「中国ではトイレに紙を流せないこと」と答えたという長尾さん。言うまでもなく、中国は下水道事情が悪く、トイレットペーパーは便器に流せない。平成生まれの長尾さんには、さぞかしカルチャーショックだったことだろう。  長尾さんは短期留学期間を終え、すでに帰国しているとのこと。中国人学生の“毒牙”にはかからなかったようだが、彼女は「来年、また戻ってきます」と述べているという(「南方都市報」3月25日付)。中国での知名度が上がってしまった今、「日本の女神」が中国人男性に奪われないことを祈るばかりだ。 (文=金地名津)

今度は“美女”と、小便器で「ニーハオ」!? 中国トイレ革命のヤバすぎる迷走ぶり

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小便器の向こうがガラス張りになっていて、その奥で“美女”たちがお出迎え。
“中国はトイレが汚い”というマイナスイメージを払拭するため、中国観光局局長が「トイレ革命」遂行を宣言。今後3年間で3万3,000軒の公衆トイレを新設し、既存の2万4000軒についても改装を行うという。  そんな中、山西省の省都・太原市のレストランに、革命的なトイレが登場した。男子トイレの小便器の正面に、露出度の高い衣装から下着がのぞく、セクシーな女性のマネキンが設置されているのだ。この小便器の利用者は、このマネキンに見つめられながら用を足すこととなる。
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西洋人風のロングヘアばかりなのは店主の趣味?
 レストラン店主がどんな意図でこのようなトイレにしたのかは不明だが、 「何も知らずに入って、女性トイレと勘違いしてしまった」 「緊張して出なくなってしまった」 「夜中にこんなトイレに入ったら心臓に悪い」 と、実際に利用した人たちの評判は芳しくない。
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桂林にできたシースルートイレ。外からは見えない設計になっているというが……。
 奇抜なトイレは、ほかにもある。今年2月に話題になったのが、風光明媚な観光地として日本でも有名な桂林にできた、透明ガラス張りのシースルートイレ。用を足しながら外の景色を楽しむことができるが、外からも丸見えなのだ。
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昔ながらの“ニーハオトイレ”。右手の溝は複数人用の大便器だ。
 かつて中国名物だった、壁や目張りのない“ニーハオトイレ”は、もはや農村部でも絶滅寸前だが、人民は、人目にさらされながら用を足していた時代が懐かしい!? (文=佐久間賢三)

18歳少年の「イスラム国合流ショック」から2カ月……“クリスチャン大国”韓国IS報道のいま

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「週刊ニューズウィーク日本版 2015年2/3号」
 18歳の少年・キム君が、イスラム国(IS)に合流したかもしれないという報道(記事参照)から約2カ月。社会的なショックが大きかったせいか、韓国ではイスラム国に関連する情報が続々報じられている。  韓国メディアは過日、東京・立川市で起きた「殺人練習事件」を一斉に報じた。イスラム国に感化された中学生が、学校で飼育されていたヤギを殺人の練習台にしようと侵入し、警察に逮捕された事件だ。また、関東地方に住む男子高校生がTwitterに「『イスラム国』が東京で大規模テロを実行する」などと書き込んでいた事件も取り上げていた。同様に、アメリカや欧州、オーストラリアなどの国の実情に言及しながら、イスラム国に影響され、過激な行動を厭わなくなってきた若者の実態について、細かく取り上げている。  メディアの動向から察するに、韓国の関心は中東情勢というよりも、自国内の若者に及ぼすであろう、イスラム国の影響について焦点が集中し始めているように感じる。言い換えれば、遠い国で起こっている戦争の悲劇としてではなく、身近に起きている危機として、イスラム国問題が議論され始めている。  もし、キム君が人質になったらどうするか――。韓国では、そのような主題で議論されることも増えているそうだ。 「彼が過ちを悔いるのであれば、子どもが斬首されないように働きかけるべき」 「キム君が生きて帰ってくれば、彼の証言から第二、第三のキム君が出てくるのを防げるはず」 「自分の意思で行ったのだから、もし身代金を要求されても断るべき。そのお金で、国内の孤児や独居老人を支援するほうがいい」 「テロリスト志願者を助ければ、韓国はテロリストを保護する国になってしまう」  などなど、寄せられる意見は実にさまざまだ。日本では後藤健二さんらの人質事件を前後して世論が二分したが、今後、韓国政府も対応に追われることになりそうだ。  また最近では、こんなタイトルの記事がネット上に掲載され、話題を呼んでいる。 「『ISを許します』 ISに苦しめられたキリスト教徒、許しを宣言」  これは、イラクから避難することを余儀なくされた10歳のキリスト教徒の少女の話だ。彼女はイスラム過激派に住んでいた土地を追われ、難民キャンプで暮らさなければならない状況について、「私はISを許してくれるよう神に祈ります。彼らを苦しめるようなことを、わたし自身は何もする気はありません」とメディアに語ったそうだ。  また、リビアのとあるキリスト教徒の青年は「わたしの2人の兄弟はISに斬首されたが、ISのメンバーが救われるように祈る」と話しているという(情報の元となっているのは、米キリスト教雑誌「クリスチャントゥデイ」、中東のキリスト教系TV「SAT-7」など)。  国民の約4人にひとりがクリスチャンといわれる韓国。そのような背景からも、イスラム国絡みのニュースにはなおさら敏感なのかもしれない。 (取材・文=河鐘基)

韓国“ドラマ帝国”に崩壊危機……多チャンネル化でキャスティング&視聴者の争奪戦が激化!?

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『星から来たあなた-DVD-SET1』
 韓国といえば、“ドラマ帝国”といわれているほど、朝から晩までドラマばかり放送されていることで知られる国。それだけドラマに対する需要も高く、長年にわたって子どもからお年寄りまで、幅広く視聴されてきた。その証拠に、2013年のドラマ平均視聴率トップ15を見ると、すべてが15%以上を叩き出している。しかしながら、15年は2月までに放送を終了したドラマの中で15%を超えたものは、『家族なのにどうして?』(14年KBS)、『清潭洞スキャンダル』(14年SBS)の2作品のみだ。  韓ドラ界に、いったい何が起きているのだろうか? 日本と同じくネットの普及による若者の“テレビ離れ”も原因の一つだが、特筆したいのは「放送局が増えたこと」だ。  韓国では、主要民放局がKBS、MBC、SBS、EBSの4社しかないため、ケーブルテレビや衛星放送などの有料放送局の数が飛躍的に伸びていき、今ではその数が50前後にも上る。またここ数年で、ビデオ・オンデマンドやダウンロードなどのサービスが利用可能なIPTVの普及率も急激に上がっていった。その背景には、韓国政府主導でIPTV促進政策を進め、教育や保健医療等の公共の分野などにおいても、サービスの導入を支援してきたため。そして今では、ケーブルテレビや衛星放送、IPTVなどの有料放送加入世帯数は90%に達しており、国民の約9割が有料放送を視聴しているのだ。こういった状況から、主要民放局以外の有料放送局(tvN、JTBC、TV朝鮮など)でドラマが放送されるようになり、視聴率が四散したといえる。  放送局が増えたことで、キャスティングの分散化も起こっている。民放の放送局が主だった2010年頃までは、今では考えられない豪華キャスティングのドラマが多数存在した。『華麗なる遺産』(09年SBS)や『成均館スキャンダル』(10年KBS)などが代表的な作品だ。これらのドラマは、日本映画への進出も果たしたハン・ヒョジュ、最新映画の日本公開も決まったイ・スンギとムン・チェウォン、JYJのユチョン、優れたルックスと演技力を持つソン・ジュンギ、『JIN‐仁‐』のリメイク版でヒロインを演じたパク・ミニョンなど、今では主役級のスターが4人以上も出演しているのだ。前述の通り、昨今放送局が増え始めたことから、各局で“キャスティング競争”が激化。そのため一昔前のように、主役級が複数キャスティングされるドラマが減り、見たい俳優が分散化されたことで、視聴者も分かれるようになったのだ。  『星から来たあなた』(14年SBS)や『奇皇后』(14年MBC)などの例外はあるにせよ、日本と違って、ドラマの視聴率低下が構造化しつつある韓国。日本の韓流ブームにも頼れない現状は、韓国ドラマ業界にとって冬の時代といわざるを得ない。 (取材・文=平松相善)

“制服を着たチンピラ”小役人 vs 謎の刺青スキンヘッド男 中国最凶対決、勝負の行方は……

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問題の一幕。どう見てもカタギではない男に首を絞められ、青ざめた顔の城管職員
 3月18日、広東省東莞市の中南部に位置する大嶺山鎮の教育路で、フィットネスクラブの服を着た男たちの集団が、露店を排除しようとした城管(チェングアン)に暴行を加えるという事件が発生。事件を写したとされる、刺青をしたスキンヘッドというチンピラ風の男が、制服姿の城管の首根っこをつかんでいる写真がネット上にアップされたことから、「最凶の対決」として話題となっている。  営業許可を持たない屋台や露店を強制排除する「城管」と呼ばれる治安要員は、市民からも疎まれる存在だ。時に公務以外にも首を突っ込み、交通違反の罰金を横領したり、正規の経営をしている店舗に押し入り金をゆすり、押収した商品を懐に入れることもある。こうした悪行から、「制服を着たチンピラ」とも呼ばれる彼らだが、天敵も存在するようだ。
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無抵抗な露天商相手には凶暴な城管だが、チンピラにはなすすべもない様子……。
 大嶺山鎮の城管が所属する市総合執法分局によれば、同日午後3時頃、8人で公務に当たっていた城管らが、揚げ餅を販売していた三輪車を露天商から押収。現場を撤収しようとした時、露天商が何者かに電話を掛けると、すぐに赤い服の女とスキンヘッドの男が現れ、城管を押しのけて三輪車を奪おうとした。これを阻止しようとすると、2分もたたないうちに次々と現れた10名の男たちに囲まれ、衝突が発生。結果、揚げ餅の三輪車を奪い返されただけでなく、別の場所で押収したサトウキビ販売の三輪車までもが持ち去られた。加えて2人の城管が殴られて首や腕に軽いケガを負ったといい、対決は城管の完敗に終わったようだ。殴られた城管は「彼らは明らかに集団で訓練されたヤカラで、カタギではない」と主張する。  同地区で商売をしている別の露天商の話によれば、男たちは普段、教育路にある天和百貨というデパート内のフィットネスクラブで働くトレーナーだが、裏の顔は露店商からショバ代を徴収するチンピラだという。  ちなみに彼らはその4日後、再び城管を襲撃。その際は城管が早々に警察に連絡したため、例のスキンヘッドの男は逮捕されたという。「制服を着たチンピラ」には勝てても、「制服を着たヤクザ」と呼ばれる警察には勝てなかったようだ……。

アベノミクスより効果アリ!?「20代半ばで月収40万円」を稼ぐ、“リッチ中国人”の衝撃データ

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彼らに追い越される日が来るとは……
 低廉な労働力を目当てに各国企業が生産拠点を構え、「世界の工場」と呼ばれたのはいまや昔。中国の労働者の平均賃金は、過去10年の間に約3倍になったともいわれている。また一部では、先進国並みの給与水準に達している業種もある。  就職情報サイト「看準網」が労働者約100万人を対象に行った業種別給与調査によると、北京市において最も平均月給が高かったのはIT企業で、9420.14元(約18万円)。次いで、電子・通信・ハードウェア関連企業で9098.75元(約17万3,000円)。これに、コンサルティング・財務・法律・アウトソーシング・翻訳など、専門サービス企業の8830.63元(約16万8,000円)が続いた。  一方、上海市のベスト3は、専門サービス企業の10767.80元(約20万5,000円)、IT企業の9105.78元(17万4,000円)、電子・通信・ハードウェア関連企業の8859.68元(16万8,300円)という順だった。    このところの円安人民元高により、円換算の給与がかさ増しされていることもあるが、中国の労働者の上位層は、日本のワーキングプアよりも断然稼いでいるのである。    中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏によれば、日本人より稼ぐ中国人労働者はこのほかの業種にもあるという。 「理財や保険、自動車の営業マンなどは、日本よりもインセンティブが高いので、20代半ばで月収40万円前後という人も珍しくない。また、景気のいい出会い系イベント会社や結婚相談所の社員なども、月収30万円以上もらっているケースも少なくありません」  春節の訪日中国人が見せた爆買いは、こうした所得増に裏打ちされた行為だったということか。言葉だけは普及したアベノミクスだが、トリクルダウンがいまだ起こらず、横ばいを続ける日本人の所得が、中国人に抜かれるのも時間の問題かもしれない……。

「女子アナの卵」を元恋人が惨殺! 不祥事相次ぐ中国国営放送に、習近平の“お咎め”は……

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馬さんの生前の写真(彼女の「微博」のアカウントより)
 中国でまたショッキングな事件が起こった。「中国大河報」(3月18日付)によると、中国中央電視台(CCTV)で実習生としてテレビ番組の司会をしていた馬翩然さん(25)が、恋人に惨殺されてしまったのだ。美人司会者の“卵”として、着々とキャリアを積み重ねていた彼女に、何があったのだろうか?  馬さんを殺害したとして逮捕された恋人の張容疑者は2月16日、馬さんから別れを切り出されたことに逆上。刃物で馬さんの首など7カ所を切りつけ、殺害したとされている。医師でもある馬さんの父親が現場に駆けつけたとき、すでに娘は変わり果てた姿だったという。首からは無残にも骨が露出しており、頭部は胴体から切断されかけてしまっていた。  馬さんの父親は地元メディアの取材に対し、「娘は学校でも勉強をよく頑張る子で、弟の面倒もしっかり見てくれる優しい子でした。親孝行で本当にいい子でした」とコメントしている。中国のネットユーザーも今回の事件に関して怒り心頭のようで、中国版Twitter「微博」では次のようなコメントが見受けられた。 「親の気持ちを考えたら、この男を1万回殺しても足りないだろうな」 「極刑以外考えられない」 「このニュース見ていたら涙が止まらない。遺族の悲しみは計り知れない」  中国女子アナをめぐっては10年9月にも、広東省のテレビ局の美人アナウンサーのセックス動画が流出し、ネットユーザーによって拡散された事件があった。こちらも元恋人の男性が恋愛感情のすれ違いから逆恨みした、リベンジポルノとされる。このアナウンサーは騒動後、テレビ業界から消えてしまったという。  一方、CCTVをめぐっては、これ以外でもアナウンサーに関する事件が相次いでいる。2月には有名男性アナウンサーが、中央政府幹部の妻たち20名以上と不適切な関係を持ったとして番組を降板。14年7月には、汚職などの規律違反で逮捕された前最高指導部メンバー・周永康と愛人関係にあった国営放送の美人司会者2人が番組降板となった。  例えると、NHKのアナウンサーが国会議員や政府首脳の愛人になるというところだろうか。日本では想像しにくい国営放送のアナウンサーと政治家の愛人関係について、中国在住のフリーライターはこう語る。 「基本的に、中国の公務員の給与はそんなに高くはない。最高指導部レベルでも基本給は約5,000元(約10万円)ほどです。CCTVのアナウンサーも国家公務員として給与が支給されますが、決して高いとはいえません。政財界とのコネがなければ副業収入もなく、賄賂を受け取る機会もなくなる。そうしたコネのないアナウンサーは、数億円~数百億円の資産を持つ政治家や実業家の愛人となることで、金銭的な援助を受けているのです。昨年、逮捕された周永康一族の資産は日本円で1兆円を超え、周には29人もの愛人がいたといいます」  殺人事件から愛人関係と、混乱極めるCCTVに習近平の本格的なメスが入るのか、注目したい。 (文=青山大樹)

国歌斉唱中にストレッチした外国人選手が解雇! 韓国人は“国民儀礼”に敏感!?

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 レギュラーシーズンが終了し、プレーオフが始まっていよいよクライマックスを迎えている韓国プロバスケットボール・リーグのKBLで、信じられないことが起こった。3月20日、昌原(チャンウォン)に本拠地を置き、LGエレクトロニクスがスポンサーになっている昌原LGセイカーズが、チームの大黒柱であるアメリカ出身のデイボン・ジェファーソンを緊急解雇したのだ。LGセイカーズはリーグ戦4位でプレーオフに進出しており、その中心選手がジェファーソンだ。今季レギュラーシーズンでは平均22得点を記録し、レギュラーシーズンの得点王にもなっている。  そんな大黒柱が大事なポストシーズンの最中に解雇されるキッカケとなったのは、日本では考えられない理由だ。18日の試合前に会場に流れる韓国国歌である愛国歌斉唱の際、ジェファーソンはストレッチをしながら体をほぐしていたのだが、この態度に「無礼だ」と非難集中。メディアやファンから厳しい声が上がった。19日に本人が謝罪会見を開いたが、その一方で自身のSNSに両手で中指を立てている写真をアップしていたことが発覚し、さらに非難の的に。ジェファーソンは「韓国文化を無視したのではない。国歌が流れたときに痛みを感じたのでストレッチしただけ」と釈明したが、結局、昌原LGセイカーズが解雇を発表する事態になったわけだ。  LGセイカーズ側は解雇通告に当たり、「愛国歌の演奏中にストレッチしたから解雇するわけではない。今までの彼の不適切な行動を加味して下した」と説明。試合中に携帯電話をチェックしたり、自身のSNSに歓楽街で女性と撮った写真や下半身裸でベッドに横たわる黒人女性の写真をアップしてきたことなども問題視しての決断だったとしているが、“愛国歌ストレッチ”が解雇の決め手になったことは間違いないだろう。  もっとも、裏返せば大事な時期にチームの大黒柱を手放さなければならないほど、韓国では国歌斉唱や国旗掲揚などのいわゆる“国民儀礼”が過剰に重要視されていることがわかる。過去にもサッカー韓国代表のキ・ソンヨンが、Aマッチ前の国歌斉唱時の敬礼を右手ではなく左手で行っていただけで非難されたこともあるほど、韓国人は“国民儀礼”に敏感なのだ。今回のジェファーソンの行いも“愛国歌ストレッチ”と揶揄され、「LGセイカーズの決断は正しい。ほかの外国人選手にも十分なアピールになる」と拍手を送る声も多い。  ただ、露骨に愛国心を助長するだけではなく、外国人にまで韓国愛を強要するのはいかがなものか。それも、ストレッチしていただけで解雇されるとは……。韓国の一部ネチズンの間では、「あれで解雇? マジで韓国の愛国主義はひどすぎる。逆に韓国の選手が日本に行ってジェファーソンと同じことをすれば、“よくやった”と褒めるくせに」と、行きすぎる自国の愛国主義を嫌味たっぷりで皮肉る声も上がっている。  ちなみに韓国ではプロバスケットボールだけではなく、プロ野球でもすべての公式戦で国歌斉唱が行われているが、アメリカのNBAやMLBに倣った慣例だといわれている。プロサッカーのKリーグでは行われず、プロバレーボールリーグのVリーグでは開幕戦とオールスター戦のみ行われる程度。アメリカに倣った慣例でアメリカ人選手が解雇されるのだから、それもまた皮肉でしかないだろう。