三島由紀夫『憂国』盗作事件 “韓国の吉本ばなな”はパクリの常習犯だった!?

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「三島由紀夫-憂国他-映画祭2006-」チラシ
 韓国文学界で15年以上も触れられなかった盗作問題が、最近になってネット上で炎上している。韓国を代表する女流作家・申京淑(シン・ギョンスク)の短編小説『伝説』が、三島由紀夫の短編小説『憂国』の一部を盗用している疑惑が浮上したのだ。  火をつけたのは、ハフィントンポスト韓国版に掲載された「偶像の闇、文学の堕落」というタイトルの記事。ある小説家による寄稿文だが、比べられた両作品の文章はどう読んでもよく似ている。ネット上では「残念ながらパクリ確定」という意見が多く、作家や出版社に猛烈な非難の声を浴びせている。  1985年にデビューした申氏は現在、韓国で最も売れている作家の一人だ。代表作『母をお願い』(2009年)は日本を含め22カ国で翻訳出版されるなど、韓国文壇の権威ともいえる。作風的には、韓国の吉本ばななといったところ。しかし、作品を発表するたびに盗作疑惑が持ち上がっており、文学界ではそのことを事実上黙認してきた。今回騒動になった『伝説』は96年発表の作品だが、実は2000年に、ある評論家が今回と同じく盗作疑惑を提起していた。 「今回と同じ問題を15年前に指摘しました。けれども、文壇の内部ではそれを知っていながら、何も変えようとはしなかった。今回の世間の反応に驚いています。15年も前のことなのに、ここまで騒がれると逆に途方に暮れますね」(同)  当時はインターネットがあまり普及していなかったため、盗作問題が一般人に知られることはなかった。彼女はその間、精力的に執筆活動を行い、大手出版社や文壇に対する影響力を広げ、“国民的作家”の称号を獲得した。  ただ、そんな作家だからこそ、韓国人の怒りと驚きは収まらない。当の申氏は盗作問題に対し、最初のインタビューでは「三島由紀夫は、『金閣寺』以外は読んだことのない作家。いくら記憶をたどっても『憂国』を読んだ覚えはない」とのコメントで騒動の火消しを図ったが、後に「文章を何度も照らし合わせてみた結果、盗作疑惑が提起されても仕方ないと思った。いまや私も自分の記憶を信用できない状態」と弁解を述べるありさま。その対応にも、不満の声が上がっている。  常に盗作疑惑を抱えながら、彼女が今まで自由に活動を続けられたのは、いったいなぜか。申氏は、韓国の文学系三大出版社の看板作家でもある。莫大な利益をもたらす彼女を、各出版社はマネジャー役を買って出るほど積極的に守ってきた。今回の一件に関しても問題の作品集を出した出版社は、「盗作と判断する根拠が弱い」と真っ先に申氏を弁護したが、ネットで大炎上すると「盗作の疑いを連想させるような内容であることは認める」という曖昧な謝罪文を発表。さらに非難を受ける事態になった。  一般人はもちろん、出版社の社員を名乗る人物や作家、評論家たちのSNSでは「よりによってパクったのが日本の右翼思想を持つ三島由紀夫だなんて、国の恥だ」「申京淑も出版社も、両方とも言っていることがチンプンカンプン。国民をバカにしているだろ」「15年前にしっかり反省してれば、こんな騒ぎにはならなかったのに」といった非難のコメントが絶えない。まさに、“文学界の悲劇”とまでいわれる状況なのだ。  現在、詐欺および業務妨害で告訴された申氏に対する検察の捜査が始まったが、法的に解決されるとしても、一度損なわれた名誉の回復は簡単ではないだろう。こんな状況では、韓国人が密かに期待しているノーベル文学賞受賞も当分は期待できそうにない。

40年前の腐乱肉を再利用!? 肉食化が進む中国の食卓に「キョンシー肉」が流通中

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 中国でまた、食の安全を大きく脅かす問題が発覚した。6月、海関総署(中国税関)による一斉摘発が行われ、冷凍肉の密輸業者21グループのメンバーを逮捕。押収された冷凍牛肉、冷凍鶏肉(脚)、牛と豚の加工肉食品は全部で10万トン以上にも及び、末端価格は30億元(約600億円)にも達したという(「新華網」6月23日付)  この冷凍肉の何が問題なのかというと、なんと30年、40年前に屠畜された肉も含まれるというのだ。さらに疫病発生地域から密輸されたものもあり、こうした数十年前の肉が化学薬品漬けにされて“見た目は新鮮な肉”としてスーパーや商店に並ぶのだという。
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 6月1日に長沙税関が摘発した事件では、3,000平方メートルもの広さの倉庫にあった密輸された冷凍の牛肉、鴨の首肉、鶏脚など800トン余り(末端価格約2億円)が押収されたが、これらは湖南省内14の市区を中心に全国で販売されていたという。押収された肉はいずれも生産年月日が20~40年前のもので、中国メディアは専門家の話として「冷凍肉は見かけではその古さは判別しづらいが、一旦解凍されるなどしており、細菌が異常繁殖している可能性もある」というコメントを紹介し、注意を呼びかけている。  こうした“肉年齢”が数十年になる冷凍肉の中には、一度腐乱したものを再度冷凍したものもあり、中国では「ゾンビ肉」「キョンシー肉」として話題に上っている。上海市内で日本料理店を営む日本人オーナーは言う。
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「経済成長で人民の肉食化が進み、中国は一転、豚や鶏、牛などの輸入国になった。それでも肉の価格は上昇する一方で、結果、数年前に話題になった偽装肉が流行したんです。当時はネズミの肉を羊肉に偽装したり、キツネ肉を豚肉に偽装した事件もあった。偽装肉は摘発が進み、少しは減ったようですが、代わりに出てきたのが格安の輸入冷凍肉です。南米やアフリカ、中東などから輸入された肉の中には、怪しいものもたくさんあるようです。鶏脚や牛豚の内臓系などは、アジア人以外はあまり食べないので、廃棄された古い肉が集められ、現地ブローカーを通じて中国へ密輸されるそうです。私の店にもたまに怪しい業者が営業に来ますが、価格が3~5分の1と格安で、理由を聞くと『アフリカ産の冷凍肉だ』って言ってました」  中国税関が摘発した密輸冷凍肉の産地は、オーストラリアやニュージーランド、ウルグアイ、アルゼンチン、カナダ、コスタリカ、チリ、ハンガリーだったと発表している。冷凍肉は中越国境からハンドキャリーで密輸されることが多く、運搬中に溶けてしまったものを中国内で再び冷凍・薬品処理して出荷される。 「屋台や安い食堂に行くと、変色した固くてマズい肉と出くわすことがありますが、違法冷凍肉を使用しているんでしょう。一般人にはあまり見分けがつかないので、注意が必要です。こうした肉が加工食品になって、日本に輸入されている可能性もゼロではありません。こっちでは新たな食の危険として社会問題になっています」(同)  数十年の時を経て、蘇った「キョンシー肉」。日本に流入していないことを祈るばかりだ。 (取材・文=金地名津)

命を脅かす医療ミス多発でも「おっぱいを大きくしたい」 “整形大国”韓国女性たちの歪んだ美意識

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 世界屈指の“美容整形大国”とされる韓国。英「エコノミスト」紙が国際美容整形学会の会員たちを対象に集めたデータによると、2011年基準で韓国の女性人口1,000人あたり13.5名が整形手術をしたとも報じられ、国際美容整形協会が2013年に発刊した報告書によると、韓国は人口対比美容整形手術件数で世界1位だったという。  近年は、香港や中国から美容整形のために訪韓する人々の数が増加し、13年は2万人前後だったが、昨年は5万人近くに増えたといわれている。「世界の美容整形手術の市場規模21兆ウォン(約2兆1,000万円)のうち、4分の1に当たる5兆ウォン(約5,000億円)以上が韓国で消費されている」という報道もある。今年4月には、米「ワシントンポスト」紙が韓国の美容整形事情を大特集し、「韓国は美容整形共和国、ソウルは美容整形の首都」と報じたほどだ。  ところが、そんな整形大国に波紋を呼ぶ出来事が起こった。6月22日、ソウル地方裁判所は、ある美容整形外科に、患者・A氏の遺族へ3億5,000万ウォン(約3,500万円)の損害賠償を命じたのだ。事件が起きたのは13年8月。A氏はふくらはぎを細くするための施術中、麻酔薬プロポフォール投薬後に呼吸困難に陥り、脳死状態に。4カ月後、息を引き取った。A氏遺族は、担当医師が薬物投与の過程で脈拍、血圧、呼吸などを観察しなかったこと、施術の副作用について事前説明がなかったことなど業務過失を訴え、裁判所がそれを認めて病院に損害賠償を命じたのだ。この判決は美容整形手術には危険が伴う上に、韓国の現場がずさんなことを明らかにしたともいえる。  というのも、韓国では近年、この手の美容整形事故が絶えないのだ。例えば昨年9月には、ソウル市・江南の美容整形外科で腹部の脂肪除去手術を受けた50代の女性が手術中に呼吸困難を起こして息を引き取った。今年1月には、美容整形手術を受けるためにソウルにやってきた中国人観光客が手術中に心肺機能が停止し、脳死状態になっている。3月には、29歳の女性が江南の美容整形外科で顔の脂肪移植手術を受けた2日後に痛みを訴え、敗血症性ショックで死亡している。まさに、命を脅かす医療ミスが相次いでいるのである。  それでも、韓国の美容整形熱は冷めることを知らない。ある一般紙の報道によると、本格的な夏の到来を目前にした最近、美容整形外科を訪ねる女性が通常よりも40~50%増えているという。その相談のほとんどが豊胸で、特に20~30代の女性たちの間で相談が多いらしい。「夏休みを前にして、鼻や二重といった顔面整形だけでなく、胸の整形に関する相談も多く受けるのが今年のトレンド。顔だけでなくボリューム感あるボディーにして、バカンス・シーズンを迎えたいのでしょう」(ソウル市内の美容整形医)。大きな胸に憧れる女性たちの整形を助長するのもいいが、まずは副作用の被害をなくし、安全性を確保するのが医師の努めだろう。美容整形大国の韓国だが、美容整形先進国とはまだまだ呼べないかもしれない。

90后はバカすぎる!? 中国「おっさんJD詐欺」15人の女子大生から700万円騙し取る

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こちらが逮捕されたおっさん。まったく冴えない風貌だ……
 北京市内にある房山裁判所に出廷した40歳の男性――決してイケメンとはいえないこのおっさんは、SNSを使って、なんと15名もの女子大生から35万元(約700万円)ものカネを騙し取っていた。 「新京報」(6月17日付)によると、被告男性は2010年からの4年間で、少なとも15人の女子大生を騙し、総額約700万円を振り込ませていたという。当局の調べによると、男性は中国版FacebookともいわれているSNS「QQ」を利用し、多くの女子大生にメッセージを送信。北京大学と清華大学で修士号を取得し、海外ブランド品などを扱う会社を経営しているなどと学歴や身分を詐称していたという。  実際に男性の話を信じてしまった女子大生たちは、男性から「会社の運営資金や会社の負債返還の名目でお金が必要」と言われ、振り込んでしまった。なんとも古典的な“なりすまし詐欺”だが、男性は「女性たちは自分に対し恋愛感情を持っており、あくまで彼女たちの自らの意思で金銭を送ったのだ」と法廷で開き直っているという。また集めた金の大半はすでに返還しており、無罪を訴えている。  ネット上とはいえ、40歳の男性が複数の女子大生の恋愛感情を利用して、金銭を受け取ったこの事件に、中国のネットユーザーたちの間では熱い議論が交わされている。 「こんなツラしたおじさんですら女子大生を虜にしてるというのに、俺は……。教えを請いたい(笑)」 「90年代生まれの中国の女子大生は、もしかしたらバカなのかもしれない」 「女子大生を虜にするおじさんか。愛の伝道師として講師をしていただきたい」
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90后の女子大生たち(写真はイメージです)
 似たような事件はまだある。「新浪新聞」(5月26日付)によると、重慶市の男性が「微博」(中国版Twitter)のチャット機能を利用し、2年間で13人の女性から20万元(約400万円)を騙し取ったという事件が発覚。詐欺を行った男は自らをがん患者と偽り、治療費などの名目で女性たちからお金を振り込ませていた。こちらも、女性の恋愛感情につけ込んだ犯罪だった。  それにしても、中国では、若い女性はなぜこんなおっさんに騙されてしまうのか? 大連市在住の日本人不動産コンサルタントは、こう証言する。 「経済成長の鈍化で、ただでさえ拝金主義なのに、90后(90年代生まれ)の若い女たちは輪をかけて男を露骨に金持ちかどうかで値踏みする。年の差10歳以上のブサイクなおっさんでも、カネさえ持っていれば飛びつくんです。ところが、中途半端に大学に進学した世間知らずの地方出身者は、正直アタマが悪いので、こうした詐欺にどんどんひっかかる。私の知り合いの40代後半のハゲ上がったおっさんも、友達にアウディを借りて『会社社長』を騙り、いつも女子大生とタダマンしてますよ」  振り込め詐欺の被害が昨年500億円を超えた日本だが、お隣の中国も、事情はそう変わらないようだ。 (取材・文=青山大樹)

ナミの入浴シーンが台無しに!? 韓国版『ONE PIECE』の“手直し”が残念すぎる

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『ONE PIECE 77』(ジャンプコミックス)
 6月中旬、累計発行部数3億2,000万部を突破して、世界で最も売れた漫画としてギネスに認定された『ONE PIECE』。韓国でも「News1」などのメディアにて、大きく報道された。日本を代表する長寿漫画・アニメである『ONE PIECE』の人気は、韓国でも非常に高いのだ。  ただ、韓国版アニメ『ONE PIECE』は、日本版とは少し違う。作者である尾田栄一郎氏も了解済みと思われるが、さまざまな“手直し”が施されているのだ。 つまり「子どもに悪影響を与えるような、教育上好ましくないもの」に対して、韓国オリジナルの修正が加えられており、エロ、酒、暴力、タバコなどがその対象だ。  たとえば、麦わらの一味のナミの入浴シーンだ。煙がかってはいるが本来は全裸の設定場面、上半身が映し出されているシーンのはずが、水着あるいはタンクトップのようなものを着用していて、まるで温水プールのように見えるのだ。アニメとはいえ、“水戸黄門の入浴シーン”的に楽しみにしていた大人ファンには残念としか言いようがない場面になっている。それだけではない。胸元が開いた女性キャラの衣装は、谷間が目立たないスタイルに変更されている場合が多い。
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風呂で水着、脅すための銃がシャワーに?(韓国のまとめサイトより)
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クロコダイルの葉巻削除、ワインが水に。サンジのタバコは飴に変更(韓国のまとめサイトより)
 また、手直しによって、キャラが崩壊しているケースも。同作には世界政府特別公認の「王下七武海」という屈強な海賊たちが登場するが、かつてその一人であったクロコダイルに対する修正は特にひどい。もともとクロコダイルは、お酒と葉巻を愛するダンディな男。しかし韓国版では、手元のグラスに入っているはずのワインは水色の液体に、口にくわえた葉巻は別のものに置き換えられるどころか、完全に削除されてしまっている。ここまですると、主人公と対峙する悪い敵キャラにまったく見えず、人相の悪いただのオッサンだ。ちなみにサンジのタバコも、チュッパチャプスのような棒付きキャンディーに差し替えられている。
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 暴力表現に関しては、オリジナルにおいても尾田氏が子どものために配慮していると聞くが、それでも韓国ではまだ足りないらしい。ナミ(正確には分身)が敵キャラに上半身を数カ所にわたり串刺しにされるシーンがあるが、頭部をただつかんでいるようになっている。直接的な暴力描写だけでなく、登場人物たちの持つ武器も、本来ライフルのはずが水鉄砲、拳銃のはずがなぜかシャワーノズルになるなど、細かい不可思議な修正が入っているのだ。酒やタバコなどキャラクターの嗜好品は百歩譲っても、武器が殺傷能力のないものになるのは、完全に意味が変化してしまっているのでは……。  韓国のエンタメ規制が厳しいことはよく知られているが、大人気アニメ『ONE PIECE』に対しても容赦はない。いくらストーリー自体をいじっていないとしても、これほどの大胆な修正は、世界観やキャラクター性に影響を及ぼすレベルではないだろうか。ただ、ここまでくると逆に笑えるので、オリジナルと比較して楽しむのもまたいいのかもしれない。 (文=梅田ナリフミ)

“精神疾病リスト”除外から15年 中国初「同性愛者不当解雇裁判」の行方

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ネット上にアップされた穆易さんと男性のトラブルの様子
 中国で、「精神疾病リスト」から同性愛が除外されておよそ15年。文化革命以降、1996年までは罪として取り締まり対象だった同性愛者は、いまや全国に5,000万人とも、それ以上ともいわれている。そんな中国で今、職場における同性愛者差別に対する最初の判決の行方に注目が集まっている。  原告は、深セン市に住む30歳の男性、穆易(ボクエキ)さん(仮名)だ。彼は、勤務していた会社から、規律違反を理由に解雇を言い渡された。その後、会社との話し合いの中で、彼が同性愛者であることが解雇の決定的要因であることがわかった。これを人権侵害として、同市南山区の地方裁判所に告訴したのだ。  穆さんが同性愛者であることを会社が知った経緯は、なんとも中国の世相を反映している。
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会社の不当解雇を訴える穆さん
 穆さんは昨年、男性同性愛者専門(ゲイ)の出会い系アプリを利用して知り合った男性とホテルの一室で落ち合った。  ちなみに中国国内では、ネットを介したゲイ同士の手軽な出会いが、HIV蔓延の一因となっているという指摘もある。国家衛生・計画生育委員会によると、HIV感染者とエイズ患者の数は昨年1年間で10万4,000人増加。さらに性行為による感染者のうち、約75%が同性愛者であり、15~19歳の男性が特に多いとしている。  しかし、穆さんと男性が性行為に及ぶことはなかった。現れた男性の容姿に落胆した穆さんは、すぐにその場を後にしようとしたのだ。すると男性はタクシー代を要求。ホテル前の路上で、警察も出動するトラブルへと発展したのだ。さらに、この一部始終はその場に居合わせた人によって撮影されており、動画はネット上で拡散。穆さんの会社関係者も知るところとなったわけだ。  第一審では「解雇が同性愛差別によるものであることを証明するに至らない」と、穆さんの訴えは棄却されている。穆さんはこれを不満として控訴。現在、第二審が進められている。  中国の民事裁判は二審制を採用しており、次に出される判決が、中国の職場における同性愛者差別に対する最初の判例となることになる。
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ミュージックビデオに「小紅帽」の名前で登場した穆さんのトラブルの相手。歌詞は、騒動を揶揄するような内容だ。
 さらにこの一件には、こんなサイドストーリーも用意されていた。穆さんがトラブルとなった相手の男性だが、ネット上に拡散した動画の中で、オネエ言葉でまくし立てるキャラクターに人気が集まり、芸能界デビュー。現在はプロダクションに所属し、歌手としてミュージックビデオにも出演しているという。  しかし同じトラブルの当事者で、片やクビ、片や芸能界デビューとは皮肉すぎる。

主要観光地の宿泊施設6割が不法営業か……ソウル浄化作戦決行で、ぼったくり業者が大ピンチ! 

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イメージ画像 Photo By Adrián Pérez from Flickr.
 6月13~14日、新宿歌舞伎町にぼったくりキャバクラ摘発のための捜査が入り、6店舗で17人が逮捕された。警察によると、昨年1~4月に106件だった通報が今年に入って10倍の1,052件に増加したという。  その報道を見た韓国ネチズンの中には「取り締まる意思があれば、なくなるはずなのに……」という声もあったが、“ぼったくり被害”に関しては韓国も負けてはいない。  韓国のぼったくり業者にとって一番のターゲットは観光客であり、その不満は毎年高まっている。韓国観光公社が発刊した「2014年観光不便申告総合分析書」によれば、「観光不便申告(クレーム)センター」に届けられた観光客からのクレームは、2013年に比べて47件増加した1,154件に上った。  クレームの中で最も多かったのは、「不親切・価格」など、ショッピングに関連するものが317件。次点が「タクシーの不当料金徴収および乗車拒否」(128件)、「宿泊施設」関連(84件)と続いた。  韓国のあるメディアが現状を調べようと中国人観光客に扮して調査してみたところ、中国人観光客が多い南大門(ナムデムン)市場周辺では、通常価格4万9,000ウォン(約4,900円)のジャケットが3倍近い16万5,000ウォン(約1万6,500円)で売られており、靴やカバン、タクシー料金なども相場より3万ウォン(約3,000円)以上、ぼったくるケースが多かった。また、宿泊施設などでは正規の料金のほか、サウナやマッサージといった後付けのセットを強要して、強引に宿泊料金の底上げを図る手法も蔓延しているそうだ。  ちなみに、近年では中国人観光客をターゲットにした整形手術のぼったくりが横行している。韓国語のわからない中国人の仲介役が整形外科医と共謀して、不必要な手術などを行って、相場より50~70%以上も上乗せした料金を請求するのだ。  観光客をターゲットにした“ぼったり被害”が増加していることから、韓国警察は、観光客が増加する日本のゴールデンウィーク(4月29日~5月6日)と、中国のメーデー(5月1~3日)期間にかけて、ソウルを中心に主要な観光地一帯の宿泊業者250カ所を一斉調査。その結果、なんと151カ所の店舗で不法営業行為が行われていたことが発覚した。  警察関係者は「持続的な啓蒙にもかかわらず、一部観光業者の自浄努力が不足している」と現状を嘆くコメントを残している。    こうした現状を憂いたソウル中区は5月30日、観光特区である明洞(ミョンドン)や南大門の常習的なぼったくり料金の取り締まりを強化することを発表。6月末までに3万カ所余りの小売店の調査に乗り出し、一度の警告で改善されない店舗には30~1,000万ウォン(約3~100万円)の過怠金を賦課する予定だ。  チェ・チャンシク中区庁長は、「外国人観光客が安心して訪れられるように、快適で安全なショッピング環境を作るために持続的に努力する」と意気込みを見せた。  MERSの流行で、ただでさえ旅行者が減少している韓国。ぼったくりを防ぐための努力は続けてほしいものだが、積み重なった不信感を払しょくするのはなかなか難しそうだ。

「中国で働いたほうが稼げる?」問題山積みの外国人技能実習制度、儲かるのは仲介者だけ!?

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中国で技能実習生として採用され、日本へと向かう一行
シンガポールの中国語新聞「聯合早報」は6月8日、「週刊朝日」(朝日新聞出版)の記事を引用し、技能実習生として来日し、地方で働く中国人女性たちの多くが虐げられた生活を送っていると報道。実習受け入れ先で奴隷のように虐げられ、レイプされた女性実習生までいるという内容は、中国のネット上でも反響を呼んだ。   この報道では、受け入れ側である日本の体制が一方的に非難されているが、中国人実習生に頭を悩ませている受け入れ企業側も少なくない。 「中国人実習生の途中帰国が相次ぎ、受け入れ先の痛手となるケースが増えている」  そう指摘するのは、外国人技能実習制度を管轄する国際研修協力機構(JITCO)の関係者で、中国人実習生の世話役を務めてきた男性だ。  その背景にあるのは、ここ数年で急激に進んだ円安だという。 「実習生に対する最低賃金の全国平均は、昨年9月の段階では時給780円で、生活費などを引くと実習生の手元に残るのは、年間平均して100~150万円ほどです。実習期間は最大で3年ですが、それを満了した場合、中国側の仲介者である送り出し機関に支払う支度金、100~160万円を差し引いても、300万円ほどを持ち帰れる計算となります。しかし、円安人民元高が進んだことで、人民元換算の価値は3年前に比べて4割近く目減りしている。また、中国の平均給与も上昇していることから、『こんなことなら、中国で働いておけばよかった』と後悔している実習生も多い。数カ月間を実習生の教育に費やし、やっと戦力になると思ったら途中帰国されてしまっては、受け入れ先にとって損失。さらに、帰国しないとしてもやる気を喪失してしまう実習生も多く、深刻な問題となっています」(同)  受け入れ先に対し、「外国人実習生を安価な労働力と見なしている」という批判が向けられることもしばしば。しかしこの男性によれば、「実習生が受け取る賃金が時給700~800円であっても、実習生受け入れまでに必要な諸費用を含めると、受け入れ先の負担としては実質時給1,000円くらいになる。それに加え、実習生をつなぎ留めるため、国の家族と連絡が取りやすいようにネット環境を無料で提供したり、毎月一度郊外から市内へ焼き肉の食べ放題に連れて行ったり、実習生が誕生日の時にはケーキを用意したりする受け入れ先まである」(同)という。  中国人実習生にも日本の受け入れ先にも難点の多い同制度だが、「約200ある中国側の送り出し機関の利益は、実習生1人当たり40~60万円とホクホク。賄賂を受け取って実習生を採用しているところもあると聞く」と男性。本来、なんのための制度なのか、再考が迫られている。

いったいどうやって渡るの!? 中国で複雑怪奇な「殺人横断歩道」が出現!

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 中国東部にある安徽省蕪湖市に、なんとも複雑怪奇な横断歩道が出現した。写真を見ていただければわかるように、大通りの交差点のど真ん中を分断するように1本の横断歩道が渡され、その両端から線香花火のように四方に白い線が散らばっている。
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交差点を上から見たところ
「いったいどうやって渡るんだ……」 「目がクラクラする」 「ここを通る運転手は混乱するんじゃないか?」  交差点の写真を見たネット民たちからは、驚きの声が上がっている。  ちなみに、この交差点での交通罰則ルールも変わり、赤信号で交差点に入ると6点の減点、車線から外れて走ると3点の減点になっている。赤信号無視はともかく、車線から外れるなと言われても、目の前は線ばかりで、運転手としてはかなり注意して運転しないといけなくなりそうだ。
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描かれた矢印の方向にしか車は進めない
 警察によると、この新たな交差点はラッシュアワーのピーク時の渋滞を緩和するために行った処置で、大通りを走る車は交差点で直進か右折しかできず(中国は、日本と逆の右側通行)、路地から交差点に入る車は右折しかできないようになった。つまり、路地からの車が大通りを横断することがなく、車の通行を滞らせがちな左折もできないので、その分、渋滞の原因が少なくなるというわけである。  それはそれでよしとしよう。でも、この横断歩道を渡る歩行者は、いったいどうすればいいのだろうか?  まずは歩道から両端の三角形部分まで渡り、それから大通りを渡るということまではわかる。しかし、写真で見る限りでは、歩道から三角地帯に渡る横断歩道に歩行者用信号が見当たらない。これでは、歩行者はいつまでたっても渡れない。中国では、「歩行者優先」という概念は運転手の頭の中に存在しないのだ。  中国には、いったい誰が考えたんだと頭をひねりたくなる交差点がほかにも数多くある。
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今年3月に湖南省チン州市にできた交差点。横断歩道の真ん中に花壇! 向こう側に渡れないよ……
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福建省アモイ市で。人の侵入を阻む横断歩道。そこには柵があった
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甘粛省蘭州市で。道路を渡ったら山を越える。まるでフィールドアスレチックのような横断歩道
 それ以外では、6年前の2009年に四川省成都市に「愛の横断歩道」と名付けられた横断歩道が登場。紅白の線にハートマークとI LOVE YOUの文字が書かれ、ここで結婚写真を撮るカップルも多かった。
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写真撮影をするカップルのために、警官まで動員して交通整理
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見るも無残な現在の「愛の横断歩道」。ここで結婚写真を撮ったカップルたちが、こんな状態になっていないことを祈るばかりだ
 中国語で横断歩道のことは「斑馬線」、つまり「シマウマ線」というのだが、中国の横断歩道は、アフリカの大地を駆け回るシマウマのごとく、当局のお役人がテキトーかつ自由奔放に書けるものなのかもしれない。 (文=佐久間賢三)

「おっぱいにも休日を!」中国OLに“金太郎ルック”がブームの兆し!?

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 「金太郎」のコスチュームとしておなじみの腹掛けが、中国で話題となっている。  6月12日、浙江省杭州市にある宋代文化のテーマパーク「宋城景勝区」で、「ピンクリボン活動」(乳がん予防の啓蒙活動)の一環として、従業員たちが大胆な行動に出た。なんと、女性従業員たちが全員「おっぱいに休日を与えよう!」と、金太郎そっくりな格好で出勤してきたのだ。
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出勤風景のようだが、さすがにこの格好で家から来たのではないだろう
 気になる腹掛けの下は、なんとノーブラ。女性職員たちにとって快適な装いで、病気になるリスクを低減し、さらに中国古典文化の美を自然に表現しようというのが行動の目的とのことだ。毎日ブラジャーをつけている女性は、つけていない女性に比べて乳がんになるリスクが高いという研究結果もあるのだとか。  ネット民たちは「史上最強の福利厚生だ!」とざわめき立っている。
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男性従業員にまで着させるのは余計だろう……
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これが水上公園のポスター。これはこれで楽しみだが
 ただ、同テーマパークが公表した写真には、腹掛け姿の男性も写っており、真の目的は謎である。   この腹掛け、中国語では「肚兜」といい、中国の伝統的な下着の一種である。その歴史をさかのぼると、神話時代にまでたどり着くのだという。  さらに19日から8月末まで、同テーマパーク内で「肚兜vsビキニ」なる腹掛け美女とビキニ美女が共演するイベントも開催されるといい、なぜか金太郎ブームをゴリ押ししようとしている。もしかすると、同テーマパークの社長のただの趣味なのかもしれない。  ちなみに、同テーマパークの責任者はマスコミの取材に答え、「女性従業員たちのおっぱいに休暇を与え、彼女たちが心身の健康を維持し、さらに仕事で頑張ってもらえることを望む」と語っている。   (文=佐久間賢三)