第3話12.0%の好調『過保護のカホコ』高畑充希の“怪演”と「セーフティネット」としての竹内涼真

第3話12.0%の好調『過保護のカホコ』高畑充希の怪演と「セーフティネット」としての竹内涼真の画像1
日本テレビ系『過保護のカホコ』番組公式サイトより
 現実では、あんまり子育てが上手くいかなかったっぽい三田佳子お婆ちゃんの娘役が、これまた現実では子育てでいろいろあったっぽい黒木瞳ママ。で、その黒木瞳が演じる母親・泉によって過保護に過保護に育てられた結果、なんだかぽやーんとした娘に育ってしまったカホコ(高畑充希)の成長を描く遊川和彦脚本のドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系)も第3話。視聴率は12.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、過去最高を記録しました。  前回、神経の病気でチェリストの夢破れた従妹の糸ちゃん(久保田紗友)に、よかれと思って余計なおせっかい発言を連発し、ブチ切れられてしまったカホコ。生まれて初めて真正面から嫌悪の感情をぶつけられて、大変ショックを受けてしまいました。これまでは何かあればいつだって泉ママに相談していましたが、今回の件はママに言うと、ママと糸ちゃんママの節ちゃん(西尾まり)との関係が悪くなりそうなので、相談できません。  そんなカホコを救ってくれたのが、同じ大学に通う画家志望の麦野くん(竹内涼真)です。話を聞いてくれて、「思い切り泣け」「ママに言えないことはなんでも相談しろ」と言ってくれた麦野くん。泣き疲れて眠ってしまった自分を、二度も家まで背負って届けてくれた麦野くん。カホコはその夜、麦野くんの夢を見ました。夢の中でカホコは、麦野くんにキスを求めていました。現実のカホコは恋もキスもしたことがありません。  目覚めても、麦野くんのことを考えると胸がドキドキします。カホコが、これが初恋なのだと知るのに時間はかかりませんでした。  しかし、ママはカホコと麦野くんが会うことすら許してくれません。なぜなら、あの年頃の男の子はみんなオオカミだから、何かあったあとじゃ遅いからだと言います。ママは、カホコが恋愛することは別にいいと思っているし、カホコが選ぶ男の人なら誰でもOKだと言います。ただし、長男と一人っ子はNGで、お金はあったほうがいいけど社長は何があるかわからないからNGで、容姿は人並みであればいいけど下品なのはNGで、優しくて頭がよくてママのことも大事にしてくれる人がよくて、遠くに住んでいる人もNGなんだそうです。で、カホコにはママがいい相手を見つけてくれるんだそうです。まるで、麦野くんには当てはまりません。  一方、カホコが恋をしてしまった麦野くんのタイプは、清楚で頭がよくて、サバサバしていて、そこはかとないエロさがあって、夢とかやりたいことをちゃんと持っている女の子だそうです。これはカホコが直接麦野くんから聞き出した情報ですが、まるでカホコには当てはまりません。麦野くんはカホコに好きな人ができたことは察しますが、まさかそれが自分だとは思っていません。  そんな折、カホコは糸ちゃんママに「糸のお見舞いに行ってあげて」と頼まれます。つい先日ブチ切れられたばかりなので、超行きづらい。カホコは麦野くんに、代わりに行ってもらうことにしました。  夢を追う画家志望の麦野くんと、夢に破れたばかりの糸ちゃん。2人は芯の部分で共鳴したのでしょう、すっかり意気投合してしまいました。しかも、糸ちゃんは麦野くんのタイプにピンズドです。麦野くんはカホコの気持ちも知らず、「ぼやぼやしてると、(好きな男を)ほかの女に獲られちゃうよ」とか言ってきます。  ネットで「片想いの人に告白する方法」も調べました。パパに頼んで、素敵なワンピースも買ってもらいました。しかし、ママに接見禁止令を出された後も麦野くんとコソコソ会っていたことがバレてしまいました。 「今まではそんなことなかったじゃない」 「ママは一番傷ついたの、カホコに裏切られたみたいで」  ママは完全に被害者みたいな振る舞いです。今までだってカホコの言うことをちゃんと聞いてくれたことなんてなかった。今だって「世の中で一番関わっちゃいけないのは役者とミュージシャンと画家の卵なの」とかワケのわからない理由で麦野くんを罵倒してる。麦野くんのこと、なんにも知らないくせに……。 「あたし、こんなの初めて……」  カホコの瞳に火が灯ります。今日までカホコがママの言うとおり生きてきたのは、ママと思っていることが同じだからでした。初めて、ママが自分の気持ちと違うことを言っている。その事実がカホコを興奮させているようです。 「麦野くんの悪口はやめてくれないかな」 「ママが何言おうと、カホコは麦野くんと会いたいから、会うから」  ママが「ちょっとカホコ……」と口を挟もうとすると、カホコの興奮は頂点に達します。 「黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ! うるさいうるさいうるさい! もうこれ以上カホコの邪魔しないで!」  カホコはそのテンションのまま家を飛び出し、いつもは電車で通っている大学まで疾走。いつものようにアトリエにこもっている麦野くんに「ハジメくん!」と駆け寄ります。ちなみにカホコが麦野くんを「ハジメくん」と呼ぶのは、告白するときは下の名前で呼んだ方がいいとネットに書いてあったからです。  勢いでそのまま「カホコが好きなのはハジメくんなの!」と言い切ってしまい、「あああああああああああ」となって、カホコは家まで逃げ帰ったのでした。 ■高畑充希の“怪演”と、がっつり噛み合う竹内涼真が尊い  このドラマの主人公であるカホコは、純粋無垢なぶっ飛びトリックスターとして登場しました。いわば、自我がゼロの状態からさまざまな事態にリアクションを取っていくことで、人物を変化させていくわけです。そうした特異な人物に実存感を与えている高畑充希の怪演には、毎回目を瞠ります。  パソコンで「告白の方法」を調べているときにパパが部屋に入ってくる。あるいは、秘密のワンピースを着てみているときにママが部屋に入ってくる。そのときに慌てふためいたカホコが出した奇声は、あれは脚本で書ける言葉ではないですもんね。でも、カホコならあんな感じだろうなって、自然と受け取れますもんね。  一方で竹内涼真が演じる麦野くんは、母・泉の“王国”の外にいる、ほとんど唯一の人物として登場します。つまり、カホコと世界を結ぶ唯一の接点が彼なのです。その竹内が、常識から外れない範囲で、かつ好感度が高く、まるでリアクション芸ともいうべき芝居を披露していることが作品の“地に足が着いてる感”にすごく貢献していると思います。カホコならずとも、麦野くんに嫌悪感を抱く視聴者はほとんどいないんじゃないかと思います。  今回、黒木瞳の泉ママは、パパを落とすためのお弁当を実はお母さんに作ってもらってたことがバレてしまったり、糸ちゃんがチェロを弾けなくなって以来、なんだか張り切っていることを喝破されたり、どんどんイヤな奴になってきています。  もとよりカホコは理解不能だし、時任パパは頼りないし、この家族にはなかなか感情移入しづらい設定のドラマだと思うんですが、とりあえず麦野くんが画面に現れると、「こいつは信用できるな」という気がしてくる。安心できる。ドラマでどこまで人間を醜く描いても、こういう信用できる人がひとりいると、視聴者としても救済される感じがしてすごく見やすいんです。ひとりの役者の芝居が、作品全体のセーフティネットとして機能している。竹内涼真は今回、役割以上に大きな仕事をしているように思います。  ともあれ、かなり面白いので次回も楽しみですよ~。 (文=どらまっ子AKIちゃん)

米倉涼子『ドクターX』シーズン5放送決定も、テレ朝にくすぶる“悩みの種”

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 テレビ朝日のキラーコンテンツである米倉涼子主演『ドクターX~外科医・大門未知子~』のシーズン5が、今年も10月クールに放送されることが明らかになった。  紆余曲折の末、昨年末に協議離婚が成立し、身軽になった米倉は、現地時間7月3日から13日まで、米ニューヨーク・ブロードウェイでミュージカル『シカゴ』に5年ぶり2度目の主演を果たした。8月2日から13日には東京・東急シアターオーブで凱旋公演が行われ、同月下旬から『ドクターX』の撮影に入る予定だ。  シーズン5には西田敏行のほか、岸部一徳、内田有紀、鈴木浩介といったおなじみのメンバーの出演が決定。また、シーズン4にゲスト出演し、視聴者から待望論が多かった“蛭間のシモベ”海老名敬医師役の遠藤憲一が2シーズンぶりにレギュラーで復活することも決まった。  放送に先駆けて、最新のシーズン5と過去に放送された全4シリーズが日本国内を除く世界200以上の国と地域で配信されることが決定。国内では過去4シリーズが、auの動画配信サービス、「ビデオパス」などで9月1日より配信される。  ファンにとっては朗報だが、テレ朝は喜んでばかりもいられないようだ。 「それはズバリ、米倉のギャラの高騰です。テレ朝の熱烈オファーを受け入れた昨年のシーズン4では、1本500万円まで跳ね上がりました。一般的に大物俳優・女優の連ドラ1本あたりのギャラは200万円前後といわれていますから、とんでもない額です。さらにシーズン5を放送するにあたり、米倉サイドからは再度ギャラアップが要求され、一説によると1本800万円超になったといいますから絶句です。現状、ドラマのギャラでは、間違いなく米倉が業界ナンバー1。来年シーズン6をやるとなると、またまたギャラアップを求められかねず、テレ朝は戦々恐々でしょう」(テレビ関係者)  安定して20%超えをする『ドクターX』はスポンサー受けも非常に良く、テレ朝にとってはなくてはならないコンテンツ。米倉のギャラ高騰は悩みの種だろうが、常時これだけの高視聴率を挙げてスポンサー収入も潤うドラマはほかにないだけに、それもまた致し方ないところか……。 (文=田中七男)

天海祐希『緊急取調室』第3弾も決定済!? 米倉涼子『ドクターX』とのテレ朝内“派閥争い”激化へ

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「テレビ朝日としては、天海祐希さん主演『緊急取調室』と米倉涼子さん主演『ドクターX』を、いい意味で競争させていきたいようです。当然、4月クールで平均13.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を取った天海さんも、米倉さんのことを意識していると思いますよ」(ドラマスタッフ)  テレビ朝日の看板番組のひとつ、『ドクターX ~外科医・大門未知子~』のシーズン5の放送が決定した。 「それに合わせて、過去4シリーズを全世界に配信するという、テレ朝としては初の試みも行うようです。もしこれが成功したら、名実ともに米倉さんがテレビ朝日の看板女優になりますね。天海さんも『緊急取調室』で結果を残しましたが、こちらはまだ2作目ですからね。ただ、すでに来年以降のシリーズ第3弾の制作は決まったようです」(芸能事務所関係者)  実際、『緊急取調室』の最終回では、次回につながる終わり方をしていた。 「天海さんも最終回はスタッフや共演者と飲みながら見たそうですし、クランクイン前、撮影中、打ち上げと、かなり“飲みニケーション”を取っています。本人いわく『友達が少ないから、スタッフや共演者と見たい』と話していたそうですが、そんなこと言われたら、スタッフとしては『彼女のために頑張ろう!』と気合が入りますよね。テレ朝のドラマチームには“天海派”と“米倉派”があり、お互い意識し合っているようなので、局としても相乗効果で両方の視聴率のさらなるアップを期待しているみたいですよ」(テレビ局関係者)  米倉は、テレビ朝日の先輩女優として貫禄を見せることができるか――。

6.5%急落の『僕たちがやりました』過激なエロが描けないドラマは“罪悪感”をどう伝えるか

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関西テレビ『僕たちがやりました』番組公式サイトより
 窪田正孝主演の『僕たちがやりました』(フジテレビ系)。25日に放送された第2話の視聴率は6.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、初回より1.4ポイントのダウンです。  けっこう面白いと思うんですが、もとより暴力とエログロが満載のコミックが原作ですし、視聴者を選ぶドラマであることは間違いないのでしょう。逆に原作に忠実であればあるほど、拒否感を示す向きも増えるのかもしれません。  第2話となった今回も、ストーリーを転がすのは20歳無職で超絶ボンボンのパイセン(今野浩喜)です。後輩の現役高校生である主人公・トビオ(窪田正孝)、マル(葉山奨之)、伊佐美(間宮祥太郎)を存分に振り回します。  前回、ちょっとしたイタズラ心で隣の不良高校に小型爆弾を仕掛け、窓ガラスが割れる様子をゲラゲラ笑いながら眺めていた4人ですが、なぜか大爆発が起こってしまいました。  そんなにでかい爆弾を作ったわけじゃないし、理由はわかりませんが、とにかくやっちまったようです。どう考えても、4人が用意した爆弾が原因です。しかし、パイセンはとっさの機転で「テロや! テロリストが来たんや!」と断言。とりあえずそう思い込むことにしたようです。  この事件で、その日のうちに6人が死亡。その後、死者はどんどん増えて10人にまで膨れ上がりました。  そんなニュースが流れる中、4人が何をしていたかというと、パイセンの仕業だろうと気付いているトビオは、以前から約束していた幼なじみのJK蓮子ちゃん(永野芽郁)とカラオケで楽しいひと時を過ごすも、家に帰ればやっぱりガクガクブルブル。伊佐美は巨乳彼女の今宵ちゃん(川栄李奈)をやおら押し倒したりしています。いつの間にかテロリストの仕業だと信じ切ってしまったマルは、自分をボコったヤツが死んだことを知ってニヤリと不気味な笑みを浮かべ、パイセンはタワマンの最上階の自室でひとり、ビッグストリームそうめんスライダーを楽しんでいます。似合うなぁ、ビッグストリームそうめんスライダー。  トビオと伊佐美は、これがテロリストの仕業ではなく、「僕たちがやりました」状態であることを確信しています。パイセンにそれを告げると、パイセンはトビオたち3人に300万円ずつの口止め料を渡そうとします。  まず伊佐美が300万円に手を伸ばし「今後、お前らとは赤の他人ってことで」と言い残して部屋を去っていきます。マルとトビオも受け取りますが、2人はこれで全部なかったことにして、今後も友人として「そこそこ楽しい」人生を送っていくことを誓い合いました。これにて、一件落着。  と思ったら、テレビのニュースで爆破事件の容疑者の似顔絵が公開されました。どう見てもパイセンです。パイセンの顔面は大変独特なので、間違いようがありません。  そんなわけで、パイセンはプーケットに逃げることにしました。トビオとマルも誘われますが、マルは直前で携帯を解約してどこかへ逃亡。トビオは旅支度で空港に現れますが、目の前でパイセンが警察に身柄確保されてしまい、どうしようもなくなってしまいました。もっとどうしようもなくなったのが3人と縁を切った伊佐美で、どうやら薄暗い廃工場のような場所で首を吊ってしまったようです。  というわけで、第2話も前回同様コミックの第2巻をほぼトレースした感じでした。ところどころ小技小ネタを盛り込みつつ、罪と向き合うことから逃げようとしまくるクズどもが、テンポよく描かれました。 ■「攻めてる」どころか、すごく保守的な印象でした  第1話では思い切った暴力シーンを描き、昨今すぐに批判の的になる喫煙シーンも盛りだくさんで「攻めてる」という印象だった本作ですが、同じようにコミックのトレースに尽力した第2話は真逆で、ずいぶん保守的だなという印象でした。  今をときめく永野芽郁と川栄李奈を使ってるんで、まあしょうがないんですが、エロ描写がソフトなんですよね。  例えばプーケットに飛ぶ決心をしたトビオが蓮子に「キスしない?」と申し出てOKをもらい、キスをしてたら勢いがついて押し倒そうとしてしまうシーンがあります。ここ、コミックではすんごいネチッこく演出されてるんです。普通にキスして、蓮子のほうが先に盛り上がってきちゃって、積極的にトビオの口の中に舌を入れてきて、それでスイッチが入っちゃったトビオが押し倒すという流れでした。まあ撮れないよなぁとは思うけど、やっぱり普通にキスしているだけでは、機微の表現は薄くなります。  また、トビオよりさらに「やべーことになった」という自覚が強い伊佐美は、そのドロドロしたヤツのすべてを今宵とのセックスに注ぎ込んでいます。伊佐美のセックスの激しさ、露骨な情感の発露は完全に現実逃避であって、追い詰められた伊佐美の心情を表現するためには不可欠なんですが、まあ撮れないですよねぇ。川栄相手には。  暴力シーンは相変わらず『アウトレイジ』ばりの激しさなので、セックスがソフトだとすごくアンバランスに見えてしまう。  で、映像化にあたってソフトにしか描けないエロの代替要素として、彼らの心情を表現するなんらかの演出があれば、見ているほうもお腹いっぱいになれるんですが、何もないのでただ減点されただけに見えるし、「できる範囲でトレースしました」というだけの保守的なドラマに見えてくる。  9時台で『僕たちがやりました』をドラマ化するというだけで大したチャレンジだとは思うし、全体的には出来もいいんですが、この作品で描かれるセックスって、ほとんどは罪悪感に裏打ちされた行為として登場するんですよね。普通じゃないセックスをしている、ということに意味が込められている。ここが弱いと、だいぶ興が削がれるよなぁと心配になる次第でした。今後、強烈なセックスシーンに代わるテレビドラマなりのやり方で、彼らの追い詰められた心情が表現されることを期待します。  あと、今週もパイセンは最高でした。 (文=どらまっ子AKIちゃん)

渡辺直美がインスタ芸で“らしさ”を発揮! 視聴率アップも脚本がチープすぎる! ドラマ『カンナさーん!』第2話

渡辺直美がインスタ芸でらしさを発揮! 視聴率アップも脚本がチープすぎる! ドラマ『カンナさーん!』第2話の画像1
TBS系『カンナさーん!』番組公式サイトより
 お笑い芸人の渡辺直美が、仕事に子育てに奮闘するシングルマザー役を演じるドラマ『カンナさーん!』(TBS系)。初回平均視聴率12.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好発進しましたが、25日に放送された第2話は12.6%とさらに視聴率を伸ばすことに成功しました。  前回、夫・礼(要潤)が元カノの草壁真理(シシド・カフカ)と浮気していることが発覚し、離婚を決意した河東カンナ(渡辺直美)。ファッションデザイナーとして働きつつ、ひとり息子の麗音(川原瑛都)を育てていく道を選んだのです。  しかし、息子と孫を溺愛する義母・鈴木柳子(斉藤由貴)は、離婚に大反対。今回の冒頭シーンでは、家事が滞っていることをネチネチとあげつらって、カンナをいびります。  また、会社の上司・片岡美香(山口紗弥加)からも、離婚は早急だったのではないか、シングルマザーとしてやっていけるのかと心配されてしまいます。それでもカンナは持ち前の明るさで何とか日々の生活をこなしていくのですが、ある日、仕事上で大きなトラブルが発生。同僚の境川翔子(トリンドル玲奈)が、Tシャツの値札の値段設定を間違えて発注したため、翌朝の発送までに6,000枚の値札を張り替えなければならなくなってしまうのです。  落ち込む翔子の代わりに自身のミスということにして、美香や同僚に手伝いを頼むカンナ。姉御肌な一面を見せるのですが、途中で麗音を保育園に迎えに行かなくてはならなくなり、翔子のミスだと知らない同僚たちからは不満の声が飛び交います。  おまけに、麗音を家にひとりにしておくわけにはいかず、柳子に頭を下げて面倒を見てもらうことに。離婚したばかりでいきなり、仕事も育児も壁にぶつかり、普通ならここでガクッと落ち込みそうなものですが、超ポジティブシンキングなカンナはむしろここで燃えます。SNS上でSOSを発信し、普段からカンナのおもしろ画像に元気づけられているというフォロワーたちを集めたのです。彼らの助けもあり、朝までに問題は解決。また、自身の発注ミスであることを翔子が正直に打ち明けたため、同僚とカンナとのわだかまりも解けます。  無事に危機を乗り越えたことで、チームワークの大切さを改めて思い知らされたカンナ。それは家庭でも同じなのではないかと考え、礼とヨリを戻そうかと心がグラつきます。しかし、礼と麗音、そして真理が一緒にいる場面に遭遇し、礼への怒りが再燃。おまけに、麗音が真理になついてしまっていて、カンナの怒りは燃え上がるばかり。真理と睨み合い、バチバチと火花を散らしたところで第2話は終了となりました。  さて、今回の感想。前回のレビューでは渡辺の演技を酷評しました。1児の母親には見えないし、生活感も感じられない。バイタリティー溢れる原作のキャラと比べると控えめだとも指摘しました。しかし、今回はいい感じで肩の力が抜けていたのではないでしょうか。SNSへのおもしろ画像投稿では、変顔など得意の“インスタ芸”を見せていましたし、持ち前の明るいキャラクターを今後もっと発揮していけそうな気がしました。  また、子役の演技の上手さに助けられている部分もありますが、前回よりも母親らしさが出ていたように思います。元姑を演じる斉藤由貴に関しても、前回は何だか弱そうな感じだったのですが、今回は嫌みったらしさがよく出てました。カンナと同じく、テレビの前でイラついた主婦は少なくなかったのではないでしょうか。  ただ、ストーリー展開については疑問を抱かずにはいられませんでした。何だか無理にいい話にもっていこうとして、全体的に安っぽいんですよね。まず、カンナが翔子のミスを庇う意味がわかりませんし、どこの馬の骨かもわからないフォロワーたちにいきなり仕事を手伝わせますか?  また、シングルマザーになったばかりのカンナが最初にぶち当たる壁としては薄っぺらく感じました。視聴者を引き込むためには、脚本家はもっと心を鬼にしてカンナをいじめるべきです。  ドラマを盛り上げるテクニックとして、“困ったらとりあえず主人公を走らせろ”というものがあります。主人公が窮地に立たされていることがパッと見で伝わりやすいからです。今回は、カンナが仕事と育児に追われていることを表現するため、自転車で走り回るシーンが多分に挿入されていました。しかし、脚本が全体的にチープなため、渡辺の走り損といった印象が拭えませんでした。  次回の予告では、真理との全面対決や仕事でのキャリアアップのチャンスなど、カンナの身辺は慌ただしくなる様子。お粗末な展開にならないことを祈りつつ放送を待ちたいと思います。 (文=大羽鴨乃)

上川隆也『遺留捜査』シリーズ史上最低視聴率! 無理やりすぎる設定変更に不満続出

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テレビ朝日公式サイトより
 上川隆也主演の刑事ドラマシリーズ『遺留捜査』(テレビ朝日系)の大幅な設定変更に、視聴者から不満の声が相次いでいる。  同シリーズは、上川が遺留品に執着する変わり者刑事を演じる人気シリーズ。これまで、連ドラが第3シリーズまで、スペシャルドラマが4回放送されており、平均視聴率9.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった第3シリーズ・第2話を除き、全話が2ケタ。第1シリーズの初回では、17.0%の高視聴率をたたき出している。  今回、第4シリーズとして、約2年ぶりに復活を遂げた同作。初回は13.1%と好発進だったが、20日放送の第2話では8.8%にまで急落。シリーズ史上最低の数字を記録してしまった。 「これまで、警視庁月島中央警察署に勤務していた主人公が、第4シリーズから京都府警へ異動に。研究係官役の甲本雅裕は引き続き出演しているものの、多くの主要キャストが変更された。今シリーズから栗山千明や戸田恵子、永井大らが加わっています」(テレビ誌記者)  熱烈なファンも多い同作だが、ネット上では「警視庁の所轄の人間がいきなり京都府警へ転勤って、おかしすぎる」「強引すぎて理解できない」「背景だけが京都で、登場人物は標準語って……」と困惑する視聴者が。さらに、「テレ朝の刑事ドラマって、この頃、京都が舞台なの多いよね」「前回までのレギュラーが集まらなかったのか?」との声も見受けられる。 「京都に舞台が移ったことで、がっかりしたドラマファンも多かった模様。これまで、主に水曜21時台の刑事ドラマ枠で放送されていた同作ですが、今クールから木曜20時台の『木曜ミステリー』枠に異動。同枠は太秦の東映が担当セクションのため、撮影場所も東映京都撮影所に変更となったようです」(同)  舞台変更の背景には、東映京都撮影所の台所事情も絡んでいるという。 「時代劇や刑事ドラマの撮影で有名な太秦ですが、近年は時代劇自体が激減。太秦で撮影することも多かった『土曜ワイド劇場』枠も4月で廃止となり、京都撮影所の需要は減るばかり。今後、『遺留捜査』のように、無理やり舞台を京都に設定したドラマが増えるかもしれません」(同)  不満の声を反映するかのように、視聴率が急落してしまった『遺留捜査』。期待が大きかっただけに、残念だ。

月9『コード・ブルー』15%超も……比嘉愛未の妊娠展開に、視聴者から「避妊しろよ」の大合唱

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 天才脳外科医役の山下智久がひたすらカッコよく見える月9『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』(フジテレビ系)の第2話。平均視聴率は初回から0.7ポイントダウンの15.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。朝ドラを除けば、放送中の連ドラで15%超は同作のみです。  舞台は、右を見ても左を見ても美男美女だらけの翔北救命救急センターですが、これまで「こんなイケメン医師、どこにいんだよ!」とツッコんでいた筆者。しかし私、先日、熱中症で都内の救急病院に運び込まれたのですが、CTだかMRIだかを撮ってくれた脳神経外科医が、超絶イケメンでした。いや~、いるんですね~。この出来事のお陰で、『コード・ブルー』のリアリティが増してラッキ~。  さて、第2話のあらすじを振り返りましょう。

今週も“ヘンな体勢”でオペする主人公

 センターに藍沢(山下)が戻ってきてから1週間。頼りない新人フェローたちに毒を吐きまくり、雰囲気は最悪。実践主義の藍沢は、人形相手の胸腔ドレナージの練習にオタオタしている横峯(新木優子)に、意識のない重症患者をあてがい、無茶振り。「文句を言わない。最高の練習台だ」とどこまでも冷徹な藍沢に、横峯は泣き出してしまいます。  そんな中、ドクターヘリ要請が。マリーナでクレーンによって吊られた船が落下し、下にいた母親と2人の娘が負傷したとのこと。藍沢と横峯、フライトナースの冴島(比嘉愛未)がヘリで向かう中、藍沢は横峯に「3人全員をどうにかしろ」と患者を丸投げ。「痛い、痛い!」と泣き叫ぶ少女を前に、横峯は半泣きでうろたえながらも、周囲に3人の処置を指示していきます。  母親を運ぶ救急車に乗った藍沢は、車内で緊急オペをすることに。しかし、ストレッチャーが壊れていたため、母親に乗っかった“ヘンな体勢”でのオペを強いられます。  初回でも、少年を挟んでいる山車の上に乗って、頭にギリギリと穴を開けていた藍沢ですが、この“ヘンな体勢”によって、同作は藍沢の起用さと、現場の緊迫感を強調しているのでしょう。きっと。

「ランデブーポイント」にモヤモヤ

 その頃、7歳の少女をヘリで搬送していた横峯は、肺の呼吸運動である換気がうまくできないことを無線で藍沢に報告。藍沢は、「すぐ治療開始しろ。数分で死ぬ」とドレーンを入れて脱気するよう指示。まさかの緊急オペに固まる横峯ですが、白石から無線でサポートを受けながら、どうにか成功させます。  そういえば、瀕死の少女たちを病院にピストン搬送する際、劇中では何度も「ランデブーポイント」という言葉が飛び交いました。患者を車からヘリに乗り換えさせたりする臨時離着陸場のことだそうですが、この言葉を聞くたびに、フランス人の若い男女がちちくり合ってる光景が脳裏に浮かんでしまいました。言葉が持つイメージって怖いですね。  一方、前回、同棲中の冴島が妊娠していることに気付いた藤川(浅利陽介)は、そのことを嬉しそうに白石や緋山(戸田恵梨香)にペラペラ。しかし、冴島は「まだ産むかどうか決めてないから」「今は仕事が面白いの」「今が一番やりがいを感じてるの」と堕胎も視野に入れている様子です。

なぜ避妊しなかった!?

 って、えー! もともと産むつもりがなかったなら、なんで避妊しないの? ましてや、日々、生死と直面してる2人なのに……。冴島って、こんなキャラだったっけ? 初回で妊娠が発覚した際、てっきり子どもを欲しがってたんだと思ってました。  これはもう、藤川の子どもじゃないとか、想像妊娠だとか、そもそも妊娠してないとか、何かしらの大どんでん返しがないとやばそうですよ。医療ドラマだから堕胎はないでしょうけど、休職してデキ婚しても、アクシデントが起きて流産しても、「なぜ避妊しなかった?」というモヤモヤは残りそうです。  それはそうと、専門用語が飛び交う同作ですが、医療監修を行っている千葉北総病院のブログでは、放送後にドラマに出てきた医療シーンの解説を行っています。ドラマの公式サイトからリンクされているのですが、飛んだ先がFC2ブログというのは趣きがありますね。  また、24日の同ブログでは、「重要なお知らせ」として、「今後は医療シーンを含めてドラマ内容に関する個別のご質問には返信致しかねます」との注意書きが。理由は「『コード・ブルー』の魅力であるエンターテインメント性を損ねてしまう可能性もありますため」だそうですが、監修という立場も、いろいろ大変ですね。それでなくても、ジャニヲタが「山下くんのドラマの監修、いつもありがとうございます」とか無駄に送りまくってそう……。  そんな監修のお陰もあって、絶好調の同作。次回予告映像では冴島がぐったりしているシーンが映ってましたが、お腹の子は大丈夫でしょうか。これは気になりますね。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

第2話は4.5%……真木よう子『セシルのもくろみ』大爆死で、新語「セシる」が誕生!?

2話目で4.5%……真木よう子のドラマ『セシルのもくろみ』大爆死で、新語「セシる」が誕生!?の画像1
フジテレビ系『セシルのもくろみ』番組公式サイトより
 川口春奈から「低視聴率女王」の称号を譲り受けることになるのか?  7月20日に放送された真木よう子の主演ドラマ『セシルのもくろみ』(フジテレビ系)第2話が、平均視聴率4.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。早くも崖っぷちに立たされている。 「初回の5.1%からさらにダウンし、“打ち切りライン”の5%を割り込んでしまいました。このままでは、今世紀に放送されたプライム帯の民放連ドラで平均視聴率ワーストとなった川口春奈主演『夫のカノジョ』(13年/TBS系)の3.9%も更新しそうな情勢です」(テレビ誌ライター) 『セシルのもくろみ』は、ひょんなことからファッション雑誌の読者モデルにスカウトされた主婦(真木)が、初めての世界に戸惑いを感じながらも、一流のモデルを目指し奮闘していく姿を描いた作品。ところが、モデルをテーマにしているにもかかわらず、視聴者は真木の“見た目”がどうにも受け入れられないようなのだ。 「主役の容姿に拒否反応が出るというのは致命的でしょう。とりわけ『ガリガリなのに胸が大きい』『34歳なのに、マツ毛エクステと黒いカラコンがイタい』といった声が多いですね。確かに、女優が作中で黒カラコンをしているなんて前代未聞。“目の演技ができない”と言っているようなものですからね」(芸能関係者)  2006年に放送された、速水もこみち主演、相武紗季がヒロインを演じたドラマ『レガッタ~君といた永遠~』(テレビ朝日系)は、平均視聴率5.4%と当時としてはあり得ない大爆死で、打ち切りの憂き目に遭っている。その見事すぎるコケっぷりで、ネット民からは視聴率不振で番組が打ち切られることを「レガる」と呼ばれるようになったが、もし真木のドラマがワースト視聴率で打ち切りの事態となれば、新たに「セシる」という言葉が誕生するかもしれない。

長瀬智也が吉岡里帆にブッチュー! TBS『ごめん、愛してる』のキスシーンが強烈

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 TOKIO・長瀬智也演じる主人公が死ぬ前に母親探しをする日曜劇場『ごめん、愛してる』(TBS系)の第3話。平均視聴率は前回から0.5ポイントダウンの9.5%でした。TBSが誇るブランド枠にしては、微妙な数字ですね。  前回は、サックス奏者の塔子(大西礼芳)が「ねーー!」と叫んで池にドボーンと落ちたり、助けようと池に飛び込んだサトル(坂口健太郎)が心臓発作を起こしたりと、ぶっ飛びシーンの連続でしたが、今回はどんな展開を見せてくれるのでしょうか? あらすじを振り返ります。

主人公の目的は“どっきり”だった!

 死が近いことから、「生きた証」として自撮り動画の撮影に勤しむ律(長瀬)。真昼間の公園で「あの女が、俺が息子だってことに気がついて、びっくりして腰抜かした顔が見てえ。死ぬほど後悔させてやる」と、ひとりブツブツ……。どうやら、律が母・麗子(大竹しのぶ)に罵倒されても近くを離れないのは、どっきり的な目的があるからのようです。  一方、第2話で塔子と結ばれてルンルンのサトルは、凛華に「塔子はねえ、素敵だよぉ」「何もかもこう、最高なんだ。詳しくは言えないけど」とニヤニヤ。第2話で、突然やってきた島田彗なる大物俳優にもキスされていた塔子ですが、やけにモテるのは床上手なせいかもしれません。  そんな床上手・塔子に、早くもプロポーズすると言いだすサトル。木にくくりつけた風船から婚約指輪が登場する計画を、イラストに起こして凛華(吉岡里帆)に説明。そんな狂気めいた純粋さを持つサトルを、坂口はとても自然に演じています。

膝枕OKの女は、イケる!?

 後日、サトルのサプライズプロポーズをお膳立てする凛華と律。大量の風船を木にくくりつけ、計画を進めるも、サトルがドン臭いせいで大失敗に。そうこうしているうちに、麗子がどこからともなくやってきて、木陰に隠れていた律や凛華も誘ってみんなで食事に行こうと言いだします。  レストランに着いた途端、塔子の過去のスキャンダルをディスり始める麗子。一触即発ムードの中、尾行してきたであろうフリージャーナリストの加賀美(六角精児)が登場。みんなの前で、麗子と有名指揮者・黒川龍臣(山路和弘)の過去の不倫関係を大声で暴露し始めます。  その光景に我慢できなくなった律は、加賀美の顔面をボコボコにして、警察の御用に。塔子は麗子に「あたし、サトルくんを自分のものにしたいと思うほど、好きじゃないです」と言い放ち、帰ってしまいました。  保釈された律と、それを迎えに行った凛華は、2人で飲み屋へ。すると、律はいきなり「膝枕してくれ」「子守唄うたってくれ」と無茶振り。「ちょっとぉ~」と言いながらも、全く嫌がらない凛華が歌い始めると、律は膝の上で涙をツー。そして、すかさず凛華にブッチューッ! で、第3話は終了しました。律ってば、留置所にいたせいで、性欲が爆発しちゃったんでしょうか……。

ナレーションの声が癇に障る

 毎回、昼メロドラマのような回想シーンから始まる同作ですが、この時の男性ナレーションって誰の声なんでしょうか? 副音声で韓国人・ペクランの吹き替えを担当している声優の神谷浩史? TBSの局アナ? 妙にねっとりとした喋り方のせいで、いつも微妙な気分になります。  とはいえ、そもそも展開はハチャメチャだし、長瀬がこういう昼メロちっくなドラマで主演してるのも違和感ありありだし、ナレーションが浮いてるだけで残念な気分になっているのもバカバカしくなってきました。もはや、同作は違和感を楽しむものなのかもしれません。  あと、やっぱり大物俳優・島田彗の登場シーンはなかったですね……。あの、妙に髪の毛がフサフサな、謎のおじさんをもう1度見たい。あのインパクトが忘れられない。今後も、島田彗の登場を期待してしまいそうです。  そんなことより、急におっぱじまった律と凛華ですが、実際、合コンなどで「膝まくらまでいけたら、チューもOK!」なる法則を用いてる男って、わりといる気がします。膝まくらで一端、試す的な。どうか律が、そこまで計算高い男でありませんように。  そして、次号予告映像には、なんと律と塔子のキスシーンが! すでに坂口や島田彗役の合田雅吏ともキスしている塔子ですが、そのうち六角や中村にも行きそうな勢いです。頑張れ! 床上手・塔子! (文=どらまっ子TAMOちゃん)

TOKIO・長瀬智也『ごめん、愛してる』ぶっ飛び展開連発で2ケタ! 番組公式SNSに不在の人物とは?

TOKIO・長瀬智也『ごめん、愛してる』ぶっ飛び展開連発で2ケタ! 番組公式SNSに不在の人物とは?の画像1
 TOKIO・長瀬智也主演の日曜劇場『ごめん、愛してる』(TBS系)の第2話。平均視聴率は前回から0.2ポイントアップの10.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。2ケタになんとか食らいつくことができました。  嫌韓の風潮が漂う日本において、初回から韓国ドラマのリメイクであることを全面に押し出し、それどころか最初の舞台をわざわざ韓国に設定し、主人公に韓国語を話させるなど、“韓国臭”を撒き散らしながらスタートした同作。案の定、ネット上では賛否両論が巻き起こっているようです。  それはそうと、同作の公式インスタグラムには、随時、ヒロインの吉岡里帆や坂口健太郎、大竹しのぶなどキャストのオフショットが。しかし、全く姿の見えない人物がいます。はい、そうです、主演の長瀬です。ジャニーズがネットの写真掲載に謎の規制をかけているのは知ってますが、主役不在の番組公式アカウントって、いくらなんでも不自然すぎるでしょう。ジャニーズって、いつになったら時代に追いつくの?  さて、第2話のあらすじを振り返りましょう。

主人公の行動が怪しすぎ

 前回、生き別れになっていた母親の麗子(大竹)の家にズカズカと入り込み、「得体の知らない人間、家に入れないでちょうだい!」とパシッと叩かれたショックが消えない律(長瀬)。勝手に家に上がり、自己紹介もせずにヌボーっと立っていたら、そりゃあ追い出されるわって感じですが、律は「し、信じられない……」という表情でぼんやり。次の日も、その次の日も、麗子の家にとりあえず行き、門の前でぼんやりと家を見つめます。おセンチになってるのはわかりますが、これは怪しすぎる……。  そんな律の謎の行動に疑問も抱かず、「住むとことかあるの?」「仕事ないんだったら、紹介しようか?」と世話を焼きたがる凛華(吉岡)。凛華が付き人をしているピアニスト・サトル(坂口)の運転手になるため、律は履歴書を書いて持って行きますが、麗子から「何? この汚い字。学校もろくに出てないの?」「あなたみたいなチンピラに、大事なサトルの命を預けられるわけないでしょ?」とまたもや追い出されてしまいます。 「クソババア」と言い残し、麗子のもとを後にする律ですが、凛華に引き止められ、サトルをCMの撮影現場まで送り届けることに。現場では、思いを寄せる天才サックス奏者・塔子(大西礼芳)との共演にご機嫌なサトルですが、休憩中、撮影でたまたま来ていたという島田彗(合田雅吏)なる有名俳優が湖畔に登場。偶然にも、アバズレの塔子とただならぬ関係のようで、サトルに見せ付けるように塔子にキスをします。  この後、サトルと島田は塔子を取り合い、小競り合いに。すると、塔子が突然「ねーー!」と言い、次の瞬間、池にダイブ(!)。そんな塔子を助けるため、今度はサトルがドボーン! しかし、持病のあるサトルは、心臓発作を起こしブクブクブク~。これを見た律が池に飛び込み、溺れるサトルを救出。このカオスな状況を前に、泣き出す凛華……って、えええええええええ! いや、もうね、これで確信しましたよ。ツッコみながら見るドラマなんだって。これは、すごい! ダイナミック!  この一件で、サトルとの距離を縮めた律。麗子にも恩を売ることができ、島田彗様様です。っていうか、島田彗って俳優、おそらくもう出てこないんだろうなあ。でも、大きく展開させるための大事な噛ませ犬ですから、なるべく忘れないようにします。島田彗。  その後、静養中のサトルの自宅に、「私は泳げるから。泳げないのに飛び込むとか、まじありえないでしょー」とニヤニヤしながら塔子が登場。お見舞いに来た塔子は、サトルと部屋のドアを全開にしたままベッドイン。案の定、サトルに思いを寄せる凛華が目撃してしまいます。  一方、「話があるの」と律を呼び出す麗子。麗子は律を「野良犬みたい」とディスリながらも、サトルのボディガードになってほしいと金を渡します。  その夜、凛華のヤケ酒に付き合う律。泥酔した凛華をおんぶしたまま、「おれは野良犬だからよ。犬はこうやって、テリトリーを印すんだ」と麗子の自宅の門に向かってジョボーっと立ちション。そこへやってきた凛華の父(中村梅雀)が、律が持っている麗子の指輪を見て、なぜか激情。凛華をいきなりビンタし、律に「消え失せろ!」と言い放ちました。

脳みそがとろけそう

 なんかもう、細かいことは気にしません。この台風に乗っかるか乗っからないかの2拓だと思います。うまく乗っかれる人はかなり楽しめますし、そもそも韓国ドラマや昼ドラのノリが肌に合わない人は、乗っからなければいいと思います。  だって、主人公の頭には、銃弾が埋まってて、取り出せなくて、時限爆弾化してて、韓国で会った凛華が自分の母親の家で偶然働いてて、塔子は「ねーー!」と言って池に飛び込むんですよ? わざわざ「展開がありえない」「現実離れしてる」って真面目に文句言ってる人は、いち早く裏番組の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)にチャンネルを変えるべきだと思います。人気だし。  しかし、長瀬がこんなトンデモ恋愛ドラマで主演する時が来るとは! 長瀬といえば、『タイガー&ドラゴン』(同)や『泣くな、はらちゃん』(日本テレビ系)といった“センスいい系”のヒューマンコメディーか、『クロコーチ』(TBS系)的な渋めの本格ドラマのイメージが強かったもので。第2話の時点ではまだ、ドラマを見ながら「これは長瀬でよかったのか?」「じゃあ、長瀬じゃなかったら、誰がしっくりきたんだ?」とグルグル考えてしまいました。  というわけで、第2話にしてぶっ飛びまくっていた『ごめん、愛してる』。最終回までに、何回ぶっ飛んじゃうのでしょうか? (文=どらまっ子TAMOちゃん)