4週連続で平均視聴率20%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)超えを達成し話題のドラマ『ガリレオ』(フジテレビ系)。これは2008年の『ごくせん』(日本テレビ系)以来の快挙となるが、一方で視聴者の評判が急激に下がっているという。 確かに、ドラマウォッチャーらの感想を見ても、「面白い」という感想よりも、「急激につまらなくなってきた」「飽きた」というマイナスの意見が圧倒的に多く、視聴率と評判が反する不思議な現状となっている。 また、東野圭吾が手掛ける原作ファンからの評判も高くはなく、ドラマならではの脚色に難色を示す人が多いという。 特に田辺誠一がゲスト出演した第4話(6日放送分)に関して、被害者の殺され方が原作の「撲殺」から「一酸化炭素中毒」に変わっていた点などに違和感を覚えたファンが多く、「勝手に原作変えるな!」「陳腐な脚本にしないでほしかった」といった意見のほか、主演の福山雅治が事件解決の糸口を見つけた際、一心不乱に方程式を書く演出に「4話は、地面に方程式書くほどの物理じゃなかった。つーか、そもそも原作じゃ地面に方程式なんか書かないし!」と批判が相次いだ。 「視聴率の悪さに反して、評価が高いドラマは最近たくさんありましたが、ここまで反比例したような作品は珍しいですね。また、吉高由里子さんが嫌味な刑事役にハマッているせいか、『見てるとムカツク』という女性視聴者は多いようですね。ついつい毎週見てしまう要因として、『福山雅治がいるだけで画(え)が持つ』というのは大きいと思います」(テレビ誌ライター) 現在、民放ドラマで1人勝ち状態の『ガリレオ』。そろそろ天才物理学者に飽き始めた視聴者の心を引き戻す工夫が、求められているのかもしれない。フジテレビ『ガリレオ』公式サイトより
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宮藤官九郎が描くアイドルドラマ『あまちゃん』の「じぇじぇじぇ!」な魅力
「テレビはつまらない」という妄信を一刀両断! テレビウォッチャー・てれびのスキマが、今見るべき本当に面白いテレビ番組をご紹介。 「しゃっこい(冷たい)とが、足がつくとかつかねぇとが、考える暇なかったべ? そんなもんさ。飛び込む前にあれこれ考えたってや、どうせそのとおりにはなんね。だったら,なんも考えずに飛び込め。なんとかなるもんだびゃ。死にたくねぇがらな」 孫のアキ(能年玲奈)を海に文字どおり背中を押して飛び込ませた夏ばっぱ(宮本信子)は、そう言って豪快に笑った。その数日後、アキは「かっけー」田舎の風景や人々に触れ、今度は自ら海に飛び込んだ。東京での「地味で暗くて向上心も協調性も存在感も個性も華もないパッとしない」自分を海の底に置いてくるように。そして言うのだった。 「わたし海女さんになりたい!」 あのクドカンこと宮藤官九郎が脚本を手掛けることで話題を集めた朝の連続テレビ小説『あまちゃん』(NHK総合)の舞台は、彼の故郷でもある東北。三陸海岸にある架空の町、岩手県北三陸市である。24年前に東京までつながった三陸鉄道北リアス線と美しく険しい海、そしてそこに潜る「北の海女」くらいしかない田舎町だ。アキはそこに母親の春子(小泉今日子)に連れられてやってきた。 春子は「田舎にいたころの自分が嫌い。ついでに、あのころのダサい自分知ってる人たちも嫌い。そういう人間関係イコール田舎だから、あたしにとっては。だから、やっぱり田舎が嫌い」と、24年前に田舎から逃げるように上京。一方、東京で生まれ育ったアキにとって、初めて出会う田舎の風景や人々が何もかも新鮮。そこに住む人々にとっては当たり前のことが、アキにとっては、ひとつひとつが「かっけー!」「じぇじぇじぇ!」(驚きを表現する方言「じぇ」の数が多いほど驚いている)の対象だ。 クドカンドラマらしく、小ネタや魅力的なキャラクターは満載。たとえば「北の海女」はリーダー格の夏を演じる宮本信子をはじめ、渡辺えり、木野花、美保純、片桐はいりと、名前を見るだけで胃がもたれるような強烈なメンツ。さらにそれを取り巻く、杉本哲太、尾美としのり、でんでん、荒川良々、吹越満、といった手練たち。そんな強烈な役者たちが「じぇ!」「じぇじぇ!」「じぇじぇじぇ!」と「じぇ」だけで喜怒哀楽を表現し、クドカン流のユーモア溢れる軽やかなセリフをしゃべるから、朝っぱらから爆笑してしまう。強い方言には字幕がついたり、「じぇ」の絵文字「(‘j’)」を作ってみたり、過去のドラマからの小憎い引用をしてみたりといった遊びも絶妙な塩梅だ。 東北弁すら「かっけー」言葉に聞こえ、すぐに真似して使うようになったアキ。地元で育ち、東京への強い憧れを持つ親友のユイ(橋本愛)が標準語でしゃべるのとは対照的だ。 アキが世田谷に住んでいたことを知った時、それまでクールに振る舞っていたユイが目を輝かして「下北沢ってさ、演劇とロックの街なんでしょ? 秋葉原って、オタクとアイドルの聖地なんでしょ? 毎日どっかで誰かが握手会やってるんでしょ? そうだ、井の頭公園でボートに乗ったカップルって、絶対別れるんでしょおー?」と興奮するシーンは象徴的だ。呆気にとられるアキに、矢継ぎ早に東京に対するイメージを口にする。「原宿って、表と裏があるんでしょ? 芸能人って、だいたい裏に生息してるんでしょ? 吉祥寺って、住みたい街ナンバーワンなんでしょ?」 その姿に、東京で生まれ育った自分には見えない景色があることをアキは知る。そして同時に自分が「かっけー」と思っているこの田舎の風景も、ユイには見えていないのではないかと気づくのだ。 このドラマでは、そういった物事に対する見方や価値観の対照的なコントラストがいくつも重層的に描かれている。たとえば春子と夏、春子と24年前の春子、アキと24年前の春子……というように。田舎を愛する人々の思いも、田舎を嫌い東京に憧れる思いも、東京から逃げてきた思いも、ただ肯定するわけでも、切り捨て否定するわけでもなく、ひとりひとりの思いを丁寧にすくい上げていく。だからいつの間にか僕らは登場人物みんなが好きになってしまう。 「アイドルになりたーーーいっ!」 ユイが「東京行ってアイドルになりたい」と言ったときは「何言ってるんだ、この子は?バカなのか?」と開いた口がふさがらず、聞こえなかったフリをしていたアキも、彼女のその切実な思いを帯びた叫び声を聞き、ユイが「自分がかわいいことを知っている。そのことになんの迷いも戸惑いもないんだ」ということに気づくと、思わず「かっけー」とつぶやいた。 やがてユイは「ミス北鉄」となって地元のアイドルになり、アキもまたその余波を受けて「北の海女」としてアイドル的存在になっていく。彼女たちを応援する人々はみんな夢中でキラッキラに輝いている。そんなアキの「かっけー」は好きなものに向けられる。それはウニであり、それを獲る夏ばっぱであり、三陸の海であり、親友のユイだ。それらは彼女にとっての「アイドル」と言い換えることもできる。彼女は彼女にとってのアイドルを支えに、あの日、自ら海に飛び込んだように一歩一歩を踏み出す。一方でアキ自身も他の誰かのアイドルとして見守られることでまた別の力をもらい、誰かに力を与える。そしてアキだけでなくこのドラマの登場人物たちは、みんな自分のアイドルを持っているのだ。 アイドルに夢中になるということは、それを全力で支えているということを支えに生きていくということだ。アイドルを見る時、僕らはそのアイドルたちに思い入れたっぷりになって、自然と全力で応援してしまう。けれど、逆にアイドルたちから応援されているように元気をもらうことがある。いつの間にか笑顔になっている。思えばそれは『あまちゃん』を見て、登場人物みんなに思い入れて応援しているうちに、笑顔になって元気をもらう、僕らの姿と同じだ。このドラマの魅力は、アイドルを見ている時に感じる魅力そっくりだ。『あまちゃん』はアイドルを描くアイドルドラマであると同時に、アイドルに夢中になることそのものを描いている。そして、このドラマ自体がアイドルのようなものという意味でも、まさしくアイドルドラマなのだ。 (文=てれびのスキマ <http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/>) ◆「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらからNHK連続テレビ小説『あまちゃん』
デブ刑事がほほ肉を揺らし犯人を追う! 石塚英彦主演『刑事110キロ』が初回14.1%で好発進
「デブがハアハアと息を切らしながら、汗だくで犯人を追いかける。追いつかないので自転車に乗ると、パンクする……」 そんなオープニングシーンで始まった刑事ドラマ『刑事110キロ』(テレビ朝日系)が、ドラマウォッチャーの間で評判だ。 これまで沢口靖子主演『科捜研の女』や、名取裕子主演『京都地検の女』などの人気シリーズを放送していた木曜9時枠で放送。主演を務めるホンジャマカの石塚英彦がは、これが連ドラ初主演となる。 25日の初回平均視聴率は14.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、これは民間キー局で放送中の連ドラ全話平均視聴率のランキングで、『ガリレオ』(フジテレビ系)に続く第2位。 評判のワケは、主役の刑事が“面白デブ”という新しさのようで、本来ならばスパイス的な役割で脇役にまわるはずのキャラクターを思い切って主役に配置した潔さに「よく番組会議通ったなw」「テレ朝の刑事モノってだけで安泰なのに、チャレンジ精神ありすぎ」などの声が挙がっていた。 また、放送前はこの斬新な設定に対し、一部で「空回りしそう」「デブの無駄遣いになりそう」との声もあったようだが、フタを空けてみればドラマ全体がデブ刑事中心で回っており、「石ちゃんじゃないと成り立たない脚本」「こんなにデブネタが散りばめられているとは」「デブギャグに無限の可能性を感じた」と、デブを生かした脚本が高評価を受けているようだ。 特に反応が大きかったシーンは、石塚が犯人役の市原悦子に手錠をかける山場。市原が「おデブちゃん、あなたはおデブを利用してるわね。デブは人がいいと思われる」と小言をチクリ。対して、石塚が「そんなことないです。ただデブっす」と控えめに返答すると、視聴者はなぜか「しびれる!」「もう一度言って!」「シュール!www」「100点の返答! 100点のデブ!」と大喜びしていた。 さらに主演の石塚についても、「石ちゃんってこんなに演技上手なんだ」「(劇中で)小さなリュックを背負ってる太郎(役名)がかわいい」「見てると幸せな気分になる」「デブって嫌いだったけど、ちょっと好きになった」と好感度は高かった。 地味な印象の刑事ドラマに一石を投じた『刑事110キロ』。同局の『遺留捜査』が2話目で視聴率を1ケタまで落とした前例もあるだけに、今後「まいうー」な結果を残せるだろうか。引き続き注目したい。テレビ朝日『刑事110キロ』公式サイト
初回14.6%の上川隆也『遺留捜査』が1ケタ台に急落! 原因は超人気ドラマ『相棒』にアリ!?
初回平均視聴率14.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と好スタートを切り、「前シリーズを上回る好発進!」と大々的に報じられた連続ドラマ『遺留捜査』(テレビ朝日系)が、24日放送の第2話で9.8%まで急落してしまった。 『遺留捜査』は、上川隆也演じる心優しい刑事が、遺留品から事件の真相に迫る1話完結の刑事ドラマ。今クールでシリーズ3弾目となり、これまで最高視聴率17.0%をマークするなど安定した人気を誇っていた。 「糸村(上川)の変人ぶりが見てて楽しい」「刑事ドラマの中でも見応えがある」とファンも多いはずの同作。今回のように平均視聴率が10%を切ってしまったのは、シリーズを通しても初めてなだけに、原因が気になるところだ。 「この水曜9時枠は、いつも絶大な人気を誇る『相棒』が放送されている枠。3月で終了した『相棒 Season11』の視聴者が、そのまま『遺留捜査』の初回を見ていたため、好発進となったのでしょう。しかし、『なんか違う』『やっぱり《相棒》のほうが面白い』という印象が残り、早々と見切りを付けてしまったのではないでしょうか」(テレビ誌記者) 確かにネットでの評判を見ても、「『相棒』と比べてしまうと全然面白くない。早く次の『相棒』シリーズが見たい」「女優の犯罪の罪をかぶり、誤解されて殺されるこの展開は、『相棒』で見たことある気がする!」「この時間帯は『相棒』なのに……早く『相棒』始めてほしいです」など、終わったはずの『相棒』のことばかりが目に付いた。 『相棒』のイメージが定着してしまった、テレ朝の“水曜9時枠”。同枠で刑事ドラマを放送し続ける限り、比較されてしまうのは、今後も避けられないのだろうか。テレビ朝日『遺留捜査』公式サイトより
ボンクラ男子の正義 『みんな!エスパーだよ!』というすがすがしいエロドラマ
「テレビはつまらない」という妄信を一刀両断! テレビウォッチャー・てれびのスキマが、今見るべき本当に面白いテレビ番組をご紹介。 夏帆が大変なことになっている。パンチラや喘ぎ顔を晒し、おっぱいを揉まれ、「オナニー」やら「ヤリマン」などと口にする。 『みんな!エスパーだよ!』は、テレビ東京の金曜深夜枠「ドラマ24」で放送されているドラマである。若杉公徳の同名漫画が原作で、映画監督である園子温や入江悠らがメガホンをとっていることでも話題だ。物語は「なんの才能もなく、特に目立つこともなく、好きな子がいてもほとんど話せず過ごしてきた」東三河のボンクラ高校生・嘉郎(染谷将太)が突然、「他人の心が読める」超能力テレパシーに目覚めたところから始まる。「この力を使えば未解決事件の解決とか、世界で起きとるテロや戦争を未然に防ぐこともできるダニ!」「僕は僕の人生の主人公になれるんだ!」と息巻く嘉郎は、やがてこの町にほかにも同じ能力者がいることを知る。しかし、そのエスパーたちは、ことごとくその能力を自分の欲望、すなわちエロのために使うのだった―――。 と、そんなストーリーはどうでもいいとばかりに、ドラマ全編がチープでバカなエロで包まれている。主人公の嘉郎はすぐに勃起するし、ヒロインのひとりで夏帆が演じる嘉郎の幼なじみのヤンキー美由紀は、前述のとおりパンツ丸出しだ。そしてもうひとりのヒロインは、東京から転校してきたばかりの浅見紗英(真野恵里菜)。清楚な外見とは裏腹に、ひとたび嘉郎が心を読むと「絶対あたしでオナニーしてるよな」「シロウト童貞臭え」などと吐き捨てる。そして入浴中に悶えたりまでしている。“清純派”とも言われる夏帆と真野の2人が、一皮も二皮も剥けて、文字どおり体当たりでエロシーンを演じているのだ。 喫茶「シーホース」のマスターで嘉郎を幼い頃から知る輝さんに扮するのは、マキタスポーツ。映画『苦役列車』の演技でブルーリボン賞新人賞を獲ると、瞬く間に名バイプレイヤーの仲間入りを果たした彼の今回の役回りは「エロ本は動かせるけど、新聞は無理。ローションは動かせるけどシャンプーは無理。エロのDVDは動かせるけど映画のDVDは無理」というエロいことにしか使えない念動力を持つ男。浅見から「シロウト童貞臭え」と言われたのが彼である。輝さんは日々、念動力でスカートをめくりパンチラを狙っている。 そしてこの町に超能力者が集まっていることを聞きつけやってきた謎の教授(安田顕)は「19世紀のアメリカ・ミネソタ州でも超能力を発症した者が突如多数現れた。それと同様なことがこの町でも起きている」と解説しながら巨乳助手(神楽坂恵)のおっぱいを揉みまくっている。 このドラマで描かれるのは、すがすがしいほどのエロだ。後には何も残らない。中学生男子あるいは童貞男子たちの妄想をそのまま描いているかのようだ。世界で起こっているテロや戦争、環境破壊のことよりも、今、目の前にあるエロが大事なのだ。 事実、主人公が「この力を使えば未解決事件の解決とか、世界で起きとるテロや戦争を未然に防ぐこともできるダニ!」と宣言したそばから「浅見さん、見とってね! 君にふさわしい男になってみせるでね!」と叫ぶように、その動機は不純。目の前の女に好かれるためだ。 『モヤモヤさまぁ~ず2』や『やりすぎコージー』などテレ東の数々の人気バラエティ番組を手がけている名プロデューサー伊藤隆行は、かつて「エロはチャンネル(テレ東)に与えられた使命」だと語っている。もちろん、それはドラマも同じはずだ。『みんな!エスパーだよ!』はまさに、現在の地上波テレビではテレ東深夜にしかできないドラマだ。 男子は「正義」と「性」に憧れる。ドラマの冒頭には毎回、詩人で劇作家のシラーの言葉が引用されている。 「青春の夢に忠実であれ」 まさにこのドラマは、男子の青春の夢と欲望と妄想を忠実に映像化している。そしてこの妄想劇はエスパーたちの増加と比例するように今後さらに、加速していくだろう。 主題歌を担当する高橋優は「ロックンロールを奏でた人達が唄った Love&Peaceは今どこにありますか?」と歌う。かつてロックンローラーが歌に乗せて叫んだように、現在、映画監督はバカバカしいエロをテレビドラマで描いてLove&Peaceを叫ぶ。超能力ではテロや戦争を防ぐことはできないだろう。けれどエロは世界を救う、かもしれない。いや、間違いなくボンクラな僕らを救ってくれるのだ。 (文=てれびのスキマ <http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/>) ◆「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらからドラマ24『みんな!エスパーだよ!』(テレビ東京)
竹之内豊、天海祐希、唐沢寿明……テレ朝ドラマ『オリンピックの身代金』が前代未聞の“研音祭り”に!
この秋放送のテレビ朝日開局55周年を記念して作られるドラマ『オリンピックの身代金』のキャストが大変なことになっていると、テレビ局関係者の間で話題だ。 「なかなかキャストを見て驚くことってないんですが、今回はさすがにビックリしましたね。主演は竹野内豊さんなのですが、その後に続く名前が天海祐希さんに唐沢寿明さん、江角マキコさん、沢村一樹さん、速水もこみちさん、市川由衣さんと研音の俳優さんばかりなんです」(芸能事務所関係者) これまでも、連ドラなどで主演俳優の“バーター”で若手俳優が出演するというのはあったが、ここまで特定の事務所の俳優が名前を連ねるというのは珍しいそうだ。 「この作品は、東京オリンピック開催を目前に控えている中、警察幹部宅と警察学校を狙った連続爆破事件が発生して、五輪開催を妨害するという話で、原作ではその爆破事件の犯人が主人公ですが、テレビ的にまずいということで、それを追いかける刑事が主人公になりました。その犯人役は松山ケンイチさんが演じますが、当初は、研音から『うちの松田翔太で』という話だったそうです。それだと主要キャストが全員、研音になってしまうので、テレ朝もさすがに断ったそうですよ」(テレビ局関係者) また、当初は天海の名前も唐沢の名前もなかったというが、 「天海さんの場合は、あの『女信長』で大コケして、その挽回ということで名前が挙がったのでしょう。もしかすると、反町隆史さんや最近結婚して話題性のある菅野美穂さんの名前も、これから出るかもしれませんね」(同) 撮影は4月から2カ月ほどだという。 「テレ朝としても、研音との関係を良好なものにしたいという思いがあるんでしょう。沢村一樹さんのドラマ『DOCTORS~最強の名医~』もシリーズ化するようですし、そのあたりのことも関係しているのかもしれませんね」(同) 前代未聞の“研音祭り”。視聴率が楽しみである。研音 公式サイトより
初回9.9%『潜入探偵トカゲ』の蓮佛美沙子が毛嫌いされる理由は「ジャニヲタからの嫉妬」!?
松田翔太主演の連ドラ『潜入探偵トカゲ』(TBS系)の初回平均視聴率が9.9%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。同じ木曜9時枠で始まった刑事ドラマ『ダブルス 二人の刑事』(テレビ朝日系/15.8%)に完敗した形でのスタートとなってしまった。 『潜入探偵トカゲ』は、主演に松田翔太、ライバル役にTOKIOの松岡昌宏をキャスティングし、かつて『探偵物語』(日本テレビ系)等で一世を風靡した父・松田優作に続き、息子も探偵役を演じることで話題性を狙うも、一部の世代を除いてはピンときていない様子。しかし「とにかく松田翔太くんがかっこいい!」「アクションが良かった」「脚本はイマイチだけど、ドラマとしては楽しめた!」などと、評判はそこそこのようだ。 一方で、なぜかヒロイン役の蓮佛美沙子への風当たりは強い。松田演じるトカゲの助手を好演している彼女に対し「演技が役に合ってない」「かわいいと思えない」「ジャニーズ系のドラマによく出てくるけどなんなの?」など、ふわっとした理由でなぜか毛嫌いする女性の声が多いようなのだ。 蓮佛は、2006年の女優デビュー以降、数多くの映画やドラマで透明感のある個性的な演技を見せ、芝居に対する姿勢も含め評価されてきた。 しかし昨年、月9『PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~』(フジテレビ系)で木村拓哉の恋人役に抜擢されたほか、関ジャニ∞主演映画『エイトレンジャー∞』や、安田章大(関ジャニ∞)主演ドラマ『ドラゴン青年団』(MBS、TBS系)など、ジャニーズ俳優との共演が重なり、さらに所属事務所の担当マネジャーが、近藤真彦の元担当だったという繋がりが作用していると一部で報じられ、それをネタにネットでジャニヲタからの攻撃を受けることも多いようだ。 演技派女優として評価される一方で、ジャニヲタから批判されがちの彼女。今後、ジャニヲタからも愛される女優になれればよいのだが。TBS『潜入探偵トカゲ』公式サイトより
「夏菜が出てるから見ない」『ダブルス』15.8%好スタートも、朝ドラヒロインが“嫌われ系女優”に!?
今月18日にスタートした『ダブルス 二人の刑事』(テレビ朝日系)が、初回平均視聴率15.8%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、民放の連ドラとしては20%超えを果たした『ガリレオ』(フジテレビ系)に続く好発進となった。 同作は、凶悪犯罪はびこる新宿を舞台に、伊藤英明と坂口憲二が演じる2人の刑事が、衝突しながらも見事なコンビネーションで事件を解決していく刑事ドラマ。『相棒』シリーズでおなじみのテレ朝お得意の“コンビ刑事もの”なだけに、視聴者の期待感も高いようだ。 しかし、視聴者の評判をうかがっていて最も気になるのが、3番手で刑事役として出演している夏菜への風当たりの強さ。昨年、連続テレビ小説『純と愛』(NHK)で自己主張の強いヒロインを演じた夏菜について、「刑事ドラマは好きだけど、夏菜が出てるから見ない」「あの顔を見ると、純(朝ドラ出演時の役名)を思い出してイライラする」「朝ドラの子が出てたからすぐにチャンネル変えた」などと不快感を訴える人が続出しているのだ。 「『純と愛』は、視聴率20%を超えることもあり、ドラマとしては及第点でしたが、ヒロインへの好感度があまりにも低かった。さらに自分勝手で暑苦しいヒロインのイメージが女優にべっとりとくっついてしまった。もちろん本人も事務所も気にしているようで、今回の刑事ドラマへの出演でイメージ脱却を狙っていたようなのですが……」(ドラマ関係者) 『あまちゃん』(NHK)のヒロイン・能年玲奈の好感度が上昇中の今、彼女はどんな気持ちで朝ドラを見ているのだろうか。知名度は上がったものの、『純と愛』の脚本に食いつぶされそうな現在の夏菜。彼女が“朝ドラの被害者”とならぬよう、祈るばかりだ。NHK「純と愛」公式サイトより
「松下奈緒のファンでも見たくない」『鴨、京都へ行く。』が早くも視聴率1ケタ台に突入!
『ゲゲゲの女房』(NHK)以後、“国民的人気女優”“高視聴率女優”などと呼ばれて久しい松下奈緒が主演を務める『鴨、京都へ行く。-老舗旅館の女将日記-』(フジテレビ系)が、夜9時枠にもかかわらず早くも1ケタ台に突入した。 同作は、財務省キャリア官僚のエリート女性(松下)が、名旅館の女将である母親の死により、新米女将に転身し奮闘するコメディ・ドラマ。初回は平均視聴率11.1%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でスタートし、4月16日放送の第2話で9.3%まで下がってしまった。 松下にとって、連ドラ主演は『早海さんと呼ばれる日』(フジテレビ系)以来、約1年ぶり。松下はもちろん、金融マン役の椎名桔平、財務大臣役の松平健、女将役の若村麻由美など、ベテラン俳優陣が、さすがとしか言いようのない演技力を見せているのだが、なぜこのような結果になってしまったのだろうか? ドラマウォッチャーらの評判を見てみると、圧倒的なのが「脚本がひどい」という声。「あれだけ素晴らしい役者さんが揃っているのにもったいない!」「キャラクター設定がスカスカ」「オール京都ロケでスタッフのテンション上がってるのは分かるけど、脚本がこれじゃあ……」「先が読める」などの意見が上がっており、一方、キャストに対する批判はほとんど見られなかった。 特に第2話は、主人公の悪い人間性ばかりが目立つ内容だったため、「松下奈緒さんのイメージダウンにしかならない」といった同情的な意見のほか、「『ゲゲゲ~』以来、松下奈緒さんの大ファンだからこそ、このドラマは見たくない」と早々と離れる決意をしたファンもいた。 やたらと“オール京都ロケ”をアピールしている同作。そんなことより、さらなる視聴者離れを食い止めるためにも、一刻も早い脚本の見直しが求められているといえるだろう。『鴨、京都へ行く。-老舗旅館の女将日記-』(フジテレビ系)公式サイトより
「松下奈緒のファンでも見たくない」『鴨、京都へ行く。』が早くも視聴率1ケタ台に突入!
『ゲゲゲの女房』(NHK)以後、“国民的人気女優”“高視聴率女優”などと呼ばれて久しい松下奈緒が主演を務める『鴨、京都へ行く。-老舗旅館の女将日記-』(フジテレビ系)が、夜9時枠にもかかわらず早くも1ケタ台に突入した。 同作は、財務省キャリア官僚のエリート女性(松下)が、名旅館の女将である母親の死により、新米女将に転身し奮闘するコメディ・ドラマ。初回は平均視聴率11.1%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でスタートし、4月16日放送の第2話で9.3%まで下がってしまった。 松下にとって、連ドラ主演は『早海さんと呼ばれる日』(フジテレビ系)以来、約1年ぶり。松下はもちろん、金融マン役の椎名桔平、財務大臣役の松平健、女将役の若村麻由美など、ベテラン俳優陣が、さすがとしか言いようのない演技力を見せているのだが、なぜこのような結果になってしまったのだろうか? ドラマウォッチャーらの評判を見てみると、圧倒的なのが「脚本がひどい」という声。「あれだけ素晴らしい役者さんが揃っているのにもったいない!」「キャラクター設定がスカスカ」「オール京都ロケでスタッフのテンション上がってるのは分かるけど、脚本がこれじゃあ……」「先が読める」などの意見が上がっており、一方、キャストに対する批判はほとんど見られなかった。 特に第2話は、主人公の悪い人間性ばかりが目立つ内容だったため、「松下奈緒さんのイメージダウンにしかならない」といった同情的な意見のほか、「『ゲゲゲ~』以来、松下奈緒さんの大ファンだからこそ、このドラマは見たくない」と早々と離れる決意をしたファンもいた。 やたらと“オール京都ロケ”をアピールしている同作。そんなことより、さらなる視聴者離れを食い止めるためにも、一刻も早い脚本の見直しが求められているといえるだろう。『鴨、京都へ行く。-老舗旅館の女将日記-』(フジテレビ系)公式サイトより








