大人も子どもも夢中になって捕獲! 捕獲! 中国で10万匹ホタル狩りが“殺生イベント”に……

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一斉に放され、空に舞い飛ぶホタル
 つい先日、“善行”という名の人間の身勝手により野に放された動物たちが、環境になじむことができずにあっという間に死んでしまったというニュース「プチ仏教ブームの中国で、スズメ数千羽が大量死!」をお届けしたばかりだが、またしても中国で“殺生イベント”が開催された。 「華西都市報」によると、四川省成都市にある公園で、ホタル10万匹を放つイベントが開催された。淡い光を放ちながらホタルが舞い飛ぶ光景を楽しむホタル狩りは、日本でも夏の風物詩として各地で行われている。
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大人も子どもも夢中になってホタル狩りを楽しむ
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早くも地面に落ちていったホタルを、子どもたちが拾い集める
 しかし、ここはやはり中国。狩りは狩りでも、持ち前の狩猟本能が刺激されてしまったか、ホタルの光を見て楽しむべきところを、多くの見物客がホタルを“私物化”しようと捕獲。ホタルを捕まえて、手の中でもてあそぶ子どもたちもいたようだ。
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捕まえたホタルは瓶の中へ
   こうして多くのホタルたちは、飛び立って間もなく、その命がついえることとなってしまったが、非難されるべきは、ホタルを捕獲した見物客たちばかりではなかった。  このイベントの主催者によると、公園に放された10万匹のホタルはすべて養殖されたものだとしている。しかし、専門家は同紙に対し「ホタルは生存環境の条件が厳しく、生息地を離れると生存し続けるのは難しい。そのため、公園に放されたホタルたちは、いずれにせよ3日から1週間ですべて死んでしまったことだろう」とコメントしている。  さらに、「ホタルの養殖はコストがかかるため、中国国内の養殖場は数が限られ、10万匹も用意することはほとんど不可能。おそらく郊外で捕獲したものを運んできたのではないか」との疑惑も指摘している。つまりイベントの主催者も、自然界のホタルを捕獲して調達し、数日で死ぬことがわかっていながら公園に放したというわけだ。  日本の同様には「こっちの水は甘いぞ」とホタルを誘う歌詞があるが、強引に捕獲されて命を奪われてしまうのだから、ホタルにとっても中国は過酷な環境といえそうだ。 (文=佐久間賢三)

ソウルの観光地で韓国女性が「生理用ナプキンテロ」! 価格上昇で“靴の中敷き”を代用する人まで!?

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 観光地として有名な韓国・仁寺洞の、とある工場の壁一面に、生理用ナプキンや女性用下着が貼られ、話題になっている。実はこれ、「生理用ナプキンの値上げ反対」を主張する韓国女性たちのデモ活動。赤い絵の具で使用済みに似せた生理用ナプキンに、通りすがりの市民たちは興味を示したり、露骨に不快感を表すなど、さまざまな反応を見せている。  壁にはそのほか、「汚い? 私たちは、これを13歳の時から見てるよ」「妊娠と出産は尊いのに、生理は隠すべき恥ずかしいこと?」「どうして“生理”を“生理”と言わせないのですか?」といったキャッチコピーも貼られていた。  デモの主催者側は、「生理は隠すべきことも、恥ずかしがるべきことでもない。生理用ナプキンを壁に貼って、これが女性の必然的現象であることを知らせるために、今回のデモを企画した」とコメントしている。  このデモ活動の引き金となったのは、とある地方議会の男性議員の発言だ。その議員は先月、「“生理帯(ナプキンの韓国式表現)”という言葉は聞き苦しい。代わりに“衛生帯”といえば、だいたいわかるんじゃないか」と発言。まるで生理を不潔なものだと言わんばかりの発言が、世の女性たちの怒りを買ってしまったのだ。  加えて先日、国家的な災害に対応するための行政機関「国民安全処」では、被災現場への支給品である“応急救護キット”から生理用ナプキンを外すことを決めた。「活用度が低く、利用年齢も14~50歳程度で制限されている。個人的好みの問題もある」というのが、その理由だ。  実際、韓国では生理用ナプキンの値段は年々上がる一方だ。ここ5年間、韓国の消費者物価指数の上昇率が9.81%だったのに対し、生理用ナプキンの価格は24.59%上がっている。今回のデモ現場に貼られていた「国家別生理用ナプキン価格比較表」によると、生理用ナプキン1個当たりの値段は韓国331ウォン(約30円)、カナダ202ウォン(約18円)、日本181ウォン(約16円)と、韓国が格段に高かった。  知らぬうちに“高級品”になっていた韓国の生理用ナプキンだが、韓国のSNSではウソか本当か、「お金がなくて、靴の中敷きをナプキン代わりに使っていた友達がいました」「学校の先生に聞いた話です。1週間ぐらい欠席していた女子生徒の家を訪ねたら、タオルを敷いて1日中ずっと横になっていたそうです」などといった話も広まっている。  このような女性たちの訴えを、韓国政府はどう受け止めるか? こういう時こそ、女性大統領の力が発揮されるべきだと思うのだが……。

韓国・高校生22人による女子中学生集団レイプ事件 5年経て発覚も、加害者家族は「何を今さら……」

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逮捕された主犯格の男
 韓国で闇に葬り去られていた数年前のレイプ事件が明るみになり、その非道ぶりに怒りの声が上がっている。  事件は、5年前の2011年9月までさかのぼる。夜9時頃、ソウル道峰(トボン)区に住む当時中学生だったAさんと友人Bさんは、好奇心から家の近くにある店でビールを買い、路上で飲んでいた。  しかし、2人のちょっとした背伸びは、当時高校生だった4人の男たちに見つかってしまう。男たちは「学校にバラされたくなければ、飲み会に付き合え」と2人を脅すと、近くの山に連れ出した。そこでAさんとBさんは、無理やり酒を飲まされた挙げ句、気を失い、4人の男たちにレイプされたのだ。  しかも、事件はここで終わらなかった。翌週、AさんとBさんは再び男たちに呼び出された。そこで2人を待っていたのは、前回を上回る22人の男たち。彼らは「逆らえば両親を殺す」と脅すと、再び2人をレイプしたのだ。  この事件から5年、高校3年生になったAさんは、うつ病を患い、当時の悪夢に苦しめられていた。事件は、彼女が相談センターに打ち明けることで発覚。主犯格の3人が強姦罪と暴力罪で逮捕された。さらに、そのうちの1人には、ほかにも似たような事件を起こした容疑がかけられている。  現在、この事件に関わった22人全員に対し、徹底的な捜査が行われているが、加害者の大半は現在兵役中であり、軍部内での調査を終えた後、警察に身柄を引き渡されることになっている。  女子中学生2人を22人の男がレイプするという、ただでさえ非道すぎる事件なのだが、さらなるバッシングを集める事態になっている。事件から5年もたっていることから、加害者の中には、「思い出せない」「被害者がウソをついている」と、関与を否認する者も少なくない。さらに、加害者家族の多くが「うちの子がレイプをした証拠があるのか?」「5年も過ぎた事件を、今さらどうしろというのか?」と、Aさんへの謝罪どころか、逆ギレ気味の暴言を繰り返しているのだ。  この居直りぶりは国民の怒りを招く結果にもなり、「被疑者両親 今さら」というワードが検索語上位に上るほど。韓国ネット民の中でも「親がこれじゃあ、その子も……」「親のレベルを見たら、事件が事実であることがわかるな」など、辛辣な意見があふれる。  今回の事件に対し、ネット民の多くが、重い処罰を望んでいる。加害者は事件を忘れていたとしても、被害者が忘れることはない。加害者たちには、若気の至りでは済まされないことを思い知ってほしいものだ。

候補者の街宣車は“戦車”? 戦争用語が飛び交う選挙現場の不思議

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総務省ウェブサイトより

 国会議員秘書歴20年の神澤志万と申します。セクハラ、パワハラ当たり前! 映画もテレビドラマもかなわないリアルな国会とその周辺について、現役議員秘書が暴露します。

■宣伝カーは「戦車」、朝の街頭演説は「朝立ち」

 6月22日、第24回参院選が公示されました。投開票が行われる7月10日まで、18日間の長い闘いとなります。本来は参院選は17日間なのですが、6月23日が「沖縄慰霊の日」で、選挙になじまないということで前倒しになりました。たまにそういうこともあります。

 選挙活動といえば、街頭宣伝カーから候補者の名前を連呼している様子をイメージされる方が多いのではないのでしょうか? 衆議院議員の選挙は14日間ですので、今回はとても長く感じます。北海道などの広い選挙区では、選挙対策本部で中心になって選挙を回していると、17日間でも時間が足りないように感じますが、手伝っている立場では、正直「長いなあ」と、げんなりしてしまいます。

 しかし、当事者にとっては、議員として活動を続けられるかどうかの生死を懸けた戦いなので、皆さん必死です。

 事務所では、「おい、“戦車”は今どこだ? あと10分で到着しないと、“陣地”を取られるぞ! 弾(タマ)は足りているのか!」といった怒号が聞こえてきたりします。「え、どういうこと? 戦争でも起こっているの?」と思いませんか? 神澤も秘書になってすぐの頃は、飛び交う「選挙用語」に目が点になっていました。

 選挙活動の現場では、宣伝カーのことを「戦車(宣車)」と呼ぶのです。「陣地」は、駅前の広場などで街頭演説を行うための場所のことです。「弾」は、配布するビラ(チラシ)のことを指します。

 もう時効ですが、少し前までは、「とうとう実弾をばらまかないといけないタイミングだな」などと「現金」のことを「実弾」と表現していました。かつては選挙でお金をまくのもアリの時代があったのです。さすがに今はないと思いますが(笑)。

 ほかにも、朝早くに街頭演説をすることを「朝立ち」、夕方だと「夕立ち」と言います。朝の街頭演説の呼称を口にするのは、新人の頃は恥ずかしく感じたものですが、永田町にいると感覚が麻痺してしまいますね。今では、大声で「朝立ちの準備はできているの?」と言っている自分がいます。どんな罵声を浴びせられても、笑顔でビラを配り続けると、顔面神経痛のようになり、目の下がぴくぴくしてきます。

 街頭演説をしている光景を目にしたら、選挙スタッフから、ぜひビラを受け取ってあげてくださいね。疲れ気味の顔で配っているスタッフの表情が、「ありがとうございます」と一瞬で明るくなるのを見ることができるでしょう。ビラには、候補者の熱い思いが込められています。プロフィールや公約を読んで、「ふーーん」という程度は関心をもってもらえたらうれしいです。

■どんな選挙でも、1票1票が積み重なって民意となる

 投票できる年齢が18歳に引き下げられ、選挙をがんばっている陣営(選挙事務所)も、どういう選挙活動を行えば皆さんに伝わるのか、試行錯誤しています。ツイッターなどSNSを利用する陣営も多いですが、どうなのでしょう? 神澤は、アメリカの大統領選挙のように、選挙ボランティアスタッフとして関わりをもってもらったら身近に感じてもらえるのではと考えていますが、日本の選挙制度では……と、ため息が出てしまいます。

 なぜなら、選挙活動でビラ配りや、電話やインターネットでの応援依頼ができるのは、無償のボランティアに限られているのです。つまり、一日中汗だくでビラを配っても、電話をかけまくっても、ぜんぶタダ働き。陣営からは何のお礼もできないのです。せいぜい、お茶とお水くらい。お弁当もダメです。

 でも、事務所内で働く「労務者」として選挙管理委員会に登録した有償のスタッフにはお弁当も出るし、働きに応じてお給料も出ます。でも、この「労務者」は、ビラ配りや電話かけなど、有権者に投票をお願いする行為は禁止されているのです。意味がわかりませんね。

 これでは、選挙のお手伝いをしてくれる人を確保するのは、ほぼほぼ無理だという状況が、わかってもらえますか?

 読者の皆さんは、猪瀬直樹さんとか舛添要一さんの騒動に飽き飽きして、「たかが1票で、世の中が変わるわけはない」なんて思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

 投票にはぜひ行っていただきたいと、永田町の秘書は心から願っています。どんな選挙でも、1票1票が積み重なって民意となります。決して無駄にはなりません。国政選挙であれば、私たちのボスである国会議員たちが、皆さんの思いを受け、少しでも生活が豊かになるようにと法律を新しく作ったり、環境の変化に合わせて改正したりしています。

 本当は、国会議員もその秘書たちのことも、もっともっと身近に感じてほしいのですが、難しいですね。まだまだ私たちの努力が足りないと反省しています。もう少し選挙運動が続くので、何かと騒がしいとは思いますが、せわしく動き回っているスタッフの中に神澤がいるかもしれませんよ。うるさく感じてしまうかもしれませんが、いろいろな候補者を数秒でもいいので観察して、投票する時の参考にしてくださいね。

「これまでつぎ込んだカネ返せ!」韓国スタバの“軍人びいき”に女性たちが大ブーイング

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店員の後ろのポスター白文字は「スターバックスは、大韓民国軍将兵のみなさんを応援します」と書かれている
 韓国のスターバックスコーヒーでは、昨年10月1日の「国軍の日」から今年9月30日までの1年間、朴槿恵大統領から1泊2日の“大統領特別休暇”を与えられた軍人に、休暇中、無料でコーヒーを提供するイベントを行っているが、これに対し、女性たちから猛烈な反発が巻き起こっている。  実は、スタバと韓国女性は浅からぬ関係にある。韓国では2005年頃から、女性を中心に「スタバはただのカフェではない。ひとつの文化だ」という考え方が広がり始めた。1回分の食事代に相当するほどの値段のコーヒーを飲み、ブランド品を好むといった、身の丈に合わない生活を送る女性を指す“テンジャン女”(味噌女→女性は味噌とクソの区別ができないという意味)という流行語も、スタバの存在があったからこそ誕生したもの。韓国でスタバが定着できたのは、良くも悪くも女性たちの貢献によるところが大きいといえる。  それだけに、今回のイベントにおいて「裏切られた」と感じる女性が多いようだ。ネット上には「今まで男性たちに“テンジャン女”とバカにされながらスタバにお金を注ぎ込んできたのに、サービスを受けるのが軍人だなんて……」「スタバの顧客は、どう見ても女性が圧倒的に多い。そんな女性たちには何もしてくれないのに、いきなり軍人向けに無料イベントだなんて理解不能」といった、怒りのコメントが後を絶たない。  スターバックス・コリアの本社には「今すぐイベントを中心しろ」との抗議電話が殺到。ネット上の女性コミュニティーでは「スタバ不買運動」まで展開されている。おまけに、軍隊服務とスタバをかけて「軍務バックス」と揶揄するありさまだ。  このような女性たちの反応に対して、男性たちの反発もすさまじい。「軍人が休暇中にコーヒー1杯タダで飲むのが、そんなに許せないのか。お前らを守るために頑張っているんだからいいだろ」「軍人がすべて男性だと考える時点でバカ確定。女性軍人もいるんだぞ」と、またもや「男性 VS 女性」の対立が激化しているのだ。  それにしても、主要顧客層である女性たちの反感を買って、予期せぬ危機を迎えたスターバックス・コリア。はたして、離れかけている彼女たちの心を、無事に取り戻せるだろうか?

使用済み点滴容器を“新品”として転売! 中国医療業界にはびこる「医療廃棄物ビジネス」

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建物には看板もなく、いかにも怪しい雰囲気
 医療不信が蔓延する中国で、またもや不祥事が明るみとなった。甘粛省蘭州市榆中県和平鎮の廃棄物処理業者が、医療廃棄物を新品と偽って販売していたことが発覚したのだ。  事の発端は、「蘭州晨報」への市民からの電話だった。同紙(6月25日付)によると、和平小学校付近の廃棄物処理業者が汚水を垂れ流したことで周辺環境が汚染され、異臭が漂っているとの訴えだった。記者が現場に駆けつけると、2つの建物にはいずれも会社の看板がなく、ブラックな匂いがプンプンする。
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回収された大量の点滴用ガラス瓶
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破損のない瓶は、新品として転売される
 手前の建物に入るとそこは倉庫で、使用済みの点滴のガラス瓶や袋が山のように積まれていた。この業者は、医療廃棄物を専門に扱っているのだった。そこでは、ひとりの女性が瓶を段ボールに詰めていた。倉庫の一角には新しい段ボール箱が並べられ、先ほどのガラス瓶がきれいに収まっている。医療廃棄物として回収した使用済みの瓶を、転売するのである。
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使用済みの点滴ボトル。消毒どころか、洗浄すらされていない
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点滴容器は粉砕され、プラスチック顆粒に。再び新品として蘇るのかもしれない
 もうひとつの建物では、点滴ボトルや容器などを粉砕してプラスチック顆粒にしており、なぜか「白砂糖」と書かれたずた袋に入れられていた。何かを隠そうとしている様子が、ありありとわかる。もしかしたら、再び点滴ボトルとして利用されるのかもしれない。辺りに散乱しているボトルや容器は使われたままの状態で、消毒どころか洗浄した様子もない。何かの感染症に汚染されているとも限らないのだが、それらがゾンビのごとく蘇り流通しているのかと思うと、ゾッとする。  しかし、上海で医療関係の仕事に従事する日本人(44歳)は、「起こるべくして起こった事件」と話す。 「中国の医療現場はビジネス的要素が濃く、拝金主義が横行している。例えば、ちょっと風邪気味で病院に行っただけでも、かなり高い確率で点滴を処方されます。点滴は病院にとって、重要な収益源となっているからです。彼らにとって重要なのは収益を上げることなので、たとえ安全性や衛生面に不安があっても、安い瓶や容器を購入するのは合理的な行動です。さすがに今の時代、針を使い回すことはできませんが、容器なら許されると思っているでしょう」    2012年には薬のカプセルに廃棄物から製造されたゼラチンを使用した業者が摘発されたり、今年3月には違法ワクチン200万本を販売した母娘が逮捕されたりと、中国では医療の安全を脅かす事件は枚挙にいとまなく、今回の一件も氷山の一角にすぎない。 (文=中山介石)

幼児虐待相次ぐ中国の幼稚園で、今度は“園長の夫”が性的イタズラ?「女児のパンツに大量の血が……」

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 幼稚園での児童虐待がたびたび問題となっている中国だが、「またか」という事件が起こった。  6月21日、広東省深セン市に住む5歳の女の子・チーチーちゃん(仮名)が幼稚園から帰宅したころ、下着に大量の血がついていたのだ。しかも、いつもは活発なチーチーちゃんが、その日に限って、やけに黙り込んでいた。  父親の張さん(仮名)が妻と共に何が起こったのかを問いただしたところ、チーチーちゃんがためらいながら口にした話は、驚くべきものだった。彼女によると、幼稚園で昼ご飯を食べ終わった後、園長の夫である金という男に、廊下で下半身を触られたというのだ。  翌日、張さんはチーチーちゃんを連れて病院に。検査の結果、処女膜には損傷はなかったものの、外陰部に数カ所の傷が見つかった。  張さんによると、チーチーちゃんの下着に血がついていたのはこの時が初めてではなく、今年4月にも、同じようなことがあったという。ただこの時は、チーチーちゃんは何が起こったのか話そうとしなかった。そこで今回、あらためて問いただすと、その時も同じように、金に下半身を触られたことを告白したという。  張さんは、すぐさま診断書を持って警察に通報。微信(中国版LINE)の幼稚園の保護者グループにこの件についてメッセージを送ったところ、多くの保護者から張さんのところに連絡があり、自分たちの子ども同様の被害に遭っていたと打ち明けたという。  そこで張さんはほかの保護者を伴って、状況の説明を求めるために幼稚園へ向かった。
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抗議活動を行う張さんら一行と争う、幼稚園側の関係者
 張さんたちが幼稚園の入り口前に着くや、幼稚園側と押し問答となり、一時は周囲が騒然となった。  金の娘だという女性が地元紙の取材に答えたところ、幼稚園は警察の捜査に協力している最中で、まだその捜査結果は出ていないとし、「このような抗議行動は幼稚園の運営に悪影響をもたらし、自分の父親を侮辱することになる」と、憤慨した様子でまくし立てた。  さらにこの女性は、「父が小さい子どもにわいせつな行為をするなんて、絶対にありえない。私にもチーチーちゃんと同じ年頃の子どもがいるけど、何も問題は起こっていないのよ。自分の孫と同じくらいの子どもに、どうして手を出すのよ?」と逆ギレしたという。  現在、警察は金を容疑者として勾留し、取り調べを行っているが、幼稚園には監視カメラが設置されておらず、検証が難しいという。  実際に何が起こったのか、または何も起こっていないのかは当事者以外知りようがない状態だが、状況証拠から見るに、この金という男は限りなくクロに近いだろう。幼い子どもは、自分で状況をうまく説明することができない。そんな年端もいかない子どもに対する卑劣な犯罪なだけに、慎重な捜査が求められる。 (文=佐久間賢三)

【グロ注意】肉をえぐる丸い傷痕……中国伝統の“悪い血を抜く”カッピング療法がヤバすぎる!!

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等間隔で丸い傷痕が並んだ、李さんの背中
 体の凝りや、美容、冷え性などにも効果があるとされ、日本でもじわじわと広がりを見せているカッピング療法だが、その故郷である中国で、施術された患者が命の危険に晒される医療過誤が発生した。  吸い玉、プハンなどさまざまな呼称を持つカッピング療法だが、中国では抜罐(バーグヮン)と呼ばれ、民間療法として1,000年以上の歴史を持つともいわれている。内部を減圧したカップを患者の背中に吸い付かせることでうっ血状態にさせ、「悪い血を抜く」というのが基本的な考え方だ。  しかし、このカッピング療法に、重大な副作用が確認されたのだ。
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カッピングにより、こうした水泡ができた時は要注意だ
   ヤケドのように黒ずんだ、複数の大きな丸い傷。よく見ると、その傷は肉をえぐるように、凹面になっている。これは、四川省の李さん(63歳)の背中である。  五十肩に悩まされていた李さんは、治療のためにマッサージ店に毎日通い、そのたびに約1時間のカッピング療法を受けていた。しかし、1カ月通院しても症状は良くならず、そればかりか高熱に悩まされるようになったという。
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かつては竹筒を使用していたため、カップ内の負圧も、それほど強力になることはなかったという
 そこで病院に診察を受けに行ったところ、前述のようなひどい状態の背中を見た医師に驚かれたというわけだ。  医師によると、1カ月もの間、同じ部位をうっ血させ続けたことによって皮膚が損傷を受け、そこから入り込んだ細菌に感染して、菌血症になっていたのだ。もう少し診察が遅れていれば、さらに重度な敗血症となり、命の危険もあったという。  中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏も、カッピング療法の危険性について話す。 「カッピング療法は、特に華南や中国西部では、今でも日常的に親しまれている半面、風邪をひいた時にも効果があると信じられているなど、疑似科学的な側面もある。また、中国の民間療法は全般的に、『痛いほど効く』と信じられる傾向にあり、やりすぎて背中の吸い跡が慢性化している老人も多いです。また、中国のマッサージ店は、風俗店を兼ねていることもあり、衛生的に問題がある店が多いので、傷になるほどの施術を受けるのは危険」  日本でも、カッピング療法は鍼灸と異なり、施術に必要な資格などは存在しない。どんなクリニックで受けるかには、慎重になったほうがよさそうだ。

漂白剤一気飲みは朝飯前!? 自傷行為で一攫千金を狙う、韓国“有名フェイスブッカー”たち

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シン・テイル氏
 韓国の有名Facebookユーザーが、漂白剤を飲み込んで倒れるまでの姿を収めた動画を公開し、話題になっている。彼が命に関わるかもしれない危険な行為に走ったのは、ひとえに「いいね!」を稼ぐためだったというのだから、なおのこと深刻だ。  漂白剤を飲み込んだのは、シン・テイル氏(23)。Facebookページのフォロワー数100万人を超える、いわば“有名フェイスブッカー”だ。韓国の個人アカウントの中で、フォロワー数100万を超えているのは彼ひとり。それだけ絶大な人気を博しているわけだが、その人気の秘訣は、すなわち“自傷行為”コンテンツにある。彼がアップロードするのは、自らの体を何かしらの方法で傷つけ、その様子を撮影した動画だ。それが、100万人のフォロワーたちに届けられる。
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 例えば、今年1月には「車の下敷きになる」と公約し、タイヤの下に自分の足を入れたまま車を発信させ、痛みに苦しむ様子を映した動画をアップロードした。この動画は、14万の「いいね!」を記録している。  つい先月は、自分の乳頭にガソリンをかけて火をつけるという行為にも出た。さらには、自分の大小便を口にしたり、全身に消火器を噴射させたことも。今までありとあらゆる奇行を動画に収めて配信してきたが、その自傷レベルも徐々にエスカレート。漂白剤を飲み込むぐらいは、もはや彼にとって朝飯前のことだったのかもしれない。  実は、韓国には彼のようなFacebookユーザーがほかにもたくさんいる。彼らは生きたネズミ、蛍光灯、便器に流し入れたラーメンなどを食べたり、わざと交通事故を起こしたり、「自身の性器を切断する」と宣言するなどして(さすがに実践はしていない)、世間を騒がせてきた。 「いいね!」のためなら自傷行為はもちろん、動物虐待や性的暴行、犯罪すら厭わない。というのは、それが収入に直結するからだ。シン氏がテレビで明かした1カ月の広告収入は、1,000万ウォン(約88万円)以上。これは、韓国のサラリーマンの所得水準と比べても、上位2%に当たる収入額である。  このようなフェイスブッカーたちについて、ネットでは賛否両論が飛び交っている。彼らの動画に「いいね!」をつけるのは、ほとんど10代の若者たち。「面白いから」という10代に対し、30~40代は「他人が真似をする危険がある」などと、冷ややかな反応だ。「(自分は)普段はおとなしい。こんなことをするのは動画のため」と語ったシン氏に対しても、「だったら、まともに働け!」と非難の集中砲火を浴びせている。  それにしても、命を懸けてまで大金を稼ごうとする韓国の若者たちの姿はやるせない。「普通のサラリーマンをやっていても食べていけない」という韓国社会の現状を物語っているようだが、もしそれで命を落としてしまったら、元も子もないと思うのだが……。 (文=S-KOREA<http://s-korea.jp>)

中国・女性限定ルームシェア物件で“悪質”盗撮! 犯人はなんと……

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大家の携帯に保存されていた、入居者と思われる女性の盗撮映像(「騰訊新聞」)
中国では6~7月にかけ、卒業式シーズンに突入する。それに伴い、学生の引っ越しが多くなる時期でもあるのだが、引っ越し先で犯罪被害に巻き込まれることもある。 「今頭新聞」(6月23日付)によると、20歳の王さん(女性)は6月11日に大連市内のルームシェア物件に引っ越し、新生活を始めたばかり。この物件には、王さんのほかに3名の若い女性が入居していた。賃料は1カ月650元(約1万1,000円)と、付近の相場に比べて非常に安く、王さんは入居を即決したという。家主は、階下に住む40代の夫婦ということもあり、彼女は安心していた。  しかし、入居から5日目、王さんに衝撃が走った。彼女が洋服の整理をしていると、寝室の窓枠の上に小さな紙製の箱が置かれているのを発見したのだ。箱をよく観察してみる、小さな穴が開いていることに気がついた。王さんは瞬時に「盗撮用のカメラが仕掛けられているのではないか」と疑い、箱を手に取った。すると、階下から誰かが逃げ出す音が聞こえたという。  王さんはすぐに警察に通報し、駆けつけた警察官が調べると、なんと部屋から全部で7台もの盗撮用カメラが見つかったという。カメラはほかのルームメイト3名の部屋からも、トイレ、風呂場、リビングから1台ずつ発見された。カメラがつながれていた線をたどると、案の定、大家夫婦の部屋に行き着いたという。警察はすぐに大家の男を探し出し、事情を聞くと、盗撮していた事実を認めたという。その後の捜査で、この男の携帯電話からは、盗撮されたと思われる女性たちのプライベートな写真や動画が大量に見つかった。  大家による卑劣な犯行に関し、中国版Twitter「微博」には多くのコメントが寄せられている。 「こんな盗撮魔すら結婚しているというのに、俺は……。犯人の奥さんもかわいそうだな」 「押収した画像や動画は、男性警察官がチェックするのか。女性にとっては二次被害だろ」
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 大家は取り調べに対し、最初から盗撮をするため入居条件を若い女性に限定して募集をかけたと供述したが、中国では最近、大家による盗撮事件が少なくない。今年1月には福建省泉州市のアパートで、4年間にわたり入居者の女性を盗撮し続けていた63歳の大家が逮捕された。この大家は、浴室のコンクリートの壁の中にカメラを埋め込む手口で、女性たちを盗撮していたという(福州新聞網)。 「中国では盗撮は軽犯罪とされ、捕まっても量刑が軽い。10日間ほどの拘留で、数万円の罰金というパターンが多いようです。一方、日本のAVの影響かどうかはわかりませんが、盗撮映像の人気はここ数年高く、ネット上で配信すれば儲かるので、“参入”する素人も多い。女子寮や女性専用アパートのオーナーとなって盗撮したり、ヨガやエクササイズなど女性向けの各種教室を偽装して更衣室を盗撮する例もあるようです。オーナーや経営者が個人の場合、要注意です」(上海市在住の日本人駐在員)  なんとも悪質な話だが、中国では新手の盗撮手法が続々と出現しているようだ。 (取材・文=広瀬賢)