あのパクリ菓子を、本家「ポッキー」が猛追! 「断然おいしい」「やっぱり元祖がいい」の声

pepero.jpg
 ここ数年、11月11日は「ポッキー&プリッツの日」としてすっかり定着した感があるが、韓国ではこの日は「ペペロ・デー」。「ポッキー」とうり二つのチョコレート菓子「ペペロ」を、友達や恋人に贈り合う。  1966年に江崎グリコから発売されたポッキーだが、ペペロの発売開始年は83年。ペペロの生みの親は日本でも事業を展開するロッテ製菓なので、ポッキーを少なからず参考にした可能性は高い。ペペロがポッキーのパクリ、という話は韓国でも有名だが、それでもペペロは韓国スティック菓子の絶対王者として、30年以上、韓国人に愛されてきた。  ところが近年、その市場が変わりつつある。ポッキーが、猛烈な勢いでペペロを追い上げているのだ。  韓国ロッテ製菓のライバル社「ヘテ製菓(現・クラウン製菓)」は、グリコと契約を結んで2013年から韓国でポッキーの発売を開始。同年に約8億円を記録した売り上げは、その翌年には75%増の約14億円、15年には約15億円と右肩上がりで、13年に8.5%だった市場占有率も、15年に14%、今年9月現在、21.3%と増大している。 “元祖”のイメージを強調しつつも、「極細・つぶつぶいちご」「かさね抹茶」などのラインナップで競争力を高め、発売から3年でペペロの強敵として浮上したポッキー。実際のところ、「ペペロより、断然おいしい」「ポッキーのかさね抹茶は最高」「やっぱり元祖がいい」と大好評で、「ペペロ・デー」なのにポッキーを購入する人も増えた。  この「ペペロ・デー」も、どうせ「ポッキーの日」のパクリかと思いきや、どうやら違うらしい。「ポッキー&プリッツの日」が制定されたのは99年だが、「ペペロ・デー」は96年。くしくも、「ペペロ・デー」が一足先だったのだ。    昨年には、この「ポッキーの元祖はどちらか」をめぐり、韓国ロッテとグリコが米国で訴訟合戦を繰り広げたが、今となっては持ちつ持たれつの関係になっているといえるだろう。  果たして、このままポッキーが逆転するのか、はたまた新たなメーカーが台頭してくるのか――。韓国の製菓業界から目が話せない。

「AB型なら報酬アップ!?」卵子売買の仲介業者に、中国メディアが潜入取材!

ranshi01
中国北京市内の路上には、卵子提供を呼び掛ける業者の広告が、そこら中に貼られている
 一人っ子政策が廃止された中国では、2人目妊活ブームがにわかに巻き起こっているが、一方では、不妊に悩むカップルも増えている。  そこで興隆しつつあるのが、卵子売買ビジネスだ。   本サイトでも先日、卵子提供者となった17歳の少女が、20個以上の卵子を採取されたことで卵巣に炎症を起こし、重体となった事件を伝えたばかりだ(参照記事)。  そんな中、卵子売買を仲介する仲介業者に、「青年網」(11月2日付)が接触。卵子取引の実態を報じた。  取材を行った女性記者は「大学を卒業したばかりのOL、卵子提供を希望している」という設定で、卵子売買の仲介業者にコンタクト。すると、業者から詳しい説明がメールで寄せられたという。メールには《処女・ピル服用者・喫煙者・アルコール摂取が多い者・生活リズムが不規則などの場合、卵子提供は受け付けられない》という内容のほかに、学歴について詳しく尋ねる項目も多く見受けられた。業者によると、卵子を求める依頼者の多くは、提供者の見た目よりも学歴を重視するのだという。  数回にわたるメールでのやりとりの後、仲介業者は、卵子提供を求める40代の女性依頼者との面談を記者に提案してきた。業者に持ちかけられた卵子提供の報酬は、日本円でなんと約94万円。記者が高学歴であることと、血液型が希少なAB型ということが理由らしい。  その3日後、記者は北京市内のホテルで、その依頼者と面会することになった。
ranshi02
北京市内のホテルで仲介業者、依頼者と会う記者
ranshi03
依頼者と仲介業者に付き添われ、病院で健康診断を受ける記者
ranshi04
健康診断の結果について、話し合いをしている様子
 依頼者は、IT業界で働くキャリアウーマンで、7歳になる女児の母親だという。一人っ子政策廃止後、もう一人子どもが欲しいという思いから病院で診断を受けたところ、すでに排卵が止まっており、自然妊娠が困難であることが判明。そこで、提供者と直接会い、優秀で健康な卵子をすぐに手に入れることができるこの業者に、仲介を依頼したとのことだった。  依頼者は記者の履歴書や資料に目を通すと、健康状態をチェックするため、彼女をホテル近くの病院に連れて行き、健康診断を受けさせた。そして問題がないことがわかると、いよいよ契約について話は進んでいったのだった。  依頼者は記者に対し「卵子提供が終わった後、生まれてくる子どもとは一切関りを持たないこと」を厳しく求めたという。  もちろん、今回の潜入調査では契約に至ることはなかったのだが、通常は契約が決まれば、すぐに業者の手配した病院に数日入院し、排卵誘発剤を使用し、卵子の採取が行われる。   ちなみに卵子の売買は、「人類補助生殖技術管理法」で禁止されている違法行為だが、この国に金で買えないものなどないのである。 (文=青山大樹)

「AB型なら報酬アップ!?」2人目解禁で需要高まる卵子売買の仲介業者に、中国メディアが潜入取材!

ranshi01
中国北京市内の路上には、卵子提供を呼び掛ける業者の広告が、そこら中に貼られている
 一人っ子政策が廃止された中国では、2人目妊活ブームがにわかに巻き起こっているが、一方では、不妊に悩むカップルも増えている。  そこで興隆しつつあるのが、卵子売買ビジネスだ。   本サイトでも先日、卵子提供者となった17歳の少女が、20個以上の卵子を採取されたことで卵巣に炎症を起こし、重体となった事件を伝えたばかりだ(参照記事)。  そんな中、卵子売買を仲介する仲介業者に、「青年網」(11月2日付)が接触。卵子取引の実態を報じた。  取材を行った女性記者は「大学を卒業したばかりのOL、卵子提供を希望している」という設定で、卵子売買の仲介業者にコンタクト。すると、業者から詳しい説明がメールで寄せられたという。メールには《処女・ピル服用者・喫煙者・アルコール摂取が多い者・生活リズムが不規則などの場合、卵子提供は受け付けられない》という内容のほかに、学歴について詳しく尋ねる項目も多く見受けられた。業者によると、卵子を求める依頼者の多くは、提供者の見た目よりも学歴を重視するのだという。  数回にわたるメールでのやりとりの後、仲介業者は、卵子提供を求める40代の女性依頼者との面談を記者に提案してきた。業者に持ちかけられた卵子提供の報酬は、日本円でなんと約94万円。記者が高学歴であることと、血液型が希少なAB型ということが理由らしい。  その3日後、記者は北京市内のホテルで、その依頼者と面会することになった。
ranshi02
北京市内のホテルで仲介業者、依頼者と会う記者
ranshi03
依頼者と仲介業者に付き添われ、病院で健康診断を受ける記者
ranshi04
健康診断の結果について、話し合いをしている様子
 依頼者は、IT業界で働くキャリアウーマンで、7歳になる女児の母親だという。一人っ子政策廃止後、もう一人子どもが欲しいという思いから病院で診断を受けたところ、すでに排卵が止まっており、自然妊娠が困難であることが判明。そこで、提供者と直接会い、優秀で健康な卵子をすぐに手に入れることができるこの業者に、仲介を依頼したとのことだった。  依頼者は記者の履歴書や資料に目を通すと、健康状態をチェックするため、彼女をホテル近くの病院に連れて行き、健康診断を受けさせた。そして問題がないことがわかると、いよいよ契約について話は進んでいったのだった。  依頼者は記者に対し「卵子提供が終わった後、生まれてくる子どもとは一切関りを持たないこと」を厳しく求めたという。  もちろん、今回の潜入調査では契約に至ることはなかったのだが、通常は契約が決まれば、すぐに業者の手配した病院に数日入院し、排卵誘発剤を使用し、卵子の採取が行われる。   ちなみに卵子の売買は、「人類補助生殖技術管理法」で禁止されている違法行為だが、この国に金で買えないものなどないのである。 (文=青山大樹)

金正恩が新作写真集で“ナイスガイ”ぶりをアピール!?「足元はヤギの糞まみれ、BL写真まで……」

photobook00
正恩氏の最新写真集『人民の偉大なる空』
 幹部の粛正に次ぐ粛正や、ミサイル発射、核実験といった蛮行を繰り返し、国際的なヒールになっている北朝鮮の金正恩党委員長。だが最近、彼の“ナイスガイ”ぶりをアピールする写真集が平壌国際空港で販売開始された。「圧死するんじゃないか」(北朝鮮ウォッチャー)というほど多数の人民が正恩氏に殺到するシーンをはじめ、女性兵士や老女の顔に急接近したり、子どもたちに手を差し伸べるなど異様なフレンドリーぶり。さらに、ヤギの糞にまみれるといった衝撃シーンの連続だ。  関係筋から入手したのは、正恩氏の写真集『人民の偉大なる空』(A4判、172ページ)。朝鮮労働党機関紙の労働新聞で公開された現地指導の様子に加え、初公開となる写真が含まれている。注目は、正恩氏の押しくらまんじゅう写真だ。説明文には、平壌市内にある各地の工場を現地指導し「熱狂的な歓呼を受ける、敬愛なる金正恩同志」とあるが、数百人規模という半端ない数の人々に、もみくちゃにされている。
photobook04
人多すぎ!
photobook03
女性兵士の顔に急接近
 日本国内で北朝鮮情勢を分析する民間研究員の男性は「金日成、金正日時代には考えられないシーンだ」と目を丸くする。
photobook06
糞まみれの最高指導者
photobook05
怖い者知らずのチビッ子たち
 最高指導者の写真は「1号写真」と呼ばれ、綿密なセッティングの上で撮影される。この研究員によると、写真に写り込む予定の人民は、思想性や家柄を徹底的に調べ上げられ、当日は風邪などの感染症ではないか検診を受けた上で「全身にスプレーで消毒液をかけられる」(同)という。最高指導者の前で失敗や失言は許されず、極度の緊張を強いられるが、「握手すれば、生涯にわたって年金をもらえるという脱北者の証言がある」(同)という。  一方、実際に写真を見ると、とても全員に年金など与えられないだろうと思われるほど多くの人民が、正恩氏の元に殺到している。また、歓呼の声が大きすぎるのか、正恩氏が人民に顔を近づけて耳を傾けたり、少年兵と見つめ合うといったBLっぽい写真も掲載されている。  研究者が驚いたのは「東海前線警戒所」という、軍施設に併設されたヤギ小屋を現地指導しているシーン。「正恩氏の足元はヤギの糞だらけ。普通は掃除をするはずなんだが……。人民に接近したり、糞まみれを演出することは、民心に近い指導者像を必死にアピールしようとしている」(同)というのだ。  写真集でわざわざ「ナイスガイ」をアピールせねばならない背景には、カリスマ性の低下が疑われる。韓国の朴槿恵大統領も窮地に立たされているが、同じ半島の北でも、政権は危うい。

金正恩が新作写真集で“ナイスガイ”ぶりをアピール!?「足元はヤギの糞まみれ、BL写真まで……」

photobook00
正恩氏の最新写真集『人民の偉大なる空』
 幹部の粛正に次ぐ粛正や、ミサイル発射、核実験といった蛮行を繰り返し、国際的なヒールになっている北朝鮮の金正恩党委員長。だが最近、彼の“ナイスガイ”ぶりをアピールする写真集が平壌国際空港で販売開始された。「圧死するんじゃないか」(北朝鮮ウォッチャー)というほど多数の人民が正恩氏に殺到するシーンをはじめ、女性兵士や老女の顔に急接近したり、子どもたちに手を差し伸べるなど異様なフレンドリーぶり。さらに、ヤギの糞にまみれるといった衝撃シーンの連続だ。  関係筋から入手したのは、正恩氏の写真集『人民の偉大なる空』(A4判、172ページ)。朝鮮労働党機関紙の労働新聞で公開された現地指導の様子に加え、初公開となる写真が含まれている。注目は、正恩氏の押しくらまんじゅう写真だ。説明文には、平壌市内にある各地の工場を現地指導し「熱狂的な歓呼を受ける、敬愛なる金正恩同志」とあるが、数百人規模という半端ない数の人々に、もみくちゃにされている。
photobook04
人多すぎ!
photobook03
女性兵士の顔に急接近
 日本国内で北朝鮮情勢を分析する民間研究員の男性は「金日成、金正日時代には考えられないシーンだ」と目を丸くする。
photobook06
糞まみれの最高指導者
photobook05
怖い者知らずのチビッ子たち
 最高指導者の写真は「1号写真」と呼ばれ、綿密なセッティングの上で撮影される。この研究員によると、写真に写り込む予定の人民は、思想性や家柄を徹底的に調べ上げられ、当日は風邪などの感染症ではないか検診を受けた上で「全身にスプレーで消毒液をかけられる」(同)という。最高指導者の前で失敗や失言は許されず、極度の緊張を強いられるが、「握手すれば、生涯にわたって年金をもらえるという脱北者の証言がある」(同)という。  一方、実際に写真を見ると、とても全員に年金など与えられないだろうと思われるほど多くの人民が、正恩氏の元に殺到している。また、歓呼の声が大きすぎるのか、正恩氏が人民に顔を近づけて耳を傾けたり、少年兵と見つめ合うといったBLっぽい写真も掲載されている。  研究者が驚いたのは「東海前線警戒所」という、軍施設に併設されたヤギ小屋を現地指導しているシーン。「正恩氏の足元はヤギの糞だらけ。普通は掃除をするはずなんだが……。人民に接近したり、糞まみれを演出することは、民心に近い指導者像を必死にアピールしようとしている」(同)というのだ。  写真集でわざわざ「ナイスガイ」をアピールせねばならない背景には、カリスマ性の低下が疑われる。韓国の朴槿恵大統領も窮地に立たされているが、同じ半島の北でも、政権は危うい。

【機密文書問題】「もう何も信じられない……」国民総“メンタル崩壊”の韓国は大丈夫か?

soukante.jpg
カン・ソンテ氏
 日本でも連日報道されている、朴槿恵大統領の機密文書流出騒動。韓国国民の怒りや絶望はかなり深く、10月29日には大統領の辞任を求め、ソウルで約10万人規模のデモが行われ、11月1日には「(緊急逮捕された崔順実容疑者が)死ぬのを助けてあげようという気持ちで来た」と、男がクレーン車でソウル大検察庁に突っ込む事件まで発生した。  このように国中が荒れている中、韓国のセンター試験といえる「大学修学能力試験」が、あと半月後に迫ってきた。ただでさえ超学歴社会のプレッシャーにさらされている受験生たちが国の一大事に勉強に集中できるか心配なところだが、「この国では勉強する必要がない」と発言する人物が現れ、物議を醸している。  彼の名前はカン・ソンテ。2001年の大学修学能力試験で上位0.01%の好成績を収め、“勉強の神”と呼ばれた男だ。ソウル大学に進学したカンは、在学時から教育ボランティア活動に励み、06年に受験生たちに勉強法を教えるウェブサービスを立ち上げる。今でも時々、テレビに出ている売れっ子講師で、受験生にとってはまさに憧れの存在だ。  ところが、いつも明るく、時には毒舌で受験生のモチベーションを上げてきた彼が、10月29日のライブ動画配信で衝撃発言を連発。その日は、いつもの勉強に関する話ではなく、なんと「朴大統領は被害者なのか」をテーマに配信が始まったのだ。  彼は両手で頭を抱えながら、「いま仕事が手につかない状態です。僕が信じていた韓国という国が、こんな国だったなんて。国というのは、一人の人間がどうこうできるような単純なシステムではない。しかし、そのシステムがこっぱみじんに砕けました」と切り出す。そして、こう続けた。 「青瓦台(韓国の大統領府)には、有能な人がたくさんいます。そんな人たちが、この問題に気づかなかったはずがない。何かが間違っていると知りながらも、問題提起をしなかったのです。人事権を握っていた崔容疑者に媚を売って、言葉通り“権力の犬”に成り下がった。彼らはすごく頭が良い人たちです。あんなに頑張って青瓦台に入ったのに、ただの“犬”になってしまった」  大きなため息をついた彼は、続けて「崔容疑者の娘は母親の力で、名門大学に強引に入学しました。多くの受験生が合格を目指して死に物狂いで勉強し、さらには学費がなくて大学進学をあきらめる者もいる一方で、これはないでしょう」と一喝。挙げ句の果てに、こう熱弁した。 「現在のありさまを見る限り、この国は勉強する必要がない国です。詐欺がうまい誰かさん(崔容疑者)は選挙も経ず、一国の最高権力者になって国を乗っ取った。それなのに、勉強する必要ありますか? 権力を握るためには、ただ1回、詐欺に成功すればいいだけなのに。これから僕は、どんな顔でみなさんに『勉強しろ』と言えばいいんでしょうか?」  いわゆる知識人である彼の口からこんな発言が飛び出したことに、ネット上では「脱力感がすごい」「勉強したくない」などといった、受験生たちの戸惑いの声があふれている。  いずれにせよ、彼のような知識人含め、国民の多くが “メンタル崩壊”している韓国。果たして、事態はどのような形で収拾するのだろうか?

垂れた皮膚で顔が覆われた全盲の“エレファントマン”女性に、1億円の募金集まる

shinkei.jpg
 10月20日に放送された、韓国・SBSのドキュメンタリー番組『瞬間捕捉 世界にこんなことが』で、神経線維腫症を患った女性、シム・ヒョニさんの苦境を取り上げた。  神経線維腫症とは、皮膚の病変をはじめ、骨、眼、神経系などに、さまざまな症状が生じる遺伝性の病気。レックリングハウゼン病とも呼ばれている。発生率は約3,000人に1人の割合で、日本における患者数は約4万人という調査データもあるそうだ。  番組が放送されるきっかけとなったのは、シムさんの父親の切なる想いだった。父親は「2年以上も外出せず、家に閉じこもっている娘を助けてほしい」と、テレビ局に救いの手を求めた。  シムさんは2歳の時に緑内障を患い、13歳で視力を完全に失った。さらに15年前から、神経線維腫症の症状が悪化。垂れた皮膚に顔が覆われてしまい、また先天的に頭の一部分の骨が成長せず、陥没してしまうという症状に見舞われた。  番組放送後、韓国では多くの人々がシムさんに支援の手を差し伸べた。集まった支援者の数は5万6,000人以上、支援額は10億ウォン(約1億円)を超えたという。  シムさんを支援する福祉財団関係者によれば、個人に対してこれほど多くの支援が集まったことは初めてだそう。支援金は手数料や運営費などが差し引かれることなく、すべてシムさんに届けられる予定となっている。  シムさんは、「あまりにもありがたくて、涙が出た」と、SBSの制作陣および支援者に感謝の意を伝えている。これまで一歩踏み出す勇気が持てずにいたそうだが、支援に後押しされ、手術を決心。現在、両親とともにソウルの病院で検査を受けているという。  一方、海外では過去に、アメリカに住むジェームス・オニールさんが同じ病気を患った人物のひとりとして注目された。彼の場合、米国内で約24万ドル(2,500万円)の支援が集まったそうだが、そのケースと比べても、今回の募金額は相当多いといえそうだ。   今後、手術を決心したシムさんの症状が、回復に向かうことを願うばかりだ。

「日本は中国の三級都市より遅れている!?」中国人観光客が、日本の“アレ”に不満タラタラ……

denshi01.jpg
スーパーのレジに設置された、支付宝支払い専用のレーン
「東京1日目。両替したばかりの1万円札を握りしめ、空港から憧れの有名ラーメン店へ駆け込んだ私。そこでは自動販売機で食券を買う必要があったが、1万円札が使えない。(中略)店員に助けを求めると、店の奥で頑丈そうな金庫を開けて両替をしてくれたが、これが果たして世界一の技術先進国なのか? 泉州市(福建省の三級都市)でも、もっとスムースだ」  これは、中国の旅行情報サイトの掲示板に残された、先月日本を初めて訪れた女性による書き込みである。  彼女が日本の現金主義に対して漏らしたこの率直な感想は、恐らく日本を訪れる多くの中国人が感じるものであろう。  中国ではすでに、日本とは比べ物にならないほど、キャッシュレス化が進んでいるからだ。  中国の昨年の電子マネーの取引額は、日本円で約150兆円に達した。一方、日本では5兆円程度とされているので、その規模は約30倍である。  シェアを見ると、取引額の約7割をアリババグループの支付宝(Alipay)が占め、スマホチャットアプリの付加機能である微信支付(WeChat Payment)が約2割となっている。両サービスともQRコード決済を採用しており、特別な機器が必要ないことから爆発的に加盟店が増えた。
denshi002.jpg
広東省広州市のレストランで会計を頼むと渡されたレシート。QRコードを利用し、支付宝もしくは微信支付で支払いが可能だ
 中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏も、電子マネーの浸透ぶりについてこう話す。 「中国の小規模商店の中には、支付宝か微信支付のみ支払いが可能で、現金は使えないという店が増えている。飲食店では、電子マネーは人件費削減になるほか、現金の管理コストや防犯上のリスク軽減にもつながる。食堂の出前や屋台などでも使われていて、露天の果物屋でりんご1個買うのに『QRコードでピッ』というのも、当たり前の光景となりつつある」  日本に上陸したばかりのApple Payも、中国市場では今年2月に、すでにサービスを開始している。中国人の財布ともいわれ、日本でも彼らの爆買い現場ではおなじみとなっている「銀聯」と提携し、鳴り物入りのスタートだった。  しかし、支付宝と微信支付の二大巨頭に切り込むことはできず、残された1割ほどのシェアを雑多なサービスが奪い合う「その他」の中から抜け出せていない。それよりも、支付宝や微信支付が中国から飛び出し、世界の電子マネー市場をのみ込む日のほうが近いのかもしれない。

人気観光スポットで連日、目撃談……ネットを騒がす「福岡100円女」の正体とは?

100yen.jpg
 韓国人観光客を相手に「100円ください」と物乞いする、通称「福岡100円女」をご存じだろうか? 赤いリュックにサングラス、両手にはたくさんのビニール袋を持ち、福岡の人気観光スポットで連日、必ずといっていいほど目撃される韓国人女性だ。  一見すると普通の観光客だが、実は、彼女は貧乏旅行者。言葉が通じる韓国人観光客を相手に「生理用品を買いたいけど、お金がない」「具合が悪くて薬を買いたい」などと言って小銭を恵んでもらい、それで生活をしているのだ。  韓国のネット上ではちょっとした有名人のようで、「100円女に遭遇」「福岡100円女は今○○にいますよ」といった目撃談が多数散見される。中には、「100円ください」と物乞いされて「1,000円札しか持ってない」と断ったら、「900円のお釣りをあげるから、1,000円でも大丈夫」と言われた人もいるとか。最初は同情する声が多かったが、図々しさを増していく「福岡100円女」の悪名は高まるばかりだった。  ところが先日、韓国のテレビ番組の取材で「福岡100円女」の正体が明らかになった。  現在42歳の彼女は、昔、ソウル・江南の塾で数学の講師をしていたという。5年前にも福岡を訪れたことがあり、その際に温泉と日本食が気に入り、今年8月に再来日。しかし、旅の途中で荷物を紛失してしまい、韓国に帰れず、仕方なく物乞い生活を始めたという。  彼女が物乞いで稼ぐ金額は、1日500円ほど。そのお金で食事代を賄い、博物館や書店、カフェなどを巡る。彼女の行動を見る限り、「早く韓国に帰りたい」という焦りはなく、むしろ日本を満喫している様子だった。事実、彼女は取材クルーに対し、「韓国には帰りたいが、この生活を終わらせたくもない」と、訳のわからぬことを口にしていた。  番組が「福岡100円女」を取材したのは、彼女が再来日してから約2カ月半が過ぎた頃だった。2週間後には90日の観光ビザが切れて不法滞在になってしまう可能性もあったため、取材クルーが「家族に連絡して、助けてもらったら?」と提案すると、彼女はこう返した。 「家族との連絡は避けている。私の家は名誉職が多い家柄なので(自分の境遇が知られると)困る。私は末っ子で、『しっかりしなさい』と子どもの頃から言われてきた。(家族に怒られないよう)何か結果を残さなければいけない」  「福岡100円女」はその後、駐福岡韓国総領事館を通じて家族と連絡を取り、韓国に帰国した。  しかし、番組を見た視聴者からは「言っていることがウソっぽいけど、日本で現実逃避していたのは確か」「明らかに病んでる」「こりゃ、また日本に行くかもしれないな」などと、彼女の精神状態を疑うコメントがネット上に多数寄せられている。  今回の旅での経験を糧に、韓国で何かしらの“結果”を残してほしいものだ。

陰部にシラミ、重度裂傷も……親戚の元に預けられた6歳女児が、叔父からから1年以上にわたり陵辱

uncle001.jpg
父親に抱かれた歓歓。これほど幼い、しかも親族の女児に暴行を働くとは、鬼畜というほかない
 中国の農村では、都会へ出稼ぎに出た農民工の両親と離れて暮らす「留守児童」が6,000万人に達している。そんな中、留守児童が性的虐待やレイプの被害に遭うケースが頻発していることは過去にもお伝えした(参照記事)が、「またか」という事件が起きた。 「澎湃」(11月1日付)によると、四川省達州市で暮らしていた6歳女児の歓歓(ファンファン)は、生まれて数カ月のうちに近所に住む伯母(父親の姉)夫婦の元に預けられ、広東省広州市に出稼ぎに出ていた両親とは離ればなれであった。そんな生活が6年ほど続いた頃、両親は歓歓を広州市に呼び寄せ、3人で暮らすことを決めたのだった。
uncle002.jpg
歓歓の両親。伯母夫婦に娘を預けたことを後悔する日々だという
 待望の親子3人の新生活が始まったが、歓歓は食が細く、いつも手で下腹のあたりを押さえていた。  何事かと心配していた両親に、歓歓はある日「下半身がかゆい」と打ち明けた。そこで、母親が彼女の陰部を調べてみたところ、なんとシラミがわいていたという。
uncle003.jpg
歓歓の診断書。「児童性侵犯」の文字が見える
 驚いた両親が彼女を病院へ連れて行くと、性器や肛門に重度の裂傷があり、感染症を起こして腫れ上がっていることが判明。そして医師は、衝撃の一言を両親に告げたのだった。「娘さんはレイプされた可能性がある」  その後、歓歓から犯人を聞き出した両親は、さらに驚愕する。 「伯父さんも伯母さんも『しゃべるな』って言ってた。『しゃべったら、殴り殺す』って……」  つまり、彼女を陵辱したのは伯父であり、伯母もそれを黙認していたというわけだ。さらに、歓歓の証言から、彼女が1年以上にわたり、継続的に暴行を受けていたことも判明した。両親が歓歓を呼び寄せることがなければ、彼女の地獄はさらに続いていたことだろう。  その後、伯母夫婦は地元検察に起訴されたものの、歓歓が心身に負った深い傷が癒えるまでには、相当な時間がかかることだろう