劇場版『ジョジョ』2週目で圏外落ち! 敗因は「山崎賢人の賞味期限が早すぎた」

 山崎賢人主演の劇場版『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』が、公開2週目にして、早くも“圏外落ち”したことがわかった。8月14日発表の全国週末興行成績(興行通信社調べ)によると、『ジョジョ』はトップ10に入っておらず、初週が5位スタートだったこともあり、ネット上では「やっぱり大爆死作」と苦笑されているという。

 「実写化不可能」といわれた漫画作品だけに、制作発表当初から波乱含みだった『ジョジョ』。 公開直後には、原作ファンを中心に「シナリオや演出がひどい」「原作改悪し放題」との批判が噴出していた。

「その影響からか、全国323館という大規模公開であるにもかかわらず、初登場5位、公開2週目には圏外という散々な結果に。第二章以降に関しては、興収や反響を見て……となっていますが、このスタートでは続編制作は厳しいと言わざるを得ないでしょう。主演の山崎は、一時期『最も映画館に客を呼べる俳優』とされたものですが、彼の旬が過ぎ去ったのも敗因の1つかもしれませんね」(芸能プロ関係者)

 作品の公開が発表された昨年時点では、山崎は“今旬俳優”だった。ところが……。

「山崎が出演した2015年の映画『ヒロイン失格』と『orange‐オレンジ‐』は、『主演の桐谷美玲、土屋太鳳ではなく、山崎のおかげでヒットした』と、業界内で評されていたものです。また、演技やルックスが“主張しすぎない”“クセがない”ことから、漫画原作の実写化では鉄板の俳優へと急成長しました。ところが、あまりの露出ぶりが裏目に出てしまったようで、近頃では出演作が発表されるたびに『また山崎賢人か』『そろそろ飽きてきた』などとバッシングされることに。結果的に『ジョジョ』公開時期は、最悪のタイミングだったということでしょう。“実写化王子”の面目丸つぶれですね」(同)

 こうして、大作映画にあるまじき“2週目圏外”を喫してしまった『ジョジョ』。原作ファン、山崎ファンからそっぽを向かれてしまったことに、制作サイドもさぞ落胆していることだろう。

超人気番組『笑点』で、「性格の悪さ」を指摘され続けている“あの人”の暴言

 51年目を迎えている超人気番組『笑点』(日本テレビ系)。視聴率が平均で約18%近くあるお化け番組。しかし、番組が長く続けば、いろいろな問題点も噴出する。

 レギュラーの中には「性格の悪さ」を指摘され続けている人物がいる。今年60歳を迎えた山田隆夫だ。名物コーナー「大喜利」で「座布団と幸せを運ぶ山田隆夫です」と座布団を運んで33年。座布団運び6代目のベテラン中のベテランだが、番組では常にレギュラーメンバーから“卒業”といじられ続けている。

 山田といえば、かつて歌謡グループ「ずうとるび」の一員として、1975年にNHK『紅白歌合戦』に出場したこともある人気アイドル。初出場のキャンディーズ、細川たかしと肩を並べ、郷ひろみ、五木ひろしらと同じステージに立った。77年に結婚することになって「ずうとるび」を脱退するが、音楽性の違いからメンバーとの口論や喧嘩が絶えなかったようだ。

 その後、座布団運びとして『笑点』に出演することになるが、桂歌丸、三遊亭円楽(現)、林家たい平ら回答者に「役に立たない」「もうすぐ卒業」「挨拶がつまらない」などと揶揄され、飛び蹴りや体当たりなどの荒っぽいやり方で座布団を回収。笑いも取っていたが、あくまでも演出だったのだろう。その山田に、怒り心頭の地方局幹部がいた。

 『笑点』という番組は、言わば日本テレビの顔。制作する日本テレビはネット局対応の関係で、地方の放送局の開局や新社屋完成を記念して、その地元で公開放送を行ってきた。地方局にしてみれば「番組を挙げて来てくれることは大賛成」だから、局を挙げて、食事やゴルフなど大接待をする。

 そんな中での出来事だった。某地方局の制作担当の役員は、「態度が悪い。局が接待してるのを当たり前のような振る舞いをする。こちらは気を使っているが無視される。ほかの出演者は誰一人横柄な態度を取ることがないのに“俺はすごいスターなんだぜ”という態度がありあり。不愉快だったな」と話す。「何が“元ずーとるび”だよ。笑点のレギュラーの皆さんには、いつでも来てもらいたいし、是非来てほしいけど山田は要らないな」とご立腹。スポーツ紙記者は「態度はともかく金銭感覚が細かく、友達はいない」と指摘する。

 私も、某焼肉屋の店員の愚痴を直で聞いたことがあったのを思い出した。「山田さんに“これ”と言われて、ジャケットを預かったことがあった。クローゼットに掛けたら“ちゃんとしろよ! 臭いがつくだろう!”と怒鳴られた。そんなこと言う人初めてだったな」と。山田は「明るく、元気で、人当たりがいいタレント」と認識してきたから、忘れていたエピソードだった。アイドル、タレント、歌手、作詞家、作曲家、俳優、落語家、プロボクサーと幅広い活躍で、神奈川・横浜に豪邸を持ち、多額の不動産収入もあるという山田だが、そうした暴言を、地方局の役員が1人でも聞いたら、ボディブローのように、だんだん仕事に影響を与えるのではないだろうか。

石川敏男(いしかわ・としお)
昭和21年11月10日生まれ。東京都出身。『ザ・ワイド』(日本テレビ系)の芸能デスク兼芸能リポーターとして活躍、現在は読売テレビ『す・またん』に出演中。 松竹宣伝部、『女性セブン』(小学館)『週刊女性』(主婦と生活社)の芸能記者から芸能レポーターへと転身。

浅野忠信、フジ木10『刑事ゆがみ』主演決定も……「どう考えても大爆死」のワケ

 フジテレビ系「木10」ドラマの迷走が続いている。今クールの真木よう子主演『セシルのもくろみ』は初回で5.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と大爆死、以後、第2話は4.5%、第3話は4.8%、第4話は4.4%と3週連続で、打ち切り圏内といわれる“5%割れ”が続いている。

 同枠ドラマは、2015年1月期の真木主演『問題のあるレストラン』以来、今年4月期の桐谷美玲主演『人は見た目が100パーセント』まで、10クール連続で平均視聴率は1ケタ台。放送中の『セシルのもくろみ』も、さすがにここからの巻き返しは厳しそうなだけに、11クール連続1ケタ台が確実となった。

 フジ「木10」枠は、主に女性を主演に据えてきたが、この“負の連鎖”を断ち切るべく、10月期は、15年4月期の『医師たちの恋愛事情』(斎藤工主演)以来、10クールぶりに男性が主人公を務めることになり、浅野忠信に白羽の矢が立てられた。浅野が連ドラの主演に起用されるのは、14年4〜5月にオンエアされたNHKドラマ『ロング・グッドバイ』以来で、民放では初となる。

 浅野が主演を務める『刑事ゆがみ』の原作は、漫画雑誌「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で連載中の井浦秀夫氏の同名漫画。主人公は“犯罪者の心を読める天才偏屈刑事”弓神適当で、人の心の奥底に潜む闇を先入観ゼロで鋭く観察し、真実解明のためには違法捜査もいとわないという人物。コンビを組むのは、成績優秀でマジメ、強い正義感をもつ故に、偏屈な弓神に振り回されてしまう後輩刑事・羽生虎夫(神木隆之介)だ。

 脚本は、フジ月9ドラマ『ラヴソング』『突然ですが、明日結婚します』で連続爆死した倉光泰子氏、同じくフジ月9『好きな人がいること』の大北はるか氏、映画『るろうに剣心』シリーズの藤井清美氏の3人体制となり、いささか不安を覚えるメンバーだ。

「浅野は確かに知名度はあります。しかし、それは“映画スター”のイメージで、あまりドラマには出ないため、お茶の間の視聴者になじみがあるとは言い難い。今年1月期には木村拓哉主演の『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)に重要な役どころで出演しましたが、『ドラマ向きではない』『こんなに演技がヘタだったかな?』などとネット上で揶揄され、“ドラマ俳優”としては評価を下げてしまいました。知名度はあっても、映画を中心に活動してきた浅野が、数字を持っているとは思えませんし、かなり苦戦するのでは」(テレビ関係者)

 目先を変えるために、10クールぶりに男性主人公となり、内容的にも男性ウケを狙ったものになりそうなフジ「木10」ドラマだが、そもそもこの枠は、女性視聴者をターゲットにした作品が続いていたことから、男性視聴者があまりついていない可能性もある。映画界では揺るぎないポジションを確保してきた浅野が、初の民放連ドラ主演で、どこまで力を発揮できるのか。これまで、松嶋菜々子、篠原涼子、天海祐希ら多くの大物女優に赤っ恥をかかせてきた、大爆死の同枠だけに、大物映画俳優の浅野も“黒歴史”を作ってしまわないよう祈るばかりだ。
(田中七男)

『過保護のカホコ』好調の原動力は、竹内涼真? 朝ドラ『ひよっこ』の“島谷ロス”現象

 高畑充希が主演する日本テレビ系連続ドラマ『過保護のカホコ』(水曜午後10時~)が好調だ。初回は11.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)とまずまずのスタート。その後も、10.8%、12.0%、11.1%と4週連続で2ケタを記録。ここまでの平均は11.4%と安定した数字をキープしている。

 前クールの同枠ドラマ『母になる』(沢尻エリカ主演)は平均9.2%と1ケタ台に沈んだだけに、日テレとしては、今期はなんとしても2ケタ台で終わらせたいところ。高畑にとっても、今作は民放連ドラ初主演となるだけに、高い数字をマークして、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(2016年前期)の高視聴率がフロックではないことを証明したいところだ。

 現状、好調に推移している『過保護のカホコ』だが、その原動力は高畑はもちろんのこと、準主役の竹内涼真にもあると見る向きも多いようだ。同ドラマにおいて、竹内は超過保護に育った主人公・カホコ(高畑)が恋心を抱く、同じ大学の画家志望の青年・麦野初役を演じている。

 竹内といえば、現在放送中のNHK朝ドラ『ひよっこ』の東京編で、第55話から登場。主人公・みね子(有村架純)と同じアパートに住む慶應ボーイで、佐賀の製薬会社の御曹司・島谷役を演じ、朝ドラファンである女性のハートをガッチリつかんだ。島谷はみね子と交際するが、後に破局し、アパートから去ってしまったため、竹内は7月25日放送の第98話が最後の出演に。ファンの間では、“島谷ロス”現象が起きていたのである。こうなると、竹内を見たければ、『過保護のカホコ』を見るしかなく、同ドラマの視聴率アップに貢献しているとみてよさそうだ。

「竹内は14年10月にスタートした、テレビ朝日系『仮面ライダードライブ』で主演を務め注目を集めました。最近では、黒島結菜主演『時をかける少女』(16年7月期/日本テレビ系)や、唐沢寿明主演『THE LAST COP/ラストコップ』(同10月期/同)にも出演しましたが、どちらも脇役でドラマ自体の視聴率が振るわなかったこともあり、なかなかブレークできずにいました。しかし『ひよっこ』では、重要な役どころに起用され、さわやかなイケメン大学生役を演じたことで女性人気が急上昇したわけです」(テレビ誌関係者)

 『過保護のカホコ』では、『ひよっこ』とは打って変わって、アルバイトに精を出すイマドキの大学生役で、まるでキャラクターが違うが、それがまた支持されている様子。竹内は主演の高畑と同じホリプロ所属なので、バーター出演との指摘も多いが、抜群の存在感で、そのイメージを見事に払拭している。高畑、竹内が“二枚看板”となったことで、『過保護のカホコ』は、今後も安定した視聴率を稼いでいきそうだ。
(田中七男)

山崎賢人『ジョジョ』初登場5位で大コケ! 「原作改悪し放題」「退屈な2時間」と酷評の嵐

 8月7日、興行通信社による全国週末興行成績が発表され、山崎賢人が主演を務める映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』が初登場5位を記録。大人気漫画を原作とした話題作にもかかわらず、大コケスタートになってしまった。

 同映画は、シリーズ累計発行部数1億部超えの荒木飛呂彦による同名漫画を実写化した作品。山崎が主人公の東方仗助を演じているほか、神木隆之介や小松菜奈、伊勢谷友介、山田孝之、岡田将生、新田真剣佑など豪華キャストが集結し、公開前から話題になっていた。

「全国325スクリーンで大規模公開された『ジョジョの奇妙な冒険』は、土日2日間で11万7,000人を動員し、1億6,600万円の興行収入を上げました。しかし、初登場5位は期待外れのスタート。敗因は、『ジョジョの奇妙な冒険』よりもランキングで上位につけた『怪盗グルーのミニオン大脱走』『劇場版 仮面ライダーエグゼイド/宇宙戦隊キュウレンジャー』など、夏休みを狙ったファミリー向け映画に動員を持っていかれたことが挙げられると思います」(芸能ライター)

 『ジョジョの奇妙な冒険』の動員と興収は、山崎が主演を務めた作品『一週間フレンズ。』が初週で記録した、動員12万5,000人、興収1億5,300万円とほぼ変わらない数字。しかし、同じく漫画原作の映画『銀魂』に敗れる結果になってしまった。

「全国335スクリーンで先月14日に公開された『銀魂』は、初週2日間で動員およそ39万2,800人、興収およそ5億4,100万円の大ヒットを記録。『銀魂』の原作は累計発行部数5,000万部ですが、約2倍の数字を誇る『ジョジョの奇妙な冒険』は映画で大きく差をつけられてしまいました。公開前に披露されたビジュアルや予告編が『コスプレにしか見えない』『CGの迫力がまったく感じられない』と酷評されていたことが響いたのでは。実際に映画を見た人からは『退屈な2時間』『セリフまわりのテンポが悪すぎて苦痛』『原作に対するリスペクトを感じず、改悪し放題だった』『ジョジョの名前を借りた二次創作』と、内容にも酷評の声が。公開予定の第二章に不安が残るスタートになってしまいましたね」(同)

 主演の山崎は、同じく漫画原作の実写映画『斉木楠雄のΨ難』の公開を10月に控えている。「実写化俳優」と呼ばれる山崎だが“ジョジョ爆死”の汚名は返上できるのだろうか。

『ハロー張りネズミ』、熱くなりすぎずオシャレになりすぎない“程よい熱”の俳優・瑛太

 TBS系の金曜ドラマ(午後10時)で放送されている『ハロー張りネズミ』が面白い。原作は『島耕作』シリーズで知られる弘兼憲史が、80年代に「週刊ヤングマガジン」(講談社)で連載していた人気漫画。あかつか探偵事務所で働く七瀬五郎(瑛太)たち探偵が毎回、不思議な事件を解決するドラマだ。

 物語は人情モノから企業犯罪、そしてオカルトモノまでと幅広く、いい意味で何でもありの遊び心あふれる作品となっている。全話の脚本・演出を手がけるのは大根仁。ドラマ『モテキ』を筆頭とするテレビ東京系の深夜ドラマを主戦場とし、“深夜ドラマ番長”といわれてきた大根だが、劇場版『モテキ』以来、最近は『バクマン。』や『SCOOP!』などといった映画制作に活動の拠点を移していた。テレビドラマは実に久しぶりだが、そこに選んだのが深夜ドラマではなく金曜ドラマという、民放地上波のプライムタイムだったことは衝撃だった。元々、金曜ドラマは大根の師匠にあたる演出家・堤幸彦が『ケイゾク』等の作品で主戦場としてきたドラマ枠だということもあって感慨深いものがある。

 サブカルチャーネタで物語を引っ張る『モテキ』をヒットさせて以降、大根は『まほろ駅前番外地』(テレビ東京系)や『リバースエッジ大川端探偵社』(同)といった、ノスタルジックな街で便利屋や探偵が活躍する事件モノによって、より万人受けするようなエンターテイメントを志向してきた。それは本作でも健在である。

 もちろん、俳優陣も魅力的である。何を考えているかわからない探偵・木暮久作を演じる森田剛(V6)、いまだにバブルの匂いを漂わせる痛い酔っ払い女と見せかけて、実は五郎たちを見守る探偵事務所所長を演じる山口智子。魔性の女が板についている深田恭子に、うさんくさい霊能者を演じる蒼井優。そしてリリーフランキーが演じる軽薄な情報屋など、個性的なキャラクターが勢ぞろいしている。

 彼らがいかに魅力的でカッコいいかは、いくらでも掘り下げることができるが、今回はあえて主役・七瀬五郎を演じる瑛太について注目してみたい。

 ファッションモデルとして活躍していた瑛太は、2001年に『さよなら、小津先生』(フジテレビ系)で俳優デビュー。『WATER BOYS』(同)や『のだめカンタービレ』(同)に出演し、三番手、四番手の役で良い芝居をする俳優として注目されていたが、キャリアを重ねるにつれて、いつしか主演の演技ができる俳優へと成長していった。

 大きな転機となったのは、坂元裕二・脚本の『それでも、生きてゆく』(フジテレビ系)だろう。本作で瑛太は、小学生の時に妹を同級生に殺されたことが原因で家族が崩壊し、引きこもるように暮らしている青年・深見洋貴を好演。深見は妹を殺した殺人犯の妹・双葉(満島ひかり)と出会い、事件と向き合うことで成長していく難しい役を、説得力のある芝居で演じきった。

 本作で共演した満島を筆頭に、『まほろ駅前番外地』の松田龍平、『ラスト・フレンズ』(フジテレビ系)の上野樹里など、瑛太は個性的な芝居をする俳優とペアを組むことが多い。『ハロー張りネズミ』なら森田がそうなのだが、多くの場合、瑛太ではなく共演した俳優のエキセントリックな芝居に注目が集まる。しかし、共演俳優が輝くのは瑛太の受けの芝居が見事だからだ。

 瑛太の演技はいい意味で、薄味で微温である。『ハロー張りネズミ』で演じる五郎は「義理と人情を重んじる」と言うが、そこに暑苦しさはなく、どこか飄々としている。だから、盛り上がるところも盛り上げすぎない。

 例えば第3話、ビジネスホテルで深田が演じる蘭子と五郎が抱き合いそうになる場面がある。しかし五郎は「バカなこと言うんじゃないよ~」と言って、蘭子を落ち着かせる。この場面は五郎が劇中で言うとおりアニメ映画『ルパン三世 カリオストロの城』でルパンがヒロインのクラリスに言うセリフのモノマネなのだが、ここで熱くなりすぎないことで、ドラマ内の快適な温度が保たれるのだ。

仮に五郎を演じるのが藤原竜也や小栗旬だったら、暑苦しくて見ていられなかったと思う。逆に『リバースエッジ 大川端探偵社』で大根とタッグを組んだオダギリジョーなら、あまりにもクールでスタイリッシュになりすぎていただろう。

 瑛太が大根作品に出るのは『まほろ駅前番外地』以来だが、あのドラマは便利屋を主人公にした脱力系の事件モノに見えて、実は熱い作品となっていた。『ハロー張りネズミ』もオシャレだが、人情ドラマとしての程よい熱もしっかりとある。この「程よい熱」を体現できる俳優と考えた時、瑛太以外には思いつかない。

 おそらく瑛太の演技の温度がちょうどいいのは、役者として注目されたいというエゴが薄いからだろう。こういう俳優は作品全体のことを考えて演技をするので、共演俳優の力を引き出し、作品全体のレベルを底上げさせる。

 そんな瑛太の縁の下の力持ちとしての姿が、依頼人のために走り回る七瀬五郎の姿とどこか重なるところが本作の面白さなのだ。
(成馬零一)

明石家さんまとジャニーズ事務所の関係性――『27時間テレビ』中居との共演廃止の舞台裏

 大半の生放送を撤廃するなど、例年に比べ、大幅なリニューアルが実施されると発表された『FNS27時間テレビ にほんのれきし』(フジテレビ系)。番組の制作発表会見には、メインMCのビートたけしと関ジャニ∞・村上信五が出席し、すでに収録を終えていると報告。そして翌日には、同番組の恒例コーナーだった「さんま・中居の今夜も眠れない」も、今年は放送されないことが報じられた。

 昨年の同コーナーは、SMAP騒動の渦中ということもあって、ファンのみならず業界関係者も注目を寄せ、放送では、年明けの「分裂報道」を受けて、明石家さんまが中居正広に対し、グループの今後やメンバーの人間関係について、深く切り込む内容だった。

「コーナー中、さんまは、木村拓哉やメリー喜多川副社長の名前を出し、グループ内やジャニーズ事務所の“対立構図”や“派閥問題”にも言及。さらには、言葉を濁す中居に対して、『飯島さんはどうしてるの? それだけ言ってくれたら引き下がる』とまで突っ込んだんです。さんまは『ファンが知りたがっている』と言っていましたが、芸能マスコミ関係者も同じように関心を示していただけに、多くのメディアが、この件を取り上げました。そして、放送の3週間後、SMAPは解散を発表することになったのです」(テレビ局関係者)

 香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎の事務所退所が発表されている中、今年はさんまが中居にどんな質問をするのか、マスコミ内外から大きな注目が集まっていた。

「ところが、先日同局より、今年はコーナー自体が放送されないと明言されました。一部では、ジャニーズサイドがフジテレビに“放送中止要請”を行ったとされていますが、そう言われても仕方ない流れではあります」(芸能プロ関係者)

 さんまに関しては、ジャニーズを始めとした大手芸能プロでも「口出しできない」とされており、ジャニーズとしても、口をふさぐには、フジ側へアプローチを行うほかないというのが実情だという。

「さんまは、工藤静香に近い立ち位置となっているんです。さんまとメリー氏は古くからの仲で、2人の関係は世間が思っている以上に深く、また、さんまは木村本人ともプライベートでも付き合いがあるほど仲がいい。事務所のトップ陣と懇意のさんまに、苦々しい思いはあれど、直接注意できるジャニーズのスタッフはいないと思いますよ。もしコーナーが放送されれば、昨年に続き、SMAP解散について中居の口を割らせようとするのは必至だけに、それを阻止するためには、フジにコーナー廃止を要請するしか道はなかったといえるでしょう」(同)

 今年の『27時間テレビ』は、「視聴率不振が続いたこともあり、MCの村上を始めとして、若い世代へアピールする方向へ舵を切った」(前出・テレビ局関係者)というが、中居やさんまはこのために“リストラ”されてしまったのか、それとも……。

所ジョージ、冠番組が大爆死! 『イッテQ!』の裏で「お荷物扱い」の内情

 所ジョージの番組は長寿化する、というジンクスがいよいよ途切れるようだ。

 今年の1月からスタートした、所と林修の司会のもと、人気タレントの人生哲学を学ぶ『人生で一番大切なことは〇〇から学んだ』(テレビ朝日系、日曜午後8時~)が大爆死しているのだ。直近の視聴率は、7月16日放送回で5.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、ゴールデンタイムとしてはあまりにも悲しい結果となっている。

 裏番組は、今最も勢いのある『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)ということもあり、5.3%という数字は同情の余地があるかもしれない。だが、この数字は、低視聴率と散々叩かれた『フルタチさん』(フジテレビ系)を下回る平均値なのだ。

「『人生で一番大切なこと』は隔週放送が多く、『フルタチさん』と直接対決することがあまりないのですが、6月25日では『フルタチさん』が7.0%の一方、『人生で一番大切なこと』が6.0%。5月28日放送では、『フルタチさん』6.4%に対し、『人生で一番大切なこと』は5.8%と、僅差ですが負け続けています」(芸能ライター)

 そんな苦境が続く同番組に、さらなる試練が降りかかっている。

「7月2日、テレ朝は『人生で一番大切なこと』の放送を休止し、大人気のドキュメンタリー番組『陸海空 こんな時間に地球征服するなんて』のスペシャル版を放送したのです。これが『イッテQ』の裏で9.6%という大健闘をみせた。これにより、『「イッテQ」が強いから仕方がない』という言い訳が立たなくなり、『人生で一番大切なこと』の立場がさらに危うくなった。低視聴率が続くテレ朝の番組でも、もはや『お荷物』扱いされています」(業界関係者)

 ちなみに7月16日のオンエアでは新企画と題し、タレントに影響を与えた街をスタッフが取材し、懐かしのグルメやお世話になったアパートの大家などを訪ねる『ウチくる!?』(フジテレビ系)と似た方向性になっていた。最終回は、「人生で一番大切なのは視聴率から学んだ」というテーマになるかもしれない。

(村上春虎)

人気の差歴然? りゅうちぇる姉・比花知春、5人きょうだい集合写真を公開も反響は……

 りゅうちぇる(21)の姉で歌手の比花知春(35)が、自身の公式ブログとインスタグラムできょうだい大集合の様子を写真付きで報告した。

 貴重な5人集合写真にファンからは、「お兄さんも一緒だ!比嘉家は、目元がみんな似てるねぇ」「ステキなきょうだい!大好き」「ステキご兄弟仲が良さそうでステキですね 真ん中のお姉ちゃんがりゅうちぇるにそっくりで驚きました」と兄弟仲をうらやむコメントが多く寄せられた。

 比花知春といえば、福岡を中心に歌手活動を行っている。りゅうちぇるがブレークする前は、一部で知られている存在にすぎなかったが、現在はりゅうちぇる効果もあり知名度が上がり始めている。

 今回の投稿も、人気タレント・りゅうちぇるが写る写真だけに反響も大きいと思いきや、寄せられたコメントはたったの20件ほどという悲しい結果に。姉と弟の認知度、ファン数の差は大きいようだ。

GENKING、インスタで仕事復帰を示唆するも「テレビで見たくない」「またしくじる」

 オネエタレントのGENKINGが、アイスクリームを食べている写真を自身のTwitterとインスタグラムに公開。ブロンドのロングヘアー、ギャルメイクが印象的なGENKINGだったが、今回投稿した写真は暗めの髪色に清楚なメイクアップ姿。この姿にファンからは「かわいいー うちも暗くしようかなー げんたんかわいいー」「可愛い~っすんごく幼く見える~っ」「髪色かわったら幼くなるのね 似合ってるけど!」と大絶賛の声が寄せられた。一部では、「あゆに見えた!」や「石原さとみに似てない?」とのコメントも。

 今年の5月に自分自身と向き合うためにと、芸能界での仕事を一時休業のような形をとっていたGENKINGだったが、7月26日付けの自身インスタグラム投稿で「だいぶお休みもらってた後の、お仕事の打ち合わせってモチベーションあがるよね」と芸能界への復帰を示唆する発言も。

 セレブ生活を偽装するためにローン地獄に陥ったというエピソードのあるGENKINGだが、インスタグラムを見る限り、生活ランクに変化は見られない。芸能活動再開を匂わしたことで、一部からは「またしくじるな」「嘘つきをテレビで見たくない~~」など批判的な声も上がり、今後の動向が良くも悪くも注目を集めそうだ。