
気になって仕方がない素朴なギモンを直接企業に聞いてみよう、という本連載。
スーパーに買い物に行くとよく見かける光景がある。「大行列」である。夕飯時などは4~5分待たされることもあり、ちょっとしたイライラが募ってくる。あの時間は何をすればいいのだろうか? 読書をするわけにもいかず、頭を空っぽにするしかないのか? あの時間は虚しい。

気になって仕方がない素朴なギモンを直接企業に聞いてみよう、という本連載。
スーパーに買い物に行くとよく見かける光景がある。「大行列」である。夕飯時などは4~5分待たされることもあり、ちょっとしたイライラが募ってくる。あの時間は何をすればいいのだろうか? 読書をするわけにもいかず、頭を空っぽにするしかないのか? あの時間は虚しい。


■しんどいだけではなく、おもしろい
テレビなどメディアでのステレオタイプな鉄工所の取り上げ方には、現場から見れば不満が募る。司会の馬場氏がそう水を向けると、たなか氏も口を揃えた。
「それを非常に強く感じていまして、いままでのドラマや映画では、鉄工所のマイナスイメージ"しか"描いていなかったんですよ。なぜかというと、苦労をしているというイメージを演出するのに、いちばん分かりやすい絵面なんですね。オヤジは鉄工所で苦労した、汗まみれになって働いた、という。そういうものが、どんどんメディアから溢れてくる。一方でニュースでも、不況になると町工場に行ったらそういう映像を撮ってきて垂れ流す。そこ(苦労話の部分)だけ切り取りますから。マイナスイメージが蔓延している。それに対して描きながら憤りを感じていたので。もちろん苦労をする部分もあるのですが、実際にものを作ることは楽しいですから、そこはもっと描いていかなくちゃいけない」
しんどいだけでなく、おもしろい。生半可な決意で鉄工所で働いてみるというわけにはいかないだろうが、『ナッちゃん』『とろ鉄』を読めば、溶接や鉄工の世界を気軽に味わえる。知れば知るほど深いその魅力を、鉄工所ムーブメントをきっかけに楽しんでみてはいかがだろうか。
(取材・文・写真=後藤勝)
下町鉄工所奮闘記ナッちゃん 東京編 3
まずは。


――幼いころに夢中になって読んでいた少女まんが。一時期離れてしまったがゆえに、今さら読むべき作品すら分からないまんが難民たちに、女子まんが研究家・小田真琴が"正しき女子まんが道"を指南します!
<今回紹介する女子まんが>
河内遙『夏雪ランデブー』1巻(以下続巻)
祥伝社/980円
恋人、もしくは配偶者の死を起点として立ち上がる物語があります。たとえば一条ゆかり先生の名作『砂の城』(集英社)。最近作ではいくえみ綾先生の『潔く柔く』(同)。やや外れますが、くらもちふさこ先生『おばけたんご』(同)は、私の大好きな作品のひとつです。
河内遙先生の初めての本格長編まんが『夏雪ランデブー』も、その系譜に属する作品のひとつです。生花店で働くフリーター青年・葉月。そもそもは店長の六花に一目惚れしたのが、アルバイトに応募したきっかけでした。秘めたる想いを抱えたまま淡々と働く日々の中で、葉月は遂に六花の部屋へと上がりこむチャンスを得ます。ところがそこには見慣れぬ半裸の男が! 「男いるじゃん」と、すねた葉月は部屋を出ますが、どうも六花のリアクションが不可解。数日後、半裸の男と再会した葉月は、彼が六花の亡き夫・島尾篤の幽霊だと知るのでした。
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