蝶野正洋さんの至言「自分の役割の中で、最大限に光らなきゃならない」(前編)

akari_chono01.jpg  モテない、金ない、華もない......負け組アイドル小明が、各界の大人なゲストに、ぶしつけなお悩みを聞いていただく好評連載。第13回のゲストは、書籍『会社に負けない喧嘩の仕方』を刊行されたプロレスラー・蝶野正洋さんです! [今回のお悩み] 「喧嘩の仕方を教えてください......」 ──『会社に負けない喧嘩の仕方』読みました! 私は喧嘩が苦手で、今日は蝶野さんに喧嘩の仕方を教えていただきたく......。 ──『会社に負けない喧嘩の仕方』読みました! 私は喧嘩が苦手で、今日は蝶野さんに喧嘩の仕方を教えていただきたく......。 蝶野 あ、俺もきらい。 ──えっ! 蝶野 喧嘩なんて、しない方がいいよ。 ──......え~っと、同書では、『同期とは早めに喧嘩せよ』っていうことで、新日本プロレス入門初日から橋本真也選手と喧嘩をした話を書いていらしてたんですけど......。 蝶野 そんなこともあったね。 ──私も他人に対してそのくらい強く出られたらいいんですけど、トラブルがあった時に何か言わなきゃと思っても、「この人とは今後も付き合わなきゃいけないしなー」って思うと何も言えなくなっちゃって、気づいたらストレスがたまって、フェードアウトの繰り返しで......。 蝶野 それ、普通だよ。俺なんかもそうだよ。俺も、カッとなったことをすぐに口には出さないで、溜めて溜めて。で、ある程度、マナーの部分を越しちゃったやつに対しては怒る。たぶん皆そうだと思うよ。自分が持ってる不満っていうのは、相手も同じように、違う立場で不満を持っているはずなんだよ。 ──なるほど、確かにこっちが「オラ、エ~!」って思ってたら、向こうもそう思ってるはずですからね! ところで私もフリーなので、この『会社に負けない喧嘩の仕方』っていうタイトルにはすごく惹かれました! アイドルとして売れな過ぎて事務所を辞めて『アイドル墜落日記』(洋泉社)なんて本も出しちゃったので、決して円満退社とは言えないし......。いつも「こんなこと書いて、あの事務所に怒られないかな」と不安なんです。 蝶野 俺も(1月末の新日本プロレス退団は)そんなに円満退社じゃないよ。会社的にはボロ雑巾みたいになるまで使って、定年まで仕事をさせて使いものにならなくなったときに、初めていらなくなるからね。でも、その状況で辞める人なんて、今、いないから(笑)。会社は、思ってるほど辞めていった人間のことを気にしてないよ。「もういない人間より今の戦力を」って考えてるから。 ──なるほど。ちょっと心が軽くなりました! 事務所の人、私のことは忘れてください! それと、この本にも『自己プロデュース力』について書かれてましたけど、私それも失敗して......。事務所を辞めてすぐライターの仕事を始めたので、落ち着いたら徐々にアイドルの仕事もしたいなーと思ってたんですけど、もう、外に出たときにどう振舞ったらいいか分かんなくなるし、外見的な華もどんどん減るし、全然アイドルの仕事も来ないんですよ......! 蝶野 大丈夫だよ、表に出てたらまた華も出るって! でも、グラビア、ものすごい人数いるわけでしょ? すごいよね。 ──だから雑誌に載せてもらうためには、今までやってなかったことをやらなきゃいけないとかで、「じゃ、脱いじゃおうか」みたいな流れは必須で。蝶野さんはプロレスで海外に遠征をされてたときに、「はじめて自分が商品になれて嬉しかった」って書かれてましたけど、私はグラビアをやって自分が商品だったときに、嬉しい反面すごく悲しいなって思っていて。自分が商品としてできることっていったら、服を脱ぐとか、そういうことしかなかったから、会社にお金が入っても、自分の価値がドンドン下がってるなっていうのも分かって。「やりたくない」って思っても、「社長に嫌われたらいけない」と思って強く出られなかったり......。そうやって人間関係をこじらせるより、いっそさっぱり喧嘩できた方が、わだかまりが残らなかっただろうなぁ、と思います。 蝶野 さっきも言ったけど、人を売ってるプロダクションとか、プロレスの業界とか、そういう会社の基本は、「ボロボロになるまで使い切る」。それはもう、しょうがない。そういう方針っていうのは、多分どこも一緒だと思う。そこでどう生き抜くかだよね。実際、俺も「こういう仕事はしたくない!」っていうものはいっぱいあって。バラエティーとか、出るの大嫌いだったから。 ──えー! 『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで』(日本テレビ)のとか、すごい楽しく見てましたよ! 蝶野 俺はリングの外で体を使ってアピールすることはやってなかったんだけど、マネージャーがもう仕事を請けちゃってて、どうしようもなくって。まぁ、今はプロレスがテレビであまり放映されていないから、そういうところに出ることでプロレスのアピールをしよう、と。 (後編につづく/取材・文=小明) ●蝶野正洋(ちょうの・まさひろ) 1963年、アメリカ・シアトル生まれ。84年、「新日本プロレス」入団。アントニオ猪木の付き人、海外遠征などを経て「闘魂三銃士」としてブレイク。94年からは黒をイメージカラーにヒールに転じ、抜群の存在感を発揮。10年1月、新日本を退団しフリー転向。 ●小明(あかり) 1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/
会社に負けない喧嘩の仕方 オラ、エ~! amazon_associate_logo.jpg
小明の「大人よ、教えて!」"逆"人生相談バックナンバー 【第12回】 有野晋哉さんの至言「アイドルは『育ちがええねんなー』っていうのが大事です」 【第11回】  鳥居みゆきさんの至言「やりたくないこと、やらないだろうな、ってことをやるの」 【第10回】  宇多丸さんの至言「人にはだいたい『ちょうどいい』ところがあるんです」 【第9回】  桜木ピロコさんの至言「あたしいつもだいたいいやらしいことしてるもん!」 【第8回】 伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」 【第7回】 ルー大柴さんの至言「ライフっていうのはマウンテンありバレーありです」 【第6回】 大堀恵さんの至言「私、いつも『アンチ上等』って思ってるんです」 【第5回】 品川祐さんの至言「なったらいいなと思ってることは、だいたい実現する」 【第4回】 福本伸行さんの至言「俺は『面白いものを作ろう』じゃなくて、作れちゃう」 【第3回】 大根仁さんの至言「ネットの書き込みなんて、バカにしていいんじゃない?」 【第2回】 杉作J太郎さんの至言「そんなことより『ファフナー』見ろ、『ファフナー』を」 【第1回】 河原雅彦さんの至言「もう無理やりヤラれちゃえばいいんじゃない?」

中澤裕子との熱愛を完全否定した坂本昌行にファンから思わぬ批判が!

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優しくしてあげてよ!
【サイゾーウーマンより】  主演舞台『アリバイのない天使』の制作発表で元モーニング娘。の中澤裕子との交際について完全否定したV6坂本昌行。「週刊女性」(主婦と生活社)に写真入りで報じられた花見デートについても「友達として仲良くしているだけ」と語り、「特定の恋人は今はまだいない」「仕事が楽しいので集中したい。結婚などまったく考えていない」とバッサリ。01年の舞台共演以降ツーショットでの食事や旅行など目撃情報も多く、結婚も間近と囁かれてきたふたりだけに、ファンはこの坂本の言葉に喜ぶ反面、複雑な思いを抱いているようだ。

中澤裕子との熱愛を完全否定した坂本昌行にファンから思わぬ批判が!

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優しくしてあげてよ!

 主演舞台『アリバイのない天使』の制作発表で元モーニング娘。の中澤裕子との交際について完全否定したV6坂本昌行。「週刊女性」(主婦と生活社)に写真入りで報じられた花見デートについても「友達として仲良くしているだけ」と語り、「特定の恋人は今はまだいない」「仕事が楽しいので集中したい。結婚などまったく考えていない」とバッサリ。01年の舞台共演以降ツーショットでの食事や旅行など目撃情報も多く、結婚も間近と囁かれてきたふたりだけに、ファンはこの坂本の言葉に喜ぶ反面、複雑な思いを抱いているようだ。

「GO!FESの惨状再び……」洋楽低迷と大物不足で夏フェス界に暗雲!?

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08年のフジロック。立錐の余地なし。
 例年、日本各地で開催され、多くの観客を集めている野外の音楽フェス(通称・夏フェス)。中でも「フジロック」「サマーソニック」「ロック・イン・ジャパン」は三大フェスともいわれ、それぞれ10万人規模の集客力を誇ってきた。  しかし、ここにきて「フジロック」「サマーソニック」ではチケットの売れ行きが伸び悩み、「邦楽ファンの取り込み」が大きな課題となっているという。 「背景にあるには、洋楽マーケットの低迷です。レディー・ガガのように一部で盛り上がるケースもありますが、中堅クラスになると、来日公演のチケット販売が深刻なほど落ち込んでいる。最近よく『この度の来日公演は、アーティスト側の都合で中止になりました』という新聞広告が出ていますが、あれは8~9割方、チケットが売れなかったための公演中止です」(チケット販売関係者)  そんな中、夏フェスの主催者側も危機感を深めている。今年のサマーソニックには、「矢沢永吉」「ファンキーモンキーベイビーズ」「つるの剛士」など、これまでとは毛色が違う邦楽アーティストが多数出演する予定だ。 「洋楽アーティストを来日させる場合、日本人アーティストとはケタが一つ違うほどの高額ギャラを支払う必要があります。しかし洋楽主体でやっているイベンターは、夏フェス以外の興行も厳しいため、資金的な体力が落ちています。今後、ますます邦楽アーティストへのシフトは続くでしょう」(前出の関係者)  邦楽アーティストが人気といっても、一部の大型フェス以外では厳しい状況が続いている。今年3月には、観客の入りがまばらだった「GO!FES」(千葉・幕張メッセ)の惨状が伝えられたが、今夏はミスチル、BUMP OF CHICKENなどの人気バンドの出演が見込めず、地方フェスを中心に、チケット販売の苦戦が予想されるという。 「邦楽フェスは、出演者の顔ぶれで集客数が大きく増減します。ファンキーモンキーベイビーズばかりが出ているようでは、各地で『GO!FES』のような閑散状態が生まれないとも限りません」(前出の関係者)  洋楽人気の低迷に加え、邦楽アーティストの人気者も不足。今年の夏フェスは大きな正念場を迎えそうだ。 (文=石山博美)
さまそ日記 今年も夏が来る。 amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 いきものがかりの事務所社長がエイベックス、オリコンを非難 AAA1位に嫉妬!? ブリグリからギターが脱退......隆盛を誇った"男2女1"ユニットが抱える構造的欠陥とは!? スキル不足、男好き、当て逃げ......新進アーティストの「ファンに言えない内情」

下克上は永田町だけじゃなかった!? ”エース下ろし”で見る民主党・小沢幹事長とAKB・前田敦子の類似点

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総選挙が待ちきれない!
──「日刊サイゾー」で話題のあの記事をただ読む以上に、さらなる知識を知りたいそんなアナタのために、話が100倍(当社比)膨らむ"プレミアム"な記事をサイゾー目線で厳選レビュー!  いまや国民的アイドルグループにまで上り詰めたAKB48(以下、AKB)。ここ最近、ファンの間ではメンバーの人気投票「AKB48総選挙」の話題で持ち切りです。そんな中、賢明な日刊サイゾー読者には当然"釈迦に説法"なお話ですが、『AKB48総選挙公式ガイドブック』(講談社)が世界のハルキ・ムラカミ『1Q84 BOOK3』(新潮社)を抑えてオリコンBOOK(総合)週間ランキングで1位を獲得し、その注目度は飛ぶ鳥を落とす勢いです。  誰もが熱〜い視線が注ぐAKBの総選挙。でも、なにやらきなくさい噂も聞チラホラ......なんと名実ともにエースの前田敦子をトップの座から引きずり落とす計画が持ち上がっているというのです。え? もう知ってるって?? いえいえ、「原因は彼女の不遜な態度にある」というのが規定路線だそうで......ここではその裏ネタ情報をサクっと復習しちゃいます。  さらに! もう一歩踏み込んで知りたいアナタのために、"プレミアム"な関連記事ではAKBファンが語るあっちゃんの評判やその先に見える不穏な未来、そして現在彼女と同じような状況に追い込まれている人たちまでを追及!! これを読めば、AKBを楽しんじゃうように鳩山政権の(ある意味)スリリングな政治まで語れちうこと、ウケアイ!? 【日刊Pick Up記事】 AKB48前田敦子の天狗っぷりに"エース降ろし"計画が進行中? AKB前田敦子と小沢一郎の意外な共通点!? プレミアムな記事紹介はこちら↓ 【プレミアムな関連記事】 [レベル1:実態を深〜く分析] マジに恋してストーカーに!? AKB48"ピンチケ"座談会 2010年02月号 AKBファンも目撃! あっちゃん、ファンをバカにした鬼の所業に絶えぬ悪評 [レベル2:勝手に将来を予測] AKB隆盛の裏に卒業メンバーの死屍累々 2009年09月号 女王様も"卒業"してしまったら再ブレークは絶望的? 今からファンの囲い込みもしっかり頑張らないと......。 [レベル3:反面教師による末路のレクチャー] ジャニーズのオラオラ王子を分析! 赤西仁"スキャンダル"量産の真相 2010年04月号 赤西仁はジャニーズ版・前田敦子!? 赤西を反面教師にしないとグループからハブられちゃうぞ♪ [レベル4:政界の縮図に置き換え国を考える] 検察審査会には任せられん 特捜部が小沢起訴へリベンジ!? 2010年06月号 こちらも総選挙を前に"エース降ろし"計画が進行中? 夏の参院選を目前にして民主党のドン・小沢一郎幹事長再起訴に向け躍起になる特捜部! その構図はまるであっちゃんとスタッフの映し鏡のよう......!? プレミアサイゾー http://www.premiumcyzo.com/

関ジャニ∞横山裕の母急死! 客席に背を向けてバラードを捧げる

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ヨコ、歌ってくれてありがとう......

 関ジャニ∞横山裕の最愛の母が急死。そんな哀しいニュースを5月22日発売の「スポーツ報知」が報じている。

 記事によると、横山の母が亡くなったのは16日午前のこと。スーパーで買い物中に虚血性心疾患で突然倒れ、救急車で病院へと搬送されたが、そのまま帰らぬ人となったという。50歳、若すぎる死だった。

年収2,000万~3,000万!? 超勝ち組!女芸人の月収ランキング

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森三中HPより
【メンズサイゾーより】  先日放送されたテレビ東京系『やりすぎコージー』において、女芸人の月収が暴露され、ネット上で大きな話題を呼んだ。出演したのはハリセンボン、友近、森三中、くわばたりえ(クワバタオハラ)、アジアン、バービー(フォーリンラブ)、光浦靖子、しずちゃん(南海キャンディーズ)という売れっ子女芸人たち。その日の企画は「女芸人カーニバル」と題され、12人の女芸人と今田、東野、千原ジュニアらレギュラー陣によって、アンケートを元に進行されていった。「ファーストキスランキング」では友近が16歳で1位。相手は短期留学先のマークという外国人だそうで、付き合った人数は10人、挙げ句エッチした人数までぶっちゃけていた。  この後女芸人の飲み会などのコーナーがあり、番組後半に登場したのが女芸人ぶっちゃけ月収ランキング。自分の月収を参考に、自分以外の人の月収をお互いが「これぐらい、もらっているだろう」と予想してもらい、それらの平均額を出したモノだ。

クラウド・ソーシングの新媒体「.review」発起人が語る、メディアの未来

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 2010年1月、『中央公論』(中央公論新社)『思想地図』(NHK出版)などで若手論客として活躍する西田亮介氏がTwitter上で呼び掛けて立ち上げた新媒体「.review」。ネット上の不特定多数の人間を動員して集合的に業務を行うクラウド・ソーシングを採用し、若い書き手や研究者の論文を募集、ウェブサイト上で順次公開している。それらをまとめたもののダウンロード販売も予定するなど、一見、webを中心に独自の活動を展開するインディーズ・メディアに見えるが、5月23日の文章系同人誌即売会「文学フリマ」では約300ページの紙媒体『.review 001』を販売など、複合的な展開を見せている。  メディア環境が劇的な変化の兆しを見せる中、今月28日にはとうとう日本でもiPadが発売される。出版の電子書籍化に拍車をかけるという見方もあるが、実際のところ電子書籍はメディアや言論を一変させ、各メディアがwebに民族大移動を行うことになるのだろうか? オンラインとオフラインを横断して活動を展開する「.review」の西田氏に話を聞いた。 ──「.review」の具体的な方針はなんですか? 西田 「.review」を仕掛ける「project .review」のミッションは2つあります。若い研究者や書き手を社会的に認知させる契機を作ることと、新しい"知のハブ"を作ることです。最近のメジャー媒体は、半ば固定化された執筆陣やコメンテーターに頼むばかりで若手を発掘する「余裕」のようなものがあまり感じられません。そもそも、出版不況で媒体自体が減っている。だから、既存の書き手と若い書き手をシャッフルしつつ「メジャーができないことをやる」ことで、当事者たちで新しい言説のインディーズ・シーンを作っていきたいと考えています。そのためには、一つのメディアの形にはこだわりません。僕らがやりたいのは「本を作る」ことではないので、形態に捉われず、目指すミッションの達成に最適な方法を選びます。 ──紙でも電子でも、必要に応じて対応すると。 西田 ただし、正直なところ、作る側としてはコストがかからない電子書籍のほうがやりやすいですね。今回、紙版を制作して痛感したのは、印刷代に紙代、輸送費など結構な額の元手がかかることです。しかも、取次を介すると中抜きされてしまう。直販で本屋に並べるだけでも6掛けされたりする。正直、やってられないと思うこともあります(笑)。電子書籍はコンテンツさえ用意して、運営側がプラットフォームを作ることができれば、ストックするコストもかからないので、自分たちで100%管理することができます。商品に繋がる導線のちょっとした工夫さえあれば、在庫コストもないのでいつでも売れる契機を持っている。だから電子書籍は、インディペンデントな活動においてはすごくやりやすい形態だと思います。 ──しかし、情報量が多く埋もれがちなweb上で目立たせることは、難しいのではないでしょうか? 例えばリアルの書店であれば、店内をフラフラしていて元々の目的ではないものに出会う機会があります。 西田 その機会はネットのほうが多いのではないでしょうか。例えば、今の僕の知名度であれば、どこかの出版社で本を書かせてもらったとして、初版3000部といったところでしょう。その内のほとんどが都内のブックファーストさんやジュンク堂書店さんなど、大手書店に並ぶことになります。そこに仮に一週間平積みされたとして──平積みされるかも怪しいですが、それで本当にたまたま来た人に訴求できるだろうかというと、入口がたくさんあるネットのほうがはるかに可能性がある。Twitterで僕をフォローしてくれている人が今大体3800人くらいいて、そこに対して繰り返し告知をするほうが、周知効果が見込めると思います。もちろん層が偏ってしまうことはありえるけれど、部数の制約の中で何とか訴求するしか方法がない紙より、誰でもどこでもいつでもアクセスできるネット上で電子書籍を取り扱うほうが広くアピールできるし、偶有性に開かれているといえます。 ──では今後、紙媒体の刊行をやめる可能性もありえる、と。 西田 状況次第です。僕らはいくつかのプラットフォームを設けることを考えています。具体的には、ダウンロード販売のプラットフォームを整備しながら、iPhoneアプリなどで販売できるようにもしたいと考えています。それが軌道に乗れば、将来的には紙媒体はやめる可能性もあります。電子書籍、ダウンロード販売は、単価は下がるが利率は上がる。「単価が低い」という電子書籍への批判がありますが、インディペンデントの場合、小さな機動力でうまく回すのであればやりようはあると踏んでいます。
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メディアの未来を語る西田氏。
──そうして電子書籍に移行した時、メジャー、つまり大手版元などとインディーズは互角に戦えるんでしょうか? 西田 そもそも「.review」は、メジャーとの対立は掲げてません。ジュンク堂書店さんやTSUTAYAさんなど、企業とのコラボレーション企画にも取り組んできましたしね。とは言え、一般論でいえば、ある程度のプレゼンス、存在感も必要になることはあるでしょう。しかし、まともにぶつかったとしたら、やはりメジャーが圧倒的に優位です。資本力でも歯が立たない上、同じ土俵でーー電子書籍ということですが、メジャーが持っているたくさんの商品を並べられたらひとたまりもありません。また、消費者の信頼を獲得できるのはやはり既存出版社のブランド力になるでしょう。だから、そことまともに正面から対抗するのは、僕らが掲げるミッションには適合しないと思っています。むしろ、インディーズ同士が横に繋がってコラボレーションすることで質を高め、メジャーにはない魅力的なコンテンツを増やすことが重要になります。そのための仕掛けを、オンライン/オフラインにまたがって、あらゆる場所に神出鬼没に設けるしかない。現状、「文学フリマ」のような場はありますが、団体やプロジェクト間の密な交流は少ないという認識でいます。それを増やしていきたいですね。23日には「文学フリマ」にも出店しますし、同じ建物内で商業誌の枠に捉われない、『早稲田文学』のプランナーである市川(真人)さんとそういった今のメディア状況についての対談も行います。 ──「.review」としての具体的な到達目標はありますか? 西田 ありません(笑)。なぜなら、新しい書き手は常に出てくるから。ネット的な言い方をするならば、"永遠のβ版"ですね。今は、何かにつけて境界を引くことが難しい環境です。「.review」をひとつのメディアとして捉えることもできますが、試み自体が新しいので取り組み自体をコンテンツとして消費することもできます。また、コンテンツとtwitterのハッシュタグを連動させてインタラクション性を設けているので、コンテンツ自体がメディアになっているともいえます。このように、コンテンツとメディアの境界が曖昧な中で、書き手も読み手も相互的になれる新しい時代です。とはいえ、本当はアメリカには、著名人によるオピニオンや他媒体からのニュースを集約して運営する「ハフィントン・ポスト」などが既にあって、日本は10年遅れくらいなんですけどね。 ──日本ではなぜ遅れたんでしょうか? 西田 「ネット上で実名記述文化が根付かなかった」とか、「ネットに金を払う文化が根付かなかった」といった諸説があります。具体例をあげれば「オーマイニュース」や「JanJan」も失敗してしまいました。しかし、電子書籍はそういったパラダイムさえ変えてしまうかもしれない。電子書籍が普及することで、「ネットのコンテンツが有料なのは当たり前だ」という認識が広まる可能性があるからです。電子書籍にしても、あるいは政策などに関しても、今求められているのは、日本の関連する社会的条件を読みながら、海外の優れたコンセプトを実装するために日本の社会環境に適した方法を探ることです。僕らがやっているような、緩やかに他媒体や既存メディアとも手を組んでやっていく、一見ぬるく見える方法がもしかしたら意外と日本社会と適合的なのかもしれないとも思っています。 ──今、巷では「電子書籍が紙媒体より優位になる」とする論調が多く見受けられますが、今後、紙は亡びてしまうとお考えになりますか? 西田 ユーザー視点でいえば、電子書籍は紙媒体にあらゆる面で勝っているというわけではありません。一長一短といったところでしょう。確かに紙の本はかさばりますし、個人的にはKindleやiPhoneといったメディアを使って、電子書籍を読むことにも抵抗はありません。なので、今のところ趣味の領域での読書は、電子書籍で支障ないと考えています。ただし、仕事で参照する場合には、意外と使いづらいという印象です。電子書籍は検索機能など使い勝手が良い点もありますが、紙の本は、「なんとなくこの辺に重要な論点があったはずだ」といった漠然とした記憶をたどれる点で圧倒的に優れている。ページを越えた文脈の検索もそうです。逆にそう考えれば、本をそこまで徹底的に読む必要がない書籍のライトユーザーにしてみれば、紙にこだわる理由があまりないともいえます。ただ、紙をめくるという身体性が染みついていて変更できない人もやはり一定数いるでしょう。したがって、徐々に紙の本がしめる割合が小さくなりつつも、共存する形に落ち着くと思います。少なくとも、いわゆる"ネオデジタル・ネイティヴ"といった、新しい身体性を持ったさらに下の世代が消費者のメイン層になるにはもうしばらく時間がかかります。そのような理由から、音楽CDからダウンロード販売への変化のように、電子書籍の登場によって直近で全てが置き換わるとは思えません。あえて予測するならば、流動性が高くて、"情報"に近いもの、雑誌・新書・文庫の順に置き換わっていくのではないかと思います。 ──インディーズ・シーンにとっては電子書籍は有利だと。しかしネットに馴染みの薄い層に対しては浸透どころか、電子書籍がさらにデジタル・デバイドという情報格差を広げることにはなりませんか? 西田 そもそも電子書籍自体が、現時点ではイノベーターやアーリー・アダプター層に注目されている、いわば「エッジなもの」なので、「格差」があるのは当たり前。しかし、情報機器の利用はかなり高齢者まで浸透してきています。電子書籍は、地理的制約を越え、さらにいろいろなデバイスやプラットフォームから臨機応変にアクセスできるので、将来的には紙媒体よりも格差を縮める可能性があるのではないでしょうか。 ●にしだ・りょうすけ 1983年生まれ。独立行政法人中小企業基盤整備機構経営支援情報センターリサーチャー。慶應義塾大学政策・メディア研究科博士課程在籍中。東洋大学非常勤講師。専門は地域活性化の分析と実践。既存メディアでの言論活動に取り組む一方で、新しい書き手の発掘とメディアのハブをつくるproject「.review」でも注目を集めている。 <http://dotreview.jp/> ・イベント情報 「第十回文学フリマ」出店 日時:5月23日(日)/午前11時から午後16時まで 会場:大田区産業プラザPiO 『.review001』販売ブース:V-11 『.review』+V-12KAI-YOU合体出店 http://bunfree.net/ 【同日会場内トークイベント詳細】 「〈ミニコミ2.0〉~メディアと流通の機能~」 対談:市川真人(『早稲田文学』プランナー/批評ユニット「前田塁」)×西田亮介 司会:武田俊(KAI-YOU代表) 会場:同6FC会議室 日時:5月23日(日)/午後14時10分から15時30分まで(予定) ※要予約(http://kai-you.net/order/index.html) ※当日券あり 入場料:800円(『界遊004』とのセットの場合は1700円) 定員:55名 ※ニコ生にて同時配信決定!<http://live.nicovideo.jp/gate/lv17471902>
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【関連記事】 "Kindle""iPad"電子書籍端末という黒船に対峙する日本出版界最初の一手!! 業界大注目! 「リストラなう」日記が完全暴露する総合出版社・光文社の内情 出版業界震撼!「青少年育成条例」改正でロリマンガが消滅する!?

店員がALLブラックガイ! 新入り上玉スタッフに興奮しすぎて……

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Photo by Reiko.Plum

 ご無沙汰してます~。プラムです。いま自宅に帰ってきたところなんだけど、さっきすごい上玉のブラックガイをみつけちゃったの! マンションのエレベーターから出たら、私の部屋の向かいから出てきたメンズ!!  お互い笑顔でこんばんは。冷静を装ったけど頭の中で「かっこいい~~♪♪♪♪」って絶叫よ。渋谷のこんな場所に住んでて、インド系の顔立ちといえば、あの店のメンズに間違いない。前から目をつけていた、スタッフがブラックガイばかりの焼き肉屋! どうやらその店は、このマンションの一部屋をスタッフの寮として借りてるようで、以前もその店のメンズを見かけたのね。でも今日の子はニューフェイス。いったい何人で住んでるのかしら......? それはそうと、その一瞬で興奮したのか、いま生理がきたみたい(笑)。