「ドラマレビュー」カテゴリーアーカイブ
メジャー俳優化への“抵抗”を捨て、攻め続ける小栗旬にハマった『信長協奏曲』
<p> フジテレビの月9で放送されている『信長協奏曲』は、石井あゆみの人気漫画をドラマ化したものだ。物語は高校生のサブロー(小栗旬)が偶然、戦国時代にタイムスリップしてしまい、自分と同じ顔だった織田信長と入れ替わって生きていくというもの。</p>
Kis-My-Ft2・玉森裕太の“素人”っぽい初々しさがバランスをとった、『信長のシェフ』
トレンディードラマ『同窓生』で異彩を放った、井浦新の“しょぼくれた哀愁”の自然さ
『HERO』――正しい男“キムタク”の役割を再選択した、俳優・木村拓哉の強さ
<p> SMAP・木村拓哉主演の『HERO』(フジテレビ系)が最終回を迎えた。本作は、2001年に放送された『HERO』の続編となる作品だ。</p>
“朴訥男子”然とした佇まいで山田太一脚本にハマった、俳優・東出昌大の鮮烈さ
<p> TBS日曜劇場で放送されていた『おやじの背中』は「10人の脚本家と10組の名優が贈る10の物語」をテーマにした、1話完結のオムニバス・ドラマだ。</p> <p> 参加した脚本家は、岡田惠和、坂元裕二、倉本聰、鎌田敏夫、木皿泉、橋部敦子、山田太一、池端俊策、井上由美子、三谷幸喜。「父親」というテーマに対し、日本を代表するそうそうたる顔ぶれの脚本家が執筆し、毎回見応えのある短編が堪能できた。作品としては坂元裕二の『ウェディング・マッチ』、木皿泉の『ドブコ』などが印象的だったが、イケメンドラマ好きとしては、山田太一の『よろしくな。息子』が、ちょっとした問題作だった。</p>
『SP』以降のアクション俳優評を覆す、V6・岡田准一『軍師官兵衛』の悪魔的芝居の本領
若手“優等生”俳優から脱した、三浦春馬の肉体性――『恋空』から『殺人偏差値70』へ
<p> 7月2日に放送されたスペシャルドラマ『殺人偏差値70』(日本テレビ系)は、西村京太郎の短編小説「受験地獄」をドラマ化したものだ。1982年に日本テレビの火曜サスペンス劇場枠でドラマ化され、伝説的な評価を受けていたのだが、舞台を現代に移し、三浦春馬主演で再びドラマ化された。<br /> </p>
『弱くても勝てます』が浮き上がらせた、“等身大”を演じる嵐・二宮和也に迫る課題
『弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』(日本テレビ系)
『弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』(日本テレビ系)は生徒のほとんどが東大を目指す進学校・小田原城徳高校の弱小野球部が、甲子園を目指す姿を描いた異色の青春ドラマだ。主演は『フリーター、家を買う。』(フジテレビ系)以来、3年半ぶりの連ドラとなる嵐の二宮和也。
二宮が演じるのは、勤務していた研究所が1年間休業するため、生物の教師として母校に赴任することとなった田茂青志。かつて野球で挫折した青志は、自分と似た境遇にいる弱小野球部の生徒たちに「弱くても、勝てる」ことを証明するため、野球部の監督になる。
佐藤健の『ビター・ブラッド』にみる、おっさんに好かれるイケメン俳優の在り方
『ビター・ブラッド』(フジテレビ系)公式サイトより
イケメンドラマとは、若くて格好いい男性俳優を女性視聴者が愛でる作品である。おそらく多くの人々はそう思っているだろう。しかし、近年は女性視聴者だけでなく、男性視聴者、特に中年男性にアピールするイケメン俳優も少しずつ増えている。例えば、『相棒』(テレビ朝日系)で杉下右京(水谷豊)の三代目相棒を務めている成宮寛貴や、『半沢直樹』(TBS系)で半沢直樹(堺雅人)の部下として出演したHey!Say!JUMPの中島裕翔、あるいは現在放送されている『トクボウ警視庁特殊防犯課』(日本テレビ系)で上司の井原剛志に、いつもオモチャにされている部下の松下洸平などがそうで、おっさんばかりが登場するドラマに何故かイケメン俳優が1人混ざり、大体が上司を尊敬しているがヘタレの役立たずの若者を演じていたりする。おそらく、女性だと露骨なセクハラになるため、イケメン俳優で代行している側面もあるのだろう。しかし、そもそもおっさんもまた、女性とは違う意味で、イケメンが好きなのではないだろうか。
現在、火曜夜9時から放送されている『ビター・ブラッド』(フジテレビ系)は、おっさんにとってのイケメンがどういう存在なのかがよくわかるドラマだ。原作は雫井脩介の同名小説で、親子の刑事が同じ職場で捜査をする刑事ドラマとなっている。

