吉高由里子の“まっすぐ演技”が災いして、主人公に「検事無資格疑惑」が浮上!? 『正義のセ』第1話

 吉高由里子が、生真面目で理不尽なことが許せない性格の新人検事を演じているドラマ『正義のセ』が4月11日から放送スタート。第1話の平均視聴率は11.0%(ビデオリサーチ調べ、関東平均)と、2ケタの幸先良い滑り出しとなりました。

 このドラマはタレントでエッセイスト・阿川佐和子さんの同名小説が原作。阿川さんは「ゴルフでたまたま出会った女性検事に興味を持ち、それをきっかけに何人もの女性検事に会い綿密に取材して書き上げた」と語っていただけに、期待度も高い。また、前作の気分がどんよりしたドラマ『anone』とは打って変わり、“痛快お仕事ドラマ”ということで、「『anone』で水曜日の夜がつらかった」という人よ、戻って来い!……と願うばかりです。

 では前置きはこれくらいにして、早速、第1話のあらすじを振り返ってみましょう。

■若手女性検事が“正義”を貫くために大奮闘!

 主人公の竹村凜々子(吉高)は、大阪赴任を経てこの春から横浜地方検察港南支部に赴任する2年目の検事。赴任初日から5件の案件を担当することになった凜々子だが、いざ被疑者の取調べをすると、自らの喜怒哀楽が入ってしまい仕事にならず。バディを組む事務官・相原勉(安田顕)も呆れ顔。さらに、同僚の検事で港南支部のエース・大塚仁志(三浦翔平)からも「そんなんだから被疑者になめられるんだよ」と一喝されてしまう。

 そんな中、凜々子は傷害事件を担当することに。被害者である建設会社勤務の向井俊哉(浅利陽介)は、上司の恩田徹(石黒賢)から路地裏で暴行を受け、その弾みで階段から転げ落ち、全治2カ月の大ケガを負ってしまい被害届を出したというものだった。

 凜々子は「ひどいパワハラ上司だ」と憤りつつ恩田の取調べを行うが、恩田の姿は穏やか。それだけではなく、「向井が私を貶めようとしている」と話し、凜々子は困惑してしまう。

 翌日、向井の話も聞こうと向井が入院する病院を訪れた凜々子と大塚。向井は「日常的に恩田からパワハラを受けていた」と告白し、事件当日恩田に「告発する」と宣言したところ、事件が起こってしまったと説明。向井の妻・美織(森カンナ)が、「みんな信じてくれないけど、警察なら……」と被害届を出した経緯を語ると、凜々子は涙を堪えながら「私は信じます!」と宣言。病室を後にし、すぐさま向井と恩田が勤務する建設会社に向かった。

 事件当日に一緒にいた同僚・田中啓介(六角慎司)に話を聞くと、「恩田さんの証言通り」の一点張り。しかし、凜々子が「嘘をつくと刑法に触れる」と言ったところ、挙動不審になり何か隠している様子だった。

 事務所に戻り、凜々子は「嘘をついているのは恩田と田中だ」と言い張るが、大塚は「それはあなたの感想だ」と反論。それでも、「絶対にそうだ!」と言い張る凜々子に、支部長・梅宮譲(寺脇康文)は「起訴するだけの証拠を見つけるよう」にと促した。

 翌日、美織が凜々子のもとを訪れ、向井のもとを訪れた恩田が「被害届を取り下げれば、会社に残れるようにしてやる」と告げたので、それを呑んで被害届を取り下げると語った。それを聞き、ショックで何も言えなくなった凜々子だが、事務所に戻ると「今日1日で恩田が有罪の証拠を探してくるから時間をください」と同僚たちに頭を下げ、大塚とともに事件現場へ向かった。

 事件現場で通行人に聞き込みをする2人だが、夜になっても有力な証言は得られず。ダメかとあきらめかけたときに、凜々子はタクシーのドライブレコーダーに3人が映っていれば」とひらめき、タクシー会社に片っ端から聞き込み。すると、事件現場近くの繁華街を歩く3人が映っている証拠動画が見つかる。

 その翌日、凜々子と大塚は恩田を事務所に呼び、再度取調べを始める。シラを切り続ける恩田に昨晩見つけた証拠画像を見せ、さらに恩田が発注先から賄賂をもらっていた証拠も突きつける2人。それでもシラを切る恩田に2人は「田中も賄賂をもらっていたと白状した」と明かし、やっと恩田は白状。だが、それでも「自分の人生が台無しになった」と向井をののしり、暴行の事実なんてどうでも良いと言い張る恩田に、凜々子は「どうでも良いことじゃないです!」と立ち上って恩田に説教。すると、恩田は力なく椅子に座り込んだ。

 こうして起訴は梅宮によって受理。喜びのあまり、屋上で「よっしゃー!」と叫ぶ凜々子であった、という第1話でした。

■吉高の演技がひどすぎて“検事無資格疑惑”が浮上!

 同作の演出は、吉高主演で2017年1月期に放送された『タラレバ娘』(同)の演出を手がけた南雲聖一氏。さらに、脚本も『タラレバ娘』を手がけた松本裕子氏。となると、やっぱり吉高の演技も『タラレバ娘』と同じ演技で、見ていて新鮮さにかけました。

『タラレバ娘』放送時にも言われていましたが、喜怒哀楽が入りやすい性格を表現しようと、“立ち上がって怒る”“悲しそうな顔”などを見せるのですが、それがいちいち大げさ過ぎ。見ているこっちが恥ずかしくなるぐらいです。

 また、『ガリレオ』(フジテレビ系)での吉高演技で言われていたように、甲高い声が多く耳障りな印象が。さらに、セリフのしゃべり方からは幼稚さが感じられてきてしまい……。

 上記の2点が相まって、検事役に説得力がありません。「この子、本当に司法試験通ったのか?」と疑問を感じてしまい、子どもに「検事って正義感あれば誰でもなれるんだ~」と、間違った解釈を持たせてしまうように思えます。

 吉高の“アホ検事ぶり”に、さらに拍車をかけるのが衣装です。周りの検事や事務官はしっかりとスーツを着ているのにもかかわらず、凜々子の服装がジャケットを羽織っているものの、チェックのロングスカートにショートブーツ、さらにアーガイル柄の靴下というカジュアルな服装で検事感がまるでない。以前、『クローズアップ現代』(NHK)で実際に検事と働く女性に密着していた放送を見たのですが、女性たちはみな、中のトップスはラフだけどきちんとしたスーツを着用していました。そのため、これでは「どっかのOLか! 検事なめんな!」とツッコミたくなるのです。

 今話では裁判所のシーンがなかったのでこれでもまあ良かったですが、今後裁判シーンがあった際、このままの格好でいくのでしょうか? 今後どうなるのか、衣装にも注目するのもよいかと思います。

■視聴者に一切深読みさせてくれない“正義へ一直線”ストーリー

 今回の事件は上司からの部下へのパワハラという内容だったのですが、そのパワハラの内容があまりにもひどい。部下の頭に水をかけたり、居酒屋でお猪口を投げつける。さらに殴って階段から落とすなど、すさまじい暴力が。普通に見て、これはパワハラの領域を超えているでしょと思う上、会社はまったく気にしておらず、コンプライアンスをガン無視。現実社会では考えられないストーリーです。

「もしかして、主人公の凜々子の感情を正当化しようと、 “悪人は徹底的に悪く”描いてしまっているのか」と勘ぐってしまいます。それに、ひどすぎるパワハラをみせることで、大塚の「客観的に考えろ」という言葉が間違っているように聞こえ、さらに視聴者にストーリーを深読みさせず、まるで「お前らは凜々子の活躍ぶりだけ見てろ」と言われているようです。

 また、恩田を有罪にするべく証拠を見つけに行くシーンでは、あまりにも簡単に見つかりすぎて、「そんなに簡単にみつかるかーい!」と思わずツッコミを入れたくなってしまいそうです。この部分が薄いため、ドラマ全体が“凜々子の喜怒哀楽ショー”になっていて本来の“お仕事ドラマ”的要素がまったくありませんでした。

■「あれ、なんか懐かしい……」と思わせてくれる脚本と美術セット

 “主人公の女性検事とバディを組むのが男性事務官”、また“正義感が強く、思ったら突っ走っていくタイプの主人公”さらに先に述べたように“悪人は徹底的に悪く”といった内容だった同作。「あれあれ……どっかで見たことあるな」と思った方もいるはず。そうです! 木村拓哉が主演のドラマ『HERO』(フジテレビ系)にそっくりな内容なのです。

 もっと言えば、『HERO』では、証拠を見つけるまで二転三転あり、視聴者もテレビ喰らいついて見ていたものです。しかし、同作はその部分がさらっとしているため、本当に見ていてつまらない。その上、後半にあった恩田の取調べシーンで、視聴者も知らない賄賂の証拠が突如出てきてしまい……(笑)。「こ、これは一体……何?」となった視聴者もいたはずです。

 また、美術セットもすごい。事務所の中の取調室が『HERO』もろパクリなんです。そして、撮影アングルも画面向かって左右に検事と被疑者、さらに真ん中に事務官。さらに、画面の切り替わりも似ている。もしかしたら女版『HERO』を目指しているのかも!?

 以上、第1話の批評でした。次回は凜々子が初めて殺人事件を担当するとのこと。初回平均視聴率11.0%が上がるのか、下がるのか。第2話もお楽しみに。

(文=どらまっ子KOROちゃん)

『アンナチュラル』井浦新が、星野源・高橋一生に続く“アラフォー人気俳優”となる理由

 1月クールのドラマが終了した。今クールの中で、多くのドラマファンの気持ちをわし掴みにしたのはTBSの金曜ドラマ(金曜午後10時~)で放送されていた『アンナチュラル』だろう。

 本作は、不自然死究明研究所ことUDI(unnatural death Investigation laboratory)ラボという架空の研究機関が舞台だ。日本では『科捜研の女』(テレビ朝日系)、海外では『CSI科学捜査班』シリーズでおなじみの化学捜査モノで、遺体に残された痕跡から自殺か他殺か見極めていく、ミステリー形式の作品である。

 設定自体はよくあるものだ。しかし、物語は毎回予測不可能で、気づいたら思ってもいない場所へと連れていかれる。脚本を担当した野木亜紀子は、『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系、以下『逃げ恥』)等を手がけた原作モノの名手。オリジナル作品の連続ドラマを単独で執筆するのは初めてだったが、本作で脚本家としての力量をいかんなく発揮し、テレビドラマになくてはならない才能だと証明したと言えるだろう。

 そんなストーリーも素晴らしかったが、ドラマファンのツボを付いたキャスティングも素晴らしかった。中でも最も注目を集めたのは、中堂系を演じた井浦新だろう。放送前は、主人公・三澄ミコトを演じる石原さとみに対する注目度が高かったが、物語が進んで行くにつれて、井浦演じる中堂への注目が集まり、最終的には「裏主人公」のような存在となったのだ。

 中堂は協調性がなく、「クソ!」が口癖の、一匹狼タイプの法医解剖医。恋人が謎の殺人犯に殺されており、その犯人を追うため、恋人と同じように、口の中に金魚のようなアザがある遺体を探していた。復讐に取り憑かれている中堂は、犯人と直面した時に罪を重ねてしまうのか、それとも踏みとどまるのか? 心を閉ざしていた中堂が、UDIラボの仲間たちと打ち解けて行く姿が丁寧に描かれていたからこそ、どういう結末を迎えるのか、とても気になった。

 井浦は、1998年にARATAの名前で芸能活動をスタート。ファッションモデルとして活躍する傍ら、是枝裕和監督の映画『ワンダフルライフ』(1999)、松本大洋の人気卓球漫画を映画化した『ピンポン』(2002)、よしもとよしともの漫画を映画化した『青い車』(04)などに出演。当時は、オシャレなサブカル映画に出演する俳優という印象だった。

 転機となったのは、若松孝二監督の映画『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち』(12)で、芸名を本名の井浦新に改めたことだろう。以降は役柄も変化していき、ドラマ『リッチマン、プアウーマン』(フジテレビ系、12)で演じた、IT企業の副社長・朝比奈恒介は、若手社長・日向徹(小栗旬)に対して愛憎を抱えているという、それまでとは違う人間臭い男だった。その後、井浦は少し野暮ったい兄貴分というポジションを演じることが増えていく。中でも、LDHが製作するビッグプロジェクト『HiGH&LOW』シリーズで演じた、バイクチーム「ムゲン」のリーダー・龍也は印象的だった。

 一方、『アンナチュラル』の中堂には、ARATA時代を思わせる孤高の存在感と、井浦新になってから演じてきた人間臭さが同居していた。

 それが強く現れていたのが、警察に自殺と判断された恋人の遺体をUDIラボに持ち込んだ男の顛末を描いた、第5話だ。中堂たちは極秘裏に死因を究明し、殺人だと証明するが、それを知った男は、犯人を見つけ出して包丁で刺してしまう。殺人だと伝えることで、自分と同じく、最愛の人を殺された立場にある男を復讐へと誘導した中堂は、苦渋に満ちた表情で雪が舞い散る空を見上げる。「どうして止めなかったんですか?」と言うミコトに対し、「殺すやつは殺される覚悟をするべきだ」と、吐き捨てるように中堂は返す。

 ミコトたちとの距離が縮まり、中堂の人間臭い愛嬌のある部分が描かれるようになっていただけに、この場面はショックだった。

 そして物語終盤、ついに見つけた殺人犯を追う中で、中堂は精神的に追い詰められていく。その姿に、『リミット 刑事の現場2』(NHK、09)で演じた井浦の姿が思い出された。この作品で、井浦は黒川真治という凶悪な猟奇殺人犯を演じていたが、『アンナチュラル』では殺人犯に翻弄される人間を演じていて、まるでARATAと井浦新が戦っているかのようであった。

 連続テレビ小説『あさが来た』(NHK)のディーン・フジオカや『カルテット』(TBS系)の高橋一生など、近年のテレビドラマは、30代中盤で脇役を演じる男性俳優の人気が爆発することが増えている。星野源が『逃げ恥』でブレークしたのも35歳で、次のアラフォー男性俳優のネクストブレークは誰か? という点に、ドラマファンの注目も集まっている。そんな中、井浦の評価はすでに定着していたが、まさか再ブレークの潮流に乗るとは思わなかった。

 『アンナチュラル』に出演したことで、井浦新は俳優としての幅を更に広げたといえる。今後、どのような役を演じるのか注目したい。
(成馬零一)

『わろてんか』最終回も満面の笑みで20%超! 視聴率低迷も見事V字回復

ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週1回(金曜日)お届けします!

『わろてんか』(NHK総合/月~土、午前8時) 京都の老舗薬種問屋「藤岡屋」の長女・てん(葵わかな)が笑いをこよなく愛する青年・藤吉(松坂桃李)と出会い、2人で「風鳥亭」をはじめ多数の寄席を抱える「北村笑店」を経営、日本中を笑わせるために奮闘する姿を描いた物語。「吉本興業」の創始者・吉本せいをモデルに描いている。

<145話~150話>『わろてんか』最終回直前! 西川きよし演じる“お笑い嫌いの横山さん”に「じわじわくる」
<139話~146話>『わろてんか』親子三代の“つながり”を感じさせる言葉に、視聴者の涙腺崩壊!
<133話~138話>『わろてんか』“高橋一生祭り”にファン歓喜! 調理姿に侍姿、涙目まで登場

■3月31日(土)/151話
 ついに最終回を迎えた『わろてんか』151話では、てんたちが青空喜劇『北村笑店物語』を人々に披露するシーンが描かれた。てんの夫・藤吉役には、席主代表・亀井庄助(内場勝則)の知り合いで、若い頃の藤吉に似た芸人・田口一郎(辻本祐樹)の出演が決定。最初は大舞台に緊張してミスを多発していた田口だったが、徐々にスムーズな演技をするように。また途中から、てんの目には、田口が藤吉に見えていた。

 視聴者からは、てんたち裏方の人間も総出で出演したこのシーンに、「回想シーンを新喜劇で見せるって斬新でいいなぁ」「すべての話が最終回につながっててジーンと来た」と絶賛の声が続出。また亀井役を務める内場は、吉本新喜劇で“スーパー座長”とも呼ばれる人物であるため、視聴者からは「内場さんがいるだけで一気に新喜劇に味が出る」「やっぱり安心感が半端ないなぁ」「小物感も大物感も出せ、笑いもシリアスもできて見た目も良い。亀さんは内場さんじゃなきゃできなかった!」といった声が上がっていた。

 『北村笑店物語』は大成功を収め、最後はてんと亡き夫である藤吉が北村笑店の再建を語り合うシーンで幕を閉じた。すでに死んでいる藤吉が登場すると、「当たり前に出てくるな(笑)」とツッコミの声はありつつも、最後まで笑顔で締めた同作は、視聴者から「こんなに笑いのことだけ考えてる朝ドラはいままでなかった!」「最後までみんなに『わろて』ほしかったんだね」「感動の涙じゃなくて笑顔で締めた『わろてんか』らしさが素晴らしい!」と大好評だったよう。

 同作は初回放送視聴率20.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と好スタートを切るが、物語中盤の80話では最低視聴率16.6%を更新するなど低迷していた。しかしその後、1月29日放送の第18週から5週連続で週平均視聴率20%超えを記録。最終回の視聴率は20.5%とV字復活を果たし、全話の平均視聴率は20.1%だった。

 4月21日には“笑いと愛”をテーマにしたスピンオフの放送も決定。最後まで“笑い”にこだわった同作の余韻に、視聴者はもう少し浸っていれそうだ。

『わろてんか』最終回も満面の笑みで20%超! 視聴率低迷も見事V字回復

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<133話~138話>『わろてんか』“高橋一生祭り”にファン歓喜! 調理姿に侍姿、涙目まで登場

■3月31日(土)/151話
 ついに最終回を迎えた『わろてんか』151話では、てんたちが青空喜劇『北村笑店物語』を人々に披露するシーンが描かれた。てんの夫・藤吉役には、席主代表・亀井庄助(内場勝則)の知り合いで、若い頃の藤吉に似た芸人・田口一郎(辻本祐樹)の出演が決定。最初は大舞台に緊張してミスを多発していた田口だったが、徐々にスムーズな演技をするように。また途中から、てんの目には、田口が藤吉に見えていた。

 視聴者からは、てんたち裏方の人間も総出で出演したこのシーンに、「回想シーンを新喜劇で見せるって斬新でいいなぁ」「すべての話が最終回につながっててジーンと来た」と絶賛の声が続出。また亀井役を務める内場は、吉本新喜劇で“スーパー座長”とも呼ばれる人物であるため、視聴者からは「内場さんがいるだけで一気に新喜劇に味が出る」「やっぱり安心感が半端ないなぁ」「小物感も大物感も出せ、笑いもシリアスもできて見た目も良い。亀さんは内場さんじゃなきゃできなかった!」といった声が上がっていた。

 『北村笑店物語』は大成功を収め、最後はてんと亡き夫である藤吉が北村笑店の再建を語り合うシーンで幕を閉じた。すでに死んでいる藤吉が登場すると、「当たり前に出てくるな(笑)」とツッコミの声はありつつも、最後まで笑顔で締めた同作は、視聴者から「こんなに笑いのことだけ考えてる朝ドラはいままでなかった!」「最後までみんなに『わろて』ほしかったんだね」「感動の涙じゃなくて笑顔で締めた『わろてんか』らしさが素晴らしい!」と大好評だったよう。

 同作は初回放送視聴率20.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と好スタートを切るが、物語中盤の80話では最低視聴率16.6%を更新するなど低迷していた。しかしその後、1月29日放送の第18週から5週連続で週平均視聴率20%超えを記録。最終回の視聴率は20.5%とV字復活を果たし、全話の平均視聴率は20.1%だった。

 4月21日には“笑いと愛”をテーマにしたスピンオフの放送も決定。最後まで“笑い”にこだわった同作の余韻に、視聴者はもう少し浸っていれそうだ。

『わろてんか』最終回直前! 西川きよし演じる“お笑い嫌いの横山さん”に「じわじわくる」

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【サイ女の朝ドラ通信バックナンバー】
<139話~146話>『わろてんか』親子三代の“つながり”を感じさせる言葉に、視聴者の涙腺崩壊!
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<127話~132話>『わろてんか』戦地の将兵を笑わす芸人慰問団が体現した「笑いは薬」に視聴者胸熱!

■3月24日(土)/145話~3月30日(金)/150話
 145話では、多くの芸人たちが戦地に赴いたことで、てんと専務の風太(濱田岳)は北村笑店の解散を決意。それぞれの進路を決めたてんと芸人たちは、再会を誓って笑顔で別れを告げるのだった。

 146話でてんは、嫁のつばき(水上京香)や風太の妻・トキ(徳永えり)と一緒に、てんの妹・りん(堀田真由)のつてで滋賀に疎開。しかし疎開先には、お笑いを毛嫌いする横山治平(西川きよし)がおり、笑うたびに目くじらを立てる治平に、てんたちは肩身の狭さを感じるのだった。治平を演じる西川は、横山やすしと漫才コンビを組んで一世を風靡した漫才師としても有名な人物。そのため視聴者からは、「これは面白い!」「師匠の口から『漫才なんて』って言わせることで、言葉が引き立つね」「西川きよし師匠が笑いを全否定してる『横山さん』を演じてるのがじわじわくる」と注目を集めたよう。

 昭和20年1月に大阪が空襲を受け、不安に駆られるてんたちの姿を描いた147話では、「笑いの神様」を信じて笑顔を絶やさないてんたちに囲まれ、治平も笑顔を取り戻す。そんなある日、大阪の空襲でボロボロになった風太が滋賀を訪れた。

 148話では、てんと風太が、大阪にある風鳥亭の焼け跡に戻って、芸人たちの帰りを待つと決める。悲しい知らせばかりが届き落ち込むてんだったが、アメリカに行っていた北村笑店役員の栞(高橋一生)が6年ぶりに帰国。栞の後押しで、てんは再び笑顔を取り戻すのだった。また、2人の再会シーンでは、男たちに絡まれていたてんを、栞がさっそうと助け出す様子が描かれ、視聴者は「栞様とてんちゃんの出会いの場面と、まったく一緒!!」「こうやって昔を思い出させるシーン入れてくるのズルいなぁ」「もう一度、栞様の悪漢たちをなぎ倒すアクションが見れるなんて、うれしすぎ!」と大興奮。

 栞も合流した149話で、てんたちは風鳥亭の再建に向かって動き出す。また、行方不明になっていた芸人のリリコ(広瀬アリス)と四郎(松尾諭)とも再会。150話では、キース(大野拓朗)とアサリ(前野朋哉)や万丈目夫婦など、仲間たちも続々と風鳥亭に戻ってくる。さらにてんの息子・隼也(成田凌)も戦地から帰還。てんたちは北村笑店再建の一歩目として、北村笑店のこれまでを元にした喜劇の披露を決めるのだった。これには視聴者からも、「最後に新喜劇で締めるって展開が素晴らしい」「北村笑店のこれまでを描いた喜劇! 楽しみすぎる!」「絶対に笑って泣けるやつじゃん!」と期待の声が上がっている。

 吉本興業の創始者をモデルとした朝ドラ『わろてんか』が、最後にどのような笑いを届けてくれるのか。最後まできっちりと見届けよう。

『わろてんか』親子三代の“つながり”を感じさせる言葉に、視聴者の涙腺崩壊!

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【サイ女の朝ドラ通信バックナンバー】
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<121話~126話>『わろてんか』人気芸人コンビと跡取りの子どもたち……2組の恋愛の対比がエグい

■3月17日(土)/139話~3月23日(金)/144話
 139話では、北村笑店初の映画が検閲対象に。その理由が自分にあると知った役員の栞(高橋一生)は、北村笑店を去ることを決める。

 140話では、北村笑店の映画第1作『お笑い忠臣蔵』の完成を見ないまま、栞のアメリカ行きが決定。てんや専務の風太(濱田岳)と酒を飲み交わした栞は、141話で人知れずアメリカへと旅立つのだった。さらに北村笑店の芸人たちにも続々と赤紙が届き始める。そんな中、長年芸人たちの台本を書き続けてきた万丈目(藤井隆)が、「自分が台本を書くと、その芸人が戦争に行ってしまう」と精神的に追い詰められ、北村笑店を去る。狂ったように台本を書き続けた藤井の熱演に、視聴者は「本当に追い詰められてる様子がひしひしと伝わってくる」「鬼気迫った目が素晴らしい!」「藤井隆のスペックの高さを改めて思い知らされた」と圧倒されたようだ。

 北村笑店が買った通天閣が燃えてしまう様子が描かれた142話。そんな状況の中でも、てんたちは笑いを届けるために寄席の営業を続けていた。しかしある日、千日前の南地風鳥亭が建物疎開で取り壊されると告げられる。

 143話では、てんの息子・隼也(成田凌)に赤紙が届く。てんは勘当していた隼也と和解し、隼也の妻であるつばき(水上京香)と孫の藤一郎(南岐佐)を引き取ることを決めるのだった。

 孫との初対面に緊張するてんの姿からスタートした144話では、ついにてんと隼也一家が再会。てんは恐縮する隼也やつばきに、自分も駆け落ちしたことや、勘当された実家に借金をしに行ったことを明かす。さらにてんは、勘当後にたった一度だけ会った自身の父・儀兵衛(遠藤憲一)に尋ねられた「わろてるか?」という言葉を隼也に投げかける。これには視聴者から、「よく似た演出を2度繰り返すことで、儀兵衛・てん・隼也のつながりが、より一層際立っていて印象深い」「てんがどんな思いで戦争に行く息子にこの言葉を言ったのか、考えると涙が止まらない」「ここでこの言葉は反則でしょ! 一瞬で涙腺が崩壊した!」と感動の声が続出。

 144話のラストでは、隼也が多くの人に見送られながら戦地へと旅立つ。『わろてんか』の放送も今月末まで。てんや隼也、そして北村笑店がどのような結末をたどるのか、最後まで見守っていこう。

志尊淳、『トドメの接吻』『女子的生活』で証明した“実力派若手俳優”の力量

 先週最終回を迎えた『トドメの接吻』(日本テレビ系)は、タイムリープ(時間逆行)を題材にした、ホストが主人公の恋愛ドラマという不思議な物語だった。

 女を食い物にする売れっ子ホストの堂島旺太郎(山崎賢人)が、謎の女・佐藤宰子(門脇麦)にキスをされると、心臓が停止して1週間前にタイムリープするという導入、その能力を使って大企業の令嬢を自分のものにしようと悪戦苦闘する旺太郎と、そんな旺太郎に献身的に尽くす宰子の姿は、予測不能のラブストーリーとして最後まで楽しめた。

 何かあると登場人物が死んで、その度にタイムリープをして事件を解決するという展開は、一見すると子ども騙しでデタラメだが、山崎、門脇、新田真剣佑、新木優子といった実力ある若手俳優が出演していたこともあってか、迫真のドラマとなっていた。中でも、最も目を引いたのは志尊淳である。

 志尊が演じたのはホストの小山内和馬。旺太郎を慕う弟分だが、旺太郎を尊敬しているがゆえに、旺太郎を殺して自分も死んでしまおうという、歪んだ愛情を持つヤバい奴だ。しかし、旺太郎が人をとことん利用する男なので、宰子同様、ダメな男に尽くす健気さが際立ち、どこか憎めない愛嬌のようなものがあった。

 和馬のキャラクターに愛嬌という奥行きを与えていたのは、間違いなく志尊の演技だろう。志尊は現在23歳。2011年にワタナベエンタ―テインメントの若手男性俳優集団・D-BOYSのメンバーとして、テニミュこと舞台『ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン』に出演し、向日岳人役として俳優デビューした。14年には『烈車戦隊トッキュウジャー』(テレビ朝日系)のトッキュウ1号役に選ばれる。

 志尊の先輩にあたるD-BOYSの瀬戸康史を筆頭に、特撮ドラマの『仮面ライダーシリーズ』(テレビ朝日系)が若手俳優の登竜門となっているのは有名だが、戦隊ヒーローモノも『侍戦隊シンケンジャー』(テレビ朝日系)に出演した松坂桃李を筆頭に、若手俳優の登竜門となっている。

 2.5次元舞台として有名な『テニミュ』とヒーローモノを経由し、若手俳優として巣立った志尊は、その後、キャリアを着々と確立。昨年は映画『帝一の國』や連続ドラマ『植木等とのぼせもん』(NHK)などに出演し、今年の1月クールには『トドメの接吻』と『女子的生活』(NHK)、そして現在放送中の深夜ドラマ『ドルメンX』(日本テレビ系)に出演している。

 中でも、『女子的生活』は主演ということを差し引いても、志尊のキャリアで重要作となったと言って間違いないだろう。

 金曜午後10時から放送されていた本作は、トランスジェンダーを題材にしていて、志尊が演じたのは、体は男性だが心は女性。そして恋愛対象も女性という小川みき(幹生)。みきはアパレルメーカーで働き、合コンに参加して女性を口説いては刹那的な関係を結ぶという日々を送っていた。そんなある日、同級生だった後藤忠臣(町田啓太)がアパートに転がり込んできたことで、みきの日常が少しずつ変化していく。

 志尊が演じるみきは、ひと昔前ならオネエキャラとしてコミカルに描かれていた存在だ。しかし、そういった目線は本作にはなく、偏見に晒されるみきの強さと困惑を描いている。本作が面白いのは、みきの悩みがトランスジェンダー独自のものではなく、人間関係の悩みや歳をとったら自分はどうなるのか? という現代人が抱える普遍的な不安だということだ。

 近年、性的マイノリティに対する配慮がフィクションに求められるようになってきているが、こういった作品を作る時に難しいのは、対象への距離感だ。差別的に笑いの対象とするのは論外だが、だからといって過剰に神格化して聖人のように描くことも問題である。

 みきは悪い意味で、女性としての自分を過剰に内面化しているところがある。オシャレにうるさく、他人を値踏みしているようなところもあり、正直言って嫌な奴だ。だがそれが、人間臭さにつながっており、特別な存在としてみきを描いていないことがよくわかる。

 ちょっとした演技のさじ加減で見え方が変わってしまう難しい役のため、志尊も相当頭を悩ませたことだろう。しかし、彼は見事に演じきった。『トドメの接吻』の和馬もそうだが、過剰な設定が盛り込まれたキャラクターを、愛嬌のある自然な存在として演じられる力量が彼にはある。

 すでに、連続テレビ小説『半分、青い。』(NHK)の出演も決まっている。今年が終わる頃には実力派若手俳優として誰もが認める存在になっていることは、間違いないはずだ。
(成馬零一)

『わろてんか』“高橋一生祭り”にファン歓喜! 調理姿に侍姿、涙目まで登場

ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週1回(金曜日)お届けします!

『わろてんか』(NHK総合/月~土、午前8時) 京都の老舗薬種問屋「藤岡屋」の長女・てん(葵わかな)が笑いをこよなく愛する青年・藤吉(松坂桃李)と出会い、2人で「風鳥亭」をはじめ多数の寄席を抱える「北村笑店」を経営、日本中を笑わせるために奮闘する姿を描いた物語。「吉本興業」の創始者・吉本せいをモデルに描いている。

【サイ女の朝ドラ通信バックナンバー】
<127話~132話>『わろてんか』戦地の将兵を笑わす芸人慰問団が体現した「笑いは薬」に視聴者胸熱!
<121話~126話>『わろてんか』人気芸人コンビと跡取りの子どもたち……2組の恋愛の対比がエグい
<115話~120話>『わろてんか』松坂桃李もびっくり!? 死んだのに、やたらと登場する藤吉にツッコミの声

■3月10日(土)/133話~3月16日(金)/138話
 133話では、戦地を慰問していた専務の風太(濱田岳)たち「わろてんか隊」が帰還。戦地の将兵から預かった手紙を家族に届けに行った芸人のリリコ(広瀬アリス)は、その家族から将兵が前線で亡くなったことを知らされるのだった。

 演芸慰問団派遣などの功績が認められ、てんが勲章を受章することになった134話。一方、伊能商会の社長・栞(高橋一生)は、制作した映画が検閲で次々と公開中止になり窮地に陥る。135話では、映画の公開中止で生じた赤字の責任を問われて、栞が社長を解任されてしまう。栞はてんと風太を訪ね、北村笑店の役員を辞めさせてほしいと願い出るが、てんたちは北村笑店で映画を作りたいと、栞を会社に誘うのだった。

 136話では、栞が北村笑店映画部顧問に就任。てんや作家の楓(岡本玲)たち女性の意見で恋愛をテーマにした喜劇の制作が決まる。厳しい映画検閲をかいくぐるため、てんたちは「赤穂浪士討ち入り」を題材にした『お笑い忠臣蔵』を作ることに。

 「お笑い忠臣蔵」の制作に乗り出したてんたちの姿を描いた137話。てんや栞、楓は、検閲に引っかからないよう脚本に頭を悩ませる。栞を中心にエピソードが進む展開に、ネット上は“春の伊能栞祭”と話題に。ファンは栞のさまざまな姿に、「NHKが手を変え品を変え、伊能栞を売り出してくる。感謝しかない」「調理姿に侍姿……涙目までご用意とはラインナップが豊富!」「これでもかと押し出される伊能さんに、まんまとハマる視聴者(笑)」「策略だとわかっていても、乗るしかないでしょ!!」と大喜びのよう。

 138話では、一度は通るかと思った『お笑い忠臣蔵』が、栞を目の敵にする新世紀キネマの暗躍によって検閲の対象に。しかしてんは脚本を一切変えずに、映画に必要なシーンだと検閲官に頼み込みに行くのだった。

 最終回まで約2週間となった朝ドラ『わろてんか』。一時は16%台まで落ち込んでしまった視聴率だが、3月3日放送分の第22週までは、5週連続で週平均視聴率20%の大台超え。先週は週平均視聴率19.5%と大台を割ってしまったが、最終回に向け視聴者から期待を集めている。同作が人気を維持したまま最終回を迎えられるのかにも、注目していきたい。

『わろてんか』戦地の将兵を笑わす芸人慰問団が体現した「笑いは薬」に視聴者胸熱!

ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週1回(金曜日)お届けします!

『わろてんか』(NHK総合/月~土、午前8時) 京都の老舗薬種問屋「藤岡屋」の長女・てん(葵わかな)が笑いをこよなく愛する青年・藤吉(松坂桃李)と出会い、2人で「風鳥亭」をはじめ多数の寄席を抱える「北村笑店」を経営、日本中を笑わせるために奮闘する姿を描いた物語。「吉本興業」の創始者・吉本せいをモデルに描いている。

【サイ女の朝ドラ通信バックナンバー】
<121話~126話>『わろてんか』人気芸人コンビと跡取りの子どもたち……2組の恋愛の対比がエグい
<115話~120話>『わろてんか』松坂桃李もびっくり!? 死んだのに、やたらと登場する藤吉にツッコミの声
<109話~114話>『わろてんか』成田凌演じる社長の息子がやらかすも、「血は争えなかった」と納得の声!?

■3月3日(土)/127話~3月9日(金)/132話
 127話では、縁談を断り家を出てきた銀行の跡取り娘・つばき(水上京香)が、父親から勘当されて姿を消す。そんなつばきを追うという息子の隼也(成田凌)に対して、てんは心を鬼にして勘当を告げるのだった。

 戦争によって娯楽が乏しくなり始めた様子を描いた128話では、北村笑店の芸人たちに、慰問団を組んで外地へ向かってほしいという依頼があった。その危険性から、てんは反対するのだが、専務の風太(濱田岳)は北村笑店のために依頼を受けるべきと主張する。

 129話では、てんが戦地にいる将兵を笑わすために、風太を慰問団長とした「わろてんか隊」の派遣を決意。わろてんか隊にはコンビを再結成したアサリ(前野朋哉)とキース(大野拓朗)や、北村笑店創業当初に漫才を披露していた万丈目(藤井隆)と歌子(枝元萌)の夫婦漫才師の姿もあった。視聴者の中には、この展開に「昔の仲間たちが集まって胸の熱いシーンなのに、嫌な予感しかしない」「お願いだから、みんな無事に笑顔で帰ってきて!!」と不安になる人も。

 最初の訪問地・上海でわろてんか隊が大うけする様子を描いた130話。そんな中、夫の四郎(松尾諭)と一緒に中国へ渡ったリリコ(広瀬アリス)が風太を訪ねてくる。四郎のオーケストラ楽団が解散したと話すリリコに、風太はミスリリコ・アンドシローのコンビ復活を提案。わろてんか隊にさらなる仲間が増えるのだった。

 131話では、服装や漫才の内容を軍に管理されることに疑問を抱くリリコたちの姿が描かれた。芸人たちに故郷への手紙を託す将兵の姿を見て、わろてんか隊は軍の指導通りではない漫才をすることを決意する。

 132話でリリコたちは、前線に向かう将兵たちに向かって全力の漫才を行う。故郷を思い起こさせるようなミスリリコ・アンドシローの漫才に将兵たちは泣きながら大笑い。これまで、わろてんか隊を厳しく指導してきた世話係の少佐も、最後には笑みを見せるのだった。「笑いは薬」という言葉を用いて描かれた同話に、視聴者からは「てんちゃんが一番最初に言ってた『笑いは薬』を、その頃から一緒にいる風太が言ってくれたのよかったなぁ」「昔の伏線を回収していく最近の展開は胸が熱い!」「今までのてんちゃんたちの道のりが浮かんでジンとくる」といった声が続出。

 同話のラストで、風太たち「わろてんか隊」が3日後に日本に帰ってくるという知らせが入る。無事に戻ってくることを祈りつつ、次回を心待ちにしていよう。

『わろてんか』戦地の将兵を笑わす芸人慰問団が体現した「笑いは薬」に視聴者胸熱!

ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週1回(金曜日)お届けします!

『わろてんか』(NHK総合/月~土、午前8時) 京都の老舗薬種問屋「藤岡屋」の長女・てん(葵わかな)が笑いをこよなく愛する青年・藤吉(松坂桃李)と出会い、2人で「風鳥亭」をはじめ多数の寄席を抱える「北村笑店」を経営、日本中を笑わせるために奮闘する姿を描いた物語。「吉本興業」の創始者・吉本せいをモデルに描いている。

【サイ女の朝ドラ通信バックナンバー】
<121話~126話>『わろてんか』人気芸人コンビと跡取りの子どもたち……2組の恋愛の対比がエグい
<115話~120話>『わろてんか』松坂桃李もびっくり!? 死んだのに、やたらと登場する藤吉にツッコミの声
<109話~114話>『わろてんか』成田凌演じる社長の息子がやらかすも、「血は争えなかった」と納得の声!?

■3月3日(土)/127話~3月9日(金)/132話
 127話では、縁談を断り家を出てきた銀行の跡取り娘・つばき(水上京香)が、父親から勘当されて姿を消す。そんなつばきを追うという息子の隼也(成田凌)に対して、てんは心を鬼にして勘当を告げるのだった。

 戦争によって娯楽が乏しくなり始めた様子を描いた128話では、北村笑店の芸人たちに、慰問団を組んで外地へ向かってほしいという依頼があった。その危険性から、てんは反対するのだが、専務の風太(濱田岳)は北村笑店のために依頼を受けるべきと主張する。

 129話では、てんが戦地にいる将兵を笑わすために、風太を慰問団長とした「わろてんか隊」の派遣を決意。わろてんか隊にはコンビを再結成したアサリ(前野朋哉)とキース(大野拓朗)や、北村笑店創業当初に漫才を披露していた万丈目(藤井隆)と歌子(枝元萌)の夫婦漫才師の姿もあった。視聴者の中には、この展開に「昔の仲間たちが集まって胸の熱いシーンなのに、嫌な予感しかしない」「お願いだから、みんな無事に笑顔で帰ってきて!!」と不安になる人も。

 最初の訪問地・上海でわろてんか隊が大うけする様子を描いた130話。そんな中、夫の四郎(松尾諭)と一緒に中国へ渡ったリリコ(広瀬アリス)が風太を訪ねてくる。四郎のオーケストラ楽団が解散したと話すリリコに、風太はミスリリコ・アンドシローのコンビ復活を提案。わろてんか隊にさらなる仲間が増えるのだった。

 131話では、服装や漫才の内容を軍に管理されることに疑問を抱くリリコたちの姿が描かれた。芸人たちに故郷への手紙を託す将兵の姿を見て、わろてんか隊は軍の指導通りではない漫才をすることを決意する。

 132話でリリコたちは、前線に向かう将兵たちに向かって全力の漫才を行う。故郷を思い起こさせるようなミスリリコ・アンドシローの漫才に将兵たちは泣きながら大笑い。これまで、わろてんか隊を厳しく指導してきた世話係の少佐も、最後には笑みを見せるのだった。「笑いは薬」という言葉を用いて描かれた同話に、視聴者からは「てんちゃんが一番最初に言ってた『笑いは薬』を、その頃から一緒にいる風太が言ってくれたのよかったなぁ」「昔の伏線を回収していく最近の展開は胸が熱い!」「今までのてんちゃんたちの道のりが浮かんでジンとくる」といった声が続出。

 同話のラストで、風太たち「わろてんか隊」が3日後に日本に帰ってくるという知らせが入る。無事に戻ってくることを祈りつつ、次回を心待ちにしていよう。