インターネットがなければ陸の孤島と化す……単なる“椿事”に終わらない! 田舎でケーブルテレビがなくなる怖さ

 いきなりテレビが見られなくなった。

 インターネットが普及した今となっては、そんなに不便ではないかもしれない。それでも、昨日まで視聴していたテレビ番組が一切見られなくなるとすれば、それは確かに不安である。

 そんな由々しき事態が、長野県の佐久穂町の一部で起こっている。先月15日から、ケーブルテレビ会社「佐久高原ケーブルビジョン」が町や加入者に無断で放送を中断したのが原因だ。

 このケーブルテレビ会社の主な事業は、山間部にあり放送電波を受信しにくい地域への、地上波テレビ番組の配信。加入世帯数わずか650世帯にすぎない同社では、かねてより事業継続のための資金繰りが困難であると表明。当初は、佐久穂町と施設の無償譲渡で合意したものの、佐久穂町側は高額な施設維持費を理由に譲渡受け入れを撤回。ケーブルビジョン側は、年末から放送の中断を宣言していた。

「これは他人事ではなく、人口減の時代に突入したことで事業の継続が困難になるケーブルテレビ会社は、これから増加すると思います」

 そう話すのは、ある地方ケーブルテレビ局の関係者だ。長野県をはじめ、山間部が多くテレビ電波を受信しにくい地域では、ケーブルテレビの普及率が高い。

「地域の独占企業といえば、安定した収入が見込めると錯覚しますが、たいていの地域では加入世帯が減ることはあっても増えることはありません。わずか650世帯の契約数で、よく放送を維持していたと思いますよ」(同・地方ケーブル局関係者)

 近年、ケーブルテレビ会社が破綻した例としては、2014年の栃木県の「真岡ケーブルテレビ」がある。この会社の場合、加入世帯数は約3,000世帯あったが、それでも事業の継続はかなわなかった。放送設備を24時間維持するためには、機材はもちろん人件費にも膨大な金額が割かれる。人口減に伴う加入世帯の減少で、同様のケースが起こるのは想像に難くない。

 もちろん、テレビが見られなくなっても、特に問題を感じない人も多いだろう。問題は、同時にインターネットも利用ができなくなってしまうことだ。

「地方の山間部では、ケーブルテレビ会社が提供するインターネット回線を利用するケースが多いのです。そうした地域は、そもそもほかにインターネット回線が皆無のところも多い。NTTの光回線はもちろん、ADSLにすら対応していないところもあります。もしも、ケーブルテレビ会社がなくなれば、完全に情報から隔絶されてしまうわけです」(同)

 インターネットさえあれば、一定の情報は得られる。Amazonや楽天などが利用できれば、生活必需品をはじめ、あらゆる商品が宅配され、都会から遠く離れた山奥でもある程度は不便なく暮らせるはず。でも、そこにこそ意外な落とし穴があるのかもしれない。
(文=是枝了以)

“名ばかりレギュラー番組”『ビートたけしのスポーツ大将』は年内で打ち切り!?

  昨年11月、27年ぶりにレギュラーとして復活した、“伝説”のスポーツバラエティ番組『ビートたけしのスポーツ大将』(テレビ朝日系/日曜午後7時58分~)が、すっかり“名ばかりレギュラー番組”と化している。

 同番組は、1985年4月から87年3月と、88年2月から90年2月まで放送され、陸上短距離の五輪金メダリストであるカール・ルイスを模した「カール君」などが人気を集めたが、惜しまれつつ終了。

 その後、25年の空白を経て、ナインティナインも参戦する形で、2015年3月に特番としてオンエアされた。以後、16年2月、17年2月にもスペシャルで放送され、ファン待望のレギュラー復活を果たした。

 ところが、どうも様子がおかしいのだ。同11月12日の初回は12.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高い視聴率をマークした。「日8」は、日本テレビ系『世界の果てまでイッテQ!』、NHK大河ドラマなど高視聴率番組が並ぶ激戦区だけに、『スポーツ大将』は、それらに一矢を報いる番組になるかと思われた。

 だが、同26日の第2回放送が5.8%と壮絶爆死すると、12月はまさかの“放送なし”。5週ものブランクを経て、1月7日にオンエアされた第3回は、上原浩治、澤穂希、吉田沙保里らのトップアスリートを招いて、「特別編」として放送され、11.6%を記録したが、その後、再びパッタリと放送は途絶えた。

 ようやく2月4日に、『超豪華!現役トップアスリート大集結!3時間SP』と題して、4週ぶりにオンエアされるが、もはや放送頻度はほぼ“月1ペース”の実態。レギュラー化で期待したファンを大いに落胆させている。

 さらに、番組のファンを不安にさせる要素もある。それは、たけしが19年のNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』に、“落語の神様”古今亭志ん生役で出演し、語り手としてナビゲートすることだ。

 テレビ業界では、同時間帯の番組に同一タレントが掛け持ち出演することは、“裏かぶり”と呼ばれてタブー視されている。たけしの大河出演が通年なのか、期間が限定されているのかは明らかになっていないが、常識的に来年の大河がスタートしたら、『スポーツ大将』の存続自体が難しくなりそうなのだ。

 これらの件に関し、テレ朝に問い合わせしてみると、「編成上の都合で、スペシャル番組が放送される場合、レギュラー番組は休止になってしまいます。来年、『スポーツ大将』の放送がどうなるかは、お答えしかねます」と、つれない回答だった。

 復活した同番組のコンセプトは、「さらなる“金メダルの卵”発掘へ」で、番組が発掘した選りすぐりの天才スポーツキッズたちを、かつてメダルを獲得したレジェンドや、「2020東京五輪」でライバルになるかもしれない現役トップアスリートたちと対決させるというもの。それだけに、東京五輪まで番組が継続しないと、完全な“企画倒れ”になってしまう。

「そもそも、たけしは『毎週は放送しない』ことを条件に、オファーを受けたのでしょうね。『いだてん』は4月にはクランクインする予定ですから、たけしも多忙になって、『スポーツ大将』の放送頻度が上がる可能性は低いでしょうね。今後の視聴率が悪ければ、年内で打ち切り。健闘すれば、曜日時間帯を変えて、スペシャル的に放送されるのではないでしょうか?」(スポーツ紙記者)

 昨今、レギュラーと称していながら、休止が多い番組も多い。だが、『スポーツ大将』ほど休止が多い番組は、もはや“レギュラー”とはいえないだろう。
(文=田中七男)

テレ朝深夜『俺の持論』が、ゴールデン昇格寸前!? 『しくじり先生』の“しくじり”から学び……

 テレビ朝日のバラエティー番組というと、夜の11時台以降や深夜で放送されて好評だったものをゴールデンタイムに移動させるというパターンが多いことで知られている。『アメトーーク!』『しくじり先生 俺みたいになるな!!』『くりぃむナントカ』『ぶっちゃけ寺』『お試しかっ!』など、ゴールデンでは短命に終わった番組も含めて、枚挙にいとまがない。

 そして、次にゴールデンに昇格するとウワサされているのが、『俺の持論』(毎週土曜深夜0時30分~)だ。

 さまざまな持論を持ったタレントが登場し、自らの持論をプレゼンするというこの番組。2017年10月にスタートした。

「去年10月に放送されたパイロット版では、オリエンタルラジオの中田敦彦が登場し、『いとも簡単に不倫と浮気撲滅できる論』というテーマで持論をプレゼンしました。タイトルだけ見たら、なんだかよくわからないような持論を、パネルやデータなどを駆使してプレゼンし、最終的に納得させるという内容ですね」(バラエティー番組に携わる放送作家)

 そのフォーマットとしては、昨年9月にレギュラー放送は終了した『しくじり先生』に近い。

「そもそもスタッフが『しくじり先生』と同じなんですよ。で、『しくじり先生』が過去の失敗談を話す番組で、『俺の持論』は持論を自由に紹介できる番組。打ち出し方は微妙に違いますが、カラクリとしては、まったく一緒だと思います。『しくじり先生』では“準レギュラー先生”のような立ち位置だった中田が、『俺の持論』でも同じような役割を担っています。また、『しくじり先生』で生徒役として出演していたハライチの澤部佑が『俺の持論』でも聞き役として登場していて、ここもまた共通点ですね。『しくじり先生』と似ている部分をちりばめることで、『しくじり先生』の視聴者を、すんなりこちらに移行させようとしているのではないでしょうか」(同)

 いわば『しくじり先生』の二番煎じのようにも見えるが、『俺の持論』のほうが、可能性はあるとの見方も。

「『しくじり先生』の難しい点は、過去にしくじった有名人をブッキングしなければいけなかったことです。しかも、ある程度話がうまくないと成立しないということで、人選はかなりシビアになる。でも、『俺の持論』であれば、しくじった人でなくてもキャスティングできるので、ずいぶんと幅は広がります。制作サイドとしては、助かりますよ」(テレビ局関係者)

 確かに『俺の持論』では、M-1グランプリ優勝後のとろサーモン・久保田かずのぶが「すべての負け組に捧げる人生大逆転論」をプレゼンしたり、有村架純の姉としてプチブレーク中の有村藍里が「誹謗中傷も全部受け止めて振り切った方が幸せになれる論」をプレゼンしたりと、旬の人物をキャスティングしている。

「『しくじり先生』の“しくじり”に学んで生まれたのが、『俺の持論』というわけです。フォーマットはほぼ固まっているので、最速で4月の改編でのゴールデン昇格もありうるでしょう」(同)

 果たして、テレビ朝日の新たなヒット番組となるのか──。

『プライムニュース』登坂淳一アナ“出演辞退”の元凶は、フジテレビの「男性軽視」

 すべての元凶は“男性軽視”か──。

 4月からスタートする報道番組『プライムニュース』のキャスターに、NHKを退社してフリーとなった登坂淳一アナウンサー(46)を起用する予定だったフジテレビ。ところが、“文春砲”が炸裂したことで暗礁に乗り上げてしまった。

 今月25日発売の「週刊文春」(文藝春秋)に、登坂アナがNHK札幌放送局に勤務していた2011年に、同僚の女性の体を触るセクハラ行為をしていたと報じられると、早くも翌日には出演辞退が発表された。フジテレビの宮内正喜社長は「このような結果になってしまったことを大変残念に思っている。後任は4月改編の目玉なので、慎重に検討してもらいたい」とコメント。

 この不祥事の原因について、テレビ局関係者は「これまでフジテレビが女子アナを優遇して、男性アナを育ててこなかったツケが回ってきたということです。そもそも自社に報道のできるエースアナが不在で、フリーアナに頼らざるを得ない状況になっている。他局に比べて軽いアナウンサーが多いのも特徴で、重厚で実力あるアナウンサーを育成しきれていない側面がある」と解説する。

 これまでに不祥事を起こしたフジテレビの男性アナも多い。08年には渡辺和洋アナが、同局主催のイベントで知り合った女性と不倫騒動を起こし、戒告処分を受けた。翌09年には長坂哲夫アナが、番組女性スタッフへのセクハラのため、アナウンス室副部長の役職をはく奪され、異動に。また12年には伊藤利尋アナが、乗用車を運転中に、歩行中の女性と接触、伊藤アナは止まることなく現場を走り去るという事故が発生した。

 前出の関係者は「どの不祥事も処分が甘く、再発防止につながっていません。それに、フリーのキャスターに頼るのではなく、採用段階からきっちりとした人材を獲得して、時間をかけてどっしりとした自社の男性報道アナウンサーを育てていかないと、フジテレビの沽券にかかわりますよ」と語る。

 視聴率も落ち込み、開局以来の危機ともささやかれているフジテレビ。打つ手打つ手がすべて裏目に出るという、“負のスパイラル”に陥ってしまっているようだ。

元凶はホリプロ!? 登坂淳一アナ“セクハラ降板”の舞台裏

 フジテレビだけが悪いのか――。4月2日スタートの同局夕方の報道番組『プライムニュース』で、メインキャスターに起用予定だった元NHKの登坂淳一アナウンサーが出演を辞退した。

 25日発売の「週刊文春」(文芸春秋)で、NHK札幌局時代のセクハラ疑惑が報じられたことによるもの。

 フジテレビによると、25日夜に所属事務所・ホリプロを通じて本人から出演辞退の申し出があったというが、スキャンダルを受けての事実上の降板といっていい。登坂アナはこの日、コメントを発表。

「報道内容については、身に覚えのないことも多く、困惑するような内容で非常に残念ではありますが、大事な新番組を傷つけることは本意でなく、自ら身を引く潔さも大切と思い至るようになりました」と説明した。

 フジテレビは、2年前にも夜の情報番組『ユアタイム』に、ショーンKことショーン・マクアードル川上氏の起用を発表しておきながら、経歴詐称疑惑が浮上し、土壇場で降板させた苦い経験がある。

 ショーンKの二の舞いという結果に、業界からは「きちんと身体検査したのか?」と厳しい声が上がっているが、フジテレビだけに批判が集中するのも……。スポーツ紙記者の話。

「登坂アナの身体検査を行っていたのは、フジだけではなく、所属事務所のホリプロもです。フジの大事な新番組に起用させるのだから、まずは事務所がチェックするのが当たり前。ホリプロも、登坂アナのNHK時代の醜聞は耳にしていたが、本人と面談し、事情聴取した結果、『シロ』と判断した。それで、フジに『本人は大丈夫と言っている』と説明しプッシュした結果、全然大丈夫ではなかった(笑)。ホリプロはホリプロで、フジに大きな貸しを作ってしまったことになる」

“文春砲”を食らい、キャスターとして致命的なダメージを負ってしまった登坂アナ。ホリプロは今後も、同アナのマネジメントを続けると表明しているが、大きな仕事に恵まれることはしばらくなさそうだ。

元凶はホリプロ!? 登坂淳一アナ“セクハラ降板”の舞台裏

 フジテレビだけが悪いのか――。4月2日スタートの同局夕方の報道番組『プライムニュース』で、メインキャスターに起用予定だった元NHKの登坂淳一アナウンサーが出演を辞退した。

 25日発売の「週刊文春」(文芸春秋)で、NHK札幌局時代のセクハラ疑惑が報じられたことによるもの。

 フジテレビによると、25日夜に所属事務所・ホリプロを通じて本人から出演辞退の申し出があったというが、スキャンダルを受けての事実上の降板といっていい。登坂アナはこの日、コメントを発表。

「報道内容については、身に覚えのないことも多く、困惑するような内容で非常に残念ではありますが、大事な新番組を傷つけることは本意でなく、自ら身を引く潔さも大切と思い至るようになりました」と説明した。

 フジテレビは、2年前にも夜の情報番組『ユアタイム』に、ショーンKことショーン・マクアードル川上氏の起用を発表しておきながら、経歴詐称疑惑が浮上し、土壇場で降板させた苦い経験がある。

 ショーンKの二の舞いという結果に、業界からは「きちんと身体検査したのか?」と厳しい声が上がっているが、フジテレビだけに批判が集中するのも……。スポーツ紙記者の話。

「登坂アナの身体検査を行っていたのは、フジだけではなく、所属事務所のホリプロもです。フジの大事な新番組に起用させるのだから、まずは事務所がチェックするのが当たり前。ホリプロも、登坂アナのNHK時代の醜聞は耳にしていたが、本人と面談し、事情聴取した結果、『シロ』と判断した。それで、フジに『本人は大丈夫と言っている』と説明しプッシュした結果、全然大丈夫ではなかった(笑)。ホリプロはホリプロで、フジに大きな貸しを作ってしまったことになる」

“文春砲”を食らい、キャスターとして致命的なダメージを負ってしまった登坂アナ。ホリプロは今後も、同アナのマネジメントを続けると表明しているが、大きな仕事に恵まれることはしばらくなさそうだ。

フジ、『ジャンクSPORTS』復活で初回10.6%も「新企画ないわけ?」「浜田の汚点」と不安視

 約8年ぶりにレギュラー番組として復活した、フジテレビのスポーツバラエティ番組『ジャンクSPORTS』。1月28日に放送された初回は平均視聴率10.6%(ビデオリサーチ調べ/関東地区、以下同)を獲得し、好調な滑り出しとなった。

 MCは前身番組から変わらずダウンタウンの浜田雅功が務めており、視聴者からは「スポーツ好きには良い番組だよね」「浜ちゃんの作る空気が面白いから最後まで見られる」と歓迎ムードが広がっている。

「同番組は2000年4月、毎週火曜午後11時の放送枠でスタートしました。スポーツバラエティ番組として人気を博し、04年1月には日曜のゴールデンタイムに昇格。10年3月のレギュラー放送終了後も、不定期でスペシャル番組が放送されるなど、安定した人気を誇っています。今回の再スタートは3時間スペシャルで、NHK大河ドラマ『西郷どん』や『モヤモヤさまぁ〜ず2』(テレビ東京系)、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)など強敵ひしめく中で2ケタ発進をマークしており、『こういうスポーツ番組を待ってた』『内容が安定してる』と視聴者ウケも上々でした」(芸能ライター)

 しかし、これまでのフジテレビの戦績を慮り、先行きを不安視する声も。

「日曜午後7時からのレギュラー放送枠は、これまでに『フルタチさん』や特番スタイルの『ニチファミ!』が放送されていました。しかし視聴率は奮わず、『フルタチさん』に至っては開始から1年も持たずに終了。『フジにとって「ジャンク」は最後の切り札か』『復活はうれしいけど、これでダメだったらフジは終わるな』『競合の多い日曜ゴールデンに持って来ず、月9の代わりにすれば良かったのに』と、フジの番組編成に不安を覚えるファンも多いんです」(同)

 また、浜田が一流アスリートたちとともにクロストークを繰り広げるというスタイルは従来通りのため、番組のマンネリ化も危惧されている。

「浜田がぐいぐいとアスリートに絡んでいく姿が魅力の1つになっていますが、中には『ゲストによって、視聴率の上下が激しそう』『視聴率で叩かれて、浜ちゃんの汚点にならなきゃいいけど』という意見も。2020年には東京五輪が控えていることもあってか『今回は長続きしてほしいなぁ』『五輪スポーツを盛り上げる役目も果たしてくれたらいいね』などの要望も見られました」(同)

 数年前から低迷の続くフジテレビ。視聴者離れに拍車がかからないよう、魅力的な新番組作りに挑み続けてほしい。

登坂淳一アナ“セクハラ報道”で「第2のショーンK」に! ホリプロの必死の圧力・報道規制も実らず……

 4月からメインキャスターを務める『プライムニュース』(フジテレビ系)を前に、「麿」のニックネームで親しまれている元NHKの登坂淳一アナにセクハラ問題が報じられ、番組からの降板が決まった。フジテレビによると「本人から出演を自粛したい申し出があったので、その意向を尊重した」という。

 しかし、その直前まで登坂アナ所属のホリプロが全力の抵抗をしていたことを、キー局の人気情報番組のディレクターが明かしている。ある情報番組は「このネタを扱わないよう、圧力をかけられていた」というのである。

「以前、ショーンKが降板騒動を起こした際には各局がそのニュースを扱いましたし、ライバル局のアナウンサーのゴシップはおいしい話なので、今回も扱うものと思っていたら、まさかのNGだったんです。芸能担当の上から『これには触れるな』と、ハッキリお達しがありました。ホリプロから『無視しろ』と言われたそうです」(同)

 しかし、モラルが問われる不倫ゴシップと違い、被害者が存在するセクハラは社会問題でもあり、一部メディアでは「ショーンKのように事前降板か」という見通しも立っていた。

 登坂アナは、公家のような上品なルックスから“NHKの麿”と呼ばれて親しまれ、将来のエースアナとみられる位置にいたが、近年は地方局を転々として全国ネットでの出演が激減。これが一部で「女性問題があったようだ」と報じられていた。

 今回、「週刊文春」(文藝春秋)が具体的に伝えたのは、登坂アナが北海道のローカルニュースでキャスターを務めていた2011年の事件だった。居酒屋で同席した新人の女性キャスターに関係を迫り、トイレに逃げた彼女を追って強引にキスしようとしたり、スカートをまくり上げて下半身に手を伸ばすなどしたという。女子アナは弁護士らに相談の上、局に被害を報告。登坂アナは厳重注意を受け、大阪へと異動になった。

 これが事実なら、セクハラというより強姦未遂のような犯罪行為にも思えるが、登坂アナはその後にNHKを退社してフリーとなり、大手のホリプロに所属。そこで決まったのが、フジテレビの新番組メインキャスターという大仕事だった。「元気の出る放送を温かくお届けしていきます」と抱負を述べていたが、キャスターとして、今回のセクハラ報道を無視し続けるわけにはいかなかったようだ。

「でも、ホリプロがかなり強気で守る姿勢を見せていたので、業界内では、何事もなく番組がスタートするのではと見られていた」と前出ディレクター。

フジテレビは、かつて夜のニュース番組のメインキャスターに決まっていた経済コンサルタント、ショーンKの経歴詐称が報じられ、番組開始直前に降板するという事態に見舞われた。登坂アナが二の轍を踏まないよう、事務所は徹底ガードの方針を取っていた。

 しかし、いま欧米では芸能界やスポーツ界を中心にしたセクハラ告発がムーブメント化し、大きな社会問題となっている。女性たちが勇気を出して声を上げることを世間が後押ししている社会風潮の中で、日本のテレビ局が看板の報道番組でセクハラ問題を抱えたアナウンサーを起用することには風当たりも強かった。

 ただ、セクハラ被害者の相談にも乗るメンタルカウンセラーの野村高一氏によると「日本では男尊女卑の風潮があり、力を持った年上男性による若い女性へのセクハラ問題に甘いところもある上、特にテレビのような強いメディアでは、コネや癒着といった体質が受け継がれていて、セクハラ問題は封印される傾向が強い。世間にも、こうした告発が起こると、被害者を非難する人もいる」という。

 人気キャスターのセクハラ問題について、社会がどの程度に問題視するのか。あるいは大手芸能プロが強引に押し切るのかに注目が集まったが、結局は登坂アナ本人が白旗を揚げる結果となった。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

スポンサー総撤退の危機!? フジテレビ「月9」「月10」がひどすぎる……

 フジテレビの看板ドラマ枠「月9」の低迷が続いているが、その後番組「月10」枠も加えて、同局は深刻な爆弾を抱えてしまったようだ。

「月9」は、2016年1月期『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(有村架純、高良健吾主演)が平均9.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、2ケタを割り込んだのをきっかけに不振に拍車が掛かった。同4月期には、“高視聴率男”と呼ばれていた福山雅治を主演に起用した『ラヴソング』を放送したが、8.5%とまさかの大爆死を喫した。

 その後も1ケタ台は続き、17年1月期『突然ですが、明日結婚します』(西内まりや主演)は6.7%まで落ち込んで、「月9」歴代ワースト視聴率を更新。同4月期の『貴族探偵』は、嵐・相葉雅紀が主演を務めるとあって期待されたが、これまた8.6%とズッコケて、打ち切り説もチラついた。

 しかし、同7月期『コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-3rd season』(山下智久主演)が14.6%の高視聴率を獲得し、なんとか窮地を脱した。ところが、同10月期『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(篠原涼子主演)は6.7%と大爆死して、勢いに乗れず。

 そして、迎えた今期、極めて前評判が低かった『海月姫』(芳根京子主演)が15日にスタートしたが、初回8.6%、第2話6.9%と予想通りの低調ぶりで、『突然ですが』のワースト記録を塗り替えかねない発進となった。

 フジにとって、さらに深刻なのは、その後番組の「月10」枠。いうまでもなく、同枠では16年12月まで『SMAP×SMAP』をオンエアし、全盛期には「月9」同様、当たり前のように20%超えを果たしていた。17年1月から、後継番組として、フットボールアワー・後藤輝基、田中みな実アナ、DAIGOがMCを務める『ちょっとザワつくイメージ調査 もしかしてズレてる?』を放送開始したが、「月9」以上の低空飛行で、5%割れどころか、3%台を連発。同番組はわずか1年で終了の憂き目に遭い、昨年12月25日の最終回は4.5%で、寂しく幕を閉じた。

 その後継番組として、『海月姫』初回と同じ15日に、『世界の村のどエライさん』がスタートした。同番組は、世界の片隅で暮らす村人たちの幸せの秘密に迫るもので、村人たちの幸せのために人生を捧げる人物(どエライさん)を探し出して密着する内容。“売り”は俳優・山崎育三郎がバラエティ初MCにチャレンジする点で、そのほか、千鳥、高見侑里アナが進行を務めている。

 だが、制作するカンテレ(関西テレビ)の期待もむなしく、初回は4.1%と壮絶爆死。第2回は3.3%まで下げてしまい、早くも“風前のともしび”となってしまった。初回の低視聴率を受け、カンテレ・福井澄郎社長は、19日の定例会見で、「少し時間がかかるかもしれないが、企画としては悪くない」と呑気な発言をしたが、新番組が始まったばかりにもかかわらず、この関心度の低さは致命的だ。

 22日の「月9」と「月10」視聴率を単純に平均すると5.1%という低さで、プライム帯の数字としては断崖絶壁に立たされたといってもよさそうだ。

「やはり視聴率は前後の番組で連動します。いい例が、日本テレビ・日曜ゴールデン帯の『ザ!鉄腕!DASH!!』『世界の果てまでイッテQ!』『行列のできる法律相談所』や、TBS・金曜ゴールデン帯の『爆報!THE フライデー』『ぴったんこカン・カン』『中居正広の金曜のスマイルたちへ』のラインです。それぞれの番組が人気があって、かつ相乗効果で高視聴率を得ています。逆に、フジの月曜夜は、8時台の『痛快TV スカッとジャパン』を含め、不人気番組が続き、縦の並びの悪さで、なおさら数字を落としている印象です。事実、『月9』で『コード・ブルー』が放送されていた頃は、『もしズレ』もそこそこの視聴率を出していました。『月9』ドラマの数字が悪いから、『月10』も悲惨な視聴率に終わっているのでしょう。このままなら両枠とも、スポンサーがこぞって撤退する可能性もありそうです」(テレビ誌関係者)

 始まったばかりの『どエライさん』は、コンセプトがしっかり固まっているだけに、リニューアルするにしても、キャストを入れ替えるくらいしか手立てはなさそう。さもなくば、早期に打ち切るしかないだろう。カンテレでは、『スマスマ』の後番組に、若手ジャニーズの冠番組も検討したようだが、流れてしまった。昨年10月より、TBS系が同時間帯で。関ジャニ∞の『ペコジャニ∞!』をスタートさせてしまったため、現状ではジャニーズの番組を放送することは不可能だ。

 フジは「月9」のみならず、「月10」枠も真剣にテコ入れを図らない限り、この時間帯の視聴率不振から脱することはできそうにない。
(文=田中七男)

「プライド高すぎ!」アジアン・隅田、失恋話を暴露も“お見合い否定”に視聴者ドン引き

 1月23日、『踊る! さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出演したアジアン・隅田美保。「婚活に専念したい」という理由でしばらく休業していた隅田だが、今回は約3年ぶりにバラエティ番組に出演。婚活中の失恋エピソードを披露した。しかしネット上には、「この人は何がしたいんだろう」「婚活がうまくいかないのは、容姿だけの問題じゃない気がしてきた」といった冷ややかな声が上がっている。

 隅田は、明石家さんまに「ブスイジりをやめてほしい」と訴えた経緯があり、また、こうしたイジりにより、“ブスキャラ”が浸透したことで婚活が難航していると考えて、テレビから距離を置いた経緯があるだけに、さんまはそれを踏まえ「帰ってきたかあ」と番組冒頭で歓待。そして、隅田は、婚活でテレビ出演を控えている間もまったく彼氏ができなかった状況を明かした。

「 “ブスキャラ”を捨てて結婚したかったという隅田は、テレビを休んでいる間ウェイトレスの仕事もしていたようですが、『自然に出会って自然に恋に落ちたかった』ためにお見合いや合コンはせず。そんな隅田が“真面目で自分のタイプ”というイケメン店員と出会い、LINEやメールアドレスを聞き出そうとするも断られて撃沈してしまったエピソードを披露しました」(芸能レポーター)

隅田にとっては“捨て身”の失恋話。しかし、お見合いや合コンを度外視する隅田の“婚活スタイル”は、出演者から説教を受けてしまうことに。

「さんまからは出会い系サイトやお見合いを提案され、共演者の石原良純は『道でポンとぶつかるとか、定期落としたとかでしょ? そんなんあるわけねぇじゃん』と隅田の考え方を真っ向から否定。相方の馬場園梓からも、身近なところで出会いを求めるから、目先にいる人を恋愛対象にしていると指摘されていました」(同)

ネット上でも「お見合いも婚活パーティーも、よくできた仕組みなのにね」「お見合いや合コンを下に見ている時点で、プライドだけは高いっていうイメージ」などの呆れた声が散見され、結婚に対して夢見がちなイメージを強く植え付けてしまう形に。

さんまからは「お前、人生では馬場園より重いぞ」と、新たに“重い女イジり”を受けてしまった隅田だが、果たして婚活は実を結ぶのだろうか。