“炎上提供番組”と化した『ワイドナショー』松本人志を担ぎ上げたフジテレビの罪

 放送するたびに炎上案件を提供しているのが、フジテレビ系『ワイドナショー』(毎週日曜午前10時)。2月18日放送回でのネットカフェ難民特集に対する松本人志のコメントも、ネット上で議論の対象となった。

 この回では、ネットカフェに寝泊まりしながら、その日暮らしをしているネットカフェ難民を特集。松本は、定職に就かずネットカフェでの生活を続ける人々に対し、「若干イライラしている」「ちゃんと働いてほしい」とコメントし、さらに「路上なら頑張るんじゃないかな」とネットカフェという環境が“甘え”につながっているのではないかという持論を展開した。

 そんな松本の発言に対し、ネット上では「日本の現実的な社会を理解できいてない」「『無知は罪』のいい見本」などのコメントが殺到。現代日本の貧困問題について、あまりに現実を知らなすぎると批判されている。

 昨今の松本に対して、嘆きの声は少なくない。マスコミ関係者はこう話す。

「『ワイドナショー』は、あくまでも芸能人が個人的意見を発信するというコンセプトなので、無知のまま話してもOKということなのでしょう。しかしながら、それで損をするのは発言した本人。実際問題として松本は自分の無知をさらけ出し、どんどん評価を下げています。無知なりに面白い意見でも出ればいいのでしょうが、残念ながらそうはなっていない。もしも、私が松本のスタッフだったら、今すぐ番組をやめるか、それともしっかり予習をするかのどちらかを提案しますが、どうやら今の松本の周囲には、そういうことを言えるスタッフもいないのでしょう」

 そもそもお笑い芸人ならば、バラエティー番組でこそ活躍すべきであり、報道番組や情報番組、ワイドショーなどに出る必要はないのでは? そんな声も聞こえてきそうだ。テレビ番組制作会社関係者は、こう話す。

「確かに、バラエティー番組に勢いがあった20年前くらいであれば、芸人はバラエティー番組だけに出ればよかった。でも、バラエティー番組の勢いがなくなり、情報番組などが増えていく中で、芸人がテレビの世界で生き抜いていくためには、お笑いだけではなく、コメンテーターなどもしなくてはいけなくなってきた。だから、今はワイドショーでも芸人のコメンテーターが多いし、まったくお笑い要素がないような情報番組のパネラーにも芸人が呼ばれるようになってきたわけです。中堅芸人クラスは、そういった状況を理解しているから、しっかり予習した上でワイドショーにも出ていますが、松本クラスになると、そうもいかないということなのでしょう」

 松本の無知に問題があるのはもちろんだが、そんな松本に社会問題を斬らせようとするフジテレビ側にも問題があるとの指摘も。

「社会問題について完全な素人である松本をトップに置いて番組を構成すれば、偏りが出てしまうのは当然のこと。本当なら、松本に対して正しい知識を教えることができる識者などを立てるべきなんですが、それをしっかりやらないのは制作サイドの怠慢といえるでしょう。おそらく考え方としては“バラエティー寄りの報道番組”ではなく、“社会問題を扱うバラエティー番組”なのかもしれない。世の中の事象をしっかり伝える自覚が足りないから、無駄な炎上を導いてしまうのではないでしょうか」(同)

 松本と安倍首相が会食したことも報じられ、何かと保守に偏りすぎているとの指摘も多い『ワイドナショー』。これ以上、おかしな方向へ進まなければいいが……。

「男気ジャンケン」が失った勝負論を描写してみせた『水曜日のダウンタウン』“勝ちたくない競技者”が持つ独特の闘志

 3月終了が決定している『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の人気企画に「男気ジャンケン」がある。ジャンケンで勝った者は、敗者の分を含む代金を支払うのだが、内心では勝ちたくない。大枚をはたきたくない。だけど、男気のない行動(支払いを渋る、商品を欲しがらない等)を取るとケツバットされてしまう。

 勝ちたくないジャンケンがあり、勝てば喜ぶフリが義務付けられる。でも、本心では是が非でも負けたい。そんな裏腹な心理を映し出すことが、この企画の狙いだった。

 しかし、次第にそのコンセプトは薄れていった。ほとんど、ただのジャンケンになってしまったのだ。太鼓の音が鳴る前はOKだが、叩かれて以降の男気なき態度は厳禁となる新ルール「男気タイム」が導入されるなど対策は取られたものの、結局、「勝ちを嫌がる」心理描写はないがしろにされていく。単に、支払いの権利を争うためのジャンケンへと意味合いは変わってしまった。

 

■試合に負けるため、秘策を出し合うワッキーと内藤大助

 

 そんな中、本気で勝ちを嫌がる者同士の勝負を目にすることとなる。成し遂げたのは、2月21日放送『水曜日のダウンタウン』(TBS系)。今回、同番組が検証を行ったのは「お互い負けるよう指示された八百長対決 逆に目が離せない接戦になる説」であった。

 まず用意されたのは、TBSお得意のスポーツ特番。身体能力に自信を持つ芸能人を揃え、アスリートとしての資質を競わせる趣旨だ。

 この偽番組の予選に臨むのは、ペナルティのワッキーと内藤大助。何も知らぬ両者は、ビーチフラッグスによる決戦に備え意気込んだ。……が、試合直前にマネジャーから「決勝の日程が他の仕事で埋まっている」と打ち明けられる。バッティングを避けるため、負けを選ばなければならない。勝てば、ダブルブッキングになってしまう。

「相手は勝つ気マンマンだから負けるのは簡単」、そんな風にお互いが考えていたはずだ。実は、密かに2人とも負ける気マンマンなのだけれども。

 そして、両者の“勝ち気”ならぬ“負け気”は交錯する。スタートの合図が鳴るや、速攻で転倒するワッキー。それに気付いた内藤は、フラッグとは全く違う方向へダイブして挽回する。だが、ワッキーはさらにその上を行く。またしても転倒し、内藤にフラッグを独り占めさせるのだ。

 あまりにもわざとらしいと、スタッフは不信感を抱く。負けるならば、本当っぽくやらなければいけない。白々しさを避けるため、内藤は観念してフラッグを掴んだ。ビーチフラッグスは内藤の勝利! ワッキーは試合に負けて勝負に勝った。

■試合に勝利してしまい無念の表情のなかやまきんに君

 

 競技がアームレスリングになると、もっと面白い。「負け」をつかみ取りたい2人のアスリートの思惑が、理想的な形でつばぜり合いへ昇華するのだ。

 この試合に臨んだのは、ボビー・オロゴンと、なかやまきんに君。力自慢の2人は自分が負けるため、相手の手をグリップしたまま自分の方へ引き寄せた。押せば勝つから、負けるために引く。というか、そもそも腕相撲で引く人間などいないはずだが。

 しかし、今回は2人とも引いている。ついには両者のグリップが解け、ボビーときんに君のハンドは宙を泳いだ。引きたい両者の闘志が弾けすぎた結果だ。

 最終的にはパワーで上回ったボビーがきんに君の手を引き切り、見事に敗北。収録日に予定が埋まっているはずの決勝に勝ち進んだのは、なかやまきんに君であった。ここで「クソー!」と悔しがるフリをするボビーの芝居が完璧である。彼は趣旨を忘れていない。勝ったのに無念の表情を浮かべるきんに君とは対照的だ。

 この要素こそが「男気ジャンケン」にはなかった。本来なら嫌がって然るべきの「奢る」という行為なのに、誰も腰が引いていない。普通に男気を見せるだけになってしまっている。

 一方、「負け」を手にするため競技者がさまざまな策を講じた『水曜日のダウンタウン』。勝負論があるからこそ、緊迫感と笑いどころが鮮明になった。ひねりを利かせた笑いを見事に成就させている。

 それにしても世間がオリンピックに熱中している中、堂々とテーマに「八百長」を取り上げるTBSの制作陣には脱帽だ。
(文=寺西ジャジューカ)

ダイエット番組に見るテレ東と日テレの違い……テレ東は、お家芸だった「参加者への負荷」手法を捨てた!?

 いつの世も「痩せたい」と願う人は後を絶たない。肥満体型になると見た目が気になるし、健康的にもリスクが出てきがちだ。

 でも、そう簡単には痩せられない。中には、生活習慣そのものから改善を図るダイエット合宿に臨む人もいるだろう。

 これを、そのまま番組にする手法がテレビ界にはある。厳しいトレーナーが目を光らせ、参加者に負荷(食事制限やトレーニング)をかけ、ダイエットの成功を目指す。バラエティとして鉄板の内容である。

 

■徹底的な負荷の反動で感動を呼ぶ日テレの手法

 

 日本テレビで不定期放送されている特番『ダイエット・ヴィレッジ』は、その典型だ。昨年11月に放送された第6弾には、個性豊かな面々が合宿に参加した。動きに支障があるため日常生活でマジックハンドが手放せない者。1日に唐揚げを48個食べる者。弱った肝機能がアンモニアを処理しきれず、酸っぱい臭いの汗が出てしまう者。肥満が原因で流産してしまった者。

 合宿が進むにつれ、期待通りの展開が訪れる。トレーナーの厳しい指導にキレて参加者が逃げ出そうとしたり、やる気のない仲間にブチキレて殴りかかる者が現れたり、トレーニングをさぼる仲間の監視を買って出る“リーダー気取り”が空気を悪くしたり……。

 こうしたギスギスの末に目標を達成するから、視聴者は感動する。日々のゴタゴタを覗き見するハウスショー的な要素と感動のエンディング、一気に両者が楽しめる魅力的なプログラムだ。

 

■『ASAYAN』が本家だった、負荷を楽しむ手法

 

 そして、2月19日に放送された『ダイエットJAPAN』(テレビ東京系)。どうにも期待してしまう。合宿で参加者に強烈な負荷をかけ、人間模様を楽しむのは同局のお家芸だからだ。『ASAYAN』(テレビ東京系)でのモーニング娘。オーディション合宿と、この手のバラエティの楽しみ方は、ほぼイコールの関係にある。

 しかし、今回はどうやら毛色が違ったよう。まず、参加者が日本人ではない。脂ギトギトの食生活が一般的なサモア、糖質まみれのメニューが人気の南アフリカから4人のおデブちゃんをスカウトし、日本で合宿させるのだ。

 番組は、彼らをどうしようというのか? 厳しいトレーニングを課したら、国際問題になりかねない。……大丈夫である。ダイエットの手段は「和食」であった。

 我々からすると、なんの変哲もない鯖の塩焼きや、かけそば、湯豆腐を食して「たまらない!」と驚愕する異国のおデブちゃんたち。普段よりも明らかにボリュームは少ないはずだが、箸で食べるのでスピードがゆっくりになり、満腹中枢が刺激されて量が抑えられる。ただでさえ低カロリーの和食に“スピード”“少量”“美味しさ”といった要素を加え、減量とモチベーションに拍車をかけている。

 もちろん、ハウスショー的な要素も盛り込んである。今回の合宿に参加した男性フリーカメラマンのパバロ(25歳)は、南アフリカの良家で育った問題児だ。街へ繰り出すや、ロケ中にオーストラリア人女性を勝手にナンパし始める自由っぷり。貴乃花考案のエクササイズ「シコアサイズ」をやり終えるや、窓を開けて「タカノハナ、見てるかー!」と絶叫する不遜っぷり。

 番組は、次第に彼へフォーカスし始める。

 起こるトラブルの種類は、日本人も外国人もそう変わらない。なぜかパバロ、合宿中に体重が増加することがあるのだ。確かにダイエットに停滞期はつきものだが、パバロは他の3人に比べ体重が減らなすぎる。

 探偵を雇って追跡すると、なんのことはない。隙を見て彼はコンビニに行き、小遣いでスイーツ(ハーゲンダッツやスニッカーズ、アルフォートなど)を購入していた。さすがは、お金持ち……。「ウォーキングだよ」とバレバレのウソをつき、部屋からコンビニのレシートやスニッカーズの袋が見つかる脇の甘さからも、両親に溺愛された甘えん坊気質が表れている。

■「負荷」にこだわる日テレと、いち早く「負荷」を捨てた本家・テレ東

 

 番組は、参加者4人を積極的に日本文化に触れさせている。冬服を求めSHIBUYA109へ繰り出したり、京都の旅館で大浴場を初体験させたり、凧揚げで走り回らせたり。

 なるほど、『ダイエットJAPAN』とは言い得て妙。この番組は、賛否両論ある「日本上げ」(外国人に「日本はスゴい!」と言わせる)に「ダイエット」をかけ合わせたコンセプトのようだ。

 そして、クライマックス。和食生活を貫くことで、おデブちゃんたちはダイエットに成功したのか? パバロが体重計に乗ると、2カ月前は180.7kgだった体重が153.7kgに落ちていた。なんと、マイナス27.0キログラム!

「買い食いをやめてから一気に追い上げたんだよ!」(パバロ)

 もっとスゴい奴がいる。来日時は182.9kgあった元柔道サモア代表のデレックは、34.6kg減の148.3kgになっていた。参加者4人が2カ月で落とした合計体重は、105.3kg!

 ついに、別れの時がやって来た。空港の発着口で別れを惜しみ涙する、参加者とスタッフたち。もはや、訳がわからない。“ダイエットもの”なのか“ハウスショー”なのか“日本上げ”なのか“感動ドキュメント”なのか。過多な情報を詰め込み、ごった煮することで、番組をむりやり面白く仕上げている。

 そして、このごった煮から“負荷”の要素は外してあった。

「参加者にハードな負荷をかける」という手法を、“本家”とも言えるテレ東がいち早く捨てた事実は興味深い。昨年11月『ダイエット・ヴィレッジ』での日テレの方法論が未だ印象に残っているので、差異は余計に鮮明だった。
(文=寺西ジャジューカ)

ダイエット番組に見るテレ東と日テレの違い……テレ東は、お家芸だった「参加者への負荷」手法を捨てた!?

 いつの世も「痩せたい」と願う人は後を絶たない。肥満体型になると見た目が気になるし、健康的にもリスクが出てきがちだ。

 でも、そう簡単には痩せられない。中には、生活習慣そのものから改善を図るダイエット合宿に臨む人もいるだろう。

 これを、そのまま番組にする手法がテレビ界にはある。厳しいトレーナーが目を光らせ、参加者に負荷(食事制限やトレーニング)をかけ、ダイエットの成功を目指す。バラエティとして鉄板の内容である。

 

■徹底的な負荷の反動で感動を呼ぶ日テレの手法

 

 日本テレビで不定期放送されている特番『ダイエット・ヴィレッジ』は、その典型だ。昨年11月に放送された第6弾には、個性豊かな面々が合宿に参加した。動きに支障があるため日常生活でマジックハンドが手放せない者。1日に唐揚げを48個食べる者。弱った肝機能がアンモニアを処理しきれず、酸っぱい臭いの汗が出てしまう者。肥満が原因で流産してしまった者。

 合宿が進むにつれ、期待通りの展開が訪れる。トレーナーの厳しい指導にキレて参加者が逃げ出そうとしたり、やる気のない仲間にブチキレて殴りかかる者が現れたり、トレーニングをさぼる仲間の監視を買って出る“リーダー気取り”が空気を悪くしたり……。

 こうしたギスギスの末に目標を達成するから、視聴者は感動する。日々のゴタゴタを覗き見するハウスショー的な要素と感動のエンディング、一気に両者が楽しめる魅力的なプログラムだ。

 

■『ASAYAN』が本家だった、負荷を楽しむ手法

 

 そして、2月19日に放送された『ダイエットJAPAN』(テレビ東京系)。どうにも期待してしまう。合宿で参加者に強烈な負荷をかけ、人間模様を楽しむのは同局のお家芸だからだ。『ASAYAN』(テレビ東京系)でのモーニング娘。オーディション合宿と、この手のバラエティの楽しみ方は、ほぼイコールの関係にある。

 しかし、今回はどうやら毛色が違ったよう。まず、参加者が日本人ではない。脂ギトギトの食生活が一般的なサモア、糖質まみれのメニューが人気の南アフリカから4人のおデブちゃんをスカウトし、日本で合宿させるのだ。

 番組は、彼らをどうしようというのか? 厳しいトレーニングを課したら、国際問題になりかねない。……大丈夫である。ダイエットの手段は「和食」であった。

 我々からすると、なんの変哲もない鯖の塩焼きや、かけそば、湯豆腐を食して「たまらない!」と驚愕する異国のおデブちゃんたち。普段よりも明らかにボリュームは少ないはずだが、箸で食べるのでスピードがゆっくりになり、満腹中枢が刺激されて量が抑えられる。ただでさえ低カロリーの和食に“スピード”“少量”“美味しさ”といった要素を加え、減量とモチベーションに拍車をかけている。

 もちろん、ハウスショー的な要素も盛り込んである。今回の合宿に参加した男性フリーカメラマンのパバロ(25歳)は、南アフリカの良家で育った問題児だ。街へ繰り出すや、ロケ中にオーストラリア人女性を勝手にナンパし始める自由っぷり。貴乃花考案のエクササイズ「シコアサイズ」をやり終えるや、窓を開けて「タカノハナ、見てるかー!」と絶叫する不遜っぷり。

 番組は、次第に彼へフォーカスし始める。

 起こるトラブルの種類は、日本人も外国人もそう変わらない。なぜかパバロ、合宿中に体重が増加することがあるのだ。確かにダイエットに停滞期はつきものだが、パバロは他の3人に比べ体重が減らなすぎる。

 探偵を雇って追跡すると、なんのことはない。隙を見て彼はコンビニに行き、小遣いでスイーツ(ハーゲンダッツやスニッカーズ、アルフォートなど)を購入していた。さすがは、お金持ち……。「ウォーキングだよ」とバレバレのウソをつき、部屋からコンビニのレシートやスニッカーズの袋が見つかる脇の甘さからも、両親に溺愛された甘えん坊気質が表れている。

■「負荷」にこだわる日テレと、いち早く「負荷」を捨てた本家・テレ東

 

 番組は、参加者4人を積極的に日本文化に触れさせている。冬服を求めSHIBUYA109へ繰り出したり、京都の旅館で大浴場を初体験させたり、凧揚げで走り回らせたり。

 なるほど、『ダイエットJAPAN』とは言い得て妙。この番組は、賛否両論ある「日本上げ」(外国人に「日本はスゴい!」と言わせる)に「ダイエット」をかけ合わせたコンセプトのようだ。

 そして、クライマックス。和食生活を貫くことで、おデブちゃんたちはダイエットに成功したのか? パバロが体重計に乗ると、2カ月前は180.7kgだった体重が153.7kgに落ちていた。なんと、マイナス27.0キログラム!

「買い食いをやめてから一気に追い上げたんだよ!」(パバロ)

 もっとスゴい奴がいる。来日時は182.9kgあった元柔道サモア代表のデレックは、34.6kg減の148.3kgになっていた。参加者4人が2カ月で落とした合計体重は、105.3kg!

 ついに、別れの時がやって来た。空港の発着口で別れを惜しみ涙する、参加者とスタッフたち。もはや、訳がわからない。“ダイエットもの”なのか“ハウスショー”なのか“日本上げ”なのか“感動ドキュメント”なのか。過多な情報を詰め込み、ごった煮することで、番組をむりやり面白く仕上げている。

 そして、このごった煮から“負荷”の要素は外してあった。

「参加者にハードな負荷をかける」という手法を、“本家”とも言えるテレ東がいち早く捨てた事実は興味深い。昨年11月『ダイエット・ヴィレッジ』での日テレの方法論が未だ印象に残っているので、差異は余計に鮮明だった。
(文=寺西ジャジューカ)

『アッコにおまかせ!』『TVタックル』も危ない!? 『ウチくる!?』打ち切りで“日曜昼”に大激震!

 激しい視聴率戦争が繰り広げられるテレビ界において、長く無風地帯といわれてきたのが日曜日の昼。しかしフジテレビが『ウチくる!?』の打ち切りを決めたことが、他局にも影響を及ぼしそうだ。

『ウチくる!?』の終了は、2月11日放送分で発表された。同番組は「うちくる?」「いくいく~」というキャッチフレーズで知られ、毎回迎えるゲストの思い出の地を巡りながら出演者たちがトークを繰り広げるバラエティ番組。司会が中山秀征、歴代アシスタントは飯島愛、久保純子、中川翔子というラインナップで、1999年から続いてきたが、今年3月でその歴史に幕を閉じることになった。

 日曜昼の番組の視聴率が取り沙汰されることはめったにないが、他局も“休日のお昼”の番組作りには頭を悩ませている。テレビ情報誌記者が語る。

「コンマいくつの数字にこだわるテレビ業界ですが、日曜の昼だけは、なぜか聖域のような時間帯になっています。『NHKのど自慢』や、TBSの『アッコにおまかせ!』、テレ朝の『ビートたけしのTVタックル』、フジの『ウチくる!?』と、いずれも“超”の付く長寿番組ばかり。家族でチャンネルを合わせる時間帯だけに、それほど挑戦が求められないのは事実ですが、マンネリと言われても仕方のないラインナップです」

 終了が決まった『ウチくる!?』は19年目、『TVタックル』は、月曜夜の放送開始から数えて29年目、『アッコにおまかせ!』に至っては、今年33年目。しかし、とりわけ数字がひどかったわけでもない『ウチくる!?』の終了が決まったことで、他局にも動きが出てきそうだ。テレビ関係者が語る。

「『TVタックル』はここ数年、迷走が続いています。もともとはゴールデン(月曜21時)でしたが、一旦深夜(月曜23時台)に下がり、2016年4月に日曜のお昼になりました。テレ朝としては、『サンデージャポン』(TBS系)や『ワイドナショー』(フジテレビ系)と同じ系統の番組で勝負したかったのでしょうが、『TVタックル』は長年、月曜の夜に仕事が終えた人が見ていた番組。その印象が強すぎるので、再放送だと思って見ている人もいます。『アッコにおまかせ!』も視聴率は7~8%程度で、肩叩き候補ですが、『TVタックル』は『アッコ』にも負けており、枠移動は大失敗。両番組とも、そろそろ……じゃないですか?」

 今年3月の『めちゃイケ』『みなおか』の打ち切りは大きな話題となったが、たけしやアッコといった重鎮たちも、肩叩きの例外ではなさそうだ。

大流行の散歩番組に意外な苦悩!? いつまでも溶けない都内の雪に“恨み節”のワケ

 現在、テレビ界では、『じゅん散歩』(テレビ朝日系)、『モヤモヤさまぁ~ず2』(テレビ東京系)、『有吉くんの正直さんぽ』(フジテレビ系)など、散歩番組が大流行。各局で制作費節減が叫ばれる中、街をぶらぶら歩くだけの番組は経費節減の優等生だが、スタッフが悩まされているのが「雪」だ。

 今冬は全国的に雪が多く、山形県では4メートルを超える積雪を記録する地域も。東京23区でも1月22日に23センチの積雪があり、日陰には、いまだにその雪が残っている。散歩番組は出演者と素人たちのやりとりが見どころだが、どうしても画面に映り込んでしまう道路脇の雪に、関係者は舌打ちしている。テレビ情報誌の記者が語る。

「通常の散歩番組は、ロケをしてから放送されるまでに1週間以上はかかるもの。『じゅん散歩』は、ロケから放送までに1カ月以上かかっているので、今撮影すると、3月半ばに“雪の東京”を放送することになります。仮に雪が映ってしまえば、『ずいぶん前に撮影してるんだな』ということが視聴者にバレてしまいます。あまりに季節感がズレているのはNGです」

 いつ撮影していようが、番組が面白ければそれでいいような気もするが、あまりに前に撮影したものだとわかると、視聴者が白けてしまうのだとか。『じゅん散歩』に限らず、ロケ番組に雪は大敵だ。番組制作の関係者は明かす。

「散歩番組には、大きく分けて2つのパターンがあります。1つは本当にガチで散歩するもの、もう1つは予め台本があって、それに沿って“散歩している風”に進めるものです。例えば、散歩番組の老舗の『ぶらり途中下車の旅』(日本テレビ系)は後者の代表で、そもそも番組は出演者が1日で旅をする作りになっていますが、実際は撮影に数日かかっています。だから番組をよく見ると、途中で雨が降ったりやんだりする回もあります。ロケ番組は天気予報とのにらめっこですが、何日か撮った後に雪が降ったら、辻褄を合わせるのは大変でしょうね。ましてドラマだったら、スタッフが雪かきをさせられたり、撮り直しになったりすることもあるでしょう」

 お気楽に見える散歩番組だが、裏にはさまざまな苦労が潜んでいるようだ。

テレ東『路線バス旅』のパクリ!? 『帰れまサンデー・見っけ隊』ゴールデン進出が不安視されるワケ

 タカアンドトシが司会を務め、サンドウィッチマンがレギュラー出演する、テレビ朝日系のバラエティ番組『帰れまサンデー・見っけ隊』(日曜午後4時30分~)が、『帰れマンデー・見っけ隊(仮)』(月曜午後7時~)として、4月よりゴールデン帯に進出することが決まった。ところが、早くも先行きを不安視する声が上がっている。

 『帰れまサンデー』は、2016年10月に日曜午前10時からの枠でスタートした。前進は、かつて放送されていた『もしものシュミレーションバラエティーお試しかっ!』のコーナー『帰れま10』だ。だが、日曜の朝からバラエティ番組は不向きだったようで、視聴率は低迷。17年4月に、同枠で『土曜ワイド劇場』のリニューアル番組である『日曜ワイド』が放送開始するに伴い、現在の日曜夕方に移動し、『帰れまサンデー・見っけ隊』に改題した。

 同番組の主な企画は、「無人駅で飲食店を見つけるまで帰れない旅」「秘境路線バスに乗って飲食店を見つける旅」「ばったり出会えるまで帰れない!」の3つで、ゆったりテレビを見ることができる日曜夕方という時間帯もマッチして、視聴率は上昇。昨年10月22日放送回では、番組最高となる14.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。今年1月の平均視聴率も10.9%と好調だ。

 そして2月12日には、ゲストに蛭子能収と夏菜を招いて、『秘境路線バスに乗って飲食店を見っけ隊“白川郷・五箇山の合掌造り”世界遺産の旅』のタイトルでゴールデン帯(午後7時~8時37分)に進出し、10.4%をマーク。裏では、15.4%を獲得した『世界まる見え!大どんでん返しSP』(日本テレビ系)や、平昌五輪の注目種目が放送されていただけに、2ケタ突破は快挙だろう。『見っけ隊』の直後にオンエアされた『中居正広の身になる図書館 愛されマナースペシャル』が6.9%まで急降下したことを考えても、『見っけ隊』の健闘ぶりは大いに評価されてよさそうだ。

「テレ朝では、日曜午後7時に放送している『天才キッズ全員集合~君ならデキる!!~』が低視聴率に沈んでおり、それに代わる番組として『見っけ隊』に目をつけていた。ゴールデン帯で高視聴率を取ったことで、一気にゴーサインが出たのでしょう」(テレビ誌関係者)

 同局では、深夜帯やプライム帯以外の時間帯で視聴率が好調な番組は、すぐゴールデン/プライム帯に昇格させる傾向がある。ところが、ゴールデン/プライム帯に見合う数字が取れなければ、あっさり番組を打ち切って、ファンを失望させている現状があるのだ。

 最近では、『お坊さんバラエティ ぶっちゃけ寺』『しくじり先生 俺みたいになるな!!』などの例がある。現在、同局が頭を悩ませているのが、昨年10月にプライム帯に昇格したばかりの『陸海空 地球征服するなんて』(土曜午後9時57分~)の扱い。同番組は、ナスD(友寄隆英ディレクター)が、世界各地のさまざまな部族に潜入取材をするという企画が人気を博し、放送開始後、わずか半年で深夜からプライム帯に昇格した。

 しかし、ナスDが新たな潜入取材に挑むことはなく、過去の未放送映像を流すだけ。美貌と英語力を駆使して、豪華客船の室内に潜入していたREINAも出演しなくなった。現在はバイきんぐ・西村瑞樹、バッドナイス常田の「激安!いいね!アース」(インスタグラムの公式アカウントに写真を投稿し、翌日朝までに得た「いいね!」数に応じて金銭を受け取り、激安旅を展開する企画)などで、お茶を濁しているものの、視聴率は不振が続いており、このままではいつ打ち切りになってもおかしくない状況だ。

「深夜やプライム帯以外の時間帯で視聴率がいいからといって、ゴールデン/プライム帯でも好調を維持できるとは限りません。視聴者層も変わりますし、プライム帯向きの企画に変更しなければならないですからね。テレ朝は、この手法で失敗して、次々に人気のあった番組を打ち切り、ファンのひんしゅくを買っています。『見っけ隊』が早期打ち切りにならぬことを祈るばかりです」(同)

 テレビ東京系の『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』を「パクった」ともいわれている『見っけ隊』のバス旅企画。本家本元の『ローカル路線バス』は、太川陽介と蛭子の人気コンビが卒業し、視聴率が低迷している。テレ朝は、いっそのこと、12日のスペシャルでゲスト出演した蛭子をレギュラーに据えたらどうだろうか。
(田中七男)

テレ東『路線バス旅』のパクリ!? 『帰れまサンデー・見っけ隊』ゴールデン進出が不安視されるワケ

 タカアンドトシが司会を務め、サンドウィッチマンがレギュラー出演する、テレビ朝日系のバラエティ番組『帰れまサンデー・見っけ隊』(日曜午後4時30分~)が、『帰れマンデー・見っけ隊(仮)』(月曜午後7時~)として、4月よりゴールデン帯に進出することが決まった。ところが、早くも先行きを不安視する声が上がっている。

 『帰れまサンデー』は、2016年10月に日曜午前10時からの枠でスタートした。前進は、かつて放送されていた『もしものシュミレーションバラエティーお試しかっ!』のコーナー『帰れま10』だ。だが、日曜の朝からバラエティ番組は不向きだったようで、視聴率は低迷。17年4月に、同枠で『土曜ワイド劇場』のリニューアル番組である『日曜ワイド』が放送開始するに伴い、現在の日曜夕方に移動し、『帰れまサンデー・見っけ隊』に改題した。

 同番組の主な企画は、「無人駅で飲食店を見つけるまで帰れない旅」「秘境路線バスに乗って飲食店を見つける旅」「ばったり出会えるまで帰れない!」の3つで、ゆったりテレビを見ることができる日曜夕方という時間帯もマッチして、視聴率は上昇。昨年10月22日放送回では、番組最高となる14.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。今年1月の平均視聴率も10.9%と好調だ。

 そして2月12日には、ゲストに蛭子能収と夏菜を招いて、『秘境路線バスに乗って飲食店を見っけ隊“白川郷・五箇山の合掌造り”世界遺産の旅』のタイトルでゴールデン帯(午後7時~8時37分)に進出し、10.4%をマーク。裏では、15.4%を獲得した『世界まる見え!大どんでん返しSP』(日本テレビ系)や、平昌五輪の注目種目が放送されていただけに、2ケタ突破は快挙だろう。『見っけ隊』の直後にオンエアされた『中居正広の身になる図書館 愛されマナースペシャル』が6.9%まで急降下したことを考えても、『見っけ隊』の健闘ぶりは大いに評価されてよさそうだ。

「テレ朝では、日曜午後7時に放送している『天才キッズ全員集合~君ならデキる!!~』が低視聴率に沈んでおり、それに代わる番組として『見っけ隊』に目をつけていた。ゴールデン帯で高視聴率を取ったことで、一気にゴーサインが出たのでしょう」(テレビ誌関係者)

 同局では、深夜帯やプライム帯以外の時間帯で視聴率が好調な番組は、すぐゴールデン/プライム帯に昇格させる傾向がある。ところが、ゴールデン/プライム帯に見合う数字が取れなければ、あっさり番組を打ち切って、ファンを失望させている現状があるのだ。

 最近では、『お坊さんバラエティ ぶっちゃけ寺』『しくじり先生 俺みたいになるな!!』などの例がある。現在、同局が頭を悩ませているのが、昨年10月にプライム帯に昇格したばかりの『陸海空 地球征服するなんて』(土曜午後9時57分~)の扱い。同番組は、ナスD(友寄隆英ディレクター)が、世界各地のさまざまな部族に潜入取材をするという企画が人気を博し、放送開始後、わずか半年で深夜からプライム帯に昇格した。

 しかし、ナスDが新たな潜入取材に挑むことはなく、過去の未放送映像を流すだけ。美貌と英語力を駆使して、豪華客船の室内に潜入していたREINAも出演しなくなった。現在はバイきんぐ・西村瑞樹、バッドナイス常田の「激安!いいね!アース」(インスタグラムの公式アカウントに写真を投稿し、翌日朝までに得た「いいね!」数に応じて金銭を受け取り、激安旅を展開する企画)などで、お茶を濁しているものの、視聴率は不振が続いており、このままではいつ打ち切りになってもおかしくない状況だ。

「深夜やプライム帯以外の時間帯で視聴率がいいからといって、ゴールデン/プライム帯でも好調を維持できるとは限りません。視聴者層も変わりますし、プライム帯向きの企画に変更しなければならないですからね。テレ朝は、この手法で失敗して、次々に人気のあった番組を打ち切り、ファンのひんしゅくを買っています。『見っけ隊』が早期打ち切りにならぬことを祈るばかりです」(同)

 テレビ東京系の『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』を「パクった」ともいわれている『見っけ隊』のバス旅企画。本家本元の『ローカル路線バス』は、太川陽介と蛭子の人気コンビが卒業し、視聴率が低迷している。テレ朝は、いっそのこと、12日のスペシャルでゲスト出演した蛭子をレギュラーに据えたらどうだろうか。
(田中七男)

“フジの元人気ナンバー2”生野陽子アナ “不倫騒動”秋元優里アナのとばっちりでBS落ち!

 かつて、フジテレビでは、加藤綾子アナ(現フリー)に次ぐ人気を誇っていた“ショーパン”こと生野陽子アナが、秋元優里アナの“とばっちり”で、BS落ちすることになった。

 秋元アナは、1月上旬、「週刊文春」(文藝春秋)で、同局プロデューサーとのW不倫スキャンダルが報じられ、担当していた『BSフジLIVE プライムニュース』などの出演を見合わせていたが、このたび、降板が決定。4月から、同番組の担当は、竹内友佳アナが月・火曜、斉藤舞子アナが水曜、生野アナが木・金曜を担当することが決まった。

 バラエティや情報番組で人気を博していた生野アナだが、2014年9月に、同期の中村光宏アナと結婚し、人気が急降下。同年秋から、夕方の『FNNスーパーニュース』のメインキャスターに抜擢を受け、報道での飛躍を期待された。同番組は、15年春、『みんなのニュース』にリニューアルされたが、視聴率が低迷し、生野アナは17年9月いっぱいで降板した。

 現在、生野アナは週末の『FNNみんなのニュース Weekend』『BSフジNEWS』と、隔週放送の『ぶらぶらサタデー 有吉くんの正直さんぽ』に出演しているが、春から『BSフジLIVE』を担当することで、地上波で見かける機会は減りそうだ。

「番組の“格”を落とさないためには、秋元アナと同等の女子アナを起用する必要があるのでしょう。生野アナが報道に向かないのは明らかなんですが、報道向きの人材が局内に乏しいため、やむを得ない人選です。気がつけば、後輩の山崎夕貴アナに抜き去られ、非常に厳しい状況に追い込まれてしまいました。地上波での露出が減ることになれば、さらに人気は落ちていくでしょうね。『BSフジLIVE』は局内で力を入れている番組なんでしょうが、しょせんBSですから」(テレビ制作関係者)

 まだ同局の視聴率が今ほどひどくなかった頃は、加藤アナとの両輪で活躍した生野アナだが、その存在感はますます薄くなりそう。バラエティや情報番組に戻してあげた方が、本人のためになると思うのだが……。
(文=田中七男)

“フジの元人気ナンバー2”生野陽子アナ “不倫騒動”秋元優里アナのとばっちりでBS落ち!

 かつて、フジテレビでは、加藤綾子アナ(現フリー)に次ぐ人気を誇っていた“ショーパン”こと生野陽子アナが、秋元優里アナの“とばっちり”で、BS落ちすることになった。

 秋元アナは、1月上旬、「週刊文春」(文藝春秋)で、同局プロデューサーとのW不倫スキャンダルが報じられ、担当していた『BSフジLIVE プライムニュース』などの出演を見合わせていたが、このたび、降板が決定。4月から、同番組の担当は、竹内友佳アナが月・火曜、斉藤舞子アナが水曜、生野アナが木・金曜を担当することが決まった。

 バラエティや情報番組で人気を博していた生野アナだが、2014年9月に、同期の中村光宏アナと結婚し、人気が急降下。同年秋から、夕方の『FNNスーパーニュース』のメインキャスターに抜擢を受け、報道での飛躍を期待された。同番組は、15年春、『みんなのニュース』にリニューアルされたが、視聴率が低迷し、生野アナは17年9月いっぱいで降板した。

 現在、生野アナは週末の『FNNみんなのニュース Weekend』『BSフジNEWS』と、隔週放送の『ぶらぶらサタデー 有吉くんの正直さんぽ』に出演しているが、春から『BSフジLIVE』を担当することで、地上波で見かける機会は減りそうだ。

「番組の“格”を落とさないためには、秋元アナと同等の女子アナを起用する必要があるのでしょう。生野アナが報道に向かないのは明らかなんですが、報道向きの人材が局内に乏しいため、やむを得ない人選です。気がつけば、後輩の山崎夕貴アナに抜き去られ、非常に厳しい状況に追い込まれてしまいました。地上波での露出が減ることになれば、さらに人気は落ちていくでしょうね。『BSフジLIVE』は局内で力を入れている番組なんでしょうが、しょせんBSですから」(テレビ制作関係者)

 まだ同局の視聴率が今ほどひどくなかった頃は、加藤アナとの両輪で活躍した生野アナだが、その存在感はますます薄くなりそう。バラエティや情報番組に戻してあげた方が、本人のためになると思うのだが……。
(文=田中七男)