西山茉希、離婚直後の結婚記念日に投稿した内容が「違和感しかない」と疑問の声が相次ぐ

 西山茉希が自身のインスタグラムに投稿した内容が話題となっている。西山は先月26日に俳優の早乙女太一(27)との6年間の結婚生活にピリオドを打ち、離婚したことを発表したばかり。

 しかし、その4日に後の30日に西山は「咲いていよう。#雨にふられて#風にふかれて#太陽をあびて 一輪の花として。#それぞれの色で#それぞれの形で 大切な日は変わらない。#創立記念日 #6月30日 おめでとう。ありがとう。」と結婚記念日に家族4人のイラスト共に投稿した。

 この内容にファンからは「結婚記念日だったんですね!」「このイラスト素敵です!」「離婚しても家族は変わらないですもんね」といった声が多く寄せられていた。

 しかし、その一方でネット上からは「違和感しかない。公表するのがわざとらしい」「書く事で、気持ちを整理しているのかね……」「大切なパートナーとかきれいごと言うならなぜ離婚?離婚することは仕方ないと思うけど、へんにキレイにまとめなくていい」といった疑問の声が多く寄せられてしまった。

 離婚の発表時は「やっぱり離婚したか」と以前から予想をしていた人も少なくなかったことで反響を呼んでいたが、今回は離婚直後の結婚記念日に投稿してしまったことが多くの人には理解ができなかったようだ。

『きのう何食べた?』最終話 “あすなろ抱き”される西島秀俊に見た、ドラマ版ならではの肉付け

 6月28日に放送された『きのう何食べた?』(テレビ東京系)の最終話。

“罵声を浴びせられるケンジ”の描写はなくてよかったのか?

 お正月、筧史朗(西島秀俊、以下「シロさん」)の両親に会うため、身支度をする矢吹賢二(内野聖陽、以下「ケンジ」)。普段はラフな服装の彼が選んだのはトレンチコートだった。彼氏の親と会うとき、ウケの良さそうなワンピースを選ぶ乙女の心境か? しかし、いかんせん似合わない。着慣れてないからか、コートに着られてしまっている(内野聖陽は絶対、似合う人のはずなのに……)。

 シロさんの実家に到着すると、ケンジの姿を見てシロさんの両親はフリーズした。緊張のあまり、お土産を紙袋のまま渡すケンジ。父・悟朗(田山涼成)はスリッパ立てごとケンジに手渡している。全員がギクシャクだ。居間へ行き、おせち料理を出されると、ケンジが最初に口にしたのは数の子だった。“コリコリ”と響き渡る咀嚼音の気まずさと言ったら……。

 空気に耐え切れない母・久栄(梶芽衣子)はシロさんを連れて場を外した。自ずとケンジは悟朗と2人きりに。シロさんと久栄は料理を一緒に作ることで正気を取り戻していく。もう、普段の2人だ。では、ケンジと悟朗はどうか? シロさんの卒業アルバムを見ながら悟朗は息子の若き日を振り返った。

「とにかく、よく勉強する子だった。久栄は喜んでたけど、私は内心あきれてたな。高校生だぞ? ほかにやりたいこともあるだろうに、よくもまあそんなに勉強ばっかりするもんだって」

 父があきれるほど勉強して、弁護士になったシロさん。その理由を、悟朗が送ってきたサラリーマン生活を思い起こさせながらケンジは説明した。

「10代の後半なら史朗さん、もう自分が同性愛者だとわかってたと思うんです。俺もわかってましたから。それで俺は、自分の腕一本でやっていける美容師になりたいって思ってました。昔はサラリーマンになると、上司に結婚を勧められたりするって聞いてたし。弁護士は実力さえあれば一匹狼でやっていける。だから史朗さん、弁護士になるって心に決めて勉強してたんじゃないでしょうか?」

 ケンジの言葉を聞きながら、悟朗の顔つきが晴れやかなものになっていった。この人は自分より息子を理解してくれている。「男同士で付き合っている」という視点から「良き理解者が息子と付き合っている」に転換された瞬間だ。いつしか2人は、ちょこんと横並びで座っていた。父はケンジに安堵したのではないか。

 再び食卓に戻った4人。緊張しているはずのケンジも好物の唐揚げを食べ、思わず素が出た。

「う~ん! 外サクサクで、中やわらかぁ~い!」

 ケンジのリアクションを見た久栄が固まっている。

 同性愛を理解しようとするシロさんの両親。でも、どうしても超えられない壁がある。

「君がそういうスーツを着ているということは、家の中で女の格好をしているのは……史朗のほうかね?」(悟朗)

 どちらかが女の格好をするもの、そんな誤解が両親にはあった。トレンチコートを羽織るケンジを見て「うちの子が女装している」と、一度は受け入れた久栄と悟朗。そのショックが玄関での微妙な空気になった。なのに、いきなりケンジからこぼれ落ちたオネエっぽさ。「え、どういうこと!?」と久栄は混乱する。しかし、「家で女装しているのはケンジ」という誤解をケンジが受け入れることで、両親は安心した。ゲイのことをどうしても理解しきれない2人。だけど、息子を愛している。滑稽さと切なさを同時に描いたくだりである。このドラマはシロさん&ケンジというカップルを描くと共に、さまざまな人たちの物語でもあるのだ。

シロさん「本当にスマン! 頭の固い親たちで……」

ケンジ「いいよ、いいよ。それでご両親がちょっとでも安心できるならいいじゃない。そんなことより俺、夢みたい。恋人の実家に遊びに行って、親御さんとごはん食べる日が来るなんて……。だって、俺には、そんな日が来るなんて、永久にないと思ってたもん。もう、俺ここで死んでもいい(泣)」

シロさん「何言ってんだ。死ぬなんて、そんなこと言うもんじゃない。食い物、油と糖分控えてさ、薄味にして、腹八分目で、長生きしような俺たち」

 シロさんの言葉がプロポーズみたいだ。しかも、ちゃんと食に結び付けた形で幸せを誓っている。

 実は、原作では涙するケンジを抱きしめるシロさんを通りすがりの人が発見し、「キモい」「死ね」と罵声を浴びせ掛けている。ゲイへの偏見を表した、かなり重要な描写だ。ドラマでもこれを入れたほうがよかったか、放送後、ファンの間で意見は分かれた。筆者は入れなくてよかったと思っている。このエピソードが原作で描かれた時期と比べ、時代は動いた。もう、この場面がしっくり来ない社会になった。結婚して子どもを産んで孫を授かって……という2人じゃなくても、慎ましい幸せをかみ締めながら生きていける。そんな前向きさを描くだけで、もう十分だと思うのだ。

 中村屋で買い物をしているシロさんとケンジ。ごんべんのつゆと低脂肪牛乳が激安になっていることに、シロさんは感激した。

「ありがとう、中村屋。最高です! 今年も通わせてもらいます」(シロさん) 

 きっと今までなら心の声としてナレーション処理していたはずなのに、声に出してお礼を言うシロさん。明らかに変わってきている。

 ケンジの誘いで、駅の近くのカフェへ行った2人。店内は女性客ばかりだ。男2人客のシロさんとケンジは、周囲から注目を浴びてしまった。シロさんが居心地悪くしていないか気にするケンジ。一方のシロさんは平然としている。

「いいかげん、もういいかなあと思って(笑)」(シロさん)

 かつては2人で商店街を歩くのも嫌がっていたはずなのに、回を追うごとシロさんを覆う壁が1枚ずつ剥がされていった。「大きいほう食えよ」と、ケンジに大きいスコーンを渡すシロさん。ただ、長生きするためにスコーンにクリームを付けないのが2人流だ。

 自宅に戻ったシロさんはケンジに髪をカットしてもらう。これは漫画の第1話に描かれたエピソードである。1話から12話にかけ次第に変わっていたシロさんが、原作1話につながっていくという構成がニクい。

「俺も相方としては、なるべくお前にはハッピーでいてほしいと思ってんだよ。だから、お前が幸せ感じるなら、これからはカフェぐらい何度でも付き合うよ」(シロさん)

 ケンジがハッピーでいることを望むシロさん。激安商品に感激するシロさんを見るケンジも幸せそうだった。結局、2人はパートナーの幸せを自分の幸せとイコールにしている。愛しさが爆発し、ケンジは後ろからシロさんをハグした。“あすなろ抱き”される西島秀俊。この演出もニクい。そのまま、2人は沈黙する。BGMはあえてなし。まるで、無音の部屋が2人を包み込んでいるようだ。

 最後は2人の料理シーン。海老の処理をしていたケンジは手をケガし、それをシロさんは気遣った。

ケンジ「やだ、シロさん優しい……。惚れ直す!」

シロさん「チャッチャとやれ。海老の鮮度が落ちる」

ケンジ「恋の鮮度は落ちてない、俺たちの?」

シロさん「保ってんじゃないか(笑)?」

ケンジ「良かったぁ~! エービーシーディーイーエフジー、エッチエッチエッチエッチエッチッチィ~」

シロさん「最低だな(笑)」

ケンジ「海老ってなんかエッチじゃん。お尻から動いちゃったりしてさ」

 2人の直接的なスキンシップを極力排除してきた『きのう何食べた?』。でも、ドラマ版は2人のカップルとしての側面もキチンと表現した。

 料理を協力し合ったシロさんとケンジは食卓に座り、最後は「いただきま~す」。同性愛のカップルを描くドラマであり、もっと大きな意味での愛を描くドラマでもあるということ。

 原作だとサラッと描く場面も、あえて感情的に仕上げることが多かったこのドラマ。「現実の世界ならこうなる」と誠実に肉付けした結果だと思う。原作をリスペクトしながら、決して原作のトレースに留まらなかった。すでに十二分の格と人気と知名度を獲得しているのに、あえて新境地に挑戦してくれた西島秀俊と内野聖陽の2人にも拍手を送りたい。

(文=寺西ジャジューカ)

『きのう何食べた?』最終話 “あすなろ抱き”される西島秀俊に見た、ドラマ版ならではの肉付け

 6月28日に放送された『きのう何食べた?』(テレビ東京系)の最終話。

“罵声を浴びせられるケンジ”の描写はなくてよかったのか?

 お正月、筧史朗(西島秀俊、以下「シロさん」)の両親に会うため、身支度をする矢吹賢二(内野聖陽、以下「ケンジ」)。普段はラフな服装の彼が選んだのはトレンチコートだった。彼氏の親と会うとき、ウケの良さそうなワンピースを選ぶ乙女の心境か? しかし、いかんせん似合わない。着慣れてないからか、コートに着られてしまっている(内野聖陽は絶対、似合う人のはずなのに……)。

 シロさんの実家に到着すると、ケンジの姿を見てシロさんの両親はフリーズした。緊張のあまり、お土産を紙袋のまま渡すケンジ。父・悟朗(田山涼成)はスリッパ立てごとケンジに手渡している。全員がギクシャクだ。居間へ行き、おせち料理を出されると、ケンジが最初に口にしたのは数の子だった。“コリコリ”と響き渡る咀嚼音の気まずさと言ったら……。

 空気に耐え切れない母・久栄(梶芽衣子)はシロさんを連れて場を外した。自ずとケンジは悟朗と2人きりに。シロさんと久栄は料理を一緒に作ることで正気を取り戻していく。もう、普段の2人だ。では、ケンジと悟朗はどうか? シロさんの卒業アルバムを見ながら悟朗は息子の若き日を振り返った。

「とにかく、よく勉強する子だった。久栄は喜んでたけど、私は内心あきれてたな。高校生だぞ? ほかにやりたいこともあるだろうに、よくもまあそんなに勉強ばっかりするもんだって」

 父があきれるほど勉強して、弁護士になったシロさん。その理由を、悟朗が送ってきたサラリーマン生活を思い起こさせながらケンジは説明した。

「10代の後半なら史朗さん、もう自分が同性愛者だとわかってたと思うんです。俺もわかってましたから。それで俺は、自分の腕一本でやっていける美容師になりたいって思ってました。昔はサラリーマンになると、上司に結婚を勧められたりするって聞いてたし。弁護士は実力さえあれば一匹狼でやっていける。だから史朗さん、弁護士になるって心に決めて勉強してたんじゃないでしょうか?」

 ケンジの言葉を聞きながら、悟朗の顔つきが晴れやかなものになっていった。この人は自分より息子を理解してくれている。「男同士で付き合っている」という視点から「良き理解者が息子と付き合っている」に転換された瞬間だ。いつしか2人は、ちょこんと横並びで座っていた。父はケンジに安堵したのではないか。

 再び食卓に戻った4人。緊張しているはずのケンジも好物の唐揚げを食べ、思わず素が出た。

「う~ん! 外サクサクで、中やわらかぁ~い!」

 ケンジのリアクションを見た久栄が固まっている。

 同性愛を理解しようとするシロさんの両親。でも、どうしても超えられない壁がある。

「君がそういうスーツを着ているということは、家の中で女の格好をしているのは……史朗のほうかね?」(悟朗)

 どちらかが女の格好をするもの、そんな誤解が両親にはあった。トレンチコートを羽織るケンジを見て「うちの子が女装している」と、一度は受け入れた久栄と悟朗。そのショックが玄関での微妙な空気になった。なのに、いきなりケンジからこぼれ落ちたオネエっぽさ。「え、どういうこと!?」と久栄は混乱する。しかし、「家で女装しているのはケンジ」という誤解をケンジが受け入れることで、両親は安心した。ゲイのことをどうしても理解しきれない2人。だけど、息子を愛している。滑稽さと切なさを同時に描いたくだりである。このドラマはシロさん&ケンジというカップルを描くと共に、さまざまな人たちの物語でもあるのだ。

シロさん「本当にスマン! 頭の固い親たちで……」

ケンジ「いいよ、いいよ。それでご両親がちょっとでも安心できるならいいじゃない。そんなことより俺、夢みたい。恋人の実家に遊びに行って、親御さんとごはん食べる日が来るなんて……。だって、俺には、そんな日が来るなんて、永久にないと思ってたもん。もう、俺ここで死んでもいい(泣)」

シロさん「何言ってんだ。死ぬなんて、そんなこと言うもんじゃない。食い物、油と糖分控えてさ、薄味にして、腹八分目で、長生きしような俺たち」

 シロさんの言葉がプロポーズみたいだ。しかも、ちゃんと食に結び付けた形で幸せを誓っている。

 実は、原作では涙するケンジを抱きしめるシロさんを通りすがりの人が発見し、「キモい」「死ね」と罵声を浴びせ掛けている。ゲイへの偏見を表した、かなり重要な描写だ。ドラマでもこれを入れたほうがよかったか、放送後、ファンの間で意見は分かれた。筆者は入れなくてよかったと思っている。このエピソードが原作で描かれた時期と比べ、時代は動いた。もう、この場面がしっくり来ない社会になった。結婚して子どもを産んで孫を授かって……という2人じゃなくても、慎ましい幸せをかみ締めながら生きていける。そんな前向きさを描くだけで、もう十分だと思うのだ。

 中村屋で買い物をしているシロさんとケンジ。ごんべんのつゆと低脂肪牛乳が激安になっていることに、シロさんは感激した。

「ありがとう、中村屋。最高です! 今年も通わせてもらいます」(シロさん) 

 きっと今までなら心の声としてナレーション処理していたはずなのに、声に出してお礼を言うシロさん。明らかに変わってきている。

 ケンジの誘いで、駅の近くのカフェへ行った2人。店内は女性客ばかりだ。男2人客のシロさんとケンジは、周囲から注目を浴びてしまった。シロさんが居心地悪くしていないか気にするケンジ。一方のシロさんは平然としている。

「いいかげん、もういいかなあと思って(笑)」(シロさん)

 かつては2人で商店街を歩くのも嫌がっていたはずなのに、回を追うごとシロさんを覆う壁が1枚ずつ剥がされていった。「大きいほう食えよ」と、ケンジに大きいスコーンを渡すシロさん。ただ、長生きするためにスコーンにクリームを付けないのが2人流だ。

 自宅に戻ったシロさんはケンジに髪をカットしてもらう。これは漫画の第1話に描かれたエピソードである。1話から12話にかけ次第に変わっていたシロさんが、原作1話につながっていくという構成がニクい。

「俺も相方としては、なるべくお前にはハッピーでいてほしいと思ってんだよ。だから、お前が幸せ感じるなら、これからはカフェぐらい何度でも付き合うよ」(シロさん)

 ケンジがハッピーでいることを望むシロさん。激安商品に感激するシロさんを見るケンジも幸せそうだった。結局、2人はパートナーの幸せを自分の幸せとイコールにしている。愛しさが爆発し、ケンジは後ろからシロさんをハグした。“あすなろ抱き”される西島秀俊。この演出もニクい。そのまま、2人は沈黙する。BGMはあえてなし。まるで、無音の部屋が2人を包み込んでいるようだ。

 最後は2人の料理シーン。海老の処理をしていたケンジは手をケガし、それをシロさんは気遣った。

ケンジ「やだ、シロさん優しい……。惚れ直す!」

シロさん「チャッチャとやれ。海老の鮮度が落ちる」

ケンジ「恋の鮮度は落ちてない、俺たちの?」

シロさん「保ってんじゃないか(笑)?」

ケンジ「良かったぁ~! エービーシーディーイーエフジー、エッチエッチエッチエッチエッチッチィ~」

シロさん「最低だな(笑)」

ケンジ「海老ってなんかエッチじゃん。お尻から動いちゃったりしてさ」

 2人の直接的なスキンシップを極力排除してきた『きのう何食べた?』。でも、ドラマ版は2人のカップルとしての側面もキチンと表現した。

 料理を協力し合ったシロさんとケンジは食卓に座り、最後は「いただきま~す」。同性愛のカップルを描くドラマであり、もっと大きな意味での愛を描くドラマでもあるということ。

 原作だとサラッと描く場面も、あえて感情的に仕上げることが多かったこのドラマ。「現実の世界ならこうなる」と誠実に肉付けした結果だと思う。原作をリスペクトしながら、決して原作のトレースに留まらなかった。すでに十二分の格と人気と知名度を獲得しているのに、あえて新境地に挑戦してくれた西島秀俊と内野聖陽の2人にも拍手を送りたい。

(文=寺西ジャジューカ)

“竹林不倫”のフジテレビ・秋元優里がアナウンス室から異動…フリーアナ転身の可能性は?

 ついにというべきか、ようやくというべきかーー。

 “竹林不倫報道”で、その名を世にとどろかせたフジテレビ・秋元優里アナが他部署に異動することが明らかになった。7月1日付で、アナウンス室から、ネット配信のフジテレビオンデマンドなどを手掛ける総合事業局コンテンツ事業センターに移る。

 そもそも、“竹林不倫報道”とは何だったのか? 昨年の年始に一部週刊誌で、神奈川県下の竹林や堆肥小屋などで、秋元アナは同局の既婚者であるプロデューサーと逢瀬を重ねたと報じられた一件のこと。それはよりによって、“カーセックス”を想起させる記事内容で、世に衝撃を与えたものだ。

 秋元アナはダブル不倫報道を否定したが、当時担当していた『BSフジLIVE プライムニュース』から即刻、出演見合わせとなり、同3月いっぱいで降板。その後は内勤という形で、事実上の謹慎が続いていたが、1年半の月日をへて、ついに異動の断が下された格好となる。

 それでは、なぜこんな長期間にわたって、アナウンス室に籍がある状態が続いていたのだろうか?

「秋元アナは、その美貌とお色気で、中高年の男性視聴者からは高い人気を誇っていました。フジ局内では、スキャンダルがあったとはいえ、『ほとぼりが冷めたら、その人気や経験を生かすべき』という声もあったとも。報道後の昨年4月には、夫の生田竜聖アナとの離婚も成立していますから、一定のケジメはつけた形となります。そのため、アナウンス室に留め置かれていたのでは」(テレビ関係者)

 折しも、フジでは、2017年12月末に大島由香里アナが退社。昨年9月には松村未央アナが、この4月からは生野陽子アナが産休に入り、椿原慶子アナも第1子妊娠のため、担当番組を卒業したばかり。立て続けに報道系の女子アナがいなくなり、秋元アナに白羽の矢が立ちそうになったこともあったというが、反対する勢力も多く、復帰は結局実現しなかった。

 そんな中で4月から、夕方の報道番組『Live News it!』はフリーに転身した加藤綾子アナ、夜の『FNN Live News α』は三田友梨佳アナがメインキャスターに就任。秋元アナが出演していた『BSフジLIVE プライムニュース』は、竹内友佳アナに加え、フリーの長野美郷アナが新加入し、一定の道筋がついた。そのため、秋元アナには、ついにアナウンス室から去る決断が下されたのだという。

 では、アナウンサーではなくなる秋元アナは、今後、新たな部署でやっていけるのか気になるところだ。

「これまで、テレビに出て、“美人アナ”としてチヤホヤされていた秋元アナが、地味な仕事に回るのはつらいものがあるでしょう。自身の力を過信して、フリーに転身したところで、“竹林不倫”のイメージがあまりにも強い秋元アナに、報道をまかせる局はさすがにない。需要があるとしたら、バラエティ番組に呼ばれて、不倫ネタをいじられるくらいですが、それもすぐ飽きられます。報道路線を歩んできた秋元アナはフリーになってもいばらの道ですよ」(芸能プロ関係者)

 秋元アナは1児の子持ちであり、子どもを路頭に迷わせぬために辛抱も必要だろう。いずれ、フリーになるとしても、今は“竹林不倫”のイメージが払拭されるのを待った方が賢明なのかもしれない。

1枚100円の画像でインスタ更新…熊切あさ美、ウソまみれ告白で見えてきた「次のキャラ作り」

 6月26日に放送された『有吉大反省会2時間SPウソつきアイドル祭り!』(日本テレビ系)の中で、お騒がせなタレント・熊切あさ美が衝撃的な暴露トークを繰り広げた。

「茶道やお花、料理など、多趣味な様子が投稿された自身のインスタグラムの画像が全てウソで、セレブな友人から一枚100円で買っていたものだったそう。本人は、『地に落ちた好感度を少しでも上げたかった』と、言い訳していました」(テレビ誌ライター)

 番組終了後、熊切のインスタグラムが炎上するかと思いきや、「ウソつかなくても十分素敵な女性ですよ」「ますます好きになりました」と、好意的なコメントが殺到する現象が起きていたという。

「この流れに乗って、今後熊切が芸能界で長く生き残れる秘策がある」と、耳打ちするのはテレビ関係者がこう続ける。

「お菓子系アイドルから崖っぷちタレント、そして片岡愛之助との破局で不幸キャラなど、次々と方向性を変えて延命する熊切が今後目指す芸能界でのポジションは、元祖負け犬キャラである井森美幸でしょう。すでにいとうあさこや大久保佳代子などの負け組キャラ枠は埋まりがちですが、アイドル上がりの美形な熊切が負け犬キャラとなれば、世の中の女性からの好感度は上がり、テレビ露出はされに増えるはず」

 同日、事務所を移籍したことを発表した熊切。今回の暴露は次のキャラ作りへの第一歩だったのかもしれない。

田中圭は作品選びに失敗!? 関係者が明かす、春ドラマで「株を上げた/下げた」主演俳優

 4月クールの連続ドラマが終了し、視聴率だけを見ると、天海祐希主演の『緊急取調室』(テレビ朝日系)が全話平均13.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でトップに輝いた。一方、「今期連ドラに主演したことで、業界内外からの評価に変化のあった役者がいる」(テレビ局関係者)という。

「まずは、フジテレビ系『月9』枠の『ラジエーションハウス』で主演した窪田正孝です。同ドラマは、原作が同題の人気コミックで、その内容は、診療放射線技師・五十嵐唯織(窪田)の活躍を描いた医療モノとなっています。全話平均12.1%を記録し、最終回後に放送された“特別編”は15.6%を叩き出しました」(同)

 窪田がゴールデン・プライムタイムの連ドラで主演を務めるのは、2017年の『僕たちがやりました』(同)以来だが、同作は全話平均6.1%と大コケしていた。

「もともと演技派で、ドラマ俳優というよりは映画役者のようなイメージが強かった窪田ですが、今回の『ラジハ』で高視聴率を獲得し、ドラマでも数字が取れる印象を業界関係者に与えられたのではないでしょうか。このところ月9自体が好調とはいえ、窪田がその波に乗れたこと、そして、月9の勢いを止めなかったことも評価できます」(同)

 『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)で主演した吉高由里子の評価も、「また一段とアップした」(テレビ誌ライター)という。同ドラマは、「残業ゼロ」がモットーの主人公・東山結衣(吉高)の働き方を通し、視聴者に「何のために働くのか?」を問いかける内容で、全話平均9.7%をマークした。

「ゴールデンウィーク中に6.5%(第3話)まで落ち、そのまま低迷するかと思われましたが、後半はほとんど2ケタ台を記録し、最終回で12.5%と自己最高を更新。吉高は、昨年主演した『正義のセ』(日本テレビ系)の検事役で、視聴者から『吉高のイメージに合わない』などと言われていたものの、『わた定』の結衣役は『吉高の自然体な演技と役が合っている』『違和感なく見られる』といった評価でした」(テレビ誌ライター)

 ただ、同ドラマでは吉高よりも、上司で元カレ役の種田晃太郎を演じた向井理の方が、「評価を“爆上げ”した」(同)そうだ。

「結衣とのラブストーリー展開もあり、視聴者は『種田さんにキュンキュンする』『不器用だけど一途なところがいい』といった盛り上がりを見せていました。向井は16年に主演した『神の舌を持つ男』(TBS系)が全話平均5.6%と“大爆死”するなど、一時期“数字が取れない俳優”のレッテルを貼られたこともありますが、とりあえず『わた定』ではイケメン俳優として再評価されたと言えそうです」(同)

 一方、今年4月から半年にわたって放送される『あなたの番です』で主演中の田中圭は、昨年の『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)で大ブレークした勢いにブレーキをかけてしまうことに……。

「『あなたの番です』は、とあるマンション住民たちの“交換殺人ゲーム”を描いたミステリードラマで、田中と原田知世のダブル主演作品。初回から視聴率8.3%とつまずき、その後1ケタ台を連発して、前半3カ月間では、初回が自己最高となっています。田中は、昨年から多忙なスケジュールを抱え、今夏には『劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』の公開も控えている身。その撮影があったためか、『あなたの番です』は当初、ネット上で『田中の出番が少ない』と指摘されていました。日テレで25年ぶりの2クール連続作品、また企画・原案が音楽プロデューサー・秋元康氏と、たしかに“注目作”ではありましたが、出演を決めた田中は、少々欲張りすぎた感が否めません。もう少し慎重に作品を選べば、ブレーク期間をさらに引き延ばせたのではないか、と」(ドラマプロデューサー)

 後半はようやく“田中メイン”で展開するようだが、ここから挽回できるだろうか。

ピエール瀧の”裏の顔”が暴かれた!コカイン調達役の裁判での生々しい証言で芸能界復帰は暗雲に

 麻薬取締法違反の罪で有罪判決を受けたミュージシャンでタレントのピエール瀧に対する”風向き”が変わりつつある。

 今月5日に開かれた初公判では、現在通っている薬物更正施設の担当医が証人出廷し「様々なテストを行った結果、(瀧の)薬物依存度は低く、依存症にはありません」とアピール。更正を誓う妻の嘆願書も読み上げられ、瀧本人も聞かれた質問には”自分の言葉”で答えるなど、殊勝な態度を示した。

 薬物公判としては満点と言っていい内容。世間も好感したのか、早期復帰を願うエールや、大手プロダクションが獲得に動いているといった報道もあった。

 だが、瀧にコカインを譲渡した田坂真樹被告の初公判が25日に行われると、状況は一変した。

 瀧が田坂被告を”利用”して密売人からコカインを入手していたこと、7年前から月イチペースで毎回10グラム近い量を購入していたことなど、瀧の”裏の顔”が暴かれると、「これで依存症ではないというのはおかしい」「重度のジャンキーじゃないか」と、瀧の言動に疑念が生じ始めたのだ。

 さらに瀧が当局に連行された翌日の3月13日には、妻が田坂被告に電話で「捨てなきゃいけないものがある」と呼び出し、”コカイン部屋”のある別宅マンションからコンビニ袋に入った〝何か〟を処分するよう要請していたこともわかった。

 田坂被告の裁判を傍聴したマスコミ関係者は、「妻が真っ先に証拠隠滅を図ろうとしていたことがわかると、記者は一斉にペンを走らし、閉廷後は『サスペンスドラマみたいだ』と興奮していました。それほど衝撃的な裁判。瀧と薬物の結びつきは想像以上で、周囲はそれを見て見ぬフリしていた。初公判時の瀧の誠実なイメージは吹っ飛び、『本物のワル』と言う記者もいました」と明かす。

 相方の石野卓球も瀧やマスコミに対しては饒舌にツイートするが、田坂被告に関しては一切触れずじまい。闇が予想以上に深い事件である。

工藤静香、「娘の話題に乗っかるなんて!」体幹トレーニング動画公開も賛否渦巻く

 工藤静香がインスタグラムで、体幹トレーニング中の自身の動画を公開した。

 次女でモデルのKoki,が18日のインスタグラムの投稿で披露していた体幹トレーニング・プランク。母である工藤は25日にインスタグラムを更新し、「スタッフの間で流行ってしまったプランクやってみた」とコメントし、トレーニング中の自身の様子を収めた動画を公開した。

 工藤はうつ伏せで肘をついた状態から、音楽に合わせ、左右に身体を捻っていたものの、十数秒で崩れ落ちて断念している様子が映し出されている。

 この様子に工藤は「肩も固定されていない。首が下がっている。しっかりひねれていない。失敗例、なんちゃってプランク!!!!」と自身にツッコミを入れつつ、「最初にこのまま1分とか先ず無理でした。10秒が精一杯。か、か、か、身体が 私には不向き」とキッパリ。

 最後には「無理は禁物です。年齢に合った運動をしましょう 笑笑 私には犬の散歩が丁度よい」とつづっていた。

 この投稿に工藤のファンからは、「Koki,ちゃんかと思いました!」「体幹トレーニングしなくてもめっちゃスタイルいい」という絶賛のコメントが集まっていたが、ネット上では、「当初のKoki,の売りだし方が親の十四光り感ではあったけど最近は親がKoki,に乗っかってる感じが否めない」「今度は娘の話題に乗っかるなんて……」「49歳で10代と同じトレーニングすれば体が悲鳴あげるのは自然の摂理」といった厳しい声も集めるなど賛否渦巻いた。

 親子間であっても同じトレーニングをするような“匂わせ”は嫌われてしまうようである。

地上波はもう無理?『アメトーーク!』名物企画「家電芸人」にも影響で”AbemaTV移籍”の現実味

 以前、深刻な状況は変わっていない。

 6月27日に放送された『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の視聴率が8.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。闇営業問題でMCを務める『雨上がり決死隊』宮迫博之に謹慎処分がくだって初の放送とあって注目度も高く、前回から0.8ポイントアップとなった。

番組はメインMCである宮迫を強引にカットして放送したため、不自然な場面が目立ち、視聴者からは「面白さが半減した」との声も。さらに、この一件で同番組の人気企画が放送できなくなる可能性が出てきているという。

「6月28日の『東スポweb』によると、反社会勢力は詐欺だけでなく甲子園での野球賭博も資金源にいていた可能性があり、毎年夏に放送されていた『高校野球大大大好き芸人』が放送中止になったようです。また、家電製品を熱く語る人気企画『家電芸人』も、番組で自社製品を紹介されることはマイナスイメージに繋がるため、企業から許可を得られない状況が予想されます。今後は名物企画にもかなり制限されていくのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)

 スポンサー撤退の流れから、番組打ち切りも検討されているようだが、一方で、MC交代などでの存続を望む声も多い。そんななか、テレビ関係者はこんな打開策を提示する。

「AbemaTVが開局3周年を迎えたことを記念して、今年5月にてテレビ朝日の看板バラエティー4番組が放送されました。その中で、『アメトーーク!』はケンドーコバヤシらAV好きが結集して『AVサミット2019』という地上波ではできないオリジナル企画を実施。『俺だけの最優秀作品賞』やAVにまつわる熱い思いをたっぷりと熱弁しています。結果、5月の人気番組ランキングで『アメトーーク!』は7位にランクイン。それより上は2位の『那須川天心にボクシングで勝ったら1000万円』を除くと藤井聡太らの将棋生中継が独占していますから、異例の人気だったとx言っていい。ネット番組であれば、スポンサーも気にせず、今まで以上に攻めた企画ができる。こちらに移籍させて番組を存続させるのはあり得る話です」

 確かに、落としどころといては最適な気もするが、さてどうなる?

『俺のスカート、どこ行った?』は超正統派学園ドラマだった! 伏線も全回収で、納得の最終回

 

 6月22日に放送された『俺のスカート、どこ行った?』(日本テレビ系)の最終回。

「ここから飛び降りて余命をリセットしよう」

 原田のぶお(古田新太)が、「ほかにやりたいことがあるから」という理由で豪林館学園高校を辞めた。原田の不在に寂しさを感じる2年3組の生徒たち。彼らは、原田がやりたいことはなんだったのか話し合い、明智秀一(永瀬廉)は「卒業式をやろう」と提案する。そんな中、東条正義(道枝駿佑)だけは複雑な思いを抱えていた。原田が学校を辞めた本当の理由は体の具合が悪いからではないか? と思っていたのだ。入院中の原田は、東条から「卒業式に来てほしい」と言われ、“なんちゃって卒業式”へ行くことにした。

 式当日、原田は短いメッセージを添えた手作りの卒業証書を生徒1人ひとりに渡した。そして帰ろうとする原田を明智は呼び止め、自分たちで作った原田の卒業証書を渡した。

「あなたは豪林館学園高等学校2年3組の発展において大きく貢献されました。よってここにその功績をたたえ深く感謝の意を表します。2年3組一同より」

 受け取った原田は声を上げて泣いた。

 そして、明智たちは原田を屋上へ連れて行き「ここから飛び降りたら1回死んだも同然。それで余命をリセットしよう」と提案する。布を広げた生徒たちが校庭で待っている。原田は屋上から飛び降り、みんなに受け止められた。泣きながら感謝する生徒たちに見送られ、原田は笑顔で学校を去った。

 1年後、本当の卒業式を迎える2年3組の生徒たち。原田は卒業式に出席するため、学校に向かって全速力で走っていた。

最終話で伏線を全回収

 いろいろな伏線が回収された最終回だった。

 第1話で特に原田に反抗的な態度をとっていた東条は、最終話でも原田に突っかかった。

「勝手にギャーギャー体育館入って来て、メンチ切って来たくせに。勝手に若林のこと変えて、勝手に川崎のこと応援して、勝手に俺と若林を仲直りさせて、勝手に明智のこと救って、勝手に辞めて。やりたいことやるってわがまますぎんだろ! 俺らだって、のぶおとやりたいことできたんだよ。修学旅行行ったり、体育祭だってやってねえじゃん、まだ。お前ばっかやりたいことやって俺らにやらせないの、ふざけんじゃねえよ! 俺はお前のやりたいことってのが理由で学校辞めんの、全然納得いってないから」

 原田の気持ちを察し、大人の態度が取れる明智。一方、気持ちをまっすぐにぶつける東条。どちらも原田を好きなことは変わらない。

 原田の影響は、生徒だけでなく教師にも届いた。自分が校長になるための策略を図り、寺尾綴校長(いとうせいこう)と原田を窮地に追い込んだ矢野伸也(小市慢太郎)は頭を下げ、復職した。

「原田先生ならこうしたと思うんです。キツく叱った後で、しっかり許してたんじゃないかなと」(寺尾)

 若林優馬(長尾謙杜)も、自分をいじめた明智と東条を許した。許し、受け入れてもらえれば、他者を尊重する人間になれるということ。原田が学校に持ち込んだ世界観である。

 ずっと黒い服を着続けていた里見萌(白石麻衣)。「原田先生が辞めてからの学校は退屈」と言った彼女に原田は語りかけた。

「嫌なことも必要なのよ。ほら、差し色って大事じゃない? 白ばっかり、黒ばっかりじゃつまんないでしょ? 一色統一の中にどんな色を差し込むか。楽しいばかりじゃ、つまんないじゃない?」

 卒業式で里見はカラフルなスカーフを差し色に巻いていた。「私の差し色になってください」という原田への告白は玉砕したが、原田のイズムは引き継いだ。ずっと黒一色だったのは、ここに至るまでの伏線だ。

 第1話では若林が屋上から飛び降りたが、最終話では原田が屋上から飛び降りた。飛ぶ直前に生徒全員の名前を1人ずつ呼んだのは、「向き合える相手のことは名前で呼ぶ」という初回の原田の言葉につながっている。若林が飛び降りた後「つまんね~」と吐き捨てた明智が、率先して原田を受け止めようとしている。

「頼ってもいいぜ、ヤバいおじさん」(明智)

 初めて原田を見たとき、明智は原田を“ヤバいおじさん”呼ばわりしていた。「子どもらしく頼ってこい」と原田に言われた明智が、今では頼られることを望んでいた。

“なんちゃって卒業式”の後、やっておきたいノートの「教え子に卒業証書を渡す」に判を押さなかった原田。生きて本当の卒業式に出るという決意の表れだ。

 卒業式当日。学校に向かって走る原田は言った。

「恋しがってんじゃねえよ、この野郎!」

 初回で言った「恋してやろうか?」には生徒への脅しのニュアンスが含まれていたが、いつしか原田はみんなに恋しがられていた。原田がいなかったら若林はマスクをつけたままだったし、光岡慎之介(阿久津仁愛)は不登校を続けていた。明智は父親に搾取され、卒業を迎えられなかっただろう。クラスで明るくリーダーシップを振るう明智の姿には驚きがあった。

 伏線を全回収し、正攻法のハッピーエンドで締めた最終話。これ以上ないほど、正統派の学園ドラマだった。

(文=寺西ジャジューカ)