吉幾三がノーブレーキ! 鶴瓶との“テレビ局出禁コンビ”のトークは堅苦しい現代へのアンチテーゼか

 SNSの普及により、うかつな発言がしにくくなったテレビ界。肩の力を抜いて臨むべきトーク番組でも、演者は失言をしないよう留意しているのが事実だ。視聴者に“監視”されながら、内心ではひそかに緊張感を持っている芸能人が今では大半だろう。

 そんな中、すがすがしい番組を観た。8月20日放送『チマタの噺』(テレビ東京系)にゲスト出演した吉幾三が、まるでノーブレーキだったのだ。

 まず、吉が持ち出した話題は吉永小百合について。吉永が主演を務め、笑福亭鶴瓶も出演した2014年公開の映画『ふしぎな岬の物語 』に、吉も27年ぶりに映画出演を果たしている。

鶴瓶「あのとき、人が変わったみたいに真面目になってやなぁ~」

吉「そりゃもう、テレビで観てた吉永小百合さんやもん」

鶴瓶「きれいな顔してはんねや、かわいらしいし。俺、なんで知り合いになったんや思うわ。メール来たりするんねん」

吉「いいやんか。俺、泉ピン子さんからメール来るんやで」

「天は人の上に人を造らず」という言葉があるが、人間の中に思いっきり序列を作ってピン子をくさす吉。

吉「道端で会って、普通、挨拶といったら『吉くん~』とかって来るじゃない。俺の胸ぐらつかむんやで? 『(つかんだ胸ぐらを揺らしながら)元気か、おまえ~っ!』って。あと、山形出身のあき竹城と。散々や。もっと品のいい人おらんのかな、周りに」

 半端ない口の悪さだが、彼なりの愛情表現だと察することは容易だ。そんな吉の愛情表現は、ピン子とあき以外にも向かった。若い頃の吉が会うと緊張する存在といえば、千昌夫だったという。

吉「仲人やってもらってるし。緊張するわぁ。でも、仲人が先に別れたんや。……そんな話してどうする!?」

 余計なことしか言わない吉。仲人を務めた頃の千の妻はジョーン・シェパードで、確かにこの夫婦は1988年に離婚した。

吉「犬みたいな、あんな名前でのう」

 相変わらずキレキレのトーク。でも、吉は日本を代表する演歌歌手である。後輩歌手も吉を慕っており、彼らと共に飲む機会は少なくないようだ。

吉「いっぺん、若手でイヤな奴は闇営業紹介してやろうかなと。潰しにかけて(笑)。俺はやらんで」

 2010年、吉は「実姉3人への情」をテーマに「姉ちゃんへ」という曲を制作し、鶴瓶に贈っている 。しかし、鶴瓶はこの曲を歌うことを躊躇しているらしい。

鶴瓶「よう歌わんねん。1回うまいこといったんや。でも、次歌ったら(音を)外してんねん。怖いやん、もう」

吉「外れてる歌手ばっかりや、今! 若い歌手なんか、“ちゃんと歌っとんのか?”って」

 若手に闇営業は紹介しないだろうけど、過激なげきは飛ばし続ける吉。

 ネットでの炎上の原因として、夫婦問題や女性蔑視については避けて通れない。不満を抱える女性が多い昨今、男側の独りよがりな言い分を言いにくい空気感が世にはある。そんな時代に、吉と鶴瓶は妻の愚痴で盛り上がった。

「俺、納得いかんよ。昔は朝の5時までも起きて待ってた女やで。ベロベロで帰っても『外の酒は外の酒、家の酒は家の酒。一杯作れ』って作ってくれた人なんよ。それが、早く帰って1人で飲んでるものなら『飲んで来たんでしょ? 1杯だけにしい』って言われんねん。俺の買ったウイスキーがいっぱいあんねん。俺、なんでこまめに少しずつ飲まないかんの?」

「(食事してたら)こぼすやん。こぼすとな『あっ、も~う!』って言うわけ。『も~うって言ったってしゃあないやないかい。洗ってくれたらええやろ』『それ、なかなか落ちないの』って。落ちないものを食わすな(笑)」

「昔な、俺の耳元で『カァーッ!』っていびきかいててね。自分でびっくりしたんやろうな。目バッチリ開けて『今の何?』って言うから『お前のいびきじゃ』『本当? ごめんなさいね』って背中向けた途端『ブッ!』って屁こいて『あ、ごめんなさい』って」

 言いたい放題の吉。 家に帰ってから、奥さんとは大丈夫なのだろうか?

吉「血圧は大丈夫? 俺、家に帰るたびに血圧上がんねん」

鶴瓶「これ、回り回って(奥さんが)観てるで」

吉「上がるものは上がんねん!」

テレビ局出禁経験者の2人による共演だった

 令和とは思えない伸び伸びとした吉のトーク。この日の放送回を好意的に捉えると、ある種のアンチテーゼと受け取ることもできる。メディアが発信する公人の声は“監視”されるのが常だが、その視線を必要以上に意識しなければ、吉のように爆発力を生むことができるかもしれない。事実、この日の2人は物申した。

鶴瓶「なんか、『あれ、アカン。これ、アカン』になってきたよなあ?」

吉「歌詞カードにもあんねんで。(吉がリリースしたヒット曲)『俺はぜったい!プレスリー』、あれ、本当は『俺は田舎のプレスリー』やったんや。“田舎”があかんねん。“お巡り”もあかん。“百姓”もあかん。今は歌えるからそうやって歌ってるよ。なんで、あのときだけはそうだったのかと。今は“うんこ”も大丈夫やから」

鶴瓶「それは周りが止めないと。『こんな歌詞、あかんよ』と(笑)」

 失言だろうがコンプライアンスから外れていようが、構わずに突き進んできた彼ら。生放送中に局部を出してテレ東を出禁になった鶴瓶と、ガウンのまま局アナに抱きつき、札幌テレビを出禁になった吉の2人によるアナーキーな共演だった。

(文=火の車)

吉幾三がノーブレーキ! 鶴瓶との“テレビ局出禁コンビ”のトークは堅苦しい現代へのアンチテーゼか

 SNSの普及により、うかつな発言がしにくくなったテレビ界。肩の力を抜いて臨むべきトーク番組でも、演者は失言をしないよう留意しているのが事実だ。視聴者に“監視”されながら、内心ではひそかに緊張感を持っている芸能人が今では大半だろう。

 そんな中、すがすがしい番組を観た。8月20日放送『チマタの噺』(テレビ東京系)にゲスト出演した吉幾三が、まるでノーブレーキだったのだ。

 まず、吉が持ち出した話題は吉永小百合について。吉永が主演を務め、笑福亭鶴瓶も出演した2014年公開の映画『ふしぎな岬の物語 』に、吉も27年ぶりに映画出演を果たしている。

鶴瓶「あのとき、人が変わったみたいに真面目になってやなぁ~」

吉「そりゃもう、テレビで観てた吉永小百合さんやもん」

鶴瓶「きれいな顔してはんねや、かわいらしいし。俺、なんで知り合いになったんや思うわ。メール来たりするんねん」

吉「いいやんか。俺、泉ピン子さんからメール来るんやで」

「天は人の上に人を造らず」という言葉があるが、人間の中に思いっきり序列を作ってピン子をくさす吉。

吉「道端で会って、普通、挨拶といったら『吉くん~』とかって来るじゃない。俺の胸ぐらつかむんやで? 『(つかんだ胸ぐらを揺らしながら)元気か、おまえ~っ!』って。あと、山形出身のあき竹城と。散々や。もっと品のいい人おらんのかな、周りに」

 半端ない口の悪さだが、彼なりの愛情表現だと察することは容易だ。そんな吉の愛情表現は、ピン子とあき以外にも向かった。若い頃の吉が会うと緊張する存在といえば、千昌夫だったという。

吉「仲人やってもらってるし。緊張するわぁ。でも、仲人が先に別れたんや。……そんな話してどうする!?」

 余計なことしか言わない吉。仲人を務めた頃の千の妻はジョーン・シェパードで、確かにこの夫婦は1988年に離婚した。

吉「犬みたいな、あんな名前でのう」

 相変わらずキレキレのトーク。でも、吉は日本を代表する演歌歌手である。後輩歌手も吉を慕っており、彼らと共に飲む機会は少なくないようだ。

吉「いっぺん、若手でイヤな奴は闇営業紹介してやろうかなと。潰しにかけて(笑)。俺はやらんで」

 2010年、吉は「実姉3人への情」をテーマに「姉ちゃんへ」という曲を制作し、鶴瓶に贈っている 。しかし、鶴瓶はこの曲を歌うことを躊躇しているらしい。

鶴瓶「よう歌わんねん。1回うまいこといったんや。でも、次歌ったら(音を)外してんねん。怖いやん、もう」

吉「外れてる歌手ばっかりや、今! 若い歌手なんか、“ちゃんと歌っとんのか?”って」

 若手に闇営業は紹介しないだろうけど、過激なげきは飛ばし続ける吉。

 ネットでの炎上の原因として、夫婦問題や女性蔑視については避けて通れない。不満を抱える女性が多い昨今、男側の独りよがりな言い分を言いにくい空気感が世にはある。そんな時代に、吉と鶴瓶は妻の愚痴で盛り上がった。

「俺、納得いかんよ。昔は朝の5時までも起きて待ってた女やで。ベロベロで帰っても『外の酒は外の酒、家の酒は家の酒。一杯作れ』って作ってくれた人なんよ。それが、早く帰って1人で飲んでるものなら『飲んで来たんでしょ? 1杯だけにしい』って言われんねん。俺の買ったウイスキーがいっぱいあんねん。俺、なんでこまめに少しずつ飲まないかんの?」

「(食事してたら)こぼすやん。こぼすとな『あっ、も~う!』って言うわけ。『も~うって言ったってしゃあないやないかい。洗ってくれたらええやろ』『それ、なかなか落ちないの』って。落ちないものを食わすな(笑)」

「昔な、俺の耳元で『カァーッ!』っていびきかいててね。自分でびっくりしたんやろうな。目バッチリ開けて『今の何?』って言うから『お前のいびきじゃ』『本当? ごめんなさいね』って背中向けた途端『ブッ!』って屁こいて『あ、ごめんなさい』って」

 言いたい放題の吉。 家に帰ってから、奥さんとは大丈夫なのだろうか?

吉「血圧は大丈夫? 俺、家に帰るたびに血圧上がんねん」

鶴瓶「これ、回り回って(奥さんが)観てるで」

吉「上がるものは上がんねん!」

テレビ局出禁経験者の2人による共演だった

 令和とは思えない伸び伸びとした吉のトーク。この日の放送回を好意的に捉えると、ある種のアンチテーゼと受け取ることもできる。メディアが発信する公人の声は“監視”されるのが常だが、その視線を必要以上に意識しなければ、吉のように爆発力を生むことができるかもしれない。事実、この日の2人は物申した。

鶴瓶「なんか、『あれ、アカン。これ、アカン』になってきたよなあ?」

吉「歌詞カードにもあんねんで。(吉がリリースしたヒット曲)『俺はぜったい!プレスリー』、あれ、本当は『俺は田舎のプレスリー』やったんや。“田舎”があかんねん。“お巡り”もあかん。“百姓”もあかん。今は歌えるからそうやって歌ってるよ。なんで、あのときだけはそうだったのかと。今は“うんこ”も大丈夫やから」

鶴瓶「それは周りが止めないと。『こんな歌詞、あかんよ』と(笑)」

 失言だろうがコンプライアンスから外れていようが、構わずに突き進んできた彼ら。生放送中に局部を出してテレ東を出禁になった鶴瓶と、ガウンのまま局アナに抱きつき、札幌テレビを出禁になった吉の2人によるアナーキーな共演だった。

(文=火の車)

『24時間テレビ』の裏で、『バリバラ』&おぎやはぎ・矢作が愛を叫ぶ!

テレビウォッチャーの飲用てれびさんが、先週(8月18~24日)見たテレビの気になる発言をピックアップします。

YOU「全然、健常でも『わかんない』っていう人もいっぱいいるし」

「哀れむような愛ならいりません。“地球を救う愛”と言われても、ピンときません。私を救う愛が欲しい!」

 車椅子に乗った脳性マヒの男性が、オープニングでそう叫ぶ。同じ時間帯、別の局では「愛は地球を救う」というフレーズで有名な、あの番組が放送されている。

 障害者のための情報バラエティと銘打って始まった『バリバラ』(NHK Eテレ)は、ここ数年、『24時間テレビ』(日本テレビ系)の真裏で同番組を意識した企画を放送している。最初の放送は2016年、障害者をもっぱら感動ストーリーの文脈に乗せて扱うテレビ番組の作り方を問い直した。キーワードとなったのは「感動ポルノ」。障害者は健常者に感動を与えるための道具として使われているのではないか、という問題提起だ。これが『24時間テレビ』を意識したメッセージであることは明白だった。

 もちろん、それは『24時間テレビ』への単純なアンチというわけではない。挑発でもないし、ケンカを売っているわけでもない。番組で司会を務める山本シュウは「誤解してほしく ないのは、感動は悪くないんですよ」と明言している。障害者を使って健常者が気持ちよくなるための感動ポルノ、汐留方面をそう呼んで溜飲を下げるだけだとしたら、それはまた健常者にとって気持ちのいい別の物語を障害者に語らせることにもなりかねない。

 そんな『バリバラ』が24日深夜、今年も『24時間テレビ』の真裏で生放送を行った。題して「2.4時間テレビ 愛の不自由、」。24時間ではなく2.4時間の生放送。「愛の不自由、」は「あいのふじゆうてん」と読む。脅迫などにより開催3日で中止に追い込まれた企画展を、彷彿とさせるタイトルだ。

 で、番組のオープニングで発されたのが、冒頭に引用した言葉。「地球を救う愛」に対置されるのは「私を救う愛」である。この言葉通り、番組では障害のある個々人の恋愛やセックスにまつわる話題が取り上げられた。

 たとえば、下半身がマヒしたことで恋人とのセックスで感じにくくなってしまったという脊髄小脳変性症の女性のエピソード。このVTRを見たスタジオのYOUや、アーティスト集団「Chim↑Pom」のメンバーであるエリイらが語る。

エリイ「セックスって、挿入してイクだけじゃなくって、目で見るとかそういうのもあるから、全部イクっていうのが正しいっていうことじゃないとは、私は思っていて」

YOU「彼女の場合は病気が進行しちゃったけど、全然、健常でも『わかんない』っていう人もいっぱいいるし」

 そんな女性たちの会話に、ムコ多糖症で元AV監督のにしくんが加わる。

「体と言葉のコミュニケーションをひっくるめて、セックスなはずなんだから。それこそ、体にまったく感覚がなかったとしても、気持ちいいと思うことってできると思うんですよ」

 ここまでくるともう、障害のある人だけでなく、障害のない人の恋愛や性の不自由さにも触れる話になってくる。哀れむような愛はいらない。そんな叫びから始まった番組は、挿入をゴールとするセックス観の問い直しにまでトークを展開させていく。

 出演者の組み合わせの妙だろうか? いつもとは違い、放送が深夜帯だからだろうか? 今回の『バリバラ』のトークは、レギュラー放送に輪をかけて開放的だったかもしれない。

 たとえば、脳性マヒの男性が生放送中、電話でこんな相談を寄せていた。家にデリヘル嬢を呼ぶとき、車イスというだけで利用を断られてしまう。店側の理由としては、何かケガがあったときに責任が取れないということのようだ。それに対し、現役風俗嬢アイドルで、多くの障害者を接客した経験を持つ山村茜が応答する。

「よかったら指名してください」

 あるいは、自閉症スペクトラムの女性のエピソード。ある男性に「好きです」と告白された。しかし、抽象的なことや人の感情が理解しにくいという障害を持つ彼女は、その「好き」の意味がいまひとつわからない。かけているメガネが好き、話し方のタイミングが好き、そういう具体的な「好き」はわかる。では、そういった要素がいくつ集まれば、その人を「好き」だといえるようになるのか。

 この話題に、スタジオにいた発達障害の男性が呼応。「普通のものだったら説明書とかあって注意事項書いてあるけど、書いてないもんで」と胸の内を吐露する。これにYOUは次のように答えた。

「それはでも、全国的に失敗してるよね。全員が 」

 タブー視されがちな障害者の恋愛や性の話題。番組中にも日本の性教育の遅れが指摘されていたが、そもそも障害者に限らず、性については語りにくかったりする。そんなテーマを、『バリバラ』は放送を始めた当初から積極的に扱ってきた。介護される妻と介護する夫との間のセックスレス。下半身が動かない障害者同士のエアーセックス。障害を逆手に取ったナンパのテクニック。幻覚と恋をする統合失調症の女性。親の愛を、時に重く感じてしまう障害者――。

 トークをそばで聞いていたジミー大西は、番組中盤でこう口にする。

「Eテレは自由ですね。Eテレがこんな自由なことをしているなんて思わなかったです」

 スタジオにいる障害があったりなかったりする出演者たちは、個々の話題について自由に語り合う。その中で、障害者にも健常者にも共通するような、愛や性をめぐるコミュニケーションの課題を掘り当てていく。自分とは接点のない特別な誰かの悩みから、自分と接点を持つ誰かの特別な悩みへと、話題がほぐされていく。

 もちろん、今回の『バリバラ』の作り方が、障害者の恋愛や性をテレビで取り上げる際の「正解」というわけではないだろう。番組中にも、「愛とセックスって生々しすぎる。障害当事者ですけど、見られない」という視聴者からのメッセージが紹介される場面もあった。障害者の問題提起を「それは健常者も同じ」という結論に落とし込みすぎると、障害がある人に固有の課題がスルーされてしまうかもしれない。

 番組のレギュラーである玉木幸則は、エンディングで次のように語った。

「今回も、まずは知ってもらうこと。それから気をつけなアカンのは、僕らが知らんこともいっぱいあるっていうことを、思っときたいな」

 単なるアンチではない。挑発ではないし、ケンカを売っているわけでもない。愛を注がれる客体でなく、愛を請い、その不自由の前に、時に思い乱れる主体として障害者が語る。メディアにあまり露出しないそんな一面を、まずは知ってもらうこと。今年も『24時間テレビ』の真裏で、それとは別のアプローチで、『バリバラ』は愛と障害の関係を取り上げた。

『バリバラ』が放送されていた24日の深夜。別の局では、また別の形の愛が映し出されていた。

 たとえば、『ゴッドタン』(テレビ東京系)。「冷やし中華はじめました」の歌ネタで知られるAMEMIYAが、芸人たちのエピソードを代わりにネタに昇華し歌い上げる「○○はじめました選手権」という企画が放送されたのだが、ここでおぎやはぎ・矢作から、ある発表が行われた。AMEMIYAは歌い始める。

「毎晩、西麻布で遊び呆けた人生。45歳になり、嫁をもらいました。一人暮らしから2人暮らしになり、そして今。父親の準備、始めました」

 AMEMIYAは続ける。

「俺は父親を知らない。だから父親というものがわからない。だったら俺は、お前育てながら、父親として育っていきたい」

 矢作は幼いころに両親が離婚、母子家庭で育っている。そんな情報も挟みつつ、歌はクライマックスへ。

「この先もし、お前がやりたいことがあれば、『お前がやりたいことは 俺はなんでもやらせてあげたい』。父親の準備、始めました」

 生まれてくる子どもに対する父・矢作の愛の讃歌は、おぎやはぎの漫才に出てくるお決まりのフレーズを引用しながら 最高潮に達した。

 あるいは、『新TV見仏記』(関西テレビ)。みうらじゅんといとうせいこうが2人で全国の寺と仏像を見て回る番組である。合間にスイーツを食べるコーナーもある。今回訪れたのは淡路島だ。

 オープニングで2人が語るところによると、両者は一緒に観覧車に乗ったことがない。ただ、観覧車を臨むホテルで、2人でお酒を飲みながら夜景を眺めたことは2度ほどあるという。

みうら「観覧車に乗るほうならまだしも、その観覧車の夜景をホテルの窓から見てた俺らのほうが、距離が近いからね」

いとう「恋人度でいったら、観覧車って相当上だと思うんですよ。だけどそれを見てお酒を飲んでるのは、恋人度としてはMAXですよね」

みうら「当然『きれいね』は出たよね。『お前もな』が出るでしょ」

いとう「出ないでしょ」

 いとうせいこう58歳、みうらじゅん61歳。ともにアラカンを迎えるおじさん2人の間の友愛。それを自分たちで恋愛に読み替えてネタにしていく会話のおかしみである。

 そして、『24時間テレビ』。深夜25時ごろから、芸能人とその会いたくない人に仲直りしてもらう、という企画が放送されていた。で、そこに現在売り出し中の若手芸人、EXIT・兼近が出演。VTRによると、当時中学2年のときに付き合っていた彼女を、二股で傷つけてしまったという。彼女のほうは二股の現場を目撃し、男性不信に陥ってしまったとか。

 そんな2人が番組で再会し、仲直りすることになるのだが、兼近は放送中も「盛りすぎ」と何度かVTRの不正確さに言及していた。また、ベトナムでユーチューバーをしているという元カノは、出演直後に動画をアップ。二股の現場を見たことはないし、男性不信になったこともない、番組のスタッフに兼近の悪いエピソードを求められた、付き合っていたころのことは今でもいい思い出だし、今回のことで兼近が嫌われてほしくない、というようなことを話した。実際に何があったのかはよくわからないけれど、とりあえず、どこかで何かがこじれているようだ。

 夏の終わりも近い24日の深夜のテレビ。そこはまさにさまざまな形の愛、あるいはその不自由さが投影され、考えたり、感じ入ったり、笑ったり、なんだかなーと思ったりした企画展のようでした。

(文=飲用てれび<http://inyou.hatenablog.com/>)

 

紗栄子、「二児のママに見えない?」ヘソ出しトレーニングウェア姿でファンを魅了

 紗栄子が22日、自身のインスタグラムを更新した。

 紗栄子はこの日の投稿で「今日は朝にフィトテラピーの授業に出て、子供達とランチして、boysが習い事に行っている間にトレーニングと髪のトリートメントを 最近はフィトテラピーを取り入れた生活をしていることと、週2回ジムに行けていることもあって心と身体の調子が良き良き」とつづり、一枚の写真を公開した。

 写真には鏡ごしで撮影された、ヘソ出しスタイルのトレーニングウェア姿の紗栄子が写っている。

 この投稿に対しファンからは「紗栄子ちゃんすごくきれい」「さえちゃんスタイルいい」「細いから羨ましいです」「体すっごくきれいです」などの、紗栄子のスタイルの良さに称賛の声が集まっている。

 二児のママとは思えない、見事なスタイルを披露した紗栄子。全体的にすらっと細い体型は、日頃の努力の成果だろう。ファンにも好影響を与えているようで、「最近トレーニングを始めた」といった声も上がっていた。

 

有村架純、大人の魅力たっぷりの黒いワンピース姿に歓喜の声「凛とした美しさを感じる!」

 有村架純が24日、自身のインスタグラムにアップした写真に、ファンから絶賛の声が集まっている。

 有村といえば20日にコメントを付けないまま、一枚の写真をインスタグラムで披露。写真に写る有村は白いトップスに白いミニスカートを着用。脚を大胆に露出し、大人な雰囲気を纏ったいつもとは少し異なるこのショットにファンからは、「架純ちゃんと白は最強ですね!」「足が綺麗すぎる!素敵です!」といった歓喜の声が集まっていたばかり。
 
 そんな有村がこの日、黒色のハートの絵文字を添えて、黒いワンピース姿の写真を公開した。腰部分をコルセットで締め上げたようなデザインの黒色のワンピースに、大ぶりのピアスがとってもよく似合っている。

 この投稿に対してインスタグラム上には「凄く『凛』とした美しさを感じます」「黒いドレスが架純ちゃんの魅力をさらにひきだしてますね」「黒を着ると大人の魅力を感じます」「大人の女性って感じ 本当にステキです」などの絶賛の声が集まっている。

 さまざまなな衣装を着こなし、新しい表情を見せてくれる有村。そんな有村から今後も目が離せない。

 

フジテレビ、日曜ゴールデン帯に白旗!? バラエティに挑戦も2クールで打ち切りの惨状

 もはやなす術がなかったか? フジテレビが日曜ゴールデン帯の午後8時台、9時台に事実上の白旗を掲げたようだ。

 同局では、1月20日まで、同時間帯に2時間の特番枠『ニチファミ!』をオンエアし、バラエティ、格闘技「RIZIN」、池上彰スペシャルなどを放送していたが、同27日より、大刷新。8時台に『でんじろうのTHE実験』、9時台にヒロミがMCを務めた『アオハルTV』といったバラエティ番組を編成し、激戦区の日曜ゴールデン帯に殴り込みをかけた。

 しかし、両番組共、視聴率が5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を切る回が出るなど、著しく低迷。『アオハルTV』は18日放送回をもって終了したが、『でんじろう』も日曜から撤退し、11月から金曜午後8時に移動する。

 代わって、10月20日より、日曜午後8時から、2時間のノンフィクションエンターテインメント枠『日曜THEリアル!』がスタートする。同枠では、『世界法廷ミステリー』『開かずの扉』『特捜!最強FBI緊急捜査』などが放送される。

 同局では、新番組立ち上げについて、「日曜の夜に家族で見たいものは何か?を一生懸命考えていたら、お笑い番組やドラマもいいですが、実は世界や日本で起きているリアルな出来事を、家族で一緒に体験できるような番組があったら、みんなで見てもらえるのではと考えました」と説明している。

 日曜午後8時台には『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)、『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)、同9時台には『行列のできる法律相談所』(日テレ系)、ドラマ『日曜劇場』(TBS系)といった人気番組がズラリそろっており、NHK大河ドラマでさえ、不振を極める状況だ。ここにフジもバラエティ路線で挑んだものの、まるで数字が伴わず、わずか2クールでギブアップすることになった。

「新番組は、ノンフィクションエンターテインメントと謳っていますが、正直ピンときません。2時間番組で、ネタがいつまでもつのか疑問です。これで各局の人気番組に対抗できるような視聴率を挙げられるとはなかなか思えません。結局ネタ切れして、以前の『ニチファミ!』時代のような番組内容に変わっていきそうな気もしますね」(テレビ誌関係者)

 てこ入れというよりも、白旗ともいえそうなフジの改編。果たして、『日曜THEリアル!』はいつまでもつことやら。

水卜麻美アナ、24時間テレビ駅伝の激走に視聴者が「スッキリ」しなかったワケ

 日本テレビ『24時間テレビ42』の24時間駅伝で、総合司会として番組史上初めてチャリティーランナーを担当した同局の水卜麻美アナ)が、25日の『行列のできる法律相談所』に生出演した。

 今年はハリセンボン・近藤春菜、ガンバレルーヤ・よしこ、水卜アナ、いとうあさこによる駅伝方式となり、水卜アナは総合司会を務めつつも、第3走者として42・195キロを6時間9分で走破。番組では最終走者のいとうにたすきをつないでゴールできたことがうれしいと明かしたうえで「最高のメンバーです」と4人の絆をアピールしていた。

 24日の同番組では、シークレットとされていた4人目の走者が水卜アナであることを発表。しかし、視聴者からは苦情が殺到したという。

「18時30分に放送がスタートした同番組は、出演者らのアップを映し、『4人目のランナーは誰?』とCMを挟みながら煽る演出を繰り返していました。20時頃とされた発表も結局、20時30分頃まで引っ張ったことで視聴者のイライラが爆発。ネット上では『チャリティー番組でやる演出じゃない!』『あからさまな視聴率稼ぎ!』と批判コメントが飛び交っていました」(芸能ライター)

 さらに、水卜アナの激走にも、視聴者はモヤモヤを募らせていたようだ。

「美女アナのマラソンとあって、男性視聴者の多くがお約束の“おっぱいユサユサ”を期待していました。ところが、彼女の胸が前から横からしっかり見える角度で映っている場面がほとんどない。生足も出していなかったため、いささか盛り上がりにかけました。また、水卜アナを待ち構えていた第4走者のいとうは、フィニッシュラインを指差しながら、“あと少し”を強調しながら応援。しかし、感情が先走ってしまったのか、フィニッシュラインの手前に出て彼女と抱擁したため、水卜アナがフィニッシュラインを越えていないとの指摘もされています」(週刊誌編集者)

 水卜アナの頑張りには心から拍手を贈りたいが、一部の視聴者の中には「スッキリ」しないものもあったようだ。

『24時間テレビ』いとうあさこの駅伝ゴールを生放送せず、「ひどい仕打ち」「日テレのミス」と批判

 8月24、25日に生放送された『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)が、平均視聴率16.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。番組は25日午後8時54分まで放送され、瞬間最高視聴率はエンディングを迎えた午後8時51分の39.0%だったことがわかった。

 今年のチャリティーマラソンは、「24時間駅伝」と銘打ち、4人による駅伝方式が取られたが、最終ランナー・いとうあさこが、ゴールである会場の両国国技館へあと少しで到着するという中で番組は終了。これに対し、ネット上では「ゴールシーンを放送しないのはなぜ?」「頑張った人に対しての仕打ちがひどい。怒りすら感じる」と批判が続出している。

「番組終了直前に『駅伝のゴールは(次番組の)『行列のできる法律相談所』(同)で生放送』と説明が入りましたが、いとうは同番組が始まる前のCM中に会場に到着したようです。ゴールの瞬間はVTRで放送されることになりました」(芸能ライター)

 また、実はいとうの事務所の先輩であり、『世界の果てまでイッテQ!』(同)で長年共演しているウッチャンナンチャン・内村光良が応援に駆け付けていたが、『24時間テレビ』内では放送されずじまいだった。

「この様子も、『行列』でVTR放送されたのですが、内村は勢いよく後ろから走って登場し、いとうに声をかけて、そのまま走り去ってしまうというボケをかましていました。生放送されていれば、間違いなく“笑いあり感動あり”の名シーンとして話題になっていたはずです。しかし、結局は生中継されないどころか、VTR放送にも不備が。羽鳥慎一アナウンサーの『内村さんが後ろから来て伴走して、伴走したかと思ったらものすごいスピードで抜かしていきました』というナレーションによって、内村がいとうに何と声をかけているのか、聞き取れなかったという人が少なくなかったんです。こうした点について、ネット上では『完全に日テレ側のミス』『そもそもスタートを早くすれば間に合ったよね。毎年思うけど、放送終了直前にゴールさせようとするのは何なの?』『いとうもウッチャンもかわいそう』などと、不満の声が噴出していました」(芸能ライター)

 一方で、いとうが走っている際、応援にかけつけた一般人によって、「走るスペースが狭くなってしまったシーンもあった」(同)という。

「いとうに触ろうと手を出す人、スマホで撮影するのに夢中になった人が押し寄せたのが原因です。ネット上では『あんなにギリギリまで人を入れちゃいけない』『走行場所チェックをしてる意味が全然ない』『触ろうとしてくる人何なの? 危ないし、そういう対策してないわけ?』などと、こちらも制作側の準備不足を指摘する声が続出していたようです」(同)

 今回ランナーを務めた4人には、「すごく頑張っていた」「感動した」という声が多かったが、同企画自体には以前から批判的な意見も少なくない。果たして来年も開催されるのだろうか……。

水卜麻美アナの24時間駅伝、サプライズなく肩透かしで「日テレ退社の準備説」も浮上

 8月24日、25日に放送された日本テレビ系『24時間テレビ〜愛は地球を救う〜』。毎年恒例のチャリティーマラソンは、「24時間駅伝」として4人のランナーがたすきを繋げる形で開催し、当日発表となった最後の1人のランナーは日本テレビの水卜麻美アナだった。

「予め発表されていたのが、『世界の果てまでイッテQ!』に出演しているいとうあさことガンバレルーヤよしこ、そして『スッキリ』MCのハリセンボン近藤春菜でした。いずれかの番組の関係者が有力ではないかとの話もあって、『スッキリ』レギュラーの水卜アナはいわば大本命だったわけです。

 結局その水卜アナが走ったということで、サプライズ的な盛り上がりはまったくなく肩透かし。もったいぶって当日発表なら、大物が出てきても良かったと思うんですが、当日までにキャンセルが相次いだ可能性もあります」(テレビ局関係者)

 今年のランナーは4人となっているが、“ギャラ”の面では例年よりも安く抑えているとも言われている。

「チャリティーマラソンのギャラは1,000万円とか2,000万円とか言われていますが、それはあくまで番組を通してかなり長い距離を走った場合。今回は1人あたり32~42km程度で、しかもそれぞれのタレントの“格”も正直そこまでではないので、かなり安く抑えられている。そのうえ水卜アナは日テレ社員なので、多少の手当は出たとしても微々たるもの。かなりの経費節減となっています」(同)

 ちなみに、水卜アナのチャリティーランナー構想は以前からあったという。

「日本テレビの歴史の中でも、トップクラスの人気アナですからね。『24時間テレビ』には総合司会として関わっていましたが、盛り上がりを考えると、やはりチャリティーランナーをやってほしいという声は大きかった。しかし、ランナーをやるとトレーニングなどの負担も大きく、ほかのレギュラー番組への影響が出てくる。日テレとしては、看板アナの水卜アナにそういったリスクを負わせたくないという思惑もあり、これまで実現しなかった。でも、今回は駅伝で体力的な負担も小さいということで、水卜アナに白羽の矢が立ったのでしょう」(同)

 さらに、水卜アナの“今後”を見据えてのランナー起用だという見方もある。

「日テレとしては、水卜アナの人気があるうちにいつかチャリティーランナーをやらせたいという考えはあったはず。もし、今度水卜アナが退社してフリーになったら、オファーしても断られる可能性がありますしね。そんな事情を考えると、今このタイミングで水卜アナが走ったのは、そろそろフリーになる予兆が見え始めていると邪推もできる。それこそ年内で退社なんていう展開もありえます」(同)

 結果的には微妙な盛り上がりとなってしまった水卜アナのチャリティーランナー。日テレとしたら、もっと豪華な“置き土産”が欲しかった?

水卜麻美アナの24時間駅伝、サプライズなく肩透かしで「日テレ退社の準備説」も浮上

 8月24日、25日に放送された日本テレビ系『24時間テレビ〜愛は地球を救う〜』。毎年恒例のチャリティーマラソンは、「24時間駅伝」として4人のランナーがたすきを繋げる形で開催し、当日発表となった最後の1人のランナーは日本テレビの水卜麻美アナだった。

「予め発表されていたのが、『世界の果てまでイッテQ!』に出演しているいとうあさことガンバレルーヤよしこ、そして『スッキリ』MCのハリセンボン近藤春菜でした。いずれかの番組の関係者が有力ではないかとの話もあって、『スッキリ』レギュラーの水卜アナはいわば大本命だったわけです。

 結局その水卜アナが走ったということで、サプライズ的な盛り上がりはまったくなく肩透かし。もったいぶって当日発表なら、大物が出てきても良かったと思うんですが、当日までにキャンセルが相次いだ可能性もあります」(テレビ局関係者)

 今年のランナーは4人となっているが、“ギャラ”の面では例年よりも安く抑えているとも言われている。

「チャリティーマラソンのギャラは1,000万円とか2,000万円とか言われていますが、それはあくまで番組を通してかなり長い距離を走った場合。今回は1人あたり32~42km程度で、しかもそれぞれのタレントの“格”も正直そこまでではないので、かなり安く抑えられている。そのうえ水卜アナは日テレ社員なので、多少の手当は出たとしても微々たるもの。かなりの経費節減となっています」(同)

 ちなみに、水卜アナのチャリティーランナー構想は以前からあったという。

「日本テレビの歴史の中でも、トップクラスの人気アナですからね。『24時間テレビ』には総合司会として関わっていましたが、盛り上がりを考えると、やはりチャリティーランナーをやってほしいという声は大きかった。しかし、ランナーをやるとトレーニングなどの負担も大きく、ほかのレギュラー番組への影響が出てくる。日テレとしては、看板アナの水卜アナにそういったリスクを負わせたくないという思惑もあり、これまで実現しなかった。でも、今回は駅伝で体力的な負担も小さいということで、水卜アナに白羽の矢が立ったのでしょう」(同)

 さらに、水卜アナの“今後”を見据えてのランナー起用だという見方もある。

「日テレとしては、水卜アナの人気があるうちにいつかチャリティーランナーをやらせたいという考えはあったはず。もし、今度水卜アナが退社してフリーになったら、オファーしても断られる可能性がありますしね。そんな事情を考えると、今このタイミングで水卜アナが走ったのは、そろそろフリーになる予兆が見え始めていると邪推もできる。それこそ年内で退社なんていう展開もありえます」(同)

 結果的には微妙な盛り上がりとなってしまった水卜アナのチャリティーランナー。日テレとしたら、もっと豪華な“置き土産”が欲しかった?