欅坂46のバラエティエース!? なぜか気になる「尾関梨香」その魅力への期待

 今回取り上げるのは、欅坂46のメンバー・尾関梨香。バラエティ受けしそうなタレント性に加え、ファンからは「最近やけにかわいくなった」と評判で、「尾関推し」も増えているのだとか。

 メンバーの中で一般的に知られているのは、写真集『ここから』(講談社)がヒット中の長濱ねる、昨年末の『NHK紅白歌合戦』のパフォーマンス後に倒れ込み、図らずも広く注目を集めたセンター・平手友梨奈と、かなり限られている。

 そんな中、ファンの間で「尾関スタイル」と呼ばれて人気だったのが彼女だ。

 例えばそのポンコツぶり。冠番組『欅って、書けない?』(テレビ東京系)の司会・土田晃之から、学生時代のスポーツ経験について聞かれた彼女は、「バレーボールを25日ほど」とマジ回答。ほかにも、ピアノを6年間も習っていたのに「『ねこふんじゃった』しか弾けない」など、エピソードには事欠かない。

 小学校時代、水泳を4年間やっていたにもかかわらず、できるようになったのは、壁を蹴って進む「蹴伸び」だけという驚異の運動オンチぶりも発覚。

 運動神経のなさは今も健在のようで、フラフープに挑戦するも、逆に“フラフープに回されている”ようなトリッキーな動きは、今でもファンの語り草になっている。『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の「運動神経悪い芸人」には適材だ。

 高校時代から老後について心配し、生活保護にならないかと憂うという、生真面目だがなぜか笑ってしまう点、同じメンバーからもかわいがられる愛嬌の良さも抜群だ。

 さてルックス的には「乃木坂46・生田絵梨花に似ている」とも言われた時期もあった。

 目線や表情、動作などは、どことなく日本テレビ・水ト麻美アナウンサーを思わせる。

 そんな彼女だが、昨年10月にリリースされた5枚目のシングル「風に吹かれても」で初のフロントメンバーに選ばれたことが作用したのか、少し痩せてあか抜けた。

 さらに、3月7日発売の6thシングル「ガラスを割れ!」TYPE-Dのカップリング曲「バスルームトラベル」を、長濱、小池美波とともに歌うことが決定。先日そのPVが公開されたのだが、映像を見たファンは、尾関の愛らしい表情と歌声に惚れ直したのか、SNS上で「尾関ブーム到来!」とつぶやく者も現れている。

 そんな彼女に虜になるのは裏方も同じらしい。

『欅って、書けない?』では、「スタッフが娘にしたいメンバー」というランキングで1位に輝いている。また長寿音楽番組『MUSIC FAIR』(フジテレビ系)の担当ディレクターも尾関の存在感に注目するなど、業界内からも熱視線を集めているのだ。

 彼女自身は「変なキャラ」だけで見られることへの戸惑いも感じているようだが、欅坂も結成3年目。いよいよ真価が問われる中、ファン層拡大のためにもさらなる飛躍を願いたい。
(文=都築雄一郎)

◆「ズバッと!芸能人」過去記事はこちらから◆

欅坂46のバラエティエース!? なぜか気になる「尾関梨香」その魅力への期待

 今回取り上げるのは、欅坂46のメンバー・尾関梨香。バラエティ受けしそうなタレント性に加え、ファンからは「最近やけにかわいくなった」と評判で、「尾関推し」も増えているのだとか。

 メンバーの中で一般的に知られているのは、写真集『ここから』(講談社)がヒット中の長濱ねる、昨年末の『NHK紅白歌合戦』のパフォーマンス後に倒れ込み、図らずも広く注目を集めたセンター・平手友梨奈と、かなり限られている。

 そんな中、ファンの間で「尾関スタイル」と呼ばれて人気だったのが彼女だ。

 例えばそのポンコツぶり。冠番組『欅って、書けない?』(テレビ東京系)の司会・土田晃之から、学生時代のスポーツ経験について聞かれた彼女は、「バレーボールを25日ほど」とマジ回答。ほかにも、ピアノを6年間も習っていたのに「『ねこふんじゃった』しか弾けない」など、エピソードには事欠かない。

 小学校時代、水泳を4年間やっていたにもかかわらず、できるようになったのは、壁を蹴って進む「蹴伸び」だけという驚異の運動オンチぶりも発覚。

 運動神経のなさは今も健在のようで、フラフープに挑戦するも、逆に“フラフープに回されている”ようなトリッキーな動きは、今でもファンの語り草になっている。『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の「運動神経悪い芸人」には適材だ。

 高校時代から老後について心配し、生活保護にならないかと憂うという、生真面目だがなぜか笑ってしまう点、同じメンバーからもかわいがられる愛嬌の良さも抜群だ。

 さてルックス的には「乃木坂46・生田絵梨花に似ている」とも言われた時期もあった。

 目線や表情、動作などは、どことなく日本テレビ・水ト麻美アナウンサーを思わせる。

 そんな彼女だが、昨年10月にリリースされた5枚目のシングル「風に吹かれても」で初のフロントメンバーに選ばれたことが作用したのか、少し痩せてあか抜けた。

 さらに、3月7日発売の6thシングル「ガラスを割れ!」TYPE-Dのカップリング曲「バスルームトラベル」を、長濱、小池美波とともに歌うことが決定。先日そのPVが公開されたのだが、映像を見たファンは、尾関の愛らしい表情と歌声に惚れ直したのか、SNS上で「尾関ブーム到来!」とつぶやく者も現れている。

 そんな彼女に虜になるのは裏方も同じらしい。

『欅って、書けない?』では、「スタッフが娘にしたいメンバー」というランキングで1位に輝いている。また長寿音楽番組『MUSIC FAIR』(フジテレビ系)の担当ディレクターも尾関の存在感に注目するなど、業界内からも熱視線を集めているのだ。

 彼女自身は「変なキャラ」だけで見られることへの戸惑いも感じているようだが、欅坂も結成3年目。いよいよ真価が問われる中、ファン層拡大のためにもさらなる飛躍を願いたい。
(文=都築雄一郎)

◆「ズバッと!芸能人」過去記事はこちらから◆

元乃木坂46・市來玲奈、日テレ内定も暗雲立ち込める? “ジャニーズNG”の可能性が……

 元・乃木坂46で女優の市來玲奈が2月17日、主演映画『9~ナイン~』の初日舞台あいさつに登壇。市來は4月に日本テレビの女子アナに内定していると報じられていたが、「一番行きたかった日本テレビに就職が決まっています」と初めて認め、「いつか乃木坂とも共演したい」と夢を語った。

 国民的アイドルグループから女子アナに、華麗なる転身を遂げる市来だが、不安材料もあるという。

「市來といえば、以前に『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)の社交ダンス企画にて、山本匠晃アナとコンビを組んで大会での活躍が期待されていたのですが、その矢先、学業優先を理由に突然ダンス企画からの降板を宣言し、真相を語ることなく番組を去っているんです。そのため、ネット上では彼女への大バッシング祭りが起きました」(テレビ誌ライター)

 しかし事実は違ったようで、市來は放送後、自身のブログで「相談もせずに去ったわけではありません」「悩んだ期間をたった5分程のVTRに収められてしまった」「テレビでは真実が伝えられていなくてとても悲しかった」と反論している。

「しかし、その記述はすぐに削除されたため、番組ファンへの誤解は解けておらず、今でも多くの“アンチ”を抱えたまま。また、MCの中居正広やジャニーズサイドの心証もいいとは言えず、女子アナになっても事務所からの共演許可が出るのかどうか。そもそも『元タレント』女子アナは話題が先行しすぎて、その後注目度は急激に尻すぼみになる。そんなプレッシャーをはねのけて人気アナになり、将来フリーに転身したとしても、TBSの番組から声がかかることはないでしょうね」(芸能記者)

 とにもかくにも、古巣との共演で乃木坂ファンに認めてもらうことが、人気女子アナへの第一歩となりそうだ。

元乃木坂46・市來玲奈、日テレ内定も暗雲立ち込める? “ジャニーズNG”の可能性が……

 元・乃木坂46で女優の市來玲奈が2月17日、主演映画『9~ナイン~』の初日舞台あいさつに登壇。市來は4月に日本テレビの女子アナに内定していると報じられていたが、「一番行きたかった日本テレビに就職が決まっています」と初めて認め、「いつか乃木坂とも共演したい」と夢を語った。

 国民的アイドルグループから女子アナに、華麗なる転身を遂げる市来だが、不安材料もあるという。

「市來といえば、以前に『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)の社交ダンス企画にて、山本匠晃アナとコンビを組んで大会での活躍が期待されていたのですが、その矢先、学業優先を理由に突然ダンス企画からの降板を宣言し、真相を語ることなく番組を去っているんです。そのため、ネット上では彼女への大バッシング祭りが起きました」(テレビ誌ライター)

 しかし事実は違ったようで、市來は放送後、自身のブログで「相談もせずに去ったわけではありません」「悩んだ期間をたった5分程のVTRに収められてしまった」「テレビでは真実が伝えられていなくてとても悲しかった」と反論している。

「しかし、その記述はすぐに削除されたため、番組ファンへの誤解は解けておらず、今でも多くの“アンチ”を抱えたまま。また、MCの中居正広やジャニーズサイドの心証もいいとは言えず、女子アナになっても事務所からの共演許可が出るのかどうか。そもそも『元タレント』女子アナは話題が先行しすぎて、その後注目度は急激に尻すぼみになる。そんなプレッシャーをはねのけて人気アナになり、将来フリーに転身したとしても、TBSの番組から声がかかることはないでしょうね」(芸能記者)

 とにもかくにも、古巣との共演で乃木坂ファンに認めてもらうことが、人気女子アナへの第一歩となりそうだ。

乃木坂46・白石麻衣の“冷たい態度”が話題に……実際、現場での評判は?

 アイドルグループ・乃木坂46の白石麻衣が「冷たい態度を取った」と、ファンの間で論争になっている。紳士服チェーン「はるやま」のCM出演に際してネット上で公開されたメイキング動画で、挨拶をするスタッフら関係者を無視しているように見える場面があったからだ。

 メンバー11名が出演した問題の動画は、CM制作時の風景として、撮影現場に入るメンバーをカメラマンが撮影しながら、ひとりひとりに「お願いします」と挨拶しているもの。続々と入ってくるメンバーの中には笑顔で頭を下げたり、挨拶を返したりしている者もいるが、数名は挨拶をするスタッフの方を一瞥もせず素通り。特に白石はそれが顕著だったため、一部ファンから「舞台裏ではこんな感じか」「社会人として残念」と落胆する声が出たのである。これには「疲れていただけだ」「考えごとをしていた」と擁護する声も少なくない。

 そこで、撮影現場の白石は実際どうなのか? グループに接したメディア関係者に聞いてみた。

「正直、白石さんは、だいたいあんな感じ。笑顔を振りまきながら現場入りするってことはなく、そっけないと感じたこともある」と話したのは、昨年までグラビア誌を担当していた編集者だ。

「それでも彼女は、撮影になると満面の笑みを作れるので、正真正銘のプロですね。カメラマンの要望にも応えてしっかりポーズを取れるので、NGもあまりないです。はっきり言って、仕事ができないタレントより、ずっと評判はいいですよ。ほかの現場では、中心メンバーでもないのに撮影についていちいちマネジャーを通じて文句言ってくるアイドルもいたりするんです。そういうワガママがなければ、挨拶くらいなくても気になりません」

 編集者がこう話すのには、理由もある。アイドルグループのメンバーを毎号、取り上げている同誌では「読者の大半はグラビア目当て」というほど、“アイドル人気頼み”なのだ。そのため、芸能ゴシップも多数掲載していながら、グラビアに登場するアイドルにかかわるネガティブな話は一切入っていない。

「活字の記事の方がオマケであって、グラビアのおかげで食っているようなものなので、メンバーがどんな態度でも反感を持つことはないですよ」と同編集者。

 ただ、この人物は今年から別の部署に異動しており、グラビア誌を離れたことについては「もう年下の女性に気を使わなくて済むね(笑)」と話しており、アイドルグループの担当が大変であるのが感じられた。

 一方、アイドル出演番組を数多く手掛けているテレビディレクターは「白石さんは優秀な方。アイドルグループ全体を見れば、もっと素養が低いのがゴロゴロいる」とコメント。

「一般的に売れているタレントは、挨拶はもちろんしっかりしていて、基本姿勢がまったく違いますよ。局入りしてすぐプロデューサーや共演者に個別に挨拶をして回るのも当たり前。事務所の先輩が同じ局内にいれば、足を運びます。番組の収録中でも、共演者が話しているときの聞く姿勢とか、しっかり訓練されている感じですが、アイドルグループのメンバーは、そういう基本が身についていないままの子がいて、雰囲気もまるで女子校の遠足みたいにユルいです。たとえばカメラでいつ自分を映されるかわからないのに、落ち着かずキョロキョロしていたり、うつむいていたり。だから、あたかも素人に言うような基本的な指示を出さないといけないんです。その中でわりとしっかりしている子は、グループを卒業しても売れていますけどね」

 AKB48の初期を支えた前田敦子も、当初はそっけない振る舞いで現場の評判が悪かったが、グループ卒業後には好評の声が増えている。運営関係者の中には「性格の良さは、坂道シリーズのメンバーでは随一」と評価する人もいるほどの白石。物議を醸したからか、問題のメイキング映像は公開直後に削除されていたようだが、こうして知られざる舞台裏の様子が話題になるのも、人気アイドルの証明だろう。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

ミニモニ。限定復活に水を差した辻希美の“炎上癖”……思い出される他メンバーの「不幸録」

 2000年代の人気アイドルユニット・ミニモニ。が、一回限定で復活し、話題となっている。2月12日放送の『モーニング娘。20周年記念スペシャル』(テレビ東京系)内の企画として、矢口真里と辻希美に現役のモーニング娘。’18メンバーの石田亜佑美、横山玲奈を加え、ヒット曲「ミニモニ。ジャンケンぴょん!」を披露した。

 放送に先がけ、辻はオフィシャルブログを更新。メンバーの集合写真を掲載したが、ネット上では「無理するな」「痛々しい」といった声が相次いだ。さらに、辻が「『親』と言う事は一切忘れて頂いて昔を思い出しながら見ていただけたら嬉しく思います」とコメントしたことから「もともと育児放棄してるようなものだろ」とアンチのツッコミが殺到している。

「おめでたいミニモニ。復活の場でさえ、アンチに材料を提供してしまうのは、さすが『ブログ炎上の女王』といったところですね。もちろん、辻はこれまで通り何事もなかったように更新を続けています。何よりオリジナルメンバーの復活でないところが往年のファンを落胆させたといえるでしょう」(アイドルライター)

 ミニモニ。は、モーニング娘。メンバーだった辻と矢口のほか、加護亜依にココナッツ娘。のミカを加えたユニット。メンバー全員が身長150センチ以下の小柄さがウリだったが、その後、メンバーが次々と不幸に見舞われている。矢口の自宅連れ込み不倫はよく知られた話だが、ほかのメンバーはどうなのか。

「加護亜依は、未成年喫煙報道を受けて芸能活動を謹慎。その後、年上の男性と結婚するも、夫からのDVや逮捕を受けて離婚に至ります。その過程で精神不安定におちいり、精神安定剤を大量服用しての自殺未遂騒動など、不幸キャラとして知られています。現在は新たな男性と結婚し子どももいますが、今回の出演はかないませんでした。ミカも現在は、ブラジリアン柔術家として護身術を教えており、芸能活動への興味はないようです」(同)

 

 今回の限定復活により、オリジナルメンバーでの復活の機会は、ほぼ永久的に失われてしまったのかもしれない。
(文=平田宏利)

“体調不良”のはずが……音信不通の地下アイドルメンバーが「AVの契約金」受け取ったまま失踪中!?

 体調不良で休業中と伝えられていた地下アイドルグループのメンバー女性ひとりが、実際には関係者と連絡の取れない失踪状態にあり、さらに「AVデビューの契約金を受け取ったままの状態」だという仰天話が聞こえてきた。

「彼女は、昨年末から音信不通です。トラブルが表になると、グループ自体の仕事が危なくなるので、運営側は隠したままですけどね」

 事情を打ち明けたのは、元マネジャー男性。アイドルライターもやっている男性は、約1年前までグループを担当していた。

「ただ、昨年の夏に多忙で担当から降りて、グループは別の小さなプロダクション所属となったんです」

 グループは2016年に結成したばかりの女性5人組で、活動の舞台は首都圏の小さなライブ会場程度。世間での知名度はまだ低い。音信不通なのは、その中のひとりである24歳(公称21歳)のメンバーAで、昨年の秋ごろから姿を消し、事務所サイドは「体調不良」として残った4人での活動を継続させていた。ただ、元マネジャー男性が退職後も現役メンバーらと連絡を取っていた中で、その真相が「失踪」だと判明したのだった。

「さらにわかったのは、所属プロダクションがAV女優の手配も手掛けているところで、AにAVデビューの話を持ち掛け、本人もそれを受けたというんです。メーカーとの契約金は300万円で、Aはそのうち100万円を受け取ったまま、撮影を前に連絡が取れなくなったということなんですが、実はプロダクション側は、最初から“元アイドルのAVデビュー作”を撮る目的でグループごと獲得したようなんです。今年1月か2月ごろまでに5本ぐらいのAV作品を撮影しながら、発売ギリギリまでアイドル活動させて商品価値を高める予定だったようですね。ただ、本人がいなくなるとメーカーとの違約金が発生してしまうため、プロダクションは今、必死に別のメンバーに代替出演の説得をしているとか。下手に失踪を知られてしまうと、アイドルグループ自体の商品価値がなくなるので、Aの不在は体調不良ということのままにしているんでしょう」

 この衝撃の裏事情は定かでない部分も多いのだが、いずれにせよAは現在も音信不通。

「AVデビューを嫌がったのか、別の理由なのか、連絡が取れないことにはわかりません。本当はネット上で失踪を明かして無事かどうか呼び掛けたいぐらいですが、自分はもうマネジャーではないし、他のビジネスが絡んでいるとなると、出しゃばったことはできない」と元マネジャー。

 このまま「体調不良」を装うことにも限界がありそうなものだが、グループの人気が低いため、世間ではほとんど気にされることはないまま、ごく一部のファンだけが「復帰を待っています」などと声を上げている。

 現在、AV界では出演強要や奴隷契約が人権問題となっているだけに、今回の問題がそれに類するものでないことと、何より本人の無事を願いたい。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

テレビ局の“ジャニーズ忖度”で……人気上昇も「グループ売り」できないEBiDANの苦悩

 男性アイドルといえば、ジャニーズ事務所の寡占状態となっている日本の芸能界だが、その牙城を切り崩そうと近頃、勢いを増しているのがスターダストプロモーションのEBiDANだ。

 超特急、DISH//、PrizmaXなどのユニットを擁するEBiDAN。地上波のテレビに登場することは少ないが、超特急は昨年オリコン1位を獲得し、アリーナツアーも成功、DISH//も単独日本武道館公演を何度も成功させるなど、その人気は高い。

「ジャニーズ勢には及ばないとしても、男性アイドル業界で確実に勢力を拡大しているのがEBiDAN。最近はソロでの売り出しも積極的で、DISH//のボーカル&ギター・北村匠海はドラマや映画に出演し、イケメン若手俳優として知名度を上げています」(女性週刊誌記者)

 俳優として出演した作品の番宣でバラエティー番組にも出演するようになった北村。しかし、そこではグループ活動について深く掘り下げられることは少ないという。

「あくまで“イケメン俳優”として出演しているのであって、アイドルグループのメンバーとして出演しているわけではないというのが、番組サイドのスタンスのようですね。だから、グループの話はスルーされがちなんです。スターダストとしてみれば、メンバーが個人で売れることで、グループの知名度を上げたいのでしょうが、あまりうまく行かないようです」(同)

 ももいろクローバーZのブレーク以降、多数の女性アイドルグループを輩出しているスターダスト。その男性バージョンとしてのEBiDANにも期待をかけているという。

「固定客を相手に確実な売り上げが見込めるアイドルビジネスは、事務所としてはかなりありがたいものです。今後数十年にわたってスターダスト全体の屋台骨にしようと、音楽部門に力を入れている。そのためにはEBiDANのブレークが必要となるわけですが、あまりにも強力なライバルが立ちはだかって、どうにもいかないようです」(芸能事務所関係者)

 その強力なライバルとは、もちろんジャニーズ事務所だ。

「ジャニーズ事務所が直々に“EBiDANに触れるな”などと、制作サイドに要請することはありません。でも、ジャニーズ事務所は横並びの出演者をものすごく気にするので、バラエティー番組にゲスト出演する際も“先週は誰が出ましたか?”などと聞いてくる。そこで、イケメン若手俳優がいたりすると、“次回からのオファーについては考えさせていただきます”となりかねない。そして、最大のタブーがジャニーズのタレントを別事務所の男性アイドルグループと同列に扱うことなんです。たとえば『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)などは、番宣などでジャニーズタレントが出ることも多く、DISH//のメンバーを大々的に扱ったとなると、確実に波風が立ってしまう。ジャニーズとの関係をこじれさせたくない制作サイドが、EBiDANにあまり触れなくなるというのも理解できますね」(前出関係者)

 いくらコンサートにたくさんのファンを呼べても、メディア露出は思うようにいかないEBiDAN。本当のブレークにはまだまだ時間がかかりそうだ。

 

「10年後も『めろんちゃん』でいたい」――ピアノで“TEPPEN”とったアイドル・山口めろんが語る今、そして未来

 今年1月12日、フジテレビ系で放送された『芸能界特技王決定戦TEPPEN』。そのピアノ部門で優勝したのは、頭にめろんを実らせた、ちょっと不思議なアイドルだった。

 彼女は何者? どんな経歴の子なの? そんな声に応えるため、彼女へのインタビュ-を行った。

――まずは『TEPPEN』優勝、おめでとうございます!

山口めろん(以下、めろん) ありがとうございマスクメロ-ン!

――優勝したときはどんな気持ちでしたか?

めろん 実は、収録の時はあまり実感がなかったんです。放送後にみんなから連絡が来て、「あ、獲ったんだ」と実感が湧いてきて、すごく嬉しくなりました。今もまだその嬉しさが続いているような状態ですね。

 これからは「追われる側」になりますが、今まで、あまりそっちの立場になったことがないんです。いつも、「這い上がって、這い上がって……」という感じだったんで。大学時代もポンコツでした。音楽学科を専攻していたんですけど、上手い人だけが選ばれるコンサートにも選ばれたことなかったし(笑)。

――ピアノを始めたきっかけは?

めろん 親が習わせてくれたことですね。物心ついた時にはもう習っていました。

――『TEPPEN』出演時のエピソ-ドを教えてください。

めろん 収録日の前日がリハ-サルだったんですけど、終わって最寄り駅まで帰ったら、お財布と家の鍵とICカ-ド、全部事務所の人に預けたままだったことに気付いて。「やばい!」って思って電話しようとしたら、携帯の充電が残り1%だったんですよ。「終わった……」と思いましたね。近所にお世話になっているレストランがあるので、そこで電話を借りて事務所と連絡を取れました。

――それは大変でしたね。では、当日のコンディションは万全ではなかった?

めろん そうですね。でも、逆にそれがあったから「どうにでもなれ」「もう失うものはない! 頑張るしかない!」って気持ちにもなって、いい方向にいけたような気もします。

――みんながライバルなわけですが、現場の雰囲気はどうでしたか?

めろん ライバルだからといって、バチバチするということはなくて、どちらかというと「自分との闘い」といった感じですね。みなさん「いかに練習通りに弾けるか」というような、いい緊張感がありました。

 決勝で戦ったこまつさんは「よきライバルだから」って言ってくれたりしています。出演者はみんな音楽が好きだから、そういう意味では“仲間意識”みたいなものがありますね。

――ご家族や地元の方からの反応もあったんじゃないですか?

めろん いかに私が忙しく毎日頑張っていたとしても、テレビに出て、メディアで発信して地元まで届けないと「あれ? まだアイドルやってるの?」と思われちゃうんです。だから、今回ゴ-ルデンタイムの全国放送で、いろんな人に見てもらえて、「めろんちゃん、ちゃんと頑張ってるんだ」って分かってもらえたのが本当によかったです。地元の兵庫・豊岡でも、市の掲示板で宣伝してくれたりとかしてくれて。今は本当に応援してくれています。

■「とにかく表現するのが好き!」

 

――アイドルになったきっかけは?

めろん 「芸能人になりたい」という気持ちは全くなくて。「いろんなものを見たい」っていう漠然とした気持ちで大学進学のために上京して、音楽関係の仕事に就ければいいなと思っていたんです。それが、大学のミスコンに出場したのをきっかけにお仕事をいただくようになって。それから、芸能界にも興味持ち始めて、オ-ディションを受けに行ったりしました。そうして事務所に入った流れでアイドルユニット「怪傑!トロピカル丸」を組むことになったんです。

 それまでは、あんまりアイドルに興味はなくて、“歌って踊る”っていうのもやったことがなかったし、想像できない世界でしたね。初めて社長に握手会に連れて行かれた時、自分の未知の世界だったので、「本当に今後この世界でやっていけるのか?」っていう不安がありました。

 メンバ-が集められてレッスンをして、レコ-ディングをして、CDが出てそれがお客さんの手に渡った時にようやく「アイドルをやってる!」っていう実感を持てたんです。それで、CDの初盤2000枚が売切れた時に、感動したんですよ。「私たちでもこんなにお客さんに喜んでもらえることができるんだ!」って。そこからみんなで一致団結するようになりました。それが、結成から半年ぐらいですかね。それから3年間ぐらいは本気でアイドルをやりました。

――その後、ユニットは解散するわけですが、その時は「もっとやりたい」という気持ちだったんでしょうか?

めろん そうですね。3年目でちょうど視野を広げていこうかなと思っていたところで、他のメンバ-も「女優になりたい」とか「グラビアでやっていきたい」とかそれぞれ目標が育っていて。「辞めたい」ということではなく、そろそろ次のステ-ジには進みたいと思っていました。

 卒業してからも「ユニット時代より下降したよね」って言われたくなくて。それ以上に「頑張ってる」ってどうしても認められたかった。なので、「ユニット時代よりは成長しよう」って頑張りました。

――その気持ちが今でもアイドルを続けているモチベ-ションなんでしょうか?

めろん そうですね。「あの頃の方がよかった」とはどうしても言われたくないし、「絶対今の方がいいよ」って言われたい。それもあったので、解散から半年間フリ-でいた時に、「何か形に残したいという気持ちで本を書きました。

――『アイドルだって人間だもん!』(創芸社)ですね。文章を書くのはもともとお好きなんですか?

めろん 結構創作意欲が強いんです。本を出したのは初めてで、それまであまり文章も書いていなかったんですけど、集中すると一気に書けました。朝から夜中の3時ぐらいまでパソコンに向かっていましたね。

――最初から出版の企画があって書いていたわけではないんですか?

めろん そうではなく、私が書いたものを60社ぐらいに持ち込んで、ようやく出版できた感じです!

――創作意欲の「原点」は何なんでしょう?

めろん やっぱり、やっていて「楽しい」っていう気持ちですね。書籍として形になるのが楽しいし、自分の作品を生み出すのが好きだし。それって、音楽とか芸術全てに通じるものかなって思います。とにかく表現するのが好きなんです!

――影響を受けた人がいるんでしょうか?

めろん 例えば、ピアノでショパンの曲を弾いていると、その曲を作ったときのショパンの心情とかが、曲を通して伝わってくるんです。そういうふうに、時間とか場所とかを超えて、何かを与える人になりたいと思ったのがきっかけなので、私が影響を受けたのは、昔から弾いている曲を作った音楽家たちなのかなと思います。

――ファンの方は、どんなタイプが多いですか?

めろん ユニット時代から応援してくれている方が多いですね。私のファンは、一回応援してくれると、離れていく人があまりいないんですよ! 特に、嫌いになって離れたりとかはないです。直接会いに来る頻度は減ったにしても、ずっとテレビで応援してくれていますね。あとは、『TEPPEN』とかテレビに出るようになってからは年齢層が広がって、ファミリ-とかお子さんも増えてきました。

 お仕事でショッピングモ-ルに行ったときには、「うわ~、めろんちゃん!」ってお子さんが声をかけてくれたりします。あと、娘さんを連れたお母さんが「この子、めろんちゃんを見てピアノを始めたのよ」って言ってくれたりとかして嬉しいですね。

――ファンはどんな存在ですか?

めろん 一言で表すと「友達」ですね。変に「テレビに出ている人」とは思われたくないです。見つけたらいつでも声をかけて欲しい!

■目指すは「チャップリン」みたいな“エンタ-テイナ-”

 

――メディア出演以外に、どんな活動をされていますか?

めろん 『めろんカンタ-ビレ』というイベントを定期的に開催しています。グランドピアノが置いてあるアットホ-ムなレストランで、ファンの方に集まってもらって、ご飯を食べたり飲み物を飲んだりしながら、私のピアノとト-クを聞いてもらうといった内容です。クイズなどの企画もあったりして、私がやりたいことを詰め込んだ空間という感じですね。もうひとつは『アイドルクッキング』。こちらは少人数で、私が作った手料理をみなさんに食べていただきながら、濃厚な時間を過ごしていただくという企画です。

――以前、原宿で「めろんちゃんシ-ル」を配る布教活動をしていましたが、あれは今でもやっているんですか?

めろん 今でも、時間がある時はやろうと思っていて、シ-ルはいつも持ち歩いているんですよ。最初は職務質問とかされて大変だったんですけど(笑)。ゆくゆくは原宿の都市伝説になりたいんです。「あ、めろんちゃんだ。本当にいた-!」みたいな。

――Twitterでは、絵文字をたくさん使ったり、「間違い探し」をやったりと、“めろんちゃんらしさ”が溢れていますが、SNSで発信する上で何か意識していることはありますか?

めろん あれ本当に素なんですよね。やりたくてやってるだけなんで。結構周りから「あのツイ-ト一周回って怖いよ」って言われることもあるんですが(笑)。普段からこんな感じのテンションなので、それを文章でも伝えたいなって思ってます。

 今どきのアイドルさんって、結構何でもTwitterに書いちゃうじゃないですか。「辛いことあった」とか「病んだ」とか。それに親近感が湧くっていうのも、わからなくはないんです。でも、私はやっぱりみんなに「楽しさ」とか「元気」を届けたいので。辛いことがあったとしても、「でも楽しい~!」みたいな気持ちで発信しています。読む人に心配もかけたくないですし。まぁ、たまに食生活が偏りすぎてファンのみなさんに心配をかけちゃうことはありますけど(笑)。

――メロンの名産地である茨城県八千代町の観光大使としても活動されていますが、これから新たに挑戦したいことはありますか?

めろん まだ自分のやったことがないジャンルに足を踏み入れてみたいです。例えば、政治やニュ-スを勉強して、今までの自分とギャップがあるようなこともしてみたい。ワイドショ-に出たりとか。「こう見えて、実はいろいろできるんだぞ」っていうところをアピールしたいです。

 あと、これまでに出した本を元にして、いろいろなメディアにも展開できればと思っています。普通のアイドルさんがやらないようなことをやって、質を高めていきたいですね。

――10年後はどんなことをしていると思いますか?

めろん 10年後も20年後も『めろんちゃん』でいたいです! ディズニーとか、アンパンマンのようないつまで経っても変わらない“キャラクタ-”みたいな感じで。だから、自分を曲げずに、ずっとこのままでいきたいです。

 みなさんが辛い時や悲しい時も、「めろんちゃんを見たら元気が出る」と言ってもらえるような存在になりたくて頑張っていますので、もしも辛い時があったらどういう形でもいいので、私を頼って欲しいです! いろいろな形でみなさんを元気づけられるような存在になりたいです。

――「めろんちゃんに憧れてアイドルになりました」っていう子が出てくるかもしれないですもんね。

めろん そうなりたいです! あとは、「チャップリン」みたいな“エンタ-テイナ-”になるのが目標です!

 一見、そのルックスや言動から、イロモノ的な見方をされてしまいがちな彼女だが、信念として持っているのは「みんなを元気にしたい」という正統派の気持ちだということが伝わってきた。

 近頃、アイドルの卒業やグループ解散などが続いている。もし悲しんでいる人がいたら、一度めろんちゃんに会いに行ってみてはどうだろう。絶対、幸せを分けてくれるだろう。
(取材・文=プレヤード)

●山口めろん(やまぐち・めろん)
兵庫県豊岡市出身。「怪傑!トロピカル丸」などのアイドルユニットで活動後ソロに。得意のピアノを活かし、『芸能界特技王決定戦 TEPPEN』に2016年から参戦。3度目の出場で見事優勝を果たす。『Emotional Beat 姫ラジ』(レインボ-タウンFM)、『えりぬきアイドルがその場で調べるニュ-スの結論(略して)バラ売り』(Kawaiian TV)レギュラ-出演中。

ブログ『山口めろんのめろんの気持ち』
https://ameblo.jp/memememelonchan/

Twitter:@memememelonchan

 

■山口めろん著『アイドルだって人間だもん~元アイドル・めろんちゃんの告白~』(創芸社)絶賛発売中!

ドラマ界にも吹き荒れる“乃木坂旋風”! 西野七瀬『電影少女』に注目せよ

 今や、公式ライバルのAKB48をしのぐ勢いのある乃木坂46だが、テレビドラマにも乃木坂旋風が押し寄せつつある。

 現在、与田祐希は『モブサイコ100』、1月末に次回のシングルをもってグループを卒業することを発表した生駒里奈は『オー・マイ・ジャンプ!~少年ジャンプが地球を救う~』、そして、西野七瀬は『電影少女-VIDEO GIRL AI 2018-』に出演している。どれも、テレビ東京系の深夜ドラマだというのが面白い。

 かつてAKB48のメンバーが『マジすか学園』シリーズ(テレビ東京/日本テレビ系)に出演したことで女優としての活路を切り開いていったように、今後は乃木坂のアイドルたちが女優として躍進していくことは間違いないだろう。

 中でも注目は、西野七瀬だ。

 彼女が出演している『電影少女』は土曜深夜0時20分から放送されているSF仕立ての恋愛ドラマだ。

 物語は海外で暮らす絵本作家の叔父の空き家で一人暮らしを始めた高校生・弄内翔(野村周平)が、古いVHSのビデオを見つけるところから始まる。

 ビデオの中にはビデオガールの天野アイ(西野七瀬)が封印されていた。実体化したアイは、3カ月だけ生命を獲得し、再生した男の願いを叶えてくれる理想の女の子になるはずだった。しかし、ビデオデッキが壊れていたせいで、性格や設定に不具合が生じてしまい、料理が下手で口調は乱暴という初期設定とは真逆の女の子になってしまう。

 本作は桂正和が1989~92年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載していた漫画『電影少女』の実写映像化作品だ。物語の舞台は2018年の現代で、原作漫画の続編となっている。

 ビデオガールのアイは年を取らない。漫画版の主人公で翔の叔父にあたる弄内洋太(戸次重幸)はすでに中年男性となっていて、アイには洋太の記憶がないというのは泣かせるが、そのことによって物語は、ちゃんと現代のものとなっている。

 それにしても驚いたのは、天野アイのビジュアルである。

 もともと桂正和の描く女の子は、アイドルの水着グラビアを見ているかのようなリアルな肉体描写と、漫画やアニメの記号化されたキャラクターの持つかわいらしさが共存していたのだが、ドラマ版『電影少女』は漫画版の感覚を実写に落とし込むことに完璧に成功している。

 自分のことをオレと言い、SFチックな衣装を着ている天野アイは、人間の姿をしているが人間ではないビデオガール。文字通り漫画の世界から現実に現れたような女の子だ。

 だから普通の女の子とは考え方も違い、微妙におっさんくさいところもある。でも気持ちはピュアで優しいという、チグハグなところがまた、チャーミングである。

 漫画版にあったエッチな描写は控えめだが、何気ないシーンで見せる華奢でスラッと伸びた手足からは健康な色気を感じる。

 とにかく、天野アイを演じる西野をかわいく見せようという作り手のこだわりが随所に炸裂しており、まるで動く写真集のようだ。

 特にエンドロールで流れるスチール写真が素晴らしい。

 映像は静止画で西野の映像は止まっているのだが、水や湯気といった周囲のものは動いているという不思議なものとなっている。これは時間の止まった少女としてのアイを見せる上で見事なアプローチと言えよう。監督の関和亮はPerfumeのMVを通して女の子の身体を人工的なアンドロイドのように見せてきたのだが、本作でも生身の女の子を漫画やアニメのキャラクターのように見せる手法は見事に生きている。

 そして、西野七瀬も天野アイに完璧になりきっている。

 最初に西野が天野アイを演じると知った時は正直、イメージと合わないなぁと思った。

 同じ乃木坂46ならショートカットで少年性も見え隠れして、本人も漫画好きの生駒里奈の方がいいのではないかと思った。しかし本作のために髪を切って登場した西野七瀬を見た時は驚いた。そこには、本物の天野アイがいると思った。

 女優としては野島伸司脚本のドラマ『49』(日本テレビ系)などに出演している西野だが、『電影少女』以前で、鮮烈な印象が残っているのは、映画『溺れるナイフ』などで知られる山戸結希監督が撮った西野のソロ曲のMV「ごめんね ずっと…」だ。

 このMVは、アイドルとして活躍する西野七瀬と、アイドルにならずに看護師になった西野七瀬の姿が同時に映し出され、幼少期や学生時代の映像や写真が挟み込まれるノンフィクション形式のMVだ。西野の哀しい歌声もあってか、なんだか見てはいけないヤバイものを見てしまったように感じて「あれは何だったのか?」と、今でも思い出す。

 MVの印象が鮮烈だったため、西野はもっと生々しい演技をする方向に女優として向かうのではないかと思っていた。

 だが、初主演となった映画『あさひなぐ』では『電影少女』にもつながるようなコミカルな姿も見せており、そして『電影少女』では、漫画的なキャラクターを演じるツボを完全につかんだように見える。

 漫画的なキャラクター性と女としての生々しい色気が、西野七瀬の中には共存している。

 かつてなら漫画の中でしか成立できなかった美少女・天野アイは、西野七瀬というアイドルの身体を借りることで見事、現代に蘇ったのだ。
(文=成馬零一)

●なりま・れいいち
1976年生まれ。ライター、ドラマ評論家。ドラマ評を中心に雑誌、ウェブ等で幅広く執筆。単著に『TVドラマは、ジャニーズものだけ見ろ!』(宝島社新書)、『キャラクタードラマの誕生:テレビドラマを更新する6人の脚本家』(河出書房新社)がある。

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