脳梗塞の介護に疲れ、父を見殺しに? 救急車を呼ぶまでの「タイムラグ」と母への疑惑

“「ヨロヨロ」と生き、「ドタリ」と倒れ、誰かの世話になって生き続ける”
――『百まで生きる覚悟』春日キスヨ(光文社)

そんな「ヨロヨロ・ドタリ」期を迎えた老親と、家族はどう向き合っていくのか考えるシリーズ。

 いったん自分の近くに義母の令子さん(仮名・91)を呼び寄せた峰まゆみさん(仮名・63)夫婦は、これ以上令子さんの一人暮らしが難しくなったことから有料老人ホームに移した。峰さんの心身の負担は軽くなったが、令子さんは意欲がなくなり、自室で寝てばかりいる。

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「あのとき、死にたかった」義母の本心

 令子さんは昨年末にコロナに感染したという。

「無事回復しました。面会ができなかったので、病状はよくわからなかったのですが、熱はそれほど高くなく、食欲が数日落ちただけで済んだらしいです。実は、コロナに感染したと聞いて、義母も90歳を過ぎていますし、お正月は迎えられないだろうと覚悟したんです。それがすんなり回復したというから、よほど生命力があったんでしょうね」

 回復したのは幸運だった、と峰さんは振り返るが、令子さんにとってはそうではなかったようだ。令子さんは「あのときに、死にたかった」と何度も繰り返す。

「『死にたかった』と言う割に、今は物欲がすごいんです。携帯は持っていないので、そのあたりの紙に書いた手紙が頻繁に届きます。手紙というか、欲しいものリストですよ。この店のこんなお菓子を買って持ってきてほしいとか、このブランドのこんな服を買ってきてほしいとか」

 ホームに入ってからは生きる気力もなくなったようで、食事のときに部屋を出る以外はベッドで横になってばかりいた令子さんだ。それがコロナから回復すると、俄然さまざまな「欲」が出てきたのだという。

 服は、最近仲良くなったホームの入居者が着ているのと同じようなものが欲しくなったらしい。お菓子は、スタッフに付け届けするためだと峰さんは苦笑する。そんなことをしなくても、スタッフは十分よくやってくれているのに、と思うが、人より少しでも良い待遇を得たいという思いからなのか――。

 「コロナで死にたかった」という令子さんと、その言葉の対極にある物欲――それを峰さんは「生への執着」だと言うが、この矛盾する言動が峰さんにはどうしても理解できないという。

義母は義父を見殺しにした

「実は、義母は義父を見殺しにしたようなんです」

 あくまでも推測だが、と断りつつも、峰さんはサラリと明かした。

 20年近く前のこと。脳梗塞を起こした義父を長く介護していた義母は、義父が2回目の脳梗塞を起こしたとき、すぐに救急車を呼ばなかった、というのだ。

「その時の様子を後日義母から聞いていて、救急車を呼ぶまでの間にタイムラグがあるのに気づいたんです。義母は半身が不自由だった義父の介護に疲れていたのかもしれませんし、不自由な体でなんとか生きてきた義父を不憫に思って、もうこの辺で終わりにしようと思ったのかもしれません。だから、義母のことを責めるつもりはありません。夫はこのことに気づいていないのか、何も言わないので私も自分の胸にとどめているのですが」

 令子さんは、しばらくしてから救急車を呼び、義父は病院に着いてまもなく亡くなったという。

 もし一命をとりとめたとしても、義父はもっと状態が悪くなっていただろうから、義父も義母もつらい思いをすることになっただろうと峰さんは言う。だから、病院で死ぬことのできた義父はまだ幸運だったとも思う。

 それだけに、義父の死を選択するボタンを押した義母が、「あのときに死にたかった」と言いながら、峰さんに見せる「生への執着」に戸惑っているのかもしれない。

ブチギレ東山に “CM離れ”加速の理由  

記者N 今週は7日に行われたジャニーズ事務所による会見で持ち切りでしたね。藤島ジュリー氏が社長を退任して代表取締役に、東山紀之が代表取締役新社長に就任と、事前に週刊文春で報じられていた通りの人事が発表されましたが、会見自体は紛糾そのもの。特に「被害者の会」などからは東山に対する批判の声が相次いでいます。
こういった背景から、日刊サイゾーの今週の人気記事ランキングはジャニーズマシ…

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辛い調味料「麻辣マニア」で極上の一品! ラーメンだけじゃない、おすすめレシピ【3選】

――調味料ソムリエ/野菜ソムリエでカレーマイスターのMICHIKOさんが、注目の調味料を使ったレシピを紹介します。今回は、「麻辣マニア」の活用法です!

 封を切ると、唐辛子の刺激的な香りのなかに、フルーティーな香り……。辛そうだけど、いい香り! 

 今回は、真っ赤なパッケージにパンダマークが目を引く、中国原産の「麻辣マニア」について、食料品専門店・北野エースのバイヤーに魅力をうかがいました。

「辛み系の調味料というと、唐辛子の種類、ハバネロやブート・ジョロキア、キャロライナ・リーパーなど辛さを競うものが多い中で、『麻辣マニア』は辛いだけでなく、本場中国の花椒(ホアジャオ)と麻椒(マージャオ)をブレンド。『シビシビ』としゃべっているパンダのイラストが目印で、辛いだけの唐辛子だけでなく、後から花椒と麻椒の痺れも味わうことができます。

 そして、何と“辛さ&痺れる”だけではありません。ガーリックパウダーやオニオンパウダー、食塩や砂糖などがプラスされているので、後味に『うまい!』があります。

 中国では唐辛子を好むエリア、花椒を好むエリアに分かれているので、こうしたミックスされたスパイスはほとんどないようです。つまり、日本人好みに作られた唯一無二の味わい。はやりのスパイス系調味料には唐辛子を主体としたカレーを思わせるようなスパイス類が多く使われていますが、麻辣マニアは中国のスパイスだけが使われている『魔法の香辛料』です」(食料品専門店・北野エースのバイヤー)

ポテトチップス、ラーメンなどに振りかけて!

 細かい粉末タイプなので、ポテトチップスやフライドポテトに振りかけるとよくまとわりついて、一口食べれば麻辣の世界に酔いしれ、辛くて痺れるけどおいしい! もう一口食べたい! 止まらないおいしさです。

 ラーメンなどの麺類、唐揚げや炒め物、焼き肉、お好み焼き、醤油、マヨネーズに、何にでもササッと振りかけましょう。また、キムチに追い麻辣マニアすれば、本格的な味わいにレベルアップしてくれます。いつものカップ麺や普段食べているおかずに振りかけるだけで、何倍にも楽しめるだけでなく、唐辛子や花椒の味わいで、四川料理の味わいに変身してくれます。

 食欲の秋、新感覚~痺れる辛さがやみつきに! 「麻辣マニア」をプラスして、秋の夜長をおいしく過ごしましょう。そうそう、開封したら冷蔵庫に入れてくださいね。

麻辣マニアおすすめレシピ:麻辣しいたけトースト

★しいたけの風味と麻辣マニアの辛みが好相性!
★マヨネーズとチーズが麻辣マニアの辛みを旨みに!

 

【材料】 (1人分)
食パン  1枚
シイタケ(生)  2枚
スライスチーズ  1枚
バター、マヨネーズ  各適量
麻辣マニア  適量
サラダ類 適宜

【作り方】
1.生シイタケは石づきを切り落とし、薄切りにする。
2.食パンにバターを薄くぬり、スライスチーズをのせる。その上に、しいたけを少しずらしながら並べ入れ、マヨネーズをかける。
3.オーブントースターで6~7分焼く。
4.皿に3とサラダを盛り、麻辣マニアをお好みの量、振りかける。

*生シイタケはしっかりと火を通しましょう。

麻辣マニアおすすめレシピ:こんにゃくと万願寺唐辛子の麻辣甘辛炒め

★ニンニクの香りが麻辣マニアと名コンビ!
★しっかりと味がついているので、ご飯のおかずにも、お酒のお供にも!

 

【材料】
こんにゃく  1枚(220g)
万願寺唐辛子  3本(60g)
にんにく  1片
オリーブ油  小さじ2
A:醤油、みりん  各大さじ1

【作り方】
1.こんにゃくは片面に5mm幅の格子状に切り込みを入れて食べやすい大きさに切り、熱湯でゆがいてから水気を切る。ニンニクは薄切りにし、万願寺唐辛子は食べやすい大きさに切る。
2.鍋にオリーブ油を熱し、こんにゃくを加えて軽く炒り、ニンニクと万願寺唐辛子を加えてサッと炒め合わせ、(A)を加えて煮汁がほとんどなくなるまで煮詰める。
3.器に盛り、麻辣マニアをお好みの量、振りかける。
*万願寺唐辛子は肉厚で、柔らかくて甘みのある野菜です。ししとうなどでも。

麻辣マニアおすすめレシピ:レバーと野菜の麻辣炒め

★辛みと痺れで豚レバーの食がススム!
★いつものレバニラ炒めも麻辣マニアで極上の一品に!

 

【材料】 (2人前)
豚レバー  100g
ニラ  1/2束
しめじ  1/2パック
もやし  1/2袋
ニンニク  1片
牛乳  50ml
焼肉のたれ  大さじ2~3
ごま油  大さじ1
麻辣マニア  適量

【作り方】

1.豚レバーは冷水で洗って血抜きをし、水けをふいて5~6mm厚さに切る。牛乳を加えて、冷蔵庫に30分ほど入れる。ニンニクはみじん切り、ニラは4cm長さに切り、しめじは石づきを切り落として手でほぐす。
2.フライパンにごま油を熱し、豚レバーを加えて中火で両面を炒め焼きにし、取り出す。
3.2のフライパンにしめじともやしを加えて炒め、豚レバーを戻し入れ、焼き肉のたれとニラを加えて炒め合わせる。
4.器に盛り、麻辣マニアをお好みの量、振りかける。
*豚レバーを牛乳につけることで、レバーの血生臭さを牛乳が吸収してくれます。

親分が認知症に! ヤクザ社会の介護要員は「若い衆」、「介護苦」で逮捕か?

今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。

ヤクザの大事件が起こらない状態は続く

 8月27日は「山口組分裂記念日」ですが、大きな事件はありませんでしたね。「文春オンライン」は「白昼に人々が行き交う街中で発砲などの危険な対立抗争事件が起きないとの保証はない。警察は情勢の注視を続けている」とか、めちゃ煽ってましたが、ないと思ってました。

 やっぱり「重罰化」と「トップの責任問題」がヤクザの事件の抑止力になっているのでしょう。

 トップの逮捕は組織の運営に影響が出ますし、親分は顔もよくわからない枝(下部組織)の若い衆の事件まで責任など持てないというのが本音です。それに、組織のために事件を起こして長い懲役に行く若い衆には、それに見合った報奨(お金とか昇進とか)が必要です。

 今は過剰な暴排(暴力団排除条例)のせいで組織の金庫も寂しくなっていますし、そういうもろもろの事情の結果として、大事件が起こらないようになってきているのでしょう。この状態は続くと思います。

ヤクザ社会の少子高齢化はカタギ社会より深刻

 ヤクザに限りませんが、逮捕の時は大きく報道するのに、「不起訴」とか「起訴猶予」になると扱いが小さくなったり、あるいは報道しなかったり、というのは昭和の時代からあったと思います。

 9月1日、「自分の親分をどついた若頭氏」の不起訴がひっそりと報じられました。逮捕の時は名前も顔もじゃんじゃん出てましたが、不起訴報道は「『若頭』の男性」でした。「若頭の男性」って、なんかちょっとアレですね。こういう時は「暴力団幹部」でいいのではないでしょうか。

 「不起訴の理由」が明らかにされないのは、ここ20年くらいかと思いますが、なぜ隠すのか、教えていただきたいです。

 それはさておき、この事件は、介護が原因だったらしいことをネットニュースが伝えて話題になりました。路上でボコられていたところを通行人さんに通報されたそうです。被害者が六代目山口組の中核組織である弘道会の傘下組織の親分で、認知機能が低下していたことがわかり、関係者やネット民はざわつきました。若頭の破門説もありましたが、不起訴でしたし、今のところ動きはないようです。

 何回か書いてますが、ヤクザ社会はカタギ社会の鑑(かがみ)なんですよね。しかも、なぜか問題は増幅されます。景気がいい時はめちゃくちゃいいし、悪い時はめちゃくちゃ悪いんです。少子高齢化もカタギ社会より深刻です。

昭和のヤクザは社会保険加入も普通

 そもそもヤクザが認知症になるまで長生きするって、昭和では考えられませんでした。33歳で射殺された夜桜銀次氏は極端としても、三代目山口組の田岡一雄組長は、晩年は病床で過ごして没年68歳でした。亡くなるにはお若いですが、当時にしては長命だったと思います。

 それと意外かもしれませんが、平成の初めくらいまでは合法的な企業の社長だったり従業員だったりで、社会保険に入っているヤクザは珍しくなかったですよ。知り合いの親分衆も、みんな健康保険で病院に行ってました。そういうのを推進してきたのも田岡三代目ですね。「正業に就け」と、いつもおっしゃっていたそうです。

 田岡三代目などが力を入れていた港湾荷役関連の仕事は労働災害も多かったので、労災保険は必須ですよね。もちろん雇用保険・年金も大事ですが、介護保険法がスタートしたのは2000年でした。

 それまでは、介護とは社会的に「お嫁さん」が「家でするもの」でした。介護を苦にした挙げ句の悲劇はけっこうありましたが、50代以上の方なら「在宅介護」はうれしくはなくても「任務」みたいな感じもありますよね。ヤクザ社会でも「お嫁さん」がいなければ、「若くない若い衆」が介護をするのは当たり前という流れですかね。

 なので、想定外に長生きするヤクザ、合法的ビジネスからの排除の結果としての介護保険ナシ、からの「介護苦」はこれからも増えると思います。今回は、たまたま通行人さんに目撃されて事件になっただけで、実際にはいろいろ起こっているかもしれません。

 仲のよかったご夫婦でも、介護していたご主人が奥様を殺しちゃうような事件がありますから、他人にはわからないことも多いです。

娘が「すみっコぐらし」のグッズを友達にあげてしまった! お礼は折り紙と手紙だけって許せる?

「子ども同士の付き合い」が前提のママ友という関係は、価値観や環境の違いからさまざまなすれ違いが起きやすい――。ママたちの実体験を元に、ママ友ウォッチャーのライター・池守りぜねが、ママ友トラブルの解決策を考える。

 子どもの頃、香りのついた消しゴムや小さな便せんなど、可愛らしい文房具を友達同士で交換したことがある人は少なくないだろう。令和の小学生の間でも、友達同士でプレゼントを贈り合う風習は残っているようだ。しかし、そこにはトラブルも潜んでいる。今回は、娘の友達付き合いをめぐり、ママ友の対応に頭を悩ませているお母さんの声を取り上げる。

小学校の帰り道にある我が家は子どもの溜まり場に

 都内に住む歩美さん(仮名・43歳)は、私立大学の事務として勤務しながら中学1年生になる息子と、小学3年生の娘の育児をしている。

「娘の愛理(仮名)はコロナ禍の時に小学校へ入学した影響からか、新しい友達ができにくかったんです。当時は子どもの保育園が同じだったママ友とLINEのグループを作って、子どもたち同士で遊ぶ機会を作るようにしていましたが、今では愛理も、小学校にたくさん友達ができました」

 戸建て住宅である歩美さんの家は現在、子どもたちが集う場所になっているそうだ。

「我が家はちょうど小学校の帰り道にあるので、よく娘が友達を家に連れて来ているようです」

 放課後、子どもたちが歩美さん宅で過ごすことは、ママ友たちも了承しているそうだ。というのも、歩美さんの家には中学生の息子がおり、小学生だけで留守番しているわけではないため、「安心感があるみたいですね」とのこと。

「小学校の周りには高額な民間学童しかないため、当初は仲が良いママ同士で『お互いの家で子どもを留守番させよう』とも話していたんです。実際に、娘もママ友の家で遊んでいたのですが、ほかのお宅はみんなマンションでして、『一軒家のほうが広い』という理由から、自然とうちに子どもたちが集まるようになった感じですね」

 歩美さんの家では、息子さんが小学生の頃も、友達がよく遊びに来ていたそうだ。

「私は時短勤務で午後4時には退社できるので、フルタイムで働いているママの子どもがよく遊びに来ていました。ママ友にうちまで迎えに来てもらうのは悪いなぁと思い、子どもたちには『帰る時間があまり遅くならないようにね』とよく伝えていました。それでもゲームに熱中して、なかなか帰らないこともあって、それには困ってしまいましたね」

 子どもたちが集まる家ならではの悩みはほかにもある。

「息子と友達は当時、ポケモンカードや『Nintendo Switch』でよく遊んでいました。ある時、そのゲームソフトがなくなってしまい、一緒に遊んでいたママ友にLINEをして探してもらったことがあるんです。どうやら友達が、息子にソフトを借りたまま持って帰ってしまっていたのです。そういう子ども同士のトラブルがあると、『うちで遊んでもらうのは嫌だな……』と思ってしまいます」

 最近、歩美さんは、愛理さんの友達付き合いで困っていることがあるそうだ。

「息子は、特定の少数の友達と仲良くするのではなく、大勢のクラスメイトが一気にうちへ遊びに来て、途中で公園に行く……という遊び方をしていたのですが、愛理は仲のいい2~3人の女の子とばかり一緒に過ごしていて、その子たちが代わる代わる毎日遊びに来ています。そのうちの1人は、ママに会ったことがないので、何かあった時に困るなぁとは常々思っていました」

 ある時、愛理さんの持ち物で気になることがあった。

「愛理の筆箱を見たら、鉛筆や消しゴムが減っているんです。それにぬいぐるみも1つなくなっていました。『この前、買ってあげたばかりじゃない』と聞いたら、家に遊びに来た三奈ちゃん(仮名)にあげてしまったと言うんです。三奈ちゃんは、3年生になって初めて同じクラスになった子で、さっき話した“ママと面識がない子”。三奈ちゃんは娘の好きな『すみっコぐらし』のキャラクターを気に入って、『欲しい』と言ったみたいで、愛理がプレゼントしたそうです」

 もともと家に遊びに来ていたのは保育園で一緒だったママさんの子どもが多かったので、「気軽に連絡が取れた」という歩美さん。しかし子どもが小3にもなると、交友関係が広がり、相手の家庭を把握しきれなくなったそうだ。

「三奈ちゃんのママは、あまり保護者会などには来ないので、顔もよくわからないんです。息子の時のゲームソフトのように高額ではないですが、ノートや文房具、ぬいぐるみなどを勝手にあげるのはよくないと思いました。娘にも『金銭のやりとりではないけれど、パパとママが働いて買ったものなのだから、そういうことはしないで』と伝えたんです」

 しかし、愛理さんから驚くような反論をされたという。

「愛理は『あげたんじゃない。お礼をくれたよ』と言い、折り紙の作品や、メッセージの書かれたノートの切れ端が入ったビニール袋を持って来たんです。子ども同士なので悪気はないのでしょうが、新品の文房具やぬいぐるみのお礼を、折り紙や手紙で済ませてしまっていることに、強い違和感を抱きました」

 そこで、歩美さんは三奈ちゃんのママに手紙を書いたそうだ。

「もしかしたら、うちに遊びに来ていることを知らないかもしれないので、手紙にはまずそのことを書きました。それから、愛理が文房具やぬいぐるみをあげてしまったことを記し、『お互いそういうことはしないようにしませんか』『ご家庭でも三奈ちゃんに注意してほしい』と書きました」

 その手紙を三奈ちゃんに『パパかママに渡してね』と伝え、託したという歩美さん。しかし――。

「その後、公開授業で三奈ちゃんのママと会う機会があったのですが、何も話しかけてこなかったんです。私だったらすぐ謝るのに……。たまらずこちらから『こんにちは』と声を掛けたのですが、『こんにちは』と受け流されてしまって、『私の手紙読んだのかな』『読んだのに何も伝わってない?』と、それ以来モヤモヤしています」

 物の貸し借りや、もらったりあげたりをめぐり、子ども同士、また親同士がトラブルになるケースはよくある話。最近は、おもちゃや文房具も高額化しているが、「親の知らぬところで、子どもが友達に貸したり、あげたりしてしまう」ことは、ママたちの悩みの種になっているようだ。実際、筆者も、気づかぬうちに子どもが自分の文房具を友達にあげていたことがあった。

 小学校中学年くらいまでの子どもは、物の価格や価値はわからないだけに、キャラクターものなど、周りの友達が欲しがるグッズは、できるだけ学校や学童には持っていかせず、家の中だけで使うのが得策といえる。しかし、愛理ちゃんと三奈ちゃんは自宅で遊ぶ仲だけに、それでは防ぎきれない。

 となると、やはり「もともと付き合いがあり、コミュニケーションが取れるママの子どもしか家に招かない」ようにするしかない。たとえ親しいママ友同士でも、おもちゃがなくなったことを伝えたり、子どもがあげたつもりのものを返してほしいとお願いするのは、気が引けるものだし、あまり知らない相手であった場合、それはなおのこと難しいだろう。

 三奈ちゃんのママは、実際のところ手紙を読んでいないかもしれないが、子ども同士のトラブルに介入するのを嫌がるタイプの可能性もある。しかし、お互いに「物の貸し借りは、親に確認してからじゃないとしない」「持ち物を勝手にあげたりしない」というルールを明確に共有できているママではない場合は、自分の目が届く場所で、子どもたちを大勢かつ公園で遊ばせるなど、個人同士だけの付き合いにならない工夫をする必要があるかもしれない。

 そうこうしているうちに、子どもも成長し、物の価格や価値を理解できるようになって、こうしたトラブルはなくなっていくはずだ。

東山紀之、「忖度必要ない」発言で『Mステ』どうなる? NHK『紅白』は2枠に激減の可能性も

 9月7日、ジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏(2019年に死去)の性加害問題をめぐる会見に、東山紀之新社長、藤島ジュリー景子前社長、ジャニーズアイランド・井ノ原快彦社長が出席。4時間以上にわたる会見の中で、音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日系/以下、『Mステ』)の“ジャニーズ忖度”について触れる場面があった。

 質疑応答では、ある記者がジャニーズ事務所の“圧力”により、競合グループにあたるDa-iCE、JO1、INI、BE:FIRST、過去にはDA PUMPやw-inds.らが『Mステ』に出演できなかったケースを列挙。

 加えて、元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾による「新しい地図」が地上波に復帰するまでに何年もかかったことや、ジャニーズ事務所から“TOBE”に移籍したタレントの地上波出演の有無にも触れつつ、「こうした忖度はまだ続いたほうが良いと考えるか?」と質問した。

 これに対し、東山は「必要ないと思います」と明言し、「ファンの人たちがいてこそなので、これは忖度とかそういうの関係なく、公平に行くべき」とコメント。

井ノ原快彦が“ジャニーズ忖度”に私見「なくすのは大変」

 一方、井ノ原は「『ジャニーさん、メリーさんがこう言ってたから』っていう、昔のタイプのスタッフがいたのも事実」と内部の問題を明かした上で、「忖度って日本にはびこってるから、それをなくすのは大変です。一緒に考えていく問題でもあると思います」と、すぐになくすのは難しいとの私見を示した。

 また、この日はジュリー氏に対して、元名誉会長の故・メリー喜多川氏(21年に死去)が「ほかのグループの出演を止めようとする様子を見聞きしたことはあるか?」と質問が投げかけられる場面も。

 これに対し、ジュリー氏は「ありません」「メリーが“誰々を出すな”といった話を、私が直接聞いたということはありません」と否定した。

 1986年にスタートした『Mステ』は、光GENJIの出演で視聴率が上昇したことをきっかけに、90年代以降にはジャニーズ所属アイドルがレギュラー化。毎回必ず1組以上のジャニーズアイドルが出演することから、視聴者の間でも「ジャニーズ枠がある」と認識されていた。

『Mステ』、“ジャニーズ忖度”なくなる前に「終了」も?

「『Mステ』は、いまだにJO1やINI、BE:FIRST、Da-iCEといった人気男性グループや、ジャニーズ事務所を退所したアーティストが出られない状況が続いている。ただ、東山新社長が『忖度は必要ない』と明言した以上、目に見える変化がないとテレ朝に批判的な声が飛び交いそう」(芸能記者)

 ただ、“辞めジャニ”の出演が実現する前に、『Mステ』自体が終了する可能性もある。

 というのも、8月13日付のニュースサイト「文春オンライン」は、司会のタモリが「いま終活中なんだよ」と周囲に漏らしていたと報道。3月で終了した同局『タモリ倶楽部』も、本人から申し出があったと伝えている。

「タモリの現在のレギュラーは『ブラタモリ』(NHK)と『Mステ』の2本。自宅で妻の介護に尽力しているとの報道もあり、特に『Mステ』の降板は時間の問題といえる。それに加え、今回の会見で『Mステ』とジャニーズ事務所の癒着問題が注目されたため、“タモリの降板”を大義名分として打ち切る可能性もありそうです」(同)

 また、『NHK紅白歌合戦』のジャニーズ枠も注目されている。2000年以降、同ジャニーズ枠はTOKIOのみ、もしくはSMAPを加えた1~2枠であったが、09年に嵐とNYC boysを加えた4枠に増加。12年に5枠、14年に6枠と増え、近年は5~6枠が定着している。

 なお、NHKは今回の会見を受け、「ジャニーズ事務所に所属するタレントの起用についても見直すべきだとのご指摘を受けています。NHKでは、出演者の起用については、番組の内容や演出に合わせて、ふさわしい人を選定してきましたが、今後は、所属事務所の人権を尊重する姿勢なども考慮して、出演者の起用を検討したいと考えております」とのコメントを発表している。

「今年、NHK大河ドラマ『どうする家康』主演の嵐・松本潤が『紅白』の審査員席に座るのは既定路線ですが、出場枠としては00年代まで長らく続いた2枠に戻される可能性もありそうです」(同)

 疑問の声が上がりながらも、長らく存在し続けてきた『Mステ』や『紅白』のジャニーズ枠。今年は目に見える変化があるだろうか。

【アラフォー婚活ルポ】アプリの男性と海外旅行もラブはなし? 初日から大トラブル発生

――合コン歴20年以上、累計回数2,500回以上、30代なかばに乳がんで闘病するも、現在は絶賛婚活中のライター・漫画家の白戸ミフルが「アラフォー婚活」の実体験をほぼリアルタイムでお届けします! アラフォー中の結婚は成就するのか……!? 

【前回まで】

 20代男子にセフレにされかけた痛い経験をバネにして「婚活の鬼」になった私。マッチングアプリを中心に行動中! 趣味とノリが合ったことから、出会ってすぐの男性とベトナムに旅行へ。しかし、初日から大トラブルが発生し……。

270話『アプリの男性と海外旅行もラブはなし? 初日から大トラブル発生』

――続きは9月13日公開!

――バックナンバーはこちら

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『刑事7人』東山紀之のタレント業引退を予見していた? 最終回で登場した「スーツ姿の男」は……

 9月7日、ジャニーズ事務所が故・ジャニー喜多川氏(2019年に死去)の性加害問題をめぐり会見を開催。東山紀之新社長、藤島ジュリー景子前社長、ジャニーズアイランド社長でもある20th Century・井ノ原快彦が出席。東山は、社長就任に伴い、年内でタレント業を引退すると発表した。

 会見で東山は、「喜多川氏の性加害を認め、ここで謝罪させていただきます。私は年内をもって表舞台から引退し、失った信頼を取り戻すべく、今後は人生、命を懸けてこの問題に取り組んでいく覚悟です」と決意を表明。「(3カ月前に)ファンクラブも立ち上げてたんですが、皆さんに最後ごあいさつをさせてほしい」と、ファンに理解を求めた。

 さらに、東山は今後の被害者への対応について「今回は法を超えて、救済、補償というものが必要だなと思っています」と語った上で、「“夢や希望を握り潰された彼ら”と“夢を諦めた僕”とで、しっかり対話をするということがいいのかなと思います」と発言。

 ネット上では、この「夢を諦めた僕」というフレーズに反応する人が続出。「こういう会見で『夢を諦めた僕』とか個人的なこと言わないほうがいい。被害者モードだと誤解される」と否定的な意見がある一方で、一部の東山ファンからは「私たちファンは『夢を諦めた僕』という彼の言葉を聞き逃せない。ヒガシが表現者としてステージに立ち続けることは、ファンの夢でもあった。ヒガシに夢を諦めさせたジャニーさんを許せない」と悲痛の声も散見される。

東山紀之、『刑事7人』はSeason9でシリーズ終了?

 なお、東山が約6年間にわたってメインキャスターを務めた大型ニュース情報番組『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)は、「平等性を持たないといけない」(東山)との理由で3日の放送をもって降板。

 一方、ドキュメンタリー番組『バース・デイ』(TBS系)は8日、番組公式サイトで「ナビゲーターの東山紀之さんは、所属事務所の社長に就任したのを機に、番組への出演を終了することになりました」と発表。東山は前身番組『ZONE』から数えると、実に約23年間にわたって司会およびナビゲーターを務めた。

「東山は、10月8日に開幕する舞台『チョコレートドーナツ』の再演を控えているほか、12月21~26日には大阪と東京でディナーショーを開催予定。ファンの前に立つのは、ここが最後となりそうです。また、15年から毎年放送されている東山主演連続ドラマ『刑事7人』(テレビ朝日系)は6~8月にSeason9が放送されたばかりですが、シリーズ終了か否か気になるところ」(芸能記者)

『刑事7人』東山紀之演じる天樹は、最終回で刑事を辞める展開に

 Season2~8が世帯平均視聴率の全話平均で2ケタを記録するなど、高視聴率を誇ってきた『刑事7人』シリーズ。Season9の第1話(6月7日放送)では、東山演じる刑事・天樹が日記に「刑事をやめようと思っている」とつづる衝撃的なシーンからスタート。

 そして最終回(8月9日放送)の終盤では、「天樹さんは刑事を辞め、僕らの前から姿を消した」という野々村拓海刑事(白洲迅)のナレーションが流れ、田舎暮らしに転じてクワで畑を耕す天樹が登場。「刑事ではなくなった自分……。一体どんな人生が待っているのだろう。今は皆目見当がつかない。ひとまず、あの男に会ってみよう」と記された天樹の日記が映り、顔の見えない“スーツ姿の男”が天樹の前に登場し、同シーズンが終了した。

「放送時、主人公が退職するというラストに、視聴者は騒然。『別のジャニーズ俳優に主演交代か?』『劇場版でシリーズ終了のパターン?』とさまざまな臆測を呼びました。今回の東山のタレント業引退発表に伴い、ネット上では新たな主演俳優を予想する人も見られ、ジャニーズの後輩である木村拓哉や岡田准一らの名前が挙がっています」(同)

 まるで、東山の“タレント業引退”を予見していたかのような終わり方であった『刑事7人』。東山の“一身上の都合”によりシリーズ終了となってしまうのか、それともほかのジャニーズ俳優が主演を引き継ぐのだろうか。