『ザ・ノンフィクション』利用料月5,000円の赤字フリースクールと補助金問題「そこにいていいんだよ ~もじゃくん夫婦と不登校の子どもたち~」

 日曜昼のドキュメント『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)。11月6日の放送は「そこにいていいんだよ ~もじゃくん夫婦と不登校の子どもたち~」。

『ザ・ノンフィクション』あらすじ

 神奈川県・横浜市にある、不登校の子どもたちが通うフリースクール「学べる居場所・かけはし」(以下、かけはし)を運営する、元小学校教師・廣瀬貴樹と妻の千尋。貴樹はくせ毛で、「もじゃくん」と呼ばれている。

 かけはしは特定の場所を持たず、廃校になった小学校や行政の施設など日によってさまざまな場所で活動を行っている。2021年5月から活動が始まり、当初は1人の子どもしか通っていない状況だったが、徐々に教師時代の仲間に伝わり、地域の情報紙などにも掲載され、今では毎日20人が通っている。

 かけはしに通う8歳の少年・だいちゃんは、音や刺激に過敏なようで、学校に行けず、家でも幼い弟妹たちの存在にストレスを感じてしまうようだ。また母親にべったりで、近所のコンビニに母親が行くのも嫌がるとのこと。千尋に、“かけはしのスタッフや友達の中で、だいちゃんが遊んで楽しいと思える人ができたらいいかもしれない”と励まされた母親は、ほっとした様子だった。かけはしは子どもの居場所だけではなく、親がほっとできる場所でもある。

 そんなかけはしだが、行政からの金銭的支援などは受けていない状況で、子どもたちの利用料金1人当たり月5,000円と、賛同者の寄付で賄っている。ボランティアスタッフの交通費や子どもたちの保険代を払うと、それだけで運営は火の車だ。そのため、貴樹と千尋の教師時代の貯金を取り崩す生活だという。

 そんな中で貴樹は、近隣の古い空き家を借り、かけはしの拠点にしようと試みるも、フリースクールは住宅街ではなく公的な施設で行ったほうがいいと周囲から助言され、結局、その空き家は地域の人々が集まるカフェとして運営することに。貴樹はカフェで稼いだお金がかけはしの運営費用になればともくろむも、むしろカフェは赤字続きで、かえって経営状況を圧迫してしまう。

 番組の取材開始当初13歳だったかけはしに通う少年・たくみは、「理由なき不登校」のようだ。彼は8歳になるまでは明るい性格だったのだが、徐々に口数が少なくなっていき、小学4年になるとまったく学校に行けなくなってしまった。不登校の理由は、いじめでも病気でもなく、母親もいまだに原因がわからないと話す。その後、いくつかのフリースクールに通わせるも、続いたものはかけはしだけだったという。

 たくみは取材開始時、人とのやりとりはうなずくだけで発話がない状態だったが、貴樹の誘いには素直について行っていた。そして、次に番組スタッフがかけはしを訪ねると、たくみは千尋や、番組スタッフとも短い会話ができるように。

 たくみが所属する中学校の教師は、彼のそんな様子を見た上で、かけはしのようなフリースクールに通うことについて「(家にいるより)よっぽどいい、人と触れ合っている。家の中の刺激は限られてますから。(フリースクールでは)ぜんぜん違う刺激を受けられますよね」と話していた。

 また、母親にいつもべったりだっただいちゃんも、番組の最後では母親から離れ、貴樹でも千尋でもない別のかけはしのスタッフと遊んでいたのだった。

 子どもたちは変化を遂げる中、横浜市・山中竹春市長がかけはしを視察する機会があり、貴樹は運営の厳しさなどを伝えたものの、公的な支援を得られるといった成果にはつながらなかったようだ。

 かけはしは結局、行政からの補助金がもらえなかったようだ。私自身もライター以外の仕事で、行政の補助金があれば助かるという場面があり、いろいろと調べてみたことがあった。単純に、「社会的に意義のあることをしていて、日本の未来を担う子どもたちが元気になっているんです。だから支援してください」と訴えたところで、行政の補助金などもらえないと想像がつく。

 「行政=お役所」ゆえに、民間の企業や一般顧客を相手にするときよりもさまざまなルールや決まりごとがあり、それを滞りなく通過する必要がある。

 例えば行政からの補助金を得たい場合、NPO法人や一般社団法人などの法人格があることが望まれ、ただの個人であったり、法人格のない有志の集まりでは厳しいことが多い。ただ、かけはしのホームページを見たところ「一般社団法人」とあり、この点はクリアしているようだ。

 NPO法人や一般社団法人は、設立だけでなく、運営にも結構な手間や金がかかる。補助金をもらうために金がかかったり、本来の事業(かけはしであれば、不登校の子どもや親の支援)に注力する時間が減っては本末転倒ではないかと腹立たしい気持ちもあるが、一方で行政の「どこの馬の骨かもわからない団体に補助金(税金)を渡せない」という気持ちもわかるので悩ましい。

 なお、かけはしのある神奈川県のホームページを見ると、「神奈川県フリースペース等事業費補助金 令和4年度実施事業のお知らせ」があり、ひきこもり・不登校などで悩んでいる本人、家族を支援している民間団体のうち、県の補助金が対象となっている団体が紹介されている。

 翌年の令和5年度には、かけはしも補助金がもらえているだろうか。

ジュリー氏、King&Prince脱退・退所発表直前に見せたという「不機嫌な顔」のワケ

 11月に入ってから、“激震”が続いているジャニーズ事務所。1日、ジャニーズ事務所副社長およびジャニーズアイランド社長・滝沢秀明氏の退社が明らかに。その3日後の4日には、King&Prince(以下、キンプリ)の岸優太、平野紫耀、神宮寺勇太が2023年5月に脱退し、平野と神宮寺は同時に退所、岸も同年秋には退所予定であると報告された。この展開に、ネット上のジャニーズファンからは事務所社長・藤島ジュリー景子氏への批判が噴出しているが、「彼女はキンプリの脱退・退所発表直前、周囲に不機嫌な顔を見せていた」(テレビ局関係者)ようだ。

 Snow Man、SixTONESを2020年に同時デビューさせ、人気グループに育て上げた実績を持つ滝沢氏だが、先月31日をもってジャニーズを電撃退社。一部では、ジュリー氏との確執が原因ではないかとうわさされており、両グループのファンは、ネット上で「タッキーがいなくなったら干されない?」などと心配を口にしていた。

「そんな中、4日夜にキンプリメンバーに関する発表が出て、これまた世間は大騒ぎに。キンプリファンからは『ショック』『信じられない』といった悲痛な叫びが飛び交い、また『ジャニーズは大丈夫なの?』と混乱する声も見られました。また、キンプリの退所組が“海外で活躍したい”と主張していることから、『それで事務所にいられなくなった?』『ジュリーさんが許してくれなかったの?』などと臆測を呼んでいるんです」(同)

 このように現在ジュリー氏は、一部ジャニーズファンの間で、「滝沢氏や岸、平野、神宮寺を追いやった」と認識され、猛バッシングを受けているという。

「周囲の関係者も、キンプリ3人の退所発表前から渦中にあるジュリー氏の“ピリピリムード”を感じていたといいます。未来のスターを育てるはずだった滝沢氏の離脱、そして事務所の看板グループ・キンプリの空中分解と、事務所が傾く事態が続いているわけですから、気が立つのも当然かもしれませんが……実はジュリー氏がイラついている原因は、また別にあるようなんです」(同)

 ここ最近、ジュリー氏は、昨年11月にデビューしたばかりの男性アイドルグループの存在を気にしているのだという。

「サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』(GYAO!/TBS系)から誕生した11人ボーイズグループ・INIです。INIは今月3日、公式YouTubeチャンネルでデビュー1周年記念として『INI DEBUT 1ST ANNIVERSARY PARTY』と題した生配信を実施。テレビやネットニュースでも大々的に取り上げられていたのですが、ジュリー氏はこれに対し、不機嫌な様子を見せていたというんです」(同)

 ジュリー氏といえば、ジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏の姉であるメリー喜多川氏の娘。生前のメリー氏は、ジャニーズ以外のボーイズグループの活躍を「ものすごく嫌っていた」(同)そうだが、ジュリー氏にも同様の傾向があるそうだ。

「自身の感情を優先させて采配を振ることがあったり、ほかの男性グループに圧力をかけていたとされるメリー氏に比べ、ジュリー氏は冷静なタイプといえますが、“ジャニーズ以外のボーイズグループはみんな敵”という思想は受け継がれているようです。しかも、INIには元ジャニーズJr.の田島将吾が所属しているので、余計に気に入らないのかもしれませんね。今、未曾有の危機にさらされているように見えるジャニーズですが、ライバルの存在を意識しているらしいジュリー氏は闘志がみなぎっているともいえます」(同)

 INIなど他事務所のボーイズグループの存在に刺激され、いよいよジュリー氏が事務所の立て直しに本腰を入れてくれることを祈りたい。

『silent』『エルピス』『PICU』…一番の期待作は? 秋ドラマ序盤ランキング

 恒例の民放連ドラの序盤ランキング。秋ドラマも、10月5日スタートの『親愛なる僕へ殺意をこめて』から10月24日スタートの『エルピス—希望、あるいは災い—』まで、開始時期に3週間近くブランクがあったため、取り上げるタイミングに迷ったが、『エルピス』がようやく第3話まで進んだこともあり、今期ドラマを振り返りたい(『霊媒探偵・城塚翡翠』は最終話手前となってしまったが……)。

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『笑っていいとも』後番組が比較されるお昼の帯番組の怪物フォーマット

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 今回のテーマは「『笑っていいとも!』について」です。

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King & Prince、平野紫耀らの脱退決意に「ヘッドハンティング」の可能性? 海外進出のキーマンは岩橋玄樹か

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SixTONESの松村北斗が『ラヴィット!』で笑顔…「仲間っていいね!」

 7日放送のTBS系『ラヴィット!』にSixTONESの松村北斗が初出演。人気アイドルの悲しいエピソードでスタジオを沸かせていた。

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三宅健「ジャニーズにとって偉大な存在」、内博貴はHiHi Jets&美 少年の心情を配慮――滝沢秀明氏の退社に言及したタレント

 10月31日をもってジャニーズ事務所を“電撃退社”した滝沢秀明氏。何の前触れもなくジャニーズを去り、その後の動向も不透明なことから、ネット上ではかねてより興味を示していた「火山探検家」への転身説をはじめ、さまざまな臆測が飛び交っている。そんな中、所属タレントが公式モバイルサイト・Johnny’s webのブログや、舞台公演で滝沢氏の退社に言及した。

 滝沢氏は、2018年末をもって芸能界を引退。故・ジャニー喜多川氏から若手の育成を任され、19年1月にジャニーズJr.の育成・プロデュースを手掛けるジャニーズ事務所の関連会社・ジャニーズアイランドの代表取締役社長に就任。また、同7月にジャニー氏が死去してからは、ジャニーズ事務所の副社長も兼任していた。

 以降、裏方として尽力してきた滝沢氏だが、今年9月26日付でジャニーズアイランドを辞任し、10月31日にはジャニーズ事務所副社長からも退いたという。

 これに伴い、元V6・井ノ原快彦がジャニーズアイランドの新社長に就任。11月1日付の「日刊スポーツ」によると、井ノ原は滝沢と10月上旬に話をしたというが、「僕はタッキーじゃないので、どういう事情があったのか(わからない)。彼の中で何か決めたことがあったんだろうなって思います」とコメント。滝沢氏が退社を決めた理由や、今後の仕事に関する情報などは一切明かされていない。

「滝沢氏の退社は青天の霹靂。かつてはアイドルとして一世を風靡し、20年1月にデビューしたSixTONESやSnow Manをはじめ、若手のプロデュースに注力してきただけに、退社発表後、Johnny's webのブログでお別れや感謝の言葉をつづるジャニーズタレントが続出するものと思われましたが、直接的に滝沢氏に触れる者は現れませんでした。一部メディアでは滝沢氏は『円満退社』とも報じられていたこともあり、ネット上では、『「タッキー、ありがとう」とか誰も書かないの? 円満退社なら何か発信してよ』『円満なはずなのにタッキーについて誰もブログで触れないのが怖い』『事務所側から箝口令でも敷かれてるのかな』といった声が相次いだんです」(ジャニーズに詳しい記者)

 そんな中、元V6・三宅健が11月4日にJohnny's webの個人ブログ「ニコニコ健゜」を更新。「滝沢、お疲れ様でした」と切り出した上で、「一度しかない人生、やりたいことをやり、残りの人生は自分のために生きてほしいと思います」と思いをつづった。

 三宅は16~18年まで、滝沢氏が座長を務めた舞台『滝沢歌舞伎』に出演。この共演をきっかけに、2人は「KEN☆Tackey」というユニットを組み、18年7月にシングル「逆転ラバーズ」をリリースした。

「滝沢氏と深い関係にあった三宅だけに、ブログでは『ジャニーズにとって偉大な存在であった』として、19年7月にジャニー氏が亡くなった後の功績や、事務所への貢献度を称えていました。さらに、三宅にとって滝沢氏は『ジャニーズの中で、唯一の友人であり、弟のような存在』だったとも明かしています」(同)

 三宅のブログを読んだジャニーズファンからは「不気味なほど誰もタッキーについてコメントしない中、健くんがブログを書いてくれてうれしかった」「滝沢くんに触れるのがタブーになっているだろう中、発信してくれてよかった」「健くんなら、タッキーへの思いを書いてくれると思った。健くんの言葉に感動した」「名前を出してストレートなメッセージを出してくれてありがとう」と感激の声が相次いでいた。

 さらに、11月6日に千秋楽を迎えた舞台『少年たち あの空を見上げて』でも、ジャニーズ所属俳優・内博貴が滝沢氏の名前を出していたとか。

 同舞台はジャニーズJr.内ユニット・HiHi Jetsと美 少年の主演作で、9月11日~10月13日まで東京・新橋演舞場で上演され、10月28日~千秋楽は愛知県・御園座で行われた。各会場の公演ページやポスタービジュアルには「Eternal Producer:ジャニー喜多川」「演出:滝沢秀明」とクレジット表記されている。

「千秋楽公演を観劇したファンのレポートによると、カーテンコールのあいさつで内は、8月後半から稽古が始まり、滝沢氏が舵を取って東京、愛知で公演ができたと振り返っていたそう。さらに、『その後、悲しいことがあってみんな心身ともに苦しかったと思うけど、舞台ではそれを見せずによく頑張った』などと、2組を労っていたといいます」(同)

 また、公演期間中の11月4日にはKing&Princeのメンバー・岸優太、神宮寺勇太、平野紫耀のグループ脱退と退所が明らかに。共にステージに立つことも多かった先輩であり同士でもある3人との別れが滝沢に続いて発表されただけに、内はHiHi Jetsと美 少年メンバーの心情を慮ったのだろう。

 突然の別れとなるため、ジャニーズファンはもちろん、気持ちの整理がついていないタレントも多いだろうが、時間をかけながらも少しずつ悲しみを乗り越え、前進していってほしいものだ。

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