刑務所に入りたい高齢者、NHK『一橋桐子の犯罪日記』はリアル? 12年のムショ生活で見た「介護される」受刑者の姿

 NHKで現在放送中のドラマ『一橋桐子の犯罪日記』。松坂慶子演じる主人公・一橋桐子が、刑務所に入ることを目標とした“ムショ活”に励む姿を描く作品だ。

 桐子は年金とパートの収入で生活しているものの、暮らしはラクではなく、そんな中で親友の知子(由紀さおり)が他界。心の支えを失って、自分はこのまま孤独死していしまうのではないか――とふさぎ込んでいたところ、テレビで流れた「刑務所に入りたくてやった」という逮捕者の言葉に心が反応してしまう。

 刑務所では季節を感じる食事が1日3回提供され、軽作業で報酬も支払われ、体が弱れば介護もしてもらえるという。桐子は終の棲家として“刑務所”を選び、人にできるだけ迷惑をかけずに逮捕される方法を模索していくのだが……。

 一方、実際の刑務所は「すでに老人ホーム化している」というのはサイゾーウーマンで「知られざる女子刑務所ライフ」を連載する中野瑠美さん。桐子と同じように行き場がなく、ムショで年を重ねていく人は多いそうで、そうした高齢者の介護をするのもまた受刑者だという。

 中野さんが通算12年の刑務所生活の中で見た、高齢受刑者の姿と介護事情とは? 『一橋桐子の犯罪日記』2話の放送に合わせて、2017年に公開した記事をあらためて紹介したい。


(初出:2017年6月2日)

 覚せい剤の使用や密売などで逮捕起訴され、通算12年を塀の中で過ごした後、その経験を基にさまざまな活動を続ける中野瑠美さんが、女子刑務所の実態を語る「知られざる女子刑務所ライフ」シリーズ。

行き場がなく、ムショで年を重ねていく人は多い

 最近は「障害」ではなく「障碍」と書く傾向もあるのだと、初めて知った瑠美です。

 私には、かわいいかわいい息子たちがいてますが、最近はホンマ子どもが減りましたね。私は子どもがたくさんいて、お年寄りが元気に長生きできる社会がいいと思うのですが、これからどうなっちゃうんですかねえ。

 もちろん、ムショの少子高齢化も例外ではありません。若い刑務官が不足する一方で、お年寄りの収容者はどんどん増えていて、ムショはすでに老人ホーム化しているのです。

 ちょっと前ですが、生活保護をもらえなくて、下関駅に火をつけて有罪判決を受けたおじいさんが84歳で出所されました。なんと放火の前科が10件だそうです。知的障碍があって、「行くところがなくて火をつける→ムショ」の繰り返しで、人生の半分以上を獄中で過ごされたとか。今は牧師さんが面倒を見ておられるそうで、よかったですね。

 このおじいさんの例は極端としても、行き場がなくてムショに入って年を重ねていく人は多いです。障碍があって働けないとなると、もう懲役しかないというのもあります。

 私が務めた和歌山や岩国の刑務所では、体が不自由な方も一緒に作業していました。こういう人たちは障碍が軽めなんでしょうが、夜は独居房でしたね。起床時の布団上げから洗濯や掃除、食器洗いなどはスピードが勝負の「戦場」モードですから、障碍があると「足手まとい」とされて、イジメに遭ってしまうからです。

 「懲役」とは、「所定の作業」を行わせる刑罰で、皆さんのイメージは工場でいろんなもの(刑務作業品ですね)を作ったりする感じかと思いますが、ほかにも施設内の清掃、受刑者や刑務官の食事の用意、差し入れされてくる図書の整理なんかも「作業」となります。

 そして、障碍者や高齢の受刑者の介護というのもあります。これは誰にでもできるわけではなくて、受刑者の作業としては格上なんですよ。ホリエモンこと堀江貴文さんや鈴木宗男さんもムショでは介護をしたはったそうです。元国会議員の山本譲司さんが書かれた本『獄窓記』(新潮社)には、刑務所内での介護の体験をシモの世話のことまで生々しく描かれていると編集者さんから聞きました。

刑務所でバブルの女帝”尾上縫さんを介護した思い出

 そして、もちろん私も担当しましたよ、介護(ちょっと自慢)。若い人はご存じないでしょうが、大阪・ミナミにあった料亭「恵川」のおかみさんだった尾上縫(おのうえ・ぬい)さんの介護を長く担当していました。

 80年代不動産バブルも今は昔となりましたが、当時の尾上さんは料亭や雀荘の経営の傍ら株で稼ぎ、「北浜の天才相場師」と言われてました。占いで株の値動きを予想して、「NTT株が上がるぞよー!」というとホンマに上がったとかで、銀行関係者など「信者」もたくさんおられたそうです。

 もちろんバブル崩壊で大損されるわけですが、銀行を騙したとして、まさかの「巨額詐欺事件」に発展します。銀行からの借り入れは約2兆8000億円だったそうですが、フツー料亭のおかみさんに、そんなに貸しますかねえ。縫さんもよくはないけど、やっぱり銀行が悪いと思いますよ。

 ネット情報によりますと、獄中で破産手続きをされた時は、負債総額4300億円で、個人としては史上最高額だそうです。そして、「懲役12年」の判決が確定したのは21世紀になってからで、2003年4月でした。いかんせん被害額がハンパないので、調べることもようけあったからでしょうが、1930年生まれですから、当時もう73歳ですよ。

 そこから12年て、ため息が出ますよね。私がお世話をさせていただいた頃は、もうお一人では何もできない状態でした。ずっと一緒だったこともあり、私は縫さんが好きでしたね。「養女においで」とも言われました。

 縫さんは、元気な時には毎晩拝んでおられました。そして、私の肩をたたいて「ミーサンが降りてきはったで。ちゃんと守ってもらうように言うたから、安心しいや」と言ってくれました。ミーサンとは「巳さん」で、蛇の神様ですね。「三輪そうめん」で有名な奈良の大神(おおみわ)神社などにおまつりされています。関西ではメジャーだと思うんですが、ご存じでしょうか。

 初犯ですから仮釈放もあったようで、ひっそりと出所されて14年頃に亡くならはったそうです。思い出して、また会いたくなりました。合掌。

橋本環奈『紅白』司会抜擢で囁かれる2つの裏事情「大河出演」「明菜不出場でジャニーズ祭り」

「もしかしたら夢なのかな?ってまだ思ってます。。。 お話を伺った時にまず、 え?司会?私が? そもそも何で私なんだろう。と耳を疑いました」

 大みそかに放送される『第73回NHK紅白歌合戦』にて大泉洋、桑子真帆アナ、櫻井翔らと司会を務めることが発表された橋本環奈が、率直な心境をこうツイートした。

 『紅白』の司会といえば、これまで大河ドラマや朝ドラ出演者など、NH…

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Kis-My-Ft2・北山宏光に「ギャップ萌え」、美 少年・金指一世が「少女漫画の扉絵」みたい? ジャニーズ“胸キュン”写真

――ジャニーズチェックに連日精を出すジャニオタ2人が、アイドル誌を眺めながらよもやま話をダベり中!

B美……永遠の29歳。人生の半分以上をジャニーズに捧げている、ジャニオタ歴20年超の芸能ライター。今一番気になるアイドルはKis-My-Ft2・北山宏光。
C子……永遠の35歳。デビュー組からジャニーズJr.に降りた月刊誌編集者。好きなアイドルはフレッシュな子。

B美 ジャニーズJr.内ユニット・Travis Japanの全世界デビューが9月29日に発表されたね~!! 10月28日に配信リリースをもってメジャーデビューするっていう、ジャニーズ事務所では新たな試みだとか。

C子 一部のファンは、CDでのデビューじゃないことに不満を抱いているものの、結果的にデビューが決まってよかったと思うよ~。運命の日まで、いよいよ1カ月を切ったね。

B美 一方で、Jr.ファンの間では早くも「次のデビューはどのグループか」って話題になってる。候補の筆頭はHiHi Jetsか美 少年か……。関西Jr.だと、Aぇ! groupも勢いがあるから、Hi美より先の可能性もあるよね。

C子 順当にいけば、HiHi Jetsじゃない? 結成されたのは、美 少年よりも1年前の2015年だったよね。先月30日放送の『ザ少年倶楽部生放送スペシャル』(NHK BSプレミアム)では、HiHi Jetsのオリジナル曲をVTRで“ほぼ全部見せ”してて、明らかに扱いが良かったもん。

B美 HiHi Jetsといえば、「J-GENERATION」2022年11月号(鹿砦社)に『HiHi Jets Spring Paradise 2022 ~CRUSH THE FRONTLINE~』のレポートが載ってたよ。これは今年の3・4月に行ったツアーだね。

C子 どれどれ、見せて~!! この公演は、ジャニーズJr.の公式グッズを扱う「Johnnys’ ISLAND STORE」の公式オンライン限定・受注生産でDVDが販売されたみたい。リリース日は12月24日だから、その前に「Jジェネ」で写真が見れるのはうれしいなあ。

B美 最初の24ページには、メンバー5人が円になっているカットが載っているね。これ、作間龍斗と井上瑞稀が完全に後ろを向いている姿をとらえているけど、ここまでアイドルのつむじが見られる写真って珍しい。

C子 ホントだ~。作間のボンバーヘアと、みじゅきのまんまる頭の対比がいい感じ。ところで、25ページの作間と猪狩蒼弥は、2人そろってジト目をしてるけど、一体何があったの!?

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B美 言われてみると、明らかにドン引きしている時の表情みたい(笑)。作ちゃんの隣にマイクを持っているメンバーの腕が見切れていて、衣装から推測すると、たぶん高橋優斗かな……? 2人の顔は、ゆうぴが話していることに対するリアクションって感じだよね。そんなあきれられるようなトークだったのかな。

C子 この時期のガリさんは、髪に紫のメッシュが入ってたんだね。28ページのソロショットなんて、2.5次元舞台に出てきそうなビジュアルだよ。カラフルな衣装もそれっぽい。

B美 わかる~! ただ、これはまだ顔がハッキリ見えているからいいんだけど、29ページだと目元が隠れがちなのがもったいないのよね。前髪が長い上に、サングラスをかけたり、帽子を被っているからさ。ガリさんのソロページは、そこがちょっともったいないかな。

C子 次の橋本涼は、ホントに色気があるね~。31ページで女性のマネキンを抱きながら歌っている写真なんて、実際に現場で見たら「キャー!」ってなるやつじゃん。

B美 赤いセクシーなドレスを着たマネキンに密着しながらも、余裕そうに歌っているのが最高だね。でも……こうやって写真で見ちゃうと、ちょっとシュールかも。当然だけど、“マネキン感”が強い(笑)。遠目からなら、本当の女性っぽく見えるのかな。

C子 まあ、こんなふうに写真をじっくりと見れるのも「Jジェネ」ならではだよね。31ページ左下のカットだと、ピンクの豹柄の衣装を着ているけど、今どきこんなに派手な柄が似合うジャニーズ、そうそういないよ。

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B美 ピンクの豹柄衣装というと、32ページの作ちゃんも着ているね。はしもっちゃんはいたずらな笑みを浮かべている瞬間が切り取られていた一方で……、作ちゃんは“チベスナ顔”(チベットスナギツネのような顔)じゃない?

C子 確かに、めっちゃチベスナだわ。目の焦点も合ってなくて、“心ここにあらず”って感じなのに、どういう気持ちで指をさしてるんだろう? 33ページに目を移すと、ちょっとしたスマイルが見られてうれしいけど。

B美 33ページ右下の写真は、王子様ふうの衣装がサマになってるね~。あ、作ちゃんバージョンもよかったけど、同じ衣装のみじゅき(35ページ左下)は、ハイトーンカラーのヘアスタイルも相まって“海外のプリンス”って感じで素敵。Jr.時代のなにわ男子・西畑大吾の衣装についてた赤いマントみたいなのがアクセントになってる。

C子 みじゅきは、童話とかに出てくる王子様みたいだね。童顔っていうのもあって、ちょっと“着させられてる感”は否めないけど。

B美 前号の美 少年のコンサートレポもそうだったんだけどさ、「Jジェネ」の写真はアングルが独特。ステージの少し斜め上から撮ったような写真が多いから、人によってはうつむいているようなカットもあるけど、ゆうぴはわりと正面から激写しているから、ファンは絶対チェックしてほしい。

C子 26ページに書いてあるけど、鹿砦社からはこのコンサートをまとめた『HiHi Jets ZENSHIN JET!』っていうフォトレポートも出ているみたい。もっと写真は見たいって人は、探してみるといいかも。

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B美 HiHi Jetsに続いて、38~45ページには「金指一世 もっと知りたい!」という美 少年・金指くんの特集もあるよ。38ページにも「最年少メンバーとしてめざましい成長を遂げている」「少年から大人になりつつあり、ビジュアルもイケメン化が激しい」(原文ママ、以下同)と書いてあるけど、本当に顔が整ってるよね~。「伸びしろいっぱいの彼の魅力に迫ります」だって。

C子 すっかり大人っぽくなったよね~。44ページで自転車に乗っている写真は普通の高校生っぽく見えるのに、41ページ下の両手を広げて歌っている写真とか、スゴく色気があるもん。こういう男らしい表情も、前よりバチッとキメることが増えてきたなって思う。

B美 何より、45ページのセットにもたれかかって座っている横顔の写真は、まさに“絵になる美 少年”って感じ。ファンはこの1ページだけでも購入必至だよ!

C子 ホント、少女漫画の扉絵みたいに美しいね。まだ18歳の金指くんだけど、20代に向かうにつれてどんな男性になっていくのか、これからも成長が楽しみだわ~。

B美 Jr.について語ってきたけど、今号の巻頭特集はKis-My-Ft2だったね。「Kis-My-Ft2 未公開ソロショット集!」と題して、最近のツアー写真を大放出してる。1ページ目にも書いてあるけど、玉森裕太は大忙しだよね。7月期の連続ドラマ『NICE FLIGHT!』(テレビ朝日系)に続き、今期は『祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~』(日本テレビ系)で主演を務めてるし。

C子 キスマイメンバーといえば、最近はKinKi Kids・堂本光一のライバル役で舞台『Endless SHOCK』に出演した北山宏光の好演ぶりが話題だったよね。北山くんは9月の福岡・博多座公演に出ていたけど、SNS上には連日にわたって大絶賛の感想があふれてた。

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B美 「歴代ライバルの中で北山くんが一番よかった」なんて声も目にして、北山ファンとしてはうれしかったな~。しかもこれ見てよ、2ページ目のあざといカットを!! フードをかぶって流し目をしている写真は色っぽいし、3ページのポカーンと口を開けた写真はかわいい。童顔・小動物系の愛らしい表情から一転、4ページは少しクールな表情の写真もあって、いろんな姿が見られる。

C子 “ギャップ萌え”ってやつだね。対するガヤさん(藤ヶ谷太輔)は、ヒゲが生えてる時期の写真だね。ガヤさんのヒゲって、ファンの間では賛否両論あったし、どちらかというと否定的な意見のほうが多い印象だった。

B美 そうなのよね~。でも、役作りでヒゲをたくわえていたら仕方ないとは思う。主演舞台『野鴨 -Vildanden-』が9月に閉幕したからなのか、10月4日に「サッポロ一番」の会見に登壇したときは、ヒゲを剃っていたね。

C子 「Jジェネ」だと、全部おヒゲ姿のガヤさんだから、こっちのビジュアルが好きな人はうれしいかも。ところで、10ページ右上の玉ちゃん、子犬感が強くない? なんていうか、トイプードルっぽい。パーマ具合がワンちゃんみたいだからかな。ちょっと口を前に出しているのも、あざとかわいい。

B美 11~13ページの千賀健永は、お肌がキレイで目はキラキラ、唇もツヤッツヤ。アイドルというより、もはや“美容家”って感じ。11ページにも「ジャニーズきっての美容マニア」と書いてあるね。

C子 ちょっと、11ページを見て! 「ジャニーズに入所した頃からコンプレックスだった鼻や口元、フェイスラインを克服すべく、ヒアルロン酸注射やボトックス注射といった美容医療に力を入れている」と紹介されてるよ。本人もテレビとかで話しているから事実なんだけど、こんなふうにコンサート写真と一緒に施術情報が並ぶのは斬新すぎる。

B美 確かに、普通のアイドル誌とかでは絶対ないよね(笑)。さすが、写真だけじゃなくてテキストも充実してる「Jジェネ」だわ~。

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C子 千ちゃんは美肌だしヘアスタイルも美しくキマっているから、まるでお人形のようだったけど、15ページの宮田俊哉はなんかホッと安心するビジュアルだね。前髪が短めの坊っちゃん刈りで、まるでお笑い芸人のもう中学生みたい。寝癖みたいのもついちゃってるし。

B美 みやっちを見てると、癒やされるよね。あ、でも16ページを見ると、もう中ヘアじゃなくて、前髪を真ん中分けにしている時の写真もある。これは爽やかだね。左下の“ぷく顔”は女性アイドルみたいでかわいい~!!

C子 横尾渉は、元気な写真が少ないのが残念。弾ける笑顔がないっていうか……。基本は口を閉じちゃってるもん。メガネをかけているのも影響して、真顔だとちょっと気難しそうに見えちゃうね。

B美 17ページのマイクを持っている写真なんて、歌っている最中というよりは、静止画だと投資とか資産運用セミナーの講師みたい(笑)。後ろにホワイトボードがあっても違和感ないと思うわ。

C子 18ページには、少し笑みを浮かべている写真もあるけど……。もう少し楽しそうにしてる姿も見たかったな~。逆に、横尾さんのクールな表情が刺さるって人にはオススメ!

B美 22ページ右下の二階堂高嗣は“ザ・カワウソ顔”だわ。お口をキュッと結んでいてキュート。ニカも笑顔のカットは少ないかな~と思ったけど、横尾さんのソロページに戻ると顔つきの違いに驚くわ。本当に同じコンサートをやってるのかと思うぐらい。

C子 それぞれ、キスマイメンバーのいろんな表情が見れて楽しかった~。あと、9月には「渡辺翔太 美容番長に学ぶ!ビューティーケア事情」という特集もあるんだね。千賀さんだけじゃなく、Snow Man・渡辺もかなりの美容マニアだもんな~。

B美 タイトル通り、これはなべしょの美容法や名言を集めた企画なのよ。美容に目覚めたきっかけは、肌荒れに悩んでいた時期に千賀さんの家に遊びに行ったこと……とか、歴史もたどれるしね。美容へのこだわりとか、過去の本人の発言をピックアップしているから、同じく美に興味ある人は読み応えがあると思う。

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C子 しかも、54ページには「渡辺愛用のスキンケアアイテム」が一覧になっているじゃん!! 渡辺ファンにとってうれしい内容だね。あと、私は56~65ページの「大倉忠義・横山裕 関西Jr.を育てるプロデュース活動」も気になるな~。

B美 そうそう、Jr.時代のなにわ男子をはじめ、Aぇ!group、Lil かんさいらの写真がズラリと並んでいたよ。57ページ上の写真、見てよ。たぶん結構前の写真なんだけど、しゃがんでるLil かんさい・當間琉巧と大西風雅の顔が小さすぎて、豆みたいじゃん。

C子 こう見ると、大きくなったね~。琉巧、クリクリのおめめがかわいすぎるわ。左端に嶋崎斗亜もいるね。下の写真は、なにわ男子・大橋和也と藤原丈一郎、Aぇ!group・草間リチャード敬太、俳優として活動する室龍太か。横顔だけど、Snow Man・向井康二も写ってる。

B美 関西Jr.時代を知らなかったSnow Manファンには、ぜひ見てみてほしい。こうやってほぼおそろいの衣装で横並びになっていた5人が、今じゃ別の場所で活躍してるんだから、スゴいよね。エモい写真だわ~。

C子 58ページは「なにわ男子の結成」っていうトピックで、おそらく18年10月当時の写真かな? やっぱりみんなフレッシュだわ~。長尾謙杜とかも顔つきが幼くて、大橋くんもあどけなさが残っているね。59ページのAぇ! group・正門良規も、言っちゃ悪いけどまだ垢抜けないなあ。

B美 髪型のせいなのか、なんかもっさりしてるね。この頃のファンからすれば、後にこの子が大阪・松竹座でソロコンサート『正門良規 Solo Live SHOW with 関西ジャニーズJr.』(2022年2~3月開催)をやるような存在になるとは思えないだろうな~。

C子 すでにリチャードと末澤誠也は成長期を終えた感じだしビジュアルも今とさほど変わらないけど、正門の場合は60ページの集合写真でも、あんまりオーラが感じられないね。佐野晶哉は今よりも華奢だわ。

B美 60ページ上の写真だと、りとかんの風雅が急にシュッとしてる。さっき挙げた57ページは、見るからに子どもだったのに~。この特集は、関西Jr.に疎い人にはピッタリだね。彼らの勢いはどんどん増しているから、今のうちに勉強しておくといいかも。

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C子 78~83ページの特集は「三宅健 ソロデビュー アイドル路線まっしぐら!」だって。健くん、10月12日からV6解散後初のソロツアー『Ken Miyake NEWWW Live Tour 2022』が始まったから、そのタイミングに合わせた企画なんだね。「Jジェネ」に載っている写真はV6時代のものだけど、わりと懐かしいカットも多いんじゃないかな。

B美 79ページ右上の写真は、腕にフリンジがついた赤いシャツを着ていて、ハットもウエスタンな雰囲気があるね。どこか見覚えがあるような……と思ったら、少年隊・東山紀之が「愛しのナポリタン」(トリオ・ザ・シャキーン、07年)を歌う時に着ていた衣装とよく似てる。

C子 トリオ・ザ・シャキーンは、東山が主演した連ドラ『喰いタン2』(日本テレビ系、07年4月期)から誕生した期間限定ユニットで、出演者の森田剛と、須賀健太の3人で活動していたね。V6のコンサートで歌って、ほかのメンバーが須賀健太くん役で、健くんはヒガシのポジションだったのかも……? パロディなのかはわからないけど、健くんが着ていても変な感じに見えない。それと、80ページで着用しているパンダのビッグTシャツは、反則級に似合ってる!

B美 健くんって、こういうラフな服装も、アイドル衣装もなんでもうまく着こなしちゃうね。今回のツアーの衣装とか、ステージがどうなるのかも楽しみ。今後「Jジェネ」でレポートが見れるといいな~。

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C子 巻末の「ジャニーズ王子様図鑑」は、Jr.内ユニット・IMPACTorsの佐藤新、少年忍者・織山尚大をピックアップしてる。7月に始まったドラマ『高良くんと天城くん』(MBSほか)でダブル主演を務めているコンビか~。このドラマは同名のボーイズラブマンガ(KADOKAWA)が原作なんだよね。

B美 今回も果たして王子様なのか……? と疑問を抱いちゃう人選ではあるけど(笑)。ただ、84ページに「原作マンガのキャラクターにそっくりと話題になっています」「マンガから飛び出したような王子様の2人です」と書いてあって、そういう意味ではなるほどなって感じ。

C子 でも、やっぱりテキストを読むと王子様の定義とは……と疑問に思っちゃうね。だってチェックポイントが「BLを演じている!」「同期」って、これはもう王子様関係なく、ただの共通点じゃん(笑)。

B美 まあまあ、「Jジェネ」ならではの視点ってことで大目に見ようよ。って言ってるそばから、84ページは「根性がある」だって。なんか、キラキラした王子の世界観なのに、泥臭い表現はイヤだな~。さすがにここはツッコミを入れたい。

C子 写真に焦点を当てると、87ページの織山くんは、王子様というよりはいいとこの家で育ったお坊ちゃまっぽい。新くんは、88ページ右下の白いジャケットの衣装は気品があって王子様“風”だわ。隣の全身写真は、黒髪のマッシュルームヘアで、部活帰りの男子中学生みたい。派手な衣装とのギャップがいいね!

B美 Tシャツ姿は一般の男子に紛れていてもわからないけど、右上の2枚は自信に満ちあふれている表情をしていて、まるで別人じゃん。もうIMPACTorsが結成されてからの写真だろうし。あっ、Tシャツを着た写真の新くんは、親指から手首にかけて肌色のテーピングみたいのを巻いてる。ちょうどチェックポイントの「根性がある」と書かれているから、よくよく見るとテーマにピッタリの写真だったわ。

C子 巻末に「懐かしMC プレイバック! Vol.91 A.B.C-Z」もあるし、Jr.からデビュー組まで網羅している1冊だったね。次号も楽しみ!

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島田紳助、misonoら“子ども”溺愛も「上沼恵美子はNG」の判断基準とは?

 歌手でタレントのmisonoが10月13日、自身のYouTubeチャンネルに「カシアス島田さんが作詞した曲を歌ってみた~喉の手術をする前version~」と題した歌唱動画を投稿。この楽曲は、2011年8月に芸能界を引退した島田紳助から提供されたものだといい、ネット上では「misonoちゃんとまたコラボしてほしい」と再共演を期待する声が上がっているようだ。

 かつて紳助が司会を…

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『キングオブコント』胸を熱くさせた、岡野陽一の7年ぶり決勝カムバック

――お笑い大好きプロデューサー・たかはし(TP)が見た、芸人たちの“実像”をつづる連載。今回は『キングオブコント2022』ファイナリストそれぞれから受け取った「人生」訓。

“コント日本一”を決める賞レース『キングオブコント2022』(TBS)の決勝が8日に行われ、ビスケットブラザーズが3018組の頂点に立った。2ネタ合計で963点という歴代最高得点を叩き出し、文句なしの優勝。僕…

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酸っぱおいしくて白米がパクパクいけちゃう! 伝説の家政婦タサン志麻さんの【しらす丼】は黄金の組み合わせだった! 

料理がまったくできない主婦の私。もう何年も夫が料理を担当していますが、子どもの成長とともに「いやでも作らなあかん時」に見舞われるように……。そこで「かんたん」「ラクチン」とTwitterで話題のレシピにチャレンジしていきます!

今日のレシピ:【しらす丼】伝説の家政婦タサン志麻さん

 数々のレシピ本を出版している伝説の家政婦、タサン志麻さん。たった40分で手の込んだ料理を8品も作ったりと驚くべき仕事っぷりから、『沸騰ワード10』(日本テレビ系)や『プロフェッショナルの流儀』(NHK)といったテレビ番組にも引っ張りだこです。

 私、思うんです。志麻さんって、どの食材をどう料理したら番おいしくなるのかを、完全に頭の中にインストールしているんじゃないのかなって。だって、料理が苦手な私でも、志麻さんのレシピを作ると必ず家族に、「今日のご飯おいしかった」と言ってもらえる、魔法のレシピばかりなんだもの。

 今回は、キッコーマン公式レシピに掲載されている「しらす丼」にチャレンジしました! ちょうど我が家には実家から新米が届いたばかり。新米の季節にうれしい丼系レシピにさっそくチャレンジです!

材料 分量
梅干し(はちみつ漬け) 2個
青じそ 6枚
みょうが 2個
しらす(釜揚げ) 60g
ご飯 どんぶり2杯分
レモン(スライス) 4枚
キッコーマンいつでも新鮮しぼりたて生しょうゆ 適量
デルモンテ・エキストラバージンオリーブオイル 適量
レモン(絞り汁) 適量

(レシピは「キッコーマンHP」より)

 材料を見た瞬間、ご飯の上にレモンとみょうが……未知の味すぎていろいろと考えてしまいましたが、そこは志麻さんを信じます!

 実際に作ってみましょう!

(1)梅干しは粗くたたくき、青じそは粗く刻み、みょうがはみじん切りにする

 粗くたたく予定だった梅干しを無心でたたきまくったら、練り梅みたくなってしまいましたが、青じそは粗く刻み、レモンはスライスと搾り汁(適量)、オリーブオイルで準備完了です。

(2)ボウルにしらす、(1)を入れ、よく混ぜる

 もしかして、梅干し多すぎた?

(3)どんぶりにご飯を盛り、(2)をのせてレモンスライスを添える
(4)しょうゆ、オリーブオイル、レモン汁をかけ、よく混ぜる

 ふっくらした新米に青じそとレモンが鮮やかで、ビジュアルが良すぎる! 見ているだけで口の中にジュワッと唾液が出てきたので、勢いよく食べてみました。

 まず口の中に広がったのは、予想していた通り梅干し。「酢っぱ〜い!」と思った瞬間に、非常にシャリシャリ歯ごたえのあるみょうがの香りが鼻の中を爽やかに突き抜けます。キッコーマンのしぼりたて生しょうゆは比較的薄口なので、さっぱりレシピにぴったりです。

 ご飯とレモンの相性は未知の味でしたが、なぜかパクパクいけてしまうのが不思議。この感動を文字で伝えられないのが非常に残念です。

 温かい新米ご飯にしっとりとしたしらすと、ガリガリっとしたみょうが、レモンと青じそが刺激となって酸っぱおいしい! ただ、筆者は梅干しとレモン汁を大量に入れすぎたようで、皆様が想像している5倍は酸っぱかったです。

 なのになぜこんなに、白米を食べる手が止まらないのかと「みょうが 青じそ レモン」でネット検索してみたところ、この3つの食材を使ったレシピがたくさん見つかりました。そうなのか! おいしいことが約束されている黄金の組み合わせだったのかと妙に納得しながら完食したのでした。

【総評】
もう一度作りたい度:★★★★☆(さっぱりしすぎなので主食には物足りないかも)
ズボラ主婦でも再現可能度:★★★★★
子どもウケまたは夫ウケ:★★☆☆☆(子どもは少し引くくらいの酸っぱさかも)

眞子さま、メトロポリタン美術館に就職か? かつてはタバコ屋で働いた皇女も……知られざるプリンセスの仕事と所得

 「週刊新潮」(新潮社)10月20日号が、現在ニューヨークで生活する眞子さまについて「就活中」だと報じた。博物館学芸員の資格を生かして、メトロポリタン美術館への就職を見据え始めたという。

 眞子さまは、2021年10月に小室圭さんと結婚。国際弁護士を目指す小室さんは、先日、司法試験に3度目の挑戦をし、その結果は10月25日(現地時間)に明らかになるという。同誌では、現在、法律事務所で法務事務の職に就く小室さんの一方、眞子さまが「本格的な『就活』にも取り組み始めた」と伝えている。

 ネット上では、眞子さまの就職について賛否両論が上がっているが、これまでにも少なくないプリンセスたちが社会で働いてきた。職場のジャンルはさまざまだが、なかでも東京を遠く離れた岡山で、「タバコ屋の看板娘」として働いた異色のプリンセスについて、今回あらためて紹介したい。

 青年実業家と結婚したものの、タバコ屋で働くことになった昭和天皇の第4皇女、順宮厚子(よりのみや・あつこ)内親王の知られざる結婚生活とはーー?


(初出:2021年9月18日)

 皇室が特別な存在であることを日本中が改めて再認識する機会となった、平成から令和への改元。「皇族はスーパースター」と語る歴史エッセイストの堀江宏樹さんに、歴史に眠る破天荒な「皇族」エピソードを教えてもらいます!

――このところ、昭和時代の皇女にまつわる結婚事情についてうかがっています。前回は、昭和天皇の第3皇女、和子内親王のスキャンダルだらけだった結婚生活をお話しいただきました。

堀江 今回は、昭和天皇の第4皇女、順宮厚子(よりのみや・あつこ)内親王の結婚生活についてです。1951年(昭和26年)7月、厚子内親王(21)と、池田隆政さん(24)の婚約が発表されると世間は驚きました。池田さんは旧・岡山藩主の家系に嫡男として生まれた方で、世が世なれば「大名家の若様」です。

 しかし、池田さんはこの時すでに青年実業家として成功を収めていました。しかも彼が営んでいるのは牧場で、「皇女が岡山の牧場主に嫁ぐことになった!」ということでより大きなニュースとなったのです。

――牧場主がお相手ですか! 

堀江 厚子さんの父宮である昭和天皇は、池田さんを高く評価していたようですね。昭和天皇も学者として、動植物に興味が深い方でしたから。

 明治維新後の池田家は、居城だった岡山城のお堀の一部を埋め立て、造成した広大な土地を有していました。しかし、その中から1万坪を売って、戦後に課された莫大な財産税を支払わねばなりませんでした。所有権が残った、岡山市内の西北部・京山の斜面にある5,000坪の土地を使って、池田さんは自分の牧場を開くことにしたそうです。

――ムツゴロウさんの動物王国のようですね。

堀江 本当に。珍しい動物の飼育にまで手を伸ばしていたわけではないようですが、51年8月1日号の「アサヒグラフ」(朝日新聞社)によると、牧場にいるのは乳牛4頭、豚25頭、ヤギ12頭、鶏700羽あまり。鶏の卵から生まれた瞬間にヒナの性別を判別するためには経験で得たカンが必要なのですが、池田さんは24歳にして、それを体得していたそうです(笑)。さすが「人間より動物のほうが好きだ」と公言するだけの方ですね。

――趣味と実益を兼ね備えた人生を歩んでおられたのですね。素敵です!

堀江 「アサヒグラフ」のカメラマンが、池田さんをまるで“牧場のプリンス”のように撮影していますね。池田牧場で働く所員は10人、獣医が2人。経営、販売などすべてに池田さんは関わっていたそうです。ご自宅では犬だけでもセッター、シェパード、スピッツ、ポメラニアンなど10数頭を飼い、鳥もお好きで50羽以上飼育。しかも「増産した分は岡山のT百貨店小鳥売り場で」売りさばいて儲けを得ていたとか……。

――堅実でいらっしゃいますね~(笑)。頼もしいけど、自分だけの世界をもっておられる男性なので、そこに厚子さんが妻として入るのにはご苦労があったのでは?

堀江 池田さんは気遣いのできる、非常に愛情深い方だったようです。どんな証言よりもお金の使い方で、その人の価値観は見えてくると私は思うのです。池田さんたちは、牧場の敷地内に暮らしていたのですが、「裏の家の物干し」から、しかも見下ろすようにして厚子さんの生活風景が覗けてしまうことを避けるため、「ブードアール」を新築なさったそうです。

――ブードアール?

堀江 これはフランス語でいう“boudoir(ブドワール)”でしょう。ヴィヴィアン・ウェストウッドの香水の名前でも有名だけれど、貴婦人の寝室すぐそばのプライベート空間のことです。こういう言葉がサラッと出てくるあたり、池田さんは学習院出の貴公子だなぁと感じてしまいました。

 しかも、池田さんは昭和天皇が見込んだ男性なのですよ。実は宮内庁が選定した候補者は池田さんだけでなく、入江侍従長(当時)の51年1月の日記によると、徳川家の一族や、鍋島家の男性たちが候補になっていた中で、池田さんに決まったというのです。

――錚々たるメンバーの中で、ムツゴロウ的な池田さんが選ばれたのは意外です。

堀江 正式なお見合いは一度だけでしたが、それ以前に岡山に厚子さんが出向き、池田さんと会って、彼の牧場も見学するといったカジュアルな面会が一回ありました。厚子さんも乗り気でしたが、昭和天皇が池田さんこそ厚子さんにふさわしいと感じておられ、皇族会議も経ずに「即断」なさったそうです。昭和天皇も動植物に造詣の深い方でしたから、ご自分と同じ学究肌のニオイを池田さんにもお感じだったのかもしれませんね。

――順調に始まったように思える厚子さんと池田さんの結婚生活ですが、その後はどうなったのでしょうか?

堀江 「週刊読売」(読売新聞社)53年7月19日号によると、厚子さんの結婚に際して支給された一時金は600万円ほどだったそうです。ただ、これも和子内親王の場合と同じように、あくまでお手元に置いておくお金として扱われ、事業に使われるようなことは一度もなかったそうです。ちなみに池田さんは、岡山の菓子メーカー「カバヤ」に動物園のスポンサーなどになってもらっていますね。

――厚子さんも池田さんのお仕事を手伝ったりしていたのですよね?

堀江 はい。先程紹介した、「週刊読売」の記事には「タバコ屋の看板娘になった厚子姫」とも書かれていますね(笑)。53年の時点で、池田さんは牧場とは別に「池田産業動物園」もオープンさせています。この動物園のお土産屋で厚子さんの売るタバコが、大人気商品だったのです。

――かつては皇室が功労者をねぎらう目的で贈っていた“恩賜のタバコ”というものがあったそうですね。禁煙ブームで2006年に廃止されてしまったのですが。

堀江 当時、厚子さんが売っていたのは特に菊の御紋が入ったタバコというわけでもなかったのですが、それでも大人気だったのだから面白いものですよね。

 厚子さんは59年4月5日の「週刊読売」でインタビューに応じ、「別に東京が恋しくもありませんので、すっかり住みついてしまったといえましょう」と、「ぽつぽつと言葉少なげに」語っておられます。大変なことといえば、動物相手の仕事なので、池田さんだけでなく、厚子さんも予定が立てづらい生活が続いていたそうです。「タバコ屋の看板娘」以外にも、牧場や動物園の仕事に厚子さんが関わっていた空気が感じられますね。ちなみに厚子さんは歌手の島倉千代子の大ファンでした。

――池田さんとのご夫婦仲はよかったのですか?

堀江 はい。池田さんの厚子さんに接する姿勢は「皇女とて同じ人間」というものでした。ただそれゆえか、動物園内の土産物屋での仕事も、なかなか大変だった模様です。寒い時期の厚子さんの両手は「ヒビ、アカギレでいっぱい」だったとか。冬でも暖房がほぼない状態で、店内には火鉢がひとつあるだけ。しかし、厚子さんが店に立つと売り上げはグンとあがりました。

 59年頃になると、すでに動物園には閑散期である冬の休日1日で5,000人を超える入場者があったそうです。行楽シーズンでは、その倍以上の入場者数を誇りました。それには「厚子さんに会えるかもしれない!」というお客さんもたくさん含まれていたことでしょう。

――厚子さんと、ほかの皇室の方のご交流は続いていたのでしょうか。

堀江 機会あるごとに、東京の両陛下のおられる東京へ、厚子さんはお出かけになっておられたそうです。また皇族がたが岡山に公務でいらっしゃる時は、厚子さんがエスコートなさるということもしばしばあったそうです。63年(昭和38年)、厚子さんは敗血症で岡山大学病院に入院していたことがあるのですが、当初、公務が忙しくてお見舞いにいけなかった天皇皇后両陛下が、少女時代から厚子さんがお好きだったスープを、宮中の大膳部のシェフに作らせ、それを魔法瓶にいれて侍従の手に託した、という記事もありますね(「ヤングレディ」63年10月7日)。

 その後、厚子さんのもとに両陛下が「おしのび」で岡山までお見舞いにおいでになるのですが、この時ばかりは、娘として両陛下に厚子さんが甘えるところが目撃されています。「とくに恋しくない」と口ではおっしゃっていても、寂しさはあったと思いますね……。

――昭和天皇のお子様の中で、地方在住は厚子さんだけでしたよね?

堀江 そうなんです。この時、厚子さんは無事回復に向かわれます。しかし、今度は88年(昭和63年)、昭和天皇の容態が急変すると、厚子さんは動物園の事務所で記者会見した後、池田さんとともに上京するのですが、この時も心配で眠れなかった……とおっしゃっていました(「週刊読売」88年10月9日)。

 なお、厚子さんはちょうどこの年、88年から、伊勢神宮祭主の職を引き継がれています。2017年に黒田清子さんに“バトンタッチ”するまで、その仕事を長く続けておいででした。これは最近のことですから、覚えておられる読者も多いでしょう。

――はい。清子さんの前に長く務められていたお方だったんですね。

堀江 ちなみに実は女性祭主は厚子さんで3人めでした。他家に嫁いだ(元)女性皇族の職務の一つのように感じている方もいるでしょうが、比較的新しい伝統です。

 現在、厚子さんは90歳になられています。池田さんが2012年に亡くなった後も池田動物園の伝統は続いていますが、コロナ禍ということもあって入場者が減少してしまい、経営が苦しいと報じるニュースを目にしました。昭和の空気が残っている貴重な場所になっているようなので、お近くの方は訪問してみてはいかがでしょうか。

 

無人の餃子販売店に万引きGメンが喝! 魔が差しやすい無法地帯――ヒトの性善説を過信しないで

 こんにちは、保安員の澄江です。

 つい先日、取引先である防犯カメラの設置業者さんから、最近増殖する無人の餃子販売店における防犯相談を受けました。死角のないよう多数の防犯カメラを設置しているそうですが、それもむなしく万引き被害は頻発しているようで、どのような対策が効果的かと意見を求められたのです。

 犯行の様子を捉えた防犯カメラ映像を見せていただくと、皆一様に金を払う演技をしていたので、悪いこととわかってやっているに違いありません。ヘタな演技をしながら、わずかな金員のみを支払い、商品代金をごまかして出ていく被疑者も数多く存在していました。

 値段の貼り替えや割引シールの無断貼付などと同様、窃盗というより詐欺に近い犯罪行為なので、その場に人がいないと防げない状況といえるでしょう。そのほかにも、賽銭泥棒のように売り上げの入った料金箱を漁る者や南京錠付きのチェーンを壊して箱ごと持ち去る者まで散見され、もはや無法地帯の様相すら感じさせます。

 犯行中の挙動を見れば、防犯カメラの存在は意識するも犯行の様子が映らないよう努力する被疑者ばかりで、犯意を抑制するほどの防犯効果は見受けられません。いまや、自宅の車庫で厳重保管される高額なバイクや自動車をはじめ、軒先を彩る花や側溝のフタまでもが簡単に盗まれてしまう時代です。

 街中には防犯カメラがあふれていますが、それを踏まえて犯行に至る者は絶えることなく、日本各地で暗躍しています。はっきりいってしまえば、この不況下において無人販売すること自体に無理があると思われ、どれだけ高性能な防犯機器を設置しても盗難被害の根絶は不可能なことといえるでしょう。

「自動販売機のように、お金を入れた分の商品しか取り出せない仕組みにしないと、被害の根絶は難しいでしょうね。常習者なら顔認証登録して、その都度に対応すればいいでしょうけど、初めての犯行まで完全に防止したいとなれば、すぐに対応できる距離でモニター監視するしかないですよ」

「自動販売機や顔認証システムを導入する予算はないですよ。そもそもコストがかからないから無人販売なのであって、人も置けないんです」

「機械での防犯には限界がありますから、どうしても人の目や手が必要になります。例えば、店内の様子をライブ配信して、さりげなく防犯につなげている店舗もありますが、それでも(万引きを)やる人はやりますから。常習者対策としてならば、被疑者の写真を店内に貼り出して牽制するやり方もありますけど、人権問題に発展しかねないのでお勧めできません。支払完了まで商品を触れないようにするか、店番を置くこと以外は、やっぱり思いつきませんね」

 いわゆる無人の餃子販売店は、無人コンビニと違って、スマホをかざすなど入店に際して身分確認的なことを求めていません。そのため余計に心理的な圧迫は少ないと思われ、犯行の様子を防犯カメラに撮られたとしても、捕まるには至らないだろうと高をくくられてしまうわけです。ある意味、魔が差しやすい店づくりの極みともいえ、犯罪とは無縁に過ごす正常客が犯行に至ってしまう可能性も否定できません。

 経費削減と利益追求のため、あえて人を置かずに盗みやすい状況を構築しておきながら、盗まれると被害者として許せないと訴えるのは、ナンセンスな話ではないでしょうか。現在の時代背景に鑑みると、満足に食事を取れない人たちの緊急避難場所と化してしまう恐れもあり、そうなれば削減してきた経費を一気に吐き出す結果を招くことにもなりかねません。

 大切な商品を盗まれたくないのならば、ヒトの性善説を過信することなく、自分の手で守るほかないのです。

セルフレジ不正による被害が増加

 昨今は、無人店舗と同じく、大型商店の一部で導入が進むセルフレジにおいても不正行為が横行しています。積極的に導入されている店舗では、バッグやポケットに隠匿する手口を見る機会が減った分、セルフレジ不正による被害が増えたと訴える声が絶えません。

 商品ロスの増大を恐れて、設置しただけで稼働できていない店舗も散見され、いかに不正被害を防止するかが大きな課題となっています。セルフレジサポーターの目をかいくぐって犯行に至る者は絶えることなく、結果として商品ロスが増えてしまった店舗もありました。常に人目があるにもかかわらず、このような状況になってしまうのですから、価値ある商品を無人で販売すればどうなることか。皆さんも、容易に想像できることでしょう。

 詳しい手口の記述は避けますが、セルフレジ不正が横行する大きな要因として、誤りを指摘されても言い訳しやすい状況があります。万引き犯は「もしバレたとしても、間違えた、わからなかったと言い訳すればいい」と考えているのです。一度でも成功して味をしめてしまえば、少しでも得をしようと不正行為を繰り返すようになるため、隙のない防犯体制を構築する必要があります。

 いままで万引きなどとは無縁だった人が、突如として不正に手を染めてしまう事案も多々あり、この魔が差しやすい精算方式を罠のように感じたこともありました。

 セルフレジには、比較的高性能なカメラが各所に設置されており、その映像を見れば言い訳は通用しません。ポイントカードやクレジットカード、車のナンバーなどから、被疑者の身元を特定するケースは多く、後日逮捕の可能性も十分にあります。不正行為を認められれば、もれなく顔認証登録され、入店する度つけ回されることにもなるでしょう。その場で得られた小さな利益は、取り返しのつかない事態になるまでの時限爆弾と変わらず、不安に怯える生活を強いられることにもつながりかねないのです。

 ちなみに、セルフレジにおける割引シールの無断貼付やバーコード自体を加工するなどの不正行為は、窃盗罪ではなく電子計算機使用詐欺罪が適用されます。金額の大小にかかわらず、出来心では済まされない事態を迎えることになるので、ご留意ください。

「セルフレジを使用すれば、盗みたい、ごまかしたいという欲望が湧いてきてしまうので、これからは利用しません」

 セルフレジ不正をした30代の主婦を捕捉した際、店長の恩情により弁償することだけで済まされた女は、そう泣きながら宣言して謝罪しました。セルフレジ不正は万引きと同じく、誰にでも簡単にできてしまうことなので、癖になってしまえば自己防衛も必要なのだと痛感した次第です。

(文=澄江、監修=伊東ゆう)

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『翔んで埼玉』続編撮影再開で関係者は「GACKTの醜聞」に戦々恐々

 持病の神経系疾患の悪化のため、昨年9月から無期限で活動を休止していGACKT。先日、活動再開を報告し、自身の主演映画『翔んで埼玉』の続編も撮影を再開したというが、体調以外にも数々のトラブルを抱えているだけに、映画関係者はスキャンダルの再燃を恐れているという。

 「一時撮影延期になっていた『翔んで埼玉』は、GA…

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『イタズラジャーニー』レギュラー放送開始! 特番時代から「ひどい」「イジメ」と物議

 10月15日、フジテレビ系の旅バラエティ『イタズラジャーニー』のレギュラー放送が開始する。昨年11月と今年6月にオンエアされた特番同様、かまいたち・山内健司と濱家隆一、チョコレートプラネット・長田庄平と松尾駿が“旅人”となって、旅の道中にさまざまなイタズラを仕掛けられるという内容だが、「特番の時点でイタズラの内容をめぐり、ネット上で物議を醸していた」(芸能ライター)ようだ。

 同番組は、9月にレギュラーとしての放送が終了した『もしもツアーズ』の後継番組として、土曜午後6時半~7時の枠で放送。かまいたちとチョコプラのほか、特番第1弾で進行役を務めたNMB48・渋谷凪咲もレギュラー出演する。

「番組サイドが数々のイタズラを仕掛け、また“ロケ現場に流れるガイダンス(指令)には必ず従う”というルールも定められている『イタズラジャーニー』。それらに翻弄されるかまいたちやチョコプラのリアクションが笑いにつながるつくりなのですが、2度の特番では、一部ネット上で『イタズラ内容がひどい』と指摘されていました」(同)

 例えば、第1弾で一行が栃木の「那須高原りんどう湖ファミリー牧場」を訪れた際、「逆バンジー」に挑戦させられそうになった濱家は、“身代わりチケット”を使って松尾を指名したのだが……。

「重度の高所恐怖症だという松尾は、『俺、マジでダメなんだって!』『制作の方、ホントにすみません』と、土下座までして拒否。しかし、番組サイドはそれを受け入れず、松尾は強制的に逆バンジーをやらされていました」(同)

 松尾は、アトラクション体験中に恐怖のあまり絶叫し、終わった後も顔面蒼白になりながら「めちゃくちゃ怖かった」とコメント。共演者らは爆笑していたものの、一部ネット上からは「高所恐怖症の人に無理やり逆バンジーさせて笑い者にするなんて、イジメと変わらない」「松尾さんがかわいそうだったし、気を失ったりしたらどうするつもりだったのか」「番組側からのパワハラといえるのでは」などと苦言が寄せられた。

「特番第2弾でも松尾に“不幸”がありました。途中のゲームで、トム・ブラウンのみちおが扮する貧乏神『みちおボンビー』に憑りつかれた松尾は、“1万円分の水”の支払いを命じられることに。さらにその後、みちおボンビーは『現金がないと不安だと思って、松尾社長の私物を売ってきたのねん』と報告。松尾の私物であるメガネを勝手にネット上で売り、すでに300円で買い取られたというんです。ちなみにこのメガネは、10年以上前に誕生日プレゼントとして長田から贈られた思い出の品だったとか」(同)

 このくだりに関しても、ネット上では「無断で私物を売るとか最悪」「よりによって、長田さんがプレゼントしてくれた思い出のメガネかよ」「あり得ない」などと批判が噴出していた。

「近年、過激なイタズラやドッキリ企画に対して、視聴者から『イジメに見える』とクレームが寄せられることが多くなっています。『イタズラジャーニー』も、過去の特番の反響を見る限り、似たような事態が発生しそう。レギュラー化したばかりに、“毎週のように炎上”なんてことにならなければいいのですが……」(同)

 4月には、放送倫理・番組向上機構(BPO)が「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」について「青少年が模倣し、いじめに発展する危険性も考えられる」「いじめ場面の傍観を許容するモデルになることも懸念される」という見解を示したことが、業界内外で話題になった。『イタズラジャーニー』の“イタズラ”がこれ以上、物議を醸すことがないよう祈りたい。