宮迫博之は、なぜ吉本興業・大崎会長を不快にさせたのか? 今田耕司に見習うべき「世渡り術」

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。

<今回の有名人>
「常にどっかから見張ってる、一人とは思えない」今田耕司
『伯山カレンの反省だ!!』(テレビ朝日系、2月20日)

 「芸能人が事務所を独立すると干される」という話を聞いたことがある人は、多いのではないか。

 実際のところ、どうなのかはわからないが、ある程度の苦労は覚悟しなければならないようだ。例えば、宝塚歌劇団を首席で卒業し、業界最大手の渡辺プロダクションに所属していた小柳ルミ子。『NHK紅白歌合戦』に18年連続で出場するほどの人気者だったが、独立後、その姿をテレビで見ることがなくなった。

 久しぶりのテレビ出演は『セイシュンの食卓』(テレビ朝日系)で、ルミ子は当時の夫で13歳年下のダンサー・大澄賢也と踊りながら料理をしていた。大物歌手をちょっとバカにしたような企画だと私は感じたが、同番組のゲストいわく、ルミ子はテレビ局から実家に電話をかけ、「お母さん、テレビに出られるよ」と報告していたとのこと。「あの小柳ルミ子が、テレビに出るくらいで電話をするなんて」と驚いたそうだが、それだけ当時のルミ子は仕事を干され、追い詰められていたのだろう。

 もっとも事務所の立場になって考えてみれば、新人の頃から、場合によっては衣食住の世話までしてきたタレントに、やっと売れて利益が出る頃に独立されたら、たまったものではない。スターが移籍したら、古巣と新しい事務所間の関係も悪化する。となると「事務所から抜けたら、干す」と暗に規則化することは、芸能界全体の“平和”を保つためには、有効な策なのかもしれない。テレビ局も事務所同士のいざこざに巻き込まれたくないだろうから、ルールがあるほうがありがたい面もあっただろう。

 しかし、2019年に公正取引委員会が、芸能人の活動にも独占禁止法を適用すると発表したことで流れが変わる。また、最近は企業の広告費に関して、ネットがテレビを逆転するなど、テレビがメディアの王様とはいえなくなっている。テレビに出るためには、事務所に所属していたほうがいいだろうが、すでに知名度があったり、テレビに出ることに固執しない芸能人であれば、事務所を辞めたり、事務所に所属しない決断をしてもおかしくないだろう。

 その一方で、雨上がり決死隊・宮迫博之のように、ネットの世界からテレビの世界に戻りたがっている人も存在する。

 反社会的勢力の忘年会に出演したことがきっかけで、吉本興業から契約解除となった宮迫。当初は、宴会先が反社会的勢力とは知らなかった、報酬ももらっていないと主張していたが、確かに相手については知らなかったものの、ギャラは受け取っていたそうだ。

 2019年6月30日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、ダウンタウン・松本人志は宮迫と直接電話で話したことを告白。「『それ(ノーギャラであるという宮迫の主張)は無理やで。世間は誰も信じない。そこでウソをついたら、何もかもウソやと思われる』と言いました」「俺はあいつのことを思って、結構電話でも説得したというか、だいぶ言ったんですけど、わかってもらえなかったのでさみしい」と発言しており、これは宮迫に対する決別宣言といっていいのではないだろうか。

 こうして、吉本を解雇された宮迫はYouTubeを始め、それなりに成功しているが、テレビの世界に戻りたい気持ちは変わらないようだ。2月10日に配信された、宮迫のYouTube動画には、島田紳助さんが電話出演。宮迫が「吉本に戻りたい」と訴えると、引退した今でも吉本興業の大崎洋会長とゴルフをする仲だという紳助さんは「会社と話をするなら、俺が間に入るしな」と仲介を申し出た。

 しかし、実際はそう簡単な問題ではないらしい。「フライデー」(講談社)が大崎氏を直撃したところ、「いや、もう戻らんでええと思うで」「辞めてまで吉本のことをネタにすんなよって」と不快感をあらわにした。一般人でも会社を辞めるときに「言えないこと」はたくさんある。このあたりのことは当事者でなければわからないが、一つ言えるのは、宮迫は大崎氏という人を理解していなかったのではないか。

 大崎氏について、2月20日放送の『伯山カレンの反省だ!!』(テレビ朝日系)に出演した今田耕司が、こんな話をしていた。

 司会の神田伯山が、「昔のダウンタウンさんや今田さんは怖かった」という話をすると、今田は「特殊な時代のせい」とし、今では優しい大崎氏も、かつては怖かったエピソードを明かす。

 ダウンタウンが出演する心斎橋筋2丁目劇場での生番組の前説と後説をしていた今田と東野幸治。番組が終わった後に「じゃんけんに勝った人に、ダウンタウンさんのサインが入った台本をプレゼント」という企画をやっていたそうだが、これは番組を終えてスタジオから出るダウンタウンを観覧客が追いかけないよう、スタジオ内に足止めするための時間稼ぎだったそうだ。早くスタジオを出たい観覧客は、全然ノってこない。なので、東野が手を抜いてやっていたところ、当時、劇場支配人だった大崎氏が、舞台の袖から東野を手招きする。東野が舞台の袖にひっこんだところ、大崎氏が東野の腹に蹴りを入れる姿を、今田は目撃したという。

 そんな大崎氏を、今田は「激高する」「常にどっかから見張っている、一人とは思えないくらい」と証言していた。これらのエピソードから推測すると、大崎氏は気配りが細かく、カンが良いゆえに仕事ができるものの、キレたら手が付けられない性格ということだろう。こういう人は一度怒らせると面倒なことは想像に難くない。

 怒りの熱が冷めにくいタイプの人に、大崎氏が無下にできない、紳助さんのようなビッグネームを使って外堀を埋めるような行動を取ると、宮迫に対する印象はますます悪くなり、復帰も遠のくのではないか。

 世渡りがうまい人の条件として、「人を怒らせるけれど、許されるのがうまい人」と「人を怒らせないのがうまい人」が挙げられると、私は思っている。前者は頻繁に問題を起こすが、かわいげがあるので「悪気はないんだよね」となぜか許されてしまうタイプ、後者は「絶対に怒らせてはいけない人を知っているタイプ」なので、厄介ごとには最初から巻き込まれない。今田は後者のタイプなのではないか。

 同番組内で、今田は鬼越トマホークに「お前、永遠に二番だぞ」と言われたことがあると明かしていたが、野球チームが4番打者だけでは成り立たないのと同じで、誰もが一番手になる必要はないだろう。「〇番手」であるかにこだわるより、「〇番手のトップ」になったほうが、芸能人生命は長くなるのではないだろうか。大崎氏とダウンタウンは盟友関係といわれ、ダウンタウンは吉本興業の「一番手」格に当たるが、今田は「二番手のトップ」として、間近でダウンタウン、そして大崎氏を見ていたからこそ、芸でも身の振り方もやっていいこと、悪いことを見極められたのかもしれない。

 今田にはこんなエピソードもある。番組名は失念したが、今田は関西ローカルの番組で、「いろいろな番組に出たいから、あえてギャラを上げない」主義であると話していたことがある。ある意味、「自分で自分を安売り」していたわけだが、今田の作戦は吉と出る。リーマンショックの際の不景気で、ギャラの高い司会者は続々とリストラの対象になったが、「あえて安売り」していた今田はその対象にならず、仕事が減らなかったそうだ。

 「自分は一番手の人間だ」という自負のある人や、「人にどう思われてもかまわない」という覚悟があるのなら話は別だが、そこまでの主義はなく、組織に属していたいのなら、あえて一歩引いて物を見るというのも重要だろう。今田風の「二番手力」は、吉本に戻りたいという宮迫、そして一般人にとっても、お手本になるのかもしれない。

宮迫博之が「大御所に紅白出場を潰された」と暴露 止まらない芸能人批判

 雨上がり決死隊の宮迫博之が「NHK紅白歌合戦の出場を大御所に潰された」と暴露し話題になっている。

 宮迫は2月24日、自身のYouTubeチャンネルに<【トーク】ゴリと伝説のコント番組「ワンナイR&R」について語ります>と題した動画を公開。2000年から2006年まで放送された人気番組『ワンナイR&R』(フジテレビ系)の裏話を、ガレッジセールのゴリと共に振り返った。

 ゴリは一世を風靡したコントキャラ「松浦ゴリエ」として、2005年には『NHK紅白歌合戦』への出場を果たしている。その話になると宮迫は<でもさ、俺出てない……><ゴリエちゃんが出てるもんだから、「くず」としても出てるって勝手に思われてるねん>と吐露した。

 「くず」は『ワンナイR&R』で結成された山口智充と宮迫のデュオユニットで、“牢獄に入れられた不良コンビ”という設定。代表曲「全てが僕の力になる!」は2003年9月に開催された「世界柔道2003大阪」のテーマ曲にもなっている。

 宮迫は<(紅白に出られなかった)理由言うたっけ?>とゴリに聞き、実は当時、ある大御所芸能人がNHKに激怒したため出場キャンセルになったのだと暴露し始めた。

<当時、NHKで2時間くらい俺のドキュメンタリーをやるってなって>
<最後30分、「紅白の映像を使いたいです」と。だから「紅白はもう決まりました」って言われてて。クズで紅白、「そこに向かってのドキュメンタリーでいきますよ」と>
<ところが、名前は言えませんけれども、紅白のすごい大御所の方が「おい聞いたぞ、ふざけるな。チンピラのキャラクターの他局のコントキャラを出そうとしてるらしいね。そんなものを出すくらいならウチの若手を出せ」と大ブチギレをされたらしくて>

 結局、大御所激怒の影響により、宮迫のドキュメンタリー番組の最後の30分は<ようわからんドラマっぽい長編コント>になったそうだ。

 この話を聞いたゴリは驚いた様子で、<どっちも(NHKも宮迫も)得しない感じですよね>と言いながら、<1回消される体験されてたんですね?><消され慣れ……>と笑いを誘った。

止まらない宮迫博之の大御所批判
 最近の宮迫博之は“芸能界の暴露話”が売りの一つになっており、昨年末もYouTubeである大御所芸人を匂わせる批判を展開して、物議を醸した。

 宮迫が問題発言をしたのは、昨年12月29日に人気YouTuber・ヒカルのYouTubeチャンネルで公開された、ヒカルとNEWSの元メンバーの手越祐也、宮迫が高級焼き肉店でお酒を飲みながら語るという動画の中だ。

 手越と宮迫はどちらともテレビ業界から締め出された人間であり、色々と不満が溜まっているようだ。2人は明石家さんまとくりぃむしちゅーの上田晋也は、常人には考えられないほど体力があると絶賛したものの、酔いが回った手越は、ある大御所芸人よりも宮迫の方がレベルが高いと言い出す。

<もちろんあのレベル、素晴らしい、誰も勝てない。でも>
<××っていうブランディングがあるから、一言ボソッて言っても楽しい。でも宮迫さんに関してはその、喋りが面白いから、俺の中でいうと、トークは>
<××より宮迫さんマジ上なんよ。これ本当なんよ>

 手越に褒められた宮迫は、<そりゃそうだろ~>と一言。周囲が<本人もわかってたんだ!>とツッコみを入れると、続けて宮迫は<わかってるよ、そんなの><誰がそばにおって面白くしたと思ってんねん><そこは役割分担とかセンスとか色んなことで、俺はあの人に勝てないって、エピソードトークでも勝てないって思った時期もあった。正直、いまは俺のほうがうまい>と言い切った。

 この動画が公開されると、一部で「ダウンタウンの松本人志のことを指しているのではないか」という憶測が広まった。すると宮迫は、松本のことではないと火消しに奔走。自身のTwitterに以下のように投稿した。

<ネットニュース、Twitter等で色々憶測が飛んでおりますが、例のトークの後に絶対に裏切れない人として、お名前を出させて貰ってます。ちゃんと全部見て言って欲しい。もぉ大好き過ぎるくらい大好きやっちゅうねんッ>

 また、この件について「週刊女性」(主婦と生活社)が宮迫に突撃したところ、宮迫は「泥酔していて覚えていない」と言い大御所が誰なのかは答えなかったものの、松本人志ではないと強調したそうだ。

 裏側を暴露することで、芸能界のしきたりに不信感を持っていた視聴者の支持獲得に成功している宮迫。しかし一方で、吉本興業の大崎洋会長が「FRIDAY」(講談社)の取材で宮迫に対して<(吉本に)もう戻らんでええと思うで。いちいちYouTubeで(吉本のことを)ネタにすんなって話や>と突き放すなど、芸能界からは敬遠される存在となってしまった。

 YouTubeでの評価が高まるのに比例して、芸能界やテレビ業界の宮迫に対する視線が冷ややかになっていくのは、皮肉なことだ。

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Hey!Say!JUMP・伊野尾慧、『めざましテレビ』で「珍しい! 貴重」なツーショット披露! 「昔から仲良し」という意外な俳優が明らかに

 Hey!Say!JUMP・伊野尾慧が木曜レギュラーを務める情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)が2月25日に放送された。

 この日の「いのおピクチャー」では、俳優・藤原竜也とのツーショット写真を披露。伊野尾は「以前、ドラマでご一緒させていただいた藤原竜也さんとお久しぶりに会ったので、ちょっと一緒に写真撮らせていただきました」と紹介した。

 2人ともマスクを着用し、手のひらで伊野尾を紹介するようなポーズをする藤原の横で、伊野尾は無邪気に両手を広げているという1枚。軽部真一アナウンサーから「珍しい! 貴重なツーショットって感じしますけど、藤原竜也さんとは昔から仲良しなんですよね?」と言われると、「そうなんですけど、コロナで本当に1年以上お会いできてなかったんで、久しぶりに会って。『また落ち着いたら、お食事にでもよろしくお願いします』とお話しました」と伊野尾。最後に、藤原主演で現在放送中の同局ドラマ『青のSP』をしっかり宣伝していた。

 その後放送された「イノ調」では、伊野尾が「小屋・トレーラーハウス」について調査。庭や駐車場に手軽に置けるという“小屋”が、コロナ禍をきっかけに注目を集めているらしく、秘密基地のように使用したり、店舗として利用している人を取材した。

 まず、「小屋に注目している建築家」として、隈研吾氏が登場。実は1月7日の「イノ調」にもゲスト出演し、伊野尾と都内を散策しながら“建築トーク”を展開していた隈氏。わずか1カ月弱での再登場となり、「早すぎません!? 先月ですよ?」と伊野尾のほうが困惑しているよう。「このペースだったら、4月頭くらいには(『めざましテレビ』の)エンタメプレゼンターとかで出ているかもしれない……」と、レギュラー出演するのではないかとちゃかしていた。

 しかし、隈氏が手掛けたという、外壁に板金を施した特徴的な小屋を一目見ると、伊野尾は感動。「いやー、いいよな。欲しいもん」とつぶやき、小屋に興味が湧いたようだった。

 その後は、トレーラーハウスも紹介。車輪がついていて動かすこともできるが、中は普通の一軒家と変わらないため、日常生活を送れるだけでなく、テレワークにも使えるとのこと。すると伊野尾は、3月26日に同番組を卒業し、同29日からスタートする新番組『めざまし8』(同)でメインキャスターを務める永島優美アナウンサーに、「4月から朝の時間変わっちゃうから、寝坊の心配とか不安があるかもしれないからさ、これいいじゃん! ここに住んだら?」と引っ越しを提案。「永島さんの写真つけて、『永島優美 朝○時に起こしてください』って」と“宣伝カー”のように装飾することを勧めたものの、永島アナは「ものすごくいいですけど、ちょっと私には(値段が)高い」とやんわり断っていた。

 この日の放送にファンからは、「隈研吾さんとの再共演、おめでとう!」「世界的建築家がすっかり“めざましファミリー”になってる。隈研吾さんを巻き込んだ伊野尾くんすごい!」「トレーラーハウスに永島アナを住ませようとする伊野尾くん、意味わかんなくて笑った」といった声が寄せられた。

元ブルゾンちえみ、“あの人はいま”状態!? トークイベント出演も「地上波NG」は局サイドの“忖度”か

元お笑い芸人の“ブルゾンちえみ”こと藤原しおりが、2月25日に行われた『MIMOSA FESTA 2021』スペシャルトークライブに出演した。しかし、一部テレビ局で、藤原は「放送NG扱い」であることから、取材自体が見送られたのだという。当初予定していた海外留学も、新型コロナウイルス感染拡大によりペンディング状態となっている彼女だが、芸能関係者は「“あの人はいま”状態になりつつあるのは、メディア側の“忖度”も影響しているのかもしれない」と語る。

業務スーパーパスタは500g/87円の1.6mmが高コスパ&超万能! 濃厚豆乳クリームなど絶品パスタがほぼ100円で

――「節約」と「料理」をこよなく愛する俳優・布川隼汰が、業務用スーパーのありとあらゆる食品を本音でレビュー&「ほぼ100円」の節約レシピを大紹介!

 「ご飯を炊く」。毎日のようにやっている、なんてことない作業のはずなのに、なんであんなに面倒くさくなってしまう瞬間があるのだろう……。そしてなぜ、その面倒くささの行きつく先は「パスタ」になるのだろう……。パスタがあれば、とりあえず生きていける! そんな気持ちにさせてくれる現代のソウルフード「パスタ」に、本日はスポットライトを当てた特集をお送りします!

本日の戦利品はこちら

1.業務スーパー「スパゲッティ 1.6mm 500g 」87円

 これがないと始まらない。僕は断然1.6mm派! 茹で時間も8分と手ごろ、太さもどんな種類にもフィットする万能型です。恐らくいろいろ試しても、ほとんどの人がここにたどり着くはず。迷ったらコレ!

2.業務スーパー「調整豆乳 1000ml」138円

 パスタのソースは、「ペペロンチーノ系」「クリーム系」「トマト系」の3種が基本なのですが、クリーム系が食べたいときに限って、牛乳が賞味期限切れ……なんてこともしばしば。しかしこの調整豆乳、未開封なら常温で1カ月近く保存可能。パスタソースに使って、一緒にスムージーなどにも使えば、オシャレなランチが楽しめます。

3.業務スーパー「冷凍ポテト 1kg」245円

 皮むき済み、カット済み、加熱済み。至れり尽くせりの状態で手元に届いてこの値段! これは新ヘビロテ品です。ヘビロテ品多すぎて冷凍庫ヤバい。大きすぎず小さすぎないゴロっとした乱切り具合、加熱した後のホクホク具合、崩れすぎないほど良い硬さ、全てのポイントで平均点を上回る優等生ぶりにも注目です。手のかからない子です。

 では、これらの戦利品で実際に100円メニューを作っていきます!

(材料)
スパゲッティ1.6mm……100g 17円
ポテト……60g 15円
豚ミンチ……30g 20円

●醤油……大さじ1 2円
●塩……小さじ1 1円
●ママソフト(マーガリン)……小さじ1 3円
●茹で汁……50ml 0円
●こしょう……少々 1円

オリーブオイル……少々 3円

合計62円

1.パスタを茹でている間に、ポテトを解凍する。
2.フライパンにオリーブオイルを垂らし、解凍したポテトと豚ミンチを炒める。
3.茹でたパスタと茹で汁を加え、しょうゆ、塩、こしょう、ママソフト(マーガリン)を加えてさっと炒めたら完成!

◎ワンポイント
・パスタを加えたら、割とすぐに水分が飛んで焦げ付く原因になるので、最後は弱火で炒めると失敗しにくいです!
◎感想
ジャーマンパスタなるものは初めて作ってみたのですが、これがなかなかイケました! ボリューミーでおなかに溜まるので、結果さらにコスパ良しですね。粒マスタードを切らしていたので今回は入れませんでしたが、入れたら多分絶対うまい……!

(材料)
パスタ……100g 17円
玉ねぎ……1/6個 5円
さば水煮缶……1/2缶 43円
調整豆乳……100ml 14円
納豆……1パック 13円

●醤油……大さじ1 2円
●塩コショウ……少々 1円
●砂糖……小さじ1/2 1円

合計96円

1.パスタを茹でている間に、くし切りにした玉ねぎと鯖缶を炒める。
2.玉ねぎがしんなりしてきたら、豆乳と●の調味料を加える。
3.茹で上がったパスタを絡め、上からよく混ぜた納豆をかければ出来上がり!

◎ワンポイント
・醤油と砂糖の代わりに、めんつゆでも簡単でおいしく作れます!
・パスタのお湯は味が薄くなる原因になるので、よく切りましょう!
◎感想
洋風のようで和風な、どこか安心するパスタが完成しました! 同じ大豆からできているので、納豆と豆乳はマッチングばっちり。サバのしっかりした食べ応えと玉ねぎの歯応え、豆乳の濃厚感、シンプルなようで味わい深いパスタ、一度作ってみてください!

(材料)
マカロニスパイラル……100g 17円
ポテト……80g 20円
ブレンドチーズ……20g 20円
豚ミンチ……30g 20円
調整豆乳……100ml 14円

●鶏だしの素……小さじ1 2円
●塩コショウ……少々 1円
●焼き肉のたれ……少々 2円

合計96円

1.マカロニを茹でている間にポテトをレンジで解凍しておく。
2.フライパンに少量の油を敷き、ポテトと豚ミンチを炒める。
3.ペンネが茹で上がったら、よくお湯を切ってフライパンに加え、豆乳、チーズ、●の調味料も入れて、さっと加熱したら完成!

◎ワンポイント
・ポテトと豚ミンチを炒めるタイミングで、先に焼き肉のたれを垂らし、少し焦がすと香ばしさがプラスされる裏技をここに記します!
◎感想
一口にパスタといっても、スパゲッティだけではない! マカロニも同様の値段で購入できます。茹で時間は多少スパゲッティよりも長いものの、見た目、食感はガラッと一変できるので、スパゲッティと一緒にストックしておきたい一品です。チーズとクリーム、ポテトとひき肉は最高の組み合わせ。焼き肉のたれで味にパンチと香ばしさを加えております。こちらも試す価値ありの料理になりました!

【近況報告】
俳優、映像制作、業スー節約レシピ研究家、演技講師、何でもやっております! SNSのフォローしていただけたら大変喜びます!!
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元さんこいち・やっぴ&古川優香、“解散動画”大炎上の余波……「YouTubeにしがみつく気?」「もう応援しない」辛らつな声止まず

 3人組のYouTuberグループ・さんこいちに所属していたやっぴが、自身の“整形総金額”を告白したものの、ネット上では冷ややかな声が続出。その背景には、「かつてのさんこいちの炎上騒動が影響している」(芸能ライター)という。 
 
 今年1月31日をもって解散したさんこいち。メンバーの1人・ほりえりくは、解散と同時に“YouTuber引退”を発表し、やっぴと古川優香は個人チャンネルでの活動継続を報告した。それぞれ活動する中、やっぴは2月20日に「整形総金額が1000万円を超えました」という動画を投稿。しかし、低評価が高評価を大幅に上回る事態となっている。
 
「やっぴはこの動画の中で、高校時代から始めた整形手術の総費用が1000万円を超えたと告白。整形の内容や回数などを詳しく説明しつつ、現在は“ゴール手前”と話していました。動画のコメント欄には『美を追求する姿勢が素晴らしい』『自分がなりたい姿になれて、それで幸せなら最高だね』といった声もありますが、『ぶっちゃけ、この辺でやめたほうがいい気がする』『外見より中身を磨いたら?』などと冷ややかな反応のほうが多い状況です」(同) 
 
 さんこいちは今年1月1日、YouTube動画で解散を発表。その中で、古川とやっぴの“態度”がネット上で物議を醸すこととなった。

「ほりえが真剣な面持ちで解散を報告する中、古川は大きくため息をつき『息が止まっちゃう、そういう話聞いてたら』と発言。やっぴも笑いながら『暗いものではないので』とほりえの様子を茶化していたところ、ネット上で『態度が悪い』と批判を浴び、大炎上しました。同31日にほりえが動画配信サイト・ツイキャスで『ほんと言うと、まだ(YouTuberを)やめたくない』と漏らしたり、さんこいちメンバーが写った写真を自身のインスタグラムから削除していたことも判明。ネット上では、ほりえとの間に確執があったのではないかとの臆測も流れ、2人にさらに厳しい目が向けられたようです」(同) 
 
 この事態を受け、古川とやっぴは2月5日、それぞれ個人チャンネルに“謝罪動画”を投稿。今後の活動方針についても語っていたが、ネット上には「まだYouTubeにしがみつく気なの?」「“昔は”好きでした。もう応援することはないです」「何に謝ってるのかわからない動画」といった批判的な声が続出した。
 
「さんこいちの解散を報告した動画から、古川とやっぴには“アンチ”がついてしまったようで、今年2人がそれぞれアップした動画は全て、低評価が高評価を上回る異常事態に見舞われていました。そんな中、古川は2月22日に友人でタレント・ぺえとのコラボ動画『ぺえとお話しました』を公開。古川は炎上後、『何言ってもウソに聞こえるかな』などと悩んだそうですが、ぺえは『でも、逃げてたらいつまでも状況は変わらない』と言い、『見てくださってる方たちと向き合う』『自分の気持ちに正直になって、言葉を伝える』などとアドバイス。最後に、古川は『これから楽しい動画をお届けできるように、頑張っていきます』と宣言していました」(同) 

 同動画のコメント欄には、「ぺえさんがすごく優しい。話し方も丁寧で好感が持てます」「ぺえさんみたいに間違いを正してくれる友達が欲しい!」といったコメントや、「ぺえちゃんのアドバイスを聞いて頑張って!」「本当にぺえがいてよかった。優香ちゃんの動画楽しみにしてるよ」など、古川を応援する声も見受けられた。なお、2月25日の時点で高評価1.6万、低評価1.4万となっており、若干高評価が上回っている。

 グループ解散、大炎上を経て、古川とやっぴは再びファンの信頼を取り戻せるのだろうか?

なにわ男子・長尾謙杜、“女装男子”体験で「エグ~!」「支障出る」! “眉毛潰し”に大慌てのワケ

 関西地方で放送されている夕方の報道・情報番組『キャスト』(朝日放送)に水曜レギュラーとして出演している関西ジャニーズJr.内ユニット・なにわ男子。

 2月24日放送回は、関西人なら知らないと恥ずかしい、バズっていたり、これからバズりそうな情報をメンバーがロケで取材する「バズズバ!なにわリサーチ」が放送され、長尾謙杜が阪・中崎町を舞台にロケに出掛けた。

 中崎町は、町屋を改装したカフェや雑貨店が並ぶレトロな雰囲気のフォトジェニックな街。中崎町にはよく服などを買いに来るという長尾が、この日最初に訪れたバズりスポットは、女子に大人気のコスパ最強ランチが味わえるというお店。そこは、オシャレなレストランが並ぶ高架下エリアにある、一見サラリーマンが多そうな居酒屋「旬菜鮮魚てつたろう」。

 ここで女子に人気のランチというのが、小さめの天ぷらが乗せ放題の「800円天丼ランチ」。早速、長尾も過去最高の43個を目指して天ぷらを乗せていくことに。シシャモの天ぷらを縦に刺すという荒業も入れつつ、なんとか盛り付けると、「めちゃボリューミーよ! これ800円! すごいよ!」と大興奮。天丼を堪能したのだった。

 次に訪れたのは、商店街にある焼き芋スイーツ専門店。芋づくしの甘いスイーツを紹介してから試食すると、「見た目からしてインスタに投稿したらバズりそう! かわいいし、洒落てる感じ」と絶賛、さらに「これはたぶん、明日オナラ出るな」とつぶやいていた。

 最後に紹介されたバズりスポットは、男性の間で人気だという「cotton 大阪梅田店」。すでに予約が2週間先まで埋まっているという人気のこのお店、実は、男性向けの女装体験サロンとのこと。今、“女装男子”がインスタ投稿12万件以上と密かに注目を集めているといい、長尾も“女装男子”を体験することに。

 メイクを担当する女性スタッフが、少々緊張気味の長尾に「じゃあ、眉毛潰します」と、その凛々しい眉毛を隠すためファンデーションを塗ろうとすると、ギョッとした顔で「まってまってまって! 支障出るよ!」と大慌て。しかしメイクは順調に進んでいき、いよいよ長尾の女装が完成。その姿は、スタジオの女性レギュラーからは「うわ~かわいい~」と思わず感嘆のため息が漏れるほどのビジュアルだ。

 長尾本人は変身した自分の姿に「エグ~!」と、恥ずかしそうにしながらも「(メイク)やってる時もスタッフの方が『かわいい』って言ってくれたのはうれしいのかうれしくないのか、ちょっとよくわからんけど、なんかこう、褒められてる気分がして良かった」と、複雑ながらも、満更でもなかったようだ。

 この日の放送にネットでも長尾の女装への反響が大きく、「街中歩いてても二度見しそうなレベル!」「可愛すぎる!」といった声が寄せられ、また、実際にメイクを担当した「cotton 大阪梅田店」のスタッフも自身のTwitterで「収録時間の関係でメイク時間がだいぶ短くて…もう少ししっかりさせてもらいたかったな 元がとても綺麗だったのが救いでした」と感想を寄せていた。

なにわ男子・長尾謙杜、“女装男子”体験で「エグ~!」「支障出る」! “眉毛潰し”に大慌てのワケ

 関西地方で放送されている夕方の報道・情報番組『キャスト』(朝日放送)に水曜レギュラーとして出演している関西ジャニーズJr.内ユニット・なにわ男子。

 2月24日放送回は、関西人なら知らないと恥ずかしい、バズっていたり、これからバズりそうな情報をメンバーがロケで取材する「バズズバ!なにわリサーチ」が放送され、長尾謙杜が阪・中崎町を舞台にロケに出掛けた。

 中崎町は、町屋を改装したカフェや雑貨店が並ぶレトロな雰囲気のフォトジェニックな街。中崎町にはよく服などを買いに来るという長尾が、この日最初に訪れたバズりスポットは、女子に大人気のコスパ最強ランチが味わえるというお店。そこは、オシャレなレストランが並ぶ高架下エリアにある、一見サラリーマンが多そうな居酒屋「旬菜鮮魚てつたろう」。

 ここで女子に人気のランチというのが、小さめの天ぷらが乗せ放題の「800円天丼ランチ」。早速、長尾も過去最高の43個を目指して天ぷらを乗せていくことに。シシャモの天ぷらを縦に刺すという荒業も入れつつ、なんとか盛り付けると、「めちゃボリューミーよ! これ800円! すごいよ!」と大興奮。天丼を堪能したのだった。

 次に訪れたのは、商店街にある焼き芋スイーツ専門店。芋づくしの甘いスイーツを紹介してから試食すると、「見た目からしてインスタに投稿したらバズりそう! かわいいし、洒落てる感じ」と絶賛、さらに「これはたぶん、明日オナラ出るな」とつぶやいていた。

 最後に紹介されたバズりスポットは、男性の間で人気だという「cotton 大阪梅田店」。すでに予約が2週間先まで埋まっているという人気のこのお店、実は、男性向けの女装体験サロンとのこと。今、“女装男子”がインスタ投稿12万件以上と密かに注目を集めているといい、長尾も“女装男子”を体験することに。

 メイクを担当する女性スタッフが、少々緊張気味の長尾に「じゃあ、眉毛潰します」と、その凛々しい眉毛を隠すためファンデーションを塗ろうとすると、ギョッとした顔で「まってまってまって! 支障出るよ!」と大慌て。しかしメイクは順調に進んでいき、いよいよ長尾の女装が完成。その姿は、スタジオの女性レギュラーからは「うわ~かわいい~」と思わず感嘆のため息が漏れるほどのビジュアルだ。

 長尾本人は変身した自分の姿に「エグ~!」と、恥ずかしそうにしながらも「(メイク)やってる時もスタッフの方が『かわいい』って言ってくれたのはうれしいのかうれしくないのか、ちょっとよくわからんけど、なんかこう、褒められてる気分がして良かった」と、複雑ながらも、満更でもなかったようだ。

 この日の放送にネットでも長尾の女装への反響が大きく、「街中歩いてても二度見しそうなレベル!」「可愛すぎる!」といった声が寄せられ、また、実際にメイクを担当した「cotton 大阪梅田店」のスタッフも自身のTwitterで「収録時間の関係でメイク時間がだいぶ短くて…もう少ししっかりさせてもらいたかったな 元がとても綺麗だったのが救いでした」と感想を寄せていた。

「いぬのおまわりさん」で話題の村方乃々佳ちゃん、CDデビュー発表に「モヤッとする」の声! 元子役が語る“商品”としての自分

 昨年12月、「第35回童謡こどもの歌コンクール」子ども部門で銀賞を受賞した村方乃々佳ちゃんのYouTube動画が、ネット上で大きな話題になった。2018年5月31日生まれ、現在2歳の乃々佳ちゃんは、同コンクールで童謡「いぬのおまわりさん」を歌唱。小さな体で大きな身振り手振りをする愛らしい姿や、堂々とした歌声が話題を呼び、同動画の再生回数は2月25日午後3時の時点で1390万回を突破している。

 その人気は日本国内にとどまらず、海を越えて韓国でも注目を浴びるほど。乃々佳ちゃんの公式YouTubeチャンネル「ののちゃんねる」には、韓国語のコメントが多数書き込まれている。

 そんな彼女のCDデビューが2月25日に発表され、ネット上で再び話題に。AKB48やももいろクローバーZが所属するキングレコードより、5月26日にミニアルバム『ののちゃん 2さい こどもうた』をリリース予定だというが、祝福の声の一方で批判的な声も続出する事態となった。

 SNSやネット掲示板を見てみると、「無料で動画が見れるから人気が出ただけで、お金払ってCD買う人がどれだけいるんだろう?」「話題になったからといって、すぐにCD出すのはやりすぎ……」とCDデビューに懐疑的な声や、「こんな小さいうちから金を稼ぐ道具にされて、子どもがかわいそう」「物心つかないうちに親が将来を決めるのはモヤッとする」「親が勢いで子どもに商売させている感じ。大人になってからのことも考えてるのかな?」など、乃々佳ちゃんを心配する人も少なくない。

 彼女のように、幼いころから人々の注目を浴びる子役たちにも、同じような反応が寄せられることはしばしば。サイゾーウーマンでは、乃々佳ちゃんと同じ2歳で子役タレントとして活動を始め、ドラマやバラエティで人気を博した細山貴嶺さんにインタビューを行っていた。

 12年、高校3年生でエッセイ『デブ、死ね、臭い! を乗り越えて』(マガジンハウス)を出版し、17年に芸能界を引退した“元子役スター”が語った壮絶ないじめ体験、そして大人との向き合い方とは――同記事をあらためて掲載する。
(編集部)

(初出:2012年7月16日)

■「いじめの原因でもあり、アイデンティティーでもあった」細山貴嶺くんが語る、子役の光と陰

子役タレントとして活躍していたころ(左)に比べ、スマートになった現在(右)
 「かわいい」「癒やされる」ともてはやされ、一躍スターになったかと思えば、心身ともに大人になり、ひっそりと消えていく子役スターたち。成長著しい彼らの絶頂期はとても短い。それでも「大人の都合」に笑顔で応える彼らは、子役としての自分をどう捉えているのだろうか。

 2001年から2006年頃、ぽっちゃり体形に蝶ネクタイ、サスペンダー付きのズボンで「お坊ちゃま」キャラとして活躍していた子役、細山貴嶺くん。現在高校3年になった彼が壮絶ないじめ体験をつづったエッセイ『デブ、死ね、臭い! を乗り越えて』(マガジンハウス)を出版した。宿題を盗まれる、首を絞められるなどのいじめを受け、自殺も考えたという彼。子役活動と同時期にいじめを受けた彼に、子役がもたらす影響を聞いた。

――太っていたということのほかに、子役であったこともいじめの原因のひとつだったそうですね。

細山貴嶺さん(以下、細山) 子役だったからいじめられたということもあったんですが、それ以上に大きなプラス面もあったんです。芸能界にいて、自分のコンプレックスを売りにしている芸人さんたちを見て、僕は「短所は長所でもある」と気づけた。芸能界にいなかったらそういう気づきもなく、薄っぺらい人間になっていたんじゃないかなと思います。子役として活動してきたからこそ、今の僕がいる。子役だったからこそいじめを乗り越えることができたんです。

――幼い自分が「商品」であり、自分に大人がお金を払うということについて、恐怖や戸惑いはありましたか?

細山 自分が商品であるということは、ほかの人にはない価値を持っているということ。恐怖というより、自分は自分として胸を張っていいんだと捉えていました。

――子役として「生意気なお坊ちゃま」キャラを演じなければいけないことはつらくなかった?

細山 「生意気なお坊ちゃま」は、実際の僕とは正反対のキャラ。全然お金持ちじゃないし、自分で言うのもなんですが生意気というよりは、ほかの人に合わせる平和志向。バラエティー番組では求められるキャラとしての面白いコメントを即座に言わなければならないので、その点では負担になっていた部分は確かにありました。でも、視点を変えてみれば、学校でいじめられていても、仕事では自分は必要とされているということ。実際の自分とは違う部分が他人から求められ、アイデンティティーを証明する手段にもなっていたんです。複雑ですね。

――「自分のキャラと違うからいやだ」と訴えなかったんですね。

細山 それはなかったですね。2歳から芸能活動を始め、物心ついたときには仕事が日常生活の一部となっていたので、自然と「本当の自分」と「ビジネスとしての自分」のスイッチを切り替えられていました。そうしないと心が保てなかったというところはあるかもしれません。だからといって、学校でも自分を出すといじめられると思って、どう振る舞えばいいか測っていたところがあります。本当にリラックスできたのは、家で親と一緒にいる時間か、仕事に行く途中の電車の中くらいでした。

■「子役ブーム」に対して、子役本人が思うこと

――子どもらしいわがままを親に言ったことは?

細山 ありません。性格的な部分が大きいのですが、僕は自己主張して相手に従わせるよりも、自分が相手に合わせた方がいいと思っているんです。反抗期らしい反抗期もなかったですね。もしかしたら、小学生の時に両親が離婚したので、一生懸命僕を愛して育ててくれた母に反抗するのは違うと思っていたのかもしれません。

――ほかの子役はどうでしたか? わがままな子はいました?

細山 ほかの子役の子とはあまり深く話したことがなかったので、正直よくわからないんですよ。僕にとって子役はビジネスパートナー。仲良く遊ぶのは違うという意識があったんです。ただ、やっぱり学校でいじめられているという話は何人かから聞いたことがあります。ほかの生徒とはちょっと違う特徴がある子、僕だったら太ってるとか、そういった相違点があるといじめられて排除されるのかなと思います。

――今は「子役ブーム」といわれていますが、大人たちが勝手にチヤホヤして、飽きたら見向きもしないということ風潮についてはどう思いますか。

細山 悲しいけど、この業界はそういうもの。一時期売れたとしても、視聴者側が面白いと感じなくなったらそこで終わり。仕方ありません。仕事が減って傷ついた時は、親や周りの人が一緒にいてあげてほしい。僕も成長とともに仕事が少なくなり不安な時期があったんですが、母が「それは別にあなたがどうというわけではなく、芸能界全体として中学生は使いにくいから仕方がないんだよ」と言ってくれたので、「僕はもう不要なんだ」と本気で悩むことはありませんでした。誰も僕を必要としなくなっても、親は最後まで僕を必要としてくれるという安心感もありました。親との信頼関係が重要だと思います。

――大人でも「自分探し」という言葉があるくらい、社会で自分の居場所をみつけることができず悩む人が多いわけですが、どう思いますか。

細山 「自分ってなんだろう」「どういうふうに生きればいいんだろう」と悩むのは誰もが通る道だと思うんですけど、誰にも答えは見えません。だから、ただ自分に自信を持って、人を傷つけず自分らしく生きていれば、きっとあなたを大切に思ってくれる人がいるよ、と思います。

――将来の夢は?

細山 今、高3で受験勉強中。将来的には、いじめで苦しんでいる子を助けるために政治家になりたいと思っています。教師ということも考えたんですが、根本からいじめ問題を解決するには、日本の教育システムを変える必要がある。だから、政治家を目指しています。

――もう一度生まれ変わったら、子役になりたいですか?

細山 絶対に子役としての人生を選びます!
(インタビュー・文=安楽由紀子)

細山貴嶺(ほそやま たかね)
1994年生まれ。赤ちゃんモデルを経て、2歳より子役タレントとして活躍。『おはスタ』(テレビ東京系)、『踊る!さんま御殿!!』『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)、『ワンダフルライフ』『笑う犬の発見』(フジテレビ系)、『英語でしゃべらナイト』(NHK)などへの出演経験がある。

「いぬのおまわりさん」で話題の村方乃々佳ちゃん、CDデビュー発表に「モヤッとする」の声! 元子役が語る“商品”としての自分

 昨年12月、「第35回童謡こどもの歌コンクール」子ども部門で銀賞を受賞した村方乃々佳ちゃんのYouTube動画が、ネット上で大きな話題になった。2018年5月31日生まれ、現在2歳の乃々佳ちゃんは、同コンクールで童謡「いぬのおまわりさん」を歌唱。小さな体で大きな身振り手振りをする愛らしい姿や、堂々とした歌声が話題を呼び、同動画の再生回数は2月25日午後3時の時点で1390万回を突破している。

 その人気は日本国内にとどまらず、海を越えて韓国でも注目を浴びるほど。乃々佳ちゃんの公式YouTubeチャンネル「ののちゃんねる」には、韓国語のコメントが多数書き込まれている。

 そんな彼女のCDデビューが2月25日に発表され、ネット上で再び話題に。AKB48やももいろクローバーZが所属するキングレコードより、5月26日にミニアルバム『ののちゃん 2さい こどもうた』をリリース予定だというが、祝福の声の一方で批判的な声も続出する事態となった。

 SNSやネット掲示板を見てみると、「無料で動画が見れるから人気が出ただけで、お金払ってCD買う人がどれだけいるんだろう?」「話題になったからといって、すぐにCD出すのはやりすぎ……」とCDデビューに懐疑的な声や、「こんな小さいうちから金を稼ぐ道具にされて、子どもがかわいそう」「物心つかないうちに親が将来を決めるのはモヤッとする」「親が勢いで子どもに商売させている感じ。大人になってからのことも考えてるのかな?」など、乃々佳ちゃんを心配する人も少なくない。

 彼女のように、幼いころから人々の注目を浴びる子役たちにも、同じような反応が寄せられることはしばしば。サイゾーウーマンでは、乃々佳ちゃんと同じ2歳で子役タレントとして活動を始め、ドラマやバラエティで人気を博した細山貴嶺さんにインタビューを行っていた。

 12年、高校3年生でエッセイ『デブ、死ね、臭い! を乗り越えて』(マガジンハウス)を出版し、17年に芸能界を引退した“元子役スター”が語った壮絶ないじめ体験、そして大人との向き合い方とは――同記事をあらためて掲載する。
(編集部)

(初出:2012年7月16日)

■「いじめの原因でもあり、アイデンティティーでもあった」細山貴嶺くんが語る、子役の光と陰

子役タレントとして活躍していたころ(左)に比べ、スマートになった現在(右)
 「かわいい」「癒やされる」ともてはやされ、一躍スターになったかと思えば、心身ともに大人になり、ひっそりと消えていく子役スターたち。成長著しい彼らの絶頂期はとても短い。それでも「大人の都合」に笑顔で応える彼らは、子役としての自分をどう捉えているのだろうか。

 2001年から2006年頃、ぽっちゃり体形に蝶ネクタイ、サスペンダー付きのズボンで「お坊ちゃま」キャラとして活躍していた子役、細山貴嶺くん。現在高校3年になった彼が壮絶ないじめ体験をつづったエッセイ『デブ、死ね、臭い! を乗り越えて』(マガジンハウス)を出版した。宿題を盗まれる、首を絞められるなどのいじめを受け、自殺も考えたという彼。子役活動と同時期にいじめを受けた彼に、子役がもたらす影響を聞いた。

――太っていたということのほかに、子役であったこともいじめの原因のひとつだったそうですね。

細山貴嶺さん(以下、細山) 子役だったからいじめられたということもあったんですが、それ以上に大きなプラス面もあったんです。芸能界にいて、自分のコンプレックスを売りにしている芸人さんたちを見て、僕は「短所は長所でもある」と気づけた。芸能界にいなかったらそういう気づきもなく、薄っぺらい人間になっていたんじゃないかなと思います。子役として活動してきたからこそ、今の僕がいる。子役だったからこそいじめを乗り越えることができたんです。

――幼い自分が「商品」であり、自分に大人がお金を払うということについて、恐怖や戸惑いはありましたか?

細山 自分が商品であるということは、ほかの人にはない価値を持っているということ。恐怖というより、自分は自分として胸を張っていいんだと捉えていました。

――子役として「生意気なお坊ちゃま」キャラを演じなければいけないことはつらくなかった?

細山 「生意気なお坊ちゃま」は、実際の僕とは正反対のキャラ。全然お金持ちじゃないし、自分で言うのもなんですが生意気というよりは、ほかの人に合わせる平和志向。バラエティー番組では求められるキャラとしての面白いコメントを即座に言わなければならないので、その点では負担になっていた部分は確かにありました。でも、視点を変えてみれば、学校でいじめられていても、仕事では自分は必要とされているということ。実際の自分とは違う部分が他人から求められ、アイデンティティーを証明する手段にもなっていたんです。複雑ですね。

――「自分のキャラと違うからいやだ」と訴えなかったんですね。

細山 それはなかったですね。2歳から芸能活動を始め、物心ついたときには仕事が日常生活の一部となっていたので、自然と「本当の自分」と「ビジネスとしての自分」のスイッチを切り替えられていました。そうしないと心が保てなかったというところはあるかもしれません。だからといって、学校でも自分を出すといじめられると思って、どう振る舞えばいいか測っていたところがあります。本当にリラックスできたのは、家で親と一緒にいる時間か、仕事に行く途中の電車の中くらいでした。

■「子役ブーム」に対して、子役本人が思うこと

――子どもらしいわがままを親に言ったことは?

細山 ありません。性格的な部分が大きいのですが、僕は自己主張して相手に従わせるよりも、自分が相手に合わせた方がいいと思っているんです。反抗期らしい反抗期もなかったですね。もしかしたら、小学生の時に両親が離婚したので、一生懸命僕を愛して育ててくれた母に反抗するのは違うと思っていたのかもしれません。

――ほかの子役はどうでしたか? わがままな子はいました?

細山 ほかの子役の子とはあまり深く話したことがなかったので、正直よくわからないんですよ。僕にとって子役はビジネスパートナー。仲良く遊ぶのは違うという意識があったんです。ただ、やっぱり学校でいじめられているという話は何人かから聞いたことがあります。ほかの生徒とはちょっと違う特徴がある子、僕だったら太ってるとか、そういった相違点があるといじめられて排除されるのかなと思います。

――今は「子役ブーム」といわれていますが、大人たちが勝手にチヤホヤして、飽きたら見向きもしないということ風潮についてはどう思いますか。

細山 悲しいけど、この業界はそういうもの。一時期売れたとしても、視聴者側が面白いと感じなくなったらそこで終わり。仕方ありません。仕事が減って傷ついた時は、親や周りの人が一緒にいてあげてほしい。僕も成長とともに仕事が少なくなり不安な時期があったんですが、母が「それは別にあなたがどうというわけではなく、芸能界全体として中学生は使いにくいから仕方がないんだよ」と言ってくれたので、「僕はもう不要なんだ」と本気で悩むことはありませんでした。誰も僕を必要としなくなっても、親は最後まで僕を必要としてくれるという安心感もありました。親との信頼関係が重要だと思います。

――大人でも「自分探し」という言葉があるくらい、社会で自分の居場所をみつけることができず悩む人が多いわけですが、どう思いますか。

細山 「自分ってなんだろう」「どういうふうに生きればいいんだろう」と悩むのは誰もが通る道だと思うんですけど、誰にも答えは見えません。だから、ただ自分に自信を持って、人を傷つけず自分らしく生きていれば、きっとあなたを大切に思ってくれる人がいるよ、と思います。

――将来の夢は?

細山 今、高3で受験勉強中。将来的には、いじめで苦しんでいる子を助けるために政治家になりたいと思っています。教師ということも考えたんですが、根本からいじめ問題を解決するには、日本の教育システムを変える必要がある。だから、政治家を目指しています。

――もう一度生まれ変わったら、子役になりたいですか?

細山 絶対に子役としての人生を選びます!
(インタビュー・文=安楽由紀子)

細山貴嶺(ほそやま たかね)
1994年生まれ。赤ちゃんモデルを経て、2歳より子役タレントとして活躍。『おはスタ』(テレビ東京系)、『踊る!さんま御殿!!』『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)、『ワンダフルライフ』『笑う犬の発見』(フジテレビ系)、『英語でしゃべらナイト』(NHK)などへの出演経験がある。