弘中綾香アナは「義理チョコ廃止」実現できない!? 敬意を払われたい男の存在と、女子アナという仕事

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。

<今回の有名人>
「一体誰が得をするんだろう」テレビ朝日・弘中綾香アナウンサー
ニュースサイト「HUFFPOST」2月14日

 「謎のバレンタイン」を経験したことがある。

 今から10年以上前、私はハケン社員として某企業で働いていた。正社員の女性たちが、男性社員に渡すバレンタインの義理チョコの話をしていたので、ハケン仲間にどうしているのか聞いたところ「ハケンで渡している人は聞いたことがない」と言っていたため、私も何もしなかった。

 するとバレンタイン当日、昼休み近くに課長に呼ばれ、「オレがお金を出すから、チョコレート買って上司にあげてほしい」と言われてしまった。言っておくが、私は男性に人気があるタイプでは決してなく、さらにハケンだ。私からチョコをもらっても意味がなかろうと思いつつ、昼休みに近所のデパートまで走った覚えがある。もちろん、課長にお金をもらうのは憚られたので、自腹だった。

 そんな経験をしたことすら忘れていたが、2月14日配信のニュースサイト「HUFFPOST」の記事「弘中綾香アナがバレンタインデーに長年抱く疑問を明かす。『義理チョコは廃止でいい』」を読んで、「謎のバレンタイン」の謎が解けた気がした。

 何年か前のバレンタインに、老舗チョコレートメーカーのGODIVAが、「義理チョコをやめよう」と提案して話題を呼んだが、テレビ朝日・弘中綾香アナも、義理チョコは半ば義務として風習化していることに疑問を抱いているという。かつて弘中アナは『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演していた際、スタッフ100人以上に義理チョコを配ったという。費用は自腹だろうから、いくら高収入の女子アナといっても痛手だろうし、弘中アナいわく「経験として義理チョコを貰った方のリアクションを見てもそこまで喜んでない人もいれば、お返しがないケースも実際多いんですよ。それを見ていると、この行為は『一体誰が得をするんだろう』って思ってしまうので、義理チョコは個人的に廃止でいいと思っています」。

 それでは、弘中アナが義理チョコを配っていないかというと、そうではないらしい。周りが配っているので、つい自分も合わせてしまっているという。

 「夢は革命家」を公言し、歯に衣着せぬ発言が人気の弘中アナでさえ、「たかが義理チョコ」をやめられない。おかしいと思う人もいるだろうが、女子アナとスタッフというのは、なかなか難しい関係性なのかもしれない。

◎「スタッフに嫌われない」は女子アナのお仕事?

 番組名は失念したが、カトパンこと元フジテレビ・加藤綾子アナの全盛期に、後輩の女子アナが“加藤の仕事術のすごさ”を検証する番組を見たことがある。ポジションの高くない男性スタッフからデートに誘われたカトパンは、どう対応するかを隠し撮りするという内容だった。スタッフはしつこく迫るが、カトパンは連絡先を教えないし、デートにも応じない。常に笑顔で「携帯が手元にないから、スケジュールがわからない」と優しく断っていた。その理由を、カトパンは「男性のプライドを傷つけないため」と説明し、後輩もその対応を絶賛していた。

 テレビの世界におけるスタッフと女子アナの原則的な上下関係というものが私にはわからないが、「スタッフに嫌われない対応」はカトパンの個人的な仕事術というより「女子アナとしてのお仕事」という側面もあるのではないだろうか。

 アナウンサーとランキングといえば、毎年12月のオリコン社主催「好きなアナウンサーランキング」が有名だが、「フラッシュ」(光文社)は「業界人が選ぶ『好きな女子アナ・嫌いな女子アナ』」という企画をちょくちょく行っている。これはスタッフなどの“身内”が選ぶランキングで、女子アナはスタッフにもある程度サービスして好かれておかないと「性格が悪い」と、こうした企画にタレこまれないとも限らない。特に注意すべきは、カトパンのように人気女子アナではないだろうか。視聴者からの人気が高くても、スタッフから支持されなければ「裏表がある」といわれかねないからだ。

 弘中アナも、オリコン社主催の「第17回 好きな女性アナウンサーランキング」で前年に引き続いて、2年連続首位を獲得した人気アナである。カトパンと同じく、スタッフにも気を配らないといけない立場だろう。ほかの女子アナが義理チョコを配っているとして、弘中アナだけそれをしなかったら「スタッフを軽んじている」と言われかねない。そう考えたら、費用負担が大きくても、たいして喜ばれなくても、お返しがなくても、義理チョコをやらないわけにいかないのではないか。

◎義理チョコで「敬意を払われている証拠」が欲しい男たち

 スタッフとチョコレートといえば、こんなこともあった。2月14日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、義理チョコ文化の衰退が取り上げられた際、MCの東野幸治が、久代萌美アナウンサーに、誰にチョコレートをあげたのか尋ねていた。久代アナは「(東野と松本人志の)お二人にしかあげていない」と答えると、松本は「スタッフとかに渡さないの?」と驚いたようで、東野に至っては「だから、スタッフにあんまり評判よくないんですよ」とまぜっ返していた。

 チョコレートくらいで評判が変わるとはとても思えないものの、テレビに出ている人を中心に「義理チョコをもらうことを、敬意を払われているかのバロメーター」と解釈する男性もいるのではないだろうか。

 いきなり話をスケールダウンさせて恐縮だが、私がハケンとして働いていた時の上司がチョコレートを欲しがったのも、チョコレートそのものが欲しかったというわけではなく、敬意を払われている証拠が欲しかったのかもしれない。これは女子アナのように男性人気が大事な職種や、大物男性タレントのアシスタントをする……もっというと「仕える」ことが多い職種で、特に起きがちな現象なのではないだろうか。義理チョコを「一体誰が得をするんだろう」と発言していた弘中アナだが、こうやって考えてみると「軽く見られたくない、損をしたくない男性」には意味のある行事なのかもしれない。

 「革命家」になり、アナウンサーのイメージを変えることが夢だという弘中アナだが、真の革命家、キューバ社会主義革命の父、フィデル・カストロは革命を成し遂げるため、メリットがあれば本来なら敵のはずの資本家とも積極的に手を結んだという。新しいことをやりたくても、世の中というのは、なかなか理屈通りに動かないのも事実。どうか弘中アナも清濁併せ吞みながら、革命のために頑張っていただきたい。

『にじいろカルテ』高畑充希、井浦新らが歌う「にじ」大好評! 俳優たちはなぜ歌うのか……湯山玲子氏が解説

 高畑充希が主演を務める連続ドラマ『にじいろカルテ』(テレビ朝日系)。1月21日放送の第1話は平均視聴率12.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、その後も10〜11%台をキープしている。

 同作は、山奥にある「虹ノ村診療所」にやって来た主人公の内科医・紅野真空(高畑)が、看護師・蒼山太陽(北村匠海)、外科医・浅黄朔(井浦新)と共に、一つ屋根の下で暮らす様子を描くヒューマンドラマ。2月18日放送の第5話では、「虹ノ村診療所」がテレビ取材を受けることになるも、ある日、太陽が診療所を飛び出してしまう……という内容になるようだ。

 高視聴率をキープする傍ら、劇中歌「にじ」を高畑と北村、井浦の3人が歌い、1月25日にテレビ朝日公式YouTubeチャンネルに動画をアップしたことも、ネット上で話題に。コメント欄には「すごく心に響いた」「思わず涙が出ました」といった絶賛や、「井浦さん、こんなに素敵な歌声なんだ!」「充希ちゃんの歌唱力に驚き」など、俳優たちの「イメージが変わった」との声も多い。

 俳優が歌うとなると、ネット上で「迷走」などと批判されることもあるが、一方で近年、歌手としても活躍する俳優は増えている。こうした“俳優の歌手活動”は何年も前から見られるが、彼らはなぜ歌を武器にするのだろうか? サイゾーウーマンでは、著述家の湯山玲子氏に「俳優と歌」の関係性を解説してもらっていた。あらためて同記事を掲載する。
(編集部)


(初出:2020年6月4日)

菅田将暉、中村倫也、真剣佑……「歌う俳優」が台頭するのはナゼか? 湯山玲子が語る「俳優と歌」の関係性

 石原裕次郎、小林旭、渡哲也、60年代の映画黄金時代に活躍したスター俳優たちの多くは歌手活動を行なっていた。時は流れ、吉田栄作、織田裕二、江口洋介、反町隆史ら90年代のトレンディ俳優のブームを最後に、00年代に入ると俳優の歌手活動はすっかり廃れてしまった。 だが、2020年代を迎えたいま、菅田将暉、ディーンフジオカ、新田真剣佑といった若手俳優たちが彗星のように現れ、俳優の歌手活動路線をふたたびアップデートしはじめているようだ。

 この背景にはどのような事情があるのだろうか、音楽とジェンダー論に明るい著述家の湯山玲子さんに分析してもらった。

——90年代のトレンディ俳優以降、あまり目立った動きがなかった男性俳優の歌手活動が、再び活発化しているように思います。

湯山玲子(以下、湯山) そもそも俳優の音楽活動って、ふたつのタイプに分かれるんですよ。仕事と切り分けて自分の聖域(サンクチュアリ)としてやるタイプと、俳優仕事のプロモーションの一環として歌う昔ながらのタイプ。前者はトレンディ俳優以降では、オダギリジョーや浅野(忠信)くんが音楽活動をしているけど、本当に好きでやっている感じで、タイアップでドラマの主題歌みたいなことはやらない。で、最近の菅田将暉やディーン・フジオカ、三浦春馬なんかは、ちょうどその中間くらいのバランスで、うまくやっているように見える。

——確かに、菅田将暉さんが昨年の紅白歌合戦で歌った『まちがいさがし』は、事務所の先輩である松坂桃李さん主演ドラマ『パーフェクトワールド』(フジテレビ系)の主題歌でしたが、菅田さん自身はドラマには出ていませんでした。

湯山 演技がうまくて、それで歌もうまいんだから、なんだかすごい時代になってきたよね。そもそも、最近の俳優たちって急激にレベルが上がっていて、実力があることが当たり前の世界になりつつある。歌えたり踊れたりする俳優も徐々に増えてきているわけで、これ、ジャニーズが影響していることに間違いはない。ミュージカルのレベルも上がっていて、『キンキーブーツ』のドラアグクウィーンの女装で歌い踊る三浦春馬はすごかった。ちなみに、彼は英語も中国語も得意としている。

——山崎育三郎さんや、井上芳雄さんなど、ミュージカル界からもスター俳優が出てきています。やはり、演劇の舞台は俳優にとって重要だということでしょうか?

湯山 舞台経験が俳優を鍛えることは紛れもない事実で、昔はテレビや映画の出演よりも下にみられていた舞台の現場に、積極的に人気の若手を入れて成長させるという戦略がこの10年の当たり前になってきた。その先駆けがジャニーズ事務所だったんだけど、1989年に木村拓哉を蜷川(幸雄)さんの『盲導犬』って舞台に出して、今後は舞台で実力をつけていかないと戦っていけないというふうに、長い目で見て育成するようになったことは大きかったんじゃないかな。

——なるほど。ちなみにいま、湯山さんが「歌える」俳優で気になっている人はいますか?

湯山 ほら、去年の紅白で『アラジン』の劇中歌を歌ってたあの……そうだ、中村倫也! タクシーの車中CM映像で可愛いコがいるな、と思って、ググったら、それが彼。歌もうまいし、チンピラ役からお坊ちゃま役まで芸域が広い。そう、いまの世代の役者は急激にハリウッド化していますよね。大ヒットしたアメリカのミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』も、劇中で歌ってるのは俳優なわけで、持っている技術が高い。アクション映画もミュージカル映画もできるヒュー・ジャックマンとかもいるし。アン・ハサウェイみたいなお嬢ちゃん俳優だって、『レ・ミゼラブル』であれだけ歌えて驚いたわけです。日本の芸能界も、その世界に近づきつつあるんじゃないかな。

——女優でいえば、松たか子さんも、今年のアカデミー賞で各国のエルサ役とともに堂々と『アナと雪の女王2』の主題歌「イントゥ・ジ・アンノウン」を歌い上げていました。

湯山 松たか子さんは、確かに両方の表現者として秀でている。女優だとほかには、大竹しのぶさんもすごい世界観持ってる。渡辺えり子さんのシャンソンもすごくいいんですよ……ってこのお二人はちょっと大御所すぎる? 若手だったら、高畑充希も芸達者。CMでもX JAPANの『紅』を歌って話題になってたけど。

——高畑さんは歌手活動も活発で、コブクロの小渕健太郎プロデュースのデビュー曲『大切なもの』(2007・みつき名義)や、竹内まりやさんが楽曲提供したアルバム『PLAY LIST』(2018)をリリースするなど、実は以前から音楽活動もやっています。

湯山 でも、あんまり知られてないかも。本人にそこまで歌手活動の興味がないのかな? 00年前後はともさかりえが、さかともえり名義でテクノポップっぽいことをやってみたり、小西康陽が深田恭子に渋谷系っぽい曲を歌わせて遊ぶみたいな時代があったけど、いまはそういう目立ったコラボがないですよね。アテ書きを楽しむ職業的作曲家がいなくなってることも影響してると思うけど、当時の女優の歌は自分を素材にいじって遊んでもらうパターンが多かったかもね。いま、そういう感じで歌っている女優っているのかな……。

——満島ひかりさんはどうですか? 大沢伸一さんや、小沢健二さんともコラボしています。

湯山 彼女がボーカルをやったMONDO GROSSOの「ラビリンス」はよかったよね。PVがめちゃくちゃかっこよくて。ドラマ『カルテット』(TBS)のエンディングで流れる『おとなの掟』を松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平の4人で歌ってたけど、声が独特。確かに彼女なんかは、歌の世界にも自分がやりたいことがしっかりあって、自発的に選んでいる感じがする。

 あとは、それこそ『カルテット』の主題歌を書いた椎名林檎には、ぜひ女優をやってほしかったりする。レディー・ガガみたいに、自分で主演映画とか撮らないかな……。

後編に続く

湯山玲子(ゆやま・れいこ)
映画、音楽、食、ファッション、クラブ・カルチャーなど文化全般を横断しながら執筆を展開。『ごごナマ』(NHK)をはじめ、テレビ番組にコメンテーターとしても出演している。著書に『女ひとり寿司』(幻冬舎文庫)、『女装する女』(新潮新書)、『男をこじらせる前に』(角川文庫)など多数ある。

『にじいろカルテ』高畑充希、井浦新らが歌う「にじ」大好評! 俳優たちはなぜ歌うのか……湯山玲子氏が解説

 高畑充希が主演を務める連続ドラマ『にじいろカルテ』(テレビ朝日系)。1月21日放送の第1話は平均視聴率12.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、その後も10〜11%台をキープしている。

 同作は、山奥にある「虹ノ村診療所」にやって来た主人公の内科医・紅野真空(高畑)が、看護師・蒼山太陽(北村匠海)、外科医・浅黄朔(井浦新)と共に、一つ屋根の下で暮らす様子を描くヒューマンドラマ。2月18日放送の第5話では、「虹ノ村診療所」がテレビ取材を受けることになるも、ある日、太陽が診療所を飛び出してしまう……という内容になるようだ。

 高視聴率をキープする傍ら、劇中歌「にじ」を高畑と北村、井浦の3人が歌い、1月25日にテレビ朝日公式YouTubeチャンネルに動画をアップしたことも、ネット上で話題に。コメント欄には「すごく心に響いた」「思わず涙が出ました」といった絶賛や、「井浦さん、こんなに素敵な歌声なんだ!」「充希ちゃんの歌唱力に驚き」など、俳優たちの「イメージが変わった」との声も多い。

 俳優が歌うとなると、ネット上で「迷走」などと批判されることもあるが、一方で近年、歌手としても活躍する俳優は増えている。こうした“俳優の歌手活動”は何年も前から見られるが、彼らはなぜ歌を武器にするのだろうか? サイゾーウーマンでは、著述家の湯山玲子氏に「俳優と歌」の関係性を解説してもらっていた。あらためて同記事を掲載する。
(編集部)


(初出:2020年6月4日)

菅田将暉、中村倫也、真剣佑……「歌う俳優」が台頭するのはナゼか? 湯山玲子が語る「俳優と歌」の関係性

 石原裕次郎、小林旭、渡哲也、60年代の映画黄金時代に活躍したスター俳優たちの多くは歌手活動を行なっていた。時は流れ、吉田栄作、織田裕二、江口洋介、反町隆史ら90年代のトレンディ俳優のブームを最後に、00年代に入ると俳優の歌手活動はすっかり廃れてしまった。 だが、2020年代を迎えたいま、菅田将暉、ディーンフジオカ、新田真剣佑といった若手俳優たちが彗星のように現れ、俳優の歌手活動路線をふたたびアップデートしはじめているようだ。

 この背景にはどのような事情があるのだろうか、音楽とジェンダー論に明るい著述家の湯山玲子さんに分析してもらった。

——90年代のトレンディ俳優以降、あまり目立った動きがなかった男性俳優の歌手活動が、再び活発化しているように思います。

湯山玲子(以下、湯山) そもそも俳優の音楽活動って、ふたつのタイプに分かれるんですよ。仕事と切り分けて自分の聖域(サンクチュアリ)としてやるタイプと、俳優仕事のプロモーションの一環として歌う昔ながらのタイプ。前者はトレンディ俳優以降では、オダギリジョーや浅野(忠信)くんが音楽活動をしているけど、本当に好きでやっている感じで、タイアップでドラマの主題歌みたいなことはやらない。で、最近の菅田将暉やディーン・フジオカ、三浦春馬なんかは、ちょうどその中間くらいのバランスで、うまくやっているように見える。

——確かに、菅田将暉さんが昨年の紅白歌合戦で歌った『まちがいさがし』は、事務所の先輩である松坂桃李さん主演ドラマ『パーフェクトワールド』(フジテレビ系)の主題歌でしたが、菅田さん自身はドラマには出ていませんでした。

湯山 演技がうまくて、それで歌もうまいんだから、なんだかすごい時代になってきたよね。そもそも、最近の俳優たちって急激にレベルが上がっていて、実力があることが当たり前の世界になりつつある。歌えたり踊れたりする俳優も徐々に増えてきているわけで、これ、ジャニーズが影響していることに間違いはない。ミュージカルのレベルも上がっていて、『キンキーブーツ』のドラアグクウィーンの女装で歌い踊る三浦春馬はすごかった。ちなみに、彼は英語も中国語も得意としている。

——山崎育三郎さんや、井上芳雄さんなど、ミュージカル界からもスター俳優が出てきています。やはり、演劇の舞台は俳優にとって重要だということでしょうか?

湯山 舞台経験が俳優を鍛えることは紛れもない事実で、昔はテレビや映画の出演よりも下にみられていた舞台の現場に、積極的に人気の若手を入れて成長させるという戦略がこの10年の当たり前になってきた。その先駆けがジャニーズ事務所だったんだけど、1989年に木村拓哉を蜷川(幸雄)さんの『盲導犬』って舞台に出して、今後は舞台で実力をつけていかないと戦っていけないというふうに、長い目で見て育成するようになったことは大きかったんじゃないかな。

——なるほど。ちなみにいま、湯山さんが「歌える」俳優で気になっている人はいますか?

湯山 ほら、去年の紅白で『アラジン』の劇中歌を歌ってたあの……そうだ、中村倫也! タクシーの車中CM映像で可愛いコがいるな、と思って、ググったら、それが彼。歌もうまいし、チンピラ役からお坊ちゃま役まで芸域が広い。そう、いまの世代の役者は急激にハリウッド化していますよね。大ヒットしたアメリカのミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』も、劇中で歌ってるのは俳優なわけで、持っている技術が高い。アクション映画もミュージカル映画もできるヒュー・ジャックマンとかもいるし。アン・ハサウェイみたいなお嬢ちゃん俳優だって、『レ・ミゼラブル』であれだけ歌えて驚いたわけです。日本の芸能界も、その世界に近づきつつあるんじゃないかな。

——女優でいえば、松たか子さんも、今年のアカデミー賞で各国のエルサ役とともに堂々と『アナと雪の女王2』の主題歌「イントゥ・ジ・アンノウン」を歌い上げていました。

湯山 松たか子さんは、確かに両方の表現者として秀でている。女優だとほかには、大竹しのぶさんもすごい世界観持ってる。渡辺えり子さんのシャンソンもすごくいいんですよ……ってこのお二人はちょっと大御所すぎる? 若手だったら、高畑充希も芸達者。CMでもX JAPANの『紅』を歌って話題になってたけど。

——高畑さんは歌手活動も活発で、コブクロの小渕健太郎プロデュースのデビュー曲『大切なもの』(2007・みつき名義)や、竹内まりやさんが楽曲提供したアルバム『PLAY LIST』(2018)をリリースするなど、実は以前から音楽活動もやっています。

湯山 でも、あんまり知られてないかも。本人にそこまで歌手活動の興味がないのかな? 00年前後はともさかりえが、さかともえり名義でテクノポップっぽいことをやってみたり、小西康陽が深田恭子に渋谷系っぽい曲を歌わせて遊ぶみたいな時代があったけど、いまはそういう目立ったコラボがないですよね。アテ書きを楽しむ職業的作曲家がいなくなってることも影響してると思うけど、当時の女優の歌は自分を素材にいじって遊んでもらうパターンが多かったかもね。いま、そういう感じで歌っている女優っているのかな……。

——満島ひかりさんはどうですか? 大沢伸一さんや、小沢健二さんともコラボしています。

湯山 彼女がボーカルをやったMONDO GROSSOの「ラビリンス」はよかったよね。PVがめちゃくちゃかっこよくて。ドラマ『カルテット』(TBS)のエンディングで流れる『おとなの掟』を松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平の4人で歌ってたけど、声が独特。確かに彼女なんかは、歌の世界にも自分がやりたいことがしっかりあって、自発的に選んでいる感じがする。

 あとは、それこそ『カルテット』の主題歌を書いた椎名林檎には、ぜひ女優をやってほしかったりする。レディー・ガガみたいに、自分で主演映画とか撮らないかな……。

後編に続く

湯山玲子(ゆやま・れいこ)
映画、音楽、食、ファッション、クラブ・カルチャーなど文化全般を横断しながら執筆を展開。『ごごナマ』(NHK)をはじめ、テレビ番組にコメンテーターとしても出演している。著書に『女ひとり寿司』(幻冬舎文庫)、『女装する女』(新潮新書)、『男をこじらせる前に』(角川文庫)など多数ある。

貴乃花・花田優一・河野景子の食い違う言い分。全員の主張がおかしい泥沼状態に

 貴乃花こと花田光司氏とアーティスト・靴職人の花田優一氏の親子確執が騒動になっている。ワイドショーもネット上でも貴乃花の肩を持つ意見が多く、優一氏への「嘘つき」という批判は根強いが、実は花田家では貴乃花の方が“孤立無援状態”になっているという。

 今回の騒動が明るみに出たのは、今年2月2日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)で、優一氏が貴乃花のアルコール依存や貴乃花の元妻で優一氏の母・河野景子氏へのDVを暴露したことからだった。優一氏は今年1月に行われたセキュリティー会社のオンラインイベントで、貴乃花が<息子は完全に勘当しております>と発言したことにショックを受け、インタビューに応じたという。

 また、昨年11月には優一氏が貴乃花のバイクを勝手に売却したと一部週刊誌で報じられたが、優一氏はこれを「事実無根」と否定し、貴乃花の関係者の許可をもらい売りに出したと説明した。

 さらに優一氏は2月3日と4日に公開されたYouTubeチャンネル「街録ch-あなたの人生、教えてください-」の動画にも出演し、「父は自分が離婚したのも全部僕のせいにしている」「父が圧力をかけて僕の仕事を邪魔してくる」など、貴乃花との確執を語った。優一氏は2018年に陣幕親方の娘と結婚しスピード離婚しているが、離婚に至った理由は「家族を立て直すのに必死だった」からだとも明かした。

 しかし、貴乃花は2月10日発売の「週刊文春」(文藝春秋)のインタビューで、優一氏の証言を真っ向から否定する。貴乃花は酒の暴飲はしておらず、優一氏がバイクを売却した件についても、自分も自分の関係者も許可していないと怒りを露わにした。

 そのうえで、貴乃花は息子の女性関係についても暴露。優一氏が離婚したのは、結婚後も妻以外の女性と親しくしていたからだという。自身が景子氏と離婚した理由も<我が子が自分の妻を大切にできないのに、自分たちだけ夫婦を続けるわけにはいかない>と考えたためだったそうだ。それもどういう理屈なのかよくわからないが……。

 優一氏が離婚を発表した当時、週刊誌に直撃された陣幕親方は、<(優一氏とは)ずっと会っていないし、連絡もないからイライラしているんだよ。それにアイツの話なんてしたくない>と拒絶しており、優一氏と元妻側との間にトラブルがあったことは事実なのだろう。

 ただ、河野景子氏が明かした貴乃花との離婚の理由はまた違う。彼女は2019年の離婚後に発売したエッセイ『こころの真実 23年のすべて』(世界文化社)で、2018年に貴乃花が日本相撲協会と絶縁し貴乃花部屋が無くなったことで、それぞれの道を歩むために離婚したと綴っていた。貴乃花、優一氏、景子氏それぞれに言い分があるようだが、全員言っていることが違う。

 なお、景子氏は昨年12月に俳優で実業家のジャッキー・ウー氏との再婚を発表したが、ウー氏に関しては穏やかでない情報も出ている。

 全身エステサロンを営むウー氏だが、サロンで施術を受けた女性との間でトラブルになっているという。「週刊新潮」2021年2月25日号(新潮社)によると、女性は施術を受けた後に胸の外側に痛みと火傷のようなあざが発生しエステ側に訴えたものの、エステ側は過失を認めなかったそうだ。女性は傷により下着メーカーのモデルの仕事がキャンセルになるなどの損害が出たことからエステ側に補填を求めたが、一蹴され施術料の残金すら返金されていないという。

河野景子も娘2人も花田優一の味方…貴乃花は孤立
 貴乃花と優一氏の暴露合戦はワイドショーのネタにもなったが、貴乃花に同情的なコメンテーターが多い。

 2月10日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)では、MCの坂上忍とおぎやはぎの小木博明が優一氏を「靴職人の補欠」「とんでもないライアーモンスター」と揶揄。また、松本人志は14日の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、以前、優一氏と番組で共演した時の印象を<真面目に目を見て“嘘をつく”というか……>と振り返った。

 しかし、「女性自身」2021年3月2日号(光文社)によると、花田家内においては貴乃花の方が孤立しているという。景子氏は2人のトラブルには介入しないというが、基本的には優一氏の味方。確かに、景子氏は優一氏が暴露した「週刊女性」に対して、<正直、この件については何もお答えしたくない思いです。ただ息子がこのような話をする状況になったその気持ちもわかります>と思わせぶりなコメントを寄せていた。貴乃花も「文春」のインタビューでは、景子氏は常に優一氏の味方をしており、自分と言い合いになることもあったと証言している。

 また、貴乃花と景子氏の間には2人の娘もいるが、親権は貴乃花にあるにもかかわらず、父と娘たちはほぼ会っていない状態だという。むしろ、彼女たちが海外留学に行っている間も景子氏が頻繁に連絡を取り、帰国してからも景子氏と一緒に暮らしていたそうだ。

 もちろん離婚や親子間の確執は、互いに主張が食い違うことがよくあり、「どっちが悪い」と簡単に言い切れるものではないだろう。「女性セブン」2021年3月4日号(小学館)では、新たに親子断絶した理由として、優一氏が芸能事務所を退所する際に発生した2000万を貴乃花が肩代わりしたことも報じている。完全に泥沼状態の花田家だが、確執が解消される日は来るのだろうか。

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マツコ・デラックス、“引退説”はデマだった!? 『週刊さんまとマツコ』開始に「テレビと距離置くの怖かった」?

 明石家さんまとマツコ・デラックスのバラエティ番組『週刊さんまとマツコ』が、TBS系列で4月からスタートすることがわかった。

 同番組は、さんまとマツコが、お互いの「会わせたい人」に会ったり、スタッフが提案する「2人が行ったら面白いことが起こりそうな場所」を訪れたり、「見てみたい相手の一面」を提案し合ったりするといい、自由度の高いバラエティとなっているそうだ。

「マツコといえば昨年9月16日に、10年間レギュラーを務めてきた『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)を突然卒業したことが話題に。同27日放送の『おしゃれイズム』(日本テレビ系)出演時には、所属事務所の先輩でもあるくりぃむしちゅー・上田晋也に『この仕事、辞めようと思ったことある?』と問われ、『いま思っている。もう本当、誰も来ないようなところに引っ込んで、(同番組のMCを務めている森)泉ちゃんじゃないけど、畑を耕して……』と明かし、業界内外で引退説が飛び交っていました」(芸能ライター)

 マツコの発言を受けて「女性自身」2020年10月27日号(光文社)では、マツコの所属事務所のA社長に取材。A社長は、あと数年で50歳になるマツコが今後も現在のキャラを維持するのは難しいと明かしつつ、「あの人は舞台もやりたがっていますし、日本の食材の優秀さをもっと世界に広めたいとか、いろいろ希望を持っています。ずっとバラエティ番組のMCだけをやって生きていきたいというわけではないのです。本人がそういう(芸能活動以外の)ことに目覚めた、私はそう理解しています」とコメントしていた。

「事務所の社長からの理解もあり、徐々に表舞台からフェードアウトするのかとも思われていたマツコですが、この度、4月からさんまとの新番組がスタートすることが判明したわけです。2人は『ホンマでっか!?TV』で共演していたため、ネット上では『マツコはさんまと離れたくて「ホンマでっか!?」を辞めたのかと思ってた』『わざわざ他局と2人の番組をやるの?』といった疑問の声が上がっています。マツコは『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)や『マツコの知らない世界』(TBS系)など、ほかにもレギュラーを持っていますし、そこにきて新番組とは、結局のところ、引退説はデマということ。マツコもテレビの世界から距離を置くのが怖かったのでは」(同)

 マツコが『ホンマでっか!?TV』を卒業した後、さんまは昨年9月26日放送の『MBSヤングタウン 土曜日』(MBSラジオ)で「本当は5年前に(『ホンマでっか!?TV』を)やめて、今年コロナがなかったら舞台とかもやっていきたいらしい。俺ともし番組やるとしたら『(お笑い)向上委員会』みたいなことしたいらしいのよ」とマツコが番組を卒業した経緯や今後について明かしていた。

 『週刊さんまとマツコ』は、さんまの言っていたように『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)のようなトークバラエティになるのだろうか? 続報を待ちたい。

Hey!Say!JUMP・伊野尾慧、TOKIO・城島茂に「バレンタインチョコを渡した」! 『めざましテレビ』で照れつつ告白

 Hey!Say!JUMP・伊野尾慧が木曜レギュラーを務める情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)が2月18日に放送された。この日は、14日のバレンタインデーに伊野尾がチョコを渡した相手が明らかになった。 
 
 番組中、バレンタインデーについて聞かれ、「もちろん、大切な人にチョコを渡しに行きました」と話していた伊野尾。その後、「いのおピクチャー」でTOKIO・城島茂にチョコレートを渡している写真を披露し、「バレンタインデー当日に大切な人、TOKIOの城島くんにチョコレート渡しに行きました!」と、先輩の城島がお相手だったとネタばらし。 
 
 実はバレンタインデー当日、城島と一緒のロケがあったそう。チョコを渡すと城島は大喜びしてくれたといい、「『伊野尾くん、これは何チョコだ?』と聞かれて、なんかハッキリ『義理』とも言えず、ちょっと恥ずかしくてオドオドしちゃいました」と照れ笑いしていた。

 その後放送された「イノ調」では、「マイカーDIY」を伊野尾が調査。おうち時間の増加により、DIYが空前のブームとなる中、自分の車をDIYで改造する人も増えているとのこと。そこで、実際に車を“快適空間”に変えた人を取材することに。 
 
 「マイカーDIY達人」として紹介されたのは、バンを改造して“リビング風”の車内に変えたという夫婦。テーブルとソファが置かれた空間を見て、伊野尾は「ロケ弁、ここで食おうぜ!」とテンションが上がり、ソファの座席を広げてベッドにすることも可能だとわかると、さらに興奮。「やっぱワクワクするね! 本当に子どもの頃憧れた、秘密基地を作っているよう」と目を輝かせていた。 
 
 この日の放送にファンからは、「ちゃんと先輩にチョコ渡す伊野尾くん、えらい!」「城島リーダー相手にオドオドするなんて、想像するだけでかわいい……!」「秘密基地はテンション上がるよね〜。伊野尾ちゃんの素直な反応にほっこりした」といった声が上がった。

「ジャニーズの圧力説」「本人の希望?」飯島三智氏の“称賛記事”が、配信先で削除&タイトル変更の怪

 2月16日、ニュースサイト「NEWSポストセブン」で公開されたコラムニスト・山田美保子氏の記事をめぐり、一部ジャニーズファンが騒然としている。

 同記事では、SMAPの元マネジャー・飯島三智氏が、 ECプラットフォームや決済サービスを提供する「BASE株式会社」の社外取締役候補に挙がっていることについて報道。しかし、公開からほどなくして、記事タイトルから飯島氏の名前が消え、また「Yahoo!ニュース」を含む配信先のサイトでは記事自体が削除されている。これにより、SNS上では「ジャニーズ事務所の圧力説」や「飯島氏から削除を要請された説」など、さまざまな臆測が飛び交っているが……。

 2016年1月にジャニーズ事務所を退社した飯島氏は、同年7月に「株式会社CULEN」を設立。17年9月にはジャニーズを退所した稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が合流し、「新しい地図」として活動をスタートさせた。山田氏の記事は、3人の活躍ぶりについて言及しながら、「SMAP時代、長年チーフマネージャーを務め、マスコミでは度々『I女史』との呼ばれ方で、あることないこと…、いや、ないことないこと書かれ続けたのが飯島氏」「私が知る限り、仕事を共にしてきた人たちに彼女を悪く言う人はいない」などと、全面的に飯島氏を称賛する内容となっていた。

「そのため、ネット上では、記事タイトルの修正や削除は、元社員である飯島氏を好意的に取り上げたことで『ジャニーズ上層部がメディア側に圧力をかけた』とする見方や、裏方でありながら大々的に取り上げられたために『飯島氏本人から申し出があったのでは?』と勘繰る声も。山田氏はその後、この措置についてTwitter上で『個人的にも驚かされました』などと発言していることから、少なくとも記事を書いた本人にとって『想定外の事態』だったことは間違いなさそうです」(スポーツ紙記者)

 さらに山田氏は、一般ユーザーからの「まだまだ圧力かけられてるんだ」とのリプライに対し、「…ご心配、ご不快な想いをさせてしまい、ごめんなさい」ともツイート。文面通りに受け取れば、やはりジャニーズサイドから、何らかの物言いがあったように思えるが……。

「ところが、ジャニーズサイドがこの状況を知ったのは、記事の修正や削除が行われた後だったとか。もちろん、飯島氏も、記事について注文を入れたことはないそうです。となると、一連の措置は、記事を掲載した『ポストセブン』の都合という可能性が一番高いでしょう」(テレビ局関係者)

 一方で、山田氏とジャニーズは「以前から犬猿関係が続いている」(同)という話も。

「山田氏は、ジャニーズの圧力を疑う世間の声を否定していません。つまり、元の記事にしても、飯島氏を持ち上げることで、彼女をよく思わないジャニーズに対して『ネガティブキャンペーンを打った』という見方をすることができます。『ポストセブン』にとってみれば、山田氏とジャニーズの板挟みになることは、当然避けたいところでしょう」(同)

 いずれにせよ、記事そのものより「一度配信された記事が削除された」点に、人々の関心が注がれていることは間違いない。果たして記事が修正、削除された真相が明らかとなる日はやって来るのだろうか……。

長野のご当地ソウルフード「ねぎだれ」とは? おでんにかける万能ダレ、釜玉うどんにもおすすめ!

――地元で愛され続ける、家庭料理の味。北海道から沖縄までそれぞれの地域でロングセラーを誇るローカルな商品を、調味料ソムリエ/野菜ソムリエ・MICHIKOさんが紹介していきます。

長野県民の味【ねぎだれ】

 寒い冬、アツアツのおでんはかかせませんね。今回は、おでんにつけて食べるたれのお話です。信州飯田のソウルフード「ねぎだれ」。

 戦後、地元の居酒屋さんから広がったそうです。今ではお店でも家庭でも、当たり前にどんぶりに入ったねぎだれをスプーンですくい、おでんにかけていただきます。信州の方は、東京に出てきてコンビニでおでんを買った時に、「辛子つけますか?」と言われ、「それは何?」と思ったそうです。まさに、ご当地の味わいですね! 

 普通のおでんに、このねぎだれをかけるのですが、少し味が濃くなるのでは……と、心配になりますが、ネギの甘味が生きているせいか、まろやかなやさしい味、刻んだネギのシャキシャキ感がたまらないおいしさです。ネギがたっぷり入っているのがうれしいですね。いつものおでんが、ワンランクアップのおもてなしの味になります。主な原料は国産長ネギ、醤油、醸造酢などで、ネギの持つヌルッとしたトロミを生かした液状の仕上がりになっています。

【ねぎだれ】楽しむためのポイントレシピ

 サラダや湯豆腐、冷奴、卵ご飯にそのままかけても、納豆に入れればネギいらず、まぐろやかつおのお刺身に漬けておけば簡単どんぶりに、卵焼きにいれればネギいりのだし巻き卵に、白身魚やポークソテー、ハンバーグのトッピングに、和風パスタの味付けに、お鍋のたれにしてもおいしい。トロミがあるので何にでも絡みやすく、使い勝手は無限大! ネギと醤油の魅力を楽しむことができます。

【ねぎだれ】アレンジレシピ:コンビーフの釜玉うどん

 ボリュームとコクのあるコンピ―フをプラスしたやみつき間違いなしの釜玉うどん♪ 味付けは「ねぎだれ」だけ! うどんに具材をのせるだけなので、小腹が空いたときや夜食にもおススメ♪

【材 料】(1人分)
・うどん   1袋
・コンビーフ 1╱2缶
・卵黄    1個分
・きざみ海苔 適量
・レタス類  適量
・ねぎだれ  大さじ2


【作り方】
1.熱湯にうどんを入れ、2分ほど茹でて、水気を切る。
2.器に、温めたうどん、ほぐしたコンビーフと卵黄、きざみ海苔をのせ、レタスを添える。
3.ねぎだれをかける。
*冷凍うどんなら、電子レンジ(500w)で、3~4分加熱する。
*冷やしうどんにしても美味しい。

故郷を思い出すようなシンプルなパッケージデザイン、おしゃれなビンに入っているので、テーブル調味料としてもおススメです。これ1本あれば、あなたも料理上手に♪

業務スーパーマニア激推し「豚焼肉たれ漬け」で、甘口派にピッタリな“ガッツリ系肉丼”レシピ

――「節約」と「料理」をこよなく愛する俳優・布川隼汰が、業務用スーパーのありとあらゆる食品を本音でレビュー&「ほぼ100円」の節約レシピを大紹介!

 業務スーパーの冷凍肉食品は、ども高クオリティで高コスパなものが揃っていますが、今回はその中でも人気度が高い、味付き肉シリーズに注目!

 そのまま炒め物に使えて、余ったらまた冷凍保存ができる、なんとも便利で手軽な3商品を今夜比べてみました!

本日の戦利品はこちら

1.業務スーパー「プルコギ 500g」398円

業スー冷凍袋肉の第一人者。牛肉と豚タンが入って歯応え食べ応え抜群! サンチュやキムチ、ニンニクをおともにガツガツ食べられます。3品の中で一番値段は張りますが、納得の商品。

2.業務スーパー「豚生姜焼き 500g」368円

みんな大好き生姜焼き。冷凍で長期保存可、そして味付けもされているなんて、どこまで僕たちを惹きつければ気が済むのだろう。庶民の味方の生姜焼き、今回はオーソドックスでない使い方を紹介いたします!

3.業務スーパー「豚焼肉たれ漬け 500g」348円

袋肉特集を思いついたので初購入。調べてみたら2kgバージョンとかもあるそう。値段は3品の中で一番安いが、 果たして……?

 では、これらの戦利品で実際に100円メニューを作っていきます!

(材料)

プルコギ……60g 47円
千切りピーマン……100g 27円
冷凍ポテト……80g 19円
ごま油……少々 3円
片栗粉……小さじ1 1円
醤油……小さじ1 1円

合計98円

1.耐熱容器に豚焼肉とポテトを入れ、500wのレンジで3分加熱する。
2.フライパンにごま油を垂らし、1と冷凍ピーマンと片栗粉を入れ、炒める。
3.しっかり火が通ったら、醤油を入れてさっと加熱したら完成!

◎ワンポイント
・片栗粉は豚焼肉のたれの水気に溶けるので、水溶き片栗粉にする必要はないです!
◎感想
プルコギには牛が入っているので、牛肉中華料理のチンジャオロースに起用。食べ応えよし、食欲増進効果のある味付けもGOODです! ポテトとの相性も最高。ホクホク、ピーマンのシャキシャキも相まって、飽きずに食べ続けられる一品になりました!

(材料)

豚生姜焼き……50g 37円
キャベツ……1/6玉 16円
スライスレンコン……1枚 5円
干しエビ……5g 16円   

●小麦粉……50g 5円
●水……80ml 0円
●だしの素……大さじ1/2 2円

マヨネーズ……適量 3円
とろろ昆布……少々 2円
ポン酢……適量 3円

合計89円

1.キャベツは粗めの千切り、レンコンは一口大に切る。
2.カットした野菜に、解凍した生姜焼き、干しエビを加え、さらに●の材料も溶いてから混ぜ合わせる。
3.熱したフライパンに具材を流し入れ、弱火で両面じっくり焼いたら完成! マヨネーズ、とろろ昆布、ポン酢と一緒にどうぞ。

◎ワンポイント
・●の材料はさっくり混ぜる程度に。 混ぜすぎると粘りが出てフワフワ感がなくなります!
・焼くときは、ふたをして中までしっかり火を通す
◎感想
こういった袋系のお肉は、なぜか冷凍庫にちょい残ししがち。「何かの時に使えそう……」 と思いつつ、いつの間にか冷凍庫の奥底に眠ってしまうこともしばしば。さあ、今がその「何かの時」です! 肉に味がついてるから、余計な手間をかけずにパンチのある豚玉に仕上がります。入れれば入れるだけウマい。生姜でアクセントにさらに磨きをかけているのもオススメ。

(材料)

豚焼肉たれ漬け……80g 55円
キャベツ……1/10玉 10円
刻み玉ねぎ……30g 5円
スナップエンドウ……30g 8円
ごま……少々 1円
こしょう……少々 1円
ご飯……150g 20円

合計100円

1.材料を全て耐熱容器に入れ、500wで5分加熱する。
2.少量の油をしいたフライパンでさっと炒めたら完成!

◎ワンポイント
・ キャベツのシャキシャキ感を残したい方は、レンジで加熱する際にキャベツだけよけましょう!
◎感想
もう忙しすぎて何にも考えたくない時......疲れすぎてちょっと遠い某牛丼チェーン店にも寄る元気とお金もない時.....自宅で自炊するにも残りHPがあとわずかな時......。そんな時は、材料をレンジで加熱して、申し訳程度にフライパンを煽るだけのガッツリ肉丼を食らいましょう!  楽なのは圧倒的! ただこの豚焼肉たれ漬け、結構甘め。しょっぱいのが好みの方は、少し購入は慎重に。

【近況報告】
映像事業「Fdce」、鋭意作品製作中です! 節約レシピ関連の動画なんかも作れたらいいなあ、等々画策中……映像オタク、業スーオタクを地で行ってます!
https://www.r4c-fdce.com/

上白石萌歌、姉・萌音に続いて朝ドラ出演報道……「ゴリ押し姉妹」「もう飽きた」の声も

 2月18日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、2022年前期のNHK連続テレビ小説に上白石萌歌が出演すると報道。21年後期にスタートする朝ドラ『カムカムエヴリバディ』では萌歌の姉・萌音が、深津絵里、川栄李奈と共にトリプル主演を務める。萌歌の起用が事実であれば、2クール連続で上白石姉妹が朝ドラに登場することになるが、一部ネット上では「この姉妹はもう飽きた」といわれているようだ。

「『文春』によると、22年前期の朝ドラは沖縄が舞台となり、萌歌はヒロインではないものの“重要な役どころ”で出演するそうです。姉に続く形で妹が朝ドラ出演するというおめでたいニュースに、ネット上ではファンが祝福コメントを寄せていますが、一部からは『また上白石姉妹の起用か』『出たよ、“ゴリ押し”姉妹』といった書き込みもみられます」(芸能ライター)

 確かに近年、上白石姉妹はさまざまなフィールドで大活躍している。姉の萌音は、16年3月から映画『ちはやふる』シリーズに出演し、同8月に公開されて大ヒットを記録した新海誠監督のアニメ映画『君の名は。』では女性主人公の声優を担当。RADWIMPSによる同作の劇中歌「なんでもないや (movie ver.)」などのカバー曲を収録したアルバム『chouchou』(同10月発売)で本格的な歌手デビューも果たしている。

「連ドラにも多く出演するようになり、昨年1月期に主演した『恋はつづくよどこまでも』(TBS系、以下『恋つづ』)は、相手役の佐藤健の“ドS演技”がネット上でも話題となり、最終回は平均視聴率15.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を叩き出すなど好評でした。現在主演中の『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(同、以下『ボス恋』)も視聴率は2ケタ台をキープしており、2月16日放送の第6話は11.8%と自己最高を更新。しかし、視聴者からは『「恋つづ」と似たような雰囲気』『TBSだし“萌音とイケメンのラブコメ”だし、既視感がすごい』との声もあり、いまいち盛り上がりに欠けます」(同)

 一方で妹の萌歌も、18年7月公開の細田守監督によるアニメ映画『未来のミライ』の主演声優を務めたほか、同7月期の連ドラ『義母と娘のブルース』(TBS系)や19年1月期の『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)など、話題作に多数出演。彼女もまた、同年から「adieu」名義での歌手活動を本格始動させている。

「こうした経緯もあり、以前からネット上で『ゴリゴリに押されてる』と指摘されている萌音&萌歌には、『いうほど演技がうまいわけじゃないのに、なぜ?』『ほかの女優さんと比べて華がない』といった指摘も少なくありません」(同)

 朝ドラは現在、杉咲花主演の『おちょやん』を放送中。萌音の『カムカムエヴリバディ』すら始まっていない段階で、「上白石姉妹はもう見飽きた」といわれているが、22年春開始の朝ドラ情報解禁時、萌歌はキャストに含まれているだろうか。