ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、関西ジャニーズJr.(火曜)、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、1月28日~2月3日公開の動画を注目度順にチェックします!
なにわ男子、好き勝手な企画会議が大好評
2月2日の動画は「なにわ男子【祝!YouTube始めました】企画会議は大渋滞!?」。今年1月より、関西ジャニーズJr.のなにわ男子、Aぇ! group、Lil かんさいが「Jr.チャンネル」に参戦。前回までは彼らのパフォーマンス動画を公開していたが、今回はなにわ男子にとって初めての通常回で、「YouTube企画会議」を行ってる。YouTube参加がよほどうれしいのか、冒頭からメンバーは「1回目!」と連呼し始めたほか、熱心にカメラアピールするなど、とにかく元気いっぱいだ。
まずは、1月12日配信の「なにわ男子『ダイヤモンドスマイル』(Kansai Johnnys’ Jr. DREAM PAVILION ~Shall we #AOHARU ?~)」について、「スゴい反響があったみたいです」(西畑大吾)「本当にうれしかったですね。100万回再生も突破したと聞きまして」(道枝駿佑)と、ファンに感謝(2月5日時点で279万回超え)。以降は、各々がやりたい企画を提案していき、「ゴーカートレース」(道枝)「ゲーム大会」(藤原丈一郎)「みんなのとくぎを分かち合おう」(大橋和也)「デンジャラスおにぎり」(長尾謙杜)「ドライブ」(高橋恭平)などが挙がった。西畑は2月14日のバレンタインに向けた「【バレンタイン】流子(りゅちぇ)を喜ばせるチョコ作り選手権」を考え、大西流星はこの春に高校を卒業する長尾&道枝のための「道長卒業式」を思いついていた。
概要欄に「好き勝手に意見出し合いました!その結果、企画会議はまさに“カオス状態”に!!」と書いてある通り、終始賑やかななにわ男子。ドライブ企画について、無免許だという長尾が「任してください!」と買って出た上で、「全員でトゥクトゥクにしましょう」と方向転換すると、西畑は「なんでやねん! タイ行くんか?」と、即反応。個人的なリピートポイントは、立ち上がった道枝がよろよろとつまづくシーン(4分24秒頃)で、「ボケがスゴいねん、みんな」(西畑)「ボケが渋滞しとる」(大橋)というコメントも。
このようにテンポ良い会話や、大きなリアクションが続くだけに、13分の動画は飽きることなく視聴できるだろう。ほかのグループの動画だと、スタッフ側がテロップでツッコミを入れる場面も多々見られるが、関西出身のなにわ男子はグループ内で“ボケの回収”ができる点が強みなのかもしれない。テロップも、発言の文字起こしが中心となっており、スタッフ側のツッコミは最低限におさえている印象を受けた。一方、「大西流星 髪色変えようの会」で緑髪が特徴の女性お笑い芸人・まちゃまちゃの名前が出てくるあたりも、芸人と馴染み深い関西Jr.ならではのやりとりだと感じる(9分33秒頃)。
再生回数は2月5日時点で88万台と、今回取り上げた6グループの中で断トツ。視聴者からは「なにわ男子、自己プロデュース能力が高すぎる」「会議が始まってからのボケに思わず声を出して笑った!」「なにわ男子の企画会議、面白すぎた! わちゃわちゃ感が大好き」「企画会議だけでこんなにうるさくて面白いなら、今後はボケの渋滞どころじゃなくなる予感! 来週も楽しみ」「ドライブ企画とか、テレビではあまり見られないなにわ男子の素の部分が見たい」と、高評価が目立っている。
1月29日の動画は「7 MEN 侍【嶺亜王決定戦】大光キモいってよ!?」(再生回数は2月5日時点で25万台)。“中村嶺亜のことを一番知っているのは誰なのか”を決める対決で、中村が考えた自身にまつわるクイズにメンバーが答えていくというもの。「チャームポイントは?」「小さい頃の将来の夢は?」と続く中で、「意外とファンの人でも、昔の人じゃないとなかなか知らないかもしれないね」「入所した当時とかの雑誌によく書いてた」(中村)と話すほど、中村の知られざるエピソード満載の企画となっている。
例えば、「通っていたのは幼稚園? 保育園?」の問題では、「どっちも行ってました」と回答。佐々木大光が「どういうこと!?」と聞くと、「父親がスノーボード大好きなこともあって。半年、東京にいて、半年、長野に行くっていう生活をしていて。でも、長野の保育園って面白くて。スゴい田舎だから人数も少ないの、先生のね。で、俺が転入みたいな感じで行くわけじゃん。俺の学年の男の子の人数がいっぱいだからって、1個上の学年のクラスに入れられてたの」と、告白。矢花黎は「どうりでこんなわんぱくな子が育つわけだ」と、妙に納得していた。
また、「入所当時、初めてテレビに出た時に共演した名前のわからなかったカッコいい先輩は?」とのお題では、ジャニーズ事務所副社長・滝沢秀明氏の話題も。幼い頃に共演した舞台で、中村は「滝沢さんに暴行を加えた挙げ句、お菓子のゴミをステージに落として帰った」という奇行&ミスを犯していたとか。メンバーから「ヤバッ!!」(矢花)「マジで!?」(菅田琳寧)「ホントに!?」(本高克樹)と驚きの声が上がると、「暴行といっても、当時滝沢さんが役で持ってた杖を奪い取って、エイエイって攻撃したり、チョンって軽く蹴ったりとかふざけてした」「その後、手紙を読むシーンがあったんですよ。ポケットから手紙を出すんですけど、楽屋で食ってたお菓子のゴミをバーって落ちてて。それを拾わずにハケていった」と、補足説明した。彼が右も左もわからない時代だったとはいえ、菅田は「絶対ないわ!」と、ビックリ。
ちなみに、最後の優勝者を決める場面で、佐々木が「なんだこのクソ企画は!」と、吐き捨てる展開に。中村を中心に、7 MEN 侍のわちゃわちゃトークが楽しめた回とあって、「今回の嶺亜くん、いつもに増して“帝王感”がカッコいい。知らなかったことも知れたり、メンバー王企画は最高!」「○○王系の企画、ずっと待ってた! 嶺亜くん、椅子に座ってるだけで女帝だわ。とっても面白かった」「嶺亜さんが“7 MEN 侍のドン”であることがよくわかる動画だった」「ほかのメンバーのクイズ企画も待ってる!」と、好反応が多く上がっていた。
1月31日の動画は「HiHi Jets【大好評!?こたつ動画第2弾】何気ない日常作業で競争」。2019年2月3日配信の「【超絶ボディ?】みかんを限界まで むいていくと…」に続くこたつ動画第2弾で、こたつに入って“まったりトーク”をするのかと思いきや……。概要欄に「ミスター猪狩が突如大暴走をはじめまして、途中からやや制御不能に」「なんの動画なのか…謎の展開でした。ちょっとメンバー内でも理解不能な部分があり、不完全燃焼とかそういうわけではないんですが、ガーリーの不思議な工場に迷い込んだような…」と記載があるように、猪狩蒼弥の進行ぶりが注目ポイントとなっている。
企画名は「地味だけど器用王決定戦」。複雑に絡まったイヤホンをほどけるか、シールがうまく剥がせるか……と、日常生活にあふれている小さなイライラをゲーム化したものだ。1位のご褒美は「牛タン 厚切り煮込みシャンピニオンソース」だといい、メンバーは「最高じゃん!」(井上瑞稀)「牛タンに関してはマジで頑張りたい」(橋本涼)と、やる気満々だった。トップバッターの作間龍斗のもとにイヤホンが用意されると、猪狩は「よーいドン!」の前にストップウォッチをスタート。作間に「年末年始、何してたの?」と話しかけて邪魔をしたほか、ほかのメンバーでもいい加減に計測していた。
編集も凝っており、橋本が「おせち食べたんですよ。そして数の子をね、食べたくて、俺は。そしたら数の子だったんですよ」と意味不明な発言をした際は、「……おや!? 橋本の様子が……」と、ロールプレイングゲームで使われるようなテロップを表示。一方で、井上にやたらと甘い猪狩のジャッジには、ついつい「ゲームの意味とは……?」と、ツッコミを入れたくなってしまう。暴君・猪狩に対し、高橋優斗は「さすがに企画成り立たないって。さすがに勝負成り立たないから!」「寄り道がスゴイ」と、指摘。こうして、4人は猪狩の遊び心に最後まで翻弄されていたのだった。
ゲーム自体は不平等な部分もあったものの、最終的になぜか“誰も傷つかない”というハッピーなエンディングに。HiHi Jetsの場合、今回のようにスタッフが途中でルールに口を出すこともなく、彼らに進行を任せているからこそ、ここまで自由な動画が出来上がるのだろう。メンバーが自主的に楽しんで撮影を行い、編集チームが華を添える……そんなチームプレイも垣間見える1本だった。再生回数は2月5日時点で29万台。
1月28日にアップされたのは「Travis Japan【抜き打ち調査】ドッキリ番組アンケートで本音暴露~2/2~」で、前週より続くプチドッキリの完結編となっている(再生回数は2月5日時点で40万台)。
Travis Japanは『じゃじゃじゃジャニーズ』なる特番用のアンケートだと聞かされ、グループやメンバーにまつわる10問ほどの質問に答えていたとか。しかし、実際は特番などなく、「Jr.チャンネル」のドッキリで、“番組アンケートにちゃんと回答できているかどうか”を抜き打ちで調査していった。前回は中村海人、松倉海斗、川島如恵留のアンケート用紙をチェックしたが、今回は残りの松田元太、七五三掛龍也、吉澤閑也、宮近海斗バージョンを掘り下げている。
まず、松田のアンケートでは、進行役の宮近が「内容を確認した結果、いろいろと確認したい」と前置き。「YouTubeもやられているTravis Japanさんですが、『正直、一番つらかった企画』と『正直、失敗だったと思う企画』を教えてください」との問いかけに対し、1つ目は2018年9月公開のお化け屋敷企画を挙げた上で、2つ目の失敗企画は「【新感覚体力測定】シャトルラン×ダンス」(18年6月7日配信)だと記入していた。理由については「今思うとおにくそつまんない」「まじで何でやったのかわからない」と、バッサリ。この辛らつな意見には、メンバーだけでなく現場のスタッフからも笑い声が漏れた。
宮近が「YouTubeのスタッフさんには(アンケート用紙を)見られるとは思ってなかったから? これは本音なんですか?」と追及すると、「思ってなかった。あの……本当につまんないし、見ようとも思わない。マジで鬼クソつまんない」と、さらに毒を吐く松田。すかさず、周囲が「そうか?」(松倉)「元太、先に死んだからさ」(七五三掛)「ずっと待ってたから」(吉澤)「脱落しちゃったから」(宮近)とフォローを入れたものの、「いや、にしてもあの企画自体がつまんない!」と全否定。「もっとオブラートに包んでください」(宮近)と注意され、「はい、ごめんなさい」(松田)と反省していたのだった(逆にその動画を見返したくなる)。
以降は、愛嬌をウリにしている七五三掛らしからぬ“塩回答”をツッコんでいったほか、「一番の問題作」とされた吉澤、撮影当日まで企画内容を知らず、ガチで書いていたMC・宮近のアンケートを添削。最後は「アンケートを通してメンバーのことも知れたって面白いね」(川島)「あんま、人のアンケートを見ない。もう(スタッフに)見てもらうで終わっちゃうから。まぁ、反省点もあったし、メンバーのことを知れたっていうのがあったから。面白かったね。本当にありがとうございました」(宮近)と、ドッキリにもかかわらず、YouTube側にお礼の言葉を述べた。また、MCを務めた宮近にも、「素晴らしかったです」(中村)「MC最高!」(川島)と、感謝する2人。Travis Japanならではの平和なエンディングとなっていた。
1月30日に配信されたのは「美 少年【嘘を見抜けますか?】ダマせばOKのクイズ」(再生回数は2月5日時点で24万台)。「嘘を見破れ クイズバトル」と題して、クイズの出題者・親を回答者が騙すというゲームを行った。
那須がルールについて、「4人のうち、誰が正解か、不正解かを親が見極めないといけないの。自分が本当はわかってるけど、わかんねーわみたいな芝居はOK」「親を騙すの、とにかく」と説明すると金指一世は「問題の正解・不正解はあんまり関係ないってことか」と、理解したよう。親は周りの表情を見て指名していくが、解答側はもはや大喜利状態となっている。
そんな中、不在のメンバーの話題が出る一幕も。「サッカーの試合で1人3点以上取ることをなんという?」との問題で、那須が「金指ってさ、俺らと最初の雑誌の撮影、確かサッカーだった」と思い返すと、本人も「そうだ」と返答。続いて、浮所飛貴が「で、猪狩(HiHi Jets・猪狩蒼弥)が骨折して、あの~……」と回顧した際、那須は「龍我が腰を悪くする」(8分17秒頃)と、発言していたのだ。佐藤龍我といえば、ニュースサイト「文春オンライン」(昨年12月20日配信)の記事によって女優・鶴嶋乃愛の自宅にお泊まりしていたことが明らかになり、同22日以降、芸能活動を自粛している。
このシーンを受け、「那須くんの口から『龍我』って言葉が出てきて、何回もリピートした。YouTubeで名前が出ただけでどれだけうれしかったか……」「那須くん、ありがとう! 1か月ぶりに美Tube見た」「那須くん、こんな時でも龍我くんの名前を出してくれるなんて、メンバー思いだな」「何よりもうれしかったのは、那須の口から久しぶりに『龍我』が聞けたこと。今日はよく眠れそう」「那須くんがさりげなく龍我の話してて、やっぱ美 少年は6人だな~って思った!」「『龍我』発言、カットしないでくれてありがとうございます」と、感激の声が続出。
しかし、佐藤は病気療養などで仕事を休んでいるわけではないだけに、一部ネットユーザーからは「美Tube見て、モヤモヤした。那須くんが龍我の名前を出したのは普通にドン引き」「美Tube、『龍我』って聞こえたの気のせいじゃなかったか……。メンバーもファンも本当に甘すぎ」と、シビアな意見が出てしまった。
2月3日の動画は「少年忍者【シャウト3でパニック】簡単な3つが出てこない…!」で、安嶋秀生、稲葉通陽、内村颯太、ヴァサイェガ渉、小田将聖、織山尚大、黒田光輝、檜山光成の8人が出演している。「即興力で挑め! シャウト3」と題し、少年忍者の即興力を磨くためのゲームにチャレンジ。
冒頭、進行の黒田が「この中で即興力に自信がある人?」と聞くと、内村と織山が挙手した。「いいですか? 理由(話しても)」と切り出した内村は「見た方もご存知かもしれないですが……これ1位です!」と、全グループ対抗運動能力テスト(昨年12月配信)の反復横跳びでNo.1に輝いたと自負。しかし、すぐに安嶋らから「(それは即興力ではなく)瞬発力!」と指摘され、「そっちか……」と、苦笑いを浮かべていた。
このゲームは、「シャウト3!」の掛け声とともに隣の人へお題を出題し、言われた人がリズムにのって3つのワードで答えるというもの(お題に沿っていない返答でも可)。8人全員(1周)回ったところで、最も変なことを言った人、即興力がない人には脳が刺激される罰ゲームが待っていた。最初に小田が「シャウト3! 県庁所在地」とパスすると、次の稲葉は「横浜……わかんねぇーよ!」と、ボソリ。いつもは温厚な稲葉の口から、珍しく暴言が飛び出したのだった。また、安嶋が「都道府県」と振った際、内村は「肋骨! 四国! 九州!」と、珍回答。その内村が「僕!」とお題を与えると、檜山は「ストッパー、サイコパス、身長高い!」と、絞り出した。
1ターン後、内村の「肋骨」発言をイジるメンバー。周囲に「ひどい」と呆れられ、「考える前に口が出ちゃうもんで」(内村)と言い訳。こうして、“サイコパス”こと予測不能な内村がいるからこそ、今回の動画が抜群に面白くなっていると感じたのは、筆者だけだろうか。なお、そんな内村はジャニーズ事務所入所順に並び直した場面で、「私はですね、あじと一緒にオーディション受けてます」と告白。2人とも振り付けが覚えられずに泣いてしまったそうで、「振付師さんに『ちょっとお腹痛いんで』って嘘ついて、トイレで……」(安嶋)「俺、それもできないぐらい涙目でずっと、踊れないで」(内村)と、回顧。実は内村がヴァサイェガがよりも先輩だったと、初出しエピソードを披露していた。再生回数は5日時点で16万台。