中川大志&石井杏奈が体当たりで挑んだ“衝撃の愛の物語”――映画『砕け散るところをみせてあげる』鑑賞券プレゼント

 中川大志と石井杏奈がダブル主演を務める映画『砕け散るところをみせてあげる』が4月9日に公開するということで、劇場鑑賞券を3名の方にプレゼントします! 原作は、マンガ、アニメも制作されたライトノベル『とらドラ!』や『ゴールデンタイム』(ともに電撃文庫)を手掛けた小説家・竹宮ゆゆこ氏による同名ベストセラー小説。2016年公開の『四月は君の嘘』で共演して以来、およそ5年ぶりの共演となった中川と石井が、竹宮作品初の実写化に挑みます。
 
 高校3年生の濱田清澄(中川大志)は、“学年一の嫌われ者”と呼ばれ孤立していた1年生の蔵本玻璃(石井杏奈)が、いじめに遭っている現場を目撃し、彼女を助ける。清澄は玻璃が持つ心の美しさに惹かれ、玻璃も初めのうちは清澄を拒絶していたものの、次第に距離を縮めていく。しかし、玻璃には誰にも言えない秘密があった。やがて清澄にも危険が迫っていく――。

 監督は、 『蟹工船』(09年)や『うさぎドロップ』(11年)を手掛け、劇団EXILEのメンバーが総出演した『jam』(18年)が「第41回モスクワ国際映画祭」で日本人初のロシア批評家協会賞を受賞した鬼才・SABU氏。今作では脚本も担当しており、“愛”や“感情”をテーマにした衝撃的な愛の物語を描き出します。
 
 中川と石井の“砕け散る”ほど体当たりな鬼気迫る演技はもちろん、井之脇海、清原果耶、松井愛莉、北村匠海といった今注目の若手から、矢田亜希子、木野花、原田知世、堤真一といったベテラン勢まで、脇を固める豪華な顔ぶれにも注目ですよ。

 なお、映画公式サイトには、「常識を覆す、衝撃の愛の物語」との文字が。玻璃が抱えている秘密とは一体何なのか、ぜひスクリーンでお確かめください。皆様のご応募をお待ちしています。

※2月15日正午〆

【星作業中】映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』鑑賞券をプレゼントの画像2

BLACKPINKリサに「タイへ帰れ」差別的な投稿相次ぐ ファンは「#RespectLisa」で擁護

 BLACKPINKのリサにバッシングが殺到している。なかにはタイ出身である彼女の出自をあげつらい、「タイに帰って」「タイならお金持ちで有名」といった差別的なコメントも湧いているが、一体何があったのか。

 2月2日、Twitterでは「#RespectLisa」というハッシュタグがファンによって拡散された。差別的な投稿に反対する動きが起き、「#RespectLisa」や「Stop Racism」「Say No To Racism」といった言葉がトレンド入りする事態になった。

 今年1月、「リサはメンバーのソロ曲をSNSで宣伝するのが遅かった」として、一部のBLACKPINKファンが彼女をバッシングし始めた。

 それは1月26日のことだ。日付が変わった瞬間にロゼのソロデビュー曲ティーザー映像が公開された。ジェニー、ジスはすぐさまInstagramで告知したのだが、リサは翌朝までロゼに関する投稿をしなかったため「リサはロゼを応援する気がないの」と一部ファンの間で炎上したのである。

 しかしリサにも彼女のスケジュールがあるだろう。同月31日にはオンラインコンサートがあり、そのリハーサルをしていたのかもしれない。こうした炎上をきっかけにファン同士で対立が起き、「#ApologizeToLisa」というハッシュタグがトレンド入りした。今回のバッシングには、このときの遺恨が関係していたのだろうか。

 実は「#RespectLisa」というハッシュタグが広まったのは今回が初めてではない。2019年にも一部ネット上でリサに対し「タイから韓国に稼ぎに来ただけ」といった差別的な投稿が書き込まれ、ファンが「#RespectLisa」を使っていた。

 Netflixで配信されているドキュメンタリー『BLACKPINK〜ライトアップ・ザ・スカイ〜』でリサは、14歳のときにYGエンターテインメントのオーディションに合格し、親元を離れてひとり韓国に移り住むことになった苦労を語っている。

 韓国に来た当初、リサは「アニョハセヨ」ぐらいしか韓国語が分からない状態で、英語が堪能なジェニー以外とはコミュニケーションをとることができなかったという。番組のなかでリサは、<ありがたいことにジェニーがいた。練習生の中で彼女だけは英語が話せたから、英語で会話ができた。(だから)なにかあれば、ジェニーに相談してた>とつらい時期を支えてくれたジェニーに感謝の言葉を述べている。

TWICEでも炎上
 BLACKPINKは韓国人3人、タイ人1人で構成されているが、このように多国籍構成のK-POPグループは多い。そして残念ながら、前述のようなバッシングはしばしば起きてしまう。

 韓国人5人、日本人3人、台湾人1人で構成されているTWICEでは、日本人メンバーのサナがバッシングの標的となった。

 きっかけはInstagramへの投稿だった。令和への改元を前にした2019年4月30日、サナはTWICEの公式Instagramで<平成生まれとして、平成が終わるのはどこかさみしいけど、平成お疲れ様でした!!!><令和という新しいスタートに向けて、平成最後の今日はスッキリした1日にしましょう!>と投稿した。

 当時は徴用工をめぐる問題などをきっかけに両国の関係が悪化している時期ということもあり、「なぜ日本の天皇が退位するお知らせを公式アカウントで投稿しているのか」といった批判が多く出て非常に激しいバッシングが起きた。

 BoA、東方神起、少女時代といったグループを輩出してきたSMエンターテインメントの男性グループNCT127の日本人メンバー・ユウタもバッシングに遭っている。

 2020年7月、ユウタはV LIVEのなかでYouTuberグループ・NOBLEMANのメンバーであるりーくんと交流があると語ると、メディアで「嫌韓YouTuberと親交がある」と報じられ批判が殺到した。りーくんは日本語で発信している韓国籍のYouTuberで、韓国社会に対して批判的な発言をすることもあったことから、そういった誇張した表現で報じられ燃えあがったのではないかと言われている。

 とはいえ、こういった炎上を焚きつけているのはごく一部で、多くのファンはK-POPを通じて国際協調のきっかけを掴んでいるのではないだろうか。

 前述したTWICEサナの騒動の際は、俳優のキム・ウィソンがFacebookで「なぜサナが排斥されなきゃいけないのか?」「とにかくサナには手を出すな!」と投稿したところ、多くの人が「いいね!のボタンを押した。

 JO1やNiziUなど、現地出身のメンバーでグループをつくり、K-POPのクリエイティブで音楽やダンスをつくる新しい試みが始まっている一方、K-POPグループの多国籍トレンドはいまでも変わっていない。昨年、SMエンターテインメントからデビューした大型新人グループ・aespaも韓国人2人、日本人1人、中国人1人で構成されている。

 アイドルファンには、せっかくアイドルを好きになったのなら、出自をもとにした差別で攻撃するのではなく、メンバーをきっかけにその人の国や文化を知るきっかけにしてほしいと願うばかりである。

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山本ゆりさん【チョコレートサラミ】、たった10分で完成したのに子ども大興奮! 料理ベタを救ったバレンタインレシピ

料理がまったくできない主婦の私。料理は夫担当になっていますが、子どもが大きくなるにつれ、私も作らなアカンときに見舞われるように。まずはSNSで人気の簡単レシピから料理にチャレンジ!

今日のレシピ:【チョコレートサラミ】山本ゆりさん

バレンタインが近くなってくると、料理ベタな私はいつも気が重い。チョコを買ってもいいのだが、手作りしなければいけないんじゃないかと毎年悩む。男の子二人を育てる身としては、「可愛いチョコを手作りしちゃう料理上手のママ」が羨ましいような、嫁が作った手作りチョコが楽しみと旦那に言わせたい気持ちもなくはない。とは言っても、チョコ作りってマジ敷居が高い。

 そんな私を、今年も山本ゆりさんが救ってくれた! 今年挑戦するバレンタインチョコは、今まで作ったチョコ菓子の中でダントツに簡単で子どもも夫も喜ぶレシピに間違いない。所要時間は冷やす時間を除いたらたったの10分! なのに見た目も味も申し分ない【チョコレートサラミ】が完成した。

 材料はこちら。

・板チョコ:2枚
・バター:10g
・牛乳:大さじ1
・ビスケットやクルミ・マシュマロなど好みで
・粉砂糖・片栗粉でOK

料理手順はこちら。

・1本分(12cmくらい)

1)耐熱ボウルに板チョコ2枚(100g)を割って入れ、バター10g、牛乳大さじ1(入れすぎ注意)を入れラップ無しで40秒ほどチン。混ぜ溶かす。
2)砕いたビスケット、クルミ、マシュマロなどを混ぜる(合わせて60g位)
3)ラップに流し筒状にまとめ、冷蔵庫で1時間以上冷やし、粉砂糖をまぶす
◆ドライフルーツいれても!
◆日持ちは冷蔵3〜4日。冷凍可
◆チンし過ぎたら取り返しつかないんで注意!形がある状態で取り出し、混ぜながら溶かして
◆ボウルに刻んだチョコを入れ、お湯を入れた小鍋に重ねて湯煎で溶かしても

(レシピは山本ゆり(syunkon レンジは600W) 公式Twitterより)

 実際に作ってみましょう!

 板チョコを2枚用意しました。溶かしたチョコに混ぜるお菓子はお好みで良いそうなので、マシュマロとクッキーを用意しました。

 チョコレートにバター、牛乳を入れて、ラップなしで40秒レンチンしよく混ぜます。

 溶けたチョコレートに、少し形の残った砕いたクッキーと小さく切ったマシュマロを混ぜました。

 一気にチョコのボリュームが増えました。

 ラップを引いた上にチョコを乗せて、筒状に丸める。端をしっかりねじります。このまま冷蔵庫で1時間寝かせるだけ!

 冷蔵庫で1時間寝かしたチョコレートはしっかり固くなっていました。

  仕上げに粉砂糖をまぶしてカットします。この為だけに粉砂糖を買うのは勿体ないので、片栗粉でもOKだと山本ゆりさんは言っていました(今回はたまたま自宅に粉砂糖がありました)。

 カットした時は固いよう感じたが、食べてみると固めのチョコと生チョコの間のような食感に仕上げっている。ザクザクしたクッキーとふんわりたマシュマロは、なんだか新しい食感。申し分なくおいしいのは、最初から完成されてるチョコを溶かして、クッキーなどを混ぜただけだからだろう。

 味も工程も失敗しようがない上に、マジで簡単に作れることに感動した。そしてこの見た目。可愛くラッピングしたら完全にバレンタイン仕様になる! 2枚のチョコとクッキー&マシュマロを使ってできた量は6切れくらい。多めに作りたい人は倍のチョコで筒を2本作った方が良さそうだ。

【総評】

もう一度作りたい度:★★★★★(次回はピスタチオやドライフルーツなどを入れてみたい)
ズボラ主婦でも再現可能度:★★★★★(溶かし混ぜて冷やすだけ。簡単すぎる)
子どもウケまたは夫ウケ:★★★★★(マシュマロとクッキーに子どもも大興奮)

SixTONES、松村北斗主演『ライアー×ライアー』鑑賞で“影”に苦情!? チョコレートプラネットの“妄想”が話題【YouTube急上昇ランキング】

 24時間365日更新されるYouTubeの中でも、特に注目を集めるのが「急上昇」動画。ランキングを見てみると、芸能人や有名人が出演しているのに、意外と世間で話題になっていない“名作(迷作!?)”もチラホラあります。「見逃した!」なんてことのないように、急上昇No.1とおすすめポイントを毎週振り返っていきましょう!

1月25日~29日 YouTube急上昇ランキング 曜日別No.1

月:SixTONES「SixTONES - 松村北斗W主演「ライアー×ライアー」メンバーだけで鑑賞会
火:上原浩治「【本人登場】桑田真澄先輩と緊急雑談しました【祝! 巨人投手チーフコーチ補佐就任】【20万人カウントダウン企画】
水:チョコレートプラネット「悪い顔選手権【インポッシブル編】
木:仲里依紗「トカゲくんに怒っちゃってみんな聞いてって感じで洗濯物畳みながらずっと母親一人反省会してるただの独り言動画 やば笑笑
金:里崎智也「【速報】この男一人で順位は大きく変わる!!【田中将大の楽天復帰が決定!】

SixTONES・松村北斗、主演映画鑑賞会でメンバー大騒ぎ!

 SixTONES・松村北斗と森七菜がダブル主演を務める映画『ライアー×ライアー』が、2月19日から公開。急上昇ランキングに浮上したのは、同作をSixTONESメンバーが鑑賞する動画でした。

 今回は、松村以外のメンバーで映画を見ることに。動画では、鑑賞中のメンバーのリアクションのみが映されており、恋愛映画を見ているとは思えないほど大騒ぎしていました。特に森本慎太郎は大興奮で、思わず立ち上がってしまうほど。映画に影が映り込んだせいで、後ろに座っていた高地優吾から苦情が上がっていました。

 動画を見たファンからは、「映画の公開日が待ちきれねえ〜!!」「映画見ながら立ち上がっちゃう気持ち、めちゃくちゃわかるよ……!」「慎太郎がどこで立ち上がったのか気になるんだけど!?」といった声が上がり、期待値が上がった様子。映画館で同作を見る際は、思わず立ち上がらないよう気をつけましょうね!

 まるで犯罪者のような表情を作り、その顔を見て“どんな犯罪を犯したのか”を想像する「悪い顔選手権」。お笑いコンビ・チョコレートプラネット(以下、チョコプラ)の公式チャンネルで人気を博した企画の新作が公開され、急上昇ランキングに登場しました。

 チョコプラ自ら“犯罪者”に扮した前回とは違い、今回はゲストにお笑いコンビ・インポッシブルなどが登場し、彼らが“悪い顔”を披露。最初に映し出されたのは、インポッシブル・ひるちゃんが庭に水をまくシーンでした。チョコプラの2人は、ひるちゃんの体格や表情から“暴力沙汰”を起こしたと想像し、「都内ラーメン店にて店主に暴言を吐き暴行した疑い」で逮捕されたと妄想。

 動画のコメント欄でも、さまざまな“イメージ”が寄せられており、「他人からは全然理解できない理由で、突然逆上して大暴れする人っぽい」「ひるちゃん、完全に隣人トラブル起こしてる顔」「外国人を不法滞在させてそう」などと大盛り上がり。「阿佐ヶ谷姉妹の悪い顔が見たい」「とろサーモンの2人にやってほしい」といったリクエストも書き込まれており、次回以降のゲストにも期待が高まっているようです。

 最後は、子育てに全力投球中の仲里依紗がアップした動画を紹介。“トカゲくん”こと自身の息子に激怒してしまったらしく、洗濯物を畳みながら、1人で反省会を開いていました。

 仲が怒った原因は、小学校の宿題。トカゲくんは夜に宿題の日記を書き始めましたが、誤字が多いせいで、何度も書き直していたそう。最後はトカゲくんが「できた!」と言ってランドセルに作文を入れたものの、仲がチェックすると大きなミスを発見。その後、作文を書き直すトカゲくんの横で、文字の書き順などを指摘し続けていたら「爆発しちゃった」のだとか。しかし、「心がすごく苦しくなって、ほかのお母さんってこんな怒り方しないのかなあ……」とモヤモヤしてしまい、視聴者に意見を求めるため、動画をアップしたと告白。

 コメント欄には、「怒ったあとは申し訳なくなるよね、気持ちわかるよ」「私もよく『ママ怒りすぎちゃったよ、ごめんね』って謝ってました」といった共感の声や、「悩んでたのが私だけじゃないってわかってうれしい。自分も頑張ろう!」「みなさんお疲れ様です。ほどほどに頑張りましょうね(笑)」などと励まし合う人が続出。今後もトカゲくんの成長を見守りつつ、仲の動画で子育てのモヤモヤをすっきりさせていきましょう!

皇后の縁戚が「不敬罪」で逮捕!? 天皇家を揺るがした“新興宗教”スキャンダル【日本のアウト皇室史】

皇室が特別な存在であることを日本中が改めて再認識する機会となった、平成から令和への改元。「皇族はスーパースター」と語る歴史エッセイストの堀江宏樹さんに、歴史に眠る破天荒な「皇族」エピソードを教えてもらいます! 

 前回まで――戦前、大名華族・島津家の令嬢として生まれ、親族の男性と幸せな家庭生活を送っていた島津ハルさん。30代の頃から、教育者、学校経営者としても活躍していた島津さんは、宮内省からのスカウトを受けて転職、女官となりました。宮中でも調子よく出世しつづけ、良子皇后の女官長に、史上最年少の48歳で就任できた約40日後、異変が起きました。夫の急死によって愛も、仕事も、“全て”を島津さんは失ってしまったのです――。

堀江宏樹 そんな彼女の心のスキマを埋めたのは、自称・霊媒師の女、角田つねでした。「島津さんには特別な霊力がある」とおだてられ、自分を「神の生まれ変わり」だと思いこんでしまった島津ハルは、あやしげな新興宗教の幹部になったのでした……。

――スピリチュアル沼に沈み込んでしまっていますが、島津さん、本当に大丈夫なのでしょうか?

堀江 まったく大丈夫じゃないです。前世商法ってスピリチュアル系の常套手段なんでしょうけど、島津ハルは、天御中主大神(あめのみなかぬしのかみ)という、『古事記』では最初に登場する、まさに天地の歴史がこれから始まるよ! という時に出てくる神様の生まれ変わりに仕立て上げられてしまいました。

――ひえー!

堀江 島津は元・女官長ですから、神道系宗教団体の“人寄せパンダ”としては最適な存在でした。それだけでなく、島津は自分を神の生まれ変わりとして、危ない御神託を連発するようになるのですね。多くの信者たちの前で、まだ生きている人の生き霊、故人の霊などを問わず降霊させ、その人からのメッセージを伝えていたようです。

 これが島津ハルを幹部とした神道系の新興宗教「きよめ会」もしくは「きよめの会」の主な活動だったとか。今でも誰それの守護霊が語る……とかいう某団体の教祖による本が出ているじゃないですか。ノリはあれと似ているかもしれません。しかし、島津の団体の主要テーマは「天皇家はどう変わるべきか」だったわけです。

――それは、ちょっと危ない気がしますね。

堀江 運悪く、というか、ちょうど昭和10(1935)年ごろのことです。昭和11年、“昭和維新”を唱える青年将校による軍事クーデター「2.26事件」が起きる直前のこの時期、あちらこちらで新興宗教の弾圧も始まっていました。

 スピ業界だけでなく、軍隊の内部でも、当時の天皇家、そして昭和天皇のあり方に対する不満がマグマのように高まり、噴き出しつつあった……といえると思います。これはまた、次回以降に詳しくお話ししますね。

 島津ハルと、彼女を「神」に仕立て上げた霊媒師・角田つねが相継いで不敬罪で逮捕されたのが昭和11年8月のことでした。

 島津は良子皇后の縁戚にあたる女性ですから、警視庁としても苦渋の判断だったのですが、

「昭和天皇は本当の天皇ではない」
「昭和天皇の弟である高松宮が後を継ぐべきだ」
「昭和天皇は十五年後に崩御なさる」

 などの「神告」を口にして憚らず、そのウワサは島津が女官を辞めてしばらく経つ宮中でも響き渡っていたそうです。昭和天皇の側近だった木戸幸一の日記には、何度も島津ハルの名前と「神告」が登場し、頭を痛めている様子がうかがえます。

――まさか天皇家の身内のような女性を、「不敬罪」で逮捕せねばならなくなるとは思ってもみなかったでしょうね……。

堀江 島津ハルは神がかりになって、信者たちの前で「大正天皇の侍従の霊が現われた」と宣言、「彼は、自分が貞明皇太后(大正天皇の皇后、裕仁天皇の母)の愛人だったと、言っています」とか、高松宮様の「生き霊」が現れ、「私の母は、貞明皇太后ではなく、大正天皇のお手つき女官だ」とか。

――どえらいことを口走っていますが、何が目的なのでしょうか?

堀江 貞明皇太后に対する批判でしょうね。謎の脳病で若くして崩御なさった大正天皇の皇后だったのが、貞明皇太后です。早すぎた天皇の死は「神罰」であり、その責任が貞明皇太后にあると考えてしまったのでしょう。

 この手のアウトな発言を、垂れ流しつづけた結果が不敬罪による逮捕でした。ちなみに島津ハルの支持者は上流階級に多く、そのお告げは、民間にはほとんど知られていませんでした。しかし、その反面、宮中には影響が広がっていました。もともと、宮中はこの手のスピリチュアルな何かに感化されやすい素地があったのでしょうし、島津は元・女官長ですからね。

――以前、このコラム連載の中で山川三千子さんの『女官』を取り上げましたが、あの中でも貞明皇后は批判されていましたよね。山川さんも高位の女官でした。

堀江 この問題は根深いのです。また機会を改めて触れる必要がありそうですね。

 逮捕された島津ハルは涙を流しながら、「日本を救う道は昭和天皇の弟宮の高松宮様が天皇になるしかない」などと拘置所の中でもしゃべり続けていたそうです。しかし、さすがは元・教育者のインテリ女性というべきか、霊媒師・角田つねによる「お前は神の生まれ変わりだ」という洗脳が解けたのは意外に早い時期でした。

――教育者として実績を出せるくらいですから、本当はマジメで責任感が強い女性なんでしょうね。

堀江 女官長のキャリアと、愛する夫を同時に失った時、島津の心には大きな穴が空いたといえます。その穴を埋めるにはよほどの大きな“使命”が必要だった。だからこそ、「日本の危機を救えるのは、神の生まれ変わりのあなただけ」みたいに霊能者を自称する女から煽られると本気にしたのでしょうね。思えば気の毒な女性です。

 拘置所の中で、スピリチュアル関係以外の人と、取り調べという形にせよ、対話する中で島津は自分を神だとは思えなくなり、正気を取り戻しました。その結果、彼女は不起訴処分に。

 しかし、その後は精神病院に強制入院させられ、そこで半年を過ごしました。

――島津さんが理性を取り戻したのに精神病院行きとは皮肉です……。あえて伺いますが、島津さんの予言が当たったことは?

堀江 それがね……ちょっと怖いなって思えるものはあるのですよ。

 「神政は昭和14(1939)年にはじまり、昭和20(1945)年に成就する」という島津の「神告」がそれなんですけど、どう思いますか? 具体的に“神政”が何かはわかりませんが、この期間は第二次世界大戦の時期に相当します。日本の参戦は、昭和16年(1941年)の「真珠湾攻撃」以降なのですが……。

――敗戦によって、日本全体が、そして皇室のあり方も大きく変わりましたよね。

堀江 そうなんです。島津ハルはその後、表立った活動が出来なくなり、昭和45(1970)年に92歳で亡くなりました。

 彼女が創立メンバーの一人だった鶴嶺女学校の伝統は、現在、鹿児島玉龍中学校/高等学校に受け継がれているようです。しかし、ネットで見る限り、島津ハルの名前は完全に校史からは消されてしまっていますね……。

 昭和時代の宮中には島津ハルのような神がかりの女官が、まだほかにもいました。次回以降、「魔女」と呼ばれた女官のエピソードをお話しいたします。

皇后の縁戚が「不敬罪」で逮捕!? 天皇家を揺るがした“新興宗教”スキャンダル【日本のアウト皇室史】

皇室が特別な存在であることを日本中が改めて再認識する機会となった、平成から令和への改元。「皇族はスーパースター」と語る歴史エッセイストの堀江宏樹さんに、歴史に眠る破天荒な「皇族」エピソードを教えてもらいます! 

 前回まで――戦前、大名華族・島津家の令嬢として生まれ、親族の男性と幸せな家庭生活を送っていた島津ハルさん。30代の頃から、教育者、学校経営者としても活躍していた島津さんは、宮内省からのスカウトを受けて転職、女官となりました。宮中でも調子よく出世しつづけ、良子皇后の女官長に、史上最年少の48歳で就任できた約40日後、異変が起きました。夫の急死によって愛も、仕事も、“全て”を島津さんは失ってしまったのです――。

堀江宏樹 そんな彼女の心のスキマを埋めたのは、自称・霊媒師の女、角田つねでした。「島津さんには特別な霊力がある」とおだてられ、自分を「神の生まれ変わり」だと思いこんでしまった島津ハルは、あやしげな新興宗教の幹部になったのでした……。

――スピリチュアル沼に沈み込んでしまっていますが、島津さん、本当に大丈夫なのでしょうか?

堀江 まったく大丈夫じゃないです。前世商法ってスピリチュアル系の常套手段なんでしょうけど、島津ハルは、天御中主大神(あめのみなかぬしのかみ)という、『古事記』では最初に登場する、まさに天地の歴史がこれから始まるよ! という時に出てくる神様の生まれ変わりに仕立て上げられてしまいました。

――ひえー!

堀江 島津は元・女官長ですから、神道系宗教団体の“人寄せパンダ”としては最適な存在でした。それだけでなく、島津は自分を神の生まれ変わりとして、危ない御神託を連発するようになるのですね。多くの信者たちの前で、まだ生きている人の生き霊、故人の霊などを問わず降霊させ、その人からのメッセージを伝えていたようです。

 これが島津ハルを幹部とした神道系の新興宗教「きよめ会」もしくは「きよめの会」の主な活動だったとか。今でも誰それの守護霊が語る……とかいう某団体の教祖による本が出ているじゃないですか。ノリはあれと似ているかもしれません。しかし、島津の団体の主要テーマは「天皇家はどう変わるべきか」だったわけです。

――それは、ちょっと危ない気がしますね。

堀江 運悪く、というか、ちょうど昭和10(1935)年ごろのことです。昭和11年、“昭和維新”を唱える青年将校による軍事クーデター「2.26事件」が起きる直前のこの時期、あちらこちらで新興宗教の弾圧も始まっていました。

 スピ業界だけでなく、軍隊の内部でも、当時の天皇家、そして昭和天皇のあり方に対する不満がマグマのように高まり、噴き出しつつあった……といえると思います。これはまた、次回以降に詳しくお話ししますね。

 島津ハルと、彼女を「神」に仕立て上げた霊媒師・角田つねが相継いで不敬罪で逮捕されたのが昭和11年8月のことでした。

 島津は良子皇后の縁戚にあたる女性ですから、警視庁としても苦渋の判断だったのですが、

「昭和天皇は本当の天皇ではない」
「昭和天皇の弟である高松宮が後を継ぐべきだ」
「昭和天皇は十五年後に崩御なさる」

 などの「神告」を口にして憚らず、そのウワサは島津が女官を辞めてしばらく経つ宮中でも響き渡っていたそうです。昭和天皇の側近だった木戸幸一の日記には、何度も島津ハルの名前と「神告」が登場し、頭を痛めている様子がうかがえます。

――まさか天皇家の身内のような女性を、「不敬罪」で逮捕せねばならなくなるとは思ってもみなかったでしょうね……。

堀江 島津ハルは神がかりになって、信者たちの前で「大正天皇の侍従の霊が現われた」と宣言、「彼は、自分が貞明皇太后(大正天皇の皇后、裕仁天皇の母)の愛人だったと、言っています」とか、高松宮様の「生き霊」が現れ、「私の母は、貞明皇太后ではなく、大正天皇のお手つき女官だ」とか。

――どえらいことを口走っていますが、何が目的なのでしょうか?

堀江 貞明皇太后に対する批判でしょうね。謎の脳病で若くして崩御なさった大正天皇の皇后だったのが、貞明皇太后です。早すぎた天皇の死は「神罰」であり、その責任が貞明皇太后にあると考えてしまったのでしょう。

 この手のアウトな発言を、垂れ流しつづけた結果が不敬罪による逮捕でした。ちなみに島津ハルの支持者は上流階級に多く、そのお告げは、民間にはほとんど知られていませんでした。しかし、その反面、宮中には影響が広がっていました。もともと、宮中はこの手のスピリチュアルな何かに感化されやすい素地があったのでしょうし、島津は元・女官長ですからね。

――以前、このコラム連載の中で山川三千子さんの『女官』を取り上げましたが、あの中でも貞明皇后は批判されていましたよね。山川さんも高位の女官でした。

堀江 この問題は根深いのです。また機会を改めて触れる必要がありそうですね。

 逮捕された島津ハルは涙を流しながら、「日本を救う道は昭和天皇の弟宮の高松宮様が天皇になるしかない」などと拘置所の中でもしゃべり続けていたそうです。しかし、さすがは元・教育者のインテリ女性というべきか、霊媒師・角田つねによる「お前は神の生まれ変わりだ」という洗脳が解けたのは意外に早い時期でした。

――教育者として実績を出せるくらいですから、本当はマジメで責任感が強い女性なんでしょうね。

堀江 女官長のキャリアと、愛する夫を同時に失った時、島津の心には大きな穴が空いたといえます。その穴を埋めるにはよほどの大きな“使命”が必要だった。だからこそ、「日本の危機を救えるのは、神の生まれ変わりのあなただけ」みたいに霊能者を自称する女から煽られると本気にしたのでしょうね。思えば気の毒な女性です。

 拘置所の中で、スピリチュアル関係以外の人と、取り調べという形にせよ、対話する中で島津は自分を神だとは思えなくなり、正気を取り戻しました。その結果、彼女は不起訴処分に。

 しかし、その後は精神病院に強制入院させられ、そこで半年を過ごしました。

――島津さんが理性を取り戻したのに精神病院行きとは皮肉です……。あえて伺いますが、島津さんの予言が当たったことは?

堀江 それがね……ちょっと怖いなって思えるものはあるのですよ。

 「神政は昭和14(1939)年にはじまり、昭和20(1945)年に成就する」という島津の「神告」がそれなんですけど、どう思いますか? 具体的に“神政”が何かはわかりませんが、この期間は第二次世界大戦の時期に相当します。日本の参戦は、昭和16年(1941年)の「真珠湾攻撃」以降なのですが……。

――敗戦によって、日本全体が、そして皇室のあり方も大きく変わりましたよね。

堀江 そうなんです。島津ハルはその後、表立った活動が出来なくなり、昭和45(1970)年に92歳で亡くなりました。

 彼女が創立メンバーの一人だった鶴嶺女学校の伝統は、現在、鹿児島玉龍中学校/高等学校に受け継がれているようです。しかし、ネットで見る限り、島津ハルの名前は完全に校史からは消されてしまっていますね……。

 昭和時代の宮中には島津ハルのような神がかりの女官が、まだほかにもいました。次回以降、「魔女」と呼ばれた女官のエピソードをお話しいたします。

いとうまい子、遺伝子の研究者になっていた! 東大に通う日々語るも……「更年期障害」と結びつける「婦人公論」の論法

 現在発売中の「婦人公論」(中央公論社)2月8日号、特集は「何歳からでも、やりたいことを」です。最初に回答者91人、平均年齢56.8歳という読者アンケートの結果が紹介されていて、それによれば「挑戦してみたいことはありますか」との問いに、9割超えの85人が「はい」と回答しています。

 56.8歳なんて、前号に登場していた今年99歳になる瀬戸内寂聴先生と比べれば、子どものようなもの。前向きな姿勢あふれる今号、さっそく中身を見ていきましょう。

<トピックス>
◎アイドルだった私が遺伝子の研究者になるなんて いとうまい子
◎「社交ダンス」の魔力で身も心も磨かれて 加藤タキ・市毛良枝
◎女たちの言い訳 いつだって、やる気はこうして阻まれた

若返り研究者・いとうまい子の更年期とは

 特集に合わせて今号では、2018年に63歳で芥川賞を受賞した若竹千佐子さん(1954年生まれ)、著書『90歳セツの新聞ちぎり絵』(里山社)が話題になった木村セツさん(92歳)など、“年齢にこだわらず挑戦して成功した女性”が多く取り上げられています。その中で異彩を放つのが、女優・いとうまい子(56歳)のインタビュー「手に入れたのは壮大な趣味 アイドルだった私が遺伝子の研究者になるなんて」でした。

 いとうは、「社会に対して何か恩返しがしたい」と、10年に早稲田大学の人間科学部健康福祉学科、eスクール(通信教育課程)に進学。ロボット工学を学んだ後、基礎老化学の博士課程へ。博士課程在籍5年となる現在は、東大の研究室と共同でサーチュイン遺伝子の研究をしているといい、「ほぼ毎日、東大のラボに通って、20代の学生たちと一緒に、細胞培養の実験を行っています。50代になった私が、毎日東大に通うことになるなんて!」と語っています。

 博士課程まで極めるとは、なかなかできないこと。まさに読者の憧れの存在だと思いますが、本人は「壮大な趣味を手に入れた感覚」と自然体。「新しい刺激に触れていたせいか、ホットフラッシュを数回感じたくらいで、それ以外は更年期の不調も感じないまま現在に至っています」「若者と過ごすことで、自分の気持ちも自然と若返る」とも明かしています。

 現在の研究テーマは「どんな食品がサーチュイン遺伝子(若返り遺伝子)を活性化するのか」だそうですが、記事ではそういった科学的な観点よりも“新しい挑戦や若者との交流で若返ることができる”といった精神論的な方向からスポットが当たっているように読めました。

 「挑戦=進化」ではなく、「挑戦=更年期障害の解消、若返り」となる部分に「婦人公論」らしさを感じた次第です。

 次に見ていくのは、75歳の加藤タキ&70歳の市毛良枝による対談「『社交ダンス』の魔力で身も心も磨かれて」。2人の共通の趣味である社交ダンスの魅力について語り合っています。

 加藤は「体重は10キロ落ち、体脂肪率も10パーセント減りました。体がどんどん絞られてきて、洋服も13号から9号に。下半身は7号ですよ」と報告。「背中の贅肉がなくなって、どこに行ったかというと、バストにきた」とも語っています。市毛は体重に変化はないものの「ウエストが6センチ減」とのこと。ただし市毛いわく「30年くらいやってらっしゃっても、スリムでない方も」いるとのことで、誰しもに減量効果があるわけではないそう。

 このダイエット効果自慢には、数号前の「2020年12月22日・1月4日合併号」にあった「ダイエットとやりがい 60歳を過ぎて出合った一石二鳥のお仕事」という記事を思い出しました。3カ月で10キロ落とした住み込みの仲居さんや、働き出して3キロ痩せたマンション管理人さんなどが紹介された、おもしろルポでした。

 何を語っても「若返り」か「ダイエット」につながりがちな同誌、大変親近感を覚えます。

やる気をそぐ夫、大集合!

 理想だけを並べて終わらないのが「婦人公論」。挑戦をしぶる読者の声を集めたページ「女たちの言い訳 いつだって、やる気はこうして阻まれた」も、大変味わい深いものがありました。

 例えば、「犬がいて、旅行に行けない」という回答には、ペットホテルに預けるのは心配なほど、犬が大切な存在なのだろうとちょっと心温まったのですが、やる気をそぐ存在として最も多い回答だった“夫”にまつわるエピソードは、殺伐としています。「『家のことをやれ!』となじった夫」「化粧品代も、美容院代も『もったいない』と夫が言う」「夫を介護しながら、ひとりで生計を立てているので余裕がない」「夫の記憶が徐々に曖昧になっている」など、愛憎のこもった切実な嘆きが並んでいました。

 そういえば、芥川賞作家の若竹さんが小説を書き始めたのも、新聞ちぎり絵の木村さんがちぎり絵を始めたのも、共に夫の死がきっかけだったそう。「夫」という存在の重さを感じる今号でした。

いとうまい子、遺伝子の研究者になっていた! 東大に通う日々語るも……「更年期障害」と結びつける「婦人公論」の論法

 現在発売中の「婦人公論」(中央公論社)2月8日号、特集は「何歳からでも、やりたいことを」です。最初に回答者91人、平均年齢56.8歳という読者アンケートの結果が紹介されていて、それによれば「挑戦してみたいことはありますか」との問いに、9割超えの85人が「はい」と回答しています。

 56.8歳なんて、前号に登場していた今年99歳になる瀬戸内寂聴先生と比べれば、子どものようなもの。前向きな姿勢あふれる今号、さっそく中身を見ていきましょう。

<トピックス>
◎アイドルだった私が遺伝子の研究者になるなんて いとうまい子
◎「社交ダンス」の魔力で身も心も磨かれて 加藤タキ・市毛良枝
◎女たちの言い訳 いつだって、やる気はこうして阻まれた

若返り研究者・いとうまい子の更年期とは

 特集に合わせて今号では、2018年に63歳で芥川賞を受賞した若竹千佐子さん(1954年生まれ)、著書『90歳セツの新聞ちぎり絵』(里山社)が話題になった木村セツさん(92歳)など、“年齢にこだわらず挑戦して成功した女性”が多く取り上げられています。その中で異彩を放つのが、女優・いとうまい子(56歳)のインタビュー「手に入れたのは壮大な趣味 アイドルだった私が遺伝子の研究者になるなんて」でした。

 いとうは、「社会に対して何か恩返しがしたい」と、10年に早稲田大学の人間科学部健康福祉学科、eスクール(通信教育課程)に進学。ロボット工学を学んだ後、基礎老化学の博士課程へ。博士課程在籍5年となる現在は、東大の研究室と共同でサーチュイン遺伝子の研究をしているといい、「ほぼ毎日、東大のラボに通って、20代の学生たちと一緒に、細胞培養の実験を行っています。50代になった私が、毎日東大に通うことになるなんて!」と語っています。

 博士課程まで極めるとは、なかなかできないこと。まさに読者の憧れの存在だと思いますが、本人は「壮大な趣味を手に入れた感覚」と自然体。「新しい刺激に触れていたせいか、ホットフラッシュを数回感じたくらいで、それ以外は更年期の不調も感じないまま現在に至っています」「若者と過ごすことで、自分の気持ちも自然と若返る」とも明かしています。

 現在の研究テーマは「どんな食品がサーチュイン遺伝子(若返り遺伝子)を活性化するのか」だそうですが、記事ではそういった科学的な観点よりも“新しい挑戦や若者との交流で若返ることができる”といった精神論的な方向からスポットが当たっているように読めました。

 「挑戦=進化」ではなく、「挑戦=更年期障害の解消、若返り」となる部分に「婦人公論」らしさを感じた次第です。

 次に見ていくのは、75歳の加藤タキ&70歳の市毛良枝による対談「『社交ダンス』の魔力で身も心も磨かれて」。2人の共通の趣味である社交ダンスの魅力について語り合っています。

 加藤は「体重は10キロ落ち、体脂肪率も10パーセント減りました。体がどんどん絞られてきて、洋服も13号から9号に。下半身は7号ですよ」と報告。「背中の贅肉がなくなって、どこに行ったかというと、バストにきた」とも語っています。市毛は体重に変化はないものの「ウエストが6センチ減」とのこと。ただし市毛いわく「30年くらいやってらっしゃっても、スリムでない方も」いるとのことで、誰しもに減量効果があるわけではないそう。

 このダイエット効果自慢には、数号前の「2020年12月22日・1月4日合併号」にあった「ダイエットとやりがい 60歳を過ぎて出合った一石二鳥のお仕事」という記事を思い出しました。3カ月で10キロ落とした住み込みの仲居さんや、働き出して3キロ痩せたマンション管理人さんなどが紹介された、おもしろルポでした。

 何を語っても「若返り」か「ダイエット」につながりがちな同誌、大変親近感を覚えます。

やる気をそぐ夫、大集合!

 理想だけを並べて終わらないのが「婦人公論」。挑戦をしぶる読者の声を集めたページ「女たちの言い訳 いつだって、やる気はこうして阻まれた」も、大変味わい深いものがありました。

 例えば、「犬がいて、旅行に行けない」という回答には、ペットホテルに預けるのは心配なほど、犬が大切な存在なのだろうとちょっと心温まったのですが、やる気をそぐ存在として最も多い回答だった“夫”にまつわるエピソードは、殺伐としています。「『家のことをやれ!』となじった夫」「化粧品代も、美容院代も『もったいない』と夫が言う」「夫を介護しながら、ひとりで生計を立てているので余裕がない」「夫の記憶が徐々に曖昧になっている」など、愛憎のこもった切実な嘆きが並んでいました。

 そういえば、芥川賞作家の若竹さんが小説を書き始めたのも、新聞ちぎり絵の木村さんがちぎり絵を始めたのも、共に夫の死がきっかけだったそう。「夫」という存在の重さを感じる今号でした。

東出昌大&杏、大河ドラマで「共演の可能性」報道もネット上では賛否! 離婚後の共演が話題を呼んだ“元夫婦”芸能人たち

 1月31日配信のニュースサイト「日刊ゲンダイDIGITAL」が、2023年放送のNHK大河ドラマ『どうする家康』で俳優・東出昌大と女優・杏が共演する可能性があると伝えた。両者は15年に結婚したものの、20年1月発売の「週刊文春」(文藝春秋)によって東出の不倫が発覚し、同8月に離婚を発表。このような経緯があるだけに、ネット上にはさまざまな声が飛び交っている。

「東出と杏は、13年度上半期のNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』での共演を経て結婚し、17年までに3人の子どもも誕生。しかし昨年、東出が18年公開の主演映画『寝ても覚めても』で共演した若手女優・唐田えりかと3年間も不倫関係を続けていたことが表沙汰になりました。東出と離婚に至った杏は、シングルマザーとなって芸能活動を継続中。一方の東出も、世間の猛バッシングを浴びながら、ドラマや映画の出演を続けていますが、そんな“元夫婦”に『どうする家康』での共演報道が飛び出したんです」(芸能ライター)

 『どうする家康』は、嵐・松本潤主演で徳川家康の生涯が描かれる。同ドラマの脚本を手掛ける古沢良太氏は、これまでに東出の出演作『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)シリーズや、杏の主演ドラマ『デート~恋とはどんなものかしら~』(同)でも脚本を担当。「日刊ゲンダイDIGITAL」によると、両者とも“古沢作品でおなじみの役者”であることから、『どうする家康』の出演者候補として名前が挙がっているという。

「ネット上には、『本人たちが問題ないなら、別に良いんじゃない?』という声のほか、『周囲は気を使うだろ』『視聴者は杏に同情的だし、東出とはもう関わってほしくない』といった否定的な意見も。また、『制作側が話題作りしたいだけでは?』『視聴率狙いとしか思えない』など、制作サイドを批判する書き込みも噴出しています」(同)

 離婚後の夫婦共演といえば、04年に離婚した俳優・永瀬正敏と女優・小泉今日子が、07年には映画『さくらん』で共演。さらに、11年公開の映画『毎日かあさん』では夫婦役を演じ、当時大きな話題となった。

「歌手でタレントの千秋は、07年にココリコ・遠藤章造と離婚した後も、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の大みそかの恒例特番絶対に笑ってはいけないシリーズに“元妻”として登場し、『ガキ使』ファンを楽しませていました。また、1992年に離婚したお笑い芸人・明石家さんまと女優・大竹しのぶも、2019年12月に放送された『誰も知らない明石家さんま 第5弾』(同)でツーショットロケを行うなどしており、ネット上では『別れても、サッパリしていて良いコンビ』『こんなに気まずくない元夫婦って珍しい』と、受け入れられている印象。東出と杏に関しては、東出が子育てを妻に任せて飲み歩いていたことや、不倫相手の唐田が“匂わせ”行為をしていたこともあり、嫌悪感のレベルが違いますが」(マスコミ関係者)

 「日刊ゲンダイDIGITAL」によれば、杏は東出との共演も「断らない」つもりのようだが、今後発表される『どうする家康』のキャスト一覧に両者の名前は並ぶだろうか。

スリーコインズ「幅広結露テープ2P」カットして貼りつけるだけで手軽に結露対策!

オシャレなグッズから便利グッズまで、思った以上に何でもそろう「スリーコインズ」。「コスパ最高!」なグッズもあれば、「これってどうなの?」なグッズもちらほら……。そんなスリコワールドを、ズボラなアラサー女子がご案内! 私見全開でバシッとレビューしていきます。

今日のスリコアイテム【幅広結露テープ2P】

便利度:★★★☆☆(結露のストレスを一気に解消!)
コスパ:★★★★☆(2枚入りだから大きな窓でもOK)
お手軽さ:★★★☆☆(切って貼るだけの簡単セッティング)

 寒い日に部屋の中を暖房で暖めていると、窓ガラスに結露が発生して窓辺がびしょ濡れになりがち。放っておくとカビが発生しやすくなり、とても不衛生です。私も長年結露に悩まされていたため、スリーコインズの「幅広結露テープ2P」を購入。SNSでも「柄がかわいくて、めっちゃおしゃれ!」「貼るだけで結露を防止できるから、すごく簡単だね」と話題になっている同商品の実力を、さっそくチェックしていきましょう!

 ポリエステルとレーヨンで作られた厚手の布地が2枚セットになっている同商品。サイズは約5.5(幅)×90cm(長さ)と細長く、裏面はガラスに貼りやすいようツルツルとしています。表側にプリントされているのは、「モロッカンタイル」と呼ばれる柄。雪の結晶のようなデザインや、青と水色のコントラストがかわいいですね。

 まずは窓ガラスの幅に合わせてテープをカットし、裏面のフィルムを剥がして窓ガラスの一番下にセット。上から軽く押さえて、ぴったりと密着させます。その状態で普段通りに暖房をつけてみたところ、結露によって発生した水滴をテープが吸収。水がサッシにたまることなく、きれいな状態をキープしてくれました。

 実際に購入した人からも、「窓ふきの手間が省けて助かります」「かわいい絵柄のおかげで窓辺が華やかになった」と好評の声が。冬は「幅広結露テープ2P」を窓に貼って、窓辺を清潔にしておきたいですね。