SOURCE MUSIC所属、6人組グループヨジャチングの9枚目EP『回:Song of the Sirens』のタイトル曲です。SOURCE MUSICは2019年にBTSの所属するBig Hit Entertainmentに吸収され、現在はBig Hitの子会社という立ち位置です。ガールクラッシュに食傷気味になっていたところに、ガツガツした感じでもニュートロでもない、妖艶に真正面から攻めて来たのが個人的にとてもハマりました。
Play M Entertainment所属、7人組グループVICTON(ビクトン)のリーダー、ハンスンウのソロ・デビューEPから、サブタイトル曲(※)的な立ち位置の曲です。
「Reply」はVICTONの初期を感じさせるようなハネた、少しポップな雰囲気がありつつ、彼の少し独特で気持ちの良い高音を生かした楽曲です。EPの『Fame』もアルバムとしてのクオリティが高く、4曲目の「원해(I Just Want Love)」とどちらを選ぶかとても悩みました。VICTONはやはりラップといえばハンセというイメージですが、『Fame』ではオールラウンダーなハンスンウが見られ、上半期に挙げた、同じく『Produce』シリーズに出演していたハソンウン・チョスンヨンと共に、グループとして活動しているだけでは見られない新たな一面が発見できた良いソロデビューだったと思います。
Warner Music Korea所属、シンガーのJamie(ジェイミー、パクジミン)のシングルで、Warnerに移籍してから初めてリリースする楽曲です。20年4月まではJYP Entertainment所属でしたが、契約期間が終わり、Warnerと契約しました。
JYPにいる時から楽曲は大好きで、自分のブログで長々と紹介したこともありました。Numbersは「jiminxjamie」に収録された「뭐니(What)」や「하나 빼기 둘(Count You Out)」と似た方向性の楽曲で、3曲とも私が大好きな00年代前半R&Bの雰囲気を感じさせる楽曲です。客演に迎えたチャンモのラップを引き継ぐようにそのままJamieのラップに入るところで「さすが!!!!」となり、こんな状況じゃなければソウルの野外で開催されるHiphopフェスで2人のステージが見れたんじゃないかな……と思いを馳せるばかりです。
유아 (YooA) - 자각몽 (Abracadabra) (2020.09.07)
上半期に挙げたOH MY GIRLのメンバー、ユアのソロ・デビューEPから、ダブルタイトル曲扱い的なサブタイトル曲です(音楽番組でも何度かフルで披露しているため)。
元々振付師になりたかったところをOH MY GIRLのメインダンサーとして抜てきされたこともあり、どんなダンスも消化できる印象が強いですが、タイトル曲の「숲의 아이 (Bon voyage)」のようなコンテンポラリーダンスや「Abracadabra」のジャズやヴォーギングのようなダンスが、顔が小さく手足の長い彼女にとても合っていて、完璧なソロデビューだったと思います。
終始聞こえるギターのカッティングと、サビになると入ってくるベースが最高の曲で、2020年は先述のA.C.Eの「恍惚境」やBDCの「Shoot The Moon」、NATTYの「Nineteen」などこのぐらいのBPMのギターカッティング曲が豊作でした。「Bad Idea」があまりにも良すぎてしばらくこればかり聞いていましたが、EP『IN-OUT』のそれ以外の曲もとても良く、特に1曲目の「Eyez On U」がグルーヴいっぱいのR&Bで大好きです。
OFF THE RECORD ENTERTAINMENT所属、9人組グループfromis_9 (プロミスナイン)の3枚目EP『My Little Society』のアルバム収録曲です。fromis_9はMnetのサバイバル番組『アイドル学校』から生まれたグループですが、こちらは『Produce』シリーズのように期限のあるグループではありません。
タイトルがローマ字でそのままハングルの音「ムルコギ」と書いてありますが、「魚」という意味です。魚が水の中を泳ぐように想像の中を泳いで楽しむという内容の歌詞で、曲調にもその楽しさが反映されたポップな曲になっています。タイトル曲の「Feel Good」はもちろん、EP収録の「Weather」、「Somebody to love」も良い曲で、4曲の中からどれを選ぶか迷ったほど、すごいEPです。同じくOFF THE RECORD所属に『Produce 48』から結成されたIZ*ONEがいますが、どちらのグループも共通して曲が(お金をかけて丁寧に作られているように感じて)とても良いです。
투모로우바이투게더 (TOMORROW X TOGETHER) - 5시 53분의 하늘에서 발견한 너와 나 (Blue Hour) (2020.10.26)
Big Hit Entertainment所属、5人組グループTOMORROW X TOGETHER(トゥモローバイトゥギャザー)の3枚目EP『minisode1 : Blue Hour』のタイトル曲です。タイトルのハングルが読めない方でも、ハングルと英語全然違わない? と思うかもしれませんが、ハングルは「5時53分の空で見つけた君と僕」という意味です。
ティーザー動画を見た時に、Michael Jacksonの「Rock With Youだ…」とつぶやいたのですが、さらに途中からカウベルが追加され、多幸感の増した「強化版Rock With You」のような曲になっています。
1音目の伴奏のシンセ、その後に入るピーヒャラシンセ(※)の音でもう良い曲だな……と思いましたが、その後にジヒョの声で入ってくる「I'm a believer」がダメ押しになりました。ハネたビートでサビまで行き、サビで4つ打ちになる展開も良く、ユアの「Abracadabra」とほぼ同じBPMの105というのも私の好きな要素が揃っています。こういう曲を、ジヒョの耳目を引くソウルフルで強い声を中心に全員が支える構成は、楽曲の内容とも合っていて説得力が高く、見せかけではなく芯から強いというような印象を与える楽曲になっているのではないでしょうか。
JYP Entertainment所属……ではなくなってしまった(つい先日JYPとの7年の契約が終了し全員JYP所属ではなくなりました)7人組グループGOT7の4枚目正規アルバム『Breath of Love:Last Piece』のダブルタイトル曲のうちの1つです。作詞作曲にはメンバーのヨンジェと私の大好きなトラックメイカー・プロデューサー・ラッパーとマルチタレントなNiiHWAも参加しています。
タイトル曲「반박불가 (No diggity)」は自分的にはそんなに……という感じでしたが、アルバムでその次に流れてきた曲が良すぎてビックリしてその場でツイートしました。上記で挙げたJamieの「Numbers」系統のR&Bで、軽やかなピアノのサンプルが気持ち良い、1月にリリースされた中ではAB6IXの「BLIND FOR LOVE (Nu Disco Mix)」、VICTONの「Up To You」と並ぶ一番好きな曲です。