広末涼子「4万円タクシー無賃乗車」鬼束ちひろ「SNSで殺害予告?」“奇行”で話題を呼んだ女性芸能人

 9月22日に放送されたバラエティ番組『ありえへん∞世界』(テレビ東京系)に出演した女優の広末涼子が、自身の“奇行事件”について真相を明かし、ネット上で話題を呼んでいる。

「広末は2001年に、4万円にも上るタクシーの無賃乗車を“奇行事件”と報じられた過去があり、番組ではこの件について自ら釈明。なんでも、その日は朝早くから遠方でロケがあった上に、『マネジャーが多分寝坊しちゃってて、連絡がつかなかった』のだとか。『(自分で)タクシーを呼んで(現場に)行ったんですけど、誰もいない。これは撮影中止の連絡をしそびれて寝たんだな、と思って』などと、当時の状況を回想していました。しかし、ネット上では『無賃乗車の理由にはならなくない?』『全部マネジャーに押しつけるなんて性格悪い』『そもそも、今さら言い訳することじゃない』など、広末の釈明に疑問を抱いたという声が多く上がっていました」(芸能ライター)

 広末が語った内容が真実かどうかはさておき、こうした“奇行”が注目を集める女性タレントは少なくない。中でも、SNS上で“殺害予告”を行った歌手の鬼束ちひろは、批判とともに世間から心配されることに。

「12年6月22日に自身のTwitterアカウントを開設した鬼束は、『いえー!!!ツィートスタートー!!』とハイテンションに投稿したものの、同日中に『飽きてきた…』とトーンダウン。続けて、『あ~和田アキコ殺してえ。』『なんとか紳助も殺してえ。』と投稿し、物議を醸すこととなりました。鬼束はその日のうちに該当の投稿を削除し、翌日には公式サイトで謝罪を行ったほか、Twitterアカウントを一時的に非公開に。ネット上では『いい大人が何やってんだよ』『Twitterやっちゃいけない人』と呆れられるとともに、『精神的にヤバイんじゃないの?』『和田アキ子に何されたのか気になる』と探りを入れるような反応も見られました」(同)

 06年に放送され人気を博した月9ドラマ『のだめカンタービレ』(フジテレビ系)の主演などで知られる女優・上野樹里も、“変人”とネット上でいわれる女性タレントの一人だ。

「09年公開の主演映画『キラー・ヴァージンロード』の舞台あいさつで、上野は監督を務めた俳優・岸谷五朗の言葉を遮って『足がかゆい』と発言したり、観客席に向かってダッシュしたりと大暴走したとか。上野と握手をしようと集まった観客に対して、『みなさん座って~! 私は独りが好きなの』と発言したそうで、岸谷も『上野は変な動物』と、あ然としていたとのこと。ネット上では『目の前でこんなことされたら普通に怖い』『明らかに言動がおかしい。ガチの変人だわ』『共演者の人たち、大変だっただろうな……』と、ドン引きされることに」(同)

 彼女たちほどではないものの、時折飛び出す“奇行エピソード”が注目を集めるのは、女優の川口春奈だ。

「17年2月に出演したバラエティ番組『徳井と後藤と麗しのSHELLYと芳しの指原が今夜くらべてみました』(日本テレビ系)の中で、入浴中に自身の仕事ぶりを後悔するような独り言を話すと明かし、共演者から『病んでいる』などと心配されていました。19年2月に『行列のできる法律相談所』(同)へ出演した際は、先輩女優である佐藤仁美から奇行の“告発”を受けています。なんでも、佐藤のダイエット中に川口が目の前でアメリカンドッグを見せつけるように食べたり、老婆の写真や謎のメッセージなど、意味不明なメールが送られてくるのだとか。ネット上では『川口が何考えてるのかわからない』『この人、たまに変な行動するから苦手』といった意見だけでなく、『先輩に対する態度じゃない。失礼すぎる』といった批判もありました」(同)

 こうしたエキセントリックな一面も、彼女たちの魅力なのかもしれないが、度が過ぎれば批判されたり、さまざまな臆測を呼んでしまうもの。“チャームポイント”として許容されるぐらいにとどめておいてほしいものである。

石原さとみ、結婚発表のウラで……“OLモノ”連ドラ主演決定! 「12月には撮影開始」で入籍はまだ先か

 女優・石原さとみが10月1日に結婚を発表。突然の報告に、世間には大きな衝撃が走ったが、一部テレビ局関係者からは、「そういうことだったのか!」と納得する声が上がっているという。

 主演ドラマ『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ系)の放送が終わったタイミングで、同年代の一般男性との結婚を発表した石原。入籍のタイミングは「良き日を選んで年内に」ということで、まだ同居生活も始まっていないそうだが、その一方で実は、石原はすでに次回作の撮影が年内に予定されているという。

「芸能界では、結婚のタイミングについて『ドラマの撮影中や放送中は避ける』というのが慣例化しています。入籍はまだとのことでしたが、ドラマへの影響や現場の混乱を避けるためにも『アンサングシンデレラ』の放送が終わるのを待って発表に至ったということでしょう」(スポーツ紙記者)

 そうしてパートナーと共に、ゆっくりと新婚生活を送るのかと思いきや、12月には新たな主演ドラマの撮影がスタートするのだとか。

「来年4月期に日本テレビ系の『水曜ドラマ枠』で放送予定となっています。石原の主演作では、2018年7月期の『高嶺の花』や16年10月期の『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』と同じ枠です」(日テレ関係者)

 通常、春ドラマの撮影開始は「早くて2月末、または3月スタートが一般的」(同)というが、今回は石原のスケジュールの都合から、早巻きの撮影開始となっているそう。

「しかも、企画がなかなか決まらず、最終的には“OLモノ”に落ち着いたとか。石原は企画自体にあまり注文をつけるタイプの女優ではないのですが、今回は別だったよう。その理由も、結婚発表で納得できました。結婚後の初作品が恋愛モノでは決まりが悪いし、視聴者もストーリーに入り込めないですからね」(同)

 ちなみに『高嶺の花』は、初回と最終話以外の平均視聴率は1桁で終わり、『アンサング・シンデレラ』にしても、全話平均9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と不発に終わっている。結婚後一発目のドラマで“高視聴率女優”の座を取り戻すことができるのか注目だ。

少年忍者の「マジで泣ける」手紙企画が大好評、美 少年は浮所がBTS「Dynamite」をダンス!?【ジャニーズJr.チャンネル週報】

 ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、9月24日~30日公開の動画を注目度順にチェックします!

少年忍者の手紙企画、「涙が止まらない」「マジで泣けた」と大好評

 少年忍者の動画は、日本郵便株式会社のプロモーション「【本当の気持ち…】友情,夢,嫉妬…全てを手紙に」(28日)と、通常回の「【スクープトーク第3弾!後編】メンバーヘ告っちゃいます!」(30日)の2本が配信されている。1本目の参加者は、青木滉平、稲葉通陽、内村颯太、小田将聖、川崎皇輝、北川拓実、久保廉、黒田光輝、鈴木悠仁、田村海琉、平塚翔馬、檜山光成、元木湧の13人。メンバーに手紙を書いて“感謝の気持ち”を伝えるという趣旨で、高校を卒業した最年長組・平塚、青木、元木に加えて、中学生組の小田、田村、久保、稲葉が「おふざけなし」で手紙を準備していた。

 小田は過去の動画でも仲良しぶりを見せている北川へのメッセージをしたためたるなど、後輩から先輩に渡すパターンもあれば、切磋琢磨してきた同年代の仲間にお礼の言葉を述べる場面も。どれも思いのこもった内容となっていたが、特に後半で“涙腺崩壊”したファンも少なくないだろう。高校卒業組の手紙では、ジャニーズJr.の世界特有のリアルな悩みや葛藤を吐露しているのだ。

 青木は長らく活動をともにする檜山との関係について、「ずっとシンメ(シンメトリー)でやってきて、お互いうれしいことも、悲しいことも、一緒に共有してきたね」と振り返った上で、「最近はシンメでステージに立てないことも増えてきたけど、変わらずに檜山くんは俺にとって大切な存在です。俺一人で不安な時は、これからも支えてくれるとうれしいです!」などと、胸にしまっていた気持ちを届けた。読み手の青木は感情がこみ上げて詰まってしまい、檜山も感想を言えないほど大号泣。さらに、青木は「2人だけ出てない曲があったりとか、2人だけみんなと違う振りを踊ってたりとか。そういう経験を結構してきたんで……」「その分、感謝が大きいです」とコメント。こうした青木の愛ある言葉を受け止めた檜山は「マジで家宝。これは」と、大事そうに手紙を握りしめた。

 また、元木が同期の内村に向けて書いた手紙でも、Jr.活動でのつらい過去に言及。それぞれ、1年ほど「仕事がまったくない」という時期があったそうで、「俺はもうやめようかなと思ってたんですよ。野球をしていこうと思ってたんですけど。その時、颯太はどんなことを思ってそんな日々を過ごしていたのかなと、わからないけど。2015年~16年の初めて出た『ジャニーズワールド』のリハーサルに呼ばれて。そこで俺たちはチャンスだと思って、2人で必死にやってきたね。それから何回も出させていただけるようになって、本当に良かったね」と回顧。時にはシンメで踊る機会もあったものの、「颯太がだんだん前に行くようになって、俺は置いてかれてる気持ちに勝手になって、不安になって、その不安が嫉妬に変わって、正直ズルいと思っちゃいました」と当時の胸中を正直に明かした。

 続けて、元木は「でも、それは颯太がちゃんと努力して練習してきたから、その結果なんだと思って、それで負けたくないなと思って。だから、俺はスゴい必死に練習しました。颯太のおかげで、今の俺がいるんだと思います」と感謝。現在はCDデビューができるかどうか、先が見えない状況であり、今後はグループ編成が変わる可能性もあるだろう。元木は「これから、俺たちどうなっていくか本当にわからないけど、ずっと一緒にいれたらいいなと思っています」と、本音をぶつけていた。

 これを受けて内村も、仕事が入らなかった期間に「勉強でいこう」と決意したと語り、「湧とか友だちに、最後の『バイバイ』ぐらいは言おうかなと思って、最後のオーディションを受けたんですよ。受けて、受かったから今があるみたいな。だから、その時にオーディションに行って良かったなって思いました」と激白。こうして、ステージに立つことが当たり前ではない、選ばれし者や、実力を見せつけた者がステップアップしていくという、競争社会の厳しさが垣間見えた今回の動画。少年忍者メンバー間の深い絆を感じ、視聴後は胸がいっぱいになった人も多いのではないだろうか。

 ファンからは「少年忍者の動画で涙が止まらない……」「うちわくコンビの手紙、泣いた。そりゃ嫉妬しちゃうよね……でも、それをバネに頑張った湧くんは偉い!」「うちわく、本当に泣けた。『嫉妬してた』って言える関係性っていいね」「檜山くんと元木くんの手紙、マジで泣けた……彼らにしかわからないことって、たくさんあるんだろうね」と、感激の声が相次いでいる。

 2本目で印象に残ったのは、小田を溺愛する北川の名言だ。本来、ターゲットの秘密や知られざるエピソードを暴露する企画のはずが、北川は「俺がね、(小田と)出会って思ったことを今から言いたいと思います。まず、朝起きるじゃないですか。朝、起きて“あ、今日も地球上に小田将聖が存在しているんだ”。この時点で、幸せな毎日が確実に約束されてます!」と、なぜか自身の愛情をアピール。内村が「生きてることがファンサね」と“ファン心”を代弁した一方、唐突な告白に対し、小田はついつい赤面していたのだった。再生回数は1本目が34万台、2本目は12万台(10月2日時点)。

 26日に更新されたのは「美 少年【ゲーム企画】Jr.メンバーにあだ名をつけるはずが…大喜利に!」(再生回数は10月2日時点で37万台)。今回は、昨年3月公開の動画「【先輩ジャニーズに…】例えてナンジャモンジャ!」でTravis Japanが楽しんだカードゲーム「ナンジャモンジャ」のアレンジバージョン。本来の手法は、カードに描かれた“謎の生物”に名前を付けていき、そのカードが出た時に名前をいち早く叫んだ人がカードをゲットできるという、記憶力が重要な勝負だ。今回はカードのイラストではなく、「ジャニーズJr.チャンネル」の名場面を素材とし、美 少年メンバーが瞬時に名前を決めていく。

 さっそく始めると、「親指の角度11時」「歯並びがいいなぁ ハハァー」「オレ変顔もやります 渉くん」など見たままの表現が続出。また、先輩にあたるTravis Japanの写真に対しても容赦ない名付けをし、もはやバラエティ番組の「写真で一言ボケて」大会となっていた。7 MEN 侍・矢花黎のおちゃらけた表情を目にした浮所飛貴は「ヒゲ剃れ!」と、個人的なダメ出しも。そんな動画の中で、一部ファンは9分35秒頃の浮所の動きに注目。上半身だけで何やらダンスしているのだが、これはK-POPボーイズグループ・BTS(防弾少年団)の新曲「Dynamite」(8月21日発表のデジタルシングル)の振り付けではないかと、ネット上で指摘が入っていた。

 確かに、BTSの公式YouTubeチャンネル「BANGTANTV」に上がっている動画「'Dynamite' Dance Practice」(9月2日公開)を見ると、43秒頃からの踊りと酷似している。美 少年メンバーといえば、佐藤龍我のBTS好きはファンの間で広く知られており、昨年10月公開の「【奇跡の連続】現代版流鏑馬をやってみた!」内で、同グループの「Boy With Luv」のダンスを踊っている疑惑が話題となったこともあった。浮所も世界で注目を集めるBTSの楽曲をチェックし、影響を受けてダンスを練習していた可能性は高いだろう。

 Twitter上では「浮所くんがBTSの『Dynamite』を踊ってて大興奮! 龍我くんならわかるけど……やっぱり『Dynamite』ははやってるんだな」「浮所くん、美TubeでBTSの『Dynamite』踊ってる……? いろいろなエンターテインメントに触れているんだね」「浮所くん、『Dynamite』のサビをガッツリ踊ってたけど、BTS好きなの!?」と、ファンが盛り上がっていた。

 24日の動画は「Travis Japan【おバカはどっち!?】抜き打ちテストで学力を徹底調査!」(再生回数は10月2日時点で61万台)。今回は七五三掛龍也発信の企画で、7月2日公開の「【珍解答連発】七五三掛の学力テストは衝撃的!」について、「誕生日企画、俺の。勉強のテストやったじゃん。あれでね、俺だけバカみたいな感じになってるけど、俺以外も結構バカなの」「一番ヤバかったのはこの人(松田元太)」と、名指し。「実は俺よりヤバいんじゃないかな」と感じたそうで、松田の学力を知るために「抜き打ち学力テスト」を行うという。

 松田に小学1年生~3年生程度の問題を10問出題するが、本人は「小学生の時、鬼バチクソ成績良かったよ」と、自信満々。まずは、小学1年生の算数より「赤いボールが4個、青いボールが2個あります。ボールは合わせて何個ですか?」との例題が出ると、「舐めてんのか!!」と不機嫌になっていた。残るメンバーは、これを踏まえて松田の正解数を予想し、大外しした場合は出前で頼むお寿司をおごる罰ゲーム付き。青山学院大学卒業のインテリ・川島如恵留が当然のように出題側に回る一方、ほかの5人は松田と一緒にクイズに挑戦しているのだが……。

 松田の解答をイジり倒す展開になるかと思いきや、カンニング疑惑がたびたび浮上しながらも、言い出しっぺの七五三掛がある意味で活躍したほか、新たな“おバカ候補”も判明。今後もクイズ・お勉強企画が続いていくことを予感させる結末となっていた。Travis Japanの場合、こうした学力テストでもギスギスした雰囲気にならないのは、メンバーを温かく包み込み、この手の撮影で頼りになる川島の存在あってこそ成立しているのだろう。松田がどれくらい正解したのか、誰がお寿司の代金を支払ったのかは、ぜひ動画で確認してほしい。

 25日にアップされたのは「7 MEN 侍【インスタント】世界の麺を食べ尽くせ!」(再生回数は10月2日時点で20万台)。7 MEN 侍の“MEN”にかけて、世界のインスタント麺を食べ比べるという撮影だが、単純に6人で味わうわけではなく、ゲーム要素も盛り込んだ企画となっている。メンバーの手元には15枚のチップが用意されており、国旗や簡単なキーワードを聞いて、“食べたい”と思ったらチップを賭けるルール。チップは1度に7枚まで、多く出した上位2名だけが試食可能だ。

 オープニングで「美味しいものが出てくるという前提でいいんですよね?」(本高克樹)「自分の好き嫌いはあるかもしれない」(矢花黎)との会話があった通り、進めていく中で本人にとっての当たり・ハズレが明確に。少ないヒントをもとに勝負に出た結果、口に合わない味付けや、実は苦手な食材が使われていた……といったパターンも。例えば、パクチーが大嫌いな本高はベトナムの「フォーパクチー」をゲットしてしまい、「あちらの方が渋い顔してらっしゃいますが……」(矢花)と言われると「一番嫌いな食べ物1位がパクチーです」と告白。一口食べて「あ~……ごめんなさい」と、ギブアップした。

 本高といえば、グルメ企画ではいつも食欲旺盛で、メンバーに“デブキャラ”扱いされる場面もしばしば。この日も「美味しいものが出てくるという前提……」と確認した上で、ちゃっかり3杯目を獲得したにもかかわらず、最後に大嫌いなパクチーを引き当てるという、不運に見舞われてしまった。個人的に、これは“深夜に見てはいけない動画”の1つだと感じたため、視聴の際は注意が必要かもしれない。

 HiHi Jetsの動画は27日に「【ダンス動画】Fight Back (dance ver.)」と、29日に「『Eyes of the future』(Summer Paradise 2020)」がアップされている。1本目は、私服でのダンス動画で、目まぐるしくセンターが入れ替わるあたりも見どころ。HiHi Jetsの場合、ローラースケートでのパフォーマンス動画も多いが、今回はじっくりと足先まで彼らの踊りを鑑賞できるだろう。

 また、2本目は8月に「Johnny's net オンライン」で配信された無観客ライブ『Summer Paradise 2020 俺担ヨシヨシ 自担推し推し 緊急特別魂』の会場で撮影したもので、バッチリと衣装を着たアイドル姿で登場。1分57秒頃からは、突如、猪狩蒼弥にラップパートを託された高橋優斗が「ウソでしょ~!?」と驚きながらも、慎重に歌詞を追っていく様子についつい笑ってしまう。ファンの間では「優斗のラップ、想像以上にグダグダで可愛い」「みんなが優斗を見守っている図が最高だね」「優斗、まともにラップ歌えてないけど、それを見て微笑んでるメンバーが愛しかった」と、好意的な声が上がっていた。再生回数は1本目が28万台、2本目は19万台(10月2日時点)。

 

 

 

 

少年忍者の「マジで泣ける」手紙企画が大好評、美 少年は浮所がBTS「Dynamite」をダンス!?【ジャニーズJr.チャンネル週報】

 ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、9月24日~30日公開の動画を注目度順にチェックします!

少年忍者の手紙企画、「涙が止まらない」「マジで泣けた」と大好評

 少年忍者の動画は、日本郵便株式会社のプロモーション「【本当の気持ち…】友情,夢,嫉妬…全てを手紙に」(28日)と、通常回の「【スクープトーク第3弾!後編】メンバーヘ告っちゃいます!」(30日)の2本が配信されている。1本目の参加者は、青木滉平、稲葉通陽、内村颯太、小田将聖、川崎皇輝、北川拓実、久保廉、黒田光輝、鈴木悠仁、田村海琉、平塚翔馬、檜山光成、元木湧の13人。メンバーに手紙を書いて“感謝の気持ち”を伝えるという趣旨で、高校を卒業した最年長組・平塚、青木、元木に加えて、中学生組の小田、田村、久保、稲葉が「おふざけなし」で手紙を準備していた。

 小田は過去の動画でも仲良しぶりを見せている北川へのメッセージをしたためたるなど、後輩から先輩に渡すパターンもあれば、切磋琢磨してきた同年代の仲間にお礼の言葉を述べる場面も。どれも思いのこもった内容となっていたが、特に後半で“涙腺崩壊”したファンも少なくないだろう。高校卒業組の手紙では、ジャニーズJr.の世界特有のリアルな悩みや葛藤を吐露しているのだ。

 青木は長らく活動をともにする檜山との関係について、「ずっとシンメ(シンメトリー)でやってきて、お互いうれしいことも、悲しいことも、一緒に共有してきたね」と振り返った上で、「最近はシンメでステージに立てないことも増えてきたけど、変わらずに檜山くんは俺にとって大切な存在です。俺一人で不安な時は、これからも支えてくれるとうれしいです!」などと、胸にしまっていた気持ちを届けた。読み手の青木は感情がこみ上げて詰まってしまい、檜山も感想を言えないほど大号泣。さらに、青木は「2人だけ出てない曲があったりとか、2人だけみんなと違う振りを踊ってたりとか。そういう経験を結構してきたんで……」「その分、感謝が大きいです」とコメント。こうした青木の愛ある言葉を受け止めた檜山は「マジで家宝。これは」と、大事そうに手紙を握りしめた。

 また、元木が同期の内村に向けて書いた手紙でも、Jr.活動でのつらい過去に言及。それぞれ、1年ほど「仕事がまったくない」という時期があったそうで、「俺はもうやめようかなと思ってたんですよ。野球をしていこうと思ってたんですけど。その時、颯太はどんなことを思ってそんな日々を過ごしていたのかなと、わからないけど。2015年~16年の初めて出た『ジャニーズワールド』のリハーサルに呼ばれて。そこで俺たちはチャンスだと思って、2人で必死にやってきたね。それから何回も出させていただけるようになって、本当に良かったね」と回顧。時にはシンメで踊る機会もあったものの、「颯太がだんだん前に行くようになって、俺は置いてかれてる気持ちに勝手になって、不安になって、その不安が嫉妬に変わって、正直ズルいと思っちゃいました」と当時の胸中を正直に明かした。

 続けて、元木は「でも、それは颯太がちゃんと努力して練習してきたから、その結果なんだと思って、それで負けたくないなと思って。だから、俺はスゴい必死に練習しました。颯太のおかげで、今の俺がいるんだと思います」と感謝。現在はCDデビューができるかどうか、先が見えない状況であり、今後はグループ編成が変わる可能性もあるだろう。元木は「これから、俺たちどうなっていくか本当にわからないけど、ずっと一緒にいれたらいいなと思っています」と、本音をぶつけていた。

 これを受けて内村も、仕事が入らなかった期間に「勉強でいこう」と決意したと語り、「湧とか友だちに、最後の『バイバイ』ぐらいは言おうかなと思って、最後のオーディションを受けたんですよ。受けて、受かったから今があるみたいな。だから、その時にオーディションに行って良かったなって思いました」と激白。こうして、ステージに立つことが当たり前ではない、選ばれし者や、実力を見せつけた者がステップアップしていくという、競争社会の厳しさが垣間見えた今回の動画。少年忍者メンバー間の深い絆を感じ、視聴後は胸がいっぱいになった人も多いのではないだろうか。

 ファンからは「少年忍者の動画で涙が止まらない……」「うちわくコンビの手紙、泣いた。そりゃ嫉妬しちゃうよね……でも、それをバネに頑張った湧くんは偉い!」「うちわく、本当に泣けた。『嫉妬してた』って言える関係性っていいね」「檜山くんと元木くんの手紙、マジで泣けた……彼らにしかわからないことって、たくさんあるんだろうね」と、感激の声が相次いでいる。

 2本目で印象に残ったのは、小田を溺愛する北川の名言だ。本来、ターゲットの秘密や知られざるエピソードを暴露する企画のはずが、北川は「俺がね、(小田と)出会って思ったことを今から言いたいと思います。まず、朝起きるじゃないですか。朝、起きて“あ、今日も地球上に小田将聖が存在しているんだ”。この時点で、幸せな毎日が確実に約束されてます!」と、なぜか自身の愛情をアピール。内村が「生きてることがファンサね」と“ファン心”を代弁した一方、唐突な告白に対し、小田はついつい赤面していたのだった。再生回数は1本目が34万台、2本目は12万台(10月2日時点)。

 26日に更新されたのは「美 少年【ゲーム企画】Jr.メンバーにあだ名をつけるはずが…大喜利に!」(再生回数は10月2日時点で37万台)。今回は、昨年3月公開の動画「【先輩ジャニーズに…】例えてナンジャモンジャ!」でTravis Japanが楽しんだカードゲーム「ナンジャモンジャ」のアレンジバージョン。本来の手法は、カードに描かれた“謎の生物”に名前を付けていき、そのカードが出た時に名前をいち早く叫んだ人がカードをゲットできるという、記憶力が重要な勝負だ。今回はカードのイラストではなく、「ジャニーズJr.チャンネル」の名場面を素材とし、美 少年メンバーが瞬時に名前を決めていく。

 さっそく始めると、「親指の角度11時」「歯並びがいいなぁ ハハァー」「オレ変顔もやります 渉くん」など見たままの表現が続出。また、先輩にあたるTravis Japanの写真に対しても容赦ない名付けをし、もはやバラエティ番組の「写真で一言ボケて」大会となっていた。7 MEN 侍・矢花黎のおちゃらけた表情を目にした浮所飛貴は「ヒゲ剃れ!」と、個人的なダメ出しも。そんな動画の中で、一部ファンは9分35秒頃の浮所の動きに注目。上半身だけで何やらダンスしているのだが、これはK-POPボーイズグループ・BTS(防弾少年団)の新曲「Dynamite」(8月21日発表のデジタルシングル)の振り付けではないかと、ネット上で指摘が入っていた。

 確かに、BTSの公式YouTubeチャンネル「BANGTANTV」に上がっている動画「'Dynamite' Dance Practice」(9月2日公開)を見ると、43秒頃からの踊りと酷似している。美 少年メンバーといえば、佐藤龍我のBTS好きはファンの間で広く知られており、昨年10月公開の「【奇跡の連続】現代版流鏑馬をやってみた!」内で、同グループの「Boy With Luv」のダンスを踊っている疑惑が話題となったこともあった。浮所も世界で注目を集めるBTSの楽曲をチェックし、影響を受けてダンスを練習していた可能性は高いだろう。

 Twitter上では「浮所くんがBTSの『Dynamite』を踊ってて大興奮! 龍我くんならわかるけど……やっぱり『Dynamite』ははやってるんだな」「浮所くん、美TubeでBTSの『Dynamite』踊ってる……? いろいろなエンターテインメントに触れているんだね」「浮所くん、『Dynamite』のサビをガッツリ踊ってたけど、BTS好きなの!?」と、ファンが盛り上がっていた。

 24日の動画は「Travis Japan【おバカはどっち!?】抜き打ちテストで学力を徹底調査!」(再生回数は10月2日時点で61万台)。今回は七五三掛龍也発信の企画で、7月2日公開の「【珍解答連発】七五三掛の学力テストは衝撃的!」について、「誕生日企画、俺の。勉強のテストやったじゃん。あれでね、俺だけバカみたいな感じになってるけど、俺以外も結構バカなの」「一番ヤバかったのはこの人(松田元太)」と、名指し。「実は俺よりヤバいんじゃないかな」と感じたそうで、松田の学力を知るために「抜き打ち学力テスト」を行うという。

 松田に小学1年生~3年生程度の問題を10問出題するが、本人は「小学生の時、鬼バチクソ成績良かったよ」と、自信満々。まずは、小学1年生の算数より「赤いボールが4個、青いボールが2個あります。ボールは合わせて何個ですか?」との例題が出ると、「舐めてんのか!!」と不機嫌になっていた。残るメンバーは、これを踏まえて松田の正解数を予想し、大外しした場合は出前で頼むお寿司をおごる罰ゲーム付き。青山学院大学卒業のインテリ・川島如恵留が当然のように出題側に回る一方、ほかの5人は松田と一緒にクイズに挑戦しているのだが……。

 松田の解答をイジり倒す展開になるかと思いきや、カンニング疑惑がたびたび浮上しながらも、言い出しっぺの七五三掛がある意味で活躍したほか、新たな“おバカ候補”も判明。今後もクイズ・お勉強企画が続いていくことを予感させる結末となっていた。Travis Japanの場合、こうした学力テストでもギスギスした雰囲気にならないのは、メンバーを温かく包み込み、この手の撮影で頼りになる川島の存在あってこそ成立しているのだろう。松田がどれくらい正解したのか、誰がお寿司の代金を支払ったのかは、ぜひ動画で確認してほしい。

 25日にアップされたのは「7 MEN 侍【インスタント】世界の麺を食べ尽くせ!」(再生回数は10月2日時点で20万台)。7 MEN 侍の“MEN”にかけて、世界のインスタント麺を食べ比べるという撮影だが、単純に6人で味わうわけではなく、ゲーム要素も盛り込んだ企画となっている。メンバーの手元には15枚のチップが用意されており、国旗や簡単なキーワードを聞いて、“食べたい”と思ったらチップを賭けるルール。チップは1度に7枚まで、多く出した上位2名だけが試食可能だ。

 オープニングで「美味しいものが出てくるという前提でいいんですよね?」(本高克樹)「自分の好き嫌いはあるかもしれない」(矢花黎)との会話があった通り、進めていく中で本人にとっての当たり・ハズレが明確に。少ないヒントをもとに勝負に出た結果、口に合わない味付けや、実は苦手な食材が使われていた……といったパターンも。例えば、パクチーが大嫌いな本高はベトナムの「フォーパクチー」をゲットしてしまい、「あちらの方が渋い顔してらっしゃいますが……」(矢花)と言われると「一番嫌いな食べ物1位がパクチーです」と告白。一口食べて「あ~……ごめんなさい」と、ギブアップした。

 本高といえば、グルメ企画ではいつも食欲旺盛で、メンバーに“デブキャラ”扱いされる場面もしばしば。この日も「美味しいものが出てくるという前提……」と確認した上で、ちゃっかり3杯目を獲得したにもかかわらず、最後に大嫌いなパクチーを引き当てるという、不運に見舞われてしまった。個人的に、これは“深夜に見てはいけない動画”の1つだと感じたため、視聴の際は注意が必要かもしれない。

 HiHi Jetsの動画は27日に「【ダンス動画】Fight Back (dance ver.)」と、29日に「『Eyes of the future』(Summer Paradise 2020)」がアップされている。1本目は、私服でのダンス動画で、目まぐるしくセンターが入れ替わるあたりも見どころ。HiHi Jetsの場合、ローラースケートでのパフォーマンス動画も多いが、今回はじっくりと足先まで彼らの踊りを鑑賞できるだろう。

 また、2本目は8月に「Johnny's net オンライン」で配信された無観客ライブ『Summer Paradise 2020 俺担ヨシヨシ 自担推し推し 緊急特別魂』の会場で撮影したもので、バッチリと衣装を着たアイドル姿で登場。1分57秒頃からは、突如、猪狩蒼弥にラップパートを託された高橋優斗が「ウソでしょ~!?」と驚きながらも、慎重に歌詞を追っていく様子についつい笑ってしまう。ファンの間では「優斗のラップ、想像以上にグダグダで可愛い」「みんなが優斗を見守っている図が最高だね」「優斗、まともにラップ歌えてないけど、それを見て微笑んでるメンバーが愛しかった」と、好意的な声が上がっていた。再生回数は1本目が28万台、2本目は19万台(10月2日時点)。

 

 

 

 

竹内結子さんを偲び、思い出を語る。「竹内結子がいればこの作品は完成する」と信頼された稀有な俳優

 竹内結子さんの突然の訃報を、まだ受け入れられない人は多いと思います。エンタメ記者として竹内さんのデビュー当初から何度も取材を重ねてきたアツもその一人。故人を偲び、思い出を綴ります。

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 皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!

 9月27日未明、女優の竹内結子さんが40歳の若さで亡くなられました。所属事務所のスターダストプロモーションの公式サイトで、9月30日に家族葬が営まれたとの発表があり、「あ〜、やっぱり本当なんだ」との思いを強くしたのだけれど、でもでもまだ信じられないという気持ちでいっぱいです。あの屈託のない笑顔がもう見られないなんて。

 彼女が女優として、また一人の人間としてどれだけ愛されていたか。スターダストが発した「竹内結子は弊社にとって、永遠にかけがえのない大切な所属女優であることに変わりありません。これからもその存在に寄り添っていく所存でございます」のコメントでも分かるように、本当に誰からも愛されたチャーミングで優しい唯一無二の素敵な素敵な女性でした。

「映画くらい、ちゃんと一人で行けますよ〜」
 アツが初めて結子ちゃんを単独インタビューしたのは1998年に放送された連ドラ『凍りつく夏』(読売テレビ制作・日本テレビ系)に出演された時のこと。その当時“売り出し中の気になる若手女優さん”を何人か取材していたのだけど、まだ18歳だった幼顔の結子ちゃんは若さゆえに頬が若干ふっくらしていて、テレビで見ていて正直「売れるのかしら?」と思っちゃって半信半疑のまま、取材に向かったのを覚えているわ。

 インタビューは東京・恵比寿のスターダスト内の一室で行われ、カメラマンも「どんな子だろ?  大丈夫かな?」なんて心配しながら撮影スタンバイを始めてね。というのも、ドラマでは影のある役柄を演じていたから「もしや暗い子?  だったらどうしよ?」と不安になりつつ準備をしていたからなの。だけどそこへ、カラッとした明るい響く声で「 お待たせしましたぁ」と言いながら入ってきたのが結子ちゃん。

 一目見て「何だ? この透明感のある可愛い子は?」とびっくり仰天しちゃって。さっきまで言いたい放題だった自分たちのことは棚に上げ、急転直下「やだ、ちょっとテレビ写りが悪いだけじゃない?  こんな美人は滅多に出て来ない。絶対売れる!」と確信しちゃって、いきなり応援団に大変身。一瞬で射抜かれて魅了されるとはこのこと。初めて会ったその日からすっかりマルっと“竹内結子推し”になったの。

 初対面時はまだ未成年だったのにハキハキと明朗快活に話してくれて、とにかくボキャブラリーが豊富で、どんな問いに対しても的確な答えを返していって。何より大きな声で何でも明るく「アッハッハ」と笑い飛ばしていく姿が豪快で印象的で、好きにならずにはいられないキャラクターだったのよ。

 そういえば初めてインタビューをして、少し経った頃だったか。もうかなり結子ちゃんの顔と名前が世間に知られてきていた時だったのだけど、偶然にも恵比寿のカフェで結子ちゃんと遭遇したの。

 アツたちは街で女優さんやタレントさんたちと会っても話しかけず、目が合っちゃったら会釈ぐらいはするけど、基本はスルーを心がけているのね。だから後からお店に入ってきて窓際に座った彼女を見かけて「あ、結子ちゃんだ 」と思ったんだけど、資料に目を通していたアツは知らんぷりしてそのままお茶していたわけ。

 だけど、目ざとく見つけてくれたのは彼女で、ふわりといい匂いをさせながら目の前の席へ。「あれ〜、どうしたの?」と聞くと「今日は事務所で打ち合わせがあって。映画を見るまで時間があったから」とのことで、これから見たかった映画を見に行くと言うの。人気が出てきたこんなにも可愛い若手女優がたった一人で映画に行くと聞いて、心配してつい「大丈夫なの?」と聞いたら「映画は一人で見るものだし、ちゃんと一人で行けますよ。友達と時間が合わない時も多いし。それとも一緒に行きます?  でもこれからお仕事でしょ?」と言い当てられちゃった。テーブルの上には今からインタビューする人の資料が並んでいて、それを素早く発見して察知したのね。

 それからしばし「大好きな女流作家の話」で大盛り上がり。年齢も職業も何もかもが違う10代の女優さんと好きな作家、それも女流作家が同じだったなんて。まぁよくある話かもしれないけど、結子ちゃんが目をキラキラさせて「〇〇さんの新作がすごくよかった」なんて話してくれて、「あ、まだ読んでない」とか「これは読んだ?」とか「最近、〇〇さんの本を読み始めたらハマっちゃって 」とか、もう女子会ノリで話し込んじゃって、本当に楽しくてね。あやうく次の取材に遅れそうになっちゃったぐらい。

「若いけど“姉さん”って感じで、すごく頼れる可愛い人」
 あれから何度も何度もインタビューをさせていただきました。ドラマや映画に出演すれば折に触れ取材に行ったけど、彼女はいつどんな時も変わらず、丁寧に受け答えをしてくださって。どんどん売れっ子になって、実力をつけて演技派女優と呼ばれるようになっても、姿勢はいつも同じ。演じる役について深く掘り下げていって、真摯に取り組んでいて。

 共演者の皆さんやスタッフにもさり気ない気配りをしていて、決して驕り高ぶることなく。彼女がいる現場はパッと明るくなって笑い声が聞こえてきて、相手役の俳優さんたちからも「若いけど“姉さん”って感じで、すごく頼れる可愛い人だよ」と評判でね。たとえばちょっと面倒臭いと言われるいわく付きの俳優さんが共演者として名を連ねていても、その人だって「竹内結子がいればこの作品は完成する」と断言していたくらい。仕事仲間みんなから信頼されていた数少ない女優さんだったの。

 誰に対しても裏表なく接してくださって、まさに「凛とした女性」で「凛々しい女優」で、そして「家族思いの愛に溢れた優しい母親」だったと思う。11月生まれのご長男の成長を喜びつつ、毎年、家族で行きつけのレストランでお誕生日のお祝いをするのが楽しみだって言っていたのが昨日のよう。ううん、もうやめよう。後ろ向きなことを言ったら怒られちゃうもんね。

 結子ちゃんとたわいもない女子トークをした思い出は生涯、忘れません。今はどんな表現も似つかわしくないような気もするし、綴る言葉もこれ以上は何も見つからないけれど、どうかゆっくり休んでね。何事にも全力疾走&全力投球して、誰より頑張ってきたんだから。貴女がいてくれただけで……もう、その存在に感謝よ。感謝しかないわ。竹内結子という女優はみんなの心の中で必ずやずっとずっと生き続けるだろうしね。

 本当にどうもありがとう、結子ちゃん。いずれ私たちの大好きな女流作家さんの新作、持っていくから待っててよ。感想、また聞かせてね。

カテゴリー: 未分類

竹内結子さんを偲び、思い出を語る。「竹内結子がいればこの作品は完成する」と信頼された稀有な俳優

 竹内結子さんの突然の訃報を、まだ受け入れられない人は多いと思います。エンタメ記者として竹内さんのデビュー当初から何度も取材を重ねてきたアツもその一人。故人を偲び、思い出を綴ります。

ーーー

 皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!

 9月27日未明、女優の竹内結子さんが40歳の若さで亡くなられました。所属事務所のスターダストプロモーションの公式サイトで、9月30日に家族葬が営まれたとの発表があり、「あ〜、やっぱり本当なんだ」との思いを強くしたのだけれど、でもでもまだ信じられないという気持ちでいっぱいです。あの屈託のない笑顔がもう見られないなんて。

 彼女が女優として、また一人の人間としてどれだけ愛されていたか。スターダストが発した「竹内結子は弊社にとって、永遠にかけがえのない大切な所属女優であることに変わりありません。これからもその存在に寄り添っていく所存でございます」のコメントでも分かるように、本当に誰からも愛されたチャーミングで優しい唯一無二の素敵な素敵な女性でした。

「映画くらい、ちゃんと一人で行けますよ〜」
 アツが初めて結子ちゃんを単独インタビューしたのは1998年に放送された連ドラ『凍りつく夏』(読売テレビ制作・日本テレビ系)に出演された時のこと。その当時“売り出し中の気になる若手女優さん”を何人か取材していたのだけど、まだ18歳だった幼顔の結子ちゃんは若さゆえに頬が若干ふっくらしていて、テレビで見ていて正直「売れるのかしら?」と思っちゃって半信半疑のまま、取材に向かったのを覚えているわ。

 インタビューは東京・恵比寿のスターダスト内の一室で行われ、カメラマンも「どんな子だろ?  大丈夫かな?」なんて心配しながら撮影スタンバイを始めてね。というのも、ドラマでは影のある役柄を演じていたから「もしや暗い子?  だったらどうしよ?」と不安になりつつ準備をしていたからなの。だけどそこへ、カラッとした明るい響く声で「 お待たせしましたぁ」と言いながら入ってきたのが結子ちゃん。

 一目見て「何だ? この透明感のある可愛い子は?」とびっくり仰天しちゃって。さっきまで言いたい放題だった自分たちのことは棚に上げ、急転直下「やだ、ちょっとテレビ写りが悪いだけじゃない?  こんな美人は滅多に出て来ない。絶対売れる!」と確信しちゃって、いきなり応援団に大変身。一瞬で射抜かれて魅了されるとはこのこと。初めて会ったその日からすっかりマルっと“竹内結子推し”になったの。

 初対面時はまだ未成年だったのにハキハキと明朗快活に話してくれて、とにかくボキャブラリーが豊富で、どんな問いに対しても的確な答えを返していって。何より大きな声で何でも明るく「アッハッハ」と笑い飛ばしていく姿が豪快で印象的で、好きにならずにはいられないキャラクターだったのよ。

 そういえば初めてインタビューをして、少し経った頃だったか。もうかなり結子ちゃんの顔と名前が世間に知られてきていた時だったのだけど、偶然にも恵比寿のカフェで結子ちゃんと遭遇したの。

 アツたちは街で女優さんやタレントさんたちと会っても話しかけず、目が合っちゃったら会釈ぐらいはするけど、基本はスルーを心がけているのね。だから後からお店に入ってきて窓際に座った彼女を見かけて「あ、結子ちゃんだ 」と思ったんだけど、資料に目を通していたアツは知らんぷりしてそのままお茶していたわけ。

 だけど、目ざとく見つけてくれたのは彼女で、ふわりといい匂いをさせながら目の前の席へ。「あれ〜、どうしたの?」と聞くと「今日は事務所で打ち合わせがあって。映画を見るまで時間があったから」とのことで、これから見たかった映画を見に行くと言うの。人気が出てきたこんなにも可愛い若手女優がたった一人で映画に行くと聞いて、心配してつい「大丈夫なの?」と聞いたら「映画は一人で見るものだし、ちゃんと一人で行けますよ。友達と時間が合わない時も多いし。それとも一緒に行きます?  でもこれからお仕事でしょ?」と言い当てられちゃった。テーブルの上には今からインタビューする人の資料が並んでいて、それを素早く発見して察知したのね。

 それからしばし「大好きな女流作家の話」で大盛り上がり。年齢も職業も何もかもが違う10代の女優さんと好きな作家、それも女流作家が同じだったなんて。まぁよくある話かもしれないけど、結子ちゃんが目をキラキラさせて「〇〇さんの新作がすごくよかった」なんて話してくれて、「あ、まだ読んでない」とか「これは読んだ?」とか「最近、〇〇さんの本を読み始めたらハマっちゃって 」とか、もう女子会ノリで話し込んじゃって、本当に楽しくてね。あやうく次の取材に遅れそうになっちゃったぐらい。

「若いけど“姉さん”って感じで、すごく頼れる可愛い人」
 あれから何度も何度もインタビューをさせていただきました。ドラマや映画に出演すれば折に触れ取材に行ったけど、彼女はいつどんな時も変わらず、丁寧に受け答えをしてくださって。どんどん売れっ子になって、実力をつけて演技派女優と呼ばれるようになっても、姿勢はいつも同じ。演じる役について深く掘り下げていって、真摯に取り組んでいて。

 共演者の皆さんやスタッフにもさり気ない気配りをしていて、決して驕り高ぶることなく。彼女がいる現場はパッと明るくなって笑い声が聞こえてきて、相手役の俳優さんたちからも「若いけど“姉さん”って感じで、すごく頼れる可愛い人だよ」と評判でね。たとえばちょっと面倒臭いと言われるいわく付きの俳優さんが共演者として名を連ねていても、その人だって「竹内結子がいればこの作品は完成する」と断言していたくらい。仕事仲間みんなから信頼されていた数少ない女優さんだったの。

 誰に対しても裏表なく接してくださって、まさに「凛とした女性」で「凛々しい女優」で、そして「家族思いの愛に溢れた優しい母親」だったと思う。11月生まれのご長男の成長を喜びつつ、毎年、家族で行きつけのレストランでお誕生日のお祝いをするのが楽しみだって言っていたのが昨日のよう。ううん、もうやめよう。後ろ向きなことを言ったら怒られちゃうもんね。

 結子ちゃんとたわいもない女子トークをした思い出は生涯、忘れません。今はどんな表現も似つかわしくないような気もするし、綴る言葉もこれ以上は何も見つからないけれど、どうかゆっくり休んでね。何事にも全力疾走&全力投球して、誰より頑張ってきたんだから。貴女がいてくれただけで……もう、その存在に感謝よ。感謝しかないわ。竹内結子という女優はみんなの心の中で必ずやずっとずっと生き続けるだろうしね。

 本当にどうもありがとう、結子ちゃん。いずれ私たちの大好きな女流作家さんの新作、持っていくから待っててよ。感想、また聞かせてね。

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アパレルブランドのジュエリーが、まさかの20万超え!? 「1,500円オフ」のクーポンにつられた買い物狂いの悲しき性分


――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

 これまで1,300万円以上の金をジュエリーにぶっこんできた千葉N子。当時は華奢なジュエリーが好きで、「わあ、お姫様の手だわ~」なんて一人ではしゃいでいたのですが、先日、ネットでファッションチェックをお願いしたところ、こんな意見が返ってきました。

「千葉さまには太くて重いアクセサリーが似合います。華奢なアクセサリーは似合いません。華奢なアクセサリーが似合う方は、フェイスパーツがあっさりした人(小さかったり、色素が薄かったり)、骨が細く、肌質が柔らかめの人(骨格タイプウェーブ)です。千葉さまのボディラインは痩せれば痩せるほど骨感が目立ち、素材感のあるアクセサリーが似合いやすくなるので、華奢なアクセサリーが似合うようにメイキングするよりも、他の部分で華やかさを出す方向で考えられた方が良いかと思います』

 NOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!! 痩せたところで華奢なアクセサリーが似合わないだなんて……ううっ、ひどいよお、ひどいよお!! けれど、確かに私、ジュエリーを付けていて「すごい似合うなあ」と感じたことはあまりなかったんですよね……。というのも、私の持っているジュエリーは華奢で繊細なので、大柄な私がつけてもあまり目立たないのです……。

 そもそも、私の好きなスタイリストさんは皆、総じてインパクトのあるバングルやリングをつけています。

「パリに出かけたときにふらりと入ったお店で一目ぼれして購入しました☆」みたいなヤツ!! エピソードからしてかっこいいヤツ!! そして、価格はそんなに高くないヤツ~~~~!!!!!!!!

 私はちょっとずつ考えを改めました。

 私のジュエリーの旅は終わったと思っていたけれど、アクセサリーなら解禁してもいいのかもしれない。安価なアクセサリーなら。そしてそれが私に似合うインパクトのあるものなら、さらっとTシャツを着た時にはめる用に買い足しても良いかもしれない、と。

 早速、私はオシャレなスタイリストさんの本を引っ張り出し、「アクセサリーは服屋で買うことが多いですね。服屋ならそのブランドの服のテイストに合ったアクセサリーが置いてありますし、あまり人に知られていないものを買えますよ」という言葉に勇気をもらい、人気アパレルブランドを多数展開する「ベイクルーズ」の公式サイトに突撃しました。目指すは「ドゥーズィエムクラス」!

 オシャレな服を扱っているあのブランドなら、きっとそれほど高くもなく、イイ感じのアクセサリーが見つかるはず! 早速、ドゥーズィエムクラスのページを開くと、オシャレなスナップがいっぱい目に飛び込んできました。

「お、かっこいい!」

 私が気に入ったのは、「AGMES DIONブレスレット」と「AGMES CLIFF CUFF」というバングル。この2つを重ね付けしているスナップ写真がso coolだったのです!

 へえ~、重ね付けっていいなあ。2つ買おうーっと。お値段は……ブーー!!!! 19万4,700円!?!?!?!?!? 服屋のアクセサリーだと舐めてかかっていたら、まさかのお値段。バングルが11万弱でブレスレットが8.5万円。ううううん……、素材は……シルバー。シルバーねえ……。シルバーでもごついデザインだとけっこうするんだなあ……。

 しかし、「高えよ」と思う一方で、高額商品好きな私の脳みそは「オラ、ワクワクすっぞ!」と喜んでいました。そう、私の脳は、高くて手に入れづらそうなものを見ると、『ドラゴンボール』(集英社)の悟空が未知の敵に出会った時のようにテンションが上がるのです。高いものほど、手に入れたときの脳汁がブシャーっと出るのよ……へへ。

 カードの残り枠っていくらあったっけ……、確か20万円くらいだったなあ……。このアクセサリー2個買ったっつら、もう月末までカード使えない。ていうか、あたい、カード使用額200万円全額使ってるってマジで大丈夫なの……?(いや、大丈夫ではない)

 私はブルブル震えながら、一度サイトを閉じました。よくないよくない。こうして衝動買いして、あとになって10回払いとか12回払いとか苦し紛れにやるから、毎月毎月カードの支払額がバカみたいな値段になるのよ……。やめましょう。今度ばかりはやめましょう、うん。

 しかし、数時間後。あほな私はまたもやベイクルーズのサイトを開いてしまいました。すると……、「くじを開催しています!」とのこと。

 何気なくポチってみると、「1,500円オフ」のクーポンが当たってしまいました。うぐう……!! 1,500円オフクーポン!!!! しかも4日間しか使えない!! これは……これは神が「買いなさい」と言っているゥゥゥゥゥゥ!!!!!!

 そんなわけで今月も私は20万円の衝動買いをしてしまいました……。カードの内訳を見てみると、洋服で10万円。ほかこまごまとしたものに10万円も使っている……。そこに今回の20万円也。こ、これが買い物依存症ってヤツか……!! 今月はまだあと13日。何も買わずに済めばいいけど……、ってもう使えるお金がゼロなんだった……。

認知症の父は「まったく怒らず、子どものよう」だと語る娘……「ムカつくけど一緒に過ごす」と決めた思い

“「ヨロヨロ」と生き、「ドタリ」と倒れ、誰かの世話になって生き続ける”
――『百まで生きる覚悟』春日キスヨ(光文社)

 そんな「ヨロヨロ・ドタリ」期を迎えた老親と、家族はどう向き合っていくのか考えるシリーズ。

 三井麻美さん(仮名・31)は高校生のときに、まだ52歳だった父、義徳さん(仮名)が若年性アルツハイマー病と診断された。徘徊して毎回警察のお世話になり、警察からもご近所からも怒られる。自治体に相談しても解決法は示されず、義徳さんを受け入れてくれる施設も見つからなかった。

(前回:父が行方不明になって警察へーー「今どこにいるかわからない」逆探知でようやく見つけた姿は……

いつか私のことも忘れられてしまう

 義徳さんの徘徊で大変な思いをしながらも、7年も在宅介護ができたのは、義徳さんが穏やかだったからだと顧みる。

「もともと、怒りっぽい人ではありませんでした。最初のころは病院から処方された、病気の進行を遅らせる薬を飲んでいましたが、飲むと急にキレてモノに当たるようになり、飲ませるのをやめたのです。それからはまったく怒ることもなく、身体レベルも落ちず、穏やかで子どものよう。家族のこともわかっていました。問題が起きると、家族で『こんなことがあった』と話したり、父のことを知っている友人に話を聞いてもらったりしたので、ストレスをため込むこともありませんでした」

 病気だとわかるまでは、「またおかしなことを言ってる」「なんでこんなこともできないの?」と義徳さんを責めたり、顔も見たくないと思ったりしたこともあった。

「でも、病気とわかってからは、話が通じなくてイライラすることはあっても、いつか私のことも、家族のことも忘れてしまうという思いがずっと心にあり、少しでも思い出に残ることをしたいと考えるようになったんです。だからムカつくけど、海に行ったり、ドライブしたりして、父と一緒に過ごすようにしていたんだと思います」

 当時の携帯には、変顔をする義徳さんの写真がたくさん残っている。

 在宅介護が7年過ぎて、ようやく義徳さんを受け入れてくれる施設が見つかった。知り合いの紹介で、隣県の特別養護老人ホームに入居できることになったのだ。そこは自宅から、高速に乗っても1時間半かかる場所だった。

 義徳さんは「施設に入る」ということがまったく理解できていないようで、入所した日、母の典子さん(仮名・63)とともに帰ろうとして、ロックされた扉を壊してしまったという。

 それは、麻美さんの結婚式1カ月前のことだった。くしくも、と言っていいのだろうか。

「父は、結婚について理解していませんでしたし、私の彼氏という認識もなかったと思います。娘の私としてはバージンロードを一緒に歩きたかったし、ウエディングドレス姿も見せてあげたかった。それまで父は家族のこともわかっていたし、身体的にも普通に生活できるレベルでしたが、これからもずっと在宅で介護するとなると限界はある。寂しい反面、ホッとしたのも正直なところです」

 認知症の父の存在は結婚の障壁にはならなかったのだろうか。酷な質問だとは思いつつも、聞いてみた。

「私と旦那さんの実家は、偶然にも徒歩1分圏内の場所にあるのですが、学区が違うので家族どうしの付き合いもなかったんです。でも父はご近所を徘徊していたので、旦那さんの実家にも頻繁に行っていたそうです。多分面識はなかったのですが、私から旦那さんを通じて話が行っていたので、旦那さんの家族は理解してくれていたようでした。ご迷惑だったとは思いますが、結婚に関しても反対されることもなく、父が施設に入ってからも、父の心配をしてくれていました」

――続きは10月11日公開

 

“女性器えぐり取り”殺人犯の告白……「あそこがあるから自分も苦しむ」男を二度寝取られた女【神奈川“阿部定”イズム殺人事件:後編】

 昭和11(1936)6月21日、神奈川県都筑郡二俣川村(現:横浜市地区)。あまりにも有名な阿部定事件の翌月に起こった殺人事件は、「神奈川のグロ殺人」「お定を逆に」「怪奇!開かずの家で多情の老婆惨殺さる」などと新聞でセンセーショナルに報じられた。金子みつ(63)の顔面は鈍器のようなもので殴られ、下半身は鋭利な刃物でえぐり取られていたのだ。

 みつには別居中の夫がいたが、夜になると入れ替わり立ち替わり、みつの家に男たちがやってきていたという。このため最初に疑われたのは、生前のみつと関係のあった男たちだった。

(前編:63歳の“えぐり取られた女性器”――惨殺された「多情な老婆」、男たちとの肉体関係

空振りが続く捜査

「みつと特殊な関係にあったといわれる村民五名を召喚 取調を進めている」(当時の新聞記事)

 村内の若者から老人まで、みつと肉体関係のあった男たちが次々と取り調べを受ける事態となり、「次はうちの亭主や息子が警察に連れて行かれるのではないか」と村の女性たちは戦々恐々としていたという。

「グロ殺人の容疑者追求 容疑者中の同村男性を最も有力なものとして追及を開始したが今のところ凶行当夜とされる十六日夜のアリバイが立っていない」(同)

 追及を行ったのは、阿部定事件の記憶が鮮烈に残る中での類似事件とあり、男女間の痴情の線に引きずられすぎていたのだろうか。

 それでも捜査は進展しない。空振りの取り調べが続いていた捜査本部のもとに「近所の農業・杉本某(60)をめぐり、みつと口論していた女がいる」という目撃情報が寄せられる。任意取り調べの末に犯行を自供したのはみつの知人、59歳の鈴木よねだった。

10年前から男を取り合っていた、みつとよね

 よねは夫と6人の子どもたちと暮らす、髪結の仕事を持つ女だ。みつとは、事件の10年以上前に、近くの51歳の男性と親しくなったが、みつがこの男性に手を出したので喧嘩になった。その後、よねが杉山と肉体関係になったところ、今度もみつが杉山と親しくなり、杉山の気持ちがよねから離れていったのだという。

 単純な痴情のもつれというよりも、男関係をめぐり女の嫉妬が起こした暴走だった。一度ならず二度までも、意中の人を奪われたよねは、怒りに駆られた。夕食を共にするふりをして、みつの自宅に赴く。そしてこう言い向けた。

「二度もこんなことをするなんて人情知らずだね」

 ところがみつは、こう言い返した。

「自分の体で自分が自由にするならいいじゃないか」

 自分が好意を抱いた男に、自分の意思で近づき、良い仲になっただけであり、よねにとやかく言われる筋合いはない……みつはそう思ったことだろう。

 しかし、この一言によって、よねの嫉妬はさらに燃え、怒りの導火線に火がついた。

 玄関口に戻り、そこにあった拳大の石ころを手に取って再び六畳間にいるみつに駆け寄り、顔面を殴りつけたのだ。殴打は一度では止まらなかった。謝り逃げようとするみつを追いかけ、今度はその後頭部を二回、殴打。とうとうみつは絶命した。

 それでも怒りが収まらないよねは、石を投げ捨て、今度は台所にある菜切包丁を手に取った。そして、仰向けに倒れて亡くなっているみつの着物の裾をめくりあげ、「男が殺したように見せかけるため」(当時の新聞記事より)あらわになった女性器に包丁を突き立て、無残にも下腹部をえぐり取ったのだった。

 さらに、これを持ったまま戸外に出て、敷地内の井戸に投げ込んだ。警察が捜索しても見つからなかった下腹部は井戸に投げ棄てられていたのだ。

 まもなく変わり果てたみつの姿を、近所の者たちが発見し、新聞に「グロ事件」「お定事件の逆」と大きく報道される事態になりながらも、よねは素知らぬ顔で、夫と6人の子どもたちとの生活を続けていた。

「おみつさんのあそこがあるから自分も苦しむ」

 63歳のみつ、59歳のよね。彼女たちのもとへ足繁く男たちが通い、愛欲に溺れる日々。よねは幾度もみつに男を奪われ、悪感情を募らせた。一方、よねが言うには、みつもよねを意識していたようだった。

 逮捕当時の供述によれば、

「自分の髪結仕事の邪魔をするために、みつが他から髪結を連れてきた」
「近所の男の家に入浴に赴いた際に顔をあわせると恐ろしい目つきで睨みつけられた」

など、互いに嫉妬心を抱き合う関係だったこともうかがえる。

 よねは逮捕後にこう語っていたという。

「おミツさんのあそこがあるから自分も苦しむようになった。東京の阿部定事件が新聞に出ていたので思いついたのです」

 みつの下腹部をえぐり取る残虐な行為は、やはり阿部定事件をヒントにしていた。

 しかし、定のように懐に抱きかかえて時折口に含むことはなく、みつのあそこは井戸に投げ棄てられた。その井戸水は、葬式などに来た村人たちが何も知らずに盛んに飲んでいたという。

<参考文献>
・「朝日新聞」昭和11年6月
・「アサヒ芸能」(徳間書店)2012年3月
・『明治・大正・昭和事件犯罪大辞典』(東京法経学院出版)