小島慶子、夫への言動は“モラハラっぽい”!? 「私のお金」発言に感じた“彼女の本音”

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます

<今回の有名人>
「今のように私のお金はあてにできなくなるから」小島慶子
ウェブサイト「OTEKOMACHI」インタビュー(12月24日)

 人の本音は言葉に表れると信じている人は多いのではないだろうか。もちろん、それに異論はないが「言葉なら、いくらでも繕える」という部分もある。偽らないその人の本音が表れるもの、それはカネに対する態度もしくは行動ではないだろうか。

 例えば、眞子さまとの婚約を延期中の小室圭氏。2017年12月26日号の「週刊女性」(主婦と生活社)が、小室氏の母親と元婚約者X氏との間に400万円の金銭トラブルが起きていることをすっぱ抜いた。これがきっかけで、国民の間に「眞子さまは小室家に嫁いで大丈夫か」という議論が起こり、因果関係は不明だが、宮内庁が18年にご婚約・ご結婚の延期を発表した。「女性自身」(光文社)の取材に答えた国際弁護士・清原博氏によると「X氏には借用書もないそうですし、裁判で勝てるなんの保証もありません。話し合いでの解決を模索するほかないでしょう。小室さん側が400万円はあくまで贈与だと主張し続けるならば学費や生活費を支援してもらったことへの謝礼という意味合いで誠意を示してもらうしかありません。返済ではなく、和解金や解決金という名目であれば、400万円の一部を小室さん側に支払うのが現実的な解決法だと思います」という。

 となると、小室氏側はX氏と話し合って、ある程度のお金を“お支払い”すればいいわけだが、そのような動きの気配はない。19年12月5日号の「女性自身」では、小室氏の代理人を務める弁護士が、眞子さまと小室氏について「普通にお付き合いされている男女と同じぐらいの頻度では、連絡を取り合っているようです」とコメントしている。小室氏の行動から推測するに、彼は「眞子さまと結婚する意志は変わらないが、金銭トラブルを解決する(カネを払う)気はない」と見ることができるだろう。そこからは、小室氏のなんとも自分本位な本音を窺い知ることができる。

◎小島慶子の言う「エア離婚」は、男女平等に反する?

 言葉だけでなく、カネに対する態度で、その人の本音を分析できるのではないか――元TBSアナウンサー・小島慶子が、読売新聞の運営するウェブサイト「OTEKOMACHI」で明かした「エア離婚」を知った際も、私はそう思った。「エア離婚」とは、子育てが終わったら離婚することを前提とした夫婦が、同居生活を送ることを指すのだという。

 インタビューによると、小島が長男を出産し、産後クライシスに陥ったとき、夫は「人道的にありえないこと」をした(ありえないことが何を指すのかは、明かしていない)という。しかし、小さな子どもを育てなければなかったので、小島は必死でそのことを忘れようとした。6年前、夫が仕事を辞めたことを機に、小島家はオーストラリアのパースに移住。夫は専業主夫となり、小島は東京にやってきて仕事をするというスタイルを取ることにしたそうだ。

 そんな小島だが、次第にお子さんの子育てにも手がかからなくなり、一家の大黒柱として働くようになったことで「お前、だいたい、あんなことしやがって」と夫への怒りが噴出し、関係をあらためて考えるようになったという。そこで、「子育てが終わった時点で離婚したいと思っていることを理解してほしい」と夫に訴え続け、夫も納得してくれたそうだ。なお、現在のところ、法的な手続きはしていないので、家族の形に変わりはないとのこと。

 出産後の夫の仕打ちで、離婚を考えるという話はよく聞くし、「許せない」という感情は理屈ではないから、許す必要もない。エア離婚も法的な離婚もありだろう。しかし、ちょっと疑問に思うのだが、このエア離婚、そこに発生するカネの話を踏まえると、小島が常日頃掲げる「男女平等」には反しないのだろうか?

◎小島慶子のモラハラっぽさとは?

 『直撃!シンソウ坂上』(フジテレビ系)が、小島のオーストラリア生活に密着したことがあった。その際、小島の長男が「『行ってみたらどうかな』という提案の時点で、ママがものすごく気合が入っているのがわかったから、多分行くんだろうなと思った」と、移住が小島主導であると明かしていた。お子さんたちは、オーストラリアの生活に適応できて学生生活を楽しんでいるようだが、小島の夫は、そうでもないらしい。オーストラリアにやって来た当初、英語が苦手なので、学校の先生からのメールの意味がわからず、面談をしても先生の言っていることがわからない。毎日不安で「今でもずっと落ち込んでいる」とも話していた。それに対し、小島は自分一人で家族を養わなくてはいけないプレッシャーと孤独を感じていたとし、「『何で仕事辞めたの!?』とか、『本当にあなたが仕事を辞めたから、怖くてしょうがないんだけど』とか言っちゃったんだよね」と語っていたのだ。

 公務員や国家資格保持者のように食いっぱぐれのない職業ならともかく、女性一人で家族を養っていくのは、ものすごいプレッシャーだろうと想像がつく。しかし、その一方で素朴な疑問がわく。夫に働いてほしいのなら、オーストラリアに行かない方がよかったのではないか? 確率で考えるのなら、日本にいた方が仕事は見つけやすいと思うのだ。

 さらに言うと、小島家のオーストラリア生活の要は、夫が専業主夫で子どもの面倒を見ることではないだろうか。海外だと学校の仕組みも違うし、言葉も生活習慣も異なる国にやって来た子どもの精神的なケアも欠かせない。信頼している人が子どもを見てくれているという安心感があればこそ、小島も日本で仕事ができるのではないだろうか。夫が日本で再就職する可能性を摘んで、オーストラリアにやって来たわけだから、夫を責めるのはお門違いではないかと感じる。

 「OTEKOMACHI」のインタビューで、小島は夫に「数年後、実際に離婚することになったら、今のように私のお金はあてにできなくなるから、自立の手段を考えておいてください」と言ったと話していたが、民法的にはアリでも、「私のお金」という言い方もどうだろうと思ってしまう。男女を逆にして考えてみると顕著になるが、男性が専業主婦の女性に対して、給料を「オレのカネ」と言ったら、モラハラっぽくないだろうか。小島はウェブサイト「日経DUAL」のエッセイで「地位や収入に関係なく『平等』があるって知らないなら、それって暴力じゃないか?」と書いているそばから、収入はない(ただし、家事や育児を担っている)夫を下に見て、平等に扱っていないように感じられる発言をしているのである。

 離婚に備えて、夫に自活の道を探せと言うのは、「準備期間は長いに越したことがないのだから、親切心によるものだ」と思う人もいるかもしれない。しかし、異国の地で英語が得意でもない、そう若いとも言えない人が仕事を探すのは相当な苦労が予想される。かといって、子どもがいるから日本に帰って、職探しもできない。そうなると夫は、「離婚されないため」に、小島の顔色を窺って過ごすしかなくなるのではないか。考えれば考えるほど、小島の行為はモラハラっぽく感じられる。男女平等実現のために、女性の人権が軽視されている現状を訴えてきた小島だが、夫へのこの仕打ちから考えると、女性の人権を考えているというより、自分が被害者意識を持ちやすく、自分を傷つけた人には復讐しなければ気が済まない人に見えて仕方ない。

◎小島慶子は永遠の乙女ではないか

 昨年、小島は『幸せな結婚』(新潮社)を上梓し、ニュースサイト「ハフポスト」の取材を受けている。その中で、小島は夫が仕事を辞め、収入が少なくなった時に「自分の中にあったすごく保守的な男性観が、正体を現したんです」と話している。具体的に言うと、「夫がちょっと高い髭剃りとか買おうものなら『買ってあげる』と言ったり」「結局、(自分の中に)働かない男性を見下す気持ちがあったんですね。思っていたような、進歩的な女じゃなかったんだなと、ショックでした」と語っているのだ。

 そうか、今頃気づいちゃったのかというのが、私の感想だ。進歩的な女は、女子アナにはなろうとしないし、なれないというのが私の意見だ。幅広い層が視聴するテレビでは、多くの人に好かれる必要がある。よってテレビ局が、育ちと見た目と頭がよく、口ではどうこう言っても、根がすれていない保守的なお嬢さんであることを女子アナに求めるのは当然のことだし、恵まれている自覚と実績がなければ、女子学生も女子アナ試験を受けないだろう。経済力のある男に媚びるのが嫌だから、高収入である女子アナになったと、小島は各インタビューで話している。高収入オトコに威張られるもの嫌だけど、無職のオトコを養うのも嫌。本当の自分はこんなんじゃない。いつも理想を探してさまよう小島は、私には永遠の乙女のように見えてならない。
(仁科友里)

石原さとみ、田中みな実に嫉妬!? 写真集発行部数を抜かれ、「私の真似した?」と疑念も?

 フリーアナウンサー・田中みな実が12月13日に発売したファースト写真集『Sincerely yours...』(宝島社)。発売前から10万部の重版が決定するなど、“爆売れ”が話題になっている。雑誌やバラエティーに引っ張りだこで、まさに大ブレーク中と言える田中だが、一方で「“大物女優”が田中にジェラシーを燃やしている」(出版関係者)というウワサが、業界内でささやかれているようだ。

「近頃は男性だけでなく、女性人気も高い田中の写真集は、発売初週に約10.4万部を売り上げ、同23日付の『オリコン週間BOOKランキング』で1位を獲得。その後も好調な売れ行きが報じられる中、人知れず“おかんむり”だというのが石原さとみだそうです」(スポーツ紙記者)

 石原はこれまでに複数の写真集を発売しており、2017年には田中と同じ宝島社から『encourage』を出版。発表累計発行部数“15万部超え”の大ヒットを記録した。

「ここ数年、アイドル以外の女性タレントが単独写真集を出しても、『石原の記録を塗り替えることは難しいだろう』と言われていました。ところが、田中はすでに発行部数“30万部超え”と伝えられている。まさかのダークホース出現に、石原の心中は穏やかではないようです」(前出・関係者)

 しかも、石原をいら立たせているのは、“数字面”だけではないとか。

「田中の写真集を見た石原が、『私の写真集を真似した?』と疑念を抱いているとようだと、ウワサが立っているんですよ。田中が本当に真似したかどうかはさておき、双方の写真集は発行元、担当編集者とも同じなので、構成や雰囲気に近いものはあるのではないでしょうか。石原がモヤモヤしてしまうのも理解できますが、田中の写真集が売り上げを伸ばしている理由は、やはり“大胆露出”に尽きる。石原の写真集にもセクシーショットはあったものの、田中のインパクトに敵うものではありませんでした」(同)

 いま勢いのある田中に比べ、石原は今年7月期に主演した連続ドラマ『Heaven?~ご苦楽レストラン~』(TBS系)が、全話平均8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と低調で、ネットユーザーからは「ひと頃の人気に陰りが見える」などと言われている。ならば田中へのリベンジを兼ねて、セクシー路線に限らずとも“気合”の入った石原の新写真集に期待したいところだ。

一年間でメルカリ取引500件を超えたユーザーのメルカリ珍事件簿2019

 年末のタイミングで、1年間のメルカリの取引数を確認してみたところ、500を超えていて自分でもヒキました。家の中に、どれだけ不要なモノがあったんだと……。我が家にとっての不要なモノは、無事に日本全国の“必要とする人”の元へ旅立っていきました。

 というわけで、取引の数だけエピソードがある! あんなことこんなこと、いろいろあったメルカリ活動2019を振り返ってみたいと思います。

絶対に笑ってはいけないメルカリ
 ある日メルカリのアプリを開くと、出品中の商品にコメントがついたという通知がありました。きっと値下げ交渉だろうなと思いながら確認したところ、やはり値下げ交渉だったわけですが…。

 いえ、わたしは“お値下げ彼女”では、ありません。売れ残りセール中のおばちゃんでは、ありません。メルカリのコメントで、おそらく“初めて”笑いました。

 ただ、基本笑いゼロ! なのが、メルカリの世界です。突っ込みたい気持ちを抑えて、こう返信しました。<コメントありがとうございます。こちらまだ出品して日も浅いので、今のところ値下げは考えておりません>

 「そうです。わたしがお値下げ彼女です。」と、返信する勇気はありませんでした。

メルカリにはおすそわけ文化がある
 メルカリでは、売ることの方が多いわたしですが、買うこともあります。例えば、気になる本を近所の本屋さんで見つけられなかった時、Amazonで注文するよりも先に、メルカリをチェックします。

 それは、整理や収納に関する本を買った時のことでした。スムーズな取引、丁寧な梱包、封筒を開けるとそこには、購入した本と一緒に……。

 インスタントコーヒー2個。「コーヒーを飲んで、リラックスしてください」という手描きのメッセージも添えられていました。

 コーヒーは毎日飲むので、非常にありがたいです。写真に撮った後、おいしくいただきました。もちろん、評価は「良い」の一択です。

 心の中で小さく「お中元の残りの、おすそ分けかい!」と突っ込みました。

取引の相手は人間なんだなぁ
 商品を購入してくださった方から届く、取引メッセージも様々。多くは、必要最低限のやりとりのみですが、時に思いがけぬ内容が届くこともあります。

 例えば、昔の映画のパンフレットを購入された方から……。

<先日亡くなった父との思い出の映画です。(以下略)>

 ご購入ありがとうございます。ありがたいですが、器の小さなわたしには、受け止めきれません。

 娘が小さな頃遊んでいた、(使い古した)おままごとセットを購入された方から……。

<子どもの誕生日プレゼントにしたいと思います。(以下略)>

 ご購入ありがとうございます。ありがたいですが、誕生日プレゼントに、こんな使い古したおもちゃでいいんですか?

 申し訳ない気持ちでいっぱいになった時は、いつも以上に丁寧に丁寧に梱包するようにしています。

 SNSには、顔の見えない相手への誹謗中傷の言葉があふれる中、メルカリでやりとりしている相手は、紛れもない人間なんだなぁと感じるのです。

 時に<台風の影響が全国的に出ているようですので、お気を付けください><インフルエンザが流行しているそうですので、ご自愛ください>など、顔も知らないわたしのことを心配してくださるメッセージが届くこともあります。

 これらのやりとりを、わずらわしいと感じる人がいるのも事実でしょう。

 ですが、わたしにとっては、すべて含めて“メルカリの楽しみ”なのです。2020年も、ちょっとしたお小遣いを稼ぎつつ、どんなメッセージが届くのか、ゲーム感覚で楽しみたいと思います。

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【森下くるみ×伊藤和子弁護士対談】『全裸監督』黒木香さんから考える「AV女優の人権」とは

  2019年の下半期、大きな話題を集めたドラマがある。それが、動画配信サービス「Netflix」のオリジナルドラマ『全裸監督』だ。AV監督・村西とおる氏の半生を描き、出演者の高い演技力や、地上波では放送できないセックスシーンなどが評判を呼び、シーズン2の制作も決定している。村西氏を語る上で欠かせない存在だったのが、80年代にAV女優として活躍した“黒木香”さんだ。横浜国立大学の学生でありながら、AV女優の肩書を持つという、当時としては特異な存在で、テレビのバラエティー番組にも多数出演し一躍有名に。『全裸監督』では、そんな彼女の半生とAV女優としての活躍が描かれている。

 しかし、黒木さんは女優引退から約10年後、「自殺未遂をした」という内容や、消息を追うような記事を掲載した複数の出版社に対し、プライバシーおよび肖像権の侵害に当たるとして、損害賠償を求める民事訴訟を起こしている。そのため、同ドラマ配信後には「黒木さんに了承を得ているのか」など、視聴者の間から疑問の声が聞こえてきた。

 Netflix側は「作品制作にあたって、村西さん同様、黒木さんご本人は関与されていません」と回答しており、世間では「無断で名前を使用するのは、人権侵害ではないか」と物議を醸すことに。そこで今回、かつてAV女優として活躍し、現在は文筆家として活動している森下くるみさんと、女性の人権問題について詳しいNGOヒューマンライツ・ナウ事務局長の伊藤和子弁護士に取材を行い、『全裸監督』に浮上した黒木さんの人権侵害問題をどう考えるか、話を聞いた。

AV女優のプライバシー権とは?

――『全裸監督』で引退したAV女優の芸名が役名として使われていることに、どのような感想をお持ちになりましたか?

森下くるみさん(以下、森下) 架空の物語の中で別の女優が演じるとしても、AV女優時代の名前をそのまま役名にするなら、それ相当の配慮が必要じゃないですか。本人の承諾を得るとか、無理なら別名にするとか。もし、自分が知らない間に、制作されていたとしたら、ちょっと待ってくれって思います。

伊藤和子弁護士(以下、伊藤) 実際の芸名を使用していると聞いた時は、驚きましたね……。ドラマについては、「面白い」といった声も聞こえてきましたが。

――もし、無断で名前を役名に使われた場合、法律上ではどのように扱われるのでしょうか。

伊藤 プライバシー権の侵害になると思います。三島由紀夫の『宴のあと』や柳美里の『石に泳ぐ魚』(いずれも新潮社)などでモデルとなった人物が、かつて出版社に対してプライバシー権侵害を訴えていますね。このような裁判はいくつかあるので、モデル小説(実在の人物をモデルに描く)に関しては、ある程度プライバシー権と認められるか否かの基準が決まっています。黒木さんについても、過去の判例の基準を当てはめるとプライバシー件が求められると思います。今回のケースは、法律的にみると、乱暴にプライバシー権や肖像権を処理している印象を受けました。

――一般的に、引退後の女優さんがプライバシーの権利をめぐって裁判を起こしたケースは少ないように感じますが。

伊藤 そもそも裁判は、自分が動かない限り起こせないものなので、訴えたいけどできない人も実際にいます。裁判は体力的、精神的、そして金銭的にも非常に大変です。黒木さんも、10年以上前に裁判をした時は、裁判を提起するエネルギーがあったかもしれないけれど、何回も裁判を起こすことは、なかなか容易ではありません。そういった背景もあって裁判を起こしていない可能性もあり得ます。

――企業には「個人から訴訟されることはないだろう」という考えがあるのでしょうか。

伊藤 そういったケースはよくありますよね。AV女優さんの場合、労働者でもない、消費者でもない、基本的には自営業者みたいな扱いとされ、法律上の保護が労働者保護や消費者保護のようには確立されていません。私が対応していた案件は、AVに無理やり出演させる“強要問題”が多いですが、悪質なケースでは、契約書にヌードと書いてあっても、AVと明確には書いていない。それでも1回契約を締結してしまうと、契約書には「営業活動には協力しなければならない」という条項が書いてあるから、AVに出演しないと違約金が発生すると言われてしまう。違約金には明確な定めがまったくないので、言い値のケースが多く、億単位のこともありますし、とても払える金額ではありません。そのため、AVに出ざるを得なかったというのが強要問題ですが、現在はようやく問題視され、是正が図られつつあります。

――伊藤弁護士に相談される女性は、AV業界にどのような対応を求めているのでしょうか。

伊藤 最終的には賠償を求める人もいるけど、最も多いのは不本意に出演させられてしまった作品の販売や配信を止めてほしいという人で切実。自分の映像が残り続け、ネット上で拡散され続けられることは、彼女たちの意に反するんです。性行為を強要されたこと自体がトラウマですので、その映像がいつまでたっても残り続けるのがつらいといいます。

――映像が残り続けること自体が、セカンドレイプにもなり得るということですね。

伊藤 そうなんです。望まない性行為をしている自分の映像が、いつまでも世界中の人に閲覧される状況にある。過去から逃れられない苦しみを彼女たちは味わっているのです。その一番の苦しみを解くために、「全ての動画を削除してほしい」と希望されるのでしょう。

――この対談テーマを行うにあたって、黒木さんのお名前を出すこと自体が、ご本人に苦痛な思いをさせてしまうのでは……と考えたことがありました。

森下 ネット検索すれば顔写真くらい簡単に出てきますもんね。もし黒木さんが日本国内で暮らしておられて、「過去を詮索されたくない」と思っていたら、ただとにかく申し訳ない……。

 でも、黒木さんのプライバシー権については、引退した女優さんだけではなく、現役の女優さんにも身近なこととして考えてもらいたいです。活動を停止した後、ふと「『AVに出る』という自分の決断は正しかったのかな」って悩む人はいると思うんですね。後悔する人もいるかもしれない。誰のせいにもできず自責の念に囚われて、なんてふうにならないように、理論的な言及を続けなければいけないと思います。誹謗中傷なんかも、女優ではなく、無責任に言いがかりをつけてくる方が悪いんです。中傷する人は、本当にねえ、20年たっても言うことが変わらないので。私は図太い方なので割りと平気ですが……(苦笑)。

伊藤 黒木さんが発言をされていないのでわかりませんが、「誰も私の立場に立って考えてくれない」という世の中よりも、「誰かが自分のことを気にしている」「この問題に関心を持っている人がいる」ってことが、救いになることもあります。

 女性の人権に関わる問題って、世間が“無関心”になりがちで。誰かが「これでいいの?」って声を上げることで、もしかしたら悩んでいる本人に届くかもしれないんです。理不尽な目に遭ったり、女性の人権が侵害されているんじゃないかなって悩んでいる人が、自ら声を上げられないとしても、周りが声を上げてくれる……それだけでも意味がありますからね。みんながその状況を無視していると「仕方ない」という空気が流れていきますし、みんなが関心を持つことが大事だと思います。日本の法律制度では、権利が侵害されていても、裁判を起こさない限り被害者は保護されなし、改善されない。でも声を上げること、まして裁判することって大変なことなので、周囲のみんながサポートしてあげることが大事。だから「#MeToo運動」というものもあるわけです。

 日本の「#MeToo運動」では「声を上げた人を叩く」という風潮もすごく強い。AV強要問題を扱っている中でも、身元を特定するような言い方でバッシングを受けた方もいました。でも、たとえ声を上げた人に同調する意見を述べることは難しくても、どこかで連帯して、励まし合っていくみたいなことがないと、前に進んでいかない。何もしないままだと女性差別がどんどん進んでいってしまうんじゃないかなって思うんです。

――後編は12月27日午後7時公開

伊藤和子(いとう・かずこ)
弁護士 国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ事務局長
1994年弁護士登録。女性や子どもの権利、えん罪事件、環境訴訟など、国内外の人権問題に関わって活動している。2004年に日弁連の推薦で、ニューヨーク大学ロースクールに客員研究員として留学。06年、国境を越えて世界の人権問題に取り組む日本発の国際人権NGO・ヒューマンライツ・ナウを立ち上げ、事務局長として国内外の深刻な人権問題の解決を求め活動中。また、弁護士として、女性をはじめ、権利の実現を求める市民の法的問題の解決のために日々奔走している。近著に『なぜ、それが無罪なのか 性被害を軽視する日本の司法』(ディスカヴァー携書)ミモザの森法律事務所(東京)代表

森下くるみ(もりした・くるみ)
文筆家 1980年秋田県生まれ。『小説現代』(講談社)2008年2月号に短編小説『硫化水銀』を発表。初の著作『すべては「裸になる」から始まって』(講談社文庫)は2012年に映画化、2018年に電子書籍としてkindle singlesで発売。他の著書に『らふ』(青志社)、『36 書く女×撮る男』(ポンプラボ)、『虫食いの家』(kindle singles)など。現在は季刊誌『東京荒野』で育児考察を、dancyu webでは食について連載中。執筆は映画誌への寄稿や書評まで多岐にわたる。

Hey!Say!JUMP・伊野尾慧、「クリスマスは丸々仕事でした!」と『めざまし』で必死に釈明!?

 Hey!Say!JUMPの伊野尾慧が木曜レギュラーを務める情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)。12月26日に放送された伊野尾のコーナー「伊野尾ピクチャー」では、サンタの格好をした自身の写真を披露した。

 この写真を見た同番組のメインキャスター・三宅正治アナウンサーは「出た! 出たよ!」と反応。これに伊野尾は苦笑いしつつ、「昨日はクリスマスだったんで」と写真の説明をすると、永島優美アナウンサーから「プライベートですか?」と質問が飛んでくる。伊野尾は爆笑しながら「プライベートじゃないです(笑)。プライベートでさすがにこの格好は」と否定。雑誌の撮影だったというが、またしても三宅アナから「自前かもしれないよ」とツッコまれ、永島アナからも「自前かなと思っちゃった。似合ってるから」といじられる始末。伊野尾は「クリスマスは朝から晩まで丸々仕事でした!」と話していた。

 この1枚に視聴者からは、「違和感がないぐらい着こなしてる!」「伊野尾サンタかわいすぎる」「みんなから愛されてるね!」という声が集まった。

 次に放送された「イノ調」では、「ワンランク上の帰省土産」について伊野尾が調査。ようかんやお茶、のりなど進化する老舗の味を紹介していった。最初に訪れた、老舗和菓子店・とらや赤坂店では、「ステキな建物! 中に入ると木の心地よい香りがしますね」と“建築アイドル”らしい感想を述べ、大興奮の様子。その後、階段の手すりのカーブは、ようかんの角の丸みを意識して作られていると聞き「ウソでしょう!? ホントに!?」と大はしゃぎしていた。

 その後、若い世代から人気を集めている、おしゃれな一口サイズのようかんを紹介された伊野尾は「時代とともに変化してる感じがしますね」とスタイリッシュさを絶賛。さらに、「東京から(地元に)帰って、手土産に持っていったら『東京、お兄ちゃん、やっぱりすげぇんだな!』『東京ってオシャレなんだな!』って(言われそう)」とおすすめポイントをきっちり伝えたのだった。

 放送後、視聴者からは「伊野尾くんの説明はわかりやすい!」「年内最後の『イノ調』も面白かった! お疲れ様」といった声が寄せられた。

 

Kis-My-Ft2・千賀健永、ラジオ中に「俺のことバカにしてる」「舐めすぎ」と宮田俊哉に激怒! 

 12月25日深夜放送のラジオ『Kis-My-Ft2のキスマイRadio』(文化放送)に、Kis-My-Ft2・千賀健永と宮田俊哉が登場し、千賀が宮田に「俺のことバカにしてる」と不満をぶつける場面があった。

 リスナーから恋愛相談メールが届くと、宮田は「恋愛相談って、ちゃんと答えられるようになりたくない?」と一言。千賀も「わかるわかる」と同調したため、急きょもう一通恋愛相談メールをスタッフから受け取ることに。相談内容は「私は生徒会副会長をしているですが、先輩の生徒会長と話していると、とても胸がドキドキしたり、会長がほかの女の子と話していると胸がギュッとなったりします。これは何ですか?」というものだったが、千賀は「一言で終わっちゃうんだけど、それは恋です」と回答。

 続けて、「やっぱ生徒会長ってモテるよね。しかも先輩なわけだからさ、自分より知識とか経験とかある」とコメント。これに宮田が「なんか先輩ってモテるよね。何なんだろうね?」と素朴な疑問をぶつけると、千賀は「でも、ただの先輩じゃモテないんだよ。サッカー部の先輩、生徒会長の先輩とか。なんか一芸がないと」と持論を展開し、「俺たちはジャニーズ事務所に入っている、タレントの先輩だったわけじゃない?」と、自分たちは“一応”モテる部類であると自負した。

 一方、姉がいる宮田だが、学生時代は先輩女子のことを「姉の友達」としか見ておらず、先輩も「宮田(姉)の弟」として接してくることから、年上を好きになることはなかったという。また、クラスの女子が「先輩かっこいい」と話しているのを聞き、「なんでそんなに先輩がいいの? いるじゃん! 身近に俺たちがいるよ!」という嫉妬心が芽生え、「俺は断固、年上は好きにならん!」と思っていた時期があったんだとか。とはいえ、大人になってからは年齢の壁はなくなったと明かしていた。

 その後、宮田が「1回くらい(生徒会長を)やってみたかったな」とつぶやくと、千賀が「俺、生徒会長でしたよ。こう見えて!」と告白。これに宮田が「千賀さん。ラジオでウソつくのやめてください!」とツッコんだところ、千賀は「あなたね、俺のことバカにしてる」と激怒。続けて、「(宮田は)俺のことを舐めすぎなのよ」といい「生徒会長だったんです。しかも“生徒会長の中の会長”だからね」とキッパリ。しかし、この発言に「ど、ど、どういうこと!?」と戸惑う宮田だった。

 すると千賀は「生徒会長っていっぱいいるじゃない。要は……あっ学級委員! あれ? 生徒会長って何だっけ? あ、それ違うわ!」といい、“生徒会長”と“学級委員長”を間違えていたことが発覚。その後、何事もなかったかのように、いかに自分が学級委員長として奮闘したのかを語ったが、肝心なところで天然ぶりを発揮してしまった。

 そのため、ファンからは「『俺を舐めるな』と言ったそばから、生徒会長と学級委員長を間違えている千ちゃん、かわいいなぁ」「千ちゃんにはこれからもそのままでいてほしい!」「あんだけ宮田くんに怒りながら、生徒会長と学級委員長を間違えてるなんて天然すぎる!」という声が集まった。

【米エンタメ2019年総決算】2019年はボディポジティブで稼いだセレブ、来年は環境系ビジネスに注目!?【渡辺志保×辰巳JUNK対談(中)】

 第1回では、カニエ・ウェストやジャスティン・ビーバーの宗教への傾倒や、それを支えた米社会の素地、またお騒がせセレブから社会派へのソフトランディングを目指すキム・カーダシアンの動きを解説してもらった。第2回では、ビジネスマンとしてのセレブをテーマに対談してもらった。

【米エンタメ2019年総決算】カニエ「宗教に傾倒」、カーダシアン家「コントロール不能」、ビヨンセは「優等生すぎ」!?【渡辺志保×辰巳JUNK(上)】

――前回、リアーナがコスメブランド「FENTY BEAUTY BY RIHANNA」(以下、フェンティ)、ランジェリーブランド「SAVAGE X FENTY」(以下、サヴェージ)で成功したという話が出ましたけど、本業以外で稼ぐセレブの流れにはどういった背景があるのでしょうか?

渡辺志保さん(以下、渡辺) ビヨンセやジェニファー・ロペスもそうですけど、香水を出したり、コスメブランドとコラボしたりとか、ファッションビジネスに食い込むというのは昔からありますよね。リアーナがすごいのは、モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(LVMH)と組んで、基礎から自分のブランドを作ったこと。

辰巳JUNKさん(以下、辰巳) ソーシャルメディアが普及して広告費をかけなくてもいいし、実店舗がなくても通販で十分商売が成り立つんですよね。普通に広告を出すよりも、インスタグラムでポストしたほうがいい。でも香水の売り上げは下がっているんです。2000年代に「セレブがやるうざいことランキング」に絶対入っていたし。その理由が、信頼性というか、「あのセレブが感じられる」みたいものがないから。

渡辺 確かに。本人は関わってなくて、名前と写真だけ貸してる感じがね。

辰巳 アリアナ・グランデの香水の売り上げがいいのは、アリアナがちゃんと関わっているから。アリアナらしさが出ているし、ファンも好きそうなものに仕上がっている。今の時代、セレブの時間を借りて、それなりにディレクションしてもらわないと売れないらしいんです。レディー・ガガのコスメブランド「Haus Laboratories」はターゲティングがすごくはっきりしていて、主にクィア・カルチャーに近しい人たちの個性をパワフルに表現しますというような路線を打ち出している。その文化が好きな消費者に偏るかもしれないけど、セールス的には堅い。

渡辺 辰巳さんのおっしゃる通り、「なぜこれが売りたいか」という思想やバックグラウンドがはっきりしている商品に、より多くの人が共鳴する。それが購入に至るポイントだと思います。

辰巳 ボディポジティブや多様性をうたう下着というと、キム・カーダシアンの「SKIMS」のように淡い感じのデザインになりがちなんですが、リアーナの「サヴェージ」の場合はシンプルなものもあるし、リアーナっぽいエロいものもある。

渡辺 ムチとかSMプレイ用アイマスクとか、クロッチのところが輪っか状になっているパンツもあるんですよ。一方でシンプルなデザインの、いわゆるスポーツブラみたいなものもあるし、極端さがいいんですよね。やっぱりリアーナっぽい。

辰巳 リアーナっぽさもあるし、「サヴェージ」のコンセプトについては、「女性が一人ひとりのセクシーを感じてほしい」というようなことを言っていて。リアーナはビーフや男性関係を含めて好き勝手やってるイメージがついてるから、説得力もある。いわゆる「包括性」がブームになって久しいですけど、その中で過激でエロいのも選べるし、自分の好むセクシーさを楽しめるというコンセプト自体も新しいんじゃないかな。今までなかった包括的エンパワーメントですよね。

渡辺 「フェンティ」のほうも、アジア系を含む、いろんなモデルを使って。人種や肌の色に合わせてファンデーションを40色以上展開したけど、その後「メイベリン」などのコスメブランドも一気に色展開が増えたし、リアーナが作ったスタンダードの影響はすごく大きい。これまでのセレブ系のコスメは質にはあまりこだわらず、ただパッケージにセレブの名前が書いてあるだけという雰囲気が強かったように思うんですけど、リアーナの「フェンティ」や、あとカイリー・ジェンナーの「カイリー・コスメティクス」は、ものすごく質がいいと感じます。辰巳さんがおっしゃる通り、宣伝費をかけない分、商品にお金をかけられるのかもしれない。あとリアーナがすっぴんの状態から「フェンティ」の商品を使って10分でメイクするチュートリアル動画もYouTube上で2,600万回以上再生されていますし、“ソーシャルメディア越しの親近感”を、リアーナもカイリーもうまく使っているなと思いますね。

――カイリーも、あのリップキットで億万長者になりましたもんね。リアーナのコスメは売れてるんですか?

渡辺 売れてると思います。「フォーブス」誌によると、2018年には5億7,000万ドル(約620億円)ほどの売り上げ額だったとか。

辰巳 ちなみに、キム・カーダシアンもコスメを出していますが、そちらも好調で、妹のカイリーとはターゲットの年齢層が違うらしいですよ。だから食い合わないし、お互いコラボして宣伝できる。

渡辺 キムの「KKW BEAUTY」ではボディコンシーラーを多種類出し、対してカイリーはとにかくリップ押し。キムは乾癬(かんせん)で悩んでいて、撮影時にきれいに隠したいからという、自分の悩みから生まれた商品。そのボディコンシーラーを出したのとほぼ同時期に「SKIMS」を売り出したのは、単純に着飾るだけのコスメを売りたい、というわけではなく、さっき辰巳さんもおっしゃっていたように、もっと包括的な目線から自分のボディに自信を持たせたいという彼女のアティチュードの現れなのかなと思いました。

――今年は、テイラー・スウィフトが自曲の原盤権をめぐって、ジャスティン・ビーバーやアリアナ・グランデを手掛ける敏腕マネジャー、スクーター・ブラウン率いるレーベル側とのいざこざをSNSで暴露しました(※1)。アーティスト側が権利をどうコントロールするかというのも、今後音楽業界の構造を変えるような大きな変化だと思いますが。

辰巳 リル・ナズ・Xやリル・パンプらのように、レーベルとの契約前にもうサウンドクラウドとかで売れている人が出てきて、契約条件を交渉している人が多いらしいです。やっぱり人気のあるアーティストの権利は拡大傾向にあるのかな。

渡辺 そうですね、今後アーティストがいろんな権利を自分で所有して、ビジネスをどんどん切り拓いていく時代になるのは間違いないと思う。NLEチョッパという10代のラッパーがいるんですけど、彼も今年サウンドクラウドとかYouTubeで曲が大ヒットしたんです。メジャーからたくさんのオファーが来たんですが、何億ドルレベルの契約金を提示されても断って、エージェントを雇ってインディーズでやっていくと決断した。結局今はワーナーミュージックの傘下で自分のレーベルを作ったんですけど。

辰巳 すごい。何歳ですか?

渡辺 まだ17歳です。アメリカのヒップホップ界では、そういう動きも盛んなんです。メジャーレーベルと個人が直接契約を結ぶのではなく、自分が立ち上げたレーベルとサインをする。そのおかげで、原盤権や出版権の保有を可能にし、クリエイティブ・コントロールの主導権を握ることができる。これからは、あえてインディーでやるスタイルを貫くアーティストも増えていくだろうし、メジャー側はより柔軟な契約内容を提示できるようになってくんじゃないかな。

 最近だと、ストリーミング・サイトや他のデジタル販売サイトに自分の楽曲を登録する際に、手伝ってもらった人に対してギャラを支払う代わりに、自分で決めた売り上げのパーセンテージを自動的に分配してくれるシステムがあるんです。日本でも利用可能なものもあるんですが、煩雑な手続きとかもいらないし、面倒な送金作業もいらない。そうなるとレーベルに所属せずとも、DIYでいろんなことができちゃう。

――昔のように、シュグ・ナイトが契約をめぐって、アーティストを恫喝するといった事件はもう出てこないってことですね。

渡辺 そうですね。2017年に、レミー・マーという女性ラッパーが「ShETHER」というニッキー・ミナージュに向けたディス曲の中で「私はインディペンデント・ビッチだから、あんたと違って自分の曲の原盤を持ってるんだ」みたいな感じでディスったんですよ。「あんたの周りの男たちが、あんたの原盤権をコントロールして搾取してるんだよ」って。個人的にすごく面白いなと思って。今までは、メジャーに所属して莫大な広告費をかけてもらってアーティストとしてのし上がっていく、というのが成功パターンだったんですけど。これからは自分で権利をハンドリングして、多角的にビジネスを広げていくのが主流になっていくんじゃないかなと思いますね。でもこれは、音楽がCDじゃなくて、ストリーミング時代になったからこその流れですし。テイラーも、そのあたりの事情に敏感になってるのではと思います。

辰巳 彼女はいまユニバーサル傘下のリパブリック・レコード所属で、すごく厚遇された契約らしいんですけど。それでもまだ目指す完全形ではないのかな。

渡辺 自分のところに戻ってくるパーセンテージが全然違うと思います。あと、自分で原盤権を持っているのではなく、かつての古巣であるユニバーサル傘下のビッグ・マシーン社がそれを保有している――ということで、自分の楽曲に対して行使できる権利が全く違うのではないかな。ここ数年でストリーミングが主流になっていて、アーティストの立ち位置も変わってきてるってところなので。これからどんどん契約の仕方や内容そのものもく変わっていくと思います。

――ここまで現在のセレブが関わっているビジネスの話でしたが、今後注目されるのはどのあたりでしょうか?

辰巳 環境系。グレタ・トゥーンベリさんの演説が話題になって、アメリカでも環境問題がまた盛り上がってます。笑ったら失礼なんですけど、エコとか、質素な生活とは真逆なキム・カーダシアンが、グレタさん親子と会食したいそうです。

渡辺 今年7月に6年ぶりぐらいにロサンゼルスに行ったんですけど、現地の意識の高さにびっくりしました。一部のスターバックスではすでにストローを提供してくれないと聞いていたんですが、実際にスタバでドリンクをオーダーしたら、ストローは付いていなかった。あと、ホテルの中でのバーでノンアルコールのドリンクを頼んだら、ストローが差さっていたんですよ。で、隣に座っていた女の子が「今どきストロー出してサービスしてくれるんだね」って。「最近言わないとストローくれないから」と言っていて、やっぱり日本とは全然意識の進み具合が違うんだなと、ハッとさせられました。

辰巳 ということは、ビジネスチャンスも多分にあるでしょうね。ペットボトルを使わずにオシャレな水筒を持つとかね。あと、ビジネス目的ではないかもしれませんが、ジェイデン・スミスの「JUST WATER」とか。

渡辺 あのオシャレな天然水ですね。私の知り合いも「もう水はこれしか飲まない」とか言ってました。その写真をインスタにあげていて、意識高いなと。

――普通の水と何が違うんですか?

渡辺 環境配慮型の容器で、100%地球に還元できるそうです。私がLAで泊まったホテルでも、フリードリンクとして部屋に置いてあるのは、紙パックに入っている水でした。

――今後は環境問題に意識を持っていけるセレブのほうが、ビジネスを拡大できそうですね。

辰巳 キムあたりが、ちゃっかり環境にいいなんちゃらを出して、もうけるんじゃないかな。たとえば、エコな化粧品とか。

渡辺 十分あり得る話ですし、実際にキムの姉コートニーは、そっちの方向に傾いていますよね。彼女はグルテンフリーの生活をここ何年も続けていて、自身のウェブサイト「Poosh」には、小麦粉を使わないマフィンやブラウニーの作り方などの情報が多く載っています。彼女自身、子どものためにオーガニック・フードの成分を調べるようになったら、オーガニック認定されているものでも全然オーガニックじゃないものもあると気づいて、ワシントンDCまで行って会議に出席するといった動きを活発にしてるんですよ。「Poosh」では、グルテンフリーのほかにもエコとか育児情報をたくさん発信していて、彼女は新しい方向で新しいファンベースを作ろうとしているのかなと思います。だから、そうしたエコ系のビジネスを始める可能性はすごく高いと思います。

(第3回に続く)

※1 テイラーが2018年まで所属していたレコード会社「ビッグ・マシーン・レーベル・グループ」をスクーターが買収したことにより、同社が保有していたテイラーの楽曲の原盤権がスクーターの手に渡った。テイラーは、もともと因縁ある相手に自らも獲得のために動いていた原盤権が移ったことに衝撃を受け、SNSで洗いざらい暴露した

なにわ男子、1日3公演の単独ツアーに密着! 「足が3トン」「未知の経験」と本音ポロリ

 関西地方で放送されている夕方の報道・情報番組『キャスト』(朝日放送)に、水曜レギュラーとして出演している関西ジャニーズJr.内ユニット「なにわ男子」。メンバー7人の中から週替わりで2人がロケに出て、関西のさまざまな仕事に体当たりでチャレンジするコーナー「なにわの仕事を学びまSHOW」を担当しているが、12月25日の放送分は「特別編」だった。

 現在彼らは、初の単独コンサートツアー『なにわ男子 First Live Tour 2019-2020~なにわと一緒に#アオハルしよ?~』の真っただ中のため、この日の会場である大阪・オリックス劇場から生中継で7人全員が出演した。そして今回は「なにわ男子のお仕事を学びまSHOW」と題して、大阪公演の舞台裏に密着したVTRが放送された。

 まずは、ツアー初日の11月14日から現在までに彼らのこなした仕事が紹介されたが、テレビ収録は34本、雑誌などの取材が26本、藤原丈一郎と大橋和也が出演するSHOWROOM生放送が14本、さらにグッズ撮影、ダンスレッスンと、多岐にわたっていた。また、大西流星が12月21日に開催された第1回 『大阪・関西万博におけるパビリオン等地元出展に関する有識者懇話会』に出席した様子も紹介され、彼らの多忙ぶりに、スタジオでVTRを見ていたレギュラー陣からも驚きと感心の声が漏れる。

 大阪公演のリハーサルは、朝7時半開始と異例の早さ。というのも、今回の大阪公演では、10時、14時、18時の1日3公演に初めて挑むという。藤原は「僕らも未知の経験なので、どうしたらいいのかわからない」と思わず本音をポロリ。

 今回の密着では、彼らが通常回で見せる明るいキャラクターとは違い、真剣に“職業・アイドル”と向き合う一面が、何度も垣間見えた。

 ステージ衣装を担当する長尾謙杜は、「今回のコンサートは、なにわ男子の方向性を示すコンサートでもあるんで、オープニングはアイドル系で攻めました」と、キラキラしたステージ衣装を手に熱く語った。また、コンサート終了後に毎回行われている反省会では、真剣に議論する彼らの姿があり、大橋は反省会について「新たに発見するとこもあるから、それを言い合う場みたいな感じですね」と話す。

 そして、“未知の世界”である3公演目に挑む本番前、藤原が「ほんまに3公演目やったん? って思わせられるようにやっていきましょう!」と檄を飛ばし、いよいよステージへ。圧巻のパフォーマンスを笑顔でやり切った藤原が「僕らもどうなるかわからなかったんですけど、逆に3公演目の方が元気やったよな?」と感想を話すと、西畑大吾は「(ステージに)出てる間はアドレナリンが出てて楽しめたけど。終わった瞬間、足が3トンくらいに……」と、さすがに疲労困憊といった様子。

 VTRを見ていたレギュラー陣は「いやーすごかった!」「涙ぐみながら見てたよ!」「ええもん見せてもらった」と、拍手と称賛の声で彼らをねぎらった。

 今回の放送は、ネット上での反響もかなり大きく、ファンからは「素敵なクリスマスプレゼントをありがとう!」「今日のコーナーは感動して涙が! 一人ひとりに触れてくださる、上田剛彦キャスターはじめ、出演者のみなさん本当に感謝です。今後ともなにわ男子をよろしくお願いします」と番組への感謝の声が多く寄せられた。

深田恭子「インスタで顔作りすぎ」今田耕司「宮迫ポーズ」! 年の暮れの“批判”ニュース

編集G クリスマスも終わり、2019年も最後ということで心温まる芸能ニュースが聞きたいな~。

しいちゃん 心温まるニュースといえば、これでしょ! 12月22日に放送された『M-1グランプリ2019』(ABCテレビ・テレビ朝日系)の決勝で、司会の今田耕司が番組の冒頭、無言で雨上がり決死隊・宮迫博之の「宮迫です」というポーズを見せたんだって。宮迫は2019年6月に発覚した闇営業問題で吉本興業から契約解消され、現在も活動休止状態で、今年話題の人物。今田のポーズは一部メディアで「泣けるとネット騒然」などと報じられていたよ。

編集G ……は?

しいちゃん その「ネット騒然」報道に対して、「騒然としてないと思う」「不快」「なぜ宮迫を擁護するのか不思議」「吉本芸人のかばい合い」「身内に甘すぎ」「世間の感覚とズレてる」といった批判的な意見も多いけど。

編集G 心が温まるどころか凍っていきそうだよ。ハイ、次!

しいちゃん 藤原竜也が12月22日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ)に出演。「あの人ヤバいんですSP」というテーマのトークで、藤原は「演劇人ってヤバい人ばっかり。(吉田)鋼太郎さんもヤバいですし」と、過去に俳優として先輩の吉田鋼太郎と酒の席で取っ組み合いのケンカをしたことを明かし、「そこから口きかなかった時期が2年くらいあるんです」と語ってた。ケンカの理由は「どうしても言えない」とのこと。その後、演出家の故・蜷川幸雄が仲介し吉田と会い、「鋼太郎さんが楽屋から一升瓶を持ってきて、『これで手打ちな、悪かった』」と言ったそうだけど、藤原は「その一升瓶、そのまま投げましたから。まだ許さない、俺は許したわけじゃないですよって」と。でも、今は和解してるんだって。

編集G 演劇やる人=暴れん坊のイメージに支配されちゃってるんだね。それはそれでステレオタイプだよ。

しいちゃん ケンカの理由は、吉田自身が2015年12月4日放送『A-Studio』(TBS系)に出演した際に自分で語っていたよ。吉田は女癖が悪いそうで、飲み会で見知らぬ女性が吉田に近づいてきたときに、藤原が「またちょっかい出してるの?」とからかったため、吉田が激怒。2年あまり絶縁状態になったと。

編集G 理由がくだらない! 痛いところを突かれたんでしょ。

しいちゃん 12月24日、深田恭子が自身の公式インスタグラムに、「Christmas Eveになる瞬間をあやちゃん(綾瀬はるかたんをそうよんでいます)と過ごせました もう20年近くのお付き合いだから お喋りがつきなくて思い出話と近況と気がついたらイブを迎えていました そして可愛くてちゅるちゅるあやちゃんに癒されっぱなしでした」と、綾瀬はるかとサンタ帽をかぶったツーショットを投稿。

編集G 綾瀬は輪郭まるだし、カメラの端っこで若干ゆがんでいるのに対して、深田は小顔に見えるようにしっかりキメた表情……どう見ても、深田は綾瀬の写りを考慮せずに写真をアップしたね。深田は、これまでもちょいちょい、その気があったけど、綾瀬は女優なんだから先輩としてもう少し気を使ってあげないと!

しいちゃん そうなの。この投稿についてファンからは「かわいい」「きれい」と絶賛されているけど、「自分の写りを優先している深田怖い」「深田は顔を作りすぎ」「綾瀬は自然体でいい」「この写真でもきれいな綾瀬すごい」「綾瀬の好感度高い」という声も多い。飾っていない綾瀬が逆に好感度を集めた結果に。

編集G ちょっと、心温まるニュースはどこに行ったの!? ということで、20年もこの調子で隙間に落ちている芸能ニュースを拾ってお届けしまていきま~す!

関ジャニ∞メンバーに似た「プロレスラー」は誰? ファンキー加藤の診断に、共感の嵐

  関ジャニ∞の冠番組『関ジャニ∞のジャニ勉』(関西テレビ)が、12月25日深夜に放送。お笑い芸人・Mr.シャチホコと歌手・ファンキー加藤をゲストに迎え、トークを展開した。

 この日は、“ファンキー加藤”という名前にもかかわらず、素顔はまったく“ファンキー”ではないという話題で盛り上がる。加藤は極度のビビり症だといい、ファンクラブの会報用の撮影でバンジージャンプに挑戦する予定だったものの、スタッフに土下座をして結局跳ばなかったというエピソードを披露。その“ファンキー”らしからぬ素顔に、加藤本人も名前負けを自覚しており、「ツライ、ツライ」と漏らしていた。

 そんな加藤だが、村上信五に「ちょっとはないんですか? “ファンキーポイント”」と尋ねられると「唯一! プロレスに関しては、ものすごくファンキーになれる!」と勢いよく答える。そこで、関ジャニ∞メンバーをプロレスラーに当てはめる、超マニアックな「プロレスラー診断」を行うことに。加藤は事前に関ジャニ∞メンバーの性格やエピソードを調べてきたといい、診断メモを手に「すげー楽しいな!」とノリノリの様子だ。

 加藤いわく、村上が似ているプロレスラーはフリーで活躍する人気レスラー「黒潮“イケメン”二郎」だという。その共通点は、“メンタルの強さ” “MC能力が抜群”“オファーが絶えない”といった点。さらに、村上が勉強のために英字新聞を読んでいるということと、黒潮が来年からアメリカのプロレス団体で勝負するという点が、互いに“世界進出の野望”を持っていると指摘した。この結果に村上は、「めちゃくちゃ黒潮“イケメン”二郎好きになってきた」と感想を漏らす。

 次に横山裕は、元全日本プロレスの伝説の選手「三沢光晴」という診断結果に。共通点は“照れ屋さん”“兄貴肌”“後輩の面倒見がいい”、加えてサウナに誰かが入っていたら“絶対そいつより後に出る”という横山の負けず嫌いエピソードを例に挙げ、“負けず嫌い”という共通点も見いだした加藤。これを聞いた横山は「気持ちええなぁ、プロレス見よう、これから」と満足げ。

 また、丸山隆平は、“多彩な技”と“行動が読めない縦横無尽さ”“自虐パフォーマンス”が、海外レスラー「サブゥー」に共通するという。この診断にメンバーは納得した様子。そして、大倉忠義にはデスマッチのカリスマレスラー「葛西純」という診断が下る。加藤によると、2人は“後輩の育成”という共通点を持っているといい、葛西が「スクール・オブ・デス(狂気学校)」という学校を立ち上げたこと、大倉が関西ジャニーズJr.のコンサートや舞台の演出に携わっていることをポイントに挙げた。しかし、ほかのメンバーと比べて、少々説得力が弱かったため、苦笑いする大倉だった。

 加藤のプロレス診断に対して、ネット上からは、「プロレス診断面白い(笑)プロレスラーのことはわからないけど、メンバーの特徴はとらえてる!」「ものすごくエイトのことを調べていて笑った」という声が寄せられた。