ハマる女性続出! 殿堂入りTL『獣人さんとお花ちゃん』を読んでみた(1~7話ネタバレ)

 街中は早くもクリスマスムード一色。恋人とプレゼントを贈り合ったり、奮発したディナーを楽しんだりと、カップルは1年で一番楽しい季節ですよね。一方、そんな相手はいない私。それでも恋愛気分を楽しみたい! という気持ちは抑えられないので、マンガで味わうことにしました。以前からずっと気になっていたTL『獣人さんとお花ちゃん』。コミックレンタルサイト「レンタ!」で殿堂入りした作品で、ほかの主要デジタル書店でも1位に輝いたという大ヒットTLなんです。キュンキュンするとファン続出のこの話題作、私も見事沼にハマってしまったので、皆さんにご紹介させてください。

『獣人さんとお花ちゃん』1~7話ネタバレ

 ヒロインの花は、保育士を目指すごくごく普通の女性。住む世界も、一見私たちと同じ現代社会なのですが、ただ一つ、決定的に違う部分がありました。それは、「獣人」という生物が、巨大な壁の向こうに住んでいる、ということ。壁の向こうに許可なく立ち入ることを禁じられており、人々は「迷い込んだ人間は獣人に食べられてしまう」と教えられているのでした。

 ある日。花は、そんな巨大な壁に開く小さな亀裂のそばで泣いている男の子を見つけます。亀裂の中に大切なボールが入ってしまったと聞いた花は、こっそりと中に入りとってきてあげることに……。ボールはすぐに発見できたものの、運悪くオスの獣人に見つかってしまいます。漆黒で大きな体躯をした獣人に組み敷かれ、「食べられる――!」そう覚悟した花でしたが、“侵入者の人間”として捕らえられるどころか、察したように「獣人は人なんか喰わん」と呟き、「一度だけ見逃してやる。行け」と庇ってくれたのです。ところが、花は亀裂の場所を見失っており……。「人間はアホなのか?」と呆れながらも、花が帰れるまで家に匿ってくれることに。

 耳や尻尾があり、姿かたちは人間と明らかに違うものの、テレビでみていた獣人の怖い印象とまるで違う獣人・サナティ。「人間は嫌いだ」と言いつつも、物が落ちてきたときに咄嗟に庇ってくれたり、“発情期”で凶暴な獣人から守ってくれたり……。不愛想だけど優しい姿に、花はどんどん惹かれていきます。そんなある晩、交尾を我慢すると発症する病にかかってしまったサナティ。「ひと月は治らない」と知らされた花は、「彼を治す」と処女の体をサナティに体を捧げたのでした。

 しかし翌日、国のお偉いさんによって花は人間の社会に戻されることに……。それから4カ月後、「獣人保育士」として花はサナティの元へ帰ってきます。いわば“獣人使い”としての才能が国に認められ、獣人の子どもたちに教育を施すという人間初の任務を与えられたのです。再会した2人は一緒に暮らし始め、その晩はとにかくセックスしまくります(獣人は1回だけでは満足しない体質)。それなのに、サナティは花のことが「好き」とは「言い切れない」と曖昧なことを言い、花は微妙に傷つくことに……。

 ある晩、ちょっとした口論をした2人。外に飛び出した花を追って、サナティは「本当にずっと惹かれていたんだ 獣として人として…」「お前が好きだ ひとりにはさせない」とついに告白。そのまま森の中で濃厚なセックスを繰り広げるのでした。しかし、2人にはまだ問題が。獣人保育士として1年契約で働いている花が、早くも契約を切られかねない状況に。猶予はあと1週間。離れ離れになりそうな2人は、一度抱きしめ合ったらもう止まらなくなって――。Hでピュアな異種間恋愛、必読です!

 獣人と人間という設定はイレギュラーですが、フタを開けてみると優しく純粋なストーリー。また、丁寧でやわらかい絵柄と内容のおかげか、“異種族間の確執”という重めの背景も受け入れやすいどころか、むしろ“恋に落ちてはいけない2人”が惹かれあう背徳感に興奮してしまいます。花の優しさと儚さ、そしてサナティの力強さと不器用さ……、そんな2人の濃厚なエロシーンは、人間×獣人ならでは! 「非現実的すぎる話は感情移入できなさそう」という方でも、きっと楽しめると思いますよ!

 『獣人さんとお花ちゃん』は、“人間×ケモノ”初心者さんにも自信をもっておススメできる、純愛ストーリーです!

Renta!

※当記事はPRです。

V6・三宅健、“要望”送るファンにラジオでチクリ……「お問い合わせは、ごめんこうむる」

 V6・三宅健がパーソナリティを務める『三宅健のラヂオ』(bayfm)。12月16日深夜の放送回では、ジャニーズのコンサートなどで使用されている“デジタルチケット”について言及した。

 今回の放送でリスナーから、「ついにKinKi Kidsのコンサートチケットがデジタルチケットになったという話を小耳にはさみました。私は席を先に知ることができ、会える実感がわく紙チケットの方が好きです。V6の25周年コンサートは紙チケのまま継続してください」というメッセージが届くと、三宅は「わかる! すごいわかる!」と力強く同意。

 最近では、コンサートチケットの転売防止などの理由から、スマートフォン等に送られるQRコードを入場の際に提示する「デジタルチケット」、通称“デジチケ”が使用されるようになり、ジャニーズのコンサートでも主流になってきている。これにより、転売やチケット紛失などのトラブルが格段に減ったものの、「当日にならないと座席がわからない」「QRコードがうまく表示されない」といった不満があり、“紙チケット”を支持するファンも少なくない。

 この問題に三宅は、「コンサートチケットってすごく記念となるものだと思うので、チケットを紙として保存したいという人の気持ちもわかる。送られてきたチケットで座席表を見たりとかして、ワクワクしながらコンサート当日を迎えるわけですから……」と、“紙チケット派”の意見に共感。今後行われるV6のコンサートについては、「どうなるかわからないですけど」と前置きした上で、「V6はほかのグループに比べても、デジタル化が遅れているグループという感じもありますから。(紙チケットのままという)望みはあるかもしれないですけど……はっきりとは明言できない」とのこと。

 そんな話をしつつ、V6やジャニーズに関連する意見や要望が、なぜか自身のところに届くことが多いと明かした三宅。「先に言っておきますけど、このラジオは“カスタマーセンター”ではないので。要望などのお問い合わせは、ごめんこうむります」と、リスナーにやんわり釘を刺していたのだった。

 この放送にネット上では、「健くんはすごく優しいしファン思いだけど、『何かあったら健くんに言えばいい』みたいに思われるのは困るよね」「健くんに言いやすいのはわかるけど、V6の窓口が健くんになりがちなのは、たまに引っかかる」「常々思っていたことを、本人の口から聞けてよかった。私は健くんの近況報告とか、そういう話が聞きたいので……」といったコメントが寄せられており、三宅の“カスタマーセンター化”にモヤモヤしていたファンは多かったようだ。

「モンスターアイドル」であらわになった、クロちゃん“お気に入り”の表と裏の顔

 安田大サーカス・クロちゃんがメンバーを選抜し、新たなアイドルグループをプロデュースする企画「MONSTER IDOL」の4週目が、12月4日の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で放送された。

<これまでのあらすじはこちらから

クロちゃんに好意を伝える候補生がまだいる

 沖縄合宿の3日目。この日、クロちゃんはデビュー曲の歌詞を1番まで作ってきていた。これが不思議な世界観なのだ。

「織姫と彦星の関係を ロマンティックに感じなくなったのは いつから? 駆け抜ける風に託した想い 言葉では伝えることができなくなってる 名もなき神が与えた試練に バケツの水をひっくり返して サ・ケ・ン・デ・タ!! だから無駄じゃないよ 経験したすべて スキップしながら唾かけて ねえ 見てた夢を現実に 引っこ抜いて奏でるんだ 守りたい過去より見上げた空へ 失ってたメロディー♪」

 クロちゃん自らが歌った仮歌も用意されていた。曲はちゃんとしたものなので、クロちゃんによる歌詞が乗っかっても意外と聴けてしまうのが不思議。ただ、声がさすがに気持ち悪すぎる。途端に笑いをかみ殺す候補生たち。完全に「笑ってはいけない~」の様相に突入だ。そもそも「スキップしながら唾かけて」とは、どんなメッセージなのだろう?

 その後、候補生のヒナタがクロちゃんの部屋へやって来た。初日にクロちゃんへキスをした大胆な子である。彼女は、クロちゃんが一番気に入っている子はナオと予想していた。

「一番(ナオと)2人で一緒にいるから、それにちょっと“ん゛ー!”ってきちゃって。私ホントにクロちゃんさんのためだったらなんでもするし、いくらでも癒やすし、力になりたいから。できることがあったらなんでも言ってくださいね」(ヒナタ)

「その積極的なところはさ、嫌いじゃないね」と腹立つ一言を返したクロちゃん。やはり、初日と同様に、彼はヒナタを残すのか?

 クロちゃんからスパイに指名されたアイカは、この日も真面目にスパイ活動に従事する。クロちゃんの仮歌の歌い方を他の候補性が真似し、皆で笑い者にしていたと報告したのだ。

「“良い”って言ってたじゃん、あいつら。女子校だね、こんな感じね。あぁ……そんなこと言ってんのかあ」(クロちゃん)

 その頃、ナオはアイカ以外の候補生を招集し、アイカにしか話さなかったことがクロちゃんに伝わっていたと相談した。「話盛られてそう」「本当のこと言ってるとは限らない」とアイカに対する不信感はまんまと上昇し、その状態でナオは「みんなでタイミングがあったら言いたい」と一致団結を呼び掛けた。

 はっきり言って、怖い。言いたいことがあるなら1対1でやればいいのに、みんなを味方にして からアイカを追い込むナオの算段……。まさしく、クロちゃんが言っていた「女子校だね」を、そのまま見せられている感がある。

 その夜、「クロちゃんに直接言った?」とナオから責められたアイカは、事実を認めた。その理由は「言ったほうがいいのかなと思って、自己判断で」。クロちゃんからスパイを依頼されていたことについて、彼女は口を割らずにいる。こうなると、アイカは吊るし上げられてしまうが……。その瞬間に、クロちゃんが通りかかった。

「だって、アイカは俺のスパイだから。アイカのこと責めるっておかしいから。それによって俺が昨日落としたかって言ったら別に落としてないじゃん。ショックだったけどね。裏と表あるの、ちょっと怖いね」(クロちゃん)

 すかさず、スタジオにいる浜田雅功が「お前や!」とクロちゃんに突っ込む。そう、ここで対峙しているのは裏と表のある者同士。クロちゃんとナオの直接対決が始まった。

ナオ「私たちはクロちゃんに恋愛感情を持っていないとダメなんですか?」

クロちゃん「ううん、別にそうは言ってないよ。言ってないけど、ウソはダメじゃない? ウソつく奴は入れたくないね」

 クロちゃんがウソを咎める図が、あまりにもブーメランになっているのは皮肉だ。しかし、うなずけるところはある。クロちゃんは「自分に恋愛感情を持て」と候補生に呼び掛けたことはなく、「LOVEです」「クロちゃんの1番になりたい」と恋愛感情を持っているふりをしたのはナオからなのだ。そのことを棚に上げ、被害者側に立とうとするナオもなかなかのハートの持ち主である。

 異常な空気の合宿所。なのに、さらに修羅場と化していく。まず、画面には「このあとクロちゃんの行き過ぎた言動があったため一部シーンをカットしてお送りします」というテロップが流れ、不穏なBGMがかぶさった。しゃべり続けるクロちゃん、泣き崩れる候補生たち……という光景だけ公開されたのだ。

 解せない。こんな処理をするのなら、カットしてもよかったはずなのに。わざわざこんな形で放送しているところに、制作陣の「あおりたい!」という意図が感じられる。ちなみに放送直後、クロちゃんは「カットになったとか、なんなのぉー(;ω;)  もしも、万が一、モンスターアイドルがDVDになる事があったなら、カットのシーンを特典映像で入れて欲しい」とツイートしている。モンスターという役割に忠実な彼のプロ根性も、隠し切れなくなりつつある。

 あと、もしもクロちゃんの言う通り、このシーンがDVDで特典映像になるのなら、危ない素人にキレた板東英二を早送りで処理した回(6月12日放送「中継先にヤバめ素人が現れてもベテランリポーターなら華麗にさばける説」)の映像も一緒に収録してほしいものだ。

 こんな地獄絵図の中、「それでは本日の脱落者の発表をします」とクロちゃんは追い打ちを掛けにいく。意外にも、この日の脱落者はヒナタだった。

「もうちょっとかわいらしい感じがいいなと思ったんで。ヒナタはかわいいというよりはカッコいい系のほうが似合いそうだったから、ちょっと僕の思っているアイドル像とは違いましたね」(クロちゃん)

 脱落者に関して、いつも納得できる理由を根拠にしているのが無性に腹立たしい。ただ、ヒナタを落とした決断には、実は重大な意味が含まれていた。キスをするなど全力の色仕掛けでアピールしてきたヒナタが落とされたということは、「クロちゃんに恋愛感情を持っていないとダメなんですか?」というナオの問いが正式に否定されたことになるからだ。恋愛感情を持っていても落とされることはある。どうも、プロデューサーとしてクロちゃんは全員をガチでチェックしている節があるのだ。

 翌朝、候補生の部屋を見ると、布団の敷き方がえげつない。ナオを含む4人の布団は固まっているのに、アイカの布団だけポツンと離れ小島になっていたのだ。そして、ナオは「海へ遊びに行こう」と仲間の4人に呼び掛けた。

「アイカちゃんも一緒に行かない?」(ナオ)

 元スパイのアイカにもナオから誘いの声がかかり、思わずホッとしてしまう。5人全員で遊びに行く候補生たち。海に到着すると、ナオはアイカに謝罪した。

「昨日……いろいろあったけど、ごめんねっていう気持ち」(ナオ)

 アイカはナオに許された。この2人のやりとりを契機に、他の候補生たちも次々と許しの言葉を口にし始めたのが興味深い。これは、すでにナオがボス格の地位を確立しているということ。クロちゃんにLOVEを告白するなどウソを厭わず、被害者側に立とうとするテクニックがあり、強さを兼ね備えたナオの人物像が出来上がりつつある。そんな彼女が主導する形で5人の絆が深まったのだから、結果オーライか。

「こういう困難を超えてこそ良いグループになると思うから。逆に今回そういうことがあって団結力増したと思うから。雨降って地固まるじゃないすか、うん」(クロちゃん)

 なんだかんだ、クロちゃんの言う通りになっているのは恐ろしい限りだ。

 今夜放送『水曜日のダウンタウン』は、「MONSTER IDOL」の最終回。今日で新アイドルグループの詳細は明らかになる。歌も衣装もグループ名も決まりかけており、残るは誰がメンバーに選ばれるか。

 ただ、前回のレビューでも触れたが、無事にグループがデビューし「これから応援してください!」と言われても、「MONSTER IDOL」は穏便に終わらない。表と裏の顔が明らかになったナオはアイドルとして応援しづらいし、スパイに指名されたアイカは前科を作られたも同然。そんな5人は、果たしてアイドルファンから支持を得られるのだろうか……?

 予告を観ると、どうやらクロちゃんは号泣しているようだ。クロちゃんに制裁が下されるような雰囲気もあった。でも、クロちゃんに逆アップをかますというラストは、前企画「モンスターハウス」でも行われた。多くの視聴者が予想しているオチだ。「どうせ、そういう終わり方になるんだろ?」という視聴者の安易な読みが引っくり返る、斬新なエンディングは用意されているのか――。期待したい。

(文=寺西ジャジューカ)

【100均ずぼらシュラン】ダイソー「珪藻土スプーン」吸水性バツグンで湿気をガード!

安くてお得に日用品を買いに行ったつもりが、あれもこれもとカゴに入れてしまう100均ショップ。「超便利!」とほくそ笑むグッズもあれば、「買わなきゃよかった……」なトホホなグッズも潜む、魑魅魍魎な100均ワールドをズボラなアラサー女子がご案内! 私見全開でアイテムを斬る「ダイソーずぼらシュラン」開店です★

今日のダイソーアイテム【珪藻土スプーン】

便利度:★★★☆☆(容器に入れておけば湿気を抑えてくれる!)
コスパ:★★★★☆(スプーンとしても乾燥剤としても大活躍です)
見た目のおしゃれさ:★★★★☆(ミニサイズで可愛らしいのがGOOD♪)

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 日々湿気で固まってしまうインスタントコーヒーを守るため、“何かいいものはないか!”とダイソーを物色していた私。そこで「珪藻土スプーン」なるものを発見しました。長さ8cmほどのボディがかわいらしいキッチングッズの使い心地を、さっそくチェックしてみましょう。

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 純白なカラーと丸っこいフォルムがかわいらしい同商品は、その名の通りスプーンタイプの珪藻土。石のような硬さがある反面、手に持ってみるとほとんど重さを感じないことに驚きです。触り心地はチョークに近い質感をしていて、爪の先が引っかかると“ギギギ”と黒板をひっかくような不快感が……。ネイルをしている人は、特に注意が必要かもしれません。珪藻土のスプーンはネット通販の安い物で200円ほどなので、若干お得といったところ。

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 約8×4cmと小さめなサイズなので、容器に入れていても邪魔になりにくいのがポイント。底が深い形状になっているおかげでスプーンとしても申し分なく使えますよ。吸水性が高い小型スプーンって…… まさにコーヒー豆の保存にぴったりじゃないですか! インスタントコーヒーだけじゃなく、お塩の容器などに入れても重宝しそうですね。

【100均ずぼらシュラン】ダイソー「珪藻土スプーン」吸水性バツグンで湿気をガード!の画像5【100均ずぼらシュラン】ダイソー「珪藻土スプーン」吸水性バツグンで湿気をガード!の画像6

 ネットの口コミでは、吸水性については高評価の一方で、「三温糖に使っていたら色がついてしまった」「ぶつけて割れてしまった」などのコメントも。色の濃いものや衝撃には注意が必要のようです。爽快なサラサラ感を維持する珪藻土スプーンがあれば、料理やコーヒーの味がワンランクアップするかも?

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KinKi Kids・堂本光一、ジャニーズ事務所社屋に「入れない」!? 「行きたくない」ともポロリ

 KinKi Kidsがパーソナリティを務めるラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送)が12月16日深夜に放送され、堂本光一と堂本剛がそろって登場した。

 この日、ジャニーズ事務所の新社屋に入る際は“入館証”が必須だという話題に。二人とも入館証を「もらった」ものの、実際には一度も使っていないとか。剛に至っては「渡してますね、スタッフに」とのことで、自分で管理すらしていないよう。

 どうやら光一も剛と同じで、「マネジャーが入館証持ってるやん。そしたらそれで入れるねん」と、そもそも一人で会社に行くことがないため、入館証を自分で持つ必要がないという。「単体で行く場合は、もう入れませんね!」と開き直る光一だったが、「俺、(入館証)どこやったんやろう……使うことないから、自分で」と紛失疑惑が浮上し、突然不安な様子に。ここで剛が「自分で使う時ないやろうし」と言うと、「意味もなく(事務所に)行きたくないよね!」と、なぜか力強く返す光一だった。

 そんな中、最後に読み上げられたリスナーからのメッセージに、「“スト”というのがSixTONESの愛称と知らず、『ストリートファイターII』の略称だと思っていました」とつづられていたことから、格闘ゲーム『ストリートファイター』の話題に。光一は「“ストツー”、延々合宿所でやってたな! 延々!」とジャニーズJr.時代を思い出し、やや興奮気味。剛も「やってたなあ、ずっと」と同調し、『ストリートファイター』の音楽を鼻歌で歌い出す。二人はその後も、「何回聞いた、これ!?」「ずっとやってたなあ~」と昔を懐かしみ、剛は「僕らにとって“スト”って言われると、確かに“ストツー”が出てくるよね」と、リスナーに共感していた。

 この日の放送にファンからは、「合宿所の思い出を話してる時、なんかうれしそうなのが好き。よっぽど楽しい毎日だったんだろうなあ」「後輩グループの名前より、『ストリートファイター』が出てくるKinKi Kids(笑)」「二人に“共通の思い出”があることが尊い……この話一生聞きたい」という声が集まっていた。

梅宮辰夫、ピーク時には全国展開で店舗数が約70店も…“漬物ビジネス”で見せた優れた才覚

 俳優の梅宮辰夫が81歳で亡くなった。俳優として活躍する一方、バラエティ番組にも頻繁に出演し、誰からも愛された「辰ちゃん」。釣りや料理の腕前もプロ級だった梅宮は、ビジネスマンとしても超一流だった。

「不良番長シリーズ」や「仁義なき戦いシリーズ」など、威厳に満ちたタフな男を演じ続けた男も、病には勝てなかった。女性週刊誌の記者がいう。

「映画やCM、バラエティで幅広く活躍した梅宮さんですが、晩年はたびたび病気に見舞われ、苦しい時期が続きました。2016年の十二指腸乳頭部がんのほか、がん手術すること実に6回。今年の初めに『金スマ』(TBS系)に出演した際には、娘のアンナに向かって、『お前が優しい心でいてくれれば、安心してあの世へ行ける』というメッセージを遺し、“まるで遺言”と話題になりましたが、やはり体調は良くなかったんですね」(女性週刊誌記者)

 溺愛してきた娘の梅宮アンナは、交際相手の羽賀研二の借金やヌード写真集騒動、プロ野球選手との不倫、再婚と離婚など、常にワイドショーを賑わせてきたお騒がせ娘。子育てに関しては及第点は上げられそうもない梅宮だが、ビジネスの才覚は一流だった。週刊誌のベテラン編集者はいう。

「バブル期の前後、芸能界で一世を風靡したのがタレントショップです。きっかけは当時の人気番組の『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系)だったと思いますが、原宿・竹下通りには、山田邦子、酒井法子、とんねるず、所ジョージ、田代まさしなど、タレントショップが乱立。梅宮辰夫も店を出しました。

 ただ、他のタレントの店がTシャツやマグカップ、ポスターなど、関連グッズ頼みだったのに対し、梅宮の『梅宮辰夫漬物本舗』は、漬物を商品にしたことでファン以外の需要も開拓し、リピーターも生まれ、全国展開も叶いました。ピーク時には店舗数が70店近くにも及び、わずか3坪ほどの店でも年間5000万円の売り上げがあったそうで、現在も20店が営業しています。梅宮は漬物だけを扱った本も出しており、“漬物愛”が本物だったからこそ、お店も長く続いたのでしょう」(ベテラン編集者)

 運営元は梅宮の死去に際し、辰ちゃん像を撤去しないと発表。テレビではもう彼の姿を目にすることはできないが、“漬物屋のオヤジ”として末永く愛されることになりそうだ。

梅宮辰夫、ピーク時には全国展開で店舗数が約70店も…“漬物ビジネス”で見せた優れた才覚

 俳優の梅宮辰夫が81歳で亡くなった。俳優として活躍する一方、バラエティ番組にも頻繁に出演し、誰からも愛された「辰ちゃん」。釣りや料理の腕前もプロ級だった梅宮は、ビジネスマンとしても超一流だった。

「不良番長シリーズ」や「仁義なき戦いシリーズ」など、威厳に満ちたタフな男を演じ続けた男も、病には勝てなかった。女性週刊誌の記者がいう。

「映画やCM、バラエティで幅広く活躍した梅宮さんですが、晩年はたびたび病気に見舞われ、苦しい時期が続きました。2016年の十二指腸乳頭部がんのほか、がん手術すること実に6回。今年の初めに『金スマ』(TBS系)に出演した際には、娘のアンナに向かって、『お前が優しい心でいてくれれば、安心してあの世へ行ける』というメッセージを遺し、“まるで遺言”と話題になりましたが、やはり体調は良くなかったんですね」(女性週刊誌記者)

 溺愛してきた娘の梅宮アンナは、交際相手の羽賀研二の借金やヌード写真集騒動、プロ野球選手との不倫、再婚と離婚など、常にワイドショーを賑わせてきたお騒がせ娘。子育てに関しては及第点は上げられそうもない梅宮だが、ビジネスの才覚は一流だった。週刊誌のベテラン編集者はいう。

「バブル期の前後、芸能界で一世を風靡したのがタレントショップです。きっかけは当時の人気番組の『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系)だったと思いますが、原宿・竹下通りには、山田邦子、酒井法子、とんねるず、所ジョージ、田代まさしなど、タレントショップが乱立。梅宮辰夫も店を出しました。

 ただ、他のタレントの店がTシャツやマグカップ、ポスターなど、関連グッズ頼みだったのに対し、梅宮の『梅宮辰夫漬物本舗』は、漬物を商品にしたことでファン以外の需要も開拓し、リピーターも生まれ、全国展開も叶いました。ピーク時には店舗数が70店近くにも及び、わずか3坪ほどの店でも年間5000万円の売り上げがあったそうで、現在も20店が営業しています。梅宮は漬物だけを扱った本も出しており、“漬物愛”が本物だったからこそ、お店も長く続いたのでしょう」(ベテラン編集者)

 運営元は梅宮の死去に際し、辰ちゃん像を撤去しないと発表。テレビではもう彼の姿を目にすることはできないが、“漬物屋のオヤジ”として末永く愛されることになりそうだ。

上皇后美智子さまのストレスによる“嘔吐発表”は、週刊誌合併号へのカウンター攻撃か

 12月13日、上皇后美智子さまが9月以降、血液が混じる嘔吐を複数回したり、体重減少があり、体調不良が続いていることを宮内庁が発表した。

 原因はストレスとのことだが、具体的すぎる中身がメディア関係者を驚かせている。「事実と異なる週刊誌報道にストレスを感じられ、胃に負担が掛かった可能性もある」と説明したからだ。

「発表したのは、上皇夫妻のスポークスマンである高橋美佐男上皇侍従次長。警察庁キャリアの高橋氏は、2012年に天皇夫妻担当の侍従次長となり、今年5月に天皇が上皇になるのに伴ってスライドした、ご夫妻から信頼の厚い人物です。高橋氏が”忖度”して発表するわけもなく、美智子さま本人のお考えが反映されています。高橋氏は『症状が出た時期からすると』と分析していますが、即位の一連の儀式と重なった時期で、そのストレスが大きかったはず。それでもあえて『週刊誌報道』と決めつけたのには驚きました」(宮内庁担当記者)

 週刊誌は、美智子さまと共に歩んできたと言っても過言ではない。時の皇太子である上皇陛下と美智子さまの婚約が発表されたのが1958年。ミッチーブームに沸き立ち、それを当て込んで、「女性自身」(光文社、58年)、「週刊大衆」(双葉社、58年)、「週刊現代」(講談社、59年)、「週刊文春」(文藝春秋、59年)など、雨後のタケノコのように週刊誌が創刊されたのだ。

「売れてナンボの週刊誌にとって、最初のキラーコンテンツが美智子さまだったわけです。美智子さまも週刊誌に揉まれながら、メディア戦略を身に着けていかれたことでしょう」(ベテラン週刊誌記者)

 当初の蜜月ブームから手の平を返すのもまた、週刊誌の性(さが)だ。平成になると文春などのバッシングが熾烈を極め、美智子さまは失声症になってしまう。

「皇室の生活が税金で賄われている以上、厳しい目を向けるのは当然ですが、週刊誌報道まできちんと目を通す美智子さまは、まともに受け止めてしまった。ただし体調回復後は『どの批判も自分を省みるよすがとしていますが、事実でない報道がまかり通る社会になって欲しくありません』とコメントを発表し、週刊誌に”反撃”を加えています」(同前)

 今回、ストレスの原因とされた「週刊誌報道」とは何を指すのか。どうやら「週刊新潮」(新潮社)が念頭にあると見られている。

「直接的に浮かぶのは、『「二重権威」が露わになった「即位の礼」パレード延期の残響』(10月31日号)や『「大嘗祭」という試練!「三度目の涙」で「美智子さま」に抗う「雅子皇后」』(11月21日号)といった、美智子さまvs.雅子さまの対立を煽る一連の記事です。美智子さまはそれを否定したかったのでしょう」(担当記者)

 9月からの体調不良が今になって公表されたのは、即位の儀式が終えたことに加え、周到なメディア戦略が見てとれる。

「新潮、文春は12月26日発売の合併号があります。そこでは皇室ものが必ず大きな記事になります。美智子さまは『自分には触れてくれるな』というカウンター攻撃を仕掛けられたのではないか。実際、編集部では美智子さまに触りづらい雰囲気になっているとか」(同前)

 60年にわたる美智子さまと週刊誌の攻防は、もうしばらく続きそうである。

家庭が壊れるのは男のせいなのか? 男性特有の「離婚のうしろめたさ」とその解放

 離婚経験を持つ13人の男性に、その経緯や顛末を聞いたルポルタージュ「ぼくたちの離婚」(角川新書/KADOKAWA)が刊行された。

 もともとは女性向けウェブメディア「女子SPA!」の連載企画だが、夫側からの一方的な離婚劇の総括という体裁によって、これまであまり語られることがなかった離婚男性の胸の内が赤裸々に発露。新たなエピソードが公開されるたびに、ネットを中心に大きな話題を集めた。一体、中年男の離婚話が、なぜここまで人を惹きつけるのだろうか。新書刊行を記念して著者の稲田豊史氏に同作に込めた思いを聞いた。

離婚の本が本棚にあるとマズイので…Kindle版が売れてます

——出版後の反響はいかがですか?

稲田 おかげさまで“刺さる”という声が続出です(笑)。ただ、男性読者は、こっそり読んでいるみたいですね。自宅の本棚に置いて奥さんにヘンに疑われるのが面倒だからか、発売直後はKindle版の方が伸びていたようです。

——男性目線で離婚を語る本というのは、あまりなかったですからね。

稲田 そうなんです。だからこそ反応もたくさんいただきました。そこで感じたのは、この本は、読む人の鏡になっているんじゃないかということ。ここまで激しい経験はしていなくても「ここに書かれているのは自分だ」と考える人がたくさんいたんです。でも、それを男性が口に出して語ると「へぇ、お前んとこってそうなんだ」と見られてしまうから、語る機会がないんですよね。まえがきにも書いたんですが、この企画はもともと自分も参加していた「バツイチ会」という離婚経験者の集まりが原点です。男性が自身の離婚についてもっと気楽に語り合う場所があってもいいんじゃないか、そういう思いではじまっています。

——確かに離婚について多くを語らない男の美学のようなものはある気がします。

稲田 そうそう。でも、それって別にかっこいいというポジティブなものではなく、過ぎたことをグチグチいうのはみっともないという考えなんですよね。これが社会問題なんです。令和の時代になってもいまだに男は昭和的な呪縛にからめとられている。家庭というのは男が守るものであって、それが崩壊したのは男が情けないからだと。もちろん、実際はそんなことはないと頭ではわかっていると思います。でも、30~40代の団塊ジュニアかその少し下の世代くらいまでは親の価値観の影響があるから、離婚に対する後ろめたさが大きいんですよ。僕自身も離婚経験があるんですが、友達レベルの会話でも悪気なく「お前がチャラチャラしてるから、嫁さんが出てっちゃったんだろ?」とか、軽く言われがちじゃないですか。女を下げるよりも、男を下げておいたほうが丸くおさまるみたいなね。そうなると男は吐き出す場がなくなり、溜めていく一方になってしまう。これはよくないんじゃないかなと思っていました。

——本書は「女子SPA!」での連載をまとめたものですが、もともと女性に読んでもらう想定だったのですか?

稲田 もともとの企画では、女性読者を想定していなかったんです。もちろん、読んでいただければうれしいけど、どちらかといえば男性読者に共感してもらうイメージでした。でも、飲みの席などでいろんな編集の人に「こんな企画があるんだけど」と話しても、あまり反応がなくて、はじめて本気で食いついてきたのが、女子SPA!の担当編集だったんです。

——どんなところに興味を惹かれたのでしょうか。

稲田 女子SPA!は担当編集も編集長も女性なんですが、離婚について男の人が女の前で本音を言ってくれないと言うんです。すごく奥さんを憎んでいるのか、それともすごく後悔をしているのか、結局どう思っているのかぜんぜんわからないと。だから、女性は男性の気持ちが知りたいんだと言っていました。僕からすると意外な意見だったんですが、実際にこの本を取材や書評で取り上げてくれたのも、8割方が女性向けのメディアでした。正直、ここまで偏るとは思いませんでしたね。

——書籍の内容は特に女性側に寄ったものというわけではないですよね。

稲田 そうなんですよ。いろいろなエピソードがある中で、明らかに夫が悪いケースもあれば、これは奥さんに原因があるだろうというものもある。基本的には、男が勝手なことを言っているわけで、読む人によっては女性が不快になるかもなとも思っていたので、ここまで女性読者が興味をもってくれるとは思っていませんでしたね。

——実際に読んでみると、男だから夫側、女だから妻側に感情移入するというようなシンプルな構造でもなかったように思います。

稲田 そうですね。それは、描かれているのが“人間”だからだと思います。例えば、女性の読者で「家族が得意じゃない」という離婚男性にすごく共感したという方がいて、一方でその感覚はまったく理解できないという男性読者もいる。「牛」のエピソード(結婚の挨拶に向かった同棲相手の実家近くで見た牛小屋が生理的に受け入れられず、関係を解消したデザイナーの話)も連載時に反響がすごくあったものなんですが、まったくわかりませんという人と、わかりますという人で真っ二つでした。そういう個々人の感覚がエピソードによって浮き彫りになってくるのはおもしろかったですね。

——どのエピソードに共感するかで、読む側の鏡になっているわけですね。

稲田 だからこそ、男性は具体的な感想をくれないんですよ。「ぼくたちの」という男性一人称のタイトルで距離がとれるからか、女性はSNSでも細かなエピソードをあげてしっかり感想を書いてくれるんだけど、男性は「ホラーですね」とか「刺さりました」とかふわっとしたことしか書かない(笑)。その代わり、facebookのDMなどで個別に「実は僕も……」みたいな具体的な感想を言ってくる。男はズルいなぁと思いましたね。

——たくさんの離婚経験者を取材したことは、稲田さんご自身の離婚を振り返るきっかけにもなりましたか?

稲田 そうですね。でもそれは新たな気づきというよりも再確認という感覚です。いろんな人がこれを読んで、自分の一部がそこに書いてあると感じるように、僕にとっても、すべてのエピソードでどこかしらに共感性がありました。そういう意味では、この企画の発端となった「バツイチ会」と同じ効用がありましたね。話すことで解決されるわけではないけど、このいびつな形の苦痛は自分オリジナルのものではなく、他の人も経験している類のことなのだとわかる安心感。実際、取材のたびに「それ、すごくわかります」とたくさん言ったし、相手から「そうですよね!」と言われて、共感しあっていました。

——なんか、カウンセリングのようでもありますね(笑)

稲田 実際、取材対象の方にそう言われたこともあります。カウンセリングって、話を聞くことが大事なんですよね。あなたの言っているその“ごちゃごちゃ”に輪郭づけるとこういうことで、それは私にもよくわかると認めてあげること。だから、取材の場では僕が自分の話をすることも多かったです。こっちが無傷ではフェアではないですからね。取材の形としてはちょっと変わっているかもしれません。

——取材対象の方たちも、話を聞いてほしいモードなんでしょうか?

稲田 一応、本当にわずかな謝礼はお支払いしているんだけど、そんなのどうでもいいから、俺の話を聞いてくれって感じですね(笑)。で、話しきってすっきりするという。ことの顛末を頭から最後まで誰かに話したことがない人がほとんどなんですよ。だって、おじさんの元妻の出会いから別れまでじっくり聞きたい人なんて誰もいないじゃないですか。友達だって、いいとこ15分くらいで別の話題に切り替わるでしょう。それを相槌を打ちながら、一切否定せずにすべて絞り切るというのがよかったんだと思います。

——取材時間もかなりかかっていそうですね。

稲田 長いときは6時間以上話を聞いてます。みんな話のプロではないから、順序立てて話したりできないじゃないですか。だからそこは自然に任せて、出てきたエピソードを頭の中で順序立てて組み立てながら聞いていきました。6時間の人の場合、3時間くらい聞いてようやく、こことここの話がまだ出てないなってことが見えてきたので、補足するようにそこを聞いて埋める。でも、その穴埋め作業は相手が一通り話し終わるまで待ちますね。とにかく話の腰を折らないですべて吐き出してもらうことが大事で、すべて聞き切ったところでポロポロとディティールの話が出てきたりするんです。

——疲れないですか?

稲田 すっごい疲れますよ(笑)。しかもテープを起こすときにまた6時間の音源を聞くから二度疲れます。まあ、いい疲れだなと思ってやっていますけどね。

——本作はルポの形式をとっていますが文章にする段階ではどんなことを意識しましたか。

稲田 この連載が決まって「バツイチ会」に招集をかけたんですよ。そこでみなさんにも意見を出してもらったんですが、ディティールが大事じゃないかって話になったんですよね。事の推移だけ書いてもダメで、例えば、元奥さんの実家の場所や、男が何を目的に上京してきたかとかの細部ですね。だから、原稿では身バレを防ぐために固有名詞は変えているけど、地名なら東京から見ての都市の規模感とか、その本質の部分は変えていません。対象者の職業についても、忙しさや働き方、ステータスといった、変えてはいけない部分は残しているので、その改変のさじ加減にはかなり時間をかけています。

——エピソードに具体性がすごくあったので、周囲の人ならば誰の話かわかってしまいそうだなと思いました。

稲田 ほとんど変えていないものも多いので、その人に近い人なら全員がわかると思います。だからこそリアリティを持っているし、まえがきにも書いたんですが、書籍化の段階で掲載しないでくれといわれたケースもありました。

——いまでは再婚されている方も多かったですしね。

稲田 出てくれた13人のうち8人は再婚しています。みんな一番苦しい時期は過ぎていたので、取材を受けてくれたんだと思います。渦中の人だったら話せないでしょう。離婚直後は、「もう二度と結婚しない」という人と、「すぐに次へ行きたい」という2パターンに分かれるんですけど、二度と結婚したくない人は、相手云々ではなく自分が日本の婚姻制度に合わないと感じてしまった人。後者は、婚姻制度には文句がないが、相手を間違えたと思っている人です。

——そういう意味でも、やはり離婚について男性の語りしろはまだまだありそうですね。

稲田 そうなんです。特に田舎だとおおっぴらに離婚の話がされることはほとんどありません。でも、よくよく聞いてみると、離婚経験のある親族がいたりするんですよね。それを知らされていないから、一族のなかで自分だけが離婚してしまうのは恥だと思って、我慢を続けてしまうケースもある。そういう事態にならないように、もう少し我々の世代から離婚をオープンにしていけないかと思っているんです。

——世間体を気にして離婚を我慢する必要はないんじゃないか、と。

稲田 そうそう。決して離婚を推奨するわけではないけど、限界まで我慢して自分が壊れてしまう必要はない。離婚は治療なんです。よくない夫婦関係というのは病気の状態だから、我慢しても意味がない。我慢しても悪化するだけだから、這いつくばってでも病院に行って早い段階で薬をもらわないと。極端な話、離婚を不名誉な犯罪歴みたいに思ってる人もいるじゃないですか。歴をつけたくないから頑張らないとって。その認識はよくないから変えていかないといけないと思います。

——自分が置かれた状況を俯瞰してみるためにも、「ぼくたちの離婚」でいろんなエピソードを知ることは役立ちそうです。

稲田 そうですね。それと、離婚“後”について語られることもあまりないんですよね。実際は、そのあとに幸せに暮らしてる人もたくさんいるのに。だから離婚というものが、いつまでも悲劇のままで終わってしまう。この書籍を通じて、もっと男性がオープンに離婚を語れるような社会になっていけばいいなと思います。

稲田豊史
1974年生まれ。キネマ旬報社でDVD業界誌編集長、書籍編集者を経て2013年よりフリーランス。著書に『ドラがたり のび太系男子と藤子・F・不二雄の時代』(PLANETS)、『セーラームーン世代の社会論』(すばる舎リンケージ)。「サイゾー」「SPA!」などで執筆。

家庭が壊れるのは男のせいなのか? 男性特有の「離婚のうしろめたさ」とその解放

 離婚経験を持つ13人の男性に、その経緯や顛末を聞いたルポルタージュ「ぼくたちの離婚」(角川新書/KADOKAWA)が刊行された。

 もともとは女性向けウェブメディア「女子SPA!」の連載企画だが、夫側からの一方的な離婚劇の総括という体裁によって、これまであまり語られることがなかった離婚男性の胸の内が赤裸々に発露。新たなエピソードが公開されるたびに、ネットを中心に大きな話題を集めた。一体、中年男の離婚話が、なぜここまで人を惹きつけるのだろうか。新書刊行を記念して著者の稲田豊史氏に同作に込めた思いを聞いた。

離婚の本が本棚にあるとマズイので…Kindle版が売れてます

——出版後の反響はいかがですか?

稲田 おかげさまで“刺さる”という声が続出です(笑)。ただ、男性読者は、こっそり読んでいるみたいですね。自宅の本棚に置いて奥さんにヘンに疑われるのが面倒だからか、発売直後はKindle版の方が伸びていたようです。

——男性目線で離婚を語る本というのは、あまりなかったですからね。

稲田 そうなんです。だからこそ反応もたくさんいただきました。そこで感じたのは、この本は、読む人の鏡になっているんじゃないかということ。ここまで激しい経験はしていなくても「ここに書かれているのは自分だ」と考える人がたくさんいたんです。でも、それを男性が口に出して語ると「へぇ、お前んとこってそうなんだ」と見られてしまうから、語る機会がないんですよね。まえがきにも書いたんですが、この企画はもともと自分も参加していた「バツイチ会」という離婚経験者の集まりが原点です。男性が自身の離婚についてもっと気楽に語り合う場所があってもいいんじゃないか、そういう思いではじまっています。

——確かに離婚について多くを語らない男の美学のようなものはある気がします。

稲田 そうそう。でも、それって別にかっこいいというポジティブなものではなく、過ぎたことをグチグチいうのはみっともないという考えなんですよね。これが社会問題なんです。令和の時代になってもいまだに男は昭和的な呪縛にからめとられている。家庭というのは男が守るものであって、それが崩壊したのは男が情けないからだと。もちろん、実際はそんなことはないと頭ではわかっていると思います。でも、30~40代の団塊ジュニアかその少し下の世代くらいまでは親の価値観の影響があるから、離婚に対する後ろめたさが大きいんですよ。僕自身も離婚経験があるんですが、友達レベルの会話でも悪気なく「お前がチャラチャラしてるから、嫁さんが出てっちゃったんだろ?」とか、軽く言われがちじゃないですか。女を下げるよりも、男を下げておいたほうが丸くおさまるみたいなね。そうなると男は吐き出す場がなくなり、溜めていく一方になってしまう。これはよくないんじゃないかなと思っていました。

——本書は「女子SPA!」での連載をまとめたものですが、もともと女性に読んでもらう想定だったのですか?

稲田 もともとの企画では、女性読者を想定していなかったんです。もちろん、読んでいただければうれしいけど、どちらかといえば男性読者に共感してもらうイメージでした。でも、飲みの席などでいろんな編集の人に「こんな企画があるんだけど」と話しても、あまり反応がなくて、はじめて本気で食いついてきたのが、女子SPA!の担当編集だったんです。

——どんなところに興味を惹かれたのでしょうか。

稲田 女子SPA!は担当編集も編集長も女性なんですが、離婚について男の人が女の前で本音を言ってくれないと言うんです。すごく奥さんを憎んでいるのか、それともすごく後悔をしているのか、結局どう思っているのかぜんぜんわからないと。だから、女性は男性の気持ちが知りたいんだと言っていました。僕からすると意外な意見だったんですが、実際にこの本を取材や書評で取り上げてくれたのも、8割方が女性向けのメディアでした。正直、ここまで偏るとは思いませんでしたね。

——書籍の内容は特に女性側に寄ったものというわけではないですよね。

稲田 そうなんですよ。いろいろなエピソードがある中で、明らかに夫が悪いケースもあれば、これは奥さんに原因があるだろうというものもある。基本的には、男が勝手なことを言っているわけで、読む人によっては女性が不快になるかもなとも思っていたので、ここまで女性読者が興味をもってくれるとは思っていませんでしたね。

——実際に読んでみると、男だから夫側、女だから妻側に感情移入するというようなシンプルな構造でもなかったように思います。

稲田 そうですね。それは、描かれているのが“人間”だからだと思います。例えば、女性の読者で「家族が得意じゃない」という離婚男性にすごく共感したという方がいて、一方でその感覚はまったく理解できないという男性読者もいる。「牛」のエピソード(結婚の挨拶に向かった同棲相手の実家近くで見た牛小屋が生理的に受け入れられず、関係を解消したデザイナーの話)も連載時に反響がすごくあったものなんですが、まったくわかりませんという人と、わかりますという人で真っ二つでした。そういう個々人の感覚がエピソードによって浮き彫りになってくるのはおもしろかったですね。

——どのエピソードに共感するかで、読む側の鏡になっているわけですね。

稲田 だからこそ、男性は具体的な感想をくれないんですよ。「ぼくたちの」という男性一人称のタイトルで距離がとれるからか、女性はSNSでも細かなエピソードをあげてしっかり感想を書いてくれるんだけど、男性は「ホラーですね」とか「刺さりました」とかふわっとしたことしか書かない(笑)。その代わり、facebookのDMなどで個別に「実は僕も……」みたいな具体的な感想を言ってくる。男はズルいなぁと思いましたね。

——たくさんの離婚経験者を取材したことは、稲田さんご自身の離婚を振り返るきっかけにもなりましたか?

稲田 そうですね。でもそれは新たな気づきというよりも再確認という感覚です。いろんな人がこれを読んで、自分の一部がそこに書いてあると感じるように、僕にとっても、すべてのエピソードでどこかしらに共感性がありました。そういう意味では、この企画の発端となった「バツイチ会」と同じ効用がありましたね。話すことで解決されるわけではないけど、このいびつな形の苦痛は自分オリジナルのものではなく、他の人も経験している類のことなのだとわかる安心感。実際、取材のたびに「それ、すごくわかります」とたくさん言ったし、相手から「そうですよね!」と言われて、共感しあっていました。

——なんか、カウンセリングのようでもありますね(笑)

稲田 実際、取材対象の方にそう言われたこともあります。カウンセリングって、話を聞くことが大事なんですよね。あなたの言っているその“ごちゃごちゃ”に輪郭づけるとこういうことで、それは私にもよくわかると認めてあげること。だから、取材の場では僕が自分の話をすることも多かったです。こっちが無傷ではフェアではないですからね。取材の形としてはちょっと変わっているかもしれません。

——取材対象の方たちも、話を聞いてほしいモードなんでしょうか?

稲田 一応、本当にわずかな謝礼はお支払いしているんだけど、そんなのどうでもいいから、俺の話を聞いてくれって感じですね(笑)。で、話しきってすっきりするという。ことの顛末を頭から最後まで誰かに話したことがない人がほとんどなんですよ。だって、おじさんの元妻の出会いから別れまでじっくり聞きたい人なんて誰もいないじゃないですか。友達だって、いいとこ15分くらいで別の話題に切り替わるでしょう。それを相槌を打ちながら、一切否定せずにすべて絞り切るというのがよかったんだと思います。

——取材時間もかなりかかっていそうですね。

稲田 長いときは6時間以上話を聞いてます。みんな話のプロではないから、順序立てて話したりできないじゃないですか。だからそこは自然に任せて、出てきたエピソードを頭の中で順序立てて組み立てながら聞いていきました。6時間の人の場合、3時間くらい聞いてようやく、こことここの話がまだ出てないなってことが見えてきたので、補足するようにそこを聞いて埋める。でも、その穴埋め作業は相手が一通り話し終わるまで待ちますね。とにかく話の腰を折らないですべて吐き出してもらうことが大事で、すべて聞き切ったところでポロポロとディティールの話が出てきたりするんです。

——疲れないですか?

稲田 すっごい疲れますよ(笑)。しかもテープを起こすときにまた6時間の音源を聞くから二度疲れます。まあ、いい疲れだなと思ってやっていますけどね。

——本作はルポの形式をとっていますが文章にする段階ではどんなことを意識しましたか。

稲田 この連載が決まって「バツイチ会」に招集をかけたんですよ。そこでみなさんにも意見を出してもらったんですが、ディティールが大事じゃないかって話になったんですよね。事の推移だけ書いてもダメで、例えば、元奥さんの実家の場所や、男が何を目的に上京してきたかとかの細部ですね。だから、原稿では身バレを防ぐために固有名詞は変えているけど、地名なら東京から見ての都市の規模感とか、その本質の部分は変えていません。対象者の職業についても、忙しさや働き方、ステータスといった、変えてはいけない部分は残しているので、その改変のさじ加減にはかなり時間をかけています。

——エピソードに具体性がすごくあったので、周囲の人ならば誰の話かわかってしまいそうだなと思いました。

稲田 ほとんど変えていないものも多いので、その人に近い人なら全員がわかると思います。だからこそリアリティを持っているし、まえがきにも書いたんですが、書籍化の段階で掲載しないでくれといわれたケースもありました。

——いまでは再婚されている方も多かったですしね。

稲田 出てくれた13人のうち8人は再婚しています。みんな一番苦しい時期は過ぎていたので、取材を受けてくれたんだと思います。渦中の人だったら話せないでしょう。離婚直後は、「もう二度と結婚しない」という人と、「すぐに次へ行きたい」という2パターンに分かれるんですけど、二度と結婚したくない人は、相手云々ではなく自分が日本の婚姻制度に合わないと感じてしまった人。後者は、婚姻制度には文句がないが、相手を間違えたと思っている人です。

——そういう意味でも、やはり離婚について男性の語りしろはまだまだありそうですね。

稲田 そうなんです。特に田舎だとおおっぴらに離婚の話がされることはほとんどありません。でも、よくよく聞いてみると、離婚経験のある親族がいたりするんですよね。それを知らされていないから、一族のなかで自分だけが離婚してしまうのは恥だと思って、我慢を続けてしまうケースもある。そういう事態にならないように、もう少し我々の世代から離婚をオープンにしていけないかと思っているんです。

——世間体を気にして離婚を我慢する必要はないんじゃないか、と。

稲田 そうそう。決して離婚を推奨するわけではないけど、限界まで我慢して自分が壊れてしまう必要はない。離婚は治療なんです。よくない夫婦関係というのは病気の状態だから、我慢しても意味がない。我慢しても悪化するだけだから、這いつくばってでも病院に行って早い段階で薬をもらわないと。極端な話、離婚を不名誉な犯罪歴みたいに思ってる人もいるじゃないですか。歴をつけたくないから頑張らないとって。その認識はよくないから変えていかないといけないと思います。

——自分が置かれた状況を俯瞰してみるためにも、「ぼくたちの離婚」でいろんなエピソードを知ることは役立ちそうです。

稲田 そうですね。それと、離婚“後”について語られることもあまりないんですよね。実際は、そのあとに幸せに暮らしてる人もたくさんいるのに。だから離婚というものが、いつまでも悲劇のままで終わってしまう。この書籍を通じて、もっと男性がオープンに離婚を語れるような社会になっていけばいいなと思います。

稲田豊史
1974年生まれ。キネマ旬報社でDVD業界誌編集長、書籍編集者を経て2013年よりフリーランス。著書に『ドラがたり のび太系男子と藤子・F・不二雄の時代』(PLANETS)、『セーラームーン世代の社会論』(すばる舎リンケージ)。「サイゾー」「SPA!」などで執筆。