今年は平成が終わり、令和が始まった1年だったが、ジャニーズ事務所によるHey!Say!JUMPのプッシュもひっそりと終焉を迎えたという。
2007年にデビューしたHey!Say!JUMPは、当時から押しも押されもせぬトップアイドルそのものだったが、メンバー個人の知名度は今ひとつだった。しかし、積極的なバラ売りとともに猛プッシュが始まったのは、2013年のTBS系ドラマ『半沢直樹』に中島裕翔が出演したあたりからだ。
14年には有岡大貴と八乙女光が『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)のレギュラーとなり、15年には初冠番組『いただきハイジャンプ』(フジテレビ系)がレギュラー化。同年には『24時間テレビ』(日本テレビ系)のメインパーソナリティを務め、年末には『Yahoo!検索大賞 2015』のアイドル部門賞を受賞するなど、まさにアイドル界のトップに立つこととなった。さらに16年には伊野尾慧が『めざましテレビ』(フジテレビ系)の曜日レギュラー就任という動きも。そして、17年には念願の『NHK紅白歌合戦』初出場も果たした。
「13年から17年くらいにかけて、ジャニーズ事務所はとにかくHey!Say!JUMPをゴリ押ししていました。“第2の嵐”にしようとして、ドラマ、バラエティだけでなく、まさかの情報番組にまでブチ込んできたのは驚いたものです。でも、当時の業界内の反応としては、『グループは知ってるけどメンバーはよく知らない』『本当に人気があるの?』という感じでした」(テレビ局関係者)
そんなHey!Say!JUMPのゴリ押しは、昨年くらいから一気にトーンダウンしているという。
「18年5月にデビューしたKing&Princeがブレイクしたことで、完全に風向きは変わりましたね。ジャニーズ事務所はキンプリをプッシュするし、局側もキンプリにオファーをするということが増えた。そもそもジャニーズのゴリ押しで番組に出ることが多かったHey!Say!JUMPの出番は激減しました」(同)
そういった事務所内での動きだけでなく、メンバーたちの私生活もまたHey! Say! JUMP凋落の一因となっている。
「ゴリ押し期間中に、中島裕翔、伊野尾慧、有岡大貴、山田涼介らメンバーたちの熱愛報道が続けざまに出て、スキャンダラスなイメージが付いたということもあります。ジャニーズ的にも、私生活が乱れているグループではなく、そうではない新人グループの方をプッシュするのは当然ですよね」(音楽業界関係者)
さらに、ファンのマナーの悪化もまた、Hey!Say!JUMPの活動に水を差している。
「一部のファンによる、駅構内でのメンバー待ち伏せや、追いかけての写真撮影などといった悪質行為が連続。何度も注意しても改善されないということで、コンサートツアーの開催が見送られてしまった。ファンがこんな感じだと炎上のリスクもあるんじゃないかって、メディア側も起用を躊躇してしまうと思います」(同)
今年はかろうじて紅白に出場するが、来年はノーチャンスだとみられている。
「20年はSixTONESとSnow Manがデビューするし、最近はジャニーズWESTもプッシュされつつある。このうちどれかが紅白初出場を果たせば、先輩グループにとってはジャニーズ枠が減るのは必至。そうなったら、Hey!Say!JUMPが消える可能性が高い。20年内に大きな結果を出さないと、なかなか難しい状況になるでしょう」(同)
このままでは、“第2の嵐”になる未来は果たせそうにないHey!Say!JUMP。本当に平成とともに終わってしまうのか……。