「考え方の違いが自分たちを救うかもしれない」“自己肯定感高い中国人マンガ”が生まれた理由

 近頃Twitterでたびたびバズっている特徴的なマンガがある。白いウサギが中国や台湾の人々の流行や発言を紹介し、「楽しく生きよう!」と語るマンガだ。

 4万リツイートされたこのツイートを、タイムライン上で見たことがある人も少なくないのではないだろうか。描いているのは、イラストレーターのよねはらうさこさん。中国・台湾カルチャーに明るく、そうした「異文化」を紹介することを旨として活動している。よねはらさんはなぜTwitterでこうした発信をする道を選んだのだろうか?

――中国、台湾カルチャーを紹介するマンガをTwitterにアップするようになったきっかけを教えて下さい。

よねはら 元からライター兼イラストレーターとして活動していたんです。今みたいな形でTwitterにマンガをあげるようになったのは、2018年頃からですね。それ以前は、カルチャー紹介というよりは、友人との旅行をレポマンガにしているくらいでした。そこから、iPad proを手に入れて「もっとマンガを描きたい!」と思ったのがきっかけですね。

――なるほど、iPad ProとApple Pencilで作業がはかどるようになったというイラストレーターやマンガ家の話は耳にします。やはり便利なんですか?

よねはら iPad Pro、最高ですよ~! 絵を描くストレスが全然なくて、超おすすめです! ……ちょっとiPadの宣伝みたいですね(笑)。気軽に描いてすぐアップできるので、マンガを描くにあたって、新鮮な気持ちやスピード感を大事にするようになりました。

――Twitterマンガのスピード感ってありますよね。いわゆる「プロのマンガ家」を目指していた時期はあったのでしょうか?

よねはら 私はすごく絵がうまいわけでもないですし、「プロを目指すぞ!」みたいなテンションではなくて、「伝えるツール」としてイラストやマンガがあったというか。文章や映像が得意だったらそっちに行っていたでしょうし、私の中で最適なツールがマンガだったんです。

――そして、中国や台湾についてのマンガが拡散されるようになったと。では、よねはらさんがアジア圏のカルチャーと深く接するようになったのは、いつからなのでしょうか?

よねはら もともと小さい頃から、父の仕事の関係で、外国の方と触れ合うことが多かったんです。海外に行く機会も多かったし、父の友人の外国人が日本に遊びに来ることもあって。だから、自然と自分の日常の中に「外国の人」がいる環境だったんですね。

――なるほど。

よねはら そんな中で、父の中国関係の仕事が増えていき、母も元から中国、台湾カルチャーが好きだったこともあり、一緒に中国語教室に通っていくうちに、また友達が増えて……という感じですね。友達ができると語学力って向上するじゃないですか。そうやってどんどん中国の人や文化に触れるようになると、近い国なのに考え方が全然違うことが面白くて、「この違いをシェアしたい!」と思うようになりました。

――それは、よねはらさんのマンガにも現れていますよね。

よねはら 自分たち日本人が持っていない、「中国の良い部分」を皆にも知ってほしかったし、「違う」からこそ、素敵な影響を受けることができると思ったんです。私は東京出身なんですが、特に都心部だったということもあってか、あまり地域性を感じられたことがなくて。「なんでもあるけどなんにもない」というか。

――いま東京はオリンピックを控えて、観光、インバウンドに力を入れて再開発をしていますが、よねはらさんとしては地域としてのオリジナル性を感じないと。

よねはら 現在は大阪に住んでいるんですけど、大阪や中国には地域性の強さを感じるんです。マンガにも描いたことがありますが、中国の友達はどこ出身でも「ウチの地方は最高だからおいでよ」って言うんです。でも私は「東京は最高だからおいでよ」と思えなくて。下町に住んでいればまた違ったかもしれないけど、都心部にいたわたしが自信を持って連れていけるのは渋谷のスクランブル交差点ぐらいしかないかも(笑)。だからそういう地域性の強さに対して憧れがあります。

 

――日本国内の中国のイメージって、この数年で二極化しているように感じます。以前からあるネガティヴ・ヘイト的なイメージと、最近は「中国スゴイ! 進んでる! それに比べて日本は……」的な言説も目立ちます。

よねはら 今でも、私のマンガの内容とは直接関係ない、中国嫌いのコメントは届きますね。私もニュースだけを見ていたら、そんなイメージを持っていたかもしれない。それに、皆が中国を知る機会が増えたから「スゴイ」という意見も増えたのかな。とはいえ、「中国最高! 日本ダメ!」みたいなのも違うと思うし、私としては、お互いにいい影響を与えながら、国と国の仲はともかく、人同士が仲良くなれたらいいなと思っています。

――何万リツイートも拡散されると、ちょっとした商業メディアに掲載されるよりも「見られる」機会があると思います。ポジティヴな意見もネガティヴな意見もダイレクトに、作家個人に集まりがちです。

よねはら 激しく「炎上」してしまったこともあります。とても反省しているのですが、伝えたい気持ちが先行して強い言葉を使ってしまったせいで、私の考えていることがうまく伝わらなくて。私自身は「人類が平和になるためにはどうしたらいいか」とわりと本気で考えているのですが、過程をないがしろにしてしまうと自分の考えていることが違った形で受け止められてしまう。もともと賛否両論あるだろうなとは思っていましたが、「差別主義者だ」といった人格を否定するコメントがたくさん届いたときには、「もう生きていては許されないのでは」ってくらい堪えました。わたしだけではなく、きっといろんなジャンルの人がSNSをきっかけにそんな気持ちに陥っているのかも。もっと表に出ている人はさらにたくさんの鋭い言葉を浴びているのかも、といろいろ考えるようになりました。私自身も、言葉で人を活かすことも殺すこともできるということは忘れずにいたいですし、SNSに関わる人すべてに知っていてほしいです。

――その一方で「これはバズってよかった」と思うマンガや記事はありますか?

よねはら 中国の人の考え方や生き方についてのマンガは、バズってよかったと思います。今って皆が日々生きづらさを感じていて、特にSNSではあらゆるところでさまざまな争いが起こっているじゃないですか。好きでSNSやってても「なんか疲れるな」ってことはある。そんな中で、中国の子たちと話していると、自己肯定感の高さを感じることが多くて。この「違い」が自分たちを救うかもしれないと、マンガを描いているところはあります。もちろん、「全部中国の真似をしろ、中国人になれ」なんてことは言ってなくて、「こういう考え方があるよ」と知ることで、日本での生きづらさが少し軽くなるんじゃないかとシェアしていきたいんです。実際に「気持ちが軽くなった」「元気が出ました」なんて感想をもらえると、やっててよかったって思いますね。

――ちなみに、最近気になっている、シェアしたいと感じる中国カルチャーはありますか? 例えば、先日の「独身の日(中国では、11月11日が1が並ぶことで『独身の日』と呼ばれ、大規模なセールが開催される)」は、中国全体で盛り上がっていたようですが(※取材は11月下旬)。

よねはら すごく盛り上がってました! 1時間で何兆円も動いていたみたいです。この日を盛り上げるためのコンサートもあったりして、一大イベントですよね。中国にいる友だちからも盛り上がっている様子は伝わってきました。シェアしたいカルチャーでいうと、ガジェットやファッションが、最初は他国の真似から入っていても、どんどん現地ナイズされていくのが興味深いです。だけど、私はやっぱり「考え方」が一番面白いと思います。

――最後に、マンガを描く上での目標はありますか?

よねはら 最終的には、私のマンガに出ている友達を、読者の方の友達くらいに思ってほしいんですよ(笑)。「知っている人のいる国」って親近感がわくと思うんです。私が友達をマンガで紹介していくことで、もっと中国を身近に感じてもらえたらうれしいですね。

(取材・構成:藤谷千明/編集:斎藤岬)

●よねはらうさこ
イラストレーター。Twitterやnote、ブログ等で中国を中心とした異文化を紹介するマンガやイラストを発表し、人気を博す。
@yoneharausako

 

「進行の妨げになる」「ストレスが爆発した?」収録中に号泣し物議を醸したアナウンサー3人

 オリコンが12月6日、年末の恒例企画「第16回好きなアナウンサーランキング」を発表し、日本テレビ・滝菜月アナが見事第9位にランクインした。同局の人気情報番組『ヒルナンデス!』でアシスタントを務める滝だが、同番組の11月28日放送回では、“ある言動”が話題になったという。

「この日、滝アナとジャニーズWEST・桐山照史、お笑いコンビ・シソンヌの長谷川忍の3人が、東京・江戸川区のバジル農家を訪れる様子が放送されました。滝アナが、取材のお礼として農家のバジルを使ったジェノベーゼパスタを振る舞うことになったのですが、パスタを食べた農家の男性からは『バジルが苦いんですよね……』と厳しい感想が。すると、撮影終了の合図が出た途端、滝アナが『こんなにいいバジル用意してもらったのに』『バジルに申し訳ない』と泣き出したんです」(芸能ライター)

 桐山が「何で泣いてんねん!?」とツッコミを入れる場面もあり、視聴者からは「こんなことで仕事中に泣くってあり得ない」「心がきれいとでも思われたかったの!?」「プロとしてあの場面で泣くのは失格」など辛らつなコメントが寄せられた。

 滝と同局の水卜麻美アナも、たびたび収録中に泣き出し、物議を醸している。11月25日、水卜は自身がアシスタントを務める『スッキリ』(日本テレビ系)に生出演。この日は、同22日に一般女性と結婚したお笑いコンビ・オードリーの若林正恭の話題を取り上げたのだが、水卜は突然号泣。MC・加藤浩次に「なんでミトちゃん泣いてんの!?」と指摘されると、「新人の時から若林さん、お世話になって。本当に良かった」と、“祝福の涙”であることを明かした。

「また、同月13日の放送で、歌手の森山直太朗が『さくら(二〇一九)』をスタジオで生披露した際も、水卜は涙を流しています。そのような経緯から、ネット上では『最近よく泣いてるけど、精神面が不安定なのかな?  大丈夫?』『ちょっと休んだ方がいいよ』と心配の声が寄せられた一方、『アナウンサーなんだし、進行の妨げになる』と厳しい意見も飛び交いました」(同)

 さらに、11月4日放送の『バイキング』(フジテレビ系)では、同局のアナウンサー・榎並大二郎が号泣する一幕があった。

「この日は、MCの坂上忍と榎並、タレントの野々村真らが韓国の人気スポットを“24時間ぶっ続け”で巡る『坂上忍の24時間寝てはいけない!! 韓国過酷旅』を放送。過酷なロケだったようで、後半になり疲れを隠せなくなった一同ですが、休憩時間に坂上が『1人にしたら悪さ(睡眠)する気がした』と榎並を飲みに誘ったんです。榎並が『どこでバレました?』と質問すると、坂上は直前に訪れたサウナで眠そうにしていたことを指摘。2人はマッコリなどをたしなんでいたのですが、画面に『10分後』というテロップが出た後、榎並が両手で顔を覆って号泣していました」

 具体的な説明はなかったものの、ネット上からは「毎週、坂上の顔色をうかがっているし、ストレスがたまっていそう」「ストレスが爆発したのかな……」「いろんな悩みを抱え込んでいるのに言えないのかな」と同情の声が寄せられた。

 感情を抑えきれない瞬間は、誰にでもあるだろう。しかし、番組を進行する立場のアナウンサーが個人的な思いで涙を流すことに、抵抗感を示す視聴者もいるようだ。
(立花はるか)

ビートたけしがギャラ度外視で始めた「人生相談本」の回答が抱腹絶倒すぎる!

 やっぱりバカをやってるたけしは最高だ!

 昨年の事務所独立騒動、今年6月の離婚騒動、さらには元運転手との裁判沙汰など、このところ暗いニュースが多いビートたけし。とりわけ、「金にうるさくなった」との声が多く聞かれるようになったが……。

「毎年2月中旬に開催される映画祭『東京スポーツ映画大賞』も、今年は危ぶまれているようです。同賞はたけしが一人で独自の感覚と独断で選んでいるため、自分の映画を撮ると、作品賞はもちろん、出演者も必ず受賞するなど、これまで好き勝手やってきた。しかし、今回は事務所が変わったことでこれまでのギャラでは出演できないと断られているそうです」(スポーツ紙記者)

 そんなたけしがギャラ度外視で行っているルーティーンワークがあるのをご存知か。それが、会員限定の有料ネットマガジン『ビートたけしのお笑いKGB』だ。その人気企画である『たけしの人生相談』が一冊の本にまとめられ、12月13日に発売された。タイトルは『悩むの勝手~伊集院さんに聞けなかった話 ワールドカップAグループ』(徳間書店)。芸能記者が爆笑して言う。

「人生相談本なのにこの投げやりなタイトル(笑)。ラグビーが盛り上がったからとりあえず、ワールドカップをつけとけば買うだろうと強引な付け足し。表紙の写真はどこかの教祖のようなロン毛とひげを生やし、水たばこをくゆらせる。Tシャツには『ヒロポンは禁止』の文字もサイコーです」

 目次を見ると、「ブスはテーブルマナーのいらない居酒屋だよ」「風俗嬢にだって『今日は処女』って言葉があるぞ」「ウンコは『黄金』と言えばいいんだ」など、たけしワールドが満載。さて、たけしがどんな悩みにどう答えているかというと――。

「男と知り合って遊んでもセックスだけで、恋愛の仕方を忘れてしまった」という女性には、「バカヤロー。男と知り合って、遊んで、セックスするのを、我々は『恋愛』と言うんだ。何を言ってんだ」と説教。

 また、モテなくて風俗に行こうか悩みつつも、「1発目は素人と交わりたいという思いを捨てきれません」という30代の男性には、朝早く風俗に行けとアドバイス。そして、「その日の一番だから、その日、その女処女だよ」と持論を展開している。

「100の相談」の他、伊集院静ら有名人の悩みにも答えているたけし。老いてなお、笑いにかける情熱はスゴかった!

中国版「24時間戦えますか?」を支える大富豪たちのポッドキャスト

――あまりにも速すぎるデジタルテクノロジーの進化に、社会や法律、倫理が追いつかない現代。世界最大の人口14億人を抱える中国では、国家と個人のデータが結びつき、歴史に類を見ないデジタルトランスフォーメーションが進行している。果たしてそこは、ハイテクの楽園か、それともディストピアなのか――。

今月のテクノロジー『996(ナインナインシックス)』

中国系のテクノロジー企業の創業者などに、苦労話や裏話などを聞き出すポッドキャスト番組(英語)。ホスト役は、シリコンバレーでも中国投資のプロとして名高いハンス・タン氏。2018年にスタートし、隔週で1本(60分)、新しいエピソードを配信している。日本でもSpotifyやAppleのポッドキャストアプリを通して楽しむことができる。

 あなたは中国で広がっている、996(ナインナインシックス)という言葉を知っているだろうか。

 これは朝の9時から、夜の9時まで、週6日間にわたって働く「中国式」の猛烈なハードワークのことを指す。何しろ14億人の人口を抱えており、すべてにつき競争、競争、競争という社会だ。とりわけテクノロジー業界では、こうした働き方を前提に、エリート社員が馬車馬のごとく働いている。

 世界で一流企業として注目されるようになった、中国の通信IT企業のファーウェイをはじめ、ショート動画「TikTok」で世を席巻しているバイトダンスや、ECサービス最大手のアリババまで、この「996文化」というのはどこまでも染み渡っている。

 いずれの会社もまだ創業一代目が健在であり、ゼロから会社を育ててきた遺伝子が残っているため、日本の「働き方改革」とは真逆のスタイルが事実上推奨されているわけだ。
 2016年に登場した996という単語は、中国の高度成長と、働けばお金持ちになれるという「チャイニーズドリーム」を象徴するポジティブな意味と同時に、あまりにも野蛮なサバイバル人生を意味するネガティブな意味も含んでいる。
 だから中国人のビジネスパーソンと996について雑談をすると、ジョークとして「いやいや、僕は007っすね」と返すのが定番になっている。もちろんこれはジェームズ・ボンド主演の、スパイ映画のことではない。これは0時から0時まで、つまり24時間体制で、一週間休みなく働いているよという意味になる。日本語に意訳すれば「もう働きすぎて、死にそうですね」といったところか。

 高度成長期の日本において、栄養ドリンクのリゲインのテレビCMで「24時間戦えますか?」というキャッチフレーズが一世を風靡したが、あの中国バージョンだと思ってもらえばいいだろう。

 しかし最近ではこの996をめぐって、中国のSNS上で炎上事件まで起きている。

 今年3月、世界最大級のエンジニアの開発プラットフォームであるギットハブ上で、こうした過酷な働き方を批判する「996.ICU」というプロジェクトが登場した。ICU(集中治療室)のアイコンを掲げて、ブラックと思われる中国企業を、名指しで批判し始めるムーブメントが起きたのだ。

 そうした批判について、億万長者になった創業者たちが、996を正当化するようなコメントを発信。それが“燃料”になってしまった。

「996で働けることは幸せなことだ。多くの企業や個人は、そんなことができる機会すらない。むしろ誇りに思うべきだ」(アリババ創業者、ジャック・マーの投稿)

 この投稿をめぐって、国民的ヒーローとして尊敬されているジャック・マーですら、釈明をする羽目になっている。若者世代からすれば、十分豊かな社会になった反面、お前が成功したときとは時代が違うんだよ、と言ったところだろうか。

 さて、前置きが長くなったが、私が密かにファンとして聴いているポッドキャストに「996」という番組がある。日本ではほとんど知られていないが、中国でイケイケの起業家たちが、毎回ゲストとして集まってくる。

 ここで放送される内容が、ものすごく面白い。登場する人たちの多くが、人生を996で生き抜いてきた人ばかりだ。

 例えば、ZOOM(ズーム)の創業者であるエリック・ヤン。

 このZOOM社は、今やスカイプやグーグルハングアウトといった有名サービスを押しのけて、世界中で使われるオンライン会議サービスの成長株だ。

 番組で、彼は単なる「英語のできない中国人」に過ぎなかった頃から、どのように996生活によって生き残ってきたかを生々しく語っている。

 中国で生まれて、まともに英語も話せなかったにもかかわらず、シリコンバレーに憧れて渡米。8回にわたってビザ申請を却下されたにもかかわらず、おそるべき執念によって、9回目のビザ申請でなんとかアメリカにたどり着いている。

 14年にわたってIT企業で働きまくった後に、彼が作り出したサービスこそ、ZOOMというとても便利なオンライン会議システムだった。

 そのきっかけになったのは1987年、中国の山東科技大学の学生だった頃、大好きな彼女に会いに行くために、片道10時間の鉄道旅行をしていたことだったという。列車は人で溢れ、トイレの中にまで旅客がすし詰めになっていた。

「それでも夏と冬、1年間に彼女と会えるのはたった2回だった。いつかスマートな端末で、遠くにいる彼女とお話ができたらと夢想してたんだ」(エリック)

 そんな10代の頃の中国での記憶が、シリコンバレーに裸一貫で渡ったヤンの心の中に残っており、それが40代の「中年起業」につながったと説明している。

 2019年4月、このZOOMが米ナスダックに上場すると、投資家たちから買いが殺到。今では2.6兆円の時価総額をほこる企業となっており、エリックはシリコンバレーでも例外中の例外となる、中国系創業者として億万長者になった。

 ちなみに学生時代、会いたくても会えなかった遠距離恋愛の相手の彼女は、今の奥さんになっている。そんな中国人起業家たちの生々しいエピソードと、その生存戦略が音声を通して伝わってくるのだ。

 いずれアメリカを抜いて、GDPで世界1位の大国になると思われる中国。しかし、これまでのような右肩上がりの経済成長が、永遠に続くわけではない。

 欧米や日本のように、豊かになるのと同時に、成熟した社会に向かっていくのは自然だ。その時にこの996という働き方が、いつまで中国で受け入れられるのかはとても興味深い。

 ジャック・マー(馬雲)や、テンセント創業者のポニー・マー(馬化騰)、シャオミ創業者のレイ・ジュン(雷軍)などは、1960年代~1970年代生まれの猛者たちだ。労働法規も関係なく、すさまじい競争に勝ち残って巨万の富をつかんだヒーローとなっている。

 しかし20代の中国人は「もはや、あそこまで巨大な企業をつくるチャンスはない」と語る人が多い。命がけで働いて、どこまでのリターンを得られるのか、冷静に見ている世代なのだろう。

 中国から今後どんな996物語が生まれてくるのか、この国の成長パワーと成熟度を理解する上でも、面白いテーマになるのは間違いない。(月刊サイゾー9月号より)

後藤直義(ごとう・なおよし)

1981年生まれ。青山学院大学文学部卒。毎日新聞社、週刊ダイヤモンドを経て、2016年4月にソーシャル経済メディア『NewsPicks』に移籍し、企業報道チームを立ち上げる。グローバルにテクノロジー企業を取材し、著書に『アップル帝国の正体』(文藝春秋)など。

「ただの自慢」「芸能界ってすごい」預金残高を公表し賛否両論を呼んだ有名人3人

11月29日、「ZOZO」前社長・前澤友作氏が公式YouTubeチャンネルを立ち上げ、「【初投稿】1000億円を通帳に記帳してみた」というタイトルの動画を投稿した。

「『ZOZOを退任して数ヶ月後 前澤友作が通帳記帳をしに銀行へ行きました』という説明文が添えられた動画で、前澤氏が『銀行10年以上来てない。銀行に行く担当のスタッフがいるんです。だから僕、どこの口座にいくら入っているか知らない』と言いながらATMを訪れるという内容。前澤氏本人が記帳する姿や、通帳の内容が映っており、その残高は963億9112万8,460円となっていました。この動画を見た視聴者からは『ガンガン使って日本の経済を回してほしい』『何をしたいのか理解できない。ただの自慢?』『見せびらかしたくてしょうがないのかな』などさまざまな意見が飛び交うことに」(芸能ライター)

 この動画は賛否両論を集めたが、翌30日に前澤氏は自身のTwitterで「今回の1000億円通帳記帳を批判してくる人って自分自身が一番お金に囚われムキになっていることに気づいてない。人に下品という前に、人のお金の使い方にケチつけることが一番下品だということに気づいて欲しい。もっとお金から解放されたらいいのに」と反論している。

「預金残高を明かした有名人は前澤氏だけではありません。元プロ野球選手の新庄剛志もその1人です。11月12日、自身のインスタグラムで、およそ14年ぶりに現役復帰を目指すことを宣言し話題になっている新庄ですが、20日にライブ配信サービス『LINE LIVE』で生配信を行い、そ預金残高について言及しました」(同)

 現役時代は複数のCMやテレビ番組などに出演し、年収は7億円にものぼったというものの、ライブ配信の中で「億万長者を経験して(知人に)25億円だまされて、2000万円しかなくなって。今、口座見たら76万円しかなかった」と告白。この配信を見た視聴者からは「講演会やタレント活動で稼げるだろうし、心配していなさそう」「確かに、億を稼いでた人の残高ではない」という指摘や、「25億円だまされても明るく振る舞う新庄はやっぱりすごいな」と評価するコメントなどが寄せられた。

「お笑い芸人のサンシャイン池崎は、17年9月20日放送の『良かれと思って!』(フジテレビ系)で、同番組MCのバカリズムに預金残高を聞かれ、『1300万ジャスティス!』と明かしました」(同)
 
  「2017年上半期ブレイク芸人ランキング」の3位にランクインするなど、当時ブレークしたてだった池崎は「2年前までは(預金残高が)8万4,800円しかなかった」と語り、また、いろいろなテレビ番組で実家が貧乏であることを明かしているが、現在では仕送りを「めちゃくちゃ送ってます」と報告。これに対し、ネット上では「芸能界って、ブレークすると本当に一気にギャラが増えるんだね」「親孝行。応援したくなった」「調子に乗らず、貯金するところがすごい」など驚きの声が上がった。

 他人の預金残高を知る機会はあまりないだけに、ネット上の反応はさまざまなようだ。
(立花はるか)

「ただの自慢」「芸能界ってすごい」預金残高を公表し賛否両論を呼んだ有名人3人

11月29日、「ZOZO」前社長・前澤友作氏が公式YouTubeチャンネルを立ち上げ、「【初投稿】1000億円を通帳に記帳してみた」というタイトルの動画を投稿した。

「『ZOZOを退任して数ヶ月後 前澤友作が通帳記帳をしに銀行へ行きました』という説明文が添えられた動画で、前澤氏が『銀行10年以上来てない。銀行に行く担当のスタッフがいるんです。だから僕、どこの口座にいくら入っているか知らない』と言いながらATMを訪れるという内容。前澤氏本人が記帳する姿や、通帳の内容が映っており、その残高は963億9112万8,460円となっていました。この動画を見た視聴者からは『ガンガン使って日本の経済を回してほしい』『何をしたいのか理解できない。ただの自慢?』『見せびらかしたくてしょうがないのかな』などさまざまな意見が飛び交うことに」(芸能ライター)

 この動画は賛否両論を集めたが、翌30日に前澤氏は自身のTwitterで「今回の1000億円通帳記帳を批判してくる人って自分自身が一番お金に囚われムキになっていることに気づいてない。人に下品という前に、人のお金の使い方にケチつけることが一番下品だということに気づいて欲しい。もっとお金から解放されたらいいのに」と反論している。

「預金残高を明かした有名人は前澤氏だけではありません。元プロ野球選手の新庄剛志もその1人です。11月12日、自身のインスタグラムで、およそ14年ぶりに現役復帰を目指すことを宣言し話題になっている新庄ですが、20日にライブ配信サービス『LINE LIVE』で生配信を行い、そ預金残高について言及しました」(同)

 現役時代は複数のCMやテレビ番組などに出演し、年収は7億円にものぼったというものの、ライブ配信の中で「億万長者を経験して(知人に)25億円だまされて、2000万円しかなくなって。今、口座見たら76万円しかなかった」と告白。この配信を見た視聴者からは「講演会やタレント活動で稼げるだろうし、心配していなさそう」「確かに、億を稼いでた人の残高ではない」という指摘や、「25億円だまされても明るく振る舞う新庄はやっぱりすごいな」と評価するコメントなどが寄せられた。

「お笑い芸人のサンシャイン池崎は、17年9月20日放送の『良かれと思って!』(フジテレビ系)で、同番組MCのバカリズムに預金残高を聞かれ、『1300万ジャスティス!』と明かしました」(同)
 
  「2017年上半期ブレイク芸人ランキング」の3位にランクインするなど、当時ブレークしたてだった池崎は「2年前までは(預金残高が)8万4,800円しかなかった」と語り、また、いろいろなテレビ番組で実家が貧乏であることを明かしているが、現在では仕送りを「めちゃくちゃ送ってます」と報告。これに対し、ネット上では「芸能界って、ブレークすると本当に一気にギャラが増えるんだね」「親孝行。応援したくなった」「調子に乗らず、貯金するところがすごい」など驚きの声が上がった。

 他人の預金残高を知る機会はあまりないだけに、ネット上の反応はさまざまなようだ。
(立花はるか)

紅白、Mステに出られずとも…草なぎ剛、香取慎吾の稼ぎはキムタクより上だった⁉

 NHK紅白のスタッフは青ざめているのではないか。

 12月10日発売の「女性自身」(光文社)が、大晦日に放送されるバラエティ特番『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の年越しスペシャル番組『絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!』に『新しい地図』の稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾がゲスト出演すると報じた。

「2017年9月にジャニーズ事務所を退所後、3人がそろって地上波キー局の番組に出演するのは初。記事によると、3人が紅白に出演するのはかなり難しい状況であることから、裏で放送されている高視聴率番組『笑ってはいけない』にサプライズ出演して話題独占を狙ったようです。3人は日本財団パラリンピックサポートセンターのスペシャルサポーターを務め、稲垣が司会を務める『不可避研究中』がスタートするなど、NHKへの貢献度は十分。今年は何らかの形で紅白出場の可能性は高いと見られていました。しかし、ジャニー喜多川氏が急逝し、追悼企画でジャニーズ一色となったことで、入り込む余地がなくなったのでしょう」(芸能関係者)

 12月12日発売の「週刊文春」(文藝春秋)では、3人がジャニーズとの絡みから音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)への出演ができないと報じているように、いまだ地上波完全復帰には見えない壁があるようだ。

 しかし、意外にも、その収入面ではすでに逆転現象が起きているという。

「一部エンタメ誌の報道によれば、テレビには出られなくとも、草なぎと香取はそれぞれ7社のCMに出演契約。そのすべてが一流企業で2人とも2億5,000万円近く荒稼ぎしているといいます。一方、『グランメゾン東京』(TBS系)に主演中の木村拓哉ですが、CM出演はわずか4社止まり。SMAP解散騒動で“裏切り者”の悪いイメージがついたことでCM単価も大幅に下落。草なぎ、稲垣より下の 2億3,000万円程度だといいます」(週刊誌記者)

 テレビに出ていないことが、逆に『新しい地図』の希少性を高める結果となっているのかもしれない。

紅白、Mステに出られずとも…草なぎ剛、香取慎吾の稼ぎはキムタクより上だった⁉

 NHK紅白のスタッフは青ざめているのではないか。

 12月10日発売の「女性自身」(光文社)が、大晦日に放送されるバラエティ特番『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の年越しスペシャル番組『絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!』に『新しい地図』の稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾がゲスト出演すると報じた。

「2017年9月にジャニーズ事務所を退所後、3人がそろって地上波キー局の番組に出演するのは初。記事によると、3人が紅白に出演するのはかなり難しい状況であることから、裏で放送されている高視聴率番組『笑ってはいけない』にサプライズ出演して話題独占を狙ったようです。3人は日本財団パラリンピックサポートセンターのスペシャルサポーターを務め、稲垣が司会を務める『不可避研究中』がスタートするなど、NHKへの貢献度は十分。今年は何らかの形で紅白出場の可能性は高いと見られていました。しかし、ジャニー喜多川氏が急逝し、追悼企画でジャニーズ一色となったことで、入り込む余地がなくなったのでしょう」(芸能関係者)

 12月12日発売の「週刊文春」(文藝春秋)では、3人がジャニーズとの絡みから音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)への出演ができないと報じているように、いまだ地上波完全復帰には見えない壁があるようだ。

 しかし、意外にも、その収入面ではすでに逆転現象が起きているという。

「一部エンタメ誌の報道によれば、テレビには出られなくとも、草なぎと香取はそれぞれ7社のCMに出演契約。そのすべてが一流企業で2人とも2億5,000万円近く荒稼ぎしているといいます。一方、『グランメゾン東京』(TBS系)に主演中の木村拓哉ですが、CM出演はわずか4社止まり。SMAP解散騒動で“裏切り者”の悪いイメージがついたことでCM単価も大幅に下落。草なぎ、稲垣より下の 2億3,000万円程度だといいます」(週刊誌記者)

 テレビに出ていないことが、逆に『新しい地図』の希少性を高める結果となっているのかもしれない。

倖田來未、ダメージジーンズで超絶スタイル披露も「年相応の服装って大事」「品がない」と酷評の声

 歌手の倖田來未がまたも超絶スタイルを披露し、大きな反響を集めている。

 子持ちでありながらも完璧なスタイルをキープし続け、多くの女性の支持を集めている倖田。そんな倖田だが11日に自身のインスタグラムを更新し、デニムブランドとコラボして開発されたダメージジーンズを着用した写真を披露。ジーンズを履き非常階段のような場所でポーズを決めている写真を公開した。

 倖田は商品について、「こんな破れてるデニムパンツは、ここだけです!笑笑」「スニーカーでもパンプスでもきゃわたんになれるデニム!!です!」と紹介。オリジナルラベルもついていることを嬉しそうに報告していた。

 この投稿に倖田のインスタグラムには、「本当に可愛いしスタイル抜群!服もタイプすぎる!」「可愛いデニムパンツですね」といった絶賛が寄せられていたが、一方ネットからは、「努力してるのは体型見れば分かるけど、年相応の服装って大事だと思う」「品がない……」「いい加減落ち着けば良いのに」という厳しい声が集まっていた。

 ブレイク以降、スタイルもファッションセンスも変わらない倖田。しかし年不相応な格好には困惑の声もあるようだった。

倖田來未、ダメージジーンズで超絶スタイル披露も「年相応の服装って大事」「品がない」と酷評の声

 歌手の倖田來未がまたも超絶スタイルを披露し、大きな反響を集めている。

 子持ちでありながらも完璧なスタイルをキープし続け、多くの女性の支持を集めている倖田。そんな倖田だが11日に自身のインスタグラムを更新し、デニムブランドとコラボして開発されたダメージジーンズを着用した写真を披露。ジーンズを履き非常階段のような場所でポーズを決めている写真を公開した。

 倖田は商品について、「こんな破れてるデニムパンツは、ここだけです!笑笑」「スニーカーでもパンプスでもきゃわたんになれるデニム!!です!」と紹介。オリジナルラベルもついていることを嬉しそうに報告していた。

 この投稿に倖田のインスタグラムには、「本当に可愛いしスタイル抜群!服もタイプすぎる!」「可愛いデニムパンツですね」といった絶賛が寄せられていたが、一方ネットからは、「努力してるのは体型見れば分かるけど、年相応の服装って大事だと思う」「品がない……」「いい加減落ち着けば良いのに」という厳しい声が集まっていた。

 ブレイク以降、スタイルもファッションセンスも変わらない倖田。しかし年不相応な格好には困惑の声もあるようだった。