ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、Snow Man(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、12月5日~11日公開の動画から注目度順に紹介します!
Snow Man、Jr.チャンネル卒業
Snow Manの動画は、「YouTube FanFest Music Japan 2019 | 『Party! Party! Party!』『Lock on!』『D.D.』」(5日)と、ハーゲンダッツ ジャパンのプロモーション「【贅沢王選手権】あなたの贅沢って何ですか?」(9日)に加えて、「【YouTube FanFest 2019】舞台裏公開&重大発表」(11日)の3本が配信されている。5日、Snow Manは『YouTube FanFest Music Japan 2019』にゲスト出演。通常回はそのリハーサルや本番前の舞台裏に密着し、リラックスムードの9人、真面目に振り付けの練習に取り組む様子などをカメラがとらえている。
18年の『YouTube FanFest』はSixTONESが登場したが、阿部亮平は「去年、SixTONESが『ジャニーズJr.チャンネル』を代表して出てくれたじゃないですか。本当は僕らも行きたかったなっていう、ちょっと悔しい思いもあって」と、胸に秘めた思いを告白。続けて、「でも、それが今回かなったということで。これがSnow Manだというのを全世界に見てもらえるように、注目してもらえるように、爪痕残します」と、意欲をみなぎらせた。また、来年1月22日のCDデビューに向け、渡辺翔太も「ジャニーズの幅が広がったから、そこでちゃんと爪痕残さないといけないし。デビュー曲(『D.D.』)も広めないといけないしっていう。だからね、なかなか大事なイベントになるんじゃないかな」と、やる気満々だ。
本番当日、午後2時にメンバーが会場入り。私服の岩本照、宮舘涼太が映った後、現役高校生である16歳・ラウールらしき声の「おはようございます」という声が聞こえるも、本人の姿は見えず。以降も向井康二、佐久間大介、目黒蓮、深澤辰哉、阿部、渡辺の全員が映り、ラウールの姿がないことに疑問が残るが、この理由は後のシーンで判明する。8分16秒頃、イベントのMCを務めるタレント・ハリー杉山がSnow Manのもとを訪問。その時、ラウールは深澤の私服とみられるピンク色のアウターを着ており、岩本の後ろに隠れるようにぴったりとくっついていた。チャックを締めて中の洋服を隠していたものの、ラウールの襟元にはわずかに白いシャツが見えている。
ファンの書き込みを見る限り、どうやらラウールは制服のまま会場に駆けつけ、リハーサルに臨んだようだ。制服の特徴や校章などが映れば通学先がわかってしまう危険性もあるため、深澤の上着を借りて隠したのだろう。SNSやコメント欄では「ラウールだけ映らないのも、照くんの後ろに隠れてるのも、制服だからか……学校も頑張ってて偉いね」「制服だから深澤くんの上着借りて岩本くんの後ろにすっぽり隠れてるんだ。Snow Manのパパとママにしっかりと守られてる」「ラウール、どんな時もしっかり守ってくれる優しいパパとママがいて安心だね」と、メンバーの関係性に感激の声が上がっている。
一方、出番を控える中で、阿部は「YouTubeを始めるなんて、最初は思ってもなかったから。今、こういう大きなイベントに出れるっていうのは、ジャニーズの新しい可能性を見つけられたんじゃないかなと思います」と胸を張る。今年1月に加入した目黒も「俺がSnow ManのYouTubeに出させてもらってから、1年たってないんですよ。だから、本当に1年前の自分は想像もできないところに今はいれてるから」と感慨深げにコメントしていた。
そして、動画の12分50秒頃からは岩本、ラウール、深澤のトークパートに突入。深澤が「ここで重大発表があります」と切り出し、「実は……僕たちSnow Manは次回で、『ジャニーズJr.チャンネル』を卒業します!」と報告した。8月8日のコンサート『ジャニーズJr.8・8祭り ~東京ドームから始まる~』以降、SixTONESはすぐにYouTube内に「アーティストチャンネル」を開設し、一足先に「Jr.チャンネル」から旅立っている。
深澤は「寂しいですけどね。こういうのも僕たちはいずれね、下の子たちに引き継いでいかなきゃいけない」と話し、岩本も「デビューして、いろんな形でYouTubeさんのお力を借りながらね、たくさん海外の人たちにも、日本の人たちにも届けていくデカいグループにSnow Manなっていきたいなと思っております」と述べていたことから、SixTONESに続いてSnow Manの独自チャンネルが始動する可能性もありそうだ。次回は長編の卒業スペシャルになるというが、彼らの後任を含めて注目が集まる。再生回数は13日時点で1本目が91万台、2本目は48万台、そして3本目が36万台。
8日の動画は「HiHi Jets【喜怒哀楽グルメ】気持ちは一緒!タイ料理食べたいだけなのに…」(再生回数は13日時点で16万台)。今回も神奈川県・鎌倉ロケで、タイ料理の「タイ村889」にてグルメ企画を行っている。同じく料理をテーマに戦った「【真ん中争奪】横浜中華街で値段予想バトル!」(11月17日配信)では、いつもこの手のゲームに弱い高橋優斗が連敗。「食べようよ、みんなで」(高橋)の一言をきっかけに、猪狩蒼弥は「俺、勝つことに夢中になりすぎて、みんなで食べるっていう選択肢がなかった」「大事なこと忘れてた。本当にありがとう」と、メンバー愛を取り戻すという一幕があった。
このタイ料理屋での撮影は、同日の夜に行われたもので、猪狩、高橋、井上瑞稀の3人が食べたい料理をチョイスし、“全員の答えが揃えば実食できる”というルールに変更。個人戦から一転して、チームワークが試される連帯責任の勝負となった。また、彼らは日中に「【懐かしのガラケー】漢字一文字だけで出会いゴールできるのか?」企画でバラバラの場所にいたものの、見事に再会を果たしたばかり。鎌倉を激走しただけあって、おなかはペコペコのようだ。しかし、第1試合のサラダは8種類もあり、のっけから「選択肢、エグない?」(猪狩)「揃うのか!?」(井上)と困惑。自分が食べたいメニューをほかのメンバーに理解してもらうため、イメージワードを出し合うのはOKだとか。
猪狩は「パパイヤサラダ」でダンサー・振付師のパパイヤ鈴木を想像したのか、「この人のダンス、俺スゴい個性的で好き!」と、コメント。ところが、これは井上が苦手な食材が使われている可能性が高いとして、今度は高橋が「俺のヒントを言うわ。ダンサーかな。ある意味。全部の食材にダンスさせて。一番なめらかな、ちょっとウザい動きするから」と、主張した。解答を出してみると、猪狩&高橋は「豚トロサラダ」で、井上のみ「シーフードサラダ」と記入。猪狩は「豚トロでしょ!? 本当に踊らせたのかよ!」と井上を責め、高橋と2人で謎の“豚トロの舞”を披露したのだった。
そんな中、第2試合の焼き物・揚げ物で高橋が足を引っ張ると、打って変わって「ありえないんですけど!」といら立つ猪狩。高橋は「いや、待ってくれ。この企画の趣旨を思い出してくれよ。俺がさ、散々食べれなかったから、『やっぱちょっと可哀想だと思った』っつったから……」と述べたが、「可哀想な人に合わせる企画じゃないの!」(井上)「何その、下に合わせる企画みたいの!? そういうんじゃない!」(猪狩)などとヒートアップし、口論へと発展するまでに。すると、ここで「Jr.チャンネル」スタッフが「皆さん、もうちょっと仲悪くなってるんで……」と制止。
その言葉で険悪ムードが解け、大笑いしたHiHi Jetsは「俺も本当に申し訳なかった。そっちに行けばよかった」(高橋)「もうちょっとルールを決めていった方がいいよね」(井上)と反省。2品目までの失敗を踏まえて「一番熱量が高かった人に揃えていこう」と、判断基準を設定したのだが……。第3試合は、猪狩がメニュー名を間違えて書くという、まさかの凡ミス。ようやく3人の答えが一致するかと思いきや、ある意味で期待を裏切る展開に。視聴者側はもどかしい気持ちにもなるが、狙ってやっていないからこその面白さを生み出している。
第4試合は「ここに来た目的というか。タイ料理屋さんじゃん。だから食べたいなっていう……」(井上)「海でこれ食いたくね?」(高橋)と会話し、やっと「タイ風焼きそば」で初勝利。心が通じ合ってきたメンバーは次も「シーフードバジルの炒めご飯」をゲットし、仲良く、そしておいしそうに食べている姿に、見ているこちらもつい笑みがこぼれてしまう。さらに、ラストはWチャンスで「タイ風ソーセージ」「豚肉のガーリック炒め」の2品を獲得していた(丸一日がかりの撮影、お疲れさま)。
空腹感が満たされ、冷静になった3人は「人としてのあり方を学んだ気がする。食を通じて」(猪狩)「荒んでたわ」(高橋)「だって、2回戦とか大揉めだったもんね」(井上)「平和が一番だな」(高橋)「争ってもしょうがないよね」(猪狩)「何も生まれなかったね。人ってみんな違うからね、好きなものも。嫌いなものも」(井上)としみじみ。その上で、猪狩が「人を受け入れる心っていうのは、やっぱりあって然るべしなのかもしれないね」と総括するも、最後に高橋は井上に向けて「イカのガーリック食いたかったでしょ?」と、“悪魔の囁き”を投げかけた。
これは、第3試合での猪狩の失態を蒸し返した形だが、「あれ誰のせい?」(高橋)と煽られた井上は「ガーリックはもう……Garryのせいだ! ふざけんな、猪狩!」と憤激。それぞれ溜まっていた不満をぶつけた後、我に返った一同は「結局、バチバチしてんだよ。俺たちは」(猪狩)「その方が俺らに合ってるよね。食べたらちょっと落ち着くんじゃね?」(井上)「世界平和だわ、うまいもんは」(高橋)「ガリさん、さっきはちょっとごめんね」(井上)「全然大丈夫」(猪狩)「俺もごめん」(高橋)と、食事を再開していたのだった。
足並みが揃っていない状態から一致団結し、丸く収まるだけでなく、終盤にも感情を爆発させたHiHi Jets。1本の動画内で起承転結がしっかりしており、最終的にほっこりとするようなオチまでついている。高橋の誘導に乗り、空気を読んでブチ切れた井上をはじめ、彼らのバラエティ能力にすっかり感心してしまった。
5日の動画は「Travis Japan【舞台裏密着】虎者-NINJAPAN-を徹底公開!」。11月に東京・サンシャイン劇場や京都四條 南座などで上演されたTravis Japanの主演舞台『虎者 -NINJAPAN-』(京都公演)の裏側に迫った1本だ。開演3時間前の会場入りをはじめ、第一幕の見せどころの1つだというトランポリンを使った演技の練習風景を公開。七五三掛龍也は「最初、めっちゃ怖かったですよ。ちゃんとできるようになったのが、本番の1週間切ってぐらいだったから。本当に俺だけ(習得できたのが)ギリで。それまで俺、トランポリン、外されるのかなっていうぐらいできなかったから……」と、吐露した。
そんな七五三掛は、トランポリンのリハーサル中に高さ4m地点でバランスを崩すアクシデントも。不安を抱えながら本番へ向かうという、リアルな姿を映し出していた。そんな七五三掛は、ハンディカメラを持って開演45分前のメンバーの楽屋を突撃訪問。七五三掛&中村海人や、川島如恵留&吉澤閑也の部屋には、大量のファンレターらしきものが積み上がっており、合間を縫って手紙に目を通している様子がうかがえた。
さらに、この日の第一幕終了後、宮近海斗は「Jr.チャンネル」視聴者に向けて「丈くんが見に来てくれました!」と、関西Jr.内ユニット・なにわ男子の藤原丈一郎を紹介。その上で、藤原が着ていたトレーナーを指差して「どういうことですか?」「南座ですよ」と場にふさわしくないとチクリ。「BOB&TOM」の名前とともにアメリカンな似顔絵がプリントされた服とあって、宮近はどうしてもスルーできなかったよう。藤原も「南座でBOB&TOMは場違いやな……」と反省したが、「ジャムと……」(宮近)「ジャムじゃない、ボブや!」(藤原)「ジョム?」(松田元太)「ジョムじゃない! 丈一郎!」(藤原)と、Travis Japanメンバーのボケにツッコミを入れた。
あらためて、藤原は「『虎者』見に来たのよ」と本題に戻しつつ、「阪急電車乗って来たのよ。河原町で降りて。5番出口!」と、移動の手段まで詳細にアピール。続けて、「今日なんか俺、(兵庫県の)淡路島で釣りしてたからね。太刀魚、2匹釣ったわ!」と、ドヤ顔に(もはや、会話の内容はただの釣り好きおじさんの自慢……)。松田は「さすがジョム!」とイジり、すかさず「ジョムちゃうわ!」と、吠えていた。
ちなみに、このトレーナーは米インディアナ州のラジオ番組『The BOB & TOM Show』のグッズらしく、なんとその番組Twitterがファンの投稿を引用リツイートする形で「We're World Wide(私たちはワールドワイドです)」と反応。トレーナーの販売先であるWEBショップのURLも案内し、藤原に乗っかってちゃっかりと宣伝していたのだった。「Jr.チャンネル」初参戦にして、プライベートの渋い釣りトークを披露したほか、私服が思わぬ話題を呼んだ藤原。チラッと出た動画でしっかりと足跡を残すあたり、入所歴15年の底力を感じた。
SNSやコメント欄では「丈くん、普段はイジる方なのに、トラジャにはイジられてて不思議な感じがした」「丈くんとトラジャの絡みが最高」「丈くん、記念すべき『Jr.チャンネル』デビュー、しかも南座でBOB&TOMってどんなチョイス(笑)」「BOB&TOMの場面、何回見ても面白い。丈くんのセンスが最高だし、しっかりとイジるチャカも最高」と、当該シーンにファンも大興奮。再生回数は13日時点で27万台となっている。
7 MEN 侍は、メインの「7 MEN 侍【ASMR対決】オリジナルドリンクで心地よい音」に加えて、「【ASMR】『アリス~うさぎを添えて~』中村嶺亜&本高克樹&今野大輝」「【ASMR】『すずきたけし』佐々木大光&矢花黎」(全て6日)の計3本が公開中。今回は、5人で「ASMR(Autonomous Sensory Meridian Response)」動画の撮影に挑戦している。
そもそもASMRとは、「人が聴覚や視覚への刺激で心地良さを感じたり、ゾクゾクしたりする感覚」を指すワード。YouTubeでも大人気のコンテンツだが、7 MEN 侍の場合は2チームに分かれてオリジナルドリンクを作成している。料理中にメンバーはほぼしゃべっておらず、7 MEN 侍ファンにとっては“推し”の咀嚼音が聞こえるほか、ASMR好きな一部マニアにはたまらないであろう動画。個人的には本高の「ねぇねぇ~、聞こえてますか?」(2分3秒頃)の囁きにドキッとしたため、ぜひイヤホンでの視聴をオススメしたい。
また、本編は静かな空間の中でも、佐々木が随所で笑いの要素を提供。本高に「デブ」と暴言を吐いたり、相手チームが材料に悩んでいた時は、「早く作ってくんね? マジで」と催促したりと、仲間の矢花が「うちの“大将”がもうイライラしてるから」と肩を持っても、「タイショウじゃねぇ、大光だ!」とツッコミ。ボケではなく、おそらく天然で「大将」を美 少年・岩崎大昇の“大昇”だと勘違いしたようだった。さらに、3人が撮影していると、佐々木はみかんを手に取って大袈裟にキス。中村は「あれ何? パンくん?」と、『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)に出演していたチンパンジーのパンくんにたとえて笑わせていた。
2チームの動画は公開から10日後の12月16日までの再生回数を競い合い、視聴数が多いチームの勝利とのこと。13日時点で、1本目は12万台、2本目は9万台、3本目が10万台だった。
7日に配信されたのは「美 少年【休み時間の遊び】雑巾がけリレーやってみたら…大爆笑!」(再生回数は13日時点で18万台)。小・中学校の休み時間にはやったという「馬跳び」「消しピン」「雑巾がけリレー」を2チームに分かれて対決。藤井直樹を除き、現代高校生が5人いる美 少年らしい企画だ。序盤から浮所飛貴が那須雄登の耳に息を吹きかけようとしていたほか(39妙頃)、ちょっかいを出してくる浮所に対し、那須がお尻辺りを触って仕返しする場面も(1分頃)。6人が“わちゃわちゃ”と楽しんでいる姿が印象的で、ユル~いゲームに全力なところも見ていて微笑ましい。
3本勝負終了後、岩崎は「俺は気づいた。あれはあの若さがあってできたこと。無理だね。たぶん視聴者のみなさんね、『いや、何言ってんだよ。17歳、16歳のくせに』って思うじゃないですか。意外とね、腰とかも全部痛くて……」と、コメント。浮所が「おっさんやん!」とつぶやいた通り、17歳とは思えないほど落ち着き払った岩崎の話しぶりにも注目してほしい(さすが、美空ひばりの曲を歌っているだけある)。一方で、最後は“反則”したことを理由に、岩崎が一人で罰ゲームのお掃除を担当。自業自得とはいえ、広いリハーサル室に取り残されてしまい、少し可哀想だと感じたのは、筆者だけだろうか。

今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。