ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、Snow Man(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、11月28日~12月4日公開の動画を注目度順に紹介します!
HiHi Jetsの鎌倉ロケは年間1位レベルの満足感
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12月1日の動画は「HiHi Jets【懐かしガラケー】漢字一文字でゴールできるのか…激走編」(再生回数は6日時点で20万台)。あらかじめ言っておくと、とにかく今回は猪狩蒼弥の優秀さ、人柄の良さに惚れ惚れする回だ。企画自体は、前週(11月24日)の「【懐かしのガラケー】漢字一文字だけで出会いゴールできるのか?迷走編」の続きで、ロケの舞台は神奈川・鎌倉。猪狩、井上瑞稀、高橋優斗が3km圏内のバラバラな場所から出発し、スマートフォンなどを使わずに“出会うことができるのか?”の検証を行っている。
ガラパゴス携帯に届くヒントを頼りに「この街のどこかにあるゴールを探し出す」ことが目的で、全員がゴール地点にたどり着けばクリアとなる(制限時間は約90分)。所持品はメモ帳と10円玉10枚で、ガラケーは受信専用のため、メンバーへの連絡手段は公衆電話のみ使用可能だという。前編では、「鎌」「倉」「大」「長」「海」「由」のキーワードをきっかけに、由比ヶ浜方面へ向かうと決めた3人。公衆電話を発見した猪狩が双方とコンタクトを取り、それぞれの居場所や情報を集約した上で、司令塔として機能していたのだ。なお、7つ目の文字「比」の時点で、残り時間は50分。一人だけ観光モードの井上は「由比ヶ浜やん、こんなの。わかっちゃった。はい、勝ち!」とゴールを確信しつつ、土産物店には寄らずに海を目指した。
8つ目に送られてきたのは「荘」で、以降は「紫」「陽」「花」と、怒涛のヒントラッシュが続く。後半の3文字は「紫陽花」(あじさい)を表していたが、井上&高橋はピンときておらず、時間だけが経過。地図とにらめっこする高橋は「花」に影響を受けて、「花がキレイなところありますよね? 確か鎌倉って。あじさいとか。季節じゃないか」と、たまたま「あじさい」とは口走ったものの、漢字の読み方はわからなかったようだ。ここで、由比ヶ浜駅に着いた猪狩は、ひとまず公衆電話へ。メールを確認すると、「紫。次、陽……花。あじさい……か?」「紫陽花の花がスゴい咲き誇ってる、『紫陽花荘』みたいなところがあるのかな?」と、すぐにあじさいに結びつけていた(これでも3人の中では最年少の17歳)。
そんな猪狩は「ってことは、電話しないでも、別に『紫陽花荘』ってとこ目指しゃ、みんないるんじゃないですか?」と、電話をかけずにボックスの外へ。「ただ、みんなが“あじさい”って読めるかどうかは……」(スタッフ)「さすがに読めるでしょ」(猪狩)「大丈夫ですかね?」(スタッフ)「だって俺が読めたんだもん。余裕だべ」(猪狩)と、猪狩は2人を信じていたのだが……。直後にガラケー画面を見つめる高橋が「むらさきようか」と発した場面を挟むあたり、猪狩と最年長・高橋(20歳)の対比がうまく描かれている。
猪狩の予想通り、実際のゴールは宿泊施設の「あじさい荘」。この日の猪狩は特に冴えており、浜沿いを歩くうちに右か左のルートを選択する場面でも、「ノリ」で正解の方向へ進んでいた(超能力者?)。しかも、足元に「10分歩く 走路10分」の砂文字を見つけ、制限時間10分を残してあじさい荘に到着! その頃、井上&高橋は聞き込みで「あじさい」と突き止め、偶然にも道中で再会していた。一方、3人が揃わなければクリアにならないため、猪狩は「あいつら、呼べるな」「一回俺、走って探しに行きます」と、ゴール地点で留まらずに再出発。「走りますね」と一言断ってから動き出すあたりも、カメラマンへの配慮が素晴らしい。
終盤は緊迫感を煽るBGMのおかげもあり、視聴者側はドキドキしながら彼らの行く末を見守ることになるだろう。砂浜を激走する猪狩は「いません! もうさすがに間に合わないんで、戻ります」と、井上&高橋があじさい荘に向かっていると願いつつ、来た道を逆戻り。途中、砂浜に「この先にいる Garry」と、2人へのメッセージを記す展開も、やけにドラマチックだ。井上と高橋は走り続けた結果、残り2分であじさい荘を示す看板と出くわし、なんとか滑り込みセーフ。そこには猪狩の姿はなかったが、数秒後に悠然とした態度で「よう!」(猪狩)と、カッコよく登場。ギリギリ1分前で、3人が奇跡的な合流を果たしたのだった。
井上&高橋は地元民に声をかけても有力な情報をゲットできなかったものの、「『行くしかねぇ、ローラー作戦だ』って」(高橋)「ひたすら海岸沿いを走る作戦に出たら、マジでたまたま着いた」(井上)とか。答え合わせをする最中、猪狩は「えっ!? わかんない!? 紫陽花」と驚くも、「普通に生きてたら使わないか」と、不思議な理由で納得(猪狩はラップ作りで言葉を勉強してるから知っていたのか……?)。脱出ゲーム回(3月と9月に配信)や、「【ポケベル知ってる?】数字だけで出会えるか!」(9月配信)でチームワークの良さを証明したほか、今回は個々で奮闘して成功にこぎつけたHiHi Jets。彼らならば、どれだけ離れたところにいても集合できるのでは……と、信頼感は増すばかりだ。この前後編、今年の「Jr.チャンネル」でのベスト1位に選びたいほど、見応え十分の動画となっていた。
ファンの間でも「猪狩くんがあじさい荘のことを2人に電話しなかったから、ドラマが生まれたと思う。これは計算?」「猪狩くん、『紫陽花わかんない!?』って驚いた後、「普通に生きてたら使わないか』って、人を否定しない力がスゴい」「編集が神がかってるし、スタッフさんもいっぱい走ってお疲れさまです。猪狩さんの閃きや、勘の良さにビックリ」「何、この青春ストーリー……。ゴールしても2人を探しに行くガリさん、カッコ良すぎる。3人で手を抜かず全力でゴールしようとしていて感動した!」と、大興奮の書き込みが相次いでいる。
具体的に5組に対してスタッフがどのような体制で携わっているのかはわからないが、HiHi Jetsチームのような面白さ、現場の楽しそうな雰囲気が、もう少し美 少年チームにもあれば……と感じてしまうのは、筆者だけだろうか。5月の「HiHi Jets【試練】釣り堀でお蔵入り企画か!?」の頃は、どうしたものかと呆れてしまったが、近頃は持ち直した印象(担当編集が変わった?)。スキャンダルで芸能活動を自粛している作間龍斗&橋本涼の分もグループを盛り上げようと、3人の結束力が高まっている点も、功を奏しているのかもしれない。HiHi Jetsチームには、今後も良質な動画を生み出してくれることを期待したい。
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11月28日の動画は「Travis Japan【ガチ本気】本音でステーキなお食事会」。9月配信の「異なる競技でスピード勝負」にて決まったお食事会で、今回は舞台『虎者-NINJAPAN-』の公演先である京都で決行している。対決に勝ったチーム(中村海人・松田元太・宮近海斗)の要望により、訪れたのは京都の老舗ステーキハウス。代金は負けたチーム(七五三掛龍也・松倉海斗・吉澤閑也)と、MCを務めた川島如恵留の自腹とのこと。“人の金で食うメシ”とあって、ヒモキャラが定着しつつある中村は冒頭からハイテンションだ。
YouTubeでのお食事会は、5月配信の東京・下北沢編に次いで2回目。7人は前菜を味わいながら、6月からの「Jr.チャンネル」企画を振り返った。8~9月にかけては福岡ロケの模様が公開されたが、「写真だけで…その場所へたどり着け!」の撮影に関して、宮近は「『オープニング撮ります』ってなった時、もうみんな車で寝ちゃってて。起きてない状態の時に、如恵留が『みんなちゃんとやろうよ』みたいな。言ってたよね」と、裏話を告白。しっかり者の川島は、普段から進行役を任されることが多いが、こうして遠慮なくメンバーに注意できる点も、彼の長所だろう(真面目!)。
お肉の焼き上がりを待っていると、今度は本音トークに突入。七五三掛は「4月ぐらいは、しゃべるのが怖くなっちゃってた」と切り出し、宮近が「“変な空気にしちゃったらどうしよう”とか?」と掘り下げると、「そういう心配がある。やっぱり、自分が何か発したことによって、シーンとなっちゃったりとかしたらヤダなって……」と、打ち明けた。しかし、「みんなでご飯とかして、いろいろ話して。本当にYouTubeが毎回楽しめる場になってきて。それはスゴく、俺はうれしく感じてる」(七五三掛)と、今では気楽に取り組めているようだ。
そんな中、宮近は「本当の食事会と言ったらアレだけどさ。カメラ回ってない食事会もあったわけじゃん。その時にいろいろさ、吐露してさ。閑也が泣いたりとかさ」と暴露。本人は「『泣く』言うな!」と恥ずかしがっていたものの、メンバーいわく、いつもあまり感情を表に出さない吉澤が涙を見せたのは、珍しい出来事だったという。吉澤といえば、7~8月公開の特別企画「蓮とビス」をはじめ、随所で一発ギャグを披露してきたが、「スベる気持ちはわからないじゃん、やっぱ。それがね、ストレスになったりする時もあるわけよ」と実は重圧を抱えていたようだ。
また、SixTONESとSnow Manが同時CDデビューを発表したコンサート『ジャニーズJr.8・8祭り ~東京ドームから始まる~』の終了後、雑誌などで「どう思いますか?」と聞かれる場面が多いという話も。川島は、先輩のNEWSや関ジャニ∞が2003年~04年にデビューした一方で、06年にCDを出したKAT-TUNがブレークした事実に言及。「俺らも、『昔そういうふうに言われたんだよ』って、いい意味で笑い話にできるように……」(川島)「何事も、最後には笑い話にできれば、俺はいいと思う」(宮近)と、奥の深い言葉が飛び出した。
一方、宮近は“自分がジャニーズに所属していなかった”として、Snow Man、Travis Japan、7 MEN 侍、美 少年、HiHi Jetsの5組のうち、「担当(ファン)になるなら?」と質問。松倉は、Snow Manの最年少で16歳・ラウールを挙げ、堂々としたパフォーマンス力に惹かれていると述べた。松田は美 少年・那須雄登を選び、理由を話す前に宮近が「ビックリしない? 那須くんってさ、俺らとか先輩だからさ、『おはようございます』って、ちゃんとしっかりしてんじゃん。美 少年のYouTubeとか見ると、『ウェーイ!』って感じで。“那須くん、そういうのやるんだ”みたいな」と、那須の多面性に衝撃を受けた様子。
続けて、メンバーも「お仕事もするし、会ったらしっかりなんか、挨拶」(松田)「礼儀正しい」(七五三掛)「目をちゃんと見て、コンタクトとれるっていうかさ、人間としてスゴくいいなと思って。素敵だよ」(松田)と那須をベタ褒めした。このほか、宮近は同じく美 少年の岩崎大昇を推し、「最初、大昇に対して思ったのは、なんかちょっとホワホワしてる子なんだろうなと思ったら、あの歌声とか。そのギャップにやられてるんだよね。で、俺目線になっちゃうんだけど、いろいろ努力して。大昇が近くにいるから感じれるから、大昇かなって思う」と、魅力を説明。
七五三掛がHiHi Jets・高橋優斗の名前を出したところ、「可愛いなと思って」(七五三掛)「可愛らしいよね。優斗はさ、優斗にしか出せない可愛さみたいのがあるよね」(宮近)「不思議な雰囲気あるなと思う」(七五三掛)と、宮近も共感を示した。川島が「優斗ってさ、昔の滝沢(秀明)くんっぽさない? Jr.を引っ張ろうっていう気持ちみたいな」と高橋に抱いたイメージを口にすれば、周囲も納得の反応。今年20歳になった松田が「あっちのハタチ、超しっかりしてるね」と自虐的に発言した際は、宮近が「でもそれも味。俺は元太は好きだし。みんな好きだし」と、けなさずにフォローを入れたのだった。「Jr.チャンネル」の撮影こぼれ話や、ジャニーズ仲間のことまで語り尽くしたお食事会。再生回数は12月6日時点で29万台を記録している。
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美 少年の動画は、通常の「【神ゲーしりとり】ワードバスケットがおもしろすぎた!」(11月30日)と、プロモーションの「【タピオカの次はこれ!】ジャスミンチーズミルクティーがくる~」(12月2日)の2本が配信中。通常回は、浮所飛貴が家族でやっている「ワードバスケット」というボードゲームを楽しんでいるもの。単純に言えば「しりとり」(3文字以上)だが、いかに言葉や名詞を知っているかが重要。佐藤龍我は、オープニングから一人だけ「イェーイ!」とハイテンションだったものの、ゲーム開始後すぐに「ムズいじゃん、だって!」(1分12秒頃)と嘆いていた。手札が残り1枚になった時は「リーチ」と申告するルールになっており、1回戦は岩崎大昇が真っ先に宣言。すると、画面には「バンジー飛べない男がまさかの最初のリーチ」とのテロップが。
その「バンジー」とは、「【ドッキリ罰ゲーム】バンジージャンプで衝撃の結末!」(11月2日公開)での出来事を指している。この日のロケで、メンバーは静岡県の「御殿場プレミアム・アウトレット」へ向かうと思っていたのだが、実際はドッキリであり、岩崎の罰ゲーム執行が含まれていたのだ。撮影内容を聞いた岩崎は「本当に言いたいんですけど、罰ゲームじゃないんですよ、これ。俺がキャニオニング(6月公開の動画)で、ジャンプしなかっただけで……」と、不満をポロリ。納得していない状態でバンジージャンプの現場に着くも、「マジで怖い。進めん!」(岩崎)などと、飛べずにしばし格闘。30分が過ぎてインストラクターストップがかり、最終的にリタイアしてしまったのだった。実は、11月23日公開の「はじめしゃちょーのお宅拝見」内でも、100万円の自転車が出てきたシーンで「チキン岩崎が乗ってみることに…」と、テロップでイジられている。そこに続いての今回とあって、「Jr.チャンネル」スタッフは岩崎がバンジーを飛べなかったことを、とことんネタにしていく方針のようだ。
また、岩崎がさほど騒いでいないにもかかわらず、「岩崎くんうるさいです」(9分2秒)とテロップで指摘するなど、バンジーの一件以降、やたらと当たりが強いのでは……と、気になってしまう。そんな中、ゲームを持ち込んだ浮所は遊び方を理解できているほか、「すずな」(春の七草の1つ)と、高校生ではあまり馴染みがなさそうな単語を発して、一番ノリでフィニッシュ。「龍我のお助け入ってあげる」と、苦戦している佐藤のフォローに回る優しさも好印象だ(その後、メンバーの肩を揉んで癒やしてあげていた)。それでも、うまくいかずにいら立ちが募る佐藤は「出てこないんだけど、マジで!」(3分56秒頃)と、声を荒げる始末。仕方なく、2回戦は浮所が4文字以上、佐藤の場合は“2文字でも可”というハンデがつけられ、佐藤が2位で勝ち抜けた。
こうした佐藤の言動について、SNSやコメント欄では「龍我は子どもっぽいところが可愛いんだけど、自分の機嫌はコントロールしよう」「龍我くん、激甘なハンデと浮所くんに助けてもらって、手札減らせたらわかりやすく機嫌戻ってたな(笑)」「龍我、わかりやすく機嫌悪くなるのは気をつけてほしい」と、懸念のコメントも出ている。
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2本目は「セブン-イレブン・ジャパン」の商品「ジャスミンチーズミルクティー」のPRで、2択を受けて「しいて言うならどっち?」を指定するゲーム企画。第2問で嵐やKing&Princeの話題が出たほか、「京都or静岡」を選ぶ場面で、浮所は「大昇が『静岡』って聞いて顔が曇ったんだけど」と、切り出した。「曇ってないよ」(岩崎)「また行くでしょ?」(藤井直樹)「また行けるじゃん」(浮所)と周囲が茶化す中、「罰ゲームは終わってません」(テロップ)と、なんとしてでも罰を受けてもらおうという、スタッフの執念が垣間見える。なおも、第8問で「バンジージャンプorスカイダイビング」と、バンジーのお題をぶっこむスタッフ。岩崎は「頭おかしいよ。どういうことですか!?」と、困惑するばかりだった。
こうしてメンバーが仲間をからかう様子はまだ見ていられるが、スタッフ側が思春期の男の子をネチネチと追い込むさまは、個人的にあまり好ましい状況ではない。正直に言って、胸くそ悪い動画だ。なぜならば、そこにはスタッフの岩崎に対する“愛”が、イマイチ感じられないからだ。ネット上でも「スタッフさん、そんなにバンジーの件を根に持ってるの?」「スタッフ、『バンジー飛べない男』とか『うるさいです』とか、大昇のこと軽蔑してるよね」「美Tubeの大昇イジり、度が過ぎていじめみたいになってる。このまま続くならスタッフを変えてほしい」「大昇がバンジー飛ばなくて叱るのは理解できるけど、いつまでこのイジり続けるの? いじめじゃん」「大昇イジりもほどほどにしてよ。それ面白いと思ってるの?」と、辛口コメントが続出している。
また、美 少年のプロモーション動画は「【カレーのトッピング選手権】アイスにカレーが美味い??」(11月25日公開)に続いて2週連続となっただけに、「美 少年、プロモ多いな。少なくとも今年いっぱいはHiHi Jetsには来ないのかな」「プロモ動画、HiHiは5人にならないと難しいか……毎週待ってるんだけどな」「美 少年、プロモ仕事多いね。HiHi Jetsの分がまわってるのかな?」と、驚きの声も。再生回数は1本目が18万台、2本目は20万台(12月6日時点)。
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4日に配信されたのは「Snow Man【人類を超越している男】深澤辰哉の食べたい中華は?」(再生回数は6日時点で31万台)。恒例企画となっている「○○の食べたいものを当てろ」編で、今回は深澤のリクエストで本格中華料理店にやって来た。普段の深澤は進行役に徹しているが、この日は冒頭の説明などを向井康二が担当。仕切りではなく、自身がメインの回となったことで、深澤の新たな一面が見られる1本だ。
最初は点心メニューの「エビ蒸し餃子」「シューマイ」「小籠包」「春巻」「チャーシュー入りまんじゅう」「焼き餃子」の6種から選択。ラウールが「一発目ならこれだろってことですよね?」と話を振ったところ、深澤と長い付き合いの面々は「普通の人だったらね」(岩本照)「言っとくけど、人の常識、通用しないから」(佐久間大介)と、暴言連発。「ちなみにラーメン屋さんに行って、俺が餃子食ってるとこ見たことある?」(深澤)「ない!」(向井)「大ヒント!?」(阿部亮平)「だからこそ……みたいなパターンある」(渡辺翔太)「そうそう。今のはヒントじゃないんだよ」(岩本)「せっかく中華料理に来たんだから……っていうのはある。正直」(深澤)と、周囲を戸惑わせた。
その結果、宮舘涼太のみ餃子、ほか7人は小籠包と予想。しかし、深澤の答えはチャーシュー入りまんじゅうで、メンバーは一斉に「ふざけやがって!」(佐久間)「こいつなんなんだよ!」(渡辺)「おい、やってんな!」(阿部)と、激高した。さらに「一番ないと思ったわ」(目黒蓮)「俺も!」(ラウール)「だって、まんじゅうだよ!? まんじゅうだよ!?」(阿部)「お前とはホント合わないわ」(岩本)「もう信じらんない」(阿部)と否定の言葉が続き、思わず深澤は「これ、俺の回だよね? あれ?」と、意気消沈。
主役の深澤だけが堪能し、「どんな味するの?」(佐久間)と尋ねれば、「チャーチュー」と、甘噛み。「俺が想像してたのは、なんか……っていうよりも、味が濃い。チャーシューの実っていうのかな? 具がめちゃくちゃ味濃くて」(深澤)と味をレポートした際も、「チャーシューの実?」(岩本)「チャーシューの実は違う」(阿部)と総ツッコミが入っていた。続いて、「味がしっかりしてるのよ。だからやっぱ、外と中の、こうね……」とまで話した後、まんじゅうをパクリ。中途半端な区切りで食べ物を口に運ぶ行動をはじめ、以降もたびたび“浅すぎる食レポ”を責められたのだった。
また、予想合戦が盛り上がった7分53秒頃は、渡辺が「(深澤に)そこまでの脳があるとも思えない」と、バッサリ。第4問の海鮮料理では、エビ、アワビ、カニ、ホタテを顔で表現するという、深澤の新技にも注目。司会の立場を離れ、彼のおバカなキャラや、ポンコツぶりが露呈した回でもあった。
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29日の動画は「7 MEN 侍【目指せハワイロケ!】いい感じの数字で以心伝心」。オープニングは矢花黎のどアップからスタートするが、再生するといきなり目元が映し出されるため、なかなか心臓に悪いシーンとなっている(未視聴の人は再生時に覚悟が必要)。企画自体は矢花、今野大輝、佐々木大光、中村嶺亜、本高克樹の5人で質問に対する回答を合わせる以心伝心ゲーム。グループ名にかけて、お題は全て数字にちなんだもので、10問揃えばハワイロケ、8問クリアなら国内ロケ、5問正解で焼き肉と、ご褒美がランク分けされていたが……。
第1問は「遠足のオヤツといえばいくらまで?」。「俺ね、駄菓子いっぱい買ってた」(中村)「違うな、俺。駄菓子じゃねーな」(今野)と互いの答えを探るうち、「“野口以下”よね?」(本高)「野口以下だね」(中村)と、野口英世の肖像が使われている千円札以下の金額だと、示し合わせた。そんな中、今野に不安を抱いた本高が「こんぴ、野口以下だよ。なんかね、スゴい持ってきそう」と声をかけると、佐々木は「あいつ、金銭感覚おかしいから」と、指摘。なおも本高は「怖いんだよね、こんぴ」と、全員一致に向けて今野がネックになるのではないかと予想していた。実際は矢花が外してしまい、ハワイロケの夢はあっさりと消滅。
また、「学校まで遠い! 徒歩何分?」という問題でも、今野のセレブぶりが明らかに。「俺らの普段の稽古場、駅から近く感じる? 遠く感じる?」(中村)「あれはバリ遠い」(佐々木)「遠いよね」(中村)「遠いっすか?」(矢花)と会話する間、頬杖をついて何か考えている表情の今野。次の瞬間、「学校まで歩いたことないんすよね」「親にバイクで送ってもらうか、車で」との爆弾発言が飛び出し、本高は「お坊ちゃんいました!」「ウゼー!」と嫌悪感をあらわに。とはいえ、今野は「みんなが『遠い』で、何分かはだいたいわかる」と自信をのぞかせ、ここも矢花以外の4人は「30分」で意見が合っていた。
さらに、「中学一年生のお小遣いといえば?」の問いでは、再び今野が「お小遣いもらったことないんですけど」と告白し、「みんないくらもらってんだよ……」と、見当もつかないといった様子でうつむいてしまう。すると、ついさっきは今野に否定的だった本高も「リアルな話、俺もお小遣いもらったことないんだよね」と告白したほか、中村が「俺もないわ」と、同調。「なんか、都度都度だったわ」(本高)と聞き、今野は「そう。欲しいものあったら買ってもらってた」と、何気なくポロリ。なんとも羨ましい学生時代を過ごした今野に対し、本高は「お前それ、何人か敵に回したぞ」と、ツッコんでいた。
後半は、ある意味で温室育ちとも言える今野が「もう帰る、俺」「マジでYouTube出なくなるよ」と不機嫌になる場面も。普段、あまり口数の多くない今野からインパクト大なエピソードが放たれ、本編とは関係なく“収穫”のある回だった。ただ、再生回数は12月6日時点で12万台と、伸び悩んでいる。
(中村チズ子)