木村拓哉が『グランメゾン東京』で見せる“クセがスゴイ腕組み”の秘密とは?

 あの芸人でなくても、「クセがスゴイ‼」とツッコミたくなる?

 10月期ドラマの視聴率で『ドクターX ~外科医・大門未知子~』『相棒 season18』(共にテレビ朝日系)に続く3位につけているのが、木村拓哉主演の『グランメゾン東京』(TBS系)だ。ここまで11~13%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)台と堅調ではあるが、視聴率男による看板枠の日曜劇場だけに、TBS関係者は15%超えを期待していたはずだろう。

「視聴者には木村の若作りしたパーマが不評のようですね。お抱えのスタイリストが考案した通称“グラメパーマ”と言うそうですが、髪型を目立たせたいのか、三つ星を狙うレストランという設定なのにコック帽をかぶらないため、不衛生との声が多く聞かれます」(芸能ライター)

 そんなか、ネット上では木村に対するもう一つの“違和感”が話題を呼んでいる。テレビ誌記者が明かす。

「木村の腕の組み方が変なんです。親指だけ残して脇のところに手を挟む組み方で、一度気にしたらもう頭から離れず、ドラマに集中できない視聴者もいるようです。木村の役作りなのかと思ったのですが、過去の出演作でも同じ組方をしているため、どうやら木村の個人的なクセのようです。気になって調べたファンによれば、この組み方はジャニーズでは元関ジャニ∞・錦戸亮、嵐・松本潤、NEWS・加藤シゲアキも取り入れているそう。心理分析記事を載せている一部サイトによれば、この腕の組み方は自分をクールな印象に思わせたいという人に多くみられ、隠していない親指は自信の表れなのだとか」

 SMAP時代から常に「カッコいい」役を演じてきた木村。自然とこの所作が身についたのかもしれない。

7 Men侍「嫌いだった」発言で険悪、美少年へのはじめしゃちょーのアドバイスに称賛【ジャニーズJr.チャンネル週報】

 ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、Snow Man(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、11月21日~27日公開の動画をチェックします!

7 MEN 侍・佐々木、本高が「嫌いだった」告白で険悪ムード

 22日の動画は「7 MEN 侍【メンバーへの想い】本音で語る…キャンプファイヤー!」(再生回数は29日時点で14万台)。1日より続くキャンプ企画のラストは、「キャンプファイヤーでガチトーク」を実施。参加した今野大輝、佐々木大光、中村嶺亜、本高克樹、矢花黎の5人が、出会った当初の印象を振り返るなど、本音をさらけ出している。そもそも、7 MEN 侍は昨年2月に結成された7人組グループ。しかし、同年10月までに初期メンバーの前田航気が脱退し、11月に矢花が新加入。ところが、今年6月頃に五十嵐玲央もジャニーズ事務所を退所しており、現在はキャンプ回に不在の菅田琳寧を含む6人で活動を続けている。

 まずは矢花に関して、今野が「気づいたら仲良くなってた」と明かしたほか、佐々木は7 MEN 侍になる前の段階で、一緒にバンドをやっていた時期を回顧。また、結成間もない頃、故・ジャニー喜多川社長からKing&Princeの「シンデレラガール」について、「君たちにしかできないバンドバージョンをやってみなよ」と提案された時の話も。当時、矢花はメンバーではなかったが、佐々木が「どうしたらいいか、見てほしい」とお願いし、手伝いに来てもらったんだとか。

 そんな頼りになる矢花だけに、佐々木と今野はかねてより「矢花を(グループに)入れたいね」と、話していたという。佐々木は「こいつが面白いっていうのも知ってたから」と持ち上げつつ、「でも今は、最低な男!」と、いきなりバッサリ。これは、佐々木なりの照れ隠しだと思われるが、いずれにしてもいかに矢花が周囲に信頼され、求められている人間であるかが伝わってくるエピソードだった。

 その後は、グループの中心的存在の中村がメンバーの持ち味を真面目に解説。今野に対しては「目立ってたよね、やっぱり。あんまりガツガツいかない子だから」「俺らの中で、変わった感じで目立ってるのが、スゴいいい味になってる」と、絶賛した。佐々木のことは「意外とね、本当はカッコつけたいキャラなんだよね。根は。でも、一番俺らの話し合いでも意見するのが大光だし」「ライブとかの前だと特に能力を発揮するよね。構成とかよく考えてくれるし。感情的に動いてくれるから、こっちも気持ちが入る、俺は。仕事に対する姿勢とかは、スゴい大人だなって思う。やってる時(カメラが回っている時)はバカだけど、お仕事でやってるから偉いなって思う。周りの目、スゴい気にしてるし……」と、冷静に分析。矢花から「たまにチキる」と、ナイーブな一面があることも暴露され、“丸裸”にされた本人は「恥ずいね」と、苦笑いを浮かべていた。佐々木=元気な子という性格が浸透している分、やや“キャラ潰し”感は否めないものの、こうした二面性も佐々木の魅力なのだろう。

 一方、話のテーマが本高に移った際は、佐々木が「俺は……嫌いだった」と爆弾を投下。「普段のプライベートでさえも気まずかった」「たぶんこいつは大人だったから、たぶん身を引くことを知ってた。俺はそれがマジでウザかったの」と、正直に打ち明けた。中村も「確かに、結成した当時から、克樹と大光はぶつかることが多かったよね。ちょっと7 MENの前身ができるぐらいから、揉めるなぁって思って……」と証言し、2人の関係性を不安視していたそうだ。

 佐々木が「なんでそんな食い違うようになっちゃったんだろうね」とつぶやくと、本高は「っていうか、最初っから違くね? 俺ら」と、突き放すように返答(佐々木にとっては身も蓋もない言葉)。ピリついた空気になったところで、7 MEN 侍のバランサー・矢花が「個人的感情がこもっているというよりは、(本高が)一番合理的な手段を出してくる」と、そりが合わない原因をわかりやすく例えた。「そこがたぶん合わないのよ、もう。考え方が違うから」(中村)「俺らからすると、どっちも正しいんだよ」(今野)とフォローが入り、本高も「そうね。結局、正解のないことで俺らが議論してるから」とコメント。

 中村に「でも、丸くなったよね」と話を振られた佐々木は「“素直になろう”と思って。『ごめんね』って言うようにちゃんとなった」と、告白した。さらに、中村が「克樹は、大事にした方がいい意見を常に言ってくれるというか。この意見を忘れちゃいけないなって思うことを常に言ってくれる。この2人のバランスに、結構助けられているところはあるよ」と、性格や考え方が異なる佐々木と本高がいるからこそ、グループがうまく回っていると補足。とはいえ、そんな彼らも今では、ちゃっかり仲が良くなり、メンバーも微笑ましく見守っている様子だった。

 かたや、中村についてメンバーは「事務所にいる中で、一番いっぱい物をくれます」(矢花)「後輩に優しい」(本高)と、ベタ褒め。最年長の中村は22歳(2009年入所)、最年少の佐々木は17歳(15年入所)とキャリアや年齢差もあるが、「一番後輩で、なおかつ一番歳が離れてる大光と対等にしゃべってるのに、傍から見てもおかしく見えないじゃないですか。みんな見えてるけど、それに気づかないぐらい、自然に全部やってのけてるんじゃないかな」(矢花)「誰とでも仲良くなれるしね」(今野)「7 MEN 侍で最年長でさ、一番(ジャニーズ)歴も長くて、たぶん抱えきれないほどのプレッシャーを感じてると思うのよ。だからそこらへんは、俺から言うわ。嶺亜を支えてあげて」(佐々木)と熱い会話が続く。

 最後は「もっとたくさんの人に応援してもらえるようなグループにはなりたい」(本高)「ファンとまではいかないかもしれないけど、『応援してるよ』って人が今後増えてほしい」(中村)と、グループの目標を掲げていた。いつになく胸の内を語っているだけに、7 MEN 侍がイチオシグループじゃなかったとしても、Jr.ファンならば心打たれる内容だろう。ちなみに筆者は、前週の予告で矢花が「直接的に言うと、スゴい嫌な気持ちで本番出てた。ずっと」と話していたシーンが気になっていたものの、残念ながらこの動画には該当するエピソードは出てこなかった。何らかの事情でカットしたようだが、別の機会に聞ける日を楽しみに待ちたい。

 そして、7 MEN 侍といえば、ここ2カ月ほど菅田の欠席が相次ぎ、ファンは脱退を心配していた。しかし菅田は、11月24日に行われた『ザ少年倶楽部』(NHK BSプレミアム)の収録でステージ復帰を果たし、24日~25日に公開されたエンタメサイト・ISLAND TVの動画「20歳になりました」「頑張るあなたへ!」にも登場。今回の動画の概要欄に「次は全員で行きます!」と書かれているだけに、再び6人で活動していくのだろう。

 また、5人は9月28日・10月4日配信回で「77の質問」に答える企画に挑んだが、菅田バージョンはISLAND TVの方で27日に「琳寧に77の質問」が公開されていた。とはいえ、キャンプファイヤーでは不自然なまでに菅田の名前が出てこないため、このタイミングでの本音トークは、少々もったいなかったような気も……。一体どんな形でYouTubeの撮影に帰ってくるのか、期待が高まる。

 美 少年の動画は、通常回の「【はじめしゃちょーのお宅拝見】動画作り講座&お食事会!」(23日)と、プロモーションの「【カレーのトッピング選手権】アイスにカレーが美味い??」(25日)の2本が配信されている。1本目は、2日公開分から続く静岡ロケで、人気YouTuber・はじめしゃしょーとのコラボレーション企画のラスト。動画の作り方を学ぶ回で、サービス精神旺盛なはじめしゃしょーは「しょうもないことやっても、サムネイル(縮小画像)ってわかります? 見出しみたいの。あそこのインパクトがデカければ、なんとかなります」「世の中、結局……顔なんですよ!」と、手の内を次々と明かした。

 動画のネタはネットで情報収集をするそうで、「サムネイルも大事ですけど、中身も大事です」と、再生回数アップのコツを伝授。その後は自宅探索を行ううち、金指一世が目の大きなキモカワ系の人形を見つけ、「藤井(直樹)くん……」と、つぶやく一幕も。藤井が「別に似てないって」と言いつつ、人形の顔を意識して横に並ぶと、メンバーは大爆笑。確かにそっくりだったため、金指は「完璧! そのままでいなよ!」と、最年長をイジっていた。

 編集部屋では特別に作業の様子を見せてもらい、浮所飛貴は「こんな体験ないよ」と大感激。圧倒された結果、特に気の利いたことも言えない美 少年だったが、ここで岩崎大昇が「動画撮る時、映る側としてどういうのに気をつけているんですか?」と、ようやく核心を突いた質問を繰り出した。はじめしゃしょーは「見てる人にわかりやすくしゃべることとかですかね。リアクションはわかりやすい方が(いい)」と、指南。

 今度は藤井が「6人だからこそ、こういうのやれるんじゃないかな、とかそういうヒント的なのあったりしますかね?」と意見を求めれば、「『はじめしゃちょーの畑』っていうグループみたいなのも作ってたんで、絶対人数多い方がいいなと思いました。何か食う時も、(6人組の美 少年なら)6倍食えるじゃないですか。あとは顔が良いんで……。映像なんで、結局、顔の良さって大事だと思うんですよ」「カッコよさと、面白い動画作りとかができたり。そこが掛け合えば、たぶん最強だと思うんで」と回答。

 続いては、はじめしゃしょー行きつけの「横浜家系ラーメン 魂心家 静岡店」へ。各自ラーメンと、餃子60個を頼むと、撮影を忘れてひたすらがっつく美 少年たち。この食べっぷりを目にしたはじめしゃしょーは「みんなスゴい食べるから、食べる系がスゴいいいと思う。あと、食べるのって世界共通なんで。なんか、みんなカッコいいから、別の攻め口がある気もするんだよな。あえてYouTuberっぽいことしなくていい気も……」と、美 少年の動画の方向性を思案した。

 そのはじめしゃしょーがお箸を置いて話しているにもかかわらず、よほどおいしいのか、まだ平気で食べ続けようとする岩崎、浮所、佐藤龍我、那須雄登。金指はまったく別の方向を見ており(おそらく壁に貼られたメニュー)、こういう時は最年長・19歳の藤井だけが頼り。「なんですかね?」と尋ね、「料理できる人?」(はじめしゃしょー)「大昇が」(藤井)「若干」(岩崎)「料理良いよ。めちゃくちゃ料理作って、みんなに食べてもらうとか」(はじめしゃしょー)と、具体的な助言をもらったのだった。

 次は、はじめしゃしょーが「どうやったらジャニーズに入れますか?」と問いかけ、履歴書を送る、ダンスレッスンといった過程を浮所が解説。「僕たち、『合格』とは何も言われていない」(浮所)「言っちゃえば、まだ試験中なわけなんですよ」(藤井)「特技披露とかもやりましたね」(那須)と語り、最終的には「ぜひコンサート出て欲しいんですよ。僕たちの!」(浮所)と、はじめしゃしょーに直接オファーしていた。

 こうして、10代の美 少年に自身のテクニックや知識をどんどん教え、真摯に向き合ってくれたはじめしゃしょー。SNSやコメント欄では「はじめさんが優しくて、無邪気な美少年も可愛い! コンサート出てください」「はじめしゃちょー、めっちゃ的確なアドバイスくれてありがたいね。美 少年、頑張って!」「『あえてYouTuberっぽいことしなくていい気も』って、私もそう思う。美 少年は無理せず、正統派アイドルらしくいてください」「大昇の料理を食べる美 少年の動画が見たすぎるので、ぜひお願いします!」と、好意的な声が多く上がっている。

 2本目は、ハウス食品株式会社のレトルトカレー「プロ クオリティ」のPR。偶然なのか、こちらも食べ物系の内容で、さまざまな料理や食材を使って「プロ クオリティに合う意外な組み合わせ」を実食。1本目で調理担当に決まった岩崎が「料理の方法を変えたら合う感じ」と述べるなど、随所で自分なりの考えを熱弁していた。1本目の再生回数は、はじめしゃしょーとのコラボも虚しく21万台、2本目は18万台となっている(29日時点)。

 24日の動画は「HiHi Jets【懐かしのガラケー】漢字一文字だけで出会いゴールできるのか?迷走編」(再生回数は29日時点で21万台)。9月配信の「【ポケベル知ってる?】数字だけで出会えるか!」の新バージョンで、ロケ地は神奈川県・鎌倉。猪狩蒼弥、井上瑞稀、髙橋優斗の3人はバラバラな場所で車から降ろされるが、スマートフォンなどで連絡を取り合わずに“出会うことができるのか?”を検証する。横浜中華街を出発後、行き先もわからず目隠しをつけて車に乗るHiHi Jets。車内では猪狩が井上の脚に触れたり(1分41秒頃)、井上が高橋の指を舐めたり(2分8秒頃)と、仲の良さを見せつけていた。

 猪狩、高橋、井上の順に降りていき、3km圏内に散らばったところで企画が本格的にスタート。高橋はどこかの海岸、猪狩が自然豊かなスポット、井上は住宅街で佇んでいた。第1弾のポケベル編は、3人の合流で幕を閉じたが、ガラパゴス携帯を使う今回の目標は「この街のどこかにあるゴールを探し出す」こと。全員がゴール地点に集合できればクリアとなり、制限時間は約90分。所持品はメモ帳と10円玉10枚で、ガラケーは受信専用になっており、公衆電話があればメンバーへ電話が可能という。さらに、漢字で送られてくるメッセージをもとにゴール地点を予想していくといい、1つ目のヒントは「鎌」だった。

 とはいえ、3人は周囲の看板などを見て、現在地が鎌倉だと把握済み。さほど参考にならない手がかりとあって、井上は地元民に「鎌倉って有名なところどこですか?」と尋ね、「大仏さま」「鶴岡八幡宮」「由比ヶ浜」と、3つのスポットを教えてもらった。その前の聞き込みで「(ここは)大仏の裏ぐらい」という情報をゲットしていたため、「俺今、大仏に降ろされたってことは、わかんないけど、八幡宮にガリさん降ろされて、由比ヶ浜に優斗が降ろされたみたいな、可能性あると思う」と推理。実はこれが見事に的中していたようだ。そんな鋭い井上は「正直な話すると、ゴール地点わかった状態で鎌倉を観光したい」と、早くも頭は観光モードに。

 高橋は鎌倉駅を目指していたものの、間違えて逗子方面へダッシュするアクシデントが発生。ポケベル編と変わらず、今回も高橋はやたらと走っているが、そのせいで同行のスタッフもかなり息遣いが荒くなっていた(高橋担当のスタッフは大変そう)。そして、公衆電話を見つけた猪狩が2人に電話。相手の居場所を確認するなど、情報処理能力の高い猪狩が司令塔の役割を担っていた。

 前回は彼らにとっても縁ある帝国劇場、日生劇場、シアタークリエ近辺だったため、移動もしやすかったとみられるが、鎌倉ロケは難易度がアップ。しかし、信頼関係が成り立っているHiHi Jetsは、これまでにも脱出ゲーム、ポケベル編で数々の奇跡を見せてくれただけに、ついつい「彼らならできるのでは」と期待をしてしまう。HiHi Jetsの動画は、この手の謎解き系企画でハズレがない上に、緊迫感のある予告を見る限り、次回もハラハラ・ドキドキさせてくれそうだ。

 27日に配信されたのは「Snow Man 【超超大作】人狼ゲーム再び…本気の騙し合いで神展開!」(再生回数は29日時点で49万台)。これまでSnow Manの動画や特別企画「蓮とビス」などで何度か行われている「人狼ゲーム」だが、タイトルで「超超大作」と煽っている通り、なかなか見応えのある26分の動画となっている。

 これは、話し合いによって誰が“人狼”かを探しながら勝利を目指す対話型心理ゲーム。今回もスマートフォンアプリ「人狼ゲーム~牢獄の悪夢~」を使い、1戦目は市民3人、人狼2人、占い師1人、騎士1人、霊媒師2人という役職に分かれていた。メンバー9人はお互いの身分を知らない状態で、相手の反応や、コメントを参考に誰がどのポジションが絞り込んでいくのだ(人狼と市民の数が一緒になれば人狼チームの勝ち)。いつも最初に殺されてしまう佐久間大介は「はぁ……気が重い」と、渋い顔。宮舘涼太が「そうはさせない」と男らしく宣言するも、「この村、信用ならねぇからな」(佐久間)と、嘆いていた。

 6月の動画では、ルールをわかっていない状態でゲームに参加したメンバーが多かったため、岩本照が「騎士って役職は……」と説明を始めたものの、「King&Princeのリーダー(岸優太)」とボケを挟む佐久間。岩本から「お前、最初に殺すよ?」と、恐ろしい脅しを受けてしまった。ゲーム開始後、深澤辰哉が前回を振り返って「結構、康二ウソつきだからね」と向井に疑いの目を向けたことで、佐久間と向井に狙いが集中。メンバーがふざけ合ううち、真剣な話し合いを求めるラウールは「めめ(目黒蓮)がさ、俺、怪しいんだよ」と、切り出した。

 なんでも、自分の役職を見た瞬間の表情が引っかかったそうで、渡辺翔太は「こいつだって、アホだもん」と、この流れに便乗。当の目黒は「普通に役職はある」とぶっこみ、周囲を惑わせた。その後、怪しいと思う人物を投票によって処刑する際は、なんと佐久間が一発で退場。早々にお亡くなりになった佐久間は、トークに参加できなくなり、ラウールも「佐久間くんいないと、結構静か」と、寂しがったほど。次の処刑会議は、ラウールが「マジな話していいですか? たぶん、佐久間くんが殺されたのって、人狼による投票なんですよ。人狼のこう、簡単な頭で、とりあえず佐久間くんに投票しとけば、多数の方になるかなっていう考えがたぶんどっかで生まれた」と、自身の意見を述べた。

 宮舘が「人狼が簡単な頭ってこと?」と掘り下げると、「そうです」とラウール。深澤が「見当はついてるの?」と問いかけた時は、ラウールが答えるより前に目黒が「お前、さっきから、それ俺でしょ?」と自ら名乗り出ていた(一応、ラウールは『違う』と否定)。こうして年下に甘く見られていた目黒が、実は終盤に大活躍。自然な演技でメンバーの予想をある人物に誘導したのだった。1戦目終了後、ラウールは「人狼は2人、固まって意見が一緒なの。市民は曖昧なまま投票いくじゃん。だから、市民チームは『誰々、投票しようぜ』って言わないと、固まんないの。票数が。そうしないと、票の差で勝てないの」と総括。

 2戦目は、最年少・16歳とは思えないラウールが主導権を握り、ゲームを円滑に進めていく。占い師としてほかの人物の役職を占い、重要な局面で「岩本くん、人狼!」と暴露。追い詰められた岩本は「俺、市民」と言い張るも、残った人たちはラウールの言葉を信じている様子。もう勝ち目がないと察した岩本は「なんなのこいつ! ムカつく!」と苛立ち、「もう俺は、こいつらとやっていかない……」と、いじけていた。結果は、ラウール率いる市民チームの圧勝。その裏で騎士の目黒がしっかりと占い師のラウールを守っていたことも判明し、2戦ともラウール&目黒の働きが勝敗に大きな影響をもたらしていたのだった。

 こうなると、ラウールをはじめ、頭脳派のHiHi Jets・猪狩や、何を考えているのかイマイチわからない美 少年・岩崎らとの人狼ゲームも見てみたいものだ。

 21日に配信されたのは「Travis Japan【なぜか全身黒タイツ】激しくダンスします!」(再生回数は29日時点で27万台)。指や腕をメインに使って表現する「フィンガータット」に挑戦し、Travis Japanのオリジナル曲「夢のHollywood」のパフォーマンスを披露している。振り付け&指導を担当するのは、パフォーマンスグループ・XTRAP。お手本を見た7人は、指を細かく動かすプロの技に驚愕しつつ、フィンガータットに没頭。習得が速くて優秀な川島如恵留、パニック状態になりながらも頑張る吉澤閑也、なぜかアゴが出てしまう松田元太……と、練習風景にも個性が出ていた。

 レッスン後は、黒の全身タイツに着替え、蛍光手袋を着用。5月公開の「【大捜索!!】遊園地で黄金の中村海人を探せ!」で金色の全身タイツ姿をお披露目した中村海人が「タイツ仲間を紹介しよう。こいつらだ!」と引き連れて登場すると、宮近海斗は「おかしいでしょ、普通に」と、不満を吐露した(華奢な七五三掛龍也、タイツ生地が余りすぎ)。これは、“手を際立たせるため”の衣装だそうで、ひとまず納得して本番の撮影が始まったのだが……。細かいミスが続き、土下座や謝罪をしてはリテイクの繰り返し。結果、10回目で成功となったが、わずか1時間の特訓でここまでの仕上がりになったのは、ダンスに定評のあるTravis Japanだからこそなせる業だろう。

 ちなみに、個人的には通常の「夢のHollywood」における間奏のタップダンスで、宮近が「みんな一緒に!」と声をかける場面について、「何を一緒にやるの!? タップってこと!?」と疑問を抱いていたものの、これならばタップに比べて客席で真似しやすいのでは……? と感じてしまった。
(中村チズ子)

最初に家庭外でお金を稼いだのは女性だった 専業主婦誕生までの意外な経緯

 世界的にみて、男性は仕事、女性は家事・育児という性別分業は崩れつつあります。しかし日本では、共働きではあるものの、男性には稼ぐことを求め、女性には家事育児を求めるという矛盾が生じ、「共働きは辛い」と嘆く声が絶えません。こうした問題の根っこには、私たちが“常識”と思い込み共有している価値観があります。

 そこで立命館大学で働き方や家族について研究をしている筒井淳也教授が、家族と労働にまつわる「当たり前」をやさしく解きほぐす連載をはじめます。今回は近代日本の労働の歴史。「男性が外で働き、女性が家で働く」という家族の生活は日本の“伝統”で、自然な形なのでしょうか?

筒井淳也
立命館大学産業社会学部教授。専門は計量社会学、家族社会学、働き方についての研究。内閣府少子化社会対策大綱検討委員会。著書に『仕事と家族』(中公新書)、『結婚と家族のこれから』(光文社新書)、『社会学入門』(有斐閣)など。

 家族や働き方のかたちの歴史や事実は、しばしば私たちの常識と異なっています。「日本で最初に雇われて本格的にお金を稼いだのは未婚女性だった」「フルタイムの共働き夫婦は、子育て世代の2割程度にすぎない」……こういった事実は、きちんと共有されているとはいえません。

 この連載では、現在の女性の生き方につながる基本的な事実のおさらいをしていきます。今回は、「専業主婦はどのように生まれてきたのか?」について書いていきます。

共にフルタイムでたくさん稼ぐ夫婦は一握り
 いま、日本も「共働き」の時代になってきたと言われています。それにつれて、人々が望むライフスタイルも、ゆっくりと共働きに近づいていた感はあります。東京圏に住む人ならば、夫も妻も都心のオフィスに通うのに、できれば通勤時間は1時間以内にしたい。二人の稼ぎがあるので、駅に近い高層マンションもなんとか購入できるかもしれない。結婚前のカップルの思い描く未来は、だいたいこんなふうではないでしょうか。

 ただ、統計を見てみると、実はこういうカップルは日本のごく一部であることもわかります。
2018年の労働力調査によれば、子育て世帯の場合、夫がフルタイム(週35時間以上勤務)である夫婦の数を100とすれば、妻も同様に35時間働いているのは約18人しかいません。これに対して専業主婦は約38人もいます。残り44人ほどは、いわゆる「主婦パート」です。「共働き」をフルタイム共働きだとすれば、共働き夫婦は実はまだまだ少数派なのです。

 「男性が外で働き、女性が家で働く」というあり方を、社会学では「性別分業」と呼ぶことがあります。日本では、まだまだこの性別分業が根強く残っています。この連載の初回では、そもそもなぜ性別分業が生じてきたのかについてお話をしましょう。きっと、みなさんが知らないことがいろいろあるはずです。

 そのまえにちょっとだけ自己紹介をします。私は、社会学を研究しています。社会学といってもいろいろあるのですが、特に家族社会学、計量社会学、働き方の研究、といった分野で活動しています。そして今回のネタは、家族と働き方の両方に関係するテーマです。

かつて男は外で働いていなかった
 みなさんにまず確認しておいていただきたいのは、「かつて男は(男も、ですが)外で働いていなかった」ということです。「外」で働くというのは、誰かに雇われて、会社で働くということですね。その会社自体、ほとんどなかったのです。

 では何をしていたのか。「家」で働いていたのです。といっても、家事や育児ばかりをしていたわけではありません。実は、「家」あるいはその近くで働いている人は、いまでもたくさんいますね。そう、自営業の人や、農家の人です。

 かつては、ごく一部の人を除いて、みんな家業の一員として働いていたのです。小規模な工作所や商店の場合、自宅がそのまま職場の人もいたでしょう。畑仕事の場合、自宅がそのまま仕事場というわけには行きませんが、ほとんどの場合、寝泊まりしている自宅の近くに畑や田んぼがあったのです。

 自宅あるいはその近くが職場ならば、家族はごく小さな子どもを除いてみんな従業員です。むしろ子どもの方が、自宅から離れた学校(江戸時代は寺子屋、明治以降は学校)に通って自宅を空ける時間が長かったほどです。現代のサラリーマン生活になぞらえていえば、「家が会社、家族は従業員」といえるでしょう。社長はたいていの場合、男性(夫、父親)でした。

 さて、ここで問題。最初に雇われて働くようになったのは、家族のなかの誰だったでしょうか。答えは、ケース・バイ・ケースです。「父親だろう」と考えてしまいそうになりますが、実は必ずしもそうではありませんでした。日本の場合、最初は「子ども」です。次に「娘」。これはどういうことでしょう。

娘が一家の大黒柱だった時代
 「子ども」が家の外に働きに出るとは、いわゆる「丁稚奉公」のことです。奉公の慣習は、江戸時代には、かなりさかんに行われていました。家業の時代といっても、実は家族以外の者を雇うことがよくありました。他の家族の子どもが、有力な商家などに手習いで入るのです。この場合、子どもはその商家の家族と一緒の家に寝泊まりします。もちろん処遇は商家を営む家族と同じ、というわけにはいきませんが。

 ただ、少なくとも丁稚の段階では、衣食住と職業訓練という「特典」がメインですので、お給金はごくわずかなものでした。ですので、「子どもが外で稼いで家族を食わせる」というわけではなかったのです。ちなみに丁稚の制度は、近代化されたあとも、1947年に廃止されるまで細々と続いていました。

 次に、いよいよ会社の時代がやってきます。会社といっても、最初は工場です。産業資本家、カタカナで言うとブルジョアジーですが、この人たちが手元の資金で建てた工場で、多くの人を雇うようになるのです。

 最初の工場は、繊維関係がメインでした。糸を紡ぐ工場、糸から布を織る工場です(布から服を作るのは、最初の段階では機械でできなかったので、手作業メインでした)。

 日本の最初の本格的な、大規模な糸を作る工場がどこにあったのかご存知でしょうか。世界遺産にもなった富岡製糸場です。実に500人以上の働き手が、そこで高品質の絹糸(生糸)を作っていたのです。富岡製糸場は、当時の製紙工場としては世界最大規模だったと言われています。

 さて、500人の働き手とは誰だったのかというと、そう、「女工」という言葉があるように女性でした。しかも未婚の若い女性です。女工は、家業や農業を営んでいた家から家長(父親)によって派遣されてくる、住み込みの派遣社員のような存在でした。彼女たちのなかには、規模の小さい家業や農業ではとても手にすることのできない大金をもらっていた人もいます。それこそ、一家の大黒柱ですね。一家の大黒柱が「まだ嫁に行っていない娘」である家がたくさん存在した時代が、かつてはあったのです。

 産業化が世界で最初に進んだイギリスでは、家族全員が同じ工場で働いていたこともよくありました。産業化の初期では、とにかく工場の人手が足りません。資本家は、たくさんの人に、できるだけ長い時間働いてもらいたいのです。そこで、工場の近くに集合住宅を作り、朝になったらそこからお父さん、お母さん、子どもが職場である工場に出勤できるようにしました。

 毎日満員電車で疲弊している日本人サラリーマンからすれば、「通勤時間が短くて良さそう」と感じるかもしれませんが、当時の工場での労働時間はすごく長いものでした。12時間以上は当たり前、16時間、週1日休日、というケースもありました。なかなかに厳しい状況ですね。一家団欒の時間もお金も、ほとんどなかったのではないでしょうか。

 こういった工場と集合住宅が集まった場所のことを、工場村と呼ぶことがあります。工場村の経営者の中には、子どもにきちんと教育をさせようとしたロバート・オーウェンのような良心的な人もいました。ただ、全体的には家族総出で働くというのはなかなかに厳しい家庭環境であったといえるでしょう。

「工場法」の制定から「男は外・女は家」の時代に
 そこで登場したのが「工場法」です。日本でも、1916年にはじまりました。工場法の趣旨は、「女性を家に、子どもを学校に戻す」ことにありました。家庭環境が荒むと、国全体の元気がなくなるかもしれない。子どもが最低限の教育を受けないと、これも国が強くなるチャンスを小さくしてしまうかもしれない。国を強くしたい政府のそんな思惑もあって、工場法が各国で制定されていきます。

 そう、これが「主婦化」の本格的な始まりです。工場で働く男性が属する労働者階級の家族ではなく、経営者や都市に住む専門職(法律家や役人)の場合には、すでに女性が家のことを取り仕切るというライフスタイルが一般化していました。工場法をきっかけにして、労働者階級の女性もこのライフスタイルに憧れ、徐々に主婦という生き方が浸透していくことになります。

 こうして、「男性が外で働き、女性が家で働く」という家族の生活が階級を超えてひろがっていったのでした。どうでしょうか。以上の話は、みなさんが思い描いていたであろう「昔から男は外で女は家であった」という流れとは、ちょっと違うストーリーだったのではないでしょうか。

 そう、女性の働き方や家族のことについては、実は多くの人が間違った知識を持っています。この連載では、現在の女性の生き方につながるいろんな事実、意外な事実について、わかりやすく説明していこうと考えています。

 最終的には、「女性も男性も、どうやったらもっと楽に暮らせるようになるのか」について書いていこうと思います。ただ、その前に働くことや家事をすることについての「当たり前」の思い込みを解きほぐしていくことにしましょう。

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【池袋・買春男性死亡事件:前編】2時間6万円で買われた“ホテトル嬢”が客を殺めるまで

世間を戦慄させた事件の犯人は女だった――。平凡に暮らす姿からは想像できない、ひとりの女による犯行。自己愛、欲望、嫉妬、劣等感――罪に飲み込まれた闇をあぶり出す。

第7回:池袋・買春男性死亡事件

 池袋駅東側にそびえるサンシャイン60を擁するサンシャインシティ。そこに続く「サンシャイン60階通り」(当時)に面したホテルに女が呼び出されたのは水曜日、午後6時ごろのことだった。彼女は母親に「モデルの仕事を始めた」と言っていたが、ホテトル嬢として生計を立てていた。ロビーで待っていた男は、女を見てうれしそうに呟く。

「若くて綺麗な人が来てくれてよかった」

 男はあらかじめチェックインしていた723号室へ女と共に入った。

「優しそうな人」

 一方の女も、そんな第一印象を抱いていた。ところが2時間後、女の電話で部屋に駆けつけたホテル従業員が目にしたのは、血まみれで倒れている全裸の男と、同じく全裸で血まみれになりながら泣き叫ぶ女の姿だった。

 密室で何が起こったのか。男が回していたビデオカメラが、一部始終を見ていた。

ビジネスホテルに呼ばれたホテトル嬢

 1987年4月15日、東京・東池袋にあるビジネスホテルTの客室内で、大手通信会社社員・谷口智明さん(28・当時・仮名)が、電話で呼び出したホテトル嬢・大鳥清美(22・当時・仮名)にナイフで刺されて死亡した。

 ホテトルとは公衆電話に貼られた小さなピンクビラで客を取る派遣型性風俗のひとつ。風営法の許可や届け出がなく、本番行為も横行していた。実家からほど近い台東区のマンションで中学時代の同級生と同棲していた清美がホテトル嬢として働き始めたのは、事件の1年前からだったという。

 地元の小中学校を卒業した清美は、高校に進学したが、2年の頃に中退した。ホテトル嬢として働く前は、喫茶店のウエイトレスや両親が営むラーメン店の店員として働いていた。ところが父親が家出し、母親と妹との3人家族となる。

 「モデルになった」と母親に嘘をつき、ホテトル嬢を始めた清美は、その3カ月後に実家を出て同棲を始めた。実家近くの商店主はこう語る。

「お母さんは病弱だし、同棲相手は稼ぎが良くなかったと聞いてる。自分が売春して支えるつもりだったんじゃないのかな」

 とはいえ、ホテトル嬢という仕事は危険と隣り合わせでもあった。当時の風俗ライターは「最近は年に1人くらいの割合でホテトル嬢が殺されているんです。山中にまで連れ去られたり、数人の男たちに輪姦されたりというトラブルも出ている危険な稼業なんです」と解説している。

 大手通信会社に勤める谷口さんは、再婚し2人目の妻と彼の両親が住む埼玉県浦和市(当時)の家で暮らしていた。職場での評判は「真面目で几帳面。問題を起こしたことはない」、知人らも「地味で目立たない男」と口をそろえる。ところが彼にはある趣味があった。アダルトビデオや裏ビデオの収集だ。集めるだけではなく、それらを毎日のようにダビングし、愛好家らに売りさばいていた。妻は、谷口さんが夜な夜なダビングに勤しんでいることにうすうす気づいていたという。

 ホテトル嬢の清美が、客の谷口さんを刺殺――密室で起こった出来事が明かされたのは、事件から2カ月後に東京地裁で開かれた初公判でのことだった。

 冒頭陳述によると、谷口さんがホテルTにチェックインしたのは事件の日の午後2時。ホテトルクラブに電話をかけ、2時間3万円のコースを4時間分、6万円で予約。やってきたのが清美だった。部屋に入り、谷口さんは料金に交通費の1万円を上乗せした7万円を支払った。

 契約成立を報告するための電話を店に掛けながら清美は、あることが気になっていた。ベッドの正面に設置された8ミリビデオカメラ。それは三脚に据え付けられており、そばにはライトバッテリーもあった。これらの機材は谷口さんがチェックイン前に、あらかじめ北区十条のレンタルショップで借りていたものだった。

 清美が電話を切った途端、谷口さんは豹変する。いきなり清美のみぞおちを殴りつけ、ベッドに押し倒したのち、ナイフを突きつけてこう凄んだのだ。

「静かにしろ。大きな声を出したら殺すぞ!」

 そして清美の右手親指付近にナイフを突き立てた。指が切れて出血する清美に絆創膏を貼り、あらかじめ計画していた行動に取り掛かる。客室に用意されていた浴衣の帯で清美の両足首を縛り、持参していたガムテープで両腕を縛り付け、言った。

「これからおまえの恥ずかしい姿を見てやるから、いいな」

 そう言って、部屋に運び込んでいた大型バッグの中から次々と“道具”を取り出す。ポラロイドカメラ、35ミリカメラ、ピンク色のバイブレーター、マッサージゼリー、下剤、浣腸、ゴム手袋、ろうそく、ドライバー、散髪用ハサミ、ナイロンロープ、綿ロープ、洗濯バサミ、クリップ、ゆで卵、にんじん、きゅうり、バナナ……。

 清美の衣服を脱がせ、ナイフでストッキングとパンツを切り裂いた谷口さんは、彼女の股間にバイブをあて挿入し、その様子をポラロイドカメラで執拗に撮影する。やがて自分も横になり、設置していたビデオカメラのスイッチを入れた。手足を縛っていた帯とガムテープを外し、右手と右足、左手と左足をそれぞれ帯で縛り直し、股間を大きく広げるようにした。しつこくバイブレーターを使いながら、清美に命令する。

「声を出せ。感じてる顔をしろ」

 殺されるかもしれない。清美は谷口さんに従った。
(高橋ユキ)

――後編は12月2日(月)更新

【セレブの「オーマイゴッド!」な瞬間】エマ・ワトソン、アン・ハサウェイ、ニッキー・ミナージュほか8連発!

 売れっ子になったセレブにも、憧れのスターは当然いるもの。どれだけキメた表情をしていても、憧れていた人物を目の前にすると、うれしさと興奮のあまり、どんな売れっ子セレブも“素の自分”に戻ってしまうのだ。今回は、“憧れのスター”の登場で「オーマイゴッド!」と慌てふためくセレブたちのリアクションを紹介しよう。

【セレブの「オーマイゴッド!」な瞬間】テイラー・スウィフト、セレーナ・ゴメスほか7連発!

アン・ハサウェイ<憧れのスター:マライア・キャリー>

 ロバート・デ・ニーロ、メリル・ストリープらハリウッドの大御所俳優と共演しては堂々と演技しているアン。そんな彼女も憧れのマライアの前では、テンションが上がりすぎて「ちょっと変」な言動を見せた。

 アンがマライアに接近したのは2015年9月、主演映画『マイ・インターン』のプレミア上映会でのことだった。インタビューを受けていたアンは、当時交際していた大富豪の彼と一緒にレッドカーペットに現れたマライアを見て、「腕2本分の距離にマライアがいる!」と大興奮。「これ、史上最高のグラマラスだわ。文法的におかしいわね。私、大学行ったはずなのに。ま、中退したんだけど」と笑い、レポーターからの質問にも上の空。チラチラと後方で別のインタビューを受けているマライアを見て、「腕1本分の距離に縮まった!」とにっこり。「挨拶したら?」と勧められると、「いやいやいや、大丈夫! その時が来たら会うから」「というか、今のこの瞬間をカメラに撮ってもらえて最高。バックにマライアがいるっていうね!」と、何度もマライアを見ながら幸せそうな表情を見せていた。

 アンはその後出演した深夜トーク番組で「前もって準備されているミーティングなら大丈夫なんだけど、基本的に人と会うのは苦手」「相手がマライアだと自分でなくなっちゃうほど変になっちゃうとわかっていたから、対面したくなかったの」と説明。ちなみにマライアはアンが自分のファンだと知り、「あなたの映画、最高だったわよ」というツイートを投稿していた。

P!NK<憧れのスター:ジョニー・デップ> 

 女性が憧れる「クールで強いオンナ」の代表格である歌手のP!NKにも、目の前にすると少女のように縮こまってしまうような憧れのスターがいる。

 2016年5月に人気深夜トーク番組に出演した彼女。ジョニー・デップ主演の映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』のサントラに挿入されている「Just Like Fire」を歌っているものの、「ジョニーに会ったのは一度だけ。避けまくったけどね。だって彼の前で話すことなんてできないし」と照れながら笑い、「ジョニーとマイケル・キートンのファン」だと告白した。

 「私は会いたくなかったのに、夫(ケアリー・ハート)がジョニーに引き合わせたの。めちゃくちゃマヌケだったわ。店の中でレコードの棚の裏に隠れて、『嫌だ!』と拒否したのに……。『“アリス”を見たわよ! 私、曲を書くことになってるの』と話したら、『(ミュージシャンの)アリス・クーパー見たの?』って言われちゃって」と、会話がまったくかみ合わなかったと苦笑した。

 そこに、サプライズでジョニーが登場。P!NKは顔を真っ赤にさせて照れながらも、ハグをしてもらい、ガッツポーズ。極力ジョニーを見ないようにするなど、しどろもどろな対応だった。ジョニーが去ると、両手で顔をパタパタとあおぎ、「もう向こう行って~! みんな意地悪よね。最悪! 大嫌い!」「最悪の日だわ」と最後まで照れまくっていた。

 

 
 
 
 
 
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 2016年10月に、チャリティーコンサート「Tidal X」でパフォーマンスしたニッキー。その場には、彼女が崇拝するR&B歌手ローリン・ヒルも来ていた。コンサート終了後、ニッキーは自身のインスタグラムに、憧れのローリンと対面した時の動画を投稿。その動画を見て、ファンは驚いた。プライドが高いことで知られ、自分のことをクイーンと呼ぶニッキーが、感激のあまりローリンにひざまずき、土下座までしたからだ。

 ニッキーはローリンの両手を握りしめ、「あなたのことがめちゃくちゃ大好きなんです」と告白。ローリンは「おほほほ」と笑い、ほほ笑みながらニッキーを抱きしめる。ニッキーは少女のような表情になり、ローリンに「あなたの魂、精神、あなたのすべてが大好き」と打ち明けていた。

 その後、ニッキーはインスタグラムに2ショット写真も投稿。「高校の卒業アルバムに、彼女のことを書いたのよ!」と一言添えた。

チャンス・ザ・ラッパー<憧れのスター:ビヨンセ>

 グラミー賞を獲得した、若手ラッパーのチャンス・ザ・ラッパー。彼が勢いに乗り始めた2016年8月、パフォーマンス出演した『MTV VMA』のバックステージでインタビューを受けている時に、憧れのビヨンセと初邂逅した。

 後方から歩いていたビヨンセが、インタビューを撮影しているカメラに気づき、彼の背中にぴったりくっついて笑顔でポーズをとり、そのまま去っていったのだ。「誰が抱きついてきたのかな?」という表情で振り返ったチャンス・ザ・ラッパーは、そのイタズラの犯人が「世界で一番大好き」と公言しているビヨンセだと知ると、「オー・マイ・ゴッド! ビヨンセじゃん!!」と全身を使って喜びを表現。インタビューを放り出し、ビヨンセの元に駆け寄ってハグしていた。

 人気ドラマ『ビッグ・リトル・ライズ』などに出演している中堅俳優のアダム。彼の憧れのスターは映画『スター・ウォーズ』シリーズでルーク・スカイウォーカー役を演じたマーク・ハミルだ。

 2017年5月4日(英語でメイ・フォース)、人気深夜トーク番組に出演したアダムは、「あなた、『スター・ウォーズ』のファンなんですってね。今日は『メイ・ザ・フォース・ビー・ウィズ・ユー』(フォースと共にあらんことを)にかけて、スター・ウォーズの日なのよね。あなた好きすぎて、幼い時にマーク・ハミルに誕生日パーティーの招待状を送ったんですって?」と質問され、「そうなんだよ。来なかったけど。でも忙しい人だからね」と説明している最中、『スター・ウォーズ』のテーマソングがかかり、ライトセーバーを構え持ったマークが登場。

 アダムは、信じられないとばかりに「ノー! ノー!」と声を上げ、感激した表情に。取り乱すことなく座っていたアダムだが、手が小刻みに震えており、「超緊張している!」「本当に好きなんだよね」とネット上で大きな話題となった。アダムはその後、横に座ったマークをじっと見続けて、「私の人生の中で最高の時です。いや、本当に」と大喜びしていた。

エマ・ワトソン<憧れのスター:セリーヌ・ディオン>

 2017年3月にロサンゼルスで開催された『美女と野獣』のプレミア上映会には、話題作ということもあり、実に大勢のセレブが駆けつけた。マット・デイモンや娘ブルー・アイビーを連れたビヨンセらが出席してレッドカーペットを盛り上げたが、同作の主演女優エマ・ワトソンが心奪われたのは、憧れの歌手セリーヌ・ディオンだった。

 91年に公開されたオリジナルアニメ映画『美女と野獣』で、ピーボ・ブライソンと共に主題歌を歌ったセリーヌは、2017年版のサントラでも「時は永遠に」を歌っているという縁で、プレミア上映会に出席。エマは彼女が来ることを知っていたと思われるが、「(実物を見た瞬間に)思わず、近くにいた広報の腕をつかんで『耐えられないかもしれない』と言ってしまった」と、後日出演した深夜トーク番組で明かした。

 エマは番組で「私の両親はセレブとかハリウッドスターとかあまりよく知らないし、興味もない人たちなんだけど。でも、母は車の中でセリーヌ・ディオンばかりかけてたの。ノンストップで」と、彼女の歌を聴きながら育ったと説明。「母に、『セリーヌに会った』と言えるのよ。きっと取り乱しちゃう。セリーヌ・ディオンが誰だかわかるから」と、声を震わせながら興奮気味に語っていた。

 映画『Girls Trip』(17)で、下品かつ破天荒だけど憎めない女性を演じ、一躍人気者となったティファニー。2018年のアカデミー賞授賞式にはプレゼンターとして登場し、「疲れたから」とスリッパをパタパタさせながらステージを歩き、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。

 そんな彼女にとってこの年のアカデミー賞のハイライトは、レッドカーペットで憧れの女優メリル・ストリープに会ったこと。インタビューを受けている時、メリルが会場に到着したことを知らされた彼女は、「え?」という表情で後方を振り向き、「ぎゃー! メリル・ストリープぅ!!」と叫びながら取り乱し、ロングドレスをたくし上げ、通路を区切っていたロープをまたいで彼女の元に駆け寄った。そして、大きな目をいっそう大きく開けてメリルを見つめ、ハグをしてもらい、興奮のあまり「どうか、どうか、私の母親を演じてください!」と妙なことを繰り返し頼んでいた。

 メリルと対面後、インタビューに戻ったティファニーは「メリルはどんなにおいがした?」と聞かれ、「成功のにおいがしたわ」と真面目な顔で回答。いつもヘラヘラしている彼女が真剣な表情になったことから、ファンは「本当にメリルが好きなんだ」と驚いた。

カーディ・B <憧れのスター:レディ・ガガ>

 攻撃的な女性ラッパーとして大人気のカーディ。小さい頃からラップばっかり聞いているのかと思いきや、ポップスもよく聞いており、レディ・ガガのことが大好きだと公言している。

 カーディは、2016年に「10代の私を変えてくれたのはガガだった」「ガガは、『私らしくいればいいんだ、(人と)変わっていてもいいんだ』と教えてくれた」とツイート。17年にはカーディが高校のイベントでガガの「Bad Romance」をパフォーマンスする動画が流出し、本物のリトルモンスター(ガガのファンの名称)だったのだとファンを驚かせた。

 そんなカーディがガガに対面したのは、今年のグラミー賞の会場。ガガに話しかけられたカーディは、素の彼女に戻り、にこにこ笑いっぱなし。「きゃー」というような仕草を見せ、はにかむような笑顔でガガとハグをしていた。かつて「コラボしたい歌手は?」と聞かれた際に、「私のアイドルのガガ」と即答した上で、カメラに向かって「アイラブユー、ビッチ!」と呼びかけたこともあるカーディだが、ガガの前では素直な少女に戻っていた。

 ガガは昨年、前述の16年のカーディのツイートに気づき、「ラブ・ユー・ガール」とコメント。「Bad Romance」をパフォーマンスするカーディの動画にも「最高」とコメントしている。

【セレブの「オーマイゴッド!」な瞬間】エマ・ワトソン、アン・ハサウェイ、ニッキー・ミナージュほか8連発!

 売れっ子になったセレブにも、憧れのスターは当然いるもの。どれだけキメた表情をしていても、憧れていた人物を目の前にすると、うれしさと興奮のあまり、どんな売れっ子セレブも“素の自分”に戻ってしまうのだ。今回は、“憧れのスター”の登場で「オーマイゴッド!」と慌てふためくセレブたちのリアクションを紹介しよう。

【セレブの「オーマイゴッド!」な瞬間】テイラー・スウィフト、セレーナ・ゴメスほか7連発!

アン・ハサウェイ<憧れのスター:マライア・キャリー>

 ロバート・デ・ニーロ、メリル・ストリープらハリウッドの大御所俳優と共演しては堂々と演技しているアン。そんな彼女も憧れのマライアの前では、テンションが上がりすぎて「ちょっと変」な言動を見せた。

 アンがマライアに接近したのは2015年9月、主演映画『マイ・インターン』のプレミア上映会でのことだった。インタビューを受けていたアンは、当時交際していた大富豪の彼と一緒にレッドカーペットに現れたマライアを見て、「腕2本分の距離にマライアがいる!」と大興奮。「これ、史上最高のグラマラスだわ。文法的におかしいわね。私、大学行ったはずなのに。ま、中退したんだけど」と笑い、レポーターからの質問にも上の空。チラチラと後方で別のインタビューを受けているマライアを見て、「腕1本分の距離に縮まった!」とにっこり。「挨拶したら?」と勧められると、「いやいやいや、大丈夫! その時が来たら会うから」「というか、今のこの瞬間をカメラに撮ってもらえて最高。バックにマライアがいるっていうね!」と、何度もマライアを見ながら幸せそうな表情を見せていた。

 アンはその後出演した深夜トーク番組で「前もって準備されているミーティングなら大丈夫なんだけど、基本的に人と会うのは苦手」「相手がマライアだと自分でなくなっちゃうほど変になっちゃうとわかっていたから、対面したくなかったの」と説明。ちなみにマライアはアンが自分のファンだと知り、「あなたの映画、最高だったわよ」というツイートを投稿していた。

P!NK<憧れのスター:ジョニー・デップ> 

 女性が憧れる「クールで強いオンナ」の代表格である歌手のP!NKにも、目の前にすると少女のように縮こまってしまうような憧れのスターがいる。

 2016年5月に人気深夜トーク番組に出演した彼女。ジョニー・デップ主演の映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』のサントラに挿入されている「Just Like Fire」を歌っているものの、「ジョニーに会ったのは一度だけ。避けまくったけどね。だって彼の前で話すことなんてできないし」と照れながら笑い、「ジョニーとマイケル・キートンのファン」だと告白した。

 「私は会いたくなかったのに、夫(ケアリー・ハート)がジョニーに引き合わせたの。めちゃくちゃマヌケだったわ。店の中でレコードの棚の裏に隠れて、『嫌だ!』と拒否したのに……。『“アリス”を見たわよ! 私、曲を書くことになってるの』と話したら、『(ミュージシャンの)アリス・クーパー見たの?』って言われちゃって」と、会話がまったくかみ合わなかったと苦笑した。

 そこに、サプライズでジョニーが登場。P!NKは顔を真っ赤にさせて照れながらも、ハグをしてもらい、ガッツポーズ。極力ジョニーを見ないようにするなど、しどろもどろな対応だった。ジョニーが去ると、両手で顔をパタパタとあおぎ、「もう向こう行って~! みんな意地悪よね。最悪! 大嫌い!」「最悪の日だわ」と最後まで照れまくっていた。

 

 
 
 
 
 
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 2016年10月に、チャリティーコンサート「Tidal X」でパフォーマンスしたニッキー。その場には、彼女が崇拝するR&B歌手ローリン・ヒルも来ていた。コンサート終了後、ニッキーは自身のインスタグラムに、憧れのローリンと対面した時の動画を投稿。その動画を見て、ファンは驚いた。プライドが高いことで知られ、自分のことをクイーンと呼ぶニッキーが、感激のあまりローリンにひざまずき、土下座までしたからだ。

 ニッキーはローリンの両手を握りしめ、「あなたのことがめちゃくちゃ大好きなんです」と告白。ローリンは「おほほほ」と笑い、ほほ笑みながらニッキーを抱きしめる。ニッキーは少女のような表情になり、ローリンに「あなたの魂、精神、あなたのすべてが大好き」と打ち明けていた。

 その後、ニッキーはインスタグラムに2ショット写真も投稿。「高校の卒業アルバムに、彼女のことを書いたのよ!」と一言添えた。

チャンス・ザ・ラッパー<憧れのスター:ビヨンセ>

 グラミー賞を獲得した、若手ラッパーのチャンス・ザ・ラッパー。彼が勢いに乗り始めた2016年8月、パフォーマンス出演した『MTV VMA』のバックステージでインタビューを受けている時に、憧れのビヨンセと初邂逅した。

 後方から歩いていたビヨンセが、インタビューを撮影しているカメラに気づき、彼の背中にぴったりくっついて笑顔でポーズをとり、そのまま去っていったのだ。「誰が抱きついてきたのかな?」という表情で振り返ったチャンス・ザ・ラッパーは、そのイタズラの犯人が「世界で一番大好き」と公言しているビヨンセだと知ると、「オー・マイ・ゴッド! ビヨンセじゃん!!」と全身を使って喜びを表現。インタビューを放り出し、ビヨンセの元に駆け寄ってハグしていた。

 人気ドラマ『ビッグ・リトル・ライズ』などに出演している中堅俳優のアダム。彼の憧れのスターは映画『スター・ウォーズ』シリーズでルーク・スカイウォーカー役を演じたマーク・ハミルだ。

 2017年5月4日(英語でメイ・フォース)、人気深夜トーク番組に出演したアダムは、「あなた、『スター・ウォーズ』のファンなんですってね。今日は『メイ・ザ・フォース・ビー・ウィズ・ユー』(フォースと共にあらんことを)にかけて、スター・ウォーズの日なのよね。あなた好きすぎて、幼い時にマーク・ハミルに誕生日パーティーの招待状を送ったんですって?」と質問され、「そうなんだよ。来なかったけど。でも忙しい人だからね」と説明している最中、『スター・ウォーズ』のテーマソングがかかり、ライトセーバーを構え持ったマークが登場。

 アダムは、信じられないとばかりに「ノー! ノー!」と声を上げ、感激した表情に。取り乱すことなく座っていたアダムだが、手が小刻みに震えており、「超緊張している!」「本当に好きなんだよね」とネット上で大きな話題となった。アダムはその後、横に座ったマークをじっと見続けて、「私の人生の中で最高の時です。いや、本当に」と大喜びしていた。

エマ・ワトソン<憧れのスター:セリーヌ・ディオン>

 2017年3月にロサンゼルスで開催された『美女と野獣』のプレミア上映会には、話題作ということもあり、実に大勢のセレブが駆けつけた。マット・デイモンや娘ブルー・アイビーを連れたビヨンセらが出席してレッドカーペットを盛り上げたが、同作の主演女優エマ・ワトソンが心奪われたのは、憧れの歌手セリーヌ・ディオンだった。

 91年に公開されたオリジナルアニメ映画『美女と野獣』で、ピーボ・ブライソンと共に主題歌を歌ったセリーヌは、2017年版のサントラでも「時は永遠に」を歌っているという縁で、プレミア上映会に出席。エマは彼女が来ることを知っていたと思われるが、「(実物を見た瞬間に)思わず、近くにいた広報の腕をつかんで『耐えられないかもしれない』と言ってしまった」と、後日出演した深夜トーク番組で明かした。

 エマは番組で「私の両親はセレブとかハリウッドスターとかあまりよく知らないし、興味もない人たちなんだけど。でも、母は車の中でセリーヌ・ディオンばかりかけてたの。ノンストップで」と、彼女の歌を聴きながら育ったと説明。「母に、『セリーヌに会った』と言えるのよ。きっと取り乱しちゃう。セリーヌ・ディオンが誰だかわかるから」と、声を震わせながら興奮気味に語っていた。

 映画『Girls Trip』(17)で、下品かつ破天荒だけど憎めない女性を演じ、一躍人気者となったティファニー。2018年のアカデミー賞授賞式にはプレゼンターとして登場し、「疲れたから」とスリッパをパタパタさせながらステージを歩き、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。

 そんな彼女にとってこの年のアカデミー賞のハイライトは、レッドカーペットで憧れの女優メリル・ストリープに会ったこと。インタビューを受けている時、メリルが会場に到着したことを知らされた彼女は、「え?」という表情で後方を振り向き、「ぎゃー! メリル・ストリープぅ!!」と叫びながら取り乱し、ロングドレスをたくし上げ、通路を区切っていたロープをまたいで彼女の元に駆け寄った。そして、大きな目をいっそう大きく開けてメリルを見つめ、ハグをしてもらい、興奮のあまり「どうか、どうか、私の母親を演じてください!」と妙なことを繰り返し頼んでいた。

 メリルと対面後、インタビューに戻ったティファニーは「メリルはどんなにおいがした?」と聞かれ、「成功のにおいがしたわ」と真面目な顔で回答。いつもヘラヘラしている彼女が真剣な表情になったことから、ファンは「本当にメリルが好きなんだ」と驚いた。

カーディ・B <憧れのスター:レディ・ガガ>

 攻撃的な女性ラッパーとして大人気のカーディ。小さい頃からラップばっかり聞いているのかと思いきや、ポップスもよく聞いており、レディ・ガガのことが大好きだと公言している。

 カーディは、2016年に「10代の私を変えてくれたのはガガだった」「ガガは、『私らしくいればいいんだ、(人と)変わっていてもいいんだ』と教えてくれた」とツイート。17年にはカーディが高校のイベントでガガの「Bad Romance」をパフォーマンスする動画が流出し、本物のリトルモンスター(ガガのファンの名称)だったのだとファンを驚かせた。

 そんなカーディがガガに対面したのは、今年のグラミー賞の会場。ガガに話しかけられたカーディは、素の彼女に戻り、にこにこ笑いっぱなし。「きゃー」というような仕草を見せ、はにかむような笑顔でガガとハグをしていた。かつて「コラボしたい歌手は?」と聞かれた際に、「私のアイドルのガガ」と即答した上で、カメラに向かって「アイラブユー、ビッチ!」と呼びかけたこともあるカーディだが、ガガの前では素直な少女に戻っていた。

 ガガは昨年、前述の16年のカーディのツイートに気づき、「ラブ・ユー・ガール」とコメント。「Bad Romance」をパフォーマンスするカーディの動画にも「最高」とコメントしている。

「ar」セクシー特集で、内田理央が「紐パン×ウサギの被り物」……女子向けエロが迷走!?

 12月号の「ar」(主婦と生活社)は、半期に一度のペースでやってくるセクシー特集。表紙から、女優でモデルの内田理央が裸一貫で毛布を抱えている(ように見える)ショットで攻めていますが、やりすぎ感やお下品さはなく、“女子も萌えるセクシー“のさじ加減が絶妙です。中身もこのバランスを保っているのか……!? 早速見ていきましょう。

<トピックス>
◎天下無敵のゆるエロ感 だーりおのSEXYメソッド!!!!
◎セクシーになるためのいろは48のこと
◎アソコでゆらり…が色気の発信地 セクシーバングの新法則

女子向け「ゆるエロ」のさじ加減

 「ar」では今回が初の表紙だった内田理央。巻頭では「天下無敵のゆるエロ感 だーりおのSEXYメソッド!!!!」と題した特集が組まれています。

 そこで見られるのは、ペロペロキャンディーを舐めながらピンクの毛糸のブルマで寝そべる内田理央、ニット地のボディスーツで体育座りをする内田理央、下半身紐パン+上半身スウェット+頭にウサギの被り物でバスケットボールを持つ内田理央……。タイトル通りゆるい、でも確かにエロい写真たち。どこまでが女子向けのエロで、どこからがそうではなくなるのか、見れば見るほどわからなくなってきます。

 インタビューで「女の子が可愛い!って思えるセクシーを追求していきたい」と語っている彼女ですが、女性ウケするエロと男性ウケするエロはまったく別物ではないのだろうし、「ar」編集部的にも、男性にも購入してもらえるのなら売り上げが伸びて御の字だろうし……。などと考えた結果、エロを掲げる商売というのは奥深いものだなぁという浅い感想に行き着きました。

 つい先ほど「エロを掲げる商売は奥深い」という浅い感想を書いたばかりですが、次に見て行く企画「セクシーになるためのいろは48のこと」の冒頭に、こんな文言が。

「“セクシー”って(中略)性的アピールだけじゃなくって、もっと奥深いもの」

 やはり女子向けのエロは、「奥深い」という便利な言葉で、かわされがちであるようです。今回の企画は、その「奥深さ」を、「い」……色気、「ろ」……露出、というふうに、「いろは」48音を頭文字にとるキーワードで紐解くというもの。1つのキーワードごとに4~6行ほどの「セクシーになるための」解説が付いている構成なのですが、こちらも読めば読むほど、エロの迷宮に迷い込みます。

 例えば「ゐ」は「いい女」で、解説文には「柔らかさ、おっぱい、曲線、スカート、メイク、ロングヘア…男性にはないものを磨けば、それだけでセクシーは成立」とあります。そのほか、「お」は「おっぱい」で、「初対面の男性が『顔の次に見る部分』とも言われるおっぱい」。「ふ」は「フェチ」で、「脚やお尻が強調されていれば、見ない男はいない」。「せ」は「扇情」で、「例えば、大胆な肌見せ服とか。見せるからには、肌荒れやムダ毛は禁物」……。

 以上、抜粋ですが、それにしても奥深さ、皆無! むしろ「セクシー=単純」と読めてきます。「を」については「男」で、「『男ウケ主義』上等! だって、彼が喜んでくれたら私だってハッピー」と書いてあって、これも、自分ウケと男ウケの狭間で揺れ動き、結果ブレブレなっちゃう“「ar」あるある”の1つであると気が付きました。

「アソコでゆらり」するモノの正体

 最後に見るのは「アソコでゆらり…が色気の発信地 セクシーバングの新法則」。前髪の毛先を目元、鼻、口元のどれかで揺らすと色っぽさが際立つとのことで、そういったヘアスタイルを紹介するページなのですが、そこに「アソコでゆらり…」なんていう狙いすぎな言葉を持って来るセンス、しびれます。

 日常生活の邪魔しかならないであろう”目元でゆらり”の前髪も、「うっとうしい前髪を無意識に直すしぐさもセクシーに見えます」(美容師談)だそう。そういえば「セクシーになるためのいろは48のこと」でも、「ゆ」は「揺れる」で「目の前に獲物が現れたら狙いたくなるのが男ゴコロ。(中略)揺れアイテムで揺さぶってみて」と書かれていました。もはや「男性=獣」という扱いです。

 今号の「ar」は、男性はこれほど単純なのだと訴えることで、女子向けエロの奥深さを強調するとともに、男ウケと自分ウケのバランスを取りましょうと、読者へ暗に伝えているのかもしれません。
(島本有紀子)

「ar」セクシー特集で、内田理央が「紐パン×ウサギの被り物」……女子向けエロが迷走!?

 12月号の「ar」(主婦と生活社)は、半期に一度のペースでやってくるセクシー特集。表紙から、女優でモデルの内田理央が裸一貫で毛布を抱えている(ように見える)ショットで攻めていますが、やりすぎ感やお下品さはなく、“女子も萌えるセクシー“のさじ加減が絶妙です。中身もこのバランスを保っているのか……!? 早速見ていきましょう。

<トピックス>
◎天下無敵のゆるエロ感 だーりおのSEXYメソッド!!!!
◎セクシーになるためのいろは48のこと
◎アソコでゆらり…が色気の発信地 セクシーバングの新法則

女子向け「ゆるエロ」のさじ加減

 「ar」では今回が初の表紙だった内田理央。巻頭では「天下無敵のゆるエロ感 だーりおのSEXYメソッド!!!!」と題した特集が組まれています。

 そこで見られるのは、ペロペロキャンディーを舐めながらピンクの毛糸のブルマで寝そべる内田理央、ニット地のボディスーツで体育座りをする内田理央、下半身紐パン+上半身スウェット+頭にウサギの被り物でバスケットボールを持つ内田理央……。タイトル通りゆるい、でも確かにエロい写真たち。どこまでが女子向けのエロで、どこからがそうではなくなるのか、見れば見るほどわからなくなってきます。

 インタビューで「女の子が可愛い!って思えるセクシーを追求していきたい」と語っている彼女ですが、女性ウケするエロと男性ウケするエロはまったく別物ではないのだろうし、「ar」編集部的にも、男性にも購入してもらえるのなら売り上げが伸びて御の字だろうし……。などと考えた結果、エロを掲げる商売というのは奥深いものだなぁという浅い感想に行き着きました。

 つい先ほど「エロを掲げる商売は奥深い」という浅い感想を書いたばかりですが、次に見て行く企画「セクシーになるためのいろは48のこと」の冒頭に、こんな文言が。

「“セクシー”って(中略)性的アピールだけじゃなくって、もっと奥深いもの」

 やはり女子向けのエロは、「奥深い」という便利な言葉で、かわされがちであるようです。今回の企画は、その「奥深さ」を、「い」……色気、「ろ」……露出、というふうに、「いろは」48音を頭文字にとるキーワードで紐解くというもの。1つのキーワードごとに4~6行ほどの「セクシーになるための」解説が付いている構成なのですが、こちらも読めば読むほど、エロの迷宮に迷い込みます。

 例えば「ゐ」は「いい女」で、解説文には「柔らかさ、おっぱい、曲線、スカート、メイク、ロングヘア…男性にはないものを磨けば、それだけでセクシーは成立」とあります。そのほか、「お」は「おっぱい」で、「初対面の男性が『顔の次に見る部分』とも言われるおっぱい」。「ふ」は「フェチ」で、「脚やお尻が強調されていれば、見ない男はいない」。「せ」は「扇情」で、「例えば、大胆な肌見せ服とか。見せるからには、肌荒れやムダ毛は禁物」……。

 以上、抜粋ですが、それにしても奥深さ、皆無! むしろ「セクシー=単純」と読めてきます。「を」については「男」で、「『男ウケ主義』上等! だって、彼が喜んでくれたら私だってハッピー」と書いてあって、これも、自分ウケと男ウケの狭間で揺れ動き、結果ブレブレなっちゃう“「ar」あるある”の1つであると気が付きました。

「アソコでゆらり」するモノの正体

 最後に見るのは「アソコでゆらり…が色気の発信地 セクシーバングの新法則」。前髪の毛先を目元、鼻、口元のどれかで揺らすと色っぽさが際立つとのことで、そういったヘアスタイルを紹介するページなのですが、そこに「アソコでゆらり…」なんていう狙いすぎな言葉を持って来るセンス、しびれます。

 日常生活の邪魔しかならないであろう”目元でゆらり”の前髪も、「うっとうしい前髪を無意識に直すしぐさもセクシーに見えます」(美容師談)だそう。そういえば「セクシーになるためのいろは48のこと」でも、「ゆ」は「揺れる」で「目の前に獲物が現れたら狙いたくなるのが男ゴコロ。(中略)揺れアイテムで揺さぶってみて」と書かれていました。もはや「男性=獣」という扱いです。

 今号の「ar」は、男性はこれほど単純なのだと訴えることで、女子向けエロの奥深さを強調するとともに、男ウケと自分ウケのバランスを取りましょうと、読者へ暗に伝えているのかもしれません。
(島本有紀子)

神戸山口組幹部「蜂の巣」射殺で激化? 元極妻が考える今後の山口組抗争その2

今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。

「入れ墨をした男性が撃たれています」

 11月27日、神戸山口組(六代目山口組を離脱した側です)の幹部・三代目古川組の古川恵一総裁が兵庫県尼崎市の路上で射殺されましたね。報道などによると、逮捕されたヒットマンは「自動小銃で30発くらい撃った」と話しているそうです。古川総裁は顔も撃たれていて、マフィア映画みたいな「蜂の巣」状態でした。

 私はさすがに銃は触ったことないんですが、「顔に当てる」って相当タイヘンらしいですよ。小さいから。「まずは脚を狙って動けなくする」とか「いちばん当たりやすい腹を狙う」とか、撃ち方(?)にもいろいろあるようですが、それはさておき、街中はまずかったですね。

 「60代ぐらいの入れ墨の入った人が腕を撃たれて倒れていて意識がない」と通行人が通報したそうですから、普通に人が通っているところです。「やっぱり暴力団は怖い」「出ていけ」という住民感情が高まると、地元警察だけではなくて警察庁が動く可能性もあります。となると、工藤會のようにトップが逮捕される事態も想定されます。

以前から何度も襲撃されていた

 亡くなった古川総裁は、初代古川組・古川雅章組長の実子で、2005年に二代目古川組を継承しています。博徒系で実子が継ぐのは珍しく、育ちのよさで嫉妬を買うこともあったようですが、ヤクザに限らず組織はそんなもんですね。

 二代目時代の15年12月に六代目山口組が分裂して結成された「神戸山口組」に移籍、この時にもモメたようです。山口組の分裂は8月なので、それよりちょっと後の移籍となったのは、六代目山口組側が慰留や切り崩し工作をしていた最中だったからでしょうか。

 また、神戸山口組への移籍後、さらに一部が任侠山口組に移籍していて、こちらも「二代目古川組」を名乗っています。で、神戸山口組の二代目古川組は代替わりして「三代目古川組」となって、古川組長は総裁職に就いたんですね。

 そういう流れの中で古川総裁は何回か襲撃されてもいて、けっこうなケガもしています。18年3月と19年7月に六代目山口組関係者からバットなどで暴行を受けて、どちらも全治1カ月と報道されました。

 こういうヤクザ同士の切った張ったはありがちとしても、「街中で銃をぶっぱなす」という事態には関係者も驚いています。これは、今後も波紋を呼びそうです。

 報道などによると、ヒットマンはもともと六代目山口組の傘下組織の組員で、覚醒剤の使用で破門処分を受けているようです。今年8月に覚せい剤取締法違反で岐阜地検に起訴されて保釈中で、判決言い渡し予定日は11月29日だったそうです。言い渡しの直前の事件だったのですね。

 さて、気になるのは今後です。トップから直接盃をもらっている、いわゆる「直系組長」の射殺事件は今回が初めてだそうですから、神戸山口組も黙ってはいないでしょう。「破門した覚醒剤中毒者がやったこと」というのは、あまり通用しない気もします。

 今後は壮絶なカエシ(報復)が繰り返され、街中での銃撃戦など大抗争に発展……することはまずないと思うのですが、何回かは音が鳴る(銃撃が起こる)かもしれません。そうなると、警察による暴力団壊滅がさらに進むことになります。今後の展開が気になりますね。

神戸山口組幹部「蜂の巣」射殺で激化? 元極妻が考える今後の山口組抗争その2

今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。

「入れ墨をした男性が撃たれています」

 11月27日、神戸山口組(六代目山口組を離脱した側です)の幹部・三代目古川組の古川恵一総裁が兵庫県尼崎市の路上で射殺されましたね。報道などによると、逮捕されたヒットマンは「自動小銃で30発くらい撃った」と話しているそうです。古川総裁は顔も撃たれていて、マフィア映画みたいな「蜂の巣」状態でした。

 私はさすがに銃は触ったことないんですが、「顔に当てる」って相当タイヘンらしいですよ。小さいから。「まずは脚を狙って動けなくする」とか「いちばん当たりやすい腹を狙う」とか、撃ち方(?)にもいろいろあるようですが、それはさておき、街中はまずかったですね。

 「60代ぐらいの入れ墨の入った人が腕を撃たれて倒れていて意識がない」と通行人が通報したそうですから、普通に人が通っているところです。「やっぱり暴力団は怖い」「出ていけ」という住民感情が高まると、地元警察だけではなくて警察庁が動く可能性もあります。となると、工藤會のようにトップが逮捕される事態も想定されます。

以前から何度も襲撃されていた

 亡くなった古川総裁は、初代古川組・古川雅章組長の実子で、2005年に二代目古川組を継承しています。博徒系で実子が継ぐのは珍しく、育ちのよさで嫉妬を買うこともあったようですが、ヤクザに限らず組織はそんなもんですね。

 二代目時代の15年12月に六代目山口組が分裂して結成された「神戸山口組」に移籍、この時にもモメたようです。山口組の分裂は8月なので、それよりちょっと後の移籍となったのは、六代目山口組側が慰留や切り崩し工作をしていた最中だったからでしょうか。

 また、神戸山口組への移籍後、さらに一部が任侠山口組に移籍していて、こちらも「二代目古川組」を名乗っています。で、神戸山口組の二代目古川組は代替わりして「三代目古川組」となって、古川組長は総裁職に就いたんですね。

 そういう流れの中で古川総裁は何回か襲撃されてもいて、けっこうなケガもしています。18年3月と19年7月に六代目山口組関係者からバットなどで暴行を受けて、どちらも全治1カ月と報道されました。

 こういうヤクザ同士の切った張ったはありがちとしても、「街中で銃をぶっぱなす」という事態には関係者も驚いています。これは、今後も波紋を呼びそうです。

 報道などによると、ヒットマンはもともと六代目山口組の傘下組織の組員で、覚醒剤の使用で破門処分を受けているようです。今年8月に覚せい剤取締法違反で岐阜地検に起訴されて保釈中で、判決言い渡し予定日は11月29日だったそうです。言い渡しの直前の事件だったのですね。

 さて、気になるのは今後です。トップから直接盃をもらっている、いわゆる「直系組長」の射殺事件は今回が初めてだそうですから、神戸山口組も黙ってはいないでしょう。「破門した覚醒剤中毒者がやったこと」というのは、あまり通用しない気もします。

 今後は壮絶なカエシ(報復)が繰り返され、街中での銃撃戦など大抗争に発展……することはまずないと思うのですが、何回かは音が鳴る(銃撃が起こる)かもしれません。そうなると、警察による暴力団壊滅がさらに進むことになります。今後の展開が気になりますね。