宇垣美里アナの柔軟剤CMは「下ネタ」なのか? P&Gの見解を聞いた

 フリーアナウンサーとして活躍する宇垣美里さんが出演するP&Gの柔軟剤「レノアビーズ メンズセレクション」のCMに、「下ネタで不快」という声が一部ネット上で出ている。どんなCMなのか。

 まずこのCMの背景には、柔軟剤「レノアビーズ」を男性たちにも利用してもらいたいというP&Gの意図があると考えられる。柔軟剤で良い香りのする「ビーズ男子」についての特設ページはこちらだ。

 11月1日から公開している「レノアビーズ メンズセレクション」の新CM「ビーズでモテキ」。映像では宇垣さんが「会社の先輩」という設定で、カメラに向かって話しかける。カメラは宇垣さんの「後輩」である男性の視点だ。

 CM冒頭で宇垣さんは「しよう、ビーズ男子」と言う。CMは2パターンあり、 1つは会社のオフィスで宇垣さん演じる先輩社員が後輩から資料を受け取り、目を通しながら「ん? どれ? 悪くないと思うよ」と評してから、「……その香り」とささやく。

 2つめは、仕事帰りらしきワンシーンで、雨の中を宇垣さんが「入れて~」と走ってきて後輩男性のビニル傘に入る。宇垣さんは何かに気づいたように「あ……好きかも……その香り」と笑顔を見せる。

 このCMで宇垣さんに割り振られたセリフが性的な表現を彷彿させるとして、「家族でみるのが気まずい」「CMで下ネタを流すのは止めてほしい」など、批判的な意見が一部から出ている。

 レノアビーズを販売するP&Gジャパンは、どのような意図でCMを製作したのだろうか。広報部の担当者に取材をしたところ、指摘されているような性的な意図はないという。

<弊社の調査では、男性の印象に対して、「香り」についても重要視する女性が多く、その中でも特に、「柔軟剤の香り」への支持が高いことが分かっております。柔軟剤は男女関わらずお使いいただける製品ですので、本CMではその調査結果をベースに、より多くの男性のお客様にも柔軟剤をお試しいただきたいと考え、制作いたしました。そのため、性的な意図は、本CMにはございません>

 確かにこのCMには確信犯的な「性的表現」があるわけではなく、いささか過敏とも言える今回の反応。しかし過去の事例の積み重ねが、消費者の不信感につながっていることは無視できないだろう。

過去には卑猥だとして公開中止になったCMも
 出演者のセリフが性的な表現に聞こえるとして批判、そして同時に「いいね」という評価の両方を受けたCMは少なくない。たとえば、2015年に放送された広瀬すずさんが出演する明星食品「明星 一平ちゃん夜店の焼そば」のCM。これもカメラに向かって広瀬さんが会話をするというもので、広瀬さんはカップ焼きそばに付いているマヨネーズをかけた後、カメラに向かって「全部出たと?」と博多弁で疑問を投げかける。

 この「全部出たと?」というセリフが話の流れからは不自然であり、「わざと下ネタを入れた」という指摘が多くあった。その後、同CMは問題のセリフを「好きな人おると?」に差し替えている。前述のように、不適切ではないかと指摘する声だけでなく、このCMを「エッチで可愛くて良い」と表する声もあったことを記しておきたい。これは好評価があったから良いCMなのだという意味ではない。良くも悪くも幅広い消費者層に「下ネタ」だと解釈されたということだからだ。

 2017年に公開されたサントリーのビール「頂」のCMも、わざわざ卑猥なセリフを言わせているとして批判を浴び、公開を中止している。このCMも女性たちがビールを飲みながらカメラに向かって喋りかけるというもので、「肉汁いっぱい出ました」「お酒飲みながらしゃぶるのがうみゃあ」「コックゥ~ん! しちゃった」などといったセリフが登場した。

 なお、明星食品もサントリーも、そういった意図はなかったという。

 また壇蜜さんを起用した仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会によるPR動画も炎上した。2017年7月に仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会が観光キャンペーン「仙台・宮城【伊達な旅】夏キャンペーン2017」の一環として制作したPR動画広告で、秋田県出身のタレントである壇蜜さん(役名:お蜜)を起用し、夏の暑さにバテたゆるキャラ(むすび丸)を「涼しい宮城へお連れいたしましょう」と宮城名物を紹介する内容だった。

 壇蜜さんはずんだ餅を放り投げて「ぷっくり膨らんだ、ず・ん・だ」、牛タンをあ~んして「肉汁トロットロ、牛のし・た」、「え、おかわり? もう~、欲しがりなんですから」といったセリフがあった。動画の視聴者からは、PR動画として適切かとの指摘が相次いだ。

 前述したように、CMのセリフが性的な表現を彷彿させることに対して「面白い」「攻めている」と評価する声もある。しかし、男性をターゲットにした商品やキャンペーンは、美しい女性によるセクシーなアピールが有効だという戦略があるとしたら、その手法は男性消費者も女性消費者もバカにしていないだろうか。

 また、「レノア」CMに関して言えば、先輩女性社員が後輩男性社員の「匂い」に言及することがセクハラではないかという観点もあっていい。別の企業の男性向けスキンケア商品で、女性秘書が「モテる男は肌が違う」といった指南をするCMもあるが、これも同様だ。こういったCMを見て特におかしいと思わないという人たちも、性別が逆だったら強い違和感を覚えないだろうか? 女性から男性へのセクハラはOK、などという歪な線引きはあってはならないだろう。

宇垣美里アナの柔軟剤CMは「下ネタ」なのか? P&Gの見解を聞いた

 フリーアナウンサーとして活躍する宇垣美里さんが出演するP&Gの柔軟剤「レノアビーズ メンズセレクション」のCMに、「下ネタで不快」という声が一部ネット上で出ている。どんなCMなのか。

 まずこのCMの背景には、柔軟剤「レノアビーズ」を男性たちにも利用してもらいたいというP&Gの意図があると考えられる。柔軟剤で良い香りのする「ビーズ男子」についての特設ページはこちらだ。

 11月1日から公開している「レノアビーズ メンズセレクション」の新CM「ビーズでモテキ」。映像では宇垣さんが「会社の先輩」という設定で、カメラに向かって話しかける。カメラは宇垣さんの「後輩」である男性の視点だ。

 CM冒頭で宇垣さんは「しよう、ビーズ男子」と言う。CMは2パターンあり、 1つは会社のオフィスで宇垣さん演じる先輩社員が後輩から資料を受け取り、目を通しながら「ん? どれ? 悪くないと思うよ」と評してから、「……その香り」とささやく。

 2つめは、仕事帰りらしきワンシーンで、雨の中を宇垣さんが「入れて~」と走ってきて後輩男性のビニル傘に入る。宇垣さんは何かに気づいたように「あ……好きかも……その香り」と笑顔を見せる。

 このCMで宇垣さんに割り振られたセリフが性的な表現を彷彿させるとして、「家族でみるのが気まずい」「CMで下ネタを流すのは止めてほしい」など、批判的な意見が一部から出ている。

 レノアビーズを販売するP&Gジャパンは、どのような意図でCMを製作したのだろうか。広報部の担当者に取材をしたところ、指摘されているような性的な意図はないという。

<弊社の調査では、男性の印象に対して、「香り」についても重要視する女性が多く、その中でも特に、「柔軟剤の香り」への支持が高いことが分かっております。柔軟剤は男女関わらずお使いいただける製品ですので、本CMではその調査結果をベースに、より多くの男性のお客様にも柔軟剤をお試しいただきたいと考え、制作いたしました。そのため、性的な意図は、本CMにはございません>

 確かにこのCMには確信犯的な「性的表現」があるわけではなく、いささか過敏とも言える今回の反応。しかし過去の事例の積み重ねが、消費者の不信感につながっていることは無視できないだろう。

過去には卑猥だとして公開中止になったCMも
 出演者のセリフが性的な表現に聞こえるとして批判、そして同時に「いいね」という評価の両方を受けたCMは少なくない。たとえば、2015年に放送された広瀬すずさんが出演する明星食品「明星 一平ちゃん夜店の焼そば」のCM。これもカメラに向かって広瀬さんが会話をするというもので、広瀬さんはカップ焼きそばに付いているマヨネーズをかけた後、カメラに向かって「全部出たと?」と博多弁で疑問を投げかける。

 この「全部出たと?」というセリフが話の流れからは不自然であり、「わざと下ネタを入れた」という指摘が多くあった。その後、同CMは問題のセリフを「好きな人おると?」に差し替えている。前述のように、不適切ではないかと指摘する声だけでなく、このCMを「エッチで可愛くて良い」と表する声もあったことを記しておきたい。これは好評価があったから良いCMなのだという意味ではない。良くも悪くも幅広い消費者層に「下ネタ」だと解釈されたということだからだ。

 2017年に公開されたサントリーのビール「頂」のCMも、わざわざ卑猥なセリフを言わせているとして批判を浴び、公開を中止している。このCMも女性たちがビールを飲みながらカメラに向かって喋りかけるというもので、「肉汁いっぱい出ました」「お酒飲みながらしゃぶるのがうみゃあ」「コックゥ~ん! しちゃった」などといったセリフが登場した。

 なお、明星食品もサントリーも、そういった意図はなかったという。

 また壇蜜さんを起用した仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会によるPR動画も炎上した。2017年7月に仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会が観光キャンペーン「仙台・宮城【伊達な旅】夏キャンペーン2017」の一環として制作したPR動画広告で、秋田県出身のタレントである壇蜜さん(役名:お蜜)を起用し、夏の暑さにバテたゆるキャラ(むすび丸)を「涼しい宮城へお連れいたしましょう」と宮城名物を紹介する内容だった。

 壇蜜さんはずんだ餅を放り投げて「ぷっくり膨らんだ、ず・ん・だ」、牛タンをあ~んして「肉汁トロットロ、牛のし・た」、「え、おかわり? もう~、欲しがりなんですから」といったセリフがあった。動画の視聴者からは、PR動画として適切かとの指摘が相次いだ。

 前述したように、CMのセリフが性的な表現を彷彿させることに対して「面白い」「攻めている」と評価する声もある。しかし、男性をターゲットにした商品やキャンペーンは、美しい女性によるセクシーなアピールが有効だという戦略があるとしたら、その手法は男性消費者も女性消費者もバカにしていないだろうか。

 また、「レノア」CMに関して言えば、先輩女性社員が後輩男性社員の「匂い」に言及することがセクハラではないかという観点もあっていい。別の企業の男性向けスキンケア商品で、女性秘書が「モテる男は肌が違う」といった指南をするCMもあるが、これも同様だ。こういったCMを見て特におかしいと思わないという人たちも、性別が逆だったら強い違和感を覚えないだろうか? 女性から男性へのセクハラはOK、などという歪な線引きはあってはならないだろう。

なにわ男子・西畑大吾、「ちょっと待って!」と混乱! 「今まで一番過酷」と漏らしたロケとは!? 

 関西地方で放送されている夕方の報道・情報番組『キャスト』(朝日放送)に、水曜レギュラーとして出演している関西ジャニーズJr.内ユニット「なにわ男子」。メンバー7人の中から週替わりで2人がロケに出て、関西のさまざまな仕事に体当たりでチャレンジするコーナー「なにわの仕事を学びまSHOW」を担当している。

 11月20日放送では、西畑大吾と大橋和也が「信楽焼のお仕事」に挑戦。ロケは信楽焼でできた狸の置物が並ぶ、滋賀県・信楽駅から始まる。「誰かに似てない? よく見る子にめっちゃ似てんねん」と切り出し、「(大西)流星~」と言いながら置物をなでる大橋に、西畑が「やめろ! 流星ちゃうわ!」とツッコむ場面も。

 続いて2人は信楽最大の販売店を見学し、なにわ男子とゆかりの深い、岡本太郎氏の作品「太陽の塔」の背面にも、信楽焼が使われているというエピソードを学ぶ。その後、2人は1,200度を超える窯から作品を取り出す作業に挑戦することになり、顔面をタオルで覆った姿で登場。西畑はタオルを巻かれている最中に、「めっちゃ笑いながら『髪の毛も溶けるから』って言われたから」と不安を口にしていた。

 そして、窯の扉が開かれると一気に熱気が広がり、あまりの熱さに「あっつ! ちょっと待って!」と躊躇する西畑だったが、職人から「早くいって。早くいかな色が変わる」と言われてしまう。その後、職人の指示通り作品を取り出し、わらの上に乗せると作品の熱で藁が一気に燃え広がる。続いて大橋が、わらと水を使い作品を冷やすとついに完成。その色合いの美しさに、2人とも感動していたものの、西畑は「『キャスト』の今までのロケの中で一番過酷なロケやったわ……」と本音を漏らした。

 次に、2人はオリジナルの作品を作ることになり、手先が器用な大橋は、土から空気を抜く「菊練り」も難なくこなす。一方、西畑は「不器用で通っているんで、今回で巻き返していく」と宣言したが、案の定ぎこちなく、職人からは「空気をますます入れてしまっている」と指摘されていた。その後はろくろを回し、大橋は難易度の高いお皿を、西畑は比較的簡単なお茶碗に挑戦し、なんとか完成。焼き上がった作品がスタジオで披露されると、その出来栄えに、レギュラー陣から称賛の声が飛び交った。

 番組を見ていたファンからは「西畑くんの不器用なところが愛しい~」「過酷なロケに頑張って偉い!」「ビビりで不器用なところも、全部かわいい」といった愛にあふれた感想が寄せられていた。
(アズマミサト)

電車内でのベビーカー利用は「ルール化すべきでない」――ネット上の論争が見落としていること

 ベビーカーで公共交通機関を利用する際、肩身の狭い思いをする人が後を絶たない――ここ何年か、そんな話をよく耳にする。乗客から「邪魔だ」などと直接文句を言われたり、舌打ちされたといった親の体験談がネット上で散見され、親たちへの共感や同情の声が上がる一方、「混雑時にベビーカーで乗って来るのは避けるべき」「スペースを取るからベビーカーは畳んで」「ベビーカー利用者のマナーがなっていないのでは」といった意見も寄せられるなど、“論争”に発展することも珍しくない。

 そんな中、7月31日から、都営大江戸線で「子育て応援スペース」を設けた車両が試験導入されていることをご存じだろうか。これは、市民団体「子どもの安全な移動を考えるパートナーズ」が小池百合子東京都知事と面会し、電車や地下鉄における「子育て応援車両」設置を求める要望書を提出し、実現化されたものだが、実施の告知がされると、ネット上ではこれまた賛否両論が飛び交うことになった。

 大江戸線の「子育て応援スペース」導入開始から4カ月がたとうとする現在、果たして東京都交通局には、どのような反響が寄せられているのだろうか。また今回、「NPO法人せたがや子育てネット」代表理事、「NPO法人子育てひろば全国連絡協議会」理事の松田妙子氏に、子育てをする人たちがストレスなく、公共交通機関を利用できる社会になるために「必要なこと」は何か、話を聞いた。

大江戸線の「子育て応援スペース」に感謝の声

 現在、大江戸線の車両全58編成のうち3編成の3号車と6号車に導入されている「子育て応援スペース」。車内には、子どもに人気のキャラクター「きかんしゃトーマスとなかまたち」を使用した装飾が施されているが、東京都交通局の公式サイトによると、「小さなお子様連れのお客様だけでなく、お年寄りや車いすをご利用の方など、どなたでもご乗車いただけるスペースです」とのこと。スタートから4カ月弱、どのような「お客様の声」が寄せられているのだろうか。

「『子どもが騒ぐのではないか』といった声も一部ありましたが、『非常に素晴らしい取り組み』『子育て世代としては本当にありがたく感謝』『「子連れで電車に乗っても問題ないよ」と背中を押してもらったようで安心して電車に乗れた』など、多くは感謝や賛同といった好意的なご意見をいただいています」(東京都交通局)

 また、実際の利用者に関しては「誰でもご利用いただけるスペースとしてご案内しておりますので、小さなお子様連れのお客様だけでなく、お年寄りや車いすをご使用の方、通勤中のサラリーマンなど、さまざまなお客様にご利用いただいています」(同)という。

 なお、「子育て応援スペース」は、「来年3月までに7編成に拡大する方針で現在準備を進めているところです」(同)とのこと。大江戸線に限らず、首都圏のJRや地下鉄では、各車両に、車いすやベビーカーを置ける「フリースペース」が設置されるようになるなど、鉄道会社側の子育て環境への配慮は、じわじわと広がりをみせているようだ。

 そんな現状を、国土交通省の「子育てにやさしい移動に関する協議会」において、ベビーカー利用をしやすい環境づくりに取り組んできた松田妙子氏はどのように見ているのだろうか。

「電車でベビーカーを利用する親たちの多くは、『邪魔になっていないかな』と、肩身の狭い思いをしたり、『申し訳ない』と周囲に謝り倒したりしているものです。ほかの乗客の目が気になるので、『胸に「私が子どもを連れて外出する理由」を貼っておきたい』なんて言うお母さんもいましたね。そんな人たちにとって、大江戸線の『子育て応援スペース』設置のような試みは、もちろんウェルカムです」

 また、「子育て応援スペース」という名前がついているものの、「誰でも利用できる」点を、松田氏は「いいなと思っている」という。

「『子ども連れ専用車両をつくってほしい』という人もいますが、私は基本的に反対。『専用』だと、ほかの乗客にハレーションが起こりやすくなりますし、またベビーカー利用者が専用車両以外の車両に乗りにくくなることも考えられます。そうなったら本末転倒ですよね。なので、誰でも乗れる子育て応援スペースや、どこの車両にもあるフリースペースの方が望ましいと思っています」

 さらに、「みんなで子どもを育てていく社会」を理想とする松田氏にとって、専用車両で子どもを「隔離」することは、子育てへの理解を妨げる要因になってしまうのではないかと、考えているそうだ。

「『あーでもない、こーでもない』と言いながら子育てする人たちの姿を“見せる”ことが大事だと思っています。赤ちゃんはどうやって泣くのか、子ども連れの外出にはどんな困り事が出てくるのか……そういったことを、子育てをしていない人にも知ってもらいたいですし、それは、これから子どもを育てる世代の育成にもつながるのではないでしょうか。また、電車内であたふたしている子ども連れの人を目にした人が、手助けするといった状況が生まれることも期待できます。それに今後、超高齢社会となる日本では、子どもは『マイノリティ』になっていきます。街の中に、子どもの姿が当たり前のように“ある”という状況でないと、その存在が社会の一員として“勘定”に入れてもらえなくなり、子どもが暮らしにくい環境になっていくのでは。そうならないためにも、やはり『隔離』はよくないと思いますね」

 ネット上では、よく公共交通機関でのベビーカー利用をめぐって論争が起こる。メディアの中には、炎上が激化しているように伝えるところもあるが、一方で松田氏は理解が進んでいると認識しているようだ。

「もともと、鉄道でのベビーカーの安全利用に関する取り組みは、『子育て応援とうきょう会議』という会議体が、10年ほど前にスタートさせました。当初は反応が悪く、うち(せたがや子育てネット)のホームページにも、『親と子どもを甘やかしている』といった声が寄せられることも多かったのですが、最近では、表立ってそのようなことを言う人は減ってきたような印象です。確実に電車内でのベビーカーの利用は増えていると思います」

 2014年には、国交省が、公共交通機関やエレベーターなどで、ベビーカーを利用しやすくするためのマーク「ベビーカーマーク」を制定し、「車内でベビーカーを折り畳まなくてもよい」と呼びかけた。その影響もあってか、「今では『ベビーカーは畳まなくていい』という風潮になってきた」という。

 しかし、こと「混雑時のベビーカー利用」に関しては、ネット上で苦情を目にする機会は少なくない。

「子ども連れで移動する人にとって、『満員電車にベビーカーで入っていく』って、なかなかできないことだと思うんです。なので、そういう人を見かけたら、『何を考えているんだ』『非常識』と怒るのではなく、『そこまでしなければいけない理由って何なのだろう?』などと、気にかけてあげるような空気が生まれたらいいなと感じます。積極的に声をかけてあげるべき、というわけではなく、『大丈夫だよ』『みんなで一緒に子どもを育てていこう』という空気をつくりたいんです」

 ネット上には、「車内が混み合っているときに、ベビーカーに何度も足を踏まれた」「ほかの乗客のスペースを奪うように、ベビーカーをグイグイ押し込んできた」など、「マナー違反」を厳しく指摘する声も多数上がっているが、「そういうとき、『もしかしたら子育てにしんどさを抱えているのではないか?』などと、周りが心配してあげるような空気があるといいなと思います」という。

「現代の、特に東京では、『周りに知り合いがいない』中で子育てをしている『アウェイ育児』の人がたくさんいます。まったく知らない大勢の乗客をかき分けて、ベビーカーで電車移動をしなければいけない状況にいる人に、優しく寄り添うような空間になってほしいですね」

 例えば、満員電車でのベビーカー利用者に対して、そのほかの乗客が「乗車時間帯の変更」を提案するにしても、「迷惑だから時間をずらせ」と怒るのと、「時間をずらすと、もう少し居心地よく移動できるかもしれないよ」と語りかけるのとでは、受け取り手の抱く印象はまったく異なるだろう。松田氏は混雑時のベビーカー利用問題をめぐる「対立」を煽るような風潮、またその際、「お父さんもおじいちゃんもおばあちゃんも子ども連れで移動するのに、なぜか『お母さんの問題』のように捉えられている点」も疑問だという。

「それから、電車内でのベビーカー利用のルールを決めようという話でもないんです。ルール化してしまうと、例えば、車いすとベビーカーどちらを優先させるべきかといった話になる。この『優先』という言葉が出てきた瞬間、『順位付け』や『評価』が必要となり、それでは誰かが肩身の狭い思いをすることになってしまいます。子連れの人だけに優しくしてほしいというわけではなく、いろいろな事情を抱えた人たちが、同じ空間にいる際、お互いにちょっとずつ配慮し合えるようになるといいよね、ということなんです」

 さらに、ベビーカー問題を「電車内だけのマナー問題」ではなく、もっと広い視点で考えていきたいと松田氏。「子連れで遠出しなければいけない状況そのものをなくすことはできないか」という観点から、「誰もが家から徒歩で通える保育園に入園できる仕組みをつくれないか」「子育中は『在宅勤務可能』という企業を増やせないか」「子どもの検診を近場で受けられるようにできないか」など、「子育て環境をどう変えていくかの問題」として捉えているという。

 最後に松田氏は、公共交通機関でのベビーカー利用問題は、「今後のための練習問題」であるという側面を指摘してくれた。

「超高齢社会になる中、高齢者の方たちが、シルバーカーで乗車してくるという時代が来るかもしれません。また、直近では、来年の東京五輪開催期間に、多くの外国人の方が電車を利用すると思います。そういったさまざまな事情を抱える人や、文化の異なる人が同じ車内にいる際、どのように配慮し合えばいいか――ベビーカー問題はそのためのいい『練習問題』なのではないかと感じますね」

 現在、「世田谷区×WEラブ赤ちゃんプロジェクト」を推進しているという松田氏。これは、赤ちゃんの泣き声を「気にしないで、大丈夫だよ」と温かく見守るメッセージを表明することにより、子育てを応援していくという世田谷区のプロジェクトで、その一環として「泣いてもいいよ!」ステッカーを地域の人に配布しているという。ステッカーをスマートフォンなどに貼ることによって、自分の思いを伝え、子育てする人たちの気苦労を軽減させられれば……という目的があるそうだ。「みんなで子どもを育てていく社会」のために、こうした取り組みに参加してみるのもいいのかもしれない。

松田妙子(まつだ・たえこ)
「NPO法人せたがや子育てネット」代表理事。「NPO法人子育てひろば全国連絡協議会」理事。大学で社会福祉を学んだ後、国立総合児童センター「こどもの城」に勤務。2001年東京で子育て支援グループ「amigo」を立ち上げ、産前・産後中心の支援を地域で展開。現在、子育て支援者の養成や地域のネットワーク化に関わる子育て支援コーディネーターとして活躍。2男1女の母。
「NPO法人せたがや子育てネット」
「世田谷区×WEラブ赤ちゃんプロジェクト」

過剰サービスに慣れ過ぎ!? 小島慶子、タクシー運転手に怒りをあらわにするも賛否の声

 タレントでエッセイストの小島慶子が18日、自身のツイッターに投稿した内容が話題となっている。

 小島は1995年にTBSに入社し、アナウンサーとして活躍。2010年に退社して以降もタレントやコメンテーター、エッセイストとして幅広く活躍し、支持を集めている。

 そんな小島はこの日、「高齢の母と平日昼間にタクシーに乗ると返事もしない横柄な熟年男性ドライバーに当たる確率が100%近くて、東京で一人で乗るときにはこんな対応滅多にないのにここの土地柄か?と思ったが、もしかして老母と娘コンビだからなめられてんのかもと低い声でビジネスモードで喋ってみたら態度変わって激腹立…」とつづり、タクシー運転手の態度に怒りをあらわにした。

 この内容に対し、ツイッター上では「ありますあります!私もでっち上げられて遠回りされそうに」「タクシーハラスメントですね笑」「分かります。露骨な方いますよね」といった共感の声が多く寄せられている。

 しかし、一方でネット上では「それでいて話しかけてくると馴れ馴れしいとか文句言いそうだけど」「過剰サービスに慣れ過ぎ」「低い声でビジネスモードとか、意味わからない」という厳しい声も。

 普段から、歯に衣着せぬ発言で有名な小島。今回もタクシーで感じた憤りをそのまま明かしたが、ネットユーザーからは疑問の声が上がっていた。

過剰サービスに慣れ過ぎ!? 小島慶子、タクシー運転手に怒りをあらわにするも賛否の声

 タレントでエッセイストの小島慶子が18日、自身のツイッターに投稿した内容が話題となっている。

 小島は1995年にTBSに入社し、アナウンサーとして活躍。2010年に退社して以降もタレントやコメンテーター、エッセイストとして幅広く活躍し、支持を集めている。

 そんな小島はこの日、「高齢の母と平日昼間にタクシーに乗ると返事もしない横柄な熟年男性ドライバーに当たる確率が100%近くて、東京で一人で乗るときにはこんな対応滅多にないのにここの土地柄か?と思ったが、もしかして老母と娘コンビだからなめられてんのかもと低い声でビジネスモードで喋ってみたら態度変わって激腹立…」とつづり、タクシー運転手の態度に怒りをあらわにした。

 この内容に対し、ツイッター上では「ありますあります!私もでっち上げられて遠回りされそうに」「タクシーハラスメントですね笑」「分かります。露骨な方いますよね」といった共感の声が多く寄せられている。

 しかし、一方でネット上では「それでいて話しかけてくると馴れ馴れしいとか文句言いそうだけど」「過剰サービスに慣れ過ぎ」「低い声でビジネスモードとか、意味わからない」という厳しい声も。

 普段から、歯に衣着せぬ発言で有名な小島。今回もタクシーで感じた憤りをそのまま明かしたが、ネットユーザーからは疑問の声が上がっていた。

サッカー日本代表”65年ぶりの大失態”で森保一監督に不信感「ハリル解任前くらいヤバイ」

 サッカー日本代表が65年ぶりの大失態を見せてしまった。なんとホーム開催の国際Aマッチ「キリンチャレンジカップ2019」ベネズエラ戦で、前半のうちに4失点を喫してしまったのだ。1954年、日本サッカー黎明期以来の大惨事である。

 もちろん、相手がフランスやブラジルであれば、4失点も致し方ない。しかし、今回はW杯にも出場したことのないベネズエラである。決して格下ではないが、日本がW杯で同組になったとすれば、勝ちを狙わなければいけない。そんな相手に4失点ということもあり、森保一監督への不満の声が爆発した。

 たとえば、元日本代表でサッカー解説者の宮澤ミシェル氏は「おいおい早く日本も4-3-3にして、人数を合わせてあげてくれよ、何処で何で崩されてるか解るだろう、相手が強いわけだから、横幅も空きすぎだろう、前を向いての守備をさせてあげてくれよ!」(原文ママ)とツイートしている。宮澤氏がここまで強い口調でのツイートをするのは珍しく、しかも試合中だった。いかに森保監督率いる日本代表がボロボロだったかが伝わってくる。そして、多くのサッカー関係者たちが宮澤氏に同調している。

「ベネズエラ戦だけでなく、この1週間、日本代表は散々でした。ベネズエラ戦前のW杯アジア予選のキルギス戦は、2-0で勝利したものの、超格下相手に弱点を突かれました。決定機も作られ、引き分けでもおかしくない内容だった。さらに、その後に行われたU-22日本代表も、コロンビアに0-2と敗戦。しかも数字以上の惨敗で、決定機はおろか、攻撃の形すら作れなかった。『ハリル監督解任前くらいヤバイ』なんて声も上がってますよ」(サッカーライター)

 この声に連動するように、ベネズエラ戦翌日、ほぼすべてのメディアが日本代表を糾弾した。選手たち自身も批判はやむなしと感じていたようで、MF柴崎岳は「僕の責任」と反省を口にしている。誰がどう見ても、森保監督の采配はズタボロだった。

 ただ、ここでひとつ疑問が生じてくる。なぜ森保監督は日本代表監督に就任したのか? 日本サッカー協会(JFA)は、森保監督に何を期待していたのだろうか?

「森保監督の強みは守備です。世界的にも珍しいミハイロ・ペトロビッチ監督(現:北海道コンサドーレ札幌)の攻撃的な3-4-2-1システムをサンフレッチェ広島時代に引き継ぎ、守備のエッセンスを加えることで、4年間で3度のリーグ制覇という偉業を達成。そのサッカーを期待され、2017年10月にU-22代表監督に就任ししました。そして、翌年のロシアW杯で西野朗監督が成功すると、JFA幹部から『後任も日本人がいい』という声が上がり、日本代表監督も兼任することに。しかし、森保監督は、日本代表ではU-22の戦術は封印。口癖は『西野スタイルをベースに』であり、具体的にどのようなサッカーを描いているかわからない。守備の堅固さはありましたが、その守備も、メンバーが替わっただけで崩壊してしまったことに危機感を覚えています」(同)

 守備の得意な森保監督が、ベネズエラ相手に修正できないままに4失点を喫した。この事実が、「森保監督の言う“西野スタイル”とはなんなのか?」と、関係者の懐疑心を生んでいる。来月行われるEAFF E-1 サッカー選手権の結果と内容次第で、解任論がブチ上がりそうだ。

(文=TV Jorunal編集部)

サッカー日本代表”65年ぶりの大失態”で森保一監督に不信感「ハリル解任前くらいヤバイ」

 サッカー日本代表が65年ぶりの大失態を見せてしまった。なんとホーム開催の国際Aマッチ「キリンチャレンジカップ2019」ベネズエラ戦で、前半のうちに4失点を喫してしまったのだ。1954年、日本サッカー黎明期以来の大惨事である。

 もちろん、相手がフランスやブラジルであれば、4失点も致し方ない。しかし、今回はW杯にも出場したことのないベネズエラである。決して格下ではないが、日本がW杯で同組になったとすれば、勝ちを狙わなければいけない。そんな相手に4失点ということもあり、森保一監督への不満の声が爆発した。

 たとえば、元日本代表でサッカー解説者の宮澤ミシェル氏は「おいおい早く日本も4-3-3にして、人数を合わせてあげてくれよ、何処で何で崩されてるか解るだろう、相手が強いわけだから、横幅も空きすぎだろう、前を向いての守備をさせてあげてくれよ!」(原文ママ)とツイートしている。宮澤氏がここまで強い口調でのツイートをするのは珍しく、しかも試合中だった。いかに森保監督率いる日本代表がボロボロだったかが伝わってくる。そして、多くのサッカー関係者たちが宮澤氏に同調している。

「ベネズエラ戦だけでなく、この1週間、日本代表は散々でした。ベネズエラ戦前のW杯アジア予選のキルギス戦は、2-0で勝利したものの、超格下相手に弱点を突かれました。決定機も作られ、引き分けでもおかしくない内容だった。さらに、その後に行われたU-22日本代表も、コロンビアに0-2と敗戦。しかも数字以上の惨敗で、決定機はおろか、攻撃の形すら作れなかった。『ハリル監督解任前くらいヤバイ』なんて声も上がってますよ」(サッカーライター)

 この声に連動するように、ベネズエラ戦翌日、ほぼすべてのメディアが日本代表を糾弾した。選手たち自身も批判はやむなしと感じていたようで、MF柴崎岳は「僕の責任」と反省を口にしている。誰がどう見ても、森保監督の采配はズタボロだった。

 ただ、ここでひとつ疑問が生じてくる。なぜ森保監督は日本代表監督に就任したのか? 日本サッカー協会(JFA)は、森保監督に何を期待していたのだろうか?

「森保監督の強みは守備です。世界的にも珍しいミハイロ・ペトロビッチ監督(現:北海道コンサドーレ札幌)の攻撃的な3-4-2-1システムをサンフレッチェ広島時代に引き継ぎ、守備のエッセンスを加えることで、4年間で3度のリーグ制覇という偉業を達成。そのサッカーを期待され、2017年10月にU-22代表監督に就任ししました。そして、翌年のロシアW杯で西野朗監督が成功すると、JFA幹部から『後任も日本人がいい』という声が上がり、日本代表監督も兼任することに。しかし、森保監督は、日本代表ではU-22の戦術は封印。口癖は『西野スタイルをベースに』であり、具体的にどのようなサッカーを描いているかわからない。守備の堅固さはありましたが、その守備も、メンバーが替わっただけで崩壊してしまったことに危機感を覚えています」(同)

 守備の得意な森保監督が、ベネズエラ相手に修正できないままに4失点を喫した。この事実が、「森保監督の言う“西野スタイル”とはなんなのか?」と、関係者の懐疑心を生んでいる。来月行われるEAFF E-1 サッカー選手権の結果と内容次第で、解任論がブチ上がりそうだ。

(文=TV Jorunal編集部)

明石家さんま主催、宮迫博之「激励会」開催も……「復帰への追い風にならない?」と言われるワケ

 明石家さんまが主催する、雨上がり決死隊・宮迫博之を激励する集い『みんなで一緒にオフホワイトからブラックに。そして白紙に戻った男を囲む会』が11月21日に開かれる。開催場所となる都内の高級ホテル・Rだけでなく、宮迫やさんまの自宅にも、朝から取材陣が押しかけるなど、各メディアの報道は異様な盛り上がりを見せているという。芸能界を震撼させた、一連の闇営業騒動の“決着の場”ともなり得るだけに、注目が集まるのは当然だが、この激励会が宮迫の復帰への追い風となるかは、いまだ疑問視されたままのようだ。

 同日付の「スポーツニッポン」では、激励会の司会を宮迫の相方である蛍原徹が担当すること、また来年にはコンビでのツアーも予定されていると、伝えられている。宮迫にとっては前向きな話題ばかりだが、現在、吉本興業との関係はどうなっているのだろうか。

「宮迫は復帰や移籍に関して、吉本側とほとんど折衝を行っていないようです。『スポニチ』の記事では『(吉本と宮迫の)関係は良好』とされていますが、どう見てもそれはない。吉本は表向き、さんまのメンツを立てているだけで、諸問題をまったくクリアせずに復帰を目指す宮迫に関しては、肯定的に捉えてはいないでしょう」(スポーツ紙記者)

 宮迫をめぐるトラブルが、こじれにこじれたのは、「いずれも自身が撒いた種だと、マスコミからも再三指摘されている」(同)という。

「後輩芸人に『反社会的組織から謝礼を受け取っていない』という口裏合わせを要求したこと、また、ロンドンブーツ1号2号・田村亮を吉本からの独立に巻き込んだことが、それに当たります。さらに言うと宮迫は、この騒ぎの渦中、『フライデー』(講談社)に大阪のキャバクラで反社関係者と交流していたのではないかと報じられていますが、こちらもいまだクリアになっていない状況。そんな中、激励会が開催されるとあって、ネット上には『亮より先に復帰するのはおかしくない?』という書き込みが相次いでいますが、吉本や一部メディア関係者も同じ疑問を持っているのです」(同)

 激励会はある意味、吉本の意向に反しているというだけに、「参加者は必然的に、反・吉本を表明してしまうことにもなりかねない」(同)といった指摘も。

「現時点で、さんまと宮迫に対する風向きは、かなり悪くなってきていますね。さんま自身、ああ見えてネットの書き込みなども、かなり意識しているので、現状、批判の矛先が宮迫や自らにも向いていることには、少なからず思うところがあるはず。すでに、もう後戻りはできない状況になってしまっていますが……」(テレビ局関係者)

 激励会の詳細が報じられるであろう明日以降、世間は宮迫やさんまに対して、どのような反応を見せるのだろうか。

明石家さんま主催、宮迫博之「激励会」開催も……「復帰への追い風にならない?」と言われるワケ

 明石家さんまが主催する、雨上がり決死隊・宮迫博之を激励する集い『みんなで一緒にオフホワイトからブラックに。そして白紙に戻った男を囲む会』が11月21日に開かれる。開催場所となる都内の高級ホテル・Rだけでなく、宮迫やさんまの自宅にも、朝から取材陣が押しかけるなど、各メディアの報道は異様な盛り上がりを見せているという。芸能界を震撼させた、一連の闇営業騒動の“決着の場”ともなり得るだけに、注目が集まるのは当然だが、この激励会が宮迫の復帰への追い風となるかは、いまだ疑問視されたままのようだ。

 同日付の「スポーツニッポン」では、激励会の司会を宮迫の相方である蛍原徹が担当すること、また来年にはコンビでのツアーも予定されていると、伝えられている。宮迫にとっては前向きな話題ばかりだが、現在、吉本興業との関係はどうなっているのだろうか。

「宮迫は復帰や移籍に関して、吉本側とほとんど折衝を行っていないようです。『スポニチ』の記事では『(吉本と宮迫の)関係は良好』とされていますが、どう見てもそれはない。吉本は表向き、さんまのメンツを立てているだけで、諸問題をまったくクリアせずに復帰を目指す宮迫に関しては、肯定的に捉えてはいないでしょう」(スポーツ紙記者)

 宮迫をめぐるトラブルが、こじれにこじれたのは、「いずれも自身が撒いた種だと、マスコミからも再三指摘されている」(同)という。

「後輩芸人に『反社会的組織から謝礼を受け取っていない』という口裏合わせを要求したこと、また、ロンドンブーツ1号2号・田村亮を吉本からの独立に巻き込んだことが、それに当たります。さらに言うと宮迫は、この騒ぎの渦中、『フライデー』(講談社)に大阪のキャバクラで反社関係者と交流していたのではないかと報じられていますが、こちらもいまだクリアになっていない状況。そんな中、激励会が開催されるとあって、ネット上には『亮より先に復帰するのはおかしくない?』という書き込みが相次いでいますが、吉本や一部メディア関係者も同じ疑問を持っているのです」(同)

 激励会はある意味、吉本の意向に反しているというだけに、「参加者は必然的に、反・吉本を表明してしまうことにもなりかねない」(同)といった指摘も。

「現時点で、さんまと宮迫に対する風向きは、かなり悪くなってきていますね。さんま自身、ああ見えてネットの書き込みなども、かなり意識しているので、現状、批判の矛先が宮迫や自らにも向いていることには、少なからず思うところがあるはず。すでに、もう後戻りはできない状況になってしまっていますが……」(テレビ局関係者)

 激励会の詳細が報じられるであろう明日以降、世間は宮迫やさんまに対して、どのような反応を見せるのだろうか。