萱野稔人と巡る【超・人間学】「宇宙生物学と脳の機能から見る人間」(後編)

――人間はどこから来たのか 人間は何者か 人間はどこに行くのか――。最先端の知見を有する学識者と“人間”について語り合う。(前編はこちら)

今月のゲスト
吉田たかよし[医学博士]

多彩な経歴を持つ吉田たかよし氏をゲストに迎えた対談後編。生命の起源とエントロピー、人間特有の高度に発達した脳と癌の意外な関係、全世界的な脳のネットワーク拡大における危惧とは――。

萱野 前回の最後に、吉田先生は生命を生み出したのは“環境の多様性”だとおっしゃいました。それは具体的にはどういうことでしょうか?

吉田 この宇宙ではあらゆるところで常に“エントロピー”が増大しています。水に角砂糖を入れたら砂糖水になりますが、その砂糖水は角砂糖と水に戻ることは絶対にありません。これは「秩序があるものは、やがて秩序が崩壊して、乱雑な方向にしか進まない」というエントロピー増大則で、宇宙を支配している物理法則です。それを考えると生命は不思議な存在です。生きている限り生物は秩序を維持していますし、生命の進化も乱雑とは正反対の方向に進んでいます。これはエントロピー増大則に真っ向から反していることです。では、私たちがどのように生命活動を維持しているかというと、食べ物というエントロピーが低いものを摂取して、エントロピーの大きい便を排泄するという、エントロピーの差を利用しているわけです。人体のエントロピーが増大しなくても、その周囲の環境を含めた全体としてはエントロピーが増大している。宇宙全体を見ても、そんな存在は生命だけなんです。つまり、生命の本質はエントロピーの偏りといっていいし、環境がすべて一様な状態からは絶対に生命は誕生しません。

萱野 その場合、生命とは、エントロピーの低さと高さを利用して、環境の中にそれまで存在しなかった秩序をみずから創造・維持する働きとして定義できるかもしれませんね。

萱野 吉田先生の著書で知ったのですが、生物の中で人間だけが「癌にかかりやすい」という特徴を持っているんですね。これは「人間とは何か」を考える上で、とても興味深いポイントだと感じました。

吉田 確かに癌にかかりやすいというのは、人間ならではの特徴のひとつです。地球上に酸素が増えたことで生物は、酸素のエネルギーを使って細胞を爆発的なスピードで増殖させる能力を手にしました。しかし、人間の体内に入った酸素の一部は活性酸素と呼ばれる不安定で反応性の高い物質となり、細胞膜や遺伝子を傷つけて、細胞が無限に増殖する癌を抑制する機能を壊してしまうのです。人間は大きく発達した脳が大量に酸素を消費するため、それだけ体内の活性酸素の量も増えてしまって癌の発症を助長しているわけです。

萱野 一般には、人間の長寿化が、癌の高い発症率の原因とされています。ただ、遺伝子がかなりの部分で人間と共通するチンパンジーの場合、人間が健康管理を行って高齢になるまで生きたとしても、癌の発症率は人間と比べて低いそうですね。

吉田 はい。チンパンジーが癌で死亡する確率はわずか2パーセントで、人間の場合、例えば日本人だと癌で死亡する割合は約30パーセントにのぼっています。この差は活性酸素の量だけでは説明できません。考えられる原因は、また脳に関わるものなのですが、“脂肪”なのです。人間の脳は膨大な情報を効率よく処理するために神経を脂肪(脂質)で覆うことで絶縁体にしており、実際、人間の脳は約6割が脂肪でできているんです。この脳の絶縁体としての脂肪を作るために、人間は進化の過程で脂肪酸を合成する高性能な酵素を獲得しました。癌細胞はその仕組みを利用することで、通常の細胞なら増殖できない低酸素状態でも、脂肪さえあれば増殖することができます。つまり、人間は脳を発達させるために獲得した酵素の働きによって、癌細胞を増殖させる能力も高めてしまったのです。

萱野 人間は、高性能な脳を手に入れることと引き換えに、癌にかかりやすくなってしまったと。

吉田 人間中心主義的に考えると、脳が大きくなって高度に発達したことは全面的に長所だと思ってしまいますが、生命全体で考えると脳が大きいことは、それだけ大量のエネルギーを消費して餓死のリスクが高まるため、大きな短所ともいえるんです。むしろ、生命進化の王道としては小さくできるものなら極力小さくしたほうがいい。ただ、約700万年前にチンパンジーとの共通祖先から分岐して以降、人類にとって癌のリスクよりも知恵を使って食べ物を得るメリットのほうが圧倒的に大きかった。人間であっても高齢になるまで癌になる可能性は低く、寿命の短かったかつての人類には大きな問題にはならなかったのです。高度な脳の機能で長寿を手にした現代人が癌に苦しめられるというのは、なんとも皮肉なことだと思います。

萱野 人間が長生きできるようになったことは人類社会の“進化”ではありますが、それによって人間は高性能な脳のリスクも大きくしてしまったんですね。

吉田 脳が発達したがための問題ということでいえば、人間の“精神”や“意識”も重要です。人間という生命を物質的な側面から見ることも大事ですが、心療内科医として私はこちらも見落としてはいけないと思います。人間の精神構造ということに関しては、まだその糸口しかわかっていませんが、心の病の治療を通し、日々、人間の“精神の危うさ”みたいなものを実感しています。例えば、鬱病などメンタルの病から回復するプロセスの中で、患者の人格がまったく違うものになっていく。こうしたことは何度も経験していることなんですね。一番衝撃を受けたのは、私が医学生の頃です。とてもお世話になっていた大学教授が髄膜炎になって、人格が一変しました。教授は素晴らしい知性と人格の持ち主で、私も大変尊敬していましたが、入院中は性的に下品な冗談をのべつ幕なしに言うようになって、突然踊りだすような奇行を繰り返すなど、まったく違う人間のようになっていました。これは髄膜炎の症状のひとつで、病気が治ればまた元に戻ったのですが、人格や精神というものは、揺るぎなく絶対的なものではないと、そのとき実感しました。

萱野 身体の状態によって、人格や精神もまったく変わってしまうということですね。

吉田 ところで、萱野先生は“幽体離脱”を体験されたことはありますか?

萱野 ありません。それはどのような感覚ですか?

吉田 正しくは“体外離脱体験”というのですが、自分の意識が体から抜け出て第三者的な視点で外から自分を見るような感覚です。私はこれまでに2回、体験しています。一度目はNHKのアナウンサー時代、テレビ番組の「シャチと仲良くなる」という企画があったのですが、その撮影でシャチに投げ飛ばされて頭を強打してしまったんです。そのとき、体外離脱を経験しました。とても生々しくリアルで、ほとんど信じていなかった超常的な現象について「あってもおかしくない」と感じるようになったのですね。それから人生観が一変して「死ぬまでにこの世に何かを残したい」という意識が芽生え、結果的に政治家を目指して加藤紘一先生の第一秘書になりました。その当時は加藤先生を総理大臣にして、ゆくゆくは自分も……と本気で考えていましたよ。

萱野 頭を強打する、という身体への刺激によって、世界観そのものまでもが変化してしまったと。

吉田 その後、脳の頭頂葉と後頭葉が隣接する“角回”という部位を刺激すると体外離脱体験が起こることがあるという研究論文を読んだのです。そこで試しに自分で角回に磁気刺激を行ってみたところ、シャチに投げ飛ばされたときとまったく同じ体外離脱体験が起き、それで再び人生観が変わってしまいました。最初の体外離脱も超常的な神秘体験などではなく、脳が生み出した幻想に過ぎなかったのだと悟って。それ以降、良くも悪くも自分の人格、自我といったものも、装置としての脳が生み出している現象に過ぎないという冷めた感覚がずっとあります。

萱野 確固とした自我や人格というものは、脳が生み出した虚構に過ぎないのではないか、ということでしょうか?

吉田 そういった自己イメージや世界観を作り出す自我そのものが、私には疑わしいものに感じられます。先ほどもお話ししましたが、鬱病の治療前後で別人のように人が変わることは珍しくありません。メンタルの病を抱えていない人でも、体調が悪くなれば憂鬱になるし、何か嫌なことがあればイライラもします。そういうときの自分と楽しいことがあってワクワクしているときの自分、その2つは果たしてまったく同じ自分であるといえるのか、そういう疑問があるのです。

萱野 意識は身体の状態によって変わり得ると同時に、環境によっても変わりますよね。具体的な環境の変化と意識への影響についてはさまざまな研究がありますが、環境によって意識や考えが変わるというのは経験的にも多くの人が納得することだと思います。その点で言えば、自我や意識を作り出す脳は単体で完結しているわけではありません。それは身体を通じて外の環境ともつながりながら、意識や精神といったものを生み出しています。

吉田 人間の脳は“外側”とのフィードバックで機能している装置なんですよ。この脳の外側には、体内と体外の2つがあります。私たちの世界で注目されているのは“情動末梢説”と呼ばれるもので、人間の原始的な感情=情動は脳で自動的に発生するものではなく、“末梢”で起こる反応が先にあるというものです。末梢とは、頭蓋骨に収まっている脳を“中枢”と呼ぶのに対し、その外側を指すものです。

萱野 具体的にはどういうことでしょうか?

吉田 この分野の研究でエポックメイキングだったのは、“デュシェンヌ・スマイル”です。これは口元を上げるだけじゃなく、目尻が下がってシワができる笑顔のこと。この表情を意識的に作ると、たとえ作り笑顔であっても、表情筋の変化が脳にフィードバックされて、本当に“楽しい”という感情が後から生まれるんです。また、逆に目尻のシワをなくそうと眼輪筋にボトックス注射をすると、望んでいた美容効果を得られたのに、表情筋が動かないために楽しいという感情が生まれにくくなって、鬱が生じやすくなるという研究論文も発表されています。つまり、人間の感情は脳だけで創られているのではなく、末梢からのフィードバックも大きな役割を果たしているんですね。私のクリニックでも、鬱病患者に対し身体の動きのフィードバックを重視した運動療法を行い、大きな治療効果が出ています。

萱野 もう一方の“体外”からのフィードバックは、どのようなものとして考えられますか?

吉田 人間の脳はコンピューターにたとえられることが多いですが、どちらかというとスマートフォンに近いと私は考えています。単体で情報処理を行うマシンではなく、他者とのコミュニケーションツールであるスマートフォンのように、人間の脳は無意識のうちに周りの人間の脳と相互のネットワークでつながり合って働いているということです。例えば、今私がこうして話していることは、萱野先生が目の前にいて、こちらの話に頷いたり、表情を変えたり、手を動かしたりする挙動のひとつ一つに私の脳が反応し、それが話の展開や口調にまで影響を与えてアウトプットされているわけです。この周囲の人間とのフィードバックというのは脳にとって非常に重要なんです。例えば何かのきっかけで引きこもりのように他者と関係を断った状態になると、脳と脳が無意識のうちに行っていた他者とのネットワークが働かなくなり、脳が隔絶されてしまうので、引きこもりから抜け出せなくなってしまうのです。

萱野 悩んでいる人に対して「考え方を変えよう」とアドバイスする人がいます。「もっとポジティブに考えようよ」といったように、ですね。でも自分の考え方はそう簡単に変えられません。自分の考えを変えるためには、まずは行動を変えなくてはならない。行動を変えれば感情や意識も変わってきます。もちろんその行動には、よく笑うといった些細なことから、日常の習慣や他者とのコミュニケーションも含まれます。そういった点からも、脳が機能的に身体や環境とつながってフィードバックを重ねているということがよくわかりますね。ただその場合、脳の境界はどこにあると考えればいいでしょうか?

吉田 解剖学的には中枢神経が脳で、末梢神経は脳ではないと区別されます。これは単純に物理的な位置による定義ですが、機能としての脳の境界は、厳密に言えばどこにも存在しないと私は考えています。表情筋のような身体の動きも情動を生み出している以上、機能的には脳と一体化しているとしていいのではないでしょうか。そして、自分の周囲にいる他者も互いの脳に影響を与え合う意味では、ネットワークでつながった脳の一部になっています。突き詰めて考えれば、現代はインターネットで世界全体がつながったひとつの脳ともいえるでしょう。

萱野 その点で言うと、望遠鏡でもテレビでも、パソコンでもインターネットでも、テクノロジーとは脳がみずからの機能を拡張するために生み出したものだと考えることもできそうですね。それを通じてさらに脳はフィードバックの範囲を広げている、と。

吉田 そうです。相互作用によるフィードバックこそが脳の本質です。脳そのものも統一されたひとつの器官ではなく、大きく分けると自我を作っている前頭前野や原始的な感情を司る大脳辺縁系、さらにその中には扁桃体、海馬など、いくつもの部位が相互作用することで情報処理をして、全体としての意識を創り上げています。そういう意味で考えると、今の私と萱野先生は明らかに強い情報の伝達をし合っているわけで、今この瞬間は萱野先生の脳は私の脳の一部であり、私の脳は萱野先生の脳の一部になっているといえるんです。これは人間の脳にとりわけ顕著な特徴なんですね。

萱野 他者も含めた環境とのコミュニケーションが、人間の脳の本質だということですね。

吉田 他者とのコミュニケーションがインターネットとSNSの普及によって急激に広がり、質量とも大きく変化してきたことに私は一抹の不安を感じています。実際、SNSによって人間のエゴや妬みが増幅していることを検証している論文も数多く出ていますが、それも必然ではないかと。現代社会のネットを介したコミュニケーションは、人間の本来の姿から逸脱していくように感じるし、その延長線で進んでいって人間は大丈夫なのか危惧しています。

萱野 確かに現代は、他者とのコミュニケーションにこれまでにない負荷がかかっている時代だといえるかもしれません。上の世代と比べても、今の若い世代は他者とのコミュニケーションに多大な配慮を注いでいます。今後、そのストレスに人間の脳はどこまで耐えられるのか。大学で学生と接していても、メンタルで悩んでいる人はとても多い。

吉田 “メンタル面での不調”まで広げたら、現代人の9割はなんらかの形で精神的な悩みを抱えているのではないでしょうか。それは文明のあり方として正しいのか疑問を感じますし、近い未来に人類を揺るがすような大きな問題が起こるのではないかと強い危機感を持っています。

萱野 それだけ脳は他者とのコミュニケーションから大きな影響を受けるということですね。

吉田 人間のコミュニケーションは、本来、言語だけによるものではありません。表情や声のトーン、身振り手振りや匂いまで、さまざまな要素が複雑に絡んでいるものです。そのすべてが大なり小なり脳の相互作用を生み出してバランスをとっています。今の社会に不安を感じる最大の要因は、ネットによる限られた情報伝達が支配的になっているために、脳が本来持っている多様な機能がとても偏った状態に歪められていることです。私はそこに、底知れない危うさを感じます。

(月刊サイゾー11月号より)

吉田たかよし
1964年生まれ。医学博士。受験生専門の心療内科「本郷赤門前クリニック」院長。受験医学研究所代表。東京大学大学院工学系研究科卒業後、NHKに入局。その後、東京大学大学院医学研究科・医学博士課程修了。加藤紘一元自民党幹事長の公設第一秘書、東京理科大学客員教授も歴任。主な著書に『受験うつ』(光文社新書)、『宇宙生物学で読み解く「人体」の不思議 』(講談社現代新書) など。

萱野稔人
1970年生まれ。哲学者。津田塾大学教授。パリ第十大学大学院哲学科博士課程修了。主な著書に『国家とは何か』(以文社)、『死刑 その哲学的考察』(ちくま新書)、『社会のしくみが手に取るようにわかる哲学入門』(小社刊行)など。

(写真/永峰拓也)

【100均ずぼらシュラン】ダイソー「ペンホルダー」は手帳にペンホルダーがないときに大活躍!

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今日のダイソーアイテム【ペンホルダー】

便利度:★★★★★(ペンホルダーがないときの救世主!)
コスパ:★★★★☆(どんなペンや手帳にも使えるのがうれしい♪)
スリム:★★★★★(4.1×1.8cmと超コンパクト)

【100均ずぼらシュラン】ダイソー「ペンホルダー」は手帳にペンホルダーがないときに大活躍!の画像1

 新しい手帳を買ったら“ペンホルダー”がついてなかった……という経験はありませんか? まさにその境地に立たされているのが私です。ペンと手帳を別々に持てば済む話なのですが、ペンをカバンに入れると何かと見失いがち。かといって筆箱を持ち歩くのは、荷物になるので嫌なのが正直なところです。そんな悩みを募らせていた矢先、ダイソーでまさかの「ペンホルダー」を見つけました。

【100均ずぼらシュラン】ダイソー「ペンホルダー」は手帳にペンホルダーがないときに大活躍!の画像2【100均ずぼらシュラン】ダイソー「ペンホルダー」は手帳にペンホルダーがないときに大活躍!の画像3

 そもそもペンホルダーが売られていることにも驚きですが、何よりビックリしたのはその性能。同商品は4.1×1.8cmの小型サイズで、材質はスチールでできています。使い方は手帳やメモ帳にペンホルダーを挟み込み、あとは輪っかの部分にペンを差し込むだけ。しかもパッケージの説明欄によると、“どんなペンや手帳にも対応する”らしいです。

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 実際に色々なペンで試してみたところ、確かにどれもこれも問題なし。普通のボールペンはもちろん、太めのボールペンだって何のそのです。というのもペンを差し込む部分がバネ状になっているため、ペンの太さによって伸び縮みが可能に。愛用者からは、「見た目は某雑貨ブランドとほぼ同じ」「スタイリッシュな印象」「しおりの役目もできて一石二鳥」と絶賛されています。

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 ただし先述した通り、ペンホルダーはスチール製です。金属製のペンを入れると、ギギギ……と不快音がするので要注意。それ以外は100均特有のちゃちさもなく、機能性も良し。雑貨店やネット通販で類似のペンホルダーは300~500円前後するので、これなら文句なしの100均グッズといえるのではないでしょうか。

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嵐・二宮和也、伊藤綾子と海外へ!? ハリウッド進出はマスコミ対策で「結婚生活」重視?

 11月19日発売の「女性自身」(光文社)は、同12日に結婚を発表した嵐・二宮和也について、グループの活動休止後は拠点を海外に移し活動する可能性があると報じた。一番の理由は“俳優業のため”とみられているものの、一部業界関係者は「“世間の雑音をシャットアウトしたい”という目論見があるのでは」と指摘する。

「12日、二宮は2016年から交際が伝えられていた元フリーアナウンサー・伊藤綾子との結婚を報告。嵐は20年末での無期限活動休止を発表しているだけに、『どうして、このタイミング!?』などとファンからは納得できないという意見も寄せられていますが、そんな中『自身』は、二宮が役者として海外で活躍することに意欲を見せていると報道しました。06年にハリウッド映画『硫黄島からの手紙』に重要な役で出演した経験を持つ二宮は、現在も英語のレッスンを受けるなど“ハリウッド再進出”を目指しているそう。記事によると、二宮が伊藤と共に海外移住する可能性も示唆されています」(テレビ局関係者)

 活動休止後の嵐メンバーに関して、リーダーの大野智は芸能活動自体も休止し、沖縄に移住するという説がささやかれている。

「また櫻井翔も、嵐の休止中は芸能活動の一線から一歩引くと言われるなど、21年以降の話が具体的になってきました。松本潤は役者業を継続しつつ、本格的に演出の仕事を展開、一方で、MC業が活発な相葉雅紀は、報じられている恋人との交際歴がメンバー内で最も長いとあって、頃合いをみて結婚するのでは……と言われています」(同)

 5人の再集結を待ち望むファンにとっては、二宮の海外移住に寂しさを感じるかもしれない。

「しかし、二宮と伊藤の結婚にはさまざまな声がありましたし、妊娠・出産を視野に入れるとなると、日本ではマスコミ対策にも苦労するでしょうから、その前に海外移住するというのは“雑音をシャットアウトする”という意味で理にかなっていると言えるでしょう」(スポーツ紙記者)

 活動休止まで、残り1年ちょっと。最後の瞬間まで、嵐としてファンや関係者に精一杯の恩返しをしてくれることだろう。

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嵐の札幌コンサート会場周辺に散乱…無残に折られた「二宮和也のうちわ」

 ファンの中には、いまだに心の整理がついていない人たちも多いようだ。

 ジャニーズの人気グループ・嵐の二宮和也が「一般女性」と結婚したことを受け、11月14~16日に札幌ドームで行われた嵐の20周年記念ドームツアー『ARASHI Anniversary Tour 5×20』は不穏な空気に包まれていたという。

「14日の公演では、松本潤が二宮に対して避ける雰囲気を醸し出しており、会場に行ったファンの間では“確執”も噂されています。また、『Everything』という曲ではいつもの和気あいあいとした雰囲気はなく、松本が二宮と目を合わせようとしなかったことが話題を呼びました」(スポーツ紙記者)

 一方、コンサート中にファンの激しい抗議も懸念されたが、大きな混乱はなかったことで“祝福モード”に入ったかのように思われた。ところが――。

「一部のファンは怒りや悲しみ、ストレスを抱え、それを人知れず爆発させていたようです。ライブ会場の周辺では二宮のうちわがたくさん捨てられていたようで、SNS上に投稿された画像を見るとバキボキに折られたり、顔を真っ二つにされたり、中には目玉の部分を画鋲で押しピンしていたものまであったようです。ファンはあと1年、二宮との思い出を作ることを楽しみにしていたはずですから、単純にタイミングが最悪だったことは否めない。また、結婚相手の元フリーアナウンサーを『一般女性』として名前と顔を伏せるようメディアに圧力をかけ、ネット掲示板の運営にまで過去の匂わせ行為も“なかった”と書き込みを封じられたことで、ファンは感情の抑えが利かなくなっているのかもしれません」(前出の記者)

 11月17日放送の『サンデージャポン』(TBS系)では、番組初出演した“新炎上クィーン”こと日下部美愛が二宮ファンについて、「どれだけ叩いても負け犬の遠吠えでしかないし、推しの結婚を喜べないファンはちょっとどうなのかなと思っちゃいますね」と苦言を呈したが、今後、他会場でも二宮の「うちわ破壊」など、ファンの荒れた行動が目に付きそうだ。

“グランメパーマ”が不衛生? 木村拓哉『グランメゾン東京』視聴率低迷の要因に髪型問題!?

「面白い」との声は聞かれるものの、今一つブレイクしきれないでいるのが、木村拓哉主演のドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)。11月17日放送の第5話は視聴率12.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、前話から0.7ポイントダウンとなった。

「同ドラマの視聴率は、このところ12~13%台で推移しており、局サイドが合格点と考えていた15%には届いていません。その理由が“木村の髪型”のせいなのではないとかとの声が聞かれ始めているんです」(テレビ関係者)

 木村の髪型といえば、1993年の『あすなろ白書』(フジテレビ系)での黒縁メガネ、96年の『ロングバケーション』(フジテレビ系)でのロン毛、00年の『ビューティフルライフ』(TBS系)でのミディアムのパーマなど、独創性が注目され、真似をする男たちが続出したものだった。

「今作でフレンチシェフを演じる木村は、前髪パーマが特徴。木村お気に入りの女性スタイリストが考案したもので、“グラメパーマ”と呼ばれているそう。外の現場でも木村専用のヘアメイクブースを設置して、ちょっとした直しでもブースで入念に行っているほど、こだわっているといいます」(スポーツ紙記者)

 しかし、女性が多く集まるネット掲示板では「この髪型は似合ってない」「髪型だけ若々しくて痛い」「前髪がぐるぐる、ってなってるのがちょっと不潔感ある」「顔の肌感と合ってない」などと辛らつな声が飛び交っている状態だ。

「“グランメパーマ”と呼んで流行らせたいのかもしれませんが、この程度の視聴率ではかつてのように世間を巻き込む流行にはならないし、ファッションアイコンにはなり得ない。制作サイドは木村の髪型をカッコよく見せたいのでしょうが、三ツ星を狙うレストランという設定で、コック帽をかぶらないのは不衛生にしか見えません」(前出・テレビ関係者)

 キムタクが違う髪型だったら、視聴者ももう少しとっつきやすくなっていたかも?

嵐・二宮和也、結婚後“初ブログ”に「いつもと違う」「違和感でありまぁす!」とファン疑心暗鬼

 20周年記念で、グループ史上最大規模のツアー『ARASHI Anniversary Tour 5×20』を開催中の嵐。11月14日~16日にかけては今年5月以来、2度目となる北海道・札幌ドーム公演を行い、大盛況のうちに幕を閉じたという。その後、公式携帯サイト・Johnny's web内のコーナー「うらあらし」を結婚後初めて更新した二宮和也に関して、ファンの間で議論が進んでいる。

 二宮といえば、12日にファンクラブサイトや、マスコミを通じてかねてより交際していた女性との結婚を発表。お相手は、元フリーアナウンサー・伊藤綾子だと言われており、“匂わせブログ騒動”によって彼女に嫌悪感を抱いていたファンが大荒れする事態となった。札幌公演は、二宮が会場にいるファンに向けて入籍を報告するのかどうか注目が集まるも、直接的に言及する場面はなかったとか。

「公演の翌17日にアップされた『うらあらし』では、二宮が札幌公演の裏側をレポートしています。まずは、ドームに駆けつけたファンにお礼の言葉を述べつつ、『朝起きてカーテンを開けたら一面雪で! ビックリしたなぁ! 勝手にちょっとテンション上がっちゃってました』と、札幌ならではの景色に衝撃を受けたことを明かしていました。また、コンサートは『本当に楽しかった』そうで、『相葉さんも順調にミスしてくれたし、言うことなしでした 笑笑』と、メンバー・相葉雅紀の天然ぶりをイジっている箇所も。随所に絵文字を使用し、終始明るいノリで札幌での思い出を綴ったのですが、一部ファンはこの内容に対して違和感を訴えています。例えば、今年4月の愛知・ナゴヤドームのレポートも絵文字は入っていたものの、『嵐は元気でした(笑)』など『笑』の表現が今回とは異なるというのです」(ジャニーズに詳しい記者)

 ファンからは「今まで一回も『笑笑』なんて書いてなくない? 本人以外が書いたなら徹底しろって思う」「文章の長さが今までの倍あるのに驚いた。テンションが高いし、別の人が書いたのかと思った」「たまたま変化したのかも知れないけど、言い回しに違和感がある」「絵文字しかり、言葉選びがいつもと違いすぎる」といった声が続出。

 また、伊藤がかつて写真や文章で“二宮との交際を匂わせていた”とされるセント・フォース(当時の所属事務所)の有料制ブログを思い出し、「この文体は、綾子が乗り移ってるとしか思えない。違和感でありまぁす!」「今度は二宮が伊藤綾子を匂わせていくってこと?」「二宮が綾子風の書き方で匂わせてるの? もしくは伊藤綾子が代筆したの?」といった疑惑まで浮上している。しかし、こうした意見とは逆に、「『代筆』とか『伊藤綾子が書いた』とか言いたい放題だな。敏感になりすぎ」と、ファンが過剰に反応しているだけではないかという指摘も出ている。

「一方、年季の入った嵐ファンは『「ゲームニッキ」時代から絵文字は多かったし、特に違いは感じられなかった』と、冷静に受け止めている人も。『ゲームニッキ』は、かつてJohnny's webにあった二宮の個人連載のコーナー名で、2004年12月に始まりリニューアルをへて08年12月に終了。ほぼ毎日更新しており、二宮の日常を知ることができると、人気の高いコーナーでした。それを読んでいたファンは、今回の文章について『昔と変わらない』と言ってるわけですが、その意見に対しても『なんで急にゲームニッキの頃に戻るの? そもそもそれが違和感ない?』『その時代のオマージュを始めたのはなんで?』などの指摘が飛び交っています」(同)

 ファンの意見が紛糾する中で、「ここまでファンに疑問を抱かせてることが、そもそもヤバい」「こうやって皆が疑心暗鬼になってるのが現実。誰だって好きな人を疑いたくない」と、ツアー中に結婚を公表した二宮こそが問題だとする、手厳しいコメントも見受けられた。

 今後もしばらくは、二宮の言動に厳しい視線が送られてしまうのかもしれない。

後藤真希、スリット入りワンピース姿を公開するも”別の部分”に注目が集まり話題騒然

 元モーニング娘。の後藤真希が15日に自身のインスタグラムを更新して注目を集めている。

 後藤は先日、「お昼寝から目覚めてリビングへ行くと、待ってました~かのように、猫のオウキが私の元へ」と、愛猫が寄ってきたことを明かし、自身のブログに猫との写真を投稿したところネットからは、「猫より私を見てって感じだね」といった声が集まっていたばかり。

 そんな後藤が今回「今日は打合せでした」と綴り黒のスリット入りワンピースにピンクのスカートのコーディネートを公開した。

 この投稿にファンからは「美しい」「すっごくスタイル良くて綺麗」といった称賛の声が集まっていたが、一方でネット上では「背景(笑)」「なんでいつも路地裏にありそうなコンクリートの塀の前で撮るの?」「背景のせいで綺麗さが半減している」といった声が多く集まっていた。

 確かに後藤が投稿するコーディネート写真の背景は今までもフェンスの前やコンクリートの塀などが多い。本人は普通の街中で撮影することをあえて意識しているのかもしれないが、ネット上からまさかのツッコミの声が噴出していた。