水嶋ヒロがもこみちに対抗!? 料理得意アピールをしている芸能人たち

【おたぽるより】

 

 今年10月に俳優の水嶋ヒロが、自身のYouTubeチャンネルに動画を投稿。初心者にも分かりやすい料理解説動画となっており、ネット上では「もこみちの勢いを止めることができる唯一の男だわ」と話題になっている。

 同シリーズは料理初心者だという水嶋が、日本の家庭料理をゼロから学んで修得していくという内容。第1回目の動画には、初心者にも分かりやすいよう解説テロップなどの配慮が。カメラアングルや編集が凝っているため、全体的にオシャレな動画となっていた。

 そんな水嶋の動画に、ネット上からは「もこみちに対抗する気か?」「まさかYouTuberに転身するとは思わなかった」「オリーブオイルにたった1人で立ち向かう男」との声が相次いでいる。

 今回は水嶋のように、料理得意アピールをしている芸能人たちをご紹介しよう。

●速水もこみち

 今年3月に『ZIP!』(日本テレビ系)の「MOCO’Sキッチン」を卒業した速水もこみちも、自身のYouTubeチャンネルで料理を披露している。新たに開設されたチャンネルの名前は、「M’s TABLE by Mocomichi Hayami」。編集も凝っており、「MOCO’Sキッチン」よりもフレッシュな印象だ。

 どんな料理にもオリーブオイルを使うイメージのあった速水だが、自身の動画での使用頻度は高いとは言えない。「MOCO’Sキッチン」時代は速水がオリーブオイルを使わなかっただけで、「こんなの私が知るもこみちじゃない!」と話題になったほど。『ZIP!』の卒業と同時に、オリーブオイルからも距離を置くことにしたのかもしれない。

 

●城田優

 俳優の城田優は2012年に、料理番組『美男料理<イケメンCooking>』(LaLa TV)の公開収録を行った。イケメン料理研究家の寺田真二郎や、ゲストにスギちゃんなども参加。番組で作っていたのはチキン南蛮で、てきぱきとした手際でタルタルソースを作っている。

 他にも城田は13年に、同番組の料理本まで発表。発表会見で「家族や将来奥さんになる人や、自分の子どもに作ってあげたい」と笑顔を見せていた。ネット上からは、「優しいし料理うまいし最強では?」「イケメンが料理作ってるだけでごちそうさまでしたってなる」「帰って優君が料理作って待ってたら死んでもいい」「身長高いし歌うまいし料理もできるし、弱点ないよな」といった声が続出。完璧なイケメンだからこそ、“料理ができる”というのはかなり高いポイントになるようだ。

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沢尻エリカ容疑者が逮捕前夜に渋谷のクラブで会っていた男性クリエイターの正体とは?

 女優・沢尻エリカ容疑者が16日、合成麻薬MDMAを所持していたとして逮捕された一件が世間に衝撃を与えている。

 沢尻容疑者といえば、2012年5月に一部週刊誌などで「大麻吸引疑惑」を報じられてその動向に注目が集まっていたが、彼女をよく知る芸能事務所のスタッフは声を潜めてこう明かす。

「沢尻容疑者がドラッグにハマるキッカケになったのは、音楽業界の男性と付き合いを深めてから。その男性が好きだったハウスミュージックのカルチャーとして、一気に沢尻容疑者がのめり込んでしまったというのは一部ではよく知られていた話です。同時期に前所属事務所のスターダストプロモーションが所属契約を解除したのは賢明な判断でした。その当時から、沢尻容疑者が薬物で捕まるのは時間の問題だと言われていましたからね」

 今回、沢尻容疑者が所持していたのがMDMA、通称「エクスタシー」だったということも識者の間では話題になっている。

「沢尻容疑者に関しては、以前に週刊誌などで報じられたように、大麻を好んでいるイメージが強かったので、今回の逮捕時に所持していたのがMDMAというのは意外でした。MDMAは、セックスドラッグとしても有名で、1人で楽しむケースも多い大麻とは異なり、主にパートナーとの“キメセク”に使用されるもの。沢尻容疑者は、ドラッグで音楽や踊りを楽しむタイプだと思われていましたが、どうやらその印象も覆されました」(週刊誌記者)

 こうした中、にわかにその存在がクローズアップされているのが、沢尻容疑者が逮捕前日に訪れた渋谷のクラブでのイベントの場にも同席していたとされる交際相手のクリエイターA氏の存在だ。沢尻容疑者とA氏については、半同棲生活を送るなど約8年間交際を続けたが、沢尻が仕事に集中するため、今夏に破局したと一部で報じられていた。

「破局報道が出ましたが、実際のところは完全に別れたわけではなく、付かず離れずの関係だったそうです。じつはA氏はあるルートから沢尻容疑者が警察当局にマークされているのを知り、彼女との距離を置くべく、週刊誌などのメディアに自ら破局説をリークしたという話もあります」(A氏をよく知る芸能事務所のスタッフ)

 警視庁組対5課は入手ルートの解明のため、沢尻容疑者の交友関係にも強い関心を抱いているというが、A氏との関係も気になるばかりだ。

沢尻エリカ容疑者が逮捕前夜に渋谷のクラブで会っていた男性クリエイターの正体とは?

 女優・沢尻エリカ容疑者が16日、合成麻薬MDMAを所持していたとして逮捕された一件が世間に衝撃を与えている。

 沢尻容疑者といえば、2012年5月に一部週刊誌などで「大麻吸引疑惑」を報じられてその動向に注目が集まっていたが、彼女をよく知る芸能事務所のスタッフは声を潜めてこう明かす。

「沢尻容疑者がドラッグにハマるキッカケになったのは、音楽業界の男性と付き合いを深めてから。その男性が好きだったハウスミュージックのカルチャーとして、一気に沢尻容疑者がのめり込んでしまったというのは一部ではよく知られていた話です。同時期に前所属事務所のスターダストプロモーションが所属契約を解除したのは賢明な判断でした。その当時から、沢尻容疑者が薬物で捕まるのは時間の問題だと言われていましたからね」

 今回、沢尻容疑者が所持していたのがMDMA、通称「エクスタシー」だったということも識者の間では話題になっている。

「沢尻容疑者に関しては、以前に週刊誌などで報じられたように、大麻を好んでいるイメージが強かったので、今回の逮捕時に所持していたのがMDMAというのは意外でした。MDMAは、セックスドラッグとしても有名で、1人で楽しむケースも多い大麻とは異なり、主にパートナーとの“キメセク”に使用されるもの。沢尻容疑者は、ドラッグで音楽や踊りを楽しむタイプだと思われていましたが、どうやらその印象も覆されました」(週刊誌記者)

 こうした中、にわかにその存在がクローズアップされているのが、沢尻容疑者が逮捕前日に訪れた渋谷のクラブでのイベントの場にも同席していたとされる交際相手のクリエイターA氏の存在だ。沢尻容疑者とA氏については、半同棲生活を送るなど約8年間交際を続けたが、沢尻が仕事に集中するため、今夏に破局したと一部で報じられていた。

「破局報道が出ましたが、実際のところは完全に別れたわけではなく、付かず離れずの関係だったそうです。じつはA氏はあるルートから沢尻容疑者が警察当局にマークされているのを知り、彼女との距離を置くべく、週刊誌などのメディアに自ら破局説をリークしたという話もあります」(A氏をよく知る芸能事務所のスタッフ)

 警視庁組対5課は入手ルートの解明のため、沢尻容疑者の交友関係にも強い関心を抱いているというが、A氏との関係も気になるばかりだ。

嵐・二宮和也の結婚相手だけが“一般女性”報道で「特別扱いされてて怖すぎる」の声

 芸能人と一般人の定義はどこに?

 ジャニーズグループ・嵐の二宮和也が結婚したことを受け、女性向け掲示板サイト『ガールズちゃんねる』の運営会社は11月14日、結婚相手に関するトピック(スレッド)を削除すると発表。今後、実名などを書き込んだ場合は「ユーザーが不利益を被る可能性もございます」として、控えるよう呼びかけた。

「運営会社は『嵐・二宮和也氏の結婚相手である一般女性I氏に関するトピック』に関して、15日をもってすべて削除。今後は実名、顔写真、『匂わせ行為』を行っていたとする指摘、同氏のプライバシー権および名誉権を侵害する内容などの投稿をした場合、法的に不利益を被る可能性があると注意喚起しています。大手メディアには二宮サイドから同様のお達しが来ており、それを受けての対応なのでしょう。しかし、多くのユーザーからは不満の声が上がっています」(週刊誌記者)

 一方、その直後には元モーニング娘。吉澤ひとみの近況を追った「女性自身」(光文社)の記事を掲載。吉澤は2018年9月6日に酒気帯び状態で車を運転し、横断歩道の人をはね、ひき逃げしたとして逮捕され、昨年11月30日に下された判決は、懲役2年・執行猶予5年というものだった。現在も芸能界は引退同然の状態となっている。

「『女性自身』の記事によると、現在、吉澤はストレッチ専門店でトレーナーとして働いているといいます。といっても一般のお客さんにストレッチをしているわけではなく、店のスタッフに、トレーナーとしてストレッチ術を教えているそう。芸能界復帰の予定もないようで、ガルちゃん基準なら一般女性Y氏と表記するのが妥当かもしれません。掲示板でも『ガルちゃんは一般人のことをトピにしない方針なんじゃないの?』と揶揄されています」(芸能ライター)

 同様に、引退した堀北真希や安室奈美恵も現在は「一般人」としての生活を送っている。

「それでも、写真誌や女性誌は定期的に追いかけ、今年の7月には激太りし、茶髪になっている堀北の近影が報じられたり、日本維新の会が首里城の復興に安室を担ぎ出そうとしていることが『実名』で報じられたりもしています。フリーアナウンサーだったI氏とはネームバリューが違うものの、ネット上では『あの方だけ特別扱いされてて怖すぎる』『圧力が無ければ スルーするってこと証明されたね』と、改めて二宮の結婚相手の規制を疑問視する声や怒号が噴出しています」(前出・芸能ライター)

 今後、「引退芸能人」たちの報道の在り方は変わっていくのだろうか。

嵐・二宮和也の結婚相手だけが“一般女性”報道で「特別扱いされてて怖すぎる」の声

 芸能人と一般人の定義はどこに?

 ジャニーズグループ・嵐の二宮和也が結婚したことを受け、女性向け掲示板サイト『ガールズちゃんねる』の運営会社は11月14日、結婚相手に関するトピック(スレッド)を削除すると発表。今後、実名などを書き込んだ場合は「ユーザーが不利益を被る可能性もございます」として、控えるよう呼びかけた。

「運営会社は『嵐・二宮和也氏の結婚相手である一般女性I氏に関するトピック』に関して、15日をもってすべて削除。今後は実名、顔写真、『匂わせ行為』を行っていたとする指摘、同氏のプライバシー権および名誉権を侵害する内容などの投稿をした場合、法的に不利益を被る可能性があると注意喚起しています。大手メディアには二宮サイドから同様のお達しが来ており、それを受けての対応なのでしょう。しかし、多くのユーザーからは不満の声が上がっています」(週刊誌記者)

 一方、その直後には元モーニング娘。吉澤ひとみの近況を追った「女性自身」(光文社)の記事を掲載。吉澤は2018年9月6日に酒気帯び状態で車を運転し、横断歩道の人をはね、ひき逃げしたとして逮捕され、昨年11月30日に下された判決は、懲役2年・執行猶予5年というものだった。現在も芸能界は引退同然の状態となっている。

「『女性自身』の記事によると、現在、吉澤はストレッチ専門店でトレーナーとして働いているといいます。といっても一般のお客さんにストレッチをしているわけではなく、店のスタッフに、トレーナーとしてストレッチ術を教えているそう。芸能界復帰の予定もないようで、ガルちゃん基準なら一般女性Y氏と表記するのが妥当かもしれません。掲示板でも『ガルちゃんは一般人のことをトピにしない方針なんじゃないの?』と揶揄されています」(芸能ライター)

 同様に、引退した堀北真希や安室奈美恵も現在は「一般人」としての生活を送っている。

「それでも、写真誌や女性誌は定期的に追いかけ、今年の7月には激太りし、茶髪になっている堀北の近影が報じられたり、日本維新の会が首里城の復興に安室を担ぎ出そうとしていることが『実名』で報じられたりもしています。フリーアナウンサーだったI氏とはネームバリューが違うものの、ネット上では『あの方だけ特別扱いされてて怖すぎる』『圧力が無ければ スルーするってこと証明されたね』と、改めて二宮の結婚相手の規制を疑問視する声や怒号が噴出しています」(前出・芸能ライター)

 今後、「引退芸能人」たちの報道の在り方は変わっていくのだろうか。

実父の性的虐待はなぜ無罪になったのかーー性被害の実態について、知っておきたいこと

 2019年3月、性犯罪の無罪判決が相次ぎ、物議を醸した。とくに世間の注目を集めたのが、3月26日に名古屋地裁岡崎支部で判決が下された、通称「岡崎事件」だ。この裁判では、19歳になる実の娘に中学2年生の頃から性的虐待を繰り返していた父親が準強制性交罪で起訴されたものの、無罪判決となった。準強制性交罪の成立要件のひとつ、性行為に同意がなかったことは認められたものの、もうひとつの抗拒不能(意思決定の自由を奪われている状態)であることは裁判で認められなかったからだ。

この無罪判決については、性犯罪の被害者支援団体や法律の専門家、市井の人々から、疑問を訴える声が相次いだ。そして、岡崎事件をきっかけに、性被害の正しい実態を知ってほしいという声が高まっている。

 10月20日、日本学術会議の主催で、性暴力事件をさまざまな視点から考えるシンポジウムが開催された。法律の研究者や性暴力被害者支援団体、精神科医などが登壇し、それぞれの知見から性暴力事件における問題が語られた。そのシンポジウムの様子を一部レポートする。

見えにくい性的虐待
 岡崎事件では、父親による実の娘への性的虐待は中学2年生のときから始まり、繰り返されていたことが分かった。

 親による子どもへの虐待というと、まずは身体的虐待をイメージする人が多く、性的虐待は少ないと思っている方も多いのではないだろうか。他方で、性的虐待は妊娠などの深刻な事態にならないと発覚しづらいことも事実だ。

 神奈川県では、性的虐待の割合が少なすぎることはおかしいとの違和感から、性的虐待に対象を絞った調査を行ったという。

 神奈川県中央児童相談所虐待対策支援課の三桝優子さんからは、「神奈川県児童相談所における性的虐待調査報告書(第4回)」をもとに、性的虐待の実態について説明があった。それによれば性的虐待は、外からはごくごく一般的に見える「普通の家庭」でも起こっている。

 

神奈川県中央児童相談所 虐待対策支援課 三桝優子さん
三桝さん:神奈川県が被害児童212名を対象として行った調査報告書では、児童相談所が性的虐待の被害を受理した時点の子どもの6割は小学生、または中学生でした。ただし、乳幼児を含めた未就学児が全体の16%を占めており、0歳~3歳にも重篤事例が見られました。
 性的虐待を受け始めた年齢と、被害を受理した時点の子どもの年齢に約3年の差があることから、ほかの虐待に比べて発見が遅れていることも明らかになっています。
 性的虐待というと、血縁関係のない者や実親ではない親族などが行なっているというイメージを抱きがちですが、実際の虐待者の割合は「実父」が35%で最も多く、「養父」や「継父」よりも多いという実態があります。「実父」「実母」「兄」を合わせると、51%にのぼります。
 また、虐待者の就労状況で最も多い区分は「定職」の40%であり、いわゆる一般的な家庭でも性虐待は起こります。虐待を受けた子どもに何らかの症状が現れる場合は約半数にとどまるため、外見からは性的虐待を発見することは困難であることも分かっています。
 実際に、被害が発覚するのは子ども自身の告白によるパターンが6割以上であり、子どものちょっとした告白が虐待通告につなげられるような環境を整えることが、被害発見のために必要なことではないかと考えています。

 三桝さんの話からは、性的虐待は特殊な条件のある家庭で起こるものだという先入観によって、被害者を見逃してしまう危険性があるため、正しい実態を知ることが必要だと感じた。

被害者が迎合的態度を示す理由
 性暴力被害に遭った被害者は、「なぜ逃げなかったのか」「抵抗できたのではないか」などと責められることがある。先述した岡崎事件においても、そうした選択肢が被害者にもあったと見なされたことで、加害者の無罪判決につながってしまった。

 被害者はなぜ逃げられないのか、性虐待の被害に遭っているときの子どもの心理状態について、医師であり認定NPO法人「チャイルドファーストジャパン」理事長の山田不二子さんは、「子どもは支配を受けている立場にあるので逃げられない」と説明する。

 

認定NPO法人チャイルドファーストジャパン理事長 山田不二子さん
山田さん:性虐待は、最初からレイプするのではなく、ボディタッチのような軽い行為から始まって、子どもにとってはこの後どうなっていくのか分からないような状態で、徐々にエスカレートしていくことが多いです。虐待者は、脅しと飴(何かを買い与えるなど)を使い分け、子どもを共犯者に仕立てることで秘密を守らせます。虐待者の原動となっているのは、性欲というより支配欲や征服欲であることが多くあります。

 また、山田さんによれば、性暴力被害時の「5F反応」(=人間が危機・恐怖に直面した時、生存可能性を最も高める反応として脳科学の最新の知見に基づいて検証されている反応のこと)には「友好反応」「凍結反応」「闘争反応」「逃走反応」「迎合反応」があるが、「被害者が虐待者に友好的な態度を取って関係を維持することで自分を守ろうとすることもあり、『闘争』と『逃走』はできないことがあります」という。

 これを踏まえて、フェミニストカウンセリングに携わる「性暴力禁止法をつくろうネットワーク」共同代表の周藤由美子さんからは、父親からの性的虐待など継続した性暴力において一見すると誤解されてしまう被害者の行動を理解するために、職場や教育機関での継続したセクハラ被害についての調査報告を使った説明があった。

 

性暴力禁止法をつくろうネットワーク共同代表 周藤由美子さん
周藤さん:職場のセクハラにおいては、加害者が上司や取引先など立場が上のために冷たくあしらうことが困難な状況であることが多く、被害者は加害者を怒らせないために褒めたり、感謝したりするメールを送ったりすることがあります。こういった被害者の行動は一見すると迎合的な態度に見えるため他者からは理解されにくく、警察へ相談に行っても被害届を受け取ってもらえなかったり、事件化されなかったりする場合もあります。
 被害者は、加害者のもとへ自分から出向くこともありますが、その背景には、加害者を不機嫌にさせないために要求される前に行動に移したり、被害であったことを確かめるとともに2度としないように伝えるために申し入れようとしたりなどという被害者心理があるんです。

 被害者からすれば、加害者の気分次第で加害行動が行われるため、「ごめんなさい、もうしません。」と言ってもらわない限りは、ずっと加害者のことを気にしていなくてはいけない状況になる。主導権の握れない苦しさから逃れるために、被害者が迎合的に見えるような態度を取ることもあるという。

 筆者もかつてセクハラ被害に遭った経験があり、主導権を握れない苦しさについて非常に共感した。加害者がいつセクハラ行為に及ぶか予測がつかないうえに自分を守る手段がないため、常に恐怖に頭が支配されているような感覚であり、「どうせ嫌なことをされるなら、いつされるか分かっていた方がいい」と思ったこともあった。

 筆者は、被害から時間が経っても当時の自分の感情を理解するには時間を要した。そのため、被害に遭っている最中の被害者が、自分の迎合的態度を理解するのは困難であると感じた。

 ご自身も性的虐待のサバイバーであり、被害者の当事者団体である一般社団法人「Spring」代表の山本潤さんは、性犯罪に無罪判決が相次いだことについて、被害者の立場からの思いを語った。

 

一般社団法人Spring代表 山本潤さん
山本さん:過去にも同様の無罪判決が出ていましたが、またこのような判決が出てしまったことを残念に感じました。被害者が裁判で訴えるまでには、警察に相談をして、検察では起訴か不起訴か判断され、そして裁判に至るという大変な過程があります。勇気を出して訴えたにも関わらず、無罪になった被害者の気持ちを思うといたたまれません。
 ただ、社会の反応は少しずつ変わっています。今年4月にはフラワーデモが行われ、メディアが報道することによって社会的な関心を集めました。
 2020年に刑法の検討委員会が予定されていますが、性暴力が適切に裁かれるためには、「同意のない性交は犯罪」というルールを作ることが必要だと考えています。

 山本さんからは、天皇陛下の即位にともない10月18日に約55万人に実地された恩赦(刑罰を特別な恩典によって許し、または軽くすること)には、「痴漢や盗撮、児童ポルノ禁止法違反で有罪や罰金刑になった人も含まれている」という説明もあった。

 以前、筆者が取材したシンポジウム「性犯罪をなくすための対話」では、痴漢や盗撮は常習性が高いといった話もあり、治療につながらない加害者は再び同様の性犯罪を繰り返すのではないかという疑問がある。

 

司法の無理解
 千葉大学大学院教授で法律の専門家である後藤弘子さんからは、刑法の問題点について指摘があった。

 

後藤弘子さん
後藤さん:現在の刑法ができたのは1907年(明治時代)で、立法者に女性はいませんでした。当時は加害者である男性が性をコントロールすべきであるという考えが前提であり、性犯罪に対する刑法は加害者である男性が持つあるべき被害者像を前提として作られています。また、事実とは異なるステレオタイプ的な被害者像や加害者像が前提として共有されていたり、両者の関係性における「権力性」や「支配性」への理解不足があったりします。

 これから、性暴力被害者が正義が実現されたと感じられる刑事司法を作っていくためには、一つひとつの判決を批判し、現在の法律が被害者の実態に合っていないことを強調していくことが重要です。また、裁判官の教育のための教材も必要だと考えています。

―――――

 現状、あまり知られていない性的虐待の実態や被害者心理――いわゆる強姦神話(=強姦に対する誤った認識。被害者側が自身を責めることも含まれる)がまかり通っており、被害について誤解されている側面もあるだろう。

 最近では、2018年度の性暴力被害者ワンストップ支援センター運営費が削減されていたことが明らかになったが、これは性暴力被害者支援の必要性が認識されつつあるにもかかわらず、流れに逆行した動きではないだろうか。

 性的虐待に対して一人ひとりができるのは、ほんの小さなことかもしれない。無罪判決のことを知らない友人に話すなどして問題提起を広める、支援団体に寄付するなどもそのひとつだ。ただし、まずは真の被害実態や被害者心理を知ることが、支援への第一歩であるとも感じた。

実父の性的虐待はなぜ無罪になったのかーー性被害の実態について、知っておきたいこと

 2019年3月、性犯罪の無罪判決が相次ぎ、物議を醸した。とくに世間の注目を集めたのが、3月26日に名古屋地裁岡崎支部で判決が下された、通称「岡崎事件」だ。この裁判では、19歳になる実の娘に中学2年生の頃から性的虐待を繰り返していた父親が準強制性交罪で起訴されたものの、無罪判決となった。準強制性交罪の成立要件のひとつ、性行為に同意がなかったことは認められたものの、もうひとつの抗拒不能(意思決定の自由を奪われている状態)であることは裁判で認められなかったからだ。

この無罪判決については、性犯罪の被害者支援団体や法律の専門家、市井の人々から、疑問を訴える声が相次いだ。そして、岡崎事件をきっかけに、性被害の正しい実態を知ってほしいという声が高まっている。

 10月20日、日本学術会議の主催で、性暴力事件をさまざまな視点から考えるシンポジウムが開催された。法律の研究者や性暴力被害者支援団体、精神科医などが登壇し、それぞれの知見から性暴力事件における問題が語られた。そのシンポジウムの様子を一部レポートする。

見えにくい性的虐待
 岡崎事件では、父親による実の娘への性的虐待は中学2年生のときから始まり、繰り返されていたことが分かった。

 親による子どもへの虐待というと、まずは身体的虐待をイメージする人が多く、性的虐待は少ないと思っている方も多いのではないだろうか。他方で、性的虐待は妊娠などの深刻な事態にならないと発覚しづらいことも事実だ。

 神奈川県では、性的虐待の割合が少なすぎることはおかしいとの違和感から、性的虐待に対象を絞った調査を行ったという。

 神奈川県中央児童相談所虐待対策支援課の三桝優子さんからは、「神奈川県児童相談所における性的虐待調査報告書(第4回)」をもとに、性的虐待の実態について説明があった。それによれば性的虐待は、外からはごくごく一般的に見える「普通の家庭」でも起こっている。

 

神奈川県中央児童相談所 虐待対策支援課 三桝優子さん
三桝さん:神奈川県が被害児童212名を対象として行った調査報告書では、児童相談所が性的虐待の被害を受理した時点の子どもの6割は小学生、または中学生でした。ただし、乳幼児を含めた未就学児が全体の16%を占めており、0歳~3歳にも重篤事例が見られました。
 性的虐待を受け始めた年齢と、被害を受理した時点の子どもの年齢に約3年の差があることから、ほかの虐待に比べて発見が遅れていることも明らかになっています。
 性的虐待というと、血縁関係のない者や実親ではない親族などが行なっているというイメージを抱きがちですが、実際の虐待者の割合は「実父」が35%で最も多く、「養父」や「継父」よりも多いという実態があります。「実父」「実母」「兄」を合わせると、51%にのぼります。
 また、虐待者の就労状況で最も多い区分は「定職」の40%であり、いわゆる一般的な家庭でも性虐待は起こります。虐待を受けた子どもに何らかの症状が現れる場合は約半数にとどまるため、外見からは性的虐待を発見することは困難であることも分かっています。
 実際に、被害が発覚するのは子ども自身の告白によるパターンが6割以上であり、子どものちょっとした告白が虐待通告につなげられるような環境を整えることが、被害発見のために必要なことではないかと考えています。

 三桝さんの話からは、性的虐待は特殊な条件のある家庭で起こるものだという先入観によって、被害者を見逃してしまう危険性があるため、正しい実態を知ることが必要だと感じた。

被害者が迎合的態度を示す理由
 性暴力被害に遭った被害者は、「なぜ逃げなかったのか」「抵抗できたのではないか」などと責められることがある。先述した岡崎事件においても、そうした選択肢が被害者にもあったと見なされたことで、加害者の無罪判決につながってしまった。

 被害者はなぜ逃げられないのか、性虐待の被害に遭っているときの子どもの心理状態について、医師であり認定NPO法人「チャイルドファーストジャパン」理事長の山田不二子さんは、「子どもは支配を受けている立場にあるので逃げられない」と説明する。

 

認定NPO法人チャイルドファーストジャパン理事長 山田不二子さん
山田さん:性虐待は、最初からレイプするのではなく、ボディタッチのような軽い行為から始まって、子どもにとってはこの後どうなっていくのか分からないような状態で、徐々にエスカレートしていくことが多いです。虐待者は、脅しと飴(何かを買い与えるなど)を使い分け、子どもを共犯者に仕立てることで秘密を守らせます。虐待者の原動となっているのは、性欲というより支配欲や征服欲であることが多くあります。

 また、山田さんによれば、性暴力被害時の「5F反応」(=人間が危機・恐怖に直面した時、生存可能性を最も高める反応として脳科学の最新の知見に基づいて検証されている反応のこと)には「友好反応」「凍結反応」「闘争反応」「逃走反応」「迎合反応」があるが、「被害者が虐待者に友好的な態度を取って関係を維持することで自分を守ろうとすることもあり、『闘争』と『逃走』はできないことがあります」という。

 これを踏まえて、フェミニストカウンセリングに携わる「性暴力禁止法をつくろうネットワーク」共同代表の周藤由美子さんからは、父親からの性的虐待など継続した性暴力において一見すると誤解されてしまう被害者の行動を理解するために、職場や教育機関での継続したセクハラ被害についての調査報告を使った説明があった。

 

性暴力禁止法をつくろうネットワーク共同代表 周藤由美子さん
周藤さん:職場のセクハラにおいては、加害者が上司や取引先など立場が上のために冷たくあしらうことが困難な状況であることが多く、被害者は加害者を怒らせないために褒めたり、感謝したりするメールを送ったりすることがあります。こういった被害者の行動は一見すると迎合的な態度に見えるため他者からは理解されにくく、警察へ相談に行っても被害届を受け取ってもらえなかったり、事件化されなかったりする場合もあります。
 被害者は、加害者のもとへ自分から出向くこともありますが、その背景には、加害者を不機嫌にさせないために要求される前に行動に移したり、被害であったことを確かめるとともに2度としないように伝えるために申し入れようとしたりなどという被害者心理があるんです。

 被害者からすれば、加害者の気分次第で加害行動が行われるため、「ごめんなさい、もうしません。」と言ってもらわない限りは、ずっと加害者のことを気にしていなくてはいけない状況になる。主導権の握れない苦しさから逃れるために、被害者が迎合的に見えるような態度を取ることもあるという。

 筆者もかつてセクハラ被害に遭った経験があり、主導権を握れない苦しさについて非常に共感した。加害者がいつセクハラ行為に及ぶか予測がつかないうえに自分を守る手段がないため、常に恐怖に頭が支配されているような感覚であり、「どうせ嫌なことをされるなら、いつされるか分かっていた方がいい」と思ったこともあった。

 筆者は、被害から時間が経っても当時の自分の感情を理解するには時間を要した。そのため、被害に遭っている最中の被害者が、自分の迎合的態度を理解するのは困難であると感じた。

 ご自身も性的虐待のサバイバーであり、被害者の当事者団体である一般社団法人「Spring」代表の山本潤さんは、性犯罪に無罪判決が相次いだことについて、被害者の立場からの思いを語った。

 

一般社団法人Spring代表 山本潤さん
山本さん:過去にも同様の無罪判決が出ていましたが、またこのような判決が出てしまったことを残念に感じました。被害者が裁判で訴えるまでには、警察に相談をして、検察では起訴か不起訴か判断され、そして裁判に至るという大変な過程があります。勇気を出して訴えたにも関わらず、無罪になった被害者の気持ちを思うといたたまれません。
 ただ、社会の反応は少しずつ変わっています。今年4月にはフラワーデモが行われ、メディアが報道することによって社会的な関心を集めました。
 2020年に刑法の検討委員会が予定されていますが、性暴力が適切に裁かれるためには、「同意のない性交は犯罪」というルールを作ることが必要だと考えています。

 山本さんからは、天皇陛下の即位にともない10月18日に約55万人に実地された恩赦(刑罰を特別な恩典によって許し、または軽くすること)には、「痴漢や盗撮、児童ポルノ禁止法違反で有罪や罰金刑になった人も含まれている」という説明もあった。

 以前、筆者が取材したシンポジウム「性犯罪をなくすための対話」では、痴漢や盗撮は常習性が高いといった話もあり、治療につながらない加害者は再び同様の性犯罪を繰り返すのではないかという疑問がある。

 

司法の無理解
 千葉大学大学院教授で法律の専門家である後藤弘子さんからは、刑法の問題点について指摘があった。

 

後藤弘子さん
後藤さん:現在の刑法ができたのは1907年(明治時代)で、立法者に女性はいませんでした。当時は加害者である男性が性をコントロールすべきであるという考えが前提であり、性犯罪に対する刑法は加害者である男性が持つあるべき被害者像を前提として作られています。また、事実とは異なるステレオタイプ的な被害者像や加害者像が前提として共有されていたり、両者の関係性における「権力性」や「支配性」への理解不足があったりします。

 これから、性暴力被害者が正義が実現されたと感じられる刑事司法を作っていくためには、一つひとつの判決を批判し、現在の法律が被害者の実態に合っていないことを強調していくことが重要です。また、裁判官の教育のための教材も必要だと考えています。

―――――

 現状、あまり知られていない性的虐待の実態や被害者心理――いわゆる強姦神話(=強姦に対する誤った認識。被害者側が自身を責めることも含まれる)がまかり通っており、被害について誤解されている側面もあるだろう。

 最近では、2018年度の性暴力被害者ワンストップ支援センター運営費が削減されていたことが明らかになったが、これは性暴力被害者支援の必要性が認識されつつあるにもかかわらず、流れに逆行した動きではないだろうか。

 性的虐待に対して一人ひとりができるのは、ほんの小さなことかもしれない。無罪判決のことを知らない友人に話すなどして問題提起を広める、支援団体に寄付するなどもそのひとつだ。ただし、まずは真の被害実態や被害者心理を知ることが、支援への第一歩であるとも感じた。

禁断のSEX論/現役上智大生の美体・とももともも初エロス

【第1特集】
禁断のSEX論

今や巨大ポータルともいえる存在となったPornhubの“タグ”問題から、AV女優の歴史から振り返る“裸のお値段”事情、そしてセックスを描いた子どもの絵本、新宿二丁目で開催されているMCバトル「オネエスタイルダンジョン」の知られざる中身まで、本誌がマジメに検証する定番特集「SEX論」をご堪能あれ。

【目次】
■若者の42%が童貞か処女!? 2019年「セックス」最前線
■ピエロ、7月4日、ドローン……ポルノ動画サイトの奇妙なタグ
■新垣結衣の偽セックス動画を生んだAIとエロの極地
■AV女優 “ハダカの値段”は時代と共にどう変わる?
■社会への警鐘は性的コンテンツ! 量産される貧困女子ネタ
■[COLUMN]第七世代を童貞といじる芸人のパワハラ的本質とは
■生殖から同性愛まで――子どもに性を伝える奥深き絵本
■「オネエスタイルダンジョン」から考察するラップとLGBT
■女性の性は「抱かれる」から「食う」へ――肉食系JD座談会
■数百億円規模の“堕胎産業”利権が阻む日本のピル普及
■BLはよりリアルへ加速! 女性向けエロマンガのペニス進化論
■ホルモン剤で性欲の抑制も! ペドフィリア治療の最先端

【第2特集】

現役上智大生の美体・とももともも初エロス

現役の上智大学生でありながら、タレント業とレースクイーンの仕事を両立させるとももとももちゃん。なんと、今回の本誌が単独では初のグラビアということで、老若男女の誰もが羨む鍛え上げられた美ボディを惜しみなく披露してもらいました!


【P様の匣】

【甲斐まりか】

ファッション誌を席巻する人気モデルのハイスペックな経歴


〈News Source〉

  • 完全復旧は不可能? 台風で露呈した“ゆるみ切った”安倍政権
  • アーティスト収入格差問題 レーベル契約のメリットとは?
  • かんぽ不適切販売問題の余波と日本郵政の深すぎる闇

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