剛力彩芽&前澤友作氏の破局予言で、野性爆弾くっきー!の“神ネタ”が再注目

 “あの映像”が再び話題となっている。

 11月12日、女優の剛力彩芽と、ZOZOの創業者で現スタートトゥデイ社長の前澤友作氏が破局していたことがわかった。

「剛力の所属事務所も『事実です』と認めており、関係者によると、一時は修復したものの、今月頭には別れていたとのこと。破局原因は前澤氏の女遊びに剛力が愛想を尽かしたと言われています。実際、『週刊文春』(文藝春秋)が、前澤氏が9月にスタートトゥデイの秘書に応募した人妻と関係を持ったことでトラブルになっていると報じており、そのことも影響しているのでは」(スポーツ紙記者)

 そんななか、2018年12月28日に放送された『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)で野性爆弾・くっきー!が見せていたネタが一部で注目を浴びている。

「番組では『1万人が選んだ⁉貴重映像で振り返る今年の重大ニュース』を50位から発表しており、くっきー!が白塗りで前澤氏や剛力に扮して爆笑を取った第38位については、『神映像』と視聴者から絶賛されていました。髪型を前澤氏に寄せて登場したくっきー!は、月旅行についてひとしきり熱弁。しかし、インタビュアーから『ウワサの彼女さんも連れていくんですか?』と聞かれると表情を一変させ、『実はもう別れてしもうたんや…』『今、チケットが宙ぶらりんな状態で……』としょぼくれる。スタジオは大爆笑に包まれました。この回を思い出した人たちからは、『くっきー!が破局を予言していた』『くっきー!は先見の明があった』『あのネタまた見たい!』といったコメントがネット上を賑わせています」(芸能ライター)

 このネタの続きは、「彩芽ちゃんな、もしよかったらな、ワシとより戻してくれる」と語る前澤くっきーに、剛力に扮した白塗りのくっきーが「その言葉……待っとってん」とオチをつけるのだが、リアルのほうの関係修復は難しそうだ。

剛力彩芽とZOZO創業者・前澤友作氏の破局スクープが2誌が“同着”で報じられた裏事情

 女優の剛力彩芽とファッション通販サイト・ZOZOの創業者で現スタートトゥデイ社長の前澤友作氏が破局していたことを、12日の夕方、「週刊新潮」(新潮社)のWEB版「デイリー新潮」と、「女性セブン」(小学館)のWEB版「NEWSポストセブン」がほぼ同時刻に報じ、その後、両誌ともに2人の破局を報じた。

「両誌を見ると、2人の年齢差や、剛力が仕事が減ったことや結婚の脈がないことを悟って別れを決意したという、普通の破局記事。それを受け、各スポーツ紙が剛力の所属事務所にあてたところ、破局の事実を認めた」(ワイドショー関係者)

 ところが、両誌と同日発売となった「週刊文春」(文藝春秋/11月21日号)が驚くべき記事を掲載。前澤氏が自身の秘書を志望していた40代の人妻と肉体関係を持ったことでとトラブルに発展。前澤氏が警察に相談する事態になっていたことを報じたのだ。

「記事によると、女性は文春に情報をリークしながら、前澤氏サイドともうまく交渉して金を引っ張ろうとしていた。もともと、秘書面接に来た人妻に手を出した前澤氏が悪いが、文春を恐喝の“手段”に使おうとした人妻もなかなかのやり手だったようだ」(芸能記者)

 一部スポーツ紙によると、剛力は前澤氏の女グセの悪さに愛想を尽かし破局に至ったというが、「文春」の記事を読むとその情報の説得力は絶大。

 そして、破局報道が“同着”になったのには、どうやら切実な事情があったというのだ。

「文春によると、記事を止めようと間に入ってきたのがサッカー元日本代表や水泳の五輪金メダリスらのマネジメントで名を馳せたPR会社・SのT社長(記事では実名)。昨年から前澤氏のメディア対応の窓口をつとめていることから、自社の大切な“商品”である前澤氏のスキャンダルを潰すため、T社長の周辺が両誌に破局情報をリークしたともっぱらで、事実、セブン、新潮ともに、剛力に偏った記事だった。その甲斐があったようで、破局の件が大々的に報じられ、トラブルの方はあまり話題になっていない」(同)

 渦中の前澤氏は14日に自身のツイッターを更新。《あることないこと周りは騒がしいですが、真実はいつもひとつです》とかなり意味深だったが、剛力との破局理由や人妻とのトラブルについての“真実”を説明してほしいものだ。

ベッキー、いきなりの“無計画妊娠”にあの時以来に所属事務所は困惑の裏事情

 タレントのベッキーが、夫でプロ野球・読売ジャイアンツの二軍内野守備走塁コーチ・片岡治大との間に第1子を授かったことがわかった。現在妊娠5カ月くらいとみられ、来春に出産予定。

 これ自体は大変おめでたい話なのだが、問題はタイミング。ベッキーは12月7日に放送開始する、フジテレビ系連続ドラマ『悪魔の弁護人 御子柴礼司 -贖罪の奏鳴曲-』(要潤主演)でヒロインに起用されているからだ。

「仕事が激減したベッキーにとって、連ドラにフルでレギュラー出演するのは、2013年7月期『ショムニ2013』(フジテレビ系)以来6年ぶりで、今回はヒロインという久々のビッグチャンスでした。幸い、『悪魔の弁護人』の撮影は放送前の今月中にクランクアップする予定ですが、この撮影がオンエアとほぼ同時進行になっていたとしたら、お腹も大きくなって、役作りの上で支障が出る可能性がありました。妊娠が判明してから、撮影していたのですから、つわりなど体調面での問題も少なからずあったでしょうし、現場スタッフや共演者は、かなり気を使ったはず。ベッキーが計画的に子づくりしていたら、こんなタイミングでの妊娠はあり得ないでしょう」(テレビ制作関係者)

 ドラマの撮影スタッフ、共演者も苦慮しただろうが、所属事務所のサンミュージックプロダクションとしても、困惑を隠せないという。

「周知の通り、ベッキーは『ゲスの極み乙女。』のボーカル・川谷絵音との不倫騒動で、一時はすべての仕事を失い、事務所も大ダメージを受けました。それでも、なんとかベッキーを再生させようとして、事務所も奔走。しかし、バラエティ番組に出ると、いまだ視聴者からのバッシングが多く、“女優業”にシフトしたばかり。7月期にはNHKドラマ『これは経費で落ちません!』(多部未華子主演)の後半パートに出演しており、女優としての前途に光明が差したばかり。そんな矢先の妊娠、産休ですから、おめでたいこととはいえ、事務所も困っているようです」(芸能プロ関係者)

 ベッキーがかつて売れっ子だった頃、事務所の稼ぎ頭だったことは間違いない。だが、騒動で迷惑をかけ、ようやく復活の兆しが見えてきたところだっただけに、事務所も素直にはおめでたを喜べないのだろう。

 なんせ同事務所には、稼いでいるタレントがカンニング竹山ろメイプル超合金・カズレーザーぐらいしかいないだけに、ベッキーの産休は頭が痛いところだろう。

Hey!Say!JUMP・伊野尾慧、「卒業?」「受け止めきれません」……衝撃の『めざまし』ロケ

 Hey!Say!JUMPの伊野尾慧が木曜レギュラーを務める情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)が、11月14日に放送。この日の「伊野尾ピクチャー」は、お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇とのツーショット写真を披露した。

 同日放送の『VS嵐』(同)で、嵐のメンバー同士が対決する企画「Mr. VS ARASHI」に大野智チームの一員として出演することが決まっている伊野尾。7日放送の同番組で、チーム編成のドラフト会議が行われ、その収録日に撮影したそう。2人は同じチームになったといい、すまし顔で立っている伊野尾に、吉村が抱き着いているという写真だった。

 すかさず、『めざましテレビ』のメインキャスター・三宅正治アナウンサーが、運動神経が悪いことで有名な伊野尾に「今回は活躍できたのかな?」と尋ねると、伊野尾は「いやー、もちろん活躍してますよ!」と声高々に答えた。三宅アナから、「今まで活躍したところを見たことないよ!」と猛ツッコミをされたものの、伊野尾は「今夜7時放送です!」と主演番組を告知し、コーナーは終了。

 その後、放送された「イノ調」で、伊野尾は東京オリンピックで注目を集める、新国立競技場を中心としたエリア「ダガヤサンドウ」を調査した。この「ダガヤサンドウ」とは千駄ヶ谷駅、北参道駅周辺を指す。花屋とカフェが併設されたカフェでロケをしていると、スタッフから唐突に花束を渡される伊野尾。本気の焦り顔で、「えっなに? 怖い、怖い」と怯え、「卒業……?」と困った表情を浮かべたものの、同コーナーの150回目となる放送を祝福した花束だった。真相がわかった伊野尾は、「すごいな! そんなにやってるんだ。卒業かなって一瞬思っちゃったよ」とほっとした表情を見せる。

 続いて、ハンガーやネクタイ専門店など巡り、フレンチレストランでは“5Dフレンチ”を体験することに。平たい皿に液体を注ぎ、促されるまま液体をトンカチで軽く叩くと、液体が白く濁り始めるという謎の現象が起こる。「何これ!?」と戸惑う伊野尾だったが、これは“過冷却水”と言われる、0度以下に冷やした水に衝撃を与えると瞬時に凍るという現象を利用したもの。さらに、皿の上でプロジェクションマッピングの演出も始まり、伊野尾は口をぽかんと開けて驚いた様子。「いろんなことが起こりすぎて受け止めきれません……」と、衝撃のロケになったようだ。

 この日の放送に、視聴者からは「花束を渡される時、本気で焦っててかわいかった!」「花束を渡されても、うれしそうじゃない伊野尾くんの反応が面白い!」「これからもいろんなリポートしてね!」と温かい声が集まった。
(福田マリ)

Hey!Say!JUMP・伊野尾慧、「卒業?」「受け止めきれません」……衝撃の『めざまし』ロケ

 Hey!Say!JUMPの伊野尾慧が木曜レギュラーを務める情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)が、11月14日に放送。この日の「伊野尾ピクチャー」は、お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇とのツーショット写真を披露した。

 同日放送の『VS嵐』(同)で、嵐のメンバー同士が対決する企画「Mr. VS ARASHI」に大野智チームの一員として出演することが決まっている伊野尾。7日放送の同番組で、チーム編成のドラフト会議が行われ、その収録日に撮影したそう。2人は同じチームになったといい、すまし顔で立っている伊野尾に、吉村が抱き着いているという写真だった。

 すかさず、『めざましテレビ』のメインキャスター・三宅正治アナウンサーが、運動神経が悪いことで有名な伊野尾に「今回は活躍できたのかな?」と尋ねると、伊野尾は「いやー、もちろん活躍してますよ!」と声高々に答えた。三宅アナから、「今まで活躍したところを見たことないよ!」と猛ツッコミをされたものの、伊野尾は「今夜7時放送です!」と主演番組を告知し、コーナーは終了。

 その後、放送された「イノ調」で、伊野尾は東京オリンピックで注目を集める、新国立競技場を中心としたエリア「ダガヤサンドウ」を調査した。この「ダガヤサンドウ」とは千駄ヶ谷駅、北参道駅周辺を指す。花屋とカフェが併設されたカフェでロケをしていると、スタッフから唐突に花束を渡される伊野尾。本気の焦り顔で、「えっなに? 怖い、怖い」と怯え、「卒業……?」と困った表情を浮かべたものの、同コーナーの150回目となる放送を祝福した花束だった。真相がわかった伊野尾は、「すごいな! そんなにやってるんだ。卒業かなって一瞬思っちゃったよ」とほっとした表情を見せる。

 続いて、ハンガーやネクタイ専門店など巡り、フレンチレストランでは“5Dフレンチ”を体験することに。平たい皿に液体を注ぎ、促されるまま液体をトンカチで軽く叩くと、液体が白く濁り始めるという謎の現象が起こる。「何これ!?」と戸惑う伊野尾だったが、これは“過冷却水”と言われる、0度以下に冷やした水に衝撃を与えると瞬時に凍るという現象を利用したもの。さらに、皿の上でプロジェクションマッピングの演出も始まり、伊野尾は口をぽかんと開けて驚いた様子。「いろんなことが起こりすぎて受け止めきれません……」と、衝撃のロケになったようだ。

 この日の放送に、視聴者からは「花束を渡される時、本気で焦っててかわいかった!」「花束を渡されても、うれしそうじゃない伊野尾くんの反応が面白い!」「これからもいろんなリポートしてね!」と温かい声が集まった。
(福田マリ)

嵐・二宮和也と伊藤綾子は、「ネットとSNSがなかったら結婚できなかった」と私が思うワケ

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます

<今回の有名人>
「一人の男としてケジメと決断」嵐・二宮和也
(結婚報告メッセージ、11月12日)

 嵐・二宮和也との交際をブログで“匂わせ”、多くのファンを敵に回した元フリーアナウンサー・伊藤綾子。2018年3月に「いったん、メディアの仕事から離れたい」とコメントを残して、芸能界から去っていったが、「いったん離れたい」ということは、つまり公の場に戻ってくる意志があるんだなと私は勝手に解釈していた。そして、11月12日、二宮は結婚を発表し、姿こそ見せないものの、果たしてアヤコは「ミセス二宮」として捲土重来したわけだ。

 2人の結婚を祝福したいという人、そうでない人の言い分はそれぞれ理解できる気がするが、それとは別に、ネットもしくはSNSがなかったら、このカップルは結婚できたのだろうかと、タラレバしてしまう。

 ジャニーズ事務所は、「所属タレントと恋愛した芸能人を干す」とか「所属タレントを結婚させないようにしている」といった、都市伝説を聞いたことがある人は多いのではないだろうか。V6のように6人中4人が既婚者というグループもあるので、本当にそんなタレントの自由を奪い、事務所の意向に従わせるようなことをしていたのか、真偽のほどはわからないが、少なくとも、「マスコミ」から自由を奪い、逆らわせないようにしていた時代があったのは確かである。

 1999年、「週刊文春」(文藝春秋)が、ジャニーズ事務所社長(当時)・ジャニー喜多川氏の所属タレントに対するセクハラを報じた。ジャニーズは名誉棄損で文藝春秋社を提訴し、裁判の結果、文藝春秋社は120万円の支払いを命じられたものの、セクハラについては認定された。

 日本を代表する芸能事務所のトップが、タレントにセクハラを働いている。常識的に考えれば大騒ぎになりそうなものだが、この事件を扱うニュース番組やワイドショーはなかった。高視聴率請負人とも言える人気スターを多数抱えるジャニーズだけに、もし取り上げたらタレントの出演を取りやめるといった圧力のようなものを、局側にかけていたのではないだろうか。あの時代、ジャニーズや所属タレントのネガティブ情報を目にすることはほとんどなかったように記憶している。

 しかし、90年代にネットが出現し、人々が「顔が見えない状態」で、自分の意見を言えるようになると、ジャニーズの情報管理体制に支障が生じだす。信ぴょう性が高いとは言えないものの、全てがガセとも言い切れない情報が、ネット上で散見されるようになった。ただ、当時のネットは「書いたら、書きっぱなし」の状態で、その情報が不特定多数の目に触れる機会も少なかったものだが、2000年代前半にSNSが現れると、従来の機能に加えて、「見知らぬ人同士とつながれる」「情報を拡散できる」ことができるようになる。

 最もこの恩恵に預かることができたのは、これまで意見を潰されてきた「弱い立場の人」ではないだろうか。例えば世界的なムーブメントになった「♯Me too運動」は、セクハラを受けてきたけれど、泣き寝入りするしかなかった弱い立場の女性の告発に端を発している。しかも、スマホの普及が進んだことで、証拠を保存する機能(動画、録音、LINEの履歴など)を人々が携帯できるようになった。一般人にはしがらみがないので、怖い物もない。かつて芸能事務所は、週刊誌に所属タレントのスキャンダルが暴かれることを恐れたものだが、今はSNSを使いこなす「モノ言う素人」が一番怖いのではないだろうか。

 それでは、ジャニーズにとっての最大の脅威「モノ言う素人」は誰かと言うと、二宮と交際中のアヤコだったのではないだろうか。芸能界をいったん退いた身だけに、アヤコがいくら非常識な行動を取っても、いさめてくれる事務所関係者はいない。かつ、アヤコは、世間に知られたくない二宮の情報をいくらでも握っていると言えるからだ。

 “匂わせ”を繰り返したアヤコは、嵐ファンからの好感度が高いとは言えないだろう。事務所もそんなアヤコとの交際に反対していたのではないだろうか。しかし、これで別れることになったら、アヤコが逆恨みして、SNSで二宮のネガティブな情報を拡散するかもしれない。また、ジャニーズの脅威はアヤコだけではないだろう。SNSでは、嵐ファンでない女性層から「年頃の女性と長年付き合った挙げ句に捨てた」といった意見が出て、拡散され、二宮のイメージダウンにもつながりかねない。二宮の結婚報告メッセージには「一人の男としてケジメと決断」と書かれていたが、アヤコと結婚しなくても、イメージダウンする可能性はあったと言えるだろう。

 テレビ局などのメディアを意のままに操ってきたジャニーズにとって、SNSでの暴露や批判は初めて目にする類いのものかもしれない。メディアであれば担当者を呼び出せるが、一般人相手にそれをするわけにはいかない。それこそ、一般人を恫喝したら、それもまたSNSで拡散されてしまうだろう。そう考えたとき、二宮とアヤコを“強制破局”させられないような空気が、ジャニーズ内に広がったのではないかと感じるのだ。

 ジャニー喜多川さんが亡くなり、過渡期を迎えたジャニーズ。そして、SNSを通して、多くの人が意見を言えるようになり、それをテレビが後追いするようになった時代。「結婚はタイミングである」と言われるが、アヤコにとっては「今のこの流れ」こそが、結婚のタイミングとして最適だったのかもしれない。

仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。

嵐・二宮和也と伊藤綾子は、「ネットとSNSがなかったら結婚できなかった」と私が思うワケ

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます

<今回の有名人>
「一人の男としてケジメと決断」嵐・二宮和也
(結婚報告メッセージ、11月12日)

 嵐・二宮和也との交際をブログで“匂わせ”、多くのファンを敵に回した元フリーアナウンサー・伊藤綾子。2018年3月に「いったん、メディアの仕事から離れたい」とコメントを残して、芸能界から去っていったが、「いったん離れたい」ということは、つまり公の場に戻ってくる意志があるんだなと私は勝手に解釈していた。そして、11月12日、二宮は結婚を発表し、姿こそ見せないものの、果たしてアヤコは「ミセス二宮」として捲土重来したわけだ。

 2人の結婚を祝福したいという人、そうでない人の言い分はそれぞれ理解できる気がするが、それとは別に、ネットもしくはSNSがなかったら、このカップルは結婚できたのだろうかと、タラレバしてしまう。

 ジャニーズ事務所は、「所属タレントと恋愛した芸能人を干す」とか「所属タレントを結婚させないようにしている」といった、都市伝説を聞いたことがある人は多いのではないだろうか。V6のように6人中4人が既婚者というグループもあるので、本当にそんなタレントの自由を奪い、事務所の意向に従わせるようなことをしていたのか、真偽のほどはわからないが、少なくとも、「マスコミ」から自由を奪い、逆らわせないようにしていた時代があったのは確かである。

 1999年、「週刊文春」(文藝春秋)が、ジャニーズ事務所社長(当時)・ジャニー喜多川氏の所属タレントに対するセクハラを報じた。ジャニーズは名誉棄損で文藝春秋社を提訴し、裁判の結果、文藝春秋社は120万円の支払いを命じられたものの、セクハラについては認定された。

 日本を代表する芸能事務所のトップが、タレントにセクハラを働いている。常識的に考えれば大騒ぎになりそうなものだが、この事件を扱うニュース番組やワイドショーはなかった。高視聴率請負人とも言える人気スターを多数抱えるジャニーズだけに、もし取り上げたらタレントの出演を取りやめるといった圧力のようなものを、局側にかけていたのではないだろうか。あの時代、ジャニーズや所属タレントのネガティブ情報を目にすることはほとんどなかったように記憶している。

 しかし、90年代にネットが出現し、人々が「顔が見えない状態」で、自分の意見を言えるようになると、ジャニーズの情報管理体制に支障が生じだす。信ぴょう性が高いとは言えないものの、全てがガセとも言い切れない情報が、ネット上で散見されるようになった。ただ、当時のネットは「書いたら、書きっぱなし」の状態で、その情報が不特定多数の目に触れる機会も少なかったものだが、2000年代前半にSNSが現れると、従来の機能に加えて、「見知らぬ人同士とつながれる」「情報を拡散できる」ことができるようになる。

 最もこの恩恵に預かることができたのは、これまで意見を潰されてきた「弱い立場の人」ではないだろうか。例えば世界的なムーブメントになった「♯Me too運動」は、セクハラを受けてきたけれど、泣き寝入りするしかなかった弱い立場の女性の告発に端を発している。しかも、スマホの普及が進んだことで、証拠を保存する機能(動画、録音、LINEの履歴など)を人々が携帯できるようになった。一般人にはしがらみがないので、怖い物もない。かつて芸能事務所は、週刊誌に所属タレントのスキャンダルが暴かれることを恐れたものだが、今はSNSを使いこなす「モノ言う素人」が一番怖いのではないだろうか。

 それでは、ジャニーズにとっての最大の脅威「モノ言う素人」は誰かと言うと、二宮と交際中のアヤコだったのではないだろうか。芸能界をいったん退いた身だけに、アヤコがいくら非常識な行動を取っても、いさめてくれる事務所関係者はいない。かつ、アヤコは、世間に知られたくない二宮の情報をいくらでも握っていると言えるからだ。

 “匂わせ”を繰り返したアヤコは、嵐ファンからの好感度が高いとは言えないだろう。事務所もそんなアヤコとの交際に反対していたのではないだろうか。しかし、これで別れることになったら、アヤコが逆恨みして、SNSで二宮のネガティブな情報を拡散するかもしれない。また、ジャニーズの脅威はアヤコだけではないだろう。SNSでは、嵐ファンでない女性層から「年頃の女性と長年付き合った挙げ句に捨てた」といった意見が出て、拡散され、二宮のイメージダウンにもつながりかねない。二宮の結婚報告メッセージには「一人の男としてケジメと決断」と書かれていたが、アヤコと結婚しなくても、イメージダウンする可能性はあったと言えるだろう。

 テレビ局などのメディアを意のままに操ってきたジャニーズにとって、SNSでの暴露や批判は初めて目にする類いのものかもしれない。メディアであれば担当者を呼び出せるが、一般人相手にそれをするわけにはいかない。それこそ、一般人を恫喝したら、それもまたSNSで拡散されてしまうだろう。そう考えたとき、二宮とアヤコを“強制破局”させられないような空気が、ジャニーズ内に広がったのではないかと感じるのだ。

 ジャニー喜多川さんが亡くなり、過渡期を迎えたジャニーズ。そして、SNSを通して、多くの人が意見を言えるようになり、それをテレビが後追いするようになった時代。「結婚はタイミングである」と言われるが、アヤコにとっては「今のこの流れ」こそが、結婚のタイミングとして最適だったのかもしれない。

仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。

なにわ男子・長尾謙杜、藤原丈一郎に「最低な先輩」とぼやいたワケ! 「情けない」とファン呆れ

 関西地方で放送されている夕方の情報番組『キャスト』(朝日放送)に、水曜レギュラーとして出演している関西ジャニーズJr.内ユニット「なにわ男子」。メンバー7人の中から週替わりで2人がロケに出て、関西のさまざまな仕事に体当たりでチャレンジするコーナー「なにわの仕事を学びまSHOW」を担当している。

 11月13日の放送では、長尾謙杜と藤原丈一郎のグループ“最年少”と“最年長”コンビが「巨大テント作りのお仕事」に挑戦。「テント」と聞いてピンとこない様子の長尾と藤原が訪れたのは、大阪・大阪市にある太陽工業株式会社の本社。2人はオシャレな外観に「思ってた以上にテント感がない!」と早速テンションが上がったよう。

 今回2人が学ぶのは、「テント」といってもキャンプで使われるものではなく、建物の屋根に「膜」素材を使った「大型テント構造物」。東京ドームの屋根にも利用されていると聞き、藤原は「すごくない!?」と大興奮し、長尾も「やばいっす」と驚きを隠せない。さらに、埼玉スタジアムや東京駅、長居陸上競技場(大阪)、海外の空港や競技場などの建造物も手掛けていると聞き、藤原は「こんなグローバルな会社が大阪にあるとは知らんかった」とあらためて感動し、長尾も「えっ世界的にやばいですよね」と声を震わせていた。

 まず、2人が訪れたのは大阪・枚方市にある製造工場。もともと、この工場は1970年の大阪万博用に作られたといい、世界初のドーム型のテント屋根を製作し、膜構造を用いたパビリオンの9割を手掛けたそう。大阪万博での成功がきっかけとなり、世界中にドーム球場が誕生したというエピソードには、VTRを見ていたスタジオのレギュラー陣からも「これきっかけで!?」「すごい!」といった声が上がるほど。

 続いて2人は、ユニクロ心斎橋店の壁面に使用されている、最新の薄い膜素材の上に乗り、その丈夫さを検証することになるが、ここでひと悶着。藤原が「これは絶対に破れる! 怖いわほんまに」と言い、長尾に押し付けようと背中を押す。長尾は「怖いっすわ!」と拒否するも、「お前(長尾)、心斎橋ユニクロ最近行ったって言ってたやん!」と無茶苦茶なことを言う藤原。長尾は「行ったから見ましたもん!」と必死に抵抗するが、先輩である藤原に押し切られ、「最低な先輩がいる」とぼやきながらも、膜素材の上に乗ることに。しかし、実際の乗り心地は“魔法のじゅうたん”のようだといい、一転して楽しみだす“天真爛漫”な長尾だった。

 その後、生地を熱で溶かし圧を加え接着させる「溶着」を体験するなど、いつにも増して学びが多かった今回のロケ。視聴者からは「関西のいろいろな仕事を知ることができて、子どもにも勉強になる!」「後輩に押し付けるなんて情けない!」といった感想が寄せられた。
(アズマミサト)

「#KuToo」石川優実さんはなぜTwitterのクソリプに反応し続けるのか

 2019年10月、グラビア女優でライターの石川優実さんが、英BBCが選ぶ世界の人々に影響を与えた「100人の女性」に選出された。きっかけは今年1月、石川さんがTwitterで、女性が仕事中にヒールやパンプスを強要されることへの疑問をつぶやいたことだった。そのツイートは多くの女性たちの共感と「いいね!」を集め、「#KuToo」運動(「靴」と「苦痛」と「#MeToo」をかけ合わせた造語)が始まった。 

 6月、石川さんは1万8800の署名とともに「職場における女性に対するヒール・パンプスの着用指示に関する要望書」を厚生労働省へ提出。10月にはKDDIが社員の服装規定を廃止したことが報じられ、ソフトバンクやNTTドコモもパンプス以外の靴を認めるようになった。石川さんが発起人となった「#KuToo」は大きなうねりとなり、世の中を変えつつある。

 しかし一方で、石川さんのTwitterには「#KuToo」へのバッシングや、個人攻撃まがいのリプライ――いわゆる”クソリプ”が後を絶たない。「#MeToo」でも見られたようなフェミニズムへのバックラッシュともいえるが、石川さんは根気強く”クソリプ”に返答し続けている。Twitterのブロック機能を使って無視する、という選択肢もあるが、石川さんが立ち向かうのはなぜなのか。

『#KuToo(クートゥー): 靴から考える本気のフェミニズム』(石川優実著/現代書館)
 11月12日、その軌跡が記録された『#KuToo(クートゥー): 靴から考える本気のフェミニズム』(石川優実著/現代書館)が上梓された。同書には、石川さんとクソリプの闘いが100ページにもわたって収められていてまさに圧巻。石川さんはいったいどんな思いで、どんな理由で、この大量のクソリプに言葉を返してきたのだろう? ご本人に話を聞いた。

石川 優実(いしかわ・ゆみ)
1987 年生まれ。グラビア女優・フェミニスト。2005 年芸能界入り。2014 年映画『女の穴』で初主演。2017 年末に芸能界で経験した性暴力を#MeTooし、話題に。それ以降ジェンダー平等を目指し活動。2019 年、職場でのパンプス義務付け反対運動「#KuToo」を展開、世界中のメディアで取り上げられ、英BBC「100 人の女性」に選出される。

Twitterが可視化した「物言う女」への批判
――新刊『#KuToo(クートゥー): 靴から考える本気のフェミニズム』を上梓された経緯をお話いただけますか。

石川:版元の現代書館さんとは以前からお付き合いがあって、「女性向けのヌードがもっとあってもいいと思う」とお話したことをきっかけに、11月7日に発売された『シモーヌ(Les Simones)Vol.1』 で「ヌードになりませんか?」とお声がけいただいたんです。その撮影日が「#KuToo」の署名を厚労省に提出した直後くらいで、担当編集さんに「ブログやnoteなどとは違って収益につながらないのに、クソリプに返信して大変ですね」と声をかけていただき、その流れで「本を出しませんか?」というお話をいただきました。

――同書には膨大なクソリプが収録されていますが、クソリプへの応酬が起点となった本だったんですね。

石川:私が「女性にだけヒールのある靴を規定するのは女性差別だからやめて下さい」という活動を始めた時のTwitterの反応には、まさに女性差別が現れていて、それをクソリプたちが可視化してくれたなと思いますね。

――石川さんのTwitterを見ていると、まさに「#KuToo」がバックラッシュ(=男女平等や男女共同参画、ジェンダー運動などの流れに反対する運動・勢力)に遭っている状況がよく分かります。

石川:足を引っ張ろうとする人たちがたくさんいますよね。クソリプに書かれていることは、現状が変化しないでほしい、変わっていくのが怖いという人たちの気持ちでもあるのかなとも思うんですけれども。

――「ハッキリと物言う女」への批判が、石川さんにも向けられているように見えます。

石川:2017年に「#MeToo」にからめてグラビア時代の性接待の強要のことなどをnoteに書いた頃は、私もまだ自分のことを責めるような気持ちがあって、「私も悪かったんです」という感じで、謙虚に書いていたんです。ただ、今年になって「#KuToo」を始めたときは、それから時間が経っていたこともあって、態度が結構大きくなっていたんですよ(笑)。

 「#MeToo」の後、フェミニストの先輩たちに「被害者が悪いんじゃなくて、加害者が完全に悪いんだよ」と教えていただいて、私もフェミニズムについて勉強をしているうちに、これからも活動をしていくならいつまでも「自分が悪い」と思っていちゃだめだなと気づいたんです。それでTwitterでも度胸が据わったんです。

 「#KuToo」のきっかけとなったツイートに対しても、「男だって大変な思いをしている」「なぜわざわざ男の人の靴を比較対象に出すのか」とか言われたりしたので、私が「うるせえな」みたいな感じでリプライをしていたら、今度は「性格悪い奴が運動を始めた」「社会運動はそういう態度でやるものじゃない」みたいなことも言われましたね。でも、その態度は誰が決めるんだって話なんですよね。

「女性の足は大人になるとヒールを履ける形になる」というクソリプ

クソリプにも真っ向勝負
――新刊では、100ページにも渡って実際に石川さんが受けたクソリプを紹介していて、さらに石川さんがそのひとつひとつを分析したうえで解説やコメントを入れているのがとても面白かったです。アカウントごと引用している点が画期的だなと思いました。

石川:クソリプはスクリーンショットに撮って保存しているんですが、本に載せるにあたっては約50種類のクソリプを厳選しました。推敲の時点では、倍の100種類近くはありましたね(笑)。

 公表された著作物は、引用して利用することができるという著作権法第32条を担当編集さんに教えてもらいました。今回の書籍はクソリプを飛ばす人たちのメンタリティを研究するという正当な範囲内で引用しています。最初は相手のアカウント名まで載せるのはどうなんだろうって話にもなったんですけど、引用のルールに則ると出典を明示することが必須なのでアカウント名を入れました。書籍からの引用も、著者を明記しますよね。私としては「責任を持って書き込みしないとこうやって使われることもあるぞ」と示したい気持ちもあって、最終的にはアカウント名も載せました。URLも載せていて、きちんと法に則って引用しているので、もし変に絡まれたとしても問題はありません。

――これまで有名人・芸能人の方は、バッシングや誹謗中傷され放題なのに、一般人相手だとアカウント名までは明かしにくいし、遠慮してしまうという空気があったと思うんですけど、もしかしたら今後、石川さんのようにアカウントを引用して反論する人も出てくるんじゃないかと思いました。

石川:ぜひそうしてほしいと思います。クソリプを送ってくる人は気軽に発しているかも知れませんが、当たり前ですけど何でもかんでも言っていいわけではないんです。クソリプの先には受け取る人間がいるということを、きちんと分かってほしいなと思います。

――石川さんが特に印象に残っているクソリプはどれですか?

石川:「女性の足は大人になるとヒールを履ける形になる」とか主張していたクソリプには参りましたね。このトンデモツイートは「何言ってんのw」って感じで反響も大きかったので、ベスト・オブ・クソリプとして認定させていただきました。

「女性の足は大人になるとヒールを履ける形になる」と主張したベスト・オブ・クソリプ(『#KuToo(クートゥー): 靴から考える本気のフェミニズム』より、以下同)

石川さんの解説&コメント
 ほかにも、「女性にはペニスがないため突起物であるハイヒールを身に纏いたいという潜在的な願望がある」と主張する男根至上主義的なクソリプもインパクトが強かったです。突起物って……(笑)。

 あと、私は葬儀場で働いていたので「故人様をお見送りするときにはパンプスを履くのが当たり前です」みたいなのもいくつかありました。男性はパンプスなんて履いてないし、私は失礼とされることに性差があるのがおかしいって言っているのに、勘違いされちゃってるんだなって。

 今でも見返していてイヤだなと思うのは、「石川優実じゃなくてもっと誠実な人がこの運動していたらもっと署名が集まったのではないかと思います」というクソリプ。 ほかにも「こんな運動しなければあなたが脱いでいたことは知られずにいたのに、親がかわいそう」というのもムカつきました。この人はきっと、私や私の親が脱ぐことを恥じていると勝手に思っているようですけど、それはこちらが決めること。勝手に決めつけられるのは本当にイヤだなと思います。

――「#KuToo」に対して「女尊男卑が目的なのか」と言っているのに対して、石川さんが<女性が平等を訴えるとなぜか女性優遇を求めていると解釈する人はとても多い。それは男女平等でない現状を理解できていないからじゃないのかなぁ>とコメントされていたのも印象的でした。もしかしたら、このように誤解している方も多いのかなと思います。

「女尊男卑が目的だ」と主張するクソリプ

石川さんの解説&コメント
石川:そう思います。女性専用車両について文句を言う人も同じなのかなと思うんですけど、女性専用車両は実際に痴漢問題があるから必要とされているものですよね。一部の人は、それを単に女性が楽するためにあるものだと思っているようなんですが、なぜ女性専用車両ができたのかってことが全然見えてなくて、「フェミニスト=女尊男卑や女性優遇を求めている人たち」と誤解しているんだと思います。

 また、「ヒールを履きたい女性の邪魔をするな」ということを言われたこともありました。でも、私はヒールを履きたい人にはもちろん履いてほしいし、履くか履かないかを選べるようにしたい、ということをずっと言ってきたんですけどね。クソリプの多くは私の主張への誤解からくるものですが、話を聞かない、聞けない人もたくさんいるんだなと思います。

クソリプに返信し続ける理由
――それにしても、日々これほど膨大なクソリプに返信し続けるのは容易なことではないですよね。石川さんは、なぜクソリプに返信し続けるんですか?

石川:グラビアの仕事をやってきて、これまで2ちゃんねるやAmazonのレビューにクソリプと同じような人格攻撃や侮辱の言葉をたくさん書かれてきたからです。以前は「私がグラビアの仕事をしているからだ」「売れないから仕方ない」「私が悪いんだ」と思い、黙って見過ごしていました。グラビアをやっていたけれど、誹謗中傷に傷ついて辞めちゃった子も見てきました。

 ただ、芸能人だからといって何を言われても我慢しなきゃいけないとか、言い返すのはみっともないとか言われたりするのは絶対おかしいとずっと思っていたんです。Twitterって、2ちゃんねるやAmazonレビューとは違って、やり取りができるじゃないですか。それもあって、今はちゃんと言い返していこうと思っています。

――精神的に辛い時はありませんでしたか?

石川:誹謗中傷まがいの言葉はグラビアの頃から受けていたのでそんなに辛くはなかったんですけど、「#KuToo」の運動が大きくなるにつれて、私の勤務先の葬儀場を特定しようという動きもありました。勤務先に迷惑がかかるといけないので、そのお仕事は辞めたんですが、その時は本当に辛かったです。

 ただ、クソリプと闘っているといいこともあって。たとえば、やっぱり最初は穏やかに物事を解決しようとして下手に出ちゃうんですけと、その時点で自らの立場を下げているようなものなんだということに気がついて、それからは自分のためにもきちんとブチギレていこうと決めることができました。あとは、こうしてインタビューなどでスラスラと回答できるようになったのは、クソリプに言葉を返すために自分の気持ちや疑問を言語化するトレーニングが生きているのかも。

――クソリプとのやり取りのおかげで、言葉の引き出しが増えた?

石川:そうなんです。たとえば「グラビアをやっているくせに」とクソリプを飛ばされた時、相手は私がグラビアをやっていることについて何がおかしいと言いたいのか、そして自分はその言葉の何に怒っているのか、すぐには分からなかったんです。でも、クソリプについてじっくり考えると、この人は「グラビアを仕事にしている人は社会運動しちゃいけないと思っている=グラビアを仕事にしている人は女性差別にあっても仕方がないと思っている=グラビアを仕事にしている人を差別している」ということになるのか……と分かったんです。

――石川さんが返答を続けることで、誤解が解けたり相手の考え方が変わったりした例はありましたか?

石川:うーん、匿名のクソリプで絡んでくる人にはいないですね。きっと、わかろうって気持ちもないんだと思います。

 ただ、悪意なくクソリプを飛ばすようなタイプの男性の友人から、「ヒステリーな言い方はよくないよ」と言われた時に、私もすぐには言い返せなかったんですけど、ちゃんと考えたうえで「前にそういうこと言ってたけど、よくないよ」って怒ったんです。彼は自分の母親に対しても「ヒステリーだから話を聞かない」と言うこともあったそうなんですが、私が怒った理由を理解してからは、「これも女性差別だったんだね」と改めてくれました。ただし、これは大前提として、友人としての関係性をつくっていく気持ちが互いにあったからこそ成立したのかも知れません。

 私もリアルでは、たとえば会話の中で誰かが差別的な発言をして「んん?」って感じても、やっぱり咄嗟に怒ることはまだできません。あと、これは昔のクセなんですが、相手を立てるような話を提供してしまったりすることもあります。

――石川さんのクソリプ対応を見ていると、一見すると言葉や態度は悪いのかもしれませんが、じつはとても真摯で丁寧な行動だなあと思います。

石川:ありがとうございます(笑)。ただ、相手に対して真摯でいたいというよりは、ただ自分のために、モヤモヤを解き明かしているという感じです。丁寧に説明したところでクソリプしてくる人には伝わらないかもしれないんですけど、自分が納得できることが一番大事なんです。

怒ること、楽しいことは両立する
――今回の著書で石川さんが、「怒るのがめっちゃ楽しい」と仰っていたのもとても印象的でした。

石川:怒ることによって自分の感情を表現できるので、気持ちが安定するんですよね。ストレス解消にもなりますし、健康にも良いと思う(笑)。

 あとは、女性はステレオタイプな女性像、たとえばおしとやかであることを求められているので、喜怒哀楽のなかでもとくに怒るという感情を表出することは良しとされていないと感じていて、違和感があります。

――石川さんを見ていると、イヤな言葉を浴びせられたり、軽んじられたりしたときは、ちゃんと怒ったほうがいいし、怒ってもいいんだよなって思えます。

石川:怒っているロールモデルを見せたいという気持ちはありますね。Twitterで酷いこと言ってくる相手には、わざと強く出たり、言葉遣いを相手に合わせて私もあえて悪くしたりしている側面もあります。もちろん、怒っているだけでは終われないので、きちんと結果を出していきたいとも思っていますね。

――石川さんのその姿に勇気づけられる女性は多いと思います。自分の怒りという感情をないがしろにしていた女性も多いと思います。

石川:私もこれまでは、自分の怒りという感情をちゃんと見てこなかったんですけど、こうやって怒ってみると意外と冷静な自分もいて、楽しいと感じている。この感覚を言語化するのは難しいんですが、怒ることと楽しいことは両立するんじゃないかなと思っているんです。私自身、怒ることができるようになった今の方が幸せなんですよ。

 もちろん、怒りたくない人は怒らなくていいんです。ただ、我慢をしている人には、怒るという選択肢もあるし、怒りを表明するこちら側にきても楽しいよ、と伝えたいです。

 あと、怒っていたら女性はモテない、というのは幻想だと思っています(笑)。私は怒るようになってからの方が男性ともうまくいくようになりましたし、そもそも女性が怒っているだけでイヤだなんていうようなつまらない男性にはモテなくてもいいって思えるようになりましたから。

――私も、怒ってもいい時は、怒れるようになりたいです。

石川:一番大切なのは、自分のために行動するということなんです。「自分を大事にする」という言葉は昔から言われてきたし、上辺だけの言葉は知っていましたけど、私が本当の意味を理解したのは30歳を超えてからなんです。もしどこかモヤモヤした思いを感じている方がいるなら、ジェンダーやフェミニズムのことについて自分なりに調べてみると、もしかしたら解決していくかもしれません。

 「#KuToo」を発信したことでクソリプもたくさん頂戴しましたが、私がすごく心強いなと思っているのは、「#KuToo」の運動を説明する場に呼ばれて行くと、いつも年上のフェミニストの方々がアドバイスをくださったり、優しく応援してくださったりすることなんです。フェミニスト同士が世代を隔てずにつながって、上の世代のフェミニストの先輩たちからもっと学んでいけるようになったらいいなと思いますね。

 怒ることも、フェミニズムについて勉強することも、自分が心地よく生きていくためには何をしたらいいのかという視点で考えてもらえたら嬉しいです。自分を本当に大切にするってどういうことなんだろうと考え始めてから、私は変わりました。

(取材・構成=雪代すみれ)

勝間和代「パートナー解消された」加藤紗里「結婚はお金だよ」有名人の“愛と金”

編集G 剛力彩芽と前澤友作・ZOZO前社長が破局だってね。2019年最後の大物カップル結婚となるかと思っていたのに、やっぱりダメだったかー。いまの剛力なら、2ndシングル「あなたの100の嫌いなところ」をいい感じに歌ってくれそう。

しいちゃん そんなニュースの裏で、加藤紗里が9月に結婚していたというビッグニュースがあったよ。お相手は、7歳年上で現在36歳の不動産会社経営者。報道によると、友人の紹介で5月に知り合い、ほどなく交際をスタート。6月には、なんとヘリコプターの中でプロポーズを受けたとか。ヘリの音で聞き取れなかったため、その後に行った高級フレンチのお店で、あらためてプロポーズ。婚約指輪はハリーウィンストン300万円、結婚指輪はグラフ500万円。お相手の年収は明かしていないけど、11月7日、加藤はインスタグラムのストーリーズでファンからの「年収7500万であれば足りますか?」という質問に「足りないです」と回答していたから、それ以上ではないかと見られている。加藤が所属事務所を通じて各メディアに回答した内容によると、彼の好きなところは「紗里に貢いでくれるところ」、結婚は「結局はお金だよ。結婚って『相手』と『お金』とするものだからね」とのこと。

編集G どこまで本当で、どこまでウソかわからないところがおもしろい。しかも、回答の最後の一言は「ラーメン、つけ麺、紗里、人妻」。やっぱり、紗里サイコー!!

しいちゃん 2016年に狩野英孝の二股騒動の相手の一人として話題になった加藤。今年3月には当時交際していた実業家兼ラッパーのTOMOROとマレーシアを旅行し、約3200万円相当の金品の強盗被害に遭ったことが報じられた。TOMOROとは5月に破局。いろいろお騒がせということで、結婚生活も「長続きしなさそう」という人もいるものの、「お金持ちとお付き合いや結婚できてすごい」「意外といい人なのかも」という声も。

編集G 加藤って本業がなんなのかよくわからないけど、コンスタントに唯一無二のお騒がせ情報を提供しているところはすごい。エンターテイナー。

しいちゃん めでたい話もあれば、破局の話も。18年5月にLGBT活動家の増原裕子と同居していることを告白した勝間和代は、11月11日、公式ブログで彼女とのパートナーシップを解消したことを公表。「11月6日の夜、ひろこさんから好きな人が他にできたので、その人と付き合いたいので、私とのパートナーシップを解消したいという申し出を受け、悩みましたが、修復は不可能と考え、その申し出を受諾することにしました。本当に悲しいです。まだ、ひろこさんが家を出て数日ですが、別れを思うと、いつでも涙が出てきて止まりません」と綴った。また、翌12日にも公式Twitterで「今日の私的な報告に、友人たちが心配して、ちゃんと寝てる、ご飯食べてる、ゴルフ、麻雀、旅行に一緒に行こうとたくさん声をかけてくれました。すばらしいみなさんに囲まれていることを改めて知ることができ、悲しい涙だけではなく、うれし涙もたくさん流す日になりました」とツイート。

編集G 勝間の書き込みだけを見ると、なんだか一方的に出ていった感じね。

しいちゃん 増原も自身のFacebookで破局を報告。「原因は私にあります。夏の選挙が終わってからしばらくして、私が別の人と生きていきたいと思うようになってしまい、先週勝間さんに別れを切り出しました」「私が活動や仕事でいっぱいいっぱいなときも、体を気づかって、いつもヘルシーで美味しいご飯を作ってくれました。かわいい猫たちに癒されながら暮らすという、人生で初めての経験もさせてくれました。(中略)活動も仕事も選挙も、ほんとうにたくさんたくさん支えてくれました。大きな愛で包んでくれていました。勝間さんへの感謝は尽きません」と別れの経緯と感謝の思いを綴っている。

編集G ほうほう。

しいちゃん 増原は、かつて11年から元タカラジェンヌの東小雪と付き合い、15年には渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例に基づいて発行される「パートナーシップ証明書」を申請して受理されたものの、17年12月にはパートナーを解消し、渋谷区に証明書を返還している。18年12月には、第25回参議院議員選挙に立候補することを表明し、19年7月に行われた同選挙で落選。ネットでは「もし結婚していたら『他に好きな人ができたから別れて』なんてかなり身勝手」「勝間の名前を利用して選挙に出たけど落選したから別れるということでは?」「異性同性関係なく、結婚に向いてない」と批判されている。

編集G 結婚してたらバツがいくつも付いていたかもね。まあ、勝間自身も2度の離婚歴があるし。

しいちゃん 11月10日放送の『マルコポロリ!』(関西テレビ)に東幹久がゲスト出演。結婚に踏み切れない理由について、掃除、洗濯、料理とひと通りこなせる上、神経質だからだと明かしていたよ。東はもう50歳。彼女が家の掃除をしてくれた後も、帰ってから掃除し直したり、洗面台でドライヤーを使って抜けた髪の毛を捨てずに、そのままにしておく女性がダメ、彼女の家に行った時は「掃除しているかな」と浴室の排水溝を見てしまうとか。女性がトイレットペーパーを使ったあとも「切ったあとが稲妻みたいな切り口になっている。ミシン目で切ればいいのに」などと発言していた。

編集G 排水溝チェックとか勘弁してよ。きれい好きなのか育った環境のせいなのか、高橋一生もTOKIOの松岡昌宏もトイレを素手で掃除するっていうし。別に無理に結婚しなくても、我が道を突き進んだほうが幸せなんじゃない? 剛力も失恋にめげずに、我が道を追求してほしいね。