元KAT-TUN田口淳之介、年内謹慎を拒否してスピード復帰したワケとは?

 大麻取締法違反(所持)罪で先月21日に懲役6月、執行猶予2年の有罪判決を受けた元「KAT-TUN」で歌手の田口淳之介が4日、音楽活動の再開を公式サイトで発表した。

 自社レーベルから新曲「Voice」を7日に配信リリース。田口は「困難な状況でも立ち向かう自身の姿を投影する一曲」としている。12月3日には毎年恒例のファンミーティングを都内で開催することも発表した。

 判決からわずか2週間でのスピード復帰は前代未聞。ネット上では「せめて年内は謹慎しろよ」「本当に反省しているのか」と非難の声も上がっているが……。

「中国資本が活動をサポートするという情報もあるが、海外でどれだけブレイクするかは未知数。KAT-TUN時代もそこまでの人気メンバーではありませんでしたからね。逮捕によって文藝春秋から出版予定だったデジタル写真集は白紙となり、違約金を請求されるなど、台所事情は厳しい。スピード復帰は金欠であることを証明する出来事と言えます」(スポーツ紙記者)

 そんな田口を支えているのは、一緒に同法違反で逮捕された元女優の小嶺麗奈。法廷では公開プロポーズまで炸裂し「年内にも結婚予定」(関係者)という。田口ファンは小嶺との結婚に反対派が多いが、田口は持ち前のKYぶりを発揮して、それとは逆行する行動に出ている。

 前出記者は「活動再開しても、小嶺さんと結婚してファンが付いてくるのか」と危惧する。新曲リリースで、ひとり悦に入っている田口だが、現実は厳しそうだ。

竹内涼真に強力援軍!? TBS日曜劇場での初主演作に上野樹里、鈴木亮平がワキ固める

 来年1月期、TBSの看板ドラマ枠・日曜劇場でオンエアされる『テセウスの船』で、竹内涼真がゴールデン・プライム帯の連ドラで初主演することが決まっているが、強力な“援軍”を得ることがわかった。

 同ドラマは警察官の父親が平成元年に犯人として逮捕された殺人事件のナゾを追う青年・田村心(竹内)が、昔の事件現場に向かうと、事件直前の31年前にタイムスリップし、「過去を変える」というタブーに挑もうとする物語。

 その“過去”での父・佐野文吾役に鈴木亮平、母・佐野和子役には榮倉奈々が決定。そして、心の妻・田村由紀役に上野樹里が起用されることが決まったのだ。

 竹内と両親役との実年齢差は鈴木とは10歳、榮倉とは5歳でかなり違和感があるが、あくまでも“過去”での話。上野は実年齢では竹内の7歳上で、姉さん女房となる。

「日曜劇場には硬派のドラマファンがついているので、そういった層を納得させるだけのストーリー、演技力が必要です。また視聴率的には2ケタ突破がノルマであり、若手の竹内では荷が重いのでは? との見方もありました。鈴木は昨年の大河ドラマ『西郷どん』で主役を張って以来、約1年ぶりのドラマ出演になりますから。鈴木に人気があるかどうかは別として、視聴者側に『久しぶりに見たい』との動機付けにはなるでしょうね」(テレビ誌記者)

 そして、なにより竹内を強力にサポートしそうなのが上野の存在なのだという。

「かつての上野は若くして、NHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』の主演に抜擢を受けたこともあり、撮影現場での態度はごう慢で、業界、共演者受けは最悪でした。ところが、結婚して性格も丸くなったようです。なんといっても、確かな演技力と“数字”をもっている点が大きいですね。昨年7月期にヒロイン役で出演した『グッド・ドクター』(フジテレビ系)では、“賞味期限切れ”とも称されていた主演の山崎賢人を支え、“死に枠”といわれていた木10枠で、平均11.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)の高視聴率をアシスト。

 そして、7月期に主演した『監察医 朝顔』(同)は12.6%をマーク。今や上野は“数字が獲れる女優”として業界評がグッと上がっています。『テセウスの船』では、特別出演の形なので、出演シーンが少ないのかもしれませんが、竹内にとっては強力な援軍になるはずです」(スポーツ紙記者)

 “時期尚早”ともいわれていた日曜劇場での竹内での主演だが、豪華脇役陣がキャスティングされたことで、明るい光が見えてきたようだ。

関ジャニ村上信五、『27時間』でアンチが大量発生!? 早くも五輪キャスターの大役に暗雲が

 2日から3日にかけて放送された『27時間テレビ』(フジテレビ系)の平均視聴率が歴代最低を記録。司会を務めた関ジャニ∞の村上信五は、フジテレビの東京五輪中継でメインキャスターを務めるが、関係者の間では、早くもこれを不安視する声が上がっている。

 今年で33回目となったフジテレビ恒例の『27時間テレビ』。今回は「にほんのスポーツは強いっ」をテーマに、スポーツにまつわるクイズ、秘蔵映像の紹介、池上彰が解説する「スポーツとお金」、ラグビー日本代表をはじめとするトップアスリートとのトークなど、スポーツ尽くしの27時間だったが、結果は散々だった。3年ぶりの生放送ということで注目されたが、平均視聴率は5.8%(ビデオリサーチ調べ/関東地区、以下同)で、昨年の7.3%から1.5ポイントもダウン。キー局関係者はいう。

「とにかくグダグダでしたね。爆問の太田光が出演予定でないコーナーに乱入した時は、出演者たちが本気で引いていましたし、ボーリングの10連続ストライク挑戦のコーナーは、1投目での挑戦失敗が連続する始末。せっかくラグビー日本代表を呼んでも、ラグビーに興味の無い芸人に軽く扱われ、ラグビーファンはさぞかし不愉快だったことでしょう。また、それ以前の問題として、2日はラグビーW杯の決勝、フィギュアのGPシリーズがあり、3日も大学駅伝が裏で放送されていましたから、本当にスポーツが好きな人はそちらを見たはずです」(キー局関係者)

 確かに『27時間テレビ』は“ダラダラ感”も魅力の1つで、生放送ならではのアクシデントが番組の人気に一役買ってきたのは事実だが、5.8%という数字はまさに爆死だ。この結果を受けて、関係者の間では、司会の村上の力量を問う声が上がっている。

「村上が『27時間テレビ』で司会を務めるのは今回で3回目でしたが、スポーツをテーマにしたのは、来年の東京五輪を見据えたものでした。フジは今年の8月に、村上を東京五輪のメインキャスターに起用することを発表しており、今回の『27時間テレビ』は、来夏の予行演習プラス村上の顔を覚えてもらおうという狙いだったのです。

 村上は、マツコ・デラックスとコンビを組む『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)が好評で、“あのマツコと渡り合える男”として評価を一気に上げました。しかし、マツコに対して使うような“タメ口”をたけしやさんまを始め、誰にでも使うことに対する拒否感は強く、『村上が司会ならフジの五輪中継は見ない』という声は局にも届いています。五輪キャスターはNHKが嵐、TBSは安住紳一郎ですから、フジテレビ内部には『本当に村上で大丈夫なのか?』というムードが広がっています」(芸能プロダクション関係者)

 ここ数年、不振が続くフジテレビだが、五輪でもコケればダメージは甚大。『月曜から夜ふかし』で、村上の五輪キャスター就任を的中させたマツコは、しきりに「紅白の司会者に」と言い続けているが、果たしてそこまでの器なのか、『27時間テレビ』で黄信号が灯ってしまったようだ。

Hey!Say!JUMP・伊野尾慧、『27時間テレビ』の記憶がない!? 『めざまし』出演者が爆笑したワケ

 Hey! Say! JUMPの伊野尾慧が木曜レギュラーを務める情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)が、11月7日に放送。この日の「伊野尾ピクチャー」は、“ラート”という競技に挑戦する伊野尾のオフショットだった。

 “ラート”とは、2つの大きな輪の中に人間が入り、ぐるぐると回転するドイツ発祥のスポーツ。伊野尾は、今月2~3日にかけて放送された『FNS27時間テレビ にほんのスポーツは強いっ!』(同)内のお天気コーナーで、“ラート”を披露した。“ラート”について、伊野尾は「まー、大変でしたね」と振り返り、「回ることには回れるんですけど、ただただその代償がでかくて。終わった後、めちゃめちゃ目が回ります!」と苦労を告白。さらに、「その後、スタジオに戻ってからの記憶あんまりないです」と当時の状況を説明し、スタジオを爆笑させた。

 また、『めざましテレビ』のメインキャスター・三宅正治アナウンサーが、「今日もやろうよ」と悪ノリすると、伊野尾は「今日はやりません!」と苦笑いしつつ断固拒否。視聴者からは、「記憶にないんだ!?」「簡単そうに見えたけど、やはり大変だったんだね」という、驚きの声が集まっていた。

 その後、放送された「イノ調」では、“進化する”美術館グルメを伊野尾が調査。「自分も作品の一部に」という触れ込みの美術館レストランでは、テーブルの横に設置された額縁型のモニターに、食事をしている自分たちの姿が映し出され、まるで自分たちが絵の中にいるかのように見えるサービスを体感。モニターを見た伊野尾は「作品名で言うとなんだろうな……『親戚のおじさん』」とふざけながらも、新感覚のアートを楽しんでいた。

 続いて、別のテーブルで、伊野尾がランチメニューの食レポをしていると、「上を見て!」とカンペが。伊野尾がゆっくり上を見ると、そこには鏡が。頭上には額縁風の鏡が設置されており、食事風景が映し出されるようになっているとのこと。スマホのインカメラで撮影すると食事中の様子を“アート風”に撮影できるようになっているそう。伊野尾は「今風の芸術作品」と感心し、実際に撮影することに。写真には上目遣いの伊野尾が映っていたが、ロケに同席していたディレクターもバッチリ映り込み、伊野尾は「丸映り」と苦笑い。それでも、珍しいアートに大満足したようだった。

 この日の放送にファンからは、「伊野尾くんの写真を額縁に入れて、家に飾りたい!」「額縁に入った伊野尾くんの写真ほしいな」「伊野尾くんが額縁に入るだけで、美術品に見える!」との声も寄せられていた。
(福田マリ)

「大久保佳代子が、後輩から慕われていない理由」から考える、いま求められる理想の先輩像

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます

<今回の有名人>
「先輩面と言うか、恩着せがましい感じで接しない」オアシズ・大久保佳代子
『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系、10月29日)

 かつて『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で「たいこ持ち芸人」という企画の回があった。たむらけんじによると「ネタを作るより、先輩に気に入られる方が早く売れる」そうで、出演者が、先輩をいかに気持ち良くするかのテクニックを披露していた。これは「仕事のない芸人が、世に出るためのテクニック」と見ることもできるだろう。そういう意味で、売れていない芸人にとって、全ての売れている先輩はありがたい存在と言えるのではないか。

 それでは、自分の力で仕事が来るようになった芸人にとって、どういう先輩が「いい先輩」なのだろうか。10月29日放送『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)で放送された、「後輩にちゃんと慕われている? 相思相愛ウラ取りグランプリ」に、後輩の本音が隠されているように感じた。

 同企画では、まず芸人に、「可愛がっている後輩10人」をランキング形式で挙げてもらう。そこで名前が挙がった後輩たちに、同じく「お世話になっている先輩10人」をランキング形式で発表させる。お互いが1位を指名したら相思相愛で、ベストの関係となる。

 実際にアンケートを取ってみると、「自分は慕われていると思っていたが、後輩はそうでもなかった」という場合が多い。例えば、FUJIWARAの‎藤本敏史は、パンサーの向井慧、ジャングルポケットのおたけが自分を1位に指名すると予想していたが、実際は向井が5位、おたけが4位といった具合だ。

◎実はそれほど後輩に慕われていなかった大久保佳代子

 今回はオアシズ・大久保佳代子がオンナ芸人として初めてこの企画に挑戦し、森三中・黒沢かずことたんぽぽ・川村エミコが「自分を1位にする」と予想する。大久保いわく、黒沢は、自身の相方・光浦靖子とも親しいが、週に一度、大久保に電話をかけてきて食事をしているという。一方、川村とも、『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)で共演してから、収録終わりに毎回飲みに行く関係になったとのこと。

 しかし、フタを開けてみると、黒沢は「お世話になっている先輩1位」に光浦を、川村は森三中・大島美幸を挙げる。

 黒沢は、光浦を選んだ理由について、「悩んでるときに、ずっと最後まで話を聞いてくれる」「私たちがお仕事をいただけるレールを作ってくれた」と説明。川村は、大島を選んだ理由について、「私の顔色も察してくれて『何かあったの?』と聞いてくださいます」「お仕事でもロケでも尊敬しています」と述べた。

 黒沢、川村の意見を見るに、後輩は先輩に「自分の話を聞いてほしい」「先輩に気づいてほしい」という包容力のようなものを期待しているのではないか。大久保は後輩と接するときに「先輩面というか、恩着せがましい感じで接しない」「私だって話を聞いている」と言っていたが、その姿勢が後輩たちにとって満足いかなければ、意味はないだろう。

◎失恋したいとうあさこを突き放したことも……

 「話を聞く」と言えば2017年、大久保とともに『中居の神センス塩センス!!』(フジテレビ系)に出演したいとうあさこが、こんなエピソードを披露していた。

 大失恋した大久保は、2日に一度のペースで、大親友である後輩・あさこ宅に泊まり、あさこも大久保用のパジャマを用意して、朝まで話を聞くなど親身になっていたそうだ。しかし、あさこが失恋をしたとき、大久保は「用事がある」とあさこを突き放したという。大久保は「同じ話を延々と。辛気臭い」と、その理由を語っていた。

 現実的に考えれば、失恋後にいろいろ考えたところで、どうにもならない。そんなのは本人もわかっているだろう。けれど、その一方で、心の整理のためにうじうじ考える時間を欲し、誰かに話を聞いてほしいと思うことはあるはず。それを親しい先輩が、「辛気臭い」と切って捨てるのはいかがなものか。特に大久保の場合、自分の失恋の際に、あさこに付き合ってもらったという“借り”があるのだから、聞いてあげるべきなのではないだろうか。

 悩みというのは、明確な正解があるとは限らないもの。しかも、悩んでいる人が誰かに意見を求めたとしても、結局のところそれを聞き入れず、自分の思った通りにするというのは、よくある話である。となると、悩みは「聞いてもらう」ことに意味があり、聞き手は、「いかに気持ちよく聞いてあげる」かが問われるのではないだろうか。特に後輩が先輩に相談する場合、力関係に差があるので、先輩が聞きたくなさそうなそぶりを見せたら、後輩は気を使って無理に話を終わらせるしかないだろう。後輩に対して「先輩面をしない」といくら大久保が思っても、歴然とした上下関係がある以上、後輩にその姿勢は伝わらないのではないか。

 『ロンドンハーツ』で、意外にも「お世話になっている先輩第1位」という声が多数集まったのは、有吉弘行だった。後輩いわく、有吉は後輩の出演する番組を見ていて、しかも褒めてくれるそうだ。有吉は「俺は後輩の話を聞いて、ずっとウケているだけ」と言っていたが、今の時代に慕われる先輩というのは、頻繁に会ったり、高い食事をご馳走するのではなく、自分の意見は言わずに、ひたすら後輩の言うことや仕事ぶりを、受け止めてあげる人なのかもしれない。

仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。

障害者が生きることに説得力なんていらない

「どうして、みんな、もっと怒らないの?」

 晩年の横田弘さん(よこた・ひろし)は、よくそう呟いていたという。

 横田弘さんは脳性まひ者の運動団体「青い芝の会」神奈川県連合会に所属した運動家。70年代の障害者運動を牽引したひとりとして知られる。バスジャックや座り込みも行った一連の運動は、今までの障害者像を覆すパワフルなものだった。

 今年の8月に刊行された、荒井裕樹さんの新刊『どうして、もっと怒らないの? 生きづらい「いま」を生き延びる術は 障害者運動が教えてくれる』(現代書館)は、そんな横田弘さんや障害者運動をめぐる対談集だ。著者であり、障害者文化論を専門とする荒井裕樹さんに話を聞いた。

荒井裕樹(あらい・ゆうき)
2009年、東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学) 。日本学術振興会特別研究員、 東京大学大学院人文社会系研究科特任研究員を経て、 現在は二松学舎大学文学部准教授。東京精神科病院協会「 心のアート展」実行委員会特別委員。専門は障害者文化論。著書『 隔離の文学』(書肆アルス)、『生きていく絵』(亜紀書房)、『 差別されてる自覚はあるか』(現代書館)。

多くの人が生きづらい
――まずは「青い芝の会」について教えてください。

荒井 簡単に説明すると、1957年に結成された脳性まひ者による運動団体です。その中でも、横田弘さんが所属した「青い芝の会神奈川県連合会」は激しい抗議運動で知られています。

車いすの乗車拒否を繰り返していた路線バスへの抗議行動(「川崎バス闘争」)、公立病院で出生前診断を行うことへの反対活動や養護学校義務化への抗議など、70年代から力強い運動を展開してきました。

――なぜいま「青い芝の会」の運動に注目しているのでしょうか。

荒井 2010年代後半になると、半世紀も前に「青い芝の会」が批判してきたことが社会の中で次々と現れはじめました。例えば格安航空会社のバニラ・エアで車いす利用者に対する搭乗拒否が起きた際には「川崎バス闘争」が参照されましたし、相模原殺傷事件が起きたあとには横田さんの著作『障害者殺しの思想』が注目されました。SNSを中心に「青い芝の会」のメッセージに共感する人たちも出てきた。

 当時、障害者が生きていくための社会資源はほとんどありませんでした。そんな状況の中で戦ってきた人たちの言葉が、閉塞する現代社会のなかで「障害者」と言われない人にも響いている。障害のあるなしに関わらず、多くの人が彼らの抱えた生きづらさに直面しているのではないか。だからこそ、半世紀前の障害者運動を学ぶことで、今の生きづらさをサバイバルする知恵が見えてくるのではないか。それが本書に通底しているテーマです。

マジョリティ―と大きな主語
――本の中では、九龍ジョーさん、尾上浩二さん、川口有美子さん、原一男さんと小林佐智子さん、中島岳志さんと対談をされていますが、基本的には2016年の相模原事件以後に収録されたものが中心ですよね。

荒井 第2章の尾上浩二さん(DPI日本会議)の対談だけ、事件前の2014年収録です。尾上さんは脳性マヒの当事者で、大学時代に「青い芝の会」に入り、それから障害者運動の第一線で活躍されてきた方です。相模原で起きたような大きな事件があると、フェーズが変わってしまうようなことがありますが、尾上さんの話は古くならないと思いました。

――尾上さんとの対談で特に興味深かったのは、横田さんの時代と比べて「障害」の意味が変化してきたという指摘です。

荒井 かつて「障害」は「生きづらさの象徴」でしたが、今は「障害」に「生きやすさのカケラ」のような意味が含まれはじめていると感じています。「障害」とカテゴライズしてもらったほうが、自分でも説明できない自分の「生きづらさ」を説明できる。また、相手を「障害」とカテゴライズした方が接し方の方向性が見えてくる、といった具合です。

 それは同時に、世の中に余裕がなくなっていることも意味しています。尾上さんは“かつての障害者が置かれていた「除外」のような状態が、社会全体に蔓延してきた”とおっしゃっていました。そうした状況で「青い芝の会」の運動に共感する人が増えてきた。

 その一方で、「障害」とカテゴライズされた人に対する一定の配慮を、「ズルい」と考える風潮も強まっています。

――最近は「みんながマイノリティなんだ」「みんな当事者なんだ」というようなことが言われたりもしますよね。

荒井 みんなそれぞれ「弱者」としての側面を抱えているのは、事実だと思います。ぼくも閉所恐怖症なので、バスに乗れないし、急行電車に乗れない。でも、マジョリティとかマイノリティって、社会からの疎外度合いのことだと思うんです。

 例えば、ぼくは携帯電話やアパートの契約をしたり、役所で手続きしたり、電車に乗ったりするのにあまり苦労しません。でも、これは別にぼくが偉いわけではなく、「社会がその層に合わせて制度設計した人たち」に、たまたまぼくがいるからだと思います。でも、いまの社会のあり方を考えると、いつ、その「層」からはじかれるかなんてわかりません。

 マイノリティは、こうしたことひとつひとつに苦労を強いられます。身体障害者なら街の物理的な制度設計からも疎外されているので、朝起きて、駅に行って電車に乗るだけでも大変です。多くの人が意識せずにできていることに、実はひとつひとつ苦労しないといけない人たちがいるわけです。

 でも近年は、これまでマジョリティだった層も社会から疎外されてきたためか、乱暴な言辞を弄して「マジョリティの側にいようとする」ような感覚が溢れてきたように思います。川崎区の殺傷事件の時、犯人に対して「一人で死ね」と言う言葉がでたり、。特定の人たちの医療費を削減しろとかいう言葉がでたりする。誰かに生きる価値がある/価値がないのを、自分で裁ける立場にいるかのように発言は恐ろしいです。人間の尊厳とか人権の概念とかを全部すっ飛ばして「世界の設計図」を自分で描きたがるような発言は、だいたい「主語」が大きいですね。「国家」とか「社会」といったものと平気で同一化できる。そうした感覚がマイノリティへの排他的な言動と結びついて、ますます強固になっている。

立ち止まれる人/立ち止まれない人
荒井 ぼくはもともと大学院で近代文学を専攻していたのですが、ひょんなことから横田弘さんや、花田春兆さんといった脳性まひの運動家に出会いました。自分の中に無自覚なマジョリティ感覚があることを、横田さんにも花田さんにもずいぶん指摘されました。ぼくは脳性まひ運動家のところに「留学」したようなものだと思っています。

――「留学」する中で、気がついたことはありますか?

荒井 「スピード感覚」が全然違うことです。例えば車いすの人と街を歩くと、よく立ち止まることになります。段差があるから通れない、エレベータが混んでいるから乗れない。そんなふうに、ひとつひとつ「立ち止まる」。そして「立ち止まらないと見えてこない社会」がありました。

 今回、れいわ新選組から、重度身体障害者である舩後靖彦さん、木村英子さんが当選しました。これから、国会が一つ一つ「立ち止まる」ことになると思います。「賛成の諸君の起立を求める」というけど、車いすの人はどうするのか? 人口呼吸器がついているけど、ネクタイをしないとダメなのか? 

――当たり前が問い直されて、異文化交流のようなことが起こるわけですね。

荒井 異文化交流って、違和感を抱えながら慣れていくことだと思います。

 この社会には「立ち止まれない人」がたくさんいます。実はぼくも「立ち止まれない人」です。車いすを押すのと同じように、幼い子どもと歩いていても、よく立ち止まります。でも、ぼくは子どもよりも先を歩いてしまって、子どものペースに合わせられない。どこかで「自分一人だったらもっとテキパキできるのに」と思ってしまう自分がいます。「自分基準」と「社会基準」みたいなものが一致していて、「みんなこっちに合わせろよ」みたいな感覚がある。

 第三章の川口有美子さんとの対談で、ぼくは育児について“なにがしんどいかというと、「なにもしない時間が」きつい”と発言しています。無意識のうちに仕事や研究を「なにか意味のある時間」で、育児やケアは「なにもしない時間」だと捉えていた。育児にはやらなければいけないことが膨大にあり、ケアの大切さも知っているはずなのにです。反省しました。

 ぼくは、この社会のマジョリティで、「男性」であることにも違和感なく生きてこられた。より多く早く効率的に仕事をするとか、業績を上げるとか、無意識にそうしたことに重きを置きながら生きてきた。ぼくにそうした感覚があることを「留学先」でずいぶんたしなめられたり、叱られたりしてきたけど、それまでに降り積もってきた感覚ってなかなか抜けないんですよ。

 そういう感覚が抜けない自分がしんどいんですが、自分をしんどいと思いつめてしまうのもしんどいので、最近は、そうやって生きてきた自分がいることを否定し過ぎなくてもいいんじゃないか、と。そんな聖人君子じゃないんだし。そんなふうに、最近ようやく「折り合い」をつけられるようになってきました。慣れてきたのかもしれません。

――「慣れ」というのは興味深い言葉ですね。第1章の九龍ジョーさんとの対談では、“(横田さんたちが)自分の身体を人目にさらすことで、「障害者が街にいる」という既成事実をつくっていった”という話が出てきます。

荒井 1972年の映画『さようならCP』(原一男監督)を見ると、横田さんが電車に乗るだけで、車両の空気が凍っています。でも今は、車いすの人が電車に乗ってきても、空気が凍ることはほとんどありません。横田さんたちが、何十年もかけて、街に障害者のいる生活感覚を切り開いてきたのだと思います。街の方が慣れてきた。街が優しくなったわけではないと思います。

――「優しさ」ではない。横田さんは、行政交渉の場で「権利」という言葉を使ったこともないんですよね。

荒井 横田さんは「生きることは権利でさえない」と言っていました。権利以前の当たり前のことなのだと。生存権や天賦人権の概念はとても大切です。

 でも、尾上浩二さんもおっしゃっていますが、横田さんが訴えたのは「わざわざ社会思想的な理屈をもってこなければ、我々は生きてちゃいけないのか、という問い」だったんだろうと思います。確かに、普段みんなそんなに難しいこと言わずに生きているのに、ある特定の人たちだけが「生きること」に対して「裏付け」や「説得力」を求められるのであれば、それは差別ですよね。

『どうして、もっと怒らないの? 生きづらい「いま」を生き延びる術は 障害者運動が教えてくれる』(現代書館)
障害者運動とストーリーテラー
――横田弘さんや「青い芝の会」の思想はすごくラディカルで、今の時代を生きる私たちが学べることはたくさんありますね。

荒井 でも、、同時にぼくたちは「前進」しているのか考えないといけません。ジェンダーについての本を読むと、10年前、20年前の文章では「以前はこんな感じだったな」と感じるものがあります。でも「青い芝の会」の本は、いま読んでも、いまだに「ラディカル」です。

 72年の映画『さようならCP』には横田さんが、詩を読むパフォーマンスを街頭で行い、警察に止められるシーンがあるのですが、そこで警察は「責任者は誰?」と何度も映画の撮影隊に聞きます。パフォーマンスをした横田さん本人を責任者だと認めない。障害者には主体がないと思われていたからです。

 国会議員になった重度障害者のふたりに対して、「障害者には何もできない」「政治利用だ」という声が挙がりました。いまだに「何もできない」という認識なのか。おふたりとも、医療制度や福祉制度の「使い勝手の悪さ」に関しては厚生労働省の官僚よりも詳しいでしょうし、地方自治体での交渉から国会でのロビー活動などを粘り強く行ってきた実績があります。

――百戦錬磨なんですね。

荒井 それなのに、いまだに障害者には主体がないと思われています。横田さんが路上パフォーマンスした時から、どれだけ前進しているのか。

――確かに、フェミニズムの領域には、「セクシュアルハラスメント」をはじめとして、様々な言葉が蓄積されています。

荒井 そう考えると、障害者差別があったときにみんなどんな言葉で闘うんでしょうか。相模原事件のあと、「同じ人間なのに」という言葉が出てきました。確かにそうなのですが、「青い芝の会」の結成メンバーである高山久子さんが、1956年に「小児麻痺患者も人間です」と書いた時と変わっていません。「優生思想」という言葉を障害者差別批判の文脈で使ったのも、横田さん達です。それから約半世紀、私たちはまだ同じ言葉を使っています。

 でも勘違いしてほしくないのは、そうした言葉を考える責任は、障害者の側ではなく、社会の側にあることです。

――社会の側ですか。

荒井 はい。日本の障害者運動の大きな問題は、運動の理念や哲学を語り広める「ストーリーテラー」がいなかったことです。例えば、本屋に行って伝記のコーナーを見ても、戦国武将や政治家、文化人、実業家はいるけれど、草の根の社会運動家がほとんどいません。草の根の社会運動に尽力した人たちは、「偉人」ではなく「奇人」として扱われて、運動も「社会全体」の問題ではなく「一部の人」の問題として受け止められてしまう。

 でも被爆者の運動や水俣病の患者運動、反基地運動、女性運動など、草の根の運動は続いてきて、社会を変えてきました。そして、障害者運動は、哲学的にも思想的にも面白い言葉を生み出してきました。「生きていることが労働だ」とか「迷惑をかける義務がある」とか。

――本の中では、声に出して読みたい名言がたくさんあって、“初鴉「生きるに遠慮がいるものか」(花田春兆)”とか、“男たちは、障害者運動に夢とロマンをかけ、女たちは、日々の生活をかけた。(内田みどり)”とか、痺れました。

荒井 ですが、実際に運動している人たちは、運動の哲学も、面白い言葉も、一般に広めることは難しい。そんな余裕がないからです。そうこうしているうちに資料はどんどん散逸していく。そういったものを語り継ぎ、一般の人たちにわかりやすく伝えていくストーリーテラーを障害者運動の中から出せ、というのは酷なことだと思う。

 「横田さんの車いすを押す人がいるように、ぼくは筆で横田さんと関わりたいです」とご本人にお伝えしたことがあります。障害者運動のことが心に響いた人であれば、そのことを草の根的に語り継いでいくべきだと思います。ぼくは人生のめぐり逢いの中で、花田さんと横田さんと知り合って、心を動かされた。だから、そこで教わったことを書き継ぐ。それは問題提起を受け止めた側の一つの関わり合いだと思います。

共生のための「怒り」
――最後に、タイトルの『どうして、もっと怒らないの?』は、晩年の横田さんの口癖だったようですが、どのような思いが込められている言葉なのでしょうか。

荒井 横田さんは「障害者差別に対して史上最も熱く怒った人物」だと思っています。「怒り」の感情は一般的には嫌われますが、横田さんのような障害者にとって、最後に残された自己表現は「怒り」でした。「怒りでしか守れないもの」を訴えたのが、70年代の障害者運動だったとぼくは捉えています。

 怒りと憎悪は違うものです。横田さんは共生のために怒りました。ともに生きていくためのルールをつくったり、それをされてしまうと自分は生きていけないから抗議したりするものが怒り。憎悪には葛藤がなく、相手の存在を拒絶し排除します。

 ウーマンリブの運動家・田中美津さんも「他人の痛みじゃ戦えない」と言っていています。これ、裏返せば「自分の痛みを見つめろ」ということです。自分が何者なのかを内省的に見つめていけば、怒らないといけないところが見えてくる。差別にあって、馬鹿にされて苦しい思いをしているのであれば、その思いをかみしめるうちに、世の中のでこぼこが見えてくる。制度や政策の黙っておれない点も見えてくる。自分を見つめたうえでの「怒り」をぼくは支持したいと思っています。

(取材・構成/山本ぽてと)

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TOKIO・松岡昌宏が猛抗議! AIに「似ている有名人」と判定された意外な人物とは?

 TOKIOの冠番組『TOKIOカケル』(フジテレビ系)が、11月6日に放送。この日のゲストは3年ぶり4回目の登場となる俳優・鈴木亮平で、9月に入籍した城島茂の結婚祝いを兼ねて、鈴木の行きつけのイタリアンレストランでロケを行うことに。鈴木のおすすめ料理を楽しみながら、トークを展開していくのだが、イカスミのパスタの味に感動した国分太一から「城島さんのおかげだよ。結婚してくれたから食べられる」と、感謝の言葉が述べられた。

 その後、国分が鈴木に「似ている人、増えた?」という質問を投げかける一幕が。というのも、国分いわく過去に鈴木がゲスト出演した際、「似ている有名人は誰」というやりとりで盛り上がったといい、当時の放送で、鈴木はお笑いコンビ・ずんの飯尾和樹、国分が女優・古村比呂、松岡昌宏がドイツの体操選手、マゼル・ニューエンに似ているという話題になったそう。そこで、今回は「AI(人工知能)が似ている有名人を判定するソフト」を用いて、鈴木とTOKIOがそれぞれ“誰”に“何%”似ているかを診断することになった。

 まず、国分は85%の一致度でフリーアナウンサー・羽鳥慎一という結果に。これには一同も「似てる!」と納得といった雰囲気で、国分は「仲の良さも85%くらい。ご飯を食べに行ったりする」とまんざらではなさそうな様子を見せていた。また、長瀬智也は俳優・青木崇高と“似てる度80%”と診断が下され、「80%くらい仲良くなりたい」と青木にラブコールを送った。

 そして、最も高い数字を叩き出したのが城島。兄弟デュオ・狩人の兄・加藤久仁彦と弟・高道の2人に似ているという結果が出たといい、兄と弟ともに“似てる度”は驚きの95%だった。城島が「一回、『THE夜もヒッパレ』(日本テレビ系)で3人並んじゃったことがあって、3兄弟みたいだった」と明かし、一同は爆笑。長瀬からは「ほぼ一緒だな!」という声が飛び出し、国分はしみじみと、「狩人だったんだね、リーダーは……」と話していた。

 その後、松岡は75%の“似てる度”で、女優・小雪という結果になり、長瀬が「わからなくもないかな?」とうなずくものの、松岡本人は「言われたことないよ! 小雪さん!?」と驚きを隠せない様子で、「(ほかに似ている芸能人は)もっといない!?」と猛抗議。松岡と同様の疑問を抱いた番組スタッフが、あらためて似ている有名人を探したところ、フランスの元フィギュアスケート選手、フローラン・アモディオを見つけたという。写真を確認し、これには松岡も納得したようで、「結局外国の方なんだね」と漏らす。国分は「体操選手(マゼル・ニューエン)もそうだけど、みんな髪形も一緒なんだね」とツッコむと、松岡は「この系統の顔はこの髪形するのよ、DNAで」とドヤ顔で語った。

 この日の放送に視聴者からは「みんな微妙に似ていて面白かった!」「リーダーと狩人で、なにかしらのコラボをしてほしい!」「松岡くんに似ている外国人を、シリーズとして見てみたい」という声が集まった。
(福田マリ)

Kis-My-Ft2・二階堂高嗣がハロウィン猛烈批判! 千賀健永は「やりたい」と仮装を希望!?

 11月6日深夜放送のラジオ『Kis-My-Ft2 キスマイRadio』(文化放送)に、Kis-My-Ft2・二階堂高嗣と千賀健永が登場。毎年のハロウィン騒動に苦言を呈する場面があった。

 ハロウィン当日は「お仕事だった」という二階堂だが、そもそもハロウィンにはまったく興味がない様子。また、毎年のように問題視されているハロウィン騒動についても「今年のハロウィンも何人も捕まったじゃん。あれなんでなの? ものすごい呼びかけしてたじゃん」と、東京・渋谷で路上飲酒が禁止になった条例や、警察の警備について触れる。

 その後、仮装衣装について話題が及ぶと、千賀は車での移動中に、「パンツにカメラだけ持ってる人を見かけたのよ。普通に明治通り沿いをそれで歩いてて」と発言。俳優・山田孝之がAV監督・村西とおる氏を演じて話題を呼んだ『全裸監督』(Netflix)の仮装をする人を見かけ、「びっくりして! 『えっ!?』って思って」とかなり驚いたそう。続けて「ちょっと、あらためた方がいいよね。モラルの中で楽しもうよって話だよね」と、過度な“露出”や行きすぎた仮装に疑問を投げかけていた。

 さらに2人のハロウィン批判は過熱。二階堂は「周りがさ、騒いでるからさ一緒に騒いで『なんでもありだ』みたいなさ。なんでそういうことするの!?」と語り、千賀からも「誰かに迷惑がかかるとか、そういうことまで考えられてないからだと思う」と厳しいコメントが飛び出す。そして、二階堂は、最近のハロウィンの楽しみ方が間違っているとした上で、「ちゃんと遊べば? ちゃんと楽しめばいいのに」と、ルールにのっとって行事に参加してほしいと訴えた。

 そんな中、千賀は「地味ハロウィンって知ってる?」と二階堂に質問。“地味ハロウィン”とは、派手な仮装をするのではなく、「身近にいる人」や、「見たことがなくても“なんとなく”わかる人々をまねる」といった催しで、Twitterなどネット上を中心に話題になっている。そんな“地味ハロウィン”を「知らない」という二階堂に対し、「最近面白いのよ」と切り出す千賀。「仮装するものが地味」「例えば“初めて台湾に来た日本人観光客”とか。ちょっと地味な『なんとなくわかるでしょ?』みたいな」と解説し、「ちょっと見て?」と、恐らく“地味ハロウィン”の仮装をした画像を二階堂に見せ、説明する。千賀が「宝塚音楽学校の合格発表を見にきた生徒の親」の仮装をした写真を見せたところ、これには二階堂も「おぉ~! わかる!! なんとなくわかる。それ面白い! すげー」と反応し、好印象を受けた様子。

 千賀は実際に、「地味ハロウィンを今年やりたいな~ってちょっと思ってたんだけど。タイミングが合わなくてできなかった」と、時間があれば自身も挑戦するつもりだったようで、「こんなハロウィンもありますよ」と、ルールを守りながら楽しむ方法を提案した。

 そして最後に二階堂から、「ちゃんとルールを守って楽しんで」「嫌なニュースは見たくないから」と念押しの注意が。千賀からも「来年もありますから。みんなが平和に楽しめるようなね」と、来年こそは逮捕者を出すことなく、誰にも迷惑をかけずに楽しんでほしいと呼びかけるのだった。

 この放送に、ネット上からは「ハロウィン、みんなが平和に楽しめるように、モラルは守ろうと訴えるニカ千。さすが、根は真面目なキスマイだね!」「地味ハロウィンの方が数千倍楽しそう」「ハメ外す若者にキレるニカちゃんに同感!」「千ちゃん、地味ハロウィンを知ってるんだ! Twitterよく見てるだけあるね(笑)」などの声が集まっていた。
(華山いの)

なにわ男子・高橋恭平、「生粋の天才肌」と意外な才能が開化!? 大西流星が感心したワケ

  
 関西地方で放送されている夕方の報道・情報番組『キャスト』(朝日放送)に、水曜レギュラーとして出演中の関西ジャニーズJr.内ユニット「なにわ男子」。メンバー7人の中から週替わりで2人がロケに出て、関西のさまざまな仕事に体当たりでチャレンジするコーナー「なにわの仕事を学びまSHOW」を担当している。

 11月6日放送では、高橋恭平と大西流星が「アナウンサー」のお仕事に挑戦。ニュースキャスターを務めるジャニーズ事務所の先輩も多いということで、「前々から気になっていた」と張り切る大西。この日は、スタジオでニュースの原稿読みに挑戦するとのことで、2人は緊張した面持ちだった。

 まず、2人が訪れたのは、朝日放送の報道フロア。お昼のニュース前とあって、独特の緊張感に包まれた雰囲気に、大西は「緊迫してる……」とぽつり。本番直前まで入念に原稿を読み合わせているアナウンサーを目の当たりにし、声がかけられない様子だった。その後、ニューススタジオに移動すると、興奮した高橋は、実際にアナウンサーが座るイスに着く。目の前のモニターに高橋が映し出されると、大西は「すげーすげー」と感動するものの、高橋からは「カメラどれっすか?」と天然発言が。カメラの位置や、「プロンプター」というアナウンサーの手元の原稿が映し出しされる機材なども紹介され、“テレビの裏側の世界”に終始テンションが上がる2人だった。

 続いて2人は、現役アナウンサーによる「アナウンサー教室」で、言葉の伝え方や基礎を学ぶことに。まずは、大西が消費税増税に伴う運賃の値上げ、駅名変更の内容が書かれたニュースの原稿読みに挑戦。しっかり者の大西はさすがにソツなくこなし、一通り読み終えると、それを聞いた高橋は「まじで? (運賃が)10円引き上げられたん!?」と、大西のアナウンス力ではなく原稿内容に反応していた。これにはVTRを見ていたスタジオのレギュラー陣も大爆笑。その後、高橋も大西と同様の原稿読みに挑戦したものの、「8%」を「はちぱーせんと」ではなく「はちぱー」と発音したり、「駅名看板の」を「駅名かん、看板……ね!」とつっかえるなどして、大西は終始心配そう。なんとか最後まで読み切った高橋だったが、原稿とは一切関係ない「イエイ」という声を上げたため、大西からは「入ってんねんそれ! そこまでが! ニュースに!」とツッコまれてしまった。しかし、講師役のアナウンサーからは「2人ともニュースを読むハートがあるからすごくいい」と、伝えようとする気持ちを評価される。

 次に、アクセントを学ぶことになるが、「橋」と「箸」、「釜」と「鎌」などのアクセントの違いに、2人とも悪戦苦闘。また、「垣があるから 柿か牡蠣か分からない」という例文で、大西は「全部一緒!」と頭を抱えていたものの、高橋は身ぶり手ぶりのアクション付きで練習を重ねる。アナウンサーが「今の何!?」と尋ねると、高橋は「柿は上に実っているじゃないですか? 牡蠣は下から採ってくるじゃないですか?」という理論を用い、「柿」と言うときは手を上に、「牡蠣」と言うときには下にするといった振り付けで、アクセントを覚えたとのこと。これにはアナウンサーも「すごく勉強になりました!」と感心した様子だった。その後、高橋による独自の方法で、アクセントを順調に習得していった2人は、次に発音を学ぶために早口言葉に挑戦。ここでも高橋が意外な才能を発揮することに。難しい早口言葉を3回目にしてかまずに言えるようになり、大西は「ちゃんと自分のものにするん早いな」と感心。それから、2時間みっちり練習した2人は、スタジオでニュースの生読みを行い、かむことなくしっかり読むことに成功。レギュラー陣からも「上手! ちゃんと目線が前を向いていた!」と2人の成長ぶりに拍手が送られた。

 この日の放送について、ファンからは「恭平くん、覚え方が独特だけど習得するのが早い! 天才」「流星くんは真面目で努力家!」「恭平くんは生粋の天才肌なの?(笑)」といった感想が寄せられた。
(アズマミサト)

田代まさし、5度目の薬物逮捕の背景? 「芸能活動の本格化」と「プレッシャー」

 田代まさしが11月6日、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された。田代が薬物事件で逮捕されるのは5度目となり、ここ最近、芸能活動を本格的に再開させつつあっただけに、ネット上では「残念」との声が飛び交っているが、業界関係者は「このタイミングでの逮捕は、9年前の状況と似ている」と話す。

「報道によると、田代は今年8月に宮城県塩釜市内の宿泊施設で覚せい剤を所持した疑いで捜査されていたとのこと。そして今月6日、田代の都内自宅マンション敷地内で職務質問したところ、覚せい剤を所持していたため、現行犯逮捕となったようです」(芸能記者)

 田代は2000年に女性の下着を盗撮しようとしたとして、東京都迷惑防止条例違反で書類送検されたことにより、芸能活動を一時休止。この時、志村けんなどの働きかけによって01年夏頃には復帰したが、同年12月、近所の男性宅風呂を覗いた軽犯罪法違反容疑と、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された。これによって志村とは絶縁状態となり、以降、田代は04~10年までにも3度、薬物関係で逮捕され、懲役も受けている。

「14年に仮釈放された田代は、その後、民間施設『ダルク』で薬物依存リハビリプログラムを受け始め、自身もスタッフとして、講演会などに登壇するようになりました。また、今年7月に『バリバラ』(NHK Eテレ)、また8月に『NEWSな2人』(TBS系)と、地上波のトーク番組に出演し、6月にはYouTubeチャンネルも開設。芸能活動での収入も、少なからず得られるようになっていたのですが、またしても同じ過ちを繰り返してしまいました」(テレビ局関係者)

 しかし、このタイミングでの逮捕は、「今にして思えば、予想できたことだったかもしれない」(同)との声も。

「04年に2度目の逮捕をされた田代は、刑期を経て、08年頃から、ネット番組や雑誌連載などの芸能活動を再開し、09年には、絶縁状態になっていた志村とも“再会”を果たしました。しかしその直後の10年に、麻薬及び向精神薬取締法違反容疑、また覚せい剤取締法違反容疑で逮捕。要するに、前回も今回も、芸能活動が活発になってきたタイミングで、再び薬物に手を染めてしまったわけです。ちなみに、田代本人は16年の情報番組『グッド!モーニング』(テレビ朝日系)の取材に対し、再犯の一因として“プレッシャー”を挙げていました。つまり、薬物依存から立ち直って芸能界に戻ろうとすると、そのプレッシャーからまた薬物に頼ってしまう……ということなのかもしれません」(同)

 薬物依存から抜け出すのは、それだけ大変ということだが、田代は今後の取り調べで何を語るのだろうか。